フックアップは、Arturia社のハンマーアクション88鍵MIDIキーボードコントローラーとソフトウェアシンセをセットにしたハイブリッドシンセの新モデル「KEYLAB 88」を発売した。価格は税別12万円。同製品は、イタリアのFatar社の88鍵ハンマーアクションキーベッド(TP/100LR)を搭載した88鍵MIDIキーボードコントローラー。広いトップパネルは、iPadなどのタブレットやラップトップコンピューターを置くにも最適なデザインとなっている。また、他のKEYLABシリーズと同様に、Arturia社が誇るビンテージアナログシンセ群、MODULAR V、MINI V、ARP2600 V、CS-80 V、JUPITER-8 V、PROPHET V、OBERHEIM SEM V、WURLITZER Vの膨大なコレクションから、即戦力となる5,000音色をプリセットしたビンテージソフトシンセ「ANALOG LAB」を同梱。さらに、初回数量限定でUVI社のサンプリング音源「ACOUSTIC GRAND PIANO」、およびPianoTeq社のフィジカルモデリング音源「PIANOTEQ 5 STAGE」といった、ふたつのピアノ音源も付属する。
2014年12月04日電通ブルーは11月13日、専用のスマートフォンアプリによって鍵を開閉する南京錠型デバイス「246 Padlock」を発表した。発売は12月初旬で、価格は税別10,246円。246 PadlockはBluetooth機能を内蔵した、"鍵穴のない"南京錠。ペアリングしたスマートフォンが鍵の役割をはたし、専用の「246 アプリ」(無料)を使用してロックしたり、ロックを解除する。サイズと重量は、W60×D25×H120mm/約98g(電池除く)。電源はCR2電池1個で、約180日連続稼動する。246 アプリの公開は、iPhone版が12月初旬、Android版が12月中旬の予定。公式サイトでは246 Padlockを先行利用できる「246 アンバサダー」を募集している。
2014年11月13日ニュマークジャパンコーポレーションは、AKAI Professionalの伝統あるMPCパフォーマンスパッドと、ベロシティ対応25鍵ミニ鍵盤を搭載した小型USBキーボード・コントローラー「MPK mini MK2」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税込9,980円。同製品では、よりコンパクトになったボディーデザインを採用するとともに、4つのダイナミックピッチとモジュレーションコントロール、ふたつのバンクを持つベロシティ対応の8つのバックライト付MPCスタイルパッド(ノートリピート、フル・レベル機能対応)を搭載した。さらに、8つのアサイン可能なQ-Linkノブや調節可能なアルペジエータ、オクターブボタン、アサイン可能なサステインペダル端子なども装備する。また、AKAI Professional MPC Essentials、SONiVOX Wobble、AIR Music Tech Hybrid 3(ダウンロード提供)といった専用のエディタソフトも付属する。なお、同製品はUSBバスパワー動作に対応するということだ。
2014年10月07日ご存知の通り、お金は大切なもの。心理学では、お金と愛情を置き換えて考えることもあるらしく、彼の財布の扱い方で、女性や愛情への考え方を見ることもできるようです。そこで今回は、女性に「彼の財布の扱い方と彼の性格」についてアンケートを行なった所、わかってきたことがあるので、4つ、ご紹介したいと思います。■1.財布をキレイに使う人、お金の勘定が細かい人「彼はお金にはすごく細かい人。財布もすごくキレイに使っていて、汚いお札とか小銭が入るのも嫌がります。きっちり家計簿をつけていて把握しておかないと気が済まない人です。お金だけならイイんですけど、私のことも、自分が知らないことがあると嫌みたいで、ちょっと鬱陶しいくらいです。」(25歳/受付)財布をきれいに使う人は、彼女のことも大切にするタイプのよう。一方、ちょっとした汚れを嫌がるなど、過度にキレイに使おうとする人は、恋愛の主導権を握りたがるタイプの方が多いようです。また、きっちりと割り勘をするなど、お金勘定が細かい人は、お金をコントロールしたがるように、彼女のこともコントロールしたいタイプのようなので、注意が必要です。例えば、彼が持つ「女性らしさ」のイメージから外れた場合には、細かく注意される可能性もあるそうです。■2.財布が不要なものでパンパンの人古いレシートがいつまでも財布に入っている他、使わないカードで溢れている人は、お金は大切とわかっていながらも、整理をしない面倒くさがり屋の人かも。そんな彼は、彼女のことも大切とわかっていながらも、釣った魚にエサをあげないタイプのようで、ほったらかされることが多いようでした。また「いつ使うかわからないから」と大量のカードを財布に入れて持ち歩いている人は、所有欲が強い、つまり嫉妬心が強いタイプが多いようです。■3.高価な財布を大切に使っている人「彼は、自分が好きなブランドの財布を大切に使っています。不要なものは全然入ってなくて、小銭入れも別に持っているので、いつ見てもスッキリしているなぁと思います。彼なりに、『お金は居心地の良い場所が好きだから』という持論があるみたいですが、人としてもできているなと思うことが多くて、私のこともすごく大切にしてくれているので、何も言うことはありません。」(25歳/営業)お金が大切なものだから、お金が入る場所である、財布も大切にしようと考えているようであれば、彼女も自分にとって大切な存在なので、彼女に対して優しく扱ってくれるタイプが多いようです。また、高価な財布を使っている点も、お金にとって居心地が良い場所を用意しているという意味であり、彼女を尊重してくれる人かもしれません。■4.ブランド品を使う人、よく財布が変わる人「元彼とは、以前からの友達でしたが、その友達期間にも1年に3回くらい財布が変わっていました。しかもほとんどブランド品。物を大事にしない印象は受けていたのですが、事実、私も付き合って早い段階で浮気をされました。財布がよく変わる人は、女性も変えるのが早い気がします。」(27歳/秘書)一目でどこのブランドかわかるような財布を使っている人は、ミーハーな人が多く、財布をよく変える人は、飽きやすく女性の移り変わりも早い人が多いようです。毎日使うものだからこそ、飽きるのも早いため、女性と付き合っても、一通り楽しんだら「もういいや」と思ってしまう可能性があるので注意したい男性です!■おわりにもちろんこれらの結果が全てではありませんが、彼が大切にしているものをどう扱っているかを見れば、彼女に対してどんな風に扱ってくれるかを見ることができます。特にお金は大切だと考えている人も多いので、財布の状況を確認してみてはいかがでしょう?(栢原陽子/ハウコレ)
2014年09月28日彼の性格を知る、簡単な方法があります。それはカラオケで歌うとき、彼がどんなマイクの持ち方をしているか見てみること。「無くて七癖」と昔から言われているように、自然に行動に表れるからこそ、その人の本質を捉えていることも少なくありません。そこで今回は、行動心理学の観点から、マイクの持ち方で彼の性格の見抜く方法をお教えしちゃいます!気になる彼はどんな持ち方!?さっそくチェックしてみましょう!■1.マイクの上の方を持つ⇒自己陶酔ナルシストタイプこの持ち方をする彼は、自分の世界観を強く持っていて、ときおり自分の世界に陶酔するナルシストが多いとされます。歌う部分に近い上部を持つことで、自分の口が手に接触しやすくなります。つまり、自分の身体に触れたがることから自己愛傾向が強いわけです。表面的には親切なので、初めは気付かないかもしれませんが、親しくなるとナルシストだとわかります。恋愛でも、相手のことよりも自分がいかに綺麗に見えるかを気にするところが。ただ、美意識はピカイチなので、一緒にセンスを磨けば、同志のような関係になれそう。■2.マイクの下の方を持つ⇒ナチュラル自信家タイプこの持ち方をする彼は、いい意味で力が抜けていていつも自然体です。自信家ですが嫌味な部分はなく、余裕を持っていると言えるでしょう。歌う部分から遠い下部を持つことで精神的に自立していて、周囲に振り回されない安定感を持っています。ただし、少しマイペースで頑固な部分があるため、なかなか絡みにくい部分もあります。このタイプの彼には相手を立てつつ、自分の意見を言うと上手くいくでしょう。仲良くなれればあまり気にしなくていいのですが、基本的には自分のスタイルを崩したくないので、急かすのは厳禁です。■3.両手で抱きかかえるようにしてマイクを持つ⇒親しくなるまでが辛抱。温情あるバリケードタイプこの持ち方をする彼は、わりと受身的である人が多いです。しかも、ただの受け身なのではなく、けっこう自分をガードするので、初めのうちはあまり打ち解けられないかもしれません。マイクの持つ場所(上下)にかかわらず全体を包むようにして持つのは、自分を守ろうとする防衛本能の強さの表れ。人見知りな人が多いのが特徴です。しかし、いったんそのガードの中に入り込んだら、その人の誠実さと優しさを垣間見ることが出来るでしょう。辛抱強く接することで良好な関係を築いていけるはず。■4.小指を立ててマイクを持つ⇒オレを見て!の自己顕示欲マックスな甘えん坊この持ち方をする彼は、自分のことに注目して欲しい自己顕示欲が強いタイプです。でもその本質は、誰かに甘えたいという気持ちがあります。マイクを持つというシンプルな動作の中に、小指を立てるという複雑な動きが組み込まれているのは、まさに周囲の注意を引きたいから。寂しがり屋な人が多いため、普通にかまってあげると喜びます。ただし、あまりかまってあげると鬱陶しいくらいに接触してくるので、ほどほどの付き合いがいいでしょう。意外と子供や動物を大事にするタイプでもあります。■おわりに人間の思いや考えは、時として行動に出てきます。そのため、意識していなくても出てしまう癖からその人の性格を判断することも可能なのです。マイクの持ち方ひとつをとっても、相手の性格や心理状態を探るツールになり得るので、もしも気になる異性がいたら、相手の行動を分析してみるのも良いかもしれません。でも、人間だれであれ観察されるのは嫌なもの。コッソリ観てみるのがエチケットというのを忘れずに。(脇田尚揮/ハウコレ)
2014年07月06日二転三転していくストーリーで観る者を翻弄していく内田けんじ監督の最新作『鍵泥棒のメソッド』。立場がまるっと入れ替わったことで生まれる奇妙な人間模様を見せる堺雅人、香川照之、広末涼子の3人の主要キャストの“何とも言えない顔”が印象的な本作のポスターがこのほど公開された。ある日、銭湯で転倒し記憶を失った伝説の殺し屋と、たまたまそこに居合わせた一人の売れない貧乏役者、2人の男の人生が入れ替わるところから始まる予測不能なストーリー。転倒した男の持っていた大金に目がくらみ、彼に成りすます貧乏役者・桜井に堺さん、記憶を失い自分が桜井だと思い込んでいるコンドウに香川さん、役者として努力するようになるコンドウに恋する女性編集長・香苗に広末涼子が扮する。先日閉幕した第15回上海国際映画祭で日本映画史上初となる最優秀脚本賞を受賞するなど、その独特の笑いがファンの心を捉えている本作。今回届いたポスターにも、内田作品に通低する「笑い」、「ハラハラ・ドキドキ」、「トキメキ」の要素がたっぷり詰め込まれている。中でも目を引くのが堺さんの“困った顔”である。これまでの出演作『ゴールデンスランバー』や『ツレがうつになりまして。』などでも“困った顔”で女性たちの母性本能をくすぐってきた堺さんだが、本作ではどうやら少し事情が異なるよう。ポスターの中央にいる彼の心を占めるのは“バレる”ことに対する不安なのか、何かを思案する“なんとも言えない顔”を見せている。その右側で、殺し屋よろしくこちらを睨みつけるのはコンドウ役の香川さん。眼光の鋭さと真剣味を帯びた表情がかえって滑稽さを醸し出している。ピリリと刺すような視線はさすが、念願の歌舞伎界入りを果たした男の目ならでは?そして左側では婚活中女子・香苗役の広末さんが静かに獲物(未来のだんな様)を見定めるような表情を浮かべており、香川さんとは異なる女の凄みを出している。記憶喪失をいいことに成り代わりでコンドウを“騙す”桜井、そのことを知らずに桜井に“翻弄される”香苗…。果たして真実が明かされたときに起こるファンタジーとは?三者三様の表情も去ることながら、彼らのバックに散りばめられたそれぞれの“手書きメモ”やワイルドな雰囲気を漂わせる荒川良々、細かいシーンのビジュアルなど至るところに本作を紐解く“鍵”が隠れているよう。あなたはどこまで読み解ける?『鍵泥棒のメソッド』は9月15日(土)よりシネクイントほか全国にて公開。■関連作品:鍵泥棒のメソッド 2012年9月15日よりシネクイントほか全国にて公開© 2012「鍵泥棒のメソッド」製作委員会
2012年07月06日知らないということは、無邪気に生きられるということだ。それが、『サラの鍵』を観て、まず感じたことだった。この作品は、パリで1942年に起きたユダヤ人迫害事件「ヴェルディヴ事件」を題材に、ホロコーストを生き抜いた女性・サラと、現代に生きるジャーナリストのジュリアとが、時を超えて人生を交差させていく物語だ。パリに住むユダヤ人家族約8,000人が屋内競輪場<ヴェルディヴ>に送られた事実についてほとんど知らなかった私は、本作によって、その時のユダヤ人検挙がフランス警察や憲兵の積極的な協力によって行われたことに触れた。それは決して快い事実ではないけれど、その歴史についてもっと知りたいと思ったことは確かだ。フランスに対して無邪気な憧れだけを抱くのではなく、その文化が抱える暗い歴史についても正しく把握する必要性を感じてしまったら、もう引き返せない。事実を知り、自分が当時に生きたならどうするだろうかと答えのない答えを探してしまう。そのことで、自分が楽しくなるわけでなく、むしろ辛い思いをするかもしれないにもかかわらず。そんな自分と、現代のヒロイン・ジュリアを重ねてみると、つくづく私たちは女なのだなと思う。ジュリアは、このホロコースト事件を取材するうちに、自分とヴェルディヴに送られたある家族との接点を見つけてしまうのだ。彼女は、フランス人の夫の家族から譲り受けたアパートに、かつてユダヤ人家族が住んでいたことを知る。彼らが検挙されたのと、夫の家族がアパートに引っ越したタイミングがほぼ同じであることも。そこで生まれたひとつの疑念を無視することなど到底できず、真実を追い求め、やがてパンドラの箱を開けてしまうジュリア。彼女の夫が言うように、事実を突き止めたからと言って、事態は誰にとっても良くなるわけではない。過去の暗い秘密を暴くことは、むしろ多くの人を傷つけるだろう。だから、本作に登場する男たちは彼女の行動に疑問を投げかける。なぜそんなことをするんだと、ごく理論的に。「それはジャーナリストの好奇心か」と夫はジュリアに尋ねるが、そうではないことを女ならばわかるだろう。理性ではなく感情が、真実を求めてしまうということを。家族の持つ秘密をあえてほじくり返した妻を夫は理解できない。後に、ジュリアが接触することになるサラの関係者も、家族の秘密を他人から明かされ「いいかげんにしてくれ。この話は聞きたくない」とジュリアを拒む。劇中に登場する男たちは、隠された事実があることに気づいても、それに気づかなかったふりをしたがるのだ(もしくはそうしてきたのだ)。彼らが恐れているのは、知ることで傷つくこと。なんとも繊細で、無邪気で居続けたい生き物なのだろう。だが、女は違う。そこに事実があると知ったなら、傷つくとわかっていても進まずにはいられない。真実を知る代償がいくら大きくても、曖昧さの上に生きるよりはましだと思う生き物なのだ。もちろん、男性にもそんな考えを持つ人もいるだろう。その逆もまた然り。だが、女は感情的な生き物で、男は理論的な生き物と言われるような事態は、日々そこかしこで展開される。まさにこの作品の中でも。ひとつ、印象的なエピソードがある。ジュリアは40歳をゆうに超えているが、待望の妊娠を果たす。だが、それを報告した時の夫の反応が芳しくない。不妊治療をしていたのはもう6年前のこと。「俺は年取った父親にはなりたくない。もういいんだ」と言うのだ。確かに、歳をとってからの子育ては大変だというのは正論だ。だが、超高齢出産ゆえに母子ともに抱えるリスク、働き盛りの今、家族を持つことがどれほどジュリアにとっても大変なことか。それを承知で産みたいという妻に、そんな話が通じると考えるのは男の理論。大きな問題が起きたとき、とことん話し合おうとせず“なかったこと”にしようとする男は少なくない。女は、辛い話し合いが良いものを生まないとしても、決着をつけずにはいられない生き物なのだ。それにしても、ジュリアのなんと強いことか。自分だけでなく、ほかの誰かを傷つけながらも、真実に向かっていく。傲慢なことだろうかと悩みつつも、突き進んでいくのだ。一体、それはなぜなのか。それは、女が自らの体を使って世界を受け継いでいくからだろうか。個人差はあれ、出産には激痛が伴うとされている。男性には、同程度の激痛を引き受けることは不可能だとも言われるが、それほどの苦しみを経る運命を、女は生まれた瞬間から課せられている。場合によっては、苦痛だけでなく、命すら危険にさらす運命さえも。つまりは、傷つくことを恐れていては生きていけないし、喜びを得ることもできないとDNAに刻まれているのだ。その運命を理解し合える仲間として、女たちは国境、時代、境遇を超えて、痛みを分かち合う能力を備えたのだろうか。大切な者たちを失ったサラの悲しみにジュリアが共鳴することで、ジュリアはますます愛する者を守りたいという本能を花開かせていく。ジュリアの決断が、どんな未来を生むのかは、ぜひ映画を観て確かめてほしいが、真実が白日の下にさらされたとき、決して陣痛だけでなく、新しい事実の誕生という喜びももたらされることだけは伝えておきたい。ちなみに、主演のクリスティン・スコット・トーマスは、イギリス人だが演技を学ぶために19歳でパリに移住した経歴を持つ。3人の子を持つ母であり、45歳のときに18年連れ添った夫と離婚。映画を観ていただければわかるが、その生き様は、ジュリアと重なる部分が大きい。彼女自身も「ジュリアの境遇は私にとても似ていたわ」と言っている。監督も「クリスティンはジュリアと不気味なぐらい似ている」、「この映画の彼女は、現実の彼女そのものだ。カリスマ性があり、現代的で、今を生きる女性だ」と話している。映画で描かれているジュリアの生き様はもちろんのこと、そこに重なるクリスティンの人生や決断からも、岐路に立ち様々な選択のはざまで迷う女性たちは、希望の光を感じられるのではないだろうか。この作品を観た後も、男性の中にはジュリアの行動、決断が理解できない人もいるかもしれない。でも、これが女の生き方なのだとしか言いようがない。もちろん、男たちを責めるつもりはない。男には男の役割があり、別の素晴らしい生き様がある。わからなくても当然だからだ。ただ理解できないにしても、傷つくことも生きることの一部だと本能で知っている女の生き方を、願わくは知っておいてほしい。(text:June Makiguchi)■関連作品:サラの鍵 2011年12月17日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2010 - Hugo Productions - Studio 37 - TF1 Droits Audiovisuel - France2 Cinéma■関連記事:過去の悲しみを光に変える『サラの鍵』試写会に10組20名様をご招待迷える時代に生きるすべての女性に贈る『サラの鍵』女性レビュアー限定試写会に25組50様ご招待
2011年12月06日第23回東京国際映画祭にて、最優秀監督賞と観客賞のW受賞の快挙を成し遂げた『サラの鍵』公開初日が決定!パリを舞台に、ユダヤ人が“ヴェルディヴ(屋内競輪場)”に収容された悲劇を描き、全世界300万部突破のベストセラーとなった小説、『サラの鍵』の日本公開が遂に決定した。原作は、ノーベル平和賞を受賞した中国人作家・劉(りゅう)暁波(ぎょうは)氏も獄中で読んだ本として話題となったタチアナ・ド・ロネ「サラの鍵」。その衝撃作を映画化したのが、自らもドイツ系ユダヤ人の祖父を収容所で亡くしたという若き新鋭監督ジル・パケ=ブレネール。綿密なリサーチに基づいた緊迫の映像でユダヤ人迫害の真実に迫りながらも、今を生きる私たちの物語として描き切り、誰も観たことのない唯一無二の作品を作り上げた。ストーリー1942年、ナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害事件。それから60年後、ジャーナリストのジュリアは、アウシュビッツに送られた家族について取材するうちに、収容所から逃亡した少女サラについての秘密を知る。サラが自分の弟を守ろうと、納戸に鍵をかけて弟を隠したこと。そして、そのアパートは現在のジュリアのアパートだったこと。時を越え、明らかになった悲しい真実が、ジュリアの運命を変えていくことになる…。本国フランスでは、100万人突破目前の大ヒット!オランダではフランス映画の記録更新、北米リミテッド公開では大作を抑えて、1館あたりの成績でNo.1!各国とも好成績となっている本作の日本での公開は、12月、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館他全国ロードショー予定。監督:ジル・パケ=ブレネール出演:クリスティン・スコット・トーマス、メリュジーヌ・マヤンス、エイダン・クイン他2010 - Hugo Productions - Studio 37 -TF1 Droits Audiovisuel - France2 Cinema
2011年08月17日