「連続ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)は、9月30日に最終回をむかえます。このドラマで観月ありさ(43)は、嫁をいびる老舗和菓子店の女将役を怪演して話題を呼びました」そう語るのはテレビ局関係者。連続ドラマ出演歴30年以上となる観月だが、今回は初の悪役に挑戦。キャスト発表時には、こんなコメントを発表していた。《毎回、視聴者の皆さまに『わぁ出た!』『また凄いことしてる!』と、今日子を見るのが楽しみになっていただけるよう、パワー全開で演じていきたいと思っています!》女優として新境地を開いた観月だが、実はプライベートでも大きな変化があったという。彼女と長年の交流のあるファッション関係者はこう語る。「観月さんもコロナ禍で外食やパーティなども控えなければならず、少し心配していたのです。でも彼女は意外に元気で、『自炊をするようになったの』という言葉に驚かされました」実は観月は芸能関係者の間では“料理ができない女優”として有名だったのだ。「’10年に彼女はNHKドラマ『天使のわけまえ』で主演しています。料理を通じて自信や人との絆を取り戻していく女性の物語で、主人公は“料理上手”という設定です。公開収録では豆腐の味噌汁作りのシーンに臨みましたが、手つきはぎこちなく、本人も『ふだんはあまり料理をしないので』と、苦笑いしていました」(前出・テレビ局関係者)公開収録で、「おいしい料理を作れたら旦那さんは家に帰ってくるんだろうな。私も料理に挑戦しようかな」と、“嫁入り修業宣言”をした彼女だったが、女優業が多忙だったこともあり、現実には料理から縁遠いままだった。’15年3月に建設関連会社の代表取締役・A氏(48)と結婚し、花嫁となった観月。「しかし、結婚翌年の’16年に出演した『ダウンタウンなう本音でハシゴ酒2時間スペシャル』(フジテレビ系)で、結婚してからもまったく家事をしていないことを明かし、浜田雅功(57)と松本人志(57)らをあきれさせたのです。食事はほぼ外食ですませており、朝食に関しても『なんにも(作らない)。だって現場に行ったら何かあるし、旦那さんは会社に朝ごはんがあるし』と。さらに洗濯は夫・A氏の担当で、掃除は週に1回くる業者に任せていると語っていました」(前出・テレビ局関係者)嫁入り修業宣言から6年後のまさかの“家事NO宣言”……。だが観月の妻としての貢献度は高かったという。2年前、A氏の知人は本誌にこう語っていた。「A氏の会社の業績拡大の一因には観月さんの存在もあります。A氏は頻繁にゴルフコンペやパーティを開催しており、観月さんも積極的にホステス役を務めているのです。観月さんの夫の会社として知名度も上がりましたし、その営業効果は計りしれません」しかし今年に入り、新型コロナウイルスの感染が拡大し、夫婦での外出の機会も激減するなか、彼女は43歳にして手料理に目覚めたのだという。前出のファッション関係者が続ける。「『こんなにきちんとお味噌汁を作ったのは、人生で初めてかもしれない』と、言っていました。ご主人は観月さんに家事をすることを求めるようなタイプではないのですが、彼女は一汁三菜の和風な食卓を目指しているようです。2人ともお酒は好きですから、おつまみにもなる、きのこのマリネやささ身サラダなどもよく作っていると聞きました。特に漬け物にハマっているようで、きゅうりや大根といった定番の野菜から、セロリやトマトも漬けています」彼女のインスタグラムにも《スイカの白い部分をお漬物にすると美味しいよ》(9月8日)といった投稿があった。’19年度は売上高112億円という会社のトップの妻が“すいかの皮で漬け物”とは、少し意外な気もするが……。「確かに『大根の葉っぱもお味噌汁に入れている』と、言っていましたからね。そんなしっかりした面があることも驚きでした」(前出・ファッション関係者)実は彼女はドラマ『天使のわけまえ』の公開収録でこんなことも語っていたのだ。「(ドラマに出てくる料理は、野菜の)茎や皮を捨てずに雑炊や味噌汁に入れていたり、アイデアがすごいです。食べてみるとおいしくてびっくりしました」10年前の感動を忘れずに、いま料理に生かしているに違いない。結婚6年目での妻の変身には夫・A氏も感慨深いことだろう。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月30日創作和菓子の宗家 源 吉兆庵は、岡山県産のぶどう「オーロラブラック」をまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」を2020年9月下旬まで、全国の店舗で発売する。宗家 源 吉兆庵の「陸乃宝珠」は、果実の姿・形・味わいをそのまま活かしたフルーツ和菓子。特に、毎年5月から9月にかけて発売する岡山県産マスカット オブ アレキサンドリアをまるごと一つ包んだ「陸乃宝珠」は、宗家 源 吉兆庵の中でも人気の高い和スイーツだ。そんな「陸乃宝珠」から期間限定で、岡山県産のぶどう「オーロラブラック」を使用したフレーバーが登場。オーロラブラックは、特有の甘みと豊かな香りを持つ大粒の黒ぶどうの1つで、肉厚な果肉からはじける豊潤な果汁は、一度味わうとやみつきに。口に入れると、砂糖でしゃりっと仕上げた求肥の中から、オーロラブラックの果汁があふれだし、ジューシーな味わいを楽しむことができる。マスカット オブ アレキサンドリアとはひと味違ったフレーバーをぜひ体感してみて。【詳細】陸乃宝珠 1個 303円(税込)~発売時期:2020年8月末~9月下旬販売店舗:全国の宗家 源 吉兆庵 店舗やオンラインショップにて順次販売
2020年09月07日観月ありさが、浜辺美波×横浜流星W主演の日本テレビ系新水曜ドラマ「私たちはどうかしている」に出演することが分かった。本作は、浜辺さん演じる可憐で才能にあふれる和菓子職人花岡七桜と、横浜さん演じる創業400年の老舗和菓子屋のクールな跡取り息子高月椿が、15年前に起こったある事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも、強く惹かれ合う物語が描かれる。今回新たに出演が明らかになった観月さんが演じるのは、物語を彩る最重要人物、椿の母で、老舗和菓子屋「光月庵」の女将・高月今日子。夫の死後、老舗の暖簾を守り、一人息子・椿に店を継がせようと異様な執念を燃やす女性だ。そしてしかるべき名家から嫁を迎えようとした矢先、椿にプロポーズされた七桜が転がり込んで来て事態は急変。“息子をたぶらかす女”を追い出そうと、今日子の苛烈な嫁いびりが始まる…。また物語が進むにつれ、彼女の恐るべき執念の“理由”と、15年前の事件の真実が明らかになっていく。台本を読み、「私が演じる高月今日子は、台本を読んでいても『今日子さん来たーっ!』とワクワクしてしまう、かなり強烈なキャラクターの女将です」と印象を明かす観月さんは、「あの手この手で七桜を光月庵から追い出そうとしますので、毎回、視聴者の皆さまに『わぁ出た!』『また凄いことしてる!』と、今日子を見るのが楽しみになっていただけるよう、パワー全開で演じていきたいと思っています!」と意気込む。そして「原作に寄せて、今日子のチャームポイントでもある『泣きぼくろ』も作っていますので、そこにも注目してみてください!」とアピールしている。「私たちはどうかしている」は今夏、日本テレビにて放送スタート予定。(cinemacafe.net)
2020年06月30日女優で歌手の観月ありさ(みづき・ありさ)さんが、2020年5月16日にインスタグラムを更新。デビュー当時の写真を公開し、多くの反響が寄せられています。観月ありさのデビュー当時の写真に「懐かしい」「ずっと大好き」同月15日に芸能生活39周年を迎えた、観月ありささん。また、歌手デビュー29周年を迎えたことも報告し、デビュー曲や1stアルバムのジャケット写真などを公開しました。 View this post on Instagram A post shared by 観月ありさ/alisa mizuki (@alisa_mizuki) on May 16, 2020 at 12:06am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。投稿で、観月ありささんは「その時々の自分を情熱を持って表現できればと思っています」と宣言。最後に、ファンに向けて「これからも一緒に歳を重ねていけたら嬉しいな」と呼びかけています。この投稿を見たファンからは、祝福の声が殺到。また、「かわいい」「素敵な写真」と当時の観月ありささんを懐かしむ声も寄せられています。・懐かしい写真!すべてが尊い…。・デビュー記念日おめでとうございます。これからも仕事頑張ってください!・どんだけかわいくて、スタイルがいいの!?ずっと大好きです。デビュー当時から変わらぬ美貌で走り続けている観月ありささん。今後の活躍からも目が離せません!観月ありさの夫はどんな人?昔と変わらぬ現在の美貌に「尊敬する」の声[文・構成/grape編集部]
2020年05月18日女優の観月ありさ(みづき・ありさ)さんが、2020年5月7日に自身のインスタグラムを更新。外出自粛中の過ごし方を紹介し、ファンを元気付けています。観月ありさの手作りマスクが「おしゃれすぎる!」約1か月半ぶりにインスタグラムを更新した観月ありささんは「みなさんいかがお過ごしですか?」とつづり、手作りマスク姿の写真を投稿。 View this post on Instagram A post shared by 観月ありさ/alisa mizuki (@alisa_mizuki) on May 6, 2020 at 7:22pm PDT新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で仕事が延期になったことを報告し、「色々やっている」と『お家時間』の過ごし方を明かした観月ありささん。鮮やかなオレンジ色のマスクもその1つで、これは着古したTシャツを再利用して手作りしたのだとか。そのほか、英会話を勉強したり、ギターを演奏したりと充実した毎日を過ごしているようです。投稿を見たファンは「素敵!」「おしゃれ!」と手作りマスクを絶賛。また、観月ありささんの久しぶりの更新を喜ぶ声も寄せられています。・素敵な手作りのマスクですね。よく似合ってますよ!・久しぶりにありさちゃんの元気そうなお顔が見られて嬉しいです。・相変わらずきれい…。体調には、気を付けてくださいね!観月ありささんは今回の投稿で、「くれぐれも気を付けて。みんなで助け合って頑張りましょうね」とファンを気遣っていました。一人ひとりが今できることを考え、1日も早く日常を取り戻したいですね。観月ありさの夫はどんな人?昔と変わらぬ現在の美貌に「尊敬する」の声[文・構成/grape編集部]
2020年05月08日直木賞・本屋大賞を史上初めてW受賞した小説家・恩田陸の『蜜蜂と遠雷』が若手実力派キャストにより実写映画化され、10月4日より公開された。国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜(松岡茉優)、明石(松坂桃李)、マサル(森崎ウィン)、塵(鈴鹿央士)という世界を目指す若き4人の天才ピアニストたちの挑戦、才能、運命、成長を描いた同作は、「小説なのに音楽が聴こえるようだ」と話題を呼び、映画でも一流ピアニストの音×吹き替えなしで演奏演技に挑む役者陣という驚くべき手法で数々のシーンが浮かび上がっている。今回は、原作者・恩田陸と、妻子を持ち楽器店に勤めながら、年齢制限最後のコンクールに挑む高島明石を演じた松坂桃李にインタビュー。原作者と俳優、それぞれの視点から見た同作の魅力や、表現者として向き合う"賞"について話を聞いた。○■「かっこよすぎる」キャストも演技に納得――先ほどお話を伺ったんですが、お二人は今日が初対面なんですね。恩田先生が撮影現場にいらしたときは、松坂さんの撮影がなかったとか。松坂:この瞬間が初です。恩田:お目にかかれて光栄でございます。松坂:こちらこそ! よろしくお願いいたします。――それでは、ぜひ松坂さんから見た原作の魅力と、恩田先生から見た映画の魅力をそれぞれ教えていただければ。松坂:オファーをいただいて『蜜蜂と遠雷』を読んだんですが、今までは小説を読んでめくるたびに音が聴こえる感じを経験したがことがなかったので、すごい本だと思いました。これを映画化するなんて、可能なのか? と、衝撃でした(笑)。小説が本当に面白いからこそ、我々にとってはハードルが高いと思っちゃうんです。仮に上手に置き換えられたとしても「小説の内容のまま表現されてるじゃん!」と思われてしまうので、今回は「実写化するからこそできること」はなんなのか、ものすごく意義を迫られた感覚がありました。恩田:よく映像化したなと思いました(笑)。私も「小説でなければできないことをやろう」と思って書いていたので、逆に皆さんが映画でしかできないことをやってくださったなと思って。映画として完成されていたので、嬉しかったです。松坂:そういう言葉を聞くと、ほっとします。恩田:松坂さんが、明石を演じると聞いて、「それはかっこよすぎるだろう」とは思っていたんですけど、映画を見たら本当に明石そのものでした。松坂:いやいや、とんでもないです!――原作で思い描いていた明石はどういうイメージだったんですか?恩田:もうちょっと、普通の人です(笑)。でも、2次予選の後に松坂さんが1人でカメラに向かってしゃべっているシーンはすごくリアルで、驚きました。松坂:実は、あのシーンが初日だったんですよ……。恩田:初日だったんですか! みなさん、意外なシーンが初日なんですよね。いきなりあのシーンだとは……すごいですね。松坂:とにかく、体の中にいろんな実感を入れるようにイメージして。すごく緊張しました。――ちなみに、明石じゃない松坂さんを目の前にされた感想はいかがでしたか?恩田:「やっぱりかっこいいわ!!」と思いました(笑)。――松坂さんは、そういうかっこよさをどうやって封印されてたんでしょうか?松坂:明石は他の3人に比べて、家族と過ごしたりと、生活を描写しているシーンが多かったので、そこはすごく大事にしたいなと思いました。たぶん、すごく不器用でめんどくさいやつだなと思ったんです。自分のことを天才とは思っていないけど、他人には言われたくない、という。恩田:その通りです。松坂:たとえば奥さんと少し口論になったシーンでも、明石のめんどくさい感じが出ている。すごく人間くさいけど、良いところでもあると思います。恩田:そういう役を演じるのは、珍しいんじゃないですか?松坂:そうなんです。これだけの不器用さと人間臭さを表す役はあまりやったことがなかったので、嬉しかったです。恩田:本当に松坂さんはキラキラしたイメージだったので、地に足をついた感じが出ていて、びっくりしました。松坂:嬉しいです。○■流れをつかむことが大切――今回はピアノコンクールが舞台となっていますが、作品自体も直木賞と本屋大賞を史上初めてW受賞されていて、松坂さんも昨年たくさんの賞に輝いていて。賞にかける思いについて、お二人はどう感じているのかなということも気になりました。恩田:結果としての賞なので、書いてる時にはもちろん考えていないです。でも、「流れが来てる」みたいな時って、あるじゃないですか。そういう意味では幸運な本だったと思います。こんなにハードルが高そうな作品がスムーズに映画化できたというのも、やっぱりいい流れがあったのかな、と。松坂:確かに、流れってありますよね。僕のマネージャーさんも「今年は流れ、来てますから」とよく言ってたんですよ。「じゃあ、信じます」と言ったら、ありがたいことに本当に賞をいただけたりしたので、実感しています。――松岡茉優さんも、同じように昨年いろいろな賞に輝かれて、全部の流れが『蜜蜂と遠雷』に集中しているようですね。松坂:授賞式で、松岡さんとは会うことが多かったです! 会うたびに『蜜蜂と遠雷』盛り上げましょう、という話をしていました。恩田:幸運な流れが来ていますね。実際にコンクールを見ていても、最初は目立てなかった方が2週間の間でどんどん良くなっていったりして、成長する人は本当に成長するし、順番の違いひとつでもまったく印象が違ってきてしまうんです。どんどん人が減っていくから、何番を掴むかという運もあって。本当に、流れを掴むことが大事なんだと思いました。――松坂さんは今回、ステージの上で演奏するシーンも多かったですが、音楽家を演じて、役者との共通点などは感じられたんですか?松坂:舞台上で、お客さんの前でお芝居をするときの緊張感や、稽古で失敗を繰り返しながら初日を迎える緊張感は共通すると思いました。演奏シーンは最後の方だったので、スタッフ・キャスト全員が「あと1週間だぞ!」「あと5日だぞ!」みたいに、プレッシャーがすごくて(笑)。だんだん音楽チームも顔がピリついてくるんです。だからこそ生々しくて、良い緊張感でした。エキストラの方もたくさん来てくださったので、入場シーンも本当のコンクールのような緊張感でした。怖いんですよ! でも演奏はお芝居と違って、お客さんの反応を見て動きを変えられるところは、羨ましくも思いました。恩田:私も演奏をしていた経験がありますが、自分があがっているかって、全然わからないですよね。絶好調と思ってもボロボロだったりとか。逆に「ダメだ」と思った時が良かったりする。松坂:それはあります! 自分がダメだと思っていても、周りから「良かったね!」と言われたりとか。恩田:意外とありますよね。それって、なぜなんだろう? 不思議ですね。小説でも、書いてる時には乗っていたけど、後で読むと「なんなんだろう」と思う時もありますし(笑)。○■小説家と役者、原動力は――せっかくなので、何か松坂さんから恩田先生に聞きたいことなどはありますか?松坂:これだけの作品を生み出す原動力がなんなのか、伺いたかったんです。続けるためのモチベーションを保つのは難しくはないんですか?恩田:きっと、なんでもそうですよね。役者さんも、毎回毎回違う役を演じると思うので、どういう原動力なのか、逆にお聞きしたいです。松坂:作品に入ってる時は辛いことの方が多いし、考えなきゃいけないことや不安要素がたくさんあるばかりなんですが、終わった瞬間が本当に楽しくて。スタッフやキャストの方と、「じゃあ、一杯いきますか!」という瞬間(笑)。その一瞬が、辛かったメーターを上回るんです。それが持続的にやってくるので、乗り越えられるというか、支えになっている感覚はあります。恩田:どこも同じですね(笑)。私も原稿を書いているときは全く楽しくなくて。――でも、これだけずっとコンスタントに作品を出されてる作家さんも、なかなかいらっしゃらないのではないかと思いました。恩田:続けていないと不安になってしまうんです。常に書いてないと「小説家」と名乗れないような気がして。縮小再生産になってしまうのが怖いし、「休んじゃうと戻れないんじゃないか」と思うので、そこが原動力なのかもしれません。松坂:「休みたい」と思ったことはないんですか?恩田:いつも、思ってはいるんですけどね(笑)――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただけたら。恩田:原作ファンでも、原作を読んでない方でも楽しめると思います。音もすごく贅沢な作りになっているので、ぜひ、映画館でご覧ください。松坂:僕自身、クラシックからは縁遠い男だったので、この作品で初めて「クラシックって静かなだけじゃないんだ!」と思いました。まるで縦ノリのように心が踊る、前のめりになる感じが味わえたのはこの作品が初めてだったんです。僕のような、クラシック初心者ですという人でも、味わえる体験が待っていますので、ぜひ音響のいい劇場でご覧いただけたら嬉しいです。■恩田陸1964年生まれ、宮城県出身。1992年、『六番目の小夜子』でデビュー。『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(直木賞と本屋大賞のダブル受賞も、二度の本屋大賞も史上唯一)。著書多数。■松坂桃李1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作は、映画『不能犯』(18/白石晃士監督)、『居眠り磐音』(19年)、『新聞記者』(19年)。2019年には『孤狼の血』(18年)で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。現在、声の出演をしている映画『HELLO WORLD』が公開中。
2019年10月06日山下智久が天才寄生虫学者に扮する「インハンド」の第3話が4月26日放送。“不老不死”治療の裏に隠された秘密を描いた今回。山下さん演じる紐倉の恩師役で出演した観月ありさの美貌に視聴者から「本当に不老不死」などの声が相次いで寄せられている。本作は山下さん演じるロボットハンドの義手を持った変わり者の天才科学者・紐倉哲が、濱田岳演じるお人好しで正義感の強い熱血助手の救命医・高家春馬と、菜々緒演じるクールでやり手な美人官僚・牧野巴と共に次々と起こる難事件に挑むヒューマンサイエンスミステリー。今回は“不老不死”を目指す女性研究者によるアンチエイジング治療の光と影に、紐倉たちが挑むという展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ある日、紐倉は高家とともに大学時代の恩師で、現在はパナシアンビューティーという美容団体のCEOを務める瀬見まき子(観月さん)の講演を聞きに行く。パナシアンビューティーでは、上級会員向けに不老不死のクラゲ・ベニクラゲを参考に開発されたテロメラーゼを使ったアンチエイジング治療を行っており、50歳を超えるも若々しいままの瀬見自身が広告塔となり、多くの女性客にサプリメントなどを売りさばいていた。一方、牧野のもとにテロメラーゼ治療を受けた上級会員に認知症や死亡例が相次いでいるという情報が。紐倉は高家、牧野らとパナシアンビューティーの内情を調べ始めるが、秘密に近づいた高家が拉致されてしまう。実はテロメラーゼ治療の真実は貧困国から輸入した若者の血を輸血して若返らせるというもので、その血しょうから被害者たちはヤコブ病に感染、瀬見もまたヤコブ病に侵され始めていた。妹を早老症の一種、ウェルナー症候群で亡くした瀬見だが不老不死の実現を目指そうとして間違った道を歩んでいた…というラストだった。「インハンド第3話幻肢痛、ウェルナー症候群、クロイツフェルト・ヤコブ病、GDF11など医学情報を上手く使った見事な脚本。医療従事者も十分楽しめます。4話以降も楽しみ」といった医療関係者からの絶賛の声も見られた今回。ゲスト出演した観月さんの“美貌”に「観月ありささんは本当に不老不死なのかと思う」「観月ありさ本当不老不死…ナースのお仕事の頃のまま」「観月ありさの美魔女最高だった」などの声が相次いで寄せられる。また白衣姿の観月さんに「ナースのお仕事」を思い出した視聴者も多かったようで「採血シーン!朝倉、上手になったねwww」「観月ありさが白衣着てるとなんかドジしそうとか思ってしまう」などの反応も数多く見られた。「インハンド」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年04月27日創作和菓子の宗家 源 吉兆庵より、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」が登場。2019年5月上旬より、銀座本店をはじめとする一部店舗にて先行発売、その後全国の店舗やオンラインショップにて順次販売される。フルーツの形や味わいをそのまま生かした宗家 源 吉兆庵の代表菓子「自然シリーズ」。新登場となる「陸乃宝珠」は、マスカットの高級ブランド品種であるマスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごと使用した和スイーツだ。クレオパトラも好んで食べたと言われるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、さっぱりとした甘みと適度な酸味が特徴。一口食べると、上品で芳醇な香りが広がる。その果実のおいしさを最大限に生かすため、求肥の分量を粒の大きさに合わせて調整し、一粒ずつ丁寧に仕上げた。砂糖をまとった柔らかな求肥から、マスカット・オブ・アレキサンドリアの爽やかな果汁が溢れ出すこだわりの1粒を是非堪能してみて。【詳細】陸乃宝珠販売期間:2019年5月上旬~9月中旬販売店舗:全国の店舗やオンラインショップにて順次販売先行販売店舗:銀座本店をはじめとする一部店舗価格:1個 303円(税込)※マスカットの収穫量により販売期間などは変更になる可能性あり
2019年04月11日上川隆也が執事役で出演する「執事 西園寺の名推理」の続編が4月19日(金)からスタート。この度、本作の新たなレギュラーキャストとして観月ありさが出演することが明らかになった。上川さん扮する“パーフェクトな執事”西園寺一が活躍する痛快ミステリー・エンターテインメント「執事 西園寺の名推理」。すでに、西園寺が仕える奥様・伊集院百合子役の吉行和子に決定し、前作から引き続き佐藤二朗、浅利陽介、里見浩太朗、古谷一行ら豪華レギュラーキャストが発表されている。今回新たに本作に加わることが決定した観月さんが演じるのは、全てが謎に包まれた西園寺を追うミステリアスな美女・山崎和歌子。前作では、古谷さん演じる大川の伏線などで物語を盛り上げてきたが、今回は彼女が新たな伏線として物語を盛り上げる。「シリーズものにパート2から参加させて頂くというのは、とてもありがたいことと思っています」と今回からの参加を喜んだ観月さんは、「前作の良さも残しつつ、また今作ではさらに良い作品になるように頑張りたいと思います」と意気込み。また吉行さんとは、人気シリーズ「ナースのお仕事」でナース役で共演しており、「今作でも関わるシーンが出てくるかもしれないので、また久しぶりに共演できることをとても楽しみにしています」と共演が待ち遠しいと話し、「前作から引き続き今作もとても楽しい内容となっていると思います。私は役柄的に謎の女なので良いエッセンスになり、レギュラー陣を良い意味でかき回していきたいなと思っております」とコメントしている。一方、主演の上川さんは「又一人、この作品に美しい刺客(?)が名を連ねて下さいました。毎回、様々な事件や、西園寺の幅広い知識や特技が広がる中、観月さんの演じる和歌子の、謎に包まれた言動が、この物語に更なる深みをもたらしてくれるであろう事に、期待は膨らむばかりです」と期待を寄せている。金曜8時のドラマ「執事 西園寺の名推理2」は4月19日より毎週金曜日20時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月13日都内の超高級住宅地で新居を建設中の観月ありさ(42)と青山光司氏(46)夫妻。2月下旬、現場では急ピッチで工事作業が進められていた。建物は全体的に目隠しでおおわれ、道路は通れないように。コンクリートを流し込む作業員が、あわただしく動き回っている。夕方5時を過ぎても、その作業音がやむことはなかった――。青山氏が約600平方メートルというこの地を購入したのは、14年2月のことだった。翌15年3月に観月と結婚すると、新居建設を決意。1年以上に及ぶ構想期間を経て、16年12月に着工した。青山氏といえば年商150億円ともいわれる建築足場メーカー社長だけに、新居も超豪華。延床面積は、約900平方メートル。地上3階建ての大豪邸は土地建物で総額16億円とも報じられ、世間をあっと驚かせた。「当初は、17年12月に完成予定といわれていました。しかし着工から2年、工事は遅れに遅れています。その理由は、何度も設計方針が変わったからです」(青山氏の知人)なぜ、観月夫妻は方針を変えることになったのか。そこにはセレブならではの“意外な大誤算”があったという。「当初、観月さんと青山さんはリビングをなんと200畳にする予定だったんです!しかしそれだと光熱費が月300万円ほどかかることがわかり、急きょ縮小することにしたそうです。それでもかなりの広さになると聞いていますが……」(青山氏の知人)たしかに建設中の新居には、リビングとおぼしき広々としたスペースが見える。建物も異常なほどの大きさ。戸建てというより、もはやビルだ。さらに車好きな青山氏のこだわりなのだろう。玄関前には車が止めやすいよう、広々としたロータリーのようなスペースが確保されていた。「完成予想図を見た人は『まるで城のようだった……』と仰天していました。建設工事は5月に終了すると聞いていますが、すべてが規格外。完成すれば、芸能界随一の巨大御殿になりそうです」(前出・青山氏の知人)土地購入からすでに5年がたつ。こだわりの詰まった“夢の新居”は、果たして今度こそ完成するのだろうか――。
2019年02月26日東京・恵比寿にあるCAGE GALLERYで、1月22日から飯岡陸がキュレーションを行うグループ展「凍りつく窓:生活と芸術」が開催中。澤田華《57 のプレビューおよび目下のシーン》2019Hana Sawada, 57 previews and the current scene, 2019道路に面した窓枠がギャラリースペースとなっているCAGE GALLERY。3月31日までの会期中は、ギャラリーとその周辺の“窓”を使用しながら、澤田華、鹿野震一郎、武田雄介の3人の作家が、入れ替わりで作品を発表をしていく。1992年生まれの飯岡陸は、これまで「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(KAYOKOYUKI/東京・駒込倉庫)や「太陽光と…」(テラス計画/札幌)などを企画してきたキュレーター。CAGE GALLERYそのもの、そしてギャラリー周辺を題材にした本展では、展示と鑑賞の再発明を目論む。飯岡は、CAGE GALLERYによって生まれた周辺環境の磁場をすくい取り、キュレーションに組み入れた。澤田華からはじまる1期、続いて鹿野の2期、武田の3期と窓から窓へと乗り移るよう、街とイメージの関係の新しい解釈として提示される。【イベント情報】「凍りつく窓:生活と芸術」(キュレーション:飯岡陸)会期:1月22日〜3月31日会場:CAGE GALLERY住所:東京都渋谷区恵比寿2-16-8点灯時間:11:00 – 20:00 ※1期のみ展示は12:00-20:00となります*ギャラリー向かいのHender Scheme「スキマ」内に解説のハンドアウトを設置1期:澤田華 1月22日〜2月17日2期:鹿野震一郎 2月19日〜3月10日3期:武田雄介 3月12日〜3月31日
2019年01月26日女優の観月ありさが29日、東京・銀座のFRED銀座本店で行われたオープニングセレモニーに出席した。LVMHウォッチ・ジュエリージャパンは、フランスの名門ジュエラー「FRED」の銀座本店を12月1日より東京・銀座の晴海海通りに移転して新たにオープン。ドレッシーな衣装姿でテープカットを行った観月は「FRED銀座本店のオープンでテープカットをさせていただくなんてとても光栄に思っています。身が引き締まる思いでさせてもらいました。とてもうれしいです」と笑顔を見せた。オープン前の店舗を見渡して「海のようなブルーと白い店内で爽やかな海をイメージしたようなお店だなと思いました。とてもリラックスできますよね」と満足げ。店舗では並んでいるジュエリーに目が行ったそうで「ついつい見入ってしまいました。やはり女性はジュエリーが大好きですから。見ていると目の保養になるというか、とても幸せな気持ちになります」と語りながら、身につけていたジュエリーについて「本当に素敵ですよね。誕生石のターコイズはカジュアルな石ですが、ハイジュエリーになっていてビックリしています」と気に入った様子だった。12月5日に42歳の誕生日を迎える観月。「主人からまだプレゼントをもらっていないです。今年は全然プレゼントの話をしていないので、ないのかもしれないですね(笑)」としつつ、「今年はこれをおねだりしてみようかな。これを欲しいとアピールしていこうかなと思っています」とニンマリ。観月は平成になって女優デビューを果たしたことから、「平成という時代を駆け抜けてきた感じですね。秘けつはある意味、勢いですかね(笑)。その時の勢いとノリを大切に駆け抜けた感じです」と振り返り、「(舞台の)『座・ALISA』が来年もありますし、下着のデザインも来年やると思います。デザインのお話が来ているので、色々とやっていきたいと思っています」と意欲を見せていた。
2018年11月30日史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした小説「蜜蜂と遠雷」。若きピアニスト4人の姿を描いた話題作が、2019年秋に映画化されます。松岡茉優さんや松坂桃李さんといった豪華キャスト陣と、新鋭・石川慶監督が映像化に挑みます。2019年秋「蜜蜂と遠雷」公開予定「ここの優勝者は、世界最高峰のコンクールでも優勝できる」というジンクスがある芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台とした、若きピアニスト4人の挑戦・苦悩・努力・成長などを描く物語。話題作を多く生み出した原作者 恩田陸さん1992年に『六番目の小夜子』でデビューした恩田陸さん。SFやホラーから青春小説まで、さまざまなジャンルで執筆し、読みやすさと安定した面白さから幅広い年齢層の支持を得ています。2000年代から吉川英治文学新人賞や山本周五郎賞などをはじめとする、多くの賞を受賞してきました。そして2017年、「蜜蜂と遠雷」では直木賞と本屋大賞のW受賞という史上初の快挙を達成。話題作を豪華キャストが彩る松岡茉優さん松岡茉優さん2008年にデビューし、今や多くのCMやドラマなどに出演している松岡茉優さん。2016年~2018年に3部作で公開された映画「ちはやふる」に出演し、主人公のライバル役として圧倒的な存在感を放ちました。「蜜蜂と遠雷」では、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇し天才少女と呼ばれたものの、母の死によりピアノが弾けなくなってしまった女性「栄伝亜夜」を演じます。松坂桃李さん松坂桃李さん2008年にモデルとしてデビューし、2009年「侍戦隊シンケンジャー」の志葉丈瑠 /シンケンレッド役で俳優としての活動がスタートしました。以降、話題の舞台の主演なども務め注目を集めています。本作では、音楽大学を卒業しながらも今はサラリーマンとなり今回を"最後の挑戦"としてエントリーした「高島明石」役を担当します。森崎ウィンさんPrizmaX左上:森崎ウィンさん2008年にダンスボーカルユニット「PrizmaX」に加入し、同年に俳優としてもデビュー。2016年にスティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、話題となった若手俳優です。演技力だけでなく、甘い声と高い歌唱力にも注目です。本作では、優勝候補と言われており在学中の名門ジュリアード音楽院では"ジュリアードの王子"とも呼ばれる「マサル・C・レヴィ=アナトール」役に選ばれました。映画「蜜蜂と遠雷」作品詳細公開時期2019年秋原作恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)監督・脚本石川慶キャスト松岡茉優松坂桃李森崎ウィン鈴鹿央士ほか映画「蜜蜂と遠雷」が待ち遠しい原作でも話題となった「蜜蜂と遠雷」に、石川慶監督による演出・豪華キャストが加わることでどのような作品となるのか、期待が高まります。公開は2019年秋です。注目の作品をお見逃しなく。
2018年10月22日六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」では、秋の“お月見”イベント「中秋の名月 観月会」を2018年9月24日(月・祝)に開催する。六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」は、関東随一の高さを誇るオープンエア形式の展望施設。「観月会」同日には、天文の専門家によるミニセミナーが開催され、解説とともに高性能な望遠鏡を使って360°パノラマの景色とともに月を観賞することができる。ミニセミナーは観望会ビギナーでも楽しむことのできる20分程度の簡単なレクチャーとなっており、中秋の名月にちなんだ、専門家ならではの話を気軽に聞くことができる。また、中秋の名月を写真に収めるセミナーも開催。きれいに月を撮影する方法を学んだり、SNS映えするような、月を使った面白写真を撮影したりすることができる。カメラは会場に用意されているので、手ぶらで参加することも可能だ。その他、「THE MOON Lounge」では「呑むアート展」で好評を博した陶磁器作家の古賀崇洋とコラボレーションした「五感で愉しむアート×カクテル」お月見セットが提供されたり、「東京シティビュー スーベニアショップ」で、月やウサギのアイシングクッキーをはじめとする「お月見グッズ」が販売されたりと、“お月見”の気分を高めてくれるメニューやアイテムが六本木ヒルズに揃う。【詳細】中秋の名月 観月会日時:2018年9月24日(月・祝) 19:00~21:00(※最終入場 20:30)※雨天・曇天などで星が見えない場合は中止。※中止の場合は当日17:30頃に東京シティ ビュー 公式サイトにて発表。場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)住所:東京都港区六本木6-10-1料金:無料※ただし、「スカイデッキ」までの入場料(一般 2,300円)が必要。年間パスポート持参者は無料。参加方法:時間内に「スカイデッキ」に入場。■中秋の名月 ミニセミナー日時:2018年9月24日(月・祝) 19:00~(20分程度)定員:20名(要申し込み、抽選制)場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)申し込み期間:9月10日(月)~9月14日(金) ※申し込み方法は公式サイトに記載、当選通知9月18日(火)料金:無料※ただし、「スカイデッキ」までの入場料(一般 2,300円)が必要。年間パスポート持参者は無料。■オリンパス presents 中秋の名月 フォトセミナー日時:・〈中秋の名月 撮影会〉9月24日(月・祝) レクチャー 16:30~ / 撮影会 17:30~18:30 ※定員20名、要申し込み・先着制・〈インスタ映え!月の面白撮影会〉9月27日(木) レクチャー 19:00~ / 撮影会 20:00~21:00 / レビュー21:00~21:30 ※定員10組20名、要申し込み・抽選制場所:レクチャー・レビュー 3階プレゼンルーム、撮影会 スカイデッキ(森タワー屋上)料金:1名 3,500円(スカイデッキまでの入場料含む)※年間パスポート持参者は1,200円。※雨天の場合は撮影実習を行わず次回利用できる招待券を受渡(年間パスポートを持っていない場合のみ)。※カメラは用意しているが、持ち込みも可。【問い合わせ先】TEL:03-6406-6652
2018年09月13日観月ありさ(41)がプロデュースするリーディングコンサート「座・ALISA」第2弾の制作発表を8月1日に開き、その様子を各スポーツ紙が報じた。同公演は友人の死をきっかけに集まった40代の3人の女性が、歌に情熱を注ぐ物語。観月は「40代からでも、人生やればできるというエールを送りたい」と意気込み、40代に入ってから肉体改造に取りかかったことも明かしたという。観月といえば、15年3月に建設関連会社社長の青山光司(46)と結婚。「幸せ太りもあるんでしょうか?ちょっと太っていた」と告白し、さらに「素敵な50代を迎えるために3カ月で体脂肪率を6%落とし、20代の体に戻した」というのだ。「青山さんは観月さんに仕事に打ち込んでほしいという思いから、『家事は一切やらなくてもいい』と伝えているそうです。そのため結婚当初は2人での外食デートが多く、観月さんはついつい飲みすぎ・食べ過ぎを繰り返してしまったようです」(テレビ局関係者)10代からバリバリ第一線で活躍していた観月。今年は27年連続のドラマ主演をこなすことになったが、ここまで第一線で来られたのはワケがある。それは肉体改造発言からもわかるように、絶妙なオンとオフの切り替えができるのだ。「彼女はもともとあまり運動が好きではなく、仕事が入っていないとエクサイズを積極的に行わないタイプ。ところが仕事となると一変して、徹底的に追い込んでボディメイクをしてから撮影現場に入るそうです。並々ならぬプロ根性の持ち主です」(芸能記者)今後、ボディメイク関連の仕事のオファーもありそうだ。
2018年08月04日市内ロケには6万人が集結2018年3月22日(木曜日)に豊橋鉄道市内線でラッピング路面電車「陸王号」の運行がスタートしました。「陸王号」は、2017年10月から12月にかけて放映された連続ドラマ「陸王」のDVDとブルーレイの発売を記念して運行されるラッピング電車。「陸王」は豊橋市内でロケが行われており、中でも主要なシーンのひとつである「豊橋国際マラソン選手権大会」は駅前大通や広小路通、市役所前など市内線沿線で撮影を敢行。エキストラや見物客を含めのべ6万人以上がロケ地周辺に集まり、迫力のマラソンシーンが撮影されました。関連イベントも開催日は小児運賃が無料2018年4月8日(日曜日)には「ええじゃないか豊橋 市電の日イベント」が開催されます。豊橋駅南口駅前広場をスタートしドラマのロケ地をめぐる「『陸王』豊橋ロケ地めぐりウォーキング」が実施され、ゴールとなる赤岩口車庫ではミニほっトラム乗車やロケの撮影風景写真の展示が行われます。イベント当日は市内線(路面電車)全線で小児(小学生)運賃が無料。ヤマサちくわ、豊橋カレーうどんなどのグルメ屋台も並びます。「陸王号」は2018年5月6日(木曜日)まで運行。「陸王」のDVDとブルーレイは2018年3月30日(金曜日)に発売されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※豊橋市のプレスリリース/PR TIMES※豊橋市
2018年03月30日アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの新作映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』が公開される。5人の主要キャラクター、霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にそれぞれ焦点を当てた『Case.1 罪と罰』『Case.2 First Guardian』『恩讐の彼方に__』の3作品が、2019年1月25日(金)より順次公開される。『PSYCHO-PASS サイコパス』とは『PSYCHO-PASS サイコパス』は、「踊る大捜査線」シリーズで知られる本広克行が総監督を務めたことにはじまり、監督・塩谷直義、ストーリー原案・虚淵玄(ニトロプラス)、アニメーション制作・Production I.Gなどトップクリエイター陣が集結したことで話題を呼んだオリジナルアニメーション。人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描いたSF作品として、幅広い層の心をつかんだ。2012年10月にTVシリーズ第1期が放送され、2014年7月には1期に新規カットを追加して再編集した「新編集版」が放映された。続いて、10月からは本屋大賞受賞作『天地明察』などで知られる作家の冲方丁をシリーズ構成に迎えたシリーズ第2期「PSYCHO-PASS サイコパス 2」を制作・放送。さらに、2015年1月には映画として『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が公開され大ヒットを記録した。それから3年の月日を経て、始動するのが『「PSYCHO-PASS サイコパス」Next Project』だ。霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にフォーカスした新劇場版3作品劇場版3作品の連続公開となる本作には、これまでのシリーズと劇場版に参加したスタッフが再集結。3作品全てで塩谷直義が原案・監督を、Production I.Gがアニメーション制作を担当するほか、Case.1の脚本を『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮が、Case.2およびCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真が務める。TVアニメ第1期、第2期のエンディングテーマが蘇るTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の第1期、第2期のエンディングテーマが、Case.1とCase.2のエンディングテーマとして起用される。また、今回のエンディングテーマは、ロックユニット・ブンブンサテライツ(BOOM BOOM SATELLITES)、中野雅之によるリミックスバージョンとなっている。ストーリー■『Case.1 罪と罰』2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。■『Case.2 First Guardian』常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。■『Case.3 恩讐の彼方に__』2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。来場者特典として設定集を限定配布公開初日より、3作品ごとに各作品のキャラクターやメカデザインの設定画、美術ボードなどを収録した設定集を数量限定配布。表紙は、キャラクターデザインを手掛ける恩田尚之による3作品のキービジュアル描き下ろし原画が使用されている。劇場購入特典付きムビチケ2018年11月9日(金)より、対象劇場にて3作品綴り前売り券(ムビチケ)が発売。劇場購入特典として、オリジナルクリアポストカードが付属する。作品情報劇場アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』3作品SSストーリー原案・監督:塩谷直義シリーズ原案:虚淵玄キャラクター原案:天野明アニメーション制作:Production I.G■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』公開日:2019年1月25日(金)キャスト:宜野座伸元/野島健児、霜月美佳/佐倉綾音脚本:吉上亮総作画監督:中村悟■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』公開日:2019年2月15日(金)キャスト:須郷徹平/東地宏樹、征陸智己/有本欽隆SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:阿部恒■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』公開日:2019年3月8日(金)キャスト:狡噛慎也/関智一SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟<劇場購入特典付きムビチケ>発売日:2018年11月9日(金)価格:3,900円(ムビチケのみ)※販売劇場は公式サイトで告知。※本券1枚につき各Caseを各1回鑑賞可。劇場購入特典:オリジナルクリアポストカード※前売券(ムビチケ)1枚の購入につき特典1枚。※特典は数量限定の為、無くなり次第配布終了。
2018年03月11日女優の観月ありさが2日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台『「火花」~Ghost of the Novelist~』(新宿・紀伊國屋ホールにて3月30日~4月15日、大阪・松下IMPホールにて5月9日~12日)の制作発表会見に、原作・出演の又吉直樹(ピース)、共演の植田圭輔、石田明(NON STYLE)、脚本・演出の小松純也氏とともに出席した。同作は、第153回芥川賞を受賞した又吉の初純文学作品『火花』が初舞台化されたもので、観月と又吉は本人役で出演。原作者・又吉が『火花』を語り始めたところに、女優・観月ありさが現れて又吉を抱きしめ、又吉を愛しているという観月は、その愛と引き換えに「『火花』を私にください」とお願いし、作者・観月が小説の世界をなぞりつつ、歪めつつ、又吉の原作世界の核心をあぶり出してゆく。会見では、共演者に気になることを聞くという企画が行われ、又吉に「演技中に本当に照れるのやめて!!」とクレームを入れた観月は、「今回、積極的な役で、まったん(又吉)を抱きしめたり、『好き』って言ったりするんです。それを稽古中に無防備な状態でやるので、毎回、目が合うと、すごく照れた顔をしているんです。すごくやりづらい!」と吐露。これに又吉は「観月ありささんに抱きしめられたり、『好き』って言われて笑わん奴がおったらおかしいでしょ」と反論し、「僕は又吉役なので、又吉に忠実にやっています」と言い訳を続けて笑いを誘った。対して又吉は、観月に「もっと、話した方がいいですか?」と質問。2人はプライベートでも仲がよく、"まったん"、"みづねえ"と呼び合う仲だそうで、又吉は「プライベートでも呼んでいただいて、一緒にご飯を食べたり、みんなで飲みに行ったりするんですけど、だいたい僕は隅っこのほうで観葉植物のようにいて、"もう次は呼ばれない"って思うんですけど、それでも定期的に呼んでくださるんです」と明かすと、観月は「いつも様子を伺いながら"まったん大丈夫かなあ"って見ているんです。親心です」と温かい眼差しを又吉に向けた。なお、自身の小説が、ドラマ化やコミック化、映画化や舞台化されたことについての思いを聞かれた又吉は「本が好きで、再読をするんですけど、読むたびに違う話に見えてくるのが本の面白いところだなと思います。(映像化や舞台化され)『火花』も違う読み方を見せていただけているなという感覚がすごくあって、『火花』がどんどん立体的になって、意図していなかったところまで掘り下げていただいて嬉しいですね」と声を弾ませた。
2018年03月02日「第153回芥川賞」を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品『火花』が舞台化されることが19日、明らかになった。女優の観月ありさが本人役で主演を務め、又吉も本人役で出演する。又吉直樹観月ありさ2016年のドラマ化、2017年の映画化に続き、初の舞台化が決定。舞台では、『火花』原作者・又吉のところに女優・観月ありさが現れ、「『火花』を私にください」とお願い。作者・観月が小説の世界をなぞりつつ、歪めつつ、又吉の原作世界の核心をあぶり出してゆく。そして、並行して展開する原作の物語で、芸人・徳永と先輩・神谷の関係やコンビが破たんを迎えると、観月の物語世界も破たん。小説の世界と「作者」の世界は交錯し、同時にクライマックスを迎える。又吉は「映画やドラマ、マンガなど、いろいろな形にしていただきましたけど、今回の舞台がもしかしたら一番斬新で、『火花』に新しい光を当ててくれるんじゃないか。より『火花』の内面に踏み込めるかもしれない」と期待。親交のある観月の出演に「嬉しいというか、光栄ですね。でも、怖さもあります。凄い人ですからね」、自身の出演についても「なるほどな、というか。自分が呼ばれた理由がわかりましたね。凄く面白い仕掛けだなと思いました」と心境を明かした。観月は、本人役での出演に「女優さんの役は前からやりたいと思っていたので嬉しいです。でも、観月ありさ本人のようであって本人ではない。女優さんの役という不思議なシチュエーションなので、面白く演じられるように頑張りたい。ドラマや映画版とは違った舞台ならではの面白さも伝えられるように頑張りたい」と意気込んでいる。観月、又吉のほか、漫才コンビ・スパークスの徳永役に俳優の植田圭輔、徳永が弟子入りする先輩・神谷役にお笑いコンビ・NON STYLEの石田明を起用。脚本執筆と舞台演出は、劇作家としての出自を持ちながら『ダウンタウンのごっつええ感じ』など数多くのバラエティ番組制作に携わる共同テレビプロデューサー・演出家の小松純也氏が務める。舞台『「火花」~Ghost of the Novelist~』は、3月30日~4月15日に東京・新宿の紀伊國屋ホールで上演(4月2日、9日は休演日)。植田圭輔石田明
2018年01月19日話題の秋ドラマ『陸王』でもテーマとして描かれた実業団駅伝。その最高峰の大会が、毎年元旦、群馬県で行われる、ニューイヤー駅伝だ。「最近では出場選手の多くは箱根駅伝の卒業生。当然ですが学生時代よりさらにレベルは上がり、箱根の優勝校でも勝負にならないほど。まさに、駅伝日本一が決まるレースです」そう話すのは、元箱根ランナーでスポーツライターの酒井政人さん。実業団になじみのない人も“箱根で走ったあの選手”という視点で試合を観ると、新鮮に楽しめるかも。「大学は4年で卒業ですが、実業団にはそのくくりがない。前回の4区で実現した、順天堂大出身の今井正人選手と青学出身の神野大地選手の“新旧山の神対決”のように、世代を超えたバトルも見どころです」その4区は主力が集うエース区間。「最長区間のため、マラソンを意識して出場する選手も多い。東京五輪に向けて、長距離界をリードする選手が、ここから誕生していきます」ここでは2018年のニューイヤー駅伝、要注目の4選手をご紹介します!トヨタ自動車九州 今井正人選手(順天堂大学)第一線を走り続ける、初代・山の神。学生時代は箱根5区を激走し順天堂大を優勝に導く’17年はエース区間4区で2位と快走。後輩たちとどんな戦いを繰り広げるか期待!Honda 設楽悠太選手(東洋大学)東洋大優勝の立役者が日本期待の星に。’15、’16年と2年連続エース区間4区で区間新を記録。’17年はハーフマラソン日本新を記録するなど、今後のマラソン界を背負う存在。旭化成 村山謙太選手(駒澤大学)、村山紘太選手(城西大学)前回優勝チームを支える双子のエース。2人揃って世界陸上の日本代表経験もあり、弟の紘太選手は1万mで日本記録を持つなど、すでに一線で実力を発揮。学生時代には異なるノウハウを学ぶため、あえて別々の大学に進み、それぞれエースとして活躍した。写真左から、今井正人選手、設楽悠太選手、村山謙太選手、村山紘太選手第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝2018)は、’18年1月1日、9時15分スタート。前回王者の旭化成をはじめとする全37チームが、7区間100kmでタスキをつなぐ。TBS系で中継予定。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ、アフロスポーツ(今井選手)(by anan編集部)
2017年12月30日12月24日の放送で最終回を迎えたドラマ「陸王」(TBS系)。最終回の平均視聴率も20.5%と大評判の今作だが、いっぽうで出演していた竹内涼真(24)には「痩せすぎでは?」と心配の声が寄せられているという。 キッカケは第1話の放送終了後に「陸王」のオフィシャルツイッターでアップされた竹内の写真。さらに回を重ねるごとに、ファンから《心配になる》との声が多数あがるようになっていたのだ。 今年10月にはスポーツ紙のインタビューで「マラソンの選手は毎日練習してその体になっている。近づくためには必要だった」と答えていた竹内。だが熱演の陰では、役柄にあわせて8キロ減量していたことも明かしている。 オーディションで勝ち取ったこともあり、並々ならぬ情熱で臨んでいたのだろう。そんな彼に、ファンから気遣いの声が寄せられていた。 《芸能人も役作りの為に痩せたり太ったり大変》《お仕事も大事だけど、体のことも考えたほうが》《痛々しいからせめて顔だけでも肉をつけ直してもらいたい》 前クールでも「過保護のカホコ」(日本テレビ系)で好演。7月に発売した2nd写真集「1mm」は期間内で6.2万部を売り上げ、「第10回オリコン年間“本”ランキング2017」の男性写真集部門で第1位に。またoricon newsの「2017 ブレイク俳優ランキング」でも第1位に輝いており、本年も大活躍の1年だった。 「陸王」では最終回が近づくにつれ、連日深夜まで撮影が続くようになっていたという。2018年の活躍のためにも、くれぐれも体調には気をつけてほしい!
2017年12月25日役所広司主演で老舗企業の再生物語を描いた日曜劇場「陸王」が12月24日の放送で最終回を迎え、本作に出演した山崎賢人と竹内涼真の2人の演技に賞賛の声が集まっている。重厚かつ多彩な共演者たちとの撮影は2人にどんな影響を与え、そこから彼らはどんな成長を遂げたのか?本作で役所さん演じる宮沢紘一の息子・大地を演じた山崎さん。山崎さんは『L・DK』や『ヒロイン失格』をはじめ『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』などの少女コミック原作から『ジョジョの奇妙な冒険』『斉木楠雄のΨ難』など少年ジャンプ連載作までコミック原作の映画化作品で主演やメインキャラクターを演じることが多いのが特徴。“2.5次元俳優”のトップランカーとも呼べるようなキャリアを重ねながらも連続テレビ小説「まれ」や月9「好きな人がいること」などにも出演。『orange』等の演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど実力も高く評価されている。一方、陸王と出会うことでケガを乗り越え成長していくマラソン選手・茂木裕人を演じた竹内さんは、幼少期からサッカーをはじめ高校時代には東京ヴェルディユースに所属するなど、その高い身体能力とスタイルが魅力。若手俳優の登竜門といえる仮面ライダーシリーズ「仮面ライダードライブ」で主演、本作と同じ池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」や「時をかける少女」を経て『青空エール』『帝一の國』など出演映画もヒット。今年連続テレビ小説「ひよっこ」へも出演を果たし、最も“旬”な俳優として大きな注目を集めている。今一番熱い2人が共演することでも本作は注目された。主演の役所さんをはじめ志賀廣太郎、檀ふみ、光石研、寺尾聰といった重厚な俳優陣との共演はそれだけで若い俳優には刺激になったであろうことは言うまでもないが、さらに本作には歌舞伎界から市川右團次、落語界から桂雀々、ミュージシャンとしても人気のピエール瀧、元テニス選手でスポーツキャスターとしても活躍する松岡修造、作家の阿川佐和子など各方面から多彩な人々が出演。いずれも独特の個性を放ちながら物語のなかにしっかり息づいたキャラクターを演じていた。本作では毎回泣き所満載の展開が続き、アップの場面で感情を露わにする芝居も多く、感情の起伏の表現はもちろん涙を流すタイミングなどこれまでの作品以上に“演技”について学んだ部分も多かったのではないだろうか。特に山崎さんは分が何者かを模索しながら回を追うごとに自信を得ていく大地の姿を、その目線で語る演技で見事に演じ切り、竹内さんもケガで選手として自信を失うも、「こはぜ屋」との出会いから“走ること”の意味を見つめ直し、再び自信を取り戻していく茂木の姿を感情を抑えた芝居と爆発させる芝居を見事に使い分けることで表現していた。本作の撮影期間の間にも俳優として成長を遂げたと感じられる場面も多く、最終回終了後にはSNSに2人の演技を絶賛する声も続々投稿されていた。本作を経験したことで俳優として大きく成長した2人。2018年の山崎賢人と竹内涼真の活躍に期待が高まるところだ。(笠緒)
2017年12月25日人気作家・池井戸潤の同名小説を役所広司主演でドラマ化した「陸王」の最終回が12月24日に放送され、数えきれないほどの感動の声をはじめ、豪華キャスト陣の演技に絶賛の声が寄せられるなど、様々な反応がSNS上に投稿され続けている。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所さんが演じたほか、山崎賢人、竹内涼真、風間俊介、上白石萌音、ピエール瀧、寺尾聰ら豪華キャストの出演で、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語を描き出した。※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。最終回は宮沢らが松岡修造演じるフェリックスの御園社長からの融資を受け入れ、茂木はアトランティスのサポート選手となるも豊橋国際マラソンの出走直前に「陸王」を履くことを決意。佐野岳演じる毛塚と激戦の末優勝。それによって「こはぜ屋」は見事に再生を果たす。山崎さん演じる大地はメトロ電業に内定、新たな道を歩みだすという展開だった。放送中からタイムラインには「陸王涙不可避やん」「あーこれヤッバイ、涙止まらない」「陸王見て号泣してる」「ずーっと泣いてる」などの“号泣”ツイートが大量に溢れかえり、「最高のドラマ」「スタッフさんもキャストさんもみんな最高」と作品の素晴らしさを讃える声も多数。また山崎さんと竹内さんという、いま最も人気がある若手俳優の2人の共演にも注目が集まったが「山崎賢人の演技が光る」「毎週可愛すぎる山崎賢人くん」「茂木裕人が竹内涼真でよかった」「茂木ちゃん、いい表情してるなあ」と両者の演技や表情を評価する投稿も。本作は俳優界以外からも様々な人が出演したことでも話題になったが、最終回の感想ツイートで目立ったのが「松岡修造はなんであんなに芝居うまいんだろ?」「なんだかんだで修造演技上手い」といった松岡さんに関するツイート。その演技を評価する声とともに「修造が大人しくスポーツ観戦してるなんて…」「辛いだろうなぁ…スポーツを黙って観ていなきゃいけない役どころの修造(笑)」など、スポーツ番組やバラエティで“激アツ”なテンションをみせている松岡さんが、大企業の社長という役柄ゆえに抑えた芝居をしている姿を見て、その内心を心配するような声まで上がっていた。(笠緒)
2017年12月24日現在発売中の「JUNON」2月号は、巻頭に俳優・窪田正孝が登場!また、竹内涼真、佐野岳がライバルを演じる「陸王」について対談。今回もイケメン大集合の内容となっている。今回巻頭に登場するのは、1月放送スタートの石原さとみ主演ドラマ「アンナチュラル」にて、“メガネ理系男子”久部六郎役で出演が決定している窪田正孝。自分にとって不自然なことが起きたらどう対処する?という質問には、「ケースバイケースですが、僕は割と流すことが得意かもしれないです」と言い、「『不自然だな』と思っても、『きっといろんな事情があるんだろうな』と思って我慢しちゃいますね」と自身について語った。また、10月期放送のドラマ「陸王」に出演する竹内涼真と佐野岳の対談も掲載。“陸王”にかけて、自分は“何王”か?という話題では、佐野さんは“岳王”と回答。「岳という大きな国があって、そこを支配しているのが岳王、俺なの。住人は自分であり、王も自分」と独特な発言。また竹内さんは“やさ王”だと言う佐野さん。「基本的に、人のことを思って行動してるんだよね」と説明すると、竹内さんは「嬉しいけどちょっとダサい…(笑)でも気に入りました」と照れ笑いを見せ、2人の仲の良さが垣間見える対談になっていたようだ。そして、2018年は戌年ということで、「美男子×ワンちゃん特集」も掲載。羽子板デートでは「仮面ライダービルド」の犬飼貴丈、ドラマ「弱虫ペダル」で主演を務め注目を集めた小越勇輝は、こたつデートで登場。そのほか、Shuta Sueyoshi、與真司郎、「GENERATIONS」、「超特急」などが出演している。「JUNON」2月号は発売中。(cinemacafe.net)
2017年12月22日12月17日放送の第9話で平均視聴率15.7%を記録したドラマ『陸王』(TBS系)。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続く池井戸潤氏の原作ドラマとあって、スタート前から注目を集めていた同作。第8話でも最高視聴率17.5%を記録しており、最終回を前に「視聴率20%超え」の期待がかかっている。 そんなドラマの好調の理由とは、いったい何なのか。元芸人の山下しげのり記者(49)が分析する。 今回、僕が注目したいのは視聴率ではなく陸王の個性的なキャスト。通常のドラマより芸人さんが多く出演していることが目につきます。 レギュラー陣では小藪千豊さん(44)、桂雀々さん(57)、「春やすこ・けいこ」の春やすこさん(56)、「かしまし娘」の正司照枝さん(84)、「げんき~ず」の宇野けんたろうさん(35)など。ゲストでも木村祐一さん(54)、ヨネスケさん(69)、鳥居みゆきさん(36)、「シティーボーイズ」の斉木しげるさん(68)、内場勝則さん(57)などです。 なぜこんなにも芸人のキャスティング率が高いのでしょうか。伊與田英徳プロデューサーのインタビューをみると、ドラマにおける演技やストーリーについて新鮮な演技やあざとさがないことを重視されているようです。つまりプロデューサーが求めているのは“自然さ”と“新鮮さ”ということになります。 新鮮さという点では、普段からあまりドラマに出ていない芸人のほうが新鮮な演技になるのも頷けます。また自然さという点でも、芸人は普段からコントで極力自然な演技を心がけています。なぜならフリの演技に少しでも違和感が生じると、その違和感にお客さんが気を取られてしまう。そうするとオチの部分がブレてしまい、笑いが半減するからです。 しかし芸人がいくら新鮮で自然な演技をしていても、輝けるのはやはり俳優陣の熟練された本物の芝居があってこそ。そうした太い屋台骨があって初めて、イレギュラーな芸人陣の演技が際立つのではないでしょうか。
2017年12月19日第5、第6話が視聴率16%超とますます追い風で快走中のドラマ『陸王』(TBS系・日曜21時~)。経営危機に陥っていた老舗足袋業者「こはぜ屋」が足を痛めないランニングシューズの開発に挑戦するという企業再生物語だが、ここで鍵となるのが『シューフィッター』の存在。いわば“靴合わせのプロ”で、百貨店や専門店などで靴を選ぶ際に足や靴の相談にのってくれる人たちだ。 現在、認定シューフィッターは全国で3,800人以上。なかでも、今回のドラマで演技指導を依頼されたのが「一般社団法人足と靴と健康協議会」の事務局長・上級シューフィッターの木村克敏さん。撮影現場では、カリスマシューフィッター・村野尊彦役の市川右團次に、靴の持ち方、履かせ方といった所作、靴のチェックの仕方などをアドバイスしている。 「靴の持ち方なんて、普通の人は意識しません。ましてや“他人の靴”のひもを結ぶなんて、慣れていなければ難しい。でもそこは、さすが俳優さんですね。市川さんは、すぐに所作をマスターされて、私から見ても、もう立派なシューフィッターです」(木村さん・以下同) 第5話での茂木裕人選手(竹内涼真)の「こんなにも気持ちのいいシューズ(陸王)は初めて」というセリフに感動した人も多いと思うが、私たちも、あんな“快感シューズ”に出会えるのだろうか? 「もちろんです。ただそのためにはまず自分の足をよく知る必要があります。実際には、正確な足のサイズを知らない方がほとんどなんです」 足のサイズには長さのほか、幅、つま先など、いくつかチェック項目があるという。 「私たちは外出中、ほとんど靴の上で生活しています。足に合わない靴を履き続けているということは、長時間足や体に余計な負担をかけていることになるのです」 体を支えているのは足の母指球(足裏の親指の付け根)、小指の付け根、かかとの3点。靴が大きいと靴の中で足が動いてしまい、その3点がずれて重心が不安定になるのだ。 「通常、体重は2本の足で支えるわけですが、50キロの人で片足25キロずつ。さらに歩けば1.2~1.5倍、走れば2倍以上の重さがかかります。ところが靴が合っていないと重心が不安定になる。それで無理にバランスを取ろうとすれば足首、膝、腰、肩などに“ひずみ”がおよぶことも」 これが腰痛や膝痛などの原因となり、さらには目のかすみや片頭痛など、体のさまざまな不調へつながっていく可能性があるという。 足の計測はシューフィッターにお願いするのがベストだが、それが無理でも誰かにお願いしたほうがよい。計測時に両足に均等に体重をかけなければならず、自分ではなかなか正確に測れないからだ。また足のサイズは変わりやすいので、年に1度は計測しておくほうがよいそう。 「基本的に足の長さはそれほど変わりませんが足囲や足幅は変わります。年齢とともに筋肉が落ちてくれば足囲も細くなってきます。また高齢になれば、足裏のアーチも下がりぎみになりますので、足長だけでなく、足囲と足幅も定期的に測ってください」
2017年12月10日12月3日に放送されたドラマ『陸王』(TBS系)で本格俳優デビューを果たした元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)。連ドラレギュラーは初めてにもかかわらず、堂々とした演技を見せていた。 「『陸王』は役所広司さん(61)演じる老舗足袋業者『こはぜ屋』社長が、裸足感覚のランニングシューズ開発に乗り出す“企業再生物語”。松岡さんが演じるのは大手アパレルメーカー社長。礼儀正しく真っ直ぐな熱い男ながら冷静なビジネス分析もできる、松岡さんの人物像そのままな役柄です。プロデューサーも『この役は松岡さんにしかできない』と熱く説得したそうです」(テレビ局関係者) 松岡が演じるのは『こはぜ屋』再生の鍵を握る重要な人物だという。ドラマの今後を左右する役どころだけに、プレッシャーを感じていたようだ。彼はこうコメントしている。 《いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました》 その熱い気持ちを表すように、彼は今まで誰も聞いたことがないような役作りをしていた。 「松岡さんは撮影の2週間前から役作りをしていたそうですが、まずやったことが“家中の壁という壁に役所さんの顔をプリントアウトして貼りつける”というもの。理由として、彼は『日本のトップ俳優である役所さんの前で演技すると、緊張してしまうはず。だからまずは見慣れた顔にしておくことを重視しました』と真剣な顔で話していました。お風呂以外のすべての壁に貼るほどの徹底ぶりだったそうです」(ドラマスタッフ) 奇想天外にも思える役作り。だがこれが功を奏し、現場でも大評判だったという。 「初回の撮影でも、松岡さんはいっさいNGを出しませんでした。カメラが回っていないところでも熱血漢の松岡さんがいるおかげでいつも明るいので、現場の士気もあがっています。そんな撮影を見たほかのドラマ班も興味津々。すでに来年のドラマキャスティングリストに松岡さんの名前を加えたそうですよ」(前出・テレビ局関係者) “まいにち、役所”計画でピンチを乗り越えた松岡。50歳の熱血新人は、芸能界でも頂点を目指せるのか!?
2017年12月06日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「たしかに江戸時代から行田は足袋の町として栄え、昭和13(’38)年から30(’55)年にかけてのピーク時には全国シェアの80%となる、年間8,500万足もの足袋を作っていました。職人だけでなく、生地や糸、ミシンを扱う関連企業が約200ありましたが、現在は12社、年間生産数も200万~300万足と激減しています」 こう危機感を募らせているのは、昭和4(’29)年に創業した「きねや足袋」の3代目社長・中澤貴之さん(40)だ。中澤さんはドラマ同様のランニング足袋「KINEYA MUTEKI」を開発した。 「ドラマのモデルといわれますが、たまたまランニング用の足袋を開発したという共通点があるだけです。でも、ここにたどり着くまでは、苦労の連続でした」(中澤さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 中澤さんは「きねや足袋」に26歳で入社。ろくに足袋をはいたことすらなかった。 「靴は歩くときのサポートをして足を守りますが、足袋は素足に近く、本来の足の機能を十分に使うように作られています。足指が地面をつかむようにしっかりアーチができて、土踏まずを形作る。はき始めはふくらはぎが張ったりしますが、しだいに姿勢はよくなり、私自身は腰痛がなくなりました」 足袋の機能性に驚くとともに、もの作りの楽しさにも目覚めた。 「ミシンの使い方から覚えました。足袋作りは、一つ一つが細かい作業です。昔ながらの職人さんから『目で覚えろ。いちいち聞くんじゃねえ』と怒られることもありました」 職人経験によって自社製品への愛情と自信が育まれ、営業の場で生かされた。 「ただし、現状は厳しい。どんなに売れる商品を作っても、せいぜい年間何百足の世界だし、値段も2000~3000円が限界。やってもやっても収益は上がらない。これまでの足袋の発想に縛られず、新しい商品を開発しなければ、5年後、10年後に会社はつぶれてしまうと思い、焦っていました」 そんなときに偶然出会ったのが、はだしでフルマラソンを完走することで有名な鍼灸師・高岡尚司さん。 「はだし感覚で走れる足袋の発想を持っていて、私も“これだ”とすぐに開発することに決めたんです」 しかしランニング足袋となると、長年の職人から見れば邪道。「社長の倅が好き勝手にやっている」という反発もあるかもしれない。そのため当初は、父親にも内緒で、ごく限られたスタッフのみで開発に取り組んだ。 「通常のシューズはスポンジ系のソール(靴底)と、アッパー(足の甲を覆う靴の上部)を接着剤で接合します。しかしMUTEKIでは、ソールを軟らかい天然ゴムにして、アッパーには手で縫いつける。こうしたこだわりで、しなりがよく、足との一体感が生まれる商品となりました」 ’13年に新製品が完成。その数日前、これまで内緒にしていた2代目に新商品の完成を伝えると、いつも厳しい父親が「やりたいようにやりなさい」と認めてくれた。 「最初の2年は苦戦しましたが、徐々に知名度も上がって、今では年内の販売は予約すらお断りしている状況です。どんなにニーズがあっても、ものづくり、職人としてのこだわりがあるので、手間は惜しめません。大量生産は無理なんです」 MUTEKIを武器に、中沢さんは老舗の復活に邁進している。
2017年12月03日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「『陸王』の1話目に、エキストラとして出演したんです」 スマホ画面でそのシーンの画像を見せてくれたのは、武蔵野ユニフォーム社長の小松和弘さん(45)。龍柄や麒麟柄、紅白のダルマ柄など、“いかにも外国人が喜びそうな日本”の絵柄のカラフルな「SAMURAI TABI」を開発し、行田市では“足袋ブームの仕掛け人”としても有名だ。 「でも、自分は職人でもなければ、行田出身でもないんです。もともと仲間数人でIT企業を起こして、ソフトやアプリの開発、ホームページの作成をしていました」(小松さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 同社は小松さんの妻の父親が経営していたのだが、’12年に義父が他界して、小松さんが継いだのだった。 「ちょうどそのころ、カラフルで派手な着物が好きな知人から、この着物に合う足袋を作ってほしいと問い合わせがあったんです」 だが、同社が扱っていたのは白衣や作業着など。足袋のノウハウは持ち合わせていなかった。 「試作品の1号として、黄色地に黒い水玉模様が入った布を持って、近所の職人さんのところに行ったんです。さすがに最初は『こんなの誰が買うの?』『なんでこんな変なものを作らなきゃいけないんだ』と言われたものです」 それでも職人を説得して、SAMURAI TABIを完成させると、将来性を感じずにはいられなかった。 「靴下が普及し、洋服文化が広まったことで足袋は廃れましたが、SAMURAI TABIは洋服にもジーパンにも合う。靴よりむしろ“新しい”と思ったんです」 地域活性化の一助となればとの思いで開発したが、肝心の行田出身者は“いまさら足袋なんて”とマイナス思考だったという。しかし小松さんは、視野を広く持ち、海外にも目を向けていた。 「’15年にはパリのジャパンエキスポに出店しました。日本文化が好きなパリ人は『オー、サムライ』と興味を持って商品を手に取ってくれたんです」 受け入れられたのはポップなデザインだけではなく、何より足袋の持つ機能性があってこそのはず。行田出身者ではない小松さんの“足袋愛”を見て、職人や行田の人たちが応援するようになった。 ’15年からは毎年、行田市のお祭りに合わせて、足袋の着こなしを競う「足袋コレ」を企画している。 「現在はネット販売のほかに、ドイツで1店舗、フランスで3店舗に商品を置いてもらっています。さらにアジア各国にも販路を広げて、足袋の魅力を世界に伝えたいです」 再び足袋の聖地としてのにぎわいを取り戻したい。行田ではドラマ顔負けの熱い男が、奮闘していたのだった。
2017年12月03日暗がりに不審な男たちを発見し、表情をこわばらせる“飯山晴之”。逃走しようとするものの、囲まれて……。11月19日放映の『陸王』第5話ではこんな緊迫シーンも注目を集めた。特殊素材を開発したものの、会社が倒産してしまい、債権者たちに追われる身になった男・飯山晴之を演じているのが寺尾聰(70)だ。寺尾を知る映画関係者が言う。 「近年では、物腰のやわらかい、ジェントルな役柄も多い寺尾さんですが、『陸王』では金や酒に意地汚い“落ちぶれた元社長”になりきっていて、とても印象的でした。寺尾さんもかつては“借金地獄”に苦しんだのですが、もしかしたら実体験を役作りに生かしているのかも……」 寺尾が巨額の借金を抱えていると報じられたのは、’03年3月のことだった。 「最初は都市銀行に借りていたのですが、支払いが滞りがちだったためか、債権が外資系ファンドに売られてしまったそうです。連帯保証人の夫人の銀行口座も仮差押え処分になってしまい、世間を驚かせました。総額は2億円と報じられていますが、借金の理由について寺尾も語ろうとはしませんでした。発覚したときには父・宇野重吉から受け継いだ生家も自宅も売却しており、寺尾一家は賃貸物件で生活していました」(芸能関係者) ドラマでは借金地獄に苦しむ夫を支える妻をキムラ緑子(56)が演じているが、寺尾が’81年に結婚したまゆみ夫人も同じく56歳だという。前出の映画関係者が続ける。 「寺尾さんの奥さんは星野真弓として、女優活動をしていました。2人はドラマ『西部警察』で共演したことで仲を深めたのです。結婚・出産を機に引退し、現在は寺尾さんの所属事務所の社長を務めています」 夫妻が2億円借金を完済するまでには8年あまりかかったという。’12年には夫人名義で横浜市内に7千万円ほどのマンションを購入できるまでに経済状況は好転した。 「寺尾さんは高級車好きで知られています。また自宅でホームパーティなどもよく開いていますし、後輩たちには頻繁におごっていますから交際費もばかにならないでしょう。仕事もギャラより役柄にこだわるほうですから、奥さんもやりくりが大変だったはずです」(前出・映画関係者) ドラマ『陸王』では、飯山夫妻はいまだ苦境を脱しきれていない。結婚から36年間苦労を共にしている、まゆみ夫人はどんな思いで夫の演技を見ているのだろうか――。
2017年11月28日