リンクスインターナショナルは8日、CORSAIR製PCケースの新モデルとして、ケース内部を左右に分割した"デュアルチャンバー設計"採用のキューブ型ケースのマイクロATXモデル「Carbide Series Air 240」を発表した。9日より発売し、店頭予想価格は13,800円前後。ケース内部を左右に分け、片方にはマザーボードやCPU、GPUを、もう一方にはストレージや電源ユニットを配置することで、ファンが取り込んだ空気を熱源に直接当てることが可能で、システム全体の冷却性能が向上する。冷却ファンはフロントに120mmファン×2基、トップに120mmファン×1基を標準で搭載する。オプションとしてトップに120mmファン×1基、ボトムに120mmファン×2基、リアに80mmファン×2基、サイドに120mmファン×1基を追加できる。また、ケースのフロントとボトムにはラジエータの搭載も可能となっている。搭載ベイは3.5/2.5シャドウベイ×6基、2.5インチシャドウベイ×3基。拡張スロットは4基、フロントのインタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。対応電源はATX、対応マザーボードはマイクロATX / Mini-ITX。本体サイズはW260×D400×H315mm、重量は約5kg。
2014年08月08日富士通エフサスは8月7日、日立製作所の「JP1」における企画・設計から構築、運用・保守までのライフサイクル全般をワンストップでサポートする「FUJITSU Managed Infrastructure Service JP1構築・運用サービス」の販売を開始したと発表した。顧客は、このサービスを活用することで、マルチベンダー環境下において、富士通のアプリケーション、サーバ、ネットワーク機器、PCなどであっても、運用管理ツールとして、富士通の「Systemwalker」だけでなく、日立製作所の「JP1」も利用可能となる。また、ライセンスの調達から、企画・設計、構築、運用・保守までを富士通グループ内でワンストップで提供する。さらに、全国8カ所に設置した富士通LCMサービスセンターを活用し、運用管理のプロフェッショナルが、「JP1」の機能、特長を活かした顧客業務に最適なシステム運用を設計する。本サービスの活用シーンとしては、ジョブ管理(富士通グループが導入するアプリケーションのジョブ管理をJP1/AutomaticJob Management System 3で実施)、ネットワーク管理(富士通グループが導入するネットワークシステムの死活監視や障害管理をJP1/Cm2/Network Node Manager iで実施)、統合管理(富士通グループが導入したシステム(アプリケーション、プラットフォーム、ネットワークなど)の運用管理を、既に利用しているJP1/Integrated Managementでの統合管理に組み込む)、デスクトップ管理(富士通製パソコンの端末管理をJP1/IT Desktop Managementで実施)などを想定している。価格は個別見積もり。同社では、販売目標を今後3年間で10億円(付帯サービス含む)としている。
2014年08月08日Texas Instruments(TI)は3月12日、オンライン設計支援ツール「WEBENCH」を利用して作成した電源回路のカスタム化とシミュレーションを可能にする新機能を搭載したツール「WEBENCH Schematic Editor」を発表した。オンライン設計支援ツール「WEBENCH」は、設計プロセスの簡素化と迅速化に寄与している。その中の「WEBENCH Power Designer」の場合、強力な計算アルゴリズムとSPICEシミュレーション機能を備えており、完全な回路の設計、最適化、シミュレーションをオンラインで迅速に実行できる。今回の「WEBENCH Schematic Editor」では、「WEBENCH」ツールで設計した電源回路に、異なる種類の出力コンデンサ、フィルタ回路、基板寄生容量/抵抗、スナバ回路などを追加できる他、4万点以上にのぼる部品ライブラリから選択して設計のカスタム化が可能となっている。さらに、「WEBENCH」ツールでカスタム化した電源回路のシミュレーションを行った後、Cadence Design Systemsの「OrCAD Capture CIS」、Mentor Graphicsの「Xpedition xDX Designer」などといったのCAD開発プラットフォームへのエクスポートを行うことができる。新機能により、回路の設計/検証に必要な時間をこれまでの時間単位から分単位にまで短縮できるとしている。
2014年03月13日カルチュア・コンビニエエンス・クラブ(CCC)はこのほど、山口県周南市に建設を予定している新たな徳山駅ビルの基本設計と実施設計を内藤廣建築設計事務所に発注すると発表した。同事務所はこれまで、三重県の「海の博物館」、島根県芸術文化センター、日向市駅などの設計を手がけている。周南市が昨年11月にまとめた基本構想によると、「このまちへ来る人へのおもてなしの場」「このまちに住んでいる人たちの居場所」「人が集い楽しむこのまちの賑わいと交流の場」の3つが新駅ビルのコンセプト。基本構想の実現にあたっては、「代官山蔦屋書店」「武雄市図書館・歴史資料館」に代表されるCCCのコンセプト企画力やノウハウなどを活用するため、周南市とCCCとが連携して進めることになっている。新駅ビルは、「駅ビルらしい出会いや集い、そして旅立ち、門出になぞらえたフロア構成」(CCC)になる予定。コミュニケーションが生まれる場としてのカフェ、知の集積としての図書館や書店を中心に、展望スペースや待合室などの交流スペース、地域情報・行政サービス・観光案内などのスペース、商業施設、交番などの機能を持つ複合施設の建設をめざすとしている。2015年度には現駅ビルの解体に着工。新駅ビルの開業は2018年の見込み。
2014年01月30日住宅・建材産業に関する調査・研究および、人材育成等の事業に対し助成・支援する「LIXIL 住生活財団」は、大学生が設計した次世代サステナブル住宅2棟が、環境技術研究施設「メムメドウズ」(北海道広尾郡大樹町)に完工したことを発表した。今回建設された2棟は、同財団が主催した建築競技会において最優秀賞を獲得した作品。副賞として、設計した住宅を実際に「メムメドウズ」内に建設する特典があり、今回の完工を迎えたという。1つ目の住宅「町まとう家」(設計/早稲田大学)は、昨年10月28日に、震災復興支援の一環として、「メムメドウズ」開設に合わせて北海道大樹町で開催された「学生のための住宅デザインコンペ」で最優秀賞を獲得した作品。”震災後の新しい時代にふさわしい新しい家”をテーマに、学生によって設計された住宅で、応募総数77作品の中から選ばれた。もう一方の住宅「BARN HOUSE」(設計/慶応義塾大学)は、今年4月27日に、次世代のサステナブル住宅(環境負荷の少ない、循環型建築)の技術を発信することを目的に開催された「国際大学建築コンペ」で、9カ国・12大学の中から最優秀賞を獲得した作品。同財団は、地元自治体(北海道大樹町)と共に2つの住宅を継続的に支援し、”次世代サステナブル住宅”の実証結果の情報発信を行っていくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日福岡銀行は13日、同行のホームページ上に「ライフプランシミュレーション」(東京海上日動あんしんコンサルティング)のコーナーを開設した。ライフプラン(生活設計)シミュレーションでは、顧客と家族の現在の収入状況や将来の計画などを入力すると、現在から将来にわたる収支計画が「見える化」できるため、将来のライフプランを立てる際の便利なツールになるという。実際にシミレーションすることで、顧客一人一人の将来の資産形成や老後の資金収支などが簡単な手順で試算することが可能。同行の本・支店(東京・大阪・広島・名古屋支店除く)では、顧客に合ったより詳細な現状分析、試算、コンサルティングが可能。ホームページ上および同行本・支店いずれも「ライフプランシミュレーション」は無料で実施できる。同シミュレーションでは、顧客の個人情報を入力することになるが、同シミュレーションにおける診断以外に利用することはなく、入力した個人情報は同シミュレーション画面を終了した際に消去される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月14日リノベーション実例ギャラリーサイト「RENOVATION GALLERY(リノベーションギャラリー)」を運営するドーンは、同社が運営するサイトに参画している設計・施工会社を対象に「リノベーションを検討している消費者に向けたアドバイス、業者のホンネ」についてアンケートを実施。このほど結果を発表した。まず、顧客のリノベーションに対するイメージは具体的な方か良いかどうか尋ねると、73%が具体的な方がいいと回答。その理由として「テーマがあると設計しやすい」「ある程度固めておいてくれれば、そこから膨らませていくので」などのコメントが寄せられた。「こんな感じがいい」というものを決めておけば、具体的ではなくてもプロが色々と提案してくれるという。次に「予算は決まっていた方がいいか」と質問。90%が「YES」、10%が「NO」の答えだった。理由については、「予算が決まっていれば提案しやすい」「決まっていた方がいい。これは一番重要なこと」などの意見があった。さらに「土地や建物が決まってからデザインしてもいいいか?」聞くとYESが64%、NOが18%、どちらとも言えないが18%だった。実際の予算については、「マンションだったら坪25万円~」「工事費を含んで1,000万円前後が多い」「マンション・戸建て問わず500~1,000万円。年々上がっている感じがする」などの意見が寄せられたが、700~1,000万円がボリュームゾーンだという。リノベーションを成功させるコツとして、「“波長や感性が合う”ことは重要」「生活、個性を偽りなく教えてもらうと、ズレが少ない」などの意見が寄せられた。ほとんどの設計士が依頼主とコミュニケーションを多く取りたいと考えており、成功の秘訣(ひけつ)は相性のいい設計士を見つけてとことん話すことや、遠慮せずに何でも相談することだという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日ハイアス・アンド・カンパニーは、人生設計を踏まえた最適な住まいと資金のプランのアドバイス能力があることを認定する新資格制度「住宅FPローンアドバイザー」を、本格的に開始する。「住宅FPローンアドバイザー」は、エンドユーザーの人生設計、老後の資金まで踏まえ、最適な住まいと資金のプランをアドバイスする能力を持ち合わせていることを認定するもの。本資格を取るためには、営業研修「FP講座」の受講と、卒業試験の合格が必要。「FP講座」では、「予算」と「時期」というエンドユーザーの二大不安を解消する手法を、実践的なノウハウとして習得する研修を全6講座にわたって行う。講座は、「年収が下がっているから賃貸の方が気楽」「頭金が足りないからもっと貯めてから買おう」といった心理のエンドユーザーに対して、賃貸に住み続けるリスクや、持ち家購入に際して頭金を貯めることによるリスクなどを伝えていく手法を学ぶ内容となっている。「FP講座」への参加にあたっては、同社運営の「リライフクラブ」の会員登録が必要。■「住宅FPローンアドバイザー」概要 ・認定内容:エンドユーザーの人生設計、老後の資金まで踏まえ、最適な住まいと資金のプランをアドバイスする能力を持ち合わせていること。・取得条件:営業研修「FP講座」の受講、卒業試験の合格(※第1回試験は5月25日に実施) ・費用:10,500円(税込み) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日幼稚園児や児童を持つ親を対象に、子供のはさみを購入する際に重視する要素をアンケート調査したところ、「安全な設計」と答えた人が60%と最も多く、子供のはさみには安全性が最も求められていることがわかった。 2012年1月1日住友スリーエムから、より落下しても刃が開きにくい安全設計を施した学童用はさみ、「スコッチ キッズシザーズ」が発売される。【落下しても刃が開きにくい安全設計】「スコッチ キッズシザーズ」は、刃の形状を刃先に向かってやや内側に湾曲させているため、刃と刃がかみ合い、落下しても刃が開きにくい安全な設計。重量は一般的なはさみの約半分で、軽くて疲れにくく工作にもぴったり。また、通常、右手用のはさみを左手で使う場合、刃の内側を意識して力を入れる必要があるが、「スコッチ キッズシザーズ」は、常に刃の内側に力がかかっているため、左手でも切りやすい。グリップは長時間使用しても痛くなりにくい、ソフトなラバー素材を採用している。お問い合わせ:住友スリーエム株式会社 文具・オフィス事業部TEL 0120‐510‐333(受付時間 平日9:00~17:00)プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2012年01月01日