グラビアアイドルの野々宮ミカが、最新イメージDVD『アイリス~大切な君へ~』(4,180円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。"田所ミカ"の芸名で2014年にデビューを果たし、Gカップバストに大人っぽい仕草でグラドルファンの視線を釘付けにした野々宮ミカ。2016年に現在の芸名に改名してからグラビアはもちろん、バラエティー番組や女優業にと活躍の場を広げている。昨今はYouTubeでゲーム実況配信をしている「野々宮ミカちゃんねる」も話題だ。バラエティー番組では"身体100点顔0点グラビア界の50点"と自虐的に自己紹介している野々宮だが、今作ではアダルトフェイスと女性の誰もが敬う上からB88・W60・H88とGカップバストのパーフェクトボディーを見せつけている。夜のダーツ店や朝ベッドで誘惑フェイスを見せたり、車内という狭い場所では至近距離で撮影されて飴を舐めるシーンもあり、セクシーなシーンが続く。和室のシーンではふんどしルックとなってアイス舐めから浴室のシーンへと展開。極めつけは黒のボンテージファッションを身にまとった夜ベッドのシーン。約1年ぶりとなる本作は、セクシーさがさらに磨きがかかった印象だ。なお、同DVDの発売を記念したイベントが10月12日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館6F(16:00~)で開催される。
2019年10月07日ファッション・テキスタイルブランドのミナ ペルホネン(minä perhonen)と、デザイナーの皆川明にクローズアップした展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、11月16日から2020年2月16日まで、東京・清澄白河の東京都現代美術館にて開催。デザイナーの皆川明が設立したブランド、ミナ ペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張。展覧会の会期中である2020年には25周年を迎える。今回の展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」では、作り手と使い手の双方に価値を生み出すデザインを基本とする皆川とミナ ペルホネンの思想や活動を紐解きながら紹介していく。“pur”2018-19→AW photo: Mitsuo Okamoto展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものだが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもある。多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、会場では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示される。建築家・中村好文と皆川による新たな「宿」のプロトタイプも展示される他、現代美術家・藤井光がミナ ペルホネンの世界を撮り下ろした映像作品が誕生。展示構成は田根剛、グラフィック・デザインは葛西薫が担当する。会期中には、各界で活躍するクリエイターやアーティストと皆川によるクロストークを多数開催。詳しい情報は展覧会特設サイト()にてチェック。“one day”原画 2018-19→AW photo: sono (bean)前売券は、10月1日より販売中。皆川が朝日新聞のコラム「日曜に想う」のために描いたイラストのポストカード(非売品)3枚がセットになった「ポストカードセット前売券」も数量限定で販売されている。私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらしてくれる「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」 にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】ミナ ペルホネン/皆川明 つづく会期:11月16日~2020年2月16日会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F住所:東京都江東区三好 4-1-1時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)料金:一般1500円(1300円)、大学生・専門学校生・65歳以上1000円(800円)、中高生600円、小学生以下無料 ※( )内は前売券料金。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料。20名以上の団体購入は当日券料金から2割引(東京都現代美術館で購入の場合のみ)休館日:月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日~2020年1月1日、1月14日
2019年10月07日「“あのイ・ムジチ”という存在ですよね。光栄ですし楽しみです」キャリア十分のヴェテランがそう言って目を輝かせるのは素敵なことだ。天羽明惠は日本の声楽界を牽引するトップランナーのひとり。この秋、イタリアの老舗アンサンブル、イ・ムジチ合奏団と共演する(10月2日(水)・サントリーホール)。「イ・ムジチ合奏団 with 天羽明惠」の公演・チケット情報イ・ムジチといえば《四季》。誰もが知る有名曲だが、実は、音楽史で忘れられていたこの作品が再発見されたのはなんと20世紀半ばのこと。そしてそれが世界的な人気を獲得するのに大きな役割を果たしたのが、1952年結成のイ・ムジチなのだ。繰り返し録音した彼らの《四季》は、この曲の定番中の定番。《四季》といえばイ・ムジチ。両者はもはやほとんど同義語といっても過言ではない。「もちろんメンバーが変わっているとはいえ、60年以上もずっと弾き続けている作品なのに、まるでたったいま生まれてきた音楽であるかのように、いつも新鮮に演奏するのは素晴らしいことですよね」指揮者なしのアンサンブルとの共演。大事なのは息づかいだという。「彼らは絶対に私の息を聴いているはず。だから細かいテンポのニュアンスも、息でちょっと仕掛ければわかってくれるし、彼らの音で私の声も変わります。身体中にアンテナを張り巡らせてそのやり取りをするのは刺激的です」天羽が歌うのは、ヘンデルのオペラ《ジュリオ・チェーザレ》のクレオパトラのアリア〈この胸に息のある限り〉や、モーツァルトの《エクスルターテ・ユビラーテ》など3曲。「《ジュリオ・チェーザレ》のアリアは内面的で深い歌。それをイタリア語の音楽劇として、まずはイタリア人の彼らに伝えられるかどうか。丁寧に歌っていこうと思います。そしてモーツァルトは、彼らとの化学反応で、どんなきれいなレガートが生まれて、それをコロラトゥーラでどのように歌えるのか、とても楽しみにしています」ヘンデルやモーツァルトは、歌手にとって、声楽的にも必要不可欠なレパートリーなのだと教えてくれた。「たとえばヴェルディのオペラを歌ったあとでも、すぐに楽屋でモーツァルトを歌って、身体や筋肉がやわらかく使えているか、確認することが大事です。常にどちらも歌える状態、ニュートラルな状態に戻すということを考えながら歌手を続けています」来日を目前にコンサートマスターのアントニオ・アンセルミが急死したため、代役としてマッシモ・スパダーノが出演。公演後半の《四季》のソロも彼が弾く。「驚きました。残念ですが、彼らにとっても毎回が新しい演奏になるわけですから、そこは楽しみですね。私は東京と福井で歌うのですが、その間にもどんな変化が起こるか。彼らに負けずにフレッシュな演奏ができるように、私もしっかりと準備しなければ。なにより、彼らの音は絶対的に明るいでしょうから、その明るさと天羽明惠の明るさで、おおらかでのびやかに羽ばたきたいと思っています!」文・宮本明
2019年09月10日映画の話になると、会話が止まらなくなる役者家族。家族の危機を救うのも映画だった。柄本明さん(70)がロケで家を空けることが多かった時期、長男の佑さん(32)が中学2年生で反抗期になり、妻の故・角替和枝さん(享年64)が手を焼いた。しかし、オーディションに受かって初主演した佑はロケの厳しさで“更生”して帰ってきたのだ。その後、次男の時生(29)も後を追って俳優に。年間500本の映画を見る長女は映画製作スタッフに。「子どもには興味ない」といいながら、父は映画の力を信じて子どもを育ててきた――。ドキュメンタリー映画『柄本家のゴドー』(4月20日、東京・渋谷ユーロスペースにて公開)。カメラは’17年1月、下北沢・ザ・スズナリで上演された舞台『ゴドーを待ちながら』の稽古初日から上演直前までを淡々と追う。演じるのは柄本明さんの長男・佑さんと次男・時生さんの兄弟で組むユニットET×2。明さんが演出を務める。『ゴドーを待ちながら』は、アイルランド出身の劇作家、サミュエル・ベケットによる有名な戯曲だ。2人の老人(佑さん演じるウラジミール、時生さん演じるエストラゴン)が、ゴドーという人物をひたすら待ちながら、とりとめのない会話を繰り返す。「退屈」「難解だ」などといわれる一方で、不条理演劇の傑作として演劇史にその名を残すこの作品は、多くの劇作家、俳優たちに強い影響を与えてきた。初演は’53年、パリ。日本では’60年に文学座で初上演され、明さんも’00年、石橋蓮司さんと組んで、エストラゴンを演じている。その舞台を当時13歳の佑さんが見ていた。ET×2でこの作品を初めて演じたのは、兄弟そろって人気俳優に成長した’14年のことだ。父に演出を依頼した理由を、佑さんは映画のなかで、こう話していた。「初めて2人で演じたとき、一生、時生と2人で付き合っていける戯曲と出合ったなという手応えを感じていて。だからこそ、早いうちに親父の演出でやってみたいなっていうのがあった」明さんは、家族のことを話すのが照れくさい。《世間的にみっともないよね。僕の演出で彼らが演じるってことだけでも》(映画『柄本家のゴドー』より)そんな明さんに代わって、『柄本家のゴドー』を監督・撮影した山崎裕さんが補足する。「映画の撮影中も、よく、下北沢の喫茶店で、家族でお茶を飲んでいました。もちろん角替さんも一緒です。そんなときは仲のいい親子です。ところが、いざ芝居となると、柄本さんは一線を引く。“芝居の鬼”になるんです」“芝居の鬼”の厳しさは、東京乾電池の女優でもあった角替さんにも向けられた。昨年2月、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」でのインタビューで、佑さんは、こんなエピソードを披露している。「(乾電池の公演後)親父の顔が、目が、怖くなっているんです。母ちゃんは『怒られるぅ』って、顔が青くなっているし。それで、俺は、(自宅に)親父と2人だけの密室を作らないように、母ちゃんから人質に取られたんです。『一緒にいて』って(笑)」時生さんの思い出話も面白い。「幼いころは、学校から僕が悪いことをしたという内容の文章を受け取ると、親父が読み上げるんです。そして、それを急に渡されたと思ったら、2~3時間、声に出して読まされた。陰湿なんです」叱るというより、まるでセリフの練習ではないか。日常生活のなかで、兄弟は知らず知らずのうちに芝居の稽古をしていたようだ。明さんとて無意識だったことだろう。とはいえ、明さんは放任ではなく、むしろ繊細に、息子たちの成長を見守っている。「佑も時生も学芸会に積極的に出るタイプではないね。でも、下のガキは、一度、ジャンケンか何かで演出になっちゃって。学芸会に行って、見ましたね。パソコンのトラブルか何かで、たしか原稿がおかしくなった。それで手伝わなきゃいけなくなった」原稿直しだけで終わらず、舞台を見に行くところが、明さんだ。息子2人が俳優になったことについてはこう語る。「長男が中学のときに、事務所マネージャーがオーディションに出したいということで、出したら通っちゃった。下のガキもそんなことです。『お父さん、俳優になりたいんだけど……』なんてあらたまった話はなかったです、うちはね。ダラダラ、ダラダラと」それでも、子育てをするなかで、映画の仕事をしていてよかったという思いもある。佑さんがオーディションに通ったときのことだった。「佑は中2で、反抗期だったんです。俺も長期ロケで、家を空けることが多く、カミさんが手を焼いていた時期でした。で、夏休みの2カ月間、『美しい夏キリシマ』(’03年)の主役の少年役で、映画の現場に放り込んだんです。映画の世界は縦社会。周りは大人ばっかりでしょ。寂しくて、ひとりの部屋で泣いて電話をかけてきたりした」明さんは心配になって、撮影現場まで様子を見に行っている。「みっともない親でね。監督に迷惑かけましたけどね。(故・原田)芳雄さん、石橋蓮司さん、僕が尊敬する先輩がいるなかで『佑、佑』と呼ばれて、もまれてね。すっかりいい子になって戻ってきました」他人のなかに入る。社会人の枠のなかで生きていく。映画の現場での経験が、佑さんを大きく成長させ、“家族の危機”を救った。「その流れで、時生にもオーディションを受けさせて。うちは皆、姉ちゃんもそうだけど、映画というもの、映画館、撮影現場、それら映画に関する何かに触れて、学んでいって、反抗期を免れたって感じかなぁ。なんですかね、その『映画の力』というものは」
2019年04月22日およそ280年の歴史を持つイタリアの老舗磁器ブランド、リチャード ジノリ(Richard Ginori)は、皆川 明デザインによる新コレクション「フロレンティア(FLORENTIA)」を5月15日より発売する。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara「フロレンティア」は、2017年に発表した「スぺランツァ(SPERANZA)」、2018年の「ガイア(GAIA)」に続く、皆川 明デザインによるグローバルコレクション。フィレンツェの語源にもなった“花の女神の都”の意味を持ち、リチャード ジノリを代表するベッキオシェイプに、新しいジノリブルーで皆川が描いた枝と小花の可憐なデザインが施されている。中心から外側に向かい開いていく空間は、料理が盛られた時の景色を想定して描かれ、筆先から生まれた濃淡の繊細さが温もりを感じさせてくれる。Photo_Norio Kidera Styling_Fumiko Sakuhara皆川氏は、「今回のテーマ『Florentia』ではまさにリチャード ジノリのある街フィレンツェをイメージして、花がお皿の中に泉となって湧き出るような世界を創りました。お皿ごとに料理を盛り付ける位置を想像しながら、食の空間をやわらかな躍動感や爽やかな風を感じさせるように絵柄を配置していきました」とコメント。主なアイテムの価格は、マグカップ 350cc(税込8,100円)、フタ付きコーヒーカップ&ソーサ―(税込1万2,960円)、ティーカップ&ソーサ―(税込1万800円)、ティーポット 600cc(税込2万4,840円)、シュガーポット 120cc(税込1万9,440円)、クリーマー 110cc(税込1万4,040円)、プレート 22cm(税込6,480円)、フルーツソーサー 15cm(税込4,320円)、サラダボール ラウンド(税込1万6,200円)。エレガンスの中に爽やかな風を感じさせる新たなコレクションで、食卓を彩ってみては。
2019年03月21日待望のベストセラーの文庫化2月7日、歌手でミュージシャン、フィトテラピスト(植物療法士)、元ピチカート・ファイヴの野宮真貴氏によるエッセイの文庫本『赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック』が発売された。幻冬舎は2016年9月に同名の単行本を刊行しており、ファッションのカテゴリーでAmazonベストセラー1位を獲得。今回発売されたのはその文庫版となる。文庫化された同書は500円(税別)の価格で発売中である。全ての女性は「美人」か「美人予備軍」である1981年、大手化粧品会社のCM曲「女ともだち」でデビューした野宮真貴氏は、1990年にピチカート・ファイヴに3代目ボーカルとして加入。「東京は夜の七時」をヒットさせるなど、日本だけでなく、海外においても1990年代の音楽シーン「渋谷系」ムーブメントを巻き起こしている。また、野宮氏はファッションや美容、健康の分野のプロデュース、ナレーター、エッセイストなどとしても活躍。『おしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最少の努力」で作る』などの著作もある。『赤い口紅があればいい』では、全ての女性を「美人」か「美人予備軍」ととらえ、赤い口紅で手に入る洗練と優雅さなど、美人に見えるかどうかを重視した実用書でエッセイでもある。また、美人は幸せの絶対条件ではないとして、費用と労力はほどほどにして自分の好きなことに使うべきだとも説いている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック - 株式会社 幻冬舎
2019年02月12日俳優の中尾明慶が、「イクメン オブ ザイヤー2018」の俳優部門を受賞し18日、都内で行われた授賞式に登場。「こういった賞をいただいてしまうと、今日から、明日からより頑張らなきゃいけなくなりましたね、今まで以上に。プレッシャーの方がありますよ」と語った。2013年4月に女優の仲里依紗と結婚し、同年10月4日に第1子となる長男が誕生した中尾。今月4日に長男が5歳の誕生日を迎え、夫婦そろってインスタグラムで親子3ショットを公開したことが話題となっていた。中尾は、つい先日、保育園に通っている息子が友達とケンカして手が出てしまう出来事があったことを明かし、「5歳になると息子自身の気持ちや本人のちょっとしたトラブルの機会もあって、父親としてどう接するのがこの先の彼にとって一番いいのか考えたときに非常に難しかったけど、そのときは男2人で話をして…」と息子と2人で話し合ったという。そして、「男の子だから負けたくない、ママにはわからないかもしれないこともあるのかなと思っていて、僕が男で似たようなこともしてきたので」と続け、「この先もいろんなことがあると思いますが、そういうときにお互いに腹を割って話せる関係でいたいなと。僕が間違えたと思ったら息子でも素直に謝ろうと思っていて、そういう関係性でいたい。とことん真正面から向き合っていこうと思います」と語った。また、息子と公園でサッカーをしている写真を公開し、「ワールドカップを見ていた頃にサッカー選手になりたいと言っていて、小学校に入ったらやろうかって(話している)」と説明。5歳になってから将来の夢を改めて聞いたら今度は「保育士」と答えたそうで、「僕の中ではうれしい出来事というか、それだけ保育園の先生が真摯に息子と向き合ってくれた結果」と喜んだ。そして、「今は夢が変わる時期ですが、そういうのも一つ一つ応援していけたら」と中尾。さらに、「今はドラマの撮影で大阪に行ったりしているんですが、1週間会わないだけで言葉を覚えていたり、ひらがなを覚えていたり、日々成長しているなと感じます」と息子の成長をしみじみと語った。2011年より実施している「イクメン オブ ザイヤー」は、毎年10月19日を“10(トウサン)19(イクジ)の日=イクメンの日”として、一番育児を楽しみ頑張ったパパ=イクメンを表彰するもの。8回目となる今年は、芸能部門はりゅうちぇる、芸人部門は古坂大魔王、俳優部門は中尾明慶、キャラクター部門はMr.インクレディブル、そして新たに新設された一般選出部門は杉浦太陽が受賞した。
2018年10月18日マジンガーZにサンバルカン、ギャバン……。アニメ・特撮音楽の巨匠、渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい)が生み出した“宙明サウンド”を、水木一郎、堀江美都子、串田アキラの三大アニソン歌手の歌声と、壮大なオーケストラで存分に堪能する贅沢なコンサート「渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~」が4月21日(土)に文京シビックホール大ホールで開催される。開催に先立って、17日に東京・浜離宮朝日ホールにてリハーサルが行われた。【チケット情報はこちら】総勢31名によるオーケストラ・トリプティークによって、『野球狂の詩』『あかるいサザエさん』『ローラーヒーロー・ムテキング』『時空戦士スピルバン』『マジンガーZ』と、昭和の子供たちを育てた数々の名曲が現代に蘇っていく。指揮を務める齊藤一郎は、的確な指揮で情熱的でノリの良い音楽を作っていた。その横で譜面を手にした渡辺宙明は、「とても良いメンバーが集まって嬉しいですね」と笑顔で優しく語りかけていた。『宇宙刑事シャリバン』の主題歌で現在もカラオケ人気の高いロックナンバー『強さは愛だ』では渡辺が「ここでドラムのフィルを入れてください」と指示を出し、『宇宙刑事ギャバン』では、シンセによって再現される琵琶のヴォリュームを調整。“宙明サウンド”といえば“マイナーペンタトニックスケール”が代名詞であることは間違いないが、『おれはグレートマジンガー』のイントロのティンパニや『太陽戦隊サンバルカン』のコンガなど、ビートの組み立てや打楽器のポジションなどにも細心の注意が払われていることがわかるリハーサルだった。何より驚かされたのは、92歳になる渡辺が全てのリハーサルに参加していることだ。リハーサルでは渡辺が自ら指揮をとり指導をする場面もあった。アニメ『ふたりはプリキュア』のヴォーカルアルバムにも参加するなど、今なお、現役の作・編曲家として現場で活躍している。そんな渡辺は、リハーサルを終えて、「40年前の曲だけど、自分で聞いてもちゃんとやってるなと感じましたね。僕はやっつけ仕事はやらないから、BGMもちゃんとしてますよね」と笑顔で語り、本番に向けて、「今日、オケではやってない掛け声とかは、黙っていても聴衆がやってくれると期待しています。お客さんも演奏に参加してもらえたら嬉しいですね。そして、盛り上がった最後に、皆さんで歌えたらいいなと思っています。そうなったら僕が指揮を振ろうかな」と、サプライズでの登壇も匂わせた。チケットは発売中。取材・文:永堀アツオ■渡辺宙明特集ヒーローオーケストラ~昭和の子どもたちへ~日時:4月21日(土)開演15時会場:文京シビックホール大ホール(東京都)出演者:渡辺宙明 / 水木一郎 / 堀江美都子 / 串田アキラ指揮:齊藤一郎演奏:オーケストラ・トリプティーク司会:西耕一
2018年04月19日布施明が毎年行っている、恒例の秋春ツアー。年をまたいで継続中である、この『AKIRA FUSE LIVE 2017-2018ROUTE 70 -来し方行く末‐』の終盤戦を飾る東京公演が、来る3月10日(土)、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。すでに10年以上も毎年行っているという、この恒例の秋春ツアーの意味について、彼はこんなふうに語っている。【チケット情報はこちら】「やっぱり、自分にとっては、ライブがメインなんですよね。テレビとか音源とかいろいろ活動はあるけど、もともとジャズ喫茶と言われた場所から出てきた男なので(笑)。お客さんを前にして歌うっていうのが、やっぱり好きなんです。あと、ライブっていうのは、本当に“生き物”なんですよね。同じ曲を歌っていても、その年、その月で、どんどん変わっていく。そこが自分で歌っていても、すごく面白いところなんです」“ROUTE 70 -来し方行く末-”とサブタイトルのつけられた今回のツアー。そこには、彼のどんな思いが込められているのだろうか。「実は、このツアーの最中に70歳になりまして。で、そういうのをうたったほうがいいって、スタッフは言うんだけど、自分の年齢なんて声高に言いたくないじゃないですか(笑)。なので、“ROUTE 70”……“国道70線”みたいな言い方にさせてもらって。で、“来し方行く末”っていうのは、まさに今まで来た道と、これから行く先みたいなものです。今まで来た道は、もう変えることはできないけれど、それを全部認めた上で真似しないことが大事というか。やっぱり、僕ら団塊の世代の人間は、1ミリでもいいから前に行きたいみたいな思いが、すごく強いんですよね」2015年に、デビュー50周年を迎えた布施。その伸びやかで圧倒的な歌声は、今も健在だ。『君は薔薇より美しい』、『霧の摩周湖』、『シクラメンのかほり』、『My Way』など、ヒット曲や人気曲を披露することが、あらかじめ告知されているこのライブ。しかしそれは、50周年のときのような、いわゆる集大成然としたライブとは、少々趣が異なるようだ。「50周年のコンサートで、ひとつ集大成みたいなものをやったから、今回もそういうことをちょっとは意識しようと思ったんだけど……結局そうはならなかったね(笑)。僕自身、やっぱり歩み続けているわけだから。今年は、新しいアルバムを出せるよう、今いろいろと準備をしているので、今回のライブでは、そのあたりの変化を見てもらえたら嬉しいです。あと、今回のツアーは、去年の8月の終わりから同じメンバーでずっとやっているので、この春のライブは間違いなくいいものになると思います」チケットは発売中。取材・文:麦倉正樹
2018年02月14日■手っ取り早く“おしゃれ”を楽しむための基本――おしゃれにまつわる野宮さんの書籍は、1年ぶりです。前作の『赤い口紅があればいい~いつでもいちばん美人に見えるテクニック~』も記憶に新しいですが、今作とはどんな違いがあるのでしょうか。前作は、歌手という仕事を36年間してきたなかで見つけた、自分を美しく見せるコツをまとめた本です。出版記念のトークショーやサイン会では、読者の方とお話する機会もありました。本を買ってその場に来てくださる方々だから、皆さんおしゃれしたい気持ちはある。でも、「どうしていいかわからない」とおっしゃる。そのころ対談をしたジェーン・スーさんにも「素敵だと思った服は、とにかく着ちゃえばいいのよ」とアドバイスしたら、「何が好きなのかわからない場合はどうしたらいいの」と言われて。そこでようやく「あぁ、そうか。おしゃれが苦手だと思っている方々は、自分の好きなものすらわからないくらいに悩んでいるんだな」って気づいたんです。だから今回は、前作よりも実践的に。おしゃれに苦手意識を持っている方々に向けて、とにかくわかりやすく伝えることを心がけて作りました。そのために、自分にとって苦手なことってなんだろうって考えてみたら、私、お料理があんまり得意じゃないんですよね。ファッションならいろいろと想像力が働くし、自分に引き出しがあるから悩まずにできるんだけど、お料理はそうはいかない。だから変わった組み合わせの献立になってしまったり、同じような味のお料理を並べちゃったり……うどんのつゆを作るのにお酢とみりんを間違えたときは、酸辣湯だと思って食べちゃいましたけど(笑)。で、そんなことを考えていたころ、ちょうど土井善晴先生の著書『一汁一菜でよいという提案』を読んだんです。日常の食事は、具だくさんのお味噌汁とごはん、それにお漬け物があればいい。出汁もとらなくていいし、味噌が薄くても濃くてもそれぞれの味わいがある。具だってトマトやチーズを入れてみたり、前日の残り物を入れたりしてかまわない――そんなコツを読んでいたら、お料理への苦手意識がやわらいで、楽しくなってきたんですよね。だから、おしゃれが苦手な方はきっと“おしゃれの基本”がわからないんじゃないのかなって。そこで今作の『おしゃれはほどほどでいい~「最高の私」は「最少の努力」で作る~』では、手っ取り早くファッションを楽しむための“基本”が書けたかなと思っています。――どおりで、「服もメイクも基本は、赤・白・黒」「いつも同じ服でもいい」「Tシャツにもアイロンをかける」など、すぐ具体的にイメージできるTIPSが並んでいるんですね。開いたページに書かれているテクニックを、今日からでも試してみたくなります。普段実践していることをピックアップしたら、意外とチャプターが多くなってしまったんですよね。一つひとつは決して大げさなことではないけれど、前作を経て伝えておきたいと思ったことや、日々アップデートされている私なりのテクニックをまとめています。それから、私が信頼して何十年も通っているお洋服屋さんにも相談してみました。カラーリングやコーディネートのことは、苦手なら自分で考える必要はありません。その道のプロがいるんだから、どんどんそういう方々を活用して、自分のことを客観的に見てもらいつつ、似合うアイテムを揃えていけばいいんです。そうやって手に入れたお洋服を着ていると、絶対に誰かから「素敵ね」と言ってもらえます。そのうれしさが自信になって、おしゃれを楽しもうという気持ちにつながっていくんです。そんな経験が続くうちに「私にはこれが似合うんだな」ってわかるようにもなってくるでしょう。おしゃれに関心がないならそれもいいんだけれど、もし興味があるなら、そういう積み重ねを大切にするだけでも変わっていくはず。忙しくてなかなかファッションに時間がかけられない方も、こういうツボを押さえておけば間違いないと思います。■ささいな変化に気づくときが、おしゃれをアップデートできるタイミング――こういう本を読んだり、自分なりに試行錯誤をしたりして、おしゃれの基本を身につけたとします。そのあと、自分なりの個性を磨いていくには、どうすればいいでしょうか?私は、好きなものがその人のトレードマークになっていくと思っているんです。たとえば、いつも選んでしまう色やシルエット、気になるアイテム。そういう小さな選択を続けていくことで、その人の個性ができてくる。“個性を磨く”って、なにも突拍子のないキャラクターを作るってことじゃないんですよね。いつも自分で選ぶ好きなものを意識して、それに磨きをかけることだと思います。「この人が好き」「こういうふうになりたいな」って憧れるファッションを、モノマネしてみるのでもいい。あなたにはあなたなりのルックスがあるんだから、誰かのファッションを真似したとしても、そこに自分なりのスタイルができていくものだと思います。だからまずは、「これを着ていると心躍るな」とか「しっくりこないわ」みたいな感覚に気づくこと。自分に関心を持って、気持ちの変化をキャッチできれば、自然と世界は広がっていくんです。――仕事やプライベートに追われていると、ファッションに意識が向かず、そういう変化をつい通り過ぎてしまうことがありそうです。でも、おしゃれになれるきっかけは、日常のなかにあるんですね。良いことも悪いことも含めて、ささいな変化に気づくときが、アップデートできるときだと思います。たとえば私は40代のころ、「まだまだ若い」という中身と、日々うれしくない変化をしていく外見が、うまく一致しない時期がありました。いつも自信を持って着ていた洋服が、なんだか似合わないなと思ったりして。でも、人は日々変わっているんだから、ずっと同じでなんていられない。そんなときにも自分に興味を持っていれば、そういう微妙な変化を見逃さずに、年齢に応じて適切なアップデートができるものだと感じています。老眼が始まったときも、とてもショックでした。でも、無理に小さい文字を読もうとして眉間にしわが寄るのもイヤだったから、おしゃれな老眼鏡を買いに行ったんです。そうしたら全然気に入るものがなくて……JINSさんと一緒にオリジナルのリーディンググラスを作っちゃいました。一番のお気に入りは、この映画女優のようなローネット。素敵なレストランでメニューが読めないなんてときも、小さなパーティーバッグからこれを取り出して見れば、仕草も含めてエレガントに変身できます。老眼だけではいやなことだけど、年齢を重ねたからこそ使えるおしゃれアイテムが増えたと思ったら、楽しくなってしまう。年を取るといい意味での図々しさも出てくるから、好きじゃない人とは付き合わなくていいと思えたり、人の目をあまり気にしなくなったりして、心身の自由は増えてくるんですよね。だから、年を取るのもなかなか悪くないんです。■自分を大切にすることで、人生がもっと楽しくなる――では最後に、おしゃれが女性に何をもたらすか、野宮さんのお考えを聞かせてください。どちらにしろお洋服は着なくてはならないし、せっかく女性はアイテムのバリエーションも多いんだから、楽しんだほうがハッピーなんじゃないかなと思うんです。自分が着て心地よいとか、うれしいとか、自分をよりよく見せてくれるとか、そういうファッションを選ぶと、人生がもっと楽しくなってくる。つまりおしゃれは、自分を大切にしてあげることなんだと思います。でも、そのためにつらい我慢はしなくていい。毎日何気なく続けられるくらいの努力でいいんです。たとえば、特別なダイエットの代わりになるべく階段を使ったり、外にいるときだけ姿勢をよくして颯爽と歩いたり。自分に使える時間がなかなか取れないときは、マニキュアだけでもキレイに塗る、とか。子育てでとにかく忙しかったとき、ふと美しい爪が目に入った瞬間、ちょっと気持ちが上がる――そんな経験は私にもあります。そういうささいなことから、自分に目を向けてあげるといいんじゃないでしょうか。いつかのために準備ばかりするんじゃなくて、その日その日を楽しむこと。いつも「いまの自分って案外悪くないな」と思える自分でいることが、大切なんだと感じます。そのために、自分の持っているものを最大限に活かすおしゃれを身につけてほしい。そうすればきっと、もっと豊かで楽しい人生がひらけてくると思います。『おしゃれはほどほどでいい~「最高の私」は「最少の努力」で作る~』書籍情報出典:おしゃれはほどほどでいい「最高の私」は「最少の努力」で作る著者:野宮真貴発行:幻冬舎単行本:229P発売日:2017/10/25価格:1300円+税[公式サイト]著者野宮真貴さんプロフィールシンガー・フィトテラピスト(植物療法士)。1981年『ピンクの心』でデビュー。「ピチカート・ファイヴ」3 代目ヴォーカリストとして、90 年代に一世を風靡した「渋谷系」ムーブメントを国内外で巻き起こし、 音楽・ファッションアイコンとなる。 その後も独創的な存在感と歌声で、音楽、アート、ファッションなど多岐に亘って活動。2010 年に「AMPP 認定メディカル・フィトテラピスト(植物療法士)」の資格を取得。現在、音楽活動に加え、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中。 2017年10月にはアルバム『野宮真貴、ホリデイ渋谷系を歌う。』を発売。また『赤い口紅があればいい』『おしゃれはほどほどでいい』など著書も多数。JINSとコラボした老眼鏡「美人リーディググラス」も話題となっている。Text・Photo/菅原さくら
2017年11月29日パリ通・野宮真貴が仕掛ける大人ネイルパリのネイルカラーブランドで日本でも人気の「キュアバザー」から、ミュージシャンの野宮真貴がプロデュースする「野宮真貴コレクション」が登場する。ミュージシャンにしてファッショニスタの野宮真貴は、高い音楽性とファッションセンスで時代を牽引してきた存在。「渋谷系」の代名詞でもありながら無類のパリ通である彼女が今回プロデュースしたのは、日本の女性にもパリの女性にもフィットするよう「フレンチシックで大人女性の手に映えるネイルカラー」2色だ。「桜」で魅せる2つの表情テーマは「桜」。フランスのさくらんぼをイメージしたというダークチェリーの<パリジェンヌ Parisienne>は、野宮のパーソナルカラーでもあるレッドのネイルだ。レッドのネイルはパリでも最も人気が高く、今期特に注目を集めているカラーだという。大人の指に映える<パリジェンヌ Parisienne>の深いレッドは単色でも美しいが、ピンクとの相性も抜群。トレンドカラーとして、使い勝手のいいネイルに仕上げられている。もう一色は、女性なら誰でも目を奪われるだろうピンクのネイル<コスモス Cosmos>。その名の通り、日本のコスモスをイメージしている。野宮のイメージとはやや異なる驚きのカラーチョイスだが、青みとライラックカラーを含んだピンクなので、子供っぽくならないのはさすが。大人のピンクを楽しめる。日本とパリで同時発売各色共に2,484円(税込)。11月15日(水)より全国のコスメキッチンとパリ(ボンマルシェ・ギャラリーラファイエット・The Nail Kitchen Paris)にて先行発売がスタートしており、2018年2月15日(木)には全国販売となる。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース※キュアバザー「野宮真貴コレクション」
2017年11月18日映画『素晴らしきかな、人生』の試写会イベントが2月14日(火)、都内にて開催され、タレントのぺえと歌手の野宮真貴が出演。ぺえさんがこれまでの人生をふり返り、恋愛に消極的な人々にメッセージを送った。同作は、『プラダを着た悪魔』(’06)で恋に仕事に奮闘しながら、人生で一番大切なことの見つけ方を描き、世界中の女性を夢中にさせたデヴィッド・フランケル監督が贈るヒューマンドラマ。キャストには、主人公の“人生ドン底男”ハワード役のウィル・スミスを始め、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、アカデミー賞受賞&ノミネート俳優が結集し、ストーリーのみならずキャストの演技力にも注目が集まっている。トークでは、映画の内容にちなんで「人生最大の試練」が話題にあがった。ぺえさんは「逆に試練しかなかったのかなと思うくらい谷ばかりの人生」と回顧。「特に、中2のときからオネエに目覚めて、そこから、周りからいじめられたりとか色々と経験はしてきました」とふり返った。「ですが、私は私だし、これは変えられることができないのだから、学生時代から絶対に隠さずに行こうと思って、そこは貫いて、いまでもがんばっています」と目を輝かせた。「両親に相談したら、『あんたはあんたなのだから自分らしく生きなさい』と後押しをしてくれたので、それがきっかけになって、いまがあるのかなと思います」とも。野宮さんは「デビュー35年なのですが、最初の10年は本当にもう、鳴かず飛ばずで、売れない時代がありました」と述懐し、歌うことが好きだったため諦めずに続けたエピソードを紹介した。悩み相談コーナーでは、観客からの「恋は必要だと思いますか?」との質問が2人に向けられた。ぺえさんは、「私は恋愛体質なので常に恋をしています。いまもライフセーバーの方で好きな人がいて、恋をしているのですが」と、うふふな笑顔。「自分を磨くためには、恋は絶対に必要なのではないかなと思います」といい、「私も、大学4年のときに90キロ体重があって、そこから30キロ、40キロのダイエットをするきっかけ、きれいになるきっかけをくれたのも、恋をして好きな人に振り向いてもらおうという気持ち」と続けた。「きれいになり自分を磨くためには恋は必要なのではないかなと思います」と力強く言葉にした。ぺえさんの話を聞いた野宮さんも、「恋愛って、そういう力になりますよね。失恋を恐れて恋しないというのは寂しいので」と同意。「とにかく経験をしないと何も始まらないといいますか、恋をすると世界が色々と広がりますから。ぜひ、たくさん恋をしてください」とメッセージを贈った。同作の感想を尋ねられると、ぺえさんは、「キーラ・ナイトレイの赤とパープルのコーディネートがお気に入りです。マイタウンの原宿にはない、ハリウッドのファッションの素晴らしさといいますか、ダイナミックさ」と感動を隠し切れない様子。「もっとハリウッドのファッションを勉強して、私自身、今年から取り入れていきたいなと思いました」と、カリスマ店員として、さなる飛躍を思い立った様子。しかし、そんなぺえさんは、「実は1回も海外に行ったことがなくて。今年は、お仕事で海外に初めて行くことが目標なのです」と明かしていた。野宮さんは、映画の舞台にもなっている米ニューヨークが大好きといい、ぺえさんがニューヨークに行ってみたいと夢を語ると、「絶対、ニューヨークはいいと思う」と全力で同意。ぺえさんの当日のファッションを眺めながら、「これくらいのスタイリングでも日本みたいに目立たないから。もっとやってもいい感じ」とアドバイスを送っていた。『素晴らしきかな、人生』は、2月25日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月15日デンマークのテキスタイルブランド・クヴァドラ(Kvadrat)が、16年4月にミラノサローネで発表した、デザイナー皆川 明によるテキスタイルコレクション「Akira Minagawa for Kvadrat」及び、インスタレーション「FOREST COMES HOME.」を10月26日から11月7日まで、東京・南青山にあるクヴァドラショールームにて特別展示する。クヴァドラは、多くのインテリアブランドや世界の美術館、ホテルなどが家具の張り地やカーテン、ラグ等で採用しているテキスタイルブランドであり、これまでに様々な分野で活躍するデザイナーたちとテキスタイルを開発してきた。16年4月のミラノサローネでは、「ミナ ペルホネン」のデザイナーとしてよく知られる皆川明とコラボレーションしている。同展では、皆川明の手掛ける繊細かつ深みのあるテキスタイルを展示。「FOREST COMES HOME.」=“森が家にやってくる”と名付けられたインスタレーションは、自然と暮らしの共存をテーマにはかない夢のような展示となっている。【イベント情報】「Akira Minagawa for Kvadrat in Tokyo」会場:Kvadratショールーム住所:東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA 364 #103会期:10月26日~11月7日時間:9:00~18:00
2016年10月22日「NEW 天野明展 in 京都」が、京都造形芸術大学で開催される。会期は、2017年1月20日(金)から2月12日(日)まで。「NEW 天野明展 in 京都」は、現在「ジャンプ+」に連載される『エルドライブ【elDLIVE】』をはじめ、2004年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、さまざまな分野でメガヒットとなった『家庭教師ヒットマンREBORN!』、『PSYCHO-PASS サイコパス』の生みの親、漫画家・天野明にスポットをあてたもの。天野作品の美麗原画が120点以上並ぶほか、天野明が書き下ろしデザインした限定グッズなどを販売する。さらに、京都会場限定の映像も登場。『エルドライブ【elDLIVE】』の声優座談会や、『家庭教師ヒットマンREBORN!』アニメ10周年記念キャスト同窓会を上映する。その他、コラボカフェも運営される予定なので、ファンにはたまらないイベントになりそう。なお、本イベントは、京都造形芸術大学とアニメショップ「アニメイト」の連携プロジェクト「ワンソース・マルチユース」の第一弾として開催されるもの。マンガやアニメーション、映画、ゲーム、小説、グッズなど、複数の分野に跨って人気を博すメガヒットコンテンツのつくり手と伝え手、売り手の現場を大学内に持ち込み、学生たちにワンストップでの学びの場にしてもらおうという企画だ。【概要】NEW 天野明展in京都会期:2017年1月20日(金)~2月12日(日)※2017年2月1日(水)・2日(木)は閉館会場:京都造形芸術大学住所:京都市左京区北白川瓜生山2-116 瓜生館2階および人間館1階 ギャルリ・オーブ開催時間:10:00~19:00(各日最終入場時間は18:30)入場料:瓜生館2階 無料、ギャルリ・オーブ 800円(税込)TEL:075-791-9122
2016年07月18日元「ピチカート・ファイヴ」の野宮真貴が著述家の湯山玲子らと共に1月29日(金)、伊勢丹新宿店で開催された映画『キャロル』とのコラボパーティ「キャロルナイト」に出席した。1950年代、ニューヨークで出会い、恋に落ちた貴婦人・キャロルと若きテレーズの姿を描いており、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラがそろってアカデミー賞にノミネートされたことで注目を集めている。2人の出会いがテレーズが働く百貨店だったことから、ファッションブランド「LUGHA(ルーガ)」とのコラボが実現。湯山さんのプロデュースによる一夜限りのスペシャルパーティが開催され、代官山のヴィンテージショップ「EVA fashion art」のオーナー・宮崎聖子氏も出席した。3人はそれぞれに映画や1950年代にインスパイアされたファッションで登場。特に野宮さんは赤い帽子にキャロルをイメージしてデザインされた「LUGHA」の新作、映画の中にも登場する「フェラガモ」の靴という、映画の中から抜け出てきたような佇まいで会場をわかせていた。映画について、湯山さんは「ここ2~3年の映画でベスト!この映画をテーマにひと晩語り明かしました」と絶賛。野宮さんは「50年代という、まだまだ保守的な時代に強く生きるキャロルが印象的でした」とキャロルに深く共感を覚えたよう。また、劇中で展開するキャロルとテレーズの恋についても、湯山さんは原作者のパトリシア・ハイスミスを「“サスペンスの女王”と呼ばれていますが、アメリカの向田邦子です(笑)。人情の機微を意地悪に描いている」と語り「年上の女性が年下の人に惚れた時、こうやって恋愛を進めていくのか…というお手本のよう。エレガントにモデラートに、相手を尊重しながら恋をする。モラルを感じます」とキャロルの恋愛スタイルを“教科書”として称える。「彼女は全てを自分の責任として引き取っていく。心強さを感じます」と語った。一方、野宮さんは、キャロルとテレーズの関係について“誘惑”がポイントであると強調!「すごくキレイな誘惑で、キャロルのような人に誘われたら、どうなってもいいですね(笑)」と恍惚の表情で語っていた。『キャロル』は2月11日(祝・木)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月30日ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)のデザイナーの丸山敬太が、ライブイベント「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」で野宮真貴が着用する衣装のデザインを手掛けた。ライブは11月13日にビルボードライブ大阪にて、11月19日、20日にビルボードライブ東京にて開催される。野宮真貴が“フレンチ渋谷系”をテーマに開催する「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」。当日は野宮真貴が自身もモデルとして登場した00年のパリコレクションで発表された丸山敬太のメモリアルな作品と、同ライブのために丸山が特別にデザインした衣装を身に纏ってステージに登場する。野宮は丸山のドレスについて「敬太さんのライブ衣装はいつでも“愛のオートクチュール”。彼の衣装はいいパフォーマンスを引き出してくれます」とコメントしている。ライブでは11日発売の野宮の新譜『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』からの楽曲や、ピチカートファイブ時代の楽曲、野宮が影響を受けたというバート・バカラックの楽曲を織り交ぜて届けるという。また、会場ではミネラルファンデーションのMiMCとのコラボレーションで口紅「サプリルージュ」を製作した野宮真貴がプロデュースした、“パリ、東京、赤いルージュ、女性力アップ”がテーマの“恋するカクテル”を提供。赤いルージュをイメージし、美肌効果が期待出来るローズウォーターを用いて製作された同カクテルは、野宮プロデュースの口紅と同じ名前の「PARIS RED」、「TOKYO RED」の2種類で展開される。
2015年11月11日表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」では、11月11日(水)にリリースされる野宮真貴のニュー・アルバム「世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~」 の発売を記念して、10月22日(木)~11月23日(月・祝)まで「時代を超えて、歌い聴きつがれる音楽=PASS THE BATON, PASS THE SONG」をテーマにしたスペシャルコラボレーション企画 “PASS THE BATON,PASS THE SONG vol.2” を開催する。「ピチカート・ファイヴ」のヴォーカリスト、元祖渋谷系の女王こと野宮真貴は、80年代ニューウェイヴシーンを代表する存在。2010年に「AMPP 認定メディカル・フィトテラピスト」の資格を取得するなど、現在、音楽活動に加え、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中だ。ニューアルバム「世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~」は、バート・バカラック ~ ロジャー・ニコルズ ~ 村井邦彦 ~ はっぴいえんど ~ ユーミン ~ 小西康陽 ~ 小沢健二まで、野宮が選曲する90年代に世界を席巻した渋谷系のスタンダードナンバーを一挙収録した一枚となっている。イベント期間中、PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)では、野宮真貴の私物コレクションや過去の音楽作品で着用された衣裳などが展示販売される予定。さらに「“PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2” サポーターズ」として野宮真貴と親交のあるクリエイターや文化人からもアイテムが出品され、応援コメントとともに、アルバムタイトルにちなんで「世界は○○を求めてる。」コメントも多数寄せられている。「“PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2” サポーターズ」には、akiko、イヴルルド遙華、内山奈津子、梅山弘子、カジヒデキ、如月まみ、SHOKO、信藤三雄、田中知之、TOWA TEI、冨沢ノボル、早坂香須子、まつゆう* 、丸山敬太、森本容子、山田英幸、湯山玲子、レスリー・キーなど、錚々たる顔ぶれがそろった。11月22日(日)には、スペシャルライブ&トークイベントも開催される予定だが、昨年に引き続き、満員必至のスペシャルなイベント。ぜひお見逃しなく。またビルボードライブ「野宮真貴、渋谷系を歌う-2015-。」が、11月13日(金)にはビルボードライブ大阪にて、11月19日(木)・20日(金)はビルボードライブ東京で開催される。あわせてチェックを。(text:Miwa Ogata)
2015年10月19日野宮真貴のニューアルバム『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』の発売記念企画展「野宮真貴 × PASS THE BATON “PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2”」が10月22日からパスザバトン表参道店内で行われる。11月11日に発売される同アルバムを記念して、“時代を超えて、歌い聴きつがれる音楽 = PASS THE BATON, PASS THE SONG”をテーマに行われる同企画展は、ファッションアイコンとしても注目される野宮の私物コレクションや、過去の音楽作品で着用した衣装などを展示。さらに、野宮と親交のあるクリエイターや文化人からもアイテムと応援コメントが届けられる。出品サポーターズ予定リストは、丸山敬太、カジヒデキ、レスリー・キー、田中知之、まつゆう*など。また、11月22日にはスペシャルライブ&トークイベントも開催される(※時間は未定)。【イベント情報】「野宮真貴 × PASS THE BATON “PASS THE BATON, PASS THE SONG vol.2”」会期:10月22日~11月11日会場:PASS THE BATON OMOTESANDO住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ西館B2F時間:11:00~21:00(日祝は11:00~20:00)料金:無料
2015年10月15日トッズ(TOD’S)表参道店にて9月12日、歌手の野宮真貴によるライブパフォーマンスが行われることが明らかとなった。これは、同日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2015」に合わせて行われるもの。当日は、11月に渋谷系スタンダードナンバーを収録したニューアルバム「世界は愛を求めてる。」の発売を控える野宮真貴の歌声が、ドレスアップした人々で賑わう表参道を華やかに彩ることとなる。【イベント情報】「野宮真貴 ライブパフォーマンス」会場:トッズ表参道店1階住所:東京都渋谷区神宮前5-1-5 トッズ表参道ビル会期:9月12日時間:19:00~19:30入場無料
2015年09月07日赤とは、特別な色だ。そう、考える人は少なくないだろう。想像してみてほしい。ナチュラルなメイクアップの日であろうとも、唇の上にさっと滑らせるだけで表情を一変させてくれる口紅であればなお。スティック状の佇まいもまた、女性であることを意識させてくれるアイテムだろう。“塗る”という所作にエレガントさ付与してくれるものだからだ。そう、思わせてくれる対象のひとつに、アーティスト野宮真貴さんの存在がある。そんな彼女が、このほど口紅をプロデュースした。それも、オーガニックコスメブランドMiMC(エムアイエムシー)との恊働制作という。“サプリルージュ”と名付けられたその口紅とはどんなものであるのか。その誕生のきっかけを野宮真貴さんに訊いた。「女性は一生に7本もの口紅を食べていると言われていると聞きました。そうであるならば、職業柄、口紅が欠かすことのできない私は、きっともっとたくさんの本数になると思います。だからこそ、口紅に塗るたびに悩みに働きかけるスキンケア効果で、唇を美しく整えてくれるものを求めた」と言う野宮真貴さんとMiMCのコレボレーションが誕生された。補遺を意味する『supplement』と、赤や口紅を意味するフランス語の『Rouge』を併せ持たせた造語“サプリルージュ”を名に付した口紅だ。「毎日使うものだからこそ、塗るたびに美しい唇へと導いてくれるものを欲しいと考えました」と言い、「肌とは、年齢と共にくすんでくるもの。だからこそ、『サプリルージュ』(全2種 PARIS RED、TOKYO RED 各3500円・限定品)のような赤い色を唇の上に乗せて欲しいのです。赤い口紅ひとつで、肌を美しく見せてくれるばかりか、キチンとした感じ=上品な印象をプラスしてくれるはずです」と続ける。自身のライブでは『フィトカクテル』なるオリジナルのカクテルも提供する野宮さんは、フィトテラピー(植物療法)に造詣の深いことでも広く知られ、気分や女性力の向上を目指した提案でも活動。そんな彼女が、初めて口紅をプロデュースした。話題の『プエラリアミリフィカ』など、厳選されたオーガニック植物美容成分を豊かに配合しながらも、野宮さんの考える“モード感”を備えた一本に仕上がっている。「オーガニック=ナチュラルではない、その一歩先のモードへと昇華するものでありたかったし、目指しました。赤い口紅は、女性であることの誇りです。皆さまの人生がさらに輝きますように」【問い合わせ先】MiMCTEL: :03-6421-4211
2015年08月18日例えば、香水やブローチ。女として生まれたなら、きっとだれもが何か一つは心ときめく、あるいは生きていることを実感するモノがあるはずだ。野宮真貴さんは「ハイヒールを履き続けたい」と言った。美しい弧を描きながら、女性に足もとから優美さを付与するハイヒールに、歌い続けたいと願うノーブルな野宮さんの姿を重ねる。■Hint 3 美:ずっとハイヒールを履き続けたいという思い――LOOKER(ルックス至上主義)を提唱する、野宮さんにとっての美の基準は。野宮さん:ロックとか洋楽を知った時、最初に心奪われたのが、グラムロック(glam rock)だったんです。ロック音楽のジャンルのひとつで、デビッド・ボウイ(David Bowie)やT・レックス(T. Rex)に夢中でした。中でも好きだったのは、ニューヨーク・ドールズ(New York Dolls)。男性がお化粧を施し、タイトでキラキラ光るグリッター・ファッションにオレンジなどに染めた髪という姿でステージに立つ!スーパースターとはこういう人たちを言うのだと思いました。その思いはいまでも変わりませんし、私にとっては不変の美の象徴です。グラムロックとの出会いは、それほど衝撃的なものでした。グラムロックのファッションはバッドテイストと紙一重であるような、ファッションという側面から見ると微妙な立ち位置かも知れません。でも、私にとってはファンタジーの世界へ連れて行ってくれる夢のような世界観なんです。当時、多くのミュージシャンには専属スタイリストなど存在せず、自分の好きな格好をしていたミュージシャン自身が流行を生み出していました。そのストリートから生まれたファッションからインスピレーションを得てデザイナーが後から追いついていくといった時代だったと思います。そんな“グラムロック”のファッションも私の美の基準のひとつです。だからこそ、彼らの“美”に触れた時よりも年齢を重ねた今こそ、上等なものにどこかキッチュなものをスタイルに求め、加えたいと考えてしまいます。――一方、ビューティーではどうですか。野宮さん:例えば、カジュアルなTシャツにジーンズのファッション、それにノーメイクでステージで歌うということは私には難しいです。ステージは日常とは違いますし、ビューティーについてもスポットライトを浴びた時に最も輝いて見えることが大切です。ステージに上がるには“装う”ことが必要。歌手、野宮真貴になるために必要不可欠なことですから。ステージ以外では、年齢と共に嬉しくない変化が訪れることを冷静に受け止めながら、客観的な目を持って日々アップデートしていくことが大事です。肌の状態をみても、若い頃と同じでは在り続けられません。では、外見だけなく内側から輝くためにはどうすればよいか――そう考えた末、フィトテラピー(植物療法)を学びました。それまでの私といえば、ミュージシャンにありがちな不摂生な生活を送っていましたから、とても大きな変化でした。――フィトテラピーを学ぼうとされたのはいつ頃ですか野宮さん:女性には様々なライフステージがありますが、ちょうど更年期という時期に差し掛かったころ、大好きなハイヒールを履くのも躊躇するくらい疲れも感じるようになっていることに気づいたのがきっかけです。お洒落するために健康な肉体と体力は欠かせない、と考えていることもあります。それで、自然療法でなにかないか…と探したのです。フィトテラピーとの出合いはそんな経緯からで、自然な流れの中にありました。――学ぶ前と後での意識的な変化はありましたか。野宮さん:学んでいくうちに、身体の内部から整えていかなければならない、との思いが一層強くなりました。メイクするだけでは補えないし、肌そのものの美しさが大切であることを深く知ること=知識として得たことで、さまざまなことを意識するようになりましたし、自身の身体に気を遣えるようにもなったと感じています。例えば、食べることひとつとっても今の自分にとって何を選べば良いか、とか。――その意識改革ともいえる、フィトテラピーへと導いてくれたのは“歌”への情熱であり、ハイヒールを履き続けたいという美意識なのですね。野宮さん:もう少し自分の身体をケアしなければならない、と更年期の不調を経験して、そう思いました。女性であればみな、年を重ねた先で経験することです。でも、それに対する情報があまりに少ないですよね。近年は少しずつ変化しているのかも知れませんが、私がフィトテラピーを学ぼうとした5年ほど前は、仲間内でもあまり話題にすることもありませんでしたし、デリケートな話題とは思いますが、とにかくわからないことが多かったですね。女性は一生にたったスプーン一杯の女性ホルモンによって様々な身体の変化があるわけですが、若い頃からそういった意識を持ち、ケアできていれば女性のライフスタイルも少しずつ変わっていくのではないでしょうか。そんな経験を経た今、若い人たちにフィトセラピーのことを少しでも伝えていければと考えています。――ファッションに対する意識の変化はありますか。野宮さん:好きなスタイルは変わりません。でも、年齢と共に体型も変化してしまうもの。私の場合、体重は大きく変わることはないのですが、体型はどうしても変化してしまいます。これは自然の摂理だからどうしようもない。だからこそ、工夫が必要になってくるのです。自分の好きなファッションを楽しむためには、客観的な視点を持つことが大事です。洋服の選び方とヘアスタイル、それからメイクアップを年齢に合わせてアップデートしていくと、スタイルや表情はぐっと良くなります。そのヒントになるのは、市井の中にあり、街を通り行く人も、パーティーでお会いする人も、とにかくよく観察しています。良いところも、悪いところも自分以外はすべてお手本です。それから、行きつけのヘアサロンの美容師さんやご贔屓ブランドの店員さんなど、それぞれの分野のプロフェッショナルにアドバイスを貰うのもいいですね。体型をキープするためにはエスカレーターを使わないなど、毎日の生活の中でできるくらいの運動で十分です。--インタビュー後記どんなに時代が変移しようとも、美しさを求めたい気持ちは、女性にとって永遠に変わらない。野宮真貴さんは自身の経験を生かした新しい美を提案する。化粧品会社MiMCと作った赤い口紅『サプリルージュ』は、オーガニックもモードという、一見すると二律背反の要素を兼ね、共に満足できるアイテムだ。最後に「野宮さんは今日の夜の7時は何をされるご予定ですか」と尋ねてみたところ、「息子と一緒に、彼の好きなものを食べに行きたい」とのお返事くださった。愛する人たち=家族の存在もまた、野宮さんの健やかな美しさを支えているのだろうし、活動の励みにもなっているのだろうと思い得る答えだった。そして、野宮さんの高い美意識に触れる赤いルージュをつけ、久しぶりにハイヒールを履いて出掛けたくなった。【野宮真貴 / Maki NOMIYA プロフィール】1981年『ピンクの心』でデビュー。90年代に「ピチカート・ファイヴ」に加入、渋谷系文化のアイコンとして日本及び海外の熱狂的な人気を集めた。現在、独創的な存在感と歌声で、音楽に加え、カルチャーやアート、ファッションなど多岐に亘って活動。2012年デビュー30周年アルバム『30―Greatest Self Covers & More!!!―』をリリース、昨年“渋谷系の名曲”の数々を歌い絶賛されたビルボード公演の実況録音盤CD『野宮真貴、渋谷系を歌う。~Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards~』を発売。 また、エッセイストとしても活躍。『おしゃれ手帖』を始め、『ドレスコードのすすめ ~おしゃれ手帖PART II~』、『おしゃれに生きるヒント』(イースト・プレス 刊)、『エレガンス中毒ぎりぎりの女たち』(INFAS パブリケーションズ 刊)など多数の著書に、その審美眼とファッションセンスが光る。- new information -・New Album『世界は愛を求めてる。What the World Needs Now Is Love~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』が11月4日発売予定。・LIVE出演情報8/13 WORLD HAPPINESS9/6 Slow Live’15 池上本門寺9/18 高崎音楽祭野宮真貴、渋谷系を歌う―2015―。~Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards 2015~11/13 ビルボードライブ大阪11/19、11/20 ビルボードライブ東京--野宮真紀さんのインタビューを最初から読む。
2015年08月02日ピチカート・ファイヴの3代目ボーカリストとしての、輝かしいまで存在感と伸びやかな歌声。歌手としてデビューした野宮真貴さんは、いつ、どんなきっかけでそうなりたいと願い、夢を叶えたのか――歌への深い愛と情熱は、世代を超えて多くの人を魅了し続ける理由でもあった。■Hint 2 歌:情熱を持ち続けること――小さい頃から歌手になりたいと思われたとお聞きしましたが、それはなぜですか。なにかきっかけがあったのですか。野宮さん:小学生の頃の私は、人とコミュニケーションすることが苦手で、お喋りも得意ではありませんでした。それでも、子供心にも存在感を示したかったのでしょう。うまく人と話すことができなくても、歌でなら表現できると思ったのです。当時、テレビから流れてくる歌謡曲を聴いていた時に、そう考えたのでしょう。おしゃれも好きでしたから、綺麗なドレスを着て、好きな歌も歌える!この職業しかない!と思えました。当時、ミニのドレスで歌う麻丘めぐみさんは憧憬の的でした。――そして、アイドルを夢見る少女=野宮さんは夢の実現に向けて動き出すのですね。野宮さん:NHKの「ステージ101」という番組が70年代にあったのですが、全国のオーディションで選ばれた歌手の卵たちを集めて“ヤング101”というグループを結成し、当時流行っていた洋楽のアーティスト――ビートルズ(The Beatles)やサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)などの――の歌の、主に訳詞を付けたものを番組の中で歌って踊るという番組です。番組から生まれたオリジナル曲もヒットしました。この番組を見ることではじめて洋楽を知ることが出来ました。そんな音楽との出合いから、こういう曲を歌いたい!“ヤング101”のメンバーになりたい!と夢は広がっていきましたね。――しかし、メンバーになることはなかった。そして、だからこそ、野宮真貴さんとしての活動があるのですね。野宮さん:応募資格に年齢制限があったと思います。確か16歳以上だったかな?うろ覚えですが。その年齢に達するまでに、残念ながら番組は終了してしまったので、応募することすらできませんでした。でも、その番組で聞いた洋楽との出合いが、私をバンド活動への道を拓いてくれたと言ってもいいかもしれませんね。――その活動は北海道でなさっていたのですか。野宮さん:北海道に暮らしていたのは中学2年まで。その後に居を移した東京で、バンド活動を始めました。読む雑誌が音楽関係のものに変わっていったのもこの頃。高校卒業後、英語の専門学校へ進み本格的にバンド活動をはじめて、デビューのきっかけを得たいという思いで、コンテストにもたくさん出ました。そうこうするうちに卒業となり、デビューまでこぎつけずとりあえず就職をしました。いわゆるOL業というものも経験しました。一年ほどと短い時間ではありましたが。――OL…!!それはどのような職種だったのでしょう。野宮さん:普通の会社の営業事務です。月に一度、外出する仕事がありましたが、ほかはデスクワークで電話をとったりしていましたよ。そんな社会人としての毎日を過ごしながらも、変わらずバンドとコンテストに出場し続けていました。ここは自分の居る場所ではない、という思いで。バンド活動を続けていることで、音楽仲間も増えていきました。その仲間の中から、デビューするバンドが出てきて、そのバンドのレコーディングにコーラスとして呼ばれて、担当ディレクターからスカウトをされました。――夢を実現することも苦難があると思いますし、叶ってからは続けることもまた大変な努力が要ることだと思います。しかし、野宮さんの生き方には迷いがないように感じます。野宮さん:デビュー当時は、いわゆるバブル期と言われる頃で、広告ひとつとっても、お金をかけたクリエイティブな作品がたくさん生まれていたと思います。今、思い返しても面白いものが溢れていました。そんな80年代にデビューしたのですが、私のデビュー・アルバムはあまり売れませんでした。デビューしたものの、現実は甘くなく、厳しさをも味わいました。それでも、できるだけ音楽の仕事に携わっていたいと思い、それで、CMソングの歌唱や、他のアーティストのコーラスなどをしていました。ピチカート・ファイヴに三代目のボーカリストとして加入したのは、その後の90年です。ピチカート・ファイヴでの10年間の活動は、非常に多くのものを見、経験することができました。プライベートでも結婚や出産もありましたし。30代は、ジェットコースターに乗っているかのような目まぐるしくも、楽しい時間だったと思います。--最終章、Hint 3は「美:ずっとハイヒールを履き続けたいという思い」。
2015年08月01日野宮真貴さんと聞いて、なにをイメージするだろうか。ミュージシャンでありファションリーダー、それでいてエッセイも書かれる才女。そのマルチに活躍する、すべての根底にあるのは“おしゃれ”である。そんな野宮さんはどうしておしゃれで在り続けるのか。また、ルーツとは何なのか。ファショニスタではなくおしゃれ番長と呼びたい、野宮さんの素顔に迫る。■Hint 1 ファッション:野宮真貴さんの原点――おしゃれすること、ファッションに興味を持ち始めたのはいつ頃でしょうか。野宮真貴さん(以下、野宮さん):こどもの頃から、おしゃれすることに興味がありました。時は、60年代。女性の多くはミシンを持ち、洋裁和裁ができた時代ではありましたが、洋裁が得意で妹と私の洋服も作ってくれた母の存在が大きかったし、影響を受けていると思います。よくお揃いの洋服を作ってくれていましたし、それを着るのがとても嬉しかったですね。新しい服が出来上がるのを楽しみにしたことはいまでもよく憶えています。こどもだった私の目にも、母はとてもおしゃれにしていたと思います。そんな姿を見ては、はやく大人になって、母のようなファッションを楽しみたいな、などと思い巡らせては、楽しんでいるような子でした。丁度、ミニスカートが流行り出した頃で、とても憧れを持っていました。4、5歳の頃です。どんな洋服を着ていたか、ぼんやりとする部分もありはしますが、いまでもほとんどを憶えているくらい、その頃から洋服が好きでした。――当時のお気に入りのお洋服はどのようなものでしたか。野宮さん:輪投げのアップリケが付いた、フエルト製のサーキュラースカートを気に入ってよく着ていました。当時、中原淳一さんの『それいゆ』のこども向けのスタイルブックをよく見ていたのですが、これも母の影響によるところが大きかったと思います。小学生に上がった70年代は、ベルボトムのパンツやレイヤールックなど――長袖のシャツに半袖のニットを重ね着したり――それからニーハイソックスを好んで着ましたね。この頃の私は、北海道に暮らしていましたから、東京ほど大きなデパートはなく、更にいまと違って情報も直ぐさま入るような時代でもありませんでした。流行のファッションもすぐには手に入りませんでした。それでも、その頃に創刊された『an・an』などの雑誌を見たりしてはデザイン画を書いて、母に頼んでピエール・カルダン(Pierre Cardin)風のワンピースを作ってもらったこともありましたね。その後、中学生になり、制服を着ることになるのですが、幼い頃から私は、身体がとても小さかったので、制服も一番小さいサイズを選んだのですが、それでも大きくて、母が得意の洋裁で大改造してしまいました。スカート丈をミニにしちゃったりね(笑)おまけに元々髪が赤かった上に、パーマまでかけて…目立っちゃいますよね。先生や先輩に目を付けられてしまったり、なんてこともありました。懐かしいです。――その頃の野宮さんは、どのような雑誌を読み、ファッションの参考にされていたのでしょう。野宮さん:この頃です、はっきりと歌手になりたい!と思い始めていたのは。ロックに夢中になってからは、『ミュージックライフ』などの音楽雑誌を眺めては、ミュージシャンの着こなしをお手本にしていましたから、当時流行っていたパフスリーブのワンピースなどは目もくれず、否、少しは着ていましたが(笑)、主にロック少年の格好でしたし、男の子のようなファッションでした――その好きなファッションは今も変わりませんか。野宮さん:変わりませんね。そして、そんな自分の好きな洋服を着てこれまでステージに立ってきました。ただ、「ピチカート・ファイヴ」の頃の私のイメージはきっと、’60sなのだろうと思います。実際にそういうイメージのスタイルが多かったと思いますし、何より私がずっと愛するファッションでもあります。ヘアメイクもつけまつ毛やウィッグを使ったり、色々な女性を演じることをとても楽しんでいました。――「ピチカート・ファイヴ」の殆どの曲でウィッグを使われていたそうですが、ご自身がお探しになっていたのですか。野宮さん:初期の頃はヘアメイクさんもつかなかったので、NYに行くと韓国街のウイッグの問屋へ行ったり、スタイリストとしても有名なパトリシア・フィールドのクラブキッズ御用達のお店へ行って、専属ヘアスタイリストがゴージャスにスタイリングしているウイッグを買ったりしていました。その後、ピチカート・ファイヴでのわたしのイメージは、アートディレクターをはじめとするスタッフスの力も大きいです。ビューティーやファッションだけでなく、音楽にも精通しているスタイリストさん、ヘアメイクさんだと同じゴールを目指して良いものを作っていくことができますから。そうやって、それぞれのプロの力を結集して、作品作りをしていたと思います。--続く2/3で野宮さんが語るHint 2は「歌:情熱を持ち続けること」。
2015年07月31日鳥山明氏原作の人気アニメ『ドラゴンボール』の最新作となるTVアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』が、2015年7月よりフジテレビ系で放送されることが28日、明らかになった。これは28日に都内で行われた『ドラゴンボールZ復活の「F」』の舞台あいさつにて発表。物語は、孫悟空が魔人ブウとの壮絶な戦いを終えて平和を取り戻した地球が舞台で、TVシリーズ初となる鳥山氏原案による物語を新たにTVアニメで描いていくという。魔人ブウ後の世界としては、2013年に公開された映画『ドラゴンボールZ 神と神』、現在公開中の『ドラゴンボールZ復活の「F」』、そして原作518話があり、これらの物語との関連にも注目が集まる。今回のアニメ化について、孫悟空/孫悟飯/孫悟天役の野沢雅子は「CM、ゲーム等で数知れず"超"という言葉を言ってきましたが、いよいよシリーズ"ドラゴンボール超"がスタートするという事で最高です。首を長~くして待ちに待った新シリーズ、長~く、長~く続くともっと最高です」とコメント。また、この日の舞台あいさつでは「待っててください! 私たちも本当に待っていたんですから!」と喜びをあらわにしていた。また、フジテレビの野崎プロデューサーは、鳥山氏から届いたプロットを見て「夢が膨らむばかりです。もしかしたら、ブウやフリーザ以上に強い敵も登場するかもしれませんよ…」と大きな期待を寄せ、「ドラゴンボールの続編が再び完全新作のテレビアニメとして、しかも鳥山先生のプロットをもとにした話で始まるということで、私自身がワクワクドキドキしています」と話している。『ドラゴンボール』は、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1984年~1995年の期間に連載された国民的漫画で、単行本(完全版含む)は全世界で2億3,000万部を超える発行部数を記録。TVアニメは1986年の『ドラゴンボール』を皮切りに、1989年『ドラゴンボールZ』、1996年『ドラゴンボールGT』、2009年『ドラゴンボール改』、2014年『ドランゴンボール改』(魔人ブウ)編が放送。映画、ゲーム、玩具なども含め世界中で愛されている。TVアニメ『ドラゴンボール超』は、2015年7月よりフジテレビ系にて、毎週日曜朝9:00~9:30に放送。また、公開7日目で動員100万人を突破している映画『ドラゴンボールZ復活の「F」』は、現在全国公開中。
2015年04月28日『宇宙刑事ギャバン』や『マジンガーZ』の音楽をはじめ、数々の特撮作品の音楽や主題歌、映像音楽を手がけてきた作曲家・渡辺宙明氏による「渡辺宙明卆寿記念コンサート」が、8月30日に東京・渋谷区立文化総合センター大和田さくらホールで開催されることが明らかになった。「宇宙刑事」三部作をはじめとした「メタルヒーロー」シリーズの音楽の礎を築き、「スーパー戦隊」シリーズ、『仮面ライダーBLACK』や『仮面ライダーBLACK RX』、そのほかにもさまざまな特撮作品の音楽を担当し、特撮音楽の巨匠として知られる渡辺氏。その活躍は特撮だけにとどまらず、『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』、『鋼鉄ジーグ』、『最強ロボ ダイオージャ』とアニメ作品も手がけている。昨年には、新たにVシネマとして生まれ変わった特撮作品『宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATION』と『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』の劇中BGMを手がけたことでも記憶に新しい。渡辺氏が8月19日に90歳を迎えることを記念して開催される「渡辺宙明卆寿記念コンサート」は、同氏の代表的作品を組曲としてオーケストラで演奏する公演。渡辺氏本人の監修、そして当時のオリジナル楽譜が渡辺氏より提供され、数々の名曲はもちろん、これまでステージで一度も演奏されずにいた伝説の音楽の数々が生演奏で披露されるという。演奏は、昨年にゴジラ音楽のフルオーケストラ演奏で、NHKや新聞にも取り上げられ、タワーレコードチャートで1位を記録したオーケストラ・トリプティークが務める。演目は、宇宙刑事ギャバン組曲、マジンガーZ組曲ほかが予定されている。チケットは1月19日10:00より「カンフェティチケットセンター」で先行発売。700席程度のホールのため、プレミアムチケットになることが予想される。チケットの詳細は、「カンフェティチケットセンター」まで。
2015年01月19日11月12日、元祖渋谷系女王こと野宮真貴が、ピチカート・ファイヴ、コーネリアス、オリジナル・ラブ、小沢健二らの「渋谷系」を代表する楽曲に加え、そのルーツとなった名曲をカバーした『実況録音盤!野宮真貴、渋谷系を歌う。―Miss Maki Nomiya sings “Shibuya-kei Standards”―』をリリースする。東京・表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」( 東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ西館地下2階)ではこれを記念して10月23日から11月24日まで、店内の小さなミュージアム空間「LITTLE PAVILION」で、期間限定のスペシャルコラボレーションを展開する。期間中は常設の展示に加えて、野宮真貴の過去作品におけるアイコン的衣装や私物コレクションを展示販売。展示されるアイテムの点数は、約600点にも及ぶという。中には、2001年の解散ライブでステージ衣装として着用された、アンディ・ウォーホルの紙のドレス(80万円)や、セットになったペンチを使って自分で組み立てる「フラワープレートウェディングドレス」(10万円)などのプレミアものもある。また、11月15日には、店内でスペシャルライブ&トークイベントも開催される。併せて、1年前に賞賛を巻き起こしたビルボードライブも再演(野宮真貴、渋谷系を歌う―2014―。―Miss Maki Nomiya sings “Shibuya-kei Standars” 2014―)。熱狂的なファンのリクエストに応えた野宮真貴が、昨年の「渋谷系スタンダード化計画」のライブをさらに進化させた形で、今年はよりエレガントに渋谷系ナンバーの数々を披露する。予定されている楽曲は、ピチカート・ファイヴのものはもちろん、アルバムにも収録されている渋谷系名曲の数々だ。開催日は、11月1日・ビルボード大阪、11月7日・ビルボード東京。チケットは絶賛発売中。
2014年10月10日9月2日、家具メーカーのマルニ木工が、同社東京ショールームで、プロダクトデザイナーの深澤直人と、「ミナペルホネン(mina perhonen)」デザイナ-の皆川明による初のコラボレーションプロジェクト「ふしとカケラ・マルニコレクション・ヒロシマ・ウィズ・ミナペルホネン(MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with mina perhonen)」の発表会を開催。深澤、皆川両氏登壇により、トークセッションが行われた。同プロジェクトは、今秋開催の「三越伊勢丹デザインウィーク(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」のメインコンテンツ。深澤デザインのイス「HIROSHIMA(ヒロシマ)」などマルニ木工のイスにミナペルホネンの"カケラ"(残布)のパッチワークを組み合わせた商品や、端材を使ったテーブルなどのオリジナル家具が期間限定で発売される。皆川氏は、「2011年に西麻布のギャラリーで初めて"HIROSHIMA"を見て、その横姿の美しさに感動した。"カケラ"とは、洋服を仕立てる際に出る、端切れなどの余り布のこと。余り布も他の生地と同じように手間暇かけて作られるのに、廃棄されてしまうのはもったいないと常々感じていた。そんな余り布に“ピース=カケラ”としてもう一度生命を与えようというのが今回の試み。毎年発表してきたミナペルホネンのコレクションラインで使われたアーカイブ生地を組み合わせることで、タイムレスな魅力が感じられるものになったと思う」と語った。今回、皆川氏は使い続け生地が擦り切れると、織り込まれた別の色が見えてくる生地をイスの座面用に提案。「使い込む内に現れる経年変化を楽しめるようなイスを作りたいと考えた。この生地は2色の糸が互いの色を干渉し合わないようにしながら高密度で織り込んで作られており、表地と裏地が時間の経過と共に歩みよってくるような仕掛けになっている」と話す。また深澤氏は、「人はモノを買う時、”傷がなく奇麗な商品が欲しい”と思うのが正直なところ。だが、このプロジェクトで、"ふし"(がある木材)や"カケラ"を使ったモノであっても、"自分にしか手に入れられないもの"という価値がそこに存在する、という新しい考え方を提供できたのが大きな意義だと思う。プロダクトデザイナーとして、これまでは美しくクオリティーの高いものを目指してモノ作りを行ってきたが、今回そこに”無駄にしない”という意識を持ち込むことができた」と語った。同プロジェクトは、伊勢丹新宿店1階ザ・ステージで10月23日から29日まで開催されるイベントで公開予定。
2013年09月06日プロモが運営する韓国料理屋「チヂミのおいしい店 明洞房(みょんどんぼう)」は、7月1日より「牛レバ刺し」にそっくりな新メニュー「明洞房オリジナルレバ刺し」の発売を開始する。7月1日より、焼肉店や居酒屋の人気メニュー「牛レバ刺し」の、飲食店での提供が禁止となる。6月12日の厚生労働省よる正式発表以降、「食べ納め」をしようと、多くの人が「牛レバ刺し」を提供する店を訪問しているという。同店ではこの「牛レバ刺し」人気を受け、「牛レバ刺し」を細部まで忠実に再現した「明洞房オリジナルレバ刺し」を販売開始する。「明洞房オリジナルレバ刺し」の正体は、韓国で昔から食べられているという伝統家庭料理「묵(ムク)」。どんぐりやソバ、緑豆の澱粉を豆腐状に固めたもので、最近では、どんぐりの美容効果から美容食品としても注目されている。同店では、この「ムク」を使用し、「牛レバ刺し」特有のとろっとした“見た目”、独特なシャクっとした“食感”、そして濃厚な深い“味わい”の3要素を、独自の製法で見事に再現した。その再現力は、本場の味・素材にこだわり、韓国から直接食材を取り寄せている同店ならではのもの。「牛レバ刺し」好きも思わず納得の、自信を持って勧められる仕上がりになっているという。「明洞房オリジナルレバ刺し」はホームページ上で6月29日より受け付けを開始し、7月1日より店頭とホームページ上での販売を開始する。■「チヂミのおいしい店 明洞房(みょんどんぼう)」住所:愛知県名古屋市緑区桶狭間切戸2412番地(大型駐車場完備、R23号線有松インター降りてすぐ)営業時間:11:30~14:30/17:00~23:00定休日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は営業し、翌日休み)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日