上の句・下の句合わせて30億円に迫る大ヒットを記録し、早くも続編製作が決定している広瀬すず映画初主演作『ちはやふる』。この度、本作のDVD&Blu-rayが上の句・下の句2か月連続でリリースされることが決定した。“競技かるた”でいつも遊んでいた幼なじみの千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)の3人。高校生になった千早は、再開した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指していた。「全国大会に行けば、新たに会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員になる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の眩しいほどにまっすぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。原作は、「第2回マンガ大賞」受賞、2010年「このマンガがすごい! オンナ編」第1位獲得、「第35回講談社漫画賞」少女部門受賞、そしてコミックス累計発行部数1,700万部突破した同名大人気コミック。ダイナミックな“競技かるた”の魅力、等身大の高校生たちの熱き青春群像を描き、少女コミックスの枠を超え男子からも人気を博す、青春マンガの大本命だ。主人公の綾瀬千早役には、10代を代表する若手人気女優、広瀬さんが映画初主演。そして、真島太一役の野村周平。綿谷新役の真剣佑。千早の永遠のライバル、若宮詩暢役に松岡茉優。そのほか、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優陣が勢揃いしている。また、メガホンをとるのは『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』など等身大の若者達をいきいきと描き、青春映画に定評のある小泉徳宏監督。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋・成長が、泣けるほどに熱い青春模様として鮮やかに描かれる。さらに、主題歌は「Perfume」による本作のために書き下ろされた新曲「FLASH」。メンバー自身が元々原作「ちはやふる」の大ファンという、運命的なコラボレーションが実現している。このほど発表された本作のDVD&Blu-rayは、通常版も豪華版も本編ディスクはBlu-ray/DVDセットの2枚組。豪華版は、上の句・下の句それぞれ、キャストによるコメンタリー“瑞沢高校競技かるた部編”(広瀬さん、野村さん、上白石さん、矢本さん、森永さん、MC:「キャイーン」天野ひろゆき)、“新編”(真剣佑さん)を収録。さらに、上白石さんが“競技かるた”のいろはを解説する新撮映像も収録。イベント映像集や未公開シーンなど貴重映像が収められている。封入特典には、作品プロデューサーの撮影日記、場面写真やオフショットなどで映画をふり返るブックレット。さらに、上の句の豪華版は、初回生産限定で上の句・下の句豪華版を収納できる特製アウターケース仕様となっている。『ちはやふる -上の句-』Blu-ray&DVDは9月28日(水)発売、レンタルは9月21日(水)より開始。『ちはやふる -下の句-』 Blu-ray&DVDは10月19日(水)発売、レンタルは10月12日(水) より開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年07月13日全国の牛角で、2016年5月25日(水)から、夏に向けてスパイシーで本格的な麺類、夏にぴったりのドリンクメニューが発売される。創業当時から愛され続け、自宅で真似をするほどのファンも多い牛角アイスがドリンクとして登場。黒蜜ときなこの程良い甘さの牛角アイスをノンアルコールのフローズンドリンクにした「牛角フラッペ(バニラ・抹茶)」は、定番の牛角アイスを”飲む牛角アイス”として楽しめる。また、芝麻醤・甜面醤を合わせたベースにすり胡麻・イリゴマをたっぷりと加え山椒の効いたコクのあるタレもっちりとした麺に絡む「冷やし坦々麺」が新たに登場。そのほか、ラーメン×カレーがコラボした「カレーつけ麺」も発売。鶏ガラと牛肉を煮込んだスープに野菜と魚介の旨みもプラス。更に13種類のスパイスをブレンドしクリーミーでパンチの効いた味付けは辛い物好きにオススメしたい自慢の逸品。焼肉屋でありながらも〆の一品として本格的な麺類が味わえる。是非この機会に牛角新メニューを試してみてはいかがだろうか。新メニュー 概要◆『牛角フラッペ – バニラ味・抹茶味』(各390円)◆『冷し坦々麺』(ハーフ450円レギュラー690円)◆『カレーつけ麺』(690円)牛角
2016年05月16日「ぴあ」調査による2016年4月29日、5月30日のぴあ映画初日満足度ランキングは、末次由紀の人気漫画を2部作で映画化した後編『ちはやふる -下の句-』がトップに輝いた。2位に漫画家・赤塚不二夫の人生に迫ったドキュメンタリー『マンガをはみだした男~赤塚不二夫』、3位にマーベルを代表するヒーローの禁断の戦いを描いたアクション・エンターテインメント『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が入った。その他の写真1位の『ちはやふる -下の句-』は幼い頃から“かるた”で遊んでいた千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)を中心に繰り広げられる青春群像劇。高校生になり“競技かるた部”を作った千早が、全国大会での勝利を目指し仲間たちとともに奮闘する様を描く。観客は個人戦ではなくチームで挑む姿感動したようで「ひとつのことに皆で力を発揮するのが新鮮だった」「ヒロインはもちろんほかの4人のキャラクターもはっきりしていてチームワークがよかった」「自分だけじゃない。ほかの人と繋がっている。苦しいことがあっても仲間がいることを感じた」などの感想を寄せた。“かるた”は誰もが1度はやったことがある遊びだが、本作の“競技かるた”はまるでスポーツのような迫力で描かれており、観客は「「ハイスピード撮影によりカルタが飛んでくる演出などとてもスリリング」「試合シーンは緊迫感があった」「恋愛、友情もアツいし、カルタ戦も緊迫感があった」とコメント。特に最強のクイーンと呼ばれるライバル・若宮詩暢(松岡茉優)を意識して試合に臨む千早の姿には、「全ての音を聞こうと気持ちを切り替えて集中するシーンがよかった」との声があがった。“仲間”“夢”“恋愛”など青春を彩るすべてが詰まった本作は、続編の製作も発表されており、観客は「ドキドキを感じさせる終わり方で続編がとても楽しみ」「続編が決まって嬉しい」「次も絶対観ます」と期待の声を寄せた。(本ランキングは、4/29(金)、5/30(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ちはやふる -下の句-』公開中
2016年05月02日末次由紀による人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇『ちはやふる-下の句-』が4月29日に封切り。同日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台あいさつにて、本作の続編製作がサプライズ発表された。『ちはやふる』舞台挨拶その他の写真この日は主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉徳宏監督が勢ぞろい。続編製作の決定は、広瀬らキャスト陣にも“極秘”だったといい、スクリーンに「ちはやふる続編製作決定」の文字が映し出された瞬間、客席以上に壇上が驚きと喜びで大盛り上がりとなった。競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの恋と友情、成長を描く本作。主人公の千早を演じた広瀬は、「ファンの皆さんにとって、すでに(イメージが)出来あがった女の子ですし、2部作という特別な時間をいただき、こんなに『怖いな』と思ったことはなかった」としみじみ。「ここにいる皆さんのおかげで、千早を演じることができた」と共演者に感謝を伝えていただけ、その直後に明かされた続編決定に、「えっ、ごめんなさい。よくわからない。もう無理」と状況が飲みこめない様子だった。それでも、「夢じゃないですよね?うれしい」とようやく喜びを実感。主演女優として「原作の世界観は広いし、深いし、無限大なので、もっともっと(作品の魅力を)届けていきたい。上の句、下の句を超えるものを、ここにいるみんなと作りたいです。頑張ります」と誓いを新たにしていた。関係者によると、現時点ではクランクインや公開の時期は未定だという。『ちはやふる -下の句-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月30日女優の広瀬すずが29日、都内で行われた映画『ちはやふる-下の句-』の初日舞台あいさつに、松岡茉優、野村周平、上白石萌音らとともに登壇した。主人公の綾瀬千早を演じた広瀬は「綾瀬千早は、原作ファンの方の中でも完璧に出来上がっている女の子で、(演じるのが)正直こんなに怖いなと思ったことはなかった」と吐露し、「でもその中で、それを変に意識せずに現場に行ける雰囲気を作ってくださったみんなと、同じ体温で同じものを吸収して、出し合ったその空間が、自分の中で不思議な感覚で、こんなにエネルギッシュに感じるものは最初で最後なんだろうなと思いました」と感慨深げに語った。また、同作を通じて得たものを聞かれると、キャストの面々は「友ですね。このキャスティングでできたのは素晴らしいし」(野村)、「一番大きいのは仲間ですね。みんなといる時間が楽しくて、一緒に畳の上で汗を流す時間が楽しくて、できることならまた戻りたいな」(上白石)と語るなど、別れを惜しむ雰囲気に広瀬は早くも涙ぐんだ。そんな中、原作者の末次由紀氏から出演者へサプライズで手紙が届けられると、広瀬は「一番ダメなやつだよ…」とつぶやき、「広瀬さんの両目が横長のスクリーンに大映しにされた瞬間、千早は広瀬さんにしか演じられないと強く思いました。(中略)。どんな場面の頑張ってくださって、本当に、本当にありがとうございます」とメッセージが送られると、大粒の涙を流した広瀬は、「ここにいるみんながいてくれたから千早ができて、この日を迎えることができました。本当にありがとうございます」と感謝した。さらに、MCが「広瀬さん、実はこのお手紙にはあと2行残っております」と明かすと、広瀬は「読み方がズルいですよ」と戸惑い、「皆さんが演じる新しいちはやふるが、もう1度見られることを心の底から喜んでいます。次回作もよろしくお願いします」と読み上げられると、広瀬は「待って、分からない、どういうこと?」と動揺し腰砕けに。その後、フォトセッションを終えて、締めのコメントを求められた広瀬は、「分からないけど、最後じゃないんだね。それがすごくうれしいし…分からない」と状況を飲み込めず、「私、たぶん千早できないかも」と吐露。これに野村から「お姉ちゃん(広瀬アリス)がいる」と代役を提案された広瀬は「ヤダ! やる!」と決意し、「公開された上の句と下の句を超えるものを、もう一度、ここにいるみんなと作りたいと思いました」と意気込みを語った。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1,500万部(既刊30巻)を超える人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化したものの後編。このほか、同舞台あいさつには真剣佑、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優、小泉徳宏監督も登壇した。
2016年04月30日競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した『ちはやふる-下の句-』が4月29日(金・祝)に全国公開。同日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた初日舞台挨拶で、本作の“続編”製作がサプライズ発表された。舞台挨拶には主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉徳宏監督が登壇。この日、原作者・末次由紀氏からの手紙で、続編製作がキャスト&ファンにサプライズ発表されると、劇場内は興奮のるつぼと化した。広瀬さんらキャスト陣は続編決定について、事前に何も聞かされておらず、スクリーンに「ちはやふる続編製作決定」の文字が投影されると、抱き合って大喜び!その直前からすでに涙目だった広瀬さんは「ごめんなさい、よく分からない…」と完全にパニック状態で、「もう無理~!」と歓喜の声をあげた。それでも冷静さを取り戻すと、「今日が最後じゃないってことですよね?」と念押し。「原作の世界観は広く深く無限大。もっともっと(魅力を)届けたいし、上の句、下の句を超えるものをここにいるみんなで作っていきたい。頑張ります!」と力強く誓っていた。ちなみにサプライズ発表の前には、「千早というファンの皆さんにとって、完璧に出来あがった女の子を演じる。しかも2部作という特別な時間だったので、いままでこんなに『怖い』と思ったことはなかった」と心境を語っていた広瀬さん。それだけに続編製作の決定には、思いがあふれ出し、「これ、夢じゃないよね?」と自分の頬をパシっと叩く一幕もあった。関係者によると、キャスト陣は続投するものの、現時点でクランクインの時期や公開時期は未定。「お知らせできるのは、続編製作が決定したことだけ」だといい、今後解禁される続報に注目が集まりそうだ。『ちはやふる -下の句-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年04月29日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」のイオンエンジン連続運転を同日午後10時55分頃から開始すると発表した。小惑星「リュウグウ」を目指しているはやぶさ2は3月22日14時0分(日本時間)現在、30.01km/s(対太陽)の速度で航行しており、地球からの距離は2836万km。今回の連続運転は3月22から5月3日頃まで、800時間程度を予定しており、搭載されているイオンエンジン4台のうち3台を利用する。2014年12月3日に打ち上げられたはやぶさ2は2015年12月3日に地球スイングバイを実施。2018年6~7月のリュウグウ到着、2020年11~12月の地球帰還を予定している。
2016年03月22日公開初日を迎えた映画『ちはやふる 上の句』の舞台あいさつが19日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、小泉徳宏監督が出席した。『上の句』の公開初日となったこの日の舞台あいさつには、主演の広瀬すずをはじめとするキャスト陣が勢揃い。役衣装姿で登場した広瀬は「長いような早いような、すごく不思議な感覚です」と初日を迎えた感想を述べながら、「役柄でも瑞沢高校という中でどんどん深まっていく絆をそのまま自然と作り上げてくれたみんながいました。お芝居をしていると嘘になってしまうことが多く、いつも反省することがあるんですけど、今回は仲良くさせてもらった皆さんに助けてもらった部分が多かったです」と共演者に感謝の言葉。その広瀬について小泉監督は「初めて会った時は声が小さくて主演を見誤ったかな? と思いましたが、慣れていくうちによく喋って、千早のように弾けるお芝居をして本物の女優が来たなという感じで安心しました。今の瞬間も1年前とは見違える気がします」と絶賛した。これを受けて広瀬は「そう思っていただけることはすごくうれしいです。ありがとうございます」と満面の笑顔を浮かべた。また、初めての主演作となった同映画の撮影で得たものについて「ここにいるみんなとの出会いは大人になってからも大きいと思います。笑顔でお芝居するのは私の中で難しいと思っているんですが、今回は本当にリアルに演じることができたんです。こんな感覚初めてでした」と自信。さらに「私が言うのもあれですが、若さってすごいなって思いました(笑)。みんなのエネルギーがすごすぎて、負けてられないと思い、千早で一番はしゃいでやろうと思いましたが、矢本くんや周平くんには叶いませんでした。次に会う時は追いつけるように頑張ります!」と負けん気な一面ものぞかせていた。2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化した本作。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いている。
2016年03月19日いよいよ二部作の前編『上の句』の公開を控える、広瀬すず主演『ちはやふる』。公開される今月19日(土)同日、後編『下の句』の劇場版前売り券が発売されることが決定。購入者特典として、数量限定でオフショット満載のクリアファイルが配布されることが分かった。“競技かるた”でいつも遊んでいた幼なじみの千早、太一、新の3人。高校生になった千早は、再開した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指していた。「全国大会に行けば、新たに会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員になる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の眩しいほどにまっすぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数は1,600万部を超える大人気を博している末次由紀の同名コミックス。映画化にあたり監督を務めたのは、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で等身大の若者たちを活き活きと描き、青春映画に定評のある小泉徳宏。キャストには、主人公・綾瀬千早を演じる広瀬さんをはじめ、真島太一役に野村周平、綿谷新役に真剣佑、そのほか上白石萌音、松岡茉優などいま旬のキャストが勢揃いし、大きな注目を集めている。完成披露試写会が「LINE LIVE」で配信されるなどその注目度増す一方、ついに本作の前編である『上の句』の公開が来週末より公開される。これに併せて4月に公開される『下の句』のポスター、チラシ、予告編が掲出・上映されるのだが、同日、『下の句』の劇場前売券も発売開始となる。購入者特典として「瑞沢高校かるた部」通称「チームちはやふる」のメンバー自身が撮影したオフショットが満載の映画館限定「チームちはやふる思い出クリアファイル」がプレゼントされる(数量限定)。また、原作の掲載誌である女性向けコミック誌「BE・LOVE」(講談社)の表紙を「ちはやふる」がジャックすることが決定。3月15日(火)発売予定の「BE・LOVE」7号の表紙には、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(真剣佑さん)の3人のはかま姿が、裏表紙には、末次氏描き下ろしの、同じ柄のはかま姿の千早、太一、新が登場するという。『ちはやふる -上の句-』は3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より全国にて二部作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月10日女優の広瀬すずが2月24日に、都内で行われた主演作『ちはやふる』の完成披露試写会に出席。自身にとって初の主演映画で、「すべてをかけた作品。いいのか悪いのか、先頭に立たなくちゃという責任とか、まったく意識しなかった。共演の皆さんに引っ張っていただき、同世代のパワーをこんなにもらえるんだと感じることが、私にとって財産になりました」と感無量の面持ちだった。その他の写真末次由紀による大人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇。『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏が監督・脚本を務め、「競技かるた=百人一首」に情熱を注ぐ高校生たちの友情や恋愛、成長を描く。完成披露試写会には広瀬(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、清水尋也(須藤暁人役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉監督が勢ぞろいした。小泉監督は「将来有望な、若い才能が集まった作品。将来のスターの目撃者になってもらえれば」とアピール。主演の広瀬については、「お芝居が上手なのはもちろん、ここぞと追いつめられた瞬間、素晴らしい演技をバシッと決めてくれる。これがスターなんだと実感した」とベタ褒めした。また、迫力ある競技シーンのため、1秒に1000コマ撮影できるスーパースローカメラを使用しており、「松岡さんは1コマたりとも、変顔がなかった」と告白。この発言に、野村は「こっちも一生懸命、やっているのに」と食ってかかった。この日は本作を象徴する歌「千早ぶる 神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」にちなみ、キャスト陣が紅(くれない)カーペットを練り歩き、天井からは紅葉が舞い降り、会場を真っ赤に染め上げていた。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫3月19日(土)≪下の句≫4月29日(金・祝)2部作連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年02月24日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月26日、小惑星探査機「はやぶさ」で培った電力制御技術を活用した「デマンドコントローラ(デマコン)」のデモンストレーションを公開した。「はやぶさ」では宇宙機として初めて電力のピークカット技術が導入されていた。JAXAは同技術をエネルギーマネジメントシステム(EMS)に活用する取り組みを進めており、今回の技術開発はその流れを汲むものとなる。デマコンとは、同時に使用されている機器の消費電力を監視し、設定された規制値を超過しないように警告や自動警告を行う装置のこと。従来のデマコンは、基本的に事業所向けで、あらかじめ決められた優先度に従って、電気の遮断・停止、削減を行う機能に限定されている。優先度を収集して、デマンド削減の指令を与えるためには双方向の通信が必要なためシステムが複雑化するほか、機器によってはインバーター化されていない場合があり、きめ細かい調整能力を得ることができない。これに対し、今回の技術は、変動する個々の機器での優先度に対しても、サーバーを要さずにきめ細かい電力の割り付けを可能とするもので、事業所だけでなく家庭でも高機能なデマコンの導入を可能とし、電気料金の低減・エコなどのメリットがある。○一方向の通信のみで機器を制御JAXAは今回、家庭向けと事業所向けソリューションのデモを実施した。家庭向けソリューションは、全体の電力消費量を監視するセンシングモジュール、その情報を各機器に展開するメディアコンバーター、メディアコンバーターから情報を受け取るスマートブレーカーという構成になっている。仕組みとしては、設定した規制電力を超過したときに、センシングモジュールがどれくらい超過しているのかという情報をメディアコンバーター経由で各機器が接続されているスマートブレーカーに送信する。各スマートブレーカーは送られてきた情報をもとに並列処理を開始し、その時点で一番電力を消費しているコンセントが切れる。例えば、電圧が100Vの住戸で使用可能電力が10Aに設定されている時に、800Wを消費するIHクッカーと600Wを消費するドライヤーを同時に使用した場合、合計消費電力は1400W(14A)となり上限値を超過してしまう。そうすると、各スマートタップが並列処理を開始し、より電力を消費しているIHクッカーが自動的に切れるというわけだ。このソリューションでは、機器を切るべきかどうかは各スマートブレーカーが判断するため双方向の通信が必要ない。また、スマートブレーカーを付け替えるだけで電力制御の対象とする機器を変更することができるほか、既存のコンセントと混在していても運用が可能なため、各家庭ごとの家電製品の使用状況に柔軟に対応することができる。一方、事業所向けソリューションはエアコンの電力制御にフォーカス。仕組みとしては家庭向けと基本的には同じで、センシングモジュール、メディアコンバーター、レシーバーモジュールを用いる。デモでは、業務用エアコンにレシーバーモジュールを取り付けることで、消費電力が設定値を超えた時にエアコンが自動で電力削減モードへ切り替わるようになっていた。同ソリューションは電力制御機能のほか、既存の機器をほとんど改造すること無く導入可能であるため、導入経費が低く済むこともメリットであり、販売に向けてJAXAは家庭用は6-8年、事業所用では数年で元が取れるような末端価格を目指したいとしている。
2016年01月28日女優・広瀬すずが、ファッションショー「第22回東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」に初めて参加し、主演映画『ちはやふる』(「上の句」3月19日/「下の句」4月29日公開)の劇中衣装である袴姿で登場することが26日、明らかになった。TGCは、2005年8月から年2回開催している最大級のファッションフェスタ。約100名の人気モデルが登場し、ファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや、注目のアイテムに触れられるブースなど、さまざまなコンテンツが展開され、毎回話題を呼んでいる。第22回となる今回は、映画「上の句」の公開初日と同日(3月19日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。そんな初のTGCを前に、「ドキドキしてますが、あのキラッキラなステージに立てることが楽しみで仕方ない」と心待ちにしている様子の広瀬。劇中衣装の袴を着て初TGCランウェイを披露する予定で、会場に集まる約3万人の大観衆を思い浮かべながら、「たくさんの女の子のパワーに負けないように頑張ります!」と力強くアピールしている。漫画家の末次由紀氏が手がけた映画原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,500万部(2016年1月現在。既刊30巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬のほか、真島太一役として野村周平、綿谷新役として真剣佑も出演。2人は、広瀬とともにTGCに登場する。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2016年01月26日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使った栄養バランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立はこちら。今日の献立は「豚の角煮」を含めた全4品。トロトロが嬉しい豚の角煮が今日のメイン。野菜や乾物も使って栄養満点のおかずに。 >>今日の献立はこちら 豚の角煮圧力鍋を使って柔らかい角煮にします。ご飯が進む味付けが濃いめなおかずです。調理時間:40分カロリー:1047Kcal主材料:豚バラ肉 ショウガ 白ネギ ゆで卵 水 酒 ホウレン草 >>「豚の角煮」のレシピを見る ポテトサラダ食感にポテトチップスをプラスしたポテトサラダです。調理時間:20分カロリー:272Kcal主材料:ジャガイモ キュウリ リンゴ ハム ポテトチップス >>「ポテトサラダ」のレシピを見る 切干し大根とツナの煮物ツナのうまみが加わった切干し大根の煮物。食物繊維も栄養もたっぷりです。調理時間:30分カロリー:207Kcal主材料:切干し大根 ニンジン ツナ だし汁 酒 >>「切干し大根とツナの煮物」のレシピを見る カブのみそ汁シンプルなカブのおみそ汁。葉も刻んで加えます。調理時間:10分カロリー:42Kcal主材料:カブ だし汁 >>「カブのみそ汁」のレシピを見る
2016年01月20日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月24日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同月3日に実施した地球スイングバイについて、結果の詳細を報告した。すでに、地球スイングバイが成功だったことは14日のプレスリリースで公表されていたが、今回、誤差300mという高い精度で軌道誘導できていたことなどが明らかになった。地球スイングバイは、地球の重力と公転を利用して、探査機を加速/減速させる技術である。燃料を使わずに加速/減速できるというメリットがあるが、目的の軌道に乗せるためには、極めて正確に探査機を誘導して、正しいルートを飛ばす必要がある。進入時の誤差が大きいと、軌道の誤差が大きくなり、修正のための燃料消費量が増えてしまう。はやぶさ2は、化学エンジン(RCS)を使った軌道修正を2回実施した。1回目(TCM1)は11月3日で、噴射時間は合計3.95秒。これで軌道の誤差を400kmから11kmへと縮小させた。さらに、11月26日の2回目(TCM2)で0.80秒の噴射を行い、この結果、誤差は11kmから3kmまで小さくなった。TCM1に先立ち、9月1日~2日には、イオンエンジンを使った軌道修正(IES-TCM)も実施していた。ここでイオンエンジンを使ったのは、RCSの燃料消費を少しでも抑えるためだ。RCSは小惑星に到着後、タッチダウンなどで使用する。未踏の小惑星では、何が起こるか分からない。燃料さえあれば自由度は増すので、少しでも節約しておきたいのだ。JAXAは当初、12月1日に3回目(TCM3)を実施する予定であったが、11月30日に軌道を推定したところ、TCM2までで十分な精度を達成できたことが分かり、TCM3はキャンセル。津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャによれば、「30km以内なら成功と見ていた」とのことで、3kmの誤差であれば、イオンエンジンの燃料消費もほとんど増えない。TCM3をキャンセルしたことで、JAXAは誘導目標点を変更、当初の的の中心から、3km離れたTCM2後の予測点を新ターゲットに設定した。スイングバイ後に軌道を正確に解析したところ、実際にはやぶさ2が通過したのは、そこから300mほど離れた地点だった。これにより、JAXAは「最終的な軌道誘導精度は300mだった」と結論付けた。「当初の目標地点から3km離れているんだから、軌道誘導の精度は3kmでは?」と思うかもしれないが、もし12月1日にTCM3を実施していたら、ほぼ同程度の精度で、的の中心近くを通過することが可能だったと見られている。上記の「精度は300m」には、そういう意味があるのだ。本来は30kmの精度でも良かったので、地球スイングバイだけを考えれば、そこまで高い精度を狙う必要は無かった。しかし地球帰還時、大切な小惑星のサンプルが入ったカプセルを分離するときには、やはり高い精度の軌道誘導が必要になる。今回は、そのリハーサルとしても考えられており、十分な能力があることを実証できた形だ。また、地球スイングバイの前後には、はやぶさ2に搭載された観測機器による試験撮影なども行われた。宇宙空間を航行中は、何を撮影しても点にしかならないのだが、地球や月を近くから撮影すれば、機器の健全性を確認できる。地球スイングバイは、小惑星到着前にそれができる、唯一の貴重な機会でもある。はやぶさ2は基本的に、太陽電池パドルを太陽に向けた「巡航姿勢」で飛行している。一方、観測機器の多くは底面側に配置されているため、地球を観測するためには底面側を地球に向けた「観測姿勢」にする必要がある。スイングバイ前は、両者の差が大きく、かなり姿勢を振らないといけなかったが、日々姿勢を切り替えることで対応した。この姿勢制御には、リアクションホイールとRCSを併用した。RCSでは偶力噴射を行うことで、軌道は変えずに姿勢だけを変えるようにするが、スラスタにバラツキがあるため、どうしても横方向の微小な推力が発生してしまう。これが軌道の誤差の原因になるため、軌道への影響を評価しながら慎重に運用を行ったという。スイングバイ後は、巡航姿勢との差が小さくなるため、観測姿勢を維持しながら、観測に注力。そして12月22日に巡航姿勢に戻し、一連のスイングバイ運用を完了した。この結果、4つ全ての観測機器に対し、問題無いことが確認できた。今後は、いよいよ小惑星リュウグウへ向け、イオンエンジンの本格的な運転が開始されることになる。今までの稼働時間は累計600時間程度だが、これからは約7,000時間(約292日分)も動かさないと、リュウグウに到着することができない。津田プロマネは「緊張を強いられる運用になる」と、今から気を引き締めた。初号機では、イオンエンジンやリアクションホイールに不具合が出てしまったが、今のところ、はやぶさ2の機器は全て順調だ。イオンエンジンの運転は2016年3月~4月から開始する予定で、津田プロマネは「我々には初号機の経験があるものの、はやぶさ2もまだ挑戦。日々起きることをハラハラドキドキしながら見守って欲しい」と呼びかけた。
2015年12月25日真剣になるほど“自分との戦い”になる競技の世界『ちはやふる』(末次由紀/講談社 BE LOVE KC)既刊29巻30歳になる頃、テニスにめちゃくちゃハマりました。中学の頃からやってはいたけど、なかなか上手になる機会がなくて、社会人になってスクールに通い始めたら止まらなくなりました。レッスンを毎日のように受け、試合は自分の欠点を知るため、レッスンは欠点を直すためと、身体と頭をフル回転させて取り組みました。生活を傾けるほどのハマりようだったけど、そこで学んだことはとても多かった。真剣に取り組めば、試合は他人とではなく自分との戦いになること。負けて悔しいのは、自分の身体が思い通りに動かなかったから。ちゃらちゃらと遊びながら試合に出ていた頃にはわからなかったことです。さて、『ちはやふる』は、競技かるたに夢中になり、青春(もしくは人生?)をかける人たちにスポットを当てた作品です。“競技かるた”という、それほど知名度の高くない種目をテーマにしたことも興味深いですが、なにより、構成や説教要素がものすごくいいんです。人生かけられるものが見つかるって、幸せなことです。そこに偶然才能があったら最高。でも、自分になんの才能があるかなんて誰にもわからないから、子どもの才能を見つけて伸ばしてやるのが親の勤めじゃないかと思っています。私が子どもの頃は、「漫画を読むと馬鹿になる」なんて言われて、めちゃくちゃ否定されてました。だけど結局、今こうやってマンガでご飯食べてるわけです。10年後、20年後にどんな職業が生まれて、今あるどんな職業が落ちぶれてしまうかなんて、誰にもわかりません。子を持つ親には、子どもがやりたがることを否定しないで、温かく見守る寛容さが欲しいですね。コンプレックスをどう活かすかが人生を左右する(c)PROmrhayata主人公の千早(ちはや)には美人の姉がいて、家族は姉のモデル業のサポートで手一杯です。でも、千早がかるたと出会ったおかげで、「千早がかるたをやっている限り大丈夫」と、親は千早とかるたを信じてくれます。きょうだいに対するコンプレックスって、きょうだいがいる限り宿命のように思います。でも、そのコンプレックスをどう活かすかが人生を左右すると思うんです。子どもの頃の自己否定は、何かに邁進する活力に変えなければいけません。千早はその最適な対象と出会ったのだと思います。私は、競技かるたはわかりませんが、勝負に対する真摯な気持ちは理解できます。真面目に練習に取り組んで試合に出るからこそ、負けて悔しいし、自分に言い訳ができないから成長するのだと思います。人生傾けるほど練習せずに、試合に負けて悔しいのとは、意味が違う。そんなことも、『ちはやふる』ではちゃんと教えてくれるんです。珍しい競技を取り上げたからでも、絵がかわいいからでも、太一がかっこいいからでもない。人として学ぶべきこと、幸せの形、そういうものが競技かるたというテーマにすべて集約されています。『ちはやふる』は作品全体のクオリティがとっても高いと思います。夏休みの指定図書なんかにしてもいいんじゃないかと思うくらい。声を上げるようなことはないけど、読んでいる最中ずーっとじわじわきて涙が止まりません。ところで、競技かるたを取り上げたマンガって、他にもいくつかあるみたい。どれも同時期に作品になっているので、もしかしたら協会が宣伝活動に励んでいたのかもしれないですね。そんな大人の事情もちょっぴり気になります。Text/和久井香菜子
2015年12月24日アイ・オー・データ機器は24日、広視野角のADS液晶パネルを採用する19型スクエア液晶ディスプレイ「LCD-AD192SED」シリーズを発表した。ホワイトとブラックの2モデルを用意。1月下旬より発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「io PLAZA」での価格は税込21,384円。上下 / 左右ともに178度の広い視野角をもつADS液晶パネルを搭載した、19型スクエア液晶ディスプレイ。解像度は1,280×1,024ドットで、バックライトのちらつきを低減した「フリッカーレス」設計と、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション機能」を搭載。一定時間でメッセージを表示し、長時間の使用に注意を促す「VDTモード」も搭載するなど、目に配慮した機能を内蔵する。ブルーライトは5段階で低減率を設定可能。消費電力は通常使用時で14.7W。削減したいワット数を確認しながら輝度を設定できる「ECOステップ機能」や、PCの電源と連動する「自動電源オフ機能」といった省電力機能も用意する。主な仕様は、画面サイズが19型スクエアの非光沢(ノングレア)、解像度が1,280×1,024ドット、視野角が上下 /左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms、オーバードライブオン時で5.5ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはDVI-D×1、D-Sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW407×D178×H407mm、重量は3.3kg。
2015年12月24日サントリースピリッツはこのほど、国産ウイスキーおよび輸入ウイスキーの一部商品の価格を2016年4月1日出荷分から改定することを発表した。対象商品は、「角瓶」「オールド」「ローヤル」「スペシャルリザーブ」「響JAPANESE HARMONY」「ジムビーム」「メーカーズマーク」「ザ・マッカラン」「バランタイン」の9ブランド、合計33品目。価格改定率は9.4~25.0%。ジムビームについては2016月7月1日からの価格改定となる。国産ウイスキーの需要拡大にともない、蒸溜釜や貯蔵庫の増設など設備投資費用に充てるという。輸入ウイスキーについては、仕入れ値の上昇が続いている商品を対象にしているとのこと。たとえば、「サントリーウイスキー 角瓶(700ml)」は1,414円から1,590円に、「サントリーウイスキー 響JAPANESE HARMONY(700ml)」は4,000円から5,000円に、「ジムビーム(700ml)」は1,390円から1,540円に、「ザ・マッカラン 18年(700ml)」は2万2,000円から2万7,000円になる。※価格はすべて税別
2015年12月22日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月14日、2015年12月3日の夕方から夜にかけて実施した地球スイングバイの後の小惑星探査機「はやぶさ2」の軌道の計測と計算を行った結果、軌道は約80°曲がり、速度も約1.6km/s上がり、約31.9km/s(太陽に対する速度)となり、目標としていた数値を達成したことを確認したと発表した。またはやぶさ2は、スイングバイ後に搭載している光学航法カメラを用いて、地球中心から約34万kmの距離で地球をカラー撮影することにも成功したという。今回のスイングバイの実施を受け、津田プロジェクトマネージャは、「すべての関係者の皆様、運用を見守っていただいた皆様に、感謝申し上げます。「はやぶさ2」に携わるメンバー全員力を合わせ、挑戦の航行を続けます。小惑星探査機「はやぶさ2」はスイングバイにより軌道エネルギーを獲得し、これより地球を離れます。進路「Ryugu(リュウグウ)」。それでは地球の皆さん、行って参ります」とコメントしている。なお、12月14日0時(日本時間)時点のはやぶさ2は、地球から約415万km、太陽から約1億4485万km、巡航速度は秒速約32.31km(太陽に対する速度)となっており、スイングバイ後、太陽の重力の影響で加速している状態にあるという。
2015年12月14日テクノポップユニット・Perfumeが、女優・広瀬すずの初主演2部劇場作『ちはやふる』(「上の句」2016年3月19日/「下の句」4月29日公開)の主題歌として新曲「FLASH」を提供することが3日、発表された。Perfumeが実写映画の主題歌に楽曲を提供するのは、今回が初。漫画家の末次由紀氏が手がけた原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,400万部(2015年10月現在。既刊29巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。主題歌への起用は、北島直明プロデューサーからのオファーがきっかけ。「主題歌は、和歌に込められているきらびやかで、鮮やかな世界観や、登場人物たちのキラキラした青春群像を表現したい」と考えて声をかけたところ、3人のメンバーも原作の大ファンであることが判明したという。さらに末次氏もまた、Perfumeのファンということもあり"相思相愛"。かるたを取る一瞬の様子を想像させる歌詞になっており、「ちはやぶる」というフレーズが幾度も登場する。メンバーのあ~ちゃんこと西脇綾香は「主題歌のお話をいただいた時はほんっとうにうれしかったです! 前のめりで受けさせていただきます! と伝えたのですが、それだけでは体の中の熱い熱い興奮が収まりきらず、会議室でライブさながらの喜びのジャンプを披露してしまったくらい」に大感激。音楽プロデューサーでCAPSULEのコンポーザー・中田ヤスタカによって書き下ろされた楽曲には、「歌っていても何だかドキドキして止まらなくて、私(広瀬)すずちゃんじゃないのにもう試合をしている気分で、その緊張から気づいたらものすごい強い握りこぶしを握って歌っていました」と思わず笑みも浮かべながら語るように、強い刺激を受けたようだ。かしゆかこと樫野有香も、「息をすることを忘れるような張り詰めた空気と共にすごく温かい気持ちになるこの作品に携われて本当に光栄」と口をそろえる。のっちこと大本彩乃は、「漫画でもアニメでも大好きで、かしゆかから長年借りパクしてたこともある」と漏らした。映画も「わ~、主演広瀬すずちゃんなんだ! 絶対に見に行こ!! と普通に楽しみにしていた」ほどだったが、主題歌を担当するとは思っていなかったようで、西脇同様に「飛び上がりました(笑)」と大喜び。「はあ~(本作主人公の)千早ちゃんたちにも聞いてもらいたいな~」とウキウキが止まらない様子だ。そんな綾瀬千早演じる広瀬は、「本当に偶然、撮影現場で瑞沢かるた部のみんなとPerfumeさんの曲でよく歌ったり踊ったりしていた」と告白。続けて、「『ちはやふる』という映画は、こういう映画なんだと主題歌を聴いた時に思いました。1人1人の繊細で熱い気持ちがすごく切なくなりました。すてきすぎました」と感慨を述べた。さらに、原作の末次氏も「和の雰囲気の中にもエレクトリカルなPerfumeさんらしい音のたたみかけがあり、踊りだしたくなります。そして踊っているPerfumeさんたちの姿を想像してしまいます」と絶賛しており、「元気で明るく疾走感もあるのに雅(みやび)で、とても『ちはやふる』に合った楽曲でうれしいです。ありがとうございます」と感謝を口にした。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2015年12月04日既報のように、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日19時8分、地球スイングバイを実施した。現時点で探査機の状態が健全であることは確認できており、JAXAは今後1週間程度かけて、計画通りの軌道に入れたかどうか確認するという。「地球スイングバイが成功したかどうか」に注目が集まるだろうが、今回は惑星周回軌道への投入などと違い、エンジンを噴射するイベントではないので、地球に接近する飛行経路さえ正しければ、探査機に何があっても物理法則通りに飛行する。そういう意味では、11月3日と26日に行った2回の軌道制御(TCM1/2)ですでに勝負は決まっている。おそらく注目すべきポイントとしては、今回、はやぶさ2が初めて日光が当たらない日陰に入るということだろう。はやぶさ2にとって電力は生命線。太陽電池パネルに日光が当たらないと発電できなくなってしまうため、はやぶさ2はリスクを避け、小惑星近傍でも日陰に入るような運用は行わない予定だ。はやぶさ2にとって発電できなくなるということは"異常事態"のため、通常、このようなときはセーフモードに入るような仕組みになっている。そのままだと地球スイングバイ中にこれが機能してしまうため、事前にそうした安全機能を無効化する必要があるという。いつもと違う設定で飛行する日陰を無事に乗り切れるか、懸念するとすればそこだ。地球スイングバイ後、記者会見に応じた吉川真・はやぶさ2ミッションマネージャによれば、はやぶさ2からの電波は、19時25分ころにNASAのキャンベラ局で受信。その後、探査機の姿勢、電源の状態、各部の温度などをチェックしていき、19時29分ころ、主要な装置に全て異常が無いことが確認できたとのこと。地球スイングバイで計画通りの軌道に入ったかどうかについては、前述のように今後1週間程度かけて確認する予定だが、物理法則通りに飛行するだけなので、「大外れすることは無いだろう」(吉川氏)と見られる。また今回、地球に接近するチャンスを利用して、はやぶさ2を観測するキャンペーンが行われたが、同日21時の段階で20件もの観測例が報告されている。吉川氏は「はやぶさ2はこれからリュウグウに向かう。多くの人が出発を見届けてくれたのは本当に嬉しい」と感謝を述べた。なお地球スイングバイ後に、津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャが寄せたコメントは以下の通り。「はやぶさ2は、計画通り、地球最近点を通過しました。地球スイングバイ後のはやぶさ2は元気そのものです。これで1つの山場を越えましたが、はやぶさ2にとっては、小さな山に過ぎません。これから一路リュウグウを目指して、挑戦の航法を進めてまいります。引き続き、太陽系の船旅を、皆様と苦楽を分かち合いながら、乗り越えて行ければと思っています」はやぶさ2関連記事・【速報】小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に最接近・【レポート】「はやぶさ2」は12月3日19時7分に地球に最接近 - 日本からは観測のチャンスも・【レポート】小惑星探査機「はやぶさ2」の各部をチェック! - 初号機からはこう変わった・【レポート】「はやぶさ2」は浦島太郎? - 目指す小惑星の名前は「リュウグウ」・【レポート】はやぶさ2打ち上げ - 青空の中を飛び立った「はやぶさ2」、打ち上げを写真と動画で振り返る
2015年12月03日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同日の夕方から夜にかけて地球スイングバイを実施し、19時08分に地球に最接近し、ハワイ諸島付近の太平洋上空約3090kmを通過したと発表した。発表によれば、アメリカ航空宇宙局(NASA)深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、最接近後の探査機の状態は正常であることを確認したという。現在、はやぶさ2プロジェクトチームは地球スイングバイ後の「はやぶさ2」の軌道の計測と計算を行っており、同探査機が目標とする軌道に入れたかどうかの確認には1週間程度かかる見込みだという。
2015年12月03日宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日、地球スイングバイを実施した。地球への最接近は同日19時8分ころ。この地球スイングバイにより、計画通りの軌道に入れたかどうかは、今後の詳細な解析を待つ必要があるものの、今のところ機体の状態は健全で、特に問題は確認されていないようだ。はやぶさ2は地球スイングバイの前後20分程度、打ち上げてから初めての日陰に入る。19時18分ころ日陰を出て、それからNASAのキャンベラ局と通信を開始するため、無事に日陰を通過できたかどうかは、それ以降に分かることになる。ただ、この時点で分かるのは機体の状態だけで、軌道の確認には1週間程度かかる見込みだ。はやぶさ2はちょうど1年前の2014年12月3日に打ち上げられた。天体の引力と公転を利用して軌道を変えるスイングバイ航法により、速度を30.3km/sから31.9km/sへと1.6km/s増やし、目的地である小惑星リュウグウに向かう計画。そのため、これまでの1年間は、地球に近い軌道を飛行していた。はやぶさ2関連記事・【レポート】「はやぶさ2」は12月3日19時7分に地球に最接近 - 日本からは観測のチャンスも・【レポート】小惑星探査機「はやぶさ2」の各部をチェック! - 初号機からはこう変わった・小惑星探査機「はやぶさ2」の機体が完成 - JAXAが機体を公開(写真104枚)・【レポート】「はやぶさ2」は浦島太郎? - 目指す小惑星の名前は「リュウグウ」・【レポート】はやぶさ2打ち上げ - 青空の中を飛び立った「はやぶさ2」、打ち上げを写真と動画で振り返る
2015年12月03日コミックス累計発行部数1,400万部を超える大ヒット漫画を広瀬すず、野村周平、真剣佑ら最旬若手俳優たちで実写化する映画『ちはやふる』。この度、本作の主題歌を、今年結成15周年を迎える大人気テクノポップユニット「Perfume」が務めることが決定。本作のために描き下ろしの新曲「FLASH」を提供することが分かった。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、さらに2011年第35回講談社漫画賞少女部門受賞する大人気コミック。幼なじみの千早・太一・新の3人は“競技かるた”でいつも遊んでいた友だち。千早は「かるたを教えてくれた新に“強くなったな”って言われたい」と純粋な想いで競技かるたを続け、高校生になった千早は、再会した太一と主に“競技かるた部”を作り全国大会を目指す。「全国大会に行けば、新に会えるかもしれない!」千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員となる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校競技かるた部の、まぶしいほどに真っ直ぐな想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る――。この度、本作の主題歌に「Perfume」の新曲「FLASH」が決定。北島直明プロデューサーは「『ちはやふる』は、“競技かるた=百人一首”を題材とした作品であり、主題歌は、和歌に込められている煌びやかで、鮮やかな世界観や、登場人物たちのキラキラした青春群像を表現したい」と明かし、その世界観を表現できるアーティストとして彼女たちにオファー。元々「Perfume」メンバーが原作の大ファンであり、さらには原作者・末次先生も「Perfume」ファンということで、作品と主題歌が相思相愛という運命的な豪華コラボが実現した。「Perfume」のあ~ちゃんは今回のオファーを受けて「ほんっとうに嬉しかったです!!前のめりで受けさせていただきます!と伝えたのですが、それだけではからだの中の熱い熱い興奮が収まりきらず、会議室でライブさながらの喜びのジャンプを披露してしまったくらい(笑)」と喜びを表現。また、楽曲については「中田さんが書き下ろしてくださった楽曲は、本当にうたをよんでいるような歌詞と音楽で、サビではカルタの試合をしているような勢いと気迫が伝わってきました。うたっていてもなんだかドキドキして止まらなくて、私すずちゃんじゃないのにもう試合をしている気分で、その緊張から気付いたらものすごい強い握りこぶしを握ってうたっていました。笑」と、仕上がりに自信を覗かせた。また、メンバーのかしゆかもオファーを大喜びしたそうで「夢にも思いませんでした!息をすることを忘れるような張り詰めた空気とともにすごく温かい気持ちになるこの作品に携われて本当に光栄です」とコメント。のっちも元々原作の大ファンだと言い、「映画版のキャストが公開になって、わ~、主演広瀬すずちゃんなんだ!絶対観に行こ!!!と普通に楽しみにしていたので、主題歌のお話を聞いて飛び上がりました(笑)」と話し、「FLASH」について「静かに燃やす情熱とその解放、をイメージして、 演者の皆様の表情や所作、作中の『千早振る』の解釈を頭に浮かべながら一生懸命歌いました」と収録をふり返った。主人公・綾瀬千早役を演じる広瀬さんは「本当に偶然、撮影現場で瑞沢かるた部のみんなと『Perfume』さんの曲でよく歌ったり踊ったりしていたんです。だからびっくりしました!それ以上にうれしかったです!ありがとうございます。『ちはやふる』という映画は、こういう映画なんだと主題歌を聴いたときに思いました。1人1人の繊細で熱い気持ちが凄く切なくなりました。素敵すぎました」と楽曲への感想を寄せた。『ちはやふる -上の句-』は2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は2016年4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる上の句 2016年3月、全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる下の句 2016年4月、全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2015年12月03日末次由紀の人気コミックを2部作で実写映画化する広瀬すず主演の『ちはやふる』の主題歌がPerfumeの新曲『FLASH』に決定した。メンバーは「もともと原作の大ファンで一ファンとして読ませていただいていた作品の映画化で、まさか自分たちの楽曲を使っていただけるとは夢にも思いませんでした!」と喜びのコメントを寄せた。その他の写真『ちはやふる』は“競技かるた=百人一首”を題材に、高校の競技かるた部の部員たちが全国大会を目指す姿を描く青春ドラマ。北島直明プロデューサーは主題歌について「和歌に込められている煌びやかで、鮮やかな世界観や、登場人物達のキラキラした青春群像を表現したい」と説明し、Perfumeがデビュー以来培ってきたメンバーの絆や、常に新しいスタイルに挑戦し続ける姿が『ちはやふる』の世界感と合致するとオファー。メンバーも原作の大ファンだったことや、原作者の末次もPerfumeのファンだったことからコラボが実現した。Perfumeが実写の劇映画へ主題歌を提供するのは初となり、新曲『FLASH』は、かるたを取る一瞬の様子を想像させる歌詞で、“ちはやぶる”というフレーズが何度も登場するという。楽曲についてあ~ちゃんは「中田さんが書き下ろしてくださった楽曲は、本当にうたをよんでいるような歌詞と音楽で、サビではカルタの試合をしているような勢いと気迫が伝わってきました。うたっていてもなんだかドキドキして止まらなくて、私すずちゃんじゃないのにもう試合をしている気分で、その緊張から気付いたらものすごい強い握りこぶしを握ってうたっていました。笑」とコメント。かしゆかは「息をすることを忘れるような張り詰めた空気とともにすごく温かい気持ちになるこの作品に携われて本当に光栄です。映画とともに私たちの楽曲も楽しんでいただけたら嬉しいです」と話し、のっちは「静かに燃やす情熱とその解放、をイメージして、演者の皆様の表情や所作、作中の「千早振る」の解釈を頭に浮かべながら一生懸命歌いました。とっても楽しいレコーディングでした! 歌詞も最高です。映画と共に愛して頂けたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。広瀬は「本当に偶然、撮影現場で瑞沢かるた部のみんなとPerfumeさんの曲でよく歌ったり踊ったりしていたんです。だからびっくりしました!それ以上にうれしかったです!ありがとうございます」と話し、「『ちはやふる』という映画は、こういう映画なんだと主題歌を聴いたときに思いました。1人1人の繊細で熱い気持ちが凄く切なくなりました。素敵すぎました」と語っている。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫2016年3月19日(土)≪下の句≫2016年4月29日(金・祝)二部作連続公開
2015年12月03日末次由紀原作の人気漫画を広瀬すず主演で映画化する『ちはやふる』。このほど、『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』の2部作の公開日がそれぞれ決定した。千早・太一・新の3人は幼なじみ。“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいたが、小学校卒業を境に離ればなれになってしまう。千早はたったひとりになってしまっても「かるたを教えてくれた新に“強くなったな”って言われたい」と純粋な想いで競技かるたを続けていた――。高校生になった千早は、再会した太一と主に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指す。「全国大会に行けば、新に会えるかもしれない!」千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員となる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校競技かるた部の、まぶしいほどに真っ直ぐな想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る――。2009年の第2回マンガ大賞受賞をはじめ、2010年には「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、さらに2011年第35回講談社漫画賞少女部門受賞し、コミックス累計発行部数1,400万部(既刊29巻)突破の人気コミックス「ちはやふる」を2部作で実写映画化する本作。主演の『海街diary』で注目を浴びた広瀬さんをはじめ、共演に主演作『ライチ☆光クラブ』の公開が控える野村周平や真剣佑、松岡茉優ら旬なキャストが配役され、大きな注目を集めている。このほど、2部作の公開日が発表。『ちはやふる -上の句-』が2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』が2016年4月29日(金・祝)にそれぞれ決定した。さらに、12月12日(土)より全国の映画館にて劇場前売り券の発売が開始。前売り特典として、千早がポップコーンを、太一がドリンクを、新が映画のチラシを手にした、原作者・末次由紀による描き下ろしイラスト入りの映画館限定A4クリアファイルが2万名にプレゼントされる。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋・成長を描いた、新たな青春映画の傑作として期待がかかる本作。春の公開を楽しみにしていて。『ちはやふる -上の句-』は2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は2016年4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる上の句 2016年3月、全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる下の句 2016年4月、全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2015年12月01日今年12月には、宇宙ファンにとって注目すべきイベントが2つある。小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ(12月3日)と、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入(12月7日)である。特に「あかつき」は5年前に一度失敗しており、今回がラストチャンスとなる。なんとか成功して欲しいところだ。ところで、報道などではどうしても宇宙航空研究開発機構(JAXA)ばかりに注目が集まってしまうのだが、宇宙開発を陰で支えているのがメーカーである。この両探査機の製造を担当したメーカーはNEC。同社は、日本初の人工衛星「おおすみ」以来、多くの衛星・探査機を手がけてきたメーカーだ。NEC側で、「はやぶさ2」と「あかつき」のプロジェクトマネージャを務めているのは、宇宙システム事業部プロジェクト推進部の大島武氏(49歳)。今回、大島氏に両探査機の状況や、プロジェクトマネージャの業務について、話を聞くことができた。あまり表に出てくることがない衛星メーカーの仕事というのは、どんなものだろうか。(※筆者の都合で掲載が遅くなりましたが、このインタビューは9月16日に行いました。発言は当時の状況にもとづいているので、2カ月ほどタイムスリップして読んでもらえれば幸いです。)○目指すのは「こんなこともあろうかと」が無い運用--両探査機のプロジェクトマネージャを兼務しています。2つのイベントが、たった4日しか離れていないのは大変そうですね。担当メンバーは一部重なっていますが、基本的に「はやぶさ2」の地球スイングバイは、事前に行う軌道決定と軌道の微調整が最も重要な運用で、スイングバイ前後は、地球に近づくチャンスを捉えた運用が主体となります。それに対して「あかつき」の運用は、当日の軌道制御運用が全てを決める最も重要な運用です。2つの探査機の運用は、イベントでの運用の性格がかなり異なるため、それぞれに適した人員で準備を行っています。「はやぶさ2」は地球スイングバイの後、小惑星とのランデブーに向け、イオンエンジンの運転率も上がりますので、その準備を入念に行います。一方、「あかつき」は今回のイベントが金星周回軌道への投入の唯一のチャンスであるため、このイベントに向けて集中的な準備をしています。--「あかつき」の軌道投入へ向け、現在はどんなことをやっているのでしょうか。金星到着までに軌道の微調整があり、これも非常に重要な運用です。ただ計画通りにいかないことがあったとしても、時間的には修正を行う余裕があります。やはりポイントとなるのは12月7日ですね。そのときにどういう運用をするのか、ということを検討しています。計画通りにいかない場合にどうやってリカバリするか、contingencyプラン(対応策)も考えています。様々なケースが考えられますので、作業量は正常ケースのみの検討に比べ、何倍にも増えていきます。--せっかく検討した様々なケースも、成功すればその努力は表には出てこないんですよね。日の目を見るのはトラブルが発生したときだけで。はい。ただこれは多かれ少なかれ、どのプロジェクトでも重要な運用に対しては必ずやっていることです。例えば衛星の場合は、打ち上げ直後の第一可視で何をやるか、いろいろなケースを想定して、それに対応したコマンド列を用意しておくとか。成功したら確かに表には出ませんが、それはむしろ望むところです。「備えをすればするほど、備えたことは何も起きない」とよく言われますし、そのような努力は、活用できる場面はあって欲しくないわけなので。--火星探査機「のぞみ」も「あかつき」も惑星周回軌道への投入に失敗。今回成功すれば日本初となりますが、やはり惑星探査は難しいですね。「はやぶさ2」のような小惑星ランデブー/タッチダウンと、惑星周回軌道への投入は、難しさの性質が大きく異なります。「はやぶさ2」のタッチダウンでは、何か問題があった場合でも、一度退避してやり直すことが可能ですが、多くのケースを想定した複雑な運用準備が必要となります。一方で、惑星周回軌道への投入は、時間的余裕が全く無いところで、確実に成功させなければならない。そこが難しいところです。--今の心境は。当日は緊張感があるでしょうが、今はまだ落ち着いて粛々と準備を進め、その日に備えたいと思っています。--ちなみに大島さんは前日には普通に寝られるタイプですか?寝られるタイプです。当日は寝たくても寝られないかも知れませんので。○メーカーのプロマネに求められる役割とは?--NECへの入社は1990年ですね。最初の仕事は何でしたか?JAXAの「宇宙実験・観測フリーフライヤ」(SFU)に搭載した「GDEF」(Gas Dynamics Experiment Facility)という装置の開発でした。ダイヤモンドは通常、高温高圧下で作られますが、微小重力下ではプラズマ低圧環境で薄膜ができます。実験は成功して、装置は、JAXAの若田光一宇宙飛行士により、スペースシャトルで回収されました。「GDEF」は、私が入社したときにはもう設計は大体終わっていました。私が設計から関わったのは、「のぞみ」や「LUNAR-A」(月探査機:2007年にプロジェクト中止)あたりですね。「のぞみ」では、観測装置などに組み込まれているCPUボード(SICPU)を開発しました。そのほかカメラ関係では、「のぞみ」の火星撮像カメラ(MIC)や「LUNAR-A」の月撮像カメラ(LIC)のデジタル系も担当しました。私は電子工学科出身で、会社ではデジタル系の部署にいたので、コンポーネント全体のまとめや、デジタル系の設計が主な仕事です。FPGAの中の回路設計も行っていました。地球周回中の「のぞみ」が、MICを使って地球と月の見事なツーショットを撮影した時には非常に感動しました。この写真は大きな話題になり、天文年鑑にも掲載されたのは良い記念になりました。ただ本当は火星を撮るためのカメラだったので、周回軌道に入って火星を撮れなかったことが残念です。--1996年には、「はやぶさ」初号機のシステムマネージャに就任していますね。入社してから6年間は機器担当でしたので、探査機システムについては分からないことも多くて大変でした。しかし、これはもともとやりたかった領域だったんです。いつかは探査機システム全体に関わりたいとずっと思っていました。--「あかつき」では最初システムマネージャで、2007年からはプロジェクトマネージャに。両マネージャの仕事の違いは?プロジェクトマネージャの仕事は、いわゆるQCD(品質、コスト、納期)の管理です。このQCDに密接に絡んでくるため仕様についても判断しますが、やはり大変なのはプロジェクトをうまく進めることですね。社内メンバーを動かしたり、JAXAと調整したり。技術的なところからは少し離れてしまうので、システムマネージャ的な仕事がしたくなる時もありますが、プロジェクトマネージャの方が自分の裁量でやれる範囲は広がります。--JAXAとメーカーの役割分担はどうなっているのでしょうか?実用衛星と科学衛星で違ったりもしますが、「はやぶさ」や「あかつき」のような場合では、JAXA宇宙科学研究所の先生方が、要求仕様を決めるだけでなく設計まで入り込んで、一緒に作り込んでいくスタイルで昔からやっています。JAXAが開発した技術でJAXAが知り尽くしているところ、逆にメーカーでないと分からないところなどが複雑に入り組んで存在しているので、密接にやりとりをしながら開発を進めていきます。「要求仕様を出したら後はメーカーで」というような、単純な進め方ではありません。ただ、最終的な「形」にするのはメーカー側なので、細部を詰めて設計製造するのはメーカーの仕事になります。--タフな交渉もありますか?かなり大胆な、意外性のある提案をされることもありますね。それとは逆に、こちらから提案することもあります。たとえば「あかつき」は、打ち上げ時、太陽電池パドルを横ではなく上に畳んでいますが、この方が固定しておく機構が少なくて軽量化できるため、我々の方から提案しました。--「はやぶさ2」と「あかつき」に加え、2015年4月からはジオスペース探査衛星「ERG」のプロジェクトマネージャも兼務。忙しいですね。「ERG」は開発の真っ最中なので、今のマネジメントの仕事としては、これが中心ですね。ただ、現在は「はやぶさ2」と「あかつき」も大きなイベントを控えているので、実運用の計画立案はシステム担当者に任せつつ、運用計画全体の確認を行っています。「ERG」は2機目の小型科学衛星で、1機目の惑星分光観測衛星「ひさき」とは、共通のバス機器を採用しています。ただ、「ひさき」が三軸姿勢制御であったのに対し、「ERG」はスピン安定制御であるなど、違いもあります。コンポーネントは同じでも、様々なカスタマイズが入っています。個人的に「ERG」はのぞみに似ているところがあると思っていて、たとえば観測センサーですね。もちろん観測対象が地球と火星という違いはあるんですが、搭載されているセンサーは似ていたりするんですよ。予定している2016年度の打ち上げに向け、「のぞみ」を今度こそ周回させるつもりで、しっかり仕上げたいと思います。
2015年11月30日レインズインターナショナルはこのほど、「牛角」にて、おつまみメニューをスタートした。○焼肉だけじゃない"お酒のすすむ牛角"はじめました今回、「牛角」での食事の時間をもっと楽しんでもらいたいという想いから、サイドメニューに力を入れた商品を販売開始したという。焼肉屋ならではの牛スープを煮込んだデミグラスソースが絶品な「牛タンシチュー」(590円)が新登場。他にも、オリーブオイルとホルモンを七輪でぐつぐつと煮込んで食べる「ホルモンのアヒージョ」(590円)、ふんわりクリームチーズをメイプルシロップで仕上げた「ふわふわクリームチーズ」(490円)、焼きたてのとろとろ感がたまらない「焼きカマンベール」(490円)など、焼肉だけではなくお酒のすすむメニューを取りそろえたという。また、日本初上陸となる赤スパークリングワインの「カリントン・グレーススパークリングシラーズ」(2,480円)も用意(一部店舗を除く)。ブラックチェリーやベリーの果実味とスパイシーなフレーバー、そして心地よい甘みがクセになる味わいだという。販売店舗は、牛角ビュッフェ各店舗を除く全国の「牛角」にて。なお、内容は予告なく変更する場合がある。※価格はすべて税別※画像はイメージ
2015年11月28日宇宙航空研究開発機構(JAXA)および鉄道総合技術研究所(鉄道総研)、東急テクノシステムの3者は11月11日、都内で会見を開き、小惑星探査機「はやぶさ」の技術に端を発した電力ピークカット制御技術の鉄道への応用に向けた共同研究を開始すると発表した。すでにJAXAでは、「はやぶさ」で培った電力制御技術をエネルギーマネジメントシステム(EMS)に活用する取り組みを進めてきているが、今回の共同研究もそうした取り組みの1つ。今回の研究では、宇宙機として初めて「はやぶさ」が取り入れた電力のピークカット技術を応用して、鉄道網全体で消費する電力量を抑えつつ、ダイヤの遅延をできる限り起こさない技術の実現を目指す。一般的に電気車(列車)は、速度が上がったり、加速度が上がるほど大きなエネルギーを消費する。朝の通勤時間帯、ダイヤが乱れ、遅れを取り戻すために加速をする、といったことが良くあるが、この時間帯が電力のピークであり、鉄道会社は電力事業者との契約を、このピーク時の電力で契約している。ただし、それ以外の時間帯は、そこまで電力を必要とするものでもなく、ほとんどの時間、変電設備の能力は余剰状態となっているという。今回の研究の肝は、各列車ごとに、ダイヤに対する遅れの度合いなどを判断し、ダイヤに近づくための走行を行うためには、どの程度の電力が必要かを提示。定められた上限値の中で、各列車が優先度を判断し、電力を融通することで、ピークカットを行おうという部分。従来のピークカットの考え方は、中央のサーバと、各末端のクライアントに分かれ、サーバが各クライアントと双方向でデータをやり取りし、膨大な演算を行い、それぞれに最適と思われる電力を割り振ろう、といったサーバを中心とした「専制君主型」とも言える方式であったが、「この場合、一定の範囲内での計算を行うとしても、新たに途中でその範囲に誰かが入ってきたり、誰かが出ていったりしたら、それを元に再計算を行う必要があり、莫大な計算資源が必要となる」(JAXA 宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系教授、シニアフェローの川口淳一郎氏)とする。一方、サーバを用いず、参加者全員の「合議型」とも言える新方式の場合、「それぞれの列車が、自らがダイヤに対して、どの程度の優先度の存在かを考え、遅れの大きい電車に電力を割り当てる制御方式であり、言い換えれば、許される電力資源のもとで、常に最も遅れの大きい列車の遅れを最小化する方法を提供することが可能となる(mini-max)」とし、アルゴリズム次第では、ダイヤが乱れても、電力をそれほど消費しないで、もとのダイヤに戻すことが可能になるとする。すでに3者は11月2日付で共同研究に関する調印を終えており、今後、本格的に研究を進めていくこととなる。研究の役割分担としては、JAXAが「電力ピーク技術の提案」、鉄道総研が「鉄道総研はシミュレータによる電力ピークカット効果の予測」、東急テクノが「東急テクノシステムは車両の改造や設備工事の知見」としており、具体的には東急テクノから、鉄道の運行データに関する各種パラメータなどを鉄道総研に提供、鉄道総研にて、開発されたアルゴリズムを元にシミュレーションを実施し、どの程度の効果があるのか、といったことの検証を行う。「ではJAXAは何をするのか、という話が出てきそうだが、我々としては、運行に遅れがある際のシステムの安定性の検討などを行っていく」(川口氏)とのことで、3者で実用化に向けて3年を1つのめどとして行っていくとする。また、将来的には東急電鉄の車両を使って、実証実験も行いたいとしており、シミュレーションで良い結果が得られれば、実際にそれを実現するためのソフトウェアやハードウェアの開発も行っていきたいとしている。
2015年11月12日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月2日、小惑星探査機「はやぶさ2」を正確に地球スイングバイさせるための軌道修正であるTCM(Trajectory Correction Maneuver)の実施予定を発表した。発表によれば、TCM-1を11月3日、TCM-2を11月26日、TCM-3を12月1日に実施し、TCM-1およびTCM-2実施後に次のTCMが必要かどうかを判断する。なお、実施時刻やスラスタの噴射時間については、「はやぶさ2プロジェクト」のウェブサイト上で公表するとしている。「はやぶさ2」の地球スイングバイは12月3日に実施される予定。地球スイングバイ後、2018年6-7月に目標とする小惑星「リュウグウ」に到着、科学観測やサンプル採取を行った後、2020年11-12月に地球へ帰還する計画となっている。
2015年11月02日小惑星探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の名前が「Ryugu(リュウグウ)」に決定した。「リュウグウ」はこれまで、「1999 JU3」という仮符号で暫定的に呼ばれていた。「リュウグウ」は1995年5月10に米LINEARチームが発見。大きさはおよそ900mで、地球と火星に挟まれるかたちで太陽の周りを公転している。通常、小惑星の名称は発見者が国際天文学連合(IAU)に提案し、その後IAUでの審査を経て、IAUの下部組織である小惑星センターが発行する科学誌「マイナープラネットサーキュラー」に名称が掲載されることで正式な発表となる。今回はの場合はJAXAがLINEARチームに「はやぶさ2」プロジェクトから提案させて欲しいと申し入れ、了承された。○商標権トラブルなども考慮した選出「リュウグウ」という名称を選んだ理由について、名称案選考委員会の委員長を務めた多摩六都科学館の高柳雄一 館長は「(『リュウグウといえば』)日本では世代を超えて『浦島太郎』の物語が思い出される。浦島太郎は竜宮城から玉手箱を持ち帰ったが『はやぶさ2』もサンプルをカプセルに入れて持ち帰る。」と語るなど、サンプルリターンを目標としている「はやぶさ2」の姿が昔話の主人公と通じることを挙げた。また、「リュウグウ」が水を含むと考えられていることや、既存の小惑星と類似しておらず商標権のトラブルなどの心配がないこともポイントだったという。また、「リュウグウ」は地球接近小惑星(NEO)に分類されることから、神話から名前をとることが慣例となっており、今回もそれに従っている。この点について「はやぶさ2」プロジェクトチームの吉川真 ミッションマネージャーは「(『はやぶさ』の目的地だった)「イトカワ」のときは伝説的な人物だったが、今回は神話じゃなければ通らないのではという心配があった。一般名詞だと厳しいと思っていたので本当に良かった」とコメントした。(注:「イトカワ」は日本のロケットの生みの親である糸川英夫 博士にちなむ)○異例のスピード決定さらに、JAXAからLINEARチームに名称案を送ったのは9月中旬だったとのことで、通常3カ月以上かかるとされる審査をわずか数週間で終えたことは極めて異例だ。吉川ミッションマネージャーは「正確な理由はわからないが、通常は名前が適当かどうかという議論で決定が延びる。今回はそれがなかったのではないか。また、『はやぶさ2』のミッションターゲットのことは(IAU側の)審査委員も知っているので、早めに考えてくれたのだと思う。」と語り、「リュウグウ」という名前が適切であったことと、12月3日に地球スイングバイというイベントを控えている「はやぶさ2」のミッションスケジュールを考慮してのスピード決着だったのではと推測した。なお、何らかの理由で「マイナープラネットサーキュラー」が本来のタイミングで発行されていないため、正式な名称決定日は確定していないものの、IAUの他のwebサイトで「1999 JU3」が「リュウグウ」であるということは明記されており、名称決定は間違いないという。「浦島太郎」の物語といえば、玉手箱を開けた主人公が中から出てきた煙を浴びて老人になってしまうという決してハッピーエンドとは言えない結末を迎える。一方、「はやぶさ2」ではカプセル内のサンプルから出たガスを蓋を開ける前に採取し、分析にかけることになる。「はやぶさ2」プロジェクトの津田雄一 プロジェクトマネージャーは「『浦島太郎』にはさまざまな解釈があると思う。『はやぶさ2』の場合はサンプルを開けることで惑星科学、生命の歴史を紐解くという意味で、その時計を前にすすめることになる」と「はやぶさ2」がもたらすであろう科学的成果に期待を寄せた。ちなみに、「リュウグウ」のほかには「アマテラス」「ヤマト」などの名前が人気だったとのことで、前者はすでに天体の名前として使用されていること、後者は戦時中の戦艦を想起させることから選出が見送られた。
2015年10月06日