俳優の中山優馬、元NMBメンバーでタレントの山田菜々、山田寿々が20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」にシークレットゲストとして出演。きょうだい初共演を果たした。まさかの3ショットに会場となった京セラドームは歓声とどよめき。女性デュオ「もにゅそで」のラップに乗せて浴衣姿でランウェイを歩き、トップでは真ん中の優馬が姉と妹の肩に手置いてポーズを決めた。優馬は「いままで共演してこなかったので初共演。僕ら関西出身なので関西コレクションさんに声をかけられたので、ぜひ3人で出たかった」と明かした。菜々は「今日は3人で出られると聞いて気合を入れてきた。ありがたい」といい、会場には親も駆けつけていることを紹介して「親孝行できてうれしい」とにっこり。寿々は「貴重な機会をいただけてうれしかった。緊張して何がなんだか分からない」ときょうだい揃ってのランウェイを振り返った。ステージ終了後、優馬がMCを務めるTikTok LIVEに、菜々と寿々がゲスト登場。再びきょうだい3人でトークを展開した。優馬が「自分でもこの3人で画面に映っているのが不思議」といい、「どうやった?」と2人に問いかけ。寿々は「大舞台での初共演で緊張していたから終わってほっとしている。(ランウェイ)でお兄ちゃんと何回かぶつかった(笑)」と照れ笑い。また、菜々は2021年3月末に当時所属していた芸能事務所を退所し、芸能生活引退を発表。優馬から「引退していたのになんで出ているの?」と聞かれると、「誘ってきたのそっちやん?」と苦笑いを浮かべた。TikTok LIVEではランウェイ前に“ゆる~く”円陣を組んだや、菜々がランウェイ後に足の親指がつってしまったことが明かされた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日元プロ野球選手の上原浩治氏が出演・ナレーションを務める、東京シティ競馬(TCK)のスペシャルムービー第2弾が5日、公開された。○■上原浩治氏が華麗な投球フォームを披露TCKでは、今年創設される「3歳ダート三冠競走」を盛り上げる特別企画として「TCK×上原浩治ダートの頂点へ、駆け上がれ。キャンペーン」を実施中。そして今回、羽田盃(JpnⅠ)の前哨戦として、今月14日に行われる「雲取賞(JpnⅢ)」をさらに盛り上げるため、スペシャルムービー「TCK×上原浩治ダートの頂点へ、駆け上がれ。雲取賞編」が公開された。動画では、上原氏が精悍な佇まいや華麗な投球フォームを披露。また、競馬の世界にも通じるものがある現役時代を振り返るナレーションのほか、コースの“白い砂”をスクリーンに見立ててTCKの迫力あるレース映像を投影するなど、見どころ満載となっている。さらに、TCK公式YouTubeチャンネルでは、撮影の裏側や上原氏へのインタビューの様子などを収録したメイキングムービーも公開されている。○■上原浩治氏 インタビュー――プロモーションアンバサダーに就任したお気持ちを教えてください。今競馬界はすごい盛り上がっていますから、さらに自分がアンバサダーになった暁にもっともっと盛り上がってくれればいいなと思います。――雲取賞の見どころを教えてください。今年から交流戦になるということで、ダート三冠に向けた戦い、より激しくなると思いますが、頑張ってほしいなと思います。――上原さんが大舞台に立つときに心掛けていたことを教えてください。マイナス思考にならないこと、僕の場合だとマウンドに上がったら誰も助けてくれない、なので自分を信じてやるということを心掛けていました。――撮影を終えて、本日の感想を教えてください。普段から慣れていることではないので、結構疲れましたね。緊張しました。ちょっと自分には向いてないのかもしれないですけど、いい経験ができました。【編集部MEMO】上原浩治氏は、読売ジャイアンツやボストン・レッドソックスなどで活躍した元プロ野球選手。上原氏がアシスタントの上田まりえとともに、さまざまなゲストと“雑談”を繰り広げるYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』は、チャンネル登録者数が80万人を超えるなど、プロ野球OBが出演するYouTubeチャンネルの中でも屈指の人気を誇る。
2024年02月05日「ブラッシュアップライフ」制作チームが贈る新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」に、白石麻衣、池松壮亮、角田晃広(東京03)が出演することが分かった。バカリズムが脚本を手掛ける本作。家事代行サービス会社「スレーヌ」の清掃専門スタッフ・田中亜希子(菊地凛子)は、ある年の瀬、同僚の小川恵(平岩紙)からやり手社長・奈津美が脱税をし、自宅には大量のタンス預金を溜め込んでいるという噂を聞き、恵の友人・江藤香奈恵(吉田羊)と共に3人でその家に侵入し、タンス預金を盗み出すことに。しかしそこで、予想外の出来事が起こり、物語は二転三転し、驚きの結末が待ち受ける。そんな侵入先の持ち主・藤崎奈津美を演じるのが、1月スタートの新ドラマ「恋する警護24時」でヒロインを務めることも決定している白石さん。「スレーヌ」の若き女性CEOで元グラビアアイドル、ややヒール感ある役柄だ。白石さんは「バカリズムさんの作る世界観を大切に、テンポよく進むセリフの掛け合いに注目していただければと思います」とメッセージを寄せている。また、謎の配達員・重松洋介を池松さん、奈津美が暮らすマンションのコンシェルジュ・毛利貴弘を角田さんが演じる。彼らがどう物語に関わってくるかは、放送までのお楽しみ。バカリズム脚本のドラマはこれが初出演となる池松さんは、「『ブラッシュアップライフ』のチームは素敵なモノづくりをしているチームとして業界内でもかなり噂になっていたので、この話が来て非常にうれしかったです。様々に展開していくドラマをお正月のお茶の間に届けられればと思います」と喜ぶ。角田さんは「オファーをいただきテンションが上がりました。升野君(バカリズム)とはずっと一緒にコントをやってきた仲間。今回こういう形で一緒にやれることになるとは、すごくうれしいです」とコメントしている。なお、バカリズムさんと菊地さんの2ショットインタビューが公開。菊地さんは「山場ばかりの展開でずっと見逃せない。演じていて自分たちもすごく楽しかったです!バカリズムさんの脚本は伏線が巧みなので、ぜひ何度でも繰り返し見てほしいです」と語る。バカリズムさんは「放送の後、気になった所を配信で見返していただければ。それが一番いい楽しみ方じゃないかなと思います」とコメント。放送後は、「TVer」で期間限定配信されるほか、「Hulu」および「Netflix」で配信される。新春スペシャルドラマ「侵入者たちの晩餐」は2024年1月3日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月20日2023年11月10日、俳優の木ノ本嶺浩さんがX(Twitter)を更新。一般の人と結婚したことを報告するとともに、俳優業にまい進する想いをつづりました。ご報告です。 pic.twitter.com/9Qh15sOZgu — 木ノ本嶺浩 (@kinomoto1122) November 10, 2023 木ノ本さんは、『第19回ジュノン・スーパーボーイコンテスト』で特別賞を受賞。テレビドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』(日本テレビ系)で俳優デビュー後、特撮ドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で、『仮面ライダーアクセル』に変身する照井竜役を演じました。ネット上では、『仮面ライダーW』の役柄に絡めた祝福の声が多数上がっています。・一番好きな仮面ライダーが結婚しちゃったよ~!おめでとうございます!・「幸せがおまえのゴールだ!」ってこと!?良縁に恵まれてよかったですね!・おめでたい!アクセルの変身、本当に好きでした!中には、今までの活躍からさらなる躍進を期待する声も。素敵な結婚生活を送るとともに、俳優としてますます磨きのかかった姿を私たちに見せてくれることでしょう。ご結婚、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年11月10日もちもち肌へと導く「蔵寿-coolage-」株式会社リシュブルーが、日本酒スキンケア商品「蔵寿-coolage-(クラージュ)」のパウチ型(化粧水・乳液)を、9月11日に発売した。「蔵寿-coolage-」は、“人は何歳であっても魅力的であり、輝ける”をブランドコンセプトに誕生したスキンケアブランドだ。17種類のアミノ酸成分が配合されており、肌が持っている本来の力を保ち、もちもち肌へと導く。また、フェルラ酸がメラニンの生成を抑制し、乾燥によってくすんでみえる肌にハリとツヤを与える。肌にのせると深呼吸したくなるようなグリーンティーの香りで、心もほぐれる商品となっている。「蔵寿-coolage-」パウチ型は2ml「蔵寿-coolage-」のボトル型の内容量は150mlだったが、今回発売されたパウチ型は2mlの使い切り仕様となっており、サウナ・温浴施設、宿泊施設などおいて販売することで、利用者の満足度を高める選択の1つにできる。外国人観光客数はコロナ前の水準に戻ることが予想される中で、日本文化を感じてもらえる水引をイメージした縁起良いデザインになっており、インバウンドへの訴求にもつなげられる。(画像はプレスリリースより)【参考】※蔵寿-coolage-
2023年09月19日「東京03」の角田晃広が、松村北斗(SixTONES)&西畑大吾(なにわ男子)W主演の本格ミステリードラマ「ノッキンオン・ロックドドア」にレギュラー出演することが決定した。本作は、松村さん演じる【トリック=不可能(HOW)専門探偵】御殿場倒理と、西畑さん演じる【動機や理由=不可解(WHY)専門探偵】片無氷雨が、微笑ましくもヒリヒリする人間ドラマも紡ぎながら、数々の難事件に挑んでいく物語。「半沢直樹」や「大豆田とわ子と三人の元夫」、『怪物』、大河ドラマ「どうする家康」などに出演し、俳優としても活躍する角田さんが本作で演じるのは、倒理&氷雨に依頼人を斡旋する仲介屋・神保飄吉。のらりくらりとしていて、何とも言えない胡散臭さも漂う男だ。「憧れがあった探偵モノのドラマに初挑戦できると聞いて、テンションが上がりました」と本作への参加を喜んだ角田さんは、「神保に関しては胡散臭くて、適当な感じだけど、なんかありそうな…何を考えているのか分からないキャラクターなんだろうな、と。自分も『嘘くさい』みたいなことはよく言われたりもするので、遠くはないのかもしれません(笑)」とキャラクターについて語る。また、相棒にしてライバルの最強W探偵を演じる松村さん&西畑さんとの共演にも、テンションが上がっている様子。「松村くんとは初共演ですが、SixTONESが『こっから』を音楽番組で歌っているのを見て、曲もダンスもめちゃくちゃカッコよく尊敬していたので、会えてうれしかったです。西畑くんとは以前一緒にお仕事をしたことがあって初めてではないのですが、撮影初日から笑顔に癒されました。また会えてうれしかったです。お2人の仲の良さも現場の雰囲気に反映されていて、楽しく撮影に参加できました。これから3カ月、ワクワクするようなドラマになるよう努めさせていただきます!」と顔をほころばせた。一方、松村さんと西畑さんも、角田さんとの共演を喜んでおり、松村さんは「角田さんは僕が本当に好きな作品にも出演されている方。最近見た映画にも出演されているので、撮影合間にはその話をいっぱいしました。そんな方のお芝居を目の前で見られて、すごく楽しい!掛け合いのシーンでも引っ張っていただいたので、僕も全力でぶつかっていくことができました」と共演初日を回顧。NHKで放送されたドラマ×ドキュメンタリーの融合作「生きもの“超・進化論”ワールド~キッズ&ティーンズ特別編~」で共演している西畑さんも、「角田さんは撮影合間もすごくお話をしてくださる。ひょうきんな感じが神保さんっぽくて、ピッタリだと思いました。これからも、いろんなシーンでご一緒するのが楽しみです!」と声を弾ませた。すでに3人はすっかり意気投合し、芝居でも息ピッタリだそう。軽快かつ思わずクスッとしてしまう掛け合いに注目だ。「ノッキンオン・ロックドドア」は7月29日より毎週土曜日23時~テレビ朝日にて放送(※初回拡大スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月23日展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」が、2023年7月15日(土)から9月18日(月・祝)まで群馬県立館林美術館で開催される。写真家・佐藤健寿の展覧会これまで世界120カ国以上を巡り、“奇妙なもの”を撮り続けてきた写真家・佐藤健寿。佐藤の造語をタイトルとして出版された写真集『奇界遺産』3部作は、異例のベストセラーとなった。写真集『奇界遺産』『世界』の作品を中心に約200点展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」では、そんな佐藤の代表作『奇界遺産』と、過去20年にわたる旅を振り返る『世界』の2つの写真集の作品を中心に、200点あまりを紹介。多様な文化や建築、自然が生んだ奇景など、見る者に多くの驚きと発見を与えてきた作品を豊富に取り揃える。世界遺産・富岡製糸場を撮影した撮り下ろし作品また、佐藤が紹介する世界各地の多様な文化に関連した国立民族学博物館所蔵の民族資料も展示。さらに、映像作品の《WONDER/MICROCOSM》や《SATELLITE》、会場となる群馬において関心を持ったという世界遺産・富岡製糸場を捉えた撮り下ろし作品も交えながら、写真家・佐藤健寿の魅力に迫る。【詳細】展覧会「佐藤健寿展 奇界/世界」会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)休館日:月曜日(ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)、9月18日(月・祝)は除く)、7月18日(火)開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4観覧料:一般 830円(660)円、大高生 410(320)円※( )内は20名以上の団体割引料金。※中学生以下、障害者手帳等所持者とその介護者1名は無料。※群馬在住の65歳以上は平日のみ2割引。【問い合わせ先】群馬県立館林美術館TEL:0276-72-8188(代表)©KENJI SATO
2023年06月19日映画『怪物』(6月2日公開)の公開初日舞台挨拶が2日に都内で行われ、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、角田晃広、中村獅童、坂元裕二(脚本)、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。今作で小学校の教頭を演じた角田。同作のカンヌ受賞については「『でしょうね』と思いました。わかってましたよ。読ませていただいた時からすごい映画だなと思いましたので、試写会で映像になって黒川くんも柊木くんも本当に素晴らしくて、こりゃもう、案の定でした」とコメント。東京03のメンバーの反応について聞かれると「そういうニュースが流れたとき3人で仕事してたんですけど、楽屋のテレビで見ながら、飯塚(悟志)さんは『すごいね。改めてすごい作品に出させてもらったね』みたいなことを言ってましたし、豊本(明長)さんはうんって言ってたので、同じ思いでいてくれうんだろうなと思いました」と明かした。撮影については緊張していたとはいうものの「現場の雰囲気、是枝監督の出す空気が穏やかで、ご丁寧で優しいんですよ」と感謝。一方で、安藤が「本番中にめっちゃ笑かしにきてましたよね」とツッコミ、獅童が「ふざけてるんですか?」と詰め寄る一幕も。是枝監督は「お笑いされてる方の中ですごくお芝居が上手な方が時々いるんですけど、角田さんはその一人。もちろんセリフの間合いの取り方もすばらしいでんすけど、画面の中のポジション取りがすごく上手なんですよ。的確なところにちゃんと動くし、タイミングよくフレームに入ってくる、天性のものだと思いますけど、素晴らしかったです」と絶賛し、角田は「本当ですか? 本当にもったいないことを、ありがとうございます」と恐縮していた。
2023年06月02日“情熱のピアニスト”として人気を博している及川浩治のサントリーホールでのピアノ・リサイタルが9月16日(土)に開催されることが決定した。及川は1995年の正式デビュー以来、ほぼ毎年、サントリーホール、ザ・シンフォニーホールなど中心に大ホールでのリサイタルを開催しており、今春には《及川浩治ピアノ・コレクション》と題して「大ホールとは異なる演奏者と客席の距離が近いホール」で「及川自身が、その時一番弾きたい曲目を自由にプログラム」することをコンセプトにした新シリーズのリサイタルを始動するなど精力的に活動している。今年のサントリーホールは“ピアノ名曲集”と呼ぶべき演目になる。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」で始まり、第23番「熱情」で締めくくる構成で、究極のピアノ・ソナタともいえる2曲に、及川が愛してやまない数々のピアノの名曲が挟まれるプログラムだ。ピアノ曲を代表する名曲として「英雄ポロネーズ」「幻想即興曲」をはじめとしたショパンの作品群、リスト「愛の夢」、ドビュッシー「月の光」「亜麻色の髪の乙女」などが演奏される。及川浩治 (C)Ayumu Gombi今回はベートーヴェンの「月光ソナタ」と「熱情ソナタ」を最初と最後に配置した名曲プログラム、有名であると同時に作品そのものの質が素晴らしい“真の名曲”をお届けします。「月光」はベートーヴェン自身が幻想風ソナタと言っているように、それまでのピアノ・ソナタの型を破った作品でもあります。「熱情」はおそらくピアノ・ソナタの頂点にある作品で、ある意味においてベートーヴェン以降の誰も到達することが出来ていない偉大なソナタです。この2曲の間に配置した名曲の数々は、僕がこれまでにずっと愛奏してきた作品ばかりです。作品の内容・知名度共にMAXの名曲集をお楽しみください。及川浩治及川浩治ピアノ・リサイタル9月16日(土) 14時開演サントリーホールベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 14 番「月光」 嬰ハ短調 op.27-2リスト:愛の夢 第 3 番リスト:ラ・カンパネラ (ブゾーニ編)ショパン:ワルツ第 3 番 イ短調 op.34-2ショパン:ワルツ第 1 番「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調 op.18ショパン:即興曲第 4 番「幻想即興曲」 嬰ハ短調 op.66ショパン:ポロネーズ第 6 番「英雄」 変イ長調 op.53ドビュッシー:月の光ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女クライスラー:愛の悲しみ (ラフマニノフ編)スクリャービン:エチュード第 12 番「悲愴」 嬰ニ短調 op.8-12ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 23 番「熱情」 ヘ短調 op.57■チケット情報
2023年04月13日格闘家でタレントの角田信朗、歌手の大西洋平が3月31日、都内にて行われたイベント「戦国時代 × 花の慶次 ~17LIVE REAL EVENT~」に登場した。ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で毎年開催されているリアルイベント「戦国時代」と、漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』がコラボレーションした同イベント。事前にアプリ内イベントを勝ち抜いた約60名のイチナナライバーが同じ会場に集まり、リスナーから贈られるギフトや投票の数などを競うライブ配信バトルを行った。そして同イベントには、パチンコ台『CR花の慶次』関連曲を歌う角田信朗と大西洋平もゲストとして登場。歌唱パフォーマンスを披露したほか、会場のライバーたちと交流した。イベント後に行われた囲み取材にて、大西は「ライブ配信をしている方々の前で、ライブをするのは初めての経験でした(笑)」と笑いを誘いつつ、「僕の歌をきっかけに、ライブ配信バトルを行うライバーの皆さんのトークが広がればいいなと思いながら、歌っていました。そのあと、角田さんと一緒に会場を回って、皆さんの配信画面を見させていただいたのですが、とても楽しそうで、いい経験をさせていただきました」と笑顔を浮かべた。一方の角田は「一番は、『時代は変わったな』ということですね。僕らが若いときのコミュニケーションとは全くスタイルが違って、それが成立していることにまず驚きました」としみじみ。続けて「配信のような顔が見えない人とのコミュニケーションでは、ポジティブな意見もあれば、当然ネガティブな意見もあって、100%サポートしてもらえることなんてあり得ない」と持論を述べた上で、「ネガティブな意見に心が負けてしまうこともあると思うのですが、そういうものを含めて楽しんでもらいたいですし、僕らもそうなんですけど、一番つらいのは無関心でいられることなので、最後にはアンチも味方にするような気持ちで楽しくコミュニケーションをしてほしい。そこから新しい輪が生まれて、これからの世界を明るくしていくようなものにしてほしいなと思います」と伝えた。また、K-1競技統括プロデューサーを務めた経歴も持つ角田は、「K-1はなぜ成功したのかと言うと、観客論を格闘技に取り入れたからなんですよね。観客に対して『観たいんだったら、そこで観てろ』という“上から目線”から、いかにお客さんの目線に立つかという風に目線を変えた。そういった風に目線をちょっと変えることによって、変化が生じるものなので、イチナナさんもそういうことにどんどん手をつけていって、これからライブ配信というものがさらにポジティブなものになっていくことを期待しています」とエールを送った。
2023年04月03日食やライフスタイルにまつわる本を出版してきた株式会社オレンジページ(東京都港区)は、直木賞作家・角田光代さんの短編集『ゆうべの食卓』を2月15日(水)に発売します。さまざまな人生のひとコマを「食卓」というキーワードで紡いだ、角田さん待望の短編集です。『ゆうべの食卓』(角田光代)ひとりの、二人の、家族の、ささやかであたたかい11の食卓の記憶人気作家・角田光代さんによる短編小説の連載「ゆうべの食卓」が雑誌『オレンジページ』で始まったのは2020年6月。月2回発行に合わせてストーリーを上下に分け、3か月おなじ登場人物で進行し、時に視点を替えて展開する形式の連載でした。掲載号で特集した季節の食材や調理法が作中に使われているのも、たのしい仕掛けのひとつ。小説と雑誌がリンクする連載誌面ならではの試みでした。単行本化にあたっては新たに書き下ろしの1章を加え、登場人物ごとに3章からなる11の短編にまとめました。新型コロナに翻弄されながら離婚を決意する女性、恋人にふられたのをきっかけに料理に目覚めるサラリーマン、実家を売却することになったきょうだいなど、異なった境遇の主人公たちが、それぞれ調え囲む食卓の風景を通じて、食事をたのしむことのかけがえのなさが鮮やかに描き出されます。「食べたい料理は腹を満たす、作りたい料理は心を満たす」~本書「ようこそ料理界へ(料理界、それすなわち……)」の章より~角田光代さん(撮影/伊藤徹也)角田光代(かくた・みつよ)1967年神奈川県生まれ。90年『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』(全3巻)訳で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞。『タラント』(中央公論新社)、『晴れの日散歩』(小社)ほか、著書多数。『ゆうべの食卓』(角田光代)2023年2月15日(水)発売1650円(税込)四六判、アジロ綴じ、総ページ256ページ ※本書は『オレンジページ』2020年7月2日号~2023年2月17日号に掲載された「ゆうべの食卓」に、新たな原稿を加え、再構成したものです。【目次】明日の家族/パパ飯ママ飯/グラタンバトン/それぞれの夢/はじめての引っ越し/充足のすきま/彼女のレシピブック/ようこそ料理界へ/だいじなのは基本の調味料/私の無敵な妹/私たちのちいさな歴史/あとがきイラスト/イオク サツキ<このリリースに関するお問い合わせ先>〒108-0073東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16F株式会社オレンジページ広報担当雫石 press@orangepage.co.jp NEWSCAST用20230214『ゆうべの食卓』.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月14日桝谷浩太著『初めてでも安心! 失敗しない家の売り方・買い方』2023年2月7日刊行株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は桝谷浩太著『初めてでも安心! 失敗しない家の売り方・買い方』 を2023年2月7日(火)に刊行いたします。マンション・一戸建て・土地まで完全網羅初めて家を売る人でも、損をせずに家を売る方法を徹底解説した書籍です。不動産の売買には複雑な手続きや業界特有の販売慣習がつきまとうため、一般の人が初めて家を売却する際は戸惑うことが多く出てきます。そこで本書では、家の売買を進めるうえでの手続きの流れと、覚えておきたいポイントについて完全網羅しました。不動産会社の選び方、価格査定で見るべきポイント、売買契約の落とし穴など、初めて家を売る人が知っておきたい知識をわかりやすくまとめています。さらに、家の売却はライフプランに大きく関係していることから、住み替え物件の購入や税制面の話も丁寧に解説しています。著者の桝谷浩太氏は、約1万3000件の不動産相談に対応。本書を通じてこれまで語られてこなかった不動産業界のグレーゾーンを惜しげもなく公開しています。書籍情報表紙タイトル:初めてでも安心! 失敗しない家の売り方・買い方著者:桝谷浩太ページ数:224ページ価格:1,650円(10%税込)発行日:2023年2月7日ISBN:978-4-86667-489-6レーベル:あさ出版パートナーズ書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次第1章家を売却する前に準備しておくべきこと第2章家を高く売るための売却テクニック第3章物件タイプ別に見る売れる家、売れない家第4章後悔しない新居の買い方・選び方第5章不動産売買で役立つ節税の知識を押さえる著者プロフィール桝谷浩太(ますや・こうた)著者:桝谷浩太グローバルトラスト不動産株式会社代表取締役1984年生まれ、神奈川県出身。ハウスポート湘南(現・東宝ハウス横浜)、三菱UFJ不動産販売、ソニー不動産(現・SRE不動産)で主に居住用不動産の売買仲介営業を経験。その後、透明性の高い不動産取引の仕組みをもっと世の中に広めたいと思い、2017年にグローバルトラスト不動産株式会社を設立する。不動産業界で問題となっている物件の「囲い込み」を仕組みで解決するために、売却仲介手数料最大無料サービスに取り組むなど不動産業界の健全化を促進する活動に力を入れる。【報道関係各位】『失敗しない家の売り方・買い方』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月03日社会学者であり、コメンテーターとしてメディアに出演している、古市憲寿さん。古市さんは、2022年11月15日にTwitterを更新し、スペイン・バルセロナでの様子を公開しました。脱出ゲームを終えた後の写真や、サグラダ・ファミリアの写真に加え、『海外旅行する人が準備しておくと便利なこと』などの情報を投稿。スペインの脱出ゲームで汚れた。でも楽しかった! pic.twitter.com/rf2U4km4Zz — 古市憲寿 (@poe1985) November 14, 2022 いくつかのツイートの中で、自身の若い頃の写真も投稿しており、反響を呼んでいます。14年前、若い。バルセロナの港のどこか。 pic.twitter.com/gUMUt7Lkar — 古市憲寿 (@poe1985) November 15, 2022 古市さんは14年前にもバルセロナを訪れており、その時に撮影された写真を公開。2022年現在の古市さんと比べて、少しあどけない様子が伝わってきますね!投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・やんちゃな雰囲気があって、かわいい。・まったく印象が違う、別人みたい…。・昔もいいけど、今もかっこいいよ!・髪型が若いけど、顔立ちは全然変わらないですね。メディアに出演している時の、臆することのない堂々たる姿勢とのギャップに、魅了された人が多かったようです![文・構成/grape編集部]
2022年11月19日杉野遥亮が明石家さんま役、角田晃広(東京03)が萩本欽一役を、日本テレビ特番「誰も知らない明石家さんま」内の恒例の特別ドラマ「明石家さんまVS萩本欽一」にて演じることが発表された。本番組は2015年の放送より、あらゆる手法でさんまの知られざる一面を掘り起こしてきた特番の第8弾。恒例の特別ドラマは「明石家さんまVS萩本欽一~若き日のさんまが伝説の男に挑んだちょっぴり過激なお笑い戦争~」として、1987年、当時“視聴率100%男”と呼ばれた萩本さんと若き日のさんまさんの初の共演となった伝説の一夜をドラマ化。2人が初共演した「欽ドン!スペシャル」は当時31歳のさんまさんと、国民的お笑い芸人・萩本さんが直接対決。お笑い史を変えたといわれる1987年の舞台裏を、当時の番組演出家や2人の関係者に徹底取材を基に紐解く。これまで菅田将暉や北村匠海、斎藤工、成田凌、安田顕、勝地涼が演じてきた明石家さんま役を杉野さん、萩本欽一役を角田さんが演じ、脚本は今年も芥川賞作家でもある又吉直樹が担当する。杉野遥亮(明石家さんま役)コメント今回さんまさん役を演じるにあたって過去の映像を沢山見させていただいたんですが、改めて「ああ、かっこいい人だな…」と思いました。よく“現場は戦場だ!”なんて言ったりしますけれど、さんまさんが萩本欽一さんに「欽ドン」最終回ゲストで挑むシーンは…まさに戦場でした。いつも何かと戦っているさんまさんを演じることを通じて、「自分はもっと頑張れるな」と背中を押して戴く瞬間がありました。オファーを戴いた時、さんまさんを演じること自体も難しいだろうし、関西弁もゼロからの挑戦ですし、自分が何をどこまでできるのかとか全然想像もつかなかったんですけど、「もうこうなったら、腹をくくってやるしかない、全部出し切るぞ!」という気持ちで角田さんと二人で精一杯演じさせていただきました。是非、ご覧いただければと思います。角田晃広(萩本欽一役)コメント今回萩本さん役をやらせていただくにあたって昔の「コント55号」の映像を沢山見まして、めちゃくちゃ面白かったんです。そのコントをまさに再現するシーンもあって、ちゃんとやれるか、みたいなプレッシャーもありました。改めて「コント55号」のコントを見る機会がいただけたというのはすごくありがたかったですし、「東京03」でコントをやる上でも生かせたらなって思いました。杉野くんと二人で精いっぱいやって、楽しい作品になったと思います。ぜひご覧ください。「誰も知らない明石家さんま第8弾」は11月20日(日)19時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年11月07日人気ピアニスト及川浩治の秋のリサイタルは、4回目となる「名曲の花束」だ[10月10日(月・祝)サントリーホール大ホール]。「ロマン派」をテーマにしたプログラムについて聞いた。「名曲の花束は、みなさんにピアノ曲というジャンルを超えた名曲の数々を聴いていただこうというシリーズです。タイトルを見たことがなくても、メロディを聴けばわかるような曲が入っているプログラム。今回は、同時代に活躍したシューマン、ショパン、リスト、メンデルスゾーンに、シューベルトを加えた初期ロマン派。そしてリストが高く評価した、娘婿でもあるワーグナー。そんな作曲家のつながりのあるプログラムです」プログラムは以下のとおり。●シューマン:トロイメライ●ショパン:ロマンス(ピアノ協奏曲第1番より第2楽章)●シューマン(リスト編):献呈/春の夜●リスト:荒野の狩/愛の夢第3番/死の舞踏●メンデルスゾーン(リスト編):歌の翼に●シューベルト(リスト編):魔王/アヴェ・マリア●リスト:ラ・カンパネラ●ワーグナー(リスト編):タンホイザー序曲「歌曲の編曲作品が多いんですね。シューマン/リスト編の〈献呈〉〈春の夜〉〈愛の夢〉〈歌の翼に〉〈魔王〉〈アヴェ・マリア〉。僕はもともと、ピアノは歌う楽器だと思っているんです。鍵盤を叩いたあとは音が減衰していくというピアノの弱点を乗り越えて、いかに歌わせることができるか。若い頃からそれをずっと模索してきました。歌が好きなんです。リストが編曲してくれてありがとう(笑)。編曲したということは、当時から広く愛されていた歌だったという証ですよね。じつは編曲ものは難しくて、自分にとってのチャレンジにもなります。たとえば〈アヴェ・マリア〉。有名なメロディなので簡単そうに聴こえるかもしれませんけれども、左手と右手の真ん中にメロディが書いてあるような編曲で、それを歌に聴こえるように弾くのはなかなか至難の業なんですよ」歌曲以外では、〈トロイメライ〉や〈ラ・カンパネラ〉などのピアノ曲はもちろん、協奏曲や〈死の舞踏〉などオーケストラ曲の作品も並ぶ。まさにジャンルを超えた、ピアノ1台によるガラ・コンサートのような選曲が楽しい。プログラムの最後に〈タンホイザー序曲〉を置いたのには理由がある。「なぜ最後に“序曲”を弾くのか。いま、コロナや戦争や、いろいろなことが起きていて、夢や希望を持っていないと、なかなかしんどい世の中です。ただ、残念ながら人間の歴史は疫病や戦争の歴史でもあります。その中で生まれてきたクラシック音楽には、苦しみを共有し、人を癒やす力があると思うのです。コンサートでそんな音楽に浸っていただいたあとは、それがこれからのみなさんの人生の序曲・序章になれば、という気持ちです。勇気や元気を感じていただければと思います」(宮本明)
2022年09月21日漫画家で現代アーティストでもある、しりあがり寿による個展『焚書坑寿』が、渋谷のアートショップNADiff modernにて9月2日(金)から10月30日(日)まで開催されることが決定した。しりあがり寿は、1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビューし、パロディを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴び、その後は幻想的あるいは文学的な作品、新聞の風刺マンガやアンダーグラウンドマンガなど、様々なジャンルのマンガを手掛けている。その活動は、マンガだけにとどまらず、映像や絵画、インスタレーションなど多方面に広がり、海外の企画展への参加や、国内での個展開催など精力的に活動。近年では、“劣化”というキーワードのもと、板に描いた作品を燃やす「焼き絵」の作品制作に力を入れている。そして今回、「焼き絵」の新たなる側面、「焼き言葉」に挑戦し、初の「焼き言葉」だけの個展を渋谷のアートショップNADiff modernにて開催する。あらゆる言葉があふれている現代。本当に大切な言葉は何なのか。焼いても残った言葉たちが「焼き絵」になって並ぶ。時代を超え言葉が遺されてきた書物があふれている言葉の海、本屋ならではの展示となっている。しりあがり寿のゆるくユーモアにあふれた世界は、癒しをもたらしてくれるだけでなく、新たな気づきをあたえてくれ、日々忘れてしまっていたことを思い出させてくれ、忙しい日々に一息つかせてくれることだろう。会期初日である9月2日には店舗前スペースにて、しりあがり寿によるライブペインティングを開催。そして9月17日には文化村内特設会場にて、しりあがり寿と文学者の高橋源一郎が“言葉”について語るトークイベントも開催される。 ぜひこの機会に唯一無二のしりあがり寿ワールドを楽しみたい。【アーティストステートメント】最近言葉が多すぎませんか?SNSだけじゃないけど、デマや罵詈雑言からどこかで見たような薄っぺらな良い言葉まで。もうこうなったら、一度自分の頭の中の言葉を全部焼いたらどうだろう?しりあがり寿の、言葉を焼く焚書坑儒ならぬ、焚書坑寿だ。はたして燃えさかる炎を免れる言葉はあるだろうか!?……ゴゴゴゴボウボウぶすぶす……あるんだよね、けっこう。忘れたくない焼け残った言葉たち。自分の作品のセリフもあれば、子供の頃印象の残った言葉、どこかでなんだかひっかかった言葉。いろいろあれこれ。今回は、それを言葉の海の中、本屋さんに飾ってもらいます。しりあがり寿【開催概要】しりあがり寿展『焚書坑寿』期間:2022年9月2日(金)~2022年10月30日(日)時間:10時~19時会場:NADiff modern 店内入場料:無料特集ページ: 【イベント概要】オープニング企画 墨絵ライブペインティング日時:2022年9月2日(金) 18:00~(30分~1時間程度実施の予定)会場:NADiff modern店舗前スペース参加:無料しりあがり寿×高橋源一郎「言葉でいろいろ」トークイベント登壇者:しりあがり寿 / 高橋源一郎日時:2022年9月17日(土) 14:00~15:30(開場 13:30)定員:100名会場:渋谷Bunkamura 地下1階特設会場※NADiff modernにご来店ください。 スタッフが会場へご案内いたします。※トーク終了後には、 サイン会を実施します。 トークイベントにご参加の方で、 しりあがり寿氏または高橋源一郎氏の著書をナディッフモダンにてご購入された方が対象となります。 奮ってご参加下さい。※該当の書籍1冊購入でお二人のサインをお入れします。<トークイベント参加方法>イベント参加券:1500円(税込)イベント参加券購入方法:チケット販売サイトMY Bunkamuraにて8月24日(水)10:00より販売。お申し込みはこちら: 【作品販売について】NADiff modern店頭にて9月2日(金)10時より販売開始。アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも販売予定。※「OIL by 美術手帖」での販売は店頭販売から約1週間後を予定しています。 決定次第、NADiff modern公式インスタグラムにてお知らせいたします。
2022年08月24日石川県の馳浩知事(61)が8月3日、悪天候が予想されるなか白山市にある日本三霊山の一つ・白山への登山を決行。さらに大雨の影響で、“孤立状態”になったと発表された。ネットでは、その行動を疑問視する声が相次いでいる。石川県では大気の状態が不安定となり、3日の朝ごろから大雨や土砂災害の可能性が天気予報で報じられていた。4日には白山市尾口付近で1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」の発表が。そして5日16時現在も白山市と小松市に大雨警報が発令されている。今回の登山は白山の国立公園指定60周年を記念し、知事自ら白山の魅力をPRするためのイベント。各メディアによると、馳知事は3日の早朝、白山への登山を開始。しかし3日夕方頃から山頂で雨が降り始め、4日早朝には大雨に。4日昼に下山したものの、雨の影響で登山口と市街地を繋ぐ一本道の県道が通行止めとなっていたため“孤立状態”になったという。「馳知事は登山口そばの旅館で1泊し、5日の朝には県庁に到着。そして、今回の件について『中止にすればよかったかなという思いもある』と釈明しました。しかし今回の登山には、県の職員と報道陣合わせて約20人も参加しており、周囲の人の安全を管理する立場でもあるでしょう。さらに知事は災害時、県のトップとして指示する立場。大雨に関して『登山の間は副知事に指示を出していた』と話していますが、公務とはいえ、最悪の事態を予想して行動していたほうがよかったのではないでしょうか」(全国紙記者)悪天候が予想されるなか、登山を中止しなかった馳知事。ネットでは、厳しい声がこう上がっている。《記録的大雨で大変なことになっている。知事が白山登山している場合じゃない》《なんと、災害級の大雨という事態なのに知事不在》《石川県知事が下山を開始した判断は支持しないし、そもそも登山開始したことも支持しない。こうなる可能性は天気予報で想定できた。同行の職員を危険にさらすだけでなく、県下の非常時に知事として必要な仕事ができていないことの責任は重い》《この方の「危機管理」感どうなってるの???》朝日新聞によると、5日、馳知事は午前に開かれた県災害対策本部会議に出席し、「本部の立ち上げに立ち会うことができなかった。改めておわびを申し上げたい」と謝罪したという。
2022年08月05日東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)工学部工学科建築学系の陣内浩教授が、日本建築学会において、2022年日本建築学会賞(論文)を受賞しました。この賞は、近年中に完成し発表された研究論文であって、学術の進歩に寄与する優れた論文に与えられるものです。今回の受賞論文は「高強度・高性能コンクリートの性能評価と品質管理方法に関する一連の研究」と題したもので、陣内教授が約30年の間に公表した28編の高強度・高性能コンクリートに関する論文を、総合論文として再構成したものとなっています。この研究によって明らかになった様々な知見は、高強度・高性能コンクリートの発展に貢献するとともに、タワーマンションなどの超高層建築の実現に寄与しております。陣内教授は、日本大学で修士課程まで建築を学び、1992年に大成建設に入社し主に技術研究所でコンクリートの研究に従事した後、2017年に本学に入職しました。本学工学部では、「高強度」「色」「副産物利用」を主なテーマとし、環境にやさしく、付加価値の高いコンクリートの研究をしています。今回の受賞について、陣内教授は「日本建築学会賞(論文)のような歴史のある賞を賜り、誠に光栄に存じます。この一連の研究が受賞につながるためには、現在所属する東京工芸大学の先生方、一緒に研究している学生のみなさん、学協会等でご一緒させて頂いている先生方や企業の研究者のみなさまの貴重なご意見もとても重要でした。みなさまに感謝申し上げます。」と話しています。東京工芸大学 工学部 工学科 陣内教授■日本建築学会賞建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかるとともに、わが国の建築文化を高める目的で、建築に関する特に優秀な業績を表彰する。受賞者には賞状・賞牌、さらに作品に対しては銘板を贈る。【日本建築学会ホームページ】2022年各賞受賞者: 講評文 : 業績紹介 : ■東京工芸大学東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「アートとテクノロジーを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。【URL】 東京工芸大学 創立100周年ロゴ■東京工芸大学 工学部・工学科総合工学系:機械コース、電気電子コース、情報コース、化学・材料コース建築学系 :建築コース・所在地 :〒243-0297 神奈川県厚木市飯山1583 厚木キャンパス【URL】 東京工芸大学 厚木キャンパス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日戦争の極限下で異質な他者と出会い、人はどう変わるのか。古市憲寿さんによる、極上純愛小説『ヒノマル』。「この2年で、自由というのは脆いものだと痛感しました。ある出来事をきっかけに社会の空気はがらりと変わってしまうし、当たり前だと思っていた“自由”という権利すら、突然奪われてしまう。それが、またすぐに『いまはしょうがないか』と当たり前の形が変わって、いつの間にか窮屈さが増していくことだってあり得ますよね。そんなときに、社会の要請に従順に従うのか、徹底的に抗うのか。ただ、それ以外の第三の道というのはあるんじゃないのかなと思うんです」『ヒノマル』の舞台である戦時下と、コロナ禍にあるいまの状況に共通点を感じたという古市憲寿さん。「たとえば戦時下にも『不要不急』というスローガンがあったんです。そんな非常時だからこそ書けた物語かもしれません。戦争に対して、あるいはコロナウイルスに対してどう向き合うか。価値観が極端に対立していたり、親しい人同士でも本音と本音をぶつけ合えなかったり。そんなふうに疑心暗鬼になってギスギスした空気が蔓延する時代に、人と人はどうすれば信頼し合い、共に行動できるのかを考えたかったんです」主人公は、国家のために命を捧げたいと考えている軍国少年の新城勇二。ある日、中学の同級生で親友の小針啓介から〈魔女退治に行かないか?〉と誘われる。観音山公園内の洞窟に魔女が住んでいると噂があるのだ。探しに行くと、ひっそりとした洞窟に〈秘密の図書館〉を作っていた美しい女の子が現れて…。一ノ瀬涼子と名乗った彼女は、歴史学者の娘で、勇二より1学年上の高等女学校生。勇二は、「日本は負ける」と主張する涼子に反発を覚えながら、無意識に惹かれていく。だが、彼女は兄・優一の恋人だった。「聡明な兄と、国の教育のまま軍国少年になってしまった弟、リベラリストで自由奔放な女の子。いわゆる三角関係の物語なんですが、戦争中の物語なのでどうしても事件が起こるんです。兄が徴兵されたり、非国民呼ばわりされたり、空襲に怯えたり。極限状態で人はどうなるのか」第1稿のときの勇二は、国の勝利を疑いもしないような人間だったそう。書き直すうちに、内心では理知的な大人たちの言説を否定できなくなっていく“二重性”を、にじませるよう意識した。「勇二の正義感のゆらぎをどう書くかが、いちばん気を遣ったところですね。涼子は涼子で気ままに振る舞いすぎて、周囲とハレーションを起こしていますが、優一や勇二らとの交流を経て少し変わった部分もある。異質な他者との出会いによって人はどう変わるのか。それを見つめるのが大きなテーマでした」極限を苦悩しながら生きる若者たちの姿が描かれるが、読み心地は存外に明るい。「確かに重苦しい時代ですが、戦時中には戦時中なりの青春はあったと思うんです。たとえば、勇二らは勤労動員で軍需工場に行かされますが、夜中に涼子たちがいる女子寮に忍び込んだりします。実際にあったエピソードを参考にしたのですが、どんな大変な時代に生まれたとしても、楽しみ方はある。それは現代にもいえる話だと思います」本書には、機転が利いて要領よく立ち回れるような人物も多く登場するが、そんな人間でも時代の常識から完全に逃れるのは難しい。「ただそうした束縛を突破できる力があるとすれば、『自分や大切な人を守りたい。一緒に幸せになりたい』しかないのかなと。そんな思いを込めた作品です」シンプルだが力強いラストの一文まで、一気読み必至の大ロマンスだ。ふるいち・のりとし1985年、東京都生まれ。社会学者。同世代の視点からの新たな若者論『絶望の国の幸福な若者たち』で注目を浴びる。2018年に初小説『平成くん、さようなら』を発表し、コンスタントに作品を書き続けている。近著に『楽観論』など。『ヒノマル』物語は昭和18年、戦争の只中にある日本から始まる。大学生だった優一は学徒出陣で徴兵され、勇二らは勤労動員で駆り出される。重苦しい束縛をかいくぐり、青春を駆け抜ける彼らのたくましさが希望だ。文藝春秋2200円※『anan』2022年4月20日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年04月19日ザ・サウザンド キョウトは、“ハートのお寺”京都・正寿院とコラボレーションしたアフタヌーンティー「正寿院×ティーアンドバー アフタヌーンティー」を2022年5月9日(月)から7月15日(金)まで、ザ・サウザンド キョウト2F ティーアンドバーで開催する。“ハートのお寺”正寿院コラボの和風アフタヌーンティーザ・サウザンド キョウトが、京都人気の観光スポット・正寿院と初のコラボレーション。正寿院は、ハート形の猪目窓や花と日本をテーマにした天井画など、乙女心をくすぐるキュートなスポットが満載の寺院だ。“ハートのお寺”との愛称で呼ばれ、SNSなどでも話題を呼んでいる。“ハート型”猪目窓がスイーツに今回は、この正寿院で見られる初夏の風景などを着想源に、和テイストのアフタヌーンティーを展開。目玉となるのは、“ハート型”の猪目窓を表現した、ウェルカムデセール「猪目窓から見える正寿院」。ハートに切り抜かれたプレートの中には、アジサイなどをあしらい初夏の風景を表現した。また、ティースタンドには、抹茶・ほうじ茶・玄米茶などを使用した、和テイストのスイーツがずらり。ローズの香りをつけた抹茶生地で、フランボワーズコンフィを包んだ「抹茶とラズベリーのロールケーキ」や、黒豆茶のクレームを忍ばせた抹茶ムース、抹茶と和三盆糖を使用したボンボンショコラなどがラインナップする。アフタヌーンティーの定番スコーンは、プレーンと抹茶を用意。蜂蜜ソースと粒あんソースが添えられているので、自分好みにアレンジして楽しめそう。ドリンクは、和紅茶や日本伝統茶など、約20種類をフリーフローで味わえる。「叶紐&散華」のお土産付き来店者には、正寿院で縁日のみ授与されている縁起物「叶紐(かのうひも)」と「散華(さんげ)」のうれしいお土産付き。期間限定メニューなので、気になる人は早めにチェックしてみて。【詳細】「正寿院×ティーアンドバー アフタヌーンティー」1名 6,215円開催期間:2022年5月9日(月)~7月15日(金)1部 11:30~(14:30までの利用)、2部 15:30~(18:30までの利用)場所:ザ・サウザンド キョウト2F ティーアンドバー住所:京都府京都市下京区東塩小路町570番※1名~利用可能。2日前までに要予約。■メニュー<ウェルカムドリンク>夏蜜柑と煎茶のウェルカムドリンク<ウェルカムデセール>猪目窓から見える正寿院<スイーツ>抹茶とラズベリーのロールケーキ、ほうじ茶とパンプルムースのサヴァラン、玄米茶サンマルク、抹茶と黒豆茶のムースリーヌ、和紅茶とさくらんぼの最中サンド、抹茶と和三盆糖、煎茶と柑橘のジュレ<セイボリー>アスパラガスとカラートマトのキッシュ/サーモンサンドウィッチ/冷製バーニャカウダー<スコーン>スコーン(プレーン・抹茶<フリーフロードリンク>ドリップコーヒー・エスプレッソ・カフェラテ・和紅茶・和紅茶フレーバー・日本伝統茶・紅茶など20種以上【問い合わせ先】TEL:075-351-0700(レストラン総合受付 10:00~19:00)
2022年04月03日角田光代さんが5年ぶりに小説を上梓!新作『タラント』は、間違いなく胸が熱くなる長篇小説だ。与えられた命を、どう使うのか。心も魂も揺さぶる5年ぶりの長篇。「ずっと『源氏物語』の現代語訳にとりかかっていて、久々に小説を書こうとしたらプロットの立て方も資料の使い方も忘れていて大変でした」30代後半のみのりは、東京で夫と二人暮らし。故郷の香川に住む甥の陸が不登校と知り、しばらく預かることに。彼らは一通の手紙を機に、寡黙な祖父・清美の過去に思いをはせていく。戦地で片足を失い、義足をつけた祖父の秘めた思いとは――。表紙にも義足で高跳びをする人が描かれているため、未読の人でもこれがパラスポーツが関わる話だとは想像できるだろう。「最初に連載を頼まれた時、東京オリンピックについても触れてほしいという話があって。それで調べているうちに、パラリンピックはイギリスの病院で、戦争で脊髄を損傷した人たちのリハビリのために開いた競技会がおおもとだと知ったんです。平和の祭典と呼ばれているものが戦争がきっかけで始まったことに驚きました。そういうことを考えている時、ふと、“命を使うということ”について書きたいと思ったんです」本作ではみのりの過去も語られる。大学進学で上京、ボランティアのサークルに参加して国内外で活動していた様子も丁寧に描かれる。「日本って、ボランティアや寄付の文化が根付いていないと感じていました。自分がいいことをするのに対して照れと罪悪感があるし、誰かがいいことをすると“偽善だ”という声が出てくる。それこそ昨今はバッシング社会で、人の失敗を絶対に許さない風潮がある。そういう世の中で、なにか善意で行動して失敗したら、もう動けなくなってしまうことってあると思う。それをみのりという人に背負わせました」角田さん自身、NGOの活動に参加しているという。「国際NGOのプラン・インターナショナルのスポンサーになって、いろんな国を視察し、人身売買など女の子たちが虐げられている状況を見てきました。最初に誘われた時には私も、自分がボランティアをやって何になるんだろうと身構えたんです。実際に関わってみると、そういうことではないと思うと同時に、ボランティアの難しさや歯がゆさも感じるようになった気がします」みのりの周囲の人間も、ボランティアに対する姿勢はさまざまだ。きっと読者も、彼らの異なる立場からの言動に心揺れるはず。「迷いなくできる人や、使命を感じられる人もいる。でも大半の人はみのりのようにためらったり迷ったりするんじゃないかと思うんです」作中、何度か登場するのが「タラント」という言葉。〈才能〉〈賜物〉や、〈使命〉といった意味合いだ。「プロテスタントの学校に通っていたので、聖書に出てくる言葉として馴染みがありました。それとは別に大人になってから、人の才能の有る無しってなんだろうとつねづね考えるようになっていて」当初、本作では、どんな人にも与えられた使命があると書こうと考えていたという。だが、「書き終わった時、もしかして自分は、若くして亡くなった人たちにもタラントがあって、それは死んで失われるのではなく、他の人たちが受け継いで生きていくんだ、ってことが書きたかったのかな…と。私は、死んだ人たちのほうを書きたかったのかもしれないです」読み終えたら、角田さんのこの言葉が深く、深く響くはず。角田光代『タラント』東京で夫と暮らすみのりの故郷は香川県。寡黙な祖父にたびたび東京から手紙が届いていると知った彼女は、甥の陸と共に祖父の過去に興味を持つ。一方、そんなみのりには苦い過去があって…。中央公論新社1980円かくた・みつよ2005年『対岸の彼女』で直木賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、’21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞など、数多くの賞を受賞。※『anan』2022年3月23日号より。写真・森山祐子(角田さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2022年03月22日女優の多部未華子とお笑いトリオ・東京03の角田晃広が出演する、LINEの法人向けサービス初CMとなるLINE公式アカウント「角田オーナーのキャンセル対応」編、LINEミニアプリ「角田店長の注文」編が、4日より放送される。「角田オーナーのキャンセル対応」編では、多部が美容室のオーナー役、角田がイタリアンバルのオーナー役で登場。角田が地べたに寝そべり大袈裟に悲しみを表現し、「キャンセルには涙だから」とアルバイトスタッフに目薬を手渡しながら、間違った対処法を教える。見かねた多部が「あの〜、LINE 公式アカウントなら……」と説明しにいくと角田は「知ってますよ!?」と食い気味で知ったかぶりをする。多部がカフェの店長、角田が居酒屋の店長を演じる「角田店長の注文」編。アルバイトスタッフに「反射神経ないと、忙しいときに注文取れないから」とドヤ顔で指導をしている角田に、「あの〜、LINE ミニアプリを使えば……」と多部が話しかけるも、すかさず「はい! 知ってます!」と返す。2人の掛け合いがメインのCMだが、実はそれぞれ別日に撮影されたもの。初日の多部は、実際にはいない“知ったかぶりをする角田”を想像しながら、美容室のオーナーやカフェ店長を見事に演じた。一方、2日目に撮影を終えた角田は多部の登場シーンを見どころとして挙げ、「今回の撮影は多部さんと一緒ではなかったのですが、編集や技術の力で『あれ? 一緒にいる感じの呼吸でやってるじゃん!』という風に出来上がっていると期待しているので、それぞれの掛け合いをぜひ見ていただければなと思います」とアピールしていた。■多部未華子インタビュー――撮影の感想を教えてください。ロケってすごく空気感とかが出るので好きなので、ロケ自体が本当に久しぶりで嬉しかったです。東京03の角田さんとは別日での撮影になってしまいましたが、今回のCMはとても面白いストーリー仕立てで、角田さんとどういうテンポ感になっているのか、今から完成したCMを見るのが楽しみです。――撮影に臨むうえで意識したことはありますか?まずCMのストーリーがコミカルで、角田さんとの掛け合いが面白いなと思いました。とても便利なサービスを伝えるCMなので、それがちゃんと面白く、コミカルに伝われば嬉しいなと思いながら撮影に臨みました。――CMの見どころを教えてください。CMは短い尺ですが、その短さの中でもきっと角田さんがすごく笑えて面白い、視聴者の皆さんのハートをグッと掴むようなお芝居をしてくださると思うので、私自身もすごく楽しみです!■角田晃広インタビュー――撮影の感想を教えてください。WebCMに続いて、今⽇は楽しく演じることができました。畦田とみさんとはWebCMに続いての共演でしたが、畦田さんとのチームワークは出来上がっていましたね。前回の撮影では裏で掛け合いの練習もしましたが、今回はもう顔見ればわかるくらいの感じになっていたはず(笑)。――前回に続いて「知ったかぶりの店長」役で意識したことはありますか?どちらかというと普段から知ったかぶりしている方なので、今回も滞りなく演じられました(笑)。WebCMの撮影と異なり、今回は激しい動きやいろいろなバリエーションがあったので、「準備運動だけはちゃんとしなきゃ……」と思いながら臨みましたね。――CMの見どころを教えてください。個人的には知ったかぶり店長の激しい動きと、商店街を巻き込んでの大騒動もありますので、その辺を見ていただければなと思います。あとは畦田さんと僕とで⼀芝居打った後に多部さんが登場されるところが見どころになるでしょうし……今回の撮影は多部さんと⼀緒ではなかったのですが、編集や技術の力で「あれ? ⼀緒にいる感じの呼吸でやってるじゃん!」という風に出来上がっていると期待しているので、それぞれの掛け合いをぜひ見ていただければなと思います。
2022年03月04日百寿者の、腸内フローラの秘密に迫る!2021年秋の調査によると、日本国内の100歳以上の高齢者(百寿者)は8万6510人。およそ88%が女性です。一方、日本人女性の死因の1位となっているのは大腸がん(男性では2位)。腸内フローラって一体何?大腸がんの原因には、がんの遺伝的要因、食事などの環境要因、腸内フローラ(腸内細菌叢)の3つが複雑に関わっているのですが、そこから健康・長寿の秘密を探ってみたいと思います。腸内フローラのはたらき腸内に細菌が棲みつくのは、エサが豊富で酸素が少なく、細菌にとって居心地のいいところだから。そして、一部の腸内細菌が作り出す酸には、腸内環境をキレイに整える働きがあります。中でも、短鎖脂肪酸と呼ばれる酸(特に酪酸)は、大腸が正常に働くためのエネルギー源にもなります。つまり、人間と腸内細菌は、「持ちつ持たれつ」の関係。健康・長寿のために、腸内環境は欠かせない要素といえそうです。百寿者の腸内フローラの特徴は?近年の研究で、百寿者の腸内フローラをメタゲノム解析したところ、若年者に比較して種レベルで減少する細菌・増加する細菌、それぞれ4種が明らかになり、減少する4種はすべて酪酸産生菌だったのです。これまでの報告では、一般的に腸内細菌は、高齢になるとビフィズス菌が減り、大腸菌が増えるとされていたのですが、百寿者の腸内細菌は、60歳時ぐらいのパターンを維持できているようなのです。なぜ、ビフィズス菌が減らないのか?その理由はまだ明らかにされていませんが、百寿者の腸管内はビフィズス菌によって炎症が起きにくい傾向があり、炎症が起こると減りやすい菌が生き残っているからではないかと考えられています。このように、健康長寿のメカニズムに腸内細菌あるいはその代謝物が関与する可能性が、少しずつ明らかになってきているのです。健康長寿に最も有効な菌は?主な有用菌(善玉菌)の種類と特徴 日経メディカル Online 2018年1月27日以前から善玉菌として広く知られている乳酸菌やビフィズス菌と、最近注目度が上がっている酪酸菌。どちらが、より健康長寿に作用しているのでしょうか?日本の中でも長寿者の多い地域と平均的な地域での比較研究の結果、ビフィズス菌の占有率に差はなく、酪酸菌に差があることがわかっています。酪酸菌が作る酸は、酪酸と酢酸。酢酸はビフィズス菌にも作れますが、酪酸を作れるのは酪酸菌だけなのです。これからの研究で、さらにこの関係性が明かされることを期待しましょう。腸内フローラに含まれている酪酸産生菌酪酸を産生する菌を、酪酸産生菌あるいは酪酸菌と呼び、腸内フローラの中にはいくつかの酪酸産生菌が含まれています。占有率の高い代表的な菌はフィーカリバクテリア菌、ロゼブリア菌、コプロコッカス菌で、特にフィーカリバクテリア菌は注目度が高く、最近では新型コロナウイルス感染症により入院治療を受けた症例でも、この菌が有意に減少することが見いだされています。腸内フローラをよい状態にするには?腸内フローラをよい状態にするには?健康長寿に大きな影響をもたらす腸内フローラ。その環境を良好に保つためにはどうすればいいのでしょうか?まずは、「腸年齢」のチェックです。腸年齢=(実年齢-10)+(以下で該当した項目数×3)と考えてください。・帝王切開で生まれた・都会で生まれて育った・母親と食べ物などの好みが違う・ここ2年間でインフルエンザにかかった・おならが臭い・コロコロとした便が多い・やわらかい便が多い・朝食後にトイレに行かない・大腸ポリープがあるといわれた・抗生物質や胃酸分泌抑制薬を飲むことが多い腸年齢が実年齢を大きく上回った人は、腸内フローラが荒れ気味ですので、生活習慣の見直しが必要です。まずは「食習慣」を振り返ってください。その際、何を食べるか、ということとともにいつ食べるかということが重要で、夜型の食生活は腸内フローラの酪酸産生菌の減少を引き起こしますから注意してください。腸を育てようヒトの腸内フローラは、生後3年ぐらいの間に個人ごとに定着するフローラが決まるとされていて、大人になってからでは、新たな種類の細菌が常在細菌として定着することは難しいとされています。だからこそ、それぞれの腸内に存在している腸内フローラを増殖させ、活性化させること、すなわち「腸活」が重要なのです。健康・長寿の必須条件である腸の健康。あなたの腸内フローラを、美しくたくましく育ててください。著者プロフィール内藤裕二(ないとう・ゆうじ)著者:内藤裕二京都府立医科大学大学院教授1983年、京都府立医科大学卒業。米国ルイジアナ州立大学客員教授を経て、2009年より京都府立医科大学准教授。明朗なキャラクターで、メディアでも活躍中。2021年より、現職。専門は消化器病学、消化器内視鏡学、抗加齢学、腸内細菌叢。著書には『すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢』(羊土社)、『人生を変える賢い腸のつくり方』(ダイヤモンド社)など多数。書籍情報表紙タイトル:酪酸菌を増やせば健康・長寿になれる~今、話題の酪酸・酪酸菌のすべてが分かる!~著者:内藤裕二ページ数:149ページ価格:1,760円(10%税込)発行日:2022年2月7日ISBN:978-4-86667-356-1 amazon: 楽天: 目次はじめに第1章健康・長寿の要は腸だった!第2章酪酸・酪酸菌がもたらすメリット第3章今日から始めたい酪酸菌を増やす具体的習慣おわりに 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」に出店する「JAなんすん」で、「西浦みかん 寿太郎」の販売を開始しました。「西浦みかん 寿太郎」は、昭和50年に山田寿太郎氏により発見された「寿太郎温州」をブランド化した静岡県沼津市自慢のみかんで、糖度が高く、酸味と甘みのバランスが絶妙で濃厚な風味が特徴です。また、2020年11月18日には、農産物や食品などの特産品を地域ブランドとして守る農水省の保護制度「地理的表示(GI)保護制度」に温州ミカンでは初めて登録されました。毎年人気のブランドみかんを、この機会にぜひご購入ください。「西浦みかん 寿太郎」「西浦みかん 寿太郎」産地直送通販お取り寄せJAなんすん/柑橘/西浦みかん寿太郎|JAタウン : 出荷時期:2月中旬頃~また、ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」では、西浦みかん「寿太郎」1箱(5kg)が1名様に当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。【JAタウン】JAタウンは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が運営する、ショッピングモールです。「おいしい日本と暮らそう。」をテーマに、「JAタウン」に出店する全国の農協(JA)などが、各産地で育まれた旬の農産物や特産品を、インターネットを通じてお客さまに直接お届けし、食を通じて豊かな暮らしの実現を目指しています。産地直送通販お取り寄せトップ|JAタウン : 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。 : 【ツイッタープレゼントキャンペーン概要】応募期間:令和4年1月28日(金)~2月4日(金)応募方法:「JAタウン【公式】」のツイートをフォロー&リツイート内容:西浦みかん「寿太郎」1箱(5kg)を1名様にプレゼント産地直送通販お取り寄せ|Twitterフォロー&リツイート キャンペーン(2022年1月28日3:00PM〜2022年2月4日2:59PM)JAタウン : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日女優の石田ゆり子、東京03の角田晃広が共演する、日本スポーツ振興センター(JSC)「MEGA BIG」の新CM「イメチェンしたい織田信長」編が、4日より放送される。新CMでは、石田が店長を務めるBIG売り場に、角田扮する織田信長が突如登場。石田が「嘘、もしかして……織田信長さん!?」と問いかけると、角田は「ああ、そうよ。新年の運試しにMEGA BIGをと思ってな」と答えつつ、「ほら、わしって見た目が地味じゃろ?」と続ける。石田が「確かに」と素直に認めると、「確かに!?」「地味に傷つくー!」と大胆なリアクションを見せる角田。「12億でイメチェンしたいなぁ……」とつぶやき、安土城から飛び出した黄金のヘリコプターに乗り込み、サングラスをかける姿を妄想する。そして、おもむろにサングラスをかけ「自分を変えたくて」と渋く決め、最後は「今年こそ、新しい自分を!」と伝えた石田に「御意!」と返し、駕籠に乗ってこつぜんと姿を消すのだった。○■角田晃広インタビュー――石田さんと共演した感想は?テレビで見ていたとおり、優しい穏やかな空気が流れていましたね。癒やされました。――織田信長を演じてみて、いかがでしたか?駕籠で登場して、引き連れているこの感じ、殿様になったっていうのは気分がいいですね。なんか偉くなったみたいな感じ。あんまり(尺が)長いと、なんかこう、ウソつけ、みたいになってくるんですけど、(CMなので)ちょうどいい感じに自分も偉くなった気分を味わえたっていう感じでした。――CM同様に、角田さんがイメチェンするとしたら?イメチェンは怖いですね。イメチェンした次の日に人と会うのは恐ろしいですね。自意識過剰なところがあるので、もう何言われるか分からない。いじられるだろうなっていうことを考えると、まあ恐ろしいんですけどね。基本地味なので、やっぱり派手にはいきたいなという思いはありますよ。服装で言うと、赤とか柄物いくとか。そういう風にいきたいのですが、やっぱいじられるかな。家の中でこっそりイメチェン、部屋着を赤とかね。家の中で、1人でイメチェンを楽しみたいっていうのはありますけどね。外に出るのは恐ろしくて嫌ですね。言われますもん、絶対。「どうしたの?」「え、急に何?」みたいに言われるので。1回柄物の、ブランド名がいっぱい書いてあるシャツを着たのですが、やっぱりブランド名を呼ばれていじられますよね。センスが基本あんまないっていうのもね、問題なんですけど。それこそジローラモさん(のようになりたい)みたいなね、そういう願望はあるんですよ。チョイ悪のっていう願望はあるんですけど、勇気がない。――角田さんご自身が今、ワクワクしていることを教えてください。今いいなと、欲しいなと思ってる車があります。それを持ってるYouTuberがいて。まあ古い車なんですよね、ちょっと旧車というか。それを、毎回、カスタムして、だんだん出来上がってくるのをYouTubeで見ながら、すごくワクワクしてます。自分じゃ買えないので、欲しいなと思ってるだけなので。それが楽しいですね。――もし12億円が当たったら?普段、東京03でコントやってるんですよ。毎年ライブをやるので、その劇場。いつでも(ライブを)やれるような、環境の整った劇場、それは造りたいです。使わないときは貸して、もちろんお金取ってね。収入にもなるわけだし。12億あるから、大中小ホール、それぞれ建てて、それで儲けたいですね、自分も使いながら。上にマンション建てたりしてね。家賃収入も、みたいな。広がりますね。12億あると。――CMの見どころを教えてください。今回ってすごいですよ。「MEGA BIG」CMシリーズ初のタイムスリップものですから。SFですよね。そこが大いなる見どころですし、急にこの現代に信長が現れて、それを受け入れる石田さん。ここ、注目じゃないですかね。ひげもなく眼鏡なのによく(織田信長だと)分かったなっていうのは。家紋とか、内面から出るものがあったんでしょうね。受け取ってくれたから良かったですよ。「誰?」ってならないで。
2022年01月04日“ミステリのようでミステリでない”、菅田将暉主演の令和版新感覚ミステリードラマ「ミステリと言う勿れ」に、セミレギュラーキャストとして鈴木浩介が出演することが分かった。鈴木さんが演じるのは、大学で心理学を教える准教授・天達春生。まだ主人公・整が幼少の頃に出会っており、少年・整をパートナーの女性と共に温かく見守り、彼のその後の人生を左右するようなアドバイスを与えたり、道しるべを示したりと、大きな影響を与える存在となっていく。しかしパートナーの女性は、整と出会った数年後に事件に巻き込まれ殺されてしまう。成長した整は、天達が准教授を務める東英大学教育学部に通うことに決め、天達を何かと頼りにしている一方で、天達も整の類いまれな観察眼や豊富な知識、そして驚異的な記憶力を認めており、お互いをリスペクトしあっているという、成熟した親子のような関係を築いている。鈴木さんは「整(菅田将暉)に長年寄り添って来ました。整の兄のようでもあり、教授としての顔もあって、時に親のような気持ちも持っているのかな?と思って演じさせていただきました」とふり返り、「見どころはなんと言っても“菅田将暉”が演じる整ではないでしょうか?整が事件を解き明かしていく姿に、みなさんも参加して彼を越えられるのか?打ち負かされるのか?を楽しむのが醍醐味になると思います」とアピールしている。「ミステリと言う勿れ」は2022年1月10日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。※初回90分スペシャル(cinemacafe.net)
2021年11月29日社会学者としてだけでなく、TV番組の司会やコメンテーター、小説家など、活躍の場を拡げ続ける古市憲寿さん。その軽やかなフットワークのヒントを教えていただきました。社会学者で小説家、TVのコメンテーターとしても活躍する古市さんが注目を浴びるきっかけとなったのは、ちょうど10年前、26歳で刊行した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(巻末には俳優の佐藤健さんとの対談を収録!)だった。ただし本人の感覚としては、人生を決定付けたターニングポイントは、大学生時代まで遡る。「大学3年生の1年間、ノルウェーに留学したんです。そこで学んだことを元に卒業論文を書いていた頃、大学院進学を勧められ、社会学を本格的に専攻することになった。キャリア形成という意味でも大きなポイントでしたが、あの1年で生き方、考え方自体がかなり変わりました」もともと留学を決めた理由は、「単純に就活したくなかっただけ(笑)。それで一番ゆっくりできそうな国を選びました」しかし留学当初は、後悔することも多かったそう。「初めての一人暮らしだし食事もそんなに美味しくないしいつも天気が悪いし、友達もすぐにはできないし。勝手に思い描いていたキラキラの留学生活とのギャップで、最初の1か月は鬱々としていました。でも、この気持ちって、過度に自分に期待しているから生まれるんだよなと気が付いたんです。“自分はもっとうまくできるはず”とか考えて縮こまらないで、今の自分にできることをやれればいいし、日常の中で楽しいと感じられる小さなことを拾い集めていけばいい。今はもう、自分に期待しないと割り切っているので、どんな大舞台に見える場所でも緊張せずに済むし、トラブルが起こっても一人で抱え込まず、あっさりと人に頼れる。自分に期待しないって、結構いいことずくめだと思うんです(笑)」それは、自己否定とは異なる。むしろ、適切な自己肯定だ。「自分の足りないところや、コンプレックスに感じるところを認識するのは大事だと思うんです。というのも、それが変えられないものだなと分かったら、肯定するしかないじゃないですか。ある種の絶望から、楽観は始まるんですよね。例えば“何をやっても長続きしない”と思っている人は、楽観的な見方をすれば“好奇心が旺盛”ですよね。自分の淡泊な顔が気にくわなくても、実はそれって誰に対しても威圧感を与えない顔かもしれない。太っている人って、優しそうに見えたりしますよね。全ては解釈次第で、どんなコンプレックスも、見方を変えれば必ずいいことだと思えるようになる。別に“新しい自分”を目指さなくても、今の自分のままでも自分を肯定できるはずなんです」8月に出した新著の題名は『楽観論』だが、100%の楽観を目指せと説いているわけではない。大前提として悲観や「諦め」はありつつ、「それでも」自分自身や世の中に対していいところを探す。そんな柔軟なバランスを提案している。「自分の能力を活かせる場所は、この世界のどこかに必ずある。気付いていないだけで、“ここ”がそうかもしれない。こんな時代だからこそ、日常生活の中に少しの楽観を取り入れてみてほしいです」Noritoshi Furuichi1985年、東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。小説家として芥川賞に2度ノミネート。最新の著書は『楽観論』(新潮新書)。※『anan』2021年9月22日号より。写真・井手野下貴弘ヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・吉田大助撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2021年09月18日10月の「アジア オーケストラ ウィーク」でセントラル愛知交響楽団を振るのは常任指揮者・角田鋼亮。東洋と西洋を複眼的に対照するプログラムだ。[7日(木)東京オペラシティ]取り上げるのは、山田耕筰の《序曲》、貴志康一の《ヴァイオリン協奏曲》、アルヴォ・ペルトの《東洋と西洋》、そしてドビュッシーの《海》。「山田耕筰の《序曲》は、どのフレーズも上行型で始まり、ポジティブな雰囲気があります。日本人初の管弦楽曲という事で、ニ長調の明るい響きに祝祭性を込めたのだと思います。貴志康一の《ヴァイオリン協奏曲》は、当初は和楽器を入れた編成だったらしいのですが、最終的には西洋の楽器だけで和の響きを追求、再現した作品です。独奏は辻彩奈さん。旋律を完全にご自身の言葉や歌として、叙情的に演奏して下さる素晴らしいヴァイオリニストです。」日本の洋楽黎明期と普及期、2世代ほど年齢の違う二人の作曲家。西洋音楽と対峙するスタンスも異なるのが興味深いという。「二人ともベルリンで、その前の時代の音楽に影響を受けているんですけれども、山田耕筰はとにかくそれらの音楽に近付こうとしていた。ベートーヴェン、シューベルトやR.シュトラウスなどの書法を真似る事で、一度自分の言語として、そこからどう自分の個性を出していくか考えた。貴志康一は、日本の感情を西洋の人の心に寄せていく事が大事だと言ってはいるのですが、むしろ西洋音楽を自分の慣れ親しんだ音楽に引き寄せている感じがあります。私もベルリンに留学していましたが、彼らの両方の面を大事にしたいと思いながら、過ごしていました。ヨーロッパの文化を学ぶと同時に、そこにないものはなんだろうとも考えていました。」プログラム後半のペルトやドビュッシーは、西洋音楽から離れようとしていたのではないかと語る。「それまでの西洋音楽の流れの中で作曲していても新しい表現は生まれないと考えて、伝統的な音楽表現に則るのとは別の方向を探した。ドビュッシーの場合は東洋的な五音音階が入ってきたり、ペルトの場合は西洋音楽が形作られる前の時代に戻って、もっと人の心の深いところに入っていったり。ペルトの楽譜には西方教会、東方教会でも用いられているニカイア信条(クレド)のテキストが書き込まれています。東も西もなく、ひとつに融合できるというマインドが背景にあったのではないでしょうか。今回の4つの作品は、西洋音楽に対するアプローチがそれぞれ異なるという事が感じられる、興味深いプログラムかと思います。」(宮本明)
2021年09月17日天海祐希主演の「緊急取調室」最終話が9月16日オンエア。SNSでは鈴木浩介演じる監物の再登場に「絶対出ると思ったよ」「鈴木浩介氏をありがとう」など歓喜の声が送られるとともに「真壁をリーダーに新キントリ」など続編について予想する投稿も上がっている。天海さんが“妥協を許さないプロの取調官”真壁有希子を演じ、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーが、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げてきた本作。今回の第4シーズンでは有希子がハイジャック事件に巻き込まれるも事件の真実が隠蔽され、キントリは毎話起きる様々な事件を解決しつつ、ハイジャック事件の“黒幕”宮越副大臣に迫ろうとする…というストーリーが展開してきた。キャストは女性初の捜査一課特殊班(SIT)の長として活躍したのち、警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」に配属された有希子に天海さん。有希子に目を付けキントリに抜擢した管理官の梶山勝利には田中哲司。公安部出身のキントリメンバー、小石川春夫には小日向文世。前回宮越のもとに乗り込み、秘書に切りつけたとして逮捕された菱本進にでんでん。「サイバー犯罪対策室」の刑事、玉垣松夫には塚地武雅。ハイジャック事件現場で有希子と出会い、その後捜査一課に配属されてきた山上善春に工藤阿須加。捜査一課の渡辺鉄次に速水もこみち。有希子のことを目の敵にし、キントリを潰す北斗偉に池田成志といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。菱本が宮越の秘書・須田(尾上寛之)を切りつけたとして逮捕され、直後に判中に急死したハイジャック犯・大國塔子(桃井かおり)の国選弁護人・羽屋田空見子(大塚寧々)が有希子の前に現れる。空見子は菱本を救うため「適任の弁護士を紹介したい」と切り出し、菱本と面会。菱本は空見子が担当弁護士になってくれるなら事件について話すと言いだすのだが、実は空見子は宮越と繋がっていた…というのが最終回の展開。須田が被害届を取り下げ菱本が釈放。喜びに沸く有希子たちの前に、6話で発砲した責任を取って異動した鈴木浩介演じる監物大二郎が現れる。鉄次に「背伸びた?」と問いかけ、北海道警の知り合いから入手した空見子の過去に関する情報を渡す監物に「モツさん、絶対出ると思ったよ」「モツさん出てきたのが大歓喜」「鈴木浩介さんが少し出てくれて嬉しい」「鈴木浩介氏をありがとう」など歓喜の声が沸き上がる。結局宮越は大臣を辞任、警察上層部との関係も明るみとなるなか北斗は会見で失言するが、キントリは解散する…というラストだった。北斗が失脚することを予想させるラストに「最後は含みを持たせていたような感じがした」「『解散』ってワードが今シーズン何度も出てきたけど、最後のテロップにその文字はないんだよね…あくまでも『運用停止』」「刑事部長が失言しちゃったから、前の刑事部長戻って来て、キントリ復活するを待ってます」など続編に期待する声が上がる。また「真壁をリーダーに新キントリになるんかな」「モツさん異動になったので続編あるならゲストみたいになると思いました」といった、新シーズンについて予想する投稿も多数寄せられている。(笠緒)
2021年09月17日テレビ東京で放送されているテレビドラマ『八月は夜のバッティングセンターで。』の最終話に、元プロ野球選手の上原浩治さんが本人役で出演することが、発表されました。上原浩治「なんで俺?」同局の『水ドラ25』の枠で、同年7月から放送開始している『八月は夜のバッティングセンターで。』。関水渚さんと仲村トオルさんがダブル主演を務める同作は、『ライフ・イズ・ベースボール』を合言葉に、野球を通して悩める女性たちの背中を少しだけ押していく、ヒューマンドラマです。往年の野球レジェンドたちがドラマに登場することでも話題を呼んでいた同作の最終話には、元メジャーリーガーとしても知られる上原浩治さんが出演。出演にあたり、番組側のインタビューに答えた上原浩治さんは「なんで俺?」と戸惑う気持ちも明かしています。上原浩治インタビュー――出演の話を聞いた感想は?「自分でいいのかな?」っていうのと、「なんで俺?」と思いましたね。――あなたにとって「野球」とは?野球があったから今があると思っていますし、人生そのものというのもありますけど、『野球に感謝』ということですね。野球をやっていなかったらこういう出演の依頼もまったくなかったと思いますし、野球には本当に感謝しています。――視聴者のみなさんへのメッセージを。みなさんには、このドラマを見ていただければ本当に嬉しいなと思いますし、僕の野球しかできないところを…ひと言だけなんですけど(笑)俳優には向いてないなっていうのを、分かってくれたかなと思いますけど、いいドラマになっていると思うので、ぜひ見て下さい。『八月は夜のバッティングセンターで。』の最終話は、2021年9月8日、深夜1時10分から放送です。[文・構成/grape編集部]
2021年09月08日