飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアン(東京都豊島区)は9月30日現在、子猫126頭、成猫81頭の里親を募集している。○東京キャットガーディアンとは東京キャットガーディアンとは、猫の保護・譲渡活動を行うNPO法人。その活動内容は多岐にわたる。■主な活動内容・猫を保護し、適正な飼育者に譲渡するためのオープンシェルターの運営・動物愛護の精神や終生飼育のための啓蒙活動・電話・メールでの相談窓口(年中無休)開設・飼い主のいない猫のための不妊・去勢用の「そとねこ病院」の運営・猫カフェとの業務提携を実施し、猫の保護・譲渡先を拡大特に、猫カフェ型の開放型シェルターを運営することによって、従来は譲渡数が少なかった成猫やハンディキャップのある猫たちも新しい家族が見つかりやすくなっているとのこと。このシェルターは、猫カフェや猫関連グッズのショップも兼ねており、里親になることを目的としていなくても、誰でも気軽に猫に会いに行くことができる。また、公式サイトでは各シェルターの状況を動画でランダムに配信しており、様子を見ることが可能だ。○猫の里親になるまでの流れ猫の里親になるためには、公式サイトで譲渡条件などを確認した後、申し込みを行う。後日届く書類に必要事項を記入して、同法人の譲渡担当者と個別面談が行われるとのこと。面談で「適正な飼育者」であると確認できた後、引き取り可能となる。気に入った子がいれば手続き後に猫と写真撮影を行う。同会場の猫はいずれも生後2カ月前後から(成猫含む)で、健康診断済み。ノミ・ダニ・腸管寄生虫の駆除、3種ワクチン接種、去勢不妊手術も済んでいる。実際に東京キャットガーディアンから猫を引き取り、里親になった方へインタビューも行われている。具体的なフローや準備など、参考になるだろう。詳しくは公式サイトを参照のこと。
2014年09月30日NPO法人東京キャットガーディアンは10月1日~31日、大塚シェルターほかにて、写真展「街角のらぶそんぐ」を開催する。○kiyochan氏撮影の"東京のねこ"を、都内3カ所で同時展示同展は、フォトグラファーkiyochan氏の写真展。同氏は、1958年東京生まれ、東京育ち。ブログ「街のねこたち」などに掲載したねこ写真が好評となって以来、「東京のねこ」を撮ることにこだわり続け、ついにライフワークと化す。2011年に、会社員からフリーフォトグラファーに転向した。2004年より毎年1回のペースで個展を開催し、猫関係雑誌へも写真を多数提供している。また、写真集「ねこ散歩」「ねこ散歩2」も発売中となる。同展の開催日は、10月1日~31日。「大塚シェルター」(東京都豊島区南大塚3-50-1 ウィンドビル5F)、「西国分寺シェルター」(東京都府中市武蔵台3-43-9 エクセレントTR 1F)、「保護猫カフェとらくん」(東京都大田区蒲田5-20-7 K520ビル 8F)にて、同時開催となる。入場時間は各施設のオープン時間に準じる。また最終日のみ、展示は17時までとなる。シェルターの利用にあたっては、身分証の提示と寄付を求めている。「保護猫カフェとらくん」の料金体系はシェルターと異なり、時間制となる。
2014年09月26日豊島は、自社製造のジーンズブランド「キャントン」と米国のアパレルブランド「Jクルー(J.CREW)」とのコラボレーションジーンズを発表した。このジーンズは開発に約2年の月日を費やしており、本国のJクルー、Jクルーリカーストアなどの直営店と通販サイトのみでの販売となる。Jクルーのレギュラーフィットジーンズのパターン(型紙)を使用し、デニム素材供給と洗い加工の手配はキャントンが行う。使用するデニム生地はオーガニックコットンを混紡した13.75オンスで、洗濯を繰り返すことによって体になじんでいく「シュリンク・トゥ・フィット」を追求した。キャントンは1963年に日本初の国産ジーンズブランドとして大石貿易が誕生させた。この時、縫製を担当したのがビッグジョンの前身であるマルオ被服である。この当時、デニム生地はアメリカでのみ製造(国産デニム生地が誕生するのはもっと後年)されており、米国キャントン・テキスタイル・ミルズ社のデニム生地を使用したことから「キャントン」ブランドと名付けられた。68年にキャントン・テキスタイル・ミルズ社とのブランド商標権の問題によりブランドが中止となり、大石貿易はその後の自社ジーンズを「ビッグストーン」のブランド名で継続した。89年に大石貿易創始者の大石哲夫氏が死去した後も大石貿易は事業を継続し、91年にはキャントンのビンテージラインを復刻させるものの、2003年に倒産した。その後、キャントンブランドを豊島が引き継いで今日に至ったという経緯がある。まさに日本の国産ジーンズの歴史を体現したブランドといえる。
2013年08月06日全国各地の猫毛フェルト愛好者、猫毛フェルター蔦谷Kの作品、また招待作家の作品を展示する「猫毛祭り」が、6月16日まで群馬県太田市で開催されている。猫毛祭りは7月5日より東京、8月30日からは札幌でも開催され、全国を巡回中だ。猫毛祭りでは、両手、手のひらいっぱいぶんの猫毛を持参すれば、猫毛を使ったフェルト人形づくりや猫毛キットを使った作品づくりも体験することができる。猫好きだけど猫を飼っていないという方には猫毛も提供してもらえる。ワークショップには、猫毛祭りWebサイトより申し込みが必要。持ち物及び参加費は「猫毛祭り」Webサイトを参照のこと。今後の開催日程は以下の通り。■猫毛祭りin太田~ネコケもネガイもつめこんで~会期は6月1日~16日。開催時間は11:00~18:00まで。場所は群馬県太田市鳥山中町746-2、今井酒造店喫茶室ギャラリー「かぜくら」。■猫毛祭りin東京~With「マーマレードと月と、猫。」会期は7月5日~17日。開催時間は13:00~19:00まで。場所は豊島区南大塚1-32-19-5F、atelier Jam or Pains.内。猫毛フェルトワークショップは猫毛人形づくりが7月14日、14:00~16:00。猫毛キットによる作品づくりは7月7日、14:00~17:00。■猫毛祭りin 札幌~ネコケもネガイもつめこんで~会期は8月30日~9月2日。開催時間は13:00~22:30。場所は札幌市豊平区豊平三条1丁目1-12、ギャラリー犬養内。猫毛フェルトワークショップは猫毛人形づくりが8月31日(16:00~18:00)、9月1日(13:30~15:30)。猫毛キットによる作品づくりは8月30日(17:00~20:00)、8月31日(13:30~15:30)、9月 1日(16:00~18:00)。詳細は、猫毛祭りWebサイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月11日WEB・モバイル系ゲームコンテンツの開発制作を行うアンビションは、12月1日より、ケイ・ブックスが運営する洋菓子店「Patisserie Swallowtail White Rose(パティスリー スワロウテイル ホワイトローズ)」(東京都豊島区東池袋1-14-11 小松ビル1F)にて、ソーシャルゲーム「擬人カレシ」のコラボレーションスイーツ(生ケーキ5種、マカロン5種)を販売する。販売期間は12月14日まで。ソーシャルゲーム「擬人カレシ」は、擬人化した動物の男の子の教師となり、彼らが立派な人間になれるよう育成するゲーム。生徒の見た目や服装、性格タイプなどを自分好みに自由に育てることができ、ゲーム中、疲れてくると生徒に獣の耳やしっぽが生えてしまう設定。累計登録者数は80万人を突破しているという。コラボレーションスイーツのうち、生ケーキは、同ゲームで育成できる猫・犬・キツネ・ウサギ・オオカミの5種類をイメージしたものを提供。マカロンには、シオンや店長など、擬人カレシのNPC(ノンプレーヤーキャラクター)5人の描き下ろしイラスト(同商品限定)を使用している。詳細は、同ゲーム公式ブログを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日価格上昇が続き、マイナビニュース読者の中にも、金投資への興味は高い。そこで、金投資の第一人者、元ワールド・ゴールド・カウンシル日本代表の豊島逸夫さんに3回にわたって、金投資についてのアドバイスをインタビューした。――金価格はここ10年上げ続けていますが、それはなぜなのでしょう?確かに金価格はここ10年上げ続けています。株式が振るわない時期が多いなか、なぜ、金価格はこのように上がり続けるのかよく聞かれますので、まずはその点をお話ししましょう。金価格の今までの動向が一目でわかる資料として、ご覧いただきたいのが、「米国マネタリーベース」です。これは、FRB(連邦準備制度理事会)が米国の商業銀行に対して供給しているお金の量です。1980年からリーマンショック前まではだいたい一定ベースの増加でした。ところが、リーマンショック直後から、もう明らかに異常な、激増どころか、ほぼ棒上げに近いような形で増えているのがわかります。これがまぁ、「QE=量的緩和」というもので、よく見るとこれ”二段ロケット”みたいになっているのです。最初の部分が「量的緩和1回目=QE1」、それから次のアップ部分が「量的緩和2回目=QE2」と呼ばれています。そしていま、さらにこの9月に3回目を実施しましたが、この際FRBは「米国の経済がよくなるまで、量的緩和を無限大にやります」と宣言したのです。それで私は、「QE∞(無限大)」と呼んでいるのです。そして、この間の金価格推移も一緒に見てください。マネタリーベースとほぼ連動する形で上昇しているのがわかります。ただここで最大のポイントは、この間に金の生産量は10%足らずしか増えていない。生産量はちっとも増えていないのに、市中にばらまかれた米ドルがこれだけ増えてしまっている。その結果、金の価格はどうなってしまったのか。上がるしかないわけです。これが、金価格が上がった最大の理由といっていいでしょう。ただし、ここで私が言いたいのは、何も金の価格が上がっているのではないということ。要は生産量は全然増えないのに、市中に出回っている米ドルのお札ばかり増えたら、金1gを買うのにいったい何ドル支払わなければいけないか、ということになるわけです。一言で言って、金の価格が上がっているのではなく、ドルの価値が薄まっているんだよ、希薄化しているんだよ、ということです。このポイントをしっかり抑えていただきたいです。金価格はどこまで上げるのか、これもよく聞かれる質問です。株でも、不動産でも、そして金でも、いつまでも上がり続けるはずはない。それはそのとおりだと思います。そういう意味で、海外ではポーンと1900ドルまで上がった金価格ですが、今はいわゆる調整局面に入って、1500ドル台にまで下げ、現在1700ドル台で調整局面となっています。そして「今後の金価格はどうなる?」という話でいけば、短期と長期の話に分かれると思うのです。長期ということで、2013年、来年通しての見通しということになると、金の価格は下がるっというほうがおかしい。なぜなら、米国は「QE無限大」ですから、これからしばらくはさらにお札をばらまき続けるでしょう。日本もご存じのとおり、日銀が追加緩和をしている。そして、どうも来年あたりはECB(欧州中央銀行)も追随しそうな状況なのです。つまりそれぐらいギリシャとスペインの債務危機が深刻で、緊縮政策を余儀なくされている。緊縮するってことは、要は景気が悪くなっているとうことです。その結果、来年はどうやら、欧州経済がマイナス成長になる予測のようなのです。そうなるとECBも、FRBと日銀のあとを追ってユーロもばらまく、とこういう構図が展開しそうなのです。そうすると、2013年、ドル、ユーロ、そして円、この3つの主要通貨がいずれも”ばらまき”ということになります。お札がEUと日本とアメリカでばらまかれて、金の生産量は相変わらず増えませんという状況では、下がるほうがおかしいわけなのです。ただし、短期で見た金価格の動向についていうと私は若干弱気です。なぜかというと、QE3が実施されたのが9月ですから、マーケットの材料としては陳腐化してしまっています。マーケットというのは、必ずしも経済論理とか理屈だけでは動きません。QE3というだけで毎日、「はい、昨日のニューヨーク相場はQE3でまた上がりました。明日もQE3でまた上がりました」ってそんな簡単な話ではない。賞味期限切れというとらえ方もできるわけです。短期的にはそんな話ですが、大局観として見ると、「こんなに金の価格あがっちゃったけど下がらないの? 大丈夫なの?」という質問に対しては、まぁ2014年いっぱいはまず大丈夫と、というのが回答です。大丈夫という意味はまだ高値圏に留まるけれど、来年から再来年の前半ぐらいまでだよ、その後ぐらいからは要注意だよ、という感じですかね。なぜなら、FRBのコメントを見ればわかるのですが、彼らはこう言っている。「通貨量のこの激増ぶりは明らかに異常です。ただ、でもこうしなければならないほど、経済状況が悪い。つまり、有事対応なんです」と。つまり裏返すと、経済が少しでも良くなれば元に戻しますということなのです。これを出口戦略というのですが、いつ戻すかというと、2015年央、英語でいえばmid2015年と言っています。ということは、この状況が2015年央まで続きますと明言しているということ。つまり、それまでは金の価格が高止まるという、暗黙のお墨付きをもらっているということなのです。ただ、マーケットは何事も先取りしますから、僕は2014年半ばぐらいからちょっと下がるんじゃないのかな、と思っています。――なるほど。金価格は世界の経済政策と密接に関わって動いていたことがわかりました。ありがとうございました。次回は金投資の考え方について引き続き、インタビューします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日