25日(現地時間)にネパール中部で発生した大地震の被災者支援の輪がスターたちの間に広がっている。死者が2,000人を超え、余震が続く惨状に、ネパール出身のファッション・デザイナー、プラバル・グルンは直ちに寄付サイト「Crowdrise.com」上で自身が立ち上げた支援団体「Shikshya Foundation Nepal’s relief fund」のページを作り、義援金を募っている。これにデミ・ムーアやジェームズ・フランコ、セス・ローゲンらがいち早く賛同し、Twitterのアカウントで情報を拡散させている。ほかにもヘイリー・スタインフェルド、オリヴィア・ワイルド、ミシェル・モナハンなどもプラバルのサイトを紹介し、26日夜(日本時間)には95,000ドル(約1,130万円)を超える義援金が寄付されている。また、「ワン・ダイレクション」、ゾーイ・サルダナ、ノーマン・リーダス、ピンクといったセレブたちも「Save the Children UK」や「UNICEF」など様々な団体を通しての寄付を呼びかけている。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月27日ミサワホームとKDDIは4月22日、住宅に設置する被災度判定計「GAINET」を発表した。震度計で地震を計測し、建物とその地盤が地震でどの程度被害を受けたかの被災度を判定する機能を搭載した。判定されたデータはKDDIのLTE回線でサーバーに転送され、ミサワホームがいち早く被災状況を把握できるようになる。ミサワホームの新築住宅向けのオプションとしてすでに提供が開始されている。GAINETは、ギリシア語の「ガイア(GAIA)」と「ネットワーク(Network)」を組み合わせた造語で、震度を計測する「計測部」を住宅の基礎のほぼ中央付近に設置。計測部には震度を計測して被害を推定し、それを有線で接続されたディスプレイ搭載の「表示部」に送り、警告音とともに震度や建物・地盤の被害状況を表示する仕組みだ。被災状況の推定は、計測された震度と建物の構造データをベースにさまざまな計算を行って算出する。基本的には「その震度ではどの程度建物が揺れるか」を推定し、ランク1からランク5までランク付けする。ランク1~2は「おおむね安全」、ランク3は「安全だが被害が出ている」、ランク4は「多少危険性がある」、ランク5は「すぐに待避」という被災度となる。地盤は、計測部の角度センサーで傾きを計測し、こちらは3段階のランクで被災度を判定する。建物の直下に計測部があるため、直下型地震でもP波を感知してS波の到達前に警告を発することができるという点もメリットとなる。また、一般的に示される震度は特定の広いエリア全体の震度であり、ピンポイントの震度は示せない。それに対して、地盤など、個々の住宅の状況に応じた震度が分かり、そこから被災状況を推定するため、より正確に被害が割り出せるとしている。データはLTE回線経由でミサワホームのサーバーに送信される。これによって全国の建物ごとの被災度が把握でき、建物の被災度に応じてサポートも提供できるようになる。東日本大震災では、被災した同社の住宅で倒壊はなかったものの、津波によって6,000棟以上が影響を受け、177棟が流出したというが、被災地の状況がなかなか把握できなかった。今回のGAINETを導入することで、建物ごとの被災状況がすぐさま分かるため、早期の復旧に繋げられるとしている。KDDIは、ミサワホームに回線とサーバーを提供するとともに、機器の開発も行った。LTEは常時接続で地震時に早期にデータを送信できるという点で、今回のサービスには必要不可欠で、LTEのカバーエリアが広いKDDIを採用したという。現在はミサワホームの新築住宅のオプションとしての提供で、工事費込みの標準価格は13万3000円。料金には5年分のサービス利用料・通信料も含まれており、それ以降は月額数百円程度の料金を見込む。自社物件であれば構造計算のデータがあるため、まずは新築物件を対象とするが、今後は既存の同社住宅や他社住宅にも提供を検討していくという。ネットワーク経由でデータの更新やアップデートも可能なため、今後必要に応じて機能を拡張したい考え。スマートフォン経由で確認できるようにもなる予定で、さらに震災時の被害予測サービスなど、データを活用したサービスをさらに拡大していく考えだ。
2015年04月23日NTTドコモ関西支社は、南海トラフ巨大地震での津波による想定被災エリアにおいて、基地局の基盤を強化し有事の際も通信を確保する災害対策を20日に完了したと発表した。これにより、想定被災エリアで通信を利用しているユーザーのうち約96%の通信を確保できるという。同社は南海トラフ巨大地震の対策として、「伝送路の二重化」、「通信補助電源の長時間化」、「遠隔からのエリアコントロール」3つを実施。直接的な被害を受けないと想定される、大阪府5局、兵庫県16局、和歌山県14局の基地局の基盤を強化した。「伝送路の二重化」では、津波などで有線の伝送路が遮断してしまった場合でも、無線で2重化しておくことで通信を確保する。「通信補助電源の長時間化」は、電力共有が途絶え通信が確保できない場合でも、燃料電池で3日間の通信を確保するもの。「遠隔からのエリアコントロール」では、基地局が直接的な被害を受けた場合でも、周辺基地局の電波発射角度を遠隔でコントロールし、被災エリアの通信を確保できる。被災エリアは、大阪府・兵庫県・和歌山県の1府2県の沿岸部。内閣府や各自治体が発表している浸水域などの想定被害をもとに、同社が被災エリアを想定したもの。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月24日グーグルは東日本大震災から4年目の3月11日、新たに撮影した東日本大震災の被災地のストリートビューを公開した。公開されたのは、岩手県内12地区を収めたストリートビューと、福島県で避難指示区域内に位置する24の施設内のパノラマ画像、「海からのストリートビュー」の岩手県の田老エリアと宮城県の石巻エリア。これらは同日に公開された特設ページ「未来へのキオク」などで閲覧できる。岩手県内のストリートビューは、グーグルが訪問するのが難しいアクセスの悪い場所での撮影を請け負う「トレッカーパートナープログラム」に参加するUR都市機構が担当。同機構が取り組んでいる12カ所の復興現場を撮影した。また、釜石市鵜住居地区、陸前高田市高田地区など3地区の変化を毎月パノラマ画像に記録しており、今後12地区の記録パノラマ画像を順次公開するとしている。避難指示区域の撮影は、葛尾村、双葉町、大熊町、富岡町の4町村からの依頼を受けてのもの。地域内の小学校や幼稚園、図書館やスポーツセンターなど24施設内をインドアビューで撮影した。「海からのストリートビュー」は、2014年に初めて公開された。今回、新たに石巻漁港や田老の防波堤などの現在の様子を確認できるようになった。
2015年03月12日東日本大震災が起きた2011年3月11日から4年が経つ。どのメディアでも大きく変わっていない被災地の状況を伝える一方で、"4年"という時間の経過の重みは誰もが知るところだろう。実際に震災に対する関心の低下は、Yahoo! JAPANの検索ボリュームにも現れているという。今回、ヤフーの3月11日に行う取り組みの責任者であるヤフー 社長室 社会貢献本部 ソーシャルアクション企画/復興支援室 プランナーの永 順太郎氏に話を伺った。○支援を長く続けていくために「検索だけではなく、復興デパートメント(ヤフーが提供する被災地の物販サイト)でも、復興支援を冠した商品が売れなくなっていたりします」(永氏)ヤフーは震災直後の2011年4月に復興支援室を立ち上げた。当時と今で被災地の支援を行うという目標は変わらないが、変えていかなければならない"やるべきこと"も多々あるという。「支援する中身を変えていいのか、変わらなきゃいけないのかということは常に考えていますし、ジレンマがあります。一つの例で言えば"復興"というキーワード。4年という歳月がたち、いつまでもこのキーワードを使っていてはダメなんだという思いもあるんです。ただ、重要な事は『悩む前に、現地の生産者とコミュニケーションをとり、生産者が作った作物、とってきた魚をどう売ればいいか』ということ。短期的にいっぱい売れれば良いというものでもないので、生産者と密にコミュニケーションを取ることが重要な要素なのです」ヤフーは、1人(正確には1ブラウザ)が「3.11」と検索するたびに同社が10円を寄付する「Search for 3.11」を昨年行った。今年も同じ取り組みを継続するが、ここにも"ジレンマ"がかいま見える。「毎年同じことをやっていても仕方がないと思うんです。ですので、2013年、2014年とトップページを大々的に変更してきましたが、『面を使って大々的にやればそれでいいのか』という思いもあり、今回は『Search for 3.11』をメインコンテンツとして、トップページはあえて控え目にしています。もちろん、トップページで大々的にやることで現地の農産物や海産物がたくさん売れるということもあるかもしれません。その一方で『売れなかった』ということもあると思います。ただ、求められるところはそこではないと思うんです。だから、演出を変えて、地道な形でも長く続けていくという気持ちで変更しました」昨年の「Search for 3.11」では、ヤフーと接点のない著名人も多数参加(検索したというTwitter上の呟き)しており、想像以上の反応で250万人の検索、2500万円という寄付に繋がったという。○生産者との繋がりがキーにヤフーの復興支援のコアは宮城県石巻市にある「ヤフー石巻復興ベース」だ。ここを拠点に、被害を受けた東北の主要3県の生産者との繋がりを深めている。「例えば、2012年12月にオープンした復興デパートメントは、スタートが5店舗、1700商品でしたが、現在は34店舗、3082商品まで拡大しています。これは、石巻ベースで培った現地の方との関係も大いにあります。現地の人は、ITに対してあまり明るくないことから、NPOなどが出品代行という形で関わっています。私たちも流通を整備するといった側面のサポートまで行っています」復興デパートメントでは、様々な商品を取り扱っているが、「おやじのおまかせセット」や牡蠣を缶にぎっしり詰め込んだセットなど人気の定番商品ができつつある。こうした成功例を元に、新たな商品開発を側面から支援している。ただ、ここで問題になるのは、やはり"露出"だろう。「『Search for 3.11』で検索をしてくださる方は多いのですが、なかなか現地の状況を伝える情報にはたどり着いていない。そこで今回は、検索から特集ページに飛べるように工夫しました。Search for 3.11応援団の平井 理央さんや佐々木 俊尚さん、箭内 道彦さんといった著名人の方に現地の方と対談していただき、交流を見ていただければと思っています。その対談の中で私の心に残っている言葉があります。箭内さんと対談した福島県相馬市の高校生が語った『震災があったから今がある、震災がなかったら今はない』という言葉です。彼らは、福島の野菜を自分たちで宅配して家に届けています。どう貢献するかという意識を持つキッカケが震災だったというわけです。今後は、復興デパートメントでも取り扱おうと思っていますし、なかなかフォーカスされていない相馬を取り上げるという意味でも注目しています」○被災地を通して地方全体の活性化をこの相馬とともに、宮城県石巻市と岩手県山田町が特集ページで取り上げられているが、相馬市と山田町はなかなか震災被災地としてスポットライトが当たらない場所でもある。「全国的に山田町は小さい存在かもしれません。ただ、若い人たちが一生懸命やっているし、この4年間で芽吹いた生産者がいる。普通は商品数が多い都市に目を向けてしまうが、そういうところだけをピックアップすればいいという話ではない」現地の状況を伝えることで、見えてくる未来。それは決して被災地に限った話ではないと最後に永氏は話してくれた。「震災はどうしても風化してしまうし、忘れられてしまう。忘れるべきこともあるけれど、忘れてはいけないものも存在する。だから、こういう取り組みを通して気づいてもらえたらと思っています。被災地の方はみんながみんな頑張っているけれど、その中でも成果を出している人の"目の付け所"を参考にしてもらうことで、何かの気付きにして欲しい。実は私たちの取り組みは昨年と大きく変わっていません。ただ、今回セレクトした人は、純粋に商売の才がある方々で、3年後、5年後を見据えているんです。安倍首相の『地方創生』というキーワードがありますが、まさにこの点に着目し、『被災地だからできること』ではなく『他の地方でも頑張れる施策』という視点で、ほかの地域の若者や地方自治体に施策を伝えられたらと思っています」
2015年03月11日被災地での生活は体験した人にしか語ることのできないものだと思います。だからこそ、その体験談や情報には学ぶべき教訓がたくさん詰まっているはず。今回は、被災地における睡眠について考えたいと思います。地震大国・日本だからこそ地震の多い国・日本で生きる私たちにとって、東日本大震災は決して他人事ではありません。いつ自分の住んでいる地域に大地震が起きたとしてもおかしくないでしょう。私たちが東日本大震災から学ぶべきことや考えるべきことはたくさんあります。その1つは被災者の方たちの生活環境です。宮城県や岩手県の被災者のうちの、実に4割が「睡眠障害の疑い」があるという事実をご存じでしょうか?厚生労働省の調査によると、さらに不安や抑うつの傾向が見られる方が1割にものぼる自治体があったと言われています。これは地震に対する恐怖が拭えていないということがもちろんあると思いますが、震災後の経済状況の悪化なども関連しているそうです。睡眠障害を和らげる要素先日の長野県の震度6の地震の際に、近隣住民が協力して助け合い死者が奇跡的に出なかったというケースからも学べることがたくさんあります。実際に大学の先生の研究によると、「住民同士の絆が深いほど、不安感が抑えられる」というデータがあるそうです。不安が少ないということは、睡眠障害になる可能性も抑えられると考えられるのではないでしょうか。隣近所との縁が薄いと言われる東京でも、こういったことは意識しておく必要があるのかもしれませんね。自己判断は禁物!一般的に、震災後の不眠は時間経過とともに治ると言われています。1つの目安として、「8週間」という期間があるようです。この期間を過ぎてもなお不眠症状が治らない場合は、注意が必要です。特に持病がある方は自己判断は禁物。糖尿病や高血圧の方は、睡眠不足によって血糖値や血圧が上がるということもあるのだそうです。睡眠不足が深刻化する前に、速やかにお医者さんに相談しましょう。Photo by lauren rushing
2015年02月18日博報堂アイ・スタジオとCONNECTITが運営する「ネットで年賀状」と「スマホで年賀状」において、被災校の児童を支援する「チャリティ年賀状」が20,000枚の販売を突破した。11月21日から販売開始され、20日間で昨年の実績の270%となるペースだという。チャリティ年賀状は、博報堂アイ・スタジオと一般社団法人ウェブベルマーク協会が連携して実施している「チャリティ年賀状 学生デザインコンテスト」に応募があった30校461作品の中から選ばれた106点を商品化。「ネットで年賀状」「スマホで年賀状」にてテンプレート化して販売されている。1枚利用するごとに10円が、岩手、宮城、福島の震災被害を受けた小中学校の設備、備品、教材の購入に充てられる。なお、震災の影響で校舎に被害を受けた小中学校のうち、約7割がいまだにプレハブ校舎だったり、廃校となった学舎、企業からスペースを間借りしたりしている状態だという。博報堂アイ・スタジオは、この状態の改善のため、昨年度は687,980円を日本赤十字社をとおして寄付。4年目となる今年度はそれを上回る支援ができるように取り組んでいる。
2014年12月16日ステュディオス(STUDIOUS)は、ビームス創造研究所、ヤフー復興支援室と組み、被災地の復興支援をビジネスにするプロジェクトを実施する。本プロジェクトでは、東京デザイナーのクリエーションと東北のものづくりのコラボレーションによるスペシャルアイテムの製作、展示、販売を行う。東京ブランドのデザイナーが、被災地特産の素材や工場を使ったアイテムを作成。「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、盛岡のさんさ裂き織工房・幸呼来ジャパンとブランドの残反を用いたメンズジャケットや小物を製作。「ファセッタズム(FACETASM)」と「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHfabrix.)」が日本で唯一刺し子織り職人を擁する福島の三和織物、「ジーヴィージーヴィー(G.V.G.V.)」が石巻でウェットスーツ製作販売を行うモビーディックとそれぞれコラボ。デザイナーの選定及び展示内容等はビームス創造研究所とステュディオスが共同で行った。11月16日までステュディオス神南店にて展示販売、ECではヤフー復興セレクトショップで販売する。ビームス創造研究所とヤフー復興支援室は、14年5月に実施した「KENDAMA TOHOKU」プロジェクトでも東北の復興支援に尽力。スケートボードやBMXを好む海外の若者に人気のけん玉を「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」等によるデザインと掛け合わせ、各地でワークショップも行った。
2014年10月20日JR東海は7日、台風18号にともなう静岡・山梨地区の被災状況と、東海道本線の今後の運転計画を発表した。特急「(ワイドビュー)ふじかわ」は当面の間すべて運休し、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」も7日は運休となる。台風18号で被災したおもな区間は、東海道本線の興津~由比間と金谷駅構内、新所原~鷲津間、身延線の芝川~稲子間と内船~甲斐大島間。興津~由比間では約40mにわたって土砂が流入するなど大規模な被害となり、運転再開までに相当日数を要する見込み。他の被災区間でも、土砂流入や倒木、冠水、線路砕石流出などの被害が発生した。7日は東海道本線富士~興津間が終日運転見合わせとなり、熱海~富士間、興津~島田間も通常より列車本数を減らしての運転に。静岡~甲府間を結ぶ特急「(ワイドビュー)ふじかわ」は全列車全区間運休となり、東海道本線を走行する寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」も、上下線ともに7日の運休が決まった。なお、身延線は特急列車を除き、ほぼ正常運転に戻っているとのこと。東海道本線富士~興津間は10月8日以降も運転見合わせが続き、特急「(ワイドビュー)ふじかわ」も当面の間すべて運休に。熱海~富士間と興津~豊橋間は通常より列車本数を減らしての運転となる。不通区間の代行輸送として、10月8日から富士~新富士間でシャトルバスの運行を開始。興津~由比間を含む定期券や回数券、同区間を含む乗車券を10月5日以前に購入した利用者を対象に、東海道新幹線新富士~静岡間の自由席に特急券不要で乗車できる。新幹線に乗車する際は原則立席で、シャトルバスも定員を超えた場合、乗車を断るケースがあるとのこと。興津~由比間を含むバス代行輸送については、「運行に向けて調整中」としている。※写真は本文とは関係ありません。
2014年10月07日10月22日、環境省は、9月7日~10月2日に実施した被災地の警戒区域内における被災ペット(犬および猫)の保護活動の結果、犬1頭、猫131頭を保護し、福島県内の動物飼養施設(シェルター)に収容したと発表。活動は環境省と福島県が行った。各地域の保護数は以下の通り。浪江町で猫65頭、双葉町で猫14頭、大熊町で猫11頭、富岡町で犬1頭と猫41頭を保護したとのこと。福島県動物救護本部のホームページでは、保護されたペットを確認することができるほか、飼い主不明または所有権放棄されたペットについて、新しい飼い主の募集情報も記載されている。詳細は環境省ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日10月5日(金)~7日(日)の3日間、東日本大震災で被災した宮城県三陸で、“第1回三陸映画祭in気仙沼”が行なわれることが決定し、上映作品や登壇ゲストが発表された。その他の写真映画祭期間中は、震災後に避難所にもなっていた気仙沼市民会館をメイン会場に、気仙沼周辺の建物を映画館として利用し、すべての作品を無料で上映するという。クロージングでは、気仙沼を舞台にした園子温監督作の『希望の国』が10月20日(土)の本公開を前にジャパンプレミア上映されるほか、本映画祭の発起人のひとりである堤幸彦監督の『自虐の詩』『明日の記憶』や、『第9地区』『ショーシャンクの空に』など、気仙沼市民を対象に実施したアンケートから選考した新旧の洋邦併せて約40作品が上映される。また、親子・家族でも楽しめるように、『ポケットモンスター』『ドラえもん』などの作品も上映。さらに、 園監督や堤監督をはじめ、作品出演者や映画関係者らのトークショーなどのイベントも行われる予定だ。メインスポンサーも無く、ボランティアを中心とした実行委員会は、運営資金をソーシャルファンディング“WESYM(ウィシム)”を通じて10月末まで募集中。地元住民や全国各地からの協力に、実行委員の臼井賢志氏は「多くの反響をうれしく思っています。来年、再来年も継続したい」と話している。『三陸映画祭in気仙沼』10月5日(金)~7日(日)気仙沼市民会館ほか、気仙沼市にある既存の建物にて上映
2012年10月01日日本興亜損害保険は3日、同社が実施しているカーボン・オフセットを用いて支援する被災地産オフセット・クレジット(J-VER)プロジェクトを決定したと発表した。日本興亜損害保険は被災地の早期復興と環境にやさしい地域づくりに貢献することを目的に、被災地の低炭素型復興プロジェクト(※)などの支援を実施している。支援先プロジェクトは公募を通じ、「被災の程度」、「プロジェクトの推進による雇用の創出効果、地域経済の活性化」、「温室効果ガス削減・吸収以外の生物多様性保全・国土保全・水源涵養等の相乗効果」などを勘案して選定した。同件プロジェクトでのJ-VERによるオフセット予定量は日本最大規模になるという。なお、同件の選定は環境省が促進しているオフセット・クレジット(J-VER)制度を活用した復興支援と連携して実施した。ちなみにオフセット・クレジット(J-VER)とは、国内のプロジェクトによる温室効果ガスの排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして環境省が認証するもの。カーボン・オフセットとは、日常生活などから排出される温室効果ガスについて、その全部または一部を他の場所で行われた排出削減プロジェクトなどにより実現された削減量を用いて埋め合わせる(オフセットする)こと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日阪急阪神交通社グループはこのほど、東日本大震災被災地応援活動の一環として、被災地の仮設住宅に入居する年配者を日帰りバス旅行に招待すると発表した。実施日は9月15日。宮城県南三陸町・登米市内にある自治体が設置した仮設住宅に入居する60歳以上の100人を無料招待する。当日は阪急阪神交通社グループ社員の案内により、世界遺産に登録された平泉の天台宗別格本山 毛越寺(もうつうじ)や中尊寺を観光。さらにホテルでの温泉入浴や夕食を楽しむという。参加希望者は、郵便ハガキに氏名、住所、電話番号、参加人数、バス乗車地(「A.登米・戸倉」または「B.歌津・志津川・入谷」のいずれか)を記入し、阪急阪神交通社ホールディングス社会貢献委員会「バス旅行」係へ申込みを行う。メールやファックスでの申込みも可。締切りは7月31日(必着)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日復興庁、金融庁、中小企業庁は17日、東日本大震災で被災した中小事業者の二重債務問題について、支援決定までの期間を約3カ月に短縮するなどとする対応強化策を発表した。政府は、二重債務問題に対応するために「東日本大震災事業者再生支援機構」を設立し、今年3月より業務を開始。これまでに受けた相談・依頼件数は445件に上るが、支援決定案件は5件、最終調整中の案件は51件にとどまっている(7月12日現在)。このため政府は、同機構が支援を迅速かつ適切に行えるよう、新たな対応強化策を決定。復興庁・金融庁・中小企業庁は連携して、機構の取組みを支援していくという。今回決定した対応強化策では、通常約半年必要となる案件対応期間を約3カ月に短縮(小規模事業者ではさらに短縮)し、より迅速な支援決定を実現するため、事業再生に精通した人材の増員を計画している。迅速・円滑な債権買取りを促すため、金融機関から引当状況の情報が示された場合は、その点も考慮に入れて迅速な処理を実施。その上で金融庁から金融機関に対し、同機構の求めに応じて買取対象債権に関連する引当状況を提示するとともに、同機構から買取価格が提示された場合は、迅速に判断するよう要請するとしている。信用保証協会の保証付き債権に関しては、金融機関のみならず信用保証協会に対しても、事前に事業再生計画や買取価格について説明・調整を行い、迅速な案件合意に尽力する。また、中小企業庁から全国信用保証協会連合会や各県の信用保証協会に対して、同機構から事業再生計画の詳細や買取価格の根拠について説明を受けた後、原則3週間以内に当該計画について結論を出すよう要請するという。新規融資に対する保証機能の活用についても、早急に実施する予定のほか、小口事業者担当の専門チームを創設するなど組織の再編も計画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日損保ジャパンは、被災地で復興に取り組む次世代リーダーを支援する会社のプラットフォームである「みちのく復興事業パートナーズ」への参画を決定したことを発表した。「みちのく復興事業パートナーズ」とは、NPO法人ETICが東日本大震災の復興支援に向け、企業同士が協力し被災地の復興に取り組む次世代リーダーを支援するために設立したプラットフォーム。被災地の次世代リーダーと参画企業の情報交換や、企業からの経営資源(人・情報・ノウハウ)提供、現地派遣などを通じて、被災地の復興につながる活動に取り組んでいる。東日本大震災発生から1年以上が経過し、今後は中長期視野な支援およびマネジメントスキルをもった企業人材へのニーズが高まってきていることから、同社は、7月17日から9月21日の期間に、被災地の復興に取り組む団体のサポート役として計10人の社員を派遣する。社員は、被災地での医療・看護・介護分野における課題解決をテーマに、地域コミュニティ再生に力を入れている「全国訪問ボランティアナースの会キャンナス被災者支援チーム東北」に派遣され、キャンナス東北事務所、石巻市、気仙沼市の仮設住宅や集会所などで、運営サポート業務に取り組む予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日2012年3月に「被災地を広報で応援し、復興支援の一助を担う」ことを目的に発足した復興支援PRプロジェクトは、今夏、被災3県の各地の夏祭りが2年ぶりに開催されることを受け、再開される各地の夏祭り情報を発表した。福島・宮城・岩手の被災3県においては、2011年3月に発生した東日本大震災の影響で昨年は中止する夏祭りが相次いだ。しかし2012年の夏は各地で夏祭りが再開予定。直接的な地元への経済効果はもちろんのこと、県外からの訪問は地元にとって大きな励みになるなど、復興への大きな力になることが期待されている。8月4日・5日に福島県いわき市で開催。いわき花火大会のプレイベントとして1986年から始まった参加型の海のイベント「おなはま海遊祭」では、海上でキッズボートやジェットスキーなどの無料体験乗船、ジェットスキーのアクロバットショー、陸上ではステージショーや物産展など、海上・陸上それぞれにてイベントを実施。また4日夜には、音楽と花火のコラボレーションを特徴とする東北屈指の花火大会「いわき花火大会」が開催される。8月3日・4日に岩手県大船渡市で開催。海上七夕船上での歌謡ステージ、特設ステージでの郷土芸能披露などに加え、大船渡湾内の船上から打ち上げられる迫力ある花火大会が人気のイベントとなっている。8月11日・12日に宮城県気仙沼市で開催。航海の安全と大漁を祝う気仙沼地方最大のまつりと知られ、初日は気仙沼湾で花火大会や、きらびやかな台船などが海を回る「海上うんづら」、2日目はメーン会場での街頭パレード、気仙沼の踊り「はまらいんや踊り」が予定されている。今年はメーン会場をやや内陸の田中前大通りに移して開催される予定だ。
2012年06月26日人間国宝で歌舞伎俳優の坂田藤十郎が5月30日、都内で会見を行い、今夏上演される近松座30周年記念『松竹大歌舞伎近松座公演』への意気込みを語った。『松竹大歌舞伎近松座公演』チケット情報昨年、東日本大震災の影響でやむなく中止となったが、今年は震災の影響のあった岩手や福島も回り、改めて開催されることになった。会見で藤十郎は「昨年は震災が起こり、巡業に伺うことができませんでした。今年、また同じメンバーでやらないと言ってもらえたのでぜひ伺いたい。震災に遭われた方に少しでもわれわれの歌舞伎を見てもらい、喜んでいただきたい」と語った。上方を代表する近松門左衛門の作品の上演を目的に、近松座を立ち上げてから今年で30年。当初は自主公演のような形ではじめたという。「江戸歌舞伎と上方歌舞伎、この両方が隆盛にならないといけないと思い、はじめました。上方の役者を先祖に持つ私としては、近松の作品だけを取り上げて、とにかく上方歌舞伎を一生懸命やるんだという気持ちで取り組みました」と当時を振り返る。出演は、藤十郎のほか、中村翫雀、中村扇雀、中村亀鶴、中村壱太郎、中村虎之介と一門の役者が揃う。「30年前の第一回公演『心中天網島』の時は血縁(の役者)は誰も出ていなかったけれど、今回は上方歌舞伎の血の流れている役者が大勢出ていることに、深いものを感じます」と感慨もひとしおの様子。「平成24年度(社)全国公立文化施設協会主催・中央コース『松竹大歌舞伎近松座公演』は6月30日(土)から7月31日(火)まで東京、兵庫ほか各地を回る。また、演目は30周年を記念し、『お目見得御挨拶』『夕霧名残の正月』『曽根崎心中』を上演する。
2012年06月01日株式会社ベネッセコーポレーションの発行する愛犬と飼い主の生活誌「いぬのきもち」は、創刊10周年を記念して「いぬのきもちフェスタ2012」を開催いたします。5月12日、13日の大阪・箕面ヴィソラでの開催を皮切りに、名古屋(6月)東京(9月)でそれぞれイベントを行う。「いぬのきもち」は、2002年の創刊以来、「犬の気持ちを思いやるようになれば、他人の気持ちも大切にするようになり、社会はもっと優しくなれるはず」という願いを込めて活動をしてきた。今回のイベントでは、10年間「いぬのきもち」を支えてくれた読者への感謝をこめて、ペット関連企業のブース展示や、愛犬と一緒に参加できるミニゲーム、しつけ教室など楽しい企画を数多く展開するという。また、被災地のペット保護活動を支援するため、「ステージチャリティーオークション」の実施や、被災したペットの「ペット救済写真展」、被災地へのメッセージボードの設置も実施。愛犬とともに訪れてみてはいかがだろうか。イベント開催概要【大阪会場】日時:5月12日(土)13日(日) 11:00~17:00会場:箕面ヴィソラ【名古屋会場】日時:6月2日(土)3日(日) 11:00~17:00会場:アスナル金山【東京会場】日時:9月29日(土)30日(日) 11:00~17:00会場:お台場ヴィーナスフォートいぬのきもちフェスタ2012 HP
2012年05月11日常陽銀行は7日、竜巻による被災者支援のため融資商品を特別金利で取扱うことを発表した。竜巻により、住宅・住宅設備・家財・マイカー等に被害を受けた個人顧客が対象で、住宅の修繕・建替えのための「住宅ローン・リフォームローン(有担保型)」は店頭金利から全期間1.6%割引、住宅の修繕、家財の買い替えのための「リフォームローン(無担保型)」は店頭金利から全期間1.4%割引、マイカー等の修理・買い替えのための「マイカーローン(無担保型)」は店頭金利から全期間2.175%割引、家具・電化製品等の家財購入資金のための「フリー(家財)ローン(無担保型)」は一律4.8%(固定)となる。なお、法人向けにも竜巻等被害復旧緊急融資を行っている。申込に際しては所定の審査があり、希望に添いかねる場合もある。また、既に同行で住宅ローン等を利用している顧客については、「返済条件の変更等の相談も承る」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日1997年よりアメリカ・サマーキャンプを企画・実施している有限会社マナベルが、東日本大震災の被災地の中学生・高校生を対象に3週間のアメリカ・サマーキャンプ参加者を募集する。初年度の今年は2名に参加費・航空運賃を支給。世界中から400人の子どもたちが集うインターナショナルな環境を体験できるプログラムとなっている。キャンプはマンハッタンから車で約3時間の、ニューヨーク州の山中にあるフレンチウッズ・キャンプで行う。対象は6歳から17歳までの男女。年齢別・男女別のキャビンに泊まり、ダイニングホールで食事を共にする。キャンプ中はミュージカル、オーケストラ、クラシックバレエといった芸術分野から乗馬、ヨット、水上スキー、スケートボードといったスポーツ分野まで多岐にわたるアクティビティを体験する。3週間にわたるキャンプのコミュニケーション手段は英語。異文化交流を通じながら英語の有用性を実感、英語の学び方が変わる。また、自分を見つめ直し、家庭を客観的に見ることができるため、自立の第一歩にも最適だ。このプログラムは複数年にわたるプログラムの予定で、より多くの子供たちがサマーキャンプを体験し、将来の日本を担う魅力的な人間に成長することが期待されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月20日共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、昨年度に引き続き東日本大震災被災地支援として、被災地域の子供たちとコミュニティの場を支援するプロジェクト「Tカード提示で被災地の子どもたちに笑顔を。」を実施している。このプロジェクトの内容は、宮城県南三陸町と岩手県釜石市に建設した2館の児童館が地域のコミュニティの場として活性化し、子どもたちや地域の人に喜んでもらえるイベントを開催するというもので、T会員とTポイントの共同寄付「児童館でイベントを開催しよう」を2013年3月31日まで実施する。この取り組みで、T会員は貯めたTポイントを児童館でのイベント開催に必要な費用として寄付することができる。CCCは寄付されたポイント数と同額を上乗せし、共同寄付として児童館でのイベント開催を支援する。イベントの第一弾として、「南三陸町 みんなの児童館」で開催する「みんなの夏祭り」(7月下旬から8月上旬実施予定)に必要な費用の寄付を6月30日まで受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日東日本大震災から1年。今なお活動する企業・団体にスポットを当てる。日本ロレアル株式会社の「美容師のちから」プロジェクトは、被災された地域を地元の美容師がビューティーバス(移動式美容室)で巡回し、美容室でのヘアカットなどを受けることが困難な状況にいる方々を継続的にサポートするために、立ち上がったプロジェクトだ。昨年から岩手県下閉伊郡山田町の仮設住宅地域において合計8名の美容師がヘアカット、パーマ・ヘアカラーなどを行った。3月5日には気仙沼中学に行き、3月10日の卒業式前に、約100名の生徒のヘアカットを行った。卒業式前。地元の美容師さんと卒業間近の学生に、笑顔がこぼれるまた、ビューティーバス以外にも、地域の方々が集える場所コミュニティカフェ「HANA荘」の運営もしている。ランコムによるメイクアップ講座も行われた日本ロレアルは特定非営利活動法人JENの協力のもと、被災地の地域の方々の交流をはかるカフェ施設を2011年11月末、宮城県石巻市に建設し、運営をしている。HANA荘では雇用の支援も行っており、地域で被災された7名の方をお世話係として採用。お世話係は日替わりで担当し、コーヒーやケーキなどの軽食を出すなど、カフェの運営に携わっている。2011年は、地域の方々の集会所やアートセラピー、整体の場所として利用された。また、メイクアップ講座、クリスマス会やコンサートなども催しも行われた。2011年12月の利用者数は、イベント実施時も含め約600人。2012年3月10日には、「希望のHANAを咲かせよう」復興祈願イベントを開催し、500人以上の地元の皆さんがHANA荘を訪れ、春の選抜高校野球大会の初出場に沸く石巻工業高校の皆さんが、応援に駆け付けたタレントのボビー・オロゴンさん、長男ジョイ君、長女ローズちゃん、次女ココちゃんと共に、“未来に羽ばたく鳥”をイメージしたバードハウスと、皆で使えるベンチを、地元の皆さんと協同で制作した。また、日本ロレアルの社員ボランティアによるメイクアップ講座やハンドマッサージが行われた。また、3月24日からNPOフローレンスの協力を得て、「希望のゼミ 学習室」を開講し、中高生が自習するスペースとしても解放される。2012年も地域のニーズに沿って、JENをはじめ、復興支援に携わる方々とHANA荘を運営していくそうだ。お問い合わせ:日本ロレアル株式会社
2012年03月20日ナイキジャパンは2月20日、ランニングを支援する同社のセンサー製品「Nike+」とソーシャルメディアを活用した被災地支援のための取り組み「RUN TOGETHER」を3月11日(日)午前0時より実施すると発表した。「Nike+」は、iPhoneやiPodなどと連携させることでランニング時の距離や走行時間、消費カロリーなどを測定できるもの。この製品のユーザーは誰でも同イベントに無料で参加できる。「Nike+」のユーザーが「RUN TOGETHER」の専用サイト(runtogether.jp)にエントリーすると、収集されたランニングの距離データ1kmにつき500円が災害支援のために寄付される。また、同施策はFacebookなどのSNSとも連携し、「いいね!」をクリックするだけでも寄付が行える(「いいね!」のクリック1回につき1円)仕組みとなっている。なお、同社のこの施策は同社の被災地支援活動「ALL for Japan」の一環として実施されるもので、日本国土の外周に相当する3万2000kmがイベント参加者の合計距離の達成目標とされている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月21日チューリッヒ保険はこのほど、公式Facebookページにて「親子で笑顔の動物園をつくろう!切り折り紙フォトコンテスト募金」を開始した。同企画は、参加者に同社公式Facebookページ上から、切り折り紙の型紙をダウンロードして実際に作品を制作してもらった上で、その作品を撮影してエントリー(投稿)してもらうというもの。その後エントリーされた作品について、Facebookユーザーによる人気投票を実施し、最優秀賞1名、優秀賞4名を決定する。あわせて、フォトコンテスト参加者1エントリーにつき500円、1投票につき50円を、同社から東日本大震災被災者への義援金として日本赤十字社に寄付する。同社は、Facebookページに切り折り紙の特集コーナーを開設し、初心者も簡単に作ることができる動物の型紙などを提供している。フォトコンテストには、これらの型紙を使った切り折り紙が写っている写真であれば、どんな作品でもエントリーすることができる。エントリー期間は2月7日~2月29日、投票期間は3月1日~14日。エントリーは1人1回まで(1エントリーにつき写真8枚まで)、投票も1人1回のみ。賞品は、最優秀賞が5万円相当の選べるギフト、優秀賞が5,000円相当の選べるギフトを贈呈する。受賞作品および募金総額の発表は3月下旬を予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月09日JR東日本、JR四国、JR貨物は7日、東日本大震災の被災エリアにて、JR四国が保有する車両「アンパンマントロッコ」を運転する共同事業の実施を発表した。3月24日以降、石巻線や気仙沼線など計9線区で運転される予定となっている。「アンパンマントロッコ」は、キクハ32トロッコ型気動車の外装と車内をアンパンマンワールドに装飾し、大人も子供も楽しめる車両として2006年10月にデビュー。現在はおもに、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」(高松・琴平~岡山間)として運転されている。今回の共同事業は、東日本大震災からの復興に取り組む地域で、子供たちへ笑顔と元気を届けるべく企画されたもので、「アンパンマントロッコ」がJR東日本管内を走るのは今回が初。3月24・25日と3月31日、4月1日に石巻~仙台間(石巻線、東北本線経由。片道)で運転されるのを皮切りに、4月8日と4月14・15日は柳津~仙台間(片道)でも運転。その後、4月20日~5月20日の土休日を中心に岩手エリア(山田線、釜石線、大船渡線、八戸線)で、6月2~17日の土休日を中心に福島・茨城エリア(常磐線、水郡線)で運転予定。他線区での運転も検討している。今回の「アンパンマントロッコ」は団体専用列車として東北地方を運転する予定で、被災エリアの子供たちを公募の上、無料で招待するとのこと。青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の各県在住の小学生以下の子供と保護者が対象となり、県外に一時避難している人も応募できる。応募期間は2月17~27日で、応募者多数の場合は抽選となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日パリ・オペラ座とゆかりの深いダンスブランド、レペットは、東北の被災地の子供たちにバレエシューズ、レオタード、タイツ等のバレエ用品約250点を提供する。被災地において、1 月23 日(月)にオペラ座のトップ・ダンサーのチャリティーによるバレエ・レッスンが開催される折に、レッスンに参加する子供たちに贈られる。バレエ・レッスンはフランス大使館の主催によるもので、来日公演中のパリ・オペラ座の3人のエトワール、プルミエ・ダンスールの計4 名によって仙台、石巻で開催される。オペラ座エトワール達による仙台バレエ・レッスンお問い合わせ先:飯岡智(在仙台フランス名誉領事、宮城文化服装専門学校校長)tel.022-227-1345 / mobile.090-1065-6958開催日:2012年1月23日(月)仙台青年文化センター(4号室) tel.022-276-2110 / fax.022-276-2108981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5初級クラス 18:00〜19:30、中級クラス19:30〜21:00※参加レベル : 初級者クラス、中級クラス(バレエ歴5年以上)オペラ座エトワール達による石巻バレエ・レッスンお問い合わせ先:佐東悦子(石巻バレエ研究所代表)tel.022-922-8488 / fax.022-925-5480開催日:2012 年1月23日(月)石巻バレエ研究所 tel.022-596-5333989-6117 石巻市日和が丘4-2-13中級クラス 17:00〜18:30※参加レベル : 中級クラス(バレエ歴5年以上)バレエ・レッスン参加ダンサープロフィールバンジャマン・ペッシュ<エトワール>8 歳からジャズ・ダンスを始める。2 年後、モンペリエにてクラシック・バレエを始める。1986 年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、在学中から舞台や巡業に多数出演。卒業と同時に同バレエ団に入団、1994 にコリフェ、1997 年にスジェ、1999 にはプルミエ・ダンスールに昇格。上海公演中の、2005 年9 月22 日、『ジゼル』のアルブレヒトとローラン・プティ振り付けの『アルルの女』のフレデリックの両方を踊った舞台後に、エトワールに任命された。ドロテ・ジルベール<エトワール>7 歳より、トゥールーズのコンセルヴァトワールでバレエを始める。ドロテ・ジルベールは1995 年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学。2000 年、17 歳でパリ・オペラ座・バレエ団へ入団、2002 年にはコリフェ、2004 年にはスジェへと昇格した。2005 年にプルミエ・ダンスーズとなり、日本を含む海外公演を重ねた。2007 年11 月19 日、ヌレエフ版『くるみ割り人形』の公演後、エトワールに任命された。イザベル・シアラヴォラ<エトワール>イザベル・シアラヴォラは1985 年にパリのコンセルヴァトワールに入学し、1988 年、主席で卒業。成績優秀なおかげでパリ・オペラ座バレエ学校に入学、その2 年後、18 歳でパリ・オペラ座バレエ団に入団する。1991 にカドリーユ、1993 年にはコリフェに昇格。2000 年にはスジェに昇格し、その3 年後、プルミエ・ダンスーズとなる。2009 年4 月16 日、『オネーギン』(ジョン・クランコ)の公演後、エトワールに任命された。フロリアン・マニュネ<プルミエ・ダンスール>フロリアン・マニュネは 1993 年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学。1999 年にパリ・オペラ座バレエ団に入団後、2002 にはコリフェ、2004 年にはスジェに昇進する。2003 年、オペラ座の優秀な若意ダンサーに与えられるカルポー賞、2005 年AROP 賞を受賞。2011 年にはプルミエ・ダンスールに昇格。2010/2011 シーズンにはアニエス・ルテスチュのパートナーとしてロミオ役に抜擢され、エトワールに一番い意男性ダンサーとして期待されている。
2012年01月18日東日本大震災発生から9か月、12月17日(土)より公開される映画『フレンズ もののけ島のナキ』の主題歌を手がける女性アーティストのMISIAが、被災地の子供たちに笑顔を届けたいという想いのもと、12月11日(日)に行われた自身のライヴツアーの仙台公演に東北の少年少女合唱団を招待。笑顔になれる映画として、5,000名の被災地の子供たちに本作の劇場鑑賞券をクリスマスプレゼントとして贈ることを発表した。映画『フレンズ もののけ島のナキ』は、浜田廣介の名作童話「泣いた赤おに」を原案に、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督と気鋭のクリエイター・八木竜一の共同監督で映画化したオリジナル3DCGアニメーション。ある日、島に迷い込んでしまった人間の子供・コタケと、そこに棲む赤おに・ナキの心温まる交流を描いている。本作の主題歌となっているのは、MISIAさん初となるカバー・アルバム「MISIAの森−Forest Covers−」(12月14日<水>より発売)のリード曲として収めれているチャーリー・チャップリン作曲の名曲「Smile」。この楽曲のコーラス部分には、東北の少年少女合唱団が参加している。レコーディング後日、合唱団の先生から届いた「被災してずっと暗い表情だった子供たちがレコーディングに参加して以来、笑顔が増え元気を取り戻すことができました」との言葉を受け、今回MISIAさんはより多くの子供たちに笑顔を取り戻してほしいという願いから、合唱団の子供たちを自身のライヴに招待することを決めた。この日、被災地の方々に一番最初に届けたいという想いから、本作の主題歌「Smile」を初めて披露したMISIAさん。さらに、山崎貴・八木竜一両監督がもののけたちを引き連れて応援に駆けつけ、それぞれの映画への想いや被災地への想いを語った。MISIAさんは映画について「何度観ても、たくさん笑ってたくさん泣いてしまいます。この映画は友情と絆の物語です。誰かを大切にしたい気持ちやその想いが“Smile”を生むのだと思います」と語り、「『Smile』を聴いて、この映画を観て、より多くの子どもたちに元気になってほしい、笑顔になってほしい」とあふれる想いを口にした。またライヴ直前には、両監督の厚意で合唱団の子供たちを招待しての映画試写会も実施されたが、子供たちの姿を目にして山崎監督は「我々はMISIAさんと東北の子供たちの歌う『Smile』を聴いてこの映画を製作する勇気をもらいました。そして今日、その子供たちが目を真っ赤にして映画を観てくれたことに、ようやくみなさんからいただいたものを返せたという感慨深いものを感じます」とコメント。「少しでも多くの東北のみなさんに作品を観ていただいて、楽しんでもらいたいと思いますし、MISIAさんがその手助けをしてくださったことに感激しています」と感謝とエールの言葉を贈った。『フレンズ もののけ島のナキ』は12月17日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:フレンズ もののけ島のナキ 2011年12月17日より全国東宝系にて公開© 2011「friends もののけ島のナキ」製作委員会■関連記事:大迫力の3Dアニメにもご注目『friends もののけ島のナキ』試写会に5組10名様ご招待女性誌のインタビューの答えは嘘?YOUの衝撃告白に香取慎吾も驚愕!こども店長、香取慎吾の怖い話で「夜、眠れなかった」香取慎吾、主演3Dアニメの収録で服を脱ぎ捨てての熱演!?
2011年12月13日被災地のこどもたちに笑顔を届けるための 東日本大震災こども支援キャンペーン、「クリニーク ハッピー フォー チルドレン」が12月1日(木)~31日(土)までの1カ月開催される。左から、クリニークハッピー30ml ¥4,725 / 50ml ¥6,825クリニークハッピーフォー メン50ml ¥5,775クリニークの店頭と公式サイトの売上げの一部、および公式サイトで展開する期間限定eカードの収益などを、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付し、被災地のこどもたちのために役立てるようだ。期間限定のeカードは、PC、スマートフォン、モバイルの各デバイスから利用でき、3種類ある。1送信あたりクリニークが100円を寄付。家族・恋人・友人などにあなたの気持を届けて。PC: こちら モバイル・スマートフォン: こちら ■世界各国で実施するクリニークの『ハッピーデイ』世界140カ国を超える国と地域で展開するクリニークは、毎年12月 2週目を『ハッピーデイ』とし、こどもたちへのチャリティや無料ラッピングサービスなど、さまざまな活動を実施。この活動は、幸福の香りとして愛され続ける名フレグランス「クリニークハッピー」にちなんで始った。このフレグランスのように“たくさんの人々を幸福感で包みたい”という願いから、クリニークでは“ハッピー”を分かち合い、広げるお手伝いをするための活動を世界規模で続けている。ビューティを通して、チャリティをするという素敵なキャンペーンは1カ月間。ぜひ参加して。■「クリニークハッピーフォー チルドレン」チャリティ以下、3つの活動を中心に得られた収益を全て公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付。①「クリニークハッピー」シリーズの店頭売上の一部②クリニーク公式サイトの売上の10%③クリニーク公式サイトeカード送信1回ごとに100円お問い合わせ:クリニークお客様相談室 tel.03-5251-3541 公式サイト
2011年12月03日ベルギー大使館が主催する『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』のチャリティ試写会が11月27日(日)、都内で行われ、東日本大震災の被災地から約200人の中高生が招待された。上映後には元サッカー選手で現在、一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」の代表理事を務める“旅人”中田英寿が舞台挨拶に立ち、「タンタンが勇気をもって行動することの素晴らしさを教えてくれる。楽しめるのはもちろん、いろんな教訓やメッセージが隠されている」と太鼓判を押した。スティーブン・スピルバーグ監督と『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン(本作ではプロデューサー)が初タッグを組み、ベルギーの漫画家・エルジェの大人気コミック「タンタンの冒険」を映画化した3Dアクション活劇。少年記者のタンタンが、偶然手に入れた帆船「ユニコーン号」の模型に隠された羊皮紙をヒントに“相棒”スノーウィを連れて、幻の財宝を探す大冒険に旅立つ。この日、中田さんはクリスマスプレゼントとして、被災地に本作の鑑賞チケット2,000枚をプレゼントすると発表。被災地を訪問した経験から「何か継続的に支援ができないか」と考えた結果だと言い、「クリスマスに何かもらうのはうれしいもの。でも今年は震災などがあり、あげたくてもあげられない、逆にもらいたくてももらえない人がたくさんいると思う。誰もが楽しめるものがいいと思い、鑑賞券を選んだ」と語った。試写会では、スピルバーグ監督から「この3月に起きた津波と地震の映像を目にし、当時の映像や災害後の出来事をいまも忘れられません。だから今日はとても光栄です。津波と地震を生き抜いたみなさんはある意味タンタンに似ています。彼は希望と未来のシンボルと言えるからです」、そしてピーター・ジャクソンから「現在“ホビット”の国、ニュージーランドにいます。少し離れたクライストチャーチで、今年の2月22日に大地震が起きました。最初に駆けつけてくれたのは、日本からの国際緊急救助隊だったのです。その直後に日本も震災に遭うとは、誰も想像していませんでした。みなさんの復興を心から祈っています」とそれぞれビデオメッセージが寄せられた。また、会場には故・エルジュ氏の元夫人であるファニー・ロドウェル、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるニック・ロドウェル、リュック・リーバウト(ベルギー王国大使館駐日特命全権大使)が駆けつけた。『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は12月1日(木)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 2011年12月1日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.■関連記事:『タンタンの冒険』と雑誌「CanCam」がまさかのコラボ試写!押切&蛯原も登場スピルバーグ初のフルデジタル3D大作『タンタンの冒険』試写会に10組20名様ご招待
2011年11月27日パンパースは、東日本大震災における被災地支援の一環として、被災された赤ちゃんとその保護者を対象とした支援活動「パンパースうんと眠ろ。うんと遊ぼ。プロジェクト」を2011年5月23日(月)から実施している。「パンパースうんと眠ろ。うんと遊ぼ。プロジェクト」は、現在の被災地の状況に合わせ、被災地で赤ちゃんが快適に眠り、遊べる環境を整えるとともに、保護者同士の交流もできる3つのスペースを用意している。<被災地支援活動内容 : 3つのスペース>1.「パンパースうんと遊ぼゾーン」赤ちゃんが安心してのびのびと遊べる場を提供することで、思い切り体を動かし夜もぐっすりと眠れるようになる場を提供。2.「パンパースうんと眠ろゾーン」赤ちゃんを快適な眠りに導けるように、遊び疲れた赤ちゃんが横になってくつろいだり、沐浴やおむつ替え、スキンケアなどをしたりすることができるスペース。 3.「パンパースうんと集まろゾーン」保護者が交流できる場を提供。実際、利用した人からは「がれきや粉塵が多く、子どもを遊ばせたくても安全で安心に遊ばせることのできる場所がなかったので、非常に助かる」「近くの公園が仮設住宅になってしまった。子どもの遊び場として、学校内の敷地スペースを借りている場所もあるが、大きいお兄さん・お姉さんと一緒のため小さい子どもは遊びづらく、小さい子どもを安心して遊ばせられる場所として、この広場はとてもありがたい」「家にこもりがちになっていたので、同じ境遇の母親が集まれる環境ができてうれしい」「ここで再会できたお友達も多く、みんなと会える場として利用できてうれしい」という声が寄せられた。2011年9月6日(火)までに、70日間の活動を実施し、累計944組の親子、1,353名の乳幼児が利用している。*このスペースは、7月19日より南三陸町総合体育館ベイサイドアリーナ敷地内にて平日10~18時まで実施している。また、2011年6月15日(水)より、「パンパースすくすくギフトポイントプログラム」を通じた本被災地支援活動への寄付の受付も開始。「パンパースすくすくギフトポイントプログラム」とは、パンパース製品購入毎にポイントが貯まり、ポイント数に応じてギフト(ベビー製品・サービスなど)に交換できる、会員登録制のプログラムだ。2011年6月15日(水)より、ギフトの一つとして『パンパース うんと眠ろ。うんと遊ぼ。プロジェクト支援』を追加し、ポイントを寄付できるようになっている。受付開始直後より、全国の多くの賛同が集まり、9,555件の寄付支援が寄せられた。(9月6日現在)。集まった寄付ポイントは本被災地支援プロジェクトの現地での活動資金として使用される。本寄付の受付は、2011年9月末日まで。被災地の赤ちゃんを支援したい方は、是非活用してみてはいかがだろう。取材/おうちスタイル編集部
2011年09月27日