グラビアアイドルの近藤あさみが、最新イメージDVD&ブルーレイ『君にアプローチ』(DVD:4,180円税込 ブルーレイ:5,280円税込 発売元:フェイス)をリリースした。ジュニア時代から活躍している近藤あさみは、スレンダーボディーが魅力の19歳。これまで50枚以上ものDVDをリリースするなど、根強い人気を誇っている。最新作では、恋に積極的な女の子役を熱演。制服姿はもちろん、布の面積が少ない過激な水着姿となって自慢のスレンダーボディーを大胆に披露している。バスルームとベッドのシーンが見どころの一つで、バスルームではベージュの眼帯ビキニを着用するなどヌーディー感を演出。ベッドでは濃い目のメイクで着用した衣装を自ら脱ぎ捨ててセクシーさをアピールしている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが1月12日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館6F(14:00~)で開催される。
2020年01月05日名古屋の美少女ユニット、delaの早見紗英と近藤真琴が21日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『Sae Summer』、『まこちゃんですっ!』(ともに発売中 各4,180円税込 販売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。名古屋発の精鋭美少女ユニット、dela(デラ)の早見紗英と近藤真琴が、それぞれ1枚目となるグラビアDVDをリリース。ともに今年9月に訪れたバリ島でロケが行われ、バリ島の自然をバックに貴重な水着姿を披露するなど、2人の魅力がたっぷりと詰まった作品に仕上がっている。初めてのDVD撮影は「今年でアイドル8年目ですが、初めてのDVDを出すということで緊張しました」と早見が撮影時の思いを明かし、近藤も「最近は水着撮影会もやっていて水着を着るんですけど、DVDの撮影は初めてだったので緊張しましたね」と語った。続けて早見は「いつもの自分じゃない姿が見られると思うので、大人の早見だったり可愛い早見を見ていただけると思います。シャワーのシーンは大人っぽく撮影することができました」と自信を見せ、近藤は「私の担当カラーでもある黄色の水着を着て砂浜を走るグラビアの王道的なシーンがあります。それにファンの方に人気があるスクール水着も取り入れました。お花だけで胸元を隠すシーンは、すごくセクシーな感じですね」とアピールした。彼女たちが在籍しているdelaは、2012年に名古屋で結成。1期生でもある早見が「コンセプトは名古屋からアジアへ、そして世界を目標に掲げています。先日もメキシコやロサンゼルスに行ったりと、20カ国の国を訪れて名古屋の魅力を発信しています」とこれまでの活動を紹介しつつ、「これからもdelaとして世界に羽ばたいていきたいです。そのためにも個人個人が頑張り、delaとして最強のグループを作っていけたらと思っています」と今後の抱負を。近藤も早見の意見に同調しながら「delaとして世界制服をしたいですね」と力を込めていた。
2019年12月22日子育てや仕事で多忙なママたちに、気軽に作れておいしい「がんばりすぎないごはん」を提案している料理研究家の近藤幸子さん。「毎日の料理は、複雑にしたり手間をかけたりすることが必ずしも正解ではないと思います。ちょっとしたコツや工夫で、いくらでも簡単においしい料理が作れますよ」と話します。近藤幸子さん プロフィール料理研究家、管理栄養士。宮城県出身。楽しみながら作れる料理教室「おいしい週末」主宰。近藤さんの知恵や工夫をたっぷり盛り込んだレシピ本『がんばりすぎないごはん』(主婦と生活社)や『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。ラクラク2ステップ料理107』(文化出版局)がママたちに大人気。HP: Instagram: @oishisyumatsu 2人の女の子のママでもあり、慌ただしい日々を送りながらも「料理のおいしさや楽しさは諦めない」という近藤さんに、簡単に楽しく作れて、しかもおいしい、家族が喜ぶごはんレシピを教えてもらいました。近藤さんが提案! 簡単おうちごはんレシピ忙しい毎日の中で、いかに気軽においしいごはんを作るかは、ママたちが頭を悩ませるところ。近藤さんによれば、ちょっとした工夫、たとえばフライパンのような毎日使う道具を変えるだけでも、ごはん作りはグンとラクになるそうです。「フライパンや鍋を選ぶときは、調理のしやすさだけでなく、洗うときや片付けるときにストレスを感じないことも大事。やみくもに数を増やすのではなく、さまざまな料理に使える汎用性が高いものをバランスよくそろえておくと便利です。あらかじめセットになっているものなら、サイズや組み合わせがよく考えられているので、とても使いやすいですよ」過去には自身の料理教室でティファールのフライパンや鍋をセットで使っていたという近藤さん。そこで今回は、取っ手のとれるティファールのフライパン&鍋シリーズを使って、ちょっとしたおもてなしにも使える、がんばらなくても美味しく作れる「おうちごはん」レシピ 4品を教えてもらいました。【レシピ一覧】1. 鶏だんごとにんじんのピラフ 2. シャクシュカ ~落とし卵とトマトの蒸し焼き 3. いろいろキノコのガーリックオイル蒸し 4. 彩り野菜のミートローフ レシピ-1鶏だんごとにんじんのピラフ(調理時間:約20分 ※お米の浸水30分)みんなが大好きな鶏だんご。鮮やかなオレンジ色が食卓を彩ります。【材料】(4人分)米 2合水 2カップ鶏ひき肉 250gにんじん(すりおろし) 1本(約150g)玉ねぎ(みじん切り) 1/4個バター 20g<A>塩 小さじ2/3顆粒コンソメ 小さじ1イタリアンパセリ 適量【作り方】<下準備> 米を研いでフライパンに入れ、分量の水を入れて30分ほど浸水する。1. にんじんはすりおろし、玉ねぎはみじん切りにする2. 浸水しておいた米に <A> を入れて混ぜ、にんじんと玉ねぎを全体にまんべんなく散らし、バターを入れる。鶏ひき肉を軽く手でまとめて団子状にし(10個前後)、全体にバランスよくのせる。3. 強めの中火にかけ、湯気が上がったらふたをして中火で13分ほど煮る。火を止めてそのまま10分ほど蒸らす。4. 刻んだイタリアンパセリを散らす。★ここがポイント★野菜と肉がたっぷりなピラフは、これひとつで立派なごちそう! 「フライパンでごはんを炊くときは、ある程度厚みのある保温性に優れたものを選ぶと、芯が残るなどの失敗がありません」と近藤さん。使用したのは取っ手のとれるティファールのフライパン(26cm)。適度な厚みがあり、6層コーティングで蓄熱性も抜群。ふたはガラス製で中の様子がわかるので安心。取っ手はカチッとはまるので安心感があり、重いフライパンも安心して運べます。調理後は取っ手を付けてそのままテーブルへ運べば、温かいうちにすぐ食べられます。▷ ピラフ | シャクシュカ | キノコのオイル蒸し | ミートローフ レシピ-2シャクシュカ ~落とし卵とトマトの蒸し焼き(調理時間:約15分)パパッと作れるのにインパクト大! 朝食のほか、おもてなしにも。【材料】(4人分)卵 3個<A>玉ねぎ(みじん切り) 1/2個パプリカ(みじん切り) 1/2個にんにく(みじん切り) 1/2片オリーブオイル 大さじ1カレー粉 小さじ1/4塩 小さじ2/3トマト水煮 1カップ水 大さじ3【作り方】1. フライパンに<A>を入れ、沸騰したら中火で5分煮る。2. 卵を割り入れ、ふたをしないで中火で3分ほど煮る(※火を止めたときは白身がとろっとしていてもすぐに余熱で硬くなる)。★ここがポイント★数年前から人気の中東料理「シャクシュカ」は、現地では朝ごはんの定番。卵は、トマトソースを少し寄せて隙間をあけてから割り入れると、きれいな仕上がりに。ふたをせずに煮ることで黄身の鮮やかな色が出ます。トマトソース(手順1まで)を多めに作って冷凍しておけば、朝食にも活用できます。使うときは、そのままフライパンに入れて解凍されたら卵を割り入れるだけ。使用したのは取っ手のとれるティファールのフライパン(22cm)。朝や夜の忙しい時間に三ツ口コンロを同時に使っても、鍋の配置に悩むことなく見た目もすっきり。取っ手は片手で簡単に着脱できるので、複数料理の調理もスムーズです。▷ ピラフ | シャクシュカ | キノコのオイル蒸し | ミートローフ レシピ-3いろいろキノコのガーリックオイル蒸し(調理時間:約10分 ※冷蔵庫で約1時間)作っておくと便利、どんなメニューにも合うシンプルな副菜。【材料】(4人分)エリンギ 1パックしめじ 1パックえのき 1パックしいたけ 1パックミックスビーンズ 70g<A>白ワイン 大さじ3にんにく 1片塩 小さじ2/3ローリエ 1枚<B>レモン汁 小さじ2オリーブオイル 大さじ1レモンの皮(千切り) 1/4個分【作り方】1. エリンギは食べやすい大きさに手で割く。えのきは根元を落とし、小房に分ける。しいたけは石づきを取り、5mm幅の薄切りに切る。2. 1 と <A> をソースパンに入れ、ふたをして中火で3分煮る。全体を混ぜ、さらに3分ほど煮る。3. 火を止め粗熱がとれたら、ミックスビーンズと <B> を加えて混ぜ、ふたをして冷蔵庫で1時間ほどなじませる。4. 器に盛りつけ、千切りにしたレモンの皮を散らす。★ここがポイント★食物繊維が豊富なキノコをたっぷり食べられるひと品。ミックスビーンズのかわりにハムを使えば、より子ども好みの味に。大人向けなら、唐辛子を加えて蒸せば、お酒がすすむおつまみになります。レモンは熱で風味が飛びやすいので、火を止めてから味付けを。一度冷やすと味が染みておいしさがアップ。使用したのは取っ手のとれるティファールのソースパン(16cm)。シールリッド(ふた)をすれば、そのまま冷蔵庫で冷やせて便利。洗い物も軽減。▷ ピラフ | シャクシュカ | キノコのオイル蒸し | ミートローフ レシピ-4彩り野菜のミートローフ(調理時間:約45分) ハンバーグより簡単で、断面も楽しいミートローフ。お弁当にもおすすめ。【材料】(4人分)<A>合い挽き肉 500g卵 2個玉ねぎ(みじん切り) 1/2個おろしにんにく 小さじ1/2塩 小さじ1ナツメグ 少々パン粉 3/4カップ(40g)インゲン(1cm長さに切る) 50gパプリカ(1cm角に切る) 1/2本うずらの卵 10個プチトマト 6個ヤングコーン 3本ズッキーニ 1/3本【作り方】1. ボウルに <A> を入れてよく混ぜる。インゲンは1cm長さ、パプリカは1cm角に切り、 1 に混ぜ込む。2. 1 の半量をエッグロースターに平らに伸ばし、うずらの卵をところどころにのせる。残りの半量をのせて平らにならす(手に水を付けると作業しやすい)3. 2 の上に、半分に切ったプチトマト、1cm幅に切ったズッキーニ、ヤングコーンを埋め込むようにのせる。4. オーブン200度で35~40分ほど焼く。焼き終わってから粗熱が取れるまでそのままオーブンに30分ほど置く。上に乗せている野菜が焦げそうな場合は、アルミホイルをかぶせる。★ここがポイント★中に入れる野菜はミックスベジタブルやコーンでもOK。上にのせる野菜は、さつまいも、レンコン、キノコなど季節の野菜も使えます。温かくても冷めてもおいしいので、お弁当のおかずとしてもおすすめです。プロセスチーズを角切りにして生地に混ぜたり、上からピザ用チーズをかけても。使用したのは、取っ手のとれるティファールのエッグロースター。ティファールのフライパンや鍋は、そのままオーブン皿としても使えるので便利。一般的な耐熱皿より蓄熱性が高く、アツアツの状態を長くキープできます。焼きあがったら取っ手をつけてそのまま食卓へ。▷ ピラフ | シャクシュカ | キノコのオイル蒸し | ミートローフ 今回ご紹介したのは、どれも “使いやすいフライパンや鍋“ さえそろえれば、すぐに試せる「おうちごはん」レシピ。子どもたちも大好きな味ばかりです。「いくらおいしく作れる道具でも、使いにくくて使うのが億劫になっては意味がないと思うんです。忙しいママがごはん作りにストレスを感じないためには、調理しやすいだけでなく、準備や片付けもラクな道具を使うことがとても大事」と近藤さん。見た目も機能性にも優れた、取っ手のとれるティファールのフライパン&鍋のセットなら、毎日の料理で大活躍。「料理しなくちゃ」というママの心の負担を軽くして、気持ちにゆとりを生んでくれる便利なアイテムです。「取っ手がとれる」から使い方広がる!近藤さんが今回使用したのは、取っ手のとれるティファールの「インジニオ・ネオ IHブルゴーニュ・エクセレンス」シリーズ。取っ手がとれるので、オーブン調理ができたり、冷蔵庫で冷やせたり、使い方が広がります。お皿のように重ねてコンパクトに収納することが可能。バタフライ状のガラスぶたのつまみは、平らにすることも。省スペースで収納できるからキッチンもすっきり。シックなカラーの「ブルゴーニュ・エクセレンス」ならどんな料理とも相性抜群。そのままお皿としても使えるので、温かい料理をすぐにテーブルへ運べます。さらに、取っ手がとれるから丸洗いが簡単(食洗機もOK)。「フライパンや鍋は同じシリーズでそろえると統一感が生まれます。片付けもラクな上に、キッチンがごちゃごちゃした印象にならないので、気分もいいですね」(近藤さん) \ 使い方、自由自在! /取っ手のとれるティファール製品ラインナップを見る このほか、近藤幸子さんのスープレシピを含む\ おうちごはんレシピが満載! / 取っ手のとれるティファールレシピ一覧を見る 取材/文:古屋江美子 スタイリング:花沢理恵撮影:林ひろし [PR] ティファール
2019年12月13日肌への刺激が少ない全身シャンプーで体を洗おう!モデルの近藤千尋は、2019年11月11日「ベビーソープ」というタイトルでオフィシャルブログを更新。自身がディレクションするブランド『AJUGA.』から、ベビーソープ『HUG U(ハグユー)』が発売されることを明かした。『HUG U(ハグユー)』は、体はもちろんのこと、顔や毛髪にも使用可能。パラベン、鉱物油、着色、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、小麦由来成分不使用で、親子で安心して共有することができる。11月13日から楽天市場において発送がスタート。1本(500ml)の販売価格は1,650円(税込み)。別途送料が必要となる。インスタグラムのフォロワーからは、「泡ソープだからお肌に優しそうで良いですね」、「ママに寄り添った商品、嬉しい限りだよ」などのコメントが寄せられている。肌を守る保湿成分をたっぷり配合『HUG U』は、ハチミツ、ヒアルロン酸、エラスチンなど、11種類の保湿成分を配合。汚れをしっかり洗い流しながら、肌に潤いをプラスする。19種類の植物エキスが含まれ、やわらかな香りが特長。赤ちゃんや、敏感肌の人、子育てを頑張るママなどにオススメだ。(画像は近藤千尋オフィシャルブログより)【参考】※近藤千尋オフィシャルブログ※近藤千尋オフィシャルインスタグラム※楽天市場※AJUGA.公式サイト
2019年11月15日直木賞・本屋大賞を史上初めてW受賞した小説家・恩田陸の『蜜蜂と遠雷』が若手実力派キャストにより実写映画化され、10月4日より公開された。国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜(松岡茉優)、明石(松坂桃李)、マサル(森崎ウィン)、塵(鈴鹿央士)という世界を目指す若き4人の天才ピアニストたちの挑戦、才能、運命、成長を描いた同作は、「小説なのに音楽が聴こえるようだ」と話題を呼び、映画でも一流ピアニストの音×吹き替えなしで演奏演技に挑む役者陣という驚くべき手法で数々のシーンが浮かび上がっている。今回は、原作者・恩田陸と、妻子を持ち楽器店に勤めながら、年齢制限最後のコンクールに挑む高島明石を演じた松坂桃李にインタビュー。原作者と俳優、それぞれの視点から見た同作の魅力や、表現者として向き合う"賞"について話を聞いた。○■「かっこよすぎる」キャストも演技に納得――先ほどお話を伺ったんですが、お二人は今日が初対面なんですね。恩田先生が撮影現場にいらしたときは、松坂さんの撮影がなかったとか。松坂:この瞬間が初です。恩田:お目にかかれて光栄でございます。松坂:こちらこそ! よろしくお願いいたします。――それでは、ぜひ松坂さんから見た原作の魅力と、恩田先生から見た映画の魅力をそれぞれ教えていただければ。松坂:オファーをいただいて『蜜蜂と遠雷』を読んだんですが、今までは小説を読んでめくるたびに音が聴こえる感じを経験したがことがなかったので、すごい本だと思いました。これを映画化するなんて、可能なのか? と、衝撃でした(笑)。小説が本当に面白いからこそ、我々にとってはハードルが高いと思っちゃうんです。仮に上手に置き換えられたとしても「小説の内容のまま表現されてるじゃん!」と思われてしまうので、今回は「実写化するからこそできること」はなんなのか、ものすごく意義を迫られた感覚がありました。恩田:よく映像化したなと思いました(笑)。私も「小説でなければできないことをやろう」と思って書いていたので、逆に皆さんが映画でしかできないことをやってくださったなと思って。映画として完成されていたので、嬉しかったです。松坂:そういう言葉を聞くと、ほっとします。恩田:松坂さんが、明石を演じると聞いて、「それはかっこよすぎるだろう」とは思っていたんですけど、映画を見たら本当に明石そのものでした。松坂:いやいや、とんでもないです!――原作で思い描いていた明石はどういうイメージだったんですか?恩田:もうちょっと、普通の人です(笑)。でも、2次予選の後に松坂さんが1人でカメラに向かってしゃべっているシーンはすごくリアルで、驚きました。松坂:実は、あのシーンが初日だったんですよ……。恩田:初日だったんですか! みなさん、意外なシーンが初日なんですよね。いきなりあのシーンだとは……すごいですね。松坂:とにかく、体の中にいろんな実感を入れるようにイメージして。すごく緊張しました。――ちなみに、明石じゃない松坂さんを目の前にされた感想はいかがでしたか?恩田:「やっぱりかっこいいわ!!」と思いました(笑)。――松坂さんは、そういうかっこよさをどうやって封印されてたんでしょうか?松坂:明石は他の3人に比べて、家族と過ごしたりと、生活を描写しているシーンが多かったので、そこはすごく大事にしたいなと思いました。たぶん、すごく不器用でめんどくさいやつだなと思ったんです。自分のことを天才とは思っていないけど、他人には言われたくない、という。恩田:その通りです。松坂:たとえば奥さんと少し口論になったシーンでも、明石のめんどくさい感じが出ている。すごく人間くさいけど、良いところでもあると思います。恩田:そういう役を演じるのは、珍しいんじゃないですか?松坂:そうなんです。これだけの不器用さと人間臭さを表す役はあまりやったことがなかったので、嬉しかったです。恩田:本当に松坂さんはキラキラしたイメージだったので、地に足をついた感じが出ていて、びっくりしました。松坂:嬉しいです。○■流れをつかむことが大切――今回はピアノコンクールが舞台となっていますが、作品自体も直木賞と本屋大賞を史上初めてW受賞されていて、松坂さんも昨年たくさんの賞に輝いていて。賞にかける思いについて、お二人はどう感じているのかなということも気になりました。恩田:結果としての賞なので、書いてる時にはもちろん考えていないです。でも、「流れが来てる」みたいな時って、あるじゃないですか。そういう意味では幸運な本だったと思います。こんなにハードルが高そうな作品がスムーズに映画化できたというのも、やっぱりいい流れがあったのかな、と。松坂:確かに、流れってありますよね。僕のマネージャーさんも「今年は流れ、来てますから」とよく言ってたんですよ。「じゃあ、信じます」と言ったら、ありがたいことに本当に賞をいただけたりしたので、実感しています。――松岡茉優さんも、同じように昨年いろいろな賞に輝かれて、全部の流れが『蜜蜂と遠雷』に集中しているようですね。松坂:授賞式で、松岡さんとは会うことが多かったです! 会うたびに『蜜蜂と遠雷』盛り上げましょう、という話をしていました。恩田:幸運な流れが来ていますね。実際にコンクールを見ていても、最初は目立てなかった方が2週間の間でどんどん良くなっていったりして、成長する人は本当に成長するし、順番の違いひとつでもまったく印象が違ってきてしまうんです。どんどん人が減っていくから、何番を掴むかという運もあって。本当に、流れを掴むことが大事なんだと思いました。――松坂さんは今回、ステージの上で演奏するシーンも多かったですが、音楽家を演じて、役者との共通点などは感じられたんですか?松坂:舞台上で、お客さんの前でお芝居をするときの緊張感や、稽古で失敗を繰り返しながら初日を迎える緊張感は共通すると思いました。演奏シーンは最後の方だったので、スタッフ・キャスト全員が「あと1週間だぞ!」「あと5日だぞ!」みたいに、プレッシャーがすごくて(笑)。だんだん音楽チームも顔がピリついてくるんです。だからこそ生々しくて、良い緊張感でした。エキストラの方もたくさん来てくださったので、入場シーンも本当のコンクールのような緊張感でした。怖いんですよ! でも演奏はお芝居と違って、お客さんの反応を見て動きを変えられるところは、羨ましくも思いました。恩田:私も演奏をしていた経験がありますが、自分があがっているかって、全然わからないですよね。絶好調と思ってもボロボロだったりとか。逆に「ダメだ」と思った時が良かったりする。松坂:それはあります! 自分がダメだと思っていても、周りから「良かったね!」と言われたりとか。恩田:意外とありますよね。それって、なぜなんだろう? 不思議ですね。小説でも、書いてる時には乗っていたけど、後で読むと「なんなんだろう」と思う時もありますし(笑)。○■小説家と役者、原動力は――せっかくなので、何か松坂さんから恩田先生に聞きたいことなどはありますか?松坂:これだけの作品を生み出す原動力がなんなのか、伺いたかったんです。続けるためのモチベーションを保つのは難しくはないんですか?恩田:きっと、なんでもそうですよね。役者さんも、毎回毎回違う役を演じると思うので、どういう原動力なのか、逆にお聞きしたいです。松坂:作品に入ってる時は辛いことの方が多いし、考えなきゃいけないことや不安要素がたくさんあるばかりなんですが、終わった瞬間が本当に楽しくて。スタッフやキャストの方と、「じゃあ、一杯いきますか!」という瞬間(笑)。その一瞬が、辛かったメーターを上回るんです。それが持続的にやってくるので、乗り越えられるというか、支えになっている感覚はあります。恩田:どこも同じですね(笑)。私も原稿を書いているときは全く楽しくなくて。――でも、これだけずっとコンスタントに作品を出されてる作家さんも、なかなかいらっしゃらないのではないかと思いました。恩田:続けていないと不安になってしまうんです。常に書いてないと「小説家」と名乗れないような気がして。縮小再生産になってしまうのが怖いし、「休んじゃうと戻れないんじゃないか」と思うので、そこが原動力なのかもしれません。松坂:「休みたい」と思ったことはないんですか?恩田:いつも、思ってはいるんですけどね(笑)――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただけたら。恩田:原作ファンでも、原作を読んでない方でも楽しめると思います。音もすごく贅沢な作りになっているので、ぜひ、映画館でご覧ください。松坂:僕自身、クラシックからは縁遠い男だったので、この作品で初めて「クラシックって静かなだけじゃないんだ!」と思いました。まるで縦ノリのように心が踊る、前のめりになる感じが味わえたのはこの作品が初めてだったんです。僕のような、クラシック初心者ですという人でも、味わえる体験が待っていますので、ぜひ音響のいい劇場でご覧いただけたら嬉しいです。■恩田陸1964年生まれ、宮城県出身。1992年、『六番目の小夜子』でデビュー。『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。『蜜蜂と遠雷』で直木三十五賞と二度目の本屋大賞を受賞(直木賞と本屋大賞のダブル受賞も、二度の本屋大賞も史上唯一)。著書多数。■松坂桃李1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作は、映画『不能犯』(18/白石晃士監督)、『居眠り磐音』(19年)、『新聞記者』(19年)。2019年には『孤狼の血』(18年)で第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。現在、声の出演をしている映画『HELLO WORLD』が公開中。
2019年10月06日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の2020年春夏コレクションが、2019年9月27日(金)、フランス・パリで発表された。新デザイナー近藤悟史による1stシーズン最新コレクションは、宮前義之からバトンを引き継いだ、新デザイナー近藤悟史によるファーストシーズン。一枚の四角い布から生み出されるデザインにこだわる姿勢や、鮮やかなカラーリングなどに、創業者である三宅一生の面影も感じたゲストは多かったようだ。これに対し近藤は、ショー後のインタビューで「原点回帰というわけではないが、“ミヤケイズム”を僕なりに、現代的に解釈したもの」であると語っている。複数セクションからなるダンスショーファッションショーは、複数のパートで構成されたダンスショーを観ているかのように躍動感あふれるもの。コレクションピースを纏ったモデルたちは、時には優雅に舞い、時には軽やかに飛び跳ね、時にはスケートボードに乗りながら、会場の中を駆け巡るのだ。「洋服は人が袖を通して初めて活き活きとする。」そのことが存分に感じられる動きのある演出に、ゲストは1セクションが終わるごと大きな拍手や歓声を送った。“動く楽しさ”を教えてくれる服たとえば軽やかなテクニカル素材を使ったワンピースは、2枚の生地を合わせるようにして仕立てており、隙間から空気が入り込むことによってふっくらと膨れ上がる。モデルたちはあえてこの隙間を大きく開けて歩いてみたり、自らがくるくると回転することで空気を送り込んだりして、身体の動きによってワンピースのフォルムが変化することを教えてくれる。会場の天井に装飾されていたサークル状のモチーフが、ゆっくりとモデルの頭上に降りてくるという“早着替え”風の演出もあった。つい先ほどまで一枚の丸い布であったのに、頭上から降りてきたそれはモデルの肩から地面に向かってすとんと落ち、プリーツワンピースへと姿を変えたのだ。このプリーツドレスには伸縮した素材が使われている様子で、彼女たちが上下に飛び跳ねるのに合わせて、リズミカルに上下に揺れるのである。満面の笑みを浮かべながら思い思いにジャンプを繰り返す彼女たちもまた、“動く楽しさ”のある洋服の魅力を伝えてくれている。躍動感のあるグラフィックも鮮やかな色彩だけでなく、力強いグラフィックも目に留まった。ホワイトのキャンバスに空のようなブルーを走らせたプリントは、2人の人間が抱き合っている様子をイメージしたもので、近藤の“特にお気に入り”とのことだ。身体と洋服の関係を見つめ直してフィナーレはモデルたちが一堂に集結。全員が互いに手を繋ぎ、輪になってくるくると回ると、溢れるばかりの笑顔を浮かべて会場を後にした。地域も世代も体型も異なるあらゆる人にとって“喜びを感じられる”服、それは“動いて楽しい”服であるのかもしれない。身体と洋服の関係性を今一度見つめなおした近藤の服は、そんなことを教えてくれた気がする。
2019年09月30日グラビアアイドルの近藤あさみがこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『あさみ日和~新章~近藤あさみ』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:フェイス)の発売記念イベントを行った。同DVDは、ジュニア時代から活躍している近藤あさみの通算53枚目となるグラビア作品。今年3月に都内と神奈川で撮影された本作は、近藤がデザイン学校の学生役に扮し、卒業制作で作った衣装を恋人に見てもらうというストーリーが展開される中、スタジオで撮影された本作は、最初に人間だった近藤が犬となって、彼氏に飼われるというファンタジーに溢れたストーリー仕立てに。布の面積が少ない三角ビキニなど際どい水着を着用して、スレンダーボディーを披露するなどセクシーなシーンも満載となっている。この日のイベントのために新調したという水着姿で報道陣の取材に応じた近藤は「赤い浴衣の着たシーンは和室で撮影しました。大人っぽいシーンになっていると思います。それとピンクの衣装を着たシーンでは髪型もフワフワで衣装もフリルがついていて可愛いなって思います」と対称的なシーンを紹介。見て欲しいシーンを「赤い水着を着たシーンでは、可愛い感じでもあるし大人っぽいシーンになっています。その撮影の時はすごく寒くて、スタッフさんが小さいストープを持ってくれて私の身体を温めてくれました」と思い出に残るシーンをあげた。セクシーなシーンは和室で浴衣を脱ぐシーンだそうで、「自分から脱いじゃいました(笑)。恥ずかしさ? 別に何とも思わないです(笑)」と若干19歳も既に53枚のDVDを発表しているだけに、堂々としていた。最新作はウエディング風衣装も着用。それにちなみ、「いつまでに結婚したい?」という質問に「小学校の頃から23歳で結婚したいと思っていました。それは今でも変わりませんが、出来なさそうですね(笑)。お母さんからも『あなたは結婚できないわ』と言われてます」と残り4年と時間はあるが、「もう4年しかないんですよ!」と焦りを見せた。結婚する男性の条件については、「お父さんみたいな人がいいですね。お母さんがキツんですけど、お父さんはすごく優しいんです。仕事が忙しいのに、肩揉んでと言っても嫌がらずに揉んでくれたりして優しいんです」と話していた。
2019年09月18日お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久(35)の妻でモデルの近藤千尋(29)が3日、自身のインスタグラムを更新し、第2子を妊娠していることを報告した。近藤は、太田との連名でコメントを掲載。おなかに手を当てた写真を添えて、「この度新しい生命を授かることになりました安定期に入り、体調も少しずつ落ち着いてきましたのでご報告させて頂きます」と報告した。そして、「第一子の十愛を授かった時とは全く違う妊娠生活で戸惑う事も沢山ありますが、周りの皆様のご協力を頂きながら太田家で力を合わせてお腹の子を守り育てていけるように頑張ります!!」とつづり、「引き続き温かく見守って頂けたら嬉しいです」と呼びかけた。2人は、2015年9月に結婚し、2017年5月4日に第1子女児が誕生している。
2019年06月03日創作和菓子の宗家 源 吉兆庵より、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごとひとつ使用した和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)」が登場。2019年5月上旬より、銀座本店をはじめとする一部店舗にて先行発売、その後全国の店舗やオンラインショップにて順次販売される。フルーツの形や味わいをそのまま生かした宗家 源 吉兆庵の代表菓子「自然シリーズ」。新登場となる「陸乃宝珠」は、マスカットの高級ブランド品種であるマスカット・オブ・アレキサンドリアをまるごと使用した和スイーツだ。クレオパトラも好んで食べたと言われるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、さっぱりとした甘みと適度な酸味が特徴。一口食べると、上品で芳醇な香りが広がる。その果実のおいしさを最大限に生かすため、求肥の分量を粒の大きさに合わせて調整し、一粒ずつ丁寧に仕上げた。砂糖をまとった柔らかな求肥から、マスカット・オブ・アレキサンドリアの爽やかな果汁が溢れ出すこだわりの1粒を是非堪能してみて。【詳細】陸乃宝珠販売期間:2019年5月上旬~9月中旬販売店舗:全国の店舗やオンラインショップにて順次販売先行販売店舗:銀座本店をはじめとする一部店舗価格:1個 303円(税込)※マスカットの収穫量により販売期間などは変更になる可能性あり
2019年04月11日東京・恵比寿にあるCAGE GALLERYで、1月22日から飯岡陸がキュレーションを行うグループ展「凍りつく窓:生活と芸術」が開催中。澤田華《57 のプレビューおよび目下のシーン》2019Hana Sawada, 57 previews and the current scene, 2019道路に面した窓枠がギャラリースペースとなっているCAGE GALLERY。3月31日までの会期中は、ギャラリーとその周辺の“窓”を使用しながら、澤田華、鹿野震一郎、武田雄介の3人の作家が、入れ替わりで作品を発表をしていく。1992年生まれの飯岡陸は、これまで「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」(KAYOKOYUKI/東京・駒込倉庫)や「太陽光と…」(テラス計画/札幌)などを企画してきたキュレーター。CAGE GALLERYそのもの、そしてギャラリー周辺を題材にした本展では、展示と鑑賞の再発明を目論む。飯岡は、CAGE GALLERYによって生まれた周辺環境の磁場をすくい取り、キュレーションに組み入れた。澤田華からはじまる1期、続いて鹿野の2期、武田の3期と窓から窓へと乗り移るよう、街とイメージの関係の新しい解釈として提示される。【イベント情報】「凍りつく窓:生活と芸術」(キュレーション:飯岡陸)会期:1月22日〜3月31日会場:CAGE GALLERY住所:東京都渋谷区恵比寿2-16-8点灯時間:11:00 – 20:00 ※1期のみ展示は12:00-20:00となります*ギャラリー向かいのHender Scheme「スキマ」内に解説のハンドアウトを設置1期:澤田華 1月22日〜2月17日2期:鹿野震一郎 2月19日〜3月10日3期:武田雄介 3月12日〜3月31日
2019年01月26日フリーアナウンサーの平井理央とモデルのでタレントの近藤千尋が29日、東京・渋谷のカフェ・ベローチェ 渋谷二丁目店で行われたカフェ・ベローチェ「ホワイトフェア」開催記念PRイベントに出席した。シャノアールが運営するコーヒー店「カフェ・ベローチェ」は、12月1日から2019年2月28日の期間限定で、同社初となる冬のフェア「ホワイトフェア」を開催。冬をイメージした真っ白な限定メニュー全4種(ホワイト甘酒ラテ、ホワイトパンナコッタ~エスプレッソソースがけ、ホワイトモンブラン、ホワイトショコラて)を提供する。平井と近藤はキャンペーンの名前にちなみ、白のワンピース姿で登壇。クリスマスのシーズンらしいデコレーションを施した店舗について平井は「天井もテーブルの上も素敵なデコレーションがされていていつものベローチェとは違って素敵ですね」と目を丸くし、近藤も「普段とは違っていてインスタ映えしそうだなと思いました」と笑顔。キャンペーン中に提供されるホワイトモンブランを平井が、ホワイトパンナコッタ~エスプレッソソースがけを近藤が試食し、平井は「ホワイトチョコレートとマロンチョコレートが絶妙で、とても美味しいですよ! クリの食感も楽しめるので、1回で何回美味しいんだ!という驚きのある美味しいモンブランです」と絶賛し、それを聞いた近藤は「平井さんの食レポがあまりに上手すぎて頭が真っ白ですよ(笑)」としつつ、「パンナコッタとソフトクリームとエスプレッソを同時に食べることなんてないので、こんなに美味しいんだと思いました」とまとめていた。また、クリスマスの予定を聞かれると、平井は「まだ子供が小さいので、お家ですね」と残念がり、近藤も「お家ですかね。お家でサンタさんのコスプレをして楽しもうかな」と2人とも自宅で楽しむという。また、テレビの番組内で夫・太田博久(ジャングルポケット)と格差婚で話題を集めた近藤は「以前は私の(給料の)7分の1でしたが、今は売れてきて3カ月前は3分の1くらいになりました。今は年末なので、身体張って頑張っています」と笑いを誘っていた。
2018年11月30日史上初の快挙となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした小説「蜜蜂と遠雷」。若きピアニスト4人の姿を描いた話題作が、2019年秋に映画化されます。松岡茉優さんや松坂桃李さんといった豪華キャスト陣と、新鋭・石川慶監督が映像化に挑みます。2019年秋「蜜蜂と遠雷」公開予定「ここの優勝者は、世界最高峰のコンクールでも優勝できる」というジンクスがある芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台とした、若きピアニスト4人の挑戦・苦悩・努力・成長などを描く物語。話題作を多く生み出した原作者 恩田陸さん1992年に『六番目の小夜子』でデビューした恩田陸さん。SFやホラーから青春小説まで、さまざまなジャンルで執筆し、読みやすさと安定した面白さから幅広い年齢層の支持を得ています。2000年代から吉川英治文学新人賞や山本周五郎賞などをはじめとする、多くの賞を受賞してきました。そして2017年、「蜜蜂と遠雷」では直木賞と本屋大賞のW受賞という史上初の快挙を達成。話題作を豪華キャストが彩る松岡茉優さん松岡茉優さん2008年にデビューし、今や多くのCMやドラマなどに出演している松岡茉優さん。2016年~2018年に3部作で公開された映画「ちはやふる」に出演し、主人公のライバル役として圧倒的な存在感を放ちました。「蜜蜂と遠雷」では、かつて国内外のジュニアコンクールを制覇し天才少女と呼ばれたものの、母の死によりピアノが弾けなくなってしまった女性「栄伝亜夜」を演じます。松坂桃李さん松坂桃李さん2008年にモデルとしてデビューし、2009年「侍戦隊シンケンジャー」の志葉丈瑠 /シンケンレッド役で俳優としての活動がスタートしました。以降、話題の舞台の主演なども務め注目を集めています。本作では、音楽大学を卒業しながらも今はサラリーマンとなり今回を"最後の挑戦"としてエントリーした「高島明石」役を担当します。森崎ウィンさんPrizmaX左上:森崎ウィンさん2008年にダンスボーカルユニット「PrizmaX」に加入し、同年に俳優としてもデビュー。2016年にスティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、話題となった若手俳優です。演技力だけでなく、甘い声と高い歌唱力にも注目です。本作では、優勝候補と言われており在学中の名門ジュリアード音楽院では"ジュリアードの王子"とも呼ばれる「マサル・C・レヴィ=アナトール」役に選ばれました。映画「蜜蜂と遠雷」作品詳細公開時期2019年秋原作恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)監督・脚本石川慶キャスト松岡茉優松坂桃李森崎ウィン鈴鹿央士ほか映画「蜜蜂と遠雷」が待ち遠しい原作でも話題となった「蜜蜂と遠雷」に、石川慶監督による演出・豪華キャストが加わることでどのような作品となるのか、期待が高まります。公開は2019年秋です。注目の作品をお見逃しなく。
2018年10月22日人生の紆余曲折を経て、今年50歳を迎えるアナウンサー・近藤サトさん(49)。意外にも「蛭子さんの大ファン」ということで、本誌が対談の場をセッティング。「人生で大切なのは自由とお金」と言い切る蛭子能収さん(70)との異色の対談後、2人が悩み持ち寄り、“お互い”ゆるゆる人生相談が実現した。近藤が、蛭子の相談に答える! 【Q】「最近、女房から小遣いを減らされて、競艇で思い切った勝負ができません。いつかは大勝ちするかもしれないし、できたら小遣いを上げてほしいのですが?」(蛭子能収) 【A】「蛭子さんにお金を渡すのは、ドブに捨てるのと一緒」(近藤サト) いつか勝つと思い続けて、競艇でこれまでに1億円も負けているんですよね。 そんな蛭子さんにお小遣いをあげるのは、奥さまとしては、お金をドブに捨てるようなものだと思っているはず。 難しいですね……。 いっそのこと奥さまと一緒に競艇場に行くというのも手かも。蛭子さんがどれだけ競艇が好きかを理解してもらうと、少しは、お小遣いアップしてくれるかもしれませんよ。 それに、お小遣いが増えて返ってくれば、奥さまだって文句どころか大喜びになります。だから、なんとかして必勝法を見つけることですよ。 あとは……、せっかくなら仕事の一環にして「蛭子さんと遊ぶ競艇の会」を作って、会員を募ってみてはどうでしょう。参加者から集めた費用で、蛭子さんが勝負する。ファンがたくさん集まると思いますよ。 ただ、これも蛭子さんが勝たないと、参加者も来なくなってしまいますね……。 これは残念ながら働くしかありませんよ。一生懸命仕事して、働いた分、お小遣いを上げてもらう。蛭子さん!漫画を描くのが面倒なんて言っていられませんよ!
2018年05月05日人生の紆余曲折を経て、今年50歳を迎えるアナウンサー・近藤サトさん(49)。意外にも「蛭子さんの大ファン」ということで、本誌が対談の場をセッティング。「人生で大切なのは自由とお金」と言い切る蛭子能収さん(70)との異色の対談後、2人が悩み持ち寄り、“お互い”ゆるゆる人生相談が実現した。蛭子が、近藤の相談に答える! 【Q】「私の話は、説明が長すぎると人から言われます。蛭子さんのように、短くても心に響く言葉で話したいと思いますがうまくいきません。どうすればいいのですか?」(近藤サト) 【A】「人はみな、他人の言うことにはたいして興味がない」(蛭子能収) 一応、オレは漫画家だから、ふだん話すときも、漫画のセリフを意識しているかもしれません。セリフは短くて簡単で、わかりやすい言葉で表現したほうがいいんですよ。 あと、作風としても、あまり漫画のなかに、ト書き(説明)を入れることもありません。登場人物にセリフを言わせたら、あとは読んでいる人の想像に委ねるというか……。 そういえば、背景もあまり描かないように……、というか、基本的に漫画を描くのが面倒くさくなっているんですよね。比べたらギャラも安いし、テキトーといったらナンですけど、楽に漫画が描けるように努力しています。 近藤さんの話がくどいのは、一生懸命伝えたいからだと思いますけど、そもそも、オレが描いた漫画にしても、近藤さんが話す内容にしても、他人にはそんなに興味あるものじゃないと思うんですよね。だから、そんなに説明しなくても大丈夫だと思いますよ。 たぶん、近藤さんは、話すのが得意だから、よけいなことまで説明してしまうんじゃないですかね。自分はしゃべりが下手だと思っていれば、言い分が長くなることはないと思いますよ。 それに人の心に響く言葉かどうかなんて、相手の受け取り方で全然変わってくるから、何も考えないほうがいいですよ。
2018年05月04日人生の紆余曲折を経て、今年50歳を迎えるアナウンサー・近藤サトさん(49)。意外にも「蛭子さんの大ファン」ということで、本誌が対談の場をセッティング。「人生で大切なのは自由とお金」と言い切る蛭子能収さん(70)との異色の対談後、2人が悩み持ち寄り、“お互い”ゆるゆる人生相談が実現した。蛭子が、近藤の相談に答える! 【Q】「夫から細かいことでよく怒られますが、私は素直に謝ることができません。といっても、ケンカにならないように自分を抑えているので、ストレスがたまってしまいます」(近藤サト) 【A】「申し訳なさそうな演技をして、頭を下げておけばいい」(蛭子能収) 人に詫びることで“負けた”と思うから、ストレスになるんじゃないですかね。 別に負けてもいいじゃないですか。オレは、自分の信念を曲げてでも、相手の言うとおりにします。というか、そんなたいそうな信念もありませんけどね……。 とにかく、オレは人と争いたくないから、頭を下げて済むことなら、いくらでも謝ることができるんです。 というのも、オレがいちばん恐れていることは死ぬことです。とくに人に殺されるなんて真っ平ごめんです。だって人はささいなことでもめますよね。それが最終的には、殺し合いのケンカになってしまうと思っているんです。 それに日ごろから、他人の悪意を買わないようにしています。人と人のやりとりは、夫婦の間でも面倒くさいもの。手っ取り早くオレが折れておけば、不思議とうまくいくんですよ。たとえばオレは女房が少しでも不機嫌な様子だったら、理由がわからなくても、まずは謝っておきます。そもそも謝ることに、素直になったり、意地を張ったりする必要はありません。申し訳なさそうな演技をして、ただ頭を下げておけばいいだけです。
2018年05月03日近藤「こんにちは!きちんとご挨拶するのは初めてですよね」 蛭子「あれっ、初めてでしたっけ!?最近、記憶力がちょっと……」 人生の紆余曲折を経て、今年50歳を迎えるアナウンサー・近藤サトさん(49)。意外にも「蛭子さんの大ファン」ということで、本誌が対談の場をセッティング。「人生で大切なのは自由とお金」と言い切る蛭子能収さん(70)との異色の対談が実現した! シックな絞りの着物で現れた近藤さん。その艶やかさにオドオドする蛭子さん。 近藤「今日はすごく楽しみにしてきました。蛭子さんの漫画も読んでいますが、最近はエッセイも好き。(本誌連載をまとめた)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』も『笑われる勇気』もすごく面白かったです」 蛭子「そうですか。オレは読んでいないので、あまり内容がわからないですけど……」 近藤「ええっ?蛭子さんが相談にお答えになっているんですよね」 蛭子「あっそうでした!相談の回答が、すべて金で解決すると思っているんですが、それを言うと怒られるから、テキトーに答えています」 近藤「テキトーですか……。でも蛭子さんの本を読んだ73歳になる母は、『蛭子さんはいいこと言うわね』と話していたんですよ」 蛭子「そりゃ、マズイなあ」 近藤「蛭子ファンとしては、対談とか人と話すのが苦手だと知っていたので、今日は、断りきれずにいらしたのかなと、恐縮しているんですよ」 蛭子「いやぁ、今日はそうではないですよ。オレが考えているのは、お金を増やすことだけ。こうして仕事をするのも、ギャンブルに行くのも、すべて稼ぐためなんです」 近藤「すべてにおいて執着心がない蛭子さんですが、お金を稼ぐことには固執しているんですよね。建て前だらけの時代に、正直すぎる蛭子さんの発言が新鮮ですよ」 蛭子「オレは小さいころから『お金がある人だけが幸せになれる』と思っていて、今でもお金を増やしていくことが人生の目的なんです」 近藤「ほかの人が言うと、嫌な感じで聞こえるけど、蛭子さんが言うと『理解できる!』と思えるから不思議」 蛭子「でもオレはぜいたく品とか高級品には興味がないんですよね。『この世でいちばん大切なモノは?』と聞かれたら、本当はお金と言いたいところだけど、最近は、女房と答えるようにしています」 近藤「蛭子さんは奥さまを愛していますものね。エッセイに書かれている奥さまとのやり取りを見てそう思います」 蛭子「いつも怒られてばかりですけどね、えへっ」
2018年05月02日近藤「今日はすごく楽しみにしてきました。蛭子さんの漫画も読んでいますが、最近はエッセイも好き。(本誌連載をまとめた)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』も『笑われる勇気』もすごく面白かったです」 蛭子「相談の回答が、すべて金で解決すると思っているんですが、それを言うと怒られるから、テキトーに答えています」 人生の紆余曲折を経て、今年50歳を迎えるアナウンサー・近藤サトさん(49)。意外にも「蛭子さんの大ファン」ということで、本誌が対談の場をセッティング。「人生で大切なのは自由とお金」と言い切る蛭子能収さん(70)との異色の対談が実現した! 近藤「結婚して、子育てしながらも、これまでずっと仕事を続けてきて、気がつくと今年50歳。いろいろ悩みも出てくるんですよね」 蛭子「その年ごろの女性は、どんなことで悩むんですか?」 近藤「ふとしたときに『自分は何者なのだろうか』と思うことがあるんです。アナウンサーやナレーターという仕事を続けてきましたが、基本的には人が書いた文章を読んでいく仕事。ときに、心から湧き出た言葉で表現できたらいいなと思うんです」 蛭子「オレは自分が『何者か』なんて思ったことがありません。テレビでもスタッフの指示どおり。それで稼げるなら十分だと。それに人の言葉でも、気持ち込めて人に伝えられるのは、すごいことだと思いますけどね」 近藤「ありがとうございます。そういえば、先日、雑誌のエッセイを書くとき、蛭子さんになりきってみたことがあるんです。それまで原稿を書くときは、難しい言葉やいい表現を使おうとしていつも苦労していました。でも、気取らずに、思ったことをそのまま書いたんです。それがすごくウケたんです」 蛭子「へえ~。オレは、漫画でもそうですが、どうせ期待されていないんだから、と思いながら漫画やエッセイを作っています」 近藤「そんな肩の力の抜け具合がいいんですよね」 蛭子「あ~そうですかね。だから、同じようにオレは誰にも期待しませんよ」 近藤「はあ。実はもうひとつモヤモヤしたものがあって、仕事や人生、ファッションや髪形まで、どこか人のまねばかりしている気がするんです。そのときの流行に重ね合わせて生きていれば安心するというか……。でも自分がないような気がするんです」 蛭子「難しいですね。でもまねするのはそんなにマズイことですかね。オレは漫画を描くときは(漫画家の)つげ義春さんのまねばかりだし、色使いは(グラフィックデザイナーの)横尾忠則さんと同じように描いています。でもオレには才能がないから、2人とは違う作風に仕上がるだけ。そんなもんですよ」 近藤「人のまねをしても、自分のなかに取り入れることで、個性になることがあるんですね。なんだか自信が出てきました。蛭子さんは何か悩みはないんですか?」 蛭子「最近、女房から小遣い制にされて、月8,000円ですよ、ほら!(と、ポケットからボロボロの茶封筒に入った1,000円札を取り出す)」 近藤「わはは。悩みはお金ですか。うちは夫婦で財布は別々ですが、夫も宵越しの金は持たないタイプで、いつもお金がないと言っています」 蛭子「旦那さんは競艇とかしないんですか?」 近藤「ギャンブルには興味がないようですよ。それにしても蛭子さんは競艇の話になると目が輝きだしますね」 蛭子「そうですか。でも、いろんな悩みも、競艇場に行けば吹き飛びますよ」 近藤「今度、ボートレースを見ながら、お悩み対談もいいですね。今日は、気分がゆる~くなって、悩みが小さく感じられました。ありがとうございました」
2018年05月02日市内ロケには6万人が集結2018年3月22日(木曜日)に豊橋鉄道市内線でラッピング路面電車「陸王号」の運行がスタートしました。「陸王号」は、2017年10月から12月にかけて放映された連続ドラマ「陸王」のDVDとブルーレイの発売を記念して運行されるラッピング電車。「陸王」は豊橋市内でロケが行われており、中でも主要なシーンのひとつである「豊橋国際マラソン選手権大会」は駅前大通や広小路通、市役所前など市内線沿線で撮影を敢行。エキストラや見物客を含めのべ6万人以上がロケ地周辺に集まり、迫力のマラソンシーンが撮影されました。関連イベントも開催日は小児運賃が無料2018年4月8日(日曜日)には「ええじゃないか豊橋 市電の日イベント」が開催されます。豊橋駅南口駅前広場をスタートしドラマのロケ地をめぐる「『陸王』豊橋ロケ地めぐりウォーキング」が実施され、ゴールとなる赤岩口車庫ではミニほっトラム乗車やロケの撮影風景写真の展示が行われます。イベント当日は市内線(路面電車)全線で小児(小学生)運賃が無料。ヤマサちくわ、豊橋カレーうどんなどのグルメ屋台も並びます。「陸王号」は2018年5月6日(木曜日)まで運行。「陸王」のDVDとブルーレイは2018年3月30日(金曜日)に発売されます。(画像はプレスリリースより)【参考】※豊橋市のプレスリリース/PR TIMES※豊橋市
2018年03月30日アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの新作映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』が公開される。5人の主要キャラクター、霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にそれぞれ焦点を当てた『Case.1 罪と罰』『Case.2 First Guardian』『恩讐の彼方に__』の3作品が、2019年1月25日(金)より順次公開される。『PSYCHO-PASS サイコパス』とは『PSYCHO-PASS サイコパス』は、「踊る大捜査線」シリーズで知られる本広克行が総監督を務めたことにはじまり、監督・塩谷直義、ストーリー原案・虚淵玄(ニトロプラス)、アニメーション制作・Production I.Gなどトップクリエイター陣が集結したことで話題を呼んだオリジナルアニメーション。人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描いたSF作品として、幅広い層の心をつかんだ。2012年10月にTVシリーズ第1期が放送され、2014年7月には1期に新規カットを追加して再編集した「新編集版」が放映された。続いて、10月からは本屋大賞受賞作『天地明察』などで知られる作家の冲方丁をシリーズ構成に迎えたシリーズ第2期「PSYCHO-PASS サイコパス 2」を制作・放送。さらに、2015年1月には映画として『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』が公開され大ヒットを記録した。それから3年の月日を経て、始動するのが『「PSYCHO-PASS サイコパス」Next Project』だ。霜月×宜野座、須郷×征陸、狡噛にフォーカスした新劇場版3作品劇場版3作品の連続公開となる本作には、これまでのシリーズと劇場版に参加したスタッフが再集結。3作品全てで塩谷直義が原案・監督を、Production I.Gがアニメーション制作を担当するほか、Case.1の脚本を『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮が、Case.2およびCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真が務める。TVアニメ第1期、第2期のエンディングテーマが蘇るTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の第1期、第2期のエンディングテーマが、Case.1とCase.2のエンディングテーマとして起用される。また、今回のエンディングテーマは、ロックユニット・ブンブンサテライツ(BOOM BOOM SATELLITES)、中野雅之によるリミックスバージョンとなっている。ストーリー■『Case.1 罪と罰』2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。■『Case.2 First Guardian』常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。■『Case.3 恩讐の彼方に__』2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。来場者特典として設定集を限定配布公開初日より、3作品ごとに各作品のキャラクターやメカデザインの設定画、美術ボードなどを収録した設定集を数量限定配布。表紙は、キャラクターデザインを手掛ける恩田尚之による3作品のキービジュアル描き下ろし原画が使用されている。劇場購入特典付きムビチケ2018年11月9日(金)より、対象劇場にて3作品綴り前売り券(ムビチケ)が発売。劇場購入特典として、オリジナルクリアポストカードが付属する。作品情報劇場アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』3作品SSストーリー原案・監督:塩谷直義シリーズ原案:虚淵玄キャラクター原案:天野明アニメーション制作:Production I.G■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰』公開日:2019年1月25日(金)キャスト:宜野座伸元/野島健児、霜月美佳/佐倉綾音脚本:吉上亮総作画監督:中村悟■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』公開日:2019年2月15日(金)キャスト:須郷徹平/東地宏樹、征陸智己/有本欽隆SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:阿部恒■『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』公開日:2019年3月8日(金)キャスト:狡噛慎也/関智一SSストーリー原案・監督:塩谷直義脚本:深見真総作画監督:恩田尚之、阿部恒、中村悟<劇場購入特典付きムビチケ>発売日:2018年11月9日(金)価格:3,900円(ムビチケのみ)※販売劇場は公式サイトで告知。※本券1枚につき各Caseを各1回鑑賞可。劇場購入特典:オリジナルクリアポストカード※前売券(ムビチケ)1枚の購入につき特典1枚。※特典は数量限定の為、無くなり次第配布終了。
2018年03月11日ハリセンボンの近藤春菜(34)が2月16日、都内でNTTドコモの新アプリ「namie amuro~docomo VR stage」の発表イベントに出席した。 同アプリは今年9月限りでの引退を表明し、17日からドームツアーをスタートさせる歌手の安室奈美恵(40)とコラボレーションした世界初のアプリ。安室の特別なミュージックビデオが高精細映像で楽しめるというものだ。 安室の大ファンとして有名な春奈は、ファンクラブ限定のツアーTシャツを着て登場。「ファンクラブ会員です」とアピールした後も、ボケなしで“安室愛”を大熱弁。「自分でもすごく熱くて、みんな引いているなってわかっている」と苦笑した。 春菜は安室の音楽に「人生のターニングポイントで励まされた」という。 「一言で言うと“神”。神って思いすぎて、ライブで安室さん出てきたときに『安室さ~ん』じゃなくて『神』って言ったことがある」 春菜はそんな“神”とたまたまパーティで居合わせたことを告白した。沖縄国際映画祭のオープニングパーティでのことだ。春菜は緊張のあまり「ウーロン茶が喉を通らなかった」と明かしている。 「ただただかわいいかった。お茶目な所もあって、私がかけてたメガネをかけてくれて、こんなメガネが似合う天使いるんだと思った。それから自分で(そのメガネを)かけてない。大事にとってあります」 実はこの話には、さらなる“神対応”エピソードがあった。8日に放送されたフジテレビ系『VS嵐』で、春菜が明かしている。 緊張からか安室に話しかけられず、見つめるだけになってしまった春菜。芸人仲間の椿鬼奴(45)と森三中・黒沢かずこ(39)が前に立って「アタシたち見ているフリして(安室を)見な!」と援護してくれたという。するとその姿を見て、安室自身が近寄ってきたというのだ。そして、一言。 「いつもライブ来てくださってありがとうございます」 春菜は「頭が真っ白になった。ただ一言『大好きです』と言って泣いちゃって」と、安室の気遣いに涙が溢れてしまったという。 昨年9月、テレビ番組で「安室がいなくなることを寂しく思う現象=アムロス」について「安室の“ロ”に“ス”をつけんな、と。“安室ロス”だ。そこをくっつけて1つの単語にしないでほしい」と語っていた春菜。今回のイベントでも「この1年、安室さんに楽しんでもらう1年にしたい。恩返しの1年だと思っています」と思いを寄せている。
2018年02月16日話題の秋ドラマ『陸王』でもテーマとして描かれた実業団駅伝。その最高峰の大会が、毎年元旦、群馬県で行われる、ニューイヤー駅伝だ。「最近では出場選手の多くは箱根駅伝の卒業生。当然ですが学生時代よりさらにレベルは上がり、箱根の優勝校でも勝負にならないほど。まさに、駅伝日本一が決まるレースです」そう話すのは、元箱根ランナーでスポーツライターの酒井政人さん。実業団になじみのない人も“箱根で走ったあの選手”という視点で試合を観ると、新鮮に楽しめるかも。「大学は4年で卒業ですが、実業団にはそのくくりがない。前回の4区で実現した、順天堂大出身の今井正人選手と青学出身の神野大地選手の“新旧山の神対決”のように、世代を超えたバトルも見どころです」その4区は主力が集うエース区間。「最長区間のため、マラソンを意識して出場する選手も多い。東京五輪に向けて、長距離界をリードする選手が、ここから誕生していきます」ここでは2018年のニューイヤー駅伝、要注目の4選手をご紹介します!トヨタ自動車九州 今井正人選手(順天堂大学)第一線を走り続ける、初代・山の神。学生時代は箱根5区を激走し順天堂大を優勝に導く’17年はエース区間4区で2位と快走。後輩たちとどんな戦いを繰り広げるか期待!Honda 設楽悠太選手(東洋大学)東洋大優勝の立役者が日本期待の星に。’15、’16年と2年連続エース区間4区で区間新を記録。’17年はハーフマラソン日本新を記録するなど、今後のマラソン界を背負う存在。旭化成 村山謙太選手(駒澤大学)、村山紘太選手(城西大学)前回優勝チームを支える双子のエース。2人揃って世界陸上の日本代表経験もあり、弟の紘太選手は1万mで日本記録を持つなど、すでに一線で実力を発揮。学生時代には異なるノウハウを学ぶため、あえて別々の大学に進み、それぞれエースとして活躍した。写真左から、今井正人選手、設楽悠太選手、村山謙太選手、村山紘太選手第62回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝2018)は、’18年1月1日、9時15分スタート。前回王者の旭化成をはじめとする全37チームが、7区間100kmでタスキをつなぐ。TBS系で中継予定。※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ、アフロスポーツ(今井選手)(by anan編集部)
2017年12月30日12月24日の放送で最終回を迎えたドラマ「陸王」(TBS系)。最終回の平均視聴率も20.5%と大評判の今作だが、いっぽうで出演していた竹内涼真(24)には「痩せすぎでは?」と心配の声が寄せられているという。 キッカケは第1話の放送終了後に「陸王」のオフィシャルツイッターでアップされた竹内の写真。さらに回を重ねるごとに、ファンから《心配になる》との声が多数あがるようになっていたのだ。 今年10月にはスポーツ紙のインタビューで「マラソンの選手は毎日練習してその体になっている。近づくためには必要だった」と答えていた竹内。だが熱演の陰では、役柄にあわせて8キロ減量していたことも明かしている。 オーディションで勝ち取ったこともあり、並々ならぬ情熱で臨んでいたのだろう。そんな彼に、ファンから気遣いの声が寄せられていた。 《芸能人も役作りの為に痩せたり太ったり大変》《お仕事も大事だけど、体のことも考えたほうが》《痛々しいからせめて顔だけでも肉をつけ直してもらいたい》 前クールでも「過保護のカホコ」(日本テレビ系)で好演。7月に発売した2nd写真集「1mm」は期間内で6.2万部を売り上げ、「第10回オリコン年間“本”ランキング2017」の男性写真集部門で第1位に。またoricon newsの「2017 ブレイク俳優ランキング」でも第1位に輝いており、本年も大活躍の1年だった。 「陸王」では最終回が近づくにつれ、連日深夜まで撮影が続くようになっていたという。2018年の活躍のためにも、くれぐれも体調には気をつけてほしい!
2017年12月25日役所広司主演で老舗企業の再生物語を描いた日曜劇場「陸王」が12月24日の放送で最終回を迎え、本作に出演した山崎賢人と竹内涼真の2人の演技に賞賛の声が集まっている。重厚かつ多彩な共演者たちとの撮影は2人にどんな影響を与え、そこから彼らはどんな成長を遂げたのか?本作で役所さん演じる宮沢紘一の息子・大地を演じた山崎さん。山崎さんは『L・DK』や『ヒロイン失格』をはじめ『オオカミ少女と黒王子』や『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』などの少女コミック原作から『ジョジョの奇妙な冒険』『斉木楠雄のΨ難』など少年ジャンプ連載作までコミック原作の映画化作品で主演やメインキャラクターを演じることが多いのが特徴。“2.5次元俳優”のトップランカーとも呼べるようなキャリアを重ねながらも連続テレビ小説「まれ」や月9「好きな人がいること」などにも出演。『orange』等の演技で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど実力も高く評価されている。一方、陸王と出会うことでケガを乗り越え成長していくマラソン選手・茂木裕人を演じた竹内さんは、幼少期からサッカーをはじめ高校時代には東京ヴェルディユースに所属するなど、その高い身体能力とスタイルが魅力。若手俳優の登竜門といえる仮面ライダーシリーズ「仮面ライダードライブ」で主演、本作と同じ池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」や「時をかける少女」を経て『青空エール』『帝一の國』など出演映画もヒット。今年連続テレビ小説「ひよっこ」へも出演を果たし、最も“旬”な俳優として大きな注目を集めている。今一番熱い2人が共演することでも本作は注目された。主演の役所さんをはじめ志賀廣太郎、檀ふみ、光石研、寺尾聰といった重厚な俳優陣との共演はそれだけで若い俳優には刺激になったであろうことは言うまでもないが、さらに本作には歌舞伎界から市川右團次、落語界から桂雀々、ミュージシャンとしても人気のピエール瀧、元テニス選手でスポーツキャスターとしても活躍する松岡修造、作家の阿川佐和子など各方面から多彩な人々が出演。いずれも独特の個性を放ちながら物語のなかにしっかり息づいたキャラクターを演じていた。本作では毎回泣き所満載の展開が続き、アップの場面で感情を露わにする芝居も多く、感情の起伏の表現はもちろん涙を流すタイミングなどこれまでの作品以上に“演技”について学んだ部分も多かったのではないだろうか。特に山崎さんは分が何者かを模索しながら回を追うごとに自信を得ていく大地の姿を、その目線で語る演技で見事に演じ切り、竹内さんもケガで選手として自信を失うも、「こはぜ屋」との出会いから“走ること”の意味を見つめ直し、再び自信を取り戻していく茂木の姿を感情を抑えた芝居と爆発させる芝居を見事に使い分けることで表現していた。本作の撮影期間の間にも俳優として成長を遂げたと感じられる場面も多く、最終回終了後にはSNSに2人の演技を絶賛する声も続々投稿されていた。本作を経験したことで俳優として大きく成長した2人。2018年の山崎賢人と竹内涼真の活躍に期待が高まるところだ。(笠緒)
2017年12月25日人気作家・池井戸潤の同名小説を役所広司主演でドラマ化した「陸王」の最終回が12月24日に放送され、数えきれないほどの感動の声をはじめ、豪華キャスト陣の演技に絶賛の声が寄せられるなど、様々な反応がSNS上に投稿され続けている。創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所さんが演じたほか、山崎賢人、竹内涼真、風間俊介、上白石萌音、ピエール瀧、寺尾聰ら豪華キャストの出演で、会社の存続を賭けてランニングシューズの開発に挑む感動の企業再生物語を描き出した。※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。最終回は宮沢らが松岡修造演じるフェリックスの御園社長からの融資を受け入れ、茂木はアトランティスのサポート選手となるも豊橋国際マラソンの出走直前に「陸王」を履くことを決意。佐野岳演じる毛塚と激戦の末優勝。それによって「こはぜ屋」は見事に再生を果たす。山崎さん演じる大地はメトロ電業に内定、新たな道を歩みだすという展開だった。放送中からタイムラインには「陸王涙不可避やん」「あーこれヤッバイ、涙止まらない」「陸王見て号泣してる」「ずーっと泣いてる」などの“号泣”ツイートが大量に溢れかえり、「最高のドラマ」「スタッフさんもキャストさんもみんな最高」と作品の素晴らしさを讃える声も多数。また山崎さんと竹内さんという、いま最も人気がある若手俳優の2人の共演にも注目が集まったが「山崎賢人の演技が光る」「毎週可愛すぎる山崎賢人くん」「茂木裕人が竹内涼真でよかった」「茂木ちゃん、いい表情してるなあ」と両者の演技や表情を評価する投稿も。本作は俳優界以外からも様々な人が出演したことでも話題になったが、最終回の感想ツイートで目立ったのが「松岡修造はなんであんなに芝居うまいんだろ?」「なんだかんだで修造演技上手い」といった松岡さんに関するツイート。その演技を評価する声とともに「修造が大人しくスポーツ観戦してるなんて…」「辛いだろうなぁ…スポーツを黙って観ていなきゃいけない役どころの修造(笑)」など、スポーツ番組やバラエティで“激アツ”なテンションをみせている松岡さんが、大企業の社長という役柄ゆえに抑えた芝居をしている姿を見て、その内心を心配するような声まで上がっていた。(笠緒)
2017年12月24日現在発売中の「JUNON」2月号は、巻頭に俳優・窪田正孝が登場!また、竹内涼真、佐野岳がライバルを演じる「陸王」について対談。今回もイケメン大集合の内容となっている。今回巻頭に登場するのは、1月放送スタートの石原さとみ主演ドラマ「アンナチュラル」にて、“メガネ理系男子”久部六郎役で出演が決定している窪田正孝。自分にとって不自然なことが起きたらどう対処する?という質問には、「ケースバイケースですが、僕は割と流すことが得意かもしれないです」と言い、「『不自然だな』と思っても、『きっといろんな事情があるんだろうな』と思って我慢しちゃいますね」と自身について語った。また、10月期放送のドラマ「陸王」に出演する竹内涼真と佐野岳の対談も掲載。“陸王”にかけて、自分は“何王”か?という話題では、佐野さんは“岳王”と回答。「岳という大きな国があって、そこを支配しているのが岳王、俺なの。住人は自分であり、王も自分」と独特な発言。また竹内さんは“やさ王”だと言う佐野さん。「基本的に、人のことを思って行動してるんだよね」と説明すると、竹内さんは「嬉しいけどちょっとダサい…(笑)でも気に入りました」と照れ笑いを見せ、2人の仲の良さが垣間見える対談になっていたようだ。そして、2018年は戌年ということで、「美男子×ワンちゃん特集」も掲載。羽子板デートでは「仮面ライダービルド」の犬飼貴丈、ドラマ「弱虫ペダル」で主演を務め注目を集めた小越勇輝は、こたつデートで登場。そのほか、Shuta Sueyoshi、與真司郎、「GENERATIONS」、「超特急」などが出演している。「JUNON」2月号は発売中。(cinemacafe.net)
2017年12月22日12月17日放送の第9話で平均視聴率15.7%を記録したドラマ『陸王』(TBS系)。『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』に続く池井戸潤氏の原作ドラマとあって、スタート前から注目を集めていた同作。第8話でも最高視聴率17.5%を記録しており、最終回を前に「視聴率20%超え」の期待がかかっている。 そんなドラマの好調の理由とは、いったい何なのか。元芸人の山下しげのり記者(49)が分析する。 今回、僕が注目したいのは視聴率ではなく陸王の個性的なキャスト。通常のドラマより芸人さんが多く出演していることが目につきます。 レギュラー陣では小藪千豊さん(44)、桂雀々さん(57)、「春やすこ・けいこ」の春やすこさん(56)、「かしまし娘」の正司照枝さん(84)、「げんき~ず」の宇野けんたろうさん(35)など。ゲストでも木村祐一さん(54)、ヨネスケさん(69)、鳥居みゆきさん(36)、「シティーボーイズ」の斉木しげるさん(68)、内場勝則さん(57)などです。 なぜこんなにも芸人のキャスティング率が高いのでしょうか。伊與田英徳プロデューサーのインタビューをみると、ドラマにおける演技やストーリーについて新鮮な演技やあざとさがないことを重視されているようです。つまりプロデューサーが求めているのは“自然さ”と“新鮮さ”ということになります。 新鮮さという点では、普段からあまりドラマに出ていない芸人のほうが新鮮な演技になるのも頷けます。また自然さという点でも、芸人は普段からコントで極力自然な演技を心がけています。なぜならフリの演技に少しでも違和感が生じると、その違和感にお客さんが気を取られてしまう。そうするとオチの部分がブレてしまい、笑いが半減するからです。 しかし芸人がいくら新鮮で自然な演技をしていても、輝けるのはやはり俳優陣の熟練された本物の芝居があってこそ。そうした太い屋台骨があって初めて、イレギュラーな芸人陣の演技が際立つのではないでしょうか。
2017年12月19日第5、第6話が視聴率16%超とますます追い風で快走中のドラマ『陸王』(TBS系・日曜21時~)。経営危機に陥っていた老舗足袋業者「こはぜ屋」が足を痛めないランニングシューズの開発に挑戦するという企業再生物語だが、ここで鍵となるのが『シューフィッター』の存在。いわば“靴合わせのプロ”で、百貨店や専門店などで靴を選ぶ際に足や靴の相談にのってくれる人たちだ。 現在、認定シューフィッターは全国で3,800人以上。なかでも、今回のドラマで演技指導を依頼されたのが「一般社団法人足と靴と健康協議会」の事務局長・上級シューフィッターの木村克敏さん。撮影現場では、カリスマシューフィッター・村野尊彦役の市川右團次に、靴の持ち方、履かせ方といった所作、靴のチェックの仕方などをアドバイスしている。 「靴の持ち方なんて、普通の人は意識しません。ましてや“他人の靴”のひもを結ぶなんて、慣れていなければ難しい。でもそこは、さすが俳優さんですね。市川さんは、すぐに所作をマスターされて、私から見ても、もう立派なシューフィッターです」(木村さん・以下同) 第5話での茂木裕人選手(竹内涼真)の「こんなにも気持ちのいいシューズ(陸王)は初めて」というセリフに感動した人も多いと思うが、私たちも、あんな“快感シューズ”に出会えるのだろうか? 「もちろんです。ただそのためにはまず自分の足をよく知る必要があります。実際には、正確な足のサイズを知らない方がほとんどなんです」 足のサイズには長さのほか、幅、つま先など、いくつかチェック項目があるという。 「私たちは外出中、ほとんど靴の上で生活しています。足に合わない靴を履き続けているということは、長時間足や体に余計な負担をかけていることになるのです」 体を支えているのは足の母指球(足裏の親指の付け根)、小指の付け根、かかとの3点。靴が大きいと靴の中で足が動いてしまい、その3点がずれて重心が不安定になるのだ。 「通常、体重は2本の足で支えるわけですが、50キロの人で片足25キロずつ。さらに歩けば1.2~1.5倍、走れば2倍以上の重さがかかります。ところが靴が合っていないと重心が不安定になる。それで無理にバランスを取ろうとすれば足首、膝、腰、肩などに“ひずみ”がおよぶことも」 これが腰痛や膝痛などの原因となり、さらには目のかすみや片頭痛など、体のさまざまな不調へつながっていく可能性があるという。 足の計測はシューフィッターにお願いするのがベストだが、それが無理でも誰かにお願いしたほうがよい。計測時に両足に均等に体重をかけなければならず、自分ではなかなか正確に測れないからだ。また足のサイズは変わりやすいので、年に1度は計測しておくほうがよいそう。 「基本的に足の長さはそれほど変わりませんが足囲や足幅は変わります。年齢とともに筋肉が落ちてくれば足囲も細くなってきます。また高齢になれば、足裏のアーチも下がりぎみになりますので、足長だけでなく、足囲と足幅も定期的に測ってください」
2017年12月10日12月3日に放送されたドラマ『陸王』(TBS系)で本格俳優デビューを果たした元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造(50)。連ドラレギュラーは初めてにもかかわらず、堂々とした演技を見せていた。 「『陸王』は役所広司さん(61)演じる老舗足袋業者『こはぜ屋』社長が、裸足感覚のランニングシューズ開発に乗り出す“企業再生物語”。松岡さんが演じるのは大手アパレルメーカー社長。礼儀正しく真っ直ぐな熱い男ながら冷静なビジネス分析もできる、松岡さんの人物像そのままな役柄です。プロデューサーも『この役は松岡さんにしかできない』と熱く説得したそうです」(テレビ局関係者) 松岡が演じるのは『こはぜ屋』再生の鍵を握る重要な人物だという。ドラマの今後を左右する役どころだけに、プレッシャーを感じていたようだ。彼はこうコメントしている。 《いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました》 その熱い気持ちを表すように、彼は今まで誰も聞いたことがないような役作りをしていた。 「松岡さんは撮影の2週間前から役作りをしていたそうですが、まずやったことが“家中の壁という壁に役所さんの顔をプリントアウトして貼りつける”というもの。理由として、彼は『日本のトップ俳優である役所さんの前で演技すると、緊張してしまうはず。だからまずは見慣れた顔にしておくことを重視しました』と真剣な顔で話していました。お風呂以外のすべての壁に貼るほどの徹底ぶりだったそうです」(ドラマスタッフ) 奇想天外にも思える役作り。だがこれが功を奏し、現場でも大評判だったという。 「初回の撮影でも、松岡さんはいっさいNGを出しませんでした。カメラが回っていないところでも熱血漢の松岡さんがいるおかげでいつも明るいので、現場の士気もあがっています。そんな撮影を見たほかのドラマ班も興味津々。すでに来年のドラマキャスティングリストに松岡さんの名前を加えたそうですよ」(前出・テレビ局関係者) “まいにち、役所”計画でピンチを乗り越えた松岡。50歳の熱血新人は、芸能界でも頂点を目指せるのか!?
2017年12月06日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「たしかに江戸時代から行田は足袋の町として栄え、昭和13(’38)年から30(’55)年にかけてのピーク時には全国シェアの80%となる、年間8,500万足もの足袋を作っていました。職人だけでなく、生地や糸、ミシンを扱う関連企業が約200ありましたが、現在は12社、年間生産数も200万~300万足と激減しています」 こう危機感を募らせているのは、昭和4(’29)年に創業した「きねや足袋」の3代目社長・中澤貴之さん(40)だ。中澤さんはドラマ同様のランニング足袋「KINEYA MUTEKI」を開発した。 「ドラマのモデルといわれますが、たまたまランニング用の足袋を開発したという共通点があるだけです。でも、ここにたどり着くまでは、苦労の連続でした」(中澤さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 中澤さんは「きねや足袋」に26歳で入社。ろくに足袋をはいたことすらなかった。 「靴は歩くときのサポートをして足を守りますが、足袋は素足に近く、本来の足の機能を十分に使うように作られています。足指が地面をつかむようにしっかりアーチができて、土踏まずを形作る。はき始めはふくらはぎが張ったりしますが、しだいに姿勢はよくなり、私自身は腰痛がなくなりました」 足袋の機能性に驚くとともに、もの作りの楽しさにも目覚めた。 「ミシンの使い方から覚えました。足袋作りは、一つ一つが細かい作業です。昔ながらの職人さんから『目で覚えろ。いちいち聞くんじゃねえ』と怒られることもありました」 職人経験によって自社製品への愛情と自信が育まれ、営業の場で生かされた。 「ただし、現状は厳しい。どんなに売れる商品を作っても、せいぜい年間何百足の世界だし、値段も2000~3000円が限界。やってもやっても収益は上がらない。これまでの足袋の発想に縛られず、新しい商品を開発しなければ、5年後、10年後に会社はつぶれてしまうと思い、焦っていました」 そんなときに偶然出会ったのが、はだしでフルマラソンを完走することで有名な鍼灸師・高岡尚司さん。 「はだし感覚で走れる足袋の発想を持っていて、私も“これだ”とすぐに開発することに決めたんです」 しかしランニング足袋となると、長年の職人から見れば邪道。「社長の倅が好き勝手にやっている」という反発もあるかもしれない。そのため当初は、父親にも内緒で、ごく限られたスタッフのみで開発に取り組んだ。 「通常のシューズはスポンジ系のソール(靴底)と、アッパー(足の甲を覆う靴の上部)を接着剤で接合します。しかしMUTEKIでは、ソールを軟らかい天然ゴムにして、アッパーには手で縫いつける。こうしたこだわりで、しなりがよく、足との一体感が生まれる商品となりました」 ’13年に新製品が完成。その数日前、これまで内緒にしていた2代目に新商品の完成を伝えると、いつも厳しい父親が「やりたいようにやりなさい」と認めてくれた。 「最初の2年は苦戦しましたが、徐々に知名度も上がって、今では年内の販売は予約すらお断りしている状況です。どんなにニーズがあっても、ものづくり、職人としてのこだわりがあるので、手間は惜しめません。大量生産は無理なんです」 MUTEKIを武器に、中沢さんは老舗の復活に邁進している。
2017年12月03日高視聴率をキープする、池井戸潤原作、役所広司主演のドラマ『陸王』(TBS系)。舞台は埼玉県行田市。老舗足袋店社長が、衰退する足袋産業に新風を吹き込むために、ランニング足袋「陸王」を開発するという物語だ。 「『陸王』の1話目に、エキストラとして出演したんです」 スマホ画面でそのシーンの画像を見せてくれたのは、武蔵野ユニフォーム社長の小松和弘さん(45)。龍柄や麒麟柄、紅白のダルマ柄など、“いかにも外国人が喜びそうな日本”の絵柄のカラフルな「SAMURAI TABI」を開発し、行田市では“足袋ブームの仕掛け人”としても有名だ。 「でも、自分は職人でもなければ、行田出身でもないんです。もともと仲間数人でIT企業を起こして、ソフトやアプリの開発、ホームページの作成をしていました」(小松さん・以下同) 足袋の町・行田の復活に挑戦する“リアル陸王”の世界を追った。 同社は小松さんの妻の父親が経営していたのだが、’12年に義父が他界して、小松さんが継いだのだった。 「ちょうどそのころ、カラフルで派手な着物が好きな知人から、この着物に合う足袋を作ってほしいと問い合わせがあったんです」 だが、同社が扱っていたのは白衣や作業着など。足袋のノウハウは持ち合わせていなかった。 「試作品の1号として、黄色地に黒い水玉模様が入った布を持って、近所の職人さんのところに行ったんです。さすがに最初は『こんなの誰が買うの?』『なんでこんな変なものを作らなきゃいけないんだ』と言われたものです」 それでも職人を説得して、SAMURAI TABIを完成させると、将来性を感じずにはいられなかった。 「靴下が普及し、洋服文化が広まったことで足袋は廃れましたが、SAMURAI TABIは洋服にもジーパンにも合う。靴よりむしろ“新しい”と思ったんです」 地域活性化の一助となればとの思いで開発したが、肝心の行田出身者は“いまさら足袋なんて”とマイナス思考だったという。しかし小松さんは、視野を広く持ち、海外にも目を向けていた。 「’15年にはパリのジャパンエキスポに出店しました。日本文化が好きなパリ人は『オー、サムライ』と興味を持って商品を手に取ってくれたんです」 受け入れられたのはポップなデザインだけではなく、何より足袋の持つ機能性があってこそのはず。行田出身者ではない小松さんの“足袋愛”を見て、職人や行田の人たちが応援するようになった。 ’15年からは毎年、行田市のお祭りに合わせて、足袋の着こなしを競う「足袋コレ」を企画している。 「現在はネット販売のほかに、ドイツで1店舗、フランスで3店舗に商品を置いてもらっています。さらにアジア各国にも販路を広げて、足袋の魅力を世界に伝えたいです」 再び足袋の聖地としてのにぎわいを取り戻したい。行田ではドラマ顔負けの熱い男が、奮闘していたのだった。
2017年12月03日