木工作家・西本良太の個展「アウトライン」が、5月26日から6月12日まで、福井県越前市にあるセレクトショップ「アタウ(ataW)」にて開催される。木工を中心に、塩ビ管や樹脂、コンクリート、紙など様々な素材を用いて制作活動を行う西本良太。これまでに、21_21 DESIGN SIGHTで行われた「単位展」(2015)、恵比寿のgallery deux poissonsで行われた「塩ビ管とアイスキャンディー」(2014)などで作品を発表してきた。木の塊から削り出して生まれた、“溶けない”アイスキャンディーをはじめ、プリンやカットりんご、ポテトチップス、だるまといった物たちは、日常で見慣れたシルエットでも彼の視点を介すことで新たな輪郭を纏う。アイスキャンディー福井県の鯖江市河和田は古くから越前漆器の産地として栄えている地区。本展が開催される「アタウ」は、関坂與平商店として1701年に創業した株式会社関坂漆器が運営するショップで、オリジナルグラスや漆器、木地工房「ろくろ舎」、陶器のタナカマナブなど福井県産の商品をはじめ、スイスのBIG-GAMEや寺山紀彦によるstudio noteなどのデザインプロダクト、国内外の日用品、洋服、 音楽CDなどをセレクトし販売している。本展「アウトライン」 では、西本にとって初の試みとなる漆を使用した新作を発表。河和田地区の漆職人に協力を得て、木の塊から、ネジやグラス、見慣れたあるおもちゃといった既製品まで、素材の異なる様々な物に漆を塗った作品を制作した。日常の見慣れた物はこっくりとした漆を纏い、これまで見えていなかった物本来の輪郭を現すとともに伝統工芸の新しい魅力に気づかせてくれる。そのほか、漆の作品以外にも機能性を備えた日用品、機能のない物まで様々な作品が展示・販売されるとのこと。また、会期中の5月27日には、作家の西本も在店予定。ataW【イベント情報】西本良太「アウトライン」 会期:5月26日〜6月12日会場:ataW住所:福井県越前市赤坂町3-22-1時間:11:00〜18:00休廊日:5月30日、31日、6月6日、7日
2018年05月15日歌手の宇多田ヒカルがパーソナリティを務める『宇多田ヒカルのTRES BIEN! BOHEMIAN!』が、J-WAVEで1夜限りの復活を果たす。放送日時は後日発表される。『宇多田ヒカルのTRES BIEN! BOHEMIAN!』は宇多田がデビュー当時(99年10月1日~00年9月22日)に、JFL系5局ネットで放送されていた伝説のレギュラー番組で、ファンクラブのない宇多田にとってファンとメッセージの交流があった唯一の場だった。今回、宇多田のデビュー20周年を記念してスペシャル番組としても09年以来、 約9年ぶりの復活となる。TBS系ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』(毎週火曜22:00~)のイメージソング「初恋」でも話題を呼んでいる宇多田。『宇多田ヒカルのTRES BIEN! BOHEMIAN!』放送に先がけて、31日までの期間、番組ではリスナーから「ずっとやり続けていること」「宇多田ヒカルへのメッセージ」「アルバム『初恋』そしてツアーへの期待の声」など、 幅広く募集している。
2018年05月15日宇多田ヒカルの新アルバム『初恋』が、2018年6月27日(水)に発売。ゲームソフト「キングダム ハーツ3」のテーマソング「誓い」、TBS系火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージソングでアルバムタイトルでもある「初恋」、さらには『ペンギン・ハイウェイ』の主題歌「Good Night」など、2018年12月のデビュー20周年を前に、精力的に新曲を発表している宇多田ヒカル。一時活動休止を経てリリースした復帰作「Fantôme」の発売から19ヶ月。デビュー20周年に放つ今回の新アルバムには、先行配信楽曲「大空で抱きしめて」、「Forevermore」、「あなた」に加え、前述の「誓い」、「初恋」、「Play A Love Song」など、全12曲を収録している。発売以後、同アルバムは、オリコン週間デジタルアルバムランキングでは通算5度目の週間デジタルアルバム1位となり、「女性アーティスト最多1位獲得週数記録」を更新。また、レコチョクアワード月間最優秀楽曲賞2018年7月度(2018年8月1日発表)アルバムランキングでも首位を獲得した。その人気にこたえて、シリアルナンバー入り生産限定アナログ盤も11月7日(水)に発売される。アナログレコードならではのリッチな音質を最大限に活かすための2枚組仕様で、ジャケットにはシリアルナンバー入り、アナログジャケットサイズのブックレットも封入される。また、アルバムのリリースを記念して、約12年ぶりとなるコンサートツアーを敢行。11月6日(火)の横浜アリーナ公演を皮切りに全国6会場にて開催する。ツアースタートに際し、配信シングル「Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix)」をサプライズでリリース。中国からXZT、ベトナムからSuboi、韓国からEKと総勢3名のアジアン・ラッパーが参加した、リミックス楽曲となっている。【商品情報】7thアルバム「初恋」発売日:2018年6月27日(水)価格:通常盤 3,240円(税込)シリアルナンバー入り生産限定アナログ盤 5,000円(税込)■アナログ盤収録曲・Disc 1 Side A01. Play A Love Song(『サントリー 南アルプススパークリング』CMソング)02. あなた(映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』主題歌/ソニー『ノイキャン・ワイヤレス』CMソング)03. 初恋(TBS系 火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』イメージソング)・Disc 1 Side B04. 誓い(ゲームソフト『KINGDOM HEARTS III』テーマソング)05. Forevermore(TBS系日曜劇場『ごめん、愛してる』主題歌)06. Too Proud featuring Jevon・Disc 2 Side A07. Good Night(アニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』主題歌)08. パクチーの唄09. 残り香・Disc 2 Side B10. 大空で抱きしめて(『サントリー天然水』CMソング)11. 夕凪12. 嫉妬されるべき人生■配信シングル「Too Proud featuring XZT, Suboi, EK (L1 Remix)」※サブスクリプション配信/ダウンロード販売発売日:2018年11月6日(火)■シングルCD「Face My Fears」発売日:2019年1月18日(金) ※同日配信もリリース価格:1,400円(税込)1.Face My Fears2.誓い3.Face My Fears (English Version)4.Don’t Think Twice<ツアー日程・スケジュール>11月6日(火)・7日(水) 横浜アリーナ11月14日(水)・15日(木) マリンメッセ福岡11月22日(木)・23日(金) 日本ガイシホール11月28日(水)・29日(木) 大阪城ホール12月4日(火)・5日(水) さいたまスーパーアリーナ12月8日(土)・9日(日) 幕張メッセ展示ホール9-11■問い合わせ先テレドームTEL:0180-993-999(24hテープ対応)
2018年04月28日今年デビュー20周年を迎える宇多田ヒカル(35)が、6月27日に7枚目のオリジナルアルバム「初恋」をリリース。前作から、約1年9カ月ぶりとなる。 99年に発表された宇多田のメガヒット作「First Love」の英訳を冠する本作。タイトルについてネットでは≪原点回帰?≫といった見方をしているが、先日解禁された最新のアーティスト写真にも≪初期に戻ってる≫≪First Loveっぽさ≫といった声があがっていた。 「初恋」と「First Love」には、さらに共通点がある。「初恋」に収録されているタイトル曲はドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の、そして「First Love」との同名曲はドラマ「魔女の条件」の主題歌を務めている。どちらの作品も、TBS系ドラマである。 どういった意味があるのか、憶測が憶測を呼ぶが——。ファンからは期待を寄せる声が上がっている。 ≪宇多田ヒカルのニューアルバムのタイトルが『初恋』でファーストが『FirstLove』とか期待感爆上げなんですけど」≫ ≪中学生はタイトルに初恋とは付けんよな。大人やからこその初恋やな。宇多田ヒカル粋やなーかっこいい≫ ≪(デビュー作である「First Love」について宇多田が)「あれを自分の最高傑作と呼ばれることは不満」と語っているので、今回ソニーに移籍して一枚目の「初恋」に期待するなって方が無理≫ 宇多田といえば、新人アーティスト小袋成彬(26)との親密な関係も取りざたされている。そのためファンからは≪「First Love」は当時15歳だった宇多田さんが想像で書き上げた楽曲だけど、今回の「初恋」は果たして……?≫≪意味深だな≫といった声も上がっていた。
2018年04月25日2018年でデビュー20周年を迎える宇多田ヒカルの新曲『初恋』が、TBS系火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の初回放送内で初公開された。本楽曲は、2018年5月30日(水)に配信リリースされる。宇多田ヒカルが「花より男子」シリーズのイメージソングを担当するのは、2007年に放送されたTBS系金曜ドラマ「花より男子2(リターンズ)」の『Flavor Of Life -Ballad Version-』以来2度目。発表当時ダウンロード数で世界記録を樹立した同曲と同様に、ドラマの世界観を印象付ける重要な1曲となりそうだ。宇多田ヒカルは楽曲について「『初恋』はドラマのイメージソングなので、まず原作を読みました。高校生の恋愛を描いたいわゆる学園ものですが、扱っているテーマは普遍的で、年齢・性別を問わず誰もが社会や他者と関わる中で感じるであろう、環境に順応しようとしながらも頭と心に生じる摩擦や、自分の本質と向き合う登場人物たちの姿に、今の私にもグッとくる場面が多かったです。私の音楽の主題と重なる部分もあり、自然と楽曲制作を始めていました。デビュー前から好きだった神尾葉子さんの作品と再び関われたご縁を嬉しく思います」とコメントしている。【概要】宇多田ヒカル 配信シングル『初恋』配信開始日:2018年5月30日(水)
2018年04月21日4月17日からスタートするドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」(TBS系)のイメージソングを担当する宇多田ヒカル(35)。彼女は10日前の4月7日に、イタリア人男性・Fさんとの離婚が報じられている。 現在は大学でファッションの勉強をしているというFさんは、南イタリアにある小さな村の出身だった。本誌は’14年2月の再婚宣言直後に彼がバーテンダーを務めていたロンドンのバーで取材したこともあったが、その朴訥な受け答えが印象的だった。 だがそれから4年、Fさんの生活は激変していたようだ。彼のインスタグラムには愛車として黒いフェラーリの写真も掲載されている。Fさんの知人は言う。 「彼は母国・イタリアを熱烈に愛していて、イタリアが誇る自動車ブランド・フェラーリの大ファンでもあります」 たしかに3月中旬のインスタグラムには、2歳の息子をフェラーリ関連のイベントに連れて行ったときの写真も掲載されている。 「息子さんもフェラーリファンに育てたいようで、よくドライブにも連れて行っています。彼はロンドンにあるブランドショップもお気に入りで、その店の“上客”扱いになっているのです。(宇多田さんとの)離婚時期は昨年とも聞きましたが、原因は聞いていません。ただ結婚中はもちろん、離婚後もあまりお金に困った様子も見せないので、宇多田さんからかなりの財産分与はあったのではないかと思います。『僕も就職先を探さなきゃね』なんて言うこともありますが、まったく悲愴感はありませんね」(前出・F氏の知人) 宇多田マネーによって変身を遂げたF氏。もしかして宇多田は、変わってしまった彼に対して次第に違和感を覚えるようになったのだろうか。
2018年04月18日4月7日、日刊スポーツが宇多田ヒカル(35)の電撃離婚を報じた。 宇多田といえば03年に紀里谷和明氏(49)と結婚するも、07年に離婚。だが14年に8歳年下イタリア人男性との結婚を発表し、翌年7月には長男を出産していた。その後はロンドンに一軒家を購入し、家族で暮らしていたはずだったが――。 記事では《離婚時期は不明》としつつも、「数カ月前に別れている」という知人の証言も掲載。いったい何があったのだろうか。音楽関係者がこう明かす。 「宇多田さんは16年に本格的に活動を再開し、昨年12月にデビュー20年目に突入。今年は、国内での仕事が目白押しで12年ぶりとなるツアーも予定しています。いっぽう夫はロンドンでバーテンダーとして働いていましたが、インテリアコーディネーターに転身。ただそれもフルタイムではなかったといいます。日本でバリバリ働こうとしている宇多田さんと、イギリスでゆったり仕事をしている夫。そんな価値観のずれが、離婚につながったのでしょう」 いっぽうそんな宇多田が熱烈に入れ込む男性が。気鋭のアーティスト・小袋成彬(26)だ。 「16年9月に発売した宇多田さんのアルバム『Fantome』でのコラボをきっかけに、意気投合。小袋さんは4月25日にアルバム『分離派の夏』でメジャーデビューしますが、プロデュースは宇多田さんが手掛けています。彼女が新人アーティストのプロデュースに乗り出すのは初めてのこと。『この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない』と語っているほどで、それだけ彼の才能にほれ込んでいるんです」(別の音楽関係者) 実は最近、宇多田と小袋との親密さが噂されるようになっていたという。 「今回のアルバム収録に際し、小袋さんはロンドンに行っていました。現地で宇多田さんセッションしたのですが、そのときもかなり熱く盛り上がって……。周囲から『あの2人、怪しくない!?』なんて話が出ていましたよ。今回のアルバム発売に際しても、《最後の方の歌詞がすごい好き》など愛情たっぷりの告知をしています。離婚の悲しみを、彼との時間が癒してくれているみたいですね」(前出・別の音楽関係者)
2018年04月10日宇多田ヒカル(35)が14年に結婚した8歳年下のイタリア人男性と離婚したと、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると数カ月前に離婚していたそうで、男性の出身地であるイタリア南部のプーリア州ファサーノ市周辺でも離婚の情報は徐々に広まっているという。 また別のスポーツ紙では、すでに若手ミュージシャンの新恋人がいるとの情報も報じているのだ。 「11年から15年まで『人間活動』と宣言して音楽活動を休止。その間に母で歌手の藤圭子さんの死を乗り越え、別れた夫と結婚し第1子の長男を出産。その後は安定した生活を送っていました。しかしこれからの方向性について夫と話し合ったところ、違和感が生じたのではないでしょうか。海外での生活に疲れ始めていたとの情報もあります」(芸能記者) 宇多田は02年に写真家で映画監督の紀里谷和明氏(49)と結婚したが、07年に離婚。今回の離婚でバツ2のシングルマザーとなったが、創作意欲は年々高まり続けているようだ。 「16年にはNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌のオファーを受け、おおみそかの紅白歌合戦に初出場。昨年公開の映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の主題歌『あなた』はそれまでの宇多田とは曲調の違う恋愛ソングでした。近年、彼女の才能はさらに高まっていると噂されています。17日からスタートするTBS系ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』のイメージソングも話題になりそうです」(レコード会社関係者) 今年は約12年ぶりのツアーを行うというが、これまで以上にパワーアップしてファンの前に帰ってきそうだ。
2018年04月09日《えっ宇多田ヒカル離婚?》《宇多田ヒカル、私もビックリ!》《宇多田ヒカルまた離婚かー》 4月7日に日刊スポーツが報じた宇多田ヒカル(35)の離婚。突然の報道に、Twitterでは驚きの声があがっている。 14年2月に8歳年下イタリア人男性との結婚を発表し、翌年7月には長男を出産していた宇多田。記事では《離婚時期は不明》としつつも、「数カ月前に別れている」との知人の証言を掲載。結婚から5年目の別れとなった。 実は宇多田、過去にも“同じ壁”にぶち当たっていた。前夫の紀里谷和明氏(49)と結婚したのは02年9月で、離婚したのは07年3月。同じく5年目にして別れているのだ。 また紀里谷氏と離婚後に交際していた8歳年上画家も、やはり5年目で破局している。最初に本誌が交際をスクープしたのは09年9月。破局が明らかになったのは、今回のイタリア人夫との電撃結婚が報じられた14年2月だった。 3月21日、宇多田はTwitterでこんな言葉をつぶやいている。 《どの国の知人にも「お別れを言った後立ち去るのが早い」とか「電話の最後の一言の後に切るのが異常に早い」と言われるんだけど、そう思われないには何秒くらい待てばいいの…?》 そんな宇多田が3度越えられなかった“5年目のジンクス”。彼女はいま、何を思うのだろうか――。
2018年04月07日今年デビュー20周年を迎える宇多田ヒカルが、杉咲花主演TBS新火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージソングを担当することがこのほど分かった。宇多田さんの楽曲がドラマとタイアップするのは、昨年放送された「ごめん、愛してる」以来となり、そして「花より男子」シリーズでタイアップするのは、2007年放送の「花より男子2(リターンズ)」のイメージソング「Flavor Of Life -Ballad Version-」以来2度目。「Flavor Of Life」は発表当時800万以上のダウンロードを記録し、当時の世界記録を樹立した。なお、気になる本ドラマのために書き下ろされた新イメージソングは、4月17日(火)のドラマ初回放送内にて初公開される。本作は、漫画家・神尾葉子の大ヒットコミック「花より男子」の新章となる、「少年ジャンプ+」にて連載中の「花のち晴れ~花男 Next Season~」が原作。ドラマでは、“F4”が卒業してから10年後、落ち目になった英徳学園を舞台に、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす、「自分らしく生きる」ことがテーマの痛快青春ラブストーリーとなっている。杉咲さんがコンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の主人公を演じるほか、平野紫耀(「King&Prince」)、中川大志、濱田龍臣、飯豊まりえらいま注目の若手キャストが出演する。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年04月06日宇多田ヒカルがその歌声に惚れ込み、彼女の最新アルバム『Fantôme』に客演参加(“ともだち with 小袋成彬”)を果たした若きSSW/プロデューサー・小袋成彬(おぶくろなりあき)。元々は「TOKYO RECORDINGS」というレーベル/プロダクションを主宰し、これまでに水曜日のカンパネラやiriなどの楽曲を手がけたり、松本潤&有村架純主演映画『ナラタージュ』の主題歌を野田洋次郎(RADWIMPS)と共作するなど、裏方として暗躍してきた彼だが、この度4月に宇多田ヒカル全面プロデュースの元、初のソロアルバム『分離派の夏』をリリースすることに。そして、本作をもってソニー・ミュージックレーベルズ EPICレコードジャパンからメジャーデビューを果たす。そんな彼のプレミアム・ライブが、先日2月5日にSpotify Japanのオフィス内にて行われた。「小袋成彬 Spotify LIVE」と題された本イベントは、アルバムからの先行トラック“Lonely One feat.宇多田ヒカル”が、男性新人ソロアーティストとして国内史上初となるSpotifyバイラルランキング(※)1月25日付のウィークリーランキング(日本)初登場1位を記念してのもの。集まったのはメディア関係者と、抽選で選ばれた幸運なオーディエンス数10名。さらに、その応募数があまりにも多かったため、当日はSpotify Japanの各種SNSで生配信も行われた。予定されていた時刻を少し過ぎた頃、小袋成彬とバックの演奏を務める2人が物々しい機材に囲まれたステージへ現れた。そして、すでにネット上にUPされている『小袋成彬 1stアルバム「分離派の夏」ティザー映像』が上映されると、たちまち空気がピンと張り詰める。彼がソロアルバムを作ることになった理由、そして「芸術とは何か」を問い質すかのような映像は、これから始まるライブパフォーマンスに対して、そして彼の作り上げる作品の世界観へと我々を没入させるかのような演出だ。宇多田ヒカルとの共演曲“Lonely One feat. 宇多田ヒカル”を含む7曲を披露しながらも、MCはなし。後の取材時には、「ライブは自身の作品を再解釈する行為」と語っていた通り、オーディエンスを前にしながらも、あくまでも内省的に自己と向き合い続ける様は、どこか鬼気迫るような迫力すらも感じさせた。もちろん、宇多田ヒカルに「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない」という使命感を感じさせたという圧倒的な歌唱力や、海外の最新鋭の音楽ともリンクする音楽性にも注目がいくだろうが、あくまでもそれは装飾に過ぎないのだろう。自身に内面とひたすらに向き合い続けた結果、生まれた楽曲の数々は、まさしく「芸術」と呼ぶに相応しいもの。そしてそれは我々オーディエンスの心を大きく揺さぶった。未だ26歳という若さながら、音楽業界で広く暗躍し、さらには宇多田ヒカルにその才能を認められるという稀有な逸材=小袋成彬。すでに5月に開催予定の初ワンマンにも予約が殺到。大坂BIG CATでのイベントライブ「HOPE!」や、埼玉史上最大のロックフェス「VIVA LA ROCK 2018」、長野県で開催される野外フェス「TAICOCLUB’18」への出演も決定するなど、音楽リスナーから大きな注目を浴びている。しかし、そんな状況とは裏腹に、「『作品を作ること』と『作品を届けること/売ること』は切り離している」と語っている通り、あくまでも芸術家としてのスタンスをみせている。今後、彼が国内音楽シーンにどのような波紋を広げるのか。期待しながら見届けたい。(※)バイラルランキングとは、いまソーシャル上にシェアされ、再生されている話題の楽曲をSpotifyが独自にチャート化したもの。
2018年03月02日歌手・宇多田ヒカルがプロデュースする男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)が24日、初めてファンを前にしたライブを都内で行い、終了後には報道陣の囲み取材に応じた。4月25日リリースの1stアルバム『分離派の夏』でメジャーデビューする小袋。先行配信中の「Lonely One feat.宇多田ヒカル」が音楽配信サービス・Spotifyのバイラルランキングで初登場1位になったことを受け、抽選で選ばれた18組36人のファンに向けて記念ライブを実施した。小袋は「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」をはじめ、「Game」「Selfish」「Summer Reminds Me」「Daydreaming in Guam」「E. Primavesi」「愛の漸進」の全7曲を生歌で披露。約25分間にわたる濃密な一時を過ごしたファンは、「想像以上に凄く良かった。生で聴くと本当に綺麗な歌声で、アルバムが楽しみです」と感動のコメントを寄せた。○歌手・プロデューサーとしての宇多田ヒカルライブ終了後の囲み取材では、時折笑顔を見せてリラックスムード。「(ファンとの)距離や人数や規模は僕にとっては全く関係なくて。『緊張しない』のではなく、ライブそのものが『作ったものを自分の中で再解釈する作業』なので、何かメッセージがあるわけでもなくて、ただひたすら内省的なもの。あまり距離は感じなかったです」と振り返る。「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」は小袋一人での歌唱となったが、「いつか一緒にできればいいですね」と今後の共演に期待も。宇多田の歌手・プロデューサーとしての相違点については、「あまり変わらないと思います。テレビをあまり観てなかったんですが、初めて会った時もテレビと同じ印象」と語る一方、共通点を「彼女が歌詞で大事にしていることはもともと音楽として大事にしていること」「それは歌手としての彼女とプロデューサーとしての彼女は全く変わらないことなんだと。つまりは自分が関わる音楽に対してすごくこだわりがあって、譲れないものがある。そういう中でも自由にやらせてもらいました」と説明する。さらに、自身の譲れないものを「阻害する人は避ける」と正直に打ち明けて笑いを誘い、「自分のやりたい環境を自分で作り上げることは、レーベルを立ち上げてからずっとやってきたのでそれはめちゃくちゃ大事にしています」「組織に所属している人間ではないので、そういうのは自由に、責任をもってやらせてもらっています」と補足した。音楽ストリーミングサービスに期待することを聞かれると、「アーティストとしては、実はちょっと思い当たらない。「届けたい」という気持ちはもちろんあるんですけど、それ以上に音楽家として『作る』ことの方が重要で届けることが二の次になってしまうので。そこに関してはなかなか思いを馳せることはないんですよね」と返答。ユーザーとしては積極的に使っているそうで、「今回アルバムを出すにあたって『分離派の冬』というプレイリストを作りました。合法的なコンピを作ることはなかったので、すごく楽しい音楽体験ができているんじゃないかなと思います」と楽しげに語った。○歌唱力と美声の源この日は応募者多数につき、SpotifyのTwitterアカウント(Periscope)、SpotifyのInstagramアカウント、SpotifyのFacebookアカウント、小袋のYouTubeチャンネルから同時多元生放送も行われ、総視聴数はすべてのプラットフォーム延べ1万人を突破。SNS上では「素晴らしかった」「鳥肌立った」「キレイな声」といった絶賛の声が多数書き込まれている。記者からは歌唱力についての質問も飛び、「技術的にこれをずっとやっていたこともなくて、そういう意味ではすごく自然にできていったんですけど……もともとできていたんだと思います。むしろ前より全然出なくなっちゃって。お酒とかで(笑)」と場を和ませながら、「音楽経験としては本当に人の歌をただ楽しく歌っていただけなので、その積み重ねでした。自分で曲を作るようになってからは、僕の歌は身体性を伴っているものなので、声と自分の表現したいものが近づいてきたのはこのアルバムからだと思います。そういう意味ではそこでたどりついたのかなと」と分析していた。
2018年02月24日宇多田ヒカルが、新曲「誓い」を発表。ディズニーとスクウェア・エニックスから生まれたゲームソフト「キングダム ハーツ」 シリーズ最新作となる「キングダム ハーツ3」のテーマソングとなる。宇多田ヒカルが本シリーズのために書き下ろした楽曲は、『光』『Passion』に続く3曲目。2017年1月には、PUNPEEによるREMIX「光 -Ray Of Hope MIX-」が国内チャートで1位を席捲、全米のiTunesのランキングで総合2位を獲得するなど、両者に関する話題が大きな注目を集めたばかりだ。なお、年内に発売を予定している7枚目のオリジナルアルバムにも、本作『誓い』が収録予定。アルバム「Fantôme」のリリース、歌詞集の発売、そして新人「小袋成彬」のプロデュースなど、デビュー20周年目を迎え再び精力的な活動をみせている宇多田ヒカル。前述の新アルバムにコンサートツアーと、2018年もその活躍に目が離せない1年となりそう。
2018年02月13日歌手の宇多田ヒカルが男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)をプロデュースし、4月25日には1stアルバム『分離派の夏』がリリースされることが17日、発表された。小袋成彬宇多田が「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない―――そんな使命感を感じさせてくれるアーティストをずっと待っていました」とまで絶賛する小袋は、いったいどんな人物なのだろうか。小袋は1991年4月30日生まれの26歳。2013年夏、音楽への思いを捨てきれなかった彼は就職活動を辞め、三日三晩ホテルで書き上げた曲をYouTubeにあげた。この曲が反響を集めたことがきっかけとなり、R&Bユニット”N.O.R.K.”を結成し、小袋はボーカルに。”N.O.R.K.”は91年生まれの現役大学生(当時)2人で結成されたこと、当時全盛だったIndie R&Bの文脈にクラシックの要素を取り入れたことなどもあってか、様々なメディアが取り上げた。2014年には”N.O.R.K.”としてアルバム『ADSR』をリリースしている。翌15年9月には、音楽レーベルTokyo Recordingsを法人化し、小袋は代表取締役に就任。水曜日のカンパネラの楽曲「ナポレオン」の作詞、柴咲コウのカバーアルバム『続こううたう』収録曲でコーラス、映画『ナラタージュ』の主題歌「ナラタージュ」(作詞作曲はRADWIMPSの野田洋次郎)に編曲として参加するなど、幅広く音楽の世界で活躍していた。そんな小袋の知名度を大きく上げたのが、2016年9月に発売された宇多田ヒカルのアルバム『Fantôme』収録曲「ともだち with 小袋成彬」にゲストボーカルとして参加したことだろう。宇多田がその実力を高く評価する小袋であるが、『分離派の夏』完成に寄せて発表したコメントによると、 「もとより私は、この作品を世に発表する心ぐみも、ましてやこの稚拙な歌声を人前で響かせるつもりなど毛頭なかった。」という。しかし2016年の初夏に自らがボーカルとして歌うことを決意し、アルバム完成に至ったとのこと。5月1日には渋谷WWWで初のワンマンライブを行うことも決定している。
2018年01月19日歌手の宇多田ヒカルが26歳の男性新人アーティスト・小袋成彬(おぶくろ・なりあき)をプロデュースし、4月25日には1stアルバム『分離派の夏』がリリースされることが決定した。宇多田ヒカル宇多田が自身のアルバム『Fantôme』(2017年)に収録された「ともだち」にて、小袋をゲストボーカリストに招いたことがきっかけとなり、今回のプロデュースが実現した。小袋はアーティストとしては新人であるが、過去には水曜日のカンパネラや柴咲コウのプロデュースを手掛けるなど、実績十分。16日に開催されたコンベンションライブは、小袋にとって初のソロライブであるにもかかわらず、シンガーとしてのスキルの高さや圧倒的な個性を印象づけるパフォーマンスとなった。そして本日からは、1stアルバム収録曲より『Lonely One feat.宇多田ヒカル』の先行ストリーミング配信(Apple Music/Spotify/LINE MUSICほか)がスタートしており、Youtubeではアルバムのティザー映像も公開中だ。■宇多田ヒカルコメント「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない―――そんな使命感を感じさせてくれるアーティストをずっと待っていました。私と出会うまでレーベルオーナーとして主に裏方作業に徹していた小袋成彬の表現者としての真の目覚めに立ち会えたこと、そしてソロデビューアルバム『分離派の夏』の完成をこうして皆さんに伝えられる幸運に感謝しています。」
2018年01月17日シンガーソングライター・宇多田ヒカル(34)のアルバムとシングルが、1月8日から音楽配信サービス・Spotifyで配信をスタートした。Spotifyの公式プレイリスト「宇多田ヒカルの音楽と、あの頃の私」宇多田は昨年末、Apple Musicほかサブスクリプション配信サービスで配信を開始。1月8日から配信されているSpotifyでも「非常に好調」と広報担当者は語る。オールタイムベストとして選ばれた52曲4時間7分の公式プレイリスト「宇多田ヒカルの音楽と、あの頃の私」からの聴取が最も多く、「アーティストにフォーカスしたプレイリストとしては極めて速いペース」でフォロワー数を伸ばしているという。人気の楽曲は「花束を君に」をはじめ、「Flavor of Life」や「Wait & See ~リスク~」など過去の曲も。Spotifyの国内バイラルチャート(SNSでシェアされた中から再生された数などがベース)のトップ50内に、宇多田ヒカルの曲が8日は19曲、9日は20曲、10日は26曲がランクインしている。
2018年01月13日「昨年夏、“宇多田ヒカルのプロデューサー”を名乗る人物から突然メールが届いたそうです。詐欺メールだと思ったものの書かれていた番号にためしに電話してみると、出たのは本物の宇多田さん担当プロデューサー。『レコ-ディングのため、ロンドンに来てほしい』と言われ、びっくりしたそうです」(音楽関係者) 今年9月、8年ぶりのアルバム『Fantome』を発売した、宇多田ヒカル(34)。このアルバムでコラボした気鋭のアーティスト・小袋成彬(26)を、来春発売予定の彼のアルバムで、宇多田が“単独プロデュース”することが極秘に決まっているという。冒頭のエピソードは、小袋自身もラジオで明かしていたものだ。 「宇多田さんはこれまで他のアーティストと共同でプロデュースをしたことはありますが、1人でやるのは初めてです。それほど、小袋さんの歌唱力と音楽センスに惚れ込んでいるんですよ」(前出・音楽関係者) “世界の歌姫”がそこまで入れ込む小袋とは、いったいどんな音楽家なのか。じつは小袋の経歴には驚くべき点が――。音楽を始めて、まだたった8年だというのだ。 「高校までは野球一筋で、音楽を始めたのは大学に入ってから。大学ではコピーバンドを組み、在学中にR&Bユニットを結成して頭角を現しました。大学では経営学を学び、メディア関係の会社から内定をもらったものの、就職せずに“自分たちのCDを出したい”と、インディーズの音楽レーベルを設立したそうです」(音楽ジャーナリスト) 一般ではほとんど知られてない小袋。だがその才能は宇多田だけでなく、音楽業界ではすでに高く評価されてきた。 「楽曲制作を手掛け、これまで柴咲コウさんやきゃりーぱみゅぱみゅさんなどの楽曲にも携わっています」(前出・音楽ジャーナリスト) 最新アルバムは売り上げ100万枚を突破した宇多田。プロデューサー業でも成功を掴むことはできるのか――。
2017年12月08日宇多田ヒカルが今年のデビュー記念日にあたる12月9日(土)に発売する、自身初の歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」に、糸井重里や小田和正、「桜流し」のMVを手がけた河瀬直美監督、「いきものがかり」水野良樹ら、各界の著名人8人が寄稿していることが分かった。歌詞集「宇多田ヒカルの言葉」は、デビュー曲「Automatic」から最新楽曲となる映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』主題歌にしてソニー「ノイキャン・ワイヤレス」CMソング「あなた」までの歌詞が掲載されるほか、各界を代表する8名がいままでの宇多田さんの作品、特に歌詞にフォーカスをあてた文章を寄稿したという。50音順に紹介すると、昨年アーティスト活動を再始動するにあたり、最初のアーティスト写真を撮影した写真家、石川竜一。活動休止中のソーシャルでの会話がきっかけで、NHK「SONGS」で初対談が実現した糸井さん。デビュー時からのオファー(思い)が、ようやく昨年実現した番組「クリスマスの約束」で共演した小田さん。さらに、人間活動中のリリースとなった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』主題歌「桜流し」のミュージックビデオを手掛けた河瀬監督。エッセイなどで宇多田さんルへのリスペクトの気持ちを表している詩人、最果タヒ。ヒップホップの文脈から宇多田ヒカルの歌詞を見つめてくれたSKY-HI。昨年、番組「クリスマスの約束」で共演し、いまやEPICレコードジャパンで同じレーベルメイトとなった「いきものがかり」水野さん。そして、文学界からは、以前ブログでも宇多田さんに触れていた吉本ばななという錚々たる8名が寄稿した。なお、この夏「Forevermore」のMVコラボレーションを実現したソニー・ミュージックの音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」では、12月8日(金)に配信される新曲「あなた」のMVコラボレーション・プロジェクトを12月より始動。ミュージックビデオの撮影現場に密着し、宇多田さん本人と周辺スタッフがこだわり抜く映像制作の過程が垣間見られるドキュメンタリー番組を制作。また、本MVをフィーチャーした、放送局(ステーション)のイメージを表す映像「STATION ID」を12月初旬より公開予定。デビュー記念日である12月9日(土)には、「24時間 宇多田ヒカル」と題し、「あなた」MVドキュメンタリー特番をはじめ、計12時間にわたり、5本の歴代ライブ映像や、歴代のミュージックビデオを一気に観られる特集をオンエアする。「宇多田ヒカルの言葉」は12月9日(土)より全国の一般書店/ネット書店にて販売。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日堺雅人と高畑充希が新婚夫婦役を演じ、人間と人間ならざるものたちが暮らす鎌倉の街を舞台に描く『DESTINY 鎌倉ものがたり』。本作の主題歌を宇多田ヒカルが手掛けることが明らかになり、新予告とともに宇多田さん、堺さん、高畑さん、山崎貴監督からコメントが到着した。宇多田さんといえば、その圧倒的な歌唱力、音楽性で常に音楽界を席巻する、世界でもその名を知られたアーティスト。今回、山崎監督作品に初参加となるが、実は今年の春ごろ、山崎監督自らが宇多田さんに主題歌を依頼するため、熱い想いを手紙にしたためていたそう。そして、そのオファーを受けた宇多田さんは、映画公開日の12月9日が自身のデビュー記念日でもあることなどから本作と縁を感じ、これを快諾!運命的なコラボが実現し、主題歌「あなた」のレコーディングが、今年夏、ロンドンにて行われたという。映画主題歌としては、『CASSHERN』『春の雪』『あしたのジョー』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』以来7作目、5年ぶりとなる宇多田さん。今回、書き下ろしとなる「あなた」は、本作のプロット、原作を読み込み、本作をイメージして制作したそうで、「この曲は原作が妖怪みたいな異世界と日常が実は一緒にあるみたいな話だっていうことがわかっていたので、そこから仏教系の言葉を使ったりとか、そういったアイデアも取り込みながら作りました。聴いてくれた人が、どんな風にそれぞれ受け取ってくれるのか楽しみな歌です」とコメントを寄せている。その出来栄えには、山崎監督も「宇多田さんの歌には、当たり前のように送っている日常の日々が、実はかけがえのない宝物なんだと気づかせてくれる、魔法のような力が有ると思います。今回の作品『DESTINY 鎌倉ものがたり』も出来たらそんな力を持った作品にしたいと考えていました。主題歌を宇多田さんにお願いできたことは、強力な魔法使いに力を貸してもらったようなものです。出来上がってきた曲は映画の輪郭をくっきりと鮮明にしてくれました。とてもとても嬉しいことです」と太鼓判を押している。主演を務める堺さんも「だれにでも当てはまる、ひとがひとをおもう気持ちをうたっていて、ききながら、まず家族の顔をおもいうかべました。そして、映画のなかで愛した、高畑充希さん演じる妻に、もう一度あいたくなりました」とコメントし、「この曲をふまえて、もう一度演じたい気持ちです」と絶賛!高畑さんも「いただいた音源の、歌い出しを聴いて、ゾワっと鳥肌が立ちました。映画のラストシーン直後、こんな音が聴こえてきたらなんて素敵なんだろう。心と耳が幸せだな、と嬉しくなりました。撮影中の、旦那様を愛しい愛しいと思っていた気持ちが聴いているうちにガッと蘇ってきて、また亜紀子さんに出逢わせていただいたような気分です」とヒロイン・亜紀子としての日々に思いを馳せ、「個人的には、朝ドラに引き続き宇多田さんに主題歌を担当していただけたこと。このご縁と幸せに胸がいっぱいです」と、「とと姉ちゃん」に続くタッグに感激を語っている。なお、10月7日(土)より全国の劇場にて本作のビジュアルも掲出予定で、主題歌「あなた」は12月8日(金)より配信限定シングルとしてEPICレコードジャパンより発売される。宇多田さんのオフィシャルサイトでは、ポーランド出身の写真家マチュイ・クーチャ氏撮影による新しいジャケット写真、アーティスト写真も公開中だ。古都・鎌倉を舞台としたファンタジー作品でありながら“夫婦の愛”、“家族の絆”を感動とともに描く『DESTINY 鎌倉ものがたり』。宇多田さんの歌声で彩るこちらの新予告映像で、そのあたたかな世界観を味わってみて。『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日指揮者・西本智実が芸術監督を務めるイルミナートフィル&イルミナートバレエが、2014年の『白鳥の湖』、2016年の『くるみ割り人形』に続く3作目の全幕バレエとして『ロミオとジュリエット』に挑む。「音楽・バレエ・言語」の融合の試みとして2010年に初演したコンサート形式の『ロメオとジュリエッタ』を軸に、新たな演出・振付によるグランド・バレエを生み出すという。【チケット情報はこちら】西本は今回、指揮および演出を手がけるにあたり、こう意気込む。「2008年にスイスのダボス会議に招待されて参加した際、会議を通じて、150年前と今とに共通する“地図”のようなものを感じました。それ以降、私が制作するオペラやバレエでは常に、“今は何をすべきか”という問いかけを入れています。ですから『ロミオとジュリエット』では、平和を持続させることの難しさが重要なテーマのひとつ。なぜこの悲劇が生まれたのか、悲劇を未然に防ぐことはできたのではないかといったことを、遠い国の昔の話ではなくリアルな世界として感じていただける舞台にしたいと考えています」作曲のプロコフィエフは、西本とは縁の深いロシアの作曲家。彼がリムスキー=コルサコフに管弦楽法を学んだサンクトペテルブルク音楽院指揮科に西本は留学し、リムスキー=コルサコフの孫弟子にあたるイリヤ・ムーシンに学んでいる。「音楽院図書館には学生時代のプロコフィエフの写真が掲げられていて、とても美しい顔立ちなのですよ。彼は『ロミオとジュリエット』の中で、若者ふたりの性急でピュアな愛を、どこまでも上昇・飛躍するかのように巧みに転調しながら描き、また、ふたりの命を事切れさせる『運命の女神』などは素晴らしい不協和音で表現しています。音域で言えば音響的な振り幅がとても広く、弱音から突然の強音、めまぐるしい転調に、演奏者である私の感覚も揺さぶられながら指揮しています」イルミナートフィル&バレエの公演では、作品の既存のイメージに留まらない新しい解釈が見られるのも特長だ。「私が演出するバレエでは、音楽とバレエを有機的に融合させるため、楽曲分析した音楽から台本を作り直し、それを基に振り付けしていきます。さらにこの舞台では、必要最小限で言葉を字幕に表示します。ロミオと出会ったジュリエットは間もなく14歳という年頃。彼らの恋が、愛となり、そして死を迎えるまで、たった5日間の出来事ですが、そのジュリエットを、人生の全てを集約した象徴的な存在として演出しています。舞台には虚構もありますが、映像と違って全て生で表現します。命の煌めきや燃焼を、出演者総力をあげて表しています。2日間しか上演しない舞台です。ぜひ一緒に感じ合いましょう」公演は9月9日(土)・10(日)、東京・新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2017年08月31日日曜劇場「ごめん、愛してる」(TBS系)の主題歌として注目を浴びている宇多田ヒカルの新曲「Forevermore」の配信が、本日7月28日(金)より開始。あわせて公開された同楽曲のミュージックビデオでは、宇多田さん自ら全編、コンテンポラリーダンスを披露している。EPICレコードジャパンへのレーベル移籍第1弾楽曲の「サントリー天然水」CMソング「大空で抱きしめて」が、配信されるやいなや国内外の配信チャートで上位を席巻し、話題となっている宇多田さん。早くも移籍第2弾楽曲となる「Forevermore」の配信がスタートし、宇多田さん自身によるコンテンポラリーダンスで全編構成されたMVも公開された。本ビデオは、今年6月にロンドンで撮影されたもの。監督は、ロンドン出身シンガーソングライター・Sampha(サンファ)の「(No One Knows Me) Like The Piano」のMVなどを手掛けてきた新進気鋭のクリエイター、ジェイミー・ジェームス・メディナ(Jamie-James Medina)が担当、全編にわたり宇多田さんによる生命力あふれるコンテンポラリーダンスがフィーチャーされたビデオが制作された。これまでも、「traveling」「Passion」「Keep Tryin’」「Goodbye Happiness」など、一部にダンスを取り入れたMVはあったが、全編、本人によるダンスで構成されたビデオは宇多田さんにとっても初めてのこと。また、振り付けを担当したのは、過去、ダンサーとして「ユニクロ」CMに出演したほか、「アトムズ・フォー・ピース」による「Ingenue」のMVでトム・ヨーク(レディオヘッド)との共演を果たし、世界的な話題となったロンドン在住の振付師Fukiko Takase。宇多田さん本人も、何日間にもわたる綿密なダンスリハーサルをへて撮影に臨んだ。撮影直後のインタビューで、宇多田さんは「昨年アルバム『Fantôme』を発売して、音楽がより肉感的になったという評価もされていたので、私も(いま、作っている音楽は)で肉体や体温を感じる音楽になってきたなーと思っていたので、この『Forevermore』を体で表現するっていうのはいいなと思って、制作に臨みました」とコメント。現在、WEB上でもMVの一部が公開されている。なお、2018年7月1日に開局20周年を迎える音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」では、同じく2018年にデビュー20周年を迎える宇多田さんの「Forevermore」とのミュージックビデオ コラボレーション・プロジェクトを始動し、本MVはその第1弾。続く第2弾では、ロンドンにおける本MVの撮影現場に密着し、宇多田さん本人と周辺スタッフがこだわり抜く映像制作の過程が見られるドキュメンタリー番組を制作し、8月に放送。さらに、第3弾では本MVをフィーチャーした放送局(ステーション)のイメージを表す映像「STATION ID」を8月下旬より公開、第4弾ではスペシャルポスターの展開など、宇多田さんとのコラボが目白押しとなっている。「Forevermore」(TBS系 日曜劇場「ごめん、愛してる」主題歌)はiTunes、mora、レコチョクにて配信中。「M-ON! 20th Anniversary×宇多田ヒカル 【Forevermore】MUSIC VIDEO DOCUMENT」は8月26日(土)22時~ほか放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日「TOKIO」長瀬智也主演ドラマ「ごめん、愛してる」に主題歌を書き下ろすことが決定し、話題となっている歌手の宇多田ヒカル。デビュー以来、日本の音楽界で唯一無二のポジションを占めてきた彼女が、この度、6月28日(水)より発売の雑誌「VOGUE JAPAN」に初登場していることが分かった。今号では、秋冬のトレンドファッションや、今シーズンのランウェイでも大ブームとなっているピンクメイクなどを取り上げるなど盛りだくさんの内容。中でも注目なのが、6ページにわたる宇多田さんのロングインタビュー。2010年に“人間活動”を宣言して音楽活動を休止してから、母の死、結婚、長男の誕生を体験した宇多田さん。今回のインタビューでは、去年8年ぶりにリリースされたアルバム「Fantôme」で、改めてその言語感覚の独自性を世の中に認知させた彼女が、“響く言葉”について語っている。自身の人生をふり返り、刺激を受けた言葉や復帰後に変わった言葉との関係性について、言葉との向き合い方を通じて、個人として、またアーティストとしての生きる姿勢も垣間見える内容となっている。また、公式YouTubeチャンネルでは、アレキサンダー・マックイーンを身に纏ったモードな姿を披露する貴重なメイキング動画が公開中(7月28日午後12時まで公開予定)。ぜひこちらも併せて覗いてみて。「VOGUE JAPAN」2017年8月号は6月28日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2017年06月28日シンガーソングライターの宇多田ヒカルが、EPICレコードジャパン移籍後の第1弾となる楽曲を初夏に配信リリースすることが13日、分かった。詳細は後日発表されるという。また、移籍に伴ってオフィシャルサイトがリニューアル。スマートフォンユーザーにも操作しやすいデザインになっている。そのほか、新たなアーティスト写真も公開。ショートカット姿でストールを巻き、車の後部席に座る宇多田を捉えている。同サイトでは、壁紙としてダウンロードすることもできる。宇多田は2月9日、オフィシャルサイトで移籍を報告。「昨年、長い休養を経て新しいアルバムを制作、発表し、音楽家としても一人の人間としても転機を迎えたという実感があり、ユニバーサル ミュージックとの契約が満了したこのタイミングで、アーティストとしての初めてのお引っ越しを決めました。東芝EMIでデビューして以来、ユニバーサル ミュージックに至るまでの活動を支えてくださった皆様には感謝の気持ちしかありません。これからも新しいことに挑戦し続けていきたいと思います」とつづっていた。
2017年06月13日宇多田ヒカルが新シングル「光 –Ray Of Hope MIX–」を2017年1月11日(水)にリリース。楽曲は宇多田の人気曲「光」をトラックメイカーのPUNPEEがリミックスしたもので、1月12日(木)発売のゲームソフト「キングダム ハーツ HD2.8 ファイナル チャプター プロローグ」のテーマソングとなっている。オリジナルをハイテンポに、そしてテクノポップサウンドが加えられ、都会的な雰囲気に仕上がっている。2016年末からゲームトレーラーや、宇多田ヒカルのネットイベント「30代はほどほど。」で披露されるやいなや、リリースの要望が殺到し、満を持し全世界で配信販売がスタートされた。たちまち全世界のチャートを席捲、日本をはじめ全9ヶ国で1位を獲得のほか、全米のiTunes総合ページでは日本人アーティスト最高位となる2位にランクインするという快挙を成し遂げている。2016年発売したアルバム「Fantôme」のセールスも好調な宇多田ヒカル、今後も目が離せない。【詳細】「光 –Ray Of Hope MIX–」(REMIXED BY PUNPEE)配信日:2017年1月11日(水)収録内容:1.「光 –Ray Of Hope MIX–」2.「Simple And Clean –Ray Of Hope MIX–」3.「光 -P’s CLUB MIX-」4.「Simple And Clean -P’s CLUB MIX-」
2017年01月14日「嵐」相葉雅紀と女優の有村架純が司会を務め、宇多田ヒカルをはじめ「KinKi Kids」「RADWIMPS」「THE YELLOW MONKEY」らが初出場する「第67回NHK紅白歌合戦」。この度、注目の全出場歌手の曲目が発表された。年末の風物詩である「NHK紅白歌合戦」。2016年大晦日放送の「第67回NHK紅白歌合戦」ではテーマに「夢を歌おう」を掲げ、オリンピックイヤーを目前にした2019年「第70回紅白歌合戦」までの4年間、オリンピック・パラリンピック開催までの歩みを「歌の力」で応援していくという。今年の初出場には、大竹しのぶ、「欅坂46」、「PUFFY」、桐谷健太らの面々が並び、スペシャルゲストとしてタモリとマツコ・デラックスも出演が決定している。この度、各出演歌手の曲目が発表。紅組の初出場の宇多田さんは、高畑充希主演朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌に起用された「花束を君に」。「欅坂46」はデビュー曲の「サイレントマジョリティー」。「Perfume」は、広瀬すずや野村周平、真剣佑で映画化された『ちはやふる』の主題歌「FLASH」。白組の初出場歌手・桐谷さんは、au「三太郎シリーズ」CMで“浦ちゃん”として披露し一躍脚光を浴びた「海の声~みんなの海の声バージョン~」。「THE YELLOW MONKEY」は大ヒット曲の「JAM」。星野源は、新垣結衣と“ムズキュン”ストーリーを展開したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌で、エンディングで流れるダンス映像が大ブームを巻き起こしている「恋」。「KinKi Kids」は、デビュー曲であり、その後全シングルリリースが第1位を記録する伝説の幕開けとなった色褪せない名曲「硝子の少年」。「RADWIMPS」は、新海誠監督最新作にして、国内の大ヒットに留まらず、海外でも着実に興行収入を伸ばし、海外映画祭でも高い評価を受ける『君の名は。』で知られる「前前前世 [original ver.]」を、それぞれ披露する。「第67回NHK紅白歌合戦」は12月31日(土)19時15分~NHK総合、ラジオ第1にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日こんにちは、ライターの月極姫です。8年半ぶりの発売となった、宇多田ヒカルさんの新アルバム『Fantôme』(ファントーム)が、すごいことになっているのをご存知でしょうか?国内では、2016年9月27日付けのオリコンデイリーランキングで1位を獲得し、ダウンロード販売スタート後はレコチョク、Amazon等の各サイトで軒並み1位に。また、iTunesのアルバムランキングでは世界31か国でランクインし、全米では6位(女性ソロでは日本人初)に食い込んでいます。殊に全米ランキングに関しては、国内では一流とされる名だたるアーティストたちが次々と敗退する難関中の難関。久しぶりに「またやってくれたな」感が半端ない活動再開となりました。現在33歳、妻であり母である宇多田さん。毎年ビデオリサーチ社が行っている『女性タレントイメージ調査』でも、再びじわじわと順位を上げており、今後の活動への注目度を物語っています。約6年間にわたる「人間活動のための活動休止」が、見事プラスの形で結実したといってもいいかもしれません。●衝撃的なデビューから18年、色あせず深みを増す才能狭い室内で独特のダンスを踊り歌っていた、わずか15歳の、しかし驚異的な歌唱力と表現力を持つ女の子。瞬く間に話題となったPVが、今も脳裏に焼き付いて離れないという方も少なくないのではないでしょうか。98年にシングル『Automatic/time will tell』でデビュー後、TBS系ドラマ『魔女の条件』の主題歌入りで99年に発売されたファーストアルバム『First Love』は約800万枚を売り上げます。多くの同業者の度肝を抜き、某週刊誌はアメリカ出身の天才歌手の登場を『B29の来襲』と比喩。小室哲哉さんが「ヒカルちゃんが僕を終わらせた感じ」と言ったという噂が流れるなど、まさに衝撃的なデビューでした。じつは宇多田さんの名前が全米チャートに載るのは初めてではなく、2009年に「Utada」名義で出した『This is One』が19位にランクインしています。当時日本のアーティストが100位以内に入るのは初 でした。さらに宇多田さんの歴史を知り深めたいならば、最初の全米チャレンジで出した『EXODUS』も余さず聴き直すことで、作風の変遷も見えてきておもしろいと思います。筆者の手元にも、最新アルバム『Fantôme』がありますが、驚くべきは、とくに英語圏でのウケを狙った要素が無いにも関わらず、世界各国で高評価を得ているところです。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌『花束を君に』、日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』のテーマ『真夏の通り雨』も含まれていますが、むしろ日本的な情景を想起させる曲がかえって海外のファンの心に届いたのでしょうか。声そのものに宿る、否応なく癒す力。深く自分の内面を洞察した人でないと書けない、凄みすら感じさせる楽曲。かつ深遠なテーマを、ちゃんと誰にでも理解できるように翻訳する 腕前がすごいですね。●“遠過ぎる存在”から癒しの聖母へ。さらに広がるファン層アメリカ出身の宇多田さんは、ニューヨークの小学校で2年生から4年生に飛び級し、日本に帰国後はASIJ(アメリカン・スクール・イン・ジャパン)に通い、ここでも1年飛び級してコロンビア大学に進学しています(その後中退)。稀有な音楽的才能の持ち主というだけではなく、10代だったデビュー当時から勉強もスポーツもそつなくこなす様子が報道されており、“何をやってもスゴい人”というイメージで、一般人にとってはもちろん遠い遠い存在でした。その後最初のご結婚、離婚、再婚と出産……紆余曲折を経て、ファンが抱くイメージにも少なからず変化があったと思われます。ただ、アラサーの母となってもヒットを飛ばす宇多田さんに対し、主婦層の評価はダダ上がり の模様です。『婦人科系の病気で手術されたというニュースを今も覚えているけれど、無事元気な赤ちゃんが産まれたんでしょう?しかも最近のアルバムヒット。本当に良かったと思う。ヒカルちゃん子育てがんばれ!』(28歳主婦/北海道)『久しぶりにテレビに出てタモリさんとお話してたけど、メイクも薄目で、変に美魔女狙いとか若作りした感じがなくて、落ち着いたお母さんになったって雰囲気が好き。仕事をやりつつ、子どものこともちゃんとやっていそうな安心感がある』(36歳保育士/東京)『旦那さんが大金持ちや有名人じゃなくて普通の人って感じなのがミソですよ。だってそういうことこそ、人間活動でしょ。天才的な才能に惚れるとか、財産目当てとかじゃなくて、やっぱり人間、ごく平凡の人と普通に愛しあって暮らせるようじゃないと』(41歳会社経営/東京)旦那様のフラチェスコ・カリアーノさんが一般人で年下であるというだけで、一部では「ヒモ夫」などという心無い評価も囁かれました。しかし、宇多田さんが「とにかく誠実で真面目、多くの人に愛される好青年」とその人柄を評価しているように、謙虚で質問に丁寧に答えようとする姿勢、そして自分が一般人だからといって変に卑屈にならない態度が報道陣にも好評であるようです。相手の人間性を高く評価 してのご結婚は、むしろ普通の家庭を営む多くの女性たちにとって共感できるものかもしれませんね。人間的魅力も奥行を増して、今後のご活躍が楽しみな宇多田ヒカルさん。慈しみと希望に溢れた癒しの歌声、まだ未体験の方はぜひ聴いてみてください。【参考文献】・『1998年の宇多田ヒカル』宇野維正・著・『点 ーtenー』宇多田ヒカル・著●ライター/月極姫(フリーライター)●イラスト/あさごま
2016年11月03日「私自身はずっとこの道を見てきました。この共演はとても大きなことなのです」11月に実現するエルサレム交響楽団との初舞台について、西本智実はその特別な思いを強調した。日本公演に先立つ11月12日には、エルサレム響の本拠地ヘンリー・クラウン・シンフォニーホールを訪れ初の共演を行う。西本智実(指揮)/エルサレム交響楽団 チケット情報「師匠をはじめ、多くのユダヤ系の名音楽家から、私は大きな影響を受けてきました。今まで約30か国で指揮しましたが、その音楽の旅の中でイスラエルは常に“道しるべ”のような存在でした。そして今回ついに、初めてこの国を訪れ、イスラエルを代表するオーケストラとの共演が叶います」会場の近くには有名な世界遺産「岩のドーム」がそびえ立つ。首都エルサレムは、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教全ての聖地としても知られている。「ここは宗教的にも独特の場所で、その多様な影響をしっかり体験してくるつもりです。現地で感じる空気とか、風とか、そういった言葉にできないものを持ち帰って、日本で聴く人にもイスラエルへの旅を想像していただけるような演奏にしたいです」記念すべき出会いに選ばれた作品は、マーラーの交響曲第5番。彼女が愛して止まない楽曲であると同時に、ユダヤ人マーラーはエルサレム響にとっても特別な存在である。「お互いにとって本当に大切な作品。彼らの持ってる演奏上の“語法”の中で、ある部分では共有したり、逆に化学反応を起こしたりなど、予想を超える体験になりそうでとても楽しみです」今回の日本ツアーも、西本の強い意向で、全10公演のメイン曲は本作のみという。それだけマーラーへの思いは強い。「マーラーの作品については、歌がない場面でも歌曲的というか、“無言歌”のようにも感じます。第5番の有名なアダージェット(第4楽章)は特に隠れたテキストを感じますね」「ただ、綺麗だけでは片付けられないのもマーラー。とにかく感情の振り幅がものすごい。演奏者も心して取り組まないと、精神的にも肉体的にも参ってしまうほどです」「音楽というものは、演奏家だけでは完成せず、聴く人の中に届いて最終完成します。ぜひご来場いただき、一緒に音楽を作り上げましょう」超名曲ドヴォルザークのチェロ協奏曲や、映画「ベニスに死す」のテーマ曲「アダージェット」でおなじみのマーラー第5交響曲など超豪華プログラムの今公演は11月29日(火)東京芸術劇場 コンサートホールにて開催。
2016年10月20日活動再始動後初にして、8年ぶり、6枚目となるオリジナル・フルアルバム「Fantôme」を、本日9月28日(水)にリリースした宇多田ヒカル。本作の発売を記念して、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌の「花束を君に」の360度メイキング映像が公開された。宇多田さんは、1998年12月に国内デビューすると、1stシングルがダブルミリオンを記録。当時若干15歳ながら音楽シーンの“台風の目”となり、続いて翌年春リリースの1stアルバム「First Love」がCDセールスの日本記録を樹立。一躍トップアーティストの仲間入りを果たした。その後も精力的に音楽活動を展開してきたが、2010年“人間活動”を宣言し活動を一時休止。日本から離れ音楽活動と距離を置いてきた。そして2016年4月、日本テレビ「NEWS ZERO」のテーマ曲「真夏の通り雨」と、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」の発表をもって5年半ぶりにファン待望の復帰を果たした。今回、オリジナル・フルアルバム「Fantôme」の発売を記念して、収録楽曲の中から、今週末に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌の「花束を君に」の360度メイキング映像を公開。この映像は、スマートフォンで観ると、撮影当時の臨場感あふれる映像を堪能できる仕掛けとなっている。また、椎名林檎とのビデオ初共演で話題沸騰中の「二時間だけのバカンス」と、1日限定公開にもかかわらず計140万回以上再生された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズを制作しているスタジオカラーのスタッフが制作の「桜流し」のミュージックビデオが、ファンからの多数のリクエストに応えて期間限定で再配信が決定。9月28日~10月2日(日)まで、GYAO!にてフルで公開される。「Fantôme」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日歌手の宇多田ヒカルが、全国の民放ラジオ101局で放送される特別番組『サントリー天然水presents 宇多田ヒカルのファントーム・アワー』に出演することが26日、明らかになった。各局で、10月11日から17日までの期間に、1時間番組として放送される。この番組では、宇多田本人が、8年ぶりのリリースとなるオリジナルアルバム『Fantome』に込めた思いを、楽曲を流しながら紹介。番組内で流れるジングル、BGMまで自ら制作し、自らの言葉で直接語りかける内容となる。また同番組は、インターネットでラジオ番組が聴取できるサービス「radiko」で、過去1週間の番組を後で聴取できる「タイムフリー聴取機能」の実証実験が行われるのに伴って放送されるもの。さらに、番組聴取画面には「シェア」というボタンが設置され、お気に入りの番組・友人が気に入りそうな番組を共有することができる機能も実装し、民放連のラジオ委員会では、この聴衆文化を"シェアラジオ"と命名して普及促進を目指している。そこで、今回の番組はこのブームアップ施策として、"シェアラジオ特別番組"と銘打って放送。宇多田は、InterFMのレギュラー番組『KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru』の2年半前に放送した最終回のエンディングで「今後、ラジオが例えば、番組が放送されたあと一定期間ストリーミングでネットで聴けるとか(中略)そういうようなポジティブな変化が今後どんどん進んでいくといいなと思っています。ラジオと現代の生活スタイルとか、他のメディアをこう全部繋げるような変化があるといいな」と希望を語っていたが、この実現に一歩近づくことになる。各局の放送日時は、「シェアラジオ」の特設サイトで公開されている。
2016年09月26日宇多田ヒカルの8年ぶり、6枚目となるオリジナル・フルアルバム「Fantôme」。この度、本アルバムのリリースを記念したラジオ特番「宇多田ヒカルのファントーム・アワー」が全国民放ラジオ101局において10月11日(火)より放送されることが決定した。1998年デビュー曲「Automatic」が全国のラジオ局のパワープレイを数多く獲得し、当時一気に大ブレイクした宇多田さん。また、彼女自身アーティストデビューよりもラジオDJデビューのほうが実は早かったと自負するほどのラジオ好きで、人間活動中も2013年から1年間、セルフプロデュースによるレギュラー番組「KUMA POWER HOUR」を担当するなど、デビュー以来絶えずラジオと親密な関係性を保ってきた。そしてこの度、約2年半ぶりに宇多田さんがラジオにカムバック!現在、アルバム「Fantôme」のリード楽曲「道」が、全国AM、FM、短波 民放ラジオ101局による全国パワープレイとして放送中だが、それに加え、単独アーティスト番組としては初の“全国101局”で、ラジオ特番「宇多田ヒカルのファントーム・アワー」が放送決定。宇多田さん本人も、本番組の制作に対しなみなみならぬ意欲を見せており、選曲や構成はもちろんのこと、タイトルコール、ジングルからBGMまで、すべて本人が制作、プロデュース。また、番組中ではニューアルバム「Fantôme」からの新曲を自らの言葉で紹介。宇多田さんにとっても、自身の番組で1時間全て自身のアルバムを特集するのは初のこと。いったいどんなトークが飛び出すのか?期待が高まる。また本企画は、10月11日より、radiko.jpにおいてラジオを過去1週間聴きなおせる「タイムフリー聴取機能」と、聴いているラジオ番組を手軽に誰かとシェアできる「シェアラジオ」がスタートするのを記念し、ラジオの新時代の扉を開けるにふさわしい特別な番組を作りたいと計画していた日本民間放送連盟ラジオ委員会より、宇多田さんへ白羽の矢が立ち、実現したという。シェアラジオ特別番組(民放ラジオ特別番組)「サントリー天然水 presents 宇多田ヒカルのファントーム・アワー」は、10月11日(火)12時から10月17日(月)まで民放ラジオ101局にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日