歌舞伎俳優の市川海老蔵が22日、自身のブログを更新。同日、乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサー・小林麻央がブログでつづった「心に喜び」について、「見習います」とコメントした。麻央はこの日、「喜び」というタイトルで更新。「病食。私はいつも和食を選んでいますが、今日だけ、洋食にしてみました。フレンチトーストだったからです!」と朝食の写真をアップした。そして、「シロップをかけて、甘~く。食事療法をしていた時期もありますが、今は、ある期間したりしなかったり、自分を甘やかしながら」とうれしそうにつづった麻央。「そんな日は、甘ちゃん、最高!!わたし、今日は最高!!って、自分を大いに許して言います」「心の中で」と明かし、「心に喜びがあることが私にとっては、大切なことです」と伝えた。海老蔵は、この麻央の投稿をリブログし、「笑思わず読んで微笑んだ麻央らしい選択だよね。フレンチトースト笑」と愛情たっぷりにコメント。「心の喜び。それが一番身体に良いね。見習います」とつづった。
2016年09月22日歌舞伎俳優の市川海老蔵が21日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサーの小林麻央と2人の子供たちが楽しそうにしている思い出写真を紹介し、「絶対に元に戻れるよう全てをかけて過ごしたい」とつづった。海老蔵は「懐かしい」というタイトルでブログを更新し、麻央が小さな傘を手に持ち、笑顔で元気いっぱいにポーズを決めている写真を公開。そんな真央を見つめる長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんを捉えた写真もアップした。そして、「私が傘出しを作って初めて見てくれた時のマオと2人」とハートマーク付きで説明。「2人の幸せそうな顔、絶対に元に戻れるよう全てをかけて過ごしたいと思ってます」と強い思いを記した。海老蔵はまた、この日麻央が「『今は、一番は元気になること。元気になったら覚えなきゃいけないことたーくさんよ』という母の言葉が励みです!」と義母の言葉を明かした投稿をリブログし、「涙」「素敵な事言うね不覚にもホロリとしてしまった」とつづった。
2016年09月21日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が21日、自身のブログを更新し、夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵の母・堀越希実子さんへの感謝の思いを明かした。麻央は「あったかい」というタイトルで更新し、「主人の母がお見舞いにきて、枕代わりのタオルと掛け布団をプレゼントしてくれました」と報告。ピンク色の掛け布団をかけてうれしそうに笑っている自身の写真もアップした。そして、「肌寒くなってきたので、うれしいです」と喜び、「こういうのを『あったかい』と言うんですね」とつづった。また、「母や、主人の妹のぼたんさんに頼り切ってしまっている現状。『今は、一番は元気になること。元気になったら覚えなきゃいけないことたーくさんよ』という母の言葉が励みです!」と義母のあったかい言葉も明かした。
2016年09月21日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が20日、自身のブログを更新し、がんの進行状況を明かした。麻央は、「告知日」というエントリーで、14年10月に受けた生検の結果を知らされた日のことを振り返り、「診察室に入った時の先生の表情で、『陽性だったんだな、癌なんだな』と分かった」と明かした。そして、「心の準備は意外とできており、冷静に先生のお話を伺った」と続け、「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった」と説明。加えて、現在は肺や骨などに転移していることも打ち明けた。さらに、「私が結婚をした頃に、母が、乳癌を患っていたため、治療に関する知識はある程度あった」とつづった。その後、麻央は「お見舞い」というタイトルで再びブログを更新。夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵の笑顔の写真をアップし、「突然、来て、驚いた」とコメントした。
2016年09月20日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が19日、自身のブログを更新。乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサー・小林麻央の食欲が回復したことを喜んだ。この日麻央は、「朝食食べたい、、、、、、、」というタイトルでブログを更新し、「お腹がすいてしまいましたが、朝食までまだ一時間あります」と自身の写真を添えてコメント。その後、「きました!!いただきます!!」とうれしそうに報告した。地方公演のために長野を訪れている海老蔵は、麻央の投稿をリブログ。「朝ごはん食べたくなったとブログみて涙出たここ数日食欲減ってたので」と心配していたことを明かし、「嬉しいよ。退院したら沢山食べようねよかった」とつづった。
2016年09月19日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が17日、自身のブログを更新し、妹・小林麻央と市川海老蔵の子供に会いに行ったことを報告した。「宝物」というタイトルで更新した麻耶は、「今日は、身体と心の調子が良かったので姪っ子甥っ子に会いに行ってきました」と報告。ちょうど長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんが入浴中で、麗禾ちゃんは「まやちゃ~ん、ここに座って、足を温めて」と桶にお湯を入れてくれ、「あったかい??」と"天使の笑顔"で微笑みかけてきてくれたという。「この時点ですでに泣きそうになってしまった」というが、続いて勸玄くんが「まやちゃん、手を洗ってあげる」と石鹸をつけて洗ってくれたそうで、「もう、涙を止められないっ」と麻耶。さらに2人は、タオルで麻耶の腕とふくらはぎを拭き、うるうるしていると顔も拭いてくれたそうで、「いつの間にこんなに成長を?!優しい。優しい。優しい。こんな愛に包まれたバスタイムは奇跡だ」とつづった。その後、みんなでDVDを見て、勸玄くんは爆睡。麻耶と麗禾ちゃんは「長女同士の会話」をしたという。帰り際に麗禾ちゃんが「麻耶ちゃん、1人で寝てるんでしょ?コレ、あげる」と自分の宝物をプレゼントしてくれたことも写真付きで明かし、「ええええええええええー。涙腺、崩壊」「ううううー。おばは、幸せです」と伝えた。
2016年09月18日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が17日、自身のブログを更新し、がんと診断されたときの心境を明かした。麻央は、「まずいパスタ」というエントリーで、「『本当に癌になってしまったんだ、これからどうなるんだろう。』どんな顔して、家族に言えば良いのだろう」と、病院からの帰り道の心境を説明。「帰れなくて、ふらふら歩いた。こんな時でもお腹がすいた。さすが私。ふらりとお店に入り、ジェノバパスタを頼んだ」と飲食店でパスタを注文したという。そして、「ソースが少ない、パッサパサのパスタ。なんて、まずいのだろう。涙を流すには丁度良い味だった」と振り返り、「まずい。まずい。。まずい。。。まずい。。。泣 泣泣泣涙が止まらなかった」とつづった。その後、「念のため笑」というタイトルでも更新し、「連日、暗いお話が続き、すみません。今、過去の自分になって振り返っているので、こんな形になりがちですが、永遠に悲しくはありません。あの時の自分と今の自分では、湧き出る感情ひとつ受け取り方も違います」と伝え、「これからもぜひお付き合い下さい」と笑顔の顔文字付きで呼びかけた。
2016年09月17日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が15日、自身のブログを更新し、「がんばれ」と応援されることはうれしいと明かし、「もっともっとがんばりたい」と強い思いをつづった。「がんばる がんばらない」というタイトルで更新した麻央は、「『がんばれ がんばれって言われるのもきついけどもういいよって言われるの、もっとつらいね』という言葉がBASARAにある」と書き出し、「がんばれって応援されるとすごくうれしい」と伝えた。そして、「病気になってからがんばらなくてよいよそれはもういいよって言われることが増えた」と明かし、「でも私は もっともっとがんばりたいし、それは私がやりたい、と思ったりもする。でも、できない現実があったりもする」と複雑な思いを告白。「がんばれっていう優しさもがんばらなくていいよという優しさも両方学んだ」と記した。また、「感謝とお詫び」というタイトルでも更新。「経験やそこからくる思い、学びを教えてくださりありがとうございます」「不安を吐き出してくださり、ありがとうございます」「一緒に闘う気持ちでいて下さり、ありがとうございます」などと感謝の言葉を並べた上で、「私は6年前、書くつもりだったブログを書かなくなり、そのことを、楽しみにして下さっていた読者の方にお詫びしなかったことを悔いています。本当に、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
2016年09月15日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が14日、自身のブログを更新。再検査を先延ばしにして後悔した思いをつづった。麻央は、2014年2月に人間ドッグを受診し、直後に再検査。その後、10月にも検査を受け、そこで乳がんが発見された。13日のブログでは、10月の再検査について、「『癌かもしれない』という不安はありませんでしたが、半年後にもう一度、念のため検査には行こうと思っていました」と伝え、「半年後の検査は8月頃の計算でしたが、忙しい毎日のなか、時間がとれない言い訳を重ね、予約をせず、いつの間にか、10月になってしまいました」と明かしていた。そして、10月に再検査を受ける前、長男と遊んでいたときに左胸にパチンコ玉のようなしこりを発見という麻央。14日のブログでは「後悔」というタイトルで、「その場で、病院に電話をし、診察の予約を入れました」と明かし、「どうしよう。やってしまった。8月だったのに。8月だったのに。半年後は8月だったのに。やってしまった。そんな思いがとめどなく襲ってきて、自分を責めました」と後悔の思いをつづった。この投稿に、「自分を責めないで!」という応援メッセージが続々。また、「私もそろそろ検査しなきゃいけないのを思い出しました。思い出させてくれてありがとう」 「今日の麻央さんのブログを読んでやっと決心しました……そして、予約しました!! 検診受けてきます!!!!」「麻央さんの思いを無駄にしたくないと思い、乳ガン検診の予約を入れました」「麻央さんのblogを読み先延ばしにしていた子宮がん検診に昨日行きました」「貴女のブログのお陰で私は病院に検査に行く勇気を貰い一緒に戦う戦士だと背中をおされました。感謝です」と、検診を予約した、行ってきたという報告も多く寄せられている。
2016年09月14日歌舞伎俳優の市川海老蔵が13日、自身のブログを更新。妻のフリーアナウンサー・小林麻央が乳がんと診断されたときのことを振り返った。海老蔵は、「半年後の検査」というタイトルの麻央のブログを紹介。「あの時の10月、私は日本橋の方で舞台でした。あの時 近くのホテルで結果を聞き愕然とし2人で手をつないでホテルのベットで私は途方にくれていた」とつづった。海老蔵と麻央は2014年2月に人間ドッグを受診し、麻央はその後、再検査を行った。ブログ開設以降、麻央は病気について赤裸々につづっており、「人間ドッグでは超音波の検査で、腫瘤が見つかりました」と腫瘍が発見されるも、再検査では「癌を疑うようなものではないとのことでした」と診断されたという。そして、「半年後の検査」というエントリーでは、「『癌かもしれない』という不安はありませんでしたが、半年後にもう一度、念のため検査には行こうと思っていました」と書き出し、「半年後の検査は8月頃の計算でしたが、忙しい毎日のなか、時間がとれない言い訳を重ね、予約をせず、いつの間にか、10月になってしまいました」と検査が予定より遅れたことを明かした。海老蔵は、麻央の乳がんを公表した6月9日の会見でも、「ホテルで2人で話し合ったときは、私自身、途方に暮れたというか、どうしようかと、何もできないと」「時が過ぎるのを忘れるような時をしばらく2人で過ごしたという思い出があります」と乳がんとわかったときのことを語っていた。
2016年09月13日歌舞伎俳優の市川海老蔵が7日、自身のブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央とデートを楽しんだ様子を明かした。海老蔵はこの日、ブログで「これからふたりで病院へ」と報告した後、「病院おわり少しだけ2人で出かけます。デートです笑」と伝えた。その後、「デート」というエントリーで、レストランのテーブルに座った2人の手が見える写真と、自身の写真をアップ。「ふたりで今むかしのブログを見なおして懐かしいね、と話してます」と明かし、「時は巻き戻せない。それを強く感じる。と同時に今が幸せです笑」とつづった。さらに、その後の更新で、「いいのかよーってくらい食べてます…」というコメントとともに、サラダ、パスタ、肉料理、ケーキなどのメニュー写真を公開。「いいの?そんなの食べて?」と聞いたところ、麻央は「何も考えず景気づけ」と答えたそうで、「あーーね!景気づけね笑ケーキづけらしい…」とシャレに気付いたという。「お医者さんが食事は何でも食べていいという方向性もあり、食べる事はいい事だなぁーと強引に納得」と続け、「しかし本当に麻央の強さには敵わない、私は家族でいると子供達にも麻央にも敵わない笑家族以外には結構敵うのですが…笑」とコメント。「黙ってケーキ漬けを見守ります」と締めくくった。
2016年09月07日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が6日、自身のブログを更新し、今後、乳がんと診断されたときのことや治療について、ブログで書いていくと伝えた。麻央は「今後、乳癌がわかったときのことや治療のことなど少しずつ書いていきます」と宣言。「『知らぬが仏』で本当に知らないで生きていられたら穏やかで幸せなこともたくさんあると思います。不安や怖れ、時に、憎しみや怒りが生まれるときは、特にそうです」とつづり、「私は、病気になって初めて知った感情がありました。31年間も知らないで生きてきた感情があったのです。しかも、いっぱい。そして、皆さんのコメントを読んで知る感情も、たくさんありました」と明かした。続けて、「もしかしたら、今後、私のブログを読んで、悲しく感じたり、知ってしまうことで不安になってしまったり、何かを思い出し怒りを感じてしまう方もいるかもしれません」とした上で、「でも、私の体験をどんな形でも、活用してくれる方がいたらと願い、書きたいと思います」と自身の決意を伝えた。
2016年09月06日休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶が6日、自身のブログを更新し、妹で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央への思いをつづった。麻耶は、ブログを再開して「弱音を吐くということは恥ずかしいことでも、相手に迷惑をかけることでもなく、自分を救うことになるんだ」と気づいたと告白。「誰かに聞いて欲しいと 思いがちな私は、 ここの皆様と弱音を吐く会をしたいとふと思ってしまいました」と素直な思いを伝え、「しっかりものだったり頑張りすぎてしまう人はすっかり弱音を吐くことを忘れがちですが、良かったら、ここのコメント欄を利用して吐き出しちゃってくださいね」と呼びかけた。そして、麻央から最初のころに「家族は第二の患者」と教えてもらったという麻耶は、「そうなんだ。気をつけなくちゃ!と、思いましたが、どこかで...私は大丈夫。だって、妹は、すぐによくなるから!と、思っていました」と回顧。「あの頃の私は、病と向き合いきれてなかったのだと思います。長いたたかいになるなんて、想像もしたくなかったし、すぐよくなるって、強く信じてた」と振り返り、「でも、そんなに簡単なことではありませんでした」と記した。今はようやく、「妹の病ときちんと向き合い、自分の気持ちとも向き合えるようになってきました」と変化を明かした上で、「こんな状況なのに、姉の私より、頼り甲斐があって、しっかりしていて、いつも優しくて笑顔の妹を心から尊敬しています。まおちゃん、ありがとう」と麻央への尊敬と感謝の思いをつづった。麻耶はまた、たくさんの励ましのコメントにも感謝。「こんなにたくさんの方の愛情に触れ、祈りのパワーをいただき、妹の病もよくなる方向に行くとしか思えませんありがとうございます!!」と伝えた。
2016年09月06日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が5日、自身のブログを更新。姉で休養中のフリーアナウンサー・小林麻耶への思いをつづった。「姉」というタイトルで更新した麻央は、「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている」と書き出し、「これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた!」と感謝。「でも、最近、『頼りになる』に無理してこだわらず、ありのままを心がけているようだ」と変化を明かした。また、麻央の治療について一緒に医師から説明を聞いたときに、麻耶が「どうしよう。怖いよー。怖いよー。本当に怖いよー。」と麻央にしがみついてきたというエピソードを披露。「受けるのは私なので、私の方が怖いのですけど」と言ったら、「どうして分かるの?まおちゃんより、私の方が本当に怖いと思ってるかもしれないよ。こればかりは、比べられないよ」と真剣に言われたという。そんな姉について、「『本人が一番つらいのだから』というのは単純だけれど、まわりもつらいのは一緒。究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う。やっぱり、その人自身のものだから。でも、それを分かりたいと思ってくれる分かろうとしてくれる存在は、本当にかけがえのない愛そのもの」と麻央。「姉は、日々私の感情に寄り添い、私以上に感じてしまっていることを知った。そんな姉をみてつい笑ってしまう心の余裕が今の私にはあるのだ」と続け、「ありがたい」という言葉で締めくくった。
2016年09月05日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が4日、自身のブログを更新。前日に2人の子供と外出したことを報告した。麻央は、「子供たちと、、、」というタイトルで更新し、「昨日は最高でした!久しぶりに二人と手をつないで外を歩きました」と報告。長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんと手をつないで歩いている後ろ姿の写真を公開した。海老蔵も、3日に「少しだけ」というタイトルで更新したブログで、「凄く久しぶりにまおと二人で公園を歩けました」と報告。「短い時間でしたが、凄く嬉しい」とつづっていた。麻央はまた、「全然関係ないのですが、、、ずっと前の、、、何度見ても笑ってしまう写真」と説明を添えて、勸玄くんが頭に手を添えてソファで寝そべっている写真もアップ。「誰の真似!?笑小さいおじさんですね」と面白がった。
2016年09月05日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が4日、自身のブログを更新。病気になってから「あのとき、もっと自分の身体を大切にすればよかった」などと後悔し、苦しんだことを明かした。麻央は、元ボクシング世界王者の竹原慎二がブログで「麻央ちゃん、頑張れ~」とエールを送ったことに、「すごいパンチ力 でどストレートに深く響きました!」と感謝。そして、竹原ががんになってから「自分の身体を大事にすればよかった」「毎晩 酒飲んでたし」などと後悔したと明かしていることを受け、「私も後悔していること、あります」と打ち明けた。自分も「あのとき、もっと自分の身体を大切にすればよかったあのとき、もうひとつ病院に行けばよかったあのとき、信じなければよかったあのとき、、、あのとき、、、」と悔やみ続けていたという麻央だが、がんの痛みが限界に達して避けていた痛み止めを飲んだとき、「身体の痛みが和らいで、なんだかわからないけれど、『許されていく』感覚がしたのです」と告白。「そのときの痛みから 解放されていく『和らぎ』が今でも忘れられません」と伝えた。続けて、「何で頑なにこんなに自分を苦しめる必要があったのだろう」「私、悪いことしたから病気になったわけでもないのに、なんで勝手に罰みたいに苦しんでいたのだろう」とそのときの心境を明かし、「それほどの意味もないのに、それほどの理由もないのに、自分を許さないなんてあまりに自分に対して可哀想だったと思います」と振り返った。最後に、「芸能界の先輩方から励ましのお言葉を頂いているのを拝見しました。心より感謝致します。とても励まされます。そして、これまでたくさんの方々からお手紙などお見舞いを頂き、優しさに勇気づけられました。本当に本当にありがとうございました」と励ましの声に感謝した。
2016年09月04日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が2日、自身のブログを更新し、抗がん剤で髪の毛が抜けるために試着した金髪のかつら姿を披露した。麻央は、「かつら」というタイトルで更新。「随分前の写真ですが、、、抗がん剤で髪が抜けるので、試してみたウィッグです」という説明とともに、金髪のかつらをつけた自身の写真を公開した。そして、「家族に、金髪に決めました!と写真を送ったら、皆に、おー、いいね!いい感じー!いいのがあって良かったね!と言われ、、、」と家族の反応を明かし、「私としては!!き、き、きんぱつー!?と驚いて欲しかったのですが、きっと皆、私の気持ちを盛り上げようとしてくれていたのでしょう」とつづった。最後に、「もちろん、金髪は私にとっては挑戦すぎるので辞めました」と、結局金髪にはならなかったと報告した。麻央は1日、新ブログ「KOKORO.」を開設。「なりたい自分になる」という最初のエントリーで、「今日から、ブログを書くことにしました」と伝え、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」と立ち上げた思いを明かしていた。
2016年09月02日がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央さん(34)が、2016年9月1日にブログを開設して話題となっています。ブログ名は『KOKORO.』。『なりたい自分になる』というタイトルの記事を投稿し、 『私は力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました』とブログを開設した経緯について綴りました。その前日となる8月31日には、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)が自身のブログで『まおのきもち、聞いた時、私としては青天の霹靂、目から鱗でしたが、それを願うのなら、と…』と意味深なコメントをしたことで話題となっていましたが、今回の小林麻央さんのブログ開設のことを指していたようです。これを受けて、ネット上では戸惑いながらも応援する声が多く上がっています。●小林麻央の重大発表はブログ開設だった!? ネットでは戸惑いながらも応援の声『ブログ始めるだけかーい!でも嫌な報告じゃなくてよかったよ』『肩すかし笑。でも麻央ちゃんの体調が良くなってる証拠かもしれないし、うれしいよ』『海老蔵の壮大な前フリは何だったんだ……麻央さんに余計なプレッシャーかかったんじゃないか』『正直拍子抜けだけど、ブログ書けるくらい元気だということが分かったから一安心』『悪い知らせではないけど、海老蔵が大げさすぎて心配したやん。麻央ちゃん無理しないでね』『思わせぶりだな、おい!……まぁいい思わせぶりだな』『麻央ちゃんブログと闘病頑張れー!海老蔵は反省しろ!』『ぜんぜん青天の霹靂じゃないじゃん。でも良いブログの告知にはなったね。ブログの反応で勇気づけられたみたいだし、麻央ちゃん頑張れ!』などなど、海老蔵さんの大げさとも思える前フリに戸惑いながらも、麻央さんを応援するコメントが多く見られました。がんになっても前向きに治療に励んでいる麻央さん。早く復帰してまた私たちにステキな笑顔を見せてほしいですね。【画像出典元リンク】・小林麻央オフィシャルブログ「まお日記」Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年09月02日歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が1日、新たなブログを開設。夜に再びブログを更新し、反響に驚きを示すとともに、感謝の気持ちを伝えた。麻央はこの日、12時12分に新ブログ「KOKORO.」を開設。「なりたい自分になる」というタイトルで最初の投稿を行い、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いを明かした。ブログ開設に、応援や称賛の声など3,000件を超えるコメントが寄せられ、19時44分に「ありがとうございます」というタイトルで再び更新。「本当にありがとうございます。こんなにたくさんの方が読んで下さり、驚いています」と心境を明かし、「顔はみえなくても言葉の中に、優しさを感じ、愛を感じ、人生を感じ、感動しています。。。」とつづった。そして、「私はまだ、病気が教えてくれた、病気になってよかったと言えるような境地まで辿り着いていません。できるならば、なりたくなかった」と胸中を明かした上で、「でも、人の優しさに救われたり、誰かの苦しさを心から理解できるとき、病気の自分もまるごと愛せる瞬間があります」と告白。「人と人。今日は、たくさんの皆様と繋がれて、勇気づけられました。うれしいです。ありがとうございます」とあらためて感謝の思いを伝えた。
2016年09月01日俳優の坂上忍が1日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が、同日ブログを開設したことを受け、報道陣に向けて「これで、そっとしておいてください」と呼びかけた。坂上は「海老蔵さんの方からマスコミの方々に『そっとしておいてください』っていうお言葉があったにも関わらず、それでも行ってしまうマスコミがいたりして、何回か海老蔵さんの方からさらにお願いをしていたじゃないですか」と、市川海老蔵・小林麻央夫妻を追う報道陣について言及。「こういう形で麻央さん気持ちをつづられたら、もう行ってほしくない」「これで、そっとしておいてください」と話した。麻央はこの日、新ブログ「KOKORO.」を開設。「なりたい自分になる」というタイトルで、「今日から、ブログを書くことにしました」と宣言し、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いなどをつづった。海老蔵は、6月9日の会見で麻央が乳がんを患っていることを公表。その会見で「静かに見守っていただきたい」と報道陣に要請し、その後、ブログでも「人の命に関わることです。マオ本人の負担になるような撮影はやめてください。静かに見守って頂きたいです」などと、取材自粛を再三呼びかけている。
2016年09月01日歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が1日、新ブログ「KOKORO.」を開設。「前向きな姿に感銘」「勇気もらった」などと感動の声があがっている。麻央は「なりたい自分になる」というタイトルで、「今日から、ブログを書くことにしました」と宣言。「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いを明かした。コメント欄には、約6時間で2,700件以上のコメントが殺到。「麻央さんの強い心に勇気をもらいました」「同年代の女性として尊敬してます!」「美しい心の強さに感動しております。きっと元気になれます!」「前向きに生きてる姿に感銘しました」「本当に素敵な女性だな、と改めて思いました。考え方を変え行動される勇気に敬服いたします」「涙が止まりません」などと、応援や称賛の声が集まっている。麻央はブログで、同じように苦しんでいる母親たちに向けたメッセージも。「子供に、『いつも一緒にいられなくてごめんね。何にもしてあげられなくてごめんね。』と胸を痛めてるママがいたら、あなただけでなく、私も同じですと伝えたいです」とつづっていた。この発言に、「自分も病が悪くなっているのを隠し、家族には、ゴメンと情けないという気持ちで毎日を過ごしています。会社で涙が止まりません」「麻央さんも頑張っているからと思い、私も頑張ろうと治療をしています」「麻央さん、ありがとう。涙がとまりません。同じ闘病者を身近にもつ身として、とても励まされました」「今年、進行癌の告知を受けました。私も麻央さんのように強い女性になりたいです」と、涙したり勇気をもらったという人も多い。
2016年09月01日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が1日、自身のブログを更新。妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が同日開設したブログを紹介し、麻央の強い決意を代弁した。海老蔵は「数日前にまおが何かをしたいと言い出した」と書き出し、「ずっと隠していた病気が公になり複雑すぎる私たち夫婦はあの日以来ずっと悩んでいた」と病気が公になってからの苦悩を告白。「しかし公になった事で乳がんの検査に行った方や健康に目を向けた方々などの意見もあり、公になった事は我々夫婦にはポジティブではなかったが少しでもお役に立てる場合もあるのかと感じた」と変化を明かした。そして、「それを私以上に感じたのが妻だ」と続け、「何かをしなくてはならないという思いにかられ続けたようだ」と説明。「なにも無理する事はないよ、と私は思っていたが彼女の意思は固いようでした」と麻央の強い思いを明かし、「続けていくそうです。あたたかく見守ってあげてください」と呼びかけた。麻央はこの日、新ブログ「KOKORO.」を開設し、「なりたい自分になる」というタイトルで、「今日から、ブログを書くことにしました」と報告。「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いなどをつづった。
2016年09月01日歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻で乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が1日、新ブログ「KOKORO.」を開設した。「なりたい自分になる」というタイトルで、「今日から、ブログを書くことにしました。家族はとても、驚いています」と報告。先生の「癌の陰に隠れないで」という言葉に心が動かされたといい、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いを明かし、「一度きりの人生なので、なりたい自分になろうと決意できたことはうれしいです」とつづった。また、「時間の経過とともに、癌患者というアイデンティティーが私の心や生活を大きく支配してしまっていたことに気がつきました。元気になったら元の自分や生活に戻れるのだからそれまでは、誰にも知らせず、心配をかけず、見つからず、、、と思ってきました」と自身を振り返った麻央。病気が公になって環境が大きく動き出したことで、「これまで以上に病気の陰に隠れようとして心や生活をさらに小さく狭いものにしてしまいました」と、さらに陰に隠れるようになったことも明かした。さらに、「癌になってから1年以上が経ち、いつものようには身体が動かなくなった時元気いっぱいの娘や息子を前に途方に暮れる思いでした」という心境も告白。「子供に、『いつも一緒にいられなくてごめんね。何にもしてあげられなくてごめんね。』と胸を痛めてるママがいたら、あなただけでなく、私も同じですと伝えたいです」と同じように苦しんでいる母親に向けてメッセージを送った。
2016年09月01日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が8月31日、自身のブログを更新。乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサーの小林麻央(34)が9月1日に自身の思いを公表する予定であることを明かした。海老蔵は「まおのきもち」というタイトルで更新。「まおのきもち、聞いた時、私としては青天の霹靂、目から鱗でした。が、それを願うのなら、と…」と心境をつづった。そして、「明日お伝えします。というか明日 自分の言葉で伝えるべきことがあるようです。よろしくお願いします」と、どんな形になるかは不明だが麻央自身が思いを公表する予定であると伝えた。海老蔵は6月9日の会見で、麻央が乳がんを患っていることを発表し、病状について「比較的深刻」と明かしていた。
2016年09月01日セミがわんわんと鳴き、うだるような暑さが続く。クーラーの効いた部屋でアイスやかき氷を頬張り、涼を取る、そんな人も多いはず。でも、音楽でだって涼は取れる。今回は、この夏に聞きたい”クールダウンミュージック”をご紹介。選者は、カセットテープ専門店waltz代表の角田太郎氏。今年リリースされたものの中から、5つのアルバムを選んでもらった。カセットテープならではの、耳障りのやさしい音楽が出揃った。今夏は、耳から、涼しくーー。DAVID BAZAN/デイヴィッド・バザン『BLANCO』アメリカはシアトルを拠点とするシンガーソングライター、デイヴィッド・バザン(DAVID BAZAN)の3rdソロアルバム。もともとPedro the LionやHeadphonesといったインディーバンドの中心メンバーとして活躍していた彼の3枚目となるソロアルバムは、夕涼みに聞きたいフォークトロニカ。けだるい低音ヴォイスがゆったりと流れてゆく。カセットにはダウンロードコードが付く。『BLANCO』デイヴィッド・バザン(DAVID BAZAN)Plush/プラッシュ『PLEASE』サンフランシスコの4ピースバンド(女3・男1)プラッシュ(Plush)の3rdアルバム。囁くように歌う、透明感のある女性ヴォーカルに思わずうっとり。そして、ふわふわと浮遊感のあるポップなギターサウンドが、火照った体をじんわり癒していく。そんなどこか懐かしい、思い出の琴線に触れる楽曲が5曲。眼鏡の男の子が謎のポーズをキメている、シュールなジャケットもかわいい!『PLEASE』プラッシュ(Plush)不逞社『Alegrias y duelos de mi alma』マンガのようなジャケットと漢字のネーミングから、日本人かと思わせるが、実はイタリア人ギタリストのソロユニットFUTEISHA。オリエンタルなギターサウンドは、時にノスタルジックに、時に荘厳に鳴り響く。アヴァンギャルドで実験的なアンビエントサウンドも盛り込み、まるでディヴィッド・リンチのサウンドトラックのような世界が広がる。『Alegrias y duelos de mi alma』不逞社(FUTEISHA)ADELINE HOTEL/アデリン ホテル『It’s Alright Just The Same』NYブルックリンを拠点とするシンガーソングライターDaniel Knishkowyによるソロ・プロジェクト、アデリン ホテル(ADELINE HOTEL)。2作目となる本作は、とっても懐かしい、古き良きアメリカを感じるフォークサウンド。早く起きた朝、暑くなる前の涼しい時間帯に聞きたくなるような、静かでやさしい曲ばかり。穏やかな気持ちで一日を迎えられるはず。『It’s Alright Just The Same』アデリン ホテル(ADELINE HOTEL)Bitchin Bajes And Bonnie Prince Billy/ビッチン バジェス アンド ボニー・プリンス・ビリー『Epic Jammers And Fortunate Little Ditties』現代アメリカを代表するシンガーソングライターのひとり、ボニー・プリンス・ビリー(Bonnie Prince Billy)と、シカゴの実験音楽ユニット、ビッチン バジェス(Bitchin Bajes)の共演作。両者の即興演奏が織りなす、魅惑のサイケデリアが展開する。幻想的で雄大な、アメリカのプリミティブな原風景のような、静かな音世界に身を委ねて。『Epic Jammers And Fortunate Little Ditties』ビッチン バジェス アンド ボニー・プリンス・ビリー(Bitchin Bajes And Bonnie Prince Billy)【店舗情報】waltz住所:東京都目黒区中目黒4-15-5-101営業時間:13時~20時(月曜定休)電話:03-5734-1017
2016年08月15日カセットテープ専門店が話題だ。スマートフォン保有率が6割を超えるこのデジタルの時代に、だ。もしかしたらティーンエイジャーたちにとっては「カセットテープ?何それ美味しいの?」かもしれない。しかし、とにかくクリエイティブ界隈では話題となっている。昨年8月に、中目黒にオープンしたカセットテープ専門店「waltz」。中目黒駅を出て山手通りを目黒方面に向かう右手、都内でも指折りの高級住宅街の片隅に店を構える。大きなガラスの引き戸が連なった扉から、自然光がたっぷりと入り込む店内。配管や天井裏がむき出しになった店内には、想像性を掻き立てられるような空間が広がる。整然と佇む棚には、タイトルを背にしたカセットテープがぎっしりと並べられ、手が差し伸べられるのを待っている。ジャンルは、往年のジャズから、90sヒップホップ、そして若手アーティストたちによるインディーミュージックなど様々だ。もちろん再生機器であるいわゆる“ラジカセ”の品揃えも充実している。当時を知る人であれば思わず「懐かしい!」の一言がこぼれるだろう。その他には、希少なレコードやカルチャーマガジンのバックナンバーなどのビンテージブックも展開する。しかし、ここは閑静な住宅街。駅からもちょっと歩くのだ。ここでもまた一つハードルが上がる。しかし、このハードルこそが店主の角田太郎さんの狙いの一つだ。■デジタルの隆盛を逆手に取る実は、店主の角田さんは世界的なECサイト「Amazon」の日本法人で働いていた。「店を立ち上げて1年くらいしか経っていないのですが、テレビ、ラジオ、雑誌、webなどメディアの取材がひっきりなしです。なんでこういう状況になったかというと、僕が独立した後、インターネットビジネスをやってないからなんですよ。実際にここに来てはじめて目に見える“リアルな世界”を作っていて、そこに共感して、面白いと思ってくれる人が多いということなんだと思います」このご時世、カセットテープを専門に扱っているお店は世界でも稀な存在だろう。その証拠に、イギリス発のライフスタイル誌「Wallpaper」からも取材を受けた。「そういうお店が、中目黒の住宅地を歩いてくると突然現れるということ。また、Amazonというインターネットビジネスに長年携わってきた僕が、全く真逆のことをやっていること。双方含めてこの店のバリューになっているんです。そんな“ストーリー”も含めて、面白がってもらっている状況でしょう」■オープンのきっかけはある1冊の本との出会いデジタル化の波を肌で感じることができる最たるものの一つが音楽だろう。それまではラジオを通じて聞いていた音楽が、レコードになり、カセットになり、CDになり、データとなり、無形化した。「音楽が無形化した結果、アートではなくなってしまったんだと思います。自分自身、初めてiPodを手にした時、持っている何千枚ものCDをデータ化してやろうと思ったんですけど、あっという間に挫折しました。若いころから音楽を聞いてきた身からすると、やっぱり音楽ってデータじゃないよねと、気づく瞬間でもありました」「カセットテープに行きついたのは2004年頃、ある1冊の本がきっかけです。それがこの『mix tape』というタイトルのアートブック。著者が知人に、昔作ったミックステープを持ってきてと声をかけて、集めたものを収めてアートブックとして紹介しているんです。ミックステープを作った本人は、それがアートだなんてことは思っていないでしょう。ですが、ジャケットやインデックスの作り方に注目すると面白いんです。凝ったコラージュが施されていたり、タイポグラフィーの作品集にも見えます。この1冊の中では、カセットテープというものがアートとして表現されてるんです。この本でスイッチが入りました」■カセットテープのほうが“音がいい”それこそ「ハイレゾ」なんていう言葉もよく聞くようになった。音質もどんどん良くなっているような気もする。「音がいいっていうのは、すごく定義が難しい話です。技術的に“高音質”ということと、耳に聞こえる“心地よさ”っていうのは全然話が違うんですよ。それは例えば、高級メゾンのスラックスがいいのか、古着のリーバイス501がいいのかっていうのと同じ。ハイレゾみたいなものは高級メゾンのスラックスなんです。デジタルの音は固いんですよね。それに対して、周波数を上下でカットしたレコードやカセットは聴こえる範囲が狭いんです。だから高音質ではないという言い方もできるんですけど、でもその分パンチが効いてるんですよ。音は温かく聞こえるんです。加えてアナログ盤はノイズを含んでいます。ノイズを含んだ音は生々しく聞こえるんです」■デジタル=冷たい、アナログ=温かい、という二元論を超えて角田さんは「デジタルにはデジタルのよさがある」と前置きした上で、「アナログを古臭いものだと勘違いしている人も多い」と語る。「カセットは現在進行形のカルチャー。音楽業界全体が衰退していくなかで、音楽を伝えるメディアも弱体化している。だから若いアーティストたちが、カセットで新譜を出していることを知ることができない。今は、世界各国のカセットレーベルから直接扱ってほしいという問い合わせが来るようになりました。僕は常に『音楽には形がある』と言っているんです。それはモノを目で見て、触れることによって、音楽が聴きたいって衝動が生まれることにリンクします」「今は配信や動画サイトで、あまりお金を掛けずに音楽を聴くことができる。ですが、ありがたみが失われると、興味が損なわれるっていうのは音楽もファッションも同じで、ファストファッションが隆盛するとファッション全体がしらけてしまう。今また古着が流行していますよね。あれってカセットテープの再評価と同じなんだなって思います。珈琲だってスターバックスが流行っている一方で、サードウェーブ系が盛り上がっているじゃないですか。スタバはマジョリティだけど、サードウェーブを良いと思う人も多くいるんです。しかも、彼らはより文化的なこだわりをもった人種。アナログメディアの再評価が世界レベルで進んでいると実感しています」■そして音楽業界の再生へAmazon入社前は六本木WAVEで働いていた角田さん。六本木WAVEといえば、80年代文化の象徴ともいえるCDショップだ。地下には“尖った”単館系映画がかかる「シネ・ヴィヴァン」があり、美術書店「アール・ヴィヴァン」があり、ビル全体が一大カルチャー発信拠点となっていた。今ではそこに六本木ヒルズがそびえ立つ。時の流れは、早い。一度下降線を辿った文化が再び息を吹き返すということは、本当に難しいことのように思える。「このビジネスを巨大化しようとは思っていません。とはいえ、音楽レーベルの人たちもリサーチに来ますし、大手家電メーカーの社長さんがうちのお客さんだったりします。今の音楽業界に関して言うと、配信主流の状況を誰も良しとしてないんですよ。どんどん売り上げは落ちていき、アーティストは新作をリリースしにくい状況になっている。ビジネスのヒントを、みんなここで探ってるんです」「僕にとってこの店は、手始めのプレゼンテーションなんです。結果的には、音楽業界や家電業界の再生につなげるための大事な一歩と言えるような店にしていきたい。それはすごく大きな夢でもありますけどね。前例のないことだし、音楽のバックグラウンドを含めた“自分にしかできない”見せ方をすることによって、カルチャーにすらなりうると、そう思っています」私たちが肉体から離れて“デジタル化”することは絶対にない。もしくは相当遠い未来でのことだろう。フィジカル(=アンチデジタル)な体験は、これからもっと“ありがたみ”のあるものになっていくはずだ。懐かしがってなんかいられない。カセットテープカルチャーは、実はまだ始まったばかりなのだ。【店舗情報】waltz住所:東京都目黒区中目黒4-15-5-101営業時間:13時~20時(月曜定休)電話:03-5734-1017【イベント情報】みらいの夏ギフト’16「思い出」を贈ろうISETAN meets waltz send happy memories場所:伊勢丹新宿店本館3階=ステージ#3期間:16年8月3日~9日waltzからセレクトしたカセットテープと、時代を感じる雑誌のアーカイブやTシャツや小物を組み合わせて「思い出」と共に贈るギフトをwaltz × ISETANで提案する。
2016年08月02日角田明子の写真展「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」が、7月30日から8月14日まで東京・南青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店GALLERY MUVEILにて開催される。同展は、角田明子がライフワークとして訪れた旅先での出会いをZINEとしてまとめた冊子シリーズ『レーゲンボーゲン(REGENBOGEN)』をもとに開催されるもの。同作では、今までにラトビア、エストニア、メキシコ、スウェーデン、デンマークと続き、角田ならではのやさしい光と色彩で世界の魅力を表現してきた。この春刊行したシリーズ初のアジア号タイ・チェンマイ編では、山岳民族たちのハンドクラフトとその暮らし、無数のコムローイ(ランタン)が空に舞うイーペン祭(ロイクラトン)の幻想的で美しい夜など、タイの“北方のバラ”とも言われる美しい古都・チェンマイの魅力溢れる情景が紹介されている。同展では、角田明子が旅先で出会った魅力あふれる世界のグランマ(おばあちゃん)たちの写真によるミニ展示コーナーも登場。また、角田明子がチェンマイを訪れるきっかけとなった、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設としてスタートしたBan Rom Saiで作られた雑貨や、ミュベールのミューズでもあるグランマチャームの限定商品の販売も行われる。その他、8月4日には角田明子とNPO法人バーンロムサイジャパン代表である名取美穂による、“チェンマイ”をテーマにしたトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」会場:GALLERY MUVEIL住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山地下1階会期:7月30日~8月14日時間:11:30~20:00
2016年07月27日角田明子写真展「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」が開催。2016年7月30日(土)から8月14日(日)まで南青山にあるミュベール(MUVEIL)のコンセプトショップ、ギャラリー ミュベールにて行われる。フリーランスのフォトグラファーとして広告、雑誌や書籍、CDジャケット、写真展開催など、さまざまな分野で活躍する角田明子。彼女が2012年から刊行しているZINE「レーゲンボーゲン」は、彼女が訪れたエストニア、メキシコ、スウェーデンなど、世界各国での出会いを記録しているシリーズだ。本展ではタイ・チェンマイを舞台に、山岳民族たちのハンドクラフトとその暮らしや、無数のランタンが空に舞うイーペン祭の幻想的で美しい夜など、美しいチェンマイの魅力を紹介する。彼女ならではのやさしい光と色彩があふれる作品に映し出されるチェンマイ人々や街並みは、あたたかくゆったりとした空気感に包まれている。さらに同展では、彼女が世界各地で出会った素敵なおばあちゃんを捉えた、グランマたちの写真のミニ展示コーナーも登場。会場では角田がチェンマイを訪れるきっかけとなった、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設、Ban Rom Saiで作られた雑貨や、ミューベルのグランマチャームも限定販売される。また、8月4日には角田とNPO法人バーンロムサイジャパン代表、名取美穂による、「チェンマイ」をテーマにトークイベントも開催。【開催概要】REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai会期:2016年7月30日(土)~8月14日(日)開催時間:11:30~20:00会場:ギャラリー ミュベール住所:東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山 B1F■角田明子・名取美穂 トークイベント開催日:2016年8月4日(木)開催時間:18:30~【問い合わせ先】TEL:03-6427-2162
2016年07月26日歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が、乳がん闘病中の妻でフリーアナウンサー・小林麻央の34歳の誕生日である21日、自身のブログを更新。「多分会えない誕生日」と残念がった。海老蔵は、「今日は誕生日」とハートマーク付きで書き出し、「会いたかったけど、多分会えない誕生日、はじめて…」とコメント。「今日は曇ってますね、今月の演目の流星、織姫と彦星曇りや雨だと会えないとか…」と演目に例えた。そして、「そう考えると昔は電話もメールもなにもなかったわけで嘸かし会うだけでも大変だったでしょうね」と想像し、「今は何事も短略化されていますが、本当にそれが人にとってよいのかしら?と感じる朝です」と疑問を記した。海老蔵は前日にもブログで「明日は愛する人の誕生日」と麻央の誕生日に触れ、続けて、「しかしやはり週刊誌がいるらしい、らしいでなく、いる、そうです」と自宅周辺取材を行っている週刊誌の記事をアップ。これまで何度も取材自粛を呼び掛けていた海老蔵は、「なんも言わね、なんも言わね、ただただ残念、ただただ残念、ただただ残念、ただただ残念、…」と感情を抑えながらつづった。
2016年07月21日歌舞伎役者で俳優の市川海老蔵さん(38)が、乳がんと闘病中の妻、小林麻央さん(33)のために長期休暇を取得したことが話題を呼んでいます。2016年7月14日掲載の『女性自身』によると、海老蔵さんは8月から9月にかけて38日間の休みを取得したとのこと。歌舞伎公演やドラマの収録などで1年のうち数日しか休みが取れないと言われている海老蔵さんがここまでの長期休暇を取るのは異例中の異例だと報道されています。海老蔵さんは日頃から忙しい仕事の合間を縫って献身的に麻央さんと子どもたちを支えてきましたが、今回の長期休暇では家族旅行をする予定とのこと。海老蔵さんの妻思いなこの行動に、世間からは賞賛の声が相次いでいます。●海老蔵、麻央のために38日間休暇を取得! 世間では「イケメンすぎ」「格好良い」と賞賛の嵐『過去にはトラブルも起こしていたけど、海老蔵さんはやっぱり立派な夫だよ』『暴れん坊で有名だった海老蔵がここまで変わるとは……よっぽど小林麻央のことが好きなんだな』『余計な詮索はしない!ただひと言。海老蔵、格好良いな』『素晴らしい!でも、最後の思い出作りってことはないよね……?』『正直海老蔵ほどのスターが38日も休みを取るって大変だったと思う。きっと勸玄くんも喜ぶね!』『家族を守る最近の海老蔵がイケメンすぎるな』『自分が病気のときって、家族に側にいてほしいもの。海老蔵はそれを分かってる』『すてきすぎる。この旅行を機に快方へ向かいますように』などなど、ネット上では海老蔵さんの家族思いな行動に胸を打たれたという人が多く見られました。以前テレビ番組で麻央さんは海老蔵さんへ「結婚して本当に良かった」とメッセージを送り、それを聞いた海老蔵さんが目を赤くするという一幕がありました。さまざまな苦労を乗り越えてきた二人だからこそ、麻央さんの大病も無事克服できると信じたいですね。【画像出典元リンク】・ABKAI 市川海老蔵オフィシャルブログ/●文/パピマミ編集部
2016年07月14日