2020年に3本のドラマに立て続けに出演。シリアスからコメディまでどんな役柄も巧みに演じ分け、今もっとも勢いのある若手実力派女優として引っ張りだこの小芝風花さん。そんな小芝さんが今年最初の出演作が『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』。植物や石やぬいぐるみなど、“モノの気持ちがわかる女の子”という、今までにない難役に挑戦する。――昨年、主演を務めて大好評だったドラマ『妖怪シェアハウス』と同じ、土曜ナイトドラマ枠での放送となりますが、作品のカラーはガラリと変わりますね。そうなんです。最近はわりとコメディ作品が続いていたので、どう演じようかワクワクしています。今までコメディの時は周りとのテンポやリアクションを大事にしていたのですが、今回の作品はタイトルにもある通り、“ちょっとヘン”なところが私の演じる主人公・萌子美のキャラクターなので、むしろ“一人だけズレてる”ように見せないといけなくて。ただ、それが見ている人にとって不快にならないようにすることも大事かなと思っています。だから、わざと“ヘン”をアピールするよりも、周りに対して気を使いすぎる繊細さを出すことで、この子の独特の感性をみなさんに受け入れてもらえるようにしたいです。――聞くところによると、撮影は明後日からスタートするそうですね。(編集部注:取材は’20年12月)もうドキドキしちゃって…!私の場合、自分ひとりで台本を読んでというよりも、監督のお話を聞いたり、共演者の方と一緒にお芝居をしながら役のイメージを固めていくので、現場に入らないと何もわからないんです。なので、本番が始まってから気づかされることも多くて、よく焦ります。「やばい、始まる!」って。――この記事が出る頃にはすでに第1話が放送されています。“モノの気持ちがわかる”という不思議な感覚を持っているがゆえ、他人との関わりを極力避けてきた萌子美がどう変わっていくか楽しみです。萌子美は小さい頃から「私はヘンな子なんだ」という殻に閉じこもって生きていますが、一度本当の自分を出したことで世界が大きく広がっていくことに気づきます。私は萌子美に限らず、「自分はこういう人なんだ」というイメージの中で生きている人って多いと思うんです。――小芝さんご自身もですか?そうですね。私は、どちらかといえば真面目なほうだと思いますが、すごく優等生っぽく見られがちなんです。「そこまでしっかりしてないけどな…」と思いつつ、やっぱりそのイメージが壊れるのが怖くて、どうしてもいい子ちゃんから抜け出せないことはありますね。そういう経験って誰でも少なからず持っていると思うので、この作品が自分の殻を破るきっかけになったり、誰かの背中を押せるような作品になれば嬉しいです。こしば・ふうか1997年4月16日生まれ、大阪府出身。14歳の時に「ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞。実写版映画『魔女の宅急便』の主人公キキ役や、NHKの連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインの娘・千代役などで注目を集める。NHKラジオ第2放送『おしゃべりな古典教室』にレギュラー出演中。シャツ¥38,000スカート¥56,000(共にメゾン ミハラヤスヒロ TEL:03・5770・3291)その他はスタイリスト私物『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』で小芝さんが演じるのは、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な感覚の持ち主、清水萌子美。他人と関わりながら萌子美が成長していく姿とともに、バラバラだった家族の再生を描いていく。共演者には工藤阿須加さんほか。テレビ朝日系にて毎週土曜23時~放送。※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・成田佳代ヘア&メイク・竹下あゆみインタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2021年01月29日配合されている果物・植物のイメージに合わせたデザイン2020年3月1日(月)、株式会社ビーバイ・イーは、同社が展開するスキンケアブランド『凜恋(リンレン)』より、期間限定デザインのシャンプー・トリートメントを数量限定で発売する。この度の期間限定パッケージは、クリエイティブディレクターDaichi Miura氏がデザインしている。デザインされたのは、「リンレン レメディアル シャンプー/トリートメント」の「ユズ&ジンジャー」、「ローズ&ツバキ」、「ミント&レモン」の3種だ。各製品に配合されている果物や植物のイメージに合わせたデザインが描かれている。なりたい仕上がりに合わせて選べるユズ&ジンジャーは、酒粕エキスやコメ発酵液が配合されており、根元からハリとコシのある健やかな髪に導く。また、ローズ&ツバキは、椿種子油や海藻成分を配合し、しなやかで艶やかな髪に仕上げてくれる。そして、ミント&レモンは、薬用スカルプケア製品で、グリチルリチン酸ジカリウムという有効成分を配合。そのほかにも10種類の植物原料や天然クレイを配合して、頭皮環境までも健やかに保ち、髪にボリュームを与えてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ビーバイ・イーのニュースリリース
2021年01月25日イ・ビョンホンが、軍事政権下で独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ(朴正煕)大統領の暗殺者を演じる『KCIA 南山の部長たち』。この度、ワシントンDCを舞台とした特別映像と、韓国映画として初めてフランス・パリのヴァンドーム広場で撮影し、世界を股にかけたスケールと緊迫感が分かる場面写真が到着した。本作は、1979年10月26日、大韓民国の朴正煕大統領がKCIA(中央情報部)部長キム・ジェギュ(金載圭)に暗殺された実話を基に描く衝撃のサスペンス。韓国で51日、アメリカで4日、フランスで10日、合計65日間に渡って行われたという本作の撮影。今回公開された本編映像では、イ・ビョンホン演じるKCIA部長が、自らアメリカ・ワシントンDCに渡り、かつての友人で自分の前任者でありながらアメリカへ亡命し、韓国大統領批判をしたパク・ヨンガク(クァク・ドウォン)に接触する。友情と職務の間でかすかに揺れ動くイ・ビョンホンの表情と、リンカーン記念堂やワシントン記念塔をバックとしたロケーションがスパイ映画のようなサスペンスを感じさせる緊迫のシーンとなっている。さらに、韓国映画で初めて撮影許可を得て行われたパリ・ヴァンドーム広場でも撮影。フランス政府は実話を基にした映画だということで、地方でのドローン使用も含め、本作に撮影許可を与えたという。いずれも本作のスケールと緊迫感を強く感じさせるシーン。海外の撮影について、パク元部長役のクァク・ドウォンは「とにかく決められた時間にきちんと撮りきらなければならない、という緊張感の中スタッフの集中力が素晴らしかった」と語り、本作に集結した一流の撮影クルーたちに賛辞を贈る。また、海外のロケ撮影のみならず、韓国映画界トップのスタッフたちが作り上げた国内でのセット・撮影も必見となっている。『KCIA 南山の部長たち』は1月22日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:KCIA 南山の部長たち 2021年1月22日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2020 SHOWBOX, HIVE MEDIA CORP AND GEMSTONE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
2021年01月19日女優の小芝風花が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』が、23日(毎週土曜23:00~)より放送される。昨年12月2日、イベント「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した小芝が、その役どころや2021年にかける思いを語った。2014年に映画『魔女の宅急便』の主演・キキ役に大抜てきされ、ブルーリボン新人賞や日本映画批評家大賞新人賞を授賞。その後も『トクサツガガガ』(NHK)、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)、『パラレル東京』(NHK)など多数の作品に出演し、昨年は『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)のヒロイン、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)の主演などを務めた。そんな小芝が『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』で演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。不思議な感覚を持っているがゆえ、他人との関わりを極力持たないようにして生きていたが、あることをきっかけに、広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく姿が描かれる。フジテレビ系列『僕の生きる道』シリーズをはじめ、数々のヒットヒューマンドラマを手がけてきた橋部敦子氏が脚本を務めるハートウォーミングなホームドラマだ。コロナ禍に放送されるホームドラマということで、小芝は「新型コロナの影響で家にいる時間がすごく多くて、家族との距離感もニュースで報道され、様々な家族のエピソードなどが話題になっていたと思います」と前置きし、「今回の作品も、一見平穏そうな家族なのですけど、実はバラバラだったっていうのが、私の演じるモコミの行動によって明らかになっていく、でもそのバラバラだった家族がひとつにまたなっていくというホームドラマであるので、共感していただける方もいらっしゃるかもしれないと思います。すごく優しい作品になっているので、ちょっとあたたかい気持ちになっていただけたら」と呼びかけた。役どころについては「私の演じるモコミは物の思いがわかる、言葉がわかる、ちょっと変わった感覚を持っている女の子で、ずっと私は変わってる子だと周りから思われて、変な子だと思われているレッテルの中で生きてきたんですけど」と説明し、「そこから自分の殻をやぶって広い世界に飛び出していくので、いま悩んでいる方だったり、一歩なかなか踏み出せない人にも、優しく背中を押せるような作品になるように」と意気込みをアピール。そんな小芝は今年が年女。「丑年なので駆けづらいんですよね(笑)」と笑顔を見せ、「これまでもゆっくりとした小幅で歩んできたのが結構繋がってきていて、もう1回この子とお仕事をしたいって、同じ監督さんと2度3度ご一緒させていただける機会が少しずつですが増えてきて」と振り返る。その手応えをかみしめ、「牛みたいにゆっくりなペースかもしれないですけど、自分のペースで今まで通り頑張っていきたい」と決意を新たにした。
2021年01月01日べたつきや気になるニオイを抑えるドライシャンプー2021年2月15日、株式会社ビーバイ・イーは、同社が展開するヘアブランド『凜恋(リンレン)』から、クリエイティブディレクター Daichi Miuraデザインの「ドライシャンプーミント&ローズマリー」を数量限定で発売する。内容量は100ml、価格は税込み1,300円にて発売される。同ブランドは、「人に、自然に、そして未来へ」をコンセプトに、国産の植物由来成分を使用し、さらに、パッケージにも植物由来のプラスチックボトルを使って、人にも自然にも優しい製品を提供している。抗菌・抗炎症作用のある植物由来成分同製品は、シャンプーをしたような爽快感を与えてくれるドライシャンプーだ。ハッカ油やローズマリー葉エキス、メリッサ葉エキスなど6種の植物原料が配合されている。これらの成分には、抗菌・抗炎症・抗酸化などの作用があり、頭皮と髪に清涼感を与えて、べたつきやニオイを抑えてくれる。植物由来成分のみが配合されているため、空間のリフレッシュミストとしても、体のエチケットミストとしても、マルチに使用できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ビーバイ・イーのプレスリリース
2020年12月24日フィギュアスケート選手の本田真凜が3日、都内で行われた「タウングループ/タウンハウジング」新CM発表会に出席した。タウングループは、本田真凜を起用したタウングループとタウンハウジングの新CMを制作。12月28日に関東ローカルで放送され、困難にぶつかっても前向きになる『明るい未来へ』篇と同社の社員に扮した本田がお客さんの要望に応えて物件を紹介する『夢見る人応援隊』篇の2バージョンとなっている。本田は、CMで着用したスーツ姿で登場し、「今年から大学生になって色んなところでスーツを着る機会があって、少し大人になった気持ちでいます」と背筋を伸ばしつつ、「でも、立っているのもフラフラして大変で、スケートの衣装の方が落ち着きますね」とおどけた。CMについては「『明るい未来へ』篇はセリフが自分と重なっていて前を向いて頑張ろうという気持ちになります。『夢見る人応援隊』編は演技が難しくて何回もやり直しました(笑)」とスケートの演技と比べたら難易度が高ったようだが、女優もしている妹の望結からアドバイスをもらったそうで「いつもの通りというのと固くならず素な感じでやった方がいいよと言われました。私もお気に入りのCMになったのでよかったと思います」と満足げだった。ケガの影響もあり、先月末に行われた「NHK杯」で久しぶりにリンクで演技を披露した本田は「今年はコロナの中で練習が出来なかったり肩のケガもあって下を向いたりしていましたが、前を向いて歩いていけるようにしたいと思います。体調は戻っています」と復調をアピール。コロナ禍について「家族がみんな集まることがほとんどなかったので、お家でみんなが揃ってご飯を食べたりする時間が幸せだと思いました」と話し、「私が一番しっかりしていないと改めて感じました。姉妹3人で何かをすることが多かったので2人は面倒見が良くて、私が頼っているようなところがありました。ご飯もお母さんと妹が作ってくれて、私が食べるだけでしたね(笑)」と明かした。さらに「テレビの番組で自分がしっかりしてないことを妹たちに暴露されたのを自粛期間で知って、どうしようという感じです(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
2020年12月04日女優の小芝風花が2日、東京・明治記念館で行われた「オスカープロモーション2021年新春晴れ着お披露目」に出席した。芸能事務所・オスカープロモーションが毎年12月に開催しているマスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」。今年は新型コロナウイルス感染予防対策を重視し、撮影会形式ではなく、同事務所による撮影素材がマスコミ各社に配布された。2021年1月スタートのテレビ朝日系ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』で主演を務める小芝は、2021年が年女。10年連続の出席となる同イベントについて「最初14歳で、本当に事務所に入って一カ月たたないくらいで参列させていただいたんです」と当時の思い出を語り、「いつか先輩方のように存在感のある女優さんになりたいと思ってその場にいました。やっぱり隣に並んでいて凄かったんですよね、オーラが」と武井咲らと並んで参加した10年前を振り返る。「私も、こんなふうに憧れられる先輩になれるように頑張りたいな、って思いました」と心境を明かし、「ちょっとだけお姉さんになってきているので、もう少しっかりしたいなぁとか、頼られる先輩になれるように成長していきたい」と意気込みを述べた。今年一番嬉しかったことについては「小学生の頃から好きだった甲斐よしひろさんから、実際に使われていたギターを頂いたことです」と、母と共にファンだった甲斐の名前を挙げる。小芝は、6月に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で甲斐と初対面、号泣する姿が放送されており、その思い出について「お話しできた事、そして『安奈』の楽譜まで頂き、夢のようでした」と目を輝かせた。ちなみに『安奈』は甲斐が所属する甲斐バンドが、小芝が生まれる18年前にリリースした曲だ。ステイホーム期間の過ごし方についても「甲斐さんに頂いたギターを弾いていました」と、甲斐のギターを大事にしている様子を伺わせた。この日は小芝のほか、吉本実憂、高橋ひかる、本田望結、尾碕真花、井頭愛海、井本彩花、宮本茉由、本田紗来が参加した。
2020年12月03日テレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠では、小芝風花が主演を務めるドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」を来年1月より放送することが決定。「救命病棟24時」「A LIFE~愛しき人~」の脚本家・橋部敦子と初タッグで感涙必至のヒューマンホームドラマに挑む。小さな工場で不良品のチェックをしている清水萌子美。ある日、萌子美はほかの従業員が仕分け終わった部品に不良品があるのを見つけ、思わず「その子、ケガ――」と言いかけてしまう。実は萌子美には、感情を持たないとされているモノの気持ちが分かってしまうという繊細な“感覚”があった――。民放連続ドラマ初主演となった「妖怪シェアハウス」に続き、再び土曜ナイトドラマ枠に登場する小芝さん。彼女が今回演じるのは、感情を持たないとされているモノの気持ちが分かってしまうという繊細な感覚を持つ主人公・清水萌子美。他人との関わりを極力持たないようにしてきた彼女だが、あることをきっかけに広い世界に踏み出すことを決意。成長していく姿を綴っていく。さらに、家族も影響を受け、それぞれが本音をぶつけ合い、自分自身と向き合うことに。萌子美だけでなく、家族の再生をも描いていく。「今回は眠る前のひととき、見てくださる方の心がホッコリするような、気持ちよく眠れるような、一週間頑張ったご褒美になるような作品にしたいです」と意気込んだ小芝さんは、「萌子美の1番の特徴はモノの気持ちがわかることなので、モノと対峙したとき一方的にモノの言うことに耳をかたむけるのではなく、ちゃんと“会話”しているように見せたいです。モノがどんな風に話しているのか、そのモノはどんな性格なのか、テレビの画面越しに伝えるのはとても難しいですが、丁寧に演じたいと思います」とコメント。また「萌子美は自分だけの小さな世界から勇気を出して一歩踏み出し、数々の出来事に向き合います。そんな萌子美の奮闘をぜひ応援していただきたいです!」と視聴者へ呼びかけた。「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」は2021年1月、毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月19日女優として活躍している小芝風花(こしば・ふうか)さん。デビュー当初から、圧倒的なかわいさはもちろん、高い演技力で注目されていました。そんな小芝風花さんの子役時代と現在の写真を比べてみました!小芝風花の子役時代が「かわいすぎる…」小芝風花さんは2011年に、女優の武井咲(たけい・えみ)さんの妹キャラを発掘するために行われたオーディション『ガールズオーディション2011』に参加。見事グランプリを獲得し、14歳の時に、芸能界デビューを果たします。その時の小芝風花さんの姿がこちらです!小芝風花(右)と武井咲(左) 2011年まだ、あどけなさが残るビジュアルが、とってもかわいらしいですね。少し緊張した笑顔にも初々しさを感じます。2012年には、武井咲さん主演のドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビュー。同作で武井咲さんの妹役を演じ、「あのかわいい子は誰!?」と話題になりました。その当時の小芝風花さんがこちらです!小芝風花 2012年この時、都内にある『日枝神社』で七五三広報大使の任命式に出席していた小芝風花さん。デビューを決めたオーディションの時と比べ、顔つきがグッと大人っぽくなった印象です。以降も数々のドラマや映画に出演。2014年の公開の実写映画『魔女の宅急便』をはじめ、2019年1月に放送されたドラマ『トクサツガガガ』(NHK)、2020年放送のドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)などの作品で主演を務め、演技力の高さも注目されています。小芝風花の現在は?インスタでチェック!小芝風花さんはインスタグラムを利用しており、撮影オフショットやかわいさあふれる自撮りを投稿しています。ファンはそんな小芝風花さんを見て、「日に日にきれいになっている!」「美女感、ハンパない」とメロメロに。子役時代と比べ、さらに美しく進化した小芝風花さんの写真は要チェックです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月15日午前5時53分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 現在発売中の 「CanCam 11月号」に掲載して頂いております☺︎ ぜひお手に取って下さい(。・・。) #cancam 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月23日午後6時09分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 本日、9月21日(月) NHK Eテレ 19:25〜19:55 「いつもと違う夏 17音にのせて〜俳句甲子園2020〜」でナレーションを務めさせて頂きました☺︎ ぜひご覧ください(。・・。) #Eテレ #俳句甲子園 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午後7時54分PDT この投稿をInstagramで見る お知らせです 今夜、9月13日(日) TBS 20:00〜 「バナナマンのせっかくグルメ!!」に出演させて頂きます☺︎ ぜひご覧ください(。・・。) #バナナマンのせっかくグルメ 小芝風花 (@fuka_koshiba_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月12日午後6時35分PDT人々を元気づける明るい笑顔は昔のままな小芝風花さん。これからも若手女優の代表格として、活躍し続けてほしいと思います!小芝風花は朝ドラや実写『魔女の宅急便』で人気に!私服がかわいいと評判[文・構成/grape編集部]
2020年10月21日韓国の大統領が暗殺された実話を基に描く、イ・ビョンホン主演実録サスペンス『KCIA 南山の部長たち』が日本でも公開されることが決定した。1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョンが、大統領を射殺。遡ること40日前。KCIA元部長パク・ヨンガクが亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。さらには回顧録を執筆中だともいう。激怒した大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、アメリカに渡り裏切り者ヨンガクに接触。それがやがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らずに…。軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ大統領。彼に次ぐNo.2の権力者とも言われるKCIA部長キム・ジェギュが大統領を殺害したというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。権力闘争の果ての凶行か、独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、いまも様々な見方がなされている。本作は、韓日両国でベストセラーとなったノンフィクションを原作に、“実話を基にしたフィクション”としながらも、そんな歴史の闇に肉薄していく。本国では、2020年公開作品の興行収入第1位の成績を記録(10月11日現在)し、百想芸術大賞主演男優賞(イ・ビョンホン)を受賞するなど観客批評家双方から絶大な支持を受けた話題作。キム部長役で主演を務めたのは、トップスターのイ・ビョンホン。共演には、大統領役で『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』のイ・ソンミン。パクKCIA元部長役で『哭声/コクソン』のクァク・ドウォン。ほかにも、イ・ヒジュン、キム・ソジンらが参加。監督は、『インサイダーズ/内部者たち』でイ・ビョンホンとタッグを組み、当時、R指定作品として歴代最高の観客動員記録を打ち立てたウ・ミンホが務めた。『KCIA 南山の部長たち』は2021年1月、シネマート新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月14日小芝風花主演の痛快な社会派ラブコメディ「書類を男にしただけで」に、竜星涼、水沢エレナ、奥野壮、高橋メアリージュンら追加キャストの出演が明らかになった。セクハラ上司を背負い投げして会社をクビになり、転職活動中にうっかり性別欄を間違えて記入したことで、箕輪祐希はずっとあこがれていた大手広告代理店の採用試験に“男性”として合格、そのまま男性として入社することを決意。女性であることがバレないように奮闘しながら仕事を頑張る中で、かつて心ときめいた男性に再会してしまう――。そんな主人公・祐希を演じる小芝さんを取り巻くのも個性派キャストたち。祐希が転職先で出会う、中身は永遠の中学生男子のコピーライター・杉田哲也役には、ドラマや映画の注目作への出演が相次ぎ、今年1月期の日曜劇場「テセウスの船」での演技も注目された竜星涼。祐希の転職先の同僚で、“職場の華”として扱われながらも自分の生き方に不安を感じている須藤あやか役には、役柄と同世代の水沢エレナ。いまどきな後輩社員の鈴井翔平役は、「仮面ライダージオウ」で主演を務めた注目の若手俳優・奥野壮が演じる。そして、祐希が男として働く後押しをする産業医の柏木未来には、「私の家政夫ナギサさん」での好演も記憶に新しい高橋メアリージュン。祐希が転職先で異動となる第7営業部の部長・古橋敏之役にデビット伊東。さらに、祐希らが働く第7営業部のビッグクライアントとなる信玄堂の社長・渡辺リカを友近が演じる。個性豊かなキャラクターを、幅広い世代の多様な実力派俳優陣が演じ、脇を固める。時代は多様性を尊重し、女性の活躍する場も年々増えている傾向にあるが、その一方で男性優位な文化は色濃く残っているのが現実。本作は、そんな現実を「ラブコメディの世界を借りて、明るく切なく、そして痛快に蹴飛ばしたい」という思いから入社5年目の女性プロデューサーが企画したオリジナルドラマ。「性別など関係ない!」と簡単に言える世の中ではないからこそ、「お互いの個性が尊重され、自分のなりたい自分でいられて誰にも傷つけられることのない、そんな世界になりますように」という願いを込めて、ハートフルに描いていく。新キャストからコメント到着竜星涼僕が演じる杉田は、イケメンだけどちょっと“変人”なタイプですが、結構皆さんの身近にもいるキャラクターだと思います。自分の好きな漫画のキャラクターを妄想しながら、それが普段の言動にも出てくるタイプだと思うので、そこを意識して、新しい竜星涼を見てもらえればと思います。風花ちゃんとも7年ぶりくらいの共演で、男装もキマっていたので一緒に演じるのが楽しみです。杉田というキャラクターも魅力的で、台本も面白くて、しっかりとしたメッセージ性もありながら笑ってもらえる1時間になっていると思います。見てくださった方が、周りにいる人それぞれの個性を愛せるようになったらうれしいです。水沢エレナ実際に自分と同年代の役柄で、セリフ自体に読んでいてとても共感できたので、視聴者の方も共感してくださる方が多いと思いと思います。私が演じるあやかが今までの溜まってきた気持ちを伝えるシーンがあるのですが、台本を読んだ時点で胸にグッときたので、年齢が近しい女性の背中を押せるように、しっかりと言葉一つ一つに気持ちを込めて大切にお芝居していきたいです。全体的にはコメディタッチな部分も多いですし、見てくださる方が元気に、前向きな気持ちになれるような作品になればと思いますので、よろしくお願いします。奥野 壮今回演じるのは自分の年齢よりも年上なので、新鮮で楽しみです。しっかりとこの作品に馴染んで陰ながら支えていければと思います。物語の入り口は「そんなこと起こる!?」というところから始まりますが、働く女性の日常をいつもとは違った角度から見ていただける作品だと思うので、そこを楽しんでいただきたいです。悩んでいる人たちの気持ちが少し楽になるような作品になればいいなと思います。高橋メアリージュン私の演じる柏木はクールな女性で、所々に出てきては主人公に大きな影響を与える役どころです。しっかりと主人公を励ましたり、背中を押してあげられたらなと思います。台本がとても面白くて、女性としてとても共感できますし、すごくポジティブな気持ちになりました。男女の偏見に限らず、人と比べることなくみんなが対等な世の中になればいいなと思いますし、見ていてスカッとできる気持ちのいい作品になっていると思いますので、ぜひご覧ください。デビット伊東今まで演じてきた役柄はちょっと心のどこかに闇というか、一物を持ったような役柄が多かったのですが、今回ストレートで気持ちのいいまっすぐな上司の役柄を演じられてうれしいです。台本を読んで思ったのは、セクハラやパワハラが問題になっているのには、コミュニケーションに”愛”が足りてないということです。今の若い子たちが感じていること、会社の中でもがいていることを台本から感じとったので、きちんと演じて伝えていきたいです。今回、キャストもスタッフもとても若くて、自分のことはさておき、若手の役者陣がいかに活きるかを考えて、みんながしっかりと輝けるようにしたいと思います。友近今回、社長の役をやらせていただくのですが、私的には興味のある役柄ですね。コントにならないようにリアルな感じを出しつつ、社長としてのどっしりとした印象が出せるようにしたいと思います。主演の小芝風花ちゃんはとても可愛いですし、以前ご一緒した際も本当にお芝居がお上手で、コミカルな演技もとてもチャーミングなのでまた共演できてうれしいです。さまざまな偏見がまだ世の中にたくさんあると思います。視聴者の方が少し考えたりしながらも、コメディの部分ではホッとできるような作品にできればと思います。気になるあらすじは…?箕輪祐希(小芝さん)はセクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビに…。転職活動も不採用の嵐。そんな中、最終選考まで通過した1社…それはずっとあこがれていた広告業界最大手の一つ「インサイトエージェンシー」。祐希は気を引き締めて「インサイトエージェンシー」の最終選考でもある健康診断に行くが、そこで自分の性別が男性として登録されていることが発覚。健康診断を担当する医師・柏木未来(高橋メアリージュン)に「ここで女だって言ったら落とされるよ」と言われ、祐希の頭の中には“女として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡り…。祐希は「男で天下取ってやる」と性別を偽り、そのまま男として入社することを決意。女性であることがバレないように奮闘しつつ仕事を頑張る。しかし、かつて心ときめいた男性、杉田哲也(竜星涼)に再会し…!?「書類を男にしただけで」は10月11日(日)14時~TBSにて放送(※一部地域をのぞく)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月25日「あの子のことが気になる」と感じたら、それはもう恋の始まり。女性に限らず、男性もそんな風に恋の始まりを意識するものです。今回は、男性が「好きかもしれない」とタイミングやきっかけについて紹介します。■ 「付き合ってるの?」と言われた「仲の良い女の子と話しているときに、『二人は付き合ってるの?』と同僚に言われて、それから妙に気になりました」(27歳/男性/IT)「もしかして付き合ってるの?」とか「いつも仲いいよね」などと周囲の人から言われると、誰しも意識してしまうもの。友達としてしか思っていなかった女性のことを、気になり始めるきっかけにもなるかもしれません。「お似合いってことなのかな?」と感じたら、リアルにカップルとしての姿を想像してしまいますよね。■ 気づくとよく「一緒にいる」「一緒にいる時間が増えると恋が芽生えやすい。そういう時は『好きかも?』と自問してます」(31歳/男性/映像関係)一緒にいることが多くなり、居心地の良さを感じたら、その女性のことは特別な存在として認識し始めるでしょう。二人一緒が当たり前で、一緒にいないとちょっと寂しいという感覚にまでなったら、恋愛としての意識も高まります。気になる男性の近くにいる時間を増やし、できれば2人きりの機会も持つようにすれば、少しずつ関係性に変化が表れてきますよ。■ 「他の男性」に取られそうになった「他の男性と仲良くしているのを見たときにどう感じるかで、自分の本心がわかる。好きだと嫉妬心が湧きますからね」(33歳/男性/自営業)嫉妬をするということは、その相手に対して少なからず好意を抱いている証拠。だからこそ、他の男性に取られるかもしれないという不安や焦りを感じたときは、「あの子のことが好きなのかも」と実感する瞬間でもあるでしょう。とはいえ、わざと嫉妬させるようなことをするのは、おかしな誤解を生みやすいので、あまりオススメできない駆け引きです。■ 「俺に気があるのかも」と感じた「なんとなく相手の好意を感じると、そこから意識しちゃう。気がつくと好きになってることが多い」(28歳/男性/不動産関係)自分への好意を感じる女性に対しては、男性も好意を抱くようになりやすいもの。「気があるの?」「好きなの?」なんて考えているうちに、どんどんその女性のことで頭がいっぱいになっていくのでしょう。積極的に話しかけたり、相談を持ちかけたり、お誘いしてみるのもいいでしょう。それとなく好意を示していけば、男性のあなたを見る目も変わってくるはずですよ。■ おわりになんとなく気になる存在の女性に対しては、些細なきかっけで急展開するようです。普段の会話や行動で、恋心が芽生えるきっかけをつくるのがポイントです。(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年09月23日「妖怪シェアハウス」での好演も記憶に新しい小芝風花がTBSドラマに初主演するドラマ「書類を男にしただけで」が、10月11日(日)に放送決定。小芝さんは転職活動で連戦連敗、ついには男性の振りをして就職に挑む女性を演じる。主人公となるのは、セクハラ上司を背負い投げしたことが原因で前職をクビになり、転職活動中の箕輪祐希(みのわ・ゆうき)。だが、気が強すぎる性格が災いしてか、転職活動は失敗続き。さらに彼氏にもフラれることに。そんな中、最終選考まで通過した1社…それは広告業界最大手の一つ「インサイトエージェンシー」。祐希は気を引き締めて「インサイトエージェンシー」の最終選考でもある健康診断に向かうが、そこで自分の性別が男性として登録されていることが発覚。健康診断を担当する医師に「ここで女だって言ったら落とされるよ」と追い詰められ、祐希の頭の中には“女性として失敗し続けた過去”が走馬灯のように駆け巡り…。祐希は「男で天下取ってやる!」と、性別を偽り男性として働くことを決意。男性として入社し、女性であることがバレないように奮闘しつつ仕事を頑張ることに。やがて、同僚の男性に恋をして…!?本作は「男性に生まれてみたかった」「こんな時、男性だったら…?」と、日常に散りばめられた女性の理不尽さや悔しさを痛快に描いた、働く女子の共感を呼ぶ“社会派ラブコメディ”。主人公の箕輪祐希を演じるのは、シリアスからコメディまで演じ分ける実力派若手女優として若い世代を中心に人気を博す小芝風花。今作で演じる祐希は自身より少し年上の会社員で、女性であることを隠し、男性として転職先の大企業で若手エースとして奮闘する、というキャラクター。そんな祐希を小芝さんが表情豊かに演じる。女性が活躍する場は年々増えてはいるものの、その一方で男性優位社会であるのも現実。本作は、そんな現実を「ラブコメディの世界を借りて、明るく切なく、そして痛快に蹴飛ばしたい」という思いから入社5年目の女性プロデューサー、中西真央が企画したオリジナルドラマ。「性別など関係ない!」と簡単に言える世の中ではないからこそ、「お互いの個性が尊重され、自分のなりたい自分でいられて誰にも傷つけられることのない、そんな世界になりますように」という願いを込めながら、ハートフルに描いていく。主人公の祐希を取り巻く個性豊かなキャスト陣も今後発表されていく予定という。主演の小芝さんは「台本がすごく面白くて、女性だったら共感してくださる方も多いのではないかなと思いました」とコメント。「私が演じる祐希は、もともと芯が強いので、女性として生きているときも男性のときもその部分は変わらないと思うので、そこはしっかり意識していきたい」と語り、男性から見ても「発見がある作品になっていると思います」と明かしている。また、プロデューサー・中西さんは、「『エントリーシートを男で出していたら私の人生もちょっと違ったかな』 一昨年明らかになった医学部入試での女子や浪人生に対する不正な減点のニュースを見ていて、私自身がふとそんなことを考えたのがこの企画のきっかけでした」と語り、「どうにもならない違いがあるのは事実」で「女の私が男のようには生きられない。そのことを実感してきました」と打ち明ける。「主演の小芝風花さんは、かわいらしさはもちろん、お芝居からあふれる芯の強さが魅力」としてオファー、初プロデュースとなる自身を含め、若いスタッフが多いことで「斬新なアイデアやフレッシュな感覚を殺さず積極的に取り入れていくことで、いつもとは何か違うと感じてもらえる作品になればいいなと思っています」と自信をのぞかせている。「書類を男にしただけで」は10月11日(日)14時~TBSにて放送(※一部地域をのぞく)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月22日小芝風花主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」が9月19日放送の8話でフィナーレを迎えた。“妖怪化”を止めるために澪が結婚相手に選ぶのは譲と原島のどちらか!? 意外な結末と主題歌を歌うmiwaのゲスト出演にネットが沸いている。主人公の目黒澪を小芝さんが演じ、澪が居候するシェアハウスの妖怪役にはぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二、お岩さん=四谷伊和に松本まりか、酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉、座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえ。神主でシェアハウスの大家、陰陽師の末裔でもある水岡譲には味方良介。澪の勤務先の編集プロダクションの上司・原島響人に大東駿介、澪の同僚・山中美雪に内藤理沙、若手編集者の柳沙羅に宮本茉由といったキャストも共演した本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では妖怪化が進む澪だが、その矢先、譲と原島の両方からプロポーズされ、はじめての経験に澪は悩み苦しむ。そんな澪を見かねた座敷童子は妖怪たちとともに天狗大王(声・福田転球)の元へ向かい、お札を入手。澪に御守りとして渡す。その札を持って外出した澪はカラスの大群に襲われ、黒い煙に巻き込まれる。闇のなか、体が自由に動かず、息苦しくなった澪は譲の名前を呼ぶ。助けに来た譲と結婚した澪だが1年後、9月26日が迫ってくると自分が大事な何かを忘れていることが気になり出し…という物語が展開。天狗の札の力で譲と原島、2人との結婚生活を体験した澪は、自らの妖怪化が自分の解放だと気づき、「生きたいように生きて何が悪い」と“妖怪”になって自由に生きる道を選ぶ。それから1年後、原島のもとに澪が書いた「妖怪シェアハウス」という小説が届く…というラストだった。人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた澪が選んだ“生きたいように生きる”という決断に「見た目は軽やかで馬鹿馬鹿しくていちいち可愛いコメディですが、ちゃんと2020年の今描くべき女性主人公のドラマとして作られた作品」「周りに流され我慢して自分を殺して人に合わせてた澪が妖怪たちとの色々な出来事を体験して辿り着く結末が「自分らしく生きて自分を貫いて生きていく」って綺麗」などの声が上がる。またゲスト出演したmiwaさんには「miwaちゃんの巫女さん姿本当に似合ってました」といった声とともに、「思えばmiwaさんのDAI TANの歌詞は澪の気持ちなのかな」とmiwaさんの歌う主題歌「DAITAN!」に対する反応も。また原島と結婚した澪の小説が映画化されることになり、撮影現場を訪れた澪のアテンドをする沙羅が「15時ちょうど、誤差なし」と言うなど“小ネタ”シーンにも「ボディガードネタをww」「BG頭よぎったわ」など、視聴者が反応を示していた。(笠緒)
2020年09月20日小芝風花が妖怪たちとシェアハウスで暮らすヒロインを演じる「妖怪シェアハウス」の6話が9月6日オンエア。今回は長井短演じる“ヤマンバギャル”スタイルの山姥が登場。ラストでみせた小芝さんのヤマンバメイクにもSNSが大きな反応をみせている。人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた編集プロダクション勤務の目黒澪を小芝さんが演じる本作。クズ男にすべてを奪われた澪がたどりついたシェアハウスに暮らす妖怪として、ぬらりひょん=沼田飛世を大倉孝二が、お岩さん=四谷伊和を松本まりかが、酒呑童子=酒井涼を毎熊克哉が、座敷童子=和良部詩子を池谷のぶえがそれぞれ演じるほか、シェアハウスの大家で陰陽師の末裔でもある水岡譲には味方良介、澪が恋してしまう上司・原島響人に大東駿介、澪の同僚・山中美雪に内藤理沙、若手編集者の柳沙羅に宮本茉由といった配役。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では、澪が原島のことを好きになり、澪の新たな恋を妖怪たちも応援することになる。しかし原島に新企画のアドバイスをもらっているうちに、頼りになる大人の原島に対し自分は不釣り合いなのでは…澪は悩むように。原島に釣り合うような聡明な美女になりたいと妖怪たちに相談していると、伊和がある妖怪ならどうにかしてくれるとその妖怪を呼び出す。その妖怪とは人を食らうといわれる恐ろしい妖怪・山姥…のはずが、登場したのは、なんとヤマンバギャルのメイクとファッションに身を包み、ギャルポーズをキメるハイテンションな山姥のやまちょす(長井さん)だったというストーリーが展開。長井さん演じるやまちょすに「山姥のインパクトに全部持ってかれた」「今週は山姥の長井短さんの面白さを堪能」「長井短さんの振り幅はんぱなくてびびっとる」などネットは話題騒然。そんなやまちょすだが、多くの人をポジティブに変えてきた渋谷の伝説のビューティーアドバイザーという設定で、劇中でもポジティブなメッセージで澪を励ます。そんなやまちょすの言葉に「やまちょす、いいこと言うなあ」「やまちょすの言葉が刺さる」「やまちょすええ妖怪やなぁ」といった反応も。ラストではやまちょすによって澪たちが“ヤマンバメイク”に…小芝さんのヤマンバスタイルに「マンバ澪ちゃんきたあああああああああ」「黒ギャル化しても小芝風花と松本まりかが尋常じゃなく可愛い」という声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年09月06日『妖怪シェアハウス』に出演する小芝風花さんに、ドラマの見どころを伺いました!「初めて台本を読ませていただいた時、妖怪たちとシェアハウスで暮らすという突拍子もない設定がとにかくおもしろい!と思いました」ドラマ『妖怪シェアハウス』で小芝さんが演じるのは、人に嫌われることを恐れ、空気を読んでばかりいる目黒澪。彼氏に騙され、家もお金も奪われた澪は、ひょんなことから人間のフリをした妖怪たちとシェアハウスで同居することに。「澪のように、自分の言いたいことがなかなか言えない女の子って多いと思うんです。私もつい、ここでこれを言ったら気まずくなっちゃうんじゃないかとか、いろいろ考えてしまうタイプ。だから共感できる部分は多かったです。澪は少し度を越えていますけど(笑)。でも、どれだけ騙されても人を信じる純粋な女の子なので、ただ気弱なだけでなく、見る人に応援してあげたいと思われるように演じたいなと思いました」そんなどこにでもいる普通の女の子を演じるべく、あえて現場には役を作り込まずに入ったという。「昔は役について、あまりにも自分であれこれ考えすぎてしまうタイプだったんです。でも前に受けたオーディションで、そんなに手にいっぱい握りしめていると、現場で何も掴めないから、少し余裕を持って臨んだほうがいいとアドバイスされたことを思い出して。とくに今回は普通の女の子の役だったので、手ぶらで行って、個性豊かな妖怪さんたちの一つ一つのセリフや動きに、素直にリアクションできたらいいなって」劇中には、お岩さん、酒呑童子、座敷童子など、伝説の妖怪が次々に登場。澪が直面するトラブルや面倒な相手を、同居人のよしみで次から次へと過激にやっつけていく。「登場する妖怪さんたちはみんな、自由奔放で人間味溢れる愛らしいキャラクター。そんな妖怪さんたちが語る身の上話も見どころの一つ。例えば、第2話に登場するお菊さんは、伝承では井戸に落とされたことになってるけど、それはみんなが勝手に言っているだけで、本当は…みたいな話が毎回登場するんです」ホラーコメディというジャンルなだけあり、実際にホラー的要素もふんだんに詰め込まれているそう。「台本を読んだ時は私も、これ本当にホラーなの?って思ったんですけど(笑)、第1話で松本まりかさん演じるお岩さんが、妖怪の姿に戻って振り返るシーンがめちゃくちゃ怖くて。妖怪たちを紹介する“ゲキメーション”のタッチもめちゃくちゃホラーで、大人でもしっかり楽しめる作品になっています。妖怪さんたちが悪い人を毎回こてんぱんにやっつけてくれるのもスカッとするので、これを見て1週間の疲れを吹き飛ばしていただけたら嬉しいです」『妖怪シェアハウス』彼氏に騙され、失意の中で倒れてしまった澪(小芝風花)は、助けてくれた女性・伊和(松本まりか)が住むシェアハウスで目覚める。そこには妖怪たちの姿が…!出演/小芝風花、松本まりか、大倉孝二ほか8月1日よりテレビ朝日系にて、毎週土曜23:15~放送。こしば・ふうか1997年4月16日生まれ、大阪府出身。女優。情報番組『オスカル!はなきんリサーチ』のメイン司会を務めるほか、NHKラジオ第2『おしゃべりな古典教室』にレギュラー出演中。ワンピース¥33,000(PAMEO POSE/パメオポーズ 表参道本店 TEL:03・3400・0860)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年8月5日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・成田佳代ヘア&メイク・竹下あゆみインタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2020年08月07日小芝風花主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」が8月1日より放送開始。視聴者からは主演の小芝さんのコメディエンヌぶりを賞賛する声や、“お岩さん”役で出演する松本まりかの演技に注目が集まっている。小芝さんにとって民放連ドラ初主演作となる本作は、人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた目黒澪(小芝風花)が究極のダメ男に恋をした結果、お金に仕事に住まいまで奪われ、妖怪たちが生活するシェアハウスにたどり着き、澪が直面するトラブルや面倒な相手を、超おせっかいな妖怪たちがやっつけていく…というホラーコメディー。キャストは主演の小芝さんはじめ、シェアハウスに暮らすぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二、お岩さん=四谷伊和に松本まりか、酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉、座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえ。シェアハウスの隣にある荒波神社の新人神主でシェアハウスの大家、陰陽師の末裔でもある水岡譲に味方良介。澪の上司・原島響人に大東駿介、澪の同僚・山中美雪に内藤理沙、若手編集者の柳沙羅に宮本茉由といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていた澪だが、おしゃれなイケメン・奥園健太郎(柾木玲弥)と出会ったことから会社をクビになり、借金を背負い、家も追い出され、すべてを失ったうえ、健太郎はほかに女がいて自分が二番目だという事実を突きつけられる。失意のなか道端で倒れてしまったところを伊和に助けられる澪。伊和が住むシェアハウスで目覚めた澪は、住民たちに事の顛末を涙ながらに聞いてもらうが、どこか住人たちの様子がおかしい。その晩は空き部屋で寝かせてもらうことになったが、夜中に目覚め居間を覗くとそこには妖怪たちの姿が…というおはなし。視聴者からは主演の小芝さんに「小芝風花ちゃんのコメディほんとすき」「コメディネンヌとして前から注目してる小芝風花ちゃん、演技も上手」「小芝風花さんのコメディドラマはおもしろくないわけがない」など、その演技に賞賛の声が続々。「トクサツガガガ」「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」などでコメディの才能が高く評価されている小芝さんの“コメディエンヌ”ぶりに改めて注目が集まっている様子。また松本さん演じる“お岩さん”に「松本まりかのお岩はまり過ぎてたまらん」「松本まりかに呪われたいです」などの声とともに、「田中みな実の次は松本まりかが眼帯してんだけどw」など、その“眼帯”にも多くの視聴者からの反応が集まっている様子だ。(笠緒)
2020年08月02日2020年7月19日に、子役出身の俳優である春名風花さんが、SNSに誹謗中傷を書き込んだ投稿者と示談が成立したことをYouTubeで報告。投稿者が315万4000円の示談金を支払うことで合意しています。ネット上での誹謗中傷が問題視される中、春名さんの訴訟は人々の注目を集めました。示談の成立に温かなコメントが寄せられる一方で、「悪口をいわれたくらいで示談金を貰えていいな」という心ない声も上がっています。そんな声に対し、春名さんがnoteにつづった言葉に反響が上がっています。『示談金の額しか見えない人』に春名風花が反論春名さんは4社のプロバイダに対し『発信者情報開示請求訴訟』を行い、投稿者の個人情報を得た後、民事・刑事の両方で訴訟を起こしていました。当初、投稿者は示談に後ろ向きだったものの、家宅捜索が始まる前に示談金による刑事告訴の取り下げを要求。投稿者の申し入れに対し、「後の人々のために1つでも多く判例を作るべきではないか」との思いから、春名さんは示談を拒否していたといいます。しかし、いろいろな人から助言を受け、「現行法では法律で裁くほうが罪が軽くなってしまうかもしれない」との考えから示談を受け入れました。すると、一部の人が示談金の額に反応。『なんの苦もなく手に入れた臨時収入』であるかのように解釈し、筋違いな侮辱や恨みの言葉を春名さんにぶつけたのです。春名さんは当事者として、苦しみと示談金について勘違いしている人も分かりやすいよう、次のようにつづりました。何を言ってるんだろう。そんなにうらやましいなら、あのとき代わってくれたら良かったのに。この金額はラクしてもらえる不労所得じゃなく、僕のこれまでの苦しみとトレードなんだから、そんなに10年ぶんの慰謝料が欲しいなら、僕と同じめにあって、10年間苦しんでみたら良いと思うんだよ。慰謝料っていうのは、誰から見てもそれだけ苦しんだんだなってことが認められた人だけがもらえるもの。それに、何度も言うけど、いくらお金を積まれても、傷はなおらないし、記憶も消えないし、一度落ちた信用も名誉も取り戻せないし、ぺこぱじゃないから時だって戻せない。これで、あの苦しかった記憶が全部消えて無くなるわけじゃないんだよ。春名風花ーより引用春名さんによると、学費を裁判費用に使ってしまったので、そのぶん奨学金を借りないといけなくなったそうです。また、警備費用や失った仕事の数を考えると、とても示談金では補いきれないとのこと。損をした分の一部を取り戻せはしても、心の傷は残ったまま。その上、訴訟後に平穏を取り戻せるかと思いきや、額だけを見てうらやましがる人の対処も必要とあっては、どうにもやりきれないでしょう。【ネットの声】・精神的な苦痛は、お金ではとても補えませんよね。・「お金を貰った」という部分しか見えない人がいることにビックリ!・「春名さんの苦労がやっと報われた」と思って嬉しかったのに、今度はそんな目に遭うなんてつらすぎ…。・「示談金が貰えていいな」なんて、人の痛みが分かっていれば口が裂けてもいえないことだよ。『有名税』という名目で見過ごされてきた、芸能人への誹謗中傷。批評とは違う暴言を許す風潮はもちろん、訴訟を起こした人への当てこすりなども、時代の変化とともに減っていくことでしょう。春名さんの言動が、その第一歩となる影響を社会に与えることを多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2020年07月24日SNSの書き込みで名誉を棄損されたとして今年1月、投稿者に慰謝料など265万4,000円を求める訴訟を提起した女優の春名風花(19)。被告である投稿者1人と示談が成立したと、7月20日にYouTubeで報告した。5月下旬にプロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなったことで、誹謗中傷に対する社会的な議論が高まっている。7月10日には、総務省で匿名投稿者の情報を得る「新たな裁判手続き」が提案された。そのようななか、春名の報告は“大きな進歩”として注目が集まっている。弁護士ドットコムニュースによると、「彼女の両親自体が失敗作」など春名の両親に中傷を行った投稿者を対象にしたという。「顔の見えない相手」との闘いは、およそ10年にも及んだ。春名が弁護士に依頼したのは18年10月。精神的ダメージに悩まされながらも、懸命な努力が実を結んだ。「春名さんがTwitterを始めたのは9歳。社会問題に関する鋭い視点に注目が集まるいっぽう、彼女を中傷する投稿も目立つように。実家の住所を晒されるなど、その被害は日ごとに悪質化。16年には出演する劇場などに爆破予告をされ、仕事にも支障をきたすようになりました。被害届を出すなど幾度も警察に助けを求めましたが、『取り合ってもらえなかった』と落胆。ついに提訴を決意し、アルバイトで稼いだお金や貯金を裁判費用に充てたそうです」(全国紙記者)春名によると、弁護士に依頼してからTwitterなどプロバイダ4社に対して、投稿者の氏名や住所を特定する「発信者情報開示請求訴訟」を申し立てた。19年11月に投稿者の情報が開示され、ようやく民事訴訟にこぎ着けた。「もともと発信者情報開示請求訴訟を申し立てた後に、投稿者が示談を申し出たそうです。しかし投稿者は『示談金は払えない』と、納得のいかない主張を繰り返したといいます。春名さんは反省が見えない相手に対して、氏名が公表され前科がつく刑事告訴を決断。春名さんは訴えることで、『中傷を行う人への抑止力になる』と強い意志を貫きました」(前出・全国紙記者)春名は、20年1月に神奈川県警に告訴。一度は告訴状を送り返されたものの、20年2月に受理された。ところが家宅捜査と取り調べが始まる直前に、相手側から「示談金を支払うので告訴を取り下げてほしい」と申し出があったというのだ。はじめは示談を拒否していたが、現行の法律では軽微な罰で終わると知ったという春名。「お金という目に見えるものを失うことでしか、『あなたのしたことが悪いことです』と教えられる手段がないのかもしれない」と、相手側が315万4,000円を支払うことで示談を受け入れたという。動画の最後では、「私は死にません。誹謗中傷されてそれで何かが変わるなんて悔しすぎます」とコメント。「必ず生きて、生きたまま未来を変えたい」とも語り、「何を言われても何度転ばされても私は役者になるし、夢も未来も諦めない」と強調した。春名の元には、その努力を労う声が寄せられている。《これを機にネットの世界でも自分の発言に責任を持つ人が増えると良いですね! 長い間、お疲れさまでした勇気ある行動だったと思います》《お疲れ様でした…よかった、本当によかった。きっとこれはいろんな人の励みになるはず》《まずはお疲れさまです。ここまでの道のりは辛く長かったと思いますが、この結果が今後の抑止力となる事を切実に願っています。もっと優しい世界になるといいなあ》
2020年07月20日7月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ枠では、「美食探偵 明智五郎」に出演中の若手女優・小芝風花主演のホラーコメディー「妖怪シェアハウス」を放送することが決定。小芝さんは、今作が民放連続ドラマ初主演となる。本作は、人に嫌われることを恐れ、空気ばかり読んで生きてきた目黒澪が究極のダメ男に恋をした結果、お金に仕事に住まいまで奪われどん底に。そして、妖怪たちが生活するシェアハウスにたどり着き、澪が直面するトラブルや面倒な相手を、超おせっかいな妖怪たちがやっつけていく…というストーリー。この目黒澪を演じるのが、『魔女の宅急便』でキキ役を務め、映画初主演にしてブルーリボン賞新人賞を受賞、連続テレビ小説「あさが来た」ではヒロインの娘役で出演。近年では、「トクサツガガガ」「べしゃり暮らし」などでコメディエンヌとしての才能を発揮している小芝さん。「もともと、妖怪ものやファンタジー要素がある作品などを見るのが好き」と語る小芝さんは、本作への出演決定に「妖怪たちとルームシェアできるなんて、すごく楽しみです!」と喜ぶ。役柄については「私が演じる澪ちゃんは、人に嫌われたくなくて、言いたいことも言えず、騙されてしまったり、いいように人に使われてしまうのですが、私もどちらかというと、人に嫌われたくないと思ったり、言いたくても『今言うと空気が悪くなってしまうな』と考えて言えなかったりすることがあるので、似ていると感じる部分があります」と共通点を明かし、「そんな澪ちゃんを、妖怪たちは人間と深く関わることが禁止されているはずなのに、それでも助けてしまう、それは澪ちゃんが持つ真っすぐさや純粋さからだと思うんですね。なので、そこは見ている方々が、『もう仕方ないな、澪は』と、助けたくなるような、応援してあげたくなるような人物を演じられたらいいなと思っています」とコメントしている。また注目は、妖怪たちの存在。お岩さんや酒呑童子、座敷童子、ぬらりひょんらが、やや過激なやり方で何かとひどい目にあいがちな澪の窮地を、“同居人”のよしみで救っていく。そんな澪と同居する4人の妖怪のほか、たまにシェアハウスを訪れるゲスト妖怪も登場。物語中盤では、澪が妖怪化していくという。そんな妖怪たちについて小芝さんは「今作で登場する妖怪たちは一人ひとり個性を持ちつつも、現代社会に溶け込んでいて人間味があり、とても親しみやすさを感じます。ただ、ビジュアルのインパクトはすごいと思うので、もし実際に一緒に生活をしたら、最初は澪みたいに怖がってしまうかもしれません(笑)。今作の妖怪の方々のビジュアルもかなりすごいんです!」と言い、「出演者の妖怪化した姿をはじめ、妖怪たちの自由さや奔放さ、それぞれの個性がとても素敵に輝いている作品です」と話している。なお、脚本は「SPEC」シリーズなどの西荻弓絵、「世にも奇妙な物語」シリーズで知られるブラジリィー・アン・山田ほか。監督は「怪談新耳袋」シリーズの豊島圭介、「おっさんずラブ」の山本大輔が担当する。第1話あらすじ借金取りに追われ、キャリーケースを引きずりながら住宅街を逃げ走る目黒澪(小芝風花)。彼氏の健太郎に助けを求めるために部屋へ向かうが、そこには健太郎のほかに女性の姿が。混乱する澪に健太郎は迷惑そうに帰れと言い放ち、実は二股をかけられていたうえに、自分が2番目だった事実を知る。そもそも借金を背負うことになったのは、健太郎が原因だったのに…。澪は特にやりたいこともなく、とりあえず就職できた会社で事務として働いていた。ゆくゆくは無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていたなか、おしゃれなイケメン・健太郎と出会ったのだが、これがとんでもないダメ男。デート代も趣味のアンティーク時計を買うためのお金も、澪を言いくるめては払わせ、挙句の果てには、結婚をちらつかせて健太郎の仕事のミスも澪が被ることに。結局澪は会社をクビになり、借金を背負い、家も追い出され、失意のなか道端で倒れてしまったところを、伊和という女性に助けられる。伊和が住むシェアハウスで目覚めた澪は、住民たちに事の顛末を涙ながらに聞いてもらうが、どこか住人たちの様子がおかしい。その晩は空き部屋で寝かせてもらうことになったが、夜中に目覚め居間を覗くと、そこには妖怪たちの姿が…!土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス」は夏、毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年06月10日中村倫也が私立探偵を演じる日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」で、助手として駆り出される小林苺を演じている小芝風花。ときには潜入捜査のため、明智の指示で様々な変装をさせられることも。その姿がSNSでは話題となっている。第2話では、“マグダラのマリア”(小池栄子)の計略によってホテルの一室で起きたカップル毒殺事件の調査のため、客室係の制服を着てホテルの内部に潜入。また、第3話では、フレンチレストランで起きた客の“窒息死”事件を調べるために、レストランに卸しているオーガニック野菜店の配達員に変装し、厨房に潜入。顔バレしないように、赤メガネと偽物の出っ歯まで装備するという徹底ぶり。第5話では、苺が上遠野警部(北村有起哉)の娘・小春(横溝菜帆)の身辺調査のため、割烹着にカツラつき帽子につけボクロという、どこかちぐはぐな“昭和のおばちゃん風”変装で下校する小春を尾行した。そして5月17日(日)放送の第6話では、苺はなんと明智の弟・六郎(草川拓弥)に“変装”することに。実家の百貨店の将来を案じる母・寿々栄(財前直見)の強引な段取りで、弟と一緒にお見合いをすることになった明智。見合い相手の社長令嬢(北原里英)に、明智か弟の六郎のどちらかを選んでもらうことになるが、当日遅刻した六郎に代わり、男装した苺(小芝さん)が代役を務めることに!?10日(日)放送の第5話のエンディングで流れた第6話の予告編で、苺の男装姿が解禁されると、「小芝風花男装最強」「苺ちゃんの男装むっちゃいいやん」「めちゃくちゃかわいい!」「めっちゃすき! 何この子美少年」などの絶賛のコメントがTwitter上に並んだ。小芝さん演じる苺は紺のスーツを着用。当初は黒スーツも候補に挙がったが、演出と衣装部が話し合い、「母・寿々栄が着せたスーツという設定なので、ファッション性が高い黒よりも、紺が“普通”でよいのではないか」という判断になったとか。ネクタイも「カッコよくなり過ぎないように」ということで、無地ではなく、ごく一般的な柄ありが選ばれた。しかも第6話では、明智の無茶ぶりで、苺がお見合い相手の前でボイスパーカッションを披露する場面も。いつにも増して明智に振り回される第6話。何だかんだ不平を言いながらも、見事な変装で明智をフォローする“助手”・苺に注目だ。第6話あらすじ実家の百貨店の将来を案じる母・寿々栄の強引な段取りで、弟と一緒にお見合いをすることになった明智。百貨店の役員・伊達(小市慢太郎)が選りすぐった見合い相手・社長令嬢の紗英に、変人の兄・明智かだらしない弟・六郎のどちらかを選んでもらうことに。明智と関わると危険な目に遭うことを心配する桃子(富田望生)の忠告をよそに、明智への恋心が止められない苺は、会場がフグ料理の名店だと知った途端に見合いを快諾する明智に複雑な思いを抱く。その頃マリアは、明智の見合いに向け、ある殺人計画を企てていた…。そして見合い当日、姿を現さない六郎に代わり、急きょ男装した苺が六郎のフリをする羽目に。ハラハラドキドキの見合いが進む一方、料亭には料理人に扮した伊藤(武田真治)と、仲居に化けたマリア、茜(志田未来)が潜入し、明智に料理を配膳していた。そんな中、六郎本人が遅刻して登場。さらに明智ファンの高橋刑事(佐藤寛太)と上遠野警部まで乱入し、見合いは大パニックに!その直後、突然、明智の前で苦しみだした紗英が急死…。明智は、フグ毒の事故に見せかけた殺人事件としてマリアが絡んでいることを確信する。しかし、その先には、事件の裏で交錯する意外な思惑とマリアの歪んだ愛の大炎上が待ちうけていた!「美食探偵 明智五郎」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年05月15日中村倫也主演“恋する毒殺サスペンス”「美食探偵 明智五郎」が4月から放送スタート。この度、中村さん、小芝風花、小池栄子が写る本作のメインビジュアルが到着した。本作は、東村アキコの初サスペンス漫画を、中村さんが私立探偵・明智五郎に扮しドラマ化。明智が類まれなグルメの知識を使って殺人事件を解決しながら、殺人鬼へと変貌する主婦と対決する――。今回到着したビジュアルでは、小芝風花演じる明智の相棒・小林苺と、小池栄子演じる明智と禁断の愛で惹かれ合う連続殺人鬼・自称“マグダラのマリア”が、明智を挟んで写っている。そして、3人の手には林檎が。アダムとイブの禁断の果実でもあり、毒殺の暗示でもあり、さらに、マグダラのマリアにとって初めて“ファミリー”に加わったりんご農家の娘のコードネームでもある「林檎」は、本作のキーアイテム。食べかけやナイフが刺さっている林檎と、それぞれ林檎の形状が異なっているのも注目だ。この3人のほかにも、北村有起哉演じるちょっと残念な警視庁のベテラン警部・上遠野や、明智の大ファンだという新米エリート刑事・高橋(佐藤寛太)、苺の親友・桃子(富田望生)、そしてりんご農家の娘・古川茜(志田未来)らが登場する。新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」は4月12日(日)より日本テレビ系にて放送スタート(レギュラー放送枠毎週日曜日22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年03月18日4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日2019年12月に放送されたNHKスペシャル『シリーズ 体感 首都直下地震』内のドラマ「パラレル東京」で、主演を務めた女優・小芝風花(22)。架空の東京(パラレル東京)でM7.3の首都直下型地震が発生した様子をリアルに描写し、小芝は報道番組で急きょメインキャスターを務める入局4年目アナウンサー・倉石美香を演じた。被害状況を冷静に伝える小芝の演技に、ネット上では「元アナウンサー?」「聞きやすい」などアナウンス力を絶賛する声が上がり、中には「NHKのアナウンサー使ったのかと思った」と誤解してしまう視聴者も。小芝にとって、役作りの本質とは。2019年12月に行われたイベント「晴れ着撮影会」終了後、撮影秘話と役作りの心得を聞いた。○■その道のプロに失礼がないようにNHKアナウンサーの中川緑さんに講師を務めて頂き、新人アナウンサーが実際に受けるレッスンを夏頃から週1ペースで2時間受けました。特に今回は緊急報道なので、アナウンサーの言葉は人の生死を分ける重要な役割を担っています。「一人でも多くの人を救いたい」という思いがあったのと、きちんと基礎を学んでアナウンサーと思ってもらえるように、家でもかなり練習をしました。2019年は事前の準備が必要な役柄が多かった年でもありました。『べしゃり暮らし』の鳥谷静代は漫才師としてかなりの実力の持ち主だったので、漫才稽古に力を入れました。『パラレル東京』の倉石美香は報道番組のサブキャスターで、入局4年目でスポーツを担当。それぞれ基礎ができていることが前提の役なので、そこはしっかりと準備をしました。原作がある場合は、原作ファンの方も楽しんでいただけるように心掛けます。方言がある役の場合は、その土地の人にとってはすごく敏感に反応してしまうものだと思うので、その土地の人が作品に熱中できるように、言葉はその基本としてちゃんと備えておきたい。仕事に就いている場合は、その道のプロフェッショナルな方が見ても違和感がないように、失礼がないようにしたいので、事前の練習や勉強は惜しまずやるようにしています。これまで、例えば生徒役の時は台本の中で完結してしまうことが多かったような気がします。年齢を重ねていくごとに仕事の種類が増えて役の幅も広がって。練習しないとできない役が増えてきて、自然と身につくようになったんだと思います。2019年は特に主演をやらせていただいたり、ヒロインをやらせていただくことが多かった年でした。芸能界に入って丸8年経つんですよね。22歳でまだまだこれからなんですけど、経験させていただいたことはたくさんあって。8年の中で悔しい思いもたくさんしたんですけど、見守ってくださった方がたくさんいることも感じることができましたし、その積み重ねで大きな役も任せていただけるようになったんだと思います。今回のNHKスペシャルは、私にとって誇りでしかありません。その分、プレッシャーや責任もあるので恐い部分ももちろんあるんですけど、期待していただいている以上のものをお返ししたいという思いも強くなりました。何事も真摯に、まっすぐ向き合わなければいけない。半端な気持ちではダメだと、特に今回の『パラレル東京』で実感しました。地震大国の日本に住んでいるからこそ向き合わなきゃいけない現実があって、今回は東京がテーマなんですが、どこにいても震源になり得るので、そういう意味でちゃんと向き合わなきゃいけない。向き合った上で、作品を通して一人でも多くの人に考えてもらえるように、心に残るようにお届けしたいという気持ちで臨みました。今回の役を演じるにあたって、東日本大震災の実際の報道の映像資料をいただきました。悲惨な映像が出て来る中、アナウンサーの方が「逃げてください」と命を救うために必死に呼び掛けて。どんなに自分が動揺していてもとにかく言葉をつないで一人でも多くの人の命を救いたいという気持ちを表現できたらと思って感情的になるシーンは熱く、アナウンスするところはアナウンサーとして冷静に言葉を繋ぐことを意識しました。2020年は今まで作品や人とのご縁を大切にして。2019年は役の振り幅も大きかったんですけど、もっと自分がやったことがない役にも挑戦していきたいです。■プロフィール小芝風花(こしば・ふうか)1997年4月16日生まれ。大阪府出身。2011年「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得。2012年にドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビューを果たした。初主演映画『魔女の宅急便』(2014年)での演技が評価され、第57回ブルーリボン賞・新人賞を受賞。そのほか、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)、『下剋上受験』(TBS系)、『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)、『女子的生活』(NHK)、『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(テレビ朝日系)、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)など。
2020年01月01日北海道の自然の恵みでヘアケアを国産原料にこだわったヘアケアブランド「凜恋(リンレン)」より、北海道の大自然の恵みを活かしたシャンプー&トリートメント「北海道ラベンダーとモミの葉」シリーズが登場。2019年11月1日(金)より店舗限定で発売されます。「凜恋」×「北海道くらし百貨店」「北海道ラベンダーとモミの葉」は、北海道の作家や生産者の想いにフォーカスし、良さを発信するセレクトショップ「北海道くらし百貨店」とのコラボで誕生しました。商品にはラベンダー花エキスや白樺樹液、ミツイシ昆布エキスなど、北海道産の天然由来成分を7種類配合しています。これらの成分がカラーやパーマ、紫外線などによるダメージを補修し、潤いに満ちたツヤ髪を叶えます。北海道の大自然を思い起こさせる天然ラベンダーともみの葉の香りで、リラックス効果も抜群です。またシリコン、パラベン、石油系界面活性剤、合成香料など、肌や頭皮に刺激となるものは不使用。子どもからお年寄りまで安心して使うことができるでしょう。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ビーバイ・イーのプレスリリース※「凜恋」公式サイト
2019年09月10日主演ドラマ『トクサツガガガ』で特撮オタク女子を熱演し、話題を呼んだ女優、小芝風花。透明感溢れる彼女が、スカーフのさまざまなアレンジに挑戦。ホワイトワンピースに映える、鳥モチーフの大判スカーフ。大胆なサイドスリットが目を引くシンプルな白ワンピースに、ペイズリー柄のパンツ、ボタニカル&鳥モチーフのスカーフを合わせて。シックな色合いの中に、色とりどりのリゾート柄が華やかさを添える。スカーフ¥11,500(ポム アムステルダム/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001)ワンピース¥8,900(キヌアブティック/バーンブリーズ TEL:03・5454・5690)パンツ¥42,000(ナイフ TEL:03・5432・9077)ヘアピン各¥5,000(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル TEL:0120・087・317)サンダル¥88,000(ロベール・クレジュリー/ストラスブルゴ TEL:0120・383・653)柄違いの2枚のスカーフをつなげて、ネックレス風に。白トップス+インディゴデニムのミニマルなスタイリングには、アクセサリーでインパクトをプラス。スカーフをネックレスのように纏い、コーディネートに立体感を加えて。花柄スカーフ¥39,000ストライプスカーフ¥34,000(共にラストフレーム/コミュニオン TEL:03・5468・5278)トップス¥7,000(キヌアブティック/バーンブリーズ)スカート¥34,000(ナイフ)ヘアピン各¥5,000(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル)ブレスレット¥19,000(レリキア/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)リング¥32,000(パラ/CPR トウキョウ TEL:03・6438・0178)星座柄のスカーフ&シャツでスタイリングの自由度を広げる。ベーシックなベージュTシャツに、フロントを巻くデザインのデニムパンツをセット。シルク100%のスカーフと同柄のシャツが効果的なアクセントに。スカーフ¥29,000腰に巻いたシャツ¥78,000(共にカサブランカ/ディプトリクス TEL:03・5464・8736)Tシャツ¥6,000(リバー TEL:075・255・6225)デニム¥9,800(キヌアブティック/バーンブリーズ)ヘアピン各¥5,500(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル)シューズ¥30,000(ミスタ/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)トップスとスカーフの柄でさりげない統一感を。ロングフリンジが施された、ウェスタン調のノースリーブを主役に。よく見ると、ヘアアレンジに用いたスカーフとトップスには馬のモチーフが。バックスタイルに遊び心が光る。スカーフ 参考価格¥23,000(アルテア/アマン TEL:03・6805・0527)トップス¥22,500(ナイフ)パンツ¥19,500(ケイスリー&コー/ケイスリー オフィス TEL:03・3464・5357)ヘアアクセリー各¥10,000(エラボレイト/コンプレックス・ビズ・インターナショナル)インナーはスタイリスト私物こしば・ふうか1997年4月16日生まれ。大阪府出身。女優。7月12日・13日放送のスペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(テレビ朝日系)に主演。また、7月27日スタートのドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)に鳥谷静代役で出演予定。※『anan』2019年7月17日号より。写真・SASU TEI(W)スタイリスト・坂井麻衣ヘア&メイク・KATO(by anan編集部)
2019年07月10日次々と無謀な企画を繰り出し、芸人への容赦ない無茶振りなど、『電波少年』シリーズで“T部長”として恐れられた日本テレビの土屋敏男氏。7月からは企画・総合演出を手掛ける、3Dアバターを使った超新感覚のライブエンタテイメント『NO BORDER』がスタートする。飽くなきチャレンジを続ける土屋が、いま最も注目している芸人とは誰か?直撃してみると、カラテカ・矢部太郎の名前があがった。――最新型3Dスキャナで観客のアバターを生成し、それがステージで踊るという、超新感覚のライブが誕生します。リードダンサーとして、森三中の黒沢かずこさん扮する“千手観音かずこ”のアバターが登場するとのこと。土屋さんと黒沢さんと言えば、『電波少年』シリーズ「電波少年的15少女漂流記」でご一緒したことが思い出されます。今回リードダンサーが必要だと思ったとき、やっぱり黒沢かなあと(笑)。黒沢って、相変わらずの引っ込み思案なんですよ。「電波少年的15少女漂流記」でもメンバーの中でお笑い芸人って、いとうあさこと黒沢の2人しかいなかったんだけど、黒沢はものすごく目立たなくて、すぐに後ろへ、後ろへと行こうとする(笑)。『世界の果てまでイッテQ!』でも、わりと目立たなかったりしますよね。その癖は、相変わらずですね。でもひとつキャラが乗っかると、ものすごいキレる。“千手観音かずこ”もキレ方が面白いんだけど、僕は「もっとキレろ! もっとキレろ!」と言っていますね。今回もアイツだけ自由に踊っているので、面白いと思いますよ。――たくさんの芸人さんを目にしてきて土屋さん。そんな土屋さんにとって、いま最も注目している芸人さんは誰でしょうか。矢部太郎、ということにしておきましょう(笑)。黒沢もそうなんだけど、自分が関わったヤツらはやっぱり気になる。矢部も『電波少年』でいろいろなことをやらせました。モンゴル人やアフリカ人を笑わせにいこうとか、本当にいろいろなことをやった。でも認知度は出ても、いまひとつ芸人としてブレイクしなかったじゃないですか(笑)。そんな矢部が書籍「大家さんと僕」が大ヒットして。アイツのほのぼのとした、バカみたいに純粋なところや、そんな性格が生み出す関係性が、あんなふうに昇華することってあるんだなって思ったんです。人間、捨てたもんじゃないなって思った。黒沢にも「キレるのが面白い」と言い続けていたら、そこでまた今回一緒にやることができたりね。ずっとやり続けていると、なにかあるもんだなとも思う。――感慨深いお話ですね。やっぱりみんながみんな、(明石家)さんまさんやダウンタウンになれるわけじゃない。西野(亮廣)くんみたいな存在感の示し方だってあるし、渡辺直美ちゃんみたいに海外に進出することだってある。僕はそれぞれ違っていいし、日本というマーケットは小さいから、笑いも日本からどんどん輸出されるといいなと思っているんです。今回の『NO BORDER』も、ワールドツアーのスタートという考え方で、ここから世界に進出して行きたいと思っているんですよ! 今ロンドンの大英博物館では「マンガ展」というのをやっていますが、人がものすごく集まっているらしいんです。『NO BORDER』も世界へ出て行って、「日本のアイデアって豊富だね」と思ってもらうこともできると思う。『NO BORDER』の会場には各国からお客さんが集まって、一緒に踊ったり、手をつないだりすることができます。政治的、経済的なことではなく、日本が各国の接着剤になれることだってあると思うんです。――エンタテインメントは、国境を超えてあらゆる人々がつながる最高の手段にも思います。そうだと思っています。自国の産業を守ることで、あらゆるトラブルも起きている。でも本当は助け合って、触れ合って、知恵もシェアしていったほうが、トータル的にはいいに決まっていますよね。インターネットで知恵をシェアすることで、医学をはじめいろいろなことが発達していますから。シェアする方向に考えるためには、文化やエンタテインメントで手をつなぐ、温かさを感じるということも大事だと思っています。――確かに矢部さんの人柄のよさは、世界中どこに行っても伝わるような気もします。そうでしょ! 世界中のどこに行っても(笑)。調べたらアイツ、2万人以上のフォロワーがいるんですよ。『NO BORDER』の宣伝員として、勝手に指名しようと思っているんです。これまで培ったものを駆使して、こき使っていきたいです!■土屋敏男1956年9月30日生まれ。静岡県出身。1979年、日本テレビに入社。『電波少年」シリーズ、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!』など数々のバラエティ番組を手がける。LIFE VIDEO社を立ち上げ“人生の映像化”を提案、1964 TOKYO VRでは過去の写真から記憶の街並みを最新テクノロジーで再現するなど、さまざまなプロジェクトに携わっている。
2019年07月02日死ぬ時に、たった1人だけ思い浮かぶ顔があるとしたらそれはきっと、彼の顔だ。たったひと時だけを共にして、生涯忘れることができない、あの男の顔だ。■消せない記憶バージンロードを歩くとき、涙を流す花嫁が、幸せだから泣いていると思うのは早計だ。和紗は、まるで他人事のようにそんな風に考えて、自分の足元にまといつく純白のレースをうるさげに払った。心の中に、どうしたって、消せない顔がある。その男を想うことは二度と許されてはいないのに、どうしてか、今朝から、彼の顔ばかり浮かぶ。日に透ける明るい茶色の髪。なで肩の少し大きめな身体。まぶしそうに細めてこちらを見る、あの意志の強い瞳。「カズ」、と彼は呼んだ。低い甘い声で。無骨な長い指を髪に差し入れ、信じられないくらいやさしい仕草で、頭を撫でてくれた。思い出すのは、あの、鮮やかなオレンジ。まるで太陽をそのまま溶かして塗ったような、オレンジの屋根と、まぶしい白い壁。家々を、街路樹を圧倒するように咲き誇る、赤やピンクの花々。からりと晴れあがったあの空気と、むせかえるような甘い花の香り。そのすべてを思い出すだけで、胸が苦しくなり、涙が零れ落ちそうになる。あの場所、あの風景、あの空気、すべてが、彼なのだ。彼そのものを表しているのだ。だから、記憶の中のほんの一端に触れただけで、彼をリアルに思い出し、彼が恋しくてたまらなくなる。あの時、そこにいた自分に、今すぐにでも飛んで戻りたくなるのだ。たったひと時の恋だったのに。その恋は、自分を、体の隅々、細胞ひとつひとつまですっかり変えてしまった。バタン、と戸が開き、新郎である男が入って来た。「かずさ」とにこやかに笑うその自信に満ちた顔を見ていると不思議な気持ちになる。ずっと知っているはずの顔なのに、なんだか知らない人のようだ。亮平は、和紗の腰に手を回し、軽くハグをした。この男を、誰よりも好きだと思っていたことが、確かにあったはずなのに。その時のあの胸の高鳴りを、思い出すことがどうしてもできない。和紗は、微笑んで、少し距離を取る。そんな仕草に、亮平の瞳の中に不安の色が差す。そうだ、彼だって怖いのだ。あのとき、和紗の心を失った時に感じた喪失感を、きっと彼は忘れることはできないだろう。きっと、一生。和紗は、少しおかしくなった。「私たちは、似たもの同士、結婚するんだ」そんなふうに、ふと思った。本当に焦がれる人はきっと一生手に入れられない。だけど、ともに生きるしかないのだ。さあ、歩こう。晴れがましい道を。和紗は、立ち上がった。―――――――葬送のメロディを、かき鳴らして。■変わっていく彼、離れていく心学生時代の付き合いは、社会に出るともろくも崩れてしまう、とは聞いていたが、どこか他人事のように思っていた。まさか、自分と亮平が変わってしまうなんて、想像もしていなかったと言っていい。亮平は、和紗と同じ大学を卒業後、多忙なうえに派手に遊ぶことで有名な大手商社に入社し、たった数ヶ月ですっかり人が変わってしまった。もともとは、ただ物静かな学究タイプの男だったのが、メガネをはずすと無駄に美形だったことが災いしてか、商社に入社してからは動機や先輩社員に連れられて、毎日合コン、合コン、合コン、の日々になった。会社内でも、一般職女子の熱い視線を浴び、夜は夜で様々な職種の女性たちに取り囲まれて、黄色い声を上げられていれば、人間なんてあっけないものだ。すぐに、身に着けているものは垢抜けて、その容貌には華やいだ自信が満ち溢れ、口調も滑らかに、饒舌になって行った。人間は、扱われ方でどうとでも変われるのだ。とくに、野心に満ちた若い男だったら。和紗は、何度も繰り返されるドタキャンに、ほとほとうんざりしていた。亮平はまるで、カーニバルの熱狂に浮かされている道化師のようだ。あれほど冷静沈着で、歳より落ち着いて見えた亮平が。和紗の好きだった、静謐な湖のようだった亮平が。いまでは、世俗に暴かれ、狂乱し、食い散らかされてしまった。和紗は、虚しさを覚えるとともに、自分の中に沸き起こる亮平への嫌悪感に戸惑っていた。まだ、亮平のことは、好きだ。誰よりも好きだと思う。女性たちに囲まれ、なれなれしく触れられているのかと思うと、虫唾が走るほど嫌だと思う。それは、まだ亮平を愛している証拠だと思った。亮平と離れようと決めたとき、和紗は社会人3年目になっていた。何度も何度も別れ話を切り出そうとしたけれど、実際に亮平と顔を合わせ、昔から変わらない人懐こい笑顔を向けられると、どうしても言い出すことができなかった。合コンは相変わらず止むことはなかったし、時差をものともせずやり取りする苛烈な職場で、忙しさはひどくなる一方だった。化粧品などのプロダクトデザインを手掛ける小さなデザイン事務所に入社した和紗と亮平との間には、もはや埋めようのない溝が広がっていた。そんな時に、「パリにデザインを学びに行かないか」と雇い主であるデザイナーの師匠に話を持ちかけられたのだった。パリは、デザイナーにとっては憧れの地だ。迷うことなく、ふたつ返事で行くと答えた。亮平に相談はしなかった。そして、3か月後には住居を畳んで、パリに飛んでいた。亮平は、出国の見送りには結局、遅刻してたどり着けず、空港から車で約15分ほどの地点から、最後のメッセージを飛ばしてきた。「ごめん、もう間に合わないからここから。あっち行っても元気で。着いたらまた連絡して」その言葉を、空港のゲートをくぐりながらケータイの画面で確認した。さすがに心細くて、最後に亮平の顔を見たかった和紗は、そのメッセージに落胆して、ちょっと泣いた。亮平にとってはよくある海外への渡航で、なんてことはないのかもしれないが、和紗にとっては、大事件だ。出発くらい見送ってほしかった。これが、最後になるだろう・・・・・・。和紗は、そう思った。亮平とは、はっきり別れられなかったけれど、物理的に距離を開ければ、きっと離れてしまうだろう。それは、2人にとって、きっと良いことなのだ。自分から手を放すには、和紗はまだ亮平のことを好きでいすぎたから。■パリでの生活パリに着いてから、しばらくは、語学学校へ通ったり、師匠の知り合いのフランス人デザイナーのもとでインターンのような仕事を始めたりして、目が回るほど忙しかった。見るものすべてが新鮮で、行きたい場所、見たいものが次々現れ、毎日寝る間も惜しいくらいだった。パリの街は、見るもの見るものきらびやかで、細部まで精緻で美しく、和紗はすぐにこの街に恋をした。亮平への連絡も、ふと気づけば1か月過ぎて、亮平からのご機嫌伺いメールを見るまで本当に忘れていた。物理的な距離と時間と言うのは恋を上手に風化させてくれる。和紗は、亮平からのメールを受け取っても、ちっとも胸が躍らない自分に気づいていた。まるで日本を離れたとたん、自分を捕えていた重苦しい磁場から逃れ出ることができたように。心の底から、亮平のことがどうでもよくなっていた。だから、亮平へのメールも、もらってから1週間以上経ってから、形式的に返しただけだった。「毎日忙しく元気にやってます」それだけ書いて送った。亮平は、それが不満だったのか、むっつり黙り込んだまま、メールも電話も寄こすことはなかった。パリは、花盛りの春から、いよいよ夏へと向かうところだった。日々日差しが強まり、街路樹の緑は濃く生い茂って、深い青空にあおあおとした匂いをまき散らしていた。フランス人デザイナーの雇い主が、夏のバカンスは、ニースに避暑に出かける、と言い出したので、和紗も、用はないが南仏のほうへ旅行することにした。パリの街も刺激的で面白いが、やはりフランスは、大いなる田舎の国だ。パリを電車で少し走れば、すぐに田園風景に取り囲まれる。まるで、小さな石の街を、大きな田舎で取り囲んでいるようなものだ。いま取り掛かっている新しい化粧品のパッケージのインスピレーションをもらいに、南仏へ旅することは素晴らしいアイディアに思えた。あの夏のことは、たぶん、一生忘れることはないだろう。車窓から眺めるどこまでも続く豊かな田園。その背景に突如そそり立つ岩山の地肌に、まるでミニチュアのように可愛い街並みが、中央のキリスト教寺院を取り囲む形で、所狭しと軒を並べている。空も畑も、昔見た印象派の絵画そのままの色合いで、むしろ写真のようにこの風景を切り取っていたのだと言うことに驚いた。■一瞬の隙に奪われたもの和紗は、フランス人のデザイナーとは途中で別れ、1人で南仏の観光地を回ることにした。小さなシャトーホテルに宿を取り、ゴッホが生きた街でカフェを飲み、ゴッホの跳ね橋の前で、しばし佇んでみた。徐々に日が長くなり、夜はいつまでも白々と明るい夏への日々。まだ明るい通りのカフェでワインを飲み、ボーっとしていると、これまでの心の中に溜まった澱が、ゆるゆると溶け出していくようだった。「おい、あんた」突然かけられた日本語に、一瞬反応が遅れた。「・・・・・・?」咄嗟に、何語で返していいか思考がもつれて、振り返った時には、その背の高い男に腕をつかまれて、椅子から引きずり上げられていた。「バッグどうした?やられてないか?」親指でくいっと後ろを指す。見れば、椅子の背に引っかけてあったハンドバッグがない。「あーーっ!」驚いて、周りを見回したが、和紗のハンドバッグは煙のように消え失せていた。和紗の腕をつかんだまま男は、呆れたようにため息をついた。「あんた、日本の旅行者か。いくら田舎だって、背中にバッグ引っかけておく馬鹿がどこにいる?持ってってくださいって言ってるようなもんだろ」背が、ずいぶん高い。浅黒い肌に漆黒の髪。でも、その口から滑り落ちるのは、耳になじむ数か月ぶりの日本語だ。「すられた・・・・・・?まさか・・・・・・」呆けたように和紗は言って、自分の服の内側に忍ばせたポシェットに手をのばす。大丈夫、そこに財布とクレジットカード、パスポートは入っている。「だ、大丈夫です。貴重品はあります。バッグは・・・・・・油断してましたけど」たしかに、パリの街なかではつねに警戒してバッグは抱えて放さないのに、ここでは田舎である安ど感からか、つい日本にいる時のように椅子の背に引っかけてしまった。貴重品を分けて、いつものように身体に身に着けていて正解だった。男は、それを聞くとふん、と鼻を鳴らし、少し目つきを和らげた。「それはよかったな。でも気をつけろよ。女1人で酔っ払ってボケッとしてると、危ないぞ。ここは日本じゃないんだから」男は、そう言い捨てて、去って行こうとした。呼び止めたのは、多分、数か月間の間飢えていた日本語に突然触れたから。久しぶりに、心から安心して語れる相手を見つけてしまったから。和紗は、自分がずいぶん孤独で弱っていたことに今さらのように気づいた。「あの、・・・・・・すみません。日本の方ですよね。この辺にお住まいですか?よかったらいっしょに、1杯飲みませんか?」男はじろりと、和紗を見る。「あんたのおごりか?」和紗は、あわててポシェットを引っ張り出す。「はい!おごりで。1杯だけですが!」男は、それを見てふわっと、氷が解けるように笑った。心の底からの笑顔というのは、まるでその人の中を覗き込んでしまうような錯覚を覚える。あ、・・・・・・と思った。この感覚は、確かに覚えがある。「いいよ。1杯奢ってもらおう」男は目の前の椅子に座り、メニューをさっと見ると、店員に合図を送り、流ちょうなフランス語で白ワインを注文した。「座れよ。いつまで突っ立ってるんだ?」和紗は、痛いほど音を立てる自分の心臓の音を聞いていた。そうだ、これは、きっと、恋だ。和紗は、出会った瞬間から、マサシに恋に落ちていたのだった。マサシと出会って、その夏の色合いはすべてがらりと変わってしまった。こんなに、すべての景色が輝き出して、色彩が鮮やかに浮き立ってくるとは思わなかった。もともと素晴らしいと思っていた南仏プロヴァンスの風景が、急速に現実のものとして自分を取り込んでいくのを感じた。■オレンジ色の夢マサシは、マルセイユの港で働いているエンジニアで、たまたま休日に友人に会いにアルルの町を訪れていたのだった。いつ、そしてなぜフランスに来たのか、はっきりは聞かなかったけれど、昔は日本企業の現地法人に勤めていたらしかった。マサシは、次の日マルセイユに帰る予定だったのを、急きょ変更して、小さな村のホテルに宿を取った。「ちょうど長期休暇を取るところだった」と言っていたが、本当のところはどうだったのかわからない。マサシは、和紗の観光に1日中付き合ってくれた。そして夜になると2人は、村のビストロのテラスで、夜風に吹かれながら、ワインを飲んだ。マサシは、迷うことなく和紗の横に席を取り、手慣れた調子で和紗のグラスにワインを注いだ。一度お返しに、とボトルに触れようとしたら、さっと指をつかまれてしまった。「ダメだ。女が酒のボトルに触るもんじゃない。こっちで、酒をつぐのは、商売女だけだ」マサシは、そう言って、捕えた和紗の指を静かにテーブルの上に置いた。触れられた指先が燃えるように感じた。マサシは無口なほうだったけれど、2人はいろいろな話をした。今年のワインの出来の話、パリのテロやデモの話、生活のこまごまとした不便の話。そして、フランスの素晴らしい文化と美意識について。これまで誰とも共有できなかった、驚きや感動を、伝える相手がいると言うのは素晴らしいことだ。そして、マサシは、いい聞き役でもあった。和紗の話す話を静かに聞いて、うなずき、必要な時だけボソッと意見を言った。「もう敬語とかわからなくなってんだ」という言葉通り、マサシは、つねにぶっきらぼうな口調ではあったけれど、相手の話をちゃんと聞いて、しっかり考えて答えてくれるところには、生来の几帳面さが窺えた。マサシと話していると、自分の言葉が、深い湖の中にポーンと投げ込まれ、波紋を広げながら深く沈んでいくような気がした。そこには、全面的に肯定して受け止めてもらえている、という安心感があった。初めて会うのに、懐かしく、触れ合っていなくても、相手の体温をつねに生々しく感じた。初めてキスをしたのは、マサシのほうからだった。「また明日」と和紗が言い、名残惜しそうに見上げると、マサシの目が唐突にうるんで、サッと抱き寄せられた。そして、顎を片手でとらえると、まるで騎士がするような完璧な仕草で、斜めに和紗の唇にキスをした。抗えるわけはなかった。遠くに、村で奏でられるバイオリンやオルガンの音が聞こえた。マサシの唇は、深い夜の匂いがした。一度触れ合ってしまえば、もう歯止めは利かないだろう。そんな予感はもとよりあった。和紗は、離れていくマサシの頭を両手で抱きかかえると、自分のほうから深く唇を重ねた。もっと、もっと近づきたい。心の底から湧き上がる、奇妙な情熱が、身体じゅうを満たしていた。「・・・・・・いいのか?」低い、吐息のようなマサシの声が耳元にささやかれて、和紗は必死に頭をマサシの肩口にこすり付けた。ただマサシともっと抱き合いたい、というシンプルな欲望だけがそこにあった。夜中まで灯火がキラキラと輝き、終わらない祭りの中にあるようなその小さな村のホテルで、和紗は初めてマサシと一夜をともにした。過去の日々を思う時、人は大概セピア色だったりモノクロームの映像を思い浮かべる。それは、実は不思議な話だ。色あせていくのは物理的なフィルムや紙焼きの話であって、記憶の中の映像は決して色あせることなどない。マサシを思う時、真っ先に浮かぶのは、鮮やかなオレンジ色だ。それは、南仏の街並みを彩る石造りの家の色。朝、ホテルの朝食に並ぶオレンジの果実の色。そして、田園ににじんで落ちていく夕陽の色だ。マサシのいた風景は、いつまでもその場所の空気をまとっている。そして、ちょっと記憶をたどればすぐに、その場所に飛んで帰ることができるのだ。たとえば、ホテルの小さな木製のベッドでマサシとともに目覚めた時、そのベッドに敷きつめられた真っ白なシーツの色。ほのかに香るラヴェンダーの香り。それは、まるで昨日のような生々しさをつねにまとっていて、和紗の心を締め付けるのだ。マサシと過ごした夏の日々は、夢の中のできごとのように過ぎて行った。毎日が愛おしく、毎日が文字通り、太陽の光の中で輝いていた。自転車を借りてサイクリングして廻った美術館。岬から見た深い深い海の色。花が所狭しと咲き乱れる小さな城塞の街の路地に落ちる濃い日陰。視界の先にはマサシがいて、手をのばせば、その太い腕に、日に焼けた茶色い髪に触れることができた。2人で野原にひっくりかえり、お互いの身体の上に自分の一部を重ねて、ただ日の光を浴びるだけの午後もあった。黙っていても、マサシの胸の鼓動が手のひらの内側に感じられて、いつまでもそうしていたいと思った。時にワインを傾け、夜が更けるまで様々な話をしたけれど、なぜか2人とも、パリとマルセイユに戻ってからの話は触れなかった。それはお互いに暗黙の了解のようなものだった。本当は、聞きたかった。また、会えるのか?いつか、またともに日々を過ごせるのか?でも、あまりに毎日が明るく輝いていて、聞きたい言葉は最後まで飲みこまれたままだった。たぶん、マサシも、同じように感じているのだろう、と和紗は思った。■遠ざかる季節1か月の休暇を終えパリに戻る日、マサシはマルセイユの自分の職場に帰って行った。駅で、黙ってしばらく抱き合った。どちらも、次に会う日の話はしなかった。ただ、じっとお互いの目を見つめ、この時間が永久に続けばいいのに、と思った。これで、もしかしたら2度と会うことはないのかもしれない。そう思うと、手を放すことができなくなりそうだったから、「またね」とだけ言った。マサシは黙ってうなずいた。一度、離れてホームに向かおうとして足を止め、踵を返してマサシに駆け寄り、抱きついた。最後に、一度だけ、長い長いキスをした。列車の窓からホームは振り返らなかった。あまりにあっけなく列車は出発し、スピードを上げて、懐かしい景色を後ろに吹き飛ばして行った。すぐに、恐ろしい喪失感に、打ちのめされた。目に飛び込んでくる車窓の風景が、まだ南仏の懐かしい夏の色をそこに宿していて、ただそこにいないただ1人の人間の不在を大声で告げているようだった。どうして、私は、彼と別れて来てしまったんだろう?和紗は喪失感に押しつぶされそうになりながら、考えた。どうして、あのまま彼についていかなかったんだろう。もうここに、彼はいない。彼は、永久に、失われてしまったのに。窓の外を流れていく、日を受けて黄金色に輝くなだらかな丘陵を見ながら、和紗はただただ静かに涙を流した。パリに着いた時は、正直少しホッとした。田舎の風景の中にいたら、否が応でも思い出してしまう、この夏の日々のことを、せめて街中では思い出さず済むだろうからだ。だが、そう思ったのは早計だった。一晩開けて、窓を開けると、石造りの街並みを見ても、やはり、そこにはない田園風景の幻を追ってしまう。そこにはいない男の影を追ってしまう。そして、ただただ切なくて胸が苦しくなるのだった。どうしようもなくて、ケータイで、1日に1度はマサシにメールをした。内容は他愛もないことだった。そして、最後に必ず、jtbと記した。フランス語の略語で、「キスを、あなたに」。マサシからの返事は、ほとんどなかった。きっと、メールは苦手なんだろう。ぶつくさと言う彼の低い声が聞こえてくるようだった。それでも、送らずにはいられなかった。マサシと離れていることがつらく、毎日が砂をかむように虚しかった。■秋、突然の再会気づけば、パリが1年でもっとも美しくなる季節、秋がやって来ていた。街を歩いても空気が冷たく、街頭で焼栗の焼ける香ばしい匂いが漂っていた。会社のデスクに戻ると、事務の女の子が妙にニコニコしながら近づいてきた。「カズ、あなたのボーイフレンドが来てるわよ。隣の部屋に」ハッと心臓が掴まれたような気がした。たぶん、飛ぶように、部屋を出て行ったと思う。それくらい、心が跳ね上がっていた。「マサシ!!」ドアを大きく開けて、部屋に飛び込んだ。彼は、隣の部屋の窓に向かったテーブルの椅子に腰かけていた。突然飛び込んだ和紗の勢いに押されて、飛び上がってこちらを振り向いた。驚きのあまり、目を見開いて。何もかもが、一瞬で、彼には分かったようだった。「かずさ・・・・・・」亮平は、呆けたような顔で立っていた。「突然、ごめん。出張でパリまで来て、それで、驚かせようと思って」一生懸命笑顔を貼りつけて説明しようとする亮平を見ながら、みるみるあからさまな落胆が襲ってくるのを、和紗は感じていた。なんと返事をしていいのか分からず、和紗はただ黙って、亮平の横の椅子に腰かけた。亮平は、必死でその場を繕おうとしていた。自分でも何かを打ち消したいという様子だった。「いつぶり?日本出る時も間に合わなかったし、あ、あんときはごめんな。仕事はどうなの?順調?」「うん、・・・まあ、なんとか」和紗は、言葉少なに答える。正直、今さらどうしてここに亮平がいるのか、ちょっとわからなくて頭が混乱していた。亮平とのことは、もうとっくに終わったつもりでいた。たまたま出張で訪れたから、別れた女に異国の地をアテンドでもしてほしいと言うのか。和紗から立ち上る冷ややかな空気に、亮平は完全に気圧されている様子だった。「や、ホント、突然で悪かった・・・。でも、俺、お前に会いたかったから・・・・・・」少し甘えたような口調が、ほんの少し懐かしい。でも、驚くほどに心は動かず、ただただ、その場にいてほしいのは亮平ではない、ということだけが明白だった。「亮平。私、もう亮平とは終ったと思ってる」和紗は、唐突に切り出した。「いま好きな人がいるの」いくら持って回ったことを言っても仕方ない。亮平のすがるような目を振り払うように、和紗は乱暴に言い放った。「せっかく会いに来てくれて悪いけど・・・・・・」そう口にした途端、亮平の顔がみるみるゆがんだ。あっという間に、顔が真っ赤になっている。「誰?好きな男って、どこにいんの?いっしょに住んでるの?」見ると大きな目が涙目になっていた。亮平が泣くのを、長く付き合っていて初めて見た。「俺、和紗が好きだから、別れたくない」「亮平・・・・・・でも、」「俺が、会社入ってからひどい態度だったのは、反省してる。和紗がフランスに行っちゃって、それで、連絡も途絶えて、すごい不安で、それで分かったんだ。俺、やっぱり和紗じゃなきゃダメなんだって。俺・・・・・・」今さら、だ。和紗は、亮平の言葉に心の中で苦笑する。男の反省って、いつも的外れだ。失ってからその存在の大切さを知る、なんて古今東西の男の歌詞にしょっちゅう出て来るけど、女からしたら、迷惑極まりない。女の恋は、上書き型だ。新しい恋に書き替えられたら、もう古い恋などどうだっていい。傷つけられたことすら、どうだっていいのだ。謝ってもらったからって、過去の自分は救われやしない。大事なのは、いま、この時だ。そして、いま、この時、目の前にいてほしいのは、恋を語ってほしいのは、この男ではない。和紗は、冷ややかな目で、亮平を見た。「ごめん、もう帰ってくれる?私、仕事あるから」亮平は、何度も、「また会いに来る」と言いながら和紗の会社を後にした。和紗はそれを、わずらわしく思いながら見送った。亮平が割り込んでくると、マサシとのひと夏の美しい思い出が、汚されていくような気がして嫌だった。あの恋は、特別なものだ。そう思いたいのに、まるで一時だけのラブアフェアのような気がしてくる。和紗は、その日、何度もマサシにメールを送った。どうか何か返事がほしい。「会いたい」、と言ってほしい。そう祈るような気持ちで送ったけれど、マサシからの返事は、「元気です」とかそんな感じの、そっけないものだった。冬になって、雪が街を覆い隠す頃、亮平が再び訪れた。またしても事前に何も連絡もなく唐突に現れたので、和紗は友人と教会の手伝いに出かけていて留守だった。亮平は、近くのバールでしたたかに酔い、そのまま橋のたもとで寝込んでしまったらしく、和紗が迎えに行ったときには熱を出してフラフラの状態だった。仕方ないので部屋に泊め、一晩看病した。亮平は赤い顔で、ガタガタ歯で音を立てながら、うれしそうに和紗の手を握った。そして、また数か月後、亮平は仕事でもなく、たった3日間の休暇を使ってパリに姿を見せた。その時は、2人で、パリのレストランで食事をした。久しぶりに、日本の様子を聞いたりしながら、ゆっくりとした時間を過ごした。相変わらず亮平に対する気持ちはもう残っていなかったけれど、何度も会いに訪れる情熱にほだされつつあった。だけど、別れ際に、抱きすくめられ、キスをされそうになったときは、あわてて身をよじって逃れた。やはり、そういう気持ちにはなれなかった。それでも亮平はめげることもなく、「次は日本で」と言い残し、笑顔で去って行った。■バラの花とメール1年の約束だったパリでの生活は、春の訪れとともに終わりを告げた。最後の1週間は、現地で仲良くなった人々との別れの会で埋め尽くされ、引越しの支度やお土産の準備で、あわただしく過ごした。「最後に、もう一度会えない?」と、マサシに送ったメールには、やはり返事はなかった。シャルル・ド・ゴール空港から日本へ発つ飛行機の時刻だけを、メールに送った。あの夏の日は、もうずいぶん過去のことになりつつあった。だけど、忘れた日は1日たりともなかった。本屋に並ぶガイドブックの表紙の写真に、南仏の明るいオレンジ色の家並みを見かけるだけで、あの日々のことが胸によみがえり、切なくて涙が零れ落ちそうになった。「空港まで迎えに行く」そのメールは、出発の1週間前に亮平から届いた。てっきり日本の空港だと思っていた和紗は、パリの空港に現れた亮平を見て驚いて立ちすくんだ。亮平は手にバラの花束を抱えていた。「1年、お疲れ様。和紗」亮平は、そう言って、はにかんだように笑った。「これ、今もらっても困るんだけど」和紗が呆れたように言うと、亮平は口をとがらせて言った。「これ、わざわざここに届けてもらったんだよ。今だけでいいから、受け取って」和紗は、花束の中に刺さったカードの封筒に気づいた。中に、カードと一緒に、ダイヤモンドの指輪が入っていた。「これって・・・・・・」「俺といっしょに日本に帰ってほしい。いらなかったら、花束ごと捨てて」真面目な顔で亮平が言った。それは、大学時代に好きになった、亮平のまなざしそのままだった。もう、ここでの日々は終わりなんだろうか。和紗は思った。日本に帰れば、何もかも夢だったように終わってしまう。パリでのワクワクするような毎日も、あの忘れがたい夏の日々も、そして、そこから送った失意の日々も。和紗は、迷いながら、指輪をつまみ上げ、そして、自分の指に通した。亮平が涙ぐみながら、和紗を抱きしめた。もう、搭乗時間が迫って来ていた。その時だった。ケータイの着信音が鳴った。ハッとしてケータイを見ると、短いメッセージが画面上に浮かんでいた。「しあわせに」その5文字を見て、頭にカッと血が上った。身をひるがえして、周りを見た。雑踏の中に、ただ1人の人の姿を探して。ガラス向こうに、その人はいた。手にケータイ電話を持っていた。しっかり和紗と目と目を合わせた。そして、口元にふっと笑顔を浮かべると、おもむろに彼はメッセージを書き足した。その文面を見たとたん、和紗は狂ったようにガラスに駆け寄った。「マサシ!待って!!!」マサシは、後ろ手に手を軽く振り、そのまま雑踏の中に消えて行った。和紗は、ガラスをダンダン!と叩いた。「待って!マサシ!行かないで!」亮平があわててその腕をつかんで、やめさせるまで、和紗は、泣きながらガラスをたたき続けた。足元に転がったケータイを、拾い上げて、亮平は和紗の手に握らせた。声を絞り出して泣き崩れる和紗を抱きしめて、亮平もまた、泣いていた。「一生分の、キスを」ケータイの画面に、白く浮かび上がった文字が、視界の端で揺れた。■本当に愛しているのは「誓いの言葉を」神父の声に、ハッと我に返る。和紗は、いま、最後に空港でマサシを見た時のことを思い出していた。あの時、どれほど苦しかったか。息ができなくて、胸をかきむしったか。放心状態で日本に帰国後は、何ものどを通らず、眠れない日々を過ごした。目の前にいる亮平は、よどみなく誓いの言葉を口にしている。和紗は重ねてつつましげに「誓います」と言った。亮平が、うれしそうなやさしい目で和紗を見る。あの日、空港で踏みにじられたバラの花束にもめげず、亮平は帰国後も和紗のそばにい続けた。その愛情を、疑ったことはない。だけど、・・・・・・和紗は思う。今でも、愛しているのは、あの男なのだ。どうにもこうにも、あの恋は、自分の中から消せないのだ。たぶん、一生。「誓いのキスを」神父に促され、ベールを上げる。亮平の顔が近づいてくる。和紗はそっと目を閉じた。目を閉じればそこには、いつも広がる風景がある。視界の続く限り一面の田園。夕陽の中で黄金色に輝く葉の1枚1枚。その中にいるのは、誰?本当に愛しているのは、誰?一生分のキスを。誰よりも、ずっと、愛してる。和紗は涙を流して、目を開けた。そして、ゆっくり首を左右に振った。そうだ、消すことなんか、できやしないんだ。どれだけ遠回りしても、きっと、想いは彼に戻って行ってしまう。何度やり直しても、きっと、あの夏に戻って、私は、彼に恋をする。和紗は、呆然とした表情で両手をおろした亮平に、背を向けた。もう一度、帰ろう、あの場所へ。2度と手に入らなくてもいい。あきらめと思い出だけで終わらせるには、人生はずっと長いのだから。和紗の手からベールがするりと滑り落ちた。記憶の中で、海にキラキラと太陽が反射していた。(恋愛部長/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年05月24日テレビ朝日は、小芝風花主演のスペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」を7月12日(金)、13日(土)の2夜連続で放送することを発表。“ラップ”と“ゾンビ”の要素を取り入れた新感覚のコメディーホラーとなっている。稲穂みのりは交際中の彼氏・山之内拓馬がヒップホップにハマりすぎ、どんなときでも韻を踏みたがることにイライラを募らせていた。その矢先、原因不明の“RAPウイルス”のパンデミックが発生。世界はラップを放つゾンビ、すなわち“ラッパーゾンビ”だらけになってしまう。そんな恐ろしい終末世界を生き抜くため、みのりは知恵をしぼりながらラップの本質を探り、いつしかラップへの理解を深めていく。そして拓馬を救うため、思いのたけを込めてライム(=韻)を刻むことに――!?原作は、「LINEマンガ」にて連載されている漫画家・インカ帝国による「ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画」。これを、『3月のライオン』『麻雀放浪記2020』の渡部亮平が脚本を手掛け、「特捜9 season2」の豊島圭介が演出しドラマ化する。本作の主人公・稲穂みのりを演じるのは、『魔女の宅急便』で主演を務め、鮮烈なスクリーンデビューを飾り、その後も連続テレビ小説「あさが来た」、『天使のいる図書館』などに出演する小芝風花。みのりは、茨城県のとある町で父・茂と暮らしながら、地元の食品工場で働く地味な23歳。壮絶なサバイバルに身を投じ、本当に大切なことは何かをつかんでいく。また、今回ドラマではラップバトルにも初挑戦する。本作について「ものすごく面白そう」とワクワクしていると語る小芝さんは「私が演じるヒロイン・みのりはウイルスが蔓延した世界で、自分にとっていちばん大事なものは何なのか、気づいていく役柄。なので、根本的には焦りや恐怖など、世界が壊れていくときの人間の心理を大切に演じたいなと思っています。また、みのりは彼の行方を捜すために命の危険を顧みずサバイバルをはじめますが、命をかけられる程好きになれる人に出会えるのってうらやましいなと思うし、みのりの行動力は素敵!個性の強いキャラクターたちに翻弄されながらも、みのりが成長していく過程をまっすぐに演じていきたいです」と意気込み。また、ラップやヒップホップにはこれまで全く触れてこなかったという小芝さん。「ヒップホップ音楽を聴いたり、動画を見たりして勉強しています」と明かし、そして解禁用ビジュアル撮影をふり返り、「ヘアメイク中、『どうなるんだろう?』って、興味津々でした。メイクさんが次に何を手に取るのか、予想もつかなくて目が離せなかったです(笑)。ファッション的にも、パーカーが『オーバーすぎるやろ!』っていうぐらいオーバーサイズ」と、そのヒップホップスタイル挑戦は新鮮だったという。さらに、今回のドラマ化について原作者のインカ帝国氏は「自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきて嬉しくなりました」と喜びのコメントを寄せている。スペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」は7月12日(金)、13日(土)23時15分~テレビ朝日にて2夜連続放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2019年05月20日1月から3月まで放送されていたドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合)が、4月28日にBSプレミアムで一挙再放送することが発表された。さらに主演を務めた小芝風花(21)のインタビューや主題歌を担当したゴールデンボンバーらが登場する「一挙再放送直前!お宝映像蔵出しSP(仮)」もあわせて放送されるという。「『トクサツガガガ』は小芝さん演じる隠れ特撮オタクのOL・仲村叶の日常を描いたコメディ。主人公の“わかりみが深い”言動や、特撮愛あふれる作風がネット上で大きな話題となりました。放送終了後にはNHKの発行する『月刊みなさまの声』で大きな反響があった番組として取り上げられ、『たった7回なのに濃密すぎた』といった感想やDVD化を希望する声が上がっていると紹介されていました」(テレビ局関係者)各メディアによると今回の再放送について小芝は「本当にうれしく思っています。放送が終わった後も、『ガガガ面白かったよ』と温かい言葉をかけていただくことが多く、こんなに愛される作品に携われて、とても幸せです」とコメント。さらに「いろいろな愛が詰まった『トクサツガガガ』をリアルタイムで観て下さった皆さんにはもう一度。そして、気になっていたのに観られなかった!という皆さんにも、楽しんでいただけるとうれしいです」と語ったという。本誌が3月に公開したインタビューで小芝は、「トクサツガガガ」の原作漫画を読んだ当初を回想。「『これをNHKさんでやるんだ!』って、全然想像できなくて」と告白したが、しかしドラマに登場するヒーローたちのビジュアルを見て考えが変わったという。「ヒーローのビジュアルを見たときに、『これは原作ファンのかたも満足していただけるだろうな』って確信しました。あとは『私がお芝居頑張んなきゃ!』って。そんななかヒーローたちは本当に支えになってました。ヒーローが撮影に来る日はみんなテンションが高くなってました(笑)」ドラマでは小芝の目をひん剥く姿も反響を呼んだが、しかし本人は“無意識”の演技だったという。「コメントで『ヒーローショーを見て、目をひん剥いているところとかすごいわかる!』とか言ってくださったりしたんですけど、自分では無意識だったんです。特撮オタクの助監督さんも『風花ちゃん、オタクの才能があるよ!もうそれにしか見えないよ!』って言っていただいたんですが、オタクだからこうしようというのはとくに考えていませんでした。撮影をしていくうちにシシレオーやエマージェイソンといった、ヒーローたちのことをどんどん好きになっていくんです!普通にヒーローショーを楽しんで見ていただけなんです!」小芝は自然と演技に熱が入ったようだ。再放送でもその奮闘ぶりに注目したい!
2019年04月09日