「生まれてくる子の肌の色が濃すぎないか心配された」「何度も死のうと思った」「ケイト(キャサリン妃)に泣かされた」ーー米国時間7日夜に放送されたオプラ・ウィンフリーによるヘンリー王子とメーガン妃のインタビューでは数々の爆弾発言が飛び出し、今もなお波紋を拡げ続けている。そんな中、メーガン妃が身に着けていたブレスレットが、故ダイアナ妃の形見だったとCBS NEWSが伝えた。ダイアナ妃が生前、たびたび着けていたダイヤモンドのテニスブレスレット。ヘンリー王子が受け継ぎ、石を2つ外してメーガン妃に贈る婚約指輪に加工したことでも知られている。「彼のお母さんに会うことはできないけれど、彼女が私たちと共にあるということがとても大切なの」と、メーガン妃は’17年に語っていた。チャールズ皇太子の浮気に苦しみ、国内外のメディアに追いかけ回された挙げ句に離婚。王室を出て新天地を求めたダイアナ妃に、ヘンリー王子は自分たちを重ねるような発言をインタビュー内で繰り返した。「母はきっと、起こってしまったことについてひどく怒りを感じ、また悲しんだだろうと思う。でも最後には、僕たちが幸せになることだけを願ってくれたはずです」また、「母が遺してくれたものを持って出てきた。これがなければ今のような生活はできなかったでしょう。振り返ってみると、今回のプロセス全体を通して、確かに母の存在を感じました」と、カリフォルニアへの移住がダイアナ妃の遺産頼みだったことをインタビューで明かした。さらに「歴史が繰り返されることを最も懸念している」とも強調。彼の言う“歴史”とは、ダイアナ妃がタブロイド紙に連日心ない記事を書き立てられ、カメラマンに追いかけられた末に自動車事故で命を落としたことを指す。王子は妻を守るために、メディアを相手取った訴訟を数件起こしている。父チャールズ皇太子について訊かれると、「これからもずっと愛し続けます。でも、失望もしています」と断言。また、兄ウィリアム王子に関しては、「本当に大好きな兄です。しかし、既に違う道を歩んでいます」と、王室との決別が不退転のものであると印象づけるコメントに終始した。
2021年03月09日ヘンリー王子とメーガン妃が有名司会者オプラ・ウィンフリーのインタビューを受けた2時間の特別番組が、アメリカやイギリスで放送された。2人はメーガン妃が妊娠中の第2子が女児で、夏に出産予定であるということなどポジティブな情報も明らかにしたが、注目が集まっているのは、第1子アーチーくんが生まれる前に、ある王室メンバーに「肌の色はどのくらい暗く(黒く)なるのか?」と懸念されたなど、王室で受けた人種差別的なネガティブな情報だ。思わずオプラが、その懸念を抱いていたのが「エリザベス女王でも、フィリップ殿下でもない」ことを2人に尋ねて念を押したほど。エリザベス女王でもフィリップ殿下でもないということは確かだが、メーガン妃はそれを言った張本人にとって「大打撃になりかねないので、名前は明かしません」と名前を出すことを避けた。メーガン妃に直接ではなく、ある人物がヘンリー王子に告げたことであるとも明らかに。ヘンリー王子はその時の“ある人物”との会話を「気まずく、ちょっとショックを受けてしまった」とふり返っている。また、メディアが「ヘンリー王子との結婚前、メーガン妃がキャサリン妃を泣かせた」と書いたことにも言及。実際は「メーガン妃がキャサリン妃に泣かされた」という完全に真逆のことが起きていたという。「キャサリン妃から後日謝罪があり、手紙や花束が送られてきた」というフォローもしていたが、「結婚式の7.8か月後に全く正反対のことをメディアに書き立てられたのがショックだった」という恨み節も。ほかにも、実父との不仲などについて2時間のインタビューで語りつくしたメーガン妃。セリーナ・ウィリアムズ、ガブリエル・ユニオンらセレブはこのインタビュー番組を見て、メーガン妃を支持することを表明している。(Hiromi Kaku)
2021年03月09日有名司会者のオプラ・ウィンフリーがヘンリー王子&メーガン妃にインタビューした特別番組「Oprah With Meghan and Harry:A CBS Primetime Special」(原題)が、アメリカ・イギリスでまもなく放送を迎える。英王室としては、メンバーから離脱した2人が何を語るのか、戦々恐々だろう。しかし、英「デイリー・エクスプレス」紙によると、「女王の心にあるのは自分の務めとフィリップ殿下だけ」という。99歳のフィリップ殿下は先月中旬から体調を崩し、持病の心疾患の治療処置を受けて現在も入院中。英「タイムズ」紙は、エリザベス女王は番組を見ず、国の様々な問題に集中すると報じているが、王室のアドバイザーたちは万が一エリザベス女王が“口撃”にあったときのために備えているという。具体的には、ヘンリー王子&メーガン妃の素行に関する新しい情報を暴露し、報復する準備だそうだ。「タイムズ」紙といえば、先日「メーガン妃が王室のスタッフをいじめていた」という疑惑を報じたばかり。インタビュー番組の放送直前というタイミングであるため、メーガン妃は「計算された中傷キャンペーンだ」として批判。メーガン妃の弁護団は「タイムズ紙は、バッキンガム宮殿が(メーガン妃たちをけん制するために)まったく正しくない話を広げることに利用されている」と書面で主張している。番組が放送される日は、イギリスでは「コモンウェルスデー」(3月8日)でもあり、事前に録画された番組「A Celebration For Commonwealth Day」でエリザベス女王やフィリップ殿下ら王室メンバーがお祝いする。(Hiromi Kaku)
2021年03月08日ミュージカル『GHOST』の公開ゲネプロが4日に東京・シアタークリエで行われ、浦井健治、咲妃みゆ、桜井玲香、水田航生、森公美子が取材に応じた。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。コロナ禍で演出家のダレン・ヤップとはZoomでやりとりをしたという同作だが、浦井は「とても仲の良いカンパニーになってます。Wモリーも異常な仲の良さです」と紹介。今回の舞台で出会ったという2人だが、咲妃は「初めましてだったんですけど、すごく心地が良くて、一緒に過ごさせていただいた」、桜井は「本当に大好き! 好きが止まらないくらい好き!」と互いへの思いを表す。咲妃が「いろいろな相談事とか他愛もない話とか、率先してしたくなる不思議なパワーを持ってる子です」と桜井について語ると、森は「あまりの仲の良さで2人は同じ楽屋。稽古中の机も2人一緒だったし、サムとカール(水田)も一緒の机で隣同士で、私だけ1人別だったんですよ。誰も話しかけてくれないし、すっごいさみしい状態でした」と嘆き、浦井は「話しかけてましたよ!」とつっこむ。咲妃が「サムさんを間に挟んだ状態で、なんだか恐縮なんですけど……」と苦笑すると、森が「(Wキャストだから)今日を境に会えなくなるんだよね」と話を向け、咲妃は「もうすぐ会えなくなるねと話して。『寂しい寂しい』って」と心境を吐露。浦井は「楽屋にいると2人が爆笑してて、何が起こったんだろうと思って聞いてみると、お弁当をひっくり返したとか、他愛のない話で盛り上がっていた」と振り返った。浦井は改めて2人について「芯の強い女性だと思います。ただ強いではなく、優しさとか包容力も、2人ともに兼ね備えられてる。男もちゃんとついてこいよ、みたいなそういう女性というか」と語る。そんなカンパニーについて、水田は「笑いが絶えない稽古場でした。森さんを筆頭に盛り上げてくださって、僕たちはそれを見て笑うという和やかな雰囲気でした」とまとめていた。
2021年03月04日現在公開中の門脇麦主演映画『あのこは貴族』のオーディオコメンタリー付き上映が3月5日(金)より公開されることが決定した。今回公開が決定したオーディオコメンタリーに参加したのは、主人公の箱入り娘・華子役を演じた門脇さん、地方から上京し自力で生きる美紀役の水原希子、華子の友人でバイオリニストの逸子役の石橋静河、美紀の地元の友人・平田役の山下リオ、そして本作の監督の岨手由貴子。収録では、映画の本編に合わせて撮影当時の裏話や爆笑エピソードを思い出し、和気あいあいと行われ、門脇さんは、錚々たるキャストが集った榛原家の会食のシーンについて「重厚感があってゴッドファーザーみたいだった」とふり返り、食事シーンが多かったものの食べられないシチュエーションばかりだったそうだが、「蓋が締まっていた小鉢はこっそり中身を食べていた」と明かす場面も。そんなキャスト陣が撮影時の裏話を語りつくすオーディオコメンタリー付き上映は、主に視覚障がい者向けに音声ガイドを提供している仕組みを使用して、全ての上映劇場・上映回で利用可能。スマートフォンなどの端末を使って専用アプリから副音声データを事前にダウンロードすれば、上映中はネットの接続なしで利用できる。そして今回、コメンタリー収録時に一番の盛り上がりを見せたという「華子と美紀の初対面」のシーンが到着。逸子がそれぞれを紹介し、お雛様展の話題から、幼少期のそれぞれの家庭の差が垣間見える。「希子ちゃんが小鹿みたいに震えているんだよね」という岨手監督に、水原さんは「東京のお嬢様たちを目の前に緊張しました」とふり返る。一方、華子と美紀を会わせる仲介役となった逸子役の石橋さんは「華子ちゃんがフワ―としているのに意外とボス感がある」と印象を語った。また山下さんは、美紀との印象的な自転車のシーンについて「希子ちゃんに自転車を漕がせるのは私の体重が支えられるかどうかと思って不安だった」と明かしている。お昼帯の収録だったため、途中お腹が鳴るハプニングに見舞われつつも、終始、和やかな雰囲気だったという。『あのこは貴族』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年03月03日2021年3月1日、宮内庁は崇仁親王妃百合子殿下(三笠宮妃百合子さま)が入院されたことを明かしました。百合子さまは3月時点で、御年97歳。現在の皇室で最高齢です。産経ニュースによると、発作性心房細動の診断を受け入院が決まったとのこと。幸い重篤な状態ではなく、百合子さまに自覚症状はないそうです。今後は投薬で治療を受け、1週間ほどご入院される予定とのこと。2020年には肺炎と心不全の併発により、入院された百合子さま。ご高齢ということもあり、ネットからは心配する声が上がっています。新型コロナウイルス感染症の影響で、重症化しやすい高齢者は常日頃から健康面で大きなリスクを負っています。百合子さまが回復されることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月01日●影響を受けた人は三浦貴大『愛の渦』『二重生活』『止められるか、俺たちを』『さよならくちびる』など、20代にして、多くの代表作を持ち、演技派女優としてまい進している女優・門脇麦の最新主演映画『あのこは貴族』が2月26日より公開になった。山内マリコ氏の原作小説をもとに、結婚こそが幸せという価値観で生きて来た良家の子女の華子(門脇)が、全くことなる人生を生きて来た美紀(水原希子)と出会い、自身の人生を模索し始める。自らの生き方を見つめていくヒロインを演じた門脇に、自身の仕事や人への向き合い方を聞いた。また、昨年開始したInstagramのことやSNSの活用法からは、素顔がちらりと覗いた。○■『あのこは貴族』はヒロイン解放の物語――親の敷いたレールの上を歩いてきた華子ですが、大人になってから、自分自身を見つけようともがき始めます。本作から、どんなメッセージを受け取りましたか?華子という女性を主人公にしてはいますが、女性に限らず、人は生まれ育った場所や環境、仕事、出身校といったことで、知らず知らずのうちに自分のことをカテゴライズしているってことあると思います。学校や結婚など、確かに華子は両親が敷いたレールの上を歩かされてきたかもしれない。でも、そこを実際に歩いてきたのは華子です。外れることなしに。大人になればなるほど、敷かれたレールの上を歩いたままのほうが楽ですよね。ということは、歩かされているようでいながら、その上を歩くことを選択してきたともいえる。でも、自分を見つめ直したり、人との出会いや経験によって新しい自分を見つけてあげたりすること、認めてあげること、自分のことを許してあげることで、そこから外れることが可能になり、解放されていく。そうした人間の物語だと思いました。○■以前は“やってる感”の中で安心していた――門脇さんは、ご自身のキャリアや年齢について考えることはありますか?あんまりないですね。ただ、今が一番楽しいです。経験を積むことによって、だんだんバランスが取れるようになって、今まで力み過ぎていたんだなとか、そうしたことが分かるようになりました。最近は釣りをしたり山に行ったり、休みの日は外に出るようにしてますが、以前はそうした余裕がありませんでした。ストイックに追い込むことで安心感を覚えていたのでしょうね。でもそれはある意味で自己満足というか、“やってる感”の中で安心してたんだなと気づいたんです。それでやめようと。今の方が想像以上に楽だし、すごく精神的にも健康で以前よりもアイディアも作品欲も自然と湧いてくる感じがします。プライベートも仕事もいい感じで両立できるようになりました。――本作の華子ではありませんが、門脇さん自身も解放されたんですね。仕事現場でどなたか影響を受けた人はいますか?三浦貴大さんです。わたしが仕事への向き合い方に悩んでいる時期に、たまたま何度か共演する機会があって。三浦さんの作品への取り組み方が本当に素敵で、ものすごく影響をうけた先輩です。○■人と向き合っている感覚を忘れたくない――多くの人と関わるお仕事ですが、仕事人として、何か気を付けていることはありますか?真心を持つこと。ちょっとしかいられない現場もありますし、大河ドラマのように期間をかけて向かい合う仕事もありますが、どの現場でも変わらず真心を持つこと。誠実に人と向き合うこと。たくさんの人と会えば会うほど、適当におざなりにしようと思えばできると思うんです。でもちゃんと真摯に向き合う。エネルギーを使うことだけれど、そこは心掛けています。――常に、対象が人であることを意識している。そうですね。分かりやすく具体的に例を出すならば、たとえばこうした取材でも、どうしても同じ質問が出てきますよね。でも、質問内容は同じでも、質問して下さる方は毎回違うわけだから、目の前にいる方とお話しているんだという感覚になれば、全然大変じゃない。ちゃんと人と向き合うという感覚を持っていると毎回新鮮な気持ちでしゃべれるわけで。撮影の現場には本当にたくさんの人がいて、さらに現場によってスタッフさんが変わるので皆さんのお名前を覚えるのは確かに大変ですが、そういう部分を今後も大切にしていきたいです。●大河ドラマの撮影途中に手術○■昨年の夏にICLの手術をして、よりパワー全開――それも経験を積むことによって、見出してきたことですか?そうですね。昔は全然余裕がなくて。周りを見たりできていませんでした。あと、単純に目が悪くて見えていなかったのもあります。特に芝居中はコンタクトを外して、見えない状態でお芝居をしていました。それが、去年の夏くらいに、ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術をして、すごく見えるようになったんです。見えない方が芝居しやすいと思って10年間やってきましたが、見えた方が間違いなく楽だと知りました。(笑)。――見え過ぎて疲れませんか?全然疲れないです。大河ドラマの撮影の途中に手術したので、視界の悪い大河も、すごく見えている状態での大河も、両方経験しました(笑)。以前は、カメラの向こう側の人まで見えてしまったら、集中できないんじゃないかと思っていたのですが、むしろ一緒に頑張っている感じがして、パワーが出るんです。目が見えるってすごいです。――なぜこのタイミングに?昔から興味はあったんです。ただ怖くて。でも、やっぱりやりたいことはやっておこうと。ちょうど同じくらいの時期に引っ越しもしました。何か行動を起こしたい時期だったのでしょうね。○■趣味の情報収集はもっぱらTwitterで――ちなみに「行動」といえば、昨年はInstagramも始めましたよね。SNSとはどう付き合っていますか?今まで自分のコンテンツを持っていなかったので、ファンの方との交流の場になればいいなと思って始めました。でも、どうやって活用していいのか、まだ分かってません。もっと素敵な活用法があるんじゃないかなと思って模索中です。――では今は発信より、情報を見たり集めたりするツールとして使っている感じですか?それはもうお世話になりっぱなしです。ニュースも何もかも、情報収集はTwitterです。私が大好きな釣りとか、キノコとかって、情報戦なんです。今年はここの太刀魚がとか、富山でこのキノコが出たとか。そうした趣味仲間がTwitterを使っているので、わたしも使っています。――すごく謳歌している感じが伝わってきて、プライベートの充実が女優としてのお仕事にも反映されていきそうで、これからの活躍も楽しみです。最後に主演作公開へのメッセージをお願いします。生まれた環境だったり、こういう自分でいなきゃいけないとか、こう生きていくべきなのだと、自らを囲ってしまった人たちがたくさん出てくる物語です。もう少し自分をいい意味で諦めたり許してあげたり、そうした勇気を持ったり、人との出会いを重ねることで、もっといい自分が見つけられる、そう思える映画になっていたらいいなと思っています。■プロフィール門脇麦1992年8月10日ニューヨーク生まれ、東京育ち。幼少期よりバレリーナを目指し、クラシックバレエに勤しむが、その後、芸能界へ。2011年に女優デビューを果たし、翌年公開された映画『愛の渦』での果敢な演技により、多くの賞を獲得。16年、『二重生活』で映画単独初主演。近年は『止められるか、俺たちを』(18)で第61回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。また『さよならくちびる』(19)で第41回ヨコハマ映画祭主演女優賞を受賞。第59作大河ドラマ『麒麟がくる』ではヒロインを務めた。今後は、主演舞台『パンドラの鐘』が、4月14日~5月4日、東京芸術劇場シアターイーストで上演予定。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年02月28日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、門脇さんと水原さん、それぞれの友人役を演じた石橋静河、山下リオの4人が見事なカルテットで魅せたメイキング映像が到着した。東京生まれ、東京育ちの箱入り娘・華子(門脇さん)と、大学進学をきっかけに上京してきた上京組の美紀(水原さん)。同じ空の下、まったく違う世界を生きてきた2人が出会い、交差することで、それまで囚われていた価値観から抜け出し、思いも寄らない人生を切り拓いていく。そんな女性2人の姿を小気味よく、清々しく描いた本作。門脇さんと水原さんがいまを生きる女性たちの葛藤と成長を見事に表現する中、本作には華子と美紀、そして門脇さんと水原さんにとっても欠かせない重要な役を担った女優がいる。華子の友人であり、プロのヴァイオリニストとして海外でも活躍、上流階級の家庭に生まれ育ちながら、地に足つけた独自の価値観で華子に良きアドバイスを送る逸子役を演じた石橋静河。そして、美紀と同郷で同じ大学に進学、一時は疎遠になっていたが、美紀と同窓会で再会したのを機に意気投合、美紀の良き相談相手となる平田役を演じた山下リオだ。華子にとっては、自分の素直な本音を明かせる唯一の友人といえるのが逸子であり、美紀にとっては、共に地方から上京し、支え合いながら東京を生き抜く戦友ともいえる役どころの平田。先日行われた公開直前イベントの中で、門脇さんは「この2人(華子と美紀)の友達に逸子と平田がいて本当によかったと思う」と口にしており、劇中では絶妙な距離感で心地よい空気感を作り出し、抜群の存在感を放っている。今回解禁となる映像では、そんな4人の女優に焦点を当てたメイキングシーンが切り取られている。門脇さん、水原さんの初共演シーンとなるホテルのラウンジでのひと幕や、タブレットを見ながら和やかな雰囲気で撮影の合間時間を過ごす門脇さんと石橋さんの姿、さらに、以前共演して以来、プライベートでも仲がいいという水原さん、山下さんは本当の親友のように和気あいあい。勢いあまって頭をぶつけるちょっとしたハプニングも映し出された。それぞれが演じた華子、美紀、逸子、平田という4人の女性。それぞれが抱える生き辛さを共有し、支え合いながら、自らの足で人生を切り拓いていく劇中の姿が浮かび上がるメイキング映像となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月25日精神科医のフロイトやイギリスのダイアナ妃に愛された日本人芸術家、吉田博の展覧会が上野の東京都美術館で開かれています。美しすぎる木版画で世界を魅了した吉田とは、どんな人だったのでしょう?彼の作品とその生涯をご紹介!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 194『没後70年吉田博展』では、明治から昭和にかけて活躍した吉田博(1876-1950)の初期から晩年までの木版画を中心に、水彩画や油彩画、さらに版木や写生帖も展示。前期・後期あわせて200点近い作品を見ることができます。若いころから海外に出て西洋の芸術に触れた吉田は、独自の表現と技法を確立。本展では、彼の手がけた木版画の全容が紹介されています。明治期にアメリカへ…吉田は旧久留米藩士の家で次男として生を受け、15歳のときに画才を認められて図画教師の養子になります。17歳で京都の画塾に入門、さらに上京して日本初の美術団体・明治美術会の会員になります。1899年、23歳のときに画家仲間と渡米。デトロイト美術館で開いた水彩画の素描作品展で評価されたのを機に、アメリカ各地で展覧会を開いて作品を売り、成功を手にします。その後、パリ、ロンドン、ドイツ、スイス、イタリアなどを巡ってからアメリカに戻り、1901年に帰国。おもに風景画を描き、洋画家として日本国内でも高い評価を受けました。展覧会のプロローグでは、若いころに描かれた油彩画や水彩画などを見ることができます。木版画の世界へ!1923年、47歳のときに吉田は再び渡米。現地で作品を売りますが、そのとき好評だったのが水彩画や油彩画ではなく木版画でした。帰国後、吉田は本格的に版画制作の世界に入っていきます。上の写真は、自ら版元となり監修した『米国シリーズ』の作品《エル・キャピタン》。このシリーズでは、ヨセミテ渓谷やグランドキャニオン、ナイヤガラなどの景勝地が美しい色彩で表現されています。ダイアナ妃やノラ・ジョーンズも購入!1926年になると、吉田は精力的に木版画を制作。西洋の写実的な表現と日本の伝統的な版画技法を融合させ、代表作となるシリーズ『日本アルプス十二題』と『瀬戸内海集』を生み出します。『瀬戸内海集』シリーズの《光る海》はダイアナ妃の所蔵する作品のひとつ。日没に近い時間帯に海面がキラキラと光る様子が美しく表現されています。ダイアナ妃は1986年に来日した際、自分のクレジットカードで吉田の作品《猿澤池》を購入。《光る海》と二点並べてケンジントン宮殿の執務室に飾っていたそうです。彼の作品は、精神科医のフロイトが書斎に飾っていたり、歌手のノラ・ジョーンズも収集していたりと、海外にファンが多いことでも知られています。「日本といえば浮世絵版画」のイメージが強かった欧米で、吉田は新たな日本芸術の世界を切り拓きました。ところで、浮世絵版画と吉田の木版画の違いはどこにあるのでしょう?まずは描き方。陰影のないフラットな浮世絵と比べると、吉田の作品は写実的です。しかも、対象となるモチーフをじっくりと観察し、例えば水の流れや水面に輝く光までも細かく描写。その原画を、浮世絵版画の3倍以上も手をかけ、何度も摺りを重ねて美しい版画に仕上げているのです。さらに、同じ版木を使いながら摺色を替え、時刻や光の変化を表現。こうして、浮世絵版画とは異なるオリジナルの木版画を生み出しました。世界中の風景を楽しめる!吉田は若いころから晩年まで、旅を続けながら写生をして風景を描き続けた芸術家です。また、戦時中は従軍画家として派遣されており、中国の風景を描いた作品なども残っています。終戦後の逸話もユニーク。もともと吉田の作品はアメリカで人気があったこともあり、戦後は米軍将校たちが彼の版画工房を訪れるなどアメリカ人との交流が盛んだったそうです。そして1950年、都内の自宅にて73歳で他界しました。会場には欧米だけでなく、アジア各地やインド、そして日本国内の風景を描いた版画作品も数多く展示されています。吉田の美しい木版画を見ながら旅の気分を味わってみてはいかがでしょうか。展覧会は3月28日まで。写真、文・田代わこInformation会期: ~3月28日(日)※会期中、一部展示替えあり休室日:月曜日開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)会場:東京都美術館企画展示室観覧料:一般¥1,600、大学生・専門学校生:¥1,300、高校生:¥800、65歳以上:¥1,000問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しています。
2021年02月17日バレンタインデーの14日、ヘンリー王子&メーガン妃が、第2子の誕生を控えていることを発表した。代理人が「People」誌に、「アーチーがお兄ちゃんになります。ヘンリー王子夫妻は、第2子が生まれることを大変喜んでいます」とコメントした。長年の友人で写真家のミサン・ハリマンが、iPadでリモート撮影したという2人の写真も公開。芝生の上に座っているヘンリー王子の膝に頭を乗せて寝そべるメーガン妃が、ヘンリー王子を見上げ、お互いに微笑み合っているという白黒写真だ。ヘンリー王子はメーガン妃の頭を右手でやさしく支え、メーガン妃は膨らんだお腹に右手を当てている。実は、バレンタインデーはヘンリー王子にとって特別な日。故ダイアナ妃も1984年のバレンタインデーに第2子妊娠を発表したのだった。第2子とは、もちろんヘンリー王子のことである。その日、バッキンガム宮殿はダイアナ妃の妊娠にエリザベス女王とフィリップ殿下が「とても喜んでいる」とコメントを発表し、ダイアナ妃が「男の子でも、女の子でも、性別にこだわりはない」と言っていることも明らかにした。ヘンリー王子&メーガン妃夫妻には、2019年5月6日に第1子アーチー・ハリソンくんが誕生。昨年11月、メーガン妃は同年7月に流産したことをエッセイにつづり公表していた。(Hiromi Kaku)
2021年02月15日21歳にして『愛の渦』で大胆な演技に挑み、表現することへの果敢な姿勢で観客の心を奪った門脇麦さん。東京に生きる2人の女性がそれぞれの人生を切り拓いていく『あのこは貴族』では、大きな愛に胸を熱くさせてくれる。愛する表現の深さは、私自身の生き方で決まる。門脇さんが演じるのは、東京生まれの箱入り娘・榛原華子(はいばら・はなこ)。結婚こそが幸せと信じて育った彼女は、良家の青年・青木幸一郎と出会うのだが、甘くない現実に息苦しさを感じる。そんななか、地方出身で自分とは違う世界に生きる時岡美紀と人生が交錯する。「華子と美紀は育った環境も価値観も違うし、気が合う者同士ではないかもしれません。でも、ひょんなことから出会い、ほんの一瞬、人生が交わるなかで共鳴し合う。すごい人間賛歌ですよね」結婚や恋愛だけではない人生を見つめる作品の根底に流れるのは、大きな愛。幸一郎への「恋」から始まった華子の成長は、ラストシーンで彼を見つめる眼差しに「愛」を感じさせる。「幸一郎への最後の眼差しは、男女の関係性を超えた人類愛ですよね。ふたりは似た環境に育っているので、おたがいの息苦しさをより感じ合える。あの表情は、華子が自分自身という人間を少し受け入れることができたから生まれたものなのかな」そう、自分を認められない人間は、誰かを愛することなどできない。華子は、それに気づかせてくれる存在でもある。「愛する」という表現で、門脇さんが大切にしていることは?「表現しようと思って出てくるものではないですからね。自分を愛せないと人を愛せないのと同じように、現場を丸ごと愛さないと愛情は溢れてこないと思っていて。脚本も監督も、共演者もその役も、自分の役もそうですし、現場の空気やスタッフさん全員に愛情がないと、そこが太くならない。愛をどう表現するかというよりは、作品丸ごと愛情を注ぐというのが、自分の中ではいちばん演じやすい方法です」演技の話をするときには、「役になりきる」という表現がよく使われる。けれども、門脇さんの感覚は、それとはまったく別物なのだそう。「役になりきるという感覚になったことがなくて。もちろん相手役の人にだんだんと情が湧いたり、その役を愛おしく感じたりもしますけれど。でも、私、そもそも恋愛の“愛する”みたいな役はそんなにないんですよね(笑)」恋愛の「愛する」表現も見てみたい。門脇さん自身は、ラブストーリーを演じてみたい?「とてもやってみたいです。『天安門、恋人たち』みたいな骨太なラブストーリー。時代に翻弄されて関係性が変わらざるを得ないけど、それでも一緒にいるみたいな話が好きなので。結局、男とか女とかじゃなくて、そこに人類愛を感じるんですよね」そんな門脇さんが「愛する」という表現に思うのは?「お芝居でいうと激しい愛でも穏やかな愛でも、使う言葉や肉体表現、瞬発力や表現の大小が違うだけで根っこのスイッチは一緒な気がします。愛の種類よりも発動スイッチがいかに深くて大きいかのほうが大事なのかなと思います。その深さや大きさは、今まで自分が生きてきた全部によって決まってくるから、自分で深くしようと思ってできるものじゃない。自分がどれだけ真剣に物事に取り組んできたかにもよりますよね。だから、その表現は役じゃなくて、完全に私自身の私生活で決まってくる。子供を産んだら、もっと深くなるんでしょうし、新しい出会いや別れによっても育ってくる。どういう表現がしたいかというよりは、自分の生きていく人生の中で、そのスイッチをどう深められるかに尽きるのかな」門脇麦1992年8月10日生まれ。東京都出身。2011年に女優デビューし、『愛の渦』(‘14年)で数々の新人賞を受賞。主人公・榛原華子を演じた『あのこは貴族』(監督:岨手由貴子、原作:山内マリコ)は2月26日公開。ワンピース¥67,000(マメ クロゴウチ/マメ クロゴウチオンラインストア TEL:0120・927・320)サンダル¥17,200(スタッカート/バロックジャパンリミテッド TEL:03・6730・9191)イヤリングはスタイリスト私物※『anan』2021年2月17日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・小谷雄太(UM)ヘア&メイク・草場妙子取材、文・杉谷伸子撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2021年02月11日伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが出演する、リアルを徹底追求した“究極”の1シチュエーションドラマ「THE LIMIT」より、選りすぐりの映像が映し出されるPR映像が公開された。「限定された空間、限られた時間、限られた状況」でリアルタイム進行する「半径3メートルの人間ドラマ」をオムニバス形式および、4K・HDR映像&5.1chサラウンドで配信する本作。リアルな臨場感を漂わせながら、様々な限定空間の中で追い詰められた主人公たちが、深みのある人間ドラマが展開されていく。配信開始まであと約1か月となった今回、全6話のエピソードがそれぞれ放つ世界観を、満を持して初めて映像で一挙公開。第1話の井戸を覗く男女3人や、第2話のタクシーに乗っている門脇さん、第3話の狭いユニットバスのシーンなどと、不思議な世界観を覗くことができる。“ここから一体何が起こるのか!?”とワクワクするような緊迫シーンや衝撃シーン、思わずハッとさせられる主人公たちの追い詰められた様子が厳選収録されている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)。(cinemacafe.net)
2021年02月05日門脇麦と水原希子が対照的な2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、その2人の女性をつなぐ幸一郎役を演じた高良健吾の特別映像が解禁となった。東京の上流階級に生まれ育った華子(門脇さん)と、大学への入学を機に地方から東京へ出てきた美紀(水原さん)。異なる世界を生きてきた2人を結びつけることになるのが、高良さん演じる弁護士の幸一郎。華子とはお見合いを経て、後に結婚。美紀とは大学時代の同級生であり、お互い社会人となってからも、つかず離れずの関係を続けているキーパーソンだ。代々政治家を輩出してきた名家の子息であり、将来も約束されているほかに類を見ない最高の“ハイスペ男子”である幸一郎。高良さんはそんな役柄に対して、「一流のものが生まれたときから用意されている」と明かしており、演じてみて「あまり感じたことのないドキドキ」を感じていたとか。華子と美紀、2人の女性にはそれぞれ違う表情をみせ、上流階級の家庭に生まれたからこその葛藤や悩みを抱える様を嫌味なく表現した高良さん。幸一郎が素直なキャラクターとして受け止められるのは、高良さんが演じればこそ。映像内には、実際に高良さんと対峙した門脇さんと水原さんも、「高良さんが幸一郎を演じることでどこかチャーミングな人になる」と語り合っている様子も映し出されている。幸一郎との出会いをきっかけに、引き合わされた華子と美紀。同じ東京という街でまるで違う世界を生きる互いの存在に驚きながらも、それぞれを受け入れることで自らの世界を切り拓いていく彼女たちの人生の選択に注目だ。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年02月02日新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘3』に出演する、小西詠斗さんにお話を伺いました!1度のリハーサルで即本番。しかも一度スタートしたら最後まで止まれないノーカットの一発勝負。アドリブ力が問われる舞台に近いスリリングな状況をテレビの世界に持ち込んだ、新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』の第3期がスタート。「稽古はないしノーカットなんで、放送の尺にうまく合わせなきゃいけなくて、毎回、舞台とはレベルが違うパニックです(笑)。途中でお芝居をテンポアップさせたり延ばしたり、アドリブで調整していかなきゃいけなくて苦労しました」そう話すのは、第2期より参加の小西さん。前回は「必死すぎて何も考えられず、一瞬で終わってしまった」そう。新シリーズが始まっても「やっぱ慣れません」と苦笑い。「毎回、台本と違うことが普通に起こるんです。結構セリフを噛んじゃったりしたんですけど、共演のみなさん…とくにゴーちゃん役の和田雅成さんがツッコんだりしてくださるんで、失敗すると、ついゴーちゃんを見てしまいます。僕は予想外の展開が好きなんで、いろいろ起きてほしかったりするんですけど(笑)」演じるケニーは、マジシャンを夢見る青年。しかし時には超能力めいた不思議なパワーを発揮することも。「場の空気が読めない、ちょっと浮いたキャラクターです。相当変わっているようなので、この先、みなさんの予想を超えるようなお芝居も入れていけたらと思っています」サクセス荘は成功を夢見る若者たちが暮らすシェアハウス。小西さんにも、そんな頃があったのだろうか。「もともと俳優を目指していたわけじゃないんです。でも初めて小劇場の舞台に立った時、俳優としてやっていけたら幸せだなって思うようになりました。稽古が始まった当初は何もできなかったんですが、稽古が進むうち、台本を何度も読み込んで次はこういう言い回しにしてみようって考えるようになって。そうしたら、ちょっとですが評価されるようになり、嬉しかったんですよね。同じ台本でも演じる人によって違いますし、正解がないので、それをずっと考えられるのが面白いです」今後、「自分からアドリブを仕掛けられたら」との果敢な発言も。「見て、どこが台本でどこがアドリブか考えるのも楽しいですよね」『テレビ演劇 サクセス荘3』毎週水曜25:28~テレビ東京ほかにて放送中。脚本/徳尾浩司、川尻恵太(SUGARBOY)、ニシオカ・ト・ニール監督/川尻恵太出演/和田雅成、高橋健介、髙木俊、黒羽麻璃央、spi、立石俊樹、有澤樟太郎、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志、小西詠斗、唐橋充(劇中部屋番号順)©「テレビ演劇 サクセス荘3」製作委員会こにし・えいと2000年1月21日生まれ、広島県出身。舞台『刀剣乱舞』堀川国広役で注目される。1月21日に初の写真集『瞬間』が発売されたばかり。春に上演予定のミュージカル『黒執事』への出演も控える。※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年02月01日パブロ・ラライン監督作『Spencer』(原題)のファーストルックが公開された。同作は、故ダイアナ妃がチャールズ皇太子との離婚を決意した1991年のクリスマスの週末をテーマとした作品。このたび、ダイアナ妃に扮したクリステン・スチュワートの画像がお披露目され、あまりにダイアナ妃に似ているとして、SNSで話題となっている。「オーマイゴッド!彼女はダイアナ妃のドッペルゲンガーだ」「思わず叫んじゃった。本当に映画が楽しみ」「2度見した。すごい!」「本物のダイアナ妃の写真だと思った」など、クリステンの見た目にびっくりしたという声多数。ダイアナ妃のファンも、外見には太鼓判を押しているが、「あとは演技。お手並み拝見」と手厳しい。ダイアナ妃といえば、「ザ・クラウン」でダイアナ妃を演じたエマ・コリンがつい先日、放送映画批評家協会賞テレビ部門の主演女優賞にノミネートされたことが報じられたが、クリステンにもすでに「オスカー!」の声を上げているファンもいる。『Spencer』の脚本は「ピーキー・ブラインダーズ」のクリエイター、スティーヴン・ナイトが担当。キャストはクリステンのほか、サリー・ホーキンス、ティモシー・スポール、ショーン・ハリスの出演が決まっているが、だれがチャールズ皇太子を演じるかは不明だ。撮影は今秋ドイツとイギリスで行われる予定。ダイアナ妃が亡くなってから25年という節目を迎える2022年に公開を予定している。(Hiromi Kaku)
2021年01月28日「ダイアナ妃が愛した画家ロバート・ハインデル展」が、大丸心斎橋店 本館8階「アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ」にて開催される。期間は2021年2月3日(水)から9日(火)まで。ロバート・ハインデルとはロバート・ハインデルは、バレエ団をモチーフにした作品や、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などのミュージカルを描いた作品で知られる画家。世界のバレエ団に公演前のリハーサルに招かれ、躍動するダンサーの一瞬の美や内なる感情を捉えた作品を数多く残した。彼のコレクターには故ダイアナ妃、故マーガレット王女をはじめ世界のセレブリティが名を連ねており、2005年の逝去後も「現代のドガ」と称されるなど注目を集めている。故ダイアナ妃所蔵作品の版画や原画40点「ダイアナ妃が愛した画家ロバート・ハインデル展」では、原画・版画など40点を展示。故ダイアナ妃所蔵の作品「Pas de Duex in Rehearsal」の版画も紹介する。ハインデルが一貫して描いてきたダンサーの心の揺らぎ、躍動の一瞬、崇高な精神性を垣間見ることができる貴重な機会だ。また、一部の版画については販売も行われる。【詳細】「ダイアナ妃が愛した画家ロバート・ハインデル展」会期:2021年2月3日(水)~9日(火)※最終日、2月9日(火)は16:00閉場。※最新の営業時間は大丸心斎橋店のホームページを確認。会場:大丸心斎橋店 本館8階 Artglorieux GALLERY OF OSAKA住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1大丸心斎橋店販売品例:・「Hidden thoughts」56.5×39cm ジクレ 66部限定 220,000円(税込)・「Pas de deux in Rehearsal」51×51cm ジクレ 66部限定 275,000円(税込)・「Continuous line」44×58cm ジクレ 80部限定 264,000円(税込)【問い合わせ先】TEL:06-6271-1231(代表)
2021年01月28日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境で生きる2人の女性を演じる『あのこは貴族』。この度、主人公の“箱入り娘”華子を演じた門脇さんとその夫役を演じた高良健吾のウエディング写真と本編シーンが解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の娘・華子は、結婚=幸せだと信じて疑わず、20代後半に差し掛かった彼女は、義兄の紹介で出会った幸一郎(高良健吾)とお見合い結婚をすることに。後に、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀を結びつける重要な役どころとなっていく幸一郎は、代々政治家を輩出してきた名門の家柄であり、華子と同様に歴史ある名家の子息。今回到着した場面写真には、そんな2人を象徴するかのような麗しいウエディング姿が写し出されている。特に華子を演じた門脇さんのウエディングドレス姿には注目。シンプルでありながら、上質で清楚な印象を放ち、華やかさも欠かさない見事なドレスの着こなしを披露している。加えて、暖炉の前で指輪を差し出し、華子にプロポーズする幸一郎の姿や、薬指に光る指輪を幸せそうに見つめる華子の姿を捉えたカットも到着。さらに、親族一同が揃う記念写真を撮影するシーンを切り取った本編映像も解禁。両家ともに代々続く名家として、格式高い式を迎えたばかりの厳かな雰囲気が漂う中、ドレスを着る華子を気遣うように後ろを振り向き、ゆっくり進む幸一郎とその小さな優しさに柔らかく微笑む華子の姿など、2人の幸せそうな様子も見て取れる。このシーンの撮影は岨手由貴子監督のこだわりで気品漂う、昭和初期の代表的華族邸宅・和敬塾本館(旧細川侯爵邸)で撮影された。和敬塾本館は東京都指定有形文化財であり、挙式を迎えたシーンの空間を演出するのに一役買っている。門脇麦、後半のシーンは「関係性が変わったと感じた」門脇さんは、幸一郎を演じる高良さんとの芝居の中で、次第に2人の関係性が変化していくことが興味深かったようで、「最初のお見合いのレストランシーンは全て幸一郎にすべて身を委ねるという感じだったのですが、後半のシーンは不思議と自分(華子)が引っ張っていっている感じがあって、関係性が変わったと感じたのも面白かったです」と撮影をふり返っている。劇中では、その言葉通り、美紀との出会いによって結婚=幸せという価値観が次第に変化していく華子。その様を、控えめなセリフと表情を通して雄弁に表現してみせた門脇さんの演技は圧巻。自分自身の選択によって人生を切り開いていく女性たちを描いたシスターフッドムービーの新境地の体現者となっている。『あのこは貴族』は2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2021年01月19日リアルを徹底追求した究極の1シチュエーションドラマ、Huluオリジナル「THE LIMIT」より、伊藤沙莉、門脇麦、細田善彦、岡山天音、泉澤祐希、浅香航大らが写るメインビジュアルが公開された。全6話からなる本作。伊藤さんが出演する第1話「ネコと井戸」は、ネコの救出劇が生み出す恋のトライアングルを描く。本作唯一のオープンロケを敢行し、朝から日没までの間に撮影された。続いて、門脇さんが出演する第2話「タクシーの女」と、浅香さん出演の第6話「高速夜行バス」では、走行車の中が舞台となっており、ハリウッド映画などでも利用される撮影システム「LED スクリーン・プロセス」(※投影された映像の前で役者が演技をするシステム)が使われ、臨場感を生み出した。また細田さん出演の第3話「ユニットバスの2人」はユニットバス内で巻き起こる“芸人と泥棒のバトル”を描いた作品。実際の一人暮らし用マンションのユニットバスで撮影されている。岡山さん出演の第4話「ベランダ男」も“忍び込んだ女性宅のベランダでピンチに陥った男”が追い込まれてく様を生々しく切り取るため、実際のマンションを使い、20分ワンカットで撮影。そして泉澤さん出演の第5話「切れない電話」は、喫茶店で謎の発信者から脅迫を受け、主人公たちがゲームに強制参加させられる物語。電話をかけてくる女性を演じる青山祥子が、リアルタイムで電話をしながら撮影された。どのエピソードも、撮影でリアルを徹底追求した本作。通常のドラマでは味わえないリアルな臨場感は必見だ。そんな本作のメインビジュアルでは、各話の主人公たちが緊迫の表情を浮かべている。登場人物たちの意外な過去、隠された本音、衝撃の事実、リミット空間に追い込まれたときに表れる人間の本性――人間ドラマの深みが伝わってくるビジュアルとなっている。Huluオリジナル「THE LIMIT」は3月5日(金)より毎週1話ずつ配信(全6話)(※通常配信に加え4KHDR/5.1chでも配信)(cinemacafe.net)
2021年01月15日アレグロミディ ネイビーキャサリン妃も愛用する英国ブランド『ストラスベリー』の2021年春夏コレクションのテーマは『船出』。セーラーカラーのネイビーとバニラ、船の甲板や大地のタン、朝焼けや開花を思わせるローズトーンや香り高いセージなど、癒しや前進を表現するような自然の色を採用した落ち着きのあるカラーパレットが選ばれています。ミニクレセント ネイビー/ローズそれ以外にもシンプルスタイルにアクセントをプラスするチェリー、バニラやカプチーノなど、ホッと癒されるコーヒータイムをイメージした美味しいカラーをプラス。温かさやポジティブなエネルギーを感じさせるコレクションに仕上げています。エース チェリーエース 価格未定3月に登場予定の新スタイルのSシリーズ、エース、メルヴィルバゲットは90年代の軽快なショルダーバッグを思い起こさせるシェイプがノスタルジック。軽量で必需品がぴったり収まるサイズ感も嬉しい。軽やかでチャーミングな形とバランス、使い心地を追求し愛される一品に仕上げました。Sバゲット チェリーSバゲット 価格未定ラナオゼット 5万3,500円ミディトート 8万5000円<ストラスベリー 2021年春夏コレクション>ローンチ:2021年1月より、全世界のECサイトにて発売開始予定価格(税、送料込み): 5万3,500円~10万円ストラスベリーについてストラスベリーは、英国スコットランドの首都で世界遺産の街エディンバラ発のバッグブランド。メーガン妃やキャサリン妃も公務で愛用している事でも注目を集めています。一点一点革加工の技術を熟知したスペインの職人による手作りの品質が魅力で、一つのバッグを仕上げるのに最高で20時間を費やしています。ストラスベリーLtd: 34 Melville Street, Edinburgh, EH3 7HA電話番号: +44 (0) 131 290 2690ウェブサイト:jp.strathberry.com企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月12日スポティファイ(Spotify)が、サセックス公爵ヘンリー王子と公爵夫人メーガン妃が新たに創設したオーディオ制作会社「Archewell Audio」と複数年にわたるパートナーシップを締結した。本パートナーシップでは、サセックス公爵ヘンリー王子と公爵夫人メーガン妃が自ら番組を制作およびホストを務め、多くの人に共通する経験やストーリー、価値を通じたコミュニティ構築を目的とした全く新しいポッドキャストをスポティファイ限定で配信していくという。Archewell Audioとスポティファイによるポッドキャストシリーズの初回公開は来年の予定とされているが、それに先立ち、早速今月、サセックス公爵ヘンリー王子と公爵夫人メーガン妃がホストを務めるホリデースペシャル番組をスポティファイで配信。新年の訪れを祝し、心に響く希望と思いやりのストーリーを届ける。なお、今回のパートナーシップ締結に関して、サセックス公爵ヘンリー王子と公爵夫人メーガン妃より共同コメントも到着。内容は以下の通り。サセックス公爵ヘンリー王子と公爵夫人メーガン妃による共同コメント「ポッドキャストの魅力は、何かに邪魔されることなく、時間をとってしっかり聴くことでお互いにつながることができるということを思い出させてくれることです。2020年の試練に直面し、今こそそうすることが重要です。なぜならお互いに耳を傾け、話を聴くことで、私達はみんながつながっていることに気づくことができるからです。」初回公開を楽しみに、まずはホリデースペシャル番組を聴いてみたい。Archewell Audioポッドキャスト>>その他のSpotifyの記事はこちらから
2020年12月16日門脇麦と水原希子が都会の異なる環境を生きる2人の女性を演じる、山内マリコ原作小説の映画化『あのこは貴族』。この度、門脇さん演じる都会の令嬢・華子と水原さん演じる地方出身で都会で奮闘する美紀のそれぞれの生きる世界を感じられる場面写真が一挙6点解禁された。代々東京の中心地に居を構える良家の子女である華子は、一般家庭では中々お目にかかれない豪華7段の雛人形を飾る姿や、刺繍を楽しむ優雅な姿、美しい着物に身を包む姿が切り取られている。「結婚=幸せ」という価値観で育てられた箱入り娘である華子は、自分の感情を表に出すことに慣れておらず、微妙な表情や雰囲気だけでストーリーを引っ張っていく必要のある、映画的にはきわめて難しい役柄。岨手由貴子監督は脚本の段階から「華子ができるのは門脇麦しかいない」とイメージを固めていたそうで、門脇さん自身も「岨手監督の前作を観てからずっとご一緒したかったので期待に応えたい」と強い意気込みを持って挑んだ役柄だ。一方、地方出身者である美紀は、ジャージ姿でベッドに横たわるラフな印象を与えるものや、真新しいリクルートスーツに身を包んで大学の入学式に向かう姿、それらとは対照的に、真っ赤なスカーフとスーツで力強い印象を与える姿が切り取られている。地方出身の秀才で都会に馴染んでいるのに、自己肯定感が低い。もはや東京への幻想は抱いていないが、地元に帰る気にもなれず、学生時代からの腐れ縁を引きずっている――。そんな複雑な役柄に対して、脚本を読んだ水原さんは「美紀のキャラクターはほとんど私自身。年齢的にも今の自分にぴったりだと思う」と、自分自身と重ねるほど共感できたキャラクターであることを明かしている。劇中では、このチャレンジングな配役が想像以上のケミストリーを生んでいる2人。東京という同じ空の下、違う環境の中でそれぞれの人生を切り拓こうとする2人の女性の世界観を感じ取ることができるはずだ。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年12月16日女優・門脇麦とフードエッセイストの平野紗季子が出演する連食テレビエッセー「きみと食べたい」の放送が決定した。「食」をテーマに放送する新番組「きみと食べたい」。今回2人は、長崎県島原市へ旅に出る。目的地は、イタリアンがベースのとあるレストラン。しかし、梅干しと赤じそと昆布のソースや、地元でおやつとして食べる塩辛をのせた焼き芋をアレンジした料理など、ここで生まれ育ったシェフが “ここでしか食べられない”その土地に根ざした料理が提供されている。そんな料理の素材や地元の食べ方を探っていくと、見えてきたのは島原の魅力。シェフの料理を入り口に、海や畑の食材、食堂の定食まで、食べ続ける2人の旅を平野さんが書き下ろすエッセーで綴っていく、極上の料理を目と耳で楽しむ新感覚の番組だ。大河ドラマ「麒麟がくる」に出演、主演作『あのこは貴族』が来年公開を控える門脇さんは、「『食』を突き詰めたら、不思議とその土地で暮らす方々が大事にしているものが見えてきて、文化や営みに少し触れられたような気がしました」と今回旅した感想を語り、平野さんは「旅の難しい日々は続きますが、とある海辺の街に生きる人々の、食を通した声や想いを味わっていただけたら」とコメント。なお、番組のナレーションは、「MIU404」「いとしのニーナ」などに出演するいま注目の若手俳優・岡田健史が担当する。連食テレビエッセー「きみと食べたい」は12月24日(木)22時~Eテレにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月06日1981年、英国のチャールズ皇太子とダイアナ・スペンサーの結婚式が挙行され、世界中の耳目を集めた。ダイアナ妃のブライズメイドは王室に縁のある5人の少女が務めたが、その内の1人、インディア・ヒックスが53歳で結婚したと英Daily Mailが報じている。ヒックスはマウトバッテン伯爵ルイスの孫で、母のパメラ・マウントバッテンは1947年のエリザベス女王の婚礼においてブライズメイドを務めた。チャールズ皇太子はヒックスの従兄弟にあたり、「インディア」と名付けたゴッドファーザーでもあった。13歳のときに皇太子から直にブライズメイドを引き受けて欲しいと電話で依頼され、世紀のロイヤルウェディングに参加したという。年4万ポンド(約550万円)という高額な学費で知られるスコットランド北部の名門寄宿学校ゴードンストウンスクールで学んだが、自室に男子を招いて退学処分に。その後はモデルとして活躍し、ラグジュアリーなライフスタイルを提案するデザイナーとしてキャリアを積んだ。大手広告代理店サーチ&サーチの元経営者デイヴィッド・フリント・ウッドとの間に4人の子どもをもうけ、養子も1人迎えながらも籍を入れずに約25年間、パートナー兼子どもたちの父母という関係を貫いてきた。しかし11月29日、ヒックスは突如Instagramで「デイヴィッドと私は結婚しました。数カ月前、ひそかに決めていました。揺るぎない愛に祝福を。死が2人を分かつまで」と発表。女優のナオミ・ワッツやケイト・ウォルシュ、エル・マクファーソンなどセレブリティがこぞってお祝いコメントを寄せている。
2020年11月30日門脇麦と水原希子の共演で、都会の異なる環境を生きる2人の女性が人生を切り拓く姿を描いた『あのこは貴族』。この度、門脇さん演じる華子と水原さん演じる美紀が偶然の出会いをきっかけに、自分の階層の中で幸せを模索していく姿が描かれた予告編と、大島依提亜デザインの本ポスタービジュアルが解禁となった。「結婚=幸せ」と信じて疑わない箱入り娘の華子は、両親に言われるがままお見合いをするなど、お相手探しに奔走。終始うつむきがちで、感情が見えない表情の華子は、目の前に現れた良家の生まれで弁護士の青木幸一郎(高良健吾)にひと目惚れ。やっと見つけた私の幸せとばかりに顔をほころばせるのだが…。一方、地方出身者の美紀は名門大学に進学するも家庭の事情で学費を自分で稼ぐこととなりアルバイトに明け暮れ、次第に心と体はすり減っていき、中退を余儀なくされる。しかし、小言のうるさい父親や停滞する地元から抜け出したい気持ちから、その後も東京で働き続けていた。出会うはずのなかった華子と美紀の人生が、幸一郎をきっかけに突然交錯。同じ東京に暮らしながら、互いに自分の生きる世界とは全く違う世界があることを知り、同時に自身の階層の狭さも、その中にあった自由にも気づかされる。そこで友人になるわけではない、忘れられない出会いを糧にして人生の新しい扉を開いていく2人の姿は、先日開催された第33回東京国際映画祭で「これまでになかったジャンル」と喝さいを浴びた。予告の前半では年齢や性別、出身地など社会の中で選別され続ける生きづらさを華子と美紀の視点を通して映し出しながら、終盤には友人の逸子(石橋静河)とはしゃぐ華子の姿や友人の平田(山下リオ)と笑顔で談笑する美紀の姿を確認することができ、明るく変化する彼女たちの表情から、未来に微かな希望があることを気づかせてくれる映像となっている。また、併せて解禁となったのは、『ミッドサマー』や『万引き家族』などを手掛ける大島さんデザインによる本ビジュアル。黒のタートルネックにネックレスというお嬢様の装いの華子に対し、上下紺のパンツスーツを着こなす美紀の対照的な2人が並ぶ。互いに近くにいるのに別世界に生きる華子と美紀の人生が交錯した瞬間を切り取り、この出会いをきっかけに変化を見せていく2人の後が気になるビジュアルとなっている。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年11月30日メーガン妃が「ニューヨーク・タイムズ」紙にコラムを寄稿し、7月に第2子を流産したことを明かした。第1子アーチーくんのおむつ替えをしていたときに、腹部に鋭い痛みを感じ、アーチーくんを胸に抱きながら床に倒れ込んでしまったという。数時間後、病院のベッドに横たわっていたメーガン妃は、ヘンリー王子とともに涙を流したことなど、詳細を明らかにした。これまで英紙に対してプライバシー侵害訴訟を起こすなどして、プライバシーの尊重をたびたび訴えてきたメーガン妃。今回流産というプライベートな事柄について赤裸々につづったことに、「注目してほしいのか、そうでないのかわからない」と批判めいたコメントもSNSで多数見られ賛否両論があるが、下記のセレブはメーガン妃を支持している。女優のミア・ファローはツイッターで「メーガン・マークルによる賢く、痛みを伴う、寛大なコラム」と評してコラムを紹介。ビル・クリントン元大統領との不倫スキャンダルで注目されたモニカ・ルインスキーは「公にシェアされた個人的な痛みは、あなたの助けにはならないかもしれないけれど、だれかの助けになる」とツイート。9月に第3子を流産したモデルのクリッシー・テイゲン、流産経験がある女優のミン・ナもメーガン妃を擁護。メーガン妃は、「だれかに『調子はどう?』と聞かれたときに、彼らが心をオープンにして本当にその答えを聞こうとしてくれれば、悲しみはしばしば軽減される」と学んだといい、「私たちの痛みを共感してもらうことが、癒しへの一歩となる」とつづっている。(Hiromi Kaku)
2020年11月26日メーガン妃が公務で使用した事でも知られる英国のラグジュアリーブランド「ストラスベリー」は2020年12月5日に、全米オープン女子チャンピオン大坂なおみ選手とのコラボレーションによるミニコレクション<NAOMI OSAKA x STRATHBERRY>をリリースします。デザインやイラストが好きでいつも移動中の車の中で、同じくテニス選手である姉のまりさんと一緒に絵を描いていたという大坂選手。ストラスベリーは以前から大坂選手のファッションへの純粋な関心と、唯一無二の個性、カラフルなセンスに注目しており、新作コレクションやカスタマイズバッグを提供してきましたが、ついにコラボレーション企画を昨年始動。ストラスベリーデザインの中から、大坂さんお気に入りの数点をピックアップ。スッキリ無駄のないデザインや丁寧な仕上げはそのままに、アクティブで現代的なテイストをプラスした魅力的なコレクションを完成させました。エース ブラック/ライム/シルバーエース フラミンゴ/コバルト/バニラカラーパレットは、コートでのしなやかでパワフルな動きを思わせるブラック/ライム/シルバーと、おしゃれでカラフルな感性を反映したコバルト/バニラ/フラミンゴの二種類。このコレクションには大坂選手のために特別に作られた、テニスラケットのグリップをモチーフにしたユニークな持ち手のバッグ、エースが初登場しますアレグロミニアレグロマイクロノースサウス ブラック/ライム/シルバー他にも使いやすくエレガントな形が特徴のアレグロミニ、愛らしいサイズのアレグロマイクロ、必需品がぴったり収まる軽量マイクロバッグのノースサウスなど、計5点のオリジナルバッグが登場します。さらに使いやすさ抜群のフラグメントケースも同様のカラーパレットで登場する予定。スペイン産の最高級のレザーを使用し、1点ずつスペインの熟練工が手作り。スポーティさとエレガンスを兼ね備えた、大坂選手のデザインやファッションへの愛を反映したミニコレクションに仕上がりました。<NAOMI OSAKA x STRATHBERRY>は2020年12月5日に全世界のECサイト、ロンドンとエディンバラのストラスベリー直営店で販売が展開される予定です。<NAOMI OSAKA x STRATHBERRY>販売:全世界のECサイト、ロンドンとエディンバラのストラスベリー直営店で販売予定。発売予定日:2020年12月5日(金)価格:エース ブラック/ライム/シルバー 9万3,000円エース コバルト/フラミンゴ/バニラ 7万8,000円アレグロミニ 7万4,000円アレグロマイクロ 6万2,000円ノースサウス 5万3,500円(価格はすべて税、送料込み)ウェブサイト:ストラスベリー社についてストラスベリーは、英国スコットランドの首都で世界遺産の街、エディンバラ発の高級バッグブランド。ゴールドのバーで留めるバークロージャを特徴とし、国際的な革アクセサリー業界の注目ブランドとして急成長。欧州の革工芸技術と品質へのこだわりを信条としており、一つ一つが伝統技術を熟知した職人による手作り、一つのバッグを仕上げるのに最高で20時間を費やしています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月20日続かないダイエットに意味はない10月22日、簡単な方法で続けられるダイエット法を解説している新刊『ダイエットに失敗し続けた人に教えたい やせ方の正解』が発売された。同書はダイエットで失敗してきた人や、食事、運動でやせられなかった人、代謝が落ちたと感じている人などにおすすめである。著者はパーソナルトレーナーの門脇妃斗未氏であり、InstagramやYouTubeなどでも大人気。新刊は四六判の単行本で、192ページ、1,540円(税込)の価格にてKADOKAWAより発売中となっている。生活に3つのルールを取り込むだけの簡単ダイエット門脇妃斗未氏は現在39歳。自宅でできるトレーニング動画などを配信し、Instagramのフォロワー数は17万人、YouTubeの公式チャンネルには16万人以上の人が登録している。門脇氏は10歳の頃から器械体操を本格的に行い、体型管理のためさまざまなダイエットを試みている。しかし、当時の門脇氏の体は横に大きくなってしまっていたという。15歳の時に体操教室をやめて運動をしなくなると、食事制限もせず体重が56kgから48kgに減少。ただ、それでもさらにやせたいという願望は続き、こんにゃくダイエットなどを行うも、体重は元に戻ってしまっていた。その後、摂食障がいを経験。現在、トレーナーとして活躍している門脇氏ではあるが、新刊ではそんな著者だからこそたどり着いたダイエット法を解説している。重要なのは「続けられること」であり、ルールは簡単な「朝フルーツ」「空腹で朝起きる」「1日1回心拍数を上げる」ことだとしている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ダイエットに失敗し続けた人に教えたい やせ方の正解 門脇 妃斗未:生活・実用書 - KADOKAWA
2020年10月27日咲妃みゆが、藤田俊太郎の演出によるミュージカル『NINE』に出演する。役どころは、城田優が演じる主人公グイド・コンティーニの妻ルイザ。作品について予習し、イメージを膨らませる稽古前の思いを語ってもらった。【チケット情報はこちら】アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を手がけた本作は、フェデリコ・フェリーニの自伝的映画『8 1/2(はっかにぶんのいち)』を原作としたミュージカル。1982年の初演はトニー賞10部門にノミネートされ、作品賞、作詞・作曲賞、助演女優賞、衣装デザイン賞、演出賞の5部門で最優秀賞を獲得した。スランプに陥り迷走する映画監督グイドが、妻・愛人・女優など彼を取り巻く女性たちと“愛”の物語を繰り広げる本作。女性の影が絶えない夫を持つルイザを「観客の同情を得やすい立場」としながらも、咲妃は「彼女にも人間じみた一面があるので、単なる悲劇のヒロインと捉えないようにしたい」と意気込む。ではルイザの感情がスパークする劇中のナンバー「My Husband Makes Movies」を、どんな気持ちを込めて披露するか──。そう尋ねると、咲妃は「いろんな感情が楽曲の中で歌われますが、言いたいことは“I Love You”ひとつだと思います」とまっすぐにコメント。「グイドへの揺るぎない絶対的な愛を意識しながら、彼を翻弄しつつ振り回されたいですね」と言葉を重ねた。夫グイド役を務める城田とは初共演。しかし、彼の出演作をよく鑑賞している咲妃は「嘘のない真心からのお芝居に、毎回胸を打たれます」とその印象を述べる。劇中では結婚して年月を重ねた二人の葛藤が描かれることから「時間の積み重ねが舞台上で自然に表れるよう、稽古場から信頼関係を育みたい」と笑ってみせた。「女性の生きる力強さを表現したい」と藤田が打ち出す演出の方向性にも、咲妃は共感の姿勢を見せる。男性優位思想の残る時代に生まれた『8 1/2』の世界をそのまま踏襲すると、現代の観客は違和感を覚えるかもしれない──。そんな藤田の懸念を紹介し「グイドに“翻弄される”というより、主体的に彼へ“陶酔していく”女性たちの姿が描かれます」と構想の一端を覗かせた咲妃。ルイザとしてどのように役を立ち上げるか、ぜひ劇場で確かめてほしい。公演は11月12日(木)~29日(日)に、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。その後、12月5日(土)~13日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールと巡演する。11月20日(金)のぴあ貸切公演の先着先行を10月8日(木)まで受付中!取材・文:岡山朋代ヘアメイク:本名和美スタイリスト:中村美保
2020年09月30日門脇麦と水原希子の共演で、山内マリコの同名小説を映画化する『あのこは貴族』が2021年2月26日(金)に公開決定、初映像となる特報とティザービジュアルとともに高良健吾、石橋静河、山下リオら追加キャストが発表された。初のオリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子(そでゆきこ)監督が、主人公の東京の箱入り娘・華子役に門脇さん、地方から上京し、自力で生きる美紀役に水原さんを迎えて贈る本作。今回追加キャストとして、奇しくも2人を繋ぐことになる弁護士・幸一郎役に高良健吾、華子の学生時代からの友人でバイオリニストの逸子役に石橋静河、美紀の地元の友人で同じ名門大学に入学する平田役に山下リオが決定したほか、華子の家族に銀粉蝶、佐戸井けん太、篠原ゆき子、石橋けい、山中崇、幸一郎の家族に高橋ひとみ、津嘉山正種など実力派俳優が集結。特報では、東京の箱入り娘・華子が見合いの末、良家の弁護士・幸一郎との結婚生活をスタートするが、幸一郎に「華子には夢なんかあるの?」と、華子が“結婚すること”のみにしか関心がなかったことを言い当てられてしまう。一方で、地方出身者の美紀は幸一郎と一緒に、パーティーで楽し気に過ごす様子が。そして、美紀を見かけた華子がタクシーを降り、自転車で通り過ぎる美紀を呼び止める瞬間までが収められている。2人はこの出会いをきっかけに、どのような決断をし、人生を切り拓くのか。その先の展開が楽しみな特報となっている。また、ティザービジュアルのデザインは、『サスペリア』『ミッドサマー』『デッド・ドント・ダイ』などを手掛けるグラフィックデザイナー・大島依提亜が担当、人気イラストレーターの塩川いづみが華子と美紀のイラストを描き下ろした。異なる階層に生き、身に纏うものが異なっていても、中身は同じ女性であると、シンプルな線で描くことで気づきを与えてくれるビジュアルとなっている。追加キャスト&原作者からコメント到着高良健吾(青木幸一郎役)それぞれの一生があり、そこにある当たり前のズレが、それぞれの一生に色を添えていて、すべてがひとつの生き方で、この役だからこそ思うことが多くありました。その加減を監督と話し合うことが多く、役としての立場を監督は包み込んでくれていたと思います。そして、感覚的な演出がいろんな気づきを与えてくれて楽しかったです。当時、意識していたことを現場がアップしてから時間が経つにつれ、自分の中でより大きな意味を持っていることに驚いています。本当にいい経験をさせてもらいました。映画自体も時間がひとつのキーワードです。わからない正解が多い中、この映画はいろんな今。が押し付けられることなく切り取られていると思います。石橋静河(相良逸子役)今回、初めてプロのバイオリニストの役を演じることになり、短い期間でしたが猛特訓をして、肩がガチガチに凝りながらも、なんとか自分なりの精一杯を形にしました。お芝居の面では、門脇麦さんと水原希子さんという人間的にも素晴らしいお二人とご一緒できたことがとても嬉しかったです。ぜひ劇場でご覧ください!山下リオ(平田里英役)私は、日々生きていく中で、社会には見えないカーストがあるのでは?と思うことがあります。そして、その社会の目を気にしながら、自由に生きることは難しい。台詞の一言一言に共感し、そんな社会に生きる女性たちが、足掻きながらも成長し、逞しく生きていく姿に、いつしか私自身がリンクし、演じながら勇気をもらっていました。撮影中、岨手監督は、優しく背中を押し続けて下さいましたし、水原希子ちゃんとは、旧友のように居心地よくいさせて頂きました。あの一瞬一瞬が、すべて愛おしい時間です。ありのままの自分を抱きしめてあげたくなる映画になっているのでは。是非、たくさんの方に観ていただきたいです。原作・山内マリコ映画『あのこは貴族』、正直に言ってわたし、ものすごぉーく気に入ってます。2021年の日本映画の大収穫の一つなんじゃないかと。籠の鳥のようなヒロイン華子は、いつも安全なタクシーの中から、二度目のオリンピックを夢見て普請中の東京を眺めます。そして上京者という名の越境者であるもう一人のヒロイン美紀は、バッグを斜めがけにして自転車を漕ぐ。異なる階層に属する二人を岨手監督は、移動手段ひとつとっても映画的にアプローチしている。その演出力は本当に見事で、主役から傍役まで役者さんたちは誰もがその役柄を生きていて、命が吹き込まれるってこういうことかと唸りました。深みのある映像、美術、衣装、音響、どれをとっても丁寧ないい仕事ばかり。映画を観るよろこびをビリビリ感じます。世襲され固定化した社会階層と、女性をしばる価値観。女同士を分断させてなるものかと橋をわたす、逸子の存在。原作に込めたメッセージを大事にしてくれているのは、監督の作家性とこの物語が、ちゃんと共鳴しているからにほかなりません。監督ありがとう。岨手監督に撮ってもらえて、とても幸せな作品となりました。『あのこは貴族』は2021年2月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族 2021年2月26日より全国にて公開©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年09月24日仲村トオル、杉野希妃、斎藤工、中村ゆりが共演する映画『愛のまなざしを』が来年公開されることが決定。場面写真も到着した。貴志は、患者の話に耳を傾けてくれると評判の精神科医だが、6年前に亡くした妻・薫のことを想ってはむせび泣き、薬で精神を安定させる日々を過ごしていた。患者としてやってきた女・綾子は、治療関係を超えて貴志と気持ちが通じ合い、やがて貴志に寄り添うようになる。しかし綾子は、貴志の亡き薫への断ち切れない思いや薫との子ども・祐樹の存在を知るや猛烈な嫉妬心にさいなまれ、独占欲がふくらむ。そして、前妻の弟・茂に近づき…。本作は、亡き妻への思いを捨てきれない男と、その男に恋をする女、嫉妬と復讐と救済の劇を描く物語。これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた万田邦敏監督が、『UNLOVED』『接吻』に続き、共同脚本・万田珠実と3度目のタッグを組んだ。キャストには、『UNLOVED』『接吻』でキーパーソンを演じた仲村さんが、現実と幻想の区別がつかなくなる精神科医・貴志役。貴志からの愛を切望する綾子役は、監督としても活動する杉野さんが演じ、本作の発案・プロデュースも務めている。また、亡くなった姉に恋焦がれる内山茂役を斎藤さん。6年前に亡くなった貴志の妻の亡霊を、中村さんが強く儚く演じる。ほかにも、貴志の息子・祐樹役は、オーディションで選ばれた藤原大祐が演じ、映画デビュー。片桐はいり、ベンガル、森口瑤子らベテランが脇を固める。仲村さんは「『愛のまなざしを』の撮影現場は過去の自分が出演した万田邦敏監督の作品と比べると『答えなど最初からないのです』と言われ、『迷宮を駆け抜けたような』日々でした。過去の万田組の現場の雰囲気と共通していたのは涼しさより少し冷たさに近いような、ひんやりとした緊張感、でしょうか。ただそれも、過去の現場にあった張りつめていたものが、時に歪んだり捻じれたりするような新鮮な瞬間が何度もありました」と今回の撮影をふり返っている。『愛のまなざしを』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年09月19日