昨年9月に破局し、離婚を申請したアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットだが、ビジネス上のパートナー関係は今後も続けていくことがわかった。ジョリー=ピット家の拠点の1つだった南フランスで、ロゼワイン「ミラヴァル・ロゼ」をプロデュースしていた2人は今回、新しくオリーブオイル「ミラヴァル・オリーブオイル」を発売した。オーガニックのエクストラバージンオイルで、500mlのボトル(29ユーロ)を1万本限定で3月から販売している。夫妻とワイン醸造業のペラン家とのジョイント・ベンチャーだった「シャトー・ミラヴァル」には、2人の離婚によってシャトー売却説も流れていたが、ペラン家はこれを否定。シャルル・ペラン氏はAFP通信に「ミラヴァルは、彼らの家族と子どもたちのための投資です。私たちには長期的な計画があり、私たちの名前『ピット、ジョリー、そしてペラン』を記した2016年のロゼも完成しました」と語った。オリーブオイルは現在、ヨーロッパのみの販売だが、日本では6月から限定数での販売が予定されている。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月23日日々の生活にちょっと疲れてた、行き詰まった…と感じたとき。本や雑誌、インターネットなどの情報から、現状を打破するためのヒントを得ようと思う人も多いのではないでしょうか?ときには、そのヒントが意外なところで見つかることも。今回は、「ビジネス書」の中にそのヒントを探してみました。ママの生活とは無縁そうにも思える「ビジネス書」ですが、じつは日々の暮らしにも生かせるヒントがたくさんあるのです。■自分自身の「悩みの克服法」が見える!『道は開ける』(デール・カーネギー著、香山晶訳/創元社)『道は開ける』は、デール・カーネギー氏の著書『HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING』を日本語に訳したもの。カーネギー氏は、いまでいうところの企業研修の講師などを行っていた人物で、現在もなお広く読まれる、自己啓発本の古典として知られています。本書のテーマはズバリ、「悩み」とその「克服法」。1章の「悩みに関する基本事項」から、最終章「疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法」まで、悩みとは何なのか? どうすれば克服できるのか? ということが、とても具体的に、そしてわかりやすく書かれています。また、この本にはたくさんの悩みに関する名言が登場します。さまざまな分野で活躍する人物が、「悩み」とその「克服法」についてどのように考え、どんな言葉を残したのか?それらをひとつひとつ読み進めていくうちに、自分自身の「悩みの克服法」が見えてくるかもしれません。■「人間関係がちょっとキツイな…」と感じているママに『伝え方が9割』の著者の佐々木圭一氏は、米国で広告賞を受賞するなど、世界を舞台に活躍するコピーライター。ヒットを生み出し続ける著者が、その経験と試行錯誤から得た「伝え方の技術」をわかりやすく記した一冊です。本書の大きな特徴は、「技術」や「コツ」が非常に具体的に、まるで数学の公式のように解説されていること。コピーを作るために…というよりも、むしろ日常で使いやすいように「伝え方の技術」を説明してくれています。だから「人間関係がちょっとキツイな…」と感じているママにはとくにおすすめです。この本を自分のバイブルとして、書かれている公式を普段の会話に当てはめてみると、もっと人間関係が楽になるかもしれません。■ママ友との関係に悩んでいる人に『私はどうして販売外交に成功したか』(フランク・ベドガー著、土屋健訳/ダイヤモンド社)続いて紹介するのは、『私はどうして販売外交に成功したか』という営業技術本です。「営業なんて私には関係ないわ」と思うかもしれませんが、本書はどちらかといえばテクニックよりも営業としての姿勢や心構えについて書かれた本。仕事はもちろん、プライベートでも役立つたくさんの言葉にであえます。また本書は、著者が営業マンとして成長していくプロセスを記した、ひとつの物語として読むこともできます。ときには著者の失敗談も盛り込まれ、そこからまた試行錯誤を繰り返し、トライし続ける著者の物語を読み進めていくうちに、こちらにも情熱・勇気が湧いてくる、そんな一冊です。ママ友との関係に悩んでいる人、緊張してうまく会話ができないと落ち込んでいるママが、一歩前に進むことができる本となっています。■モヤモヤの正体がわからないときに『やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~』は、コロンビア大学の心理学博士による世界的ベストセラーの日本語訳。行動を起こしたければ、どうすれば良いのか? どうすればモチベーションが上がるのか? そのための具体的な方法を教えてくれる一冊です。本書で語られるのは、仕事に行き詰っているとき、やる気をなくしているときはもちろん、プライベートで息苦しさを感じているとき、落ち込んでいるときなど、生活のあらゆる場面に生かせる「やってのけるための戦略」。具体的に解説されていますので、「まずは頭で理解して、納得しないと進めない」というタイプの人にはとくにおすすめです。何だかわからないモヤモヤの正体と、その解消法が見つかるかもしれません。たとえば専業主婦のママだって、育児・家事という「仕事」をして、そこにはさまざまな人間関係があって、問われるスキルもあって…と、ビジネスと共通する部分をたくさん持っているはずです。しんどいな、つらいな…と感じたら、ビジネス書に解決の糸口を求めてみるのもひとつの手ではないでしょうか? 今回紹介した書籍の中に、今のみなさんにあう一冊があれば幸いです。・『道は開ける 新装版』(デール・カーネギー著、香山晶訳/創元社) ・『伝え方が9割』(佐々木圭一著/ダイヤモンド社) ・『私はどうして販売外交に成功したか (Life & business series)』(フランク・ベドガー著、土屋健訳/ダイヤモンド社) ・『やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~』(ハイディ・グラント・ハルバーソン著、児島修訳/大和書房)
2017年01月20日SNSで撮った写真が拡散されるこの時代、実物はとりあえずおいといて、写真に可愛くうつりたいという方も多いのではないでしょうか。写真で「詐欺る!」「写りを良くする!」ために役立つメイクテクって?「写真」の特性に合わせてメイクしよう!SNSにアップされた写真が盛れまくっている友達。羨ましい反面、「詐欺…!」って感情も湧いてきますよね?・え!お肌ツルツルじゃない?・そんなに目、大きかったっけ?・痩せました?失笑・本当はおブスのくせに!!そんな嫌味を言っている暇があるなら、自分も写真で「詐欺返し」しちゃいませんか?「可愛い」は正義ですもの。例え静止画の中だけだとしても・・・笑写真詐欺の極意写真で詐欺るときの極意はただ一つ。「詐欺」とあからさまにバレないようにすること。「アプリで加工しているだけで本人は微妙なのだろう」とバレてしまっては詐欺とは言えません。もっと言えば、アプリ加工をしていることすらバレてはいけないのです。「詐欺」と呼ぶ以上、あくまで「元々可愛い人」風を装えるように頑張りましょう。写真うつり専用メイクテク1.笑顔でメイクする人間の顔は左右対称ではありません。笑顔になると、その差が顕著にでます。片方だけあがる眉・どちらかのほうが小さくなる目・曲がる口・片方だけ深いシワ・・・これらの左右差を整えることを意識して、写真にうつるときの表情でメイクをしましょう。人は、左右対称のモノを美しいと思う性質があるので、左右差をなくすだけで綺麗に見えるのです。2.ベースメイクは「マット」に仕上げる肉眼で見るツヤ肌は潤いが溢れてとっても素敵。ですが、写真にうつるとそのツヤはとたんにテカリ風になってしまうので注意が必要です。写真映えを目指すなら、陶器のようなマット肌を意識して。実際肌荒れや色ムラはアプリを使えば一瞬で消すことができますが、テカリはややテクニックが必要です。なので、肌トラブルのカバーよりも質感にこだわるようにメイクをしましょう。3.凹凸作成美白アプリや肌表面がなめらかになるアプリを使って加工すると、どうしても顔の凹凸まで消えてしまいます。鼻筋が消えてしまうと一気に目が離れて見え、間抜けな表情に。これを防ぐためには、アプリでも消えないくらいにしっかりと凹凸を強調しておく必要があります。4.唇の粘膜部分にもしっかりと口紅を塗る鮮明なカメラや色味の強調されるアプリを使って撮影をすると、恐ろしいほどリップメイクの色ムラが強調されてしまうのです。特に笑顔の時や唇を尖らせるようなポーズをした時。唇の粘膜部分の色が剥げていると、それがものすごく目立ちます。そこで、写真を撮る際は、歯に口紅がつく覚悟で唇の内側までしっかりと色をのせるようにしてください。歯紅は写真を撮る直前に確認をし、もし付いていた場合は拭き取りを。番外編:美肌加工アプリを使う際の注意点「写真で詐欺れるメイク」が完成したらいよいよ写真を撮るのみ!!・・・と、その前に・・・。アプリ加工をする際の注意点も共有しておきたいと思います。1.肌の色が自分と合わない女友達とだとどちらかが微妙になるまずはこれ。「美白モード」のレベル調整の際、肌の色があきらかに違う女友達がいると、明るさのベスト水準が一致せずおかしなことになってしまいます。明らかに色白の人だけのっぺらぼう状態・・・なんてことにもなりかねません。また、その色白さんのベストに合わせると、「光で飛ぶ想定」だった凹凸メイクが舞台メイクレベルに主張してしまう危険も・・・。肌のトーンが似ているお友達と撮影したほうが、お互いに喜ばしい仕上がりになるといえます。2.彼氏や男友達と写った写真にアプリを使うと加工と”即バレ”するこれは意外と盲点なのですが注意が必要なことNo.1!!男性が写っている写真に美肌アプリを使用すると、男性のお肌がみるみる陶器肌・・・ホクロや毛穴が全て消えてしまうんです。中世的な男性ならなじむこともありますが、男らしい男性だと、とくかく違和感が半端ない・・・。その結果、「アプリで詐欺ろうとしてますね」感が丸出しに。特に彼氏や片思い中の男性と写真を撮る際は要注意!!「この女、普段から俺のホクロが消えるようなとんでもないアプリで詐欺しているんだな」とあっさりとバレてしまうため、これまで「可愛い」と思ってもらいためだけに努力してきたことが水の泡になってしまいます。男性と写真を撮る時だけは、アプリに頼らず自力で頑張りましょう・・・。現実の自分を忘れずにあくまで、これは写真の中だけの詐欺方法。本当の自分を見失ってしまっては本末転倒なので、「適度」を心がけてくださいね。SNSのコメントに捕らわれたり、より写りの良い写真を撮影することに心を支配されないよに。「実物より素敵に写ったらラッキーだな」くらいの、軽い気持ちをいつまでも忘れないよう意識してください。
2017年01月18日オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺……高齢者を狙った振り込め詐欺は後を絶ちませんが、実は今、高齢者が高齢者を騙す『老老詐欺』 が横行しているのをご存じですか?2016年5月には62〜78歳の男5人が詐欺容疑で逮捕されたことが話題を呼びましたね。あまり聞き慣れない“老老詐欺”ですが、巷では実際に被害に遭われている方も少なくないようです。そこで今回は、“老老詐欺”の手口と対処法についてお話ししていきます。●老老詐欺の特徴老老詐欺とは、高齢者が高齢者に対して金銭などをだまし取る行為を指しますが、その特徴として、“ずさん”で“古くさい”手口が多い と言われています。普通は騙されないようなものばかりです。それではなぜ、騙されるのでしょうか。ひと言でまとめると、“高齢者は高齢者に対して警戒心が薄い” ということに原因があると思われます。“詐欺”と聞くと、大半の人は若者が高齢者を騙すといった構図を思い描く人が多いと思います。詐欺の種類として一番有名な“オレオレ詐欺”もその典型と言えますね。そのため、高齢者の間では“詐欺=若者がやるもの”という認識ができており、まさか自分と同じ高齢者が詐欺をしかけてくるなどとは露ほども思っていない のです。老老詐欺の武器となる特徴にはもう一つあります。それは“高齢者ならではの共感力”です。同じ高齢者同士だからこそ分かる悩みを深いレベルまで共有し合うことができるため、相手を信用させやすいのです。とくに高齢者は“お金”“健康”“孤独”の3つの不安が共通してあると言われていますから、そこにつけ込んでくる人も多いようです。老老詐欺の怖さ、それは詐欺をしかけてくる人間がカモとなる人間の悩みや弱みを自分のことのように理解している点にあります。●老老詐欺の手口●(1)結婚詐欺老老詐欺では、高齢者が抱えがちな“孤独”を利用して結婚詐欺も用いられます。以下では実際にあった結婚詐欺をご紹介します。数年前に妻をなくした70代の男性がシニア専用の出会い系サイトを利用していたところ、気になる女性を発見。向こうも70代ということもあり、コンタクトを取って二人はデートを頻繁に繰り返すようになりました。親密な関係になっていくにつれ、男性を結婚を意識しはじめ相手の女性にプロポーズをします。しかし、ある日女性から「親戚が倒れて入院費や生活費のために40万円ほしい」と言われ、男性は言う通りに渡してしまいます。そのことを不審に思った男性の娘が相手の女性について調べると、女性の名前や住所が全てデタラメだったことが判明 。また、他にも女性あての請求書の束が男性宅で見つかりました。普通ならこれで女性が逮捕されて終わりですが、老老詐欺の怖いところはここから。家族が男性に対して「騙されてるよ」といくら説得しても、本人は「騙されてない」の一点張り。もちろん、本人も詐欺に遭っていることは理解しているのですが、ここで詐欺を認めるとまた一人になってしまうため、孤独を恐れて詐欺を否定しているのです。高齢者の孤独につけ込んだ、非常に悪質な手口と言えます。●(2)若者とグルで老老詐欺の中には、若者とタッグを組んで行われるものもあるようです。手口は以下の通り。まず高齢者(Aさん)の住んでいる家へ若者が訪問販売に伺います。もちろん、販売する商品は100万円の布団など明らかな高額詐欺商品です。Aさんは当然商品の購入を拒否しますが、販売員はAさんが商品を落としたり傷つけたりするようにわざと仕向けます。そして、弁償代として商品の代金を要求するのです。もちろん、この段階ではAさんも拒否を続けます。すると若者が電話で上司を呼び出します。現れたのは同世代の上司(老人)。いきなり若者を怒鳴りつけ、Aさんに丁重にお詫びします。すっかりAさんの警戒心を説いた上司は、「この歳になると、腰が痛くて困りますね〜」などと“年寄りあるある”で盛り上がります 。そして完全にAさんが心を開いたときに、再度商品を勧めるのです(今度は半額くらいの値段で)。すっかり上司を信頼しているAさんは勧められるままに購入してしまいます。しかし、叱られた若者と上司はグル。Aさんはそのことに一切気づかずに詐欺の被害に遭ってしまったのです。●老老詐欺を防ぐためには老老詐欺を防ぐためには、“高齢者の詐欺師もいる” ということを認識してもらうことが重要です。高齢者の方の中には、自分と同世代というだけで仲間意識を持つ人も少なくありませんから(本来は悪いことではないのですが……)、自分の両親や祖父母にしっかりとそのことを伝えましょう。また、金銭にまつわることで少しでも不審な点があれば一旦話を止めておき、周囲に相談してもらうことも大切です。【参考リンク】・最新の手口(実音声付き) | 政府公報オンライン()●文章/パピマミ編集部
2016年07月04日タレントのテリー伊藤(66)が14日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。舛添要一都知事(67)を「詐欺師と一緒」と批判した。番組では、13日に都議会総務委員会で開かれた舛添知事の政治資金私的流用疑惑に関する集中審議を特集。その様子を見て、テリーは「彼の思考回路は、ああいえばこういうってなっている」とコメントした。また、千葉県木更津市のホテルの宿泊費を政治資金で計上した件で、当日客室で面談したという出版社社長の名前を明かさなかったことについて、テリーは「舛添さんが窮地に追い込まれていたら、出版社の人は自分から手を挙げますよ。それをしないということはウソだってこと」と断言。「一つのウソをどんどん…次にまたウソ。世の中の人みんな知っているにも関わらず、彼はまだピエロのようにおどけてやっている」とあきれた表情を見せた。そして、「客観的にものを見る能力がない」と言い切り、「トップの人は常に客観的にものを見て判断しなくちゃいけないのに、自分の保身のためだけに生きている」と批判。「彼はいつも誰かのせいにする。例えば、弁護士さんの名前は言えない、出版社の人の名前は言えない。常にだれかに振る」と言い、「このものの捉え方は詐欺師と一緒」とバッサリ斬った。
2016年06月14日カレとお泊りをするってなったら、みなさんならどこにしますか?旅行以外だったら、ラブホかどっちかの家っていうのが普通ですよね。でも、ビジネスホテルって実は意外にいいんですよ。「え~。ビジホって、エッチとかできなそうだし、あんまり考えたことないかも・・・・・・」みたいな人が多いんじゃないでしょうか?でも、今日でそのイメージを変えてみせます!そこで今回は、彼氏とのお泊りデートをビジネスホテルでしたことがある20代女子20人に「ビジネスホテルお泊りが意外にいい理由」について聞いてみました。■1.朝食がおいしい「ビジネスホテルのいいところって、朝食が無料で食べられたりするところだと思う。豪華ではないけど、しっかりとしたバイキングだったりするんだよ」(大学生/23歳)なんか、ホテルで食べる朝ごはんっていつも以上においしく感じません(笑)?朝早起きしてしっかりごはんも食べれば、その日を有効活用できていいですよね。■2.壁も意外と大丈夫「さすがにラブホほど壁は分厚くないけど、最近のビジネスホテルってそんなに馬鹿みたいに壁薄くないから、普通にエッチとかもできるよ(笑)」(化粧品メーカー/27歳)いくらビジネスホテルでも、普通にテレビを見たり人と電話をしたりするわけですから、そんなに壁が薄かったら誰も嫌で泊まってくれません。なので、思った以上にはしっかりと防音してくれるところが多いんでしょうね。夜のことも心配いりません!■3.安い「やっぱりビジネスホテルってすごく安くていい。朝食付きで3500円とか、普通にあるもんね」(営業/25歳)ラブホだと、夜10時から朝まででふたり合わせて7000円から10000円くらいですよね。でもビジネスホテルなら、昼間からチェックインして、そのまま翌朝までたっぷりいられて、しかも朝食付きで、ふたりで同じくらいの値段です。値段的にもお得です!■4.アクセスいい「ビジネスホテルって、駅近くにあることが多いから、アクセスがよくて便利だと思う」(公務員/26歳)あと、ラブホってそもそも、ラブホ街まで行かなくちゃいけないのが恥ずかしいし、大変ですよね。ラブホを探してるときに、他のカップルとすれ違うのが私は本当に恥ずかしくて嫌!ビジネスホテルなら駅直結とか、駅から徒歩1分とか多いので、便利だし、しかも堂々と入っていけますね(笑)。■5.予約できる「ラブホの難点って、予約ができないところね。週末とか、普通にどこも満室ばっかりで全然入れなかったりするし、その辺読めないから不便」(アパレル/24歳)うんうん、ビジネスホテルだったらネットで予約しておけますから、「ちゃんと泊まれるかなー?」って心配もいりませんね。ラブホって混んでるとき、本当にどこも入れなくなっちゃいますからね~。■おわりにどうでしたか?ビジホのよさがおわかりいただけましたか?これからのお泊りデートでは、ぜひビジネスホテルを選択肢に入れてみてくださいね。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年06月07日476億8,000万円。これは、2015年の間に起こった『特殊詐欺』 による被害額です。特殊詐欺とは、面識のない不特定の人間に対し、電話やメールなどを用いて預貯金口座へ現金を振り込ませてだまし取る『振り込め詐欺』と、 それ以外の詐欺(ギャブル必勝情報提供名目の詐欺や異性のあっせん名目の詐欺など)を総称したものを言います。政府や警察は以前からこの特殊詐欺に対して警鐘を鳴らしてきましたが、依然として詐欺被害額は高水準のまま。ネットなどでは、「警察もっと仕事しろ!」「オレオレとか簡単な詐欺に引っかかる方が悪い」などさまざまな反応がありますが、特殊詐欺被害がなくならない理由の一つに、“手口の巧妙化” があります。世間では“詐欺=振り込め詐欺”という印象がありますよね。しかし、近年では“現金振込型”の詐欺は減少しており、現金手渡しや郵送に移行してきている といいます。今どきの詐欺はどのようにして行われているのでしょうか。今回は、最新の特殊詐欺手口についてお話ししていきます。●振り込め詐欺はもう古い!? “特殊詐欺”の最新手口3つ特殊詐欺の被害に遭う人の中には、「自分なら絶対に引っかからない」 と過信している人が少なくないようです。何度も言うようですが、詐欺の手口は日に日に巧妙化しており、注意深く話を聞いていないと相手の嘘を見抜けないほどになっています。自分や両親が卑劣な詐欺被害に遭わないよう、以下の特殊詐欺の手口を知っておくようにしましょう。●(1)マイナンバー制度関連の詐欺2016年1月から開始されたマイナンバー制度。まだ施行されたばかりの制度ということもあって、その全容を詳しく把握している人は少ない のではないでしょうか。そんな新制度移行時の混乱を狙って、マイナンバー制度関連の詐欺が多発しているようです。どんな手口なのでしょうか。まず、市役所の職員を名乗る人物が家に訪問してきます。そして、「マイナンバーカードの発行にはお金がかかる」 などとマイナンバー制度に関連した“ウソ”をしかけてきます。ここでマイナンバー制度を詳しく知っている人なら撃退できますが、そうでない人は話の巧妙さや勢いに押されてその場で現金を渡してしまいます。マイナンバーの利用やカードの発行の際に地方自治体や政府が“お金”を請求することは絶対にありません 。もしも、マイナンバー制度を名目にお金を要求する人が現れたら、すぐに警察へ通報しましょう。●(2)上京詐欺こちらも近年増加している詐欺です。上京詐欺は、息子や孫を騙って「仕事の取引で使うお金をなくした。クビになるから東京までお金を持ってきてくれ」と電話してきます。実際にお金を持って東京まで出向くと、今度は「仕事で忙しいから部下が取りにいく」などと言って現金の受け渡しに“第三者”を送ります 。通常なら知らない人が来た時点でお金を渡さないのが普通ですが、新幹線や飛行機などではるばる東京まで来てしまった以上、引くに引けなくなって渡してしまう のだそうです。もし自分の子どもや孫から上記のような催促を受けたとしても、必ず一旦電話を切って自分が知っている子どもや孫の携帯電話番号 へ電話して確認をとりましょう。また、日頃から家族間でこまめに連絡を取り合うことが一番の詐欺対策となります。●(3)オリンピック詐欺2020年に東京オリンピックが開催されることになりましたね。発表の瞬間には日本中が喜んだものですが、その裏では悪質な詐欺も横行しています。その手口はさまざまで、オリンピック関連企業への投資詐欺、オリンピック入場券詐欺、特別シート詐欺、記念金貨詐欺などなど。いずれも「必ず儲かる」「謝礼を支払う」などと甘い言葉で誘惑してきますが、こうしたオリンピック関連の甘い話には耳を貸さないようにしましょう。また、オリンピック入場券に関してはまだ発売されてすらいないため、「チケット譲りますよ」などの話が出た時点で詐欺確定 です。迷わず通報しましょう。----------特殊詐欺に遭う被害者の約8割は65歳以上のお年寄りです。日頃の家族間のコミュニケーションや情報の共有が一番の詐欺対策になります。この記事を読まれた方は今日、5分だけでも自分の子どもや親と話してみてはいかがですか?【参考リンク】・最新の手口 | 政府公報オンライン()●文章/パピマミ編集部
2016年06月06日パロアルトネットワークスは4月4日、電話によるサイバー攻撃の事例を公開した。この詐欺師は、メールやSNSメッセージなどのやり取りではなく、電話による口頭指示で被害者にPCを操作させ、お金を盗み取ろうとした。この事例では、ITリテラシーの低いユーザーを狙って「技術サポート要員」の人間を装い、「サイバー攻撃からあなたを守る」との名目でセキュリティソフトを売りつけようとしていた。しかし、犯罪者が電話した相手は運悪くパロアルトネットワークスのセキュリティアナリストであり、一連の詐欺行為を法執行当局に通報された。具体的な手口としては、ユーザーのPCがハッカーによってウイルス感染していると被害者に伝え、「システムをクリーンにしてあげる」と善意の行為に見せかけていた。しかし実態は、口頭指示でリモートアクセスツールを被害者のPCにインストールさせ、アクセス権を取得している。アクセス権を取得したハッカーは、バッチスクリプトをPCに送り込み、「あなたのPCが侵害を受けており、さらに攻撃しようとしている」と偽のハッキング試行をスクリプトで見せかける。このバッチスクリプトでは、中国のIPアドレスからアクセスが行われており、「あなたの銀行情報にアクセスしようとしている」という嘘の情報を表示していた。この詐欺師は、PCが侵害されているように見せかけた上でメモ帳アプリで「システムをクリーンアップするツールがある」と、199ドル~299ドルの支払いを行うように支払いサイトへと誘導していた。このサイトへ誘導された時点で、セキュリティアナリストはアクセスを遮断し、自身がセキュリティ企業社員であることをほのめかした。すると電話を切られてしまったという。このサイトに記載されていた電話番号は、ネット上で詐欺電話があったという報告が上がっていた。また、サイトの基本構造は変わらないものの、掲載されていた電話番号のみ変更が加えられており、一定の苦情や足がつきそうな段階で電話番号を変更していた可能性があるようだ。パロアルトネットワークスでは、「ITの知識があり、セキュリティ意識の高い人であれば、リモートアクセスツールをインストールしないが、知識を持たない人がターゲットのため、数百ドルが盗まれる可能性がある」と警告している。
2016年04月05日TISは3月15日、AIを活用したビジネスを行うスタートアップ企業であるエルブズにシードマネー(ベンチャー・ビジネス創設のために当初投入される資本)を出資したと発表した。エルブズは2016年2月に設立し、高齢者にコミュニケーションサービスの提供を目指しているスタートアップ企業。同社は、Agents of Socialization(社会性エージェント)技術を用いたサービスの提供、広告配信、技術教育、システムコンサルティングサービスなどを事業としている。これまでTISではAI関連ビジネス推進のため機械学習や自然言語処理といったAIを構成する要素技術の検証・開発、関連技術を用いたソリューションの開発とPoC(Proof of Concept:概念実証)を進めており、大学との同技術領域に関する共同研究を実施するなど産学連携での活動も行ってきた。今回、AI活用ビジネスを展開するエルブズに出資することで、AIを活用した自然言語による対話およびコミュニケーションの技術を獲得し、対話プラットフォームを提供するとともに、広範な顧客に対するシステム・インテグレーション事業への活用も想定している。TISは今後もAI分野での社内ビジネス立上げやAI関連子会社の創設、関連ベンチャー企業への投資などを検討・推進し、AI関連ビジネスの拡大を目指す。TISがエルブズに対してシードマネーを出資し、リードインベスターを担い、ベンチャー企業の革新性やネットワークとシステム・インテグレータの総合力を融合することで、互いの利点を活かした迅速なビジネス立ち上げを行う考えだ。
2016年03月16日トレンドマイクロは7日、Android端末を狙うモバイル不正アプリが累積1,000万個を突破したとして、改めて注意を喚起した。同社は2015年の国内外脅威動向分析レポートを、2016年2月29日に公開済み。この中で、Android端末向けのモバイル不正アプリが累積1,000万個を突破したことを報告した。2010年8月に最初の不正Androidアプリ「AndroidOS_DROIDSMS」を確認してから、2015年までにおよそ430万個を検出。2015年の1年間で、それまでの5年分の不正アプリを超える、およそ630万個を検出したという。不正アプリ急増の背景として、PCを攻撃対象としていた犯罪者が、iOSと比べ自由度の高いAndroidデバイスを新たな標的とし、攻撃を拡大していることが挙げられるとする。同社がPC向けに検出する不正プログラムの割合は、85%がアドウェア。犯罪者にとっては、ネット広告やPPIなど正規アフィリエイトプログラムを利用することで、安定した金銭利益を得られると同時に、利用者に明らかに不利となる活動を避けることで、追求を逃れやすいメリットがある。この流れはAndroid不正アプリにも波及しており、2015年の国内Android不正アプリ検出数の約80%を、アドウェアが占めている。一方で、アドウェアに比べると数は少ないものの、情報窃取やバックドアによるAndroid端末への直接攻撃は被害が大きく、ワンクリック詐欺といったネット詐欺アプリも一定の被害が確認されているという。同社は今後、オンライン銀行詐欺ツールや、ランサムウェア関連のアプリが本格化するとみて注意を喚起する。また、Androidにおける脆弱性攻撃についても警告。Android機器のアップデートは開発元のGoogleだけでなくベンダー側の対応も必要になるほか、一般のユーザーはOSバージョンアップの必要性を認識していないことが多く、適用が遅れがちだと指摘している。
2016年03月08日本革ビジネスアイテム専門ブランド「ビジネスレザーファクトリー」は1月29日、大阪・なんばに常設第2号店をオープンする。○オープン記念のプレゼントも「ビジネスレザーファクトリー」は、バングラデシュの貧困層に雇用を創ることを目的に展開する事業。バングラデシュ産の牛革を使用し、同国の自社工場で製造した革製品を販売している。レザー(牛革)製品の中でも、ビジネスシーンで使えるアイテムに特化しているのが特徴だという。2015年6月にオープンした九州・福岡の常設1号店に続き、常設2号店となる大阪なんば店は、大阪府大阪市中央区のなんばウォークにオープン予定。取扱いアイテムは、ペンケース、手帳カバー、財布、バッグ、シューズなど。定番カラー6色と店頭限定カラー4色に加え、大阪なんば限定カラー「ロイヤルグリーン」の計11色を用意する。価格帯は299円~14,999円(税別)。また、オープニング記念として2つの特典も用意。1,500円(税込)以上購入した先着300名に、牛本革キーカバーまたはブックマークを、7,500円(税込)以上購入した先着50名には、次回使える名入れ無料券をプレゼントする。
2016年01月28日シマンテックは公式ブログにおいて、新種の「ゼロクリック詐欺」について警告を発している。日本語のアダルトサイトを閲覧するだけで、自動的に会員登録されたかのように装う手口の詐欺だ。アダルトサイトにおいて、訪問者を勝手に登録、もしくは登録したように見せかける詐欺は、古典的な手法だ。閲覧者がサイト内のリンクを1回~複数回クリックすることで「登録」させる手口が一般的で、このような手口は「ワンクリック詐欺」と呼ばれている。シマンテックによると、最近発見された「ゼロクリック詐欺」は、その名の通りクリックなしで会員登録をしたかのように装う詐欺。閲覧者が詐欺サイトを開いただけで、なんの警告もないまま自動的に「会員登録終了」などのページやポップアップが表示され、サービスに登録したと思わされる手口だ。しかもこの登録ページでは、高額の料金が請求されるのが一般的。なかには約24万円もの請求をする事例もあるという。特徴的なのが、ゼロクリック詐欺の多くは、高額料金の請求とともにサポートセンターなどの電話番号が表示されること。サポートセンター番号の前後には「24時間対応」や「自動受付処理」などの文言があり、詐欺被害者が電話をかけやすいように誘導することが多い。ゼロクリック詐欺の対処法は、従来と同じ「無視すること」。登録済ページが自動表示されるのは、閲覧元のページのHTMLに「1秒後にページを更新する」などの簡単なmetaタグが挿入されているのが理由。このため「サイトを開くと別のURLを呼び出す」だけで、とくに個人情報が抜かれているわけではないのだという。もちろん、表示されるサポートセンターの電話番号に連絡をいれるのも厳禁だ。電話をかけると、料金を払うように説得してくる可能性が高いほか、被害者の電話番号が記録されて、今後の詐欺活動に悪用される可能性もある。同じ理由により、詐欺相手へのメールの送信も厳禁だ。
2016年01月27日●人工知能が奪う業種「人工知能」という単語について、どう感じられるだろうか。多分にSFな響きを伴うIT分野のキーワードだが、実はすでに、ITとは直接関係のないビジネスシーンにおいても関係の深いものになりつつある。人工知能によってビジネスシーンはどのように変わっていくのだろうか。これからの人工知能とビジネスの関わり方について考えてみよう。○人工知能によって多くの業種が必要なくなる?人工知能は以前から研究が進められていたが、話題を集めるようになったのは2012年。国際的な画像認識コンテストである「ILSVRC」(ImageNet Large Scale Visual Recognition Contest)において、「ディープラーニング」と呼ばれる手法が従来型の機械学習を大幅に上回った。このディープラーニングが画像認識だけでなく、音声認識や自然言語処理といった分野においても有効であることがわかり、国際的な研究機関や大企業が開発に続々と参入し、まさに日進月歩の勢いで進化が進んでいる。すでに画像認識においては、人工知能が人間の認識率を上回るまでになっているのだ。技術が発展することにより、従来人間が処理していた作業を人工知能が肩代わりできる分野が増えている。人工知能は人間よりも処理速度が速く、数万件のデータを瞬く間に処理できるだけでなく、疲れ知らずだ。○英研究者の論文が話題に技術が進歩するにつれて、人間が仕事を奪われるという恐れもある。たとえば近年話題になっている自動運転車も一種の人工知能と呼べるものだが、人工知能は人間のようにアクセルとブレーキを踏み間違えたり、居眠り運転するということもない。お釣りをごまかすこともないのだから、タクシードライバーとしては最適だろう。人工知能の進化を前提に、英オックスフォード大学は702種類もの業種を詳細に検討し、約40種の職業が、10~20年の間に90%以上の確率でコンピュータにとってかわられるという衝撃的な論文を発表している。単純作業はともかく、事務や専門知識の必要そうな審査・調査なども含まれているのは驚かれたのではないだろうか。上記のリストには、現在の技術では実現が難しいものも含まれているが、人工知能の進化の速度を考えれば、数年内に置き換わられても不思議ではないというわけだ。●HUEの例から読み解く人工知能の力○人工知能を搭載した初のERP人工知能のビジネスシーンへの進出は、すでに始まっている。たとえば金融業界で株の売買に使われている売買プログラムも一種の人工知能だ。画像認識等の技術についても、実用化されて業務に利用しているケースも珍しくはなくなっている。そして、もっと身近なビジネスシーンでの人工知能利用の一例として、ワークスアプリケーションズの「HUE」が登場した。HUEは、企業内におけるヒト・モノ・カネの動きの管理を統合し、情報化によって経営を支援するためのシステム「ERP」(Enterprise Resource Planning)の一種だ。一般ユーザーから見ると、顧客管理や人材管理、文書管理システム、管理会計、プロジェクト管理など、さまざまな機能が統合された社内システムということになる。HUEのユニークな点は、機械学習型の人工知能を搭載していることと、ビッグデータの解析に対応している点だ。どちらも最近のIT業界では好んで使われるキーワードだが、これをERPに持ち込んだのはHUEが始めてだといえる。○人工知能で何ができるか具体的には何ができるのか。まず人工知能についていえば、書類作成の手間が大幅に省力化できるようになる。HUEでは、ユーザーが書類を作成する際に、項目や請求する相手を過去の入力データから検索し、相手や項目に応じて、たとえば単価や発送先、個数といったデータも推測して入力してくれる。これだけなら単に入力履歴から候補を出しているだけのようにも見えるが、HUEの長所は、入力欄や順番を問わない点にある。例えば入力欄の順番を問わずに「マイナビ 請求書 原稿料」と入力すれば、人工知能がどの単語がどの項目にふさわしいかを判断して、適切な部分に配置してくれるのだ。あとは必要に応じて、原稿の単価や担当部署、担当編集者といったデータを追加することで細部が修正されていく。ワークスアプリケーションズによれば「一般的な作表作業の90%近くを肩代わりできる」というが、デモを見る限り非常に素早く作表でき、また間違いも少ないことから、書類チェックや再提出といったエラー処理まで含めれば、確かに90%短縮というのも現実的な数値に思えてくる。ビジネスマンの1日の仕事を振り返ってみると、実際の取引や会議などの間に、書類作成の時間がかなり占めているのではないだろうか。1日に1~2時間程度は書類の作成に割かれているかもしれない。こうした時間を人工知能が代わりに作業してくれて、そのぶんをクリエイティブな活動に費やせるというのが、HUEの目指している作業環境だ。●人工知能はビジネスシーンの何を変えるかビッグデータ解析に関して言えば、企業の様々な業務ログを解析し、常に情報を更新してくれる。前述の人工知能もこうしたビッグデータ解析によって賢くなっていくし、システム中のメッセージやメールの発言を定期的に収集し、そこから人間関係を推測して人事に活用するといったことも可能だという。管理職から見れば人事査定の一助にもなるわけで、業務効率化という観点からは心強い。従来のエンタープライズ向けシステムは、何をするにもシステム側の都合にユーザーが合わせるといった感じで、ユーザビリティ(使い勝手)の面は顧みられていなかった。一方、GoogleやAmazonといったコンシューマ向けシステムでは、過去の行動からおすすめの製品を紹介したり、メールを解析して不要なメールは自動的にゴミ箱に捨てるといった快適性をもたらしてくれる。HUEでは人工知能を使ってエンタープライズ向けシステムを、コンシューマ向けサービスの水準にまで高めようとしている。○人工知能がビジネスシーンからなくすものさて、人工知能がビジネスシーンから何を省くか。HUEを事例として取り上げたが、そこからは、単純作業がなくなることがわかる。かつてワープロやパソコンが会社のデスクに登場したときのように、人工知能がビジネスの現場に入り込んでくることは、もはや避けられない。人工知能は、ビジネスを効率的なものとし、ビジネスパーソンが単純作業から開放される世界はすぐそこまで来ている。英オックスフォード大学の論文にもあるように、人工知能が特定の仕事を肩代わりするかもしれないが、どの業種においても、単純作業は減っていく。それによって生じた余裕は、よりクリエイティビティの高い作業に向けられていく。人工知能が本格的に職場で活用され始めたときに、我々はどうすべきか。次稿では、人工知能と共存する時代のビジネスパーソンのあり方について考えてみたい。
2016年01月25日シマンテックは12月17日、DropboxやGoogle+が送信するメールを偽装し、ユーザーをアフィリエイトプログラムに誘導する詐欺行為を確認したとセキュリティブログで明かした。Dropboxは、ユーザーが他のユーザーとデータ共有することを目的に、Dropboxアカウントを持たないユーザーとも共有可能な、ファイルをリクエストサービスを提供している。ユーザーがこの機能を利用して、ファイルをリクエストしたりフォルダへアクセスできるように他のユーザーを招待すると、「no-reply@dropbox.com」からメールが送信される。詐欺師は、Dropboxのメールアドレスを偽装してさまざまなユーザーにメールを送信している。このメールがDropboxのメールボックスから送信されていることから、受信側のスパムフィルタをすり抜けやすくなっている。シマンテックが確認したリンクは、Googleが提供する短縮URLサービスを利用しており、詐欺師が自ら作成したランディングページに直接リンクしている場合もあった。Google+の通知を介して受信箱にスパムメールが届くケースは、送信元にソーシャルネットワーク上の偽アカウントが利用されている。詐欺師の手法は、まず偽のアカウントを使って公開の投稿を作成し、そこにネット上のあちこちに投稿されている女性の写真を集めたフォトアルバムを追加する。次に、公開投稿を他のGoogle+ユーザーと共有して受信箱に届ける。通知に記載されたリンクは、GoogleのURL短縮機能やHootsuiteのURL短縮機能が利用されている。ユーザーは、スパムメッセージの本文に記載されたリンクをクリックするとランディングページに移動し、そこにアフィリエイトのリンクがあるか、アフィリエイトIDを使った他のサイトにリダイレクトされる。アフィリエイトのリンクでもリダイレクトでも、行き先はアダルト出会い系サイトとなる。ユーザーがアダルトサイトに登録すると、詐欺師にアフィリエイト報酬が支払われる。新しいユーザーをサイトに紹介すると、コンバージョン1件あたり2~6ドルのアフィリエイト報酬が支払わられる。シマンテックでは、アフィリエイト制度を使ったアダルト出会い系サイトへの誘導を問題視しており、Dropboxと情報を共有して対抗策に取り組んでいる。Dropboxは、悪用の証拠がないかどうかを監視し、この活動の検出と予防に努めており、すでに該当アカウントを即時停止したという。また、シマンテックは"正規の通知"に偽装する手法は今後も続くと見ており、警戒を怠らないようにと注意を促している。
2015年12月21日シマンテックは12月10日、企業の財務担当者から金銭をだまし取る「ホエーリング詐欺」の実態をセキュリティブログで解説した。ホエーリング詐欺とは、企業の幹部社員を偽って、財務担当者などにメールを送り、金銭をだまし取る詐欺の手法。例えば、上司からのメール本文に「大至急で送金するように」と書かれており、部下は上司からの命令と判断して送金する。しかし、そのメールは詐欺師による詐欺メールで、お金は詐欺師の手に渡ってしまう。シマンテックが確認しているホエーリング詐欺は、攻撃者が最高経営責任者(CEO)をかたり、最高財務責任者(CFO)に宛ててメールを送信したものが大半であった。具体的な例では、詐欺師が「緊急の電信送金手続きができるか」とCFOに確認し、CFOから返信があると、2通目で電信送金に必要な情報をCFOに通知するというもの。返信がない場合は、同じCFOに2通目を送ることもあれば、財務部門の別の従業員に標的を切り替えるケースもあった。また、「買収を実現するために支払いが必要だ」と、メールで理由を説明するケースもあった。メールには支払いの指示について弁護士から連絡があると書かれていた。どのケースも、標的とした企業のCEOから送信されたメールに偽装していた。偽装の方法は「CEOのメールアカウントに侵入」「CEOのメールアドレスになりすまし」「タイポスクワッティングを用いた、標的とした企業の実際のドメインと似たドメインをメールアドレスに使う」と複数のケースがあった。CEOを偽ったことを疑われにくくするために、送信するメールの本文の書き方も工夫している。例えば、「出張中や会議中のため電話には出られない」と書くことで、相手が本物のCEOに直接電話で確認するのを防いでいる。また、本文に「sent from my iPad(iPad から送信)」と追記し、送信者が移動中であることを強調するなどの手段もある。請求額は、メールの標的をCFOなどに限定することで、メールを利用したほかの詐欺より高額な傾向がある。中には、37万ドル以上を送金するよう求めてくるケースもあった。詐欺師は、1回の要求額を大きくできるため、成功回数が少なくても利益を上げられるという。FBIの推定によると、損失額は2013年10月~2015年8月の間で、12億ドル以上に達するとしている。
2015年12月14日アイキューブドシステムズは11月26日、iOS 9 の主要なビジネス向け機能をまとめた解説書「iOS 9 ビジネス向け機能強化ポイント解説」の公開を開始した。解説書は、企業・教育機関・医療機関におけるiOS端末のビジネス利用を想定しており、同社が11月20日時点の情報をもとに、独自に調査・作成した。解説は5つのステップに分かれており、「1.iOS 9 のビジネス向け機能強化一覧」「2.iOS 9を徹底活用するための事前準備」「3.デバイス管理/運用機能の強化」「4. アプリ管理/運用機能の強化」「5.コンテンツ管理/運用機能の強化」と、iOS 9の導入からビジネス利用のポイントを詳しく解説している。解説書の形式はPDFファイルとなっており、同社のWebページから無料でダウンロードできる。閲覧には、Adobe ReaderなどのPDF閲覧ソフトが必要となる。なお、同社はiOS 9のビジネス向け機能強化を解説するセミナーを同社の社内、Apple Store銀座内で12月に5回に分けて実施する。参加費は無料で、参加を希望する場合は、同社のWebページから必要事項を記入して申し込む。
2015年11月27日トレンドマイクロは11月26日、オンライン銀行詐欺ツール「DRIDEX」に関連する複数のスパムメールを確認したとしてセキュリティブログで注意を促した。「DRIDEX」は、米国と英国の法執行機関によって、10月に攻撃活動の起点となるコマンド&コントロール(C&C)サーバ間のネットワークが閉鎖に追い込まれている。これにより、DRIDEXの攻撃活動に大きな打撃を与えることはできたものの、活動の終息には至らなかったという。すべてのインフラストラクチャを停止し、攻撃者グループ全員を逮捕しない限りは、完全に終息させることは不可能とされている。トレンドマイクロは、C&Cサーバの閉鎖後も脅威の監視と、法的機関との協働を続けていたが、C&Cサーバが閉鎖された直後の一カ月で、すでにスパムメールを確認している。スパムメールの多くは、請求書、未払い通知、資産報告書、預金残高、領収書といった金融に関連したソーシャル・エンジニアリングを利用しており、それぞれ内容の異なる約10種類の亜種があった。トレンドマイクロがスパムメールの送信活動を詳しく検証した結果、2014年8月頃から確認されている「DRIDEX」を利用するボットネットによって送信されたものであることが判明した。「DRIDEX」を利用するボットネットは、番号によって分類され、どの攻撃者やキャンペーンによるものか、またどの標的に関連するものかを番号で識別できる。スパムメールで使われた番号は、トレンドマイクロが2014年から確認している。また、亜種を解析した結果、これまでの亜種と同様に、難読化や間接呼び出しなどの解析を"より"困難にするための複雑な手法を利用されていることが判明した。以前の解析では、電子メールの送信に関連した文字列がコードに含まれていたが、今回の亜種も同様の機能を備えている疑いがある。メール送信機能があれば、「DRIDEX」のボットネットだけで感染フローを完結させることができる仕様となる。スパムメールには、マクロを含むExcelファイルとWordファイルが添付されており、開封すると「DRIDEX」の不正なファイルをダウンロードする。マクロを悪用する手法は、以前にも「DRIDEX」を拡散するために用いられており、今回の攻撃者も同様の手法を利用していると見られている。新たなスパムメールの送信活動が確認されたことで、「DRIDEX」を利用する攻撃者グループが再編成され、サイバー犯罪活動を新たに開始したことを示唆していると見られており、新たな脅威として認識する必要がある。トレンドマイクロは「DRIDEX」の攻撃を防ぐ手段として、端末にインストールされているWordやExcelでは通常マクロを無効にしておき、必要な時だけ有効にするようにと呼び掛けている。
2015年11月27日こんにちは、木口美穂です。何も悪いことはしていないのに、男子やカレから「それ詐欺だ!」なんて言われたら悲しいですよね。そんな事態を避けるためにも、男子はどんな瞬間に、女子に対して詐欺だと思うのかを知っておく必要があります!そこで今回は、20代男性に『女子の詐欺だと思う瞬間』について聞いてみました。■1.顔写メ、プリクラ「顔が別人、スタイルが別人は当たり前になってるよね・・・・・・。」(26歳/公務員)「もはや怖い・・・・・・。」(24歳/ライター)堂々の第1位は顔の写メやプリクラでした。スマートフォンで撮影した写真はアプリで盛れる時代、プリクラはもはや別人級に目の大きさ、脚長効果をもたらします。詐欺だと言われても仕方がないくらい変わりますよね。とは言え!男子も男子なんですよ!その不自然な脚長のプリクラや明らかにアプリで盛っている写メを「可愛い」と言うのですから!女子はみんな乙女で、可愛いと言ってくれる写真をSNSなどにあげたい生き物です。女子からすると「オレオレ詐欺」ならぬ「カワイイカワイイ詐欺」ですよね!男女で詐欺し合ってるんだなぁ・・・・・・。話が逸れました(笑)次いきましょう!■2.料理写メ「めっちゃ美味しそうな写メをツイッターに上げてたから家に来た時に作って貰ったら全く別物を出された。味もマズくてこれはどう見ても詐欺だと思った。」(25歳/歯科医師)これもよくありますね。写真系は詐欺しやすいですからね!また実際に作ってもらうとなると、男子はあの美味しそうな写真のイメージがあるので「色合いが違う」「時間かかり過ぎ」「味がマズい」など色々問題も多くなってきます。そうなると完全に詐欺だ!と言われてしまいます。お料理の写真は特に加工しないことをオススメします。写真用にきれいに盛り付けているのなら、男子に作ってあげるときもあくまで写真と同じように!時間がかかってしまうのなら、最初からお料理出来る女子をアピールしないこと!■3.カラコン、つけまつげ「カラコンとつけまつげって詐欺する為にあるんでしょ?」(22歳/大学生)「すっぴんを見た時のギャップが激しくてショックがデカい。」(23歳/公務員)寝込むレベルでショックを受けると言った男性もいました。女子からすると、カラコンやつけまつげをしている子の方が多いのでもう見慣れてしまっていてそこまでギャップを感じなくなってきています。麻痺ですね!大好きなカレに本当の自分を見せるのは早い方がいいですよ!■4.家でのパジャマ「女子って可愛いパジャマ着てるんじゃないの?俺の家でだったらお泊まり感があってジャージでもいいけど、彼女の家に遊びに行った時くらい可愛いの着ていてほしい」(23歳/フリーランス)これは、男子の勝手なイメージですね。ですが、このイメージを持っている男子は少なからずいました。イメージから勝手に詐欺だと言われるのは腑に落ちない気もしますが、好きなカレには詐欺だと思われたくないですよね!男子の夢を壊さないであげましょう。貴重な意見だと思って、家では可愛いパジャマを着てみてもいいかも!■おわりに見た目でどんだけ詐欺っても、結局カレにはバレてしまいます。そんなあなたも愛してくれる男性は絶対いるから、必要以上に詐欺することもないと思います。写真は女の子の間で可愛く加工するのは流行っていますし、「別人じゃん!」と言われない程度に可愛くして楽しんでね!(木口美穂/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年10月30日ニフティは17日、2015年10月から2016年3月までの6カ月間、東京都内の一般家庭にてVPNサービス「スマートサーブ」を活用した振り込め詐欺感知システムの実証実験を行うと発表した。同システムは、クラウド上で通話内容を解析し、振り込め詐欺で使われやすい文章パターンを検知すると、電話を受けた本人と事前に登録した家族にメールで通知するもの。通話データをクラウド上に収集する際には、スマートサーブを介して通信を行うため、第三者によるのぞき見や不正アクセスの心配がないとしている。検知する詐欺に関するキーワードは、警視庁犯罪抑止対策本部に、固定電話などの機器や解析技術は、パナソニックシステムネットワークスや、NECプラットフォームズなどメーカー各社に協力を得ているという。実証実験の対象となるのは、東京都内在住の65歳以上の@nifty会員のうち、モニター協力賛同者。使われる機器は、モバイルルーター「Aterm MR04LN」(NECプラットフォームズ製)、パーソナルファックス「おたっくすKX-PD604DL-W」(パナソニックシステムネットワークス製)、無線LAN搭載SDHCメモリカード「FlashAir」(東芝セミコンダクター&ストレージ製)、スマートサーブ専用機器「サービスアタプター」(ニフティ製)、音声認識技術「AmiVoice Cloud」(アドバンスト・メディア製)となっている。
2015年09月17日ニフティは17日、東京都内の一般家庭で、ネットワークサービス「スマートサーブ」を活用した振り込め詐欺検知システムの実証実験を10月から開始すると発表した。○クラウド上で通知内容を解析同システムは、クラウド上で通話内容を解析し、振り込め詐欺で使われやすい文章パターンを検知すると、電話を受けた本人とあらかじめ登録した家族に警告を通知するというもの。詐欺キーワードについては警視庁犯罪抑止対策本部が、固定電話などの機器や解析技術についてはNECプラットフォームズをはじめとするメーカー各社が協力。振り込め詐欺で使われやすい文章パターン(詐欺に関する単語の有無やその組み合わせ)を判別するため、精度の高い検知が期待できるという。同システムで使用するスマートサーブは、サービスアダプターを宅内のLANにつなぐことで、セキュアなネットワーク(VPN)を構築することができるネットワークサービス。通話データをクラウド上に収集する際には、「スマートサーブ」により安全な通信を行うため、第三者による覗き見や不正アクセスの心配がないとしている。実験対象は東京都内在住の65歳以上の@nifty会員のうち、モニター協力賛同者。実験期間は2015年10月初旬~2016年3月末。ニフティは、今回の実証実験で得られた結果を元に、検知の精度や通知タイミングなどの改善・改良を行った上で、正式サービスとして提供する予定という。
2015年09月17日こんにちは、ぽこひろです。「詐欺写メ」というと、基本的には女子がするものという感じがしますよね。でも、まだ会っていない相手によく思われたいのは男子も同じ。それに、ネットなどで詐欺写メのメソッドが簡単に見られるようにもなっていますし、このやり口に手を染めてしまう男子も増えています。友人から紹介された男子、恋活サイトで出会った男子と実際にご対面して「騙されたなうー!」と絶叫しなくてもいいように、しっかりとその見抜き方についてお勉強しておきましょう。恋愛コラムニスト兼ガジェット系ライターの塚田牧夫さんに聞いてみましたよ。■1.顔が一部だけ「まず怪しいと思ったほうがいいのが、写真の中に顔の一部しか写っていない写メ。顔の全体ではなく一部を写すことで、パーツが大きく見えますし、それに顔のバランスの悪さも目立たなくなります」とのこと。なるほど。顔が右半分だけだったり、目の周辺だけだったり、などなどですね。さすがに写っていない部分がのっぺらぼうということはないですが、顔の全体を写したときよりもいくらか「サバ読み」が行われているのは事実かもしれません。あと、顔のどこかに手をあてているのも、危険だそう。■2.白すぎる「やたらと顔が白い。これも怪しいです。この場合、顔が綺麗に見えるように電気の近くで撮ったか、最近簡単に手に入る『詐欺写メアプリ』で顔全体を綺麗に修正している可能性も・・・・・・」男子でもすごく肌が綺麗な人はたしかに多いです。が、「これ、女子じゃね? てか、綾瀬はるかじゃね!?」と見紛うような肌の持ち主の場合には、なにかしらの小細工が行われているのかも・・・・・・。■3.角度がおかしい「あまりに正面からすぎると、証明写真っぽくなってしまいます。そのため、ある程度角度をつけて撮るのが普通。しかし、あまりに真上からカメラを構えてそれを見上げるような格好になっている場合には、輪郭にコンプレックスがある可能性大です」それに、見上げるような顔で撮影すると、目が大きく写る効果があるそうです。男子なんて、別にぱっちりオメメでなくても問題ないはずですが、「かわいい系男子」に見えたい人は、するのかもね・・・・・・。■4.プリクラこれは多くの説明は不要ですね。男子だってプリクラ機に入れば、目も大きくなりますし、肌も綺麗になるし、いろいろなマジックが起きます。■5.目が不自然・・・・・・?「必ず目に注目してください。目と、その周辺をよ~く見て。その男子が、本当にいつもそういう表情なのか、それとも、シャッターの瞬間だけ目をパチっと開いたのか。よ~く見れば、わかるはず」目は人の印象を大きく変えますからね。塚田さんいわく、一番一生懸命に見るべきは目とのこと。逆に、写メでも目が小さい男子は、目だけでなく、それ以外の部分もかなり信用できるんだそうです。「詐欺るなら、まずは目」でしょうからね。■おわりにいかがでしたか?正直、女子のみなさんはそこまで顔を重視しない人が多いんじゃないかと思います。もちろんブサイクじゃないほうがいいけど、イケメンじゃないとダメというわけでも・・・・・・というのがリアルな線でしょう。だったら、変にカッコつけず、ありのままの写メを使う男子のほうが誠実そうでいいですよね。(ぽこひろ/ライター)(平尾優美花/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年09月01日ビジネス会話やビジネスシーンで、特定の人物名が出てくることがよくあります。ただしその人物名を挙げられても、その人がどんな人なのかよく知らない……ということもあるのではないでしょうか。そこでビジネスシーンでよく取り上げられる人物について、ご紹介いたします。■ピーター・ドラッカービジネスシーンでよく耳に入ってくる「ドラッカー」という言葉は、ピーター・ドラッカーという経営学者の人物名のことです。ドラッカーはマネジメントという概念を発明したことで有名な人物で、政治・社会・経済・経営・組織関連の本を多数残しています。日本では主にドラッカーの経営・組織関連の本がよく読まれており、そのためビジネスシーンで、その人物像やドラッカーの提唱した概念について紹介されることが多いようです。日本で人気のあるドラッカーの本が「現代の経営」、「マネジメント」、「創造する経営者」、「経営者の条件」、「チェンジ・リーダーの条件」、「プロフェッショナルの条件」等です。名前と共に本の内容も紹介されることが多いので、一度目を通しておくとよいかもしれません。■アルフレッド・アドラー「ドラッカー」と共にビジネスシーンでよく出てくる人物名が「アドラー」です。これはアルフレッド・アドラーという心理学者のことで、この言葉がよく出てくるのが、ビジネスで起こる人間関係の悩み、社員育成、自己啓発に関しての知識やスキルを紹介する場面です。人の問題・悩みをどう解消していくかという場面で、アドラーの思想や、アドラーの創始した「アドラー心理学」について紹介されるケースが多くあります。アドラー心理学を紹介した本でよく読まれているのが、「嫌われる勇気」、「人生に革命が起きる100の言葉」、「アドラー心理学入門」等です。その他にもアドラー心理学について書かれている本は多数あります。ドラッカーと共に一度目を通しておきたい本です。■スティーブン・R・コヴィーアメリカの作家であり、経営コンサルタントでもある「スティーブン・R・コヴィー」も、ビジネスシーンでよく取り上げられる名前です。特にビジネスシーンでは世界的に大ベストセラーとなった「7つの習慣」という本の内容と共に、タイムマネジメントをどのように行えばいいか、個人の自立・成長を促すにはどうすればよいか等を語るとき、また社員研修時によく取り上げられています。カタカナビジネス用語と同様、その人物についてよく知らないと、その人物を取り上げ何を伝えようとしているのかがわかりづらい、海外の著名な人物名。ぜひこの機会に、ビジネスでよく取り上げられるこの3人の著書に目を通してみてはいかがでしょうか?(画像は本文と関係ありません)
2015年08月25日トレンドマイクロは、ソーシャルメディア上の投稿などを基点にしてApple製品等の当選を謳い、iOSユーザーの個人情報を搾取する詐欺サイトへのアクセスが増加しているとして注意を呼びかけた。同社のセキュリティブログによると、Facebook上の投稿から詐欺サイトに誘導する手口を確認したという。具体的には、iPhoneで誘導先のURLにアクセスすると、数回の転送処理の後で、製品当選のメッセージが表示される。そのメッセージとアクセス先のURLには、facebook.comの文字列をドメインに含み、あたかも正規のサイトからの表示であるかのように見せかけているという。そして、ユーザーがメッセージの「OK」ボタンを押すと、当選した賞品の請求ページが表示されるが、これはユーザーの個人情報を搾取することを目的としたものとみられるとしている。当選賞品にはiPhone 6、iPad Air 2などが含まれ、iOSデバイスユーザーはApple製品に関心が高いことを利用した手口になると分析している。今回の事例で興味深いポイントとして、ユーザーの利用するOSによって、表示するメッセージを使い分けていることも同ブログで言及している。該当のURLにアクセスしたデバイスがAndroid OSだった場合には、賞品の当選は案内せず、「致命的なトロイの木馬ウイルスに感染している」などといったメッセージを表示、このメッセージにアクセスした場合に、Google Play上の特定のセキュリティアプリに誘導されるという。狙いとしては、正規のアプリのアフィリエイトプログラムを利用し、金銭的な利益を得るためではないかと、同社は分析している。今回の詐欺サイトへのアクセスは、同社の統計によると、5月1日から7月9日までで全世界から2万5000件以上を集めており、6月以降に急増しているという。詐欺サイトへの誘導を同社が実際に確認したのは、Facebook上の投稿からとしているが、同社への問い合わせ内容からは、LINEメッセージによる誘導、不正広告による誘導も推測されるという。また、不正アプリの頒布により、より危険な攻撃を実施することも可能だとして、スマートフォンユーザーに対しては、誘導の手口を知り、インターネットアクセス時における危険を改めて認識しておく必要があるとまとめている。
2015年07月18日リコーは、再生複合機のビジネスを今夏から中国で開始すると発表した。同社は、先進国を中心に再生複合機を年間6万台販売しており、今回の中国でのビジネスの開始により、3年後には中国での販売台数1万台を加えて、グローバルで8万台を目指す。中国でのビジネスの開始に当たっては、複合機メーカーとして初めて(リコー発表)、使用済み複合機の中国への輸入と再生製造の認可を国家品質監督検査検疫総局から取得。再生処理を行う中国の工場(福州)に使用済み複合機を集め、7月から製造を開始。8月からリコーチャイナ(上海)を通じて販売する予定。工場に集める使用済み複合機は、静岡県御殿場市に新たに開所する「リコー環境事業開発センター」をはじめ、世界各国から回収するという。リコーでは今後、他の新興国への拡大も視野に入れていくという。
2015年07月17日トレンドマイクロは7月14日、iOS端末を狙った当選詐欺の詳細をセキュリティブログで解説した。今回取り上げられている「当然詐欺」とは、iOSユーザーをソーシャルメディアなどの投稿やメッセージを介してユーザーを偽の懸賞サイトに呼び込み、個人情報を入力させて盗み取るというもの。ユーザーがサイトにアクセスすると、Apple製品が当選したとメッセージが表示され、当選した賞品を受け取るには個人情報を入力するように求められる。しかし、個人情報を入力しても、賞品が手元に届くことはないという。詐欺サイトへの誘導は、Facebook上の投稿、LINEのメッセージや不正広告などで行われ、トレンドマイクロはFacebook上での投稿からの誘導ケースを実際に確認しているという。5月1日~7月9日までに2万5000件以上のアクセスを集めていることがわかっているが、特に誘導手口が目立ち始めた6月以降にアクセスが急増しているという。当選詐欺は迷惑メールでよく確認されるが、今回のケースは詐欺のWebバージョンと言っていいという。この当選詐欺はiOS端末の利用者を対象としているが、Androidユーザーに対しては手口が異なる。Android端末から、詐欺サイトのURLにアクセスすると、表示されるメッセージは当選詐欺とは異なり、ユーザのデバイスが「致命的なトロイの木馬ウイルス」に感染しているなどと警告が出て、最終的にはGoogle Play上の特定のセキュリティ・アプリに誘導される。転送処理の間にアクセスしたデバイスを判断するスクリプトを含むサイトを経由させ、アクセス元に合わせたサイトへ転送する手法を使用している。この手口は、アフィリエイト・プログラムを利用し、金銭利益を得ることが目的と想定されており、Androidユーザーが不正アプリなどのセキュリティ上の不安を持っている心理を悪用している。例えば、次のような手口がある。一見、無害な動画へのリンクをシェアしているだけに見えるが、モバイルアプリ上ではリンク先のURLを事前に確認することができない。リンク先を示すと思われる文字列はYOUTUBE.COMと巧妙に細工されており、ユーザーがアクセス前に不審なサイトへの誘導と気づくことは難しい。また、投稿が多くの人の目に触れるように、Facebookのタグ付け機能を悪用し、投稿者の友人をすべて投稿にタグ付けしていている。ユーザーが詐欺から身を守るには、詐欺の実態を知ることが大切だという。また、モバイル向けのセキュリティ・ソフトを導入したり、不審なURLをクリックしないことも重要だとしている。
2015年07月17日シマンテックは16日、各種メールプロバイダのパスワード再発行機能を悪用した、モバイルユーザーを標的とするスピア型フィッシング詐欺が増加していると、同社ブログにて注意を促した。これによると犯罪者は、メールプロバイダにおいて利用者がパスワードを忘れた際に使用するパスワードの再発行機能のうち、携帯電話に送られる「確認コード」を利用して、メールアカウントにアクセスする。確認されたほとんどのケースがGmail、Hotmail、Yahoo!メールのユーザーだという。具体的な流れとしては、被害者のメールアドレスと携帯電話番号を入手している犯罪者が、被害者のメールアカウントにアクセスし、パスワードを忘れた際に使われる代替認証をスキップし、確認コードを携帯電話にSMSで送付するというオプションを選択することから始まる。犯罪者がSMSオプションを選択すると、アカウントの本来の持ち主である被害者の携帯電話に、SMSで確認コードが送られることになる。ここで犯罪者は、被害者の携帯電話に、SMSで「あなたのアカウントに不正なアクセスが検出されました。これを止めるために携帯電話に送られた確認コードを返信してください」といった内容の文面を送る。被害者はこれをサービスプロバイダからのメッセージと勘違いし、送られてきた正規の確認コードを返信してしまう。これで、犯罪者はメールアカウントに侵入するための確認コードを手に入れることができる。また、確認コードの返信が行なわれない場合、犯罪者は続けて「アカウントに不正なサインインが続いています。確認コードを再送しましたのでこれにご返信いただかないとアカウントの保護が不可能になります」といった内容のSMSを送信し、早期の返信を促すようになるという。確認コードを手に入れた犯罪者はメールアカウントのパスワードを変更し、自由にアカウントへアクセスできるようになる。この際、犯罪者は自分の自由にできるメールアカウントを、被害者のアカウントの代替アカウントとして追加し、メッセージを自動転送するといった設定も行なう可能性がある。これらの不正アクセスは、クレジットカードの番号を盗み出すような金銭目的ではなく、被害者の情報を集めるタイプとのこと。シマンテックでは、確認コードに対するSMSメッセージに注意すること、自分が確認コードの送信を要求していない場合は特に警戒が必要としている。さらに、メールプロバイダでは確認コードに対して返信を求めることはないとも言及している。
2015年06月18日シマンテックは6月17日、ユーザーを欺いてメールアカウントにアクセスする、パスワード再発行詐欺が横行しているとして、同社ブログで注意喚起を行った。これは、モバイルユーザーを標的とする特定のスピア型フィッシング攻撃で、攻撃の目的は標的のメールアカウントにアクセスすること。ソーシャルエンジニアリングのテクニックが巧妙なため、手口に引っかかる人がすでに現れていることも確認されている。メールサービスのプロバイダーは、パスワードを忘れてアカウントにアクセスできないユーザーのためにパスワード再発行の機能を用意しており、大抵は携帯電話の番号に確認コードを送信している。攻撃者はこの仕組みを悪用する。シマンテックが確認したケースのほとんどは、Gmail、Hotmail、Yahooメールのユーザーに影響するもの。Gmailの場合、携帯電話番号を登録しておけば、パスワードを忘れた場合でもGoogleから携帯電話に確認コードが送信され、アカウントにアクセスできるようになり、パスワードを再設定できる。ここで犯罪者が登場する。犯罪者が、ユーザーのメールアドレスと携帯電話番号はわかっているが、パスワードがわからない場合、アカウントを乗っ取ろうとしているユーザーのGmailのログインページにアクセスし、メールアドレスを入力して 「お困りの場合」リンクをクリックする。これは、ユーザーがログイン情報を忘れた時に使うリンクだ。「覚えている最後のパスワードを入力してください」、「端末(機種とモデル番号)でのパスワード再設定の確認」などのオプションが表示されるが、犯罪者はどれもスキップして、「確認コードを携帯端末(携帯電話番号の末尾)で取得します」というオプションが表示されるページまで進む。確認コードがSMSで6桁の確認コードが本当のユーザーに送付されるが、同時に犯罪者は、ユーザーに「Google があなたのアカウントで異常なアクティビティを検出しました。不正なアクティビティを止めるために、モバイルデバイスに送信されたコードを返信してください」というSMSを送信する。ユーザーはこれを正規のメッセージと考え、確認コードを犯罪者に送付してしまう。犯罪者は、この確認コードを使って仮パスワードを手に入れ、メールアカウントにアクセスできるようになる。シマンテックでは、この攻撃の対処方法として、確認コードに関するSMSメッセージには注意するように警告している。
2015年06月18日Dropboxのビジネス向けDropbox製品責任者 ロブ・ベースマン氏はビジネス向けDropboxブログで、管理/セキュリティ/統合というIT部門にとって重要な3つの分野についての最新情報を発表した。ビジネス向けDropboxでは、新機能 管理者権限の階層化で、3つの異なる役割を各管理者に1つずつ割り当てることで、日々の管理者業務を分担できるようになる。また、Windowsデスクトップマシンへのリモートデプロイメントを自動化する、エンタープライズインストーラーもあわせて発表した。セキュリティにおいては、Dropboxは先頃ISO 27018認証を取得し、世界のクラウドサービスプロバイダーとしていち早く、ユーザープライバシーとデータ保護に関する最新の国際標準に準拠。さらに、アカウントアクセスの保護の徹底を図るため、管理者が2段階認証をより容易に要求できるようにした。また、既存のシステムとDropboxとの統合をさらに緊密にするために、フォルダ共有の新機能によりビジネス向けDropboxのAPIを強化。Adallom、CloudLock、Elastica、Mover、Netskope、SkySyncなど、データ移行とDLPを提供する複数の大手プロバイダーが、管理者にこの新機能を活用してもらうべく、すでに統合を始めている。さらに、Dropboxでは、多数の企業に選ばれているID管理サービスのActive Directoryとビジネス向けDropboxとの統合もあわせて進めている。新しいActive Directoryコネクター(現在、一部の顧客様にベータ版として提供中)により、プロビジョニングの簡素化とデプロイメントの加速化が促進される。
2015年06月08日トレンドマイクロは 5月中旬より、ネットバンキングを狙うフィッシング詐欺の活発化を確認しており、少なくとも 5つの銀行を狙うフィッシングメールを観測したと発表した。これまで日本国内ではあまり例のない、ショートメッセージサービス(SMS)を利用したフィッシング詐欺攻撃も確認されている。海外では、決済サービスなどでの活用が盛んであり、サイバー犯罪者による悪用事例も多く確認されている。なお、SMSによるフィッシング詐欺は「SMShing(スミッシング)」と称される。今回確認された事例では、モバイル利用者の端末に「注意:ダイレクトのパスワードが翌日に失効し、<銀行名>銀行のメンテナンスサイト<フィッシング詐欺サイトのURL>により、更新をお願いします」といった本文のSMSが着信する。なお、SMSの文字数制限で全体の文章が短くなるケースもあるという。本文中のURLにアクセスすると、国内銀行のフィッシング詐欺サイトに誘導される。最初の URL にはアクセスしてきた環境を判別するスクリプトが含まれており、PCとスマートフォンでは異なるサイトへ誘導されることが分かっている。PC版ではフィッシング詐欺サイトに誘導後、直接ログイン画面が表示される。モバイル版の場合はログインボタンをタッチすると。ログイン画面が表示され、住所などの入力も求められる。利用者が入力を完了するとバージョンアップ画面が表示される。この時点ですでに入力した情報はサイバー犯罪者の手に渡っている。最終的に誘導されるフィッシング詐欺サイトには、複数のドメインが確認された。トレンドマイクロでは、5月18日から 28日の 10日間に 10以上のドメインを新たに確認しており、類似するモバイルフィッシング詐欺サイトは増加を続けているという。なお、「ピュニコード(Punycode)」を使用し、日本語URLの表示を試みているサイトも確認されている。今回確認された攻撃の対象には決まった傾向が無く、複数の銀行が広く狙われていると言える。トレンドマイクロでは、こうした攻撃の被害に遭わないために、利用者はフィッシング詐欺の最新手口を知ることや、セキュリティ対策製品の導入が大切であると述べている。なお、今回確認された事例に関しては、トレンドマイクロがフィッシング対策協議会へ通報を行い、テイクダウンなどの根本解決に向けた対応を行っているという。
2015年06月05日シマンテックは5月下旬に、日本語のワンクリック詐欺が3年ぶりに悪質なAndroidアプリとして再び現れたことを報告した。その後、攻撃者はこのアプリのiOSバージョンも作成しており、同様の詐欺サイトで配布していることも確認された。なお、この詐欺は、ジェイルブレイクされているかどうかにかかわらず、iOSデバイスに影響する。これは、悪質なiOSアプリがワンクリック詐欺に利用された初めてのケースで、攻撃者はこの攻撃にiOS Developer Enterprise Programを悪用したと推測されるが、現時点でその確認は取れていないという。このアプリをインストールしてしまった場合、ユーザーはサイトの会員登録に合意したとして、期限内であれば9900円(約800ドル)、3日を過ぎたら30万円(約2400ドル)を支払うよう要求される。iOSアプリをAppleのApp Store以外で配布できることは、一般には知られていないが、アプリをOver The Air(OTA)で配布するには通常2つの方法がある。アドホックプロビジョニングを介する方法と、iOS Developer Enterprise Programを介して配布する方法だ。アドホックプロビジョニングでアプリを配布する場合、エンドユーザーの重複しないデバイス ID(UDID)を、開発者側に登録する必要がある。また、アプリの配布先も1年当たり100デバイスまでと制限があるほか、iOS Developer Programにも登録する必要があり、この登録には年間99ドルかかる。さらに、エンドユーザーは、App Store で正式にアプリがリリースされる前に、ベータプログラムに参加している可能性もある。一方、iOS Developer Enterprise Programを介する場合、UDIDは不要。開発者はOver The Airで誰にでもアプリを配布できる。このプログラムへの参加を申請する場合、年間299ドルを支払う必要があるが、社内アプリを開発して従業員のデバイスにインストールしようという企業には向いている。これまでのサイバー攻撃者は、年会費やAppleへの登録を避けるためにiOS への投資を敬遠してきたと推測できる。しかし、2年前に現れた詐欺サイトアプリ「サクラ」は、開発者がiOS Developer Programに登録する必要があるものだった。iOS に対するワンクリック詐欺攻撃の場合、詐欺師はアプリを拡散するためDeveloper Enterprise Program に登録したと推測される。攻撃者が独自にこのプログラムに登録した可能性もあるが、第三者のアカウントに侵入し、登録を行った可能性もある。今回発見されたワンクリック詐欺の場合、ユーザーはスパムメッセージ中のリンクをクリックし、詐欺サイトに誘導された可能性もある。また、アダルトサイトを検索する内に偶然詐欺サイトにたどり着いた可能性も否めない。詐欺サイト内では、再生ボタンをクリックすると、アプリのインストールを求めるポップアップメッセージが表示される。このアプリは、ジェイルブレイクしていなくても iOS デバイスにインストールできてしまう。iOS デバイスの場合、開発元が信用されないとメッセージで表示され、このソフトウェアを信頼するかどうかの選択を求められる。しかし、信頼する選択をすると、アプリは通常通りデバイスで実行される。このアプリを起動すると、アダルト動画サイトの会員ページが表示される。しばらくすると、会員登録の見返りとして料金の支払いが求められる。この過程はAndroidの場合と同様だ。こうしたアプリは、ユーザーに不正な料金を請求する詐欺の一部にすぎない。アプリ自体はデバイスに対して有害ではなく、単独で個人情報や支払い情報などを収集することはない。このアプリをインストールしてしまった場合は、すぐにアンインストールし、支払い要求は無視する必要がある。シマンテックでは、ユーザーはアプリのインストールを信頼できるソースに限定するべきだと注意している。なお、今回の詐欺はすでにAppleに報告しており、このアプリの登録に使用された開発者IDは取り消される予定だ。
2015年06月05日