映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の完成披露試写会が6月29日(火)、都内で開催され、上映前の舞台挨拶に織田裕二をはじめとするキャスト、スタッフ総勢15名が登壇した。おなじみのオープニングテーマに乗って登場した織田さんらを観客は手拍子と大歓声で迎えた。客席内に設置されたレッドカーペット上で、織田さんと柳葉敏郎はガッチリ握手!ファンの声援に応えた。記録的な大ヒットとなった前作から7年ぶりの“帰還”に、織田さんはひと言「ただいま」。これに会場全体が「おかえり!」と応じる。柳葉さんは「みなさんと一緒に感動を味わえて…最高です」と感激した面持ちで声を震わせた。深津絵里が「7年分の思いが詰まっています!」と短い言葉に強い思いを込める一方、饒舌だったのはユースケ・サンタマリア。「季節はずれの氷雨降り注ぐ中…」という前口上に始まり、「とある事情で僕は大好きな交渉人をクビになりまして」とネタバレ発言、さらに「伊藤(淳史)くんと一緒に“ブブゼラブラザーズ”という名で歌を出すことになって」など言いたい放題で会場をわかせた。本作で『踊る』の仲間入りを果たした小栗旬は「これだけ愛されたシリーズに参加できて『おじゃまします…』という気分です」とファンの熱狂に圧倒された様子で語った。“スリーアミーゴス”こと北村総一朗、小野武彦、斉藤暁のトリオも健在!北村さんは会場を見やり「元気だねぇ。自分がどこにいるのか分からないような気分です。コンサートでもやろうか?」と劇中そのままののん気な口調で挨拶すれば、小野さんは「(特別番組として放送されている)『深夜も踊る大捜査線3』も見てください」としっかりとアピール。斉藤さんは「私はついに、丸の内署に行くことはできませんでした…。でも行けなくて良かった!行ってたら映画に出られなかったかも」と語り歓声を浴びた。このほか、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、佐戸井けん太、小林すすむに脚本の君塚良一、監督の本広克行も出席したが、ひとりひとりが挨拶するごとに客席から大歓声が上がり、改めて『踊る』シリーズの人気の高さを見せつけた。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は7月3日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!7年ぶりの映画『踊る大捜査線』に織田裕二予告「現場に血は流れます」
2010年06月29日映画『さんかく』の初日舞台挨拶が6月26日(土)、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演の俳優の高岡蒼甫が突如、体調不良を起こして倒れるハプニングがあった。高岡さんに異変が起きたのは、最後に行われた取材陣向けのフォトセッションの終了間際。カメラ目線を求める声に快く応じていたが、眉間にしわを寄せるなど徐々に表情を険しくし、血の気が引いて青白い顔色を見せ始めたところで突然、前のめりに倒れた。高さ約50センチの壇上から落ちた形で「ドスン」と鈍い音が響いたが、両手で受け身をとっていた。すぐ関係者の手を借りつつ立ち上がると、そのまま退場した。フォトセッション冒頭は、共演の田畑智子と談笑するなど和やかな表情を見せていた。配給元の日活と所属事務所のスターダストプロモーションは「貧血による立ちくらみ。写真撮影で短時間にカメラのフラッシュを大量に浴びて、不調を引き起こしたのでは」と説明。スタッフの大丈夫?という問いかけに「大丈夫です。すみません」と謝るなど意識ははっきりしていたという。この日の初日舞台挨拶は新宿で1回、渋谷で2回、川崎で1回の全4回。ハプニングがあったのは2回目の挨拶時。高岡さんは休憩を取って体調を整え、3回目の舞台挨拶に立った。同時点で事務所関係者は「病院に行くかどうかは体調を見て」と話した。同作で高岡さんは、交際中の恋人・佳代(田畑さん)の妹で15歳年下の中学生・桃(小野恵令奈)に翻弄される30歳のダメ男・百瀬を熱演。挨拶では、小野さんの小悪魔演技について「怖かったっすね。上目遣いに見られたり手を握られたりすると…あ、ちょっとこれ、余計なこと言えないですね。ドキドキしました。それを隠さないといけないので、まあヘンな気分でした」と男の本音を吐露。女性ファンの笑いを誘った。小野さんは「台本を読んだときはどうやればいいんだろう?と思ったけど、撮影現場に行ってその空気に入ったら、上手くしちゃったりしまして、自分でもびっくりしました。1日1日経つにつれリアル桃になっていて、終わって桃ちゃん離れするのが寂しかった。もうちょっと小悪魔桃でいたかった」と言い終えたと思いきや「いやそんなことない。小野恵令奈でいい」と茶目っ気タップリに訂正。観客を笑わせていた。『さんかく』はヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:さんかく 2010年6月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2010「さんかく」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫15歳年下と“浮気”する男は「いけないです!」高岡蒼甫インタビュー「恐い人だと思っていましたって言われること、あります(笑)」AKB48小野恵令奈らキャスト陣登壇!『さんかく』試写会に5組10名様ご招待AKB48小野恵令奈の小悪魔ぶりに加え友情出演であの人も!『さんかく』予告編到着AKB48小野の小悪魔っぷりに高岡蒼甫困惑?『さんかく』ポスター解禁!
2010年06月26日高岡蒼甫が6月20日(日)、東京・渋谷シアターTSUTAYAで行われた、主演映画『さんかく』(吉田恵輔監督)の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の田畑智子、小野恵令奈(AKB48)らと出席。男の浮気心についてダメ出しした。本作は、同棲中の恋人・佳代(田畑さん)の妹で15歳年下の中学生・桃(小野さん)に恋をしてしまった30歳のダメ男・百瀬(高岡さん)の、恋の三角関係を描く物語。『パッチギ!』、『クローズ ZERO』シリーズなど男臭い役どころが多かった高岡さんは、イメージ一新の役どころに「人間の弱々しさや情けない部分を出すのが楽しかった」と話し、上映後の観客から拍手と「よかった〜」などの声援を浴び、「嬉しいです!」と笑顔。だが百瀬のキャラクター設定については「恋人ともうまくいっていなくて情緒不安定だと、自分のせいですが甘えが出ちゃうんでしょうね」と共感を寄せつつ「こういう男の人はいけないです。こっち(桃)は子供でちょっとした興味とか好奇心があるだけかもしれない。バーチャルな感じでやっている分にはいいけど、リアルにはちょっと…」と理性派ぶりをうかがわせた。劇中で高岡さんを惑わす小悪魔・桃を演じた小野さんは「台本もらって読んだら、桃が自然に入ってきたんですよ。撮影でも自然に出来ちゃっていた、その自分が怖い」と苦笑い。「あれ?何かここにいるんでしょうね」と自身の胸に手をあて「将来、何か出てくるのかこないのか、乞うご期待です」と悪女への大変身を匂わせる発言。男性ファンの笑いを誘っていた。一方、吉田監督は「観た後のお客さんに挨拶するのは、フルチンで出るみたいな…ね、フルチンみたいな気分。フルチン、ね、小野さん」と」と“下ネタ”挨拶。小野さんは「一応アイドルなので」と笑いながら聞き流していた。『さんかく』は6月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:さんかく 2010年6月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて順次公開© 2010「さんかく」製作委員会■関連記事:高岡蒼甫インタビュー「恐い人だと思っていましたって言われること、あります(笑)」AKB48小野恵令奈らキャスト陣登壇!『さんかく』試写会に5組10名様ご招待AKB48小野恵令奈の小悪魔ぶりに加え友情出演であの人も!『さんかく』予告編到着AKB48小野の小悪魔っぷりに高岡蒼甫困惑?『さんかく』ポスター解禁!高岡蒼甫が“恋人の妹”AKB48の小野恵令奈に翻弄される?『さんかく』公開決定
2010年06月20日6月17日(水)、映画『SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』試写会が開催され、キャスト陣が舞台挨拶に登壇。“父の日”をテーマにしたラップを披露するコーナーでは、出演者のひとり安藤サクラが父で俳優の奥田瑛二について言及するひと幕も。かつて、群馬で結成された時代よりも“早過ぎた”女子ラップチームが、一晩限りのライヴのために再結成する姿を描いた本作。入江悠監督は「前作『SR サイタマノラッパー』公開時にはお金がなくて、試写会が出来なかった。マスコミにサンプルのDVDを送ってもゴミ箱直行だったので、今回試写会ができて、こんなにたくさんの方に観ていただけて嬉しいです」と感激の面持ち。主演の山田真歩は、オーディションの時の苦労話を披露。「監督から『ワークショップがあるから来てね』と言われて行ったら“最近の悩み事”っていうテーマで、いきなり『15分でラップを作って発表して』と言われて大変でした」と監督の“ムチャ振り”を暴露。20日(日)が「父の日」ということで、“お父さんへの感謝の気持ちを伝えよう”と観客から父親への想いを募り、それを山田さんが代表して即興ラップを行った。「もうすぐパパの日お父さん、いつもお仕事お疲れさん♪」と客席からの手拍子に合わせて軽やかに韻を踏んで見せた。メンバー各人に父への想いを聞くと、山田さんは「劇中のお父さん役の岩松了さんにそっくり!」と明かし、会場の笑いを誘った。安藤さんは、偉大なる父・奥田瑛二について「割とどうしようもないオヤジです(笑)」と答え、会場は再び笑いに包まれた。『SRサイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は6月26日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国順次公開。■関連作品:SR2 サイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜 2010年6月26日より新宿バルト9ほか全国順次公開© 2010「SR2」CREW■関連記事:今度は女子ラッパー!『SR2 サイタマノラッパー2』試写会に5組10名様ご招待ラップ女子に萌え?『サイタマノラッパー2』予告編を先行配信ヒップホップ・スタイルで登場の大江裕が「“夕張”大将」&ラップを披露!
2010年06月19日高良健吾と谷村美月の共演作『おにいちゃんのハナビ』が6月13日(日)、中国・上海で開催中の「中国 2010 上海万国博覧会」の関連イベント、「2010 上海・日本映画週間」にて上映され、高良さんが国本雅広監督と共に舞台挨拶に登壇した。新潟県小千谷市を舞台に、病弱な妹と彼女の思いを街の伝統行事である花火に託した兄の姿を描いた本作。上海の正大星美国際映城にて行われたオープニング上映の舞台挨拶に立った高良さんは「この映画の一番の見どころは、人と人との絆が描かれているところです」と語り「全てのシーンを見てもらいたい」と呼びかけた。国本監督も「ワールド・プレミア作品として上海で上映できることを心から喜んでいます。みなさんの心に何か残っていただければ幸いです」と喜びを口にした。今回の「2010 上海・日本映画週間」では本作を始め、11作品の日本映画が上映される予定で、同日、開催されたオープニングセレモニーには高良さんのほか、日本から常盤貴子、市原隼人らが出演作を携えて出席し、大きな拍手と歓声を浴びていた。『おにいちゃんのハナビ』は9月11日(土)より新潟にて先行上映、9月25日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。■関連作品:おにいちゃんのハナビ 2010年9月11日より新潟にて先行上映、9月25日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2010「おにいちゃんのハナビ」製作委員会■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!藤井フミヤ高良健吾主演作『おにいちゃんのハナビ』で映画主題歌を書き下ろす
2010年06月14日お笑い芸人、カンニング竹山が6月12日(土)、東京・新宿区のシネマスクエアとうきゅうで行われた、主演映画『ねこタクシー』の初日舞台挨拶に、共演の鶴田真由、山下リオ、亀井亨監督と共に出席した。奇しくも隣の映画館、新宿ミラノでは約1時間後に北野武監督が最新作の初日舞台挨拶を行う予定とあって、竹山さんは鑑賞前の、満場立ち見の観客を見渡しつつ、開口一番「隣の映画館では間もなく武さんが舞台挨拶をされるのに、なぜみなさん、『ねこタクシー』に来たんですか! 俺だったら『アウトレイジ』を観に行きますよ」となぜかキレキャラモード。「僕の気持ちとしては、一刻も早く『アウトレイジ』を観に行きたい」と北野監督へのリスペクトをにじませ、観客の笑いを誘った。同作は、甲斐性なしで妻子からも愛想を尽かされている中年タクシー運転手(竹山さん)が偶然出会ったマイペースな野良猫・御子神さんを乗せて“ねこタクシー”を開業したことから、行き詰っていた人生を変化させていく姿を描くハートフルドラマ。サプライズゲストで御子神役の三毛猫、ミースケが登場。竹山さんは手慣れた様子で抱っこすると「出会ったのは去年9月ですが、それ以来、馬券が当たりまくり。福猫ってやつです」と愛おしそうにナデナデ。「芝居も上手くて、『龍馬伝』とかにも出ているので、僕は猫界の香川照之、もしくは猫界の西田敏行と呼んでいます」と紹介。会場の笑いを誘った。締めでも竹山さんは「幸せな気持ちになれる映画。観終わった後も1日、新宿の街を楽しんで」と呼びかけつつ、「もしくは『アウトレイジ』を観に行ってください」。他作品のタイトルを3連呼し、観客を笑わせていた。。『ねこタクシー』はシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開中。■関連作品:ねこタクシー 2010年6月12日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2010「ねこタクシー」製作委員会アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:苦情続出のキャスト陣に北野監督毒っ気回答連発北野武監督インタビューキタノはいかにして加瀬亮を“ヤクザ”に仕立て上げたのか?モナもシビれた!北野監督作『アウトレイジ』女性座談会ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5社長になってほしい俳優といえば?【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品
2010年06月12日女優の坂井真紀が6月11日(金)、東京・西新橋のスペースFS汐留で行われた主演映画『スープ・オペラ』完成披露試写会の舞台挨拶に出席。本作のスチールも手がけた写真家・鈴木心氏と昨年10月1日に入籍、今年5月1日に挙式して以来、初の公の場で、左手薬指に指輪を輝かせながら新婚の心境を語った。冒頭、瀧本智行監督から「この映画のスチールを務めたカメラマンと坂井さんは結婚されて、幸せに暮らされております」と前フリ。本作で坂井さんは、ひょんなことから風変わりな初老の画家(藤竜也)、編集者を目指す若い男(西島隆弘)と、ひとつ屋根の下で暮らすことになった女性・ルイを熱演。同席した原作者の作家・エッセイストの阿川佐和子氏から、孤独や人の温もりを描いた内容だけに「孤独だったのかしら?だから結婚されたのかしら」と突かれると、坂井さんは「こんなにも孤独を感じたことはなかった。この役が孤独過ぎて結婚してしまいました」と笑顔で冗談交じりに報告した。本作にちなみ、どんな男性を求める?の質問に「特には…じゃ、夫で」。ストレートなオノロケで、阿川さんや共演陣を「うーん」とうならせた。「現場に支障がないように(交際を)隠していました」と撮影時をふり返り、どこに惹かれた?の質問に「ウチの旦那さん、姿勢がいいんですよ。だからカメラを構える姿がカッコイイ」とニッコリ。手料理は「していますよ。本を見て、レパートリーを増やしたり、頑張っています。チゲスープを作りました、美味しいって言ってくれました。得意料理?餃子です」とハッピーオーラ全開。子供については「できれば嬉しい。できれば何人でも欲しい。授かれば幸せです」と話していた。一方、阿川さんは、坂井さんとの初対面をふり返り「幸せそうに笑っていらした理由が分かりました、私に会ったからかな?と思ったけど違いました」と苦笑い。「本当にありがたい話題作りをしてくださって」と妙な祝福。自身は?と聞かれ、「ほっといてください!」とかわいらしく口を尖らせていた。『スープ・オペラ』は10月、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:スープ・オペラ 2010年10月、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© スープの会■関連記事:阿川佐和子の「スープ・オペラ」が坂井真紀主演で映画化!「“裸”の心で演じた」
2010年06月11日6月9日(水)、青山学院大学の学生らの手によって企画、運営の下、映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の試写会が行われ、主演の松田翔太と共演の高良健吾がサプライズで登場し学生たちとのトークセッションを行った。本作は、孤児院で兄弟のように育ち、人生を選べずに生きてきたケンタとジュンの青年2人の旅の物語。現代社会を生きる若者の不安や苛立ち、そして希望を鮮烈に描き出している。本作の試写会を企画した学生たちは、映画から感じた自分たちの思いを伝えたい、そして松田さん高良さんからも、学生たちに思いを直接伝えてほしいという手紙を執筆。松田さんと高良さんに送ったところ、これに2人は心を打たれ、参加を快諾したとのこと。予想だにしない2人の登場に、客席からは大きなどよめきが巻き起こった。松田さんの「もっと真ん中に集まって楽にやろうよ」というよびかけで、中心に集まった学生たちおよそ100人との意見交換がスタート。様々な質問が飛び出す中で、「うまくいかないことが続くとき、それを乗り越えるにはどうすればいいでしょうか?」という質問に、松田さんは「確かに、大変だとか嫌だと思うこともあるけど、何でもやってみないと分からない。死んだらできない。いま、生きてるし、それ以下はない。システムとか自分の中の意識にやられてるだけ。状況を変えちゃえばいいだけ」と真剣な眼差しで持論を展開。学生へのメッセージとして、高良さんは「この映画の見どころとかはどうでもいい。この映画を観て、ひとりひとりが感じたことが正解」と映画を観て感じたことを大切にしてほしいとの思いを伝えた。松田さんは「この映画ができたってことが面白い。この映画を作ろうと思った人がいるってことに共感してほしい。世間とか一般的な価値観に自分のモラルとか道徳とかが犯されてる。それをちょっと変えるだけで自分らしくなるし、ものの見方がすごい変わる。それをみんなでやればもっとこういう映画が作れるし、もっと(そうした行動が)当たり前でいい。僕らの意識が変わればいいだけ。そういう手助けをしてもらいたい。僕らは俳優でみんなは大学生ってのがあるかもしれないけど、どんどん参加してほしい」とこれからの社会を担う学生たちに熱いメッセージを送った。ちなみに、この日の会場で学生たちから寄せられたり、学生たちが制作したウェブサイトに掲載された言葉を書き込んだフラッグが12日(土)に行われる本作の初日舞台挨拶において、キャスト陣に手渡され、公開劇場の渋谷ユーロスペースに展示される予定だという。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾インタビュー 若き2人がをぶち破った“壁”高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」“ここだけ”の松田翔太が満載!主演映画フォトブック発売19歳の約束とは?松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開
2010年06月11日映画『きな子〜見習い警察犬の物語〜』完成披露試写会が6月10日(木)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で行われ、主演の夏帆が初共演した犬2匹と共に舞台挨拶に登場した。警察犬訓練士を目指す少女・杏子(夏帆さん)と、ドジだが愛嬌ある見習い警察犬・きな子の交流と成長を描く物語。この日は、成犬のきな子を演じたラブラドールリトリーバーと杏子の家の番犬・ロックを演じたジャックラッセルテリアが登場。動物との初共演をふり返り、夏帆さんは「撮影はすごく大変だったんです。どうしたらきな子に好いてもらえるか、そればかり考えていました。結果、エサでつるのが一番だったけど」と照れ笑い。2匹について来場したドックトレーナーの宮忠臣さんは「夏帆さんは素晴らしい助手でした。常に一緒にいて、意思疎通ができるように配慮していただいた。とても苦労されたと思うけど、素敵な作品になったと思います」とプロの目から太鼓判。夏帆は「宮さんにそう言っていただけるとすごく嬉しい」と素直に喜んだ。一方、本作のテーマ「夢に向かって決してあきらめない」繋がり(?)で、明日11日(金)に開幕するFIFAワールドカップに参戦する日本代表に、キャスト陣がエールを贈る一幕も。夏帆は「あきらめないで頑張って」。共演の寺脇康文は「国を背負うってのは大変なプレッシャーだと思いますが、それに負けずに本番に臨んでほしい」と南アフリカの日本代表へメッセージを送った。『きな子〜見習い警察犬の物語〜』は8月14日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:きな子〜見習い警察犬の物語〜 2010年8月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010「きな子〜見習い警察犬の物語〜」製作委員会■関連記事:山本裕典、大東俊介らが前宙、バク転…新体操演技を初披露夏帆、撮影地・香川県に「ああ、ただいま!」愛犬きな子と一緒に映画ヒット祈願夏帆主演、見習い警察犬の奮闘を描いた映画でレゲエシンガーMetisが初の映画主題歌
2010年06月11日北野武監督最新作のバイオレンス映画『アウトレイジ』の女性限定試写会が6月7日(月)、東京・西新橋のワーナー・ブラザース試写室で行われ、MCを務めた北野監督と同じ所属事務所のタレント、山本モナとシネマカフェの女性読者26人がワルい男についてトークを繰り広げた。モナさんを含め20代から40代の27人が鑑賞。先の読めないストーリー展開と緊張感あふれる映像に、終始、全員がスクリーンに食い入るように見入っていた。話題のバイオレンス描写には、さすが目や口を覆う人が続出。とある場面では1人が途中退出するものの、気分を整えて数分後には席に戻った。座談会が始まると、「手がこわばった」、「怖くて薄目でしか観られなかった」などと緊張から解かれた様子で、堰を切ったように声が上がった。モナさんが「カンヌ(国際映画祭)では賛否両論という評判でしたが、実際に観てどうでした?」と問いかけると、「目を覆ってしまう映像はあったけど、ストーリー、内容が面白いと思った」、「ここまでやっちゃっていいの?と思ってドキドキした」と、ここでも熱い意見が飛び交った。本作は、やくざの縦社会で勃発した組同士の抗争の中で生き延びようとする男たちの姿を描く群像劇。一番トキめいたキャストを聞く質問には、3分の1が英語を話すインテリやくざ役の加瀬亮の名をあげた。真面目で人の良さそうな役のイメージが強い彼だが、本作では「渋くてかっこいい」という、これまで知らなかった一面を見たという声も。ほかには三浦友和、椎名桔平、小日向文世ら票が割れ、多彩なアンサンブル劇らしい結果に。内容については「組織という意味では、やくざ社会も普通の会社でも同じで、悪いのは上にいる人とか、裏で糸を引いている人なのかも」と一般社会の縮図と捉えた意見や、「これの女版があったらコワイ…」などの感想も。最後にモナさんが「ある種のイケメン映画ってことですかね」とまとめると、大半が頷いた。終了後、モナさんは「男性はやられたらやり返す。それは女性にはない部分。ここまで男が男らしさを出すことって最近ない気がする。肉食系の男臭さがすごく出ていて、草食系に辟易している女子なんかにはサイコーの映画」と肉食系にシビれた様子。草食系より肉食系が好み?の問いには、「あんばい、というかバランスですよね」と冷静だった。『アウトレイジ』は6月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010『アウトレイジ』製作委員会■関連記事:ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5社長になってほしい俳優といえば?【カンヌレポート 最終回】バルデム受賞にペネロペ涙!最高賞はタイ作品山本モナと“男たち”を語ろう!『アウトレイジ』女性限定試写会&座談会に10組20名様ご招待【カンヌレポート 04】たけし、批評家の採点は辛口も観客からは5分の拍手の嵐世界のキタノ、ヤクザ映画でカンヌへ殴りこみ!『アウトレイジ』コンペ出品決定
2010年06月08日映画『ACACIA−アカシア−』のプレミア試写会が5月31日(月)、東京・港区のヤクルトホールで行われ、同作で映画初主演を果たした元プロレスラーのアントニオ猪木、芥川賞作家の辻仁成監督、同作主題歌を歌う歌手の持田香織らが舞台挨拶に立った。猪木さんは両手を突き上げて登場すると、開口一番「元気ですかー!」と猪木節を炸裂。司会者から、オファーを受けたときの感想を求められると、「もうそれ何べんも聞かれて飽きちゃって…」と正直な言葉をポロリ。「いやいや真面目な挨拶もちゃんと出来ますので。さっき真面目にお願いしますってスタッフに言われちゃったので」と苦笑い。続けて突然「バカヤロー!」と叫び、「と、監督に言われないように一生懸命やりました」と満面の笑顔。観客を爆笑させた。同作は、元覆面プロレスラーの男・大魔神(猪木さん)と親の愛を知らない少年・タクロウが交流し、それぞれの過去の心の傷を癒していく姿を描く物語で、劇中の猪木さんの男泣きの“名演”が大きな見どころ。同場面について司会者から聞かれ、猪木氏は「オォーッ!」と顔を抱え込むポーズで泣き真似してみせ、観客はまた大爆笑。「あの女、どこに行ったのかなぁ、なんてことは考えていませんでしたよ。娘を亡くしたことや、じいさんとの別れを思い出しながら、本物の涙を流しました」と自身の辛い経験を活かした役作りを、ユーモアを交えて披露した。主題歌は辻監督が作詞作曲したバラード調の「アカシア」で、持田さんが同曲を初生披露。猪木さんは「初めて聴かせていただいて…しんみりしております」と心に沁み入った様子。純粋さがにじむ言葉に観客からは温かい笑いが起きた。映画のPRコメントを求められると、「観に来いよ!観れば分かるさ!」と猪木語録を絶叫。挨拶の最後は「やはりこれをやらないといけないでしょうね。先日、米国で殿堂入りしました。そのときは『ワン、ツー、スリー』でしたけど、どっちでもいいです。みなさんご唱和ください。イチ、ニ、サン、ダーッ!!」。会場は大盛り上がりだった。『ACACIA−アカシア−』は6月12日(土)より角川シネマ新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ACACIA−アカシア− 2010年6月12日より角川シネマ新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開© 2008 "ACACIA" Film Partners■関連記事:辻仁成&アントニオ猪木が登壇!『ACACIA』試写会に10組20名様ご招待辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露辻仁成が自らの思いを映した父の愛にホロリTIFFコンペ注目作!『ACACIA』
2010年06月01日映画『NECK ネック』の完成披露試写会が5月27日(木)、東京・ヤクルトホールで行われ、主演の相武紗季、共演の溝端淳平が舞台挨拶に立った。お化けを作り出す研究を続け、恐怖の妄想を現実にさせる“ネック・マシーン”を開発した風変わりな女の子・真山杉奈(相武さん)と杉奈に恋した首藤友和(溝端さん)の姿を描く恋愛ホラー。“胸キュンホラー”のキャッチコピーにちなみ、司会者が撮影時に胸がキュンとした人を質問。溝端さんは「男らしい人に憧れるので、相武さん。撮影が終わった後に1分くらいで着替えて『お疲れさまでした!』って帰っちゃうんですよ。さっぱりして帰る。滅茶苦茶カッコイイと思いました」。相武さんが、「それダメってこと?」と尋ねると、「いや、カッコイイってことです。しかも可愛い笑顔で帰るから、誰も止められない」とベタ褒め。相武さんは「サッて帰っちゃうんですよね〜」と潔く認め、男らしさ(?)をにじませた。同じ問いに相武さんは、共演の「栗山千明ちゃんが、夜になるとより天然になって、キュンキュンしましたね。外見はクールビューティーなのに一番天然で役ともギャップがあって」と男子目線。溝端さんも「ありましたねー。ギャップ萌えですね」と同意見だった。劇中では恋愛関係の2人だが、相武さんは「現場では兄弟みたいになっていました」と報告。溝端さんは「スタッフさんに『顔が似てる』とも言われて…」と話し、会場の女性ファンから「似てる!」と声が飛ぶと、「似てますかー」と納得した様子。初メガホンの白川士監督は「現場でうるさい2人でしたね」と仲の良さを証言した。一方、苦労した点について相武さんは「元々テンションが高くないのに役作りでテンション高く、上げよう上げようとしたことですね。そしたら監督から『お前、本当に落ち着きがないな』と言われました」と苦笑いしたが、白川監督からは「すごいナチュラルだったので、そのままなのかと思いまして」と褒められてニッコリ。続けて「淳平くんはそのままだったんですよね。仕事のとき、セーブしているって言うから、普段どんだけテンション高いんだろうって」とやんわり感心。溝端さんは「『NECK ネック』のときはそのままでよかったので、リミッター解除していました。うっとおしかった?」と心配そうに尋ね、「あ、大丈夫でした」の返答に、無邪気な笑顔を浮かべていた。『NECK ネック』は8月21日(土)よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:NECKネック 2010年8月21日よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010『NECK』製作委員会■関連記事:相武紗季×溝端淳平『NECK』主題歌に今年注目の新人MAGIC PARTY“好青年”返上?溝端淳平が携帯ドラマで初の不良役に挑戦ヒロインは蓮佛美沙子相武紗季の背後に忍び寄る不審な女性…『NECK』大パニックのクランクアップ!舞城王太郎「NECK」映画&舞台化で相武紗季、溝端淳平、栗山千明、平岡祐太ら出演
2010年05月27日5月5日(水・祝)、“友情試写会”と銘打って、高校生、中学生を招待しての映画『ボックス』の試写会が行われ、上映後には主演の市原隼人、高良健吾らによる舞台挨拶も行われた。天才的なボクシングセンスを持つ高校生とその幼なじみで努力家タイプの少年がボクシングに青春の全てをかける姿を描いた本作。この日、招待された中高生600人は全員、制服か部活などのジャージを着用。市原さんと高良さんが登場すると「イッチ!」、「健吾!」などの大歓声がわき起こった。2人に加え、劇中の恵美須高校ボクシング部のメンバーを演じた兒玉宣勝、斎藤嘉樹、三浦アキフミ、川並淳一も登場。友情試写会にちなんで、“部員”たちから撮影中に友情を感じた瞬間などが語られ、市原さんが鼻でうどんを吸うシーンの練習を、ホテルでみんなで行ったエピソードなどが明かされた。また、この日は会場の学生たちから集められた青春の悩みを市原さんらが答えるという時間も設けられた。「親友と同じ人を好きになってしまったんですがどうしたらいいか?」という悩みに、市原さんは「あきらめる理由はないので、好きなら好きでいい。(親友に)『おれもあいつが好き』と明かして『勝負だべ』と言いますね」とストレートに回答。この男気あふれるアドバイスに客席からは歓声と拍手がわき起こった。また、ある男子学生の「俳優になりたい」という思いに市原さん、高良さん共に「あきらめないで続けていけばいい」とアドバイス。さらに男子学生が市原さんの主演作「ROOKIES」の名台詞「夢にときめけ!明日にきらめけ!」を絶叫すると、「ROOKIES」の役柄“安仁屋”口調で「あったりめぇだ」と返答するサービスも。最後に市原さんが締めの挨拶をするときには、大歓声でマイクの声がかき消されるほど客席は興奮状態に。大きな盛り上がりの中、友情試写会は幕を閉じた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組10名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待市原隼人と高良健吾が銭湯で裸で“あんな”ことを…?意外な見どころに会場大興奮市原隼人ボクサー生活は「鳥肌が立つ」『ボックス!』撮影現場レポートTwitter旋風やまず『ボックス!』完成披露試写会の応募に“フォロワー枠”を創設
2010年05月05日竹内結子が4月20日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、初挑戦の海外ドラマ「FLASHFORWARD/フラッシュフォワード」プレミア試写会で、メーンキャストの米俳優、ザカリ―・ナイトンと舞台挨拶。ネタばれトークを寸前で回避した。突然、世界中の人々が2分17秒の間、気を失い、その間に半年後の自身の姿を見る不可解な現象に見舞われた現代を舞台に、“目撃”した未来に挑む人々の姿を描く本作。竹内さんは、ザカリ―扮する外科医ブライスが自殺しようとした瞬間に見た、半年後の世界で出会い、希望をもたらす女性ケイコ役。全米では昨年9月から今年にかけて放送。この日、竹内さんとザカリ―扮する男女が劇中で出会う場面の特別映像も一般に公開。良いムードを感じさせる2人の表情が大きなスクリーンに映し出され、司会者からその後の展望について、2人が結ばれる予感がする?と聞かれた竹内さんは「します!恋なのではないでしょうか?」と素直に反応。続けてザカリ―に「これは恋ですか?」と日本語で質問し、通訳を通して理解したザカリ―から、耳元に手を寄せられ「……」と何やら耳打ちされると、「あ〜」と納得。「言ってはなりませぬ、とのことです」とネタばれトークを回避した。竹内さんとザカリ―はトーク中、何度も視線を交わすなど、すっかり打ち解けた様子。ザカリーは「言葉の壁を乗り越えて、どんどん仲良くなった。日本からはるばる撮影のためにロサンゼルスに来て、大きなスタジオ、爆発も起こるセット、大勢のスタッフと、まさにハリウッドのスタジオで見事な演技をしてくれた。結子の勇気、強さに感動した」と絶賛。照れくさそうに聞いていた竹内さんは、もし劇中同様、半年後をフラッシュフォワード(未来視体験)するなら何を見たい?の問いに「もっと英語を話せるようになっていて、願わくばもう1回、この作品に呼ばれたいなー」とこの日の昼に行われた会見時には見せなかった、ハリウッド進出欲を口にした。ドラマ「FLASHFORWARD/フラッシュフォワード」は海外ドラマ専門チャンネルAXNにて7月25日(日)より日本独占放送(photo/text:Yoko Saito)「FLASHFORWARD/フラッシュフォワード」7月25日(日)よりAXNにて日本独占放送公式サイト:■関連作品:FLASHFORWARD/フラッシュフォワード [海外TVドラマ]© ABC Studios■関連記事:竹内結子初海外ドラマの共演米俳優のベタ褒めに「大丈夫?何てこと」遂に上陸!「LOST」ファイナル・シーズン&「FLASHFORWARD」ジャパンプレミアに5組10名様ご招待シネマカフェ的海外ドラマvol.1332010年の注目ドラマをチェック!
2010年04月20日間もなく公開となる『誰かが私にキスをした』の試写会が3月24日(水)に開催され、主演の堀北真希とハンス・カノーザ監督が上映前の舞台挨拶に登壇。加えて、本作の主題歌を歌うKylee(カイリー)が観客の前で生ライヴを行い、会場は大きな盛り上がりを見せた。アメリカンスクールを舞台に、過去4年間の記憶を失くした少女と、3人の男たちが織りなすドラマを描いた本作。この日の会場には実際に撮影で使用されたアメリカンスクールに通い、撮影にも参加した学生たちも招待された。堀北さんは撮影について「アメリカンスクールを訪れるのは初めてでしたが、リアルな空気が伝わってきてお芝居しやすかったです。自分がいままで想像していた学校の校舎とは違っていて、自分の教室というものがなくて、みんなロッカーを使ったりとか新鮮でした」とふり返った。監督はそんな堀北さんを絶賛。「彼女のことは“スーパーマキ”ってあだ名で呼んでいたんだ。ワイヤースタントで飛んでいくシーンもあったけど、こちらの要求に全て応えてくれて、まさにスーパーマキだったよ」とのことだが、堀北さんは「“スーパーマキ”って言われたからには何でもやらなきゃ!という気持ちでした…」と苦笑を浮かべた。続いてカイリーさんが登場。アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたカイリーさんは、11歳にしてプロバスケットボールのNBAの試合で国家を斉唱するなど抜群の歌唱力を誇る歌姫で現在15歳。ちょうどこの日が本作の主題歌で、デビュー曲である「キミがいるから」の発売日でもあったが、観客を前に同曲を力強く歌い上げた。堀北さんは感想を尋ねられ「歌詞が素敵で、心に響いてきて…鳥肌が立ちました」と感動した様子。カイリーさんは、映画にも出演しており、堀北さん演じるナオミのライバル的存在の女生徒を演じている。堀北さんは撮影時以来の再会に「久々に会ったら背が伸びてて、大人っぽくなった感じ。役柄の上ではライバルですが、(撮影時は)本当にかわいらしくて」と妹を見るような眼差しを見せた。一方のカイリーさんは同曲に込めた思いについて「『君がいるから幸せになる!』という気持ちで歌いました」と語り、映画初出演についても「生で映画作りの現場を見ることができて感動しました」と声を弾ませた。カノーザ監督は「カイリーは、マキのライバル役として、うまくマキを“攻撃”してくれた」とご満悦の様子。果たして、2人の間でどんな会話ややり取りが繰り広げられるのか…?『誰かが私のキスをした』は3月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:誰かが私にキスをした 2010年3月27日より全国にて公開© 2009「誰かが私にキスをした」製作委員会■関連記事:『誰かが私にキスをした』堀北真希×アントン・イェルチン甘いキスを巡り…大論争?記憶の底に眠るキス!『誰かが私にキスをした』特製Tシャツを4名様にプレゼントイケメンたちと堀北真希の“4角関係”『誰かが私にキスをした』試写会に50組100名様ご招待恋に恋する堀北真希がご祈祷を受けて“恋活”本格スタート!「ひと目ぼれアリです」手越祐也、劇中衣裳に自信満々!松山ケンイチはクサいセリフに照れ笑い
2010年03月25日3月18日(木)に映画『アリス・イン・ワンダーランド』の完成披露試写会がユナイテッドシネマ豊洲にて開催された。当初の予定では、この日は上映のみということだったが、22日(月・祝)に開催されるジャパン・プレミアを前に、主演のジョニー・デップよりもひと足早く来日したティム・バートン監督がサプライズで来場し挨拶に立った。当初の予定になかった上映前の舞台挨拶、しかも製作当初から大きな話題を呼んできた本作とあって、バートン監督が登場すると会場にはどよめきが。ごく短い時間での舞台挨拶となったが、バートン監督は、これから映画を観る観客に向けて「ディズニーから、3Dで『アリス・イン・ワンダーランド』が撮れると聞いて、素晴らしいと思った。(原案となっている)『不思議の国のアリス』は、マッド・ハッター、白うさぎ、チェシャ猫など、キャラクターたちがたくさん出てくる素晴らしい作品です。女の子のバーチャルなファンタジー、というだけでなく、生きるための考え方が反映されている作品になっているんです」と解説。アリスの成長物語という要素も入っているのでは?という言葉に「そのような要素も含まれている。ルイス・キャロルの原作は、様々なキャラクターが出来てクレイジーだが、ストーリーは単純。でも女の子が自分を見出していく話。映画は、アリスの内側の強さを表す作品となったと思う」と語った。親日家として知られるバートン監督。ジャパン・プレミア以外にも会見や個別取材など様々な取材が入っているようだが、プライベートで日本を楽しむ時間はあるのか?あるとしたら一体どこへ行くのか?22日(月・祝)にはジョニーも来日し、ハリウッドきっての最強コンビが揃ってお目見えとなる。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ついにジョニー&アンジーがツーショットで登場!ヴェネチアでの新作撮影は順調ジョニー・デップ来日決定も、与えられた時間は最大15時間で超ハードスケジュールジョニー・デップ、計画していた友人のバンド・ツアーへの飛び入り参加を断念ティム・バートン×ジョニー・デップ最新作『アリス・イン・ワンダーランド』ファンイベントに25組50名様をご招待ゲスト舞台挨拶付き『アリス・イン・ワンダーランド』ジャパン・プレミアに1組2名様をご招待
2010年03月20日仲里依紗が3月4日(木)、都内で行われた主演映画『時をかける少女』(谷口正晃監督)の試写会で、同作の主題歌「ノスタルジア」を歌う男女3人組グループ、いきものがかりと舞台挨拶に立った。いきものがかりがインディーズ時代に発表した人気曲を再レコーディングしたもので、同作の内容を彷彿させるストーリー仕立てのPVには仲さんが出演しており、こちらが舞台挨拶前に上映された。ボーカルの吉岡聖恵は「この曲の主人公は元々、想っている相手を失ってメソメソしていましたが今回、仲さんが演じた女の子は明るく前を向いているので力強く歌いました」とPR。仲さんは「なんかすいませーん、あたしなんかが出ちゃって」と謝る天然ぶりで観客の笑いを誘いつつ「またぜひ呼んでください」とメンバーにしっかり売り込み。リーダーでギターの水野良樹から「またぜひ出てください!」とオファーを受け、再コラボを約束した。同作は、筒井康隆が1965年に発表した原作と1983年公開の大林宣彦監督による劇場版で原田知世が演じた主人公・芳山和子の一人娘・あかり(仲さん)が、昏睡状態に陥った和子(安田成美)との約束を果たすため、和子の初恋の人・深町一夫を探して過去へタイム・リープする物語。いきものがかりのギター、山下穂尊は「個人的に筒井さんのファンで、今回の(実写化の)話を聞いて正直、またか?と思った。でも作品を観たら前の作品と全く違うストーリーで、よくここまでできたなとビックリして感動しました」と熱い口調で大絶賛。仲さんは「等身大の女の子を演じられて、お芝居の楽しさを教えてくれた作品です」と思い入れタップリに語っていた。『時をかける少女』は3月13日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:時をかける少女 (2010) 2010年3月13日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 「時をかける少女」製作委員会2010■関連記事:仲里依紗版『時をかける少女』を大林監督大絶賛「時かけ映画祭」仲里依紗「目標あれば速く走れる(笑)」バレンタインに200人ファンサービスあの名作が生まれ変わって帰ってきた!『時をかける少女』試写会に15組30名様ご招待いきものがかり、あの名曲「時をかける少女」をカバーインディーズ曲も挿入歌に仲里依紗、中尾明慶の「さんまさんみたい」な姿がツボ『時をかける少女』完成
2010年03月04日映画『噂のモーガン夫妻』を携えて来日中のヒュー・グラントが、3月1日(月)に都内で開催された女性限定の本作特別試写会に駆けつけた。上映前にはヒューの舞台挨拶と共に、会場に詰めかけた200人のファンを対象に、映画の内容に因んだ“男と女”や“浮気”にまつわるアンケートがスイッチ式で実施されたが、その結果に“ラブコメの帝王”も真っ青…?さらに、スペシャルゲストとして鳩山幸総理夫人も来場し会場は大きな盛り上がりを見せた。大歓声と共に迎えられたヒューは「誰も来ないんじゃないかと心配してました」とおどけつつ「コンバンハ」、「アイシテマス」と日本語を披露。映画の見どころを尋ねられると「セックスやバイオレンスの描写がたくさんあります。変態シーンもたくさんあります」と答え、「僕が観たのとは違う映画のような…?」と首を傾げる司会の天野ひろゆき(キャイ〜ン)に「何を観たんだい?」と返すなど軽妙なトークで会場を沸かせた。女性客200人へのアンケート第1問は「あなたのパートナーが浮気をしました。でも、あなたのことが好きと言っています。あなたは許せますか?」という、劇中のヒューとサラ・ジェシカ・パーカー扮する夫婦と同じシチュエーションについての質問。ヒューは「ゼロだと思う」と結果を予想するも、実際には200人中117人が「YES(許せる)」。これにはヒューも「ホントに?きっとウソですよね?」と驚いた様子。第2問は「パートナーに浮気をされたら自分も浮気をしてもいい、と思いますか?」というもの。ヒューは「それは公正ですよね。200人(が『YES』)と言ってもいいでしょう」と予想するも、結果「YES」は200人中112人と約半分。そして第3問「もし、自分のパートナーがヒュー・グラントだったら、浮気を許しちゃう」については「これもゼロでしょう」と予想するが、「YES」のボタンを押したのは全体の6割に相当する120人。さすがヒュー様!といったところだが、「僕じゃないとき(※第1問の117人)から3人しか増えてないのはがっかりだなぁ…」と不満そうな顔を見せていた。『噂のモーガン夫妻』は3月12日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:噂のモーガン夫妻 2010年3月12日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開■関連記事:ヒュー・グラント、ご機嫌記者会見!“浮気は文化”に英国流の反論【シネマモード】現役ハーバード教授に聞く、ハリウッドのアンチエイジング事情セレブカップルをあの2人が名演!『噂のモーガン夫妻』鑑賞券を5組10名様プレゼントサラ・ジェシカ・パーカー&ヒュー・グラントが最新作プレミア出席ヒューの元カノもラブコメ界、英米の横綱が初共演!ヒュー・グラント&サラ・ジェシカ最新作の画像解禁
2010年03月02日映画『半分の月がのぼる空』の試写会が3月1日(月)に開催され、池松壮亮、忽那汐里、大泉洋に、原作者の橋本紡、深川栄洋監督が舞台挨拶で顔を揃えたが、話題はもっぱらバンクーバーオリンピックの観戦のために現地を訪れ、期せずして“世界デビュー”を果たした大泉さんに集中し…。三重県の伊勢を舞台に、若い恋人たちの純愛を描き、撮影も伊勢で行われた本作。池松さんは少し緊張した面持ちで、作品に込めた思いを語ったが、横から大泉さんが何かとイチャモンをつけるという展開に。池松さんが考え込んだり、少し言い淀んだりすると「お前、そうやって“かわいい”アピールしようとしてるだろ?」と容赦ない言葉を浴びせていたが、ここから池松さんが反撃開始!本作のプロモーションで先日、忽那さんらと共に伊勢を再訪したことに言及し、「この映画のためにみんなで一緒に回れるかと思ったら大泉さんがいなくて…。『やっぱり大河ドラマとか忙しいのかな?』と思ってTVを見たらバンクーバーにいた(笑)」と語ると場内も大泉さん自身も大爆笑。レギュラー出演している地元・北海道のバラエティ番組のロケでバンクーバーを訪れ、顔を真っ白にペインティングし、“必勝”のハチマキを締めた姿がアメリカ版のYahoo!を始め、世界中に配信された大泉さん。映画そっちのけでバンクーバーに赴いた先輩俳優に池松さんも忽那さんも「ショックです…」とポツリ。舞台挨拶後の囲み取材の場でもこの件について突っ込まれた大泉さんは「何?俺が謝ればいいの?このたびは申し訳ございませんでした。この場を借りて謝罪いたします」と逆ギレ気味に謝罪していた。そんな大泉さんだが、本作ではイメージを一新するようなシリアスな役柄を演じており「今回は真面目にやってます…いや、いつも真面目です!今回はシリアスなんです。だから、『あいつ、つまんねー』とか思わないでほしい」と語った。が…シリアスを強調すればするほど、会場は笑いに包まれるという流れに。この展開に腹に据えかねたのか、大泉さんは「大体、今日は天パ(天然パーマ)率が高すぎる!」と池松さんと監督をにらみ、「監督はこないだのゆうばり(ファンタスティック国際映画祭)のときは普通だったじゃないですか!」とお株を奪われたことに怒りを露わにした。明るい茶髪にパーマの深川監督は、苦笑を浮かべつつ「美容師さんが『大河ドラマの主役の人(福山雅治)みたいな感じにします』と言ってくれたのでやってもらったんですが、顔が違うので、大泉さんになってしまいました…」と残念そうに語り、大泉さん、池松さんと共に“パーマ3兄弟”の結成を宣言!再び会場は笑いの渦に包まれた。この日は、キャスト3人がそれぞれ事前に願いを書き込んだ、伊勢神宮で正月にしか配られないという貴重な絵馬が登場。池松さんは映画のヒットと、大学受験を控える忽那さんのために合格を祈願。大泉さんは“世界平和”に映画のヒット、そして3つ目に“幸せな家庭が築けますように”と小さく書き込まれた絵馬を披露。そして、忽那さんの絵馬には“大学合格”という願いが書き込まれていたが、これに大泉さんがすかさず「個人的なことだけで、映画のこと全く書いてないの?」とツッコミを入れ、忽那さんが謝罪する、という一幕も。最後の最後まで楽しませてくれた大泉さんだが、よほど“シリアスな役柄”への思いが強かったのか「だから僕は今日、来たくなかったんです!来たら笑いをとってしまうので…」と忸怩たる表情を見せていた。『半分の月がのぼる空』は3月27日(土)からの伊勢・進富座での先行上映ののち、4月3日(土)よりシネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開。■関連作品:半分の月がのぼる空 2010年4月3日よりシネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開© HANBUN NO TSUKI GA NOBORU SORA.ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:池松壮亮&忽那汐里のオススメ伊勢スポットは?映画ロケ地巡りスタンプラリー実施池松壮亮&忽那汐里がお伊勢参り『半分の月がのぼる空』“聖地”で決意新たに注目の歌姫・阿部真央、主題歌を歌う池松壮亮×忽那汐里のラブストーリーにキュン!大泉洋、主演じゃなくてガックシ?「純愛してたのは俺じゃなかった!」大人気ポッキープリンセス・忽那汐里、難病ヒロイン役で池松壮亮&大泉洋と共演
2010年03月02日韓国人女優、シン・ミナが2月21日(火)、東京・スペースFS汐留で行われた「真!韓国映画祭」に出品されている主演映画『今、このままがいい』試写会で舞台挨拶に立ち、韓国インディペンデント映画を熱烈PRした。同作は対照的な性格の異父姉妹が、妹(ミナ)の父親を探す旅を通じ心を通わせていく姿を描くロードムービー。女流監督プ・ジヨンが長編デビューを飾っている。同日朝、来日したミナは「韓国映画と言えば、予算の大きい派手な大作か韓流スターが主演の作品ばかり紹介されることが多く残念です。日本もそうだと思いますが、小さい作品にもいいものがたくさんあり、今回のように紹介されることになって良かった!関心を持ってもらいたいです。この作品は韓国ではあまりたくさんの人に観られていませんが、観た方はきっと深い感動を覚える作品です」と熱のこもったメッセージ。身長1メートル68、体重46キロの抜群のプロポーションを誇り、モデルとして現在Calvin Klein Jeansの広報キャラクターも務めるミナはこの日、舞台挨拶で淡い緑の膝上20センチほどのワンピース、囲み取材時には真っ赤なショートジャケットに黒のショートパンツ姿と2変化。いずれも個性的なデザインのハイヒール靴を履きこなしたスーパー美脚で観客と取材陣を悩殺。ファッションについては「今日の靴はミュウミュウです。服はいつもシンプルなものをと心がけています」と明かした。2001年にファッション雑誌の専属モデルとしてデビューし、女優業にも進出。『火山高』などで日本を始め、国境を越えた人気を獲得してきたキャリアを築き現在、26歳。「若い頃にデビューしましたが、最近やっと認められてきたと思う。これから女優としての欲求がもっと広がっていくと思うので、新しい私をお見せしていきたい」と抱負を語った。一方、同日発表された第60回ベルリン国際映画祭の受賞結果でコンペティション部門出品作『CATERPILLAR キャタピラー』(若松孝二監督)の主演女優、寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞したが、取材陣から寺島さんを知っている?と聞かれ「ごめんなさい、わかりません」と恐縮しきりで答える一幕もあった。同映画祭は、ローバジェットながら斬新で作家性豊かな良作を多数輩出する韓国映画の新潮流を紹介する狙いで今年からスタート。韓国の映画会社キノアイ、名古屋のミニシアター、シネマスコーレ、名古屋発の映画祭シネマコリアが配給委員会を結成し主催している。ミナの同作は出品作全4作のうちの1本。「真!韓国映画祭」は2月27日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次開催。(photo/text:Yoko Saito)「真!韓国映画祭」公式サイト■関連作品:今、このままがいいCATERPILLARキャタピラー© 若松プロダクション
2010年02月21日先日より公開され、大ヒットを記録している『サヨナライツカ』主演の中山美穂による凱旋舞台挨拶が2月6日(土)と7日(日)の2日間にわたって東京、名古屋、大阪、福岡で行われた。途中、共演の西島秀俊も加わって開催されてきたが、最終回となる7日(日)の夜の東京・丸の内TOEI2での回では、中山さんが感激のあまり涙を見せる一幕も!この日の中山さんの衣裳は、劇中、沓子(中山さん)が、初めて豊(西島さん)の部屋を訪れる際に着ていたもの。元々、中山さんの私物だったということだが、中山さん曰く「友人のデザイナーのところで見つけたもので、きれいに透けて、脱ぎやすくて(笑)、あのシーンにぴったりだと思って監督に提案したら気に入ってくれたんです」とのこと。西島さんにそのシーンの思い出を尋ねると「あのシーンは緊張しました。僕は普段、緊張することはないんですが、あのシーンに関しては『カット!』という声が掛かったときに、手が震えていたのを覚えています」と明かした。ちなみにこの日も「舞台袖で、美穂さんがこの衣裳で現れたとき、緊張しました。いまも緊張してます…セクシーで素敵ですよね」と少し照れくさそうに語った。これに、中山さんも「ありがとうございます」と笑顔で返した。この日は、観客から2人に質問する時間も設けられたが、最初の質問は男性の観客で「僕はいま、彼女がいるんですが、それと別に忘れられない女性がいます。どうしたらいいんでしょうか?」という悩みの相談。中山さんはちょっと困った顔をしつつも「そうですね…。大切な思い出としてずっと胸にしまっておくとか…。いまの彼女と別れて、(その女性のところに)帰るというのもありますが…。迷いますよね。頑張ってください!」と励ましの(?)言葉を贈った。一方の西島さんは「困りますよね(苦笑)」と同調しつつ「いいんじゃないですか、忘れられない人がいるということは。(想いを)大切に持っていていいと思います」とのお答え。続いての質問は女性から。「自分にも付き合ってる人がいて、別れるつもりはないんですが、それでもほかの人を好きになってしまうことがあります。(これと同じような状況の)劇中の沓子と豊は幸せだったのでしょうか?」という深〜い質問。中山さんは「想いが深ければ深いほど、その想いに忠実であるなら幸せだと思います。人を好きになるということは幸せなこと。それだけは否定してほしくないです」と答えた。西島さんも「豊と沓子がいきなり恋に落ちるのは、互いを理解し合っていたから。豊は、ほかの人には見せないけれど、虚無感を抱えていて、沓子はそれをすぐに理解した。理解し合う2人だったからこそ恋に落ちた」とさすがの解説で会場を唸らせた。この日は凱旋舞台挨拶を記念して、くす玉が用意された。2人が引っ張り、くす玉が割れると、会場からは大きな拍手がわき起こったが、中山さんはこれに感極まって思わず涙!すると、西島さんがすかさずハンカチを差し出し、客席からは一層大きな拍手と歓声が。中山さんは「年をとったのか…涙もろくてしょうがない」と涙交じりに笑顔を浮かべ歓声に応えた。そして「末永くこの映画をみなさんの胸の中で育ててください。私も、25年後に観てどう感じるのか楽しみにしています」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂がフランスから緊急帰国!『サヨナライツカ』日本横断凱旋舞台挨拶が決定中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ
2010年02月07日宮崎あおい、桐谷健太らが1月28日(木)、東京・有楽町朝日ホールで行われた映画『ソラニン』完成披露試写会で舞台挨拶を行い、劇中で組んだバンドへの熱い思いを語り合った。バンドマンの恋人・種田が遺した歌を歌い継ぐことで新たな一歩を踏み出そうとする芽衣子(宮崎さん)と残ったバンドメンバーらの姿を綴る青春恋愛ストーリーで、原作は漫画家・浅野いにおの同名作品。歌とギターに初挑戦した宮崎さんは「歌はいままで苦手で人前で歌うなんてありえなかったんですが、逃げていられないと思い、飛び込んで参加しました。最初にみんなで合わせた日に『ああ、大丈夫』って思ったんです」とニッコリ。すかさず、今回ベーシスト・加藤役で俳優デビューを果たしたサンボマスターの近藤洋一が「『初めまして〜』って言ってから20分しないうちに音を合わせていましたね」。ドラムのビリー役、桐谷さんも「感じましたね、こりゃいったなって。バンドや音楽をやっている人は分かると思うんですけど気持ちいいんですよ。信じられました、この人たちとバンドをやっていくんだなって。そこから個人個人でも練習していって、映画の中には爆発したものが入っています」とそれぞれ興奮気味。PV、ライヴ映像などを数多く手がけ、今作で長編映画を初監督した三木孝浩監督は「最初にリハをやったときのグルーヴ感がすごかった。うまいバンドっていっぱいいるけど、グルーヴ感があるのはなかなか。近藤さんの『バンドだったね』という言葉が印象的でした」と太鼓判を押した。種田役の高良健吾もギターに初挑戦。「歌いながらギターを弾くのはすごく難しかった。宮崎さんと同じでクランクイン前と後の計2か月くらい練習しましたが、弾けなくて…。練習して練習して弾いて、よし!と思ってやると『ああ、できねぇ…』って」と悔しそうな表情で回顧。近藤さんは「そういうもんなんです、楽器って」と微笑みつつ共感を寄せた。盛り上がる4人に司会者からこのバンドを続けたい?との質問が。桐谷さんは「僕はそう思っていますよ、でもこの3人がどう思うかです」と宮崎さんらに問いかけ。高良さんは「絶対したい。いまでもギター触っているし音楽、好きなので」と即答。宮崎さんは「こんなに面白いものだと思わなかった。ライヴハウスに立ってお客さんの前で歌うシーンの撮影では『出しきった』という感じだったのでもう一度やりたいとは思わなかったけど、こうして久しぶりにみんなと会うとギターを触りたいなと思います」と心がうずく様子。近藤さんは「あの高まり、切なさは限りがあるから燃える、みたいな。高校3年生2学期の恋みたいな」と例え、共演陣をうなずかせた。一方で、高良さんは発言時、終始声が小さくマイクを通しても客席に届かない場面も。その都度、桐谷さんが「健吾、若干聞きづらい」と機転を利かせて注意したが、変わらない声の小ささに最後には「その声の小ささ、好きになってきたわ。いつもはちゃんと喋るんですけどねぇ」とフォローに転じ、会場の笑いを誘っていた。『ソラニン』は4月3日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治■関連記事:『ソラニン』宮崎あおい、クライマックス汗だく熱唱のライヴシーンの画像がついに解禁宮崎あおい&高良健吾そっくり!浅野いにお描き下ろし『ソラニン』鑑賞券発売中初公開の『ソラニン』メイキング映像上映&三木監督のトークに早稲田盛況!『ソラニン』予告編解禁!宮崎あおい&高良健吾歌う「ソラニン」も初公開『ソラニン』メインテーマにアジカン決定!宮崎あおいの歌声とのハーモニーに期待大
2010年01月28日女優の宮沢りえが1月23日(土)、東京・日劇3で行われた日本版のナビゲーターを務めるドキュメンタリー映画『オーシャンズ』の“初日”舞台挨拶で、同作唯一の日本人水中カメラマン、奥村康氏と対面した。『WATARIDORI』などで知られるフランスの俳優で監督のジャック・ペランの最新作で、ドキュメンタリー映画史上最高と言われる製作費約70億円をかけ、海をテーマに世界50か所で4年にわたり撮影した海洋ドキュメンタリー。仏語版ではペラン監督自身がナレーションを務めている。日本では22日(金)に初日を迎えた。宮沢さんは「私の(仕事の)場合、台本があってそれを積み重ねて作り上げていく感じですが、魚が相手だとどんな動きをするのか分からないし、待っているときはどんな気持ちですか?」と質問。奥村さんが「ひたすら待っているしかないですね。でも寒いしタンクの空気はなくなりお腹は減ってくるんですけど。でも、生き物が本当に素晴らしい瞬間を見せてくれるのを待つしかない」と苦笑いで回答。宮沢さんは「B型の私には無理ですね。『早くして!』ってなっちゃうので。でもそういった結果がこれ(同作)だと思うと、労力と心に敬意を表したいです」とちょこんと頭を下げながら語った。一方でお気に入りの場面について「セイウチやアザラシの親子のシーンで、慈愛に満ちた愛情と未来に向かってキラキラしているのが印象に残りました。私も(昨年5月に)子供を産んで(同作のナレーションが)初めての仕事でしたので」と母の顔を垣間見せていた。『オーシャンズ』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:オーシャンズ 2010年1月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Galatee Films - Pathe - France 2 Cinema - France 3 Cinema - Notro Films - JMH-TSR■関連記事:“波”になりたい宮沢りえ、ママになっても挑戦忘れず「躍動の1年にしたい!」と誓う5万匹のイワシをバックダンサーにさくらまや「オーシャンまつり」熱唱!想像さえも呑み込まれる海の世界『オーシャンズ』試写会に5組10名様ご招待新米ママ・宮沢りえ、海から母の慈愛を吸収?海老蔵については「幸せそうで何より」ファッション小噺vol.116カーペットの上の人間模様〜東京国際映画祭〜
2010年01月23日女優の柴咲コウが1月21日(木)、東京国際フォーラムで行われた主演映画『食堂かたつむり』の完成披露試写会で舞台挨拶を行い、自炊生活について語った。失恋のショックで心因性失声症になった倫子(柴咲さん)が、故郷に戻り食堂で愛情を込めた料理をふるまい、周囲の人々を幸せにし自身も癒し、確執があった母親・ルリコ(余貴美子)との関係を修復していくという本作。料理が得意なことで知られる柴咲さんは、劇中の料理シーンを全て吹き替えなしでこなしている。自身にとっての幸せを呼ぶ料理メニューを司会者がキャスト陣に質問。共演のブラザートムは「ずっと母親と2人で住んで2人の食事でしたが、母親が死んでしまい、最初に1人で食べたとき、1人で食べるご飯はエサだと思いました。結婚して2人に戻り、子供ができて4人で食べたときには、何を食べても美味い!と思いました」と心に沁みる話を披露。柴咲さんは「最近、1人で自炊して食べることが多いんですけど、先日、七草がゆを作って自分で自分を労うみたいなことをしました。七草は買って冷蔵庫にあったので。鶏がらスープを入れたら心があったまりました」と1人ご飯を楽しんでいる様子。トムさんは「料理上手の良い手をしているんだから、いろんな人に作ってあげたら?料理が上手い、良い手を大事にして、ね!」と2人以上での食事のススメ。柴咲さんは「ありがとうございます」と照れながら頷いた。一方、余さんは「トムさんのいい話の後にスミマセン、焼肉です。やっぱり勝負するときに元気ややる気が出るので」と勇ましい発言。観客の笑いを誘った。この日は、劇中でルリコ(余さん)が飼っているブタのエルメス役を演じた(?)ブタが大きく成長しすぎたため、その娘にあたるブタがエルメスとして登場。ブタとの初共演をふり返り柴咲さんは「最初、緊張していたら伝わったみたいでナイーブな子だなと思いましたが、だんだん慣れてブラッシングさせてくれたりして心を開いてくれた」と“エルメス”に温かい眼差し。だが、飼いたい?と聞かれると、「飼わなくていいです。所有したいとは思わない。共演は楽しいですけど」と即答していた。『食堂かたつむり』は2月6日(土)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:食堂かたつむり 2010年2月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2010「食堂かたつむり」フィルムパートナーズ■関連記事:柴咲コウ、正月に手作りおせち3段中6個分配布、評判は「まあまあ」愛情たっぷりのご飯がもたらす奇跡『食堂かたつむり』試写会に10組20名様ご招待映画と食の新たなコラボレーション“生”の食材当たる『食堂かたつむり』前売券発売
2010年01月21日記憶を失った少女と彼女を取り巻く3人の男たちの切ない恋模様を描いた『誰かが私にキスをした』(写真)の完成披露試写会が1月20日(水)に開催され、上映前の舞台挨拶に主演の堀北真希、松山ケンイチ、手越祐也に来日中のアントン・イェルチン、そしてハンス・カノーザ監督が登壇した。歓声と共に舞台上に姿を現したキャスト陣。最初にマイクを握った堀北さんは「普段は、観てくれる人に伝わるようにと気にしながらお芝居するんですが、今回は気にしてません…(笑)。というか、そんな余裕がなかったんです。それも監督の狙いだったんでしょうか(笑)?久々に(監督、共演者の)みなさんとお会いしたら、何気ないおしゃべりなんかがすごく楽しくて。撮影中はいっぱいいっぱいでしたが、すごいみなさんとお仕事していたんだな、と感謝の気持ちです」と笑顔で挨拶。松山さんは「いろんなところから集まったキャスト、スタッフが、いい意味で融合し新しいラブストーリーに仕上がっています」と自信をのぞかせるが、一方で自身のセリフについて「クサいなぁ、と思いました(苦笑)」と照れくさそう。会場に詰めかけた女性ファンから特に大きな声援を受けていたのは手越さん。劇中、堀北さん演じるナオミから、その独特の服装センスについてツッコミを入れられるシーンがあるが、その劇中衣裳について「(自身が演じた)ミライについては、感情をキャラクターに100%ぶつけるのではなく、ファッションだったり、メガネをふいたりする仕種で表現したいな、と思っていたので衣裳にはすごくこだわりました」とニヤリ。ちなみにこの日も、登壇陣の中でひときわ目立つ黒のジャケットと蝶ネクタイで決めていた。アントンは開口一番「アントン・イェルチンです。ありがとうございます」と日本語で挨拶。堀北さんとの共演の感想を問われると「真希とのシーンは楽しい時間でした。言葉ではない言語…心の言葉でコミュニケーションが取れたと思います。真希の英語はすごかったです。母国語以外での演技なんて、僕には出来ないし感心しました」と笑顔でふり返り、称賛の言葉を贈った。監督から「アントンも日本語のセリフあったでしょ?」と促されると「“モチロン”、“ゴメンナサイ”、“オリコウサン”」と列挙するも「まあ、僕はイマイチ意味が分からないまま、現場で発音だけ聞いて言ってただけなんだけどね…」と苦笑い。会場からは笑いと拍手が起こった。堀北さんはこれから作品を観る観客に向けて「難しいラブストーリーかもしれないけど、ピュアな心で観ていただけたら嬉しい!」とメッセージ。『誰かが私にキスをした』は3月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:誰かが私にキスをした 2010年3月27日より全国にて公開© 2009「誰かが私にキスをした」製作委員会■関連記事:松ケン、最初のキスは「計画通りいかずテンパるタイプ」『誰かが私にキスをした』会見来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!堀北真希の海外進出に監督も太鼓判!松山ケンイチ、手越祐也と共演の最新作製作会見
2010年01月21日女優の上野樹里、俳優の玉木宏らが1月20日(水)、東京・日劇2で人気ドラマシリーズのニ部作映画第1弾『のだめカンタービレ最終楽章 前編』の大ヒット御礼舞台挨拶を行い、“1位奪取宣言”した。漫画家、二ノ宮知子の同名代表作を原作に、エリート音大生(玉木さん)と天才ピアニスト(上野さん)の恋と成長を綴るシリーズで、同映画ではパリ留学中の2人を描く。昨年12月19日の初日から30日間で観客動員270万人、興行収入33億円をそれぞれ突破。ハイペースな好稼動とこの日の大歓声に、上野さんは「テレビをつけたら(映画の)ランキングをやっていてずっと2番で。公開前は正直不安で、『のだめ』より海外の作品が観られるのかな?とか。でもずっと2位だから、お客さんでリピーターが多いのかなと」と大喜び。すかさず2位について司会のフジテレビ・軽部真一アナウンサーが「そうなんです。見事にずっと2位ですね。(ランキングチャートに同作が)初登場の時は“ワン”なんとか(注:『ワンピース ONE PIECE film STRONG WORLD』)が1位で、その後は“ア”なんとか(『アバター』)で。史上最強の2位作品です」と解説した。人気を実証すべく軽部アナがリピート鑑賞回数を観客に6回観た方?7回?と問いかけると延々と「はい!」と手が挙がり、最高回数が「今日で24回目」と叫んだ女性。玉木さんは「僕は3回です」と明かしつつ「本当に嬉しいことです。いくらになるんだろうって(笑)。普段、感想を言ってくれなかった周りの人たちがこの映画を観たよって言ってくれます」と好感触をかみしめた。一方で、ファン謝恩企画として質疑コーナーが設けられ、同シリーズを通じて学んだことは?との質問に、上野さんは「のだめがハードルを次々越えていくのと同じで、役者やっていて頑張ろうと思ったり、もう辞めたいと思うこともいっぱいあるけど、その分楽しかったりする。いろいろな人と出会っていろいろな経験をさせてもらってドラマから映画になる仕事も初めてでしたし…生きること全部です!ひと言では語りきれませんねぇ」と、のだめ口調でしみじみ。テレビシリーズから手がけてきた武内英樹監督は「天然の女優さんの扱い方ですね。上野さんは天才だと思いますけど、天然の子だから」と自ら吹き出し笑い。上野さんが「説明書?でもあたしにしか使えないんじゃ?この前、またのだめでって言ってたから、のだめでしか使ってくれないんじゃ?」とシリーズ続行を匂わせる発言。会場から「おお?」と声が上がる中、監督は「せっかく扱い方を覚えたので活用させてください」と再タッグのオファーをしてみせた。締めで玉木さんが「今日が初日と思って、ここから1位になることを…」と語ると会場から大拍手と大歓声。「ここまで来られたのはみなさんのおかげです。4月の(後編)公開もよろしくお願いします」とシリーズファンへ感謝の気持ちを表していた。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社のだめカンタービレ 最終楽章 後編 2010年4月17日よりTOHOシネマズ日劇3ほか全国にて公開■関連記事:ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位上野樹里、“千秋様”玉木宏を盾に竹中のキス拒否!『のだめカンタービレ』初日ヅラ装着率高し!『のだめ』キャスト陣が劇中の衣裳でボケ&ツッコミ、4千人大興奮クリスマス目前!「聖夜を一緒に過ごしたい俳優」1位を岡田将生&玉木宏が二分!お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼント
2010年01月20日女優の米倉涼子が1月11日(月・祝)、東京・丸の内TOEI1で行われた主演映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦』完成披露試写会で舞台挨拶を行い、共演の筧利夫、陣内孝則のやんちゃぶりに苦笑いを連発した。同作は、米倉さん演じる警視庁SIT(特殊犯捜査係)の女交渉人、宇佐木玲子の巧みな交渉術で難事件に挑む姿を描く、テレビ朝日系人気ドラマの映画版で、ハイジャック犯と対決する物語。ちょうど成人の日とあって新成人たちを交えてシャンパンで乾杯を済ませてから舞台挨拶に“出動”したためか、キャスト陣は一様にテンション高め。主演の米倉さんは、「みなさんに支持をいただき映画化が実現しました」と挨拶した後、満場の観客を前に「緊張していまして…」と言葉に詰まり気味。劇中の上司、筧さんは助け舟のつもりか「血と汗と涙を流して2年間やってきたもの(ドラマ)がでっかい魂となり帰ってきました。やっと親戚や友人に恩返しができます。ありがとうございました!」と絶叫し、土下座のパフォーマンス。緊張がほぐれた様子の米倉さんは、「レギュラーメンバーはイケメンばかりですが、(映画版)ゲストもイケメンばかりで嬉しかった。本当に楽しかったです」と撮影をふり返り笑顔。司会者から特に誰が印象的?と聞かれても「それは心の中に秘めておきます、ムフフ」と意味深笑い。すかさず筧さんから「反町隆史くんと仲良くしていたよね」、陣内さんから「レギュラー陣に冷たかった」と突っ込まれたが、「そんなことないですよ」と切り返した。一方、若手の城田優が「一番最後にいいシーンがあるので楽しみにしていてください。シリーズの集大成的なシーンをやらせていただきました」と落ち着いたコメント。そこでも陣内さんは「お前の挨拶は上から目線なんだよ!芝居もやりたい放題なんだよ。おれが抑えた芝居していたのに」と絡み口調。その後も続編の話題に、筧さんが「続編があったら(米倉さんに)必ずキスします」と言えば、陣内さんも「あたしは…」などと2人で大騒ぎ。米倉さんは、「もう、わからない」と困惑した表情を浮かべつつも「いろんな意味で注目していただければ」と座長らしく締めくくってみせた。この日、キャスト陣は先にそれぞれ縁の地でPR行脚。米倉さんと林丹丹は横浜市内で、陣内さんは福岡の映画館で行われたイベントに出席。静岡に出向いたという筧さんは浜松名物のうなぎパイをはじめ大きな紙袋から次々お土産を出して舞台上に並べ、ここでも共演陣と観客の笑いを誘っていた。映画『交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦』は2月11日(木・祝)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:交渉人 THE MOVIE 2010年2月11日より全国にて公開© 2010「交渉人 THE MOVIE」製作委員会■関連記事:極限状態での頭脳戦『交渉人 THE MOVIE』30代、40代限定試写会に25組50名様をご招待劇場版『交渉人』に反町、林遣都、成宮、柳葉ら超豪華ゲスト!事件を操る黒幕は誰?来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!米倉涼子、コスプレ&パンツも脱ぐ!?陣内孝則の決めゼリフはあの人の「ハチ…」?アンジーに並ぶ“ハードボイルド女性”誕生?米倉涼子主演「交渉人」が映画化
2010年01月11日藤原竜也、小出恵介、香里奈、貫地谷しほり、林遣都が12月25日(金)、東京・新宿バルト9で行われた出演映画『パレード』のクリスマス試写会に出席。同作が第60回ベルリン国際映画祭(来年2月開催)のパノラマ部門に出品されることが決定した喜びを語った。同作は、都内の2LDKのマンションで共同生活を送る、様々な背景を持った若者5人の姿を通じ現代の若者像を描く群像劇で、原作は2002年に第15回山本周五郎賞を受賞した、芥川賞作家・吉田修一の同名小説。行定勲監督が7年越しの念願を叶えて映画化した。行定監督作品のベルリン参加は『GO』、『きょうのできごと』に続く3度目。パノラマ部門は、最高賞「金熊賞」を競うコンペティション部門とは別に、インディペンデント系やアート系などの注目作を集めた公式部門のひとつ。カンヌ、ヴェネチアに並ぶ世界三大映画祭のひとつであるベルリンに5人揃って初参加となるが、藤原さんは「国境を越えてどういう評価をいただくのか興味がありますし楽しみ。機会があれば行ってみたい」。香里奈さんも「いまは実感ないですが、海外の人と日本の人の反応がどう違うか知りたい」と控えめ。対照的に、貫地谷さんは「行きたいです」を連発し、林さんも「行きたいですねー。どうしようって感じですが、監督の『GO』、『きょうのできごと』に並んで(ベルリンに)行けるなんて幸せ。感謝したいです」と興奮気味。小出さんは「海外映画祭って行ったことがないので、ベルリンでパレードしてみたい」とダジャレ。沸く客席を見つつ、藤原さんらをチラ見しながら「『言え!』って言われたんです、言わされました…」とキャスト陣の仲の良さ(?)をうかがわせた。一方で、小出さんは「遣都くんが竜也くんにソバをおごっていました」と撮影の合間のエピソードを披露。藤原さんが「そう、おごってくれました。イカ天ソバを…」。すかさず小出さんはまた「それ以来、竜也くんのことを“イカ”って。『おい、イカ!撮影現場戻るぞ』って」と“暴露”しニヤニヤ。爆笑する観客に向かい、林さんは「最後の方は多分、嘘です。でも僕にとっては大きな自慢ですが、藤原竜也さんにソバをおごりました」と堂々と“肯定”し、今度は観客から拍手を送られていた。『パレード』は2010年2月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:パレード 2010年2月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会第60回ベルリン国際映画祭 [映画祭]■関連記事:松田翔太×高良健吾、国境の“壁”壊す!最新主演作がベルリン国際映画祭に出品藤原竜也、大酒での歓迎に笑顔“抑制”効かせた『パレード』を釜山にて披露!林遣都が金髪の男娼に挑戦!吉田修一原作『パレード』画像初公開小出恵介らの姿も
2009年12月25日女優の中谷美紀が12月9日(水)、東京・スペースFS汐留で行われた主演映画『スイートリトルライズ』の完成披露試写会で、監督・共演キャストと共に舞台挨拶を行い、「肌の上をなめくじが這うような湿度の高い作品」と官能的な表現を繰り広げた。3年間セックスレスの夫婦がそれぞれ別の相手と恋に落ちて逢瀬を重ね、嘘を積み重ねながらも夫婦愛の重さを確かめ合う姿を描く恋愛ドラマで、原作は直木賞作家、江國香織さんの同名小説。中谷さんは、同席した矢崎仁司監督に視線を送りつつ「変態? 天才? 天才監督のもと、毎日悩みながら現場に行くのがいやだなあと思いながら撮りました」と苦笑いでふりかえりつつも、「白子、フォアグラ、このわたの中を這うような、素肌の上をなめくじが這うようなヌルッとした湿度の高い作品。大人の方に楽しんでいただけると思います」と実力派女優らしい表現力で仕上がりに自信。両肩を出すデザインのロングドレスで髪をアップにしたセクシーな魅力でも観客をウットリと魅入らせた。W主演で初共演が実現した大森南朋については「『ハゲタカ』(大森さんの主演作)のファンで持っていたDVDのメイキングを見たら、大森さんが仏頂面でインタビューに答えていたのでお会いするのがいやだなあと思った。でもお会いしたら気さくでテンションが高くもなく、いつもニュートラル。なのに本番に入った瞬間、心からにじみ出る演技をされて魅力的でした」と絶賛。“夫”の大森さんは「ドキッとするひと言を言う、『そこまでいっちゃうのか』という。一瞬現場が張り詰めますが、その後和ませる。不思議な空気を持った人」とお返しした。一方で、今作のテーマにちなみ司会者が大切な関係の男女に嘘は必要? と質問。中谷さんは「嘘を生業とし、いかに嘘を真実に見せるかに命を賭けているので、実生活ぐらいでは正直でいたい、というのとどこまで正直でいていいのか日々考えている」と女優根性と女心をチラリ。大森さんは「嘘は必要だと思います。時にはつくことも優しさ。ひどい嘘、裏切ったりするのは自分も傷つくので嫌ですが、小さい嘘はいいんじゃないかと」と嘘の容認派に一票。劇中の大森さんの浮気相手、池脇千鶴も「嘘も方便で、よく考えて嘘をつきます」。中谷さんの浮気相手役の小林十市も「傷つけない程度の嘘はあってもいいんじゃないかと」と続けた。『スイートリトルライズ』は2010年3月、シネマライズほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:スイートリトルライズ 2010年春、シネマライズにて公開© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つスガシカオが江國香織×中谷美紀×大森南朋『スイートリトルライズ』の主題歌を担当!『スイートリトルライズ』クランクアップ!中谷美紀×大森南朋の自宅写真を独占初公開中谷美紀×大森南朋が夫婦役に!江國香織原作『スイートリトルライズ』が映画化
2009年12月09日各国映画祭で高い評価を受ける小林政広監督と名優・仲代達矢がタッグを組んで贈る『春との旅』の完成披露試写会が12月7日(月)に行われた。映画上映前の舞台挨拶に加え、上映後には観客からの質問にも応じる形で会見が開かれ、小林監督に仲代さん、共演の徳永えり、紀伊宗之プロデューサーが出席した。本作は、仲代さん扮する元漁師の祖父と、徳永さん演じる職を失った18歳の孫娘が親族を訪ね歩き北海道、東北と旅する姿を描いたドラマ。9年ぶりの主演映画となった本作への出演について仲代さんは「最初に脚本を送ってくださったんですが、それが素晴らしかったんです。黒澤明監督は助監督時代に、『監督になりたかったらとにかく本(脚本)を書け』と師から言われたそうです。また、僕の友人の岡本喜八は365日、本を書いていたと聞いています。正直、最初は『この素晴らしいシナリオを超える作品になるのか?』という不安もありました。でもロケが終わって作品を観て、小林監督には『監督、本を超えたね!』とまず声をかけました。自分で本を書いて演出をする…私は、小林監督は映画作りの天才だと思います!」とかつて自身が一緒に仕事をした名匠たちを引き合いに出しながら、小林監督に称賛を贈った。仲代さんを始めとする大先輩の俳優陣との共演について徳永さんは「純粋に、すごく贅沢な時間でした。錚々たる共演者のみなさまに甘えて、助けていただいた部分が大きかったです」と充実した表情で語った。小林監督は、映画を作る上で影響を受けた作品や監督を問われ「自分たちの世代は、黒澤映画をハナから嫌って、権威主義という先入観で観ており、“日本映画”ではなく“ヨーロッパ映画”のような作品を撮りたいと思ってました。でも、黒澤さんの映画を観て改めてすごいものだと感動しました。この映画は、『生きる』や『乱』、『どですかでん』(黒澤作品)や『東京物語』(小津安二郎監督作品)、また成瀬(巳喜男)監督作品などを思い浮かべながら撮りました」と明かした。大金を投じて作られたわけでもなく、また決して公開規模が大きくもない本作だが、映画を観終わった観客からは熱い支持の声が寄せられた。紀伊プロデューサーは「近年、ヒット作は全てTV局による作品という状況ですが、この作品はそういった作品ではありません。全国の劇場で働く人間など、人から人へと伝える“地上戦”をこれから展開していきたいと思います」と来年5月の劇場公開に向けての抱負を語り、会場全体に協力を呼びかけた。『春との旅』は2010年5月、全国にて公開。■関連作品:春との旅 2010年5月、全国にて公開© 2010『春との旅』フィルムパートナーズ/ラテルナ/モンキータウンプロダクション
2009年12月08日