劇団EXILEの町田啓太(28)が3月26日放送の日本テレビ系『ウチのガヤがすみません!』に出演。高校時代のモテ伝説を認めた。パイロットを夢見て石川県にある日本航空高等学校に通っていた町田。番組では町田の母校に潜入調査。当時の担任から「ダンス部のキャプテンで、寮生活では副寮長だった。同級生、後輩、卒業生や保護者の方もファンになるくらい人気者だった」と高校時代の様子が明かされた。さらに数学の教師からは県のダンスコンクールに町田が参加したエピソードが飛び出し、「会場からなかなか出てこないのでおかしいと思って呼びに行ったら女の子たちが周りにいて。100人弱はいたと思います」とモテ伝説を暴露される一幕も。その女の子たちは町田の出待ちをしていたという。VTR後、町田は「先生が(話を)盛ってくださった」と謙遜。しかしフットボールアワーの後藤輝基(44)から「ホンマのこといって」と言われると、「いました」と照れくさそうに認めた。Twitterでは視聴者から「その辺のアイドルに負けてないじゃん」「リアルプリンスオブレジェンド」「スペック高すぎてびびる」「カッコよすぎなんですけどー」という反応があがっている。
2019年03月27日映画『PRINCE OF LEGEND』で“先生王子”を演じている 町田啓太さん。同作の見どころから自分を王子に例えるなら何王子か、などまで語っていただきました。町田啓太 as 先生王子/結城理一(ゆうきりいち)普段の自分に王子らしいところなんてないのかも。僕が演じている結城理一は、「三代目伝説の王子」の座を巡る舞台となる、聖ブリリアント学園の英語教師。先生界の絶対的エースで、生徒にまぎれて自分も伝説の王子を目指しますが、バトルを繰り広げる王子たちがこぞって成瀬果音というひとりの女生徒に夢中になる中、自分は1ミリも興味ないっていうところに自問自答するんです。結城は美に対する執着が人一倍強く、他の王子も美意識は高いはずなのに、どうして自分だけ成瀬果音に惹かれないんだ、と。台本をいただいた時は、その執着が行きすぎているように感じて、どう表現すればいいのかと正直迷いました。でも、それが滑稽で、笑ってもらえるようなキャラクターになればいいのかな、と思うようになって。自問自答するシーンは、あえて子どものように感情的になり、思い切り演じました。基本的にはひとりで演技をしているシーンが多かったんですけど、TEAM 3Bの3人との絡みも、実はわりとありました。彼らは卒業生の役で、実際の年齢も僕と近かったから、すっかり意気投合して、4人でしょっちゅうごはんや飲みに行く仲に。大人同士、本当に楽しかったですね。それと3Bには、1回ターンしてから「彼氏にしてはいけない3B」と言ってポージングを決めるシーンがあるのですが、こだまたいちくんは、そこで毎回ヨレヨレッとフラつくんです。それが面白すぎて、なんだかキュンとしました(笑)。他にも、この王子はモテそうだと思ったのは、川村壱馬くん。選手権内で一人の女生徒に対して、王子一人ひとりが壁ドンをするという対決があったんですけど、撮影後、「誰の壁ドンが一番キュンとした?」って、みんなで女生徒役の方に聞いたら、「壱馬くん」と。それを言われた瞬間、普段は硬派な壱馬くんが、「よっしゃ!」って跳びはねて。あんなかわいらしい一面を見たら女子はキュンとするでしょうね。僕がキュンとされるような王子らしいところですか?どうなんでしょう…。プライベートの僕は、「しみったれた王子」ですからね。いや本当に、田舎育ちで、静か~なところが好きなんです。きちんとしている役柄が多いせいか、人からは「公務員みたい」って言われることがありますが、本人まったくきちんとしていないですし(笑)。そんな普段はさておき、この映画では“王子”を全うしています。とにかく僕のシーンは、箸休め的な感じで楽しんでもらえたら。全編を通しては、友達や恋人と、映画館で笑いながら観ていただけると嬉しいですね。あとは、奏役の涼太にしかできない素敵なシーンもあったりするので、それをぜひ楽しみにしてもらえたらなって思います。まちだ・けいた1990年7月4日生まれ、群馬県出身。俳優。劇団EXILEのメンバー。今年1月公開の映画『二階堂家物語』に出演。また、出演映画『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』が3月21日公開。ジャケット¥64,000シャツ¥28,000パンツ¥36,000(以上ウィーウィル/ウィーウィル ギンザTEL:03・6264・4447)その他はスタイリスト私物映画『PRINCE OF LEGEND』監督/守屋健太郎脚本/松田裕子出演/片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於、清原翔、町田啓太ほか3月21日より全国東宝系にて公開。©2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会※『anan』2019年3月27日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・KOHEY取材、文・菅野綾子保手濱奈美(by anan編集部)
2019年03月23日映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、片寄涼太、塩野瑛久、飯島寛騎、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、関口メンディー、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいち、白石聖が登場した。同作は「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの"シンデレラ願望"を叶えるというプロジェクト。ドラマ、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、王子の中の王子、"伝説の王子"は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる。イベントでは、ファンによる応募総数436通の中から各チームごとに選出した大賞を発表する「王子絵」大賞の発表が行われた。第1話のシーンを再現したチーム奏(片寄、塩野、飯島)、ハートを持ったチーム京極兄弟(鈴木、川村)、デフォルメされて「激盛れ」と関口が喜ぶチーム生徒会(佐野、関口)、キラキラ感あふれるチームネクスト(吉野、藤原、長谷川)、王子への執着・闇が見えるチーム先生(町田)、全員集合が2枚しかなかったというチーム3B(清原、遠藤、こだま)と、様々なタッチの王子絵が大賞に選ばれる。この流れで王子たちも「お絵かき選手権」を実施。14人が、ヒロインである白石の似顔絵に挑戦する。2分間の制限時間の中で、できるだけ白石に近づく塩野や、座り込んで描く佐野、川村など、それぞれのスタイルを見せた。また久しぶりの再会に「相変わらず、こいつは冷えなと思いました」(片寄)、「そんなつもりはないんですけど、私は結構フレンドリーに接してるつもりなんです」(白石)とぎこちない様子を見せていた2人だが、片寄がずんずん寄って白石の顔を確かめる場面も。全員の似顔絵が一斉にオープンされると、明らかにアンパンマンを描いた佐野など、"画伯"が大渋滞に。白石は一人一人の絵を見て「特に聞くこともない」とバッサリ切り捨てながら、最終的に塩野が絵心王子に選ばれた。「本人を喜ばせてあげようという心が、一番感じられた」と選評を述べる白石に、奏(片寄)に特別な想いを寄せるメガネ王子・久遠誠一郎を演じた塩野は「それは、ヒロインの場を明け渡すということでいいですか?」と質問。白石は「ちょっとそれは……」と否定していた。一方、最下位の「ド下手王子」については、「みんなどっこいどっこい」と悩みつつ、「町田さん」と選んだ白石。「すっごくかわいらしいと思うんですけど、他の皆さんはリアルに描こうとしていたのに、置きに行ったな」と厳しい評価に、町田は「すいません、僕の全力が置きにいったということで……どうしようもないです」と反省する。しかし、白石の"推し王子"が町田演じる先生王子ということが発覚したため、「プラマイゼロ」と納得。これまでの同作のイベントでは、フラフープ対決で圧勝し、清原と組んだ料理対決でも料理王子の座に輝いていた町田だが、イラストの面では「ド下手王子」の称号を得ることとなった。
2019年03月21日「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太、佐野玲於や「劇団EXILE」鈴木伸之、町田啓太らが“王子”として大集結する映画『PRINCE OF LEGEND』。3月18日(月)、本作に出演する関口メンディーが「読売ジャイアンツ×シアトル・マリナーズ戦」の始球式に登場。さらに13人の王子も応援に駆け付け、芸能人最速記録に挑戦する関口さんの投球をマウンド上で見守った。この日、「読売ジャイアンツ×シアトル・マリナーズ戦」に関口さんがユニフォーム姿で登場するや、東京ドームは大歓声に包まれ、続いて王子たちが入場すると会場のボルテージは一気にヒートアップ。まさに“マウンドに王子が大渋滞”となった。関口さんが始球式に登板するのは、2018年6月5日の巨人対楽天戦に続き2度目。その際の記録は133kmだったが、今回、米メジャーリーグのシアトル・マリナーズの猛者たち、そして原監督が指揮する新制巨人軍が見守る中、記録は…127km!自己記録更新とはならなかったものの、関口さんの勇姿に王子たちは大感激の様子だった。始球式後に関口さんは、「あまり悔しくはありません!」と吐露。ブルペンでは読売巨人軍の菅野智之投手にアドバイスをもらったそうで、「外角低めを狙うといい、というアドバイスをいただきました。ちょっと狙いすぎてしまったかな」と反省ポイントも。「ただマウンドに上がる前に、原監督から『135kmいけるか?』と声をかけていただいて、嬉しくて『140いきます!』と答えたのですが、それでさらに緊張してしまって…」と関口さん。とにかく今回は、「メジャーのチームがいる」ということで球場の空気感が違ったと言う。また、マウンドで見守った片寄さんは「前回、僕は外から見ているだけだったのですが、今回はマウンドに立って間近でメンディーさんの勇姿を見ることができて、うれしかったです!」とコメント。鈴木さんは「メンディーさんの背中がいつもの15倍以上大きく見えました!!」と激励し、佐野さんも「マウンドに向かう前に原監督とメンディーくんが会話をしていて、その会話が選手のようだった」と頼もしい姿をみせた関口さんを労った。さらに、大学で関口さんと同級生だった町田さんは「同級生の時はまさか、メンディーが始球式に登板して、その横で自分が応援するという絵は、思い浮かびもしませんでした。本当に誇らしいです」とひと際感動を隠せない様子。最後に関口さんは「140kmに挑戦したい!」と次回への決意を述べたうえで、今回の結果に対し、「ごメンディー!!!!」と叫び、始球式を締めくくっていた。映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PRINCE OF LEGEND 2019年3月21日より全国東宝系にて公開©「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 © HI-AX All Rights Reserved.
2019年03月19日●『PRINCE OF LEGEND』での深い役作りドラマ、ゲーム、ライブ、イベントなど様々にメディア展開する『PRINCE OF LEGEND』プロジェクトの映画が、3月21日より公開される。片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於など旬の俳優たちが王子となり、伝説の王子選手権で伝説の王子を目指す……という同作は、胸キュン要素を多分に含んでいながら、少年漫画のような展開でもあり、どこまで本気なのか、ツッコミどころ満載!? な面白さが話題に。中でも、座禅を組んで「王子! 王子! 王子!」と叫ぶ様がインパクトを残し、映画館で流れる予告編でも異様な空気を放っているのが、劇団EXILEの町田啓太演じる“先生王子”結城理一だ。様々なチームが入り乱れる中、なぜか1人で“Team 先生”を名乗り、自分の美しさを愛する先生王子は、登場するたびに画面を支配する。今回は、そんな先生王子を怪演した町田にインタビュー。深い役作りについて、話を聞いた。○■カメラマンも思わず揺れるほどの迫力――他媒体の方と『PRINCE OF LEGEND』の話をしているときにも、「先生王子がすごすぎる」と話題になっていたんです。ぜひ、お話を伺っていければ。本当ですか? ありがたいですね(笑)。――勝手に、楽しそうに演じられてるのかな? と思っていたのですが、町田さんとしてはどうだったんですか?難しかったです(笑)。――難しかったんですか!そうなんです。もちろん、見て楽しんでいただけるのが一番なので、キャラクターが生き生きするようにとは思っていました。ただ、美に対する執着がすごいキャラクターだったので、どういう人間なんだろう? と考えてしまいました。結局、多分中身と外見が伴ってないやつなんだろうな、と。結城理一は、いわゆる王子的な振る舞いや仕草はできるんでしょうけど、外面を塗り固めてるだけで、中身は子供のまま。きっと本当は逆で、本心から出た優しさこそが、美しさや王子と言われる部分に繋がるんだと思います。だからこそ、それがない人間にしたら、面白く見ていただけるかなと思って、掘っていくようにしました。――そんなに深い役作りをされていたとは……。やっていることは、全く深くはないんですけども(笑)。軽いように見せるというのも、一つの手かなと思っていました。きっと、本人は大真面目にやってるけど、周りの人がくすっとなってしまう状態が面白いんだと思うんです。なので、本気でやればいいんじゃないかな、と思いました。――その本気が伝わって、我々が気になってしまっていたし、予告編でも毎回使われていたんですね。「王子! 王子! 王子! 王子!」というシーンを使っていただいてるんですけど、あれもあそこまでやる予定はなかったんです(笑)。一つの面白みになればいいなと思ってやってみたら、気に入ってくださったので、ありがたかったですね。――最初は、どれくらいのテンションだったんですか?台本の状態では、ト書きで「結城理一、精神統一している。『王子王子、僕は王子だ』」くらいでした。何か面白くできないかな? と思ったので、精神統一だから、やっぱり座禅というポーズに。それと、先生王子はふだん1人なんですけど、その時は他の方がいてくださったので、他の2人を指導している感じで、血管切れるくらいまでやりました。やっぱり「伝説の王子を目指す」という気合を本気で乗せないと、と思っていたんですけど、「王子! 王子!」と言っていたら、カメラマンさんも寄って来てくださって、なぜか目の前でカメラが揺れていたんですよ。カットがかかったらみんな爆笑していて、「なんで揺らしたんですか!?」と聞いたら、カメラマンさんが「圧がすごかったから、揺れそうだなと思って」と(笑)。そういうセッションが面白かったです。映画でも、よく見たら地鳴りのように音も増やしていくださっているし、めっちゃ震えてるんですよ。この作品ならではの自由さで楽しかったですね。●美しい王子たちに嬉しくなってしまう結城理一――役の方向性はどのへんから定まったんですか? ドラマ版でもすごかったですよね。床にへばりついて叫ぶシーンが、最初だったのかもしれません。彼は“美”が好きなので、美しい王子たちが来て、テンションが上がってるんですね。みんなライバルなんですけど、見ていると嬉しくなっちゃう。美しいものが周りにあふれていて、花に囲まれてる、みたいな感覚なんです。ただ、伝説の王子を目指す人はみんな、成瀬果音という女の子を好きになっている。でも自分は気にもならないから、「もしかして僕は王子じゃないのか」「どうなんだ」という気持ちがうわーっとフラストレーションになって、結果、1人で「僕も成瀬を好きになりたあい!」と叫んでしまう……。それも子供っぽいところで、「なんで? どうして? どうして!?」と、いう気持ちを高めていったら、ああなっちゃう。枕に頭を埋めて、「うわー!」と言うようなイメージでした。――いや、名シーンでした。僕も、一発目からああいうテイストで行こうと思ってなかったので、ちょっと……やってしまいましたね。あそこが基準になってしまったので、「次は、何やってくれるんだろうね」という現場の目線も苦しくて(笑)。面白いことが思い浮かぶ人間でもないので、きつかったです。○■"EXILE系"発想の転換に「すごい」――HIROさんのインタビューも拝読したのですが、「EXILE系というイメージが固定されてたところに、楽しみながら新しいイメージを」とおっしゃってて、そういう試みについて、町田さんはどう感じられたんですか?今まで避けてた部分だと思いますし、挑戦的だなと思いました。やんちゃな感じや男っぽいイメージがあるとは思うんですけど、真逆をやってみたら面白いんじゃないかという、発想の転換ですよね。しかもそれを、こんなに大きなプロジェクトとして実現できちゃうところも本当に挑戦だな、と。やったことのないことを本気でやるのがすごいと思うし、そこに参加させてもらっているので、思い切りできたらいいなと思いました。――「王子だよ」と言われた時はどういう心境だったんですか?脚本の松田さんとお話する機会があって「町田くん、やるとしたら先生かな」と言われて、気づいたら先生王子になっていて、「俺、王子、大丈夫かな?」と思いました。――でもパブリックイメージとしては、町田さんこそ王子ぽいのかな? と思いました。良かったです!(笑)。でも、普段、王子感ないです。1mmも!――“EXILE系ぽくない”というイメージも、あるのかなと。それは、すごく言われますね。最初は「大丈夫なのかな?」と思っていたけど、最近は逆に「そういう奴がいる」ということで楽しんでもらえるのかな? と思っています。別にイメージ戦略などをしているわけでもないので、しょうがない(笑)。だったら、自分らしく頑張って、楽しんでもらえるようにできれば。――作中にも、デート対決などの話題が出てきますが、町田さんの考える先生王子だったら、どういう風にデートをプロデュースすると思いますか?こいつ(理一)がやるとしたら! いや〜、なんだろう? 劇中ではデートする相手は未成年ですから、お酒の場には連れていけないですね。でも、レストランを貸し切って、バラを敷き詰めて、ハートの花火を打ち上げさせたり……ベッタベタなの、やるんだろうな。あとはお城みたいなところに連れていって、相手にお姫様の格好をさせて、自分は白馬に乗って登場するかもしれないですね。王冠をつけて、マントをバサーッ、レオタードを着て「さあ! 迎えに来たよ!」みたいなことをやると思います(笑)。――それはぜひ見てみたいです。では、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。遊びに来てもらう感覚で、劇場に来てもらえれば嬉しいです。ドラマを観ていない方でも映画から観れるのは間違いありませんし、女性はもちろん、男性の方も笑えるポイントたくさんあるので。男同士で遊びに来てもいいですし、カップルでデートできてもいいですし、家族でもいいですし、アトラクションを楽しんだみたいな感じで映画館を出てもらえる作品になっていると思います。プロジェクトとして動いているので、今後も楽しみにしていてください。■町田啓太1990年7月4日生まれ、群馬県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(14)、『人は見た目が100パーセント』(17)、『女子的生活』『中学聖日記』(18)、大河ドラマ『西郷どん』(18)、映画『OVER DRIVE』(18)などに出演。映画公開待機作に『L DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(3月21日公開)がある。
2019年03月17日「お久しぶりです!」と、スタジオ入りと同時に爽やかな笑顔でスタッフに声を掛けてくれた俳優・町田啓太。端正でまじめそうなパブリックイメージを裏切らない、真摯な対応に現場の空気もほっこり。町田さんと言えばその演技のふり幅の広さから映画・ドラマを問わず、出演が相次いでいる。昨年はドラマ「中学聖日記」でヒロインの元婚約者で男前な姿を見せたかと思えば、「PRINCE OF LEGEND」では美意識高めなナルシストな先生をコミカルに表現し、映画『jam』では「変態感が溢れ出ている(笑)」と自ら称するほど恋に盲目的でとてつもなくいやらしい男を演じきった。見た目だけで言えば好青年という言葉がピッタリだが、町田さんは「まじめそうに見られるのが短所でもある。それで演じる役の幅を狭めたくない」と、ひとつのイメージに縛られないよう、積極的に様々な役柄に挑戦している。どんな作風でも対応できる柔軟性があるからこそ、加藤雅也、石橋静河、田中要次といった日本の実力派俳優が名を連ねた『二階堂家物語』の中でも自然に溶け込めていたのかもしれない。同作は跡継ぎ問題に揺れる日本の名家の物語を、イラン人女性のアイダ・パナハンデ監督が描いている。町田さん演じる多田洋輔は、主人公で地元の名士・二階堂辰也(加藤さん)の娘の由子(石橋さん)の幼なじみで、長い間彼女に想いを寄せている役どころ。洋輔は跡取り問題で揺れる二階堂家の長女の由子の立場を考え、「結婚できるなら、名字を変えてもいい」と告げるのだが…。イラン人女性監督の視点で描く世界観に「日本の伝統の素晴しさに気づいた」奈良県の天理市を舞台にした本作は、どこか懐かしい日本の風景が広がり、劇中では凧、雛人形、ちょうちんと伝統的な物が随所に配置されている。名前を聞かない限り、本作がイラン人女性監督によって撮られた作品だとまず分からないだろう。町田さんも本作を鑑賞して「イラン映画の要素が強く出ているのかなと思って観たら、日本の文化をすごく丁寧に描き、撮って下さっていました。だから、何も知らない方はまず『え、これ日本の監督が撮ったんじゃないの?』という驚きがありますよね。日本に住んでいるとそのよさに気づけなかったものも、外国の方から見れば新鮮に映る。いままで素通りしていた日本の伝統的な文化が、本作ではとても美しく、魅力的に表現されているんです。想像していた以上に面白く観させてもらいましたし、『日本っていいな』と心温まる想いがこみ上げてきました」と他国の監督の目線で切り取られた描写から、日本が誇る伝統の素晴しさを再確認したようだ。前途の通り、本作は地方の名家が舞台。町田さんは「僕も田舎で育った身だから、物語に出てくるちょっと歪な人間関係ってよくわかるんです」と明かす。自身も田舎出身であることから、映画の題材である婿養子の捉え方について町田さんは独自の見解を持つ。「婿養子になることに抵抗はないけれど、田舎ってコミュニティが狭いので、家柄の問題は都会で働く人以上に人生に大きく関わってくるんです。だから、物語で洋輔が由子に婿養子になる提案したのは、いくら昔から彼女のことが好きだったとはいえ、彼なりに大きな決断だったと思います」。町田さんの言葉通り、本作はただの“名家の跡取り問題”で終わらない、現代の日本に息づく伝統の中で起こる、親子や男女の愛の葛藤の様子を描いている。俳優として生きる糧となる言葉に出会った日本とイランの合作とも言える本作。しかし、気になるのが現場で日常的に交わされる言語だ。現場では通訳を介していたそうだが、監督からの演技指導の際、伝え方の細かなニュアンスによって相手が解釈する意味も大きく変わってくる。「会話のやりとりでは苦労しました」と話す町田さんだが、その中でアイダ監督からのある言葉が心に刺さったという。「撮影中、『私は目を見ればあなたが何を言っているのかわかるの』とおっしゃっていました。アイダ監督は日本の言葉はわからないけど、表情や雰囲気で僕らが何を言っているのかがわかる方なんです。ちょっとビックリしましたが、このときのアイダ監督の言葉のおかげで言語の壁は超えられると実感でき、演じる身としてうれしい気持ちになりました」。本作がプレミア上映された『なら国際映画祭2018』で会った世界的映画監督のクリストファー・ドイル氏にも、その後の俳優人生に影響をもたらす言葉をもらった。「『繋がりが大事なんだよ』と言われたのが印象に残っています。俳優が持つエナジーをカメラに繋げて、スタッフさんがスクリーンに繋げたものをお客さんが観る。こういうインタビューでも僕の想いをライターさんに伝えて、それが文章になって皆さんのもとに届くと思うのですが、発信する側の熱量が高ければその分、相手に伝わるものも多い。すごく単純なことなんだけど、ハッと気づかされました」。取材時はまっすぐ相手の目を見て、時折爽やかな笑顔を交えながらも言葉は丁寧に選ぶ。今回のインタビューでも作品にかける町田さんの熱量がヒシヒシと伝わってきた。きっと足の怪我がなくてもGENERATIONSではなく俳優の道を選んでいたいまやLDHの俳優部門・劇団EXILEきっての爽やかキャラだが、町田さんが本格的に演技の道で生きていくと決めたのは2011年。足の怪我によって当時、候補メンバーだったGENERATIONSの活動を休止していたときだった。しかし、もしその足の怪我がなかったとしたら?町田さんは俳優ではなくアーティストの道に進んでいたのだろうか。「その可能性もあったかもしれないけれど、結局は俳優の道を選んでいたと思います。足の怪我が俳優活動に専念するきっかけではありましたが、『あの映画、面白かったよ』と僕が出た作品を観てくれた方の声が届くのが、何にも代えがたいくらいうれしい瞬間なんです」と話す町田さんの目に迷いは一切ない。取材中も「映画が大好きなんです」と映画の話になるとまるで子どものように無邪気な顔を見せる。実に幸せそうな表情だ。8年前の町田さんの決断に間違いはなかったと確信できる取材であったことをここに伝えよう。(text: Kanako Kondo/photo:You Ishii)■関連作品:二階堂家物語 2019年1月25日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited,Nara International Film Festival
2019年01月21日有村架純主演、教師と生徒の“禁断の恋”を描いてきた火曜ドラマ「中学聖日記」もいよいよ大詰め。ラスト前となる第10話が12月11日に放送され、町田啓太演じる川合勝太郎の行動に怒りの声が噴出、一方吉田羊演じる原口律の好感度が急上昇中だ。本作は片田舎の中学校に赴任してきた新任教師の末永聖(有村さん)が、大学時代からの恋人・川合勝太郎(町田さん)がいるにも関わらず、10歳も年下の生徒・黒岩晶(岡田健史)に惹かれる…という物語。その後聖は別の土地でもう1度教師をやり直そうとするが、18歳になった晶と再会、再び2人は近づき始めるのだが、晶の同級生や母・愛子(夏川結衣)らがそれに気づいて2人の恋の行く手を阻む展開に。晶は愛子がひた隠しにしてきた父・康介(岸谷五朗)の住む島に向かおうとし、それを追った聖もフェリーに同乗。島で2人はお互いの想いを伝え合う…というのが前回までのストーリー。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。島から戻ると2人は引き離されてしまう。聖は母・里美(中嶋朋子)と共に愛子のもとに謝罪に向かうが、そこで自分の気持ちを包み隠さず伝える。愛子はそれに「しかるべき措置を取る」と返答し、聖を牽制する。一方晶は就職ではなく進学を決めたと愛子に伝え、愛子の願いを聞き自宅に戻る。一方、律に“元カノ”とヨリを戻された勝太郎は、聖の自宅に出向きもう1度やり直そうとする。そんな勝太郎の行動にネットでは「しょーたろーうざすぎ」「勝太郎やめて、離れて、今すぐに!」「煮え切らない態度で振られて元カノに戻るってどうよ」など視聴者から怒りの声が噴出。さらに勝太郎は晶にも「君のせいで聖は学校を辞めた」と話してしまう。これにも「黒岩くんに勝って自分のプライド守りたいだけでしょ」「未練タラタラ見苦しいんだよ」というコメントまで“言われ放題”の状態。一方、仕事も家族の信頼も失った聖を影で助ける律には「好感度がここにきて爆上がり」「ここにきてめっちゃいい人」などの声が殺到。「もう原口さんと結婚したいです」「ただただカッコよすぎる」などのツイートとともに、こちらには「聖ちゃん原口さんにしなよ」と“原口エンド”を勧める声まで送られている。いよいよ次回は最終回。聖と晶の恋の結末に多くの視聴者が注目している。(笠緒)
2018年12月12日二宮啓によるモンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)のコレクション「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ(6 Moncler Noir Kei Ninomiya)」にフォーカスした特別なイベントが、ハウス オブ ジーニアス 東京(HOUSE OF GENIUS TOKYO)にて、12月8日から20日まで開催される。ハウス オブ ジーニアス 東京は、モンクレール ジーニアスに特化した12月30日までの期間限定コンセプトストア。今回行われるイベントでは、バルーンアーティストユニットのデイジー バルーン(DAISY BALLOON)とのコラボレーションによるインスタレーションを設置し、ストアはまるでアートミュージアムのような空間へと変貌する。二宮啓の持ち味であるナイロンとレザーによる小さなモジュールを掛け合わせた緻密なクラフトマンシップと、モンクレールのダウンならではのハイテクな素材を実験的に融合させ組み立てた「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ」が打ち出すのは、近未来的でありながらもダークロマンティシズムの世界観。それらアイテムと、いくつものバルーンの調和による神秘的なブラックの世界を堪能できるだろう。イベント期間中には、「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ」アイテムの購入者を対象に、モンクレールのアイコンキャラクター「モンダック」をラバーで象った「ミニチュアラバーモンダック」をプレゼント。数量限定で先着順なのでお早めに。【イベント情報】「6 モンクレール ノワール ケイ ニノミヤ×デイジー バルーン」インスタレーション会期:12月8日~12月20日場所:ハウス オブ ジーニアス 東京住所:港区南青山5-2-12 R2-A
2018年12月07日劇団EXILEの青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平が1日、都内で行われた映画『jam』(12月1日公開)の公開初日舞台挨拶に、SABU監督と共に登場した。同作は、EXILE HIROプロデュースによる、鬼才・SABU監督の最新作で、劇団EXILEが総出演する。ファンの一人・雅子(筒井真理子)に付きまとわれている場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳)、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい“善いこと”貯金をすれば彼女の意識が戻るのではないかと信じるタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)、3人の人生が交錯する。個性豊かなキャラクターを演じたメンバーたちは、舞台上でも和気藹々とした様子を見せる。アイドル演歌歌手役だった青柳は、監督から「ボソッと『昨日、鈴木くん良かったよ』『町田くん良かったんだけどなあ』と。負けず嫌いだから、焚きつけられた」と明かす。しかし「あとあと聞いたら、町田には『鈴木くん良かったよ』って、3人に言ってた。でも嬉しかったし、その気にさせる演出方法が素敵だなと思いました」と語った。狂気的なほどの善人を演じた町田は、病室で彼女にリップクリームを塗るシーンについて「後から聞いたら、女性スタッフさんたちが『いや、キモーい!』と……すごい嬉しい悲鳴でしたね」と役作りの成功を喜ぶ。台詞のなかった鈴木は「セリフを覚えなくて良かったし、アクションに集中できて楽しかった」と振り返った。また小澤は、鈴木から「なんか今日、髪型かっこいいですね」と褒められ、「ありがとう! いつもはおでこ出してるんだけど、今日は下ろして……」と説明。髪型についていじられると「稲垣吾郎風だよ!」とまさかのテーマを明かし、周囲を笑いで撃沈させていた。舞台挨拶では、メンバーにサプライズでEXILE HIROからの映像メッセージが到着。HIROは劇団EXILEの新たな表現の場所として「『jam』プロジェクトを始動させたいと思います」「続編の準備に取り掛かりたいと思います」と宣言。監督の頭の中では『jam2』の構想がありまして、セットで見ていただきたい。『jam』プロジェクトとして、このエンタテインメントを総合的に盛り上げるようなことを、どんどん仕掛けていきたいので、楽しみにしてください」と語った。メンバーも「聞いてた?」「知らなかった」「俺も知らないっす」と驚いた様子。佐藤は「だから、俺(今回)ワンシーンだったのかあって、納得です。次につながるのか」と、続編への出番に期待を寄せたが、SABU監督から「次もワンシーンだったら面白いね」とあしらわれていた。
2018年12月01日ドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介する作品は、国内外で注目を集める鬼才・SABU監督と劇団EXILEがタッグを組んだ『jam』。北九州を舞台に、善いことをすれば報われる、悪いことを重ねると自分に跳ね返ってくるという因果応報を体感する男たちを演じた町田啓太さんと鈴木伸之さんにお話をうかがいました。写真・大内香織 文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 23作品ごとに新境地を開拓する実力派俳優映画『jam』は、劇団EXILEのメンバーが総出演したオリジナル作品です。物語の中心となるのは、全く違う生活を送る3人の男たち。場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ役に青柳翔さん、意識が戻らない彼女のために “善いこと” 貯金を続けるタケル役に町田さん、自分を刑務所に送ったやくざたちに復讐を仕掛けるテツオ役に鈴木さんがそれぞれ扮しています。物語が進むにつれ、3人の男たちの運命は絡み合い、やがて予想外の結末を迎えます。イケメン・ドラマ『PRINCE OF LEGEND』で演じる王子キャラも好評な町田さんと鈴木さん。作品ごとに新境地を開拓するおふたりが、演技力をぶつけ合う姿は必見です。ーー脚本を読んだときの第一印象は?町田さん 誰がどの役を演じるのか、はっきりと分からない段階で脚本を読みましたが、予想通りの配役に決まって。後日、ヒロシ、タケル、テツオに関してはSABU監督が僕らをイメージしながら役を作ってくださったことを知りました。そのこともあって、劇団EXILEのメンバーの個々の魅力がしっかりと出せる映画になりそうだと感じました。特に、青柳さん演じるヒロシのシーンは、大笑いしながら脚本を読みました。鈴木さん まず、自分のセリフが一言もないというところに衝撃を受けました。作品全体としては、劇団EXILEのメンバーが総出演し、三者三様の物語が予想外に交錯していくところに魅力を感じました。いろいろな楽しみ方がある作品だと思います。ーー役作りとして、どのようなことを?町田さん タケルのピュアな部分をしっかりと理解して演じようと心掛けました。ーーもし、タケルのような立場になったら、どうしますか?町田さん 大切な人を失いかけて、万策尽きたときは、自分もタケルのように神頼みしてしまうと思います。大切な人と一緒に困難を乗り越えたいです。鈴木さん 僕も町田くんと同じ意見です。つらいことは分かち合いたいですね。ーー鈴木さん演じるテツオの半端ない強さはとても印象的でした。鈴木さん 鉄の男だから、テツオという役名なんです。これまでの作品で培ったアクションのスキルを出せるように一生懸命演じました。町田さん テツオは、生命力の塊で、撃たれても殴られても刺されてもほとんど表情に変化がなくて。ところが、冷たい池から上がってくるシーンでは「ウッ」と小さく声を出しているんです。そこはノブが人間味を出したのかなと思いました。鈴木さん 町田くん、細かいところまで観察していますね(笑)。あのシーンは12月に撮影したので、ものすごく寒かったんです。ーーテツオは復讐に燃えるいっぽう、おばあちゃんを大切にする心優しい面も持ち合わせています。町田さん おばあちゃんっ子なんだよね?鈴木さん もう亡くなってしまいましたが、おばあちゃんが大好きでした。ーーお互いの性格を言葉で表現すると?町田さん 劇団EXILEイチの切り込み隊長で、冒険家です。鈴木さん 良いフレーズですね。僕は町田くんのことを劇団EXILEイチの探検家だと思っています。町田さん ノブは何も下調べをせず、においを嗅ぎつけて行く冒険家タイプ。僕はある程度、ここにあるんじゃないかと考えてから行くタイプなので、探検家です。ーーとてもわかりやすい例えですね。町田さん 劇団EXILEとして、約8年の間、一緒に活動して、自然とお互いを理解できるようになりました。鈴木さん 今の町田くんは上品な二枚目ですが、昔はツイストパーマにひげを生やしたワイルドなルックスだったんです。ところがいつの間にか、おじいちゃんみたいに落ち着いてしまって(笑)。町田さん 僕も28歳ですから、年相応に落ち着いてきました(笑)。鈴木さん 町田くんはとてもピュアな人で、役への向き合い方もすごく真面目なんです。そこはうらやましく思っています。ーー初めて出会った頃と比べて、鈴木さんはどのように変わりましたか?町田さん 今のほうがアグレッシブさに拍車がかかっていますね。どんどん心を全開にして、大胆になっている(笑)。そこは彼の変わらない魅力で、僕も見習うところがあるなと。『jam』にも彼の良さが生きていると思います。インタビューのこぼれ話撮影のために動かした大きなテーブルを、真っ先に元の位置へと戻したのは、なんと町田さんと鈴木さん! ちなみに、エレベーターもレディ・ファーストを心掛けているそう。ルックスだけでなく心もイケメンなおふたりでした。Information『jam』12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国公開出演:青柳翔、町田啓太、鈴木伸之ほか配給:LDH PICTURES©2018「jam」製作委員会衣裳協力:スーツ、ニット、ベルトすべてジョルジオ アルマーニ / ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7060(町田啓太)
2018年11月30日●話をしていると、本人が続々登場現在、テレビドラマや映画など様々な作品で活躍する、劇団EXILEのメンバー。青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平と、個々に活躍する彼らが総出演する映画『jam』が、12月1日より公開される。場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳)、良いことをすれば意識不明の彼女の意識が戻ると信じ善行を積むタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)といった、3人の主人公をはじめとした、一風変わったキャラクターがたくさん登場するが、実は今回メガホンを取ったSABU監督が劇団EXILE一人一人の個性を膨らませて、役にしているという。今回は、青柳、町田、鈴木の3人にインタビュー。前編では、それの役柄やファンからのアンケートで寄せられた3人の魅力について語り合ってもらった。後編では、この場にいないメンバーについてたっぷりトーク。さらに、それぞれが思う"劇団イケメンランキング"も明らかになった。○いないところでも話題の小澤――これまで、アンケートで寄せられた意見についてお話しただきましたが、ぜひこの場にいないみなさんへのコメントについても、お話うかがえると嬉しいです。青柳:これはどう? 「秋山さんは劇団メンバーといるときに優しく見守っているのが、ギャップ萌え!!」鈴木:ギャップ、あるかな? 多分、無骨なイメージがあるんでしょうね。青柳:実際は無骨なことないよね、優しいし。「小澤さんはピュアでイジられ役。すべってもへこたれない」……いじられ役でもあるけど、すべった時は、へこたれてるね。いや、へこたれてないのかな? まあ、次いこう(笑)――ここでもいじられる感じが(笑)町田:小澤さんは、人を笑顔にする力が半端ないです。青柳:いないところでも話題になるよね。鈴木:そうなんです。本人がいないインタビューでも話題になって、しゃべるんですけど、一切記事には載らないんです(笑)。そこが彼のすごいところでもあります。町田:俺らの話の振り方が、良くないのかもしれない(笑)――小野塚さんは『仮面ライダーエグゼイド』で知ったという意見も多く、「お兄ちゃん気質かと思っていたら、弟ポジションでギャップが良かった」などのコメントが。町田:弟ポジションというか、”欲しがり"なんですよね。鈴木:いいツッコミしてくれるんですよ、小野塚は。青柳:確かに、すぐに返してくれるよね。町田:そういった意味では、小野塚もへこたれない。青柳:小野塚が、1番へこたれないんじゃない?町田:でも、家に帰ったら泣いてるかもしれないですね。繊細なので(笑)青柳:「小野塚くんの、1番いい顔を引き出してくれるのは劇団メンバーだと思ってます!」町田:おお〜。鈴木:そこまでではないかな?(笑)町田:勝手に「引き出してくれ」って、来る感じはある(笑) ……あれ、いたの!?(扉から覗く小野塚)青柳:引き出してほしそうな顔してますね(笑)――今、小野塚さんの話をしていたんです。小野塚:本当ですか!?鈴木:小野塚、最近かっこよくなったよね。痩せたのかな?小野塚:本当ですか!?鈴木:まあでも、これ以上ないから、しまうわ(笑)――引き出しをしまうんですね(笑)。野替さんは「演技力もすごいし、よくわからないワールド感があって引き込まれる」といったご意見などが。青柳:ワールド感は、確かにある。鈴木:宇宙にいる! “野替星”みたいな。町田:SWAY星?(笑)青柳:あ、いた。鈴木:いま、野替くんの話してました。(通りすがり、ニヤッとする野替)○佐藤寛太は「犬」鈴木:次、「将康くんは1番優しいと思ってます。いじられキャラ、愛されキャラの将康くんが大好きです! もう少し、MC力をつけて欲しいなぁと思ってます!」青柳:将康には、ファンの方もちょっと上からなんですね(笑)鈴木:確かに、つっこめる雰囲気を出してますね。愛されキャラ感がある。町田:でも、将康くんが笑ってるとみんな笑顔になるんですよね。青柳:それわかる! 将康の笑い方って、つられる。最後の寛太は「見た目と性格のギャップがすきです。見た目は真面目そう」とか。鈴木:純朴な青年のように見えるけど、彼が1番クレイジーですから。町田:寛太は……犬ですね。鈴木:リードをつけてるけど、いつの間にかリードが取れちゃってる犬ですね。勝手にその辺を走っちゃう。一応、戻ってはくるんですけど。町田:飯が食いたいから(笑)鈴木:「戻ってこなくていい」と言っても、ちゃんと小屋に入ってる(笑)。町田:全く人見知りしないから、1番、いろんな人と仲良くなってますね。――そんな話をしているところに、佐藤さんが。青柳:話題になってる人が、どんどん来るね(笑)佐藤:僕、さっきインタビューで「もうこれ以上、年下のメンバーはいらない」って言いました!(ドヤ顔)鈴木:聞いてない、聞いてない(笑)佐藤:そうですか!?(笑)●それぞれが思う、劇団イケメンランキング――実は皆さんに伺いたい質問も届いておりまして、気になるものをぜひいくつかピックアップいただければ。鈴木:「何をしたらそんなに背が高くなったんですか!?」確かに、なんでみんなこんなにでかいんですかね? 僕はよく牛乳を飲んでましたけど……啓太さん、なんかあります?町田:僕は毎日、夜9時くらいには寝てました。鈴木:ああ、群馬だから。町田:街灯がないから、遊べないんだよね(笑)。青柳さんは?青柳:遺伝じゃないですか?鈴木:ぐうの音も出ないですよ、それ(笑) お父さんも大きいんですか?青柳:180cmくらい。鈴木:お母さんは?青柳:160cmくらい鈴木:やっぱり! 僕も全く一緒です。町田:僕も一緒です。○ゾーンに入る青柳鈴木:これはどうですか? 「佐藤寛太さんが『劇団で1番かっこいいのは町田啓太さん』と言っていましたが、他のみなさんの劇団イケメンランキングも聞きたいです」……俺は、1番まっちー、2番寛太、3番小澤さん。小澤さん、絵写りがいいですよね。町田:俺、小澤さんが1番かっこいいなと思ってる! 写真を撮っても、NGが全くないんです。小澤さんは、どこから撮ってもかっこいい。青柳:俺は、鈴木、町田、寛太の順番ですね。――イケメンランキングは、内面を考えて、みたいなところもありますか?青柳:顔です(笑)町田:俺、青柳さんがヒゲ生やしてるのがめっちゃ好きなんですよ。鈴木:俺、ヒゲなくても好きですけどね!青柳:ヒゲがないと、恥ずかしくて。自分がフリーザみたいに見えてくる。町田:どういうことなんですか!?鈴木:今、青柳さんはゾーンに入っちゃっています(笑)。最後にこの質問いきましょう。「もし来週、1:宇宙に行ける、2:日本一素敵な温泉旅館に行ける、と言われたらどっちに行きますか?」町田:俺は、宇宙だね。鈴木:俺も宇宙……いや、ちょっと怖いな。死ぬ可能性もあるし。しかも、Gに耐えられないかもしれないだろうから、「日本一素敵な温泉旅館」だな。青柳:俺も!鈴木:そこまでして行きたくないです、宇宙。別にすることないし。青柳:いやあ、それは個人の自由じゃない? 行きたいっていう人もいるから。町田:宇宙、行きたいですね。やっぱり、憧れがありますよ。■青柳翔1985年4月12日生まれ北海道出身。2009年、舞台『あたっくNo.1』で俳優デビュー。その後劇団EXILEメンバーとして活動。映画『今日、恋をはじめます』で第22回日本映画批評家大賞 新人男優賞を受賞。ドラマ『ファーストクラス』(14)、『目玉焼きの黄身いつつぶす?』(17)、『食い逃げキラー』(18)、映画『たたら侍』、SABU監督作品『MR.LONG/ミスター·ロン』(17)などに出演。現在、出演作、『あなたには渡さない』(テレビ朝日)が放映中。来年2月8日より出演舞台「MONSTER MATES」、5月より「ハムレット」が上演される。■町田啓太1990年7月4日生まれ、群馬県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(14)、『人は見た目が100パーセント』(17)、『女子的生活』(18)、大河ドラマ『西郷どん』(18)、映画『OVER DRIVE』(18)など話題作に出演し、現在『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ)、『中学聖日記』(TBS)が放映中。映画公開待機作に『二階堂家物語』(2019年1月25日公開)、『PRINCE OF LEGEND』(2019年3月21日公開)、『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年3月21日公開)がある。またWOWOW『盗まれた顔~ミアタリ捜査班~』(1/5~放送)にも出演する。■鈴木伸之1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、『GTO』(12)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(14)、大河ドラマ『花燃ゆ』(15)、『あなたのことはそれほど』(17)、NHK 連続テレビ小説『半分、青い。』(18)などの話題作に出演。映画『アラグレ』(13)で初主演を果たし、『東京喰種トーキョーグール』(17)、リベンジgirl(17)等で注目を受ける。現在『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ)、『今日から俺は!!』(日本テレビ)が放映中。映画公開待機作に『PRINCE OF LEGEND』(2019年3月21日公開)がある。
2018年11月30日●SABU監督と話し合ってキャラクターができた『jam』現在、テレビドラマや映画など様々な作品で活躍する、劇団EXILEのメンバー。青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平と、個々に活躍する彼らが総出演する映画『jam』が、12月1日より公開される。場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳)、良いことをすれば意識不明の彼女の意識が戻ると信じ善行を積むタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)といった、3人の主人公をはじめとした、一風変わったキャラクターがたくさん登場するが、実は今回メガホンを取ったSABU監督が劇団EXILE一人一人の個性を膨らませて、役にしているという。今回は、青柳、町田、鈴木の3人にインタビュー。映画の役柄についての質問から、読者アンケートにより集まった彼らの魅力についての見解や、ファンの聞きたいことをぶつけていく。○遊び心の詰まった役に――映画『jam』では、3人のキャラクターがとても面白かったんですが、役に対する印象はいかがでしたか? SABU監督と面接もされたと伺いました。町田:「真面目だね」と言われることが多いんですけど、その印象をSABUさんが誇張してくださって、行き過ぎた変態感だったり、狂気じみた気持ち悪さがあるキャラクターになりました。今までやってきた役の中でもだいぶテイストが違ったので、劇団EXILE総出演だからこそ、思いっきりやれたらいいなと思いました。僕は別に真面目ではないとは思っているんですけど、当たり障りないように気をつけてしゃべっているので、それがSABUさんの中で面白いと思っていただけたのかな。――青柳さんが倒れるシーンで、車からザザッと降りてくるところの動きがすごかったなと思いました。町田:実は、あれは全然台本通りに行ってないんです(笑)。青柳さんの倒れ込むシーンを見たら、結構な倒れこみ方で「ああ、気合い入ってるな」と思って、「じゃあ、僕はヘッドスライディングしますか」と相談しました。さすがにヘッドはできないので、若干、3塁打くらいのスライディングで「大丈夫ですか!!」と、遊び心を入れました。――気合いが入っていたという青柳さんは。青柳:もう、楽しみながらやらせてもらいました。言葉が面白かったので、それに負けないように、でも作風を壊さないように。極力本気で、でも自然に見えるようにやったつもりなんですけど、役名が「横山田ヒロシ」ですから、インパクトが強すぎて。前作もご一緒しているので、わかった上で俺のことをいじって面白くした「横山田ヒロシ」ができたんじゃないかな、と思っています。みんなだんだんやり過ぎていくので、楽しかったです。――やはり、横山田ヒロシのショーのシーンがとても印象的でした。青柳:大丈夫でしたか?鈴木:登場シーン、好きですよ。町田:しかも「せり上がってくるんだ!」という。青柳:でも、曲名「こんばんは、ありがとう」だよ?――音楽としてはどういうジャンルになるんですか?青柳:ニュー演歌?鈴木:(爆笑)町田:どこらへんがニューなのか、ちょっと……(笑)青柳:ヒロシ的には、新しいスタイルの演歌で。世界を目指してるわけだから。町田:世界デビューしてないけど、世界平和の曲を歌ってますもんね。青柳:そう、「どっちもどっち」という曲。「どっちもどっち」を繰り返して、最後「お手つきおあいこ」ですよ。よくこんな歌詞思いつきますよね。町田:完全に、監督がふざけてますね(笑)。――鈴木さんはまた、普段の雰囲気とも全然違った、ダークな役でしたね。鈴木:今回セリフが一言もなくて、アクションに集中できて、撮影も楽しかったです。一切笑わないししゃべらないし、刑務所から出てきてすぐにトンカチを振るう。なかなか巡りあう役ではないので、やりがいがありました。監督とは会議室で30分話したんですけど、「どういう作品やりたいの?」と聞かれた時に、「『海猿』みたいな作品やりたいです」と答えてしまって。町田:真逆だよ(笑)鈴木:30分ずっとしゃべりっぱなしで、台本を開いてみたらセリフひとつもなくて、多分「あいつ、うるさいから黙らせとこう」と思われたのかな(笑)。でも、かっこいい役です。●ファンからのアンケートに、本人たちの反応は――今回、劇団EXILEさんが勢揃いということで、ファンの方にアンケートで、どんなところが魅力なのか伺っています。ぜひ、ご本人たちからのコメントもいただけたら嬉しいです。全体としては「ほとんど全員が高身長でイケメン。そして性格が優しそうで礼儀が良い。顔が良い」といったコメントなどをいただいています。青柳:それは、人前に出てる時しか見てないからだと思いますよ!鈴木:これはどうですか? 「体育会系の方もいるはずだけど、そろうとなぜか文化系になる」町田:文化系の感じ、あるのかな? 体育会系でもないけど。帰宅部っぽい感じかな。鈴木:あ、わかる!町田:ゆるい感じのノリなんですよ。個人個人が好きなことをやってるけど、まとまりはあって仲が良いという、帰宅部です。青柳:集まった時とか、真面目な話することもなく、くだらない話をしてる。――では、「みんなが集まった時の『お正月かお盆で集まった親族』感が好き」「上下関係がゆるそうでかわいい」という意見も、合っている感じですね。鈴木:アットホームな感じはあるかもしれないですね。飾ってない。町田:確かに、先輩たちとの距離感が近いかもしれないです。それは、青柳さんたちがアットホームにしてくださって、空間ができているのかも。鈴木:青柳さんじゃないかもしれないですよ、僕らが勝手にそうしてるのかも(笑)町田:原因は俺らか! すいません(笑)青柳:絶対にそうだよ(笑)――青柳さんは「男らしい役が似合うけど、普段は天然さもあってギャップが大好き」「歌声は聴けば聴くほど心に響いて、感情をすべて持っていかれる」といったコメントが。青柳:ありがたいですけど、多分、『jam』を見れば歌への感情はなくなるんじゃないでしょうか(笑)町田:1回目は笑うかもしれないですけど、何回も見たら魂を持っていかれるかもしれないですよ。横山田ヒロシが世界平和を歌ってるって気付いたら!○誰もが認める鈴木伸之のハイテンションさ青柳:このコメントもいいよ、「ノブくんのハイテンションさが好き」。鈴木:やっと、俺のハイテンションさを理解する人が現れましたね。一同:(爆笑)鈴木:これでも、今はおさえている方ですから。町田:本当にやんちゃですよ。カメラが回っていない場では、多分映せないくらいハイテンションですね。――どういう”ハイテンションさ”なんですか?町田:面白いことを思いついちゃったら、とことんまでやる、という感じです。そういう時は、顔の位置が、ちょっとだけ前に出てくるんです。僕たちに近づいてくるんですよ。さっきまでそこらへんにいたのに、ここらへん(顔の前)にいる。青柳:「青柳さん!」って近づいて来る、なんか見つけた時の顔!!鈴木:そんなにわかりやすいですか!?町田:めっちゃわかりやすい!鈴木:俺は、この意見が気になっちゃってます。「私は町田啓太を一目見てショックを受けた。日本にここまで美しい男がいるとは思わなかった」!――町田さんのファンの方は、語彙力のすごい方が多い印象で。鈴木:わかります! なんか、「ぞっこん」って感じになっちゃいそう。町田啓太中毒ですよ。青柳:”マッ中”ね。鈴木:マッ中(笑)町田:でも、ありがたいですね、本当に。■青柳翔1985年4月12日生まれ北海道出身。2009年、舞台『あたっくNo.1』で俳優デビュー。その後劇団EXILEメンバーとして活動。映画『今日、恋をはじめます』で第22回日本映画批評家大賞 新人男優賞を受賞。ドラマ『ファーストクラス』(14)、『目玉焼きの黄身いつつぶす?』(17)、『食い逃げキラー』(18)、映画『たたら侍』、SABU監督作品『MR.LONG/ミスター·ロン』(17)などに出演。現在、出演作、『あなたには渡さない』(テレビ朝日)が放映中。来年2月8日より出演舞台「MONSTER MATES」、5月より「ハムレット」が上演される。■町田啓太1990年7月4日生まれ、群馬県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(14)、『人は見た目が100パーセント』(17)、『女子的生活』(18)、大河ドラマ『西郷どん』(18)、映画『OVER DRIVE』(18)など話題作に出演し、現在『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ)、『中学聖日記』(TBS)が放映中。映画公開待機作に『二階堂家物語』(2019年1月25日公開)、『PRINCE OF LEGEND』(2019年3月21日公開)、『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年3月21日公開)がある。またWOWOW『盗まれた顔~ミアタリ捜査班~』(1/5~放送)にも出演する。■鈴木伸之1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、『GTO』(12)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(14)、大河ドラマ『花燃ゆ』(15)、『あなたのことはそれほど』(17)、NHK 連続テレビ小説『半分、青い。』(18)などの話題作に出演。映画『アラグレ』(13)で初主演を果たし、『東京喰種トーキョーグール』(17)、リベンジgirl(17)等で注目を受ける。現在『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ)、『今日から俺は!!』(日本テレビ)が放映中。映画公開待機作に『PRINCE OF LEGEND』(2019年3月21日公開)がある。
2018年11月29日●演技力と個性豊かなキャラが魅力日本のエンターテイメントシーンを牽引する「EXILE TRIBE」。EXILEをはじめ、EXILE THE SECONDや三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBEなど多彩なグループ、アーティストが所属している。 今回注目したいのが「劇団EXILE」。EXILE HIROがゼネラルプロデューサーを務め、その中でも今回注目したいのが「劇団EXILE」。EXILE HIROがゼネラルプロデューサーを務め、メンバーは青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平の9人で、映画やドラマ、舞台など多方面で活躍するイケメン俳優集団だ。 その魅力はどこにあるのか。今回はファンから届いた熱いコメントを紹介していく。○演技の幅が広い!・「みんな主役もできるし、脇も固められる役者が揃っている」・「いろんな役でテレビに出ている! 時には『HiGH&LOW』のような喧嘩がある映画だったり、時にはプリレジェのような先生役や生徒役であるドラマだったり、アーティストとは違ってあまり知られてないけど、それぞれの表現の仕方がいいと思う! たまに『あー、伸之くんってこんな役までやってるんだ』って思っていたりもする。これからも違った役に取り組んでくれることを期待しています!」・「役者を兼任する人も多いLDHですが、やはり演劇に関して縁の下の力持ち的安定感がある。アクションができる」・「各人が演技の幅が広くて、一人でも輝けるし、皆が集まると更に磨きがかかる演技をしてくれるから、本当にいい役者さんたちだと思います」・「悪役を演じるときもその役にちゃんと愛をもって演じているとこ。あと、そういうことがしっかり伝わるような演技をしているところ!」・「ヤンキー役から爽やかな青年役までこなす、鈴木伸之くん。高身長、そして鍛えられた体格で映画やドラマで存在感を発揮しておりとても魅力的です」・「劇団EXILEは全員演技が上手で、みんなが出ている映画とかドラマとかはめちゃくちゃ見たくなるし、つい見ちゃうくらいすごい最高な作品になっていてすごいと思います」○演技力だけじゃない! 才能の塊・「一人ひとりがいろんな才能を持っていてすごいと思います」・「LDHと言うダンスパフォーマンス中心の事務所に所属しながら、演技を主体としているだけあり、多彩な才能の方が多いように感じます。私が大好きな青柳翔さんを始め、SWAYこと野替秋(→愁)平さんや八木将康さんは、演技だけでなく、歌手活動にも力を発揮!」○一人ひとりが個性的・「まだ初心者なので全員のお芝居を拝見したことはありませんが、9人が9人個性がかぶらなくて、見ていて飽きない、楽しいなぁと思います」・「劇団EXILEの魅力は、それぞれの個性が強いです。集まった時の仲良しな所もあれば、みんな負けず嫌いで、本気で勝負したり。年齢関係なくお互いを尊重しているのも、劇団の魅力です」・「私は町田啓太を一目見てショックを受けた。日本にここまで美しい男がいるとは思わなかった。少女漫画に出てくるような王子様の風貌でもはや現実感がなく本当に人間なのか不思議に思えるレベルである」・「全メンバーかぶることなく、一人一人違い、個性的で素敵。和太鼓を奏でたときの一体感もたまらないです」・「みんな個性的で人それぞれ違うよさがある」・「『女子的生活』ではじめて町田啓太さんを見て、『引き』『受け』の演技のできる実力派の若手が出てきたんだなと嬉しくなり、好感を持ちました。メンバーそれぞれ個性的ですが、総じて押しつけがましさのないナチュラル志向の演技で見ていて疲れません。単なるソロ俳優ではなく、劇団でいることの相乗効果があるような気がしています」・「鈴木さんのファンですが、みなさんそれぞれ個性があってバラバラなタイプが集まっていて劇団メンバーは最高だと思います!!LDHTVを毎回拝見していますが、上下関係がありながらもみなさん仲が良いので見ていてあきないです!」・「秋山さんだと趣味で盆栽をやっていたり、小澤さんは料理を得意としたりアボガドを育てていたり、寛太くんは本をたくさん読んで、時間があれば映画もたくさん見ていたり、とても個性のあるグループだと思います!」●”ギャップ”からも目が離せない!○ギャップにキュン死・「寛太くんの見た目と性格のギャップが好きです (見た目真面目そう)」・「町田くん。大河ドラマに出ている時の演技とドラマと演技のギャップが違う所にキュン死」・「みなさんお芝居をされる時とされない時の切り替えをしっかりとされていてすごいなと思っています! 佐藤寛太さんのあのギャップの差は素敵です」・「それぞれが俳優業をされている時の真摯に仕事に向き合う姿勢や、お芝居をしている時の目にドキドキさせてくれる反面、劇団メンバーで揃うと子どものようにはしゃぐ皆さんにかわいいと思ったり」・「体育会系(にみえる)EXILE一族の中でも皆さんが揃うと空気が優しくなるところ。個人個人は体育会系の方もいるはずだけど、揃うとなぜか文化系になる」○皆が集まったときのわちゃわちゃ感・「劇団メンバーが集まった時は、わちゃわちゃしてて楽しそう」・「皆が集まった時のわちゃわちゃ感がおもしろい」・「それぞれが俳優として独立して活躍しながら、劇団EXILEというチームで集まったときには各々が積み重ねたキャリア、経験値を総結集することが出来るところが劇団EXILEの魅力の一つだと思います。劇団EXILEとして集まったときに見せる家族感、わちゃわちゃ感のギャップが微笑ましくて魅力的です」・「劇団9人集まった時の家族感。最年少22歳~最年長36歳で年の差を感じないラフな所とわちゃわちゃしている時が大好きです」・「集まると先輩後輩関係なくわちゃわちゃ笑い合って楽しそうなところがとても可愛くて素敵です!」○年の差を感じさせない仲の良さ・「最年長と最年少で14歳差あるかな? それでも先輩後輩の仲が良く、みんなの仲の良さは魅力的です!個々でいろいろ頑張っている中、劇団EXILE全員が集まれば最強だと思います!」・「年の差が結構あるのに仲がいい。最年長と最年少ではひとまわり程年齢が違っていますが、お互いを尊敬し合っているなと感じます。俳優さんのチームなのであまり揃っての仕事というのはないですが、よくお互いの舞台や映画を観に行っているなと思います」・「劇団EXILEさんはメンバー間の世代が幅広いにもかかわらず、全員仲がいいところがすごく魅力的だと思います!」・「劇団EXILEは、個性的な魅力ある俳優が集まった家であり家族だと思います。切磋琢磨しながらもお互いが仲良しなのが、魅力です」・「皆仲が良くて切磋琢磨している。町田啓太さんはスタイルいいしイケメンだし演技がすばらしくて大好きです」・「集まった時にとにかくほっこりする。一緒の作品をたくさん作っているわけでもないのに、お互いが大好きなのが伝わってくる」・「劇団EXILEの魅力といえば、なんといっても『9人の仲の良さ』です! なかなか全員揃うことはないですが、お互いの出演作をSNSやブログで宣伝し合ったり、メンバー同士集まったあとは「やっぱりメンバーといると落ち着く」と皆が言っているところに、メンバー愛・劇団愛を感じます!」●劇団EXILEの魅力をさらに長文で解説○それぞれのキャラが魅力!・「個々で活動されているときはしっかりしているのに、みんなで集まった時にはそれぞれキャラがあって楽しそうにわちゃわちゃしているのを見るのが好きです!青柳さんはお芝居の役では大人な怖そうな役が多い気がしますが、劇団メンバーといるときはちょっと抜けていてヘラヘラしだすのがかわいい!!! 秋山さんも青柳さん同様に怖いイメージがある大人な役をしているのを見ますが、劇団メンバーといるときの優しく見守っているのがギャップ萌え!! 小澤さんはわたしの中で怖そうで強そうなイメージだったので、劇団メンバーの中でしゃべりを回している感じに驚きました! そして優しい!! 小野塚くんは劇団メンバーが大好きで弟キャラが魅力です!野替さんは普段DOBERMAN INFINITYにいるときと演技をするとイメージがすごく違います! ラップをしているときとのギャップがバチバチにあって素敵です!! 八木さんは愛されキャラ!いろんな人に愛されていて良い人なのが他の人のSNSから伝わりすぎてます! インスタもおもしろくて大好きです! 町田くんは王子! 笑った顔がとにかくイケ!! 声も優しくて好きです。。。鈴木くんは大きいワンちゃん! 少し前までは意地悪な役が多くてなんでだろうと思っていたけれど、最近はイケメン王子臭がすごい役が多くてうれしいです! でも意地悪な役もだいすきです!! 劇団メンバーといるときのやんちゃな感じが好き……! かんたくんは顔が美!女の子よりかわいい! 笑った顔が特にかわいいです! 今、俳優の中で一番制服が似合う人だと思います!」○ギャップにやられました・「私は小野塚勇人さんから劇団EXILEさんを知りました。小野塚さんを知ったのは『仮面ライダーエグゼイド』からで、貴利矢さんの時の小野塚さんしか知らない時はお兄ちゃん気質な人なのかなぁと思っていました。しかし、劇団EXILEの皆さんといるととても子供っぽい弟ポジションだったのでとても驚いたのとともにそのギャップにやられました。ほかの劇団メンバーを知ったのは『HiGH&LOW』からです。秋山さん演じる高野が最初スキンヘッドでとても厳つい印象だったので、秋山さんも怖そうなイメージがありましたが、メンバーといるとお父さんみたいにみんなを見守っていて優しそうな印象に変わりました。青柳さんは無口そうな人かなぁと思っていたら、静かに周りを見ている人なんだと感じました。メンバーのやりとりを参加はせずとても楽しそうにみているように感じます。小澤さん演じる加藤はハイローでも結構好きでした。また、小澤さん自身は料理の企画をやったり仕切るのも上手で、色々やられて凄いなと思いました。将康さんはカニ男のイメージが強くてDTCの映画でもとても面白かったです。LDHの中でもいじられキャラで愛されキャラなんだなと思いました。野替さんはSWAYさんで見ることが多いですが、ふいにやってくる役者野替愁平もかっこよくて大好きです。鈴木伸之さんは最近テレビでもよく見かけてイケメンだなぁとつくづく思います。爽やかで子供っぽい感じがキュンとします。佐藤寛太さんも最近テレビでよく見かけます。少年的な幼さがまだ残っている感じがかわいい方だと思います。皆さんが集まっているときは若いメンバーわちゃわちゃしているのを上のメンバーが見守っていて、家族みたいに感じます。まだまだ劇団EXILEさんを知ったばかりなので、舞台などは行けてないのですがいつか行きたいです」○劇団EXILEが集まった時の「レア感」・「上から下まで、TRIBEグループではEXILEに次いで年齢差のあるグループですが、集まると全員仲良くわちゃわちゃしているのがホッコリして私はすごく好きです……! 普段は個々人でのお仕事が多いグループなので、みんなが集まった時の『お正月かお盆で集まった親族』感がまたなんとも好きで……LDH TVのTRIBE CALLで『餃子が好きな人?』という質問に全員が手を挙げて『ハーーーーーイ!』と答えていたのがめちゃくちゃ面白かったです!(笑)先輩相手にもわりと遠慮なくズカズカ突き進むタイプのノブくんや寛太くんだったり、それを『先輩だぞ!』と言いつつも受け入れてくれるあきしんさんだったりと、他にも色々とメンバーのポジションが安定しているようにも思えるのですが、オチを誰も回収出来なかったりすると、そのグダグダ感がかえって面白くなってしまって楽しくて仕方ありません!(笑)おざっつプロデュースの男THE飯では、みんなで食べに行ったりというのが頻繁で、これも見る度ついホッコリしてしまいました。それから劇団の集合時、よくDOBERMAN INFINITYと兼任しているSWAYさんがいないことが多く少し寂しいのですが、その場にいないSWAYさんの事もちゃんと名前に挙げて下さった時はすごく嬉しかったです。『HiGH&LOW THE LIVE』の和太鼓のシーンがすごく好きで、またいつか見られたら、なんて思っています。EXILE TRIBEはどこのグループも魅力がいっぱいで大好きですが、これが何よりも大好きです! 普段は個人でのお仕事が多い分、集まった時に垣間見える仲の良さがたまらなく好きです……!」調査時期: 2018年9月23日〜2018年9月30日調査数: 113名調査方法: インターネットアンケート
2018年11月24日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察!モニタリング」の11月22日(木)今夜放送回に「劇団EXILE」青柳翔、町田啓太、鈴木伸之らがゲスト出演する。「ろくでなしBLUES」に主演、その後「ワイルド・ヒーローズ」や2015年から放送された「HiGH&LOW」シリーズへの出演を経て、昨年は主演を務めた映画『たたら侍』がモントリオール世界映画祭最優秀芸術賞を受賞するなど世界での知名度も上昇中の青柳さん。連続テレビ小説「花子とアン」や「スミカスミレ 45歳若返った女」などへの出演で着実にその認知度を上げていくと、今年の大河ドラマ「西郷どん」をはじめ、今クールは「中学聖日記」に「PRINCE OF LEGEND」と2作のドラマに出演と一気に人気俳優となった町田さん。昨年は「あなたのことはそれほど」「今からあなたを脅迫します」などのドラマから『東京喰種トーキョーグール』『リベンジgirl』といった映画まで多彩な作品で顔を知られると、こちらも今クール「今日から俺は!!」に「PRINCE OF LEGEND」と2作に同時出演する鈴木さん。「劇団EXILE」から飛び出したいまをときめく3人のイケメン俳優たちが今夜「占い師に予告された運命の人が超イケメンだったら?」というモニタリングに登場。そのイケメンぶりを見逃さないで。そのほか「オードリーの日本全国廃品回収モニタリング!in千葉」や孝太郎リサーチでは「スーパーで夫婦愛割引があったら?」「妻が整形メイクで別人になったら?」などの企画を実施する。今夜のゲスト、青柳さん、町田さん、鈴木さんらを含む「劇団EXILE」総出演による映画『jam』は12月1日(土)から公開。『蟹工船』や『うさぎドロップ』などのSABU監督がメガホンを取った本作。演歌歌手のヒロシ(青柳さん)、やくざに復讐を誓うテツオ(鈴木さん)、意識不明の恋人に献身的な愛を注ぐタケル(町田さん)の3人の主人公の“因果応報”が描かれる。また町田さんはTBS系で毎週火曜22時から好評放送中の「中学聖日記」に出演中。同作は有村架純が生徒と“禁断の恋”に落ちる教師を演じているドラマ。町田さんは有村さん演じる聖の元婚約者・川合勝太郎を演じている。「ニンゲン観察!モニタリング」は11月22日(木)今夜20時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年11月22日俳優集団・劇団EXILEの町田啓太、鈴木伸之、野替愁平、秋山真太郎、小澤雄太が19日、映画『jam』(12月1日公開)のコラボショップのイベントに登場した。同作は、EXILE HIROプロデュースによる、鬼才・SABU監督の最新作で、劇団EXILEが総出演する。ファンの一人・雅子(筒井真理子)に付きまとわれている場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳翔)、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい“善いこと”貯金をすれば彼女の意識が戻るのではないかと信じるタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)、3人の人生が交錯する。「禁断のスープ」(オニオングラタンスープ)、「日々善行チーズリゾット」「運命の力らーめん」など、作品にちなんだメニューを、メンバーが自ら持って登場。「おいしい」と言いながらコラボメニューを堪能し、鈴木はラーメンを完食していた。北九州で撮影が行われたが、秋山は「部屋で飲んだ」と振り返り、鈴木も「そうですね、僕の部屋で飲みましたね」と同意。小澤は「鈴木と(佐藤)寛太と3人で、撮影終わりに屋台のラーメンを食べました」と明かし、町田も「(鈴木と)焼肉を食べに行った」と語る。鈴木が「2人でずーっと恋愛の話してました」とボケると、町田は「大嘘か!」と苦笑しながらつっこんでいた。また、それぞれのメニューを食べていたメンバー。鈴木は「自分のメニューがデザートなんですが、チュロスが甘くて美味しいし、若い女の子も好きだと思います。寛太のラーメン(運命の力らーめん)は、まあまあおいしかったです」と、その場にいない佐藤をいじる。野替は「付き人ダンチョネフルーツティー」について、「お茶自体は甘み控えめなんですけど、パイナップルが豪華で、"飴とムチ"のような……」と独特の表現。メンバーも首をひねっていたが、「フルーツが飴で、お茶がムチ」と改めて説明していた。秋山は「ラテシリーズ。本人に寄せてるのかな? 青柳はほうじ茶ラテ、町田はココア、鈴木は抹茶で、ほろ苦い」と感想を語る(※実際のメニューは青柳がカフェラテ、町田がココア、鈴木がほうじ茶ラテ)。しかし、町田から「秋山さんの中でそういうイメージなんですか?」、鈴木から「具体的にどういうところが苦いんですか?」とつっこまれ、「あんまり掘らないでください」とたじたじになっていた。
2018年11月19日劇団EXILEの全メンバーが総出演することで話題のSABU監督最新作『jam』。この度、主人公のひとり、町田啓太演じるタケルにフューチャーした特別映像が公開になった。本作では演歌歌手のヒロシ(青柳翔)、やくざに復讐を誓うテツオ(鈴木伸之)、意識不明の恋人に献身的な愛を注ぐタケル(町田啓太)の3人の主人公の“因果応報”が描かれる。今回公開されたのは、タケルのパート。意識不明の恋人を献身的に看病しながら、毎日“善いこと”をして願掛けする青年の物語だ。タケルを演じるのは、町田啓太。現在放送中のTBSドラマ「中学聖日記」や大河ドラマ「西郷どん」にも出演しており、注目を集める若手俳優のひとりである。特別映像では、タケルが恋人のために“善いこと貯金”をする姿が映し出されている。彼の“善いこと”は少しずれていて、いつも他人から誤解されてしまう。なかなか愛が伝わらないタケルだが、その純粋な姿に世の女性たちは思わずキュンとするに違いない。また、すでに公開されている場面写真では、顔中傷だらけのテツオや、一万円札のネックレスを首にかけるヒロシの姿が確認できる。三者三様の”因果応報”物語がどのように絡み合っていくのか。その気になる結末は是非劇場で見届けていただきたい。『jam』は12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:jam 2018年12⽉1⽇より新宿バルト9ほか全国にて公開©2018「jam」製作委員会
2018年11月09日劇団EXILEの青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太が1日、東京・EXシアター六本木で行われた第31回東京国際映画祭の映画『jam』(12月1日公開)の公式上映に、SABU監督と共に登場した。同作は、EXILE HIROプロデュースによる、鬼才・SABU監督の最新作で、劇団EXILEが総出演する。ファンの一人・雅子(筒井真理子)に付きまとわれている場末のアイドル演歌歌手・ヒロシ(青柳)、大切な彼女が瀕死の重傷を負ってしまい“善いこと”貯金をすれば彼女の意識が戻るのではないかと信じるタケル(町田)、刑務所からシャバに戻りやくざに復讐を仕掛けるテツオ(鈴木)、3人の人生が交錯する。で行われた上映会後には、作中の衣装で登場した秋山、八木、小澤、小野塚、佐藤の5人による迫力の和太鼓パフォーマンスが行われ、観客は息を飲んで見守る。その後、客席から青柳扮する演歌歌手・横山田ヒロシが登場し、持ち歌の「こんばんは、ありがとう」を披露すると、観客も大歓声で「ヒロシ〜!」の掛け声を送った。さらに「青柳応援隊」の町田、鈴木が客席にプレゼントを配って歩くなど、熱気にあふれた空間が出来上がっていた。歌い終わったヒロシ(青柳)は、感極まったように座り込み、息を整えると「僕のソロライブにお越しいただき、本当にありがとう! このような素敵な場所で歌わせていただけるのも、それもこれも、あれもこれも、どっちもどっちで、皆さんのおかげだと思っています」と感謝。「僕のためにスペシャルな演奏をしてくれたバンドメンバーを紹介します。ドラムス!」と5人を紹介する。さらに「今日わざわざスペシャルなパフォーマンスをしてくれたノブ(鈴木)、ありがとう」「ロンドンから駆けつけてくれたハイクオリティブラジャーパフォーマー、町田啓太」と2人を紹介。町田が感想をしゃべろうとすると、作中のヒロシさながら「Stop! 3、2、1……talk to me!」とその場を操り、町田から「口パクでしたよね?」とつっこまれるも、「NO, no no no…100%, Hiroshi’s voice!」と否定していた。舞台挨拶だけでも伝わってくる本編の雰囲気に、青柳は「監督とこそこそしゃべって、悪巧みをしながら、一生懸命撮影させていただきました」と楽しそうな様子。海外向けに通訳も入っていたが、秋山は流暢な英語を披露し、小野塚も英語で話し始めたものの「Thank you, Thank you,Thank you」と終わらせてしまい、会場の笑いを誘っていた。また町田が「ブラジャーを『落ちましたよ!』と拾うシーンがあったんですが、監督が『やらしくフリフリして』って、ニコニコしながら言ってきてくださって、衝撃でした」と振り返ると、通訳に英訳されてしまいメンバーは爆笑。ハンマーのアクションを行った鈴木が「誰も怪我せず、事故もなく、無事に撮影を終えることができました」と語ると、アクションを受けた小沢は「腕が当たったんですよ。武器は柔らかいんですけど、ものすごく痛かったです」と苦笑していた。撮影について聞かれたSABU監督は「そうですね。楽しかったです」と笑顔に。さらに「『jam』より『jam2』の方が面白いかな」と話し出し、「このライブまでイメージできていたので、成功して良かった。本当に『jam2』も面白いと思うので、シリーズ化したい」と今後に意欲を見せた。
2018年11月01日映画『jam』(12月1日公開)に出演する俳優集団・劇団EXILEが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに全員登場した。同作は、EXILE HIROプロデュースによる、鬼才・SABU監督の最新作。劇団EXILEの青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平が総出演する。レッドカーペットでは、劇団EXILEの9人、そして同作で重要な役を担う女優の筒井真理子、SABU監督が登場。代表して青柳が「“因果応報”エンターテインメントということで、悪いことをすれば悪いことが、良いことをすれば良いことが返ってくる。出演者全員の思いがジャムのように交錯してグチャグチャになる展開…最後までどうなるのか、ぜひ映画館で見ていただきたいと思っています」と作品をアピールした。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。撮影:蔦野裕
2018年10月25日「劇団EXILE」町田啓太が、映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』に出演することが決定。杉野遥亮演じる久我山柊聖の兄・草樹役を務める。2014年の実写映画化に続き、本作は新たに上白石萌音、杉野遥亮、横浜流星とフレッシュなキャストたちを迎え、原作コミックの中でも絶大な人気を誇る「玲苑編」を実写化。今回ドキドキ&きゅんきゅんが詰まった本作に新たに出演が決定したのは、大河ドラマ「西郷どん」や現在放送中の「中学聖日記」、『OVER DRIVE』『PRINCE OF LEGEND』など注目作への出演が相次ぐ町田さん。本作で町田さんが演じるのは、杉野さん演じる学校一のイケメン・柊聖の兄でカメラマンの久我山草樹。カメラマンとして仕事をしながら、親代わりとして葵(上白石さん)との恋、将来に悩む弟に厳しくも愛のあるアドバイスをしたり、そのワイルドな見た目とは裏腹に、若手キャストたちを見守る優しいお兄ちゃんに扮する。そして、今作で町田さんはいままでの“爽やかで清楚”なイメージを一新!少しダーティーでワイルドな大人の色気あふれる原作キャラクターに似せるため、髪の毛を金髪に染め、ひげを生やし挑んでいる。キャラクターについて町田さんは、「陽気だけど、どこか掴み所のないキャラクター」と役どころを説明。また、「カメラマンという設定もあり、柊聖と玲苑をモデルに撮影をするシーンがあったのですが、被写体が良すぎてついつい撮るのに夢中になってしまい、気付いたら毛穴が見えるくらいに寄っていました(笑)」と撮影の裏話も披露。フレッシュなキャストたちとの共演については、「みなさん初共演でしたが、キラキラとしていてまぶしかったです」と言い、「僕には男兄弟はいませんが、杉野くんの不思議と構いたくなるピュアさに、弟がいたらこういう気持ちになるのかなと思わせてくれる存在でした」とふり返っている。『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』は3月21日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。 2019年3月21日より全国にて公開©「2019 L♡DK」製作委員会
2018年10月11日劇団EXILEの町田啓太が、映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年3月21日公開 ※"・"はハート)に出演することが11日、わかった。同作は、渡辺あゆによる累計発行部数1000万部越えの同名コミックを映画化。2014年に1度実写映画化され、再実写化となる。高校3年生の西森葵(上白石萌音)はあるきっかけから学校一のイケメン・久我山柊聖(杉野遥亮)と同居し、付き合うことに。しかし柊聖のいとこ・久我山玲苑(横浜流星)が突然アメリカから来て、3人で同居することになってしまう。町田が演じるのは、カメラマンとして仕事をしながら、親代わりとして弟・久我山柊聖を見守る 兄・久我山草樹(そうじゅ)。葵との恋、そして将来に悩む弟に厳しくも愛のあるアドバイスをしたり、ワイルドな見た目とは裏腹に、若手キャストたちを見守る優しい兄的存在となる。大河ドラマ『西郷どん』(NHK)や、10月スタートのドラマ『中学聖日記』(TBS)など、最近は爽やかで清楚なイメージの役が多かった町田だが、今回はダーティーでワイルド・大人の色気あふれるキャラに似せるため、髪の毛を金髪に染め、ひげを生やし、イメージを一新。大人の魅力をプラスした。○町田啓太コメント登場人物たちの真っ直ぐさと可愛らしさが微笑ましく、ドキドキするストーリーに自分が少しでもプラスできるように励みたいと思いました。僕が演じた柊聖の兄でカメラマンをしている草樹は、陽気だけど、どこか掴み所のないキャラクター。原作のイメージに近づきたく髪の毛を金髪にし、ひげを生やして現場に挑みました。カメラマンという設定もあり、柊聖と玲苑をモデルに撮影をするシーンがあったのですが、被写体が良すぎてついつい撮るのに夢中になってしまい、気付いたら毛穴が見えるくらいに寄っていました(笑)。みなさん初共演でしたが、キラキラとしていてまぶしかったです。上白石さんの柔らかな人柄、杉野くんのまっすぐな眼差し、流星くんのやる気にあふれる姿。それぞれ役柄にぴったりで見ているだけで元気をもらえました。僕には男兄弟はいませんが、杉野くんの不思議と構いたくなるピュアさに、弟がいたらこういう気持ちになるのかなと思わせてくれる存在でした。応援しながらドキドキ感を楽しんでいただける、心温まる作品になっていますので、皆さん是非公開を楽しみにしていて下さい。
2018年10月11日女優の土屋太鳳が3日、都内で行われた「LAVA」新CM発表会に出席した。全国に390店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」を展開するLAVA Internationalは、9月4日より土屋太鳳を起用した新CM『ラバちゃん登場』篇を全国で放映スタート。同社の新キャラクターである"ラバちゃん"とともに、土屋がホットヨガと軽やかで柔軟性のあるダンスを披露している。同社のイメージキャラクターに選ばれた土屋は「本当にすごくうれしいです。ヨガは心も身体も健康になるし、ヨガは朝ドラの時からやっていました。好きなヨガに関わることができて本当に幸せです」と笑顔を見せ、この日も登場した新キャラクターのラバちゃんと臨んだ新CMは「ヨガだけじゃなく、色んなフォーメーションのダンスをやりました。ラバちゃんに癒やされつつも、チーム意識みたいなものがあったと思います」と満足げ。同CMの収録では、同社のホットヨガを体験したそうで、この日はそのヨガを参考にした土屋のオリジナルヨガを披露することに。「サニー太鳳ポーズ」、そして「ハッピー太鳳ポーズ」と命名した2つのヨガポーズを披露して「ヨガは勉強中なので恥ずかしかったんですが、LAVAさんのヨガの良さが伝わったらいいなと思いながらやらせてもらいました。気持ちよかったです」と身体の柔らかいところをアピールした。また、「誰にも負けないものは?」という質問には「寝起きの良さです。これは誰にも負けないと思いますよ。どんなに睡眠時間が短くても、パッと起きてみんなに『おはよう!』と言える感じの寝起きの良さなんです!小さい頃から早起きの習慣があったので、合宿とかでも一番早く起きて『おはよう!』と言うタイプです」と明かしていた。
2018年09月04日10月3日スタートの日本テレビ系連続ドラマ『PRINCE OF LEGEND』でさまざまなキャラクターの王子を演じる片寄涼太、鈴木伸之、町田啓太ら14人が1日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第27回 東京ガールズコレクション 2018 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。EXILE TRIBE総出演のプロジェクト『HiGH&LOW』をプロデュースしたTeam HI-AXが、“伝説の王子”を目指す王子たちを描く『PRINCE OF LEGEND』。ドラマでは、14人の王子たちがなぜ“伝説の王子”を目指すことになったかを描く。TGCでは同ドラマのスペシャルステージが実現。はじめに兒玉太智と遠藤史也と清原翔が並んでランウェイを歩き、続いて町田啓太は1人で登場。そして、吉野北人と藤原樹と長谷川慎、関口メンディーと佐野玲於、鈴木伸之と川村壱馬、塩野瑛久と片寄涼太と飯島寛騎と、劇中のチームと同じ組み合わせでランウェイを歩き、先端で豪華14人の“王子”が並んだ。“セレブ王子”を演じる片寄涼太は「ドラマだけではなく、映画、ゲーム、イベントなどさまざまなエンターテインメントにつながっていく作品。まずはドラマで、14人の王子のキャラクターを深く理解していただけたら」とメッセージ。“ヤンキー王子”の鈴木伸之は「現場でもメンバー14人でご飯に行きました」とチームワークをアピールした。唯一1人でランウェイを歩いた“先生王子”の町田啓太は「自分だけチーム1人なので緊張しました。でもみなさん温かくて最高です」と笑顔。“金髪SP王子”の関口メンディーは金髪サラサラヘアで存在感を放っていたが、「普段からキャラが薄いのが悩み」とボケて笑いを誘い、MCの小藪千豊が「ウソつけ! キャラが大渋滞してるわ!」とツッコんだ。撮影:宮川朋久
2018年09月01日国内外で常に注目され続けている鬼才・SABU監督が手掛けた、劇団EXILEの全メンバーが総出演するエンターテインメント・ムービー『jam』が12月1日(土)に公開されることが決定。併せて特報も到着した。■SABU監督が、劇団EXILEとタッグ!『蟹工船』や『うさぎドロップ』などで知られ、台湾の大スター、チャン・チェンを起用し昨年公開された『MR.LONG/ミスター・ロン』が記憶に新しいSABU監督。そんな世界でも注目される存在のSABU監督の最新作は、劇団EXILEのメンバーが総出演する『jam』。「EXILE」HIROプロデュースで完全オリジナル新作映画プロジェクトだ。■ウェブメディア限定で特報映像公開キャストには、『渾身 KON-SHIN』や『たたら侍』の青柳翔、現在大河ドラマ「西郷どん」に出演中の町田啓太、「あなたのことはそれほど」や『リベンジgirl』の鈴木伸之、特撮ドラマ「ウルトラマンジード」の小澤雄太、特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」の小野塚勇人、『恋と嘘』や「探偵が早すぎる」の佐藤寛太、『ドクムシ』の秋山真太郎、『愛の病』の八木将康、SWAYこと野替愁平ら、劇団EXILEのメンバーが初めて大集結!この度、ウェブメディア限定で公開となった特報では、劇団EXILEのメンバーたちが所々に映し出され、暴力的ながらも疾走感溢れるSABU監督らしい映像に仕上がっている。■主要メンバーからコメントが到着!本作のカギを握る3人の主人公を演じる青柳さん、町田さん、鈴木さんからコメントが到着した。青柳翔最近、劇団EXILEが全員で集まる機会が減っている中、久しぶりにみんなと一緒に仕事が出来た作品。自分自身、俳優として歌手としても成長できたかなと思える作品になっていると思います。それぞれの想いがぐちゃぐちゃのジャムのように交錯しセッションする『jam』。12月1日の公開を是非、楽しみにしてください。町田啓太SABU監督のもと劇団EXILE初の全員出演の映画『jam』が完成しました。僕は願いを叶えるためひたすら良い事をしたがる青年、タケルを演じさせていただきました。劇団EXILEメンバー全員が揃い、ひとつの作品に挑戦させていただけて本当に嬉しかったですし、メンバーならではの一体感とそれぞれの個性が詰まった映画にもなっています。登場人物たちの思惑が交差し、絡み合う映画「jam」を公開まで是非楽しみにしていてください。鈴木伸之本日改めて発表になりました!映画『jam』監督はSABU監督、劇団EXILE総出演!タイトルにある『jam』とは色々な人間模様などが交差するという意味も含まれた作品になっています!1人1人のメンバーの個性も出ている作品になっていますので公開まで楽しみにしていただけたらと思います!今回特殊な役柄にチャレンジさせてもらいました!!僕の役がどのように作品に交差するのか、そこも楽しんでもらえたらと思っています!!『jam』は12月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月29日劇団EXILEのメンバーが総出演する映画『jam』(12月1日公開)の特報が29日、公開された。同作は、国内外で常に注目され続けている⻤才・SABU監督の最新作。劇団EXILEの⻘柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、八木将康、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、野替愁平が総出演することで話題を呼んでいる。今回公開日が12月1日に決定したことが発表された。特報では、3つのストーリーが絡み合う作品であることが明らかに。赤いジャケットでステージに立つ青柳、必死な形相で車を運転する町田、傷だらけの鈴木など、意味深な場面が繰り広げられ、全員の劇中での姿が映し出される。○⻘柳翔 コメント最近、劇団EXILEが全員で集まる機会が減っている中、久しぶりにみんなと一緒に仕事が出来た作品。自分自身、俳優として歌手としても成⻑できたかなと思える作品になっていると思います。それぞれの想いがぐちゃぐちゃのジャムのように交錯しセッションする「jam」。12月1日の公開を是非、楽しみにしてください。○町田啓太 コメントSABU監督のもと劇団EXILE初の全員出演の映画「jam」が完成しました。僕は願いを叶えるためひたすら良い事をしたがる⻘年、タケルを演じさせていただきました。劇団EXILEメンバー全員が揃い、ひとつの作品に挑戦させていただけて本当に嬉しかったですし、メンバーならではの一体感とそれぞれの個性が詰まった映画にもなっています。登場人物たちの思惑が交差し、絡み合う映画「jam」を公開まで是非楽しみにしていてください。○鈴木伸之コメント本日改めて発表になりました! 映画「jam」監督はSABU監督、劇団EXILE総出演! タイトルにある「jam」とは色々な人間模様などが交差するという意味も含まれた作品になっています! 一人一人のメンバ ーの個性も出ている作品になっていますので公開まで楽しみにしていただけたらと思います! 今回特殊な役柄にチャレンジさせてもらいました!! 僕の役がどのように作品に交差するのか、そこも楽しんでもらえたらと思っています!!(C)2018「jam」製作委員会
2018年08月29日こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。今回は、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」の第4弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回は「みせる」です。2018年1月からこれまでに7回、カワイイモンスターカフェで開催された“生き様ナイト”と題したバーレスクショー。そこで小人バーレスクとしてパフォーマンスをするちびもえこさん。前例のない小人バーレスクとして、人前で“見せる”そして“魅せる”ことをなぜやろうと思ったのか。これまでの経験や考えを本人にうかがいながら、彼女の魅力について紹介したいと思います。スタイリストを目指して上京ちびもえこ:中学の頃からスタイリストになりたいと思っていて、高校はファッションコースのある学校を選びました。おしゃれに興味を持ち始めた頃、自分の丈に合った服がなかったり着たい服が着られないという現実を痛感し、この悔しさをどうやって昇華しようか考えたときに、世の中にある素敵な服や自分が着たいと思う服を自分以外の人に着せようと思ったのがきっかけです。そして18歳でバンタンデザイン研究所のスタイリスト科に入学しました。徳永:専門学校に進むことを選んだのはやはり、ファッションが好きだったからですか?ちびもえこ:好きでもあったけど中学のときに痛感した現実に対して見返したいという気持ちが強いかもしれません。ファッションも好きですが反発精神の方が強かったので職業にしたいと思いました。本当に好きなものに関しては受け身でいたいタイプですね。徳永:そうでしたか。スタイリストは裏方のお仕事ですよね。今みたいに人前へ出るようになったのはいつ頃からですか?ちびもえこ:2016年の夏ごろには本格的にスタイリストを目指していたけど、もしなることができなかったらどうしようと考えていました。 そのころ、今まで知ろうとしなかった、私と同じ境遇の方はどういうお仕事に就いているのだろうと想像を巡らすようになったんです。ネットで検索するとモデルやイラストレーターとして活躍されている後藤仁美さんのお名前が上がってきて、彼女が色々情報を発信していらしたので、そこで初めて同じ境遇の方について知りました。そこからNHKのバリコレ(バリアフリーコレクション)という身体障がい者をモデルとしたファッションショーがあることを知り、とりあえずやってみようと思い応募しました。それにモデルとして受かって表に出たのが一番最初です。その経験から小人をモデルとしたファッションショーをやっている海外のデザイナーさんからオファーがきたりしましたが、特に専門学校在学中はそれ以上表に立つことはなかったですね。徳永:なるほど、小人モデルという要素だけではなく、自分の身体と向き合ってできたパフォーマンスとが合わさって魅せれるようになったから今のもえこさんがあるということですね。レスリー・キーさんの撮影がなかったら今のもえこさんはなかったということですか?ちびもえこ:そうですね。バーレスクは考えたことなかったですね。今を思えば自分の身体と向き合ったきっかけでもあります。これまで向き合ってこなかったので。バーレスクのイベントは私が出演する前からカワイイモンスターカフェであって、「そこに出ないか」とお誘いを受けて2018年1月から出演しています。オファーを受けたときはさすがに全部脱がないだろうと思っていましたが、結果脱ぎましたね(笑)「小人バーレスク」という新たな表現徳永:8月10日に行われた「生き様ナイト」で、7回目のバーレスクショーになりましたね。僕は最初に見させてもらったときにとても衝撃を受けました。小人バーレスクを見たことがなかったのもありますが、もえこさんの脱ぎっぷり、バーレスクらしい妖艶な雰囲気を醸し出していたことがとても新鮮に見えました。ご自身としてはいかがですか?ちびもえこ:初めの頃はとにかく勉強でした。バーレスクの存在は知っていたけれど、これまで見たことがなく右も左もわからなかったし共演させていただくKUMI(くみ)さんとIG(あいじ)さんはプロのポールダンサーの方なので緊張もしました。KUMIさんから振り付けを一から教えていただいたり、衣装なども全てコスチュームデザイナーの方にお借りしたり、メイクも教えてもらったり、本当に周りの方のお力をお借りして立たせていただきました。また小人バーレスクを見にきてくださるお客さまの反応もわからなかったので、本番は教わったことを全力でやりきるのに徹していたんです。そうやって初回から3回目まではいわゆるバーレスクの王道の衣装だったり演出をやらせてもらいましたが、お客さまの反応も少しずつわかってきたところで私なりの表現ってなんだろうと考えるようになりました。その頃、もともと単独イベントではなかったこのイベントが単独イベントとして開催させていただけるようになり「生き様ナイト」として始まったのです。私の生き様とは、と考えるようにもなりましたし、そのタイミングで共演者のIGさんが「海外のテレビでバーレスクは少しの笑いが必要と言っていた」とおっしゃっていたんです。さらにその言葉を踏まえた上で、その頃バーレスク界の大先輩の方が定期的に開催しているイベントに呼んでもらって初めて自分の身内がいない空間でパフォーマンスする機会をいただき、リアルなお客さんの反応も感じました。そしてその時初めて生でプロのバーレスクダンサーさんのパフォーマンスを見させていただいたんです。本当に感動しました。何よりもお客さんが楽しそうでみんなが笑顔の空間でした。そんな様々な出来事が重なり価値観が変わり、自分のパフォーマンスでも取り入れようと思って、自分の身体を見て皆さんに笑ってもらえるような演出をしたこともありました。徳永:表舞台に立つことで誰かに影響を与えることが増えてきたと思います。今だからこそ聞きたいのですが、世間や同じ境遇の方に伝えたいことはありますか?ちびもえこ:小人に対する固定観念を覆したいですね。この身体で生まれたことをかわいそうと思われがちだと普段から感じています。私がバーレスクとして脱ぐことでこの身体を見て欲しいというよりは、この身体でしかできない表現があると思っていて。“かわいそう”ではなく“羨ましい”と感じてくれたらおもしろい世の中になりそうですよね。なので同じ境遇の方だけじゃなくて世間一般に向けて発信したいと思っています。徳永:今回私の意見だけでなく、パフォーマンスを見ていた観客や関係者の方にもえこさんについてコメントをいただきましたのでご紹介いたします。もえこさんの固定観念を覆したい気持ちが伝わっているようです。・もえちゃんの素晴らしいところは小人で生まれてきたことですね。それと彼女はすごくポジティブでいつもパワーをもらっています。・ショーに登場しただけで他にはないものをもうお持ちです。私はいわゆる一般の体型をしているから身体一つで魅せれるかと言われればできないので、もえちゃんの存在はずるいなと、もちろんいい意味で武器だなと思いますね。・回数を重ねていくことに色気が出てきて素敵です。友達を連れてきたことがあるのですが、もえちゃんの方がよっぽどバーレスクだと言っていました。もえちゃんの良さは初めてバーレスクを見る方でも楽しめると思います。・もえちゃんは「なんでこの身体なんだろう」じゃなくて「むしろこの身体を選んで生まれてきたのよ!」って気持ちで踊ってます。見た目は最初だけであとは中身なので今後ともよろしくね!Keita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年08月29日かわかみじゅんこ原作の秋ドラマ「中学聖日記」に出演する新たなキャストがこのほど発表。町田啓太(「劇団EXILE」)が、有村架純扮する主人公の婚約者役を演じるほか、吉田羊、友近、夏木マリら、バラエティ豊かなキャストが揃っている。「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて連載中の同名漫画をドラマ化した本作。物語の舞台は片田舎の中学校。自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶に心惹かれていく女教師・末永聖の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリー。有村さん演じる主人公・聖の婚約者・川合勝太郎を演じるのは、「HiGH&LOW」シリーズや「人は見た目が100パーセント」、現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」にも出演する町田啓太。聖とは大学時代からの恋人で、明るくてポジティブ、誰からも好かれるバリバリのエリート商社マン。不思議な魅力を持つ中学生・晶と対比して描かれる大人の男を演じる。「純粋過ぎるほどのラブストーリーに参加できて本当に光栄」と本作への参加を喜んだ町田さん。「中学・高校生の頃、ラブストーリーのドラマをたくさん観て育ったこともあって、憧れを抱いていた作風に挑戦できることにワクワクしています」と現在の心境を明かし、「原作の雰囲気を大切にしながら、人を好きになることの素敵さを観てくださる皆様と一緒に感じていけるように真心を持って励んでいきます」「有村架純さんをはじめ、共演が初めての方々ばかりですが、たくさんコミュニケーションをとらせていただきながら作品づくりに集中して取り組んでいきたいと思います」と意気込みを語っている。ほかにも、帰国子女でバリキャリの毒舌系女子、バイセクシャルで仕事も恋も肉食系、勝太郎の会社の先輩で後に勝太郎に惹かれていく原口律役を吉田羊。晶の母・愛子役を夏川結衣。聖が勤める子星中学校の教頭・塩谷三千代(通称:塩バァ)役を夏木マリ。ドラマオリジナルのキャラクターで聖のよき相談相手でもある教師・丹羽千鶴役を友近。そして、愛子が営むアジア雑貨輸入販売会社の部下・上布茂役をマキタスポーツが演じる。火曜ドラマ「中学聖日記」は10月、毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月09日代々木上原のフレンチレストラン「グリ(Gris)」のオーナーシェフを務めた鳥羽周作が、2018年7月20日(金)、「グリ」の跡地に新レストラン「シオ(sio)」をオープンする。「グリ(Gris)」は、素材の本質を見極めた料理と、食べ手の想像を超える斬新なコース構成、そしてそれを彩るモダンな器など、ほかにはない“五感で楽しめる料理”で名を馳せるモダンフレンチレストラン。その人気は、食べログなどでも4.0以上の高評価を得るだけでなく、有名人や料理人もこぞって通うほど。そして、同店シェフを務めたのが鳥羽周作。 サッカー選手、小学校教員を経て、32歳で料理の世界に飛び込んだ異色の経歴を持つ彼は、神楽坂の「ディリット(DIRITTO)」「アーリア ディ タクボ(Aria di Tacubo)」などの有名店で経験を積み「グリ」のシェフに就任した。そして2018年7月、オーナーシェフとして自身のすべてを出し尽くしたレストラン「シオ(sio)」を心機一転オープンすることとなった。店内では、これまで鳥羽が培ってきたベースを活かしつつ、生産者の想いを大切に受け継いだコラボレーションを積極的に実践していくという。さらに、自身の料理に最も合う飲み物を再考し、フレンチとしては前代未聞のティーペアリングもスタートする。また、店舗空間はトップクリエイターとのコラボレーションによって完成している。ロゴはくまモンを手がけた「good design company」の水野学、テーブルウェアはPRODUCT DESIGN CENTERの鈴木啓太、そして店内の選曲は、サウンド・ブランディングの第一人者でもある沖野修也が担当している。なお、「シオ」は完全予約制。すでに満席の日がではじめているので気になる人は早めにチェックした方がよさそうだ。【詳細】レストラン「シオ(sio)」オープン日:2018年7月20日(金)住所:東京都渋谷区上原1-35-3予約ページ:営業時間:18:00~24:00 ※ランチ12:00~15:00 土日祝のみ価格:ディナーコース 10,000円~ / ランチコース 5,800円 / 21:00以降はアラカルト定休日:水曜定休 ※不定休
2018年07月20日モンクレール(MONCLER)の新プロジェクト「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」より、第2弾としてノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)のデザイナー二宮啓によるコレクション「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」が、7月25日から販売を開始する。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」二宮は、自身の持ち味である精巧なデザインと実験的なアプローチによってこのコレクションを創り上げた。ダウンの持つ技術的な側面と芸術的な側面の限界を打ち破り、ウェアラブルに仕立て上げるという新たな概念を打ち出している。ナイロンとレザーを巧妙に使い分けた小さなモジュールの掛け合わせや、緻密なクラフトマンシップと巧みなファブリックの操作による組み立てなど、挑戦的で機能性の高い完璧な形状を作り上げている。フェミニンなシェイプのラウンドスカートやパンクのイデオロギーを持ちつつもロマンティックなシルエットのロングコートやクロップドジャケット、ストール、ボリュームのあるブーツなどが登場する。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」それぞれのアイテムは装飾的且つ幾何学的なデザインが特徴で、インターシャやキルティング、ステッチング、アップリケ、ラッフルの技法により施されている。オーソドックスな手法を取り入れながらも、フレッシュで新しい印象が特徴。幾何学的なカットアウトと挑戦的なレザー使いのフラワーはコレクションにステートメントを与える他、緻密なクラフトマンシップを応用し、ダウン入りのナイロンチューブを編みあげたボリューミーなニットは二宮のテクニックを物語る。彼が「モンクレール ジーニアス」の為に作り上げたコレクションは、妥協のない光沢感とフューチャリスティックなブラックにフィーチャーしたカラーパレットにより、ダークロマンティシズムな世界観を表現。「『モンクレール ジーニアス』は革命に対する挑戦であり、あらゆる点で一歩先を行くプロジェクトです。ダウンという素材を使い、新しいテクニックに挑戦する機会を得ました。物事はその生み出し方次第で進化が決まると思います」と二宮は語る。「6 Moncler Noir Kei Ninomiya」本コレクションは一部のモンクレールブティック、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DSMG)を含む主要セレクトショップにて発売。
2018年07月18日こんにちは、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。ここでは私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口から“多様性”について考えていこうと思っています。そして、私の価値観と取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”、対談方式の連載「kakeru」第3弾です。様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を取材し、Be inspired!で「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。今回のテーマは「りかい」です。インタビューをしたのは、発達に障害がある方や自閉症の方を支援している笹本智哉(ささもと ともや)氏。彼は個人活動でSOCIAL WORKEEERZ (ソーシャルワーカーズ)というダンスチームを運営し、福祉施設を訪問してパフォーマンスしたり、自閉症啓発イベントなどに参加したりしています。徳永啓太(左)笹本智哉さん(右)▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回私は6月9日に東海道新幹線内で起きた殺傷事件で「犯人は発達障害」と報道されて物議を醸した件について、彼に発達障害の当事者をサポートする者としての見解をうかがいたくインタビューをお願いしました。この機会に発達障害とはどのようなものなのか、正しい知識を理解し我々がどのように付き合っていけばいいのか、そして当事者が社会とつながるにはどうすればいいかを笹本氏の専門知識を交えながら、多くの方に「りかい」してもらいたいと思います。当事者と一緒に行動し、その場でサポートする仕事笹本:今回は、発達障害や自閉症の方について読者の方に理解してもらいたいと思い取材をお受けいたしました。東海道新幹線での殺傷事件の報道からは発達障害に対するメディアの偏見がみられたので、正しい知識を持ってほしいという思いがあります。事件を起こした容疑者を擁護するものでは決してありません。また今回被害に遭われた方、そしてそのご家族の方には大変心が痛い事件となってしまったことに対し、お悔やみ申し上げます。このような事件が再び起こらないことを心より願っております。徳永:このようなトピックでのインタビューとなりましたが、お受けくださり誠にありがとうございます。それでは笹本さんのされているお仕事の内容からうかがってもよろしいでしょうか。笹本:私は児童発達支援管理責任者という資格を持っていて、未就学(小学校の就学年齢に満たない児童)の発達障害児へ向けた「療育(りょういく)」の仕事をしてます。療育というのは、発達障害のある児童が日常生活で身に付けづらいコミュニケーションや運動機能、身辺自立*1に必要なスキルや学習を身につけるための支援(セラピー)です。例えば、絵の描き方・文字の書き方、「助けて」や「トイレに行きたい」などのサインの発し方、自分が何がしたいかという要求をうまく伝えるためのスキルを身に付けるのをサポートします。児童が集団で行動できるようなスキルを身につけ、友達と遊んだりする際のコミュニケーションがとれるよう、当事者と一緒に行動しその場でサポートしたり教えたりするのも支援の一つです。また児童発達支援管理責任者は、専門医から発達障害や自閉症と診断された児童やご家族、相談支援専門員、行政と一緒に考え、それぞれにあった支援の計画をたてる。それを親御さんと共有し、ご家庭でも実施してもらうよう促すことや、行政とのやりとりに必要な書類作成や発達障害の当事者が通う施設の運営・管理などをしています。(*1)洗面、着替え、歯磨き、食事、排泄などの身の回りの基本的な動作徳永:では発達障害や自閉症の方は、具体的に困ったときにどのような行動をとってしまうのでしょうか?笹本:わかりやすい例で言うとイレギュラーなことに対応できないということでしょうか。 例えば電車に興味がある子が運行時間を何時何分まで記憶していて、それが天候などの影響で時間が変わっただけでどうすればいいかわからずパニックになってしまうケース。 周囲の人の声や音をすべて拾ってしまい環境に適応できずパニックになってしまうケース。思ったことや見えたものを何でも口に出してしまうケースもあります。またそれとは反対に自分の要求をうまく言葉にできずストレスを抱え込んでしまう方もおられます。「発達障害、自閉症=犯罪を犯す」は根本的に誤った認識徳永:彼らの行動にはそれぞれ理由があるわけですね。知っていればなぜそのような行動をとっているのか理解できますが、知らないまま当事者を見かけると「変わった人」や「異常な人」ととらえてしまう。これが認識の差だと感じます。そこで今回取り上げたいのは「東海道新幹線で起きた殺傷事件にみるメディアのあり方」です。一部メディアが「犯人は発達障害」と報道し物議を醸しました。 メディア側も軽率な行動だったと謝罪をしていますが、こういった報道が流れるということは根本的に誤った認識をしている方がいるからだと思いました。当事者と接する仕事をしていて今回の報道をどうとらえていますか? 笹本:非常に安直だと思いますし、憤りを覚えます。少なくとも私が見てきたなかで発達に障害があるからといって殺人を犯すというのはありえません。以前は児童に限らず成人の方もサポートしていましたが、考えにくいです。そもそも前提として計画的に殺人を犯すという発想は私たちもしませんよね、それに発達に障害がある方は自ら計画的に何かをする行為が苦手な傾向にあるからです。もちろん私が知らないだけでなかには犯罪に興味を持ってしまう方もいるかもしれません。そのような偏った思想を持つ人は一般と同じで少数だと考えます。なので発達に障害があるからといって犯罪を犯すというイメージに直結するのはとても偏ったとらえ方で残念に思います。社会の「人間」に対する許容範囲が狭いことが生きづらさを生み出している笹本:「同じでなければいけない」という風潮は一般社会だけでなく、ヘルパーや就労支援など発達に障害がある方を支援をする現場でも感じることがあり、とても疑問に思っています。 例えば食事中は絶対に背筋をピンと伸ばさないといけないとか、日常生活の場でシャツは絶対ズボンの中にいれなきゃいけないとか。音楽イベントに来てるのに歌ったり踊ったりしたらヘルパーに注意されるとか。作業所で休み時間でも同僚に手を振ったら怒られるとか。当事者がちょっとでも要求を人に伝えたら怒るとか相手しないとか。そういった場面を目にしたことがあります。一般の方でも細かいことをすべてやれてるわけではないですし。それを当事者へ必要以上に求めている姿を見かけるととても残念な気持ちになります。私は当事者の主体性を引き出して生活をよりよくすることが支援だと思っているのですが、当事者を厳しく指導しているのは取り巻く関係者が恥をかきたくないからだと個人的に思っています。それは本当の意味で当事者支援にはならないのではないでしょうか。今回は大変難しい問題について答えてくれた笹本氏に感謝いたします。事件が起こった後に発達に障害がある方について取り上げるというのは不本意ではありますが、今回を機に発達に障害がある方や自閉症の方の正しい知識を持ってほしいという思いでおります。そんなインタビューのなかでも“社会が求める人間の能力の高さや人間像の理想が高い”という話題、そして“スタンプの版のように同じでなければ”というワードが印象的でした。私も「健常者」や「障害者」という言葉があるように、平均的なことができない人を分けたり、少し変わった考え方を持っている人に対して偏見を持つ傾向がある気がしていたからです。これでもっと社会が寛容になって、お互い認め合う余白ができればという課題が見つかり、連載のタイトルにも入っているワード「多様性」の根本を考える機会になったと思います。また最後に笹本氏がおっしゃっていた、もっと気軽に相談してほしいという点。日本は精神的に弱い方を受け入れようとしない風潮があり、そして当事者もカウンセリングを受けることに抵抗があると感じます。社会が多様性を認めようと動いているのであれば、こういったところも変えていく必要があるのではないでしょうか。最後に東海道新幹線での殺傷事件からメディアのあり方に疑問を持ったのでこの企画を提案いたしました。メディアや偏見についての異議申し立てであり、事件の容疑者を擁護するものでは決してありませんし、彼は完全に誤った行動をとったと思っております。私からも今回被害にあわれた方、そしてご家族の方にお悔やみ申し上げます。このような事件が起こらないことを心より願っております。Tomoya Sasamoto(笹本 智哉)Photo via SOCIAL WORKEEERZKeita Tokunaga(徳永 啓太)Blog|Instagram脳性麻痺により電動アシスト車椅子を使用。主に日本のファッションブランドについて執筆。2017年にダイバーシティという言葉をきっかけに日本の多様性について実態はどのようになっているのか、多様な価値観とは何なのか自分の経験をふまえ執筆活動を開始。
2018年07月11日初めまして、車椅子ジャーナリストの徳永 啓太(とくなが けいた)です。私が車椅子を使用しているマイノリティの一人として、自分の体験談や価値観を踏まえた切り口と、取材対象者さまの価値観を“掛け合わせる”対談方式の連載「kakeru」の第2弾です。ここでは様々な身体や環境から独自の価値観を持ち人生を歩んできた方を毎月取材し、「日本の多様性」を受け入れるため何が必要で、何を認めないといけないかを探ります。徳永 啓太▶徳永啓太のインタビュー記事はこちら今回のテーマは「ちがい」です。インタビューをしたのはプロダクトブランド「MUKU」を運営する松田文登(ふみと)さん、崇弥(たかや)さんの双子の兄弟。知的障がいのあるアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込むことをコンセプトに、傘やネクタイと身近なものを老舗の職人とのコラボレーションにより展開し、社会と繋がることモットーにしている。今あるものとはちがう視点から、ちがう価値観を届けたいという彼ら。プロダクトや福祉、アートと様々な方面で活動する中で見えてきたこととは何か、そしてその「ちがい」にブランドとしてどうアプローチしているのかを探っていきます。左から文登さん、崇弥さんアートを超えるプロダクトを目指して徳永:まずはMUKUを始めるきっかけなどをお伺いしてもよろしいでしょうか?松田崇弥(以下、崇弥):知的障がいのある方のアート作品に興味を持ったきっかけは双子の上に自閉症の兄がいまして、 幼少期は週末など母親に連れられて福祉施設に通っている方たちとキャンプに行ったりした経験から、 小学校の卒業論文に「養護学校の先生になりたい」と書くぐらい福祉関係の仕事に興味がありました 。今は広告の仕事をしていますが、ある日母親から岩手県にある「るんびにい美術館*1」を紹介され 、主に知的障がいのある方のアートを展示している美術館があることを知りました。そこに展示してある作品のクオリティーの高さに驚き、これはちゃんとプロダクトに落とし込めば世の中に提供できると思いました。 このときの衝撃を双子で話し合い、MUKUをスタートすることに決めたのです。(*1)知的な障がい、精神的な障がいなどのあるアーティストの作品を多く展示する岩手県・花巻市にある美術館。館内のアトリエではアーティストたちが作品の制作を行っている徳永:MUKUの活動でお互いの役割分担はありますか?松田文登(以下、文登):僕が営業や施設の方とのお話をさせてもらっていて、 崇弥が企画や広告などを担当しています。 先ほど崇弥から知的障がいのある方のアート作品の活動についての話がありましたが、僕は日本の縫製工場が失われつつある現状を知り、職人仕事を盛り上げていきたいという気持ちがあるため、「知的障がいのある方のアート」と「職人仕事を盛り上げる」という二つを掲げてやっていきたいと思っています。徳永:MUKUとしてのブランドのこだわりを教えてください。文登:僕らは「アートを超えるプロダクトを作りたい」といつも話していて、 まずはじめに値段が高くなっても構わないので、最高品質のものを作ること、そして日本製品にすることを決めました。価格が上がるという面もありますが、「知的障がいのある方の中からアートを通じてヒーローを生み出す」ことをやりたいと思っていて、そのためには品質は徹底的にこだわりたいと思っています。現在お願いしている職人さんは山形に自社工房を構える創業明治38年の「銀座田屋」というネクタイを専門にしているところです。細い絹糸を使用していて、高密度かつ多色の織りが出来ることで、アート作品の細やかな表現が再現できプリントよりも上品な仕上がりが実現しています。また傘は日本橋にある洋傘一筋87年の小宮商店というところにお願いしています。蓋を開けてみるとどちらも自社以外の製品を作るのはMUKUとが初めてということで、職人さんは「技術をより多くの人に知ってもらう機会になった」と喜んでくださいました。Artwork by SASAKI SANAEアート作品では白色になっているものを、ネクタイでは銀色で表現することで高級感が出る仕上がりになっている徳永:絵のセレクトやアーティストとの契約はどのように行なっていますか?崇弥:MUKUには双子を合わせてメンバーが5人いるんですが、みんなで話し合って決めています。 我々のところに美術館や親御さんから直接情報をいただき、そこから素敵な作品を我々で選びご連絡させていただいて、契約を結ばせてもらっています。 また僕らは売上分ではなく、工場へ発注した段階でデザイン使用料として商品価格の一部をアーティストさんに渡す仕組みにしています。なので今後も製造した分に比例してアーティストさんへ貢献できます。徳永:なるほど!アーティストにしっかり使用料が渡る仕組みになっているわけですね。他にも知的障がいのある方のアートでプロダクト作りをしている企業はありますが、品質へのこだわりと若者に受け入れられやすいようなプロモーションをしていて、これまでにないものだと感じました。徳永:個人的にこういった施設に通っている方のアート作品を世の中に広める活動について思うことがあって、アーティストと紹介する前に“知的障がい”という言葉を説明に使うことが、ありかなしかという問題です。どんな人であれ、いいものはいいと判断したいのですが、僕は“知的障がい”という言葉をみると良くも悪くも偏った見方をしてしまうなと正直思っていまして、その言葉だけで物事に対する価値観が変わってしまうこともあるかなと思っています。崇弥:この活動を始めて約1年半になりますが、最初は“知的障がい”という言葉を使わなくていいんじゃないかと話をしていました。一方でその言葉を使わなくなると、ブランドとしてのアイデンティティがなくなっていることに気がつきました。 色々話し合い悩んだ末、最終的には“知的障がい”という言葉を使うことにしました。 文登:ある日るんびにい美術館のアートディレクターをされている板垣さんと話をする機会があり、 “知的障がい”という言葉をつけるかつけないかついて悩んでいたことを打ち明けました、板垣さんからは「出すも出さないも、最終的に出た答えでいいのでは」というご意見をいただきました。しかし正直なところ、まだすっきりとした答えが出ていないと思っています。理想は、MUKUの情報を知らずにアーティストの作品を見てかっこいいと思ってくださった方が、後から知的障がいのある方の作品だと知るというサイクルに持っていけたらいいなと思っています。 崇弥:この件に関しては、常に僕たちも考えていてそのサイクルができたら一番嬉しいのですが、今の段階だとその導線を作るのは難しいとも感じています。 例えばトークショーに呼ばれる機会も増えてきたのですが、知的障がいのある方と一緒に活動していることの話について聞かれることが多く、作品にあまり触れられてないなと感じる時があります。僕らは世の中によく思われたいからやっているわけではなくて、彼らのアートの価値が正しくつけられるように持っていきたくて活動していると思っているので、世間が期待していることと僕らの考え方に差があり、それに違和感を覚えています。 徳永:最近知的障がいのある方のアート作品が注目される機会が多くあると思いますが、「知的障がいのある方=アーティスト」というわけではないと思います。もちろん中にはとても優れた才能を持っている方もおられますが、そういった方ばかりではないですよね。そうした方の作品をすくい取るというか、プロダクトに落とし込む受け皿のような活動をデザインを通じてできたらいいなと前々から思っていて、MUKUさんは今後そういった活動の役割として重要な位置になると思いました。崇弥:そうですね。僕たちが使用許可も含めて交渉できるアーティストの作品は現在1000作ほどですが、 毎年MUKUとして世の中に発表できているのは10数作という現状があり、とてももったいなさを感じています。今後はいろんな企業や行政、クリエイターと彼らの作品をプロダクトに落とし込めないか企画、提案をしていきたいなと思っています。インタビューの中でも少し触れていますが、そもそもアーティストであることに“障がい”のあるなしは関係ないはずなのに、“知的障がいのある方のアート作品”と言葉で括って取材することは野暮だと思っていました。それは「いいものはいい」と判断したいのに、知的障がいという言葉を使った説明が私の判断を鈍らせているためでもあります。また福祉関連に関わることは、色々な方が色々な解釈をされる分野でもあり、とてもセンシティブな問題がつきまとうと思っていて、どのような話題にするか正直迷いました。しかしお話しすることが決まったとき、私が疑問に思っている事柄についてどのように考えているのか、あえて深く掘り下げてみようと考え質問を投げかけました。それに対してMUKUのお二人は知的障がいという言葉の扱い方から、福祉事業でしっかりビジネスを試みていることまで難しい問題に快く答えてくれました。特に「売って儲けることでアーティストへ貢献したい」と筋の通ったお答えにはとても感心いたしました。何事にも継続が必要で、そのためには資金が必要です。なのでビジネスをすることは、とてもまっとうな考えだと思います。MUKUさんのように、アートとプロダクトを通じて価値観を整理するような活動を今後とも期待したいです。MUKUWebsite|Facebook|Twitter|Instagram“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をテーマに、強烈なアイデンティティをもつアーティストが描くアート作品をプロダクトに落とし込み、社会に提案するブランド。クリエイティビティを徹底的にブランディングすることで、社会に新しい価値の提案を目指す。2016年六本木アートナイト、国立新美術館の展示会、伊藤忠青山アートスクエアの企画展、代官山蔦屋書店のフェアへの参加、100個のプロジェクトがうごめく実験区100BANCHへの参画など、福祉の枠を越えた精力的な活動を行う。▶︎これまでの徳永啓太の「kakeru」・#001 乳がんを患ってから起業。病気にかかると行動に制限をかける人が多いなか、“新しい肩書き”を手にした女性▶︎オススメ記事・障害者という“レッテル”はやめよう。アートキュレーターが語る「言葉に左右されない審美眼」の重要性・使わなくなった毛皮製品を仕立て直す男が、いくら“社会にいいこと”でも「押し付けでは意味がない」と考える理由Portrait photos by Anne Yano (Website|Instagram)Other images via MUKUText by Keita TokunagaーBe inspired!
2018年05月08日