お笑いコンビ・バナナマンの設楽統が、1日放送のフジテレビ系『ノンストップ!』(月~金前9:50)に生出演。俳優の山田裕貴(33)と西野七瀬(29)が3月31日に結婚したことを取り上げる中で、祝福コメントを寄せた。10秒間での祝福を求められた設楽は「いやーあの、西野おめでとう!ねぇーよかったですね」と、乃木坂46の“公式お兄ちゃん”として笑顔。「山田くん、この前『ノンストップ!』来ていただいて、言ってよ(笑)!おめでとうございます」とやさしく呼びかけた。結婚にあたって、山田と西野は連名でコメントを発表。「この度、山田裕貴と西野七瀬は結婚いたしました事をご報告させていただきます」と報告しながら「私達はまだまだ、人生の修行途中です。心と魂を、なにより大切にと常々思っております」と心境を明かしていた。
2024年04月02日2024年2月10日(土) から18日(日) に東京・こくみん共済coop ホール/スペース・ゼロで上演される『COLOR CROW -黄靱之翼-』のメインビジュアルが公開された。2022年にスタートした『COLOR CROW』は、同年3月に上演された舞台第1弾『蒼霧之翼』を皮切りに、同年9月に映画第1弾『緋彩之翼』を上映、その後舞台第2弾『神緑之翼』、舞台第3弾『黑韻之翼』を上演、また、原作小説『カラークロウ』が発売されるなど、メディアミックスプロジェクトが展開されてきた。公開されたメインビジュアルは「絶望の闇に照らされた、運命の再会と永遠の別れ」というキャッチコピーとともに高本学、設楽銀河を中心とした内容に。また新キャストのビジュアルも確認することができる。併せて回替わりとなるマルチオープニングの上演も決定。さらに一部の公演では撮影可能シーンも設けられる。<公演情報>舞台『COLOR CROW -黄靱之翼-』原作・脚本:中原裕也演出・映像:ヨリコ ジュン【出演】高本学 設楽銀河 日向野祥 阿部快征 遊馬晃祐五十嵐啓輔 千葉瑞己 瀬戸啓太 湯浅雅恭 杉江優篤武智健二/村上幸平/笠原紳司/内田裕也 ほか【公演日程】2024年2月10日(土) ~18日(日) 東京・こくみん共済coop ホール/スペース・ゼロチケット情報:()公式サイト:
2024年01月17日ギタリスト&シンガーソングライターの森 大翔が、本日12月8日(金) に配信リリースした新曲「雪の銀河」のMusic Videoを公開した。「雪の銀河」は、聴くだけで情景が浮かぶようなサウンドと歌詞、森の情熱的に歌唱する歌声と純度の高い歌詞が印象的なラブソング。MVは孤独と情熱をテーマに、森の演奏および歌唱シーンで構成。時には切なく繊細に、時には感情的に歌い上げる様が印象的で、モノトーンでの仕上がりが逆に楽曲の持つ熱量や壮大さを引き立てる仕上がりになっている。そして今まで以上に熱量を帯びたギターソロパフォーマンスも見どころだ。また、累計15億再生を誇る日本トップのWEBREENクリエイター・ごっこ倶楽部が制作した、「雪の銀河」が題材のTikTokドラマも公開。ごっこ倶楽部のTikTokアカウントに投稿されたドラマ「"いつか”のクリスマス」では、クリスマスでの恋人たちの別れが描かれている。森 大翔「雪の銀河」MV■ごっこ倶楽部 TikTok:<リリース情報>森 大翔「雪の銀河」配信中森 大翔「雪の銀河」ジャケット配信リンク:<ライブ情報>森 大翔 2nd Tour『Mountain & Forest “愛来”』2024年3月3日(日) 名古屋 SPADE BOX2024年3月15日(金) 札幌 cube garden2024年3月20日(水・祝) 大阪 Music Club JANUS2024年3月24日(日) 東京 SHIBUYA CLUB QUATTRO■オフィシャル2次先行:12月8日(金) 18:00~12月17日(日) 23:59()関連リンク公式HP:::::
2023年12月08日社会の裏側で暗躍する“黒幕”設楽拳一の姿を描くWOWOWの大型ドラマシリーズ『連続ドラマW フィクサー』。4月から始まったSeason1、7月からのSeason2に続き、ついに10月からはSeason3が放送・配信されているが、10月29日(日) にはその第4話が放送される。本シリーズは、唐沢寿明が演じるフィクサー=設楽拳一を筆頭に、元新聞記者の渡辺達哉(町田啓太)、達哉の母・響子(斉藤由貴)、警視庁捜査一課刑事・板倉(小泉孝太郎)、与党の大物代議士・須崎(小林薫)などのレギュラー陣といえるキャラクターたちが中心となって、Season1からのドラマを紡いできた。その中で拳一にとっての特別な存在といえるキャラクターが、内田有紀が演じるジャーナリストの沢村玲子だ。政財界を暗躍する拳一には真の味方や友人はいない。しかし、彼と常に協力関係にあるのが、報道番組の人気キャスターだった玲子。Season1では、ある事件に巻き込まれ服役していた拳一と出所後すぐに密会、総理大臣の自動車事故の謎を追うために情報を交換する。実は、人気キャスターでありながらその総理大臣を愛した過去をもつ玲子だが、各々の過去を知った上で拳一とはお互いに利用しあい、時には相手のために“コマ”になることも厭わない。その典型がSeason2での玲子で、都知事のスキャンダルにより新たな都知事候補探しが水面下で行われた際、当初拳一は玲子を推薦、女性総理・新田さゆり(富田靖子)に引き合わせた。玲子の過去がネックとなり立候補は頓挫したが、“コマ”となっていることを自覚しながら自らの野心と折り合わせていく玲子の姿がそこにはあった。現在放送・配信中のSeason3では、玲子に代わり立候補した達哉が都知事選を戦う中、東京湾埋め立て工事を仕切る浜潮建設の社長令嬢が誘拐される事件が勃発。フリーのジャーナリストとなった玲子は、都知事候補の達哉にも、誘拐事件の交渉役を担う拳一にも近い立場を利用しながら虎視眈々とスクープを狙っている。そして、そんな彼女にもやがて人生の大きなターニングポイントが……。決して仲間ではない、ましてや男女の関係ではない。しかし、絶対に裏切ることのない不思議な信頼がある玲子と拳一。果たしてSeason3では彼らの関係はどうなるのか、そして玲子は生き馬の目を抜く魑魅魍魎たちの世界を無事に渡り歩くことができるのか。彼女の動向にも注目してこのドラマを楽しんでみてはいかがだろうか。Season3の第1話は、WOWOWオンデマンドでは11月13日(月) まで無料で配信中。拳一が総理の自動車事故の謎を解き明かすSeason1の全5話、達哉の冤罪事件をめぐる法廷バトルが展開するSeason2の全5話、さらにSeason3の第1話から第4話はWOWOWオンデマンドで配信中だ。<作品情報>WOWOW『連続ドラマW フィクサー Season3』放送:毎週日曜午後10:00[第1話無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信 [無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】・Season1:全話配信中(全5話)・Season2:全話配信中(全5話)・Season3:第1話~第4話配信中(全5話)■出演唐沢寿明町田啓太、小泉孝太郎、要潤、徳重聡、大友花恋、加藤雅也、斉藤由貴石坂浩二(特別出演)/白洲迅、大倉孝二、高島礼子、古田新太、内田有紀、小林薫脚本:井上由美子企画・プロデュース:青木泰憲監督:西浦正記、池澤辰也音楽:得田真裕プロデューサー:村松亜樹、髙田良平、黒沢淳制作協力:リオネス■『連続ドラマW フィクサー Season3』今回の見どころは誘拐事件と都知事選!(PR)■『連続ドラマW フィクサー Season3』フィクサーを“操る男”、西浦正記監督インタビュー(PR)
2023年10月29日多くの人に愛される大会みちのくの大自然を満喫して走る「第18回いわて銀河ウルトラマラソン」は、2024年6月9日(日)に岩手県で開催します。雄大な自然と地元の温かいおもてなし、自分の限界を感じながら走ることができる大会に参加してみませんか。開催概要種目は、ウルトラ100(100km)、ウルトラ50(50km)、駅伝100(100km)、会場は、ウルトラ100と駅伝100が北上総合運動公園北上陸上競技場、ウルトラ50が志賀来ドームです。参加費は、ウルトラ100が18,000円、ウルトラ50が15,000円、駅伝100は、1人10,000円で参加人数分(最低4人~最大8人)が必要となります。制限時間は、ウルトラ100が14時間、ウルトラ50が8時間、駅伝100が13時間です。岩手県の5つの市町村を走り抜けるコースは、岩手県の北上市、金ケ崎町、花巻市、西和賀町、雫石町を駆け抜け、雫石総合運動公園に向かうワンウェイコースです。平坦な田園地帯もありますが、高低差450mの山間部も走ります。給水、給食所は、10km地点以降、約5㎞毎に設置されいます。また、66.5km地点にレストステーションが設置されており、地元ならではの飲食やボランティアの応援、おもてなしを受けることができます。(画像は公式サイトより)【参考】※「第18回いわて銀河ウルトラマラソン」公式サイト
2023年10月12日舞台『銀河鉄道の父』が、9月9日(土) に東京・自由劇場にて開幕した。これに先立ち、前日に行われたゲネプロと取材会の様子をレポートする。宮沢賢治を支え続けた父・政次郎と家族の深い愛を描いた門井慶喜の直木賞受賞小説を原作にした本作は、詩森ろばの脚本、青木豪による演出で2020年に初めて舞台化された。5月に封切られた映画版も記憶に新しい中で、再演となる今回も初演に続いて的場浩司が主演を務め、その妻・イチ役として大空ゆうひが続投。賢治役は福田悠太(ふぉ~ゆ~)、妹・トシ役は駒井蓮、弟・清六役は三浦拓真が務めている。ゲネプロは、岩手県花巻市の名士として人生を終えた政次郎の葬式シーンから始まった。生真面目に家業の質屋を継ぎ、地元の民生委員を務め上げた政次郎は、死後の世界で早くに亡くした我が子・賢治に再会して──。そこから政次郎の人生を回想する形で、物語は進んでいく。家長や地元の名士として威厳を保つ反面、過保護なまでに息子へ愛情を注ぐ子煩悩な一面を持つ政次郎。厳格な父親たろうとするも、つい賢治を甘やかしてしまう“明治の男”らしくないこの二面性を、的場は素朴な岩手弁を駆使しながらコミカルに造形する。一方で、賢治を亡くし「苦労させられても、とろけるようにめごかった(かわいかった)」と悲しみに暮れる様子は観客の涙を大いに誘い、客席からすすり泣く声が漏れ聞こえてきた。質屋の跡取り息子として大事に育てられるも、家業を拒み農業や人造宝石に夢中になる賢治。適当な理由をつけては実家に金の無心をするようになり、挙げ句の果てに東京へ家出してしまう。後年に法華経信仰と農民生活に根差した創作活動を行い、“清貧”のイメージで知られる賢治だったが、福田は終始飄々としたたたずまいで若き日における彼の葛藤を体現した。特に、死にゆく妹への愛と死別の悲しみを詠んだ「永訣の朝」の一節を用いて嘆き崩れる様子は必見だろう。舞台『銀河鉄道の父』取材会より、左から)駒井蓮、的場浩司、福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)ゲネプロ前に行われた取材会で、誰よりも早く稽古場へ来て集中しているという目撃情報を寄せられた的場は「人物を自分の体の中に取り込みたい」「セリフを言うのではなく、体の中から自然と出てくるようにしたい」と芝居に向き合う際の信念を口にする。その姿に触れた福田は「この現場では的場さんから“悠太”と呼ばれていて、本当に父親のように思っています」と笑顔を見せる。駒井も「稽古場ではお父さん(的場)とお兄ちゃん(福田)が明るく楽しく盛り上げてくれて、本当の家族みたいでした」と続き、和やかな雰囲気の舞台裏を覗かせた。上演時間は約120分(休憩なし)。公演は9月16日(日) まで。チケット販売中。取材・文:岡山朋代<公演情報>舞台『銀河鉄道の父』原作:門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社文庫)脚本:詩森ろば演出:青木豪出演:的場浩司福田悠太(ふぉ~ゆ~)三浦拓真駒井蓮田鍋謙一郎しゅはまはるみ桑田亜紀大空ゆうひ2023年9月9日(土)〜9月16日(土)会場:東京・自由劇場チケット情報:公式サイト門井慶喜/講談社 (C)舞台「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年09月11日ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下「ジョルダン」)は、2023年8月9日(水)より、IGRいわて銀河鉄道株式会社(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:鈴木 敦、以下「IGRいわて銀河鉄道」)が販売する「IGRワンデーパス」などの4券種を、スマートフォンから買えるモバイルチケットで販売開始します。「IGRワンデーパス」などの4券種は、県外在住者または訪日外国人限定の販売となり、IGRいわて銀河鉄道の全線が1日または連続する2日間乗り放題なことに加え、沿線の施設で使える優待券が付いているお得なきっぷとなります。また4券種のうち2券種は、道の駅などで使えるお買い物券がセットになっています。【本サービスの概要について】(1) IGRワンデーパスIGRワンデーパス(2) IGRツーデーパスIGRツーデーパス(3) 対象ジョルダン「乗換案内」アプリの利用者登録を行った県外在住者または訪日外国人に限り、販売します。「乗換案内」アプリはGoogle PlayまたはApp Storeからインストールできます。(4) お買い物券についてセットのお買い物券は1,000円分(500円×2)です。こちらは「道の駅石神の丘」、「なにゃーと物産センター」、「銀河ダイニングへのへの」にて利用できます。(5) 優待特典について「乗換案内」アプリの専用画面で、優待特典クーポンが利用できます。利用可能な施設・店舗は別紙をご参照ください。(参考)ジョルダンとは…1979年12月に設立したジョルダンは、乗換案内を中心とするソフトウェア開発や携帯コンテンツ事業を軸に、旅行業などのビジネスを展開し組み合わせることで、「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」としての地位を確立することを経営戦略として掲げています。2023年、乗換案内のサービス提供開始から30周年を迎えます。なお、ジョルダンの主要サービスである「乗換案内」のスマートフォンアプリは累計4,000万ダウンロードを越え、多くのユーザーの「移動」をサポートしています。30thロゴ<きっぷに関するお問い合わせ先>IGRいわて銀河鉄道株式会社 企画部 地域連携グループ〒020-0133 岩手県盛岡市青山2-2-8TEL: 019-601-9992FAX: 019-601-9998URL: <法人の方からのお問い合わせ先>ジョルダン株式会社 営業本部 金子マーケティング部 梶川関西営業 下地東京 TEL: 03-5369-4052大阪 TEL: 06-6292-9500E-mail : biz-info@jorudan.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月01日舞台『銀河鉄道の父』が、9月9日(土) から16日(土) に自由劇場で上演されることが決定した。『銀河鉄道の父』は門井慶喜による同名小説が原作で、宮沢賢治にまつわる資料の中から、賢治の父・政次郎について書かれた資料を集めて描かれた作品。37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした究極の家族愛にあふれる内容となっている。なお5月5日(金・祝) には役所広司を主演に迎えた映画版が公開された。舞台版は2020年に初演され、賢治の父・政次郎役で的場浩司が主演を務めた。再演となる今回は主演の的場をはじめ、政次郎の妻で賢治の母・イチ役の大空ゆうひ、政次郎の父・喜助役の田鍋謙一郎が再集結。またふぉ~ゆ~の福田悠太が宮沢賢治役として、そして賢治の永遠のマドンナともいえる妹・トシ役で駒井蓮が出演する。さらに賢治の末の弟で物語の語り手でもある清六役で櫻井圭登、政次郎の姉・ヤギ役でしゅはまはるみ、トシの女学校の恩師・西洞タミノ役で桑田亜紀が名を連ねた。■宮沢政次郎役:的場浩司 コメント(C)門井慶喜/講談社 (C)舞台「銀河鉄道の父」製作委員会この度『銀河鉄道の父』を再演させて頂くことになりました。とても喜ばしく思います。厳しく……厳しく……そして優しい……宮沢賢治の父を演じたいと思います。今回、新たに魅力的なキャストが加わり前回とは違う新たな『銀河鉄道の父』が生まれると思います。楽しみしかありません。最後になりますが、初演時の『銀河鉄道の父』を観劇した娘から長文の感想文を渡されました。長年、芝居をしてきて初めての事です。内容を読み「的場家の父」として、とても嬉しかった事を思い出しました。劇場にて皆様に御目にかかれる日を楽しみにしております。舞台『銀河鉄道の父』御期待下さい。■宮沢賢治役:福田悠太(ふぉ~ゆ~) コメント(C)門井慶喜/講談社 (C)舞台「銀河鉄道の父」製作委員会宮沢賢治役を務めます福田悠太です。自分らしく役にアプローチできたらいいなと考えています。「宮沢賢治役」というのに震えていないといったら嘘になります。僕なりの嘘がない素敵な宮沢賢治になるよう努力します。よろしくお願いします。<公演情報>舞台『銀河鉄道の父』9月9日(土)~9月16日(土) 自由劇場原作:門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社文庫)脚本:詩森ろば演出:青木豪【キャスト】的場浩司福田悠太(ふぉ~ゆ~)櫻井圭登駒井蓮/田鍋謙一郎しゅはまはるみ桑田亜紀大空ゆうひ【チケット情報】全席指定:9,800円(税込)関連リンク公式サイト::
2023年05月11日©門井慶喜/講談社©舞台「銀河鉄道の父」製作委員会2023年9月に、東京・自由劇場にて、舞台『銀河鉄道の父』を上演することが決定しました。原作は、2016年から「小説現代」に掲載され、2017年に講談社から刊行された門井慶喜による同名小説で、同作で第158回直木賞を受賞しました。詩人、童話作家、農芸化学者などとして現代に唯一無二の名作を数多く残した「宮沢賢治」。その宮沢賢治にまつわる資料の中から、賢治の父・政次郎について書かれた資料を集め書かれた「銀河鉄道の父」は、37歳の若さで急逝した宮沢賢治の生涯のみならず、その死後も彼の才能を信じ続けた父・政次郎を中心とした究極の家族愛に溢れる作品です。2020年10月に同作を主演・的場浩司にて舞台化。演劇ユニット「serial number」の主宰であり、全国どこへでも飛び回る綿密な取材で、多彩な題材を他にない視点で立ち上げることで名を馳せる、詩森ろばの脚本と、劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』の演出や、劇団☆新感線『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇』の脚本など幅広い活躍をする青木豪による演出で、コロナ禍のさまざまな制限下においても劇場観劇、配信観劇といった形で多くのお客様に感動をお届けいたしました。また、本年は同作が初めて映画化され、改めて注目を集める作品です。今回、脚本の詩森ろば、演出の青木豪、主演で賢治の父・政次郎役の的場浩司をはじめ、政次郎の妻で賢治の母・イチ役の大空ゆうひ、政次郎の父・喜助役の田鍋謙一郎が再集結。さらに、ジャニーズ事務所の人気ユニット「ふぉ〜ゆ〜」のリーダーとして舞台のみならず最近ではバラエテイ番組でも活躍する福田悠太が宮沢賢治役として、そして賢治の永遠のマドンナともいえる妹・トシ役に大河ドラマ「青天を衝け」や連続テレビ小説「ちむどんどん」など話題の映像作品で活躍する駒井蓮を迎えました。また、賢治の末の弟で物語の語り手でもある清六役には櫻井圭登、政次郎の姉・ヤギ役にしゅはまはるみ、トシの女学校の恩師・西洞タミノ役に桑田亜紀と個性豊かで確かな演技力に定評のあるキャストが揃いました。2023年版となる舞台「銀河鉄道の父」にどうぞご注目ください。©門井慶喜/講談社©舞台「銀河鉄道の父」製作委員会宮沢政次郎役:的場浩司コメントこの度「銀河鉄道の父」を再演させて頂くことになりました。とても喜ばしく思います。厳しく…厳しく…そして優しい…宮沢賢治の父を演じたいと思います。今回、新たに魅力的なキャストが加わり前回とは違う新たな「銀河鉄道の父」が生まれると思います。楽しみしかありません。最後になりますが、初演時の「銀河鉄道の父」を観劇した娘から長文の感想文を渡されました。長年、芝居をしてきて初めての事です。内容を読み「的場家の父」として、とても嬉しかった事を思い出しました。劇場にて皆様に御目にかかれる日を楽しみにしております。舞台「銀河鉄道の父」御期待下さい。©門井慶喜/講談社©舞台「銀河鉄道の父」製作委員会宮沢賢治役:福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)コメント宮沢賢治役を務めます福田悠太です。自分らしく役にアプローチできたらいいなと考えています。「宮沢賢治役」というのに震えていないといったら嘘になります。僕なりの嘘がない素敵な宮沢賢治になるよう努力します。よろしくお願いします。<公演概要>タイトル:舞台『銀河鉄道の父』原作:門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社文庫)脚本:詩森ろば演出:青木豪キャスト:的場浩司福田悠太(ふぉ~ゆ~)櫻井圭登駒井蓮 / 田鍋謙一郎しゅはまはるみ桑田亜紀大空ゆうひ公演日程:2023年9月9日(土)〜9月16日(土)会場:自由劇場チケット:全席指定¥9,800(税込)チケットに関するお問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00※日祝休み)公式サイト: 公式SNS: 公演に関するお問い合わせ:メディアミックス・ジャパン ©門井慶喜/講談社©舞台「銀河鉄道の父」製作委員会原作著者:門井慶喜出版:講談社文庫数多くの傑作を残した宮沢賢治とその父・政次郎との究極の親子愛を描いた第158回直木賞受賞作。宮沢政次郎の長男・賢治は、家業の質屋を継ぎたがらず、適当な理由をつけては金の無心をするような困った息子。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて妹・トシの病気を機に、賢治は物語を書き始めるが――。後に国民作家となる天才・宮沢賢治の生涯を、父の視点から活写する。究極の親子愛を描いた傑作。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月11日直木賞受賞の同名小説を映画化した『銀河鉄道の父』より、原作者・門井慶喜氏および、宮沢賢治の親族からコメントが到着。宮沢賢治を演じた菅田将暉の演技を絶賛している。役所広司が宮沢賢治の父・政次郎を演じ、菅田将暉が宮沢賢治を、森七菜がその妹を演じる本作。作家・宮沢賢治を深い愛情で支えた家族の物語だ。この度、映画公開を前に、宮沢賢治の作品を広める活動をしている賢治の実弟・清六の孫・宮澤和樹と原作・門井慶喜のコメントが到着し、併せて新規スチールも解禁された。完成した映画を一足早く鑑賞した門井氏は「一観客として泣いちゃいました。三度目に見たときは二度目より泣きました」と語ると、宮澤氏も「伝記や史実としてではなくフィクションとして観ました。しかし賢治さんのユーモア、明るさ、誠実さを堪能し何度も笑い、泣きました」と、本作の物語を堪能した様子。これまで三上博史、松田龍平、鈴木亮平、中村倫也など錚々たる俳優たちが作家・宮沢賢治を演じてきたが、本作で賢治を演じた菅田さんは、家族を振り回すも純粋で必死に自分の生き方を模索し、作家として精細な一面を見せた賢治を見事に再現している。祖父・清六から賢治の人柄や作品世界について話を聴き、誰よりも賢治を熟知している宮澤氏は「賢治さんの一途さ、弱さ、強さを見事に表現していたと感じました。菅田将暉さんの賢治さんへの観察力、想像力には深さをかんじました」と菅田将暉版宮沢賢治に驚嘆。撮影で執筆するシーンでは宮沢賢治が実際に書いた原稿の文字を真似て撮影にも挑んだという。門井氏は「泣くほど感動するけれど、感動だけの話じゃないんです。笑いもあるし希望もある。私たちが家庭で味わうすべてがあります」と語り、宮澤氏は「学校の授業や今までのテレビ番組等でのイメージとは違う賢治さん、それを支えていた家族。どのような才能もそれを支える人や環境が無ければ後世には伝わらない。異質な才能でも評価し、残し、伝える。これは大変な事ですが誰かがやらねばならない。賢治さんの場合それが父であり家族だった。これは実に稀ですが本当に幸福なことです」とコメントし、映画公開の喜びを万感の思いで語った。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年05月04日昨今の名作といわれる作品には、必ずこの人の名前がある。あまたの監督から絶大な信頼を寄せられている、役所広司さん。宮沢賢治の父を演じた主演映画『銀河鉄道の父』について語っていただきました。平凡なサラリーマン、歴史上の人物、暴力的な刑事、更生を誓った元犯罪者など、幅広い役柄を数多く演じてきた役所広司さん。国内外から評価される高い演技力の持ち主ゆえに、役柄にリアリティがあるのは言わずもがな。その上で、善人だろうが悪人だろうが、役所さんが演じることでその役に愛らしさや切なさが加わり、“愛すべき人間らしさ”が溢れるキャラクターになる。だからこそ私たちは、役所さんが出演する作品に釘付けになるのだろう。映画『銀河鉄道の父』で演じた宮沢賢治の父・政次郎も、厳格さと優しさ、そして愛らしさを併せ持った、愛すべきキャラクターだ。「恥ずかしながら僕は、宮沢賢治のことは『銀河鉄道の夜』と『雨ニモマケズ』くらいの知識しかなく、当然父親の政次郎さんのこともまったく知りませんでした。そんな僕にこの映画の話が来たわけですが、成島(出)監督とは本当に古い仕事仲間であり友人でもあるので、久しぶりに一緒に仕事ができるのが嬉しくて、とりあえず原作を読んでみたわけです。ご存じの通り賢治と妹は病気で命を落としており、その父親の話ですから悲しい物語ではあるんですが、それも含めた家族の様子がユーモアを交えながらとても明るく書かれていて、とても楽しい本でした。これが原作なら非常に温かい映画になるのではと思ったのが、出演を決めた理由の一つ。あとやはり、賢治役の菅田将暉くんと芝居ができるということ。出演が決まったときから、現場に入るのがとても楽しみでした」葛藤し、暴走する息子と、それを見つめる父親の物語。役所さんと菅田さんは今作が初共演。映画の中では文字通り二人が正面で向き合うシーンがいくつもあり、そのいずれでも、セリフ、息遣いなど二人のテンポが驚くほどぴったり。“こういう父子、いるいる…”と、あまりの微笑ましさに思わず顔がほころんでしまう。「菅田くんは本当に、役者になるべくしてなったような才能の持ち主です。そして、これまでたくさんの役者が宮沢賢治を演じてきましたが、その中でも彼は特に、賢治を演じる役者に必要なものを持っている人だとも思う。何かになりたいけれども何にもなれないもどかしさや、父を超えたいけれど超えられないといった葛藤を抱えた青年を、切なく愛おしく、のびのびと繊細に演じています。そんな賢治に、僕が演じる政次郎はホロッとさせられたりするわけです」明治時代、質屋を営む裕福な家の長男として、家業を継いでいる政次郎。そんな政次郎と妻のイチとの間に生まれたのが、長男の賢治。政次郎は跡取りである賢治をそれはそれは大切に育てており、その溺愛ぶりは、赤痢にかかった息子を自ら甲斐甲斐しく世話をしたことにもよく表れている。「このお父さんは親の言いつけどおり質屋を継いではいますが、明治の男としてはちょっと変わった人だったらしいんです。“男は強くあれ”という価値観が当たり前、子供の世話は女の仕事、という時代の中で、病気の息子の看病をしていたことからも、それは分かります。思うに政次郎さんも、本当は、家業よりもやりたいことがあったんじゃないでしょうかね。だからこそ、家を継ぐことにノーと言い、好き勝手に思い切り生きている賢治に対し、イライラはすれどもどこか羨ましい気持ちもあり、眩しく見守っていたんじゃないのかな、と思います」しかし、親の心子知らずとはよく言ったもので、賢治は迷走を繰り返す。謎の商売を始めようとしたり、宗教に生きると言い出し家出をしたりと、なかなか道が定まらない。「この子は本当に、詐欺師にでもなっちゃうんじゃないか?と、正直心配になりましたよ(笑)。だからこそ、最終的に息子が文学の道を見つけたときは、本当に嬉しかっただろうな、と。ちなみにどうやら政次郎さんも文学が好きだったらしく、おそらく彼は息子の作る物語の良さもきちんと理解をしていたんでしょうね。息子に黙って陰でスポンサーとして支える姿には、賢治への愛が溢れていたと思います」前述の通り、子供を亡くす父親の悲しい物語ではあるものの、この作品には、真面目さの中にどこかクスッとしてしまうウィットがちりばめられている。感動と笑いのバランスが絶妙で、神妙なシーンでも思わず笑いがこみ上げてくるのがたまらない。「撮影に入る前に監督が、『やっぱりユーモアのある映画を撮りたいんだ』とおっしゃっていたんです。なので脚本を読みながら、どこにおもしろい種が潜んでいるかをみんなで探しながら、作り上げていった気がします」シリアスさと滑稽さ、あるいは喜びと悲しみ。相反する2つの価値観や感情が背中合わせになっているからこそユーモアは生まれるのであり、さらにその絶妙なバランスの上に成り立つ映画が好きだ、と役所さんは語る。「ユーモアが感じられる映画って、誰でもスッと入っていける垣根の低さがあるんだけど、でも同時に品もあるから好きなんです。そして、ユーモアにはいろんな種類がありますが、特に僕が惹かれるのは人間らしさを感じさせる笑い。僕はユーモアとは人間らしさのことだと思っていて、映画とは人間を描くものです。だからこそ、笑いが大事なんです」また一方で、この世界には完璧な人間というのはほとんどおらず、だからこそ徹底的に完璧な人間を演じると、その役の欠点、すなわち人間らしさが露呈する、とも。「もちろん、全部かっこよくいけりゃあいいんですけれど、そんなヤツいねぇだろ?とも思うわけで(笑)。さらに全てがかっこいいものばかりを見せられても、作り物みたいな感じがするじゃないですか。観ている人は完璧なかっこよさよりも、“図らずも見えてしまった人間らしさ”のような部分に、心を寄せたり共感したりするんだと思うんですよ」ちなみに政次郎はまさにそんなキャラクターで、厳格ぶっているけれども実は隙だらけの男だそう。「この映画でも、真面目な状況を突き詰めた結果、それはもはやコメディなのでは?というシーンが何か所かあります。神妙な場面ではありますが、観る方にはぜひニヤッとしていただきたいですね(笑)」『銀河鉄道の父』唯一無二の世界観で、今では世界中から愛されている作家の宮沢賢治。しかし実は賢治は生前、家業を継ぐのを拒否し、謎の商売を始めようとしたり、家出をして宗教にハマったりと、両親を振り回すダメ息子だった…!!厳しくも息子を優しく愛した父親・政次郎の視点で描かれる、宮沢家の愛ある家族の物語。出演は役所広司、菅田将暉、森七菜ほか。監督は成島出、脚本は坂口理子。5月5日より全国公開。やくしょ・こうじ1956年生まれ、長崎県出身。代表作は多数あり、最近では『すばらしき世界』(’21)でシカゴ国際映画祭最優秀演技賞などを受賞。成島監督作は『ファミリア』(’22)などに続き4作目の出演。ジャケット¥143,000シャツ¥51,700(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)※『anan』2023年4月19日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・安野ともこヘア&メイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)(by anan編集部)
2023年04月16日オールナイトニッポン55周年記念公演 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』が東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演中だ。<オールナイトニッポン55周年記念公演 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』> 公演情報はこちら主人公のナオ(久保田紗友)はとある地方に住む美容師アシスタント。美容師のナツキ(藤谷理子)の指導は厳しく、なかなか仕事がうまくいかないことに悩んでいた。おまけに、カットの練習会でライブへも行けない......。「銀河ステーション、銀河ステーション」。気がつくと、ナオは列車の中にいた。ナオの親友のレナ(田村真佑)やナツキのほか、YouTuberのざきしょー(鈴木仁)、アルバイトのシゲフミ(戸塚純貴)、スタートアップの社長の側近のコスガ(石田剛太)、田舎住まいの教師のヤザワ(岩崎う大)らも列車に乗っていた。そしてみんなが口にする。『たぶんこれ銀河鉄道の夜』とーー。脚本・演出を手がけるのは、ヨーロッパ企画の上田誠。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を音楽劇にしようということから本作の構想が生まれたといい、「ローファイ・ヒップホップっぽいトラックに乗せて、プロジェクションマッピングのような映像とともに『銀河鉄道の夜』を現在に接続するようなつもりで作ったんですけど、気がつけばデスゲームの要素もかなり入っていて、ちょっと信じられない気持ち」と笑う。そして「約90年前に書かれていますが、今も時代を超えて走っているすごい作品。どんなアレンジにも揺るがないような重力を持った作品ですが、僕らもその重力に引っ張られすぎずに、なるべく自由に、楽しく、大胆に取り組みました」と話した。ナオ役の久保田紗友は「宮沢賢治先生の『銀河鉄道の夜』がここまで具現化されている舞台はそうそうない。この機会に楽しい銀河の旅をぜひ一緒に過ごしていただけたらなと思います。たくさんの方に観ていただきたいです」とコメント。レナ役の田村真佑(乃木坂46)も「原作は難しくて、読んだことがないという方がいるかもしれないですが、この舞台はすごくポップに描かれていて、分かりやすくて、くすっと笑ってしまうような内容になっていると思いますし、たくさんの方に愛していただける舞台になっています。たくさんの方に観に来ていただきたいなと思います」と語った。上演時間は約2時間5分(途中休憩なし)。基本的にバラエティ番組を見ているかのようなコメディ要素満載の舞台だが、今のご時世を映し出す、なかなかシニカルな内容に。原作を知らなくても十分楽しめるが、原作の知識があった方が細かいところまでより楽しめる。東京公演は4月2日(日)まで。そのほか、愛知、高知、大阪公演が予定されている。ぜひお見逃しなく!取材・文・撮影:五月女菜穂
2023年03月22日ダメ息子・宮沢賢治を支えた父とその家族の愛が心に響く『銀河鉄道の父』。この度、役所広司が菅田将暉を涙ぐみながら抱きかかえる場面を捉えたカットをはじめ、親子の絆や家族の愛と情熱を感じさせる場面写真が解禁された。本作は、宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集めた門井慶喜の同名小説を役所さん、菅田さんをはじめ、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯ら豪華キャストで映画化した作品。世界中から愛される宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点を軸に、究極の家族愛が描かれる。この度解禁となったのは、倒れた賢治(菅田さん)を抱きかかえ涙ぐむ政次郎(役所さん)の姿や、人目もはばからずに号泣したり、賢治が書いた本を見つけ驚きの表情を見せたりと様々な顔を見せる政次郎の姿。厳格な父であろうとしながら賢治に深い愛情を注いでいたことが分かる場面写真をはじめ、賢治が政次郎に進学したいと願い出る様子なども解禁された。いつか宮沢賢治の映画を撮りたいと願っていた成島出監督は原作小説を読み、「政次郎は厳格な人物というイメージがあった為、こんなお父さんだったのかと驚きました。あの時代に、賢治のすべてを受け入れている。ある意味、イクメンの走りかつ親バカで、一生懸命なところがチャーミング。賢治と家族の格闘ぶりも面白かった」とふり返った。また仲良く河原で過ごす賢治と妹・トシ(森さん)の未来への希望溢れるまぶしいカットや、トシを励ますために賢治が「風の又三郎」を読んであげる兄妹の強い絆を感じるカットも。さらに長男誕生を喜ぶ政次郎・イチ(坂井さん)・喜助(田中さん)の若かりし頃の姿、祖父・喜助が家族に掴みかかるシーンを切り取った場面写真もお披露目。互いにぶつかり合い、支え合い、寄り添いながら歩んできた宮沢家。無名だった宮沢賢治がどんな人生を歩もうと、支え続けた父と家族の愛と情熱が垣間見える場面写真となっている。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年03月14日2023年2月13日に報じられ、多くの人に衝撃を与えた、漫画界の巨匠である松本零士さんの逝去。松本さんは、SF作品を中心に『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『クイーン・エメラルダス』といった数々の名作を生み出してきました。中でもアニメ化や舞台化、ドラマ化などさまざまな形で展開された『銀河鉄道999』は、知名度の高い名作といえるでしょう。東映、松本零士さん追悼で映画『銀河鉄道999』を無料公開同年3月6日、東映アニメーション株式会社は、YouTubeの『東映アニメーションミュージアムチャンネル』に動画を投稿。松本さんを追悼し、1979年に公開された映画『劇場版 銀河鉄道999』を1週間限定で無料公開しました。動画のタイトルには「ありがとう 松本零士先生」というメッセージが。同作の生みの親であり、企画と構成も担当した、松本さんへの感謝の気持ちが伝わってきます。同作は、原作の『アンドロメダ編』を129分の尺に詰め込んで描いた、全編新作として公開。短縮されながらも分かりやすいストーリーや、美しい作画、感動的なエンディングが多くの人の心をつかみ、アニメ史に残る名作として名を残しました。また、音楽バンド『ゴダイゴ』による、同作の主題歌『銀河鉄道999』は、2023年現在も幅広い世代に親しまれています。無料公開に対し、作品のファンからは「なんて太っ腹な企画なんだ!」「何度見ても涙が出る」といった声が続出。そして、『銀河鉄道999』を知らない人からは、「これを機に作品に触れてみたい」という声が上がっています。公開は、同月13日まで。2時間ほど予定をあけ、『銀河鉄道999』の世界に旅立ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月07日佐野勇斗主演のドラマ「おとなりに銀河」に、「First Love 初恋」「舞いあがれ!」の八木莉可子が出演することが分かった。雨隠ギドによる同名漫画をドラマ化した本作。佐野さんが売れない漫画家・久我一郎を演じ、八木さん演じる流れ星の民の姫と出会い、婚約から始まる優しい恋の物語を描く。八木さんは、本作について「ファンタジー要素やコメディ要素も含みつつ、全体を包むのは、暖かく、やさしい世界のお話」と語り、「1日の終わりに、観てくださった方をクスッと笑わせて、そしてあたたかい気持ちで包み込む、そんな作品になれたら嬉しいです」とコメントを寄せている。<八木莉可子(五色しおり役)コメント>『おとなりに銀河』はファンタジー要素やコメディ要素も含みつつ、全体を包むのは、暖かく、やさしい世界のお話です。そして撮影現場も、作品と同じくらい暖かさとやさしさの溢れた現場となっています。ど緊張していた私は、本当にしおりの気分で、現場の皆さんの優しさに助けられながら毎日撮影させて頂いています。1日の終わりに、観てくださった方をクスッと笑わせて、そしてあたたかい気持ちで包み込む、そんな作品になれたら嬉しいです。「おとなりに銀河」は4月3日(月)よりNHKにて放送開始。※毎週月-木曜日22時45分~(各話15分/全32回)(text:cinemacafe.net)
2023年02月21日佐野勇斗が主演する新ドラマ「おとなりに銀河」の放送が決定した。久我一郎は売れない漫画家。親を亡くし、幼い妹・まちと弟・ふみおを養うため、必死に漫画を描く日々を送っている。ある日、一郎の漫画に憧れてやってきた臨時のアシスタント・五色しおりの助けで一郎は締め切りぎりぎりの危機を脱するが、疲れて眠っているしおりの体の一部からとげのようなものが出ていることに気がつき、確かめようとそのとげにふれた瞬間、狭い仕事部屋が宇宙に変わった。とある島の王族の姫だというしおりは、「とげにふれたことでふたりの婚姻関係の契りが結ばれました」と理解不能なことを一郎に告げる。さらに、「まずは恋愛から始めるべきなのでは?」と言うしおり。不思議な力によって離れていることが困難になったふたりは、同じアパートに住むことに。お互いの魅力を発見していく時間が始まる――。本作は、雨隠ギドの同名漫画のドラマ化。佐野さんが売れない漫画家・久我一郎を演じ、流れ星の民の姫に出会う、婚約から始まる優しい恋の物語を描く。原作を読み「不思議な姫と恋をする。。なんともファンタジーでそして、登場人物が皆周りの人を思いやる、とても温かい物語だな」と感想を明かした佐野さんは、「学校や仕事が終わった後に皆さんがクスッと笑え、心温かくなり、さぁ、明日も頑張るぞ!という気持ちになっていただけたらなと思います。ぜひ楽しみにしておいて下さい!」とコメントしている。「おとなりに銀河」は4月3日(月)よりNHKにて放送開始。※毎週月-木曜日22時45分~(各話15分/全32回)(cinemacafe.net)
2023年01月26日役所広司が宮沢賢治の父・政次郎を演じ、菅田将暉が宮沢賢治を演じる『銀河鉄道の父』。この度、主題歌が「いきものがかり」の「STAR」に決定。さらに、その主題歌入り特報映像が解禁された。役所さん、菅田さんをはじめ、坂井真紀、森七菜、田中泯、豊田裕大ら豪華キャストが共演する本作。「いきものがかり」が2人体制になってから、初の映画主題歌となる「STAR」は本作のために書き下ろされたもので、穏やかなメロディと吉岡さんの透き通るボーカルが、ぶつかり合いながらも支え合う宮沢家の大きな愛を感じさせる楽曲となっている。吉岡さんは「(映画を観て)賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました」とコメント。そして作詞・作曲を手掛けた水野良樹は「他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました」と語っている。さらに主題歌「STAR」が流れる特報映像も解禁された。映像は「賢治…」と呼ぶ父・政次郎の心温まるシーンから始まる。そして「宮沢賢治の父、政次郎でございます」というユーモアと人間味あふれる親バカな父・政次郎をはじめ、宮沢家の面々が次々と登場。やがて賢治が家業を継ぐと信じて疑わない政次郎は「明日から家業の修行さ励め」と賢治に言うが、「イヤです」と反発され、面を食らってしまう。ここから父と息子の熾烈な戦いの日々が始まり、 “農業大学への進学”、“人造宝石で商売”、“宗教の道”と我が道を進む賢治にときに困惑し、ときにぶつかってしまう政次郎。それでも賢治に対する愛はゆるぎなく、親バカだけど子どもたちの幸せを願い政次郎が涙する姿が映し出されている。<「いきものがかり」コメント全文>■吉岡聖恵コメント映画『銀河鉄道の父』というこの作品がとてもあたたかみのある作品だと思いました。賢治の妹、トシへの深い愛情、そして、その中で新しい作品が生まれていくこと、それがとても印象的でした。そして、賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました。語るように歌いながら、一方であたたかく深い気持ちが爆発するような歌でもあると思います。心の中に熱いものを持ちながら歌いました。作中にある賢治の父、政次郎と賢治の関係に思いを馳せながら、自分にとってとても貴重なタイミングでこの歌を歌わせていただいた事がとても素晴らしい体験となりました。母になった今、出来上がったこの曲を、うんうん、としみじみ聞いてしまいます。自身の心境にリンクする曲にもなりました。■水野良樹コメント(映画を観て)やっぱり息子の顔が浮かんで、しょうがなかったですね笑。こんなことを言ったら怒られると思うのですが「俺も政次郎だよ!」と心のなかで叫びたいくらいで。そして、やはり各シーンでときに静かに、ときに激しく、生と死のあわいに身を寄せる相手に、言葉を送ろうとする登場人物たちがとても愛おしかったし、心打たれました。他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました。いきものがかりというグループにとっても、このタイミングで親と子を描く作品に関わらせていただけることに、勝手ながら、なにか運命めいたものを感じました。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年01月18日映画『銀河鉄道の父』の公開日が2023年5月5日(金・祝) に決定。併せて特報映像が公開された。『銀河鉄道の父』は、第158回直木賞を受賞した作家・門井慶喜による同名小説が原作で、宮沢賢治の父・政次郎が主人公の物語。役所広司、菅田将暉、森七菜らが出演者として名を連ねており、監督は『八日目の蟬』『いのちの停車場』などで知られる成島出が務める。公開された映像は、暗闇を走る汽車の中で「宮沢賢治の父、政次郎でございます」という宮沢政次郎(役所)の自己紹介から始まる。古い町並みの中「熱く心揺さぶる笑いと涙の家族の物語が誕生する」というナレーションが流れ、「賢治、ただいま帰りました!」と純粋さあふれる宮沢賢治(菅田)の帰宅シーン、宮沢家それぞれの紹介映像へと続く。「賢治の世話は私がする」と政次郎が割烹着をまとい、賢治が「じゃじゃ!?」と驚くカットが壮大な音楽とともにテンポ良く流れる。「明日から家業の修行さ励め」と父親らしく賢治に言い渡す政次郎に対し、「イヤです」と切り返す賢治。「え!?」という政次郎の驚きもつかの間、賢治は「俺はエマーソンやベルクソン、ツルゲーネフやトルストイの本を読んで勉強しました……」と語り出し、「うるせぇ、うるせぇ、ああああ、うるせぇ!」と政次郎はうんざりするという、思わず笑みがこぼれてしまうような親子のやり取りが繰り広げられる。ラストは、「このバカ息子!でもラブだ!超マジだ!」という一筋縄にはいかない親子関係、宮沢家を包み込む愛、ぶつかり合いながらも支え合う家族愛が伝わってくるコピーが印象的な特報映像となっている。映画『銀河鉄道の父』特報映像<作品情報>銀河鉄道の父2023年5月5日(金・祝) 全国公開原作:門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社文庫)脚本:坂口理子音楽:海田庄吾監督:成島出出演:役所広司/菅田将暉森七菜豊田裕大/坂井真紀/田中泯関連リンク公式サイト::
2022年12月16日オールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」のメインビジュアルが公開された。アナウンス「銀河ステーション、銀河ステーション」。ナオは気がつくと列車の中にいた。桔梗色の空、銀河の岸。あー、たぶんこれ銀河鉄道の夜。まえに劇でやったから知ってる。けどなんで私が。いや、心当たりはある。裏山に登ったのだ。なんで私ばっかり、みたいな心持ちで。ナオは地方住みの美容師。日々を生きているが、なかなかつらい職場ではあり、練習会でライブへも行けず、そしてツイッターがプチ炎上。そうしてジョバンニよろしく裏山へ。同じ車両には、ライブに行ったはずのレナも乗ってる。っていうかあれ、職場の先輩。なんで?っていうか、思ったより人、多いな。こんなんだったっけ。窓の外は、宮沢賢治が描いたあの風景。幻想的ってこういうことか。えっまだ乗ってくる? 全員座れなくない?ここで車掌が出てきてアナウンス。なんか乗車率のおわびと、ゲームの説明みたいのが始まった。えっと、これは銀河鉄道の夜、と思うんだけど、たぶん――。本作は、ニッポン放送とヨーロッパ企画が贈る、エンタメ舞台シリーズの第3弾。オールナイトニッポン55周年を記念して、宮沢賢治の不朽の名作「銀河鉄道の夜」をベースに、ヨーロッパ企画の上田誠が新作公演として上演。舞台を令和にしたSFファンタジーコメディを、ポエトリーラップなどを取り入れたポップな音楽劇として作り上げる。公開されたビジュアルは、舞台初主演の久保田紗友をはじめ、「乃木坂46」田村真佑、鈴木仁、戸塚純貴らが演じる個性豊かなキャラクターが勢ぞろいし、幻想的な空の下、銀河鉄道のようなものに乗り込もうとする瞬間をとらえた躍動感とデスゲーム感が入り交じる。なお、11月30日(水)深夜25時には、田村さんがゲスト出演する「乃木坂46のオールナイトニッポン」が放送。同番組放送開始と同時にオールナイトニッポン特別先行を実施する。「オールナイトニッポン55周年記念公演宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』~The Night of the Milky Way Train(right?)~」は2023年3月17日(金)~4月2日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほか、愛知・高知・大阪にて上演。(cinemacafe.net)
2022年11月30日達成感と大自然を存分に満喫できる多くのランナーに愛されて2023年で第17回を迎える「いわて銀河100kmマラソン」は、2023年6月11日(日)に開催します。みちのくの大自然を満喫して走る岩手で唯一のウルトラマラソンで、高低差の激しい山間部を駆け抜ける走り応えのあるコースが魅力です。開催概要について種目は100km駅伝、100km、50km。参加費は100km駅伝1チーム80,000円、100km18,000円、50km15,000円です。参加料にはナンバーカード、保険料、記念品、競技中とゴール後の飲食代が含まれています。スタート時刻(制限時間)は100kmが午前4時(制限時間・14時間以内)。50kmが午前10時(制限時間・8時間以内)。100km駅伝が午前5時(制限時間・13時間以内)です。岩手の豊かな自然とおもてなしをを感じて走るスタート会場は、100kmと100km駅伝は北上総合運動公園北上陸上競技、50kmが沢内バーデンからとなり、ゴールの雫石総合運動公園を目指して走ります。100kmのコースは岩手県北上市をスタートし、花巻・西和賀と進み雫石町まで縦断します。給水・給食所は10km地点以降、5㎞毎に設置。おにぎり、パン、フルーツ等が提供されます。(画像は公式サイトより)【参考】※「いわて銀河100kmマラソン」公式サイト
2022年11月30日役所広司主演、菅田将暉、森七菜共演の『銀河鉄道の父』より追加キャストが発表され、ティザービジュアルが解禁された。本作は、大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、家族愛を描いた門井慶喜の第158回直木賞受賞作「銀河鉄道の父」の映画化。主演に役所広司、共演に菅田将暉、森七菜といった名優たちが集い、『八日目の蝉』『いのちの停車場』などの成島出が監督を務める。この度、発表となった追加キャストは、政次郎の妻で、賢治の母・イチに坂井真紀。賢治可愛さで突っ走る政次郎、そして時に対立する政次郎と賢治を誰よりも深い愛で見守る母親のイチを優しくおおらかに演じる。政次郎の父・喜助に田中泯。質屋に学問は必要ない、と頭脳明晰だった政次郎の進学を諦めさせ、政次郎を厳しく育てる。賢治に甘い政次郎を諭そうとする喜助を存在感たっぷりに演じる。賢治の弟・清六に、豊田裕大。自由奔放な賢治に、政次郎を筆頭に家族中が振り回されるが、我が道を行く賢治に憧れる清六。賢治の陰に隠れながらも優秀で誠実な清六をフレッシュに演じる。併せてティザーポスタービジュアルも解禁。満面の笑みの政次郎を中心に、純朴で健気な表情の賢治、爽やかな笑顔のトシ(森さん)、穏やかなほほ笑みのイチ、厳格な表情の喜助、真面目な清六と、宮沢家の面々の顔写真が立ち並ぶ印象的なビジュアルとなっている。「このバカ息子!でもラブだ!超マジだ!」というコピーからは、政次郎と賢治の一筋縄にはいかない親子関係、宮沢家を包み込む愛、ぶつかり合いながらも支え合う家族愛が伝わってくる。宮沢賢治没後90年(1896年8月27日生―1933年9月21日没)の2023年にふさわしい、珠玉の一本となることだろう。出演者コメント◆坂井真紀イチは、「人というものは、人のために何かしてあげるために生まれてきたのです」と、子供たちに言葉をかけていたそうです。母というものはどの時代でも、子供を思う気持ち、家族を思う気持ちは、変わらないものです。イチの心を通して見つめた宮沢家は、暖かくて色鮮やかで愛おしくて、「なるほどな」と頷きながら、宮沢賢治の数々の作品を思い出しました。そして、成島組、役所広司さんとの時間は、私の一生の宝物になりました。◆田中泯銀河の星々はすべて主役だと思うが、賢治の祖父であり政次郎の父でもあった男、喜助の死に到る迄の振る舞いに心込めて没入したのでした。はかり知れない人の一生を映画の画面では数度の登場で皆様に感じ取って頂く、何とも不遜で無謀な存在でしょう。撮影されていない祖父喜助のカラダの余白に思い巡らすことが僕の楽しみではありました。楽しかったぁ~。ありがとうありがとう!◆豊田裕大宮沢賢治の弟・清六を演じました。自分の意志を貫き自由に生きる兄に魅了され翻弄されながらも、愛し支えていく宮沢家の一員になれれば、とそんな想いで現場にいました。また実際に作品に参加してみて、今も昔も家族の本質的な姿は変わらないと実感しました。それと同時に愛おしく温かい奇跡の連続で、自分は生きているのだと改めて再確認できました。多くの方にこの映画が届くことを祈っています。『銀河鉄道の父』は2023年GW、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年GW全国にて公開予定©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2022年11月18日オールナイトニッポン55周年記念公演「宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』〜The Night of the Milky Way Train (right?)〜」が、2023年3月から4月にかけて東京・愛知・高知・大阪で上演されることが決定した。『たぶんこれ銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の不朽の名作『銀河鉄道の夜』をベースに、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本・演出を手がける新作公演。劇中では舞台を令和にしたSFファンタジーコメディが、ポエトリーラップなどを取り入れたポップな音楽劇として展開される。地方住みで要領が悪く何かと報われない美容師・ナオ役は、本作で舞台初主演を務める久保田紗友、ナオと同じ職場で働く専門学校時代の同級生で、ナオとは対照的に愛想がよく周りから可愛がられる美容師・レナ役は、本作でグループメンバーのいない舞台に初出演となる乃木坂46の4期生・田村真佑、ドッキリ企画で炎上したYouTuber・ざきしょー役は、今回約2年ぶりの舞台出演となる鈴木仁、そしてバイトテロをやらかしバカッターとして炎上した男・シゲフミ役は戸塚純貴が演じる。さらにお笑いコンビ・かもめんたるの岩崎う大と槙尾ユウスケも出演。岩崎は劇団かもめんたるを主宰し近年劇作家・演出家としても才能を発揮しており、以前から交流のあった上田との待望の初タッグとなる。併せて、久保田、田村、鈴木、戸塚、槙尾、岩崎、上田のコメントが到着した。■久保田紗友 コメント「銀河鉄道の夜」という美しくて哀しい壮大な題材を上田さんによってどのようなコメディになるのか、今から楽しみで仕方ありません。個性豊かなキャストの皆さんとはアットホームな雰囲気で良いチームが出来上がる予感がしております。座長として、コミュニケーションを大切に、皆さんと意見を交わしながら唯一無二の作品づくりができればと思っています。是非劇場に足をお運び頂けると嬉しいです。■田村真佑(乃木坂46) コメントわたしにとって久しぶりの舞台で、どこまでやれるのか挑戦という意味でもすごく楽しみにしています。ヨーロッパ企画さんの舞台も拝見しましたが、明るくて和気あいあいとされていて楽しい現場になるだろうなと思いました。モチーフになっている「銀河鉄道の夜」は誰もが知っていて色々な人に親しみやすい作品なので、作品も役もたくさんの方に愛してもらいながら、わたしも役と真剣に向き合って素敵な作品を作り上げていきたいと思っています。■鈴木仁 コメントこの作品に出演が決まって、まずは純粋に嬉しかったですし、僕は舞台の経験がまだ少ない上、初挑戦のコメディということもあり、より一層頑張らないと、と思っています。まだ台本を頂いていないのですが、ヨーロッパ企画さんの世界に入っていく想像を膨らませているところです。また、今回の作品でお客様に新しい自分を見せられる機会になるのではないかとも思うので、楽しみにしていただけたらなと思います。上田さんは出演者の持ち味やキャラクターも活かしつつ作品作りをされると伺ったので、その中で僕自身の味をひとつでも見出していただけるように取り組んでいきたいです。■戸塚純貴 コメントイーハトーブ。僕はその理想郷で生まれ育ちました。その時から宮沢賢治は僕の近くに、すぐそこにいました。この際、親しみを持って賢治と呼ばせてください。親しみもなにもこれ、山とか海の風景。どれも雫石とか小岩井とか滝沢とか花巻はいつも見ている景色です。賢治と同じ景色をみて育ってたんやな〜。しみじみいたします。尚更「銀河鉄道の夜」を公演するに於いては特別な思いです。再び演劇で上田誠さんやヨーロッパ企画のみなさんとご一緒できる“令和版銀河鉄道の夜”大変光栄です。賢治のもつ言葉の響きや美しさもいろんな形で表現していくのだと思います。本が音楽が大好きな上田さんが作る銀河鉄道に早く乗り込みたくてワクワクしています。ほんとうの幸を一緒に探しに行きましょう。■槙尾ユウスケ(かもめんたる) コメントずっと何年も前からヨーロッパ企画さんの舞台に出演したいという思いがあったので、今回お話をいただいた時は飛び上がるほど嬉しかったです。プロットを読むだけで舞台の情景が浮かび上がり、客席にいるお客さんの笑顔もすぐに想像ができました。上田誠さんをはじめ、ヨーロッパ企画の方々は皆さんとても面白い方ばかりなので、これから始まる稽古も楽しみです。今回は MC 的なポジションの車掌役と聞いているので、他の出演者さんを目一杯輝かせられるように頑張りたいと思います!■岩崎う大(かもめんたる) コメントいつか上田さんとは、一緒に公演をやることになると思ってました。ようやく運命の時が来たといった感じです。僕の役は、一筋縄ではいかない役になるんではないでしょうか?だってあの人物ですからねえ。テーマは、重めですが、お話自体は楽しいものになっていくのは間違いないのでお楽しみに!この舞台を機に今後上田さんの世界には、必要不可欠な存在になりたいです。■上田誠(脚本・演出) コメント機嫌よく生きていますが、たまに「ふう、なんで自分ばかりこんな目に」と思う夜だってあるし、そんな夜に丘へ登れば、汽車の音と「銀河ステーション、銀河ステーション」というアナウンスが聞こえてくるでしょう。気づけば車室に、窓の外を見ながら座っているのです。ところが記憶の中の銀河鉄道よりはずいぶんと混みあっているようで、つぎの白鳥の停車場にはさらに人だかりが見えます。報われない人、残業ばかりの人、炎上した人。それぞれの胸にはゼッケンが。僕の胸にも。そうして現れた車掌の叱責とともに、1stステージが始まるのです。<公演情報>オールナイトニッポン55周年記念公演「宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』〜The Night of the Milky Way Train (right?)〜」脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)オールナイトニッポン55周年記念公演「宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』〜The Night of the Milky Way Train (right?)〜」ロゴ【キャスト】久保田紗友田村真佑(乃木坂46)鈴木仁戸塚純貴藤谷理子(ヨーロッパ企画)石田剛太(ヨーロッパ企画)土佐和成(ヨーロッパ企画)中川晴樹(ヨーロッパ企画)後藤剛範加藤啓槙尾ユウスケ(かもめんたる)岩崎う大(かもめんたる)【東京公演】日程:2023年3月17日(金)〜4月2日(日)会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA【東京公演・チケット情報】(全席指定・税込)一般:8,800円学生チケット:3,800円※未就学児童入場不可※学生チケットは枚数限定、当日引換券、一般発売のみ取扱、要学生証提示一般発売日:2023年1月15日(日) 10:00~購入リンク:【愛知公演】日程:2023年4月8日(土)・9日(日)会場:ウインクあいち大ホール【高知公演】日程:2023年4月11日(火)会場:高知県立県民文化ホール・オレンジホール【大阪公演】日程:2023年4月15日(土)・16日(日)会場:サンケイホールブリーゼ関連リンク公式サイト::
2022年11月16日門井慶喜の小説『銀河鉄道の父』が実写映画化。主演に役所広司を迎え、2023年5月5日(金・祝)に公開される。監督は成島出。直木賞受賞作品『銀河鉄道の父』を実写映画化小説『銀河鉄道の父』は、宮沢賢治の生涯を“父親の視線”から捉えた第158回 直木賞受賞作品。原作者の門井慶喜が、大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、宮沢賢治と父の“親子愛”を描き出した。主演は役所広司、菅田将暉&森七菜と共演『銀河鉄道の父』の実写映画化で、主演を務めるのは役所広司。また、宮沢賢治役を菅田将暉、妹トシ役を森七菜が演じる。主人公・宮沢政次郎...役所広司父の代から富裕の質屋を営み、家業と一家の主人として、責任感と情熱のある明治の男。しかし、長男・賢治が生まれると、明治の男には珍しく子育てに熱心で、子供にはめっぽう甘い。宮沢賢治...菅田将暉政次郎の息子。本来は長男として質屋を継ぐのだが、それに反発し、学力もないのに学問の道へ進む。さらには、商人家系にもかかわらず農業や宗教の道に進みたいと、親泣かせの我が道を行く。生活力もなく、父に金を無心するなど、いわゆる「ダメ息子」だが、病気になった妹・トシを励ますために童話を書くと、その文才に目覚めていく。宮沢トシ...森七菜政次郎の娘で、賢治の妹。賢くしっかり者で、親バカの父と、ダメ息子の兄が上手くいくように、2人を指南する。トシが病気になったのを機に、賢治は筆を執る事になるが…。イチ...坂井真紀政次郎の妻で、賢治の母。賢治可愛さで突っ走る政次郎、そして時に対立する政次郎と賢治を誰よりも深い愛で見守る。喜助...田中泯政次郎の父。質屋に学問は必要ない、と頭脳明晰だった政次郎の進学を諦めさせ、政次郎を厳しく育てる。賢治に甘い政次郎を諭そうとする。清六...豊田裕大賢治の陰に隠れながらも、優秀で誠実な弟。自由奔放な賢治に、政次郎を筆頭に家族中が振り回されるが、我が道を行く賢治に憧れる。監督は成島出なお、監督は、『八日目の蟬』『いのちの停車場』といった感動作を送り出してきた成島出が務める。主題歌はいきものがかり「STAR」主題歌は、映画『銀河鉄道の父』のために書き下ろされた、いきものがかりの「STAR」。ぶつかり合いながらも支え合う宮沢家の大きな愛を思わせる、穏やかなメロディーの楽曲だ。いきものがかり2人体制になってから、初の映画主題歌となる。映画『銀河鉄道の父』あらすじ宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から富裕な質屋であり、長男である賢治は、本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は適当な理由をつけてはそれを拒む。学校卒業後は、農業や人工宝石、宗教と我が道を行く賢治。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気を機に、賢治は筆を執るも―。【詳細】映画『銀河鉄道の父』公開日:2023年5月5日(金・祝)出演:役所広司、菅田将暉、森七菜、坂井真紀、田中泯、豊田裕大監督:成島出原作:門井慶喜「銀河鉄道の父」(講談社文庫)脚本:坂口理子製作:木下グループ制作:キノフィルムズ/ツインズジャパン配給:キノフィルムズ
2022年09月22日役所広司主演、菅田将暉と森七菜が共演する映画『銀河鉄道の父』の公開が決定した。映画初共演で親子を演じる。宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から富裕な質屋であり、長男である賢治は、本来なら家を継ぐ立場だが、賢治は適当な理由をつけてはそれを拒む。学校卒業後は、農業や人工宝石、宗教と我が道を行く賢治。政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気を機に、賢治は筆を執るも――。原作は、門井慶喜の小説「銀河鉄道の父」。門井さんが大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、宮沢賢治の生涯を、父親の視線を通して活写する、究極の親子愛を描いた第158回直木賞受賞作。2016年に小説が発売され、2017年から映画化プロジェクトは動き出し、6年越しで満を持して映画製作が動き出した。役所さんが演じる宮沢政次郎は、父の代から富裕の質屋を営み、家業と一家の主人として、責任感と情熱のある明治の男。しかし、長男・賢治が生まれると、珍しく子育てに熱心になり、子どもにはめっぽう甘い人物。また、菅田さんが、質屋を継ぐことに反発し、学力もないのに学問の道へ進み、さらには商人家系にもかかわらず農業や宗教の道に進みたいと、親泣かせの我が道を行く息子・宮沢賢治を短髪坊主頭で挑んだ。森さんは、そんな2人がお互いうまくいくように指南する、賢くしっかり者の妹トシを演じている。監督は、『ちょっと今から仕事やめてくる』『いのちの停車場』の成島出が務めた。<出演者・監督・原作者コメント>◆役所広司原作に、宮沢賢治の父政次郎のことを「厳格だが、妙に隙だらけの父親だ」というような一文があり、これを手がかりに息子であり、作家宮沢賢治の大ファンの男を演じてゆこうと思いました。また、この人物を作り上げる為に「花巻弁」を聞き取れるギリギリまで攻めてゆけば強力な武器になると信じ頑張りました。成島組に集まったスタッフ、キャスト、素晴らしいチームでした!◆菅田将暉クランクイン前に、岩手県花巻市に行きました。町の至るところに、宮沢賢治さんの言葉や生きた証が残っていて、その残り香を感じることができました。ひとりの生き様が約100年後の今なおこれほど土地に影響を与えている。そして、その言葉や思想、物語は海を渡り世界中に伝わっている。改めてそんな事を思うと、あまりにも大役で身が引き締まる思いでした。しかし今回はその家族のお話です。賢治の父や母、妹、弟、祖父、家族との時間がいかに彼の人生にとって大切であったか。偉大な作品の裏側を想像すると、ひとりの何者でもない青年にも見えてきました。役との出会いはいつも不思議な縁を感じますが、今回ほど出会えて良かったと思わされた現場も珍しいように思います。過不足なく演じることは不可能かもしれませんが、自分なりに宮沢賢治と真摯に向き合わせて頂きました。どうか、宜しくお願いします。◆森七菜今回宮沢賢治の妹宮沢トシを演じさせていただくことになりました。森七菜です。「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」など、あの名作たちが生まれた時間を肌で感じることが出来た事は、今後の人生においてもとても貴重で豊かな経験になりました。宮沢賢治作品は国語の教科書などで読んだりもしていたので少し難しく考えてしまっていましたが、そんな若い世代の人にも、宮沢家の暖かく愉快で人間味溢れる時間が描かれたこの作品を通して、より宮沢賢治作品を楽しめるきっかけにもしていただけると思います。◆監督・成島出どんな時代でも、親は子の心配をし、振り回されるものです。それは、国民的作家、宮沢賢治の父にも当てはまりました。門井慶喜さんの原作で描かれている、宮沢賢治の父・政次郎の"父でありすぎる"人物像に魅了されました。そして、ダメ息子だった賢治が、生きる道を見つけ、若くしてその生涯を閉じるまでを、底なしの愛で包み込んだ宮沢家の人々に、普遍的な家族の絆を感じました。役所広司さんの大らかで人を惹きつける父・政次郎、菅田将暉さんの繊細で透き通ったガラスのような息子・賢治、森七菜さんの賢明ではじけるような輝きを放つ妹・トシに、ご自身の家族や大切な人を想いながら観て頂けたら幸いです。◆原作・門井慶喜子供が親を選べないように、親も子供を選べない。生まれてくるのは天才か、努力家か、それとも生活能力のない夢想家か。宮沢賢治はそのすべてだった。ありあまるほどの生活能力を持ち、家の将来に全責任を負わなければならない父・政次郎との共感。衝突。その向こうにあるものの輝き。この世には、親子の数だけ銀河がある。私は今回の映画化をもっとも楽しみにしている者のひとりです。『銀河鉄道の父』は2023年GW、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年09月19日田中芳樹による名作SF小説『銀河英雄伝説』刊行開始から40年を記念して、アニメ版キャスト出演によるスペシャルイベント『銀河英雄伝説 誕生40周年記念 アニバーサリーイベント〜振り返る40年の歴史〜』が、9月24日(土) Zepp Hanedaにて昼の部と夜の部2公演で開催されることが決定した。イベントには、1988年から2000年までの間に発表された石黒昇監督版と、2018年から続く『銀河英雄伝説 Die Neue These』(ノイエ銀英伝)それぞれの声優が参加。また、石黒版では音響制作に携わり、ノイエ銀英伝版では音響監督を務める三間雅文の登壇が発表された。併せて、40周年ロゴマークも制作。40年の歴史と格調を意識したタイトルのフォントと「40」を囲む円環は、二人の英雄が相まみえたアスターテ会戦の陣形と銀河系をモチーフにしており、左側の星はラインハルトとキルヒアイスを、右側はヤンを象徴する星を置いたデザインになっている。スペシャルイベントのチケットは、9月10日(土) 18時よりチケットぴあにて先着先行発売が開始される。<公演情報>『銀河英雄伝説 誕生40周年記念 アニバーサリーイベント〜振り返る40年の歴史〜』2022年9月24日(土) Zepp Haneda昼の部:OPEN 13:00 / START 14:00夜の部:OPEN 17:30 / START 18:30※1公演:90分予定【チケット料金】■チケットぴあ先着先行受付期間:9月10日(土) 18:00〜9月13日(火) 23:59までチケットはこちら:■一般指定席:8,500円(税込)【出演者】■昼の部堀川りょう(ラインハルト・フォン・ローエングラム役)佐々木望(ユリアン・ミンツ役)三間雅文(音響担当)ほか■夜の部宮野真守(ラインハルト・フォン・ローエングラム役)三木眞一郎(ワルター・フォン・シェーンコップ役)三間雅文(音響担当)ほか
2022年09月10日工学院大学(学長:伊藤 慎一郎、所在地:東京都新宿区/八王子市)の小麦 真也准教授(教育推進機構)を中心とする研究チームは、3C273と呼ばれる銀河をアルマ望遠鏡で観測し、特殊なデータ解析の結果、同銀河に何万光年にもわたって淡く広がる電波放射が存在することを世界で初めて発見しました。図1高エネルギージェットを持つ巨大銀河の想像図。Credit:ALMA(ESO/NAOJ/NRAO)■研究の詳細本研究で観測された3C273は地球から24億光年の距離にある銀河の中心核で、クェーサーと呼ばれる種族の天体です。その正体は巨大なブラックホールで、周囲の物質を飲み込むことで、強烈な光のエネルギーを生み出しています。世界で初めて発見されたクェーサーでもある3C273は、クェーサーでは最強の電波を放っています。そのような経緯から、何十年も研究されてきた「よく知られた」天体で、アルマ望遠鏡でも空の位置の基準としてしばしば観測されています。電波観測にとって、3C273は灯台のような天体と言えます。車のヘッドライトを直視すると目が眩んで周りの様子が見えにくくなりますが、実は同じことが望遠鏡でも起きます。明るい天体と暗い天体を同時に検出する能力はダイナミックレンジと呼ばれ、アルマ望遠鏡では明るさの差が数100倍程度のダイナミックレンジならば精密に電波を測定することができます。一般的なデジカメのダイナミックレンジは数1,000倍とされているため、電波望遠鏡は明暗の差が激しい天体を観測するのは苦手であると言えます。3C273はまさに、明るすぎて望遠鏡の目が眩んでしまうような天体です。全天随一のクェーサーとして長い間知られてきたにもかかわらず、中心の3C273自身が明るすぎるために、それより遥かに暗い銀河(母銀河)の姿についてはあまりわかっていませんでした。研究チームは観測データの解析にあたり、3C273自身の明るさを電波の強さの基準とする自己較正と呼ばれる方法を適用し、さらに電波の周波数や時間による変動を細かく補正することによって天体の電波が周囲に漏れ込んでノイズとなることを極力抑え込みました。その結果、85,000倍にも達するダイナミックレンジを達成し、暗い部分まで画像化することに成功しました。アルマ望遠鏡による銀河系外の観測で得られたダイナミックレンジとしてはこれまでの最高記録です。図2ハッブル宇宙望遠鏡で観測されたクェーサー3C273(左図)[1][2]。極めて明るいため、望遠鏡内で散乱した光が放射状に漏れています。右下部分には、中心核から放出されている高エネルギーのジェットが見えています。アルマ望遠鏡で観測された3C273の電波画像(右図)。ただし中心の明るい部分は差し引かれています。今回発見された3C273付近の淡く広がった電波放射は、右下に伸びているジェットに比べてもとても弱いです。Credit:Komugi et al., NASA/ESA Hubble Space Telescope高いダイナミックレンジを達成した結果、3C273の周囲にはこれまで知られていなかった、母銀河全体に何万光年にもわたって淡く広がる電波放射が存在することを発見しました(図)。通常はクェーサーの周辺に電波放射が見つかる場合は、クェーサーから放出される超高速のジェットや母銀河での大規模な星形成活動に起因する「シンクロトロン放射」が原因です。3C273にも、中心からある方向に強烈なジェットが放出されています。シンクロトロン放射は観測される周波数によって強度が変化するのが特徴ですが、本研究で発見された淡く広がった電波放射は周波数によって変化しませんでした。様々な可能性を検討した結果、この電波放射は3C273からの強烈な光が母銀河の星間物質を照らすことで発生する「熱制動放射」と呼ばれるものであることがわかりました。銀河中心核に照らされたガスからの熱制動放射が数万光年という広い範囲にわたって見つかるのは、世界で初めてのことです。「灯台もと暗し」ではなく「灯台もと明かるし」のため何十年も見過ごされていたことになります。■本件の意義について今回の発見はなぜ重要なのでしょうか。これまで、クェーサーのような活動的な銀河中心核の影響のために母銀河で星の形成が阻害されるか否かは、銀河天文学では大きな問題となっていました。星の形成には水素ガスが必要です。もしクェーサーの強い光のせいでガスが壊れてしまう(電離する)と、星の形成が妨げられてしまいます。このようなことが実際にクェーサーで起きているかどうかを調べるため、従来は可視光での観測を行い、電離したガスを直接観測するという手法が一般的でした。しかし電離したガスが可視光を放出する機構は複雑で、さらに星間空間に存在する塵によって光が吸収されてしまうため電離したガスの量を見積もるには困難を伴っていました。本研究で観測された熱制動放射は電波の放出機構がシンプルで、かつ塵によって減光されません。そのため、母銀河に存在する電離ガスの量を見積もることが容易になりました。本研究では、クェーサー3C273からの光の7%あるいはそれ以上が母銀河の水素ガスに吸収されていることがわかりました。それによって発生した電離ガスは太陽の100-1,000億倍の質量もあることがわかりましたが、その一方で、星形成直前の状態にある水素分子ガスも大量にあり、銀河全体として星の形成が阻害されているようには見えないということもわかりました。「本研究はこれまで可視光観測によって行われてきた研究テーマに対し、電波観測による新手法を提供するものです。今後同様の手法を他のクェーサーにも適用することで、銀河とその中心核がどう互いに影響しあって進化してゆくのか、理解が進むことが期待されます。」と小麦 真也准教授(工学院大学教育推進機構)は述べています。■論文詳細論文名Detection of extended millimeter emission in the host galaxy of 3C273 and its implications for QSO feedback via high dynamic range ALMA imaging掲載誌米国天文学誌『アストロフィジカルジャーナル』The Astrophysical Journal, 930巻 3号(2022年5月発行) 研究者小麦 真也(工学院大学)、鳥羽 儀樹(国立天文台、京都大学)、松岡 良樹(愛媛大学)、斉藤 俊貴(国立天文台、日本大学)、山下 拓時(国立天文台)この研究は、日本学術振興会科学研究費JP20K04015, JP21K13968, JP19K14759の助成を受けて行われました。アルマ望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array:ALMA)は、欧州南天天文台(ESO)、米国国立科学財団(NSF)、日本の自然科学研究機構(NINS)がチリ共和国と協力して運用する国際的な天文観測施設です。アルマ望遠鏡の建設・運用費は、ESOと、NSFおよびその協力機関であるカナダ国家研究会議(NRC)および台湾行政院科技部(MoST)、NINSおよびその協力機関である台湾中央研究院(AS)と韓国天文宙科学研究院(KASI)によって分担されます。アルマ望遠鏡の建設と運用は、ESOがその構成国を代表して、米国北東部大学連合(AUI)が管理する米国国立電波天文台が北米を代表して、日本の国立天文台が東アジアを代表して実施します。合同アルマ観測所(JAO)は、アルマ望遠鏡の建設、試験観測、運用の統一的な執行および管理を行なうことを目的とします。注釈[1] Based on observations made with the NASA/ESA Hubble Space Telescope, and obtained from the Hubble Legacy Archive, which is a collaboration between the Space Telescope Science Institute (STScI/NASA), the Space Telescope European Coordinating Facility (ST-ECF/ESA) and the Canadian Astronomy Data Centre (CADC/NRC/CSA).[2] これらの画像は、Lupton et al. (2004), "Preparing Red-Green-Blue Images from CCD Data", in the Publication of the Astronomical Society of the Pacific (DOI: 10.1086/382245)に記述されている方法を使用して作成した三色合成図です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月31日日本初のLEDドームプラネタリウム「プラネタリウム満天 NAGOYA」「プラネタリア YOKOHAMA」は、2022年7月15日(金)よりプラネタリウム作品「銀河鉄道の夜」を上映する。日本初のLEDドーム、プラネタリアYOKOHAMA&満天NAGOYA2021年10月にオープンした「プラネタリウム満天 NAGOYA」と2022年3月にオープンした「プラネタリアYOKOHAMA」は、日本初のLEDドームシステムを採用したプラネタリウムドームシアター。プロジェクターによる投影ではなく、高輝度・広色域のLED素子を利用した映像システムを利用することで、これまでにない臨場感と美しい星空が楽しめる。幻想的な銀河の風景を再現した「銀河鉄道の夜」今回は、星を愛した作家・宮沢賢治の傑作「銀河鉄道の夜」を原作にしたプラネタリウム作品「銀河鉄道の夜」を上映。国内外の累計100館を超えるプラネタリウムで上映されており、累計動員数が100万人を突破している人気作品だ。両館での上映に当たって、LEDドーム用に特別なリマスター版を制作。「銀河鉄道の夜」の世界観を映像クリエイター・KAGAYAが鮮明に再現した、360°に広がる幻想的な銀河のパノラマ風景が体感出来る。上映概要「銀河鉄道の夜」LEDドーム用リマスター版期間:2022年7月15日(金)〜時間:約45分(本編上映時間は約38分)原作:宮沢賢治撮影・脚本・CG:KAGAYA音楽:加賀谷玲朗読:桑島法子上映館:プラネタリウム満天NAGOYA / プラネタリアYOKOHAMA
2022年05月29日5月13日よりサードシーズン「激突」第3章の3週間限定上映がスタートした『銀河英雄伝説 Die Neue These』。このたび、2022年9月より、早くもフォースシーズン「策謀」全3章が上映されることが決定し、ティザービジュアルが公開された。あわせてエンドクレジットに名前が掲載される、掲載権の予約受付も開始。さらに劇場限定版 Blu-rayの発売も決定した。原作は数々のヒット作を生み出した人気作家・田中芳樹の代表作で、遙か未来の宇宙を舞台にした SF小説『銀河英雄伝説』。1982 年に第1巻が刊行されて以来、本伝 10 巻、外伝 5 巻の大長編小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いている。1988 年からはアニメシリーズが展開され、多くのファンを獲得した。2018年からはProduction I.G が新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で、新作アニメーションとして制作。『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(全12話)がテレビアニメシリーズとして放映されると、2019年には、そのセカンドシーズンとなる「星乱」(13話〜24話)が映画館でイベント上映された。これらは、銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となり、2020年にはOP、ED を新たに全 24 話がNHK E テレにて放送。2022年3月からはサードシーズン「激突」が映画館で期間限定上映され、5月13日(金)より最新作・第3章の上映がスタートしている。そしてこのたび、早くもサードシーズンの続編であるフォースシーズン「策謀」の上映が決定。フェザーンの夜の街並みを背景に、不敵な笑みで思惑を巡らせるルビンスキー、含みある眼差しと後ろ姿が印象的なドミニクのティザービジュアルが公開された。また、上映に先駆けて、「策謀」のエンドクレジットに名前が掲載される、掲載権の予約が公式商品直販ショップにてスタート。予約受付期間は5月13日(金)〜7月31日23:59 までとなっている。さらに「策謀」上映劇場にて、劇場限定版 Blu-ray を発売することも決定。まだまだ『銀河英雄伝説 Die Neue These』の世界を楽しむことができそうだ。「策謀」エンドクレジット名前掲載権予約『銀河英雄伝説 Die Neue These』公式商品直販ショップ「Phezzan」にて受付予約受付期間:2022年5月13日(金)〜7月31日 23:59 までURL: 『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』上映日:第1章 9月 30日(金)、第2章 10月 28日(金)、第3章 11月 25日(金)各章3週間限定上映(一部劇場を除く)『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突』公開中
2022年05月13日中川晃教が主演する『銀河鉄道999 THE MUSICAL』が4月8日、東京・日本青年館ホールで開幕した。中川が主人公の星野鉄郎を演じるのは2018年、2019年に続き3度目。音楽劇の要素も取り入れつつ舞台版として育ってきた中川鉄郎版999は、今回初めて“ミュージカル”をタイトルに冠している。共演もメーテル役の花總まりをはじめ、佐藤流司、梅田彩佳、徳永ゆうき、矢沢洋子、松本梨香、北翔海莉、三浦涼介と歌唱力の高い顔ぶれを揃え、音楽監督にはゴダイゴのミッキー吉野を迎えたこのミュージカル版『銀河鉄道999』の開幕レポートをお届けする。車掌役:徳永ゆうき(中央手前)原作は’77年に連載が開始され、テレビアニメ、劇場アニメも大ヒットした松本零士の国民的漫画。舞台は未来、人類は肉体を機械に変えることで永遠の命を手にしている。しかし機械化人として永遠の命を謳歌する裕福な人々と、高価な機械の体を買えない貧しい者たちとの格差は広がり社会は分断されている。そんな中、母親を機械伯爵に殺された少年・星野鉄郎は、長い金髪を持つ謎の美女メーテルに出会い、機械の身体をタダでくれるというアンドロメダを目指し銀河鉄道999号に乗る。停車する星々での出会いや経験を経て鉄郎は成長し、そして世界の真実が明らかになっていく……。クレア役:梅田彩佳左)星野鉄郎役:中川晃教、右)キャプテン・ハーロック役:三浦涼介機械伯爵役:佐藤流司リューズ役:矢沢洋子左)星野鉄郎役:中川晃教、右)クイーン・エメラルダス役:北翔海莉蒸気機関車の外見を持つ999号での宇宙の旅、出会いと別れ、少年の成長といったノスタルジックなモチーフの中に、永遠の命(機械の体)と限りある命(人間)を対比させ、限りある命を生きることの尊さを描く物語。脚本の高橋亜子、演出の小山ゆうなはそのメッセージ性を丁寧に深掘りする。例えば宇宙海賊クイーン・エメラルダスとの遭遇や、機械伯爵の要塞・時間城からの脱出など、いくらでも派手に見せることもできただろう。しかしそれよりも、そこに挑むキャラクターの決意や、経験を経ての葛藤など、前後の心情描写に焦点を置く。そのことで、ある種観客側も“このキャラクターはこういったもの”と知ったつもりになっていた登場人物たちが生き生きと息づき、新鮮な感動を与えてくれる。もちろんそれは演じる俳優たちの、実力に裏打ちされた演技力があってこそでもある。3度目の鉄郎役となる中川は、登場シーンは16歳の少年のきらめきを持ち、子どもらしい真っ直ぐな純粋さで鉄郎の強さを表現。一方で、どこか影のある達観した視点、子どもらしからぬ紳士的なふるまいを自然と同居させ、“純粋な少年だからこその強さ”だけではない、“星野鉄郎だからこその強さ”を生み出している。この人ならではの透明感がありつつも鋭い強さのある歌声もまた、鉄郎のしなやかさにマッチし、鉄郎として説得力のある存在感を放つ。鉄郎を999号の旅へいざなうメーテル役の花總まりも、この人らしい浮世離れした美しさで、謎めいたメーテルを造形。しかし前半は落ち着いた空気を纏う優しい大人の女性という、世の大半がイメージするであろうメーテルそのものであったが、母・プロメシュームとの邂逅前後から見せる葛藤は生々しく、新鮮。ラスボス感たっぷりに演じるプロメシューム役の松本梨香の迫力とともに、この母子の宿命はこのミュージカル版の見どころのひとつになっている。プロメシューム役:松本梨香メーテル役:花總まり様々な人に受け継がれ、高みへと届く思いクライマックスの感動はミュージカル版ならではメーテル・プロメシュームで“母と子”を描くと同時に、今作は鉄郎とその父の“父と子”の関係性も重要な軸。劇場版アニメーションで語られ、原作にはない鉄郎の父親のエピソードを盛り込むことで、「思いを繋ぐ」という大きなテーマを浮き上がらせた。冷酷な姿と裏腹に、原作には描かれない過去の優しさ溢れる姿でインパクトを残した機械伯爵役の佐藤流司、かつての鉄郎の父の友人で、鉄郎に大きな影響を与える大山トチロー役の藤岡正明らはしっかりとキャラクターの思いを残す。機械伯爵役:佐藤流司左)大山トチロー役:藤岡正明キャプテン・ハーロック役の三浦涼介、クイーン・エメラルダス役の北翔海莉らは、これぞ松本零士作品! といった外見のカッコよさで観る者の心を鷲掴みにしながらも、鉄郎に思いを“渡す”役目を的確に演じる。思いは様々な人に受け継がれていくことで、ひとりでは届かなかった高みへといつかは届く。その希望が鉄郎に集結し、クライマックスへと繋がる感動はこのミュージカル版ならではの魅力だ。キャプテン・ハーロック役:三浦涼介クイーン・エメラルダス役:北翔海莉また今回は音楽監督をミッキー吉野が手掛け、ゴダイゴが歌った名曲「銀河鉄道999」が初めて劇中で使われることも大きい。日本人のDNAに刻まれるあの名曲は、流れるだけで自然と血が滾る。ミュージカルの中で、万感の思いを込めて歌われる「銀河鉄道999」もまた、格別だ。ぜひ劇場で味わってほしい。初日に向けて、中川は「『銀河鉄道999』は、全世界にたくさんのファンがいる偉大で、とても愛されている作品です。今回は音楽劇ではなくミュージカル化ということで、身の引き締まる思いと、いい作品にしたいという情熱とどちらもが入り混じって挑戦させていただいています。鉄郎やメーテルをはじめ、宇宙の大冒険に登場する全キャラクターに注目していただきながら、登場人物たちに共通する命尽きるまで終わらない人生とお客様ご自身の人生を重ねながら観ていただけたら」とコメント。また花總は「足りない時間の中で、一生懸命この作品と向き合い、キャスト一同、カを合わせて『銀河鉄道999 THE MUSICAL』を創ってまいりました。神田さんの想いを乗せて、自分なりのメーテルを届けられればと思います」と、当初メーテル役にキャスティングされていた神田沙也加さんへの思いも語った。公演は4月18日(月)までホールにて上演される。取材・文・撮影:平野祥恵
2022年04月12日『銀河鉄道999 THE MUSICAL』の公開ゲネプロが8日に東京・日本青年館ホールで行われた。同作は松本零士による同名漫画のミュージカル化作。少年・星野鉄郎(中川晃教)が永遠の命を求めて銀河を旅する物語で、キャラクターの葛藤や成長を通して「限りある命だからこそ美しく尊い」というメッセージを伝える。ミュージカルオリジナルのエピソードも加えて、宇宙への旅立ちから別れまでを完全版として描く。同作は主役の鉄郎を中川晃教、鉄郎とともに銀河を旅するヒロイン・メーテルを神田沙也加さんが演じる予定だったが、神田さんが昨年12月18日に急逝したことから、花總まりがメーテルを演じることとなった。ほか、機械伯爵役に佐藤流司、クイーン・エメラルダス役に北翔海莉、キャプテン・ハーロック役に三浦涼介と豪華メンバーが集結。クレア役の梅田彩佳、車掌役の徳永ゆうき、トチロー役の藤岡正明、リューズ役の矢沢洋子、プロメシューム役の松本梨香が登場した。公演は日本青年館ホールにて4月8日~4月18日。千秋楽公演の生配信も決定した。○中川晃教 コメント『銀河鉄道999』は、全世界にたくさんのファンがいる偉大で、とても愛されている作品です。今回は音楽劇ではなくミュージカル化ということで、身の引き締まる思いと、いい作品にしたいという情熱とどちらもが入り混じって挑戦させていただいています。日本青年館にお越しくださるお客様に、鉄郎やメーテルをはじめ、宇宙の大冒険に登場する全キャラクターに注目していただきながら、登場人物たちに共通する命尽きるまで終わらない人生とお客様ご自身の人生を重ねながら観ていただけたらと思います。○花總まり コメント足りない時間の中で、一生懸命この作品と向き合い、キャスト一同、カを合わせて『銀河鉄道999THE MUSICAL』を創ってまいりました。神田さんの想いを乗せて、自分なりのメーテルを届けられればと思います。○佐藤流司 コメントついに幕が上がりますね。今これ場当たり中に書いてるんですけど、照明の感じとかめっちゃ綺麗です。ここまで来ても更に変更を重ねよりブラッシュアップしております。最後まで手を抜かず気を抜かず、素晴らしいものをお見せするためカンパニー一同頑張っております。もう少しで完成です、期待してお待ちください。○北翔海莉 コメント一年前にこの作品のお話を伺ってから、エメラルダスに挑戦できることを凄く楽しみに準備しておりました。今回は強いエメラルダスというよりは、トチローへの想いを表現するシーンが多いので、甲冑の中の女性の繊細な部分を頑張って表現したいと思います。○三浦涼介 コメントお稽古場を経てついた日本青年館へ辿り着きました。お稽古期間は約1ヵ月。演出、小山さんを筆頭に中川さんをはじめ個性豊かで素晴らしい俳優の皆様スタッフの皆様と時間を過ごす中日々最高のエンターテインメントをお届けすべく素敵な時間を過ごす事が出来ました。劇場に入りステージで空間を感じ場当たりを充実させて参りました。初日から千秋楽まで 精一杯に心を込めて演じこの999の世界と共に演劇の旅へ出ます。どうぞよろしくお願い致します。
2022年04月08日