岸谷香が、2月13日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催するライブイベント『岸谷香 感謝祭2022』の模様を生配信することが決定した。2019年より行われている『岸谷香 感謝祭』は、岸谷が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、毎回様々なゲストとセッションをする恒例のコラボイベント。今回は自身のガールズバンド・Unlock the girlsを従え、根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)といったそれぞれ交友のある実力派のフロントマンふたりと豪華セッションを披露する。視聴チケットは1月23日12時より発売中。なお生配信終了後から2月19日23時59分までアーカイブ配信も予定されている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット情報】・有観客チケット:全席指定9,000円(税込 / ドリンク代別)・配信視聴チケット:4,000円(税込)チケット購入リンク:岸谷香 オフィシャルサイト:
2022年01月31日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の後編では、『感謝祭』でのコラボレーションのアイデアがたくさん出てきた。岸谷のプライベートスタジオでの取材であり、すぐそばにピアノとギターがあるので、弾きながら会話が進行。対談自体がコラボレーションの一部分みたいでもあった。一緒に演奏する楽しさは、言葉はもちろんふたりが奏でる音からも伝わってきた。バンドについて、当日の演出について、それぞれの性格についてなど、会話の内容も自在。『感謝祭』への期待が広がる対談となった。※前編は こちら()――岸谷さんと和田さんと根本さんに共通するのは音楽・バンド・楽器への情熱なのではないかと感じます。和田一緒に飲んだ時にも楽器トークで熱く盛り上がったんですよ。女子でこういう人あまりいなかいよなぁって新鮮な驚きがありました。香さん、本当に楽器のこだわりがあるよね。岸谷唱くんのこだわり方とはまたちょっと違うんだけどね。唱くんはギター小僧がそのまま大人になったみたいなタイプじゃない?(笑)ちっちゃい頃からギターが大好きで、ずっと弾いていたんだろうと思うんですね。私は踊りや振り付けが嫌で、「楽器を持たないのは嫌だ」「それは自分じゃない」ってところから始まって、長年かけて、本番のステージで弾けるようになってきたタイプだから。「楽器を離さないぞ」という気持ちは強いんですが、唱くんは自然にギターが大好きだよね。唱くんのライブでの演奏を観ると、「ギター、うまいなぁ」っていつも思いますね。岸谷香和田いやいや(笑)。――2016年にはそれぞれのライブにゲストで出演しています(TRICERATOPS『PREMIUM ACOUSTIC LIVE』2016年4月17日SHIBUYA CLUB QUATTROと『KAORI PARADISE 2016ーはじめてのひとり旅ー』2016年7月24日品川プリンスホテルクラブex)。その時の感想を教えてください。和田僕はいまだにクラブexでの「Diamonds」の最後の締めのフレーズが悔しいよ。本番でしくじりまくって、「もう1回!」「ああ、もう1回!」って4回繰り返したんだよね。(ここでギターを手にして、実際にそのしくじったリフを何度も再現する)あのしくじりはいまだに自分の中でもしこりとして残っている(笑)。岸谷じゃあ『感謝祭』で、そこの部分やる?(笑)和田ぜひぜひ、リベンジさせて!(笑)岸谷TRICERATOPSのアコースティックライブに出た時にも「Diamonds」やったじゃない?和田ああ、やったね。岸谷その時、とても新鮮だった。私は男の子と女の子が無理して同じキーでやるのって、好きじゃないのよ。和田「Diamonds」は男にはキーが高いしね。岸谷だからどっちかがすごくよろしくない状態になるのよ。和田あるある。男のキーに合わせたら女子には低すぎるし。どっちかが無理することになるよね。岸谷だから私は唱くんが歌うところは唱くんのキーにしたんですね。「Diamonds」は普段はEなんだけど、Aでやったのね。出だしが唱くんだったから。和田そうか、途中で転調したんだ(ここで再現して、ギターを弾きながら歌う)。岸谷そうそう、それで間奏で知らんぷりして原曲のキーに戻って、2番は私が歌い出すというアレンジだったんですけど、唱くんの「Diamonds」、とても新鮮でした。あの時はギターなしでハンドマイクだけで歌ったもんね。――それはとてもレアではないですか?岸谷そう。私がピアノを弾いていたんですよ。吉田佳史くんもドラムを叩きながら、笑っていました(笑)。和田僕がギターを弾かないで、ハンドマイクで歌うことって、そうはないからね。岸谷そう。Aのキーでやった「Diamonds」もとても新鮮だった。キーっておもしろいなと思って。あと、来てもらった時に、TRICERATOPSの「ポスターフレーム」を一緒にやって、すっごく楽しかった。この曲は分数コードだから、ピアノに任せて!みたいな(笑)。あれでコラボで伴奏する喜びを知りました。和田香さんとの付き合いのブランクが長かっただけに、その後、お互いのライブに参加したり、一緒に曲を作ったり、レコーディングをしたり、いろんなことを一緒にできて、うれしかったですね。岸谷レコーディングでもTRICERATOPSの中に混ぜてもらって、4人で録るのがおもしろかった。バンドっていいなあと実感しました。バンドっていいテイクが出る時って、あっ、出た!って感じになるよね(笑)。和田その場で何か思いついたら、「おっ、これをやってみようよ」ってすぐにできるしね。「My Life」のサビにギターで「こういうフレーズを入れてみない?」って香さんが言って、その場で一緒にやったの覚えてる?(そのサビのギターのフレーズを弾いてみせる)和田唱(TRICERATOPS)岸谷あっ、やったやった。ふたりで同じ部屋に入って、マイク1本で「せーの」でギターを録ったよね。和田そう、このアルペジオ。(ギターで弾いてみせる)岸谷やったね。(ユニゾンでピアノで同じフレーズを弾く)同じフレーズを一緒に録ったね。和田そうそう、「そこ、同じでいいの?」って僕が聞いて、香さんが「同じでいいの」って。こうやって一緒に演奏していると、どんどん思い出すね(笑)。(しばらく当時のレコーディングを再現して、ふたりでギターとピアノを弾きまくる。さらに一緒にハモっていく。音楽の楽しさ、美しさがスタジオ内にも漂っていく。取材中とは思えない、やわらかくて温かな空気だ)岸谷なんか、止まらなくなっちゃうね。後半のここのところもさ、私が「4小節ぶちぬきでGで行こうよ」って言ってやってたら、唱くんが遠慮なく、「いや、ベースは絶対にBに上がりたい」って言うから「わかりました」って(笑)。林幸治くんが途中で「どっちをやればいいの?」って顔をしていたよね(笑)。ふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところ(岸谷)和田やりとり、楽しかったよね。ふたりでああだこうだ言い合ってて。しかもそのやりとりのテンポが早い。香さんは僕のことを「せっかちだ」って言うけれど、違うんですよ。香さんのほうがせっかちなんです(笑)。岸谷お互いにそう思っている(笑)。林くん、せっかちがふたりもいるから、困ったんじゃないかな(笑)。音符を数音弾くたびに「違う!それじゃない!」「あっ、それそれ!」とか、どんどんふたりの声が入ってくるから。和田多分、あのレコーディングの日、林は相当疲れたと思う。僕と香さんがあまりにも「ああだこうだ」っていうから。しかもふたりともどんどん思いついちゃうし、その思いつきのテンポが異常に早いでしょ?(笑)。岸谷唱くんが「あっ!」って言った瞬間に、「よし!わかった!」って(笑)。説明しなくても、「あっ」っていうだけで、何を言うかが想像がつくんですよ。途中からマネージャーとか、みんな笑っていたよね(笑)。――以心伝心というか、まさに息が合っているんでしょうね。岸谷すごいスピードで物事が決まっていきました。でもふたりとも一番大事にしているのは、音楽としてグッと来るかどうかだっていうところも良かったですね。――最終的にやっぱり音楽的な共通点があるんですね。和田「My Life」で作った三声のコーラスがあって。「この曲を参考にして、コーラスを作ってきてほしいんだけど」って、香さんが聞かせてくれたブライアン・ウィルソンの曲、実は僕がメチャメチャ好きな曲だったんですよ。『Brian Wilson Reimagines Gershwin』というガーシュウィンのカバーアルバムの2曲目の「The Like in I Love You」。みんなが聞いているようなメジャーな作品じゃないだけに、あれはとてもびっくりした。岸谷そういうことも含めてツーカーでした。「ブライアン・ウィルソンみたいなコーラスを作ってきて」って頼んだら、唱くんが水を得た魚みたいに喜んでやってくれました(笑)。で、唱くんが作ってきたものをその場で歌ったら、それで本チャンOK(笑)。――「ミラーボール」と「My Life」は『感謝祭』でも聴きどころになりそうです。岸谷「ミラーボール」はTRICERATOPSのアコースティックライブにお呼ばれした時にやっただけで、エレクトリック編成のバンド演奏ではやってないんですよ。Unlock the girlsでは演奏しているんだけど、その時は同期ものを使ってエレクトロな感じのポップスでやっているので、実はレコーディングしたあの形は生ではやったことがないのよ。和田そうか、まだ1度もやってないんだ。僕が“girls”の演奏で感心したのは大サビのところで、一拍あけたこと。このやり方っていいなって思った。だってクロスしなくて済むでしょ。岸谷そう。レコーディングはクロスしてたから、あけたの。(ここでギターとピアノでの確認作業がしばし続く)――今回は根本さんとも共演することになります。和田要さんとは『クリスマスの約束』で顔合わせはしていますが、実際の共演は意外にないんですよ。同じ番組に出ているけれど、直接的なコラボはほぼしてないんじゃないかな。――『感謝祭』のコラボ、貴重なものになりそうですね。岸谷要さんもギターが大好きで、ギターソロ、ガンガン弾くんですよ。80年代の超絶ギターソロみたいなのをやるので驚きました。和田ギタリストとしての要さんは僕とはタイプが違うんですよ。プレイはかなりテクニカル。しかも要さんってとてもフレンドリーな性格で、普段はいっぱいおしゃべりして場を和ませてくれるけど、ギターソロになると、真顔になって表情をまったく変えないから、びっくりですよ(笑)。――それだけ真剣に集中しているということなんでしょうね。岸谷私の場合はYukoというギタリストが同じバンドの中にいるから、「ここは弾かなくてもいいや」ってこともあるんだけど、唱くんも要さんもギターを弾かないことはほぼないわけじゃない?ボーカル&ギターが3人いるので、いろいろできそう。ギターを持ってきてもらって、それぞれのギターソロを楽しみたいな。和田僕は精いっぱいやりますよ。今、ギターの話ばかりしてますけど、要さんも香さんもまずボーカリストとして素晴らしいので、そこも気合が入りますね。岸谷要さんはすごいよ。夜中までずーっと歌って、次の日は朝早くから歌っているから。和田ライブで疲れたと思ったこと、1回もないらしいよ。「ライブって疲れないじゃない?」って言うから、「いやいや疲れますよ」って(笑)。岸谷一番年上なのにね。和田喉の調子が悪くても、ライブは楽しいって言いますもん。あれはすごいな。僕は調子が悪い時はライブ、つらいですもん(笑)。要さんの境地に一生のうちに到達できるのかな。岸谷でも要さんも若い時は頑張っちゃってたって話を聞いて、少し安心しましたけど。――和田さんはUnlock the girlsの中で演奏するのはどうですか?和田女性バンドに加わるのは未経験ですから、楽しみです。なんかプリンスみたいですよね(笑)。プリンスも一時期、やってたんですよ、プリンス以外は全員女子。岸谷3RDEYEGIRL(サードアイガール)ね。和田どんなふうになるんだろう?Unlock the girlsでのライブも観させていただきました。いい演奏するし、彼女たちいい表情でやってるし、とても楽しみですね。岸谷彼女たちもメッチャ楽しみにしてますね。彼女たちは年齢的にも多分、TRICERATOPSを聴いていた世代だろうし。和田FLiPとは随分前に対バンしたことがあるので、ギターのYukoちゃんとドラムのYuumiちゃんは前から知ってました。Yuumiちゃんは対バンした流れで、何度か僕らのライブも観に来てくれました。ベースのHALNAちゃんとは共演したことがありませんが、楽しみです。最近は女子のバンドが増えて、いいプレイをする子がたくさんいるよね。岸谷うちのバンドのメンバーも、女の子だからってことではなくて、それぞれいちミュージシャンとして、いいグルーヴを出すんですよ。だから歌っていて、とても気持ちいいの。でありつつ、女の子としての良さも持っているので、いいなあと思っています。――バンドとソロの魅力ということについても聞きたいのですが。おふたりともバンド活動もソロ活動もやっているという共通点があります。和田いや、僕はそんなにソロをやった感はなくて。岸谷ええっ?思いっきりソロじゃない?和田ソロなんだけど、ひとりでやってきたからね。これがバックバンドを入れてやっていたら、ソロ活動をやっているという感覚が強くなるのかもしれないけれど、僕の場合はレコーディングもひとりだけでやったし、ライブもひとりだけでしょ。岸谷ああ、そっか。和田だからひとりでやりましたというだけで、ソロ活動をやりましたという認識があまりないの。岸谷でもそうかもしれない。ソロ活動って、バンドと何が違うかというと、1対サポートという関係性があって、他の人がいることが大きな違いになるわけだけど、ひとりでやってると、そこはないもんね。和田そうなんだよね。バンド以外の他の人とやったことがなくて、そこも未経験。僕は未経験が多いですね(笑)。――サポートメンバーとやることはイメージできないんですか?和田今のところはそうですね。自分がソロをやるとなった時に、考えはしたんだけど、まだ今は違うかな、どこまでひとりでできるか確かめたいなという気持ちが強かったんですよね。岸谷バンドを解散したわけではないことも大きいんじゃない?“バンドがあるのに、なんで他の人とやるの?”みたいな感覚もあるでしょ。和田ああ、それはちょっとあるね。岸谷私もプリンセス プリンセスで活動していて、ソロをやった時には、全然違う音楽性でやることを意識しました。オーケストラを入れるとか、これだったら、まったく違うものだから、他の人とやるのもわかるよねって、誰しもが納得する形でやっていた気がします。だって、ソロをやると言いつつ、違うバンドみたいな形でやると、浮気してるみたいになるじゃない?和田そうなるよね。浮気感はどこかで出てくる気がする。サポートメンバーとやるんだったら、バンドでやればいいんじゃない?とか、いろいろ考えますね(笑)。岸谷私はバンドを体験して解散して、その後、サポートのメンバーもひとりぼっちも体験して、またUnlock the girlsをやっているわけじゃない?プリンセス プリンセスが解散した時、「ガールズバンドはもうやらないぜ」って思ったんだけど、今はまたこういう形でやることができて良かったなと思っていますね。和田今言われるまで、プリンセス プリンセスとUnlock the girlsが同じくガールズバンドだってこと、まったく意識してなかった。岸谷私は男性ミュージシャンとやる時には“1対サポート”という関係を感じるのね。だからバンドをやるなら、やっぱり女の子がいいなあって思いました。バンドって、きっと気質だよね。もともとソロで活動している人がバンドをどう捉えているかはわからないけれど、“1対サポート”と“バンド”って、外から見ると、同じ形態に見えるかもしれないけれど、まったく違うものだから。同じように歌っていても、感覚もまったく違うしね。私はやっぱりバンドが好きだな。理由はわからないけれど、されどバンドなんだよね。和田僕は子供のころからバンドへの憧れがあったからね。自分がデビューする時もバンドでデビューしたいと思っていたし。バンドって、実際にやってみるまではどういうものなのかよくわからないのに、その一員になりたいという憧れだけはずっとあって、今もその感覚は続いてますね。岸谷バンドって、その人たちが集まっただけで、音を出さなくてもバンドのたたずまいがあって。どんなに演奏がうまくても、バンドとそうじゃない人たちとでは出てくる音が違うと思うんですよ。精神の違いみたいなものが出るというか。僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ(和田)――『感謝祭』では岸谷さん、和田さん、根本さんで、ギター、キーボード、コーラス、いろいろな組み合わせが考えられますが、今の時点で考えていることはありますか?岸谷とりあえずステージに鍵盤も置くことだけは決めているから、唱くんとピアノとギターでふたりだけというのはやりたいですね。和田それもいいね。――さっきからピアノとギターでふたりでやってる感じ、いいですよね。和田そう、あの感じですよね。「My Life」みたいな曲をふたりでやるのもありだし。岸谷要さんともふたりでやりたいし、唱くんともやりたいですね。あとはそうだな、生まれて初めてのガールズバンドの一員に加わっての演奏も楽しんでいただきたいですね。うちのバンドのメンバー、みんな、コーラスがめっちゃ上手だから。和田あ、それはいいね。そう言われると、「My Life」もコーラスがほしくなっちゃうな。歌えるっていいねぇ。岸谷あとは唱くんとの出会いの曲でもある「Fever」を、許してもらえるなら、私たちでアレンジして、鍵盤を入れたり、コーラスを足したり。和田もちろん。岸谷女子の「Fever」にしたりとか。和田ああ、いいね、だったら僕はギター、弾かないな(笑)。それもいいでしょ、ハンドマイクを持って、ノリノリで踊りながら歌う(笑)。岸谷それはおもしろそう。でも唱君はギターがないと、途中で間が持たなくなるかもよ。和田あり得るけれど、それはそれで楽しもう!(笑)。岸谷ただお呼びして、私たちがバックバンドをやりますっていうだけだともったいないから、せっかくだから、驚かせるくらいこっちでアレンジしちゃいたい。和田ああ、いいね!岸谷「もし嫌なところがあったら言ってね」って。和田OK、OK。じゃあアレンジしておいて。キーだけは現キーで、アレンジはもうおまかせ。岸谷やったー!(笑)岸谷楽しみだなあ。ツインギターをやろうよ。オクターブでハモったり。和田いいよ。楽しみだね。曲、何をやるか考えておいて。岸谷はい!(笑)――岸谷さんと根本さんの対談では、和田さんがリハを仕切るのではないかとの話になっていましたが。和田いやいや、僕は要さんが仕切るんじゃないかと思っていますよ。多分、僕がいちばんおとなしいですよ。――『感謝祭』のトーク、かなりにぎやかになるんじゃないですか。和田要さんとは先日放映された『クリスマスの約束』でもご一緒しましたけど、要さん、転換の時もいろいろ話していたんですよ。放送されないところも、要さんが全部つないでいた。あのパワーはすごいですよ。僕はきっと本番ではそんなにしゃべらないと思いますよ。最近、わかったことなんだけど、まわりがあまりしゃべらないと、結構喋るんですよ。ここは僕がまとめなきゃいけないんだなっていう本能が働くんですね。でもまわりに喋る人がいると、おとなしくなる傾向があります(笑)。――責任感ゆえに話すということですね。和田TRICERATOPSでは、今は林も喋るようになりましたが、以前はほとんどしゃべらなかったので、僕が話すようにしてましたし、うちの家族といる時、母がいて、奥さんがいる時って、僕はまったく喋らないです。要さんがいて、香さんがいるでしょ。きっとそれと同じ現象が起こるような気がする。僕は時と場合によって、すごく変わるんですよ(笑)。岸谷私も実はそうだから、シーンとなる場面があるかも。いや、ないかな(笑)。そこは要さんを頼りましょう。和田要さんは「何も考えてなくても、口を開けば、どんどんトークが勝手に出てくる」って言ってましたからね!「でまかせでいいんだよ」っていうんですが、でまかせにしては気が効いた言葉がたくさん出てくる。やっぱり才能ですよね。――今回の対談でもふたりのかけあいは相当おもしろいですよ。和田香さんはどんどん返してくれますからね。岸谷お互いにせっかちだから、言葉の頭でさんざんかぶっちゃって、聞いてる人はわけがわからないかも(笑)。――セッション的な楽しみもありそうです。岸谷スリーコードのロックンロールで、それぞれのソロで好きにやるとかね。プリンセス プリンセスのロックンロールもあるから、そこから発展させていくとか。和田あっ、それはいいね。お客さんもそれはうれしいんじゃないかな。岸谷お客さんに楽しんでもらうことはもちろんなんですが、バンドのみんなも楽しみにしているし、待ち遠しいですね。和田普段はないシチュエーションだから、意外と女子の中に入って、緊張するかも。僕、どうしょう、カチカチに緊張しちゃったりしたら(笑)。――逆に超ノリノリで、ゴキゲンで演奏するかもしれませんよ。和田味をしめて、ハマって、女子でバンドを結成したりとか(笑)。岸谷唱くんの女子力が発揮されるかもしれませんね(笑)。本番はもちろんですが、まずはリハが楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月12日2022年2月13日に開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に先駆けてのホストとゲストの対談。前回の岸谷香×根本要(スターダスト☆レビュー)に続いて、岸谷香×和田唱(TRICERATOPS)の対談を前編・後編の2回にわたってお届けする。ふたりは岸谷のアルバム『PIECE of BRIGHT』で2曲を共作し、互いのライブにもそれぞれゲストとして参加している。今回の共演は自然な流れと言えるだろう。対談場所は岸谷のプライベートスタジオ。スタジオなので、ピアノやギターが並んでいる。話の途中で、岸谷がピアノを、和田がギターを弾く場面もたくさんあった。言葉だけではなくて、音での会話も成立。音楽的な対談からは『感謝祭』の準備の楽しさも伝わってきた。――根本さんから和田さんに『感謝祭 』に参加するにあたっての伝言があります。「オレに複雑なことをさせるな。オレに楽をさせろ」とのことです。和田ああ(笑)。3人の中では僕が一番後輩ですからね(笑)。そこは(根本)要さんに従うしかありません。僕自身、後輩という立場の現場が徐々に減ってきているから、たまにはいいことですよね。岸谷そっか。そうだよね。――「TRICERATOPSを聞いてバンドを始めました」という話を、若いバンドからよく聞くようになりました。和田そうなんですよ。そういうケースも少しずつ増えてきました。でも後輩の立場の方が自然というか。以前は自分たちが年下というケースがほとんどでしたし、そういう期間が長かったですから。岸谷私も要さんと一緒にいると、「失礼しま~す」って、後輩のポジションで楽をさせていただいています(笑)。岸谷香――前回の対談で岸谷さんがコラボレーションをやると決めた時に、「和田さんと根本さんの顔が浮かんだ」とのことです。和田さんは岸谷さんから声がかかって、どのように思われましたか?和田香さんと一緒に共作してから数年経っていたので、またこうやって一緒に音楽をできることになり、うれしく思っています。一緒に曲を作ったことがある人って不思議なもので、しばらく会わなくても会えば一瞬で距離が縮まるんですよ。岸谷人間関係のカテゴリーとして、「一緒に曲を作った人」というジャンルが確実にありますね(笑)。――今回の対談では、岸谷さんと和田さんの出会いのところからうかがいたいのですが。和田ずいぶん昔だよね。岸谷きっかけは「FEVER」(TRICERATOPSの1998年11月リリースのシングル曲)を聴いたことですね。この曲のコード進行、私が作る曲とタイプが似ているなあ、気が合いそうだなと思ったら、トリオのバンドでやっていると知って驚いたんですよ。「この曲を3人でやっているの?」「テンションコードが入っているのに、鍵盤はいないんだ」と驚いて興味を持ち、レーベルがエピックで同じだったので、ラジオのゲストに来てもらったのが最初ですね。和田あの時は声をかけていただき、光栄でした。岸谷当時のビジュアルを見ていたから、きっと突っ張った男の子が来るんだろうなと思っていたのね。和田えっ?実際どうだった?岸谷今よりは突っ張っていたのかもしれないけれど、「こんにちは」って言ったら、普通に「こんにちは」って返してくれて、最初から自然に会話できました(笑)。PUFFYの『JET CD』というアルバムが出たばかりだったんですが、私はこのアルバムで1曲作曲しているんですよ。民生くんから「PUFFYのアルバムを作っているんだけど、曲が足りなくてさ。曲あまってない?」と言われて、「じゃあ書くよ」ってことになり、「春の朝」という曲を作曲した経緯があります。で、その「春の朝」について、唱くんが「聴いたよ。あの曲の転調、かっこいいね」って言ったんですよ。和田いやいや、さすがにその時は敬語だったよ(笑)。和田唱(TRICERATOPS)岸谷イメージとしては「かっこいいですね」じゃなくて、「かっこいいね」だったのよ(笑)。――いきなり転調が話題になるなんて、メロディメーカー同士の会話ですよね。和田香さんの作曲した「春の朝」、すごく気に入ってて。さすがだなと。岸谷いえいえ。私も転調のところが気に入っていたので、やっぱりこの人とは音楽的なところで、気が合うなと思いました。和田この時の話をしばらく忘れていて、再会してからこの話になって、あの曲が好きだったなと思って、久しぶりに「春の朝」を聴いたら、僕がその後、見事にあの曲と似た曲を作っていたことが判明しました。「Couple Days」という曲の転調するところ。これは自分でもびっくりした(笑)。岸谷えっ、どこ?ここ?(ここで岸谷がグランドピアノで該当するフレーズを実演)和田そうそう、その次のメロディ!僕は無意識だったんですが、今のメロディの転調が好きで、知らず知らずのうちにパクってました!申し訳ない!(笑)岸谷いえいえ。和田当時、女性バンドのボーカリストがメロディラインを作るケースって、そんなに多くなかったんですよ。作詞する人はたくさんいましたが、作曲する人はそんなにいなかったので、香さん、なんて音楽的な人なんだろうと驚いたことを覚えていますね。岸谷今でこそ、バンドをやっている女の子はたくさんいるけれど、昔はいなかったよね。唱くんが学校のころって、クラスでバンドやっている女の子はいた?和田いや、全然いない。岸谷私は中学のころ、軽音楽部だったんですが、男の子が持っている機材を見て、「あっ、エフェクターだ」って言ったら、「女の子が“エフェクター”って言った!」って珍しがられました(笑)。そういう世代なのかもしれないですね。和田今でこそ、香さんがギターや機材が大好きだということをよく知っていますが、最初にちゃんとお話した時はちょっと新鮮でしたよ(笑)。共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました(和田)――話が遡りますが、会う前の時点で、和田さんは岸谷さんをどう認識していたんですか?和田TRICERATOPSがデビューしたのがプリンセス プリンセスが解散した翌年で。実家のテレビで、プリンセス プリンセスの武道館での解散ライブを観たのを覚えています。その時、香さんがミニスカ姿でMCをして、「私、こんなカッコしているけど、来年30歳よ」と語った言葉が印象に残っています(笑)。赤い衣装だったかな?岸谷そう、赤。当時、ゴレンジャーみたいにそれぞれのイメージカラーって、決まっていました(笑)。解散したのが29歳の時だから、今から考えるとまだ若いんですが、10代からやっていたバンドなので、解散ライブの時はやりきった感があって、そういう発言になったんだと思います。和田ちょうど僕らがデビューの準備に入っていた時期ですね。岸谷終わりゆくバンドと始まるバンド(笑)。和田ハハハ。だからプリンセス プリンセスが解散して、香さんはソロになっているという認識がある中で、ラジオのゲストとして招かれたということですね。――その後の交流はどんな感じだったのですか?和田香さんがライブに来てくれたんですよ。岸谷渋谷公会堂(1999年2月13日)に観に行きました。ものすごく盛り上がっていて、楽屋もたくさんの関係者であふれかえっていたので、邪魔だろうなと思って、さらっと失礼しました。和田そう、香さん、意外とあっさりと帰っちゃったんですよ(笑)。僕としてはもうちょっとコミュニケーションを取りたかったんですが、香さんは「楽しかったです〜」って感じで去っていった。えっ、もう行っちゃったのってくらい、物足りなかった(笑)。そこからかなり間が空いたんですよ。17年間くらいかな。間が空いたのは香さんがお母さんになったことも大きかったんじゃないかな。岸谷そうね。お母さんになって、音楽活動から隠居状態がしばらく続きましたからね。――再会のきっかけは?岸谷震災のあとにプリンセス プリンセスで復興支援しようということになり、再結成したことが関係しているんですよ。プリンセス プリンセスはツアーをやるようになってから解散まで、同じスタッフでツアーを回っていて、家族みたいな関係だったんですね。でも再結成には復興支援という大きな目標があったので、「あの時は良かったね」的な同窓会のムードにはしたくなかったので、新しいスタッフ、若いスタッフとやることに決めたんですね。和田なるほど。岸谷それで各部署で新しいスタッフと進めていたのですが、私のテック担当が東京ドーム1日目は来られないことになったんですよ。私としては16年ぶりにプリンセス プリンセスで手一杯なのに、テック担当者が違うことになり、テンパっていたんですね。替わりをやってくれたテックがMくんで、「大丈夫かな?」って不安だらけだったんですが、実はすごいテックで、1日だけのローディーなのにノーミスでパーフェクト。その時に仲良くなり、その後もお願いするようになりました。ある時、そのMくんが「すみません明日は他に入っているので、来られません」「えっ?誰」「TRICERATOPSというバンドです」っていう。よくよく聞くと、「TRICERATOPSが大好きで田舎から出てきて、テックをやっています」ということで、そのMくんのつながりで、TRICERATOPSのZepp Tokyoでのライブ(2015年6月5日)を観に行きました。渋谷公会堂から16年ぶりくらいかな?和田それくらいですね。香さんと会うことはもうないのかなと思っていたので、うれしかったですね。岸谷唱くんとMくんと3人で飲んだんだよね。和田そう、その時点でも僕は相変わらず敬語(笑)。でも香さんに「唱くん、もうそれやめない?」と言われて、「そう簡単には無理ですよ」「いや、もうやめて」ってことになり、そこからは僕も切り替えが早かったですね。いきなり「あのさ~」ってタメ口になりました(笑)。岸谷私はライブに行った時点も、TRICERATOPSのニュー・アルバム『SONGS FOR THE STARLIGHT』を聴きこんでいて、どの曲もとても良くて、やっぱりこれは好みが合うなあと思っていたので、「チャンスがあったら、一緒に曲を作りたいね」「いいよ」って、その飲み会でも提案して、実現しました。――「曲を作って」ではなくて、「一緒に作りたい」というのは、やはり似ているところがあると感じたからですか?岸谷そもそもの根底で似ているところがあるし、ピンと来たんですよ。唱くんとだったら、お互いに楽しみながら、いいものができるんじゃないかなって。――それが岸谷さんのアルバム『PIECE of BRIGHT』に収録されている「ミラーボール」と「My Life」の2曲です。岸谷どうやって曲を作ろうかなと考えた時に、ふたりで「せーの」で作るイメージがわかなかったんですね。以前、寺岡呼人くんと共作したことがあって、その時は彼が途中までしかできてない曲を持ってきて、その先を考えるのが楽しかったんですよ。人のエッセンスをもらうのが楽しかったので、交換日記風に作るのが楽しいかなって。――共作することは、お互いの根底の部分でのすり合わせを行うことでもあるでしょうし、メロディと歌詞の共作は深い関わりの中での作業だったのでは?岸谷お互い、大変だったと思いますよ。リスペクトもあるし、お互いを尊重しながら、自分の個性も出すわけだから。和田共作を経たことで、より仲良くなったという感覚はありました。――「ミラーボール」と「My Life」、どちらもとてもいい曲です。岸谷私が最初に「ミラーボール」のウーリッツァのリフからAメロの出だしくらいまでを作って、「じゃあこの後は唱くん、よろしく」ってMTRで録って送ったら、唱くんがギターを弾きながら歌っているボイスメモが速攻で送られてきたんですよ。「なんとかかんとか~?、いや、こうじゃないな、なんとかかんとか~?」って、やり直しもそのまま入っているボイスメモ(笑)。和田ああ、そうだそうだ(笑)。岸谷そうか、ボイスメモでいいのかと思って、次からは私もボイスメモで送りました。――そういうところも会話っぽいですね。岸谷「ミラーボール」を作っている時に、のちに「My Life」の一部分になるメロディを唱くんが送ってきたんだよね。和田えっ、そうだっけ?(そういいながら、和田はギターで、岸谷はピアノを弾きながら、その当時のメロディのやり取りを再現。このやり取りも実に楽しいものだったのだが、残念ながら、文字では伝えられません!)唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね(岸谷)――1曲作っているつもりで、2曲になってしまったのは、お互いがそれだけ刺激しあいながら、創作していたということなのでは?岸谷自分の想像しないところに行くのが共作のおもしろさだから。和田まさにそう。岸谷それで、2曲録ることになりました。和田せっかく作ったんだから、録らなきゃもったいないですからね。歌詞も交換日記風のやりとりをしながら作りました。岸谷「ごめん、私は歌詞が苦手だから、唱くん先に書いて」ってお願いしました。和田女性が歌う歌だから、僕発信でと言われても、よくわからなかったので、「イメージだけ言って」ってお願いしましたね。そしたら「My Life」は“もうすぐ別れる二人が車に乗ってドライブしているイメージ!”と言ってくれて。これは非常にビジュアル化しやすかったので、わりとスムーズにできて、香さんに第一稿を送りました。岸谷第一稿もなにもこれ、ほぼ完成してるじゃない、バッチリじゃないという感じでした。いくつか、変更したところはありましたが、おおよそ第一稿を活かした歌詞になっています。で、「ミラーボール」は唱くんがミラーボールというワードを出したんだよね。とても唱くんらしいタイトルじゃない?和田実は「ミラーボール」というタイトルの曲をかつて作ろうと思ったことがあって。岸谷えっ、そうなの?和田そう。「ミラーボール」という曲を作ろうと思いながら、ずっと実現せずにいて、いつかどこかで使いたいと思っていて、「ああ、ここだ、ここで使えばいいんだ!」って気づいたという(笑)。《あなたはまるでミラーボールの光》《あなたを照らすミラーボールになろう》というフレーズがあって、は“私はあなたにとってのミラーボールの光でありたい”という主人公の気持ちを描いたんですが、香さんからのご指摘があって、いろいろやり取りがありました。岸谷唱くんの書いた歌詞を見て、私は理屈で書いているんだなぁって感じましたね。あの時はいろいろ言ったよね(笑)。「ミラーボールは単体だとキラキラしないんだよね。光を当ててあげようよ」って提案したんだけど、唱くんが「いや、そういうことじゃなくてさ、君は僕のミラーボールくらい、どかんといきたいんだよ」って言ったのをよく覚えてますね。私がガタガタ言ったんだけど、唱くんが「香さん、ミラーボールの構造上の問題は置いておいて、もっと歌詞の内容としてさ」って(笑)。「はい、その通りですね」って最終的に納得しました。和田僕も香さんから言われて、「そっか、ミラーボールって、そういうものか...」って迷っちゃいましたよ(笑)。――それだけ深くお互いにやりとりしたということですね。岸谷「まあいいや」で済ますことはありませんでした。唱くんとお互いに納得するまでやりとりをしました。和田最初は香さん、「唱くんに任せた」って言ってたんだけど途中から火がついてきて、「唱くん、ここさぁ」っていろいろ提案してきて、あれが良かった(笑)。岸谷そうそう、私はツアー中で、どこかのバーラウンジみたいなところに行って、イヤホンをしながら死ぬ気で歌詞を書いて、唱くんに送ったんですが、バッサリ削られて、「あれ?採用されてないんだ」って(笑)。和田僕も失礼なヤツだね(笑)。岸谷いや、私は採用されたくて送ったわけじゃなくて、「へー、こんなことを考えているんだ」って、唱くんが考えないだろう発想を渡したくて、送っていたところがあるのね。唱くんは普段はひとりで書いている人だから、「こういう切り口もあるのか」って感じてくれるかもしれないな、そういう協力をしようと決めて、恥ずかしい気持ちを置いておいてガンガン送ったので、それはそれで良かったかなと思っています。――和田さんは岸谷さんとの共作をどう感じましたか?和田とてもいい経験になりましたし、自分ひとりでは到達できないところに行けたと思います。もともと共作自体をしたことがないし、しかも女性と共作ってなかなかないですよね。誰かがメロディを作ったものに僕が歌詞をつけたことはありますが、連絡をとりながらの共作は桜井(和寿)さんに続いて、女性では香さんが初めてでした。岸谷言いたいことを遠慮せずに言いあいながら作れたのが良かったですよね。「ミラーボール」の最初の《かかとの音が夜道を》というところ、最初は《かかと》が《パンプス》だったんだけど、「ごめん、唱くん、私はパンプスは履かないから」って(笑)。「サンダルはどう?」と提案して、結局、間をとって<かかと>になりました(笑)。会話を重ねることによって、曲ってどんどん自分のものにもなるんだなってことも感じましたね。和田女性でも「僕」って歌う人もいるじゃないですか。それで香さんに「主人公の設定は僕と私、どっちがいい?」って聞いた気がする。岸谷唱くんには悪いかなと思ったけど、唱くんは女子力高そうだし、大丈夫かなと思って、「私で」とお願いしました。和田女子力が高いって、香さんに初めて言われましたね(笑)。これまでの人生でそんなことを考えたことがなかったんですが、香さんに言われてから、なるほど、僕は女子力が高いのかって思うようになりました(笑)。岸谷私の男らしいところと唱くんの女子力の高いところのミックスが今回とても良かったんだと思います。『感謝祭』でも女子バンドの中で、唱くんの女子力がどう発揮されるかが、楽しみです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■TRICERATOPSオフィシャルサイト:
2022年01月11日恒例となった岸谷香の自主企画イベント『岸谷香 感謝祭』。2022年2月13日(土) にKT Zepp Yokohamaで開催される『岸谷香 感謝祭 2022』に、ゲストとして根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)が参加することになった。音楽面での交流が深い3人であり、それぞれがボーカリスト・プレイヤー・バンドマンという共通点もあり、音楽的な楽しみの詰まった自由自在なステージになることは間違いないだろう。岸谷のガールズバンド、Unlock the girlsに根本と和田が参加するというスタイルも新鮮だ。ここではイベント開催に先駆けて、岸谷と根本の対談、岸谷と和田の対談をそれぞれ前編後編に分けて4回に渡って掲載しよう。第1回目は岸谷香×根本要の前編。トークを聞いているだけで、ステージの光景が目に浮かんできそうだ。香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人(根本)――2015年に愛知県体育館で行われたスターダスト☆レビューの主催イベント『音市音座 2015』に岸谷さんがゲストで参加されたのが最初の共演です。どんな経緯で実現したのですか?根本僕らがいろんなイベントをやり始めている時期で、香ちゃんにゲストとしてぜひ出てほしいと考えて、オファーしました。僕らとしてはゲストの条件がありまして。ミュージシャンとして尊敬できる人間であること、ソロで歌えること、バックもやってくれること、コーラスもやってくれることでした。香ちゃんにOKしていただいてありがたかったですね。単純に僕らがプリンセス プリンセスの曲を一緒に演奏したいという気持ちを持っていたことも大きかったですね。――岸谷さんは根本さんからオファーが来て、どのように思われたのですか?岸谷スターダスト☆レビューとプリンセス プリンセスは集まり方がまったく違うのですが、どこか似ているような気がしていました。「私たちは音楽をやっているけれど、音楽をとっぱらったら、ただの女の子だからさ」みたいな意識があったんですが、要さんたちにも似た意識があるんじゃないかと勝手に感じていました。「俺ら、ただの音楽好きだからさ」みたいな。岸谷香根本ただの音楽好きのオヤジです(笑)。岸谷だからとても自然な気持ちで参加させていただきました。実際にリハーサルに参加してみて、やっぱり似ているなあ、バンドってこういうことだよなあと感じました(笑)。根本リハーサルで最初に会った時点で、香ちゃんはバンドの気質をよく理解している人だとわかったので、すっかり意気投合して、その後も何度もお願いしているという経緯があります。――最初のリハーサルの時の印象は?根本岸谷香という人間のすごさを感じましたね。香ちゃんの音楽的な指摘が実に明解で的確だったんですよ。リハーサルの初日からいきなり、「そこ、音が違わない?」って指摘されて、「これはちょっとまずいぞ」と、メンバーの背筋が伸びました(笑)。初めての現場で、なかなか言えないじゃないですか。雰囲気でなんとなく感想を言うのは簡単なんですが、普通ならば流してしまうようなところを音符で的確に指摘してくる。音楽を聴く耳が良くないとできないことだし、より良いものを作ろうという姿勢を持っているということですよね。僕らとしても、まずはプリンセス プリンセスの名曲を正確に再現して、ある程度出来上がってから、自分たちなりの個性を出したかったので、ありがたい指摘でもありました。あの発言によって、僕らの中での「ミュージシャンとしての岸谷香」のイメージが出来上がりました(笑)。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんを見て私が感じたのは、やっぱりバンドっていいなあ、うらやましいなあということでした。自分のバンドがなくなって、ソロ活動を始めて、2011年の震災をきっかけとして期間限定でプリンセス プリンセスを再結成して。その後、またソロでの音楽活動をやり始めたという経緯があったので、バンドで音楽をやっているのがうらやましくなって、バンドに無理矢理入れてもらった感がありました(笑)。「ちょっと失礼します」という(笑)。飲み会にも参加させていただいて、あの時はとても楽しかったです。バンドの雰囲気が似ているという以外にも、曲もどこか似ているという印象も持っていました。根本僕らにはヒット曲はないですけど、似ているという感覚は確かにありますね。プリンセス プリンセスの曲の譜面を見ながら、自分たちなりにカバーしていると、演奏している人の気持ちがムチャクチャわかるんですよ。だからプリンセス プリンセスの曲を演奏するのはとても楽しい時間でした。しかも大ヒット曲だから、一緒にステージに立ってやってると、イントロを演奏した瞬間に、観客がワーッ!って盛り上がるじゃないですか。この感じはうちにはないなぁって(笑)。根本要(スターダスト☆レビュー)びっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした(岸谷)――プリンセス プリンセスは解散しましたが、メンバーチェンジがないという共通点もありますよね。根本本来はバンドってメンバーの入れ替えが効くものだから、「お前はダメだ」ってことになったら、代えることができるじゃないですか。でも「お前がやるんだよ」「お前しかいないんだよ」ってことでやっていくなら、そいつのポテンシャルを高めていくしかないんですよ。そいつに託して、それぞれの個性を作っていくしかないわけです。僕らとは違う景色を見たバンドだからこその難しさはあったと思いますけど、バンドという点では僕らもプリンセス プリンセスも同じような意識で活動してきたんじゃないかと思うところはありますね。もっと上手いメンバーが入れば、演奏テクニックは上がるかもしれないけれど、このメンバーだからできる音、このメンバーだから生まれるおもしろい音を追求してきたんじゃないかなって。岸谷なんなら誰かが思うようにはできないことも、バンドの個性になっていきますよね。ソロで活動していると、上手な人を呼んでくればいいんだけど、バンドの場合はそうではないですから。「えっ、これができないの?しょうがないなぁ、だったら、もうちょっと違った形にしていきましょうか」ってことの積み重ねがバンドの個性になっていくんだと思います。根本まったくその通りですね。だから逆に、バンドの場合はメンバーの誰かにできないことがあったら、はっきり言うんですよ。できないことができるようになったら、その人間の成長になるだけでなく、みんなで上がっていけるようになりますから。香ちゃんは歌も歌う、曲も作る、ギターも弾く、ピアノも弾く、ベースも弾くとなったら、普通はワンマン的になっちゃうけれど、そうではなくて、バンドとして表現する良さをわかっている人だと思います。僕もそこは一緒ですよね。バンドとしてのおもしろさや楽しさを、いかに伝えていくかが大事なんです。そこを知っている人は意外に少ないんですが、香ちゃんはバンドを良くわかっていると思います。――岸谷さんは実際に共演してみて感じたことはありますか?岸谷私がびっくりしたのは、要さんがずっと歌っていることでした。さいたまスーパーアリーナでのライブ(『STARDUST REVUE 35th Anniversary スタ☆レビ 大宴会~大コラボレーションライブ~大抽選会付き』)に参加させていただいた時も、前日のリハからずっと歌っていたので、「要さん、明日本番なのに、大丈夫?」って聞いても、へっちゃらなんですよ(笑)。次の日の本番の日も朝早くに入って、当日リハでもずっと歌いまくっていました。私も相当リハから歌うほうなんですが、その私が驚くくらい歌うんです。「要さん、すごいですね」って聞いたら、「年を取ってきて、だんだん力まないで楽に歌えるようになるんだよ」っておっしゃっていて。「そうなのか、私もこれからそういう時期が来るのか」と、その時期が来るのを楽しみにしています。要さんって、調子が悪い時ほどたくさん歌うとか、いろいろ驚くことがたくさんあります。本番の前も円陣を組んで、「じゃあみんな!」って言った後に、「せーの!」「ホニャア~」みたいな(笑)。脱力の仕方も独特でした。気合いを抜くのは確かに大切ですが、なかなかできないことだから、目からウロコみたいなことがたくさんあります。根本音楽って点数がつくものじゃないから、自分の中でどれだけ満足できるかってことが大切なんですよ。と言いながら、本番になったら、つい真剣になって力が入ってしまうこともかなりありました。岸谷本番になると、ついめっちゃ力みますよね。根本ねっ(笑)。ボーカリストなんて、特にフロントに立って注目を浴びているところがあるから、「いい歌を聴かしてやろう!」ってつい力が入ってしまいがちになるんですよ。リハではうまくいってたのに、「あれえ?」って思った瞬間に、「おかしいな?おかしいな?」って、テンションがどんどん下がることが過去にはよくありました。で、ある時、リハでしっかり歌えてるんだったら、リハでいいじゃないかって気が付いたんですよ。小田さんの番組(『クリスマスの約束』)に何度か出させてもらった時に、小田さんに毎回のように言われていたんですよ。「要、リハは良かったなぁ」って(笑)。「あれれっ?」という感じもしなくはないんですが、そうか、リハは良かったのか、だったらリハのようにやってやろうと思い始めたのがきっかけですね。だからステージに立っても、自分に言い聞かせています、これはリハなんだと(笑)。リハも本番、本番もリハという気持ちになったら、楽になりました。実際にそのほうが楽しいですし。――力を抜くって、達人的な話ですね。根本ちょっと逆の方向の話になりますが、僕が香ちゃんをすごいなと思ったのはリハーサルで日にちをあけると、スキルを上げてくることですね。つまり練習してくるわけ。たいていの人はいつも同じです。ところが香ちゃんは、「あれ?ここのフレーズ、この間はやってなかったよな」ってことをガンガンやってくるんです。「聴き直していたら、こういうフレーズが浮かんだけど、これやっていい?」「もちろん」というやり取りが何度もありました。探究心が素晴らしいんです。本番に向けて、今なにができるかをリハで追求している。これはメチャかっこいいですね。最初のリハの時もそうだけど、必ず提案してきます。プリンセス プリンセスの曲だけでなく、僕らの曲もそうだし、香ちゃんのソロ曲もそうだし。より良いものにしようって、常に考えていますよね。岸谷勝手にハモったりしましたよね。「要さん、ここハモっていい?」って(笑)。ギターに関しても、せっかく要さんも持っているから、私はそういうことがうれしくなっちゃうので、「じゃあ、私もユニゾンで弾いていい?」って聞いたら、「いいよいいよ」ってことになり、一緒にやらせていただいたりしていました。音楽を追求することと楽しむこと、両方の要素を持っているところが素晴らしい(根本)根本僕らとしてはゲストとして来てもらうんだから、楽をしてもらいたんだけど、香ちゃんは自分でどんどんハードルを上げていくんですよ。だからと言って、変に真面目くさったり、シリアスになったりせずに、楽しみながらやってくれるので、本当にありがたいです。香ちゃんはさっき「バンドの一員」みたいなことを言ってくれましたが、僕らも香ちゃんと一緒にやる時はチームとしてやってる感覚があります。岸谷スターダスト☆レビューのみなさんと一緒にやるのは本当に楽しいですね。アカペラがいっぱいあるじゃないですか。そこがいいなあと思っているんですが、リハからガンガン、ハモっているわけですよ(笑)。最後、全員でアカペラで終わるところもかっこいいなぁと思って、私は女性だから音域が違うので、「私も歌いますね。どこを歌えばいいですか?」って聞くと、「どこでもいいですよ、お好きなところでどうぞ」って言うんですよ。それで聴かせてもらって、誰も歌っていない音で、女性ならではの音域で、と考えてハモっていたら、要さんから「OK!」と言っていただいたこともありました(笑)。根本僕らが確かめる時はいつもそこから始まるの。「どこでもいいよ」って言って、適切な音を見つけられる人とそうではない人がいるから。ボーカリスト同士だから、なんとなく当ててくる人もいるんですが、香ちゃんはしっかり聴いて、ここが足りないというところ、ここに入るといいというところに的確に入ってくるですよ。コーラスに関して、そこまで考えて入ってくれる人はなかなかいませんよね。音楽的にしっかり追求することと楽しむこと、その両方の要素を持っているところが素晴らしいと思います。――岸谷さんはバンドの良さとソロの良さをよく知っているところも独特ですよね。岸谷バンドを知らないと、わからないことってありますよね。バンドって、明らかにサポート・メンバーとは違うものなので、要さんたちとやっていると、本当に心地良くて、勝手に「お邪魔します!」って感じで楽しませていただいています。共演させていただいたステージで印象に残っているのは、参加させてもらった曲で、みんなでギターを弾きながら、手を回すシーン。「この場面は弾くことを考えると、回しにくいんですが、一番大事なのは手を回すことですか?」って聞いたら、「そうそう」って答えが返ってきたことがありました(笑)。そういうやり取りができるのもバンドならではですね。根本僕としては、ただバンドがやりたくてやっているというだけなんですが、香ちゃんがバンド感を持ったまま、参加してくれるのがありがたいですね。岸谷逆に、「やったー!」「ここはそういうことをやっていいところなんだ。それでいいんだ」って感じです。私は楽しくお邪魔させていただいています。「要さんになら、好き勝手なことを言っても平気」という気持ちになってしまって、すみません(笑)。根本いやいや、それは根っこの音楽が共通しているからこそですよね。やっぱり僕らが作っているのは音楽だから、ただ和気あいあいとしているところを見せたいわけではなくて、観に来てくれるお客さんに、香ちゃんの歌を聴かせた上で、普段、見えないようなルーズな部分が見えたらいいなあとか、音楽でいかに楽しんでもらうかいうことは考えていますよね。――『岸谷香 感謝祭』も毎回音楽のたのしさを堪能できるイベントになっています。岸谷要さんに誘っていただいたことが『感謝祭』を始めるきっかけになったところもあるんですよ。バンド時代はコラボに参加することはなかったですし、コラボの楽しさを知ったのはスターダスト☆レビューのチームに入れてもらってからです。人と一緒にやるのって、こんなにおもしろいんだなって。「また呼ばれないかな」っていつも思っています。スターダスト☆レビューのイベントに参加したことがきっかけで、「あの人はコラボにも参加するんだ」ということが広まり、他のアーティストの方にもお呼ばれするようになり、行くとこ行くとこ、カラーが違うのが楽しくて、じゃあ私もそういう場を持ちたいなと思うようになって、『感謝祭』につながりました。プリンセス プリンセスが女の子バンドだったこともあって、若い女の子バンドに紹介されることも多くなり、若い子たちとやってみたいなとか、震災があって、自分にできることをやりたいなとか、いろんな思いが出てきて、ホストとしてやる立場にもなりました。コラボレーションって、自分が書いた曲じゃない曲、歌ったことのない曲を「へえ、こうなっているんだ?」って思いながらコピーするのが楽しいんですよ。これからも『感謝祭』を継続してコラボレーションを楽しんでいけたらと思っています。――ゲストとして根本さんと和田さんをお招きすることになった経緯も教えていただけますか?岸谷私たちは今、女の子4人でUnlock the girlsというバンドをやっていますが、男性のゲストをお招きするとおもしろいんじゃないかなと思ったんですよ。この編成は初めてですし、ハーレム状態じゃないですか。根本そうか(笑)。岸谷女性ミュージシャンに囲まれて、男性ミュージシャンが演奏するって、貴重なんじゃないかなと思います。根本普通は逆だもんね。岸谷そうなんですよ。スターダスト☆レビューのところに行くと、ポツンと私が女子ひとりという状態で入っていくわけですが、その逆も楽しそうだなあって思います。プププッという感じ(笑)。多分、本番では要さんもプラスアルファのうれしさが加わるのではないでしょうか(笑)。Unlock the girlsはみんな、うまいし、かわいいし、そこでは見たことのない要さんの一面が見たいですね(笑)。具体的にはギターを持ってきていただいて、唱くんもいるので、3人で順番にソロを弾いて、「もういいよやめようよう」みたいなことになると、楽しいんじゃないかな。根本それはいいね。セッションは楽しいですから。岸谷要さんがUnlock the girlsの新譜を聴いてくださって、「Wrong Vacation」というロックンロールの曲をほめてくださったので、みんなでロックンロールをやるのもいいかなと考えています。ロックンロールってセッションにもってこいだし、気分的にもゴキゲンな感じだし、Unlock the girlsの3人は逆に90年代の音楽しか通っていないので、彼女たちと一緒にみんなでロックンロールをやるのも楽しいなあと思っています。根本今、香ちゃんの話を聞いていて、そうか、あの女の子たちがバックで演奏してくれるんだと改めて実感しました。Unlock the girlsの作品を聞いても、びっくりするくらい、みんなうまくて、「香ちゃん、攻めてるなあ」って思ったんですよ。あのメンバーを見つけてくるところもすごいですし、香ちゃんの音楽に対する情熱をあちこちから感じますよね。彼女たちと一緒にやるのは楽しみですね。僕は今までそういう中に入っていったことがないので、想像もつきませんけど(笑)。ひとりだけだったら、女子高生の中に入った変なおじさん、みたいになってしまいそうですが、唱もいてくれるので、間をつないでくれるだろうし、楽しみです。――岸谷さんから誘われて、根本さんはどう思われましたか?根本今度は僕が呼んでいただいたということで、ありがたいですね。香ちゃんが僕に何をのぞんでいるんだろうって、今から楽しみです。僕がやるのが難しいことであれば、唱がいるので、「そこは唱、よろしく」って振ることもできるので、気軽に楽しめるかなと思います(笑)。彼も音楽への情熱を持っているし、いてくれて良かったです(笑)。Text:長谷川誠 / Photo:吉田圭子※ 後編() に続く<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭2022』2022年2月13日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場 16:45 / 開演 17:30出演:Unlock the girlsサポートミュージシャン:sugarbeansゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー) / 和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:税込9,000円(ドリンク代別)チケット購入リンク:関連リンク■岸谷香オフィシャルサイト: Channel:■Unlock the girlsInstagram::■スターダスト☆レビューオフィシャルサイト:
2021年12月23日カウンタースタイルの劇場型レストランが一躍注目を浴び、ジャンルを超えてもてはやされている昨今、また一つ、ラグジュアリーなカウンターチャイニーズが誕生した。この10月4日にオープンしたばかりの【西麻布 香宮】がそれ。あの【シノワ】の篠原裕幸シェフを輩出しした名店といえば、あゝと思い当たるフーディも多いことだろう。以前の星旗通りから、外苑西通りの笄公園そばに移転。それを機に、店内もオープンキッチンのカウンタースタイルとなり、メニューもコースのみと一新。ベテランシェフを新たに招き、全く違う店に生まれ変わった。アフリカンチークの一枚板も見事なカウンターは、席と席の間隔もゆったりとした贅沢な設え。厨房との間に空間があり、ここで有島料理長が出来立ての料理をすぐさまサーブする。扉を開け、エントランスを抜けると、まず目に入るのは、堂々たるオープンキッチンのカウンター席。長さ7mに及ぶ一枚板の、アフリカンチークでできたカウンターが存在感を放つ店内は、いわば空間全体がシェフズテーブル。8席全てから、活気みなぎる厨房を目の当たりにすることができ、臨場感もたっぷりだ。軽快に鍋を振る音、ゴォーと燃え上がる炎と共に立ち込める芳ばしい香り等々、シズル感あふれるシチュエーションもご馳走の一つだろう。そして、厨房を任されたのは経験豊富な有島一郎料理長。京王プラザホテル【南園】を皮切りに、ホテル畑で修業を積み、ザ・ペニンシュラホテル東京【ヘイフンテラス】の副料理長を経て、マンダリン オリエンタル東京【センス】では料理長に就任。ミシュラン一つ星を獲得した実力派だ。「【香宮】は、私の料理人人生40年の集大成ともいうべき店でもあり、(自分が)今まで経験したことのないオープンキッチンスタイルにしてみたんですが、これが楽しい。お客様の反応がダイレクトに伝わってきますから。現在は、お客様の目の前で鍋を振り、出きたての料理を私自身が直接お渡ししています。」と笑顔を見せるのは、有島シェフ。有島浩昭料理長。59歳。ザ・ペニンシュラホテル東京やマンダリン オリエンタル東京など、名だたるホテルのチャイニーズで活躍してきた手練れ。パリで腕を振るった経験もある。そのベテランシェフの脇を、しっかり固める若手スタッフの面々も頼もしい。フレンチで言えばスーシェフに当たる二番鍋は【楽記】出身の榎本和裕さん。一方、前菜と焼き物担当はペニンシュラ時代から有島シェフに師事してきた石井聡さんの両名。加えて、デザートは、銀座の老舗パティスリー【ピエスモンテ】出身のパティシェ露木 昭さんが意匠を凝らすという充実ぷりだ。スタッフの見事なチームワークから生まれる料理は、1コース10皿で構成。“一帆風順”(物事が順調にいく)、“ニ龍騰飛”(龍のように飛躍する)など、中国のお正月に良く用いられる賀詞を引用したメニューのネーミングもユニーク。縁起を担ぎたいお祝いの席や絶対に成功させたい接待の席にはピッタリだろう。『黒鮑・葱 山椒ソース・キャビア』千葉房総産の黒鮑を蒸してぶつ切り。口にした時のむっちりとしたおいしさは、厚みのあるカットなればこそ。たっぷりトッピングしたキャビアも気分を盛り上げる。さて、コースに並ぶは、揚げパイなどの点心から焼味、清蒸魚といった伝統的な広東料理の数々。だが、軸足は広東をべースにしながらも、トリュフやキャビアを所々にあしらい、和洋のエッセンスをプラス。黒鮑や松茸など旬の素材を巧みに取りいれ、季節感を大切にしている。それゆえ、料理内容は、時々で少しづつ変わるそうだが、年間を通して登場するのは『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』と名付けられた一皿。肉厚な青鮫のフカヒレを、【香宮】特製の上湯で仕上げた、有島シェフの自信作だ。曰く「日本では、姿煮でよく見かける吉切鮫のフカヒレがおなじみですが、香港では青鮫の方が高級品。中でも、うちでは数少ない400g前後のものを使っています。」とのこと。だが、フカヒレだけでは片落ちだろう。それに伴うスープー広東でいう極上スープの上湯の出来不出来が、味を大きく左右するからだ。【香宮】では、豚赤身肉に老鶏に加え、金華ハムを通常よりもたっぷりめに用い、8時間じっくり蒸すことで濃厚かつクリアな旨味を抽出している。ご覧の青ザメのフカヒレで約400g。これをニ湯と紹興酒を合わせたスープに入れて一度蒸し、下味をつける。この一手間が、肉厚のフカヒレの芯にまで味が染み渡るのだ。『稀少青ザメ・プレミアム琥珀ソース』は、コースの半ばに登場。琥珀色の上湯は、調味料は隠し味に加えるごく少量のグラニューのみ。金華ハムの塩分と肉の旨味のみから生まれる深みが素晴らしい。一本一本の繊維が太く、黄金色に輝くフカヒレはまさに“金糸”と呼ぶにふさわしい存在感。琥珀色のソースを纏ったそれを口にすれば、ザクリと歯が入る食感も美味。と同時に、その繊維の隙間からじわりと滲み出る旨味のエキスが秀逸。味わうほどに、淡麗でいながら深みある上湯の滋味がじわじわと味蕾を潤していく。思わず無口になり、溜息をつく瞬間だ。『廣東名物・仔鳩のクリスピー丸揚げ』は、焼き物専門の石井シェフの担当。レア気味に仕上げた鳩は、鉄分の旨味豊か。コースは、28000円(税込み・サ別)。一方、廣東名物の仔鳩のクリスピー揚げも【香宮】流にアレンジ。通常は滷水で火を完全に入れるところを、ここでは、煮込まずに沸騰した滷水に入れて火を止め、そのまま余熱で火を通している。フレンチのようにややレア気味に仕上げた仔鳩は、肉本来の風味を感じさせる。他にも、秋トリュフと共にクレープで巻いた北京ダックや和牛サーロインの塩竈焼きetc.次々と繰り出される機知に飛んだ料理の流れも見事。パティシェ特製のデザートまで舌と目を飽きさせない。食後、デザートの後に出される小菓子。手前から『シナモンの香りのフランボワーズのマカロン』、『紫芋のタピオカ蒸し団子』『紹興酒レーズンのバタークリームサンド』。アルコールの方も、もちろん潤沢に揃う。おすすめは、料理に合わせ、シャンパーニュから始まるペアリングを用意。途中、日本酒や紹興酒、古酒を挟みつつ、シチリアのデザートワインまで10種類程度がお目見え。華やかな気分を盛り上げてくれそうだ。坪庭のような植栽を臨む落ち着いたラウンジ。一部目のゲストは、食後のデザートと小菓子はこちらで楽しむ演出も心憎い配慮。「ゆっくりして頂いて、小腹が減ったら炒飯でもなんでもリクエストにお応えしますよ。」とは有島料理長。
2021年12月02日岸谷香が、来年2月に開催する『岸谷香 感謝祭 2022』のゲストに根本要(スターダスト☆レビュー)と和田唱(TRICERATOPS)を迎えることをライブでサプライズ発表した。昨日11月27日に日本橋三井ホールにてワンマンライヴ『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』を開催した岸谷は、自身のバンド・Unlock the girlsと共にプリンセスプリンセス時代からソロになって現在に至るまでの新旧織り交ぜた全17曲を披露し満員の観客を魅了。そのステージ上でゲストの発表すると、客席から驚きと喜びのこもった大きな拍手が送られた。『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』よりこの「感謝祭」は2019年から始めた年一回恒例のコラボイベントで、岸谷自身が毎年元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、お客様に喜んで頂ける様に毎回ゲストを迎えセッションを披露する。チケットは、一般発売に先駆け本日11月28日より最速先行エントリーの受付がスタートしている。<ライブ情報>『岸谷香 感謝祭 2022』2022年2月13日(日) KT Zepp YokohamaOPEN 16:45 / START 17:30ゲスト:根本要(スターダスト☆レビュー)/ 和田唱(TRICERATOPS)根本要(スターダスト☆レビュー)和田唱(TRICERATOPS)【チケット料金】全席指定:9,000円(ドリンク代別・税込)■チケットぴあ独占先行エントリー受付期間:11月28日(日) 12:00~12月12日(日) 23:59受付URL:■一般発売2021年12月18日(土) 10:00~ 各プレイガイドにて<公演情報>『やりたくなったらやっちゃいな! Vol.3』2021年11月27日 日本橋三井ホール【セットリスト】01. DREAM02. Diamonds(ダイアモンド)03. Wrong Vacation04. また恋ができる05. LOVE FLIGHT06. バタフライ07. PARAISO!08. M09. signs10. ウエディングベルブルース11. HIGHWAY STAR12. デロリアンドライブ13. Unlocked14. シャウト!15. STAY BLUEEN1. Dump it!EN2. ハッピーマン岸谷香 OFFICIAL SITE
2021年11月28日オサジ(OSAJI)のホームフレグランス調香専門店「kako -家香-」とアーセンス(Aresense)のコラボレーションによるルームフレグランスが、アーセンス ルミネ新宿1店から登場。「kako -家香-」は、スキンケア製品やライフスタイル製品を展開するオサジが、2021年7月にスタートさせたホームフレグランス調香専門店。その名の通り“調香”ができるユニークなショップで、ワークショップを通じて、自分好みのエッセンシャルオイルやルームフレグランススプレーをデザインすることができる。思い出や実家の記憶で作るルームフレグランスそんな「kako -家香-」が初の別注の香りをアーセンスとともに制作。アーセンスのディレクター梅本愛子が自分自身の思い出、実家の記憶などを頼りに、3つの香りを調香した。ベランダ・客間・居間イメージの香りNo.1 ベランダ:バルコニーではなく、あえて「ベランダ」と名付けた香りは、外からの光が強く差し込む“希望”を表現したシトラス調の香り。No.2 ドローイン・グルーム:応接室、客間を意味する「ドローイン・グルーム」の香りは、ローズをベースにして、どこか緊張感のある匂いを表現。No.3 居間:「居間」で過ごす時間をイメージした、ウッド系の落ち着いた仕上がり。【詳細】「家香×アーセンス(kako×Aresense)」別注ルームフレグランス 2,530円発売日:2021年10月18日(月)取り扱い店舗:・アーセンス ルミネ新宿1店住所:東京都新宿区西新宿1-1-5ルミネ新宿 LUMINE1 4F営業時間:11:00~20:30【問い合わせ先】アーセンス ルミネ新宿1TEL:03‐6258‐1785
2021年10月23日練馬区立 四季の香ローズガーデン「オータム フェスティバル」が、2021年10月9日(土)から10月31日(日)まで開催されます。約320品種の“秋バラ”を鑑賞東京・光が丘にある「練馬区立 四季の香ローズガーデン」は、「香りのローズガーデン」「色彩のローズガーデン」を持つガーデン施設。「香りのローズガーデン」では、国内では珍しく“香り”にフォーカスを当て、フルーティーな香りやスパイシーな香りなどの香りの違いにわけて紹介。一方、「色彩のローズガーデン」では、花色ごとにバラを配置。ちょうど「オータム フェスティバル」が行われる10月は、ふっくらとした美しい花姿の秋バラが見頃を迎えるタイミング。園内には、約320品種 460株の秋バラが咲き誇り、黄色やピンクなどさまざまなバラを鑑賞することができます。また期間中は、庭やバラの楽しみ方を教えてくれるガーデンツアーや、バラ園で楽しめるガーデンヨガ、弦楽四重奏のガーデンコンサートなどのイベントも開催予定です。【詳細】練馬区立 四季の香ローズガーデン「オータム フェスティバル」開催期間:2021年10月9日(土)~10月31日(日)9:00〜18:00会場:練馬区立 四季の香ローズガーデン住所:東京都練馬区光が丘5-2-6■秋のガーデンツアー※無料イベント開催日時:・10月24日(日) 11:00~11:45、14:00~14:45・10月30日(土) 11:00~11:45、14:00~14:45集合場所:講習棟前(雨天決行・荒天中止)定員:各14名■ローズガーデンコンサート※無料イベント開催日時:10月31日(日) 11:00~11:45、14:00~14:45場所:色彩のローズガーデン(雨天時:講習棟 1F)
2021年10月10日『コンビニ人間』(2016)で芥川賞を受賞した村田沙耶香と2名の現代美術作家との対話によって、 村田沙耶香の世界観を浮かび上がらせる展覧会『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』が、8月20日(金)より表参道・GYREにて開催される。村田は、『コンビニ人間』で、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと安心することができる主人公の日常を、『消滅世界』(2015)では、人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描き、人が無意識に持つ常識や固定概念を覆してきた。独特のユーモアを込めた作品で知られるデイヴィッド・シュリグリー(イギリス)は、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作。 多様な手法によって作品制作を行っており、国際的に高い評価を得ている。一方、金氏徹平は、『コンビニ人間』の書籍カバーに作品を提供。フィギュアや雑貨、あるいは日用品など、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションなどで知られている。同展では、現代社会における未来観=「ユートピア」と「ディストピア」とは何かを問いかけ、さらに村田沙耶香の小説の中で言及されている、正常に潜む社会的暴力性や抑圧を浮かび上がらせていく。金氏徹平≪White Discharge (Built-up Objects) #48≫2019年Copyright Teppei Kaneuji. Courtesy of the artists and Blum & Poe, Los Angeles/New York/TokyoPhoto : 西村雄介David Shrigley≪untitled≫2020年Courtesy the artist and Yumiko Chiba Associates, Tokyo/ Stephen Friedman Gallery,London.Copyright David Shrigley.Photo : Todd-White Art Photograph村田沙耶香≪untitled≫1998年 学生時代の作品『村田沙耶香のユートピア_ 〝正常〟の構造と暴力ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平』会期:2021年8月20日(金)〜10月17日(日)会場:GYRE GALLERY時間:11:00~20:00公式サイト:
2021年08月05日芥川賞受賞作『コンビニ人間』などで知られる作家・村田沙耶香の世界観をテーマにした展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」が、2021年8月20日(金)から10月17日(日)まで、東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて開催される。『コンビニ人間』村田沙耶香の世界観を現代美術で表現「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」は、村田沙耶香の小説を軸に、現代美術作家のデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平らの作品を通して、その世界観を紐解いていく展覧会。“正常”であることや“ユートピア”への問い村田沙耶香は、小説『コンビニ人間』において、完璧なマニュアルによってコンビニエンスストアで働いているときだけ「世界の正常な部品」になったと思える主人公の日常を描き、『消滅世界』では人工授精で子どもを産むことが当たり前になった世界を描写。また、『生命式』では“正常性は発狂の一種”という言葉が登場する。これらの作品では共通して、「正常とは何か?」という問いと、「正常」の概念に抑圧される人々の姿、そして“理想的な未来の社会像”ユートピアとはどのような世界なのかという仮定が、物語を通して表現されている。デヴィッド・シュリグリー、金氏徹平の作品を展示本展では、そんな村田沙耶香が紡ぐ独特な世界観とデヴィッド・シュリグリー、金氏徹平の作品とを共鳴させ、村田沙耶香が小説の中で描く「ユートピア/ディストピア」とは何なのか、また、「正常」に潜んでいる社会的暴力性や抑圧を浮き彫りにしていく。デヴィッド・シュリグリーは、日常の場面を軽妙に描写したドローイングをはじめ、アニメーション、立体、写真などを制作するアーティスト。一方、金氏徹平は『コンビニ人間』の書籍カバーにも作品提供したアーティストで、日常的なイメージを持つオブジェクトをコラージュした立体作品やインスタレーションの制作に加え、舞台美術も手がけている。尚、会場には、村田沙耶香自身が学生時代に制作した作品も登場する。【詳細】展覧会「村田沙耶香のユートピア_〝正常〟の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」会期:2021年8月20日(金)~10月17日(日)会場:ジャイル・ギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル3FTEL:03-3498-6990入場料:無料
2021年07月23日オサジ(OSAJI)は、オリジナルホームフレグランス調香専門店「kako -家香-」を2021年7月3日(土)東京・蔵前にオープンする。ホームフレグランス調香専門店「kako -家香-」オープン敏感肌ブランド・オサジは、メイクアップ製品だけでなく、フェイシャルケア、ヘアケア、ボディケア…とトータルでスキンケアライフスタイルを提案するいま注目のブランド。そんなオサジが“家の香り”にフォーカスした、新店「kako -家香-」を東京・蔵前にオープンさせる。ここでは、ワークショップを通じて、自分好みのエッセンシャルオイルやルームフレグランススプレーの調香が可能。多数揃うkakoオリジナルのブレンドエッセンシャルオイルを自分好みに組み合わせて、自分だけの“家の香り”を作ることができる。エッセンシャルオイル&ルームフレグランススプレー調香体験メニューは、エッセンシャルオイル10mLを作るプランと、エッセンシャルオイル10mL・ルームフレグランススプレー100mLをセットで作るプランの2種を用意。調香時間は約60分程度で、約30分ほどでその場で製作したアイテムを引き渡ししてくれる。同じ香りを“リピ買い”できるうれしいのは、作ったレシピにシリアルナンバーをつけて店内で保管してくれること。調香した香りを自宅で楽しんだ後、“もう一度この香りが欲しい”というリピーターにも優しいサービスとなっている。オサジショップも併設また、「kako -家香-」内には、オサジのフルラインナップが揃うショップも併設。ルームフレグランスの香りを手作り体験した後は、コスメやスキンケア製品なども購入できる、新たなビューティスポットとなる。【詳細】オサジ新店「kako -家香-」オープン日:2021年7月3日(土)住所:東京都台東区蔵前4-20-12 精華ビル1F営業時間:11:00~18:30定休日:月曜日※祝日の場合翌日<プラン>・ワークショップ+エッセンシャルオイル10mL×1 4,000円・ワークショップ+エッセンシャルオイル10mL×1、ルームフレグランススプレー100mL×1 6,000円※エッセンシャルオイルとルームフレグランスは同じ香り。所要時間:調香時間 約60分+ アイテム製作時間 約30分※別途送料で郵送も可能。<リピート>過去に作成したレシピをシリアルナンバー付きで保管。何度でも同じ香りをリピート購入できる。・エッセンシャルオイル 2,750円・ルームフレグランススプレー 2,200円【問い合わせ先】オサジTEL:0120-977-948(10:00~12:00/ 13:00~18:00※土日祝除く)
2021年07月01日Little Glee Monsterが、休養中だった芹奈を迎え"再会"の意味を持つ復帰作「REUNION」を6月23日に配信リリースする事が決定した。「REUNION」は芹奈が自身と向き合いながらも届けたいメッセージを、作詞作曲にシンガーソングライターの高井息吹を迎え制作。これまでのLittle Glee Monsterにない世界観の楽曲とともに、それぞれが抱える苦悩やメンバー5人が出会って一緒に歌っている奇跡を表現するため、幾度となくレコーディングを重ねて完成させた楽曲となっている。また6月28日・29日の愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホールを皮切りに、全国30カ所32公演が行われるホールツアー『Little Glee Monster Live Tour 2020→2021 >BRIGHT NEW WORLD<』に芹奈が参加することが決定。Little Glee Monsterが全国ツアーを開催するのは、昨年芹奈の休養発表を受け、かれん、MAYU、manaka、アサヒの4人で行われた全国ツアー『Little Glee Monster Arena Tour 2021 "Dearest"』以来約2カ月振りとなる。なお芹奈は新曲リリースを経ての復帰となるが、一定期間メディア稼働は行わずホールツアーに専念する予定となっている。■芹奈 コメントやっとみなさんに逢えます。久しぶりに一緒の時間を共有できること、本当に楽しみにしています。<配信情報>Little Glee Monster 配信シングル「REUNION」2021年6月23日(水) 配信リリース「REUNION」配信ジャケット■「REUNION」歌詞作詞 / 作曲:高井息吹編曲:君島大空止まらない時間に逆らって生きていくことはできないね遠く残るあの日の声がまだ「見つけて」とぼくに呼びかけてる正解なんて君ひとりで導き出せなくていい遠回りして見た景色を交換しようよあれからずっとずっと夢みていたんだよ君の笑った顔がすぐそばにあること夢じゃないんだよ君が今ぼくのそばにいること頼りないこの手でたぐりよせてぼくらが目にしたものすべてどこかで光り続けてるはずあれからずっとずっと見つめていたんだよ君がくれた言葉を抱きしめ続けてぼくらはきっときっと何度も出会える止まらない時間の先でたぐりよせて<ツアー情報>『Little Glee Monster Live Tour 2020→2021 >BRIGHT NEW WORLD<』6月28日(月) 愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール6月29日(火) 愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール7月3日(土) 鳥取県 米子コンベンションセンター7月4日(日) 島根県 出雲市民会館7月9日(金) 神奈川県 よこすか芸術劇場7月16日(金) 和歌山県 和歌山県民文化会館 大ホール7月18日(日) 滋賀県 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール7月19日(月・祝) 奈良県 なら100年会館 大ホール8月20日(金) 佐賀県 佐賀市文化会館 大ホール8月21日(土) 長崎県 島原文化会館 大ホール8月23日(月) 熊本県 熊本県立劇場 演劇ホール 大ホール8月25日(水) 宮崎県 宮崎市民文化ホール8月26日(木) 大分県 大分iichikoグランシアタ9月5日(日) 埼玉県 ウェスタ川越 大ホール9月9日(木) 福島県 いわき芸術文化交流館アリオス9月12日(日) 群馬県 ベイシア文化ホール 大ホール9月19日(日) 福井県 フェニックス・プラザ9月20日(月・祝) 石川県 本多の森ホール(※追加公演)10月14日(木) 青森県 弘前市民会館10月15日(金) 秋田県 能代市文化会館10月19日(火) 北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)10月21日(木) 北海道 旭川市民文化会館10月31日(日) 沖縄県 沖縄コンベンションセンター劇場棟11月3日(水・祝) 宮城県 仙台サンプラザホール(※追加公演)11月12日(金) 新潟県 長岡市立劇場11月14日(日) 長野県 ホクト文化ホール(長野県県民文化会館) 大ホール12月2日(木) 岡山県 岡山シンフォニーホール12月4日(土)広島県 上野学園ホール12月5日(日) 山口県 周南市文化会館12月17日(金) 福岡県 福岡サンパレス ホテル&ホール(※追加公演)12月20日(月) 大阪府 フェスティバルホール12月21日(火) 大阪府 フェスティバルホール※チケットの販売等、詳しくは特設サイトにて関連リンクLittle Glee Monsterオフィシャルサイト Glee MonsterオフィシャルTwitter Glee MonsterオフィシャルInstagram
2021年06月11日東京・銀座 蔦屋書店は、お香と本の組み合わせが楽しめるイベント「お香とあなたのものがたり」を2021年5月10日(月)から5月31日(月)まで開催する。“お香と本”を一緒に提案する「お香とあなたのものがたり」「お香とあなたのものがたり」は、蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトしたお香と、その香りにマッチする物語を一緒に提案するイベント。「ハクロ(HAKURO)」「セン(SENN)」「グラース・トウキョウ(GRASS TOKYO)」「カウフハオス(KAUFHAUS)」のお香(インセンス)や6ブランドからセレクトしたお香、「チェスカリコ(ceskariko)」「ハヤトツツミ(hayatotsutsumi)」のお香立てなどを販売する。『宮沢賢治詩集』×「incense 燈/熄」希望と休息をイメージしたセンのお香「incense 燈/熄」は、今もなお多くの人から愛され続ける『宮沢賢治詩集』とセットで提案。心穏やかになる2種類の香りが入っているので、その日の気分によって使い分けることが出来る。山田詠美の小説『晩年の子供』×ザクロをイメージしたお香豊潤に実るザクロをイメージしたハクロのお香「POMEGRANATE INCENSE STICKS 」は、直木賞受賞作家・山田詠美の小説『晩年の子供』と共に。官能的な香りが特徴のお香と艶やかで儚い物語が絶妙にマッチし、不思議な世界観が楽しめる。『アトリエ雑記』×紙のお香その他、3種類の天然植物をセットにしたカウフハオスのお香「RYOKO / POW-WOW」は作家・小山清の随筆集『風の便り』と、アロマをブレンドするときに使うムエット(試香紙)をモチーフにしたデザインの紙のお香「ペーパーインセンス / ブラックカラント(Blackcurrant)」は画家・牧野伊三夫の何気ない日々の生活が綴られた書籍『アトリエ雑記』と一緒に提案する。詳細「お香とあなたのものがたり」開催期間:2021年5月10日(月)~5月31日(月)会場:店頭・オンラインストア住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス 6F参加ブランド:カウフハオス、グラース・トウキョウ、セン、チェスカリコ、ハクロ、ハヤトツツミ※五十音順アイテム例:・ペーパーインセンス / ブラックカラント 1,760円(税込)・『アトリエ雑記』 1,980円(税込)・incense 燈/熄/香立て 3,960円(税込)・『新編宮沢賢治氏詩集改訂版』 605円(税込)※実店舗の展開はギンザ シックスの休業明けからの開始を予定している。営業開始日は店舗HPにて確認。※一部の商品は店頭のみの展開となる。【問い合わせ先】TEL:03-3575-7755(営業時間内)info.ginza@ccc.co.jp
2021年05月13日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル・女優の香音さんです。「制服を着て青春を味わえる生徒役もやってみたい!」と語る香音さんの素顔に迫りました。モデル、女優、ブランドのディレクターとマルチに才能発揮!自身初の連ドラにレギュラー出演中。「苺ちゃんは表向きはゆるふわOLだけど、裏では計算高くて腹黒い。ギャップが面白くて、演じるのが楽しいです」。香音さんにもギャップが。「ヒップホップのライブに一人で行ったり、弟とスケボーをしたり。イメージときっと違うかも」。4月から情報番組にチャレンジ。「私らしさを大事にしながら、色々なことに挑戦したいです!」。もうすぐ20歳。「母が私の生まれ年の“かのん”というお酒を用意してくれているので、ちょっとだけ飲んでみたいな」1か月くらい前から日記を始めました。出来事や思ったことを書くと頭の中を整理できて、心に留めておけるんです。疲れも吹き飛ぶ可愛さの颯太くん!名前は家族会議でもなかなか決まらず、ルーレットで母命名の「颯太」に。香りものが大好きでいっぱい集めてます。部屋にディフューザーが3つも。20歳になるので、大人っぽい香りも追加。かのん2001年生まれ。連続ドラマ『高嶺のハナさん』(BSテレ東)にレギュラー出演中。また、今月から『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の水曜シーズンレギュラーに抜擢。※『anan』2021年4月21日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・志田 舞文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年04月20日モデルで女優の香音が18日、カレンダー『香音オフィシャルカレンダー2021.4-2022.3』の発売記念会見を行った。小さな顔にぱっちりとした大きな目、長いまつ毛と少女漫画から飛び出してきたようなキュートなルックスで話題を集め、同世代の女子から憧れ的存在として人気を誇る香音。今年4月からは連ドラ初レギュラーとなるBSテレ東『高嶺のハナさん』で主人公のライバル役を演じて大きな話題に。さらには日本テレビ系の情報バラエティ『ヒルナンデス!』の水曜シーズンレギュラーに決定するなど、目覚ましい活躍を見せている。そんな彼女が、ファン待望となる初めてとなるカレンダーを発売。大人へと変化していく瞬間をとらえた年度版のカレンダーとなっている。オンラインでファンとのイベントを実施した香音は、イベント前に報道陣向けの取材をオンラインで対応した。カレンダーについて「初めてのカレンダーだったのでどういう仕上がりになるのかワクワクしていたんですが、想像していた物よりも遥かに超えたような素敵な出来上がりになっていてすごく嬉しかったです」と満面の笑み。お気に入りのカットは「誕生月の4月と7月に掲載されいてるカット」だといい、「4月と7月はキラキラメイクをしています。すっぴんにキラキラメイクはすごく新鮮で、新しいメイクを取り入れられました」と自信を見せ、「1stカレンダーということでいつもの私と違う姿が見られると思います。月によって色んな表情があったり卓上サイスなので机にも置けるサイズ。このカレンダーを見て皆さんに元気が届けられたらと思います」とアピールした。その香音は4月20日に20歳の誕生日を迎える。取材中に関係者からサプライズでバースデーケーキが手渡されて「本当ですか? うれしい! ありがとうございます」と笑顔を浮かべながら「今年の誕生日は家族で過ごすんですが、母親が私と同じ名前の"香音"というお酒を生まれた年に買っていたみたいで、母からずっと一緒に飲みたいと言われていました。お母さんと一緒に飲むのが夢だったので、母と夢を叶えたいと思います」と誕生日の予定を。20歳の抱負として「3月4月は『高嶺のハナさん』の撮影をさせていただいて、よりお芝居に挑戦したい思いが強くなりました。プライベートでは資格をとりたいです。自分の得意なことを増やしていきたいというのは20歳の節目として思うことはあります」と語っていた。
2021年04月19日褪色防止成分で夏カラーをキープ株式会社セフティの展開するヘアケアブランド夏乃香(なつのか)シリーズがリニューアルし、3月29日(月)から販売を開始した。夏乃香は強い紫外線に晒される夏の髪をダメージから守り、爽やかなクール感で快適な夏髪を叶えるヘアケアシリーズだ。2021年のリニューアルでは、褪色防止成分を配合し夏のカラーヘアーを長持ちさせる。マスクスプレーにもなるリフレッシュミストも夏乃香からリニューアル登場する商品ランナップはリフレッシュシャンプーC<冷凛>、リペアトリートメント<月雫>、スキャルプマッサージジェル<深海>、リフレッシュミスト<夕涼>の4商品。シャンプー&トリートメントは美容成分配合で、髪を紫外線ダメージから守り、シールドテクノロジー機能で速乾性もプラス。メントール、乳酸メンチル、ハッカ油の3種のクール成分で爽やかなクール感が長持ちする。リフレッシュミスト<夕涼>は肌や髪にスプレーするだけでニオイを防ぎ、火照った肌をクールダウンさせるだけでなく、マスクの内側の蒸れや不快感を取り除き、消臭・抗酸化作用が期待できるマスクスプレーにもなるアイテムだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社セフティ公式HP
2021年04月01日京都の老舗お香メーカー「松栄堂」は、“ミッキーマウス”デザインのお香を松栄堂の直営店ほかで発売する。“ミッキーのアイコン”デザインのお香松栄堂は、今から300年ほど前、京都に創業してから、香づくり一筋に歩んできた老舗のお香メーカーだ。香りある豊かな暮らしをキーワードに、さまざまなスタイル、香りのお香を展開している。2020年10月には、ディズニープリンセスをテーマに「ディズニー/京都伝統工芸シリーズ」第1弾のお香を発売。新作はこれに続く「ディズニー/京都伝統工芸シリーズ」第2弾として登場する。モチーフとなったのは、人気キャラクターのミッキーマウス。お香そのものをミッキーマウスのフェイスデザインに整え、ポップに仕上げた。選べる3種の香り気になる香りは、白檀をベースにした2種と、清楚な花の香りの1種の全3種。ミッキーマウスのアートをあしらった専用のお香立ても同時に発売する。【詳細】「ディズニー/京都伝統工芸シリーズ」第2弾※2021年3月上旬現在発売中。取扱店舗:松栄堂の直営店京都店(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)大阪店(大阪市中央区本町3-6-4 本町ガーデンシティ1F)銀座店(東京都中央区銀座7-3-8 銀座七丁目プレイス1F)人形町店(東京都中央区日本橋人形町2-12-2)横浜店(神奈川県横浜市西区北幸1-5-10 JPR横浜ビル1階)札幌店(札幌市中央区南8条西12丁目3-6)公式オンラインストア・DC 白川 15本入 1,430円(税込)※ミッキーのアートをあしらった付属の簡易香立つき。・DC 二条 15本入 1,430円(税込)※ミッキーのアートをあしらった付属の簡易香立つき。・DC 雪柳 15本入 1,430円(税込)※ミッキーのアートをあしらった付属の簡易香立つき。・DC 香立 八角形/正方形/長方形 各880円(税込)
2021年03月12日モデル・香音(19)の初カレンダー『香音オフィシャルカレンダー2021.4-2022.3』(SDP 1,870円)が、3月28日に発売されることが決定。合わせて、表紙と特典カット4点が公開された。小学生の頃からファッション雑誌『ニコ☆プチ』『nicola』(新潮社)の専属モデルとして活躍し、2019年からはファッション雑誌『Popteen』(角川春樹事務所)の専属モデルを務めている香音。少女漫画から飛び出してきたかのようなキュートなルックスで同世代の女子から憧れの存在として支持されており、昨年は『Popteen』で初の単独表紙を飾ったほかバラエティ番組へも多数出演し、全世代から人気を集めつつある。今回公開されたカットは、今年20歳を迎える香音の姿を捉えた、かわいさの中にも大人の魅力があふれたものばかり。ピュアな表情と華奢で透き通るような眩しい素肌を見せたカットが表紙を飾った。購入場所により絵柄が異なる特典カットは、甘すぎない大人でロマンティックな表情を見せるHMV&BOOKS online・HMV店舗・Loppi購入特典、ノースリーブのワンピースから伸びるすらりとした腕にドキッとするSTARDUST SHOPPERS購入特典、ヒロインオーラ全開の笑顔を見せる楽天ブックス購入特典が公開された。(C)SDP
2021年02月10日ディオールが撮影協力、エルメス専属調香師が監修したフランスの大ヒット映画『パリの調香師しあわせの香りを探して』(原題『LES PARFUMS』)の予告編が解禁となった。「ディオール(DIOR)」の撮影協力や、「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」で多くのヒット香水を手掛け、現エルメスの専属調香師であるクリスティン・ナーゲルが監修を務めたことでも話題の本作。天才調香師アンヌ役に『ヴィオレット ある作家の肖像』『真夜中のピアニスト』のフランスの名女優エマニュエル・ドゥヴォス。アンナのよき“バディ”としてサポートする崖っぷち運転手のギヨームを『ディアーヌならできる』『スクールズ・アウト』のグレゴリー・モンテルが絶妙なユーモアで演じている。この度解禁された予告編では、かつて天才調香師と呼ばれたアンヌと崖っぷち運転手ギヨームの波乱を予感させる出会いからスタート。ギヨームがアンヌのわがままに翻弄される様子が次々と映し出され、徐々に仕事仲間として認め合うようになるまでが軽快につづられている。映像後半には「人生を豊かにする調合は、一つじゃない」というキャッチコピーが現れ、アンヌの再起をかけたドラマに期待が高まる仕上がりに。エマニュエル・ドゥヴォスが自然に着こなすシックな冬のファッション、そしてパリの街並みや自然の映像美も見どころとなっている。『パリの調香師しあわせの香りを探して』は2021年1月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パリの調香師しあわせの香りを探して 2021年1月15日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINÉMA
2020年11月27日2020年10月19日、創業445年の香老舗「香十」は、和花と香木をモチーフにしたお香「香十いろは」を新発売する。香十店舗、オンラインショップにて販売。創業445年の香老舗「香十」(株式会社香十天薫堂代表取締役社長山田昌彦東京都中央区銀座4-9-1)は、和花と香木をモチーフにしたお香「香十いろは」12種類を発売します。香十いろはイメージ「いろは」とは物事のはじまりを意味する言葉です。香十「いろは」=はじまりが「香十いろは」で、はじめてお香を使う方にぜひ使っていただきたいという想いを込めてネーミングしました。また、ひとつひとつの文章、パッケージに香りの情景を大切にし、ユーザーの心の想い出に寄り添える世界観を作りました。香十いろは全12種類いろはのお香の種類は「風ゆれるむらさき藤WISTERIA」、「朝日に輝く薔薇のアーチROSE」、「朝露に蓮の花WATERLILLY」、「手のひらの蜜柑TANGERINE」、「檜の木漏れ日CYPRESS」、「あの曲がり角の金木犀OSMANTHUS」、「初夏の風薫る桃畑WHITEPEACH」、「春の声桜の花CHERRYBLOSSOMS」、「雪の中の水仙花NARCISSUS」、「ほっと一息の緑茶GREENTEA」、「古都のはんなり白檀SANDALWOOD」、「古寺のきりっと沈香ALOESWOOD」の全12種類。わかりやすくどこか懐かしい親しみやすい香りになっています。香十いろは香りの情景を演出するパッケージデザイン商品ページお香はスティックタイプで各30本入。価格は各900円(税抜)。今年2020年4月に発売した「おうち時間を楽しむお香」に引き続きの新発売になります。販売場所香十直営店、香十オンラインショップで販売。香十銀座本店©Sohei Oya(Nacasa&Partners)香十京都二寧坂店香十二寧坂店ではコロナ禍の状況で京都になかなか来れない方に向けて、オンラインツール「ZOOM」を使って京都旅行気分を味わっていただきながら「無料60分オンライン接客サービス」をはじめました。事前に予約サイトにで予約していただき、zoomを使って気軽におうちにいながら、京都二寧坂店のスタッフと会話や映像を楽しめめます。詳しくはこちらから香十(こうじゅう)天正年間創業(1575年)。香十は日本の香り文化の歴史の中に生まれ、継承と時代の新しい創造を行い、伝統の香十練香「黒方」をはじめ、名人といわれた高井十右衛門を商品名とするお香や和香木まで、現代に求められる香り商品の数々をお届けしています。企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年10月27日創業445年の香老舗「香十」は、和花と香木をモチーフにしたお香「香十いろは」を2020年10月19日(月)に香十店舗にて発売する。「香十いろは」は、どこか懐かしく親しみやすい香りが魅力のお香。藤や薔薇、蓮の花、金木犀、桜といった和花や香木をモチーフに、香りの情景を表現している。種類は全部で12種類。「あの曲がり角の金木犀 OSMANTHUS」や 「ほっと一息の緑茶 GREEN TEA」、「雪の中の水仙花 NARCISSUS」など、ぱっと景色が目に浮かぶような、使う人の思い出に寄り添うお香を揃える。香りを表現した、カラフルなパッケージにも注目だ。【詳細】香十いろは発売日:2020年10月19日(月)展開店舗:香十直営店(銀座本店、京都二寧坂店、銀座 ガス灯通り店、東京店、荻窪店、浦和店)、香十オンラインショップ価格:30本入 900円+税種類:全12種類(風ゆれるむらさき藤 WISTERIA、朝日に輝く薔薇のアーチ ROSE、朝露に蓮の花 WATER LILLY、手のひらの蜜柑 TANGERINE、檜の木漏れ日 CYPRESS、あの曲がり角の金木犀 OSMANTHUS、初夏の風薫る桃畑 WHITE PEACH、春の声 桜の花 CHERRY BLOSSOMS、雪の中の水仙花 NARCISSUS、ほっと一息の緑茶 GREEN TEA、古都のはんなり白檀 SANDAL WOOD、古寺のきりっと沈香 ALOES WOOD)
2020年10月19日映画『パリの調香師 しあわせの香りを探して』が、2021年1月15日(金)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、他全国にて順次公開。ディオール&エルメス協力で再現するトップ調香師の世界『パリの調香師 しあわせの香りを探して』は、世界中のトップメゾンの香水を手掛けてきた天才調合師の苦悩と再起を描いた物語だ。本作は、ディオール(DIOR)の撮影協力に加え、ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)で多くのヒット香水を手掛け現エルメス(HERMÈS)の専属調香師が監修。豪華協力により綿密に再現された、知られざるトップ調香師の世界の裏側を覗くことができる。あらすじ主人公は、ディオールの香水「ジャドール」をはじめ、世界中のトップメゾンの数々の香水を作ったトップ調香師・アンヌ。4年前のある日、ヒット作を生み出さなければいけないプレッシャーと忙しさで、突如嗅覚障害になり地位も名声も失ってしまう。嗅覚が戻って以降は、パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしていた。アンヌは、運転手にギヨームという男を雇う。ギヨームは、離婚して娘の親権を元妻に奪われそうになるなど、人生“崖っぷち”状態。境遇も性格もまるで正反対の二人だが、正面から向き合うギヨームの姿勢にアンヌの閉じていた心が少しずつ開き、新しい香水を作りたいと再起への思いを強くする。そんな中、アンヌは再び嗅覚を失ってしまう・・・。アンヌは再び嗅覚を取り戻し、奇跡の調合を生み出せるのだろうか?!フランスの名女優エマニュエル・ドゥヴォス主演天才調香師アンヌに扮するのは、『ヴィオレット ある作家の肖像』で主演を務めたフランスの名女優、エマニュエル・ドゥヴォス。わがままだが憎めないアンヌを、チャーミングに演じている。また、アンヌのよきバディとして彼女をサポートする運転手・ギヨームは、『スクールズ・アウト』のグレゴリー・モンテルが、ユーモアたっぷりに演じている。【詳細】『パリの調香師 しあわせの香りを探して』公開日:2021年1月15日(金)より、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、他全国にて順次公開。監督:グレゴリー・マーニュ脚本:グレゴリー・マーニュ出演:エマニュエル・ドゥヴォス、グレゴリー・モンテル、セルジ・ロペス、ギュスタヴ・ケルヴェン、ゼリー・リクソン、ポリーヌ・ムーレン原題:LES PARFUMS
2020年10月04日世界最高峰で勝負する女性調香師を描くフランス映画『パリの調香師 しあわせの香りを探して』(原題『LES PARFUMS』)が、日本でも公開されることが決定した。天才調香師・アンヌは、4年前のある日、突如嗅覚障害になり地位も名声も失ってしまう。嗅覚が戻った現在は、昔から付き合いのあるエージェントから紹介される企業や役所の地味な仕事だけを受け、他人と関わりを持たず、パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしていた。そんな彼女に運転手として雇われたのは、離婚して娘の親権を元妻に奪われそうになっているうえ、職も失いかけ、まさに人生崖っぷち状態のギヨーム。気難しくわがままなアンヌにふり回されながらも正面から彼女と向き合うギヨームは、アンヌの閉じていた心を少しずつ開いていく。そしてギヨームと一緒に仕事をこなすうちに、アンヌは新しい香水を作りたいと再起への思いを強くするが、アンヌは再び嗅覚を失ってしまう――。本作は、パリを舞台に世界最高峰で勝負する女性調香師の再起を描く物語。「ディオール(DIOR)」の撮影協力や、「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」で多くのヒット香水を手掛ける現「エルメス(HERMES)」の専属調香師クリスティン・ナーゲルが監修を手掛けるという豪華協力によって映画化が実現。コロナ禍の6月22日、閉鎖されていたフランスの映画館が営業を再開。0時を回ったと同時に映画館で開催された先行プレミア上映会には観客が詰めかけ、急遽スクリーンを追加するほどの熱狂の中迎え入れられ、7月1日にフランス興行成績No.1の成績で大ヒットスタートした話題作だ。ディオールの香水“ジャドール”をはじめ、世界中のトップメゾンの数々の香水を作った、わがままだけど憎めない天才調香師アンヌ役は、『リード・マイ・リップス』『真夜中のピアニスト』などに出演するフランスの女優エマニュエル・ドゥヴォスがチャーミングに演じ、アンヌのよきバディとしてサポートする運転手ギヨームを、『スクールズ・アウト』のグレゴリー・モンテルが演じる。ほかにも、セルジ・ロペス、ギュスタヴ・ケルヴェン、ゼリー・リクソン、ポリーヌ・ムーレンらが出演。監督・脚本はグレゴリー・マーニュが務めた。『パリの調香師 しあわせの香りを探して』は2021年1月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パリの調香師しあわせの香りを探して 2021年1月15日よりBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©LES FILMS VELVET - FRANCE 3 CINÉMA
2020年10月01日グラビアアイドルの森脇芹渚(もりわき せりな)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『I DREAM』(発売中 4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)の発売記念イベントを行った。2017年12月に1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを果たした森脇は、童顔に似つかわしくない天然のIカップバストが魅力の25歳。Jカップ寄りのIカップバストはもちろん、上からB93・W62・H86という日本人離れしたダイナマイトボディーを誇る。そんな彼女が約2年ぶりとなるグラビアDVDをリリース。さらに迫力が増したIカップバストとド迫力ボディーを披露している。Iカップバストを小さな水着で隠しながらも下乳や横乳、さらには深い谷間を見せつけて報道陣を悩殺した森脇。「今回のDVDはオムニバス形式となっていて、個人的には初めて着たナースのコスプレがすごく楽しかったです。意外と身体のラインが出ていてエロいと思いました(笑)」と満足げで、ナース以外の設定については「家庭教師の先生を演じた時は、視聴者の方を教える感じとなっています。私服の下はニップレスブラ。これは私が着たいとお願いして実現しました。胸の張りがイイ感じで、自分の中では最高の出来栄えです」と自信を見せた。気になるセクシーなシーンは「夜のベッドのシーンはドキッとすると思います。黒のY字形水着を着たんですが、動くと危なかったですね(笑)。誘惑を擬似的にした感じで、頑張って誘惑しました(笑)」とアピールした。この日は報道陣が撮影する度に揺らすなど、存在感が一際目立った93cmのJカップバスト。大きくなった理由を問うと「思い当たる節がないんですよ」としつつ、「小学校5年生の頃から大きくなったんですが、中学2年生の頃にバドミントン部に入っていて、ブラジャーをつけずにバドミントンをしていました。それとその頃に抹茶の豆乳が好きでよく飲んでいたんですが、それが理由かもしれません。おばあちゃんはEカップだしお母さんはBもなかったので遺伝ではないと思うんですけど」と明かしていた。
2020年09月02日モデルの野崎萌香(のざき・もえか)さんが、2020年8月20日にインスタグラムを更新。美ボディがあらわになった水着ショットが「女神すぎる」と話題になっています。野崎萌香の水着姿に「神々しい…」「見えそう」野崎萌香さんは、2019年の夏に訪れたバリ島での写真をアップしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る I went to Bali last summer☀️☀️☀️ 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki)がシェアした投稿 - 2020年 8月月20日午前1時55分PDT野崎萌香さんは、白色の水着に負けないくらいの美白肌の持ち主。胸や脚を大胆に露出し、透明感あふれる美しさで多くのファンを魅了しています。・透明感が半端ない!こんなにきれいな人、初めて見たかも…。・めちゃくちゃきれい。胸元もセクシーでエロい!・もはや、発光してない!?本物の女神だ。野崎萌香さんは以前にも、インスタグラムでバリ島を訪れた際の写真を投稿しています。 この投稿をInstagramで見る Just one year ago. In Bali 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前7時11分PDT多くの人がうらやむボディを、これからも披露してほしいですね。野崎萌香の彼氏は菅野智之?水着姿が「完璧すぎる…」と話題に[文・構成/grape編集部]
2020年08月24日大阪の焼き芋専門店「蜜香屋」の新業態店舗「蜜香屋 バタータス(BATATAS)」が、2020年8月19日(水)、大阪・梅田エストにオープンする。“焼き芋”が主役の喫茶&酒場「蜜香屋 バタータス」「蜜香屋」は、2009年に大阪・中崎町に誕生した焼き芋専門店。安納芋の美味しさに感動したオーナーが、サツマイモの育つ土づくりから拘った焼き芋を提供しており、連日行列の絶えない人気店だ。今回オープンする「蜜香屋 バタータス」は、そんな「蜜香屋」が手掛ける新業態店舗。店内では、“焼き芋喫茶&焼き芋酒場”をコンセプトに、焼き芋を主役にしたフード&スイーツ、ドリンクを展開する。スイーツメニューには、人気商品「おいもとアイス」「蜜香紅茶」のほか、店舗限定となる「イモプリン・ア・ラ・イモード」などをラインナップ。また、フードメニューでは生地や具材のアクセントに芋を使った「芋ガレット」、芋ご飯で作った「ガパオライス」、肉感と芋感を組み合わせた「水ぎょうざ」などを用意する。さらに、ドリンクメニューには大阪の地ビール・箕面ビールと共同で作った「芋ビール」も登場。今までにない新たなサツマイモの楽しみ方を提案していく。【詳細】蜜香屋 バタータスオープン日:2020年8月19日(水)営業時間:11:00~22:00住所:大阪府大阪市北区角田町3-25定休日:梅田エストに準ずる席数:テーブル 26席、カウンター 11席<メニュー例>イモプリン・ア・ラ・イモード 900円、ガパオライス 1,100円、芋ガレット 1,200円、水ぎょうざ 550円、芋ビール 750円、おいもとアイス 750円、蜜香紅茶 ホット 800円/アイス 700円※価格は全て税込み。
2020年08月22日モデルの野崎萌香(のざき・もえか)さんが、2020年7月26日にインスタグラムを更新。胸元チラリな私服ショットを披露しています。野崎萌香のかわいすぎる私服に「めっちゃ似合ってる!」ファッション誌『sweet』に登場している野崎萌香さんは、撮影時のオフショットを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki) on Jul 26, 2020 at 6:31am PDTグリーンの花柄ワンピースは、胸元が大きく開いた上品かつセクシーなデザイン。野崎萌香さんのキュートで大人な魅力を存分に引き出しています。この投稿を見たファンは「かわいい!」「さすがおしゃれ!」と絶賛。また、「谷間が…」と胸元に注目してしまう人も続出しました。・かわいい!胸元セクシー!・私服、とてもおしゃれです!クリアバッグも夏にぴったりですね。・どうしても胸元を見てしまう…。以前にもセクシーな写真でファンをメロメロにしていた野崎萌香さん。 View this post on Instagram Just one year ago. In Bali A post shared by 野崎萌香 Moeka Nozaki (@moeka_nozaki) on Jul 6, 2020 at 7:11am PDTこれからも魅力的な姿を見せてくれそうですね!野崎萌香の彼氏は菅野智之?水着姿が「完璧すぎる…」と話題に[文・構成/grape編集部]
2020年07月28日タレントの芹那(せりな)さんが、2020年7月15日にインスタグラムを更新。ダイエットに成功したことを報告し、全身ショットを投稿しています。芹那、引き締まったボディに「細い」「憧れる…」約半年かけて、お腹周りやお尻、太ももをメインにセルフエステを重ねてきたという芹那さん。その結果、見事4kgのダイエットに成功したといい、すっきりと引き締まったボディを公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 芹那 SERINA (@serinaofficial) on Jul 15, 2020 at 6:52am PDTまた、同日に投稿したブログでは、セルフエステのほかにも身体作りのために行なっていたことを紹介。その他にもわたしはタクシーに乗る機会を減らし移動の時は30分歩くの当たり前1時間くらい歩いたりもする足痩せがなかなか難しかったんだけどおうちトレーニングもしていたのでスッキリしてきたの芹那オフィシャルブログーより引用芹那さんの努力に、ファンは「細い!」「いい感じやん」と称賛しています。・昔からずっと努力を続けててえらい!続けられるってすごい!!・めっちゃいい感じに絞れてるね。・もともとスタイルいいけど、ますますきれいになってる!コメントの中には「痩せすぎじゃない?」と芹那さんの体調を気遣う声もちらほら見られましたが、筋肉量はほぼ変わらないようで、健康的な減量ができたことがうかがえます。『美』を極め続ける芹那さんからますます目が離せません!芹那の現在は?「消えた」といわれることについて語った言葉がスゴイ![文・構成/grape編集部]
2020年07月17日“いい香りすぎる”香の具(かのぐ)の絵の具を知っている?香の具(かのぐ)は、100%天然のエッセンシャルオイルと塗料を混ぜ合わせた、新しい絵の具ブランドだ。“もっと気軽に香りを楽しんでもらいたい”という思いから生まれた絵の具は、アロマや香水のように華やかな香り。1色1色香りが異なり、むらさき色の絵の具には、やさしくて心地よいフローラルな香りが、あか色の絵の具には、バラを思わせるグリーン調の香りが施されている。色と香りを混ぜて、オリジナルの香りにユニークなのは、色を混ぜることで香りも“調合できる”こと。異なるカラーをミックスさせることで、自分の好みのカラーだけでなく香りも生み出すことができる。香の具(かのぐ)ラインナップ・ジュニパーベリー(あお):森の中にいるようなウッディ調の香り・パチュリ(みどり):オリエンタルで深く重みのある香り・ゼラニウム(あか):バラを思わせるグリーン調の香り・ラベンダー(むらさき):やさしくて心地よいフローラルな香り・ユーカリ(しろ):すーっとした爽快な香り・オレンジ(だいだい):フレッシュで爽やかなオレンジの香り・シダーウッド(ちゃいろ):ヒノキ調の心が落ち着く香り・イランイラン(きいろ):甘く濃厚で華やかな南国の香り・ブラックペッパー(くろ):スパイシーで刺激的な香り2日程度香りが続く香りは、2日程度持続するので、大切な人へ贈る手紙に添えれば、思いだけでなく香りまで届けることも。瓶タイプをセレクトすれば、蓋を開けただけで、ルームフレグランスのように香りが広がる。100%天然のエッセンシャルオイルを使っているので、草花の濃厚な香りを楽しむことができる。【詳細】香の具(かのぐ)9色セット<チューブタイプ 各7ml>5,940円(税込)香の具 35ml <瓶タイプ>各種2,200円(税込)取り扱い店舗:東急ハンズ 渋谷店・町田店・池袋店・大宮店・名古屋店・広島店、富山市ガラス美術館、福岡市美術館、大丸藤井セントラル、OEUFOVO店・Feria店、Coach&Four 美しが丘店・若葉台店、ヴィレッジヴァンガードオンラインストア他※店舗によって取り扱い状況や内容は異なる。
2020年06月27日京都発“日本最古の御香調進所”「薫玉堂(おうのくんぎょくどう)」が、ニュウマン横浜に2020年6月24日(水)オープン。香老舗「薫玉堂」とは?「薫玉堂(おうのくんぎょくどう)」は、安土桃山時代に創業した老舗店。426年に渡り“日本最古の御香調進所”としてその時代にあった香りを作り出してきた。御本山本願寺をはじめ、全国の寺院にも香りを収め、儀式の場また日常の中に溶け込む香りを時代にあわせて展開している。「薫玉堂」の代表品ともいえるお香は、代々伝わる調香帳(レシピ)をもとに、漢方にも使われる植物や熟成した香木などを原料に製作。香老舗ならではの調香のこだわりを大切にしながら、現代のライフスタイルにあわせた香りとして、ルームキャンドルやディフューザーセット、フレグランスオイルなども取り揃えている。京都・東京に次ぐ、3店舗目となる薫玉堂 ニュウマン横浜は「こころを癒す香りを誂える」がコンセプト。長い年月をかけて熟成させた香木や、桂皮などの天然香料を使用して、和と洋2つのラインから香りアイテムを展開する。和ライン「薫玉堂」を訪れたら、ぜひ手に取って欲しいのはこだわりの「線香」。京都の情景をイメージし、天然香料をもとに香りをデザイン。またオープンを記念して、横浜をイメージした線香「線香横浜187」を限定発売。異国情緒あふれる港町のノスタルジックな雰囲気を清々しい香りを表現した。色とりどりの「香袋」は、クローゼットや鞄に忍ばせるとほのかな香りを楽しめる。線香の香りをアレンジし、京都由来の香りを詰め込んだ。洋ライン洋ラインでは、自宅時間を優雅にしてくれるさまざまなルームフレグランスを発売。ベジタブルワックスで仕上げた「キャンドル」や、フレグランスオイルをふくませて使う「ディフューザーセット」、植物のポプリなどがラインナップする。また、スキンケア製品として、四季の香りをコンセプトにした「石けん」、京都の素材エキスとお香の原料を組み合わせた「ハンドクリーム」を展開。バスルームを癒しの時間に変えてくれる「バスソルト」も用意する。香袋作りのワークショップ薫玉堂 ニュウマン横浜店では、オリジナルの香袋を作れるワークショップも開催。ハーブやお香の原料を自分好みのレシピで調合して、オリジナルの香りを作ることができる。【詳細】薫玉堂 ニュウマン横浜店オープン日:2020年6月24日(水)住所:神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 ニュウマン横浜3FTEL:045-534-5556営業時間:11:00~20:00 ※土日祝は~19:00。<アイテム例>・線香 1,500円+税・香袋 800円+税・キャンドル 5,000円+税・ディフューザーセット 5,000円+税・ポプリ 1,400円+税・石けん 2,600円+税■ワークショップ 2,000円+税※所要時間30分程度
2020年06月11日