事務所や世代の差を超えてキャンパー芸人が集まった「焚火会」の活動が、ユーチューブなどで話題に。今回、メンバーのじゅんいちダビッドソンさん、バイきんぐの西村瑞樹さん、うしろシティの阿諏訪泰義さんにキャンプの魅力を伺いました!「焚火会」の極意は何も決めないこと。じゅんいちダビッドソン(以下、じゅん):そもそもキャンプって、仲間みんなで相談して、レンタカーとか借りて、駅前で集合して…っていう工程が面倒くさいと思われがちやと思わへん?西村:確かにね。そこは僕たちがやっているソロキャンプとは大きく違うところ。阿諏訪:焚火会はすべて自由ですからね。何も決まってない(笑)。いつもLINEに、「明日、ここにいるよ」ってメッセージがくるだけですから。西村:ざっくり何時くらいにこのキャンプ場にいるって言われても、平気で2時間くらい遅れていくときもある。それくらい自由。じゅん:全然、それで構わない。芸人の上下関係も焚火会ではナシ。先輩が起きてるから起きてなきゃ、とかもない。寝たきゃ寝る(笑)。阿諏訪:それこそ何を食べるとか、どうやって過ごすとかも全部自分で考えて、自分のペースで過ごすんです。例えば、友達と旅行するとなると、どうしてもみんなでどこ行こうってプランを考えて、ごはんはここで食べて…って、スケジュールに追われて時間ばっかり気にしていることになりがちでしょ。でも、ソロキャンプでは予定は未定。何をやってもいいし、極論、何もしなくてもいい。じゅん:みんなで焚き火を囲んで話をしたいならしてもいいしね。ひとりで何かに没頭したいならそれをやっててもいい。阿諏訪:そうそう。ゲームしたり、本を読んだっていいし、焚き火にあたりながら手芸とかしてもいい。西村:うん、ちぎり絵したりね。じゅん:アンアン読者、ちぎり絵する?まあでも、本当に何やってもいいんですよ。西村:でも、女の子が急にひとりで行くというのはさすがにハードルが高いと思うから、まずは気の合う友達同士とかで、それぞれ小さいテントを買って行ってみるといいんじゃないかな。じゅん:最近、ワンポールのかわいいテントとかあるしね。1つ気に入るギアを買うと、それに合わせて買い足してみたくなるはず。阿諏訪:まず気になる道具を買うっていうのは大事ですね。買うとどうしたって使ってみたくなりますから。ランタン灯したいとかダッチオーブンで煮てみたいとか。西村:じゅんいちさんなんて、初キャンプが楽しすぎてその場でネットでテント買ってましたからね。じゅん:あれは勢いで買いすぎた。でも、それくらい楽しかった。西村:そういう衝動が大事。僕もヒロシさんに連れていってもらったあと、アウトドアショップで20万円くらい爆買いしましたから。阿諏訪:最初は新品でピカピカの道具が、錆びたり汚れたりしていくのもまたオツなんですよね~。西村:ランタン錆びるとうれしいもんね~。じゅん:女の子たちに伝わるかな。「この錆がいい!」って感覚…。阿諏訪:あとは、やっぱ夕焼けとか星空とか自然を感じてほしい。じゅん:キャンプ中じゃなくても自然が気になるようになるよな。ロケバスとか乗っていても、あそこ、テント張れるな…とかそういう視点でつい見てまう。阿諏訪:川の水位とか自分に関係なくても気になる(笑)。西村:なんかいつでもキャンプの視点で物事考えるようになっちゃう。でも、それが楽しいんですよ。じゅんいちダビッドソン(写真・右)『じゅんいちダビッドソンの下手なキャンプでごめんなさい』がGAORA SPORTSで放映中。今の夢はプライベートキャンプ場を作ること。にしむら・みずき(写真・左)バイきんぐのボケ担当。初の冠番組『西村キャンプ場』がテレビ新広島で放映中。また、自分の山を購入したことも話題に。あすわ・たいぎ(写真・中央)うしろシティのツッコミ担当。アウトドアブランド『フェールラーベン』公式アンバサダー。YouTubeチャンネル「野あすわ」も人気。※『anan』2020年9月30日号より。写真・小笠原真紀イラスト・関根千種(CAMMOC)取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年09月24日西村康稔経済再生大臣(57)が7月7日、朝日新聞の取材に応じた。そのなかで「休業要請を拒否した事業者に罰則を検討している」と発言。ネットで波紋を呼んでいる。朝日新聞デジタルによると、西村大臣は“休業要請に応じない事業者に対して罰則規定を設ける法改正を検討していく”という考えを示した。すでに内閣法制局とも議論しているといい、「命令、罰則というのも法体系としては十分ありうる」と発言。憲法が保障する国民の自由と権利の制限につながる懸念もあるため、休業要請に従わなかった店舗などで感染が拡大したことを示す「立法事実」がないと法改正は難しいが、感染状況などのデータを整理して「慎重に見極めたい」と話したという。要請とは「必要なものごとが実現するよう願い出て求めること」だ。願い出ておきながらも、それに応じないから罰を与えるとは?そもそも自粛とは「自分から進んで行いや態度を改め、慎むこと」であり、要請という言葉もふさわしいのか……。西村大臣の発言に、ネットでは「日本語がおかしい」という指摘が相次いでいる。《え、お願いされた事を拒否したら罰を受けるって日本語おかしくない?》《「お願い」を断ったら「罰」って、それは一般社会では「脅し」と言うのでは?》《日本語分かってないんじゃないか?》《日本語では拒否できない要請というものを命令あるいは強制はたまた強要といいます》要請拒否に関する罰則のため、法改正を検討していく方針だという西村大臣。いっぽう、休業補償については「法律上非常に難しい」と記事の中で発言している。そのため、こんな声も上がっている。《「休業補償」は法律的に難しいが、「国民の自由と権利の制限」は法律的に可能って言ってるの?》《私権の制限については法改正まで検討するくせに、休業要請に対する補償規定の新設については「法律上は非常に難しい」と否定するって》《賞罰の罰だけってなんだそりゃ》《政府は公共の福祉の限界に挑戦?》
2020年07月08日「“円満離婚”とも報じられていますが、実情はまったく異なります。夫妻を知る関係者たちは、記事に驚いていますよ」そう語るのは、俳優・西村まさ彦(59)と、“元妻”であるA子さんの古くからの知人だ。2人の離婚がスポーツ紙に報じられたのは6月23日。「記事によれば、夫妻は10年ほど別居しており、今年6月に入って離婚調停が成立したそうです」(芸能関係者)西村は24歳のときに劇団文化座に入り、すでに俳優生活も35年。最近ではNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主人公・明智光秀(長谷川博己・43)の叔父・明智光安を演じて、好評を博した。「『古畑任三郎』シリーズでブレークしましたが、20代のときは“食えない時期”もあったのです。そんな彼を経済的に支えていたのが2歳年下のA子さんでした。当時の彼女は劇団員で、’90年ごろにはラジオのパーソナリティも務めていました。A子さんの妊娠がわかり、2人が入籍したのは’94年だったと思います。男の子にも恵まれましたが、残念ながら結婚生活は平穏とは言いがたかったのです」(前出・古くからの知人)結婚したころから、西村は俳優として注目を浴び始めたのだ。またそのいっぽう、スキャンダルも報じられるようになる。「’99年に車を運転中に接触事故を起こし、その場を立ち去ってしまったのですが、実は助手席にある女優が同乗していたと報じられています。また同じく’99年には、別の愛人女性を事務所の社長に就任させたという報道もありました」(前出・芸能関係者)当時、妻・A子さんとの別居も取り沙汰されていたが、西村本人は週刊誌の取材に対し、こう答えている。「(郊外にある自宅とは別に都内に)マンションを借りているんです。女房子供のことは大切に思っているし、9時~5時の仕事だったら毎日帰りますよ。でもそんな仕事じゃないですからね」西村の不倫報道を目の当たりにし続けたA子さんの心境について、前出の知人はこう語る。「もちろんA子さんも夫のスキャンダル発覚には悩んでいました。しかし彼女は俳優としての西村氏のことは尊敬していたでしょうし、敬虔なクリスチャンでもあったため、“離婚”という選択肢はなかったのです」’01年、A子さんは女性週刊誌の取材にこう答えていた。「(夫があまり帰宅しないのは)仕事がありますから、それも仕方がないことだと思っています。いろいろな女性と噂も立てられたこともありましたが、私は夫を信じていますから……」また前出の知人によれば、西村とA子さんは、スポーツ紙に報じられたようにずっと別居したきり、というわけではなかったという。「別居10年と書かれていた記事も読みました。しかし事実は異なります。たとえば’14年に西村氏は、“家族で暮らすために”と、事務所名義で世田谷区内に新築マンションを購入しています。A子さんも、『これで夫婦もやり直せるかも』と、思っていたようです。しかし、その生活も長くは続きませんでした。西村氏が別の部屋を借りて、また出ていってしまったからです。さらに’17年ごろからは、『(世田谷区の)マンションから出ていけ』と言うようになったり、弁護士を立てて強硬に離婚を迫るようになったのです……」それでもクリスチャンであるA子さんは、当初は離婚に応じる気はなかったという。だが1年ほど前に転機が訪れた。A子さんが乳がんに侵されていることが判明したのだ。「手術を受けなければいけない状態にあることがわかり、A子さんは夫からの離婚宣告に抵抗する気力を喪失してしまいました。ついには彼女も調停に応じることになりましたが、西村氏が非情にもA子さんが闘病中で気弱になっていることを利用した形です。A子さんが手術を経て、ようやく退院することができたのは6月24日、離婚報道翌日です。西村氏の事務所関係者は“円満に話し合い、離婚が成立した”と、取材に語っていますが、A子さんは病室で離婚報道を知ったとき、どんな思いを抱いたことでしょうか……」そこで離婚の経緯について西村に取材を申し込むと、女性マネージャーが代わりに彼のスタンスについて説明することになった。「西村は不器用で、コミュニケーションが苦手な面があります。特に芝居の仕事を抱えているときは、周囲とほとんど口をきかなくなることもあるのです。そんな彼が60歳を迎える前に、俳優という仕事をより充実させるために、自分らしく生きるために離婚という人生の決断を下したのです。離婚については、ずいぶん前から話し合いをしてきたと聞いています。その結果、A子さんの乳がん闘病の時期と、離婚成立の時期が重なっただけです」――西村さんはA子さんの乳がん闘病を知っていたそうですが、治療が落ち着いてから離婚届を提出するという選択肢は検討しなかったのでしょうか?「(西村は)病気のことは聞いていました。だから医師の診断書を提出するように、こちらの弁護士が先方に要請したこともありましたが、診断書を見せてもらうことはできませんでした。A子さんも調停の場には出席していましたし、もし闘病中だから離婚の時期を延ばしたいというのであれば、A子さん本人がそう主張すべきだったと思います」─―もともとの夫婦別居の原因は、西村さんの女性関係だったという報道もありますが?「近年で私が知る限りでは、西村にそういった女性関係はなかったと思います。別居や離婚は夫婦の問題ですから、はたから見ているだけではわからない事情などもあったのではないでしょうか」確かに夫婦の事情は、他人には理解しがたいこともあるだろう。だが西村のマネージャーの説明を聞いても、“円満離婚”という印象を持つことはできなかった。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年06月30日GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太が14日、GENERATIONSのツイッター公式アカウントを通じ、同日にリリースした新曲「ヒラヒラ」の振り付け動画を公開した。この動画は、新型コロナウイルスによる自粛ムードを受け、「自宅で簡単に、そして“おうち時間”を少しでも楽しい時間にしてほしい」という思いから投稿されたもの。中務は、「外出自粛で大変な日々が続いていますが」と前置きし、「GENERATIONS2020年第一弾シングル“ヒラヒラ”の簡単に踊れる大サビ部分を一緒に踊っていただいておうち時間を楽しく有意義な時間にしていただければと思います」と呼び掛けている。さらに中務は、インスタグラムのストーリーでも「#ヒラヒラリレー」のハッシュタグと共にバトンリレーを開始。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣、岩谷翔吾へと渡され、同日に陣も投稿。バトンは与那嶺瑠唯へと繋がれた。今までメンバーが培ってきた多くの「経験」というパーツを新たに組み上げることによって、「新たなGENERATIONSが始動する」という意味が込められている同曲。動画を見たファンからは、「元気になったよ、ありがとう」「引き続き外出自粛頑張ります」「おうち時間が楽しくなりそう!」「やった!!踊れるようになった!」「いつかライブで一緒に踊れるように完璧に覚えます!」といった喜びの声が寄せられている。
2020年04月15日グラビアアイドルの西村禮が、最新イメージDVD『零時』(4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)をリリースした。これまで雑誌グラビアやミスコンの出場はあったものの、グラビアDVDは初めてとなる西村禮。上からB90・W64・H88の豊満ボディーにGカップバストという最強ボディーが魅力で、さらには美大卒で教員免許を持つインテリの一面もある。そんな彼女の初めてとなる同DVDでは、これまでの演技の仕事で培った演技力に加え、艶めかしい29歳の大人のエロスを披露。BGMも一切使われない西村の息遣いと発するセリフが、さらにセクシーさを増大させている。今回は、初のDVDとは思えない過激なシーンの連続で、シールブラをはじめ泡ブラなどGカップのバストをあらゆる角度から楽しめる構成となっている。
2020年03月10日日本オペラ界を代表するソプラノ佐藤美枝子と、人気と実力を兼ね備えたテノール西村悟の初めてのデュオ・リサイタルが、この春、横浜みなとみらいホールで実現する。「実は、ずっと前から美枝子さんと共演したいと熱望していたんです」と胸の内を明かした西村は、今回のリサイタルにかける意気込みをこう語る。【チケット情報はこちら】「美枝子さんは教科書のような声の持ち主で、共演するということはいちばん近くでそのすべてを体験できるわけですからとても勉強になります。と同時に、僕にとっては大きなチャレンジであることも間違いない。このリサイタルが僕自身のステップアップにも繋がると思っています」一方の佐藤も、今回の西村との共演については並々ならぬ意欲を持っているようだ。「初めて彼の歌を聴いた時から、聴衆を惹きつけるカリスマ性に驚きました。華があると同時に、ほとばしる音楽性を持ったテノール。そんな西村さんと私の音楽のいちばん良いところが合わさることで、さらに完成度の高いものをお届けできるのではと考えています」プログラムは、誰もがどこかで1度は耳にしたことのあるようなおなじみの曲が並ぶ。佐藤いわく、「お客様がどれだけ楽しんでくださっているのか、という空気がとても大切なので、皆さんにお耳馴染みのある曲を選びました」と話す。前半は日本歌曲やカンツォーネ、後半はオペラ・アリアが中心で、その中でも白眉はラストに置かれたヴェルディの歌劇『リゴレット』からの二重唱「あなたは私の心の太陽」だろう。「美枝子さんとだったらこの曲をやりたいと思っていた」という西村の熱望が実現した形だ。他にも、最近ミュージカルに興味を持っているという西村による『ウエストサイド・ストーリー』からの「マリア」、そして実は佐藤のレパートリーだという『キャンディード』からの「着飾ってきらびやかに」という2曲のミュージカル・ナンバーも楽しみだ。「曲の間にはざっくばらんにMCを入れたい」と佐藤がいえば、「突然無茶ぶりをして美枝子さんがタジタジになるところが見てみたいかも」と西村が笑うなど、早くも2人の息はぴったりのようだ。日本を代表するトップ歌手ふたりが、名アリアやデュエットなどを次から次へと歌ってくれるこのコンサート。「オペラ・ファンだけでなく、色々な人に気軽に来ていただきたい」というふたりの熱のこもった言葉を聞きながら、たくさんの人の心を幸せな気分で満たしてくれるリサイタルになるに違いない、と確信した。公演は3月20日(金・祝)に神奈川・横浜みなとみらいホール 大ホールにて開催。チケットは発売中。取材・文室田尚子
2020年01月17日映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)のワールドプレミアが25日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、荒川良々、西村まさ彦、木村祐一、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、鈴木福、小松利昌、沖田裕樹、中村義洋監督が登場した。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。キャストの裏話を聞かれた堤は、「みんなで最終日に飲みに行って。映画の後に橋本くんと共演する舞台があったんですが、酔っぱらってきて、橋本くんに『お前、大丈夫か? 難しい役だぞ』と聞いたら、『堤さん〜!』とずっと泣いていた」と暴露。橋本は「堤さんと一緒にやらせてもらうという緊張がありまして、堤さんの顔見たらブワッと泣いちゃって」と振り返った。木村が「あそこでしょ、ワニの剥製あったところでしょ? 堤さん酔っぱらってワニに抱きついてましたよ」とつっこむと、堤は「うそ! 全然覚えてへん! でも橋本くんが泣いたのは覚えてる!」と自身も酔っていた様子。妻夫木は「ワニがけっこう危なくて僕怪我しましたもん。トゲトゲで」とワニの話を広げ、横山は「ただただ、橋本が泣いてるのを、『すいません』と謝ってました。『いいやつなんで』とは言いましたけど」と先輩らしくフォローしていたようだった。一方、橋本は「横山くんの撮影を見学させてもらったんですけど、ライブやテレビでいつもふざけ倒してる横山くんの目がガラッと変わって、めちゃくちゃカッコ良かったんですよ。そんな顔もあるんだと思いました」と先輩の真剣な姿に心打たれたことを明かし、横山は「なんの話、それ!」と言いつつも照れて赤面していた。しかし「でも橋本、遅刻したんですよね」と話を振ると、橋本は「1度だけ」と苦笑する。木村は橋本の遅刻について、「京都で撮影してたんですけど、名古屋から新幹線乗り過ごして、岡山まで行って、戻ってきて何を間違えたか新大阪で降りてタクシーで向かってる。『なんで京都ちゃうねん』って」と説明。「途中でスタッフが『高速が混んでるからもうちょっと遅れます』言うねんけど、ラジオで『高速は順調です』って。バレバレ!」と指摘し、橋本は「討ち入りしてください!」と焦っていた。
2019年10月27日映画『決算!忠臣蔵』(11月22日公開)ワールドプレミアが25日に都内で行われ、堤真一、岡村隆史、濱田岳、横山裕、妻夫木聡、石原さとみ、西村まさ彦、木村祐一、橋本良亮(A.B.C-Z)、寺脇康文、鈴木福、小松利昌、沖田裕樹、中村義洋監督がレッドカーペットイベントに登場した。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには9,500万の予算が必要だった。フォーマルな衣装でレッドカーペットに集結した豪華キャストたち。颯爽と登場した橋本だが実は靴紐がほどけており、立ち位置についてから結び直して恥ずかしそうにする一幕も。W主演となった岡村は「こういう場は本当に慣れてないので何を言ったらいいのかわからないのですが、素晴らしい作品が出来上がったと思っております」と真剣に挨拶したのちに、「納税のこととかはノーコメントとさせていただきます」とチュートリアル・徳井義実の騒動に触れた。堤は「今までにない忠臣蔵ができたと思います。台本の段階から面白くて、実際にこういう思いでいたんじゃないか、こっちの方がリアルなんじゃないかというくらいです」と自信を見せる。中村監督は「豪華キャスティングにしようと思ってやってきたんですけど、実際みなさんと再会すると本当に豪華」と喜んでいた。
2019年10月27日植物発酵食品「万田酵素」を製造・販売する万田発酵株式会社は、「万田酵素」愛用者であり、世界で活躍するバレリーナの吉田都さんとピアニストの西村由紀江さんを起用した新TVCM「ドキュメント篇」、「語り篇」を2019年10月1日(火)より放映開始した。芸術的・文化的なトップランナー2人が登場新TVCMでは、日本女性で初めて英国のロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして22年間活躍し、現在は新国立劇場次期芸術監督として活躍する吉田都さんと、ドラマ・映画・CMの音楽を多数担当されているピアニストの西村由紀江さんを起用。「ドキュメント篇」では、第一線で活躍する姿をお写真で振り返り、当時から今も尚変わらない「心がけていること」をお話しいただき、「語り篇」では万田酵素を通じて、お二人が活躍する上で大切にしている“食事”について紹介する内容となっている。TVCMは、「吉田都ドキュメント篇」、「西村由紀江ドキュメント篇」、「吉田都語り篇」、「西村由紀江語り篇」の4種類。吉田さんの場合は8月7日〜8日に新国立劇場オペラパレスで行われた引退公演後に撮影が行われ、世界的に評価されたバレエを披露する貴重な映像を見ることができる。西村由紀江さんの場合は、ライブツアー翌日に撮影を実施。疲れを見せず、生き生きと語りかける姿に注目だ。万田酵素マルベリー選び抜いた53種類の素材に、スーパーフード「マルベリー(桑の実)」を加え、独自の技術で3年3ヵ月以上発酵・熟成した植物発酵食品だ。スーパーフードとして注目を集めるマルベリーのほんのりした甘さが感じられる味わいとなっている。今回のCMでは、多くの女性たちが憧れるお二人の心がけや食事について知ることができる。彼女たちのように美しく年を重ねたいという方はぜひ、参考にしてみてほしい。
2019年10月04日高畑裕太(25)が芸能活動を再開すると8月3日に発表された。今月16日から上演される舞台「さよなら西湖クン」で復帰する。突然の復帰に、Twitterでは「高畑裕太」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。デイリースポーツによると同作の演出は、高畑が過去に所属していた「石井光三オフィス」に籍を置く和田憲明氏。和田氏が開催したワークショップとオーディションに参加し、高畑は合格を勝ち取ったという。15年3月から放送された朝の連続テレビ小説「まれ」(NHK総合)に出演し、知名度を上げた高畑。同年8月、本誌に登場し「母(高畑淳子)も、『役者の顔になったね』と言ってくれました」と明かしていた。しかし16年8月、映画撮影で滞在していた群馬県内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして高畑は強姦致傷容疑で逮捕。被害者側とは示談が成立したため不起訴処分となり、同年9月に釈放。しかし石井光三オフィスとのマネジメント契約が解除となり、芸能活動は事実上の休止状態となった。釈放から1週間後、高畑は埼玉県内にある心療内科の専門病院に入院。退院後は引きこもり生活を送ることになった。事件8カ月後17年4月、芸能関係者は本誌にこう語っていた。「髪もひげも伸ばしっぱなしでボサボサ。知人が見ても裕太さん本人と気付かないくらい、事件前とは外見もかなり変わってしまったと聞きます」映画「いつまた、君と」に出演予定だった高畑だが、前出の芸能関係者は「彼は自分が並ぶはずだった舞台挨拶の写真を見て、落ち込んでいるみたいです」とも明かしていた。抱き続けていた芸能界の夢。晴れて復活を果たす高畑は、活動を軌道にのせることができるのだろうかーー。
2019年08月03日’80年代のアイドル全盛期にデビュー。結婚、出産後にママタレントとして活躍する渡辺美奈代さん(49)と西村知美さん(48)。2人は30年以上にわたる大の親友で、「昨日も一緒に話してた」と語るほど。今年、息子と娘が同じ高校に進学した2人が子育ての喜びや苦労を語り合ってくれました。西村「私は、毎日のお弁当づくりはこの春からだけど、美奈ちゃんは長いのよね」渡辺「上の子が幼稚園に入園する前の幼児教室のときから作っていたから、もう20年。上と下の子どもが6歳離れているでしょう。上の子が終わったかなあと思ったら、下の子が野球チームに入ってお弁当を作ることになって、って途切れることなく。でも、それもあと2年ちょっとで終わり。寂しくなるかもね」西村「美奈ちゃんには、昔からよくお料理を教えてもらっていたよね。子どもかちが小さいときは、キャラ弁の画像を送ってもらったり」渡辺「お料理教室に一緒に行ったね」西村「いまも、お弁当のことでいろいろアドバイスしてもらって助かってるの~。おかずはレパートリーが豊富で、おしゃれで。どうすれば朝からこんなにおいしそうに作れるんだろうって感動しちゃう!」渡辺「私たちの子どもが同級生になるなんてね。不思議な感覚と、うれしさが入り交じった感じ」西村「美奈ちゃんの長男の愛弥くんが卒業した学校だから先輩ママに教えてもらえるね。咲々(西村さんの長女)も、名月くん(渡辺さんの次男)が一緒で心強く感じていると思う。幼なじみのような存在というか」渡辺「それこそ、おなかにいるときからの仲だものね」■「こんな友達を作って」と子どもに推奨するほどの仲西村「美奈ちゃん、お兄ちゃんのとき、PTAの副会長をやっていたよね。学校の行事で親御さんたちを先導している美奈ちゃんをテレビで見て、ビックリした。仕事で忙しいのにすごいなあって」渡辺「そんなこと言って、知美ちゃんも副会長やったじゃない!」西村「美奈ちゃんが頑張っているんだから私も!と。いましかできないことだから勉強させていただこうと思って飛びこみました!」渡辺「知美ちゃんって、天然なところはあるけれど、本当はすごいしっかりしていると思う。いろんなことに興味を持って勉強するし、たしか、ショベルカーの資格も取ったよね?」西村「芸能界はいつ干されるかわからないから手に職をつけたいと思ってね。一度も生かされたことはないけど(笑)。私はね、いつも美奈ちゃんに感謝しているよ。美奈ちゃんは、私のことをちゃんと叱ってくれる人だから」渡辺「エ~!私、何言った?」西村「私の間違った言動を、『それはおかしい』って。だから、私は美奈ちゃんの言葉は長年、信じることができるの。娘には「美奈ちゃんみたいな友達を作りなさい」っていつも言い聞かせています。『相手のことを思って、気づかないことを教えてくれる人は、なかなかいないのよ』って」■子育てって大変なもの?2人の意見は正反対!渡辺「私、女の子を育てたことないでしょう。どんな感じなのか聞いてみたかった。子育ての悩み、ある?」西村「咲々は、とにかく闘争心がなくって。私が『勉強しなさい!』って言っても全くスイッチが入らない。そもそもやる気スイッチがないんじゃないか?って探しちゃう(笑)。美奈ちゃんは、子育てしていて、どの時期がいちばん大変だった?」渡辺「私、子育てで大変って思ったことなかったの。それはきっと、子どもが興味を持ったことは一緒に興味を持とうと思ってきたからじゃないかなあ」西村「その言葉、10年前に聞きたかった……!私は真逆で、いつも大変だと思ってた。娘にも『ママはあなたのためにこんなに頑張っているのよ!』って言っちゃったり……。それも考え方一つで、振り回されていると思わず、自分もそこに飛びこんで一緒に楽しめばよかったんだよね」渡辺「きっと子育てに正解はないよね。私は、子どものおかげで、知らなかった世界を見せてもらっているなあって感謝している」西村「私はね、どんなに失敗したと思っても、死ぬときに『ママ、ありがとう』って娘が言ってくれたら成功だったと思う。『だから咲々、絶対言ってね』って言ってるの(笑)」渡辺「そういうオチね(笑)」■互いの子育てを楽にする、お弁当当番制を計画中!西村「思えば美奈ちゃんは、高校のときからいい奥さんになりそうって言われてたね。そのとおりになってすごいなあ。私も、美奈ちゃんに毎日お弁当を作ってほしい!」渡辺「入学式のときに話したじゃない。知美ちゃんと、知美ちゃんのご主人と私と3人で、子どもたちのお弁当づくりを順番で回そうって。そうすれば1人が週に2回作ればいいって。今度、やってみない?」西村「それ、すごく楽しそう!」
2019年06月08日山田涼介主演スペシャルドラマ「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」のゲストキャスト、西村まさ彦、北村有起哉、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)が発表された。エリート(?)3きょうだいが、自分たちの家族がしでかした不祥事のみを全力でもみ消して、なかったことにする“どコメディ”ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」がスペシャルドラマとして帰ってくる!今回は山田さん、波瑠、小澤征悦が演じるエリート3きょうだいに、“AI(人工知能)”が加わり、再びもだえ苦しみ奮闘する次男の姿が描かれる。新たに発表された『家族はつらいよ』「サラリーマン刑事」シリーズなどの西村さんが演じるのは、主人公・北沢秀作の恋人、池江里子(恒松祐里)の父親・池江英智。秀作は里子の父親に会うことになるが、犯罪歴のある秀作と娘の交際に反対し、別れるよう迫る。また、大河ドラマ「西郷どん」や『オーバー・フェンス』の北村さんが演じるのは、秀作の父・北沢泰蔵(中村梅雀)のゴーストライター・尾道正平。経営していた都内有数の進学校を手放すことを余儀なくされた泰蔵が綴った大ベストセラー本を実は裏で書いていた…。そして「阿佐ヶ谷姉妹」の姉・渡辺さんは、結婚相談所のコーディネーター・別府役を演じることに。北沢家の長女・知晶(波瑠さん)を慕う秀作の後輩・尾関光希(小瀧望)が、知晶を追って通うことになる結婚相談所の担当者という役どころだ。新たなキャストが加わったことでさらに面白くなりそうな予感の「もみ冬」SPに期待していて。「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」は6月29日(土)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年06月01日俳優の小関裕太が14日、都内で行われたTANAKAホールディングスの新CM発表会に出席した。『半分、青い』(NHK総合ほか)や『新しい王様』(TBSほか)などに出演の小関裕太が、同社のイメージキャラクターに起用され、新CM「金のタマゴ」編が3月18日より全国で放映される。同CMでは、小関がおなじみの"純金積立コツコツ~♪"の歌を口ずさみながら、可能性を表す金のタマゴを持って様々なジャンルに挑む子どもたちと"可能性"や"笑顔"を表現するストーリーとなっている。CM衣装で登場した小関は「小さい頃に聴いていたCMだったので、これを歌うようになったんだなという嬉しさがありました」とオファー時の心境を明かしつつ、「撮影はあっという間でしたよ。1日で撮り終えたんですが、子どもたちの笑顔に包まれての撮影だったのであっという間に終わりました」と撮影は順調に進んだという。同CMでは純金のタマゴを持って撮影に臨み、「一番最初に感じたのは、警備員さんがたくさんいる環境でした。私生活でこれだけ大きな純金を手にすることがないので、緊張しましたね。手汗が出てしまいました」と振り返った。CMで歌った歌詞の一節にちなみ、「現在コツコツやっていることは?」という質問に、「もともと身体が硬いので、毎日ストレッチするようにしたり体幹トレーニグを毎日するようになりました。やらないとすぐ戻るので必死にやっていますよ(笑)」と回答。また、今後の目標について「自分の目標は素敵な30代を過ごすこと。そのためには趣味を広げることもそうですし、広げるだけではく濃厚に身に着けなければいけないというのが目標です」と語り、「先日、共演した森山未來さんとリハーサルスタジオにいた時、物体が落ちていると思ったら人間だったんです。関節が柔らかすぎて、一つの物体になっていたんですが、それが森山さんでした。人間がこんなに柔らかくなれるんだ! と思いました(笑)。そんな30代になりたいですね」と森山を理想の30代にあげていた。
2019年03月15日同作は、日本のマラソンの発祥といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を実写映画化。日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した。青木は最初の挨拶時に「健! 健! 裕太! 菜奈!」と、観客の持つ応援うちわやボードに注目。「あ、"太裕"になってるよ、裕太じゃなくて!」と観客をいじり、隣の小関は爆笑で崩れ落ちてしまう。青木は「(映画を)ご覧になってる間も足元に置いてね。(応援対象が)いらっしゃいますから。この時間も楽しんでください」と、上映中の観客の様子まで想像していた。三郎を演じた小関は、裏設定について話を振られると「ちょっと恥ずかしいんですけど……」と苦笑。「なんでこの若者が荒くれ者に混ざったのかなというのが、答えがずっと見つからなくて」という小関は、準備期間中に助監督らとテーブルを囲み、「台本にはないけど、前夜に会ってたらどういう会話をするのかやってみて」と考えさせられたという。小関が「行き着いたのが、失恋」と設定を明かすと、佐藤や森山は微笑ましかったのか、笑顔に。小関は「周りから見たら大したことのない失恋かもしれないけど、己を壊したい、壊してみたいという事で、命を投げ打って参加したんじゃないかなという裏設定です」と明かした。また、平成の間にやりたいことを聞かれた小関は「今、山奥でロケ中で、旅のしおりに『街灯がない』『イノシシが出るので外を出ないでください』と書かれているんです。今年は亥年だし、年男だし、イノシシに出会いたいです!」と宣言し、青木から「しおりに書くほど危ないっていってんの。しおりに書くほど!」と指摘される。さらに「イノシシに出会ったらどうするのか」という質問には「……喜ぶ」と答え、会場中の笑いを誘っていた。
2019年02月23日作曲家・西村朗のオペラ《紫苑物語》が、2月17日に世界初演の幕を開けた。初日直前の2月15日、ゲネプロが報道陣らに公開された。【チケット情報はこちら】《紫苑物語》は、今シーズンから新国立劇場オペラ芸術監督に就任した大野和士の肝入り企画「日本人作曲家委嘱シリーズ」の第1弾。石川淳の同名小説を原作に、佐々木幹郎が台本を、笈田ヨシが演出を手がけた。芸術監督として初めて指揮するこの作品を、大野は「日本オペラの革命」と公言している。最初から緞帳が上がっている舞台は、照明装置を吊るしたバトンも降りたまま、聴衆に晒されている。そしてそのまま、客席の日常と物語空間をシームレスにつなぐように前奏曲が始まる。平安時代、先祖代々の和歌の家に生まれた国の守・宗頼は、歌よりも弓の道に関心を示すが、それを許さない父は、権勢の家の娘・うつろ姫との婚礼を用意して弓から遠ざける。こうした前段が前奏曲の間に無言劇で示されたあと、照明バトンが上がり、舞台はいきなり華やかな婚礼の宴のシーンに変わって、いよいよ本編が始まる。合唱が舞台いっぱいに広がった動的な空間の中で、うつろ姫が肉欲と権力欲の歌を歌い、音楽は高揚してゆく。やがて姫の「き・ら・い!」のひと言をきっかけに、なんとインドネシアのケチャが始まり舞台は興奮に包まれる。原作小説で石川淳が「鬼のうた」と書いた終幕の静かな旋律に至るまで、濃厚なエネルギーが渦を巻いて立ち昇ってくるような音楽の連続に息を飲む。西村の色彩豊かで官能的なオーケストレーションはもちろん健在。しかしそれが歌をマスクするようなことはなく、歌手の声ははっきりと聴こえる。かねて大野がこだわってきた重唱も効果的に多用されている。二重唱から四重唱まで、各人物が別々の思いをパラレルに歌うという、音楽劇だからこそ可能な手法が、ドラマツルギーをスピーティにし、音楽を豊かに広げる。歌手陣では、まず何と言っても主役の高田智宏(バリトン)。ほぼ出ずっぱりの宗頼役を渾身の熱演。うつろ姫役・清水華澄(メゾ・ソプラノ)の、欲望あらわなギラギラとしたインパクトもすごい。そのギラつきと対照をなす清廉な声(しかし存在は艶っぽい)が、小狐の化身で宗頼の愛人・千草役の臼木あい(ソプラノ)。超絶技巧満載の〈狐のカデンツァ〉は圧巻だ。奸臣・藤内の、原作よりも強調された「へたれ」具合を演じる村上敏明(テノール)も巧みだ。シリアスなばかりではない。たとえば「鼻から煙が出るほどに」という歌詞(うつろ姫)や、合唱のコミカルな動きには笑った。西村、佐々木、笈田と、関西出身の制作陣ならではのサービス精神と言えそうだ。ぐいぐい引き込まれる日本のオペラの新たな金字塔。必見だ。オペラ『紫苑物語』は、2月20日(水)、23日(土)、24日(日)。東京・新国立劇場オペラパレスで。取材・文:宮本明※高田智宏の「高」ははしごだか
2019年02月18日日本人の若手テノール歌手の中でも際立ったスター性に恵まれ、実力・人気ともに鰻登りの西村悟。得意とする『椿姫』や『ラ・ボエーム』などのイタリアオペラのみならず、日本語オペラ『夜叉ケ池』や、先日大成功を収めた日本フィルの演奏会形式『ラインの黄金』のローゲ役など、レパートリーの拡大もめざましい。その西村が、自らのプロデュース公演としてオーケストラとのリサイタルを行う。歌手自身が指揮者とオーケストラに出資して行う大規模な公演で、日本ではこうしたソリスト発信の試みはまだ珍しい。【チケット情報はこちら】「今までイタリアのボローニャとヴェローナで勉強をしてきたのですが、その成果を聴いて頂くという目的もあるリサイタルです。忙しい山田和樹さんが共演してくださることになって、オーケストラも山田さんが正指揮者を務める日本フィルハーモニー交響楽団に決まり、この素晴らしいチャンスに感謝しています。山田さんや日フィルと築いてきた信頼関係がようやく実になった。一世一代の試みではありますが、満員のお客さんの前で歌えることを願っています」身長183センチの長身とステージ映えするルックスは、デビュー当時から注目の的だったが、元々はバスケットボールに打ち込んでいて、声楽を始めたのは高3のときだった。「音楽教師になるつもりで音大に進んだのですが、先生のアドバイスもあって芸大の大学院の試験に挑戦し、芸大在学時代にイタリア留学のチャンスもいただきました。歌はスポーツにとても似ているんです。バスケットでダンクしたり、柔道で一本背負いをする感覚と、テノールで高音を出す感覚というのは共通したものがある。歌手も筋肉を使い、使った後はケアしますしね」声量の豊かさとピッチの良さ、そして真に迫った演技力は、アスリート的な鍛錬とも関係があるようだ。リサイタルではこれまで歌いこんできたヴェルディやプッチーニ、ドニゼッティのイタリア・オペラのハイライトをメインに歌う。「悲劇的なオペラからのアリアが多いですが、僕自身悲劇が大好きだし、最も自分の音楽性が表現できると思っています。字幕なしでも歌詞の内容が分かる歌を歌うのが目標ですね。表情や音色、音量、手の仕草や目線などで文字なしでも伝えられるものがあると思います」何よりお客さんの前で歌うことが喜びだと語る。謙虚で誠実でユーモアセンスもある、未来の国際派テノールだ。公演は10月11日(水)午後7時より、東京オペラシティコンサートホールで開催。チケットは発売中。取材・文:小田島久恵
2017年07月19日手塚治虫の漫画を、横山裕主演で舞台化した妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」が5月7日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕した。脚本・演出は倉持裕。音楽は宮川彬良。出演は横山のほか、中川翔子、浜野謙太、本仮屋ユイカ、馬場徹、銀粉蝶、竹中直人ら。妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」チケット情報1960年代の東京。その斬新すぎる演出によってテレビ業界を追われた自称・天才TVディレクターの門前市郎(横山)が、“ジレッタ”によって、自分を追放した芸能界に復讐を企て、さらには政治の世界をも巻き込んでいく。“ジレッタ”とは、ヴァーチャル・リアリティのように人間の妄想を他人に共感させることができる仕組み。マスコミ社会を舞台に、人間のなまなましい欲望を風刺する作品の中で、人間の妄想によって立ち上がる“ジレッタ”の世界観は、まさに奇抜で強烈。妄想歌謡劇と銘打たれたように舞台上では、歌や踊り、美術、衣装など様々な要素を駆使して“ジレッタ”が立ち上がり、客席も同時に様々な“ジレッタ”を体験することになる。初日公演前の会見で横山は「歌ってお芝居することが初めての経験で、皆さんに助けてもらいながら稽古しました」と、歌が盛りだくさんの舞台の大変さを語りつつも「キャストそれぞれ登場シーンに歌があるんですけど、それぞれカラーがちがって、本当バラエティ豊富で魅力的な方々が集まったなと思います。どういう化学反応が起きるか。皆さん畑ちがいで歌い方もちがうので、これを楽しんでいただけたら」と公演をPR。横山の座長ぶりについては「横山さんは原作の門前が乗り移っているみたいで、幕が開いた瞬間からギラギラして、すごいオーラ」(中川)、「ずっと集中力が途切れないのがすごい。今回は仕掛けがとっても多くて、スタッフさんと役者をつなぐ橋渡しまでしてくださって、本当に目がいくつあるんだろうと思います」(本仮屋)と共演者から絶賛。出演者同士の雰囲気も良好の様子で、特に横山に毎日飲みに連れて行かれているという浜野について「ちゃんと太ってきてるんですよ。ザ・中肉中背」(横山)、「(原作漫画のキャラクターに)そっくりになってきた」(中川)とかけあい、会場を笑わせた。公演は6月4日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、6月10日(土)~19日(月)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演する。東京公演は立見券、当日券整理番号をチケットぴあにて受付中。
2017年05月09日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕と佐々木蔵之介が28日、W主演の映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の初日舞台あいさつに、共演の北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、矢本悠馬、橋本マナミ、木下ほうか、小林聖太郎監督とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。出演する俳優もほぼ関西出身者を揃えたが、「東京に魂を売ったか?」という質問に、佐々木、横山、橋本、木下、小林監督がマルのカードを掲げた。「25で上京しましたけど、早い段階で魂を売りました」という木下は「やっぱりね、ガラ悪いじゃないですか大阪って」と説明。東京は「ちゃんと並ぶし、クラクション鳴らさないし、急にどついてくる人いないから」と良さをうったえた。同意を求められた横山が「この前大阪でロケしてて、普通に大阪のおばちゃん近寄ってきて、僕のポケットにそっと飴ちゃん入れていきましたよ」と大阪の”ぐいぐい”エピソードを披露すると、木下は「ありがとうやん、それは」とツッコミ。横山は「だから、いい街ですよね」と大阪をフォローした。また、バツを掲げた濱田は「大阪で活動させていただいておりまして。ここでイエスってやっても嘘になったので」と意図を表した。濱田が「(東京に魂を売ったと言うのも)面白いかなと思ったんですけど、嘘はいけないと思ったので、こっちにしました」と語ると、会場は微妙な雰囲気となり、横山は「なんかすいません本当いつも、後輩が」と謝罪。2人で「へへへ~」と笑って場を収めた。
2017年01月28日アイドルグループ・関ジャニ∞の横山裕が13日、都内で行われた映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)の完成披露イベントに、共演の佐々木蔵之介、北川景子、橋爪功、濱田崇裕(ジャニーズWEST)、橋本マナミ、小林聖太郎監督、原作者の黒川博行とともに登場した。同作は黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。グループ以外の映画主演が初となる横山と、映画出演自体が初となる濵田。「めちゃめちゃ緊張してます」と語る濵田だが、小林監督から「5人くらいの衣装合わせでも緊張していた」と暴露され、「コンサートでも緊張する」と明かすと、先輩の横山から「逆に聞くわ、何が緊張せえへんの?」と質問された。濵田は「家で1人でいる時くらいで」と答え、「いまだに横山くんにごはん誘っていただいても緊張します」と告白した。横山が「その割にばくばく食うよね」と突っ込むと、「いや、美味しいんでね……」と答え、周囲を笑わせた。映画が決まった時も、横山から誘われて家に行ったという濵田だが、「もう気合いが入りすぎて、帰り際に玄関のところで、『横山くん、頑張りましょね!』と言ったんですよ」とエピソードを披露。少し上から目線な物言いに、横山は「『俺が言うはずやな』と思ったんですよ。まさか後輩から『頑張りましょね!』と言われて、『はい』と言いましたけど」と苦笑した。濵田は「あれ、俺、今間違ったかな~と思って」とその時の心境を振り返り「やっと言えました」と安心していた。
2016年12月13日お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹が、12日に生放送されたインターネットテレビ局・AbemaTVのバラエティ番組『おねだりプリンセス』(毎週水曜20:00~22:00)にゲスト出演し、相方・小峠英二の元恋人でセクシー女優に転身した坂口杏里のAVデビュー作品について「艶っぽかった」と感想を語った。同番組は、毎週違った美女が"姫"となり、アシスタントの"じいや"と一緒に、登場するゲストからおいしい食事を"おねだり"してごちそうしてもらい、その金額を競い合うという内容。今回は、"姫"にグラビアアイドルの岸明日香、"じいや"に小峠英二、ゲストに相方の西村瑞樹が登場した。姫が引いたカードに書かれたお題でトークする「姫の秘め事カード」というコーナーでは、「最近一番気になっていることは?」というお題が引かれ、小峠は「最近、こいつ(西村)が元カノのDVDを買ったんですよ」と告白。それに対して西村は、「違います。ブルーレイですよ。坂口杏里ちゃんのAVのデビュー作ですよ」と重ね、「最後まで見ました。艶っぽかった」と作品の感想を語った。小峠は「自分で選んだ道は全力で応援しますし、やるからにはトップ目指した方がいい」とエール。また、坂口と共演したこともあるという岸が「(小峠の)元カノとの関係はどうなっているか気になるの」と尋ねると、小峠は「(別れてからの状態と)変わっていないですよ。最近いじられているのでごめんなさいというLINEは来ましたけど」と近況を話した。
2016年10月13日俳優・西村雅彦が、佐々木蔵之介の主演映画『超高速! 参勤交代 リターンズ』(公開中)で披露している落ち武者姿になるまでのメイキング映像が、このほど公開された。本作は土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント『超高速! 参勤交代』(14年)の続編。西村は前作同様、湯長谷藩において家中を総括する家老・相馬兼嗣役で登場している。やや口うるさいところがありながらも、殿様・内藤政醇(佐々木)から厚い信頼を寄せられている相馬は、湯長谷藩が危機に見舞われた際、その知恵なしで切り抜けられないほどの大きな存在。前作では、江戸までの道中で井戸に落ちる不運に見舞われたことで、落ち武者姿を見せ、観客の笑いを誘ったが、本作でも哀愁漂う同様の姿を披露している。公開された映像は、合図とともに、西村が川に流されていくシーンから始まる。「助けて! 助け…」と悲痛な声を発しながら流されていく西村だが、次のシーンでは岸にたどり着いた様子。悲惨な状態になったことが分かるよう、うつぶせに横たわる西村にスタッフが水をかけ、びしょびしょの泥まみれにしている模様も収められている。この場面では、こらえきれずに笑いだしてしまう裏方もいたようで、西村の渾身の演技も相まって、スタッフらの笑みがこぼれる現場であったことがわかる映像になっている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月24日俳優・高畑裕太(23)が強姦致傷容疑で逮捕されたが、被害女性との間で示談が成立し不起訴処分で釈放となった。なぜ起訴が行われなかったのか、考えられるポイントについて、アディーレ法律事務所所属弁護士の鈴木淳也氏に話を聞いた。○強姦致傷は非親告罪だが、怪我が軽微だった――今回、不起訴処分となりましたが、示談が成立しても、起訴されるという可能性は考えられましたか?強姦罪等の親告罪であれば、示談が成立して被害者が告訴を取り消すと起訴はできません。そして一度告訴を取り消すと、再度告訴できなくなります。一方、強姦致傷罪などの非親告罪であれば、示談が成立しても起訴される可能性は残ります。今回の件は、強姦致傷の嫌疑で捜査されていましたが、怪我が軽微で、示談が成立し被害者が処罰を求めなかったために、起訴猶予として不起訴処分(刑事訴訟法248条)とした可能性が高いです。もちろん証拠が不十分で、嫌疑不十分としての不起訴であった可能性もあります。――不起訴処分をされると、「容疑者」と呼ばれることはなくなりますか?警察や検察などの捜査機関から犯罪の疑いをかけられ、捜査の対象となっていながら、いまだ起訴されていない者を「被疑者」と呼び、通常マスコミは、被疑者のことを「容疑者」と呼んでいます。不起訴処分となった後も、同一事件について起訴することは禁じられていません。不起訴処分後に告訴が得られること、また新証拠が出てきた場合に、検察が捜査を再開して起訴することはあり得ます。しかし、そのような状況にならない限り、不起訴処分後も捜査が継続することはなく、通常は不起訴処分をもって被疑者ではなくなります。取材対象者プロフィール:鈴木淳也弁護士弁護士法人アディーレ法律事務所所属。札幌弁護士会所属。気象予報士の資格を持つ理系弁護士として、困っている人に寄り添う弁護活動を行う傍ら、お天気情報をブログで発信している。また「ハンゲキ!」(フジテレビ)では詐欺師を追い詰めるクールな弁護士として出演。さらに「5時に夢中」(TOKYO MX)にレギュラー出演するなど幅広いメディアで活躍中。
2016年09月15日佐々木蔵之介と横山裕がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』。先日、北川景子、橋本マナミらの出演が発表されたが、この度、新たに「ジャニーズWEST」の濱田崇裕の出演が8月17日(水)放送の「関ジャニ∞のジャニ勉」にて発表された。舞台は大阪。弁は立つがぐーたらビンボーな建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の”疫病神”である。縁を切りたいのに、いまやコンビとみまごう2人に、何かと二宮を手伝ってくれるいとこの悠紀(北川景子)からは、本当は桑原のことが好きなんじゃないの?と言われる始末。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会若頭の嶋田(國村隼)に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美(橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、さらに大きなトラブルへと発展。追っている筈が何者かに追われてる!? この絶体絶命に、ふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むが――。キャストには、すぐにキレるイケイケやくざの桑原を佐々木さん、口だけは達者なぐーたら貧乏の建設コンサルタントの二宮を横山さんがW主演で凸凹コンビを好演するほか、二宮が想いを寄せる美女・悠紀役に北川さん、凸凹コンビを翻弄する小ズルい詐欺師、映画プロデューサーの小清水隆夫役に橋爪功、小清水の愛人・玲美役に橋本さん。さらに國村隼、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童、中村ゆり、矢本悠馬らが出演している。今月より放送スタートしたドラマ「ノンママ白書」にも出演する濱田さん。今回、この豪華キャストたちの中で濱田さんが演じるのは、佐々木さん演じる桑原の弟分、木下役。昨年11月に本人のクランクインを迎え、激しいアクションシーンにも挑んでいるという。先輩・横山さんとの共演に濱田さんは「横山くんは初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話かけて下さったり、僕がクランクインのときも記念に写真を撮って下さったり、何かと気にかけて下さいました」とふり返り、「大乱闘のアクションシーンもあって、そこは普段の僕ではない、“男、木下”っていう感じです(笑)。笑いもある映画なので、多くの人たちに見て頂きたいと思っています」とメッセージを寄せた。『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月18日アイドルグループ・ジャニーズWESTの濱田崇裕が、佐々木蔵之介&横山裕(関ジャニ∞)W主演の映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(2017年1月28日公開)に出演することが18日、わかった。同作は、黒川博行による第151回直木賞受賞作『破門』を映画化。横山演じる建設コンサルタントの二宮啓之と、佐々木演じるやくざ・桑原保彦の2人がコンビとなり、儲け話に乗っかったことからトラブルに発展する。映画初出演となる濱田は、佐々木演じるやくざの弟分・木下役を演じる。17日深夜に放送した関西テレビ放送のバラエティ番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(毎週水曜24:25~)にゲスト出演し、主演の横山と2ショットで映画出演を発表した。濱田は「まさか『ジャニ勉』で発表させていただけるとは思っていませんでした」と驚きつつ、「横山くんと一緒に発表、というのもとても嬉しいです」と喜びを表した。先輩の横山については「初めての映画出演で緊張している僕に、撮影の合間に何度も話しかけてくださったり、僕がクランクインの時にも記念に写真を撮ってくださったり、何かと気にかけてくださいました」と感謝。2015年11月1日にクランクインし、アクションシーンにも挑んだが「普段の僕ではない、『男、木下』っていう感じです(笑)」と自信を見せ、「笑いもある映画なので、多くの人たちに見ていただきたいと思っています」とアピールした。メガホンをとった小林聖太郎監督は、初対面で「めっちゃ緊張してます」と話す濱田の姿が新鮮に映ったと語り、「常に全力で吸収しようとする姿は好感がもてるとともに、木下という役にダブって見えました」と称賛。同作は他に北川景子、橋爪功、國村隼、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童の出演が発表されている。
2016年08月18日東京・六本木にあるIMA CONCEPT STORE内のIMA galleryにて開催されている写真家・西村裕介の写真展「The Folk」のクロージングイベントとして、最終日である4月2日に西村とNORITAKA TATEHANAのクリエイティブディレクター・舘鼻則孝によるトークショーが開催される。写真展「The Folk」は、西村裕介が日本各地の郷土芸能を撮影した写真集『The Folk』をもとに開催されるもの。明治神宮の祭事で郷土芸能に出会い、その強烈な魅力に魅せられた西村裕介は、以後3年半に渡り日本各地で受け継がれてきた伝統芸能を追い続けてきた。島根県にある津和野弥栄神社の「鷺舞」や、佐賀県市川の「天衝舞浮立」、沖縄県宮古島の「パーントゥ」などの演者の姿を黒幕の前で撮影することで、神聖さとともに猛々しい躍動感を捉えた写真作品の数々を展示する。今回のトークショーでは、今年3月にパリのカルティエ現代美術財団にて開催された、日本の民族芸能のひとつである「人形浄瑠璃文楽」の舞台「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge / Nomadic Nights」の監督を手掛けた舘鼻則孝が登壇。世界を舞台に活躍する舘鼻とともに、日本文化を世界に伝える意味についてトークを行う。参加の申し込みはオフィシャルサイト()にて。【イベント情報】写真展「The Folk」のクロージングイベント会場:IMA gallery住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階会期:4月2日時間:17:00~18:00入場無料
2016年03月29日昨年公開された『かぐや姫の物語』をプロデュースしたスタジオジブリの西村義明氏が3月21日(金・祝)、東京・新宿バルト9でトークショーを行った。ジブリ新時代を担う存在として注目され、夏公開のジブリ新作『思い出のマーニー』も手がける西村氏ってどんな人?この日は「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」が特別企画した3夜限定の上映会「これが出発点だ。」の“第1夜”で、高畑勲監督の記念すべき長編アニメ初作品『太陽の王子 ホルスの大冒険』(’68)がニュープリント版で上映された。同作に加えて、宮崎駿監督の初期代表作である『ルパン三世 カリオストロの城』(’79)、『風の谷のナウシカ』(’84)もスクリーンに復活。どれも現在のジブリを語る上で欠かせない、文字通りの“出発点”だ。西村氏は1977年、東京生まれ。アメリカ留学後の2002年、スタジオジブリに入社した。「若気の至りで映画を作ってやりたいと思っていたが、何をしたらいいのか分からなかった」そうで、入社当初は「著作権や法務を扱う部署で、ひたすら契約書のファイリングをしていた」のだとか。その後、『ハウルの動く城』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』の宣伝に参加し、高畑監督に多大な影響を与えた50年代の仏アニメ『王と鳥』(’06年に日本公開)で宣伝プロデューサーを務めた縁で、高畑監督と出会った。ちょうどこの時期、『かぐや姫の物語』は準備段階にありながら、ほとんど前進が見えない状況だったという。そこでスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが白羽の矢を立てたのが、西村氏。そこから『かぐや姫の物語』が完成するまでの苦闘の8年が始まった。「初めて高畑さんにお会いしてから、監督をお願いするのに1年半。脚本はさらに1年半かかった。ところが出来あがった脚本は、上映時間が3時間半もあって…」と西村氏。さまざまな試行錯誤を経て、当初183ページあったシナリオは、138ページにまで絞られたそうだ。絵コンテの段階になっても、高畑監督のこだわりはノンストップで「ある日突然、高畑さんが『なんで竹が光るんですか?光源はどこですか』って(苦笑)。その答えが出るまで、絵コンテが6週間止まってしまった」(西村氏)。映画は2013年7月、宮崎駿監督の『風立ちぬ』と同日公開される予定だったが、最終的には同年11月23日に全国封切りされた。「最初から無理だったんでしょうね。製作が遅れるなか、夏に公開するか、企画そのものを中止するか決断することになった。鈴木さんに『企画を中止にし、製作にかかった数十億円をドブに捨てる権利を僕にください』と伝えた。すると鈴木さんは『お前が始めたことだからな。いいよ、ドブに捨てても』って…。最終的には4か月遅れで、高畑さんとも意見が合致しましたが。高畑さんは初めて納得してくれましたね。そもそも(『風立ちぬ』との)同時公開には納得していなかったですし」(西村氏)。目下、夏の全国公開に向けて、最新作『思い出のマーニー』の完成を目指している。メガホンをとるのは、『借りぐらしのアリエッティ』で長編デビューを飾った米林宏昌監督。こちらは、演出面でジブリ新時代を担う存在だ。西村氏は「全然、順調じゃないです!夏には公開しますけど。米林監督は現実的で、現状の中で最大限の力を発揮する人。朝10時から翌朝4時まで頑張っています」と現状報告した。そんな西村氏が考えるスタジオジブリ作品の魅力とは?「ピクサーやドリームワークスと違うのは、夢だけじゃなく、悪夢も描いているところ。例えば『となりのトトロ』が夢なら、『火垂るの墓』が悪夢。過去のあやまちや現実に、目を背けてはいけないとアニメーションで訴えるのはジブリしかないと思う」(西村氏)。(photo / text:Ryo Uchida)
2014年03月22日12月13日公開の映画『ゼロ・グラビティ』の公開直前イベントが10日、都内で行われ、第4回国民的美魔女コンテストでグランプリを獲得したタレントの西村真弓が出席した。世界43カ国で興行ランキングNo.1を獲得し、全米週末興行ランキング3週連続第1位を記録するなど、すでに全世界で600億円を突破する興行成績を収めたサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演の本作。この冬最大の話題作がいよいよ日本で公開されるとあって、この日は"ハリウッド最強の美魔女"のサンドラ・ブロックにちなみ、第4回国民的美魔女コンテストでグランプリに輝いた西村真弓を招いたトークショーが行われた。西村は「終わった直後に無気力になるというか、『はぁ~終わっちゃった~』という感じで、非常に孤独と向き合う作品だと思います。サンドラ・ブロックの演技は、演技というより1人の人間性というか、女性が持っている強さを感じさせてくれました」と本作の感想を述べ、同じ美魔女と呼ばれているサンドラ・ブロックを「一言で言うと49歳には見えないですよ。お茶目な女性ですが、作品に向かう姿勢はお茶目から想像できないぐらいに真摯に受け止めている女性だと思います」と絶賛した。観客が女子高生ということで、美魔女の秘訣も伝授。「美の秘けつは、実は目に見えないことだと思います。目に見えないことをいかに大切にするか」と外見の美しさよりも内面の美しさを強調。コンテストでは"ランジェリー美魔女"と謳われたが「17歳から下着にはこだわっていました。人に裸とか身体を見てほしくないと思う人もいると思いますが、体型変化は誰にでも起きます。身体の身体に合ったものをつければ、20年後に必ず差が出ますよ。自分に合ったランジェリーを身につけることが大事です」と女子高生たちにリアルなアドバイスを送った。映画『ゼロ・グラビティ』は、12月13日より3D/2D同時公開。
2013年12月11日俳優の西村雅彦率いる「ドリス&オレガコレクション」の第6弾公演『地球の王様』が、10月26日、東京・シアター1010にて開幕した。初日前日の25日にはマスコミ向けに公開リハーサルが行われた。『地球の王様』チケット情報脚本を手がけるのは、「ドリス&オレガコレクション」への参加はこれが4度目となる金子茂樹。また映画『沈まぬ太陽』やドラマ『やまとなでしこ』などで知られる若松節朗が、初の舞台演出に挑戦している。物語はウィルスの感染により、世界中の人々が死に至る事件が勃発したことからはじまる。生き残った6人の日本人たちは、時に衝突しながらも、富士山の山小屋で穏やかな日常を過ごしていた。そんなある日、宇宙飛行士を名乗るひとりの男が山小屋に現れる。彼はウィルスが蔓延する前に宇宙へと旅立ち、地球に戻ると、生命反応が確認出来るのは今この場にいる7人だけになっていたと言う。人類存亡の危機に直面した7人。彼らは残された人類のリーダーとなるべき、“地球の王様”を決めようとするのだが……。“人類再生”という壮大なテーマを掲げながらも、そこに登場するのは食品会社の社員と清掃員という、いわゆるフツーの人々。だからこそ彼らは、嫌味な上司に対して愚痴をこぼすこともあれば、恋愛を巡ってすったもんだも巻き起こす。とても“地球の王様”に選ばれる者とは思えない、身勝手で情けない、でも妙に愛おしい、小市民たちの実像が浮き彫りになっていく。しかしそこに一石を投じるのが、“宇宙飛行士”というトップレベルの肩書きを持つ男の存在。ウィルスさえ無ければ、彼とほかの6人の人生が交わることは恐らく一生なかったであろう。しかし地球上に残された人類は、この7人の男女のみ。そんな状況のなかで彼ら彼女らがどんな決断を下すのか、非常に興味深いラストが待っている。カンパニーを引っ張るのは、やはりベテランの西村。クセのある中年男のなかに見え隠れする、悲哀とかわいらしさを体現させたら、この人の右に出る者はいないだろう。宇宙飛行士役の永井大は、自尊心の強い男ならではの表と裏の顔を使い分け、真骨頂を見せる。ほかに岡田義徳、大塚千弘、浅利陽介、高橋ひとみといった実力派が脇を固め、清掃員役の片桐仁が、独特の空気感と間で客席の笑いを誘っていた。近年の世界の状況を考えれば、この物語が現実になる日もいつか来るのかもしれない。だがそんななかでも生きていく、人間の図々しいほどのたくましさを、この舞台に見た気がした。公演は兵庫、宮城、大阪、福岡と各地を巡演する。なお、東京公演は11月14日(水)から25日(日)まで紀伊國屋サザンシアターにて上演。チケットは一部を除き発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年10月26日第144回芥川賞を受賞した西村賢太氏の同名小説を、『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』などを手掛けた山下敦弘監督が映画化した『苦役列車』が 7月14日、全国で封切られ、西村氏と山下監督をはじめ、主演の森山未來、共演する高良健吾、前田敦子(AKB48)、マキタスポーツが東京・丸の内 TOEIで初日舞台あいさつに立った。その他の写真三畳一間に住み、日雇い労働にすがる19歳の青年役に森山を迎え、実力派俳優の高良と、映画オリジナルのヒロインを演じるAKB48の前田が脇を固める本作。原作は壮絶な自身の過去をベースに書き綴った“私小説”だが、西村氏は完成した映画をさまざまなメディアで公に酷評し、大きな話題と熱い議論を巻き起こしていた。舞台あいさつでもその言動に注目が集まったが、この日は「ご覧いただき、ありがとうございます。小説家として終わりかけたときに執筆した思い入れのある作品。妙に図々しさとしぶとさがある小説なので、その部分に皆さんが共鳴してもらえたら、こんなにうれしいことはない」と観客への感謝に終始した。それでも山下監督と言葉を交わすことはなく、いまだ埋められない“距離感”が見て取れたのも事実。今後、両者の確執がどのようにクリアされるか、さらに注目を集めそうだ。山下監督は「毎日、日替わりで面白い人がやってくる、まるでイベントのような現場だった」と多彩なキャストが集結した現場を振り返っていた。主演の森山は「昨日、急に十二指腸あたりが痛くなって、まさかの『体調不良で舞台あいさつ欠席』になるところだった」と同日、公開初日を迎えたライバル作『ヘルタースケルター』に主演する沢尻エリカを連想させる第一声で客席の笑いを誘い、高良は「憧れの山下組で、素敵な経験ができた」と感激しきりの様子だった。また、先日21歳になったばかりの前田は「ぜひ、同世代の人たちに見てほしい」とアピールしていた。『苦役列車』公開中取材・文・写真:内田 涼
2012年07月17日東日本大震災から1年となる3月11日(日)、指揮者・佐渡裕の呼びかけのもと、パリで「3.11メモリアルコンサート」が開催される。「佐渡裕」の公演情報これまでに世界中から被災地に寄せられた支援に感謝の意を伝えるべく、開催される本公演。出演は、佐渡裕、パリ在住の指揮者・阿部加奈子、パリ国立高等音楽院の在校生・卒業生、パリ管弦楽団やフランス国立管弦楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団などフランスや世界のオーケストラの演奏家有志による「ジャポネード・オーケストラ」、佐渡裕が芸術監督を務める兵庫芸術文化センターの「スーパーキッズ・オーケストラ」小中高校生の団員45名ほか。ソリストとして、ピアニストの辻井伸行、2009年の東京音楽コンクールで優勝した16歳のバイオリニスト・周防亮介も参加する。また公演当日には、東日本大震災の被災者を代表し、岩手県釜石市の根浜海岸で津波に飲み込まれた旅館「宝来館」の女将・岩崎昭子さんらも登壇。被災地の現状の報告などが予定されている。2月12日に行われた記者会見で「人が人を思いやれる、心の支援が実感できる、そんな演奏会にしたいです。国境や年代、プロ・アマを越えて、ドリームオーケストラが凄い演奏をしてくれるでしょう。復興に向けては、まだまだ時間がかかります。これからの支援も誓い合えるような機会にもしたい」と語った佐渡裕。昨年8月には「佐渡裕被災地訪問プロジェクト」として福島県いわき市、岩手県釜石市・大槌町で演奏会を開催するなど、様々な復興支援に尽力してきたマエストロが、音楽を通じて、パリから被災地に向けて力強いエールを発信する。「3.11メモリアルコンサート」は、3月11日(日)にパリ・ユネスコ本部にて開催される。当日の会場ロビーでは、東北復興写真展も同時開催。コンサートの入場料、寄付金による収益は、全額、日本ユネスコ協会連盟(教育復興プロジェクト)、明友館を通じて、経済的に困っている家庭への支援として、子供たちの奨学金に充てられる。
2012年02月14日