悩みを持つ女性たちが続々訪れる、とあるバッティングセンター。訳あってここでアルバイトをする高校2年生の舞(関水渚)は、“野球論”で例えた独自の人生論で女性の悩みを解決に導く元プロ野球選手の伊藤(仲村トオル)と出会う。伊藤を“おっさん”と呼び邪険に扱いながらも、舞も人生を学んでいく、“ライフ・イズ・ベースボール”を合言葉にしたヒューマンドラマが開幕!女性たちの悩みを野球を通して解決するヒューマンドラマです。「初めて台本を読んだ時、舞の言い回しや余計なひと言がひっかかり、やりにくさを感じました。その理由は、自分とどこか似ているから。私も親と喧嘩をするとつい嫌な言い方をしてしまうんですが、若さゆえに不器用な舞にそんな自分を見たようで…。でも似ているからこそ演じやすいかもしれない、と発想を変えたら共感して演じられるように」第1話には元メジャーリーガーの岡島秀樹さんが登場して話題となったが、毎回、往年の“野球レジェンド”が登場するのも見どころ。「プロの方とお会いするのも、プレーを間近で見るのも初めてで、岡島さんは現場にいらっしゃっただけで力強くて明るいオーラを放っていてびっくり。みなさん体が大きくて、大迫力のプレーに感動でした」高校時代は野球部のマネージャーをしていたこともあり、関水さんのプロフィールには“スコアブックをつけることが趣味”とも。「実はそれは高校時代のもので、最近の趣味はウィンドサーフィンです。すみません…更新しておいてください(笑)。このドラマは野球を全く知らない方でも楽しんでいただけると思います。というのも、毎週登場する女性たちの悩みは仕事、家庭、人間関係などさまざま。きっと共感できることもあるはずです。たとえば、第5話で佐藤仁美さんが演じる、夫婦間のすれ違いに悩む女性の回。私の場合は友達や家族間に置き換えたら他人事ではなくなりました。そんな悩みに、ゲストの選手の方や“おっさん”が前向きになれる言葉をくれるので、ホッとできるんです。ドラマを見てくだされば、きっといい夜になるのではないでしょうか」『八月は夜のバッティングセンターで。』スマホ用アプリゲーム「八月のシンデレラナイン」を原案に、関水渚さんと仲村トオルさんのW主演でドラマ化。毎週水曜、深夜1:10(ほか)テレビ東京ほかにて放送中。第2話には悩める女性・天野佳苗役に堀田茜さん、元プロ野球選手の山﨑武司さんが登場! ©「八月は夜のバッティングセンターで。」製作委員会せきみず・なぎさ1998年6月5日生まれ、神奈川県出身。17歳で「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のファイナリストに選ばれて芸能界入り。19歳の時「アクエリアス」のCMに出演。映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にコックリ役で登場し話題に。ロンパース¥20,350(AMERI/Ameri VINTAGE TEL:03・6712・7887)イヤリング¥3,080(mimi33/サンポークリエイト TEL:082・248・6226)※『anan』2021年7月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・後藤仁子ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年07月20日『コンフィデンスマンJP プリンセス編』や「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」などの関水渚がドラマ初主演、実力派俳優・仲村トオルとのW主演で人気アプリゲームを原案にドラマ化した「八月は夜のバッティングセンターで。」(通称:ハチナイ)。今回、各話のゲストとなる豪華キャスト8名が決定した。ドラマの舞台は、都内のとあるバッティングセンター。わけあって夏休みにアルバイトをすることになった関水さん演じる17歳の女子高生・夏葉舞と、「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているかわかる」という仲村さん演じる元プロ野球選手が、毎回バッティングセンターに現れる悩める女性たちを、“野球論”で例えた独自の“人生論”で解決へと導いていく物語。今回、“悩める女性”として1話から8話に登場するのが板谷由夏、木南晴夏、佐藤仁美、武田玲奈、深川麻衣、堀田茜、山崎夢羽、山下リオ。仕事、家庭、人間関係…“八者八様”の悩みは誰の身にも起こりうる、思わず共感してしまうリアルな出来事ばかり。彼女たちがバッティングセンターでどんな答えを見つけるのか?8人の女性たちの心の変化を、野球論を通して描いていく。また、関水さんと仲村さん2人の表情がよく分かる、“もうひとつのメインビジュアル”が到着。第1弾とは対照的なデザインとなっている。さらに主演2人が6月18日(金)に東京ドームで行われる「横浜DeNAベイスターズ vs 広島東洋カープ」の始球式に登場することも発表された。【キャストコメント】 ※名前の並びは五十音順板谷由夏/武田尚美 役出版社に勤める人気雑誌の元エース編集者。<コメント>人生には悩みがつきものです。彼女(武田尚美)の悩みはリアルに感じられました。アスリート、野球界の人たちにアドバイスを受け、前を向こうとする、という企画がなんだか面白そう! と思いこの役をやってみたいと思いました。アスリートだからこそのリアルな生声を聞き逃さず、ドラマを楽しんでいただけたらと思います。木南晴夏/坂本ゆりこ 役化粧品会社の中間管理職<コメント>坂本ゆりこが抱える誰かに認められたいという悩みは、どんな職業でも、どんな立場の人でも共感できる悩みだと思います。決して気が弱いわけでもなく、でも自分を押し通せる強さもなく...いわゆる普通な役なだけに演じる難しさがあるなと思いました。登場する女性の悩みは共感できるものが多く身近に感じられるドラマになっていると思います。ぜひご覧ください。佐藤仁美/寺本沙織 役夫との教育方針の違いに悩む主婦<コメント>(演じた寺本沙織について)女は現実派。と思いました(笑)。言葉や一緒にいる時間が、本当に大切。家族と喜怒哀楽をして生きたいと思いました。皆さんにも共感していただけたらなと思います。武田玲奈/今井果林 役和食の職人見習い<コメント>今回、私が演じさせていただいた果林は、和食の可能性を広めるために和食屋に入ったのですが、1年間下働きをさせられている今の環境に満足出来ず、悩んでいる女の子です。私も仕事などで悩むことがありますし、どう悩みと向き合っていくのかを観ていただければと思っています。自分では解決できないことは、周りの人からのアドバイスや人と人とのつながりで良い方向へ向かうこともあるかと思います。視聴者のみなさまの中にも、自分の今の環境に悩むことでしたり、納得がいかないことは誰にでもあることかと思います。そんな方々にこのドラマを観ていただき、少しでも励ましや何か解決へのヒントにしていただけたら嬉しいです。ぜひご覧いただきたいです!!深川麻衣/高橋菜々子 役都内百貨店に勤めるコスメ販売員<コメント>今回私が演じさせていただく菜々子は、人の顔色を伺いすぎて、自分の本音をなかなか表にさらけ出せないという悩みを持った女性です。自分の中の弱さを自覚していて変わりたいと願いながらも、なかなかそこから打破できなかった菜々子がどう変化していくのか、注目していただけたら嬉しいです。野球というスポーツを通して、様々な人間ドラマが展開されていきます。野球ファンの方はもちろん、あまり野球には詳しくないよという方にも楽しんでいただける内容になっていると思います。思わず共感する部分があったり、見ていてスカッとできる、夏の夜にぴったりなドラマです。ぜひ、お楽しみに!堀田茜/天野佳苗 役広告代理店に勤める中堅の女性社員<コメント>今回演じさせていただいた天野は、台本を読んだ時からとっても人間味のある共感できる役だなと思いました。この世代ならではの恋愛に対するリアルな悩みと戦う天野と一緒に、今回のお話を通じて、私も成長できたらなと思います。野球×ファンタジーを織り交ぜながら、それぞれの話に、優しいメッセージがあると思います。新しい描き方でとてもワクワクすると思います!野球ファンの方以外にも楽しんでいただけると思うので、是非ご覧いただきたいです!山崎夢羽/神崎ヒナ 役国民的アイドルグループのセンター<コメント>神崎ヒナは、夢を叶えられて嬉しくて、本当は毎日笑っていたいのに...周りからの期待にプレッシャーを感じてしまい、誰かと比べてばかりで努力をしようとしない。見えない相手からの心無い言葉に傷つき、自信を無くしてしまいますが、人との出会いで助けられ自分自身の弱さからも成長していく...という印象でした。私も12人グループのアイドルをしています!ヒナと同じ様に悩む事たくさんあります。心無い言葉で落ち込む日は、応援して下さる方の言葉が上書きしてくれます。出来ない事はメンバーがそれぞれ補い合って、同じ歩幅で歩き、支えてくれる人がいるから頑張れます!! ヒナとの気持ちが重なる所がたくさんあります。強くなるヒナの想いがリアルに視聴者の皆さんに届くと嬉しいです!山下リオ/元山陽子 役有名企業の社長<コメント>私が演じる陽子は、若くして成功を納めた女社長です。弱音も吐かず、孤独や葛藤をバッティングで憂さ晴らしする姿が印象的でした。今まで野球の知識も浅かったのですが、戦術と人生を重ね合わせた物語に、改めて野球の奥深さを感じましたし、野球を通して気づきを得る女性たちの姿には、ホームランを打ったような爽快感があります。是非、野球を知らない方にも見ていただきたいです!水ドラ25「八月は夜のバッティングセンターで。」は7月7日より毎週水曜深夜1時10分~テレビ東京ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年05月31日2021年7月から、テレビ東京で放送が始まる『水ドラ25八月は夜のバッティングセンターで。』(通称:ハチナイ)。女子高生と、謎の元プロ野球選手の男性が女性の悩みを解決していくストーリーです。こちらは、人気アプリゲーム『八月のシンデレラナイン』から着想を得た、完全オリジナルドラマ。女子高生・夏葉舞を演じるのは、若手俳優の関水渚さん。本作が、ドラマ初主演となります。また、バッティングセンターで悩める女性の相談を解決する謎の人物・伊藤智弘を演じるのは、俳優の仲村トオルさん。2人は今回が初共演となるそうです。さらに、往年の野球レジェンドたちがドラマに登場するとのこと。選手たちが、どのような役どころで登場するかも見どころです!【あらすじ】女子高生の夏葉舞(関水渚)が、夏休みにわけあってアルバイトをすることになったバッティングセンターには、夜になるとなぜか悩める女性たちがやってくる。バッターボックスで球を打つ彼女たちを見つめている謎の男性・伊藤智弘(仲村トオル)は、「スイングを見るだけで、その人がどんな悩みを抱えているのかわかる」といい、 その悩みを「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決に導いていく。果たして今宵はどんな悩める女性が訪れるのか?舞と伊藤の不思議な夏が今はじまる!関水渚コメントQ. 出演のオファーを聞いた時の感想をお聞かせください。テレ東さんの番組を本当にたくさん見ているので、「アノニマス」に引き続きテレ東さんのドラマに出演させていただけることがとても嬉しかったです!Q. ドラマ初主演となりますが、意気込みをお聞かせください。ドラマの主演を務めさせていただくのは初めてなので、大きなプレッシャーもありますが、自分自身が楽しんで舞を演じる事で見てくださる皆様にも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!Q. 夏葉舞という役柄の印象をお聞かせください。役づくりで準備したことはありますか?若くてまっすぐで羨ましくも思ってしまうほどでした。今は一生懸命野球の練習をしています。Q. 関水さんは高校時代に野球部のマネージャーをされていたとの事で、野球に馴染みがあると思いますが、撮影で楽しみにしていることはありますか?毎回、元プロ野球選手の方が出演してくださるので、皆さんの野球のプレーを間近でみれることがとても楽しみです。Q. 視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。このドラマが皆様の毎週の楽しみになるように、精一杯舞を、野球を楽しみながら頑張りたいと思います。ぜひご覧ください!仲村トオルコメントQ.出演のオファーを聞いた時の感想をお聞かせください。14歳だった夏に「自分にはプロになる才能が無い」とあきらめた野球を、約40年後にプロの役者として元プロ野球選手をやらせてもらえる幸せを感じました。Q.関水渚さんの印象をお聞かせください。映画『町田くんの世界』を観て、「すばらしい女優さんだ」と思いました。ドッジボールのようなキャッチボールができそうで共演がとても楽しみです。Q.悩める女性を「野球論」で解決していく男・伊藤智弘という役柄の印象をお聞かせください。昭和の町に一人はいた「人の事を他人事としない」、最早、死語かもしれない「おせっかい」に全力投球する時代遅れの男のように思います AIに負けないくらい令和に必要な人だと思います。Q.仲村さんは大の野球好きと伺っていますが、これまでの野球との関わり、また撮影で楽しみにしている事はありますか?俳優の仕事をはじめてからも何度も野球をあきらめたことを後悔し、同世代のプロ野球選手を強く意識してきました。野球というスポーツの中には人生に役立つことがとても多くあると思っているので、出演してくださるスーパープレイヤーの方々から沢山いただけることがあるのではないか、と、とても楽しみにしています。Q.視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。野球が好きな人には凄く楽しく、野球をそれほど好きじゃない人でも「野球、いいなぁ」と感じてもらえるような、見てくださった次の日にバッティングセンターに行きたくなるようなドラマにしたいと思っています。ドラマは、2021年7月7日から!放送が待ち遠しいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月20日関水渚と仲村トオルが、この夏放送の新水ドラ25「八月は夜のバッティングセンターで。」にW主演することが決定した。本作は、アニメ化もされた「青春×女子高生×高校野球」をテーマにした野球型青春体験アプリゲーム「八月のシンデレラナイン」から着想を得た完全オリジナルドラマ。舞台は、都内のとあるバッティングセンター。わけあって夏休みにアルバイトをすることになった女子高生・夏葉舞と、「バットのスイングだけで、その人がどんな悩みを抱えているかわかる」と豪語する47歳の謎の元プロ野球選手が、毎回バッティングセンターに現れる悩める女性たちを、「野球論」で例えた独自の「人生論」で解決へと導いていく、新感覚のベースボール・ヒューマンドラマ。夏葉舞役には、『町田くんの世界』『カイジ ファイナルゲーム』「4分間のマリーゴールド」などに出演した若手女優の関水渚。悩める女性の相談を次々と解決する謎の人物・伊藤智弘を、現在放送中の「ネメシス」に失踪したアンナの父・始役で出演する仲村トオルが演じ、初共演。今回ドラマ初主演となる関水さんは「大きなプレッシャーもありますが、自分自身が楽しんで舞を演じる事で見てくださる皆様にも楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!」と意気込み、役柄については「若くてまっすぐで羨ましくも思ってしまうほどでした」と印象を明かす。一方、仲村さんは演じる伊藤について「昭和の町に一人はいた『人の事を他人事としない』、最早、死語かもしれない『おせっかい』に全力投球する時代遅れの男のように思います。AIに負けないくらい令和に必要な人だと思います」と説明。また「野球が好きな人には凄く楽しく、野球をそれほど好きじゃない人でも『野球、いいなぁ』と感じてもらえるような、見てくださった次の日にバッティングセンターに行きたくなるようなドラマにしたいと思っています」とコメントしている。なお、本作には野球好きであれば誰もが知っているような、往年の野球レジェンドたちが登場。「皆さんの野球のプレーを間近でみれることがとても楽しみです」(関水さん)、「野球というスポーツの中には人生に役立つことがとても多くあると思っているので、出演してくださるスーパープレイヤーの方々から沢山いただけることがあるのではないか、と、とても楽しみにしています」(仲村さん)と期待している。水ドラ25「八月は夜のバッティングセンターで。」は7月7日より毎週水曜日深夜1時10分~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2021年05月18日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の中田青渚さんです。今泉力哉監督の作品でヒロインの一人に抜擢!4月公開の映画『街の上で』に出演。「演じたイハは、思いつきで行動するような掴み所がない子。私も周りからこうやって見られていることあるかもって感じながら演じました」。デビューのきっかけになったオーディションを、景品の図書カード欲しさに受けたほどの漫画好き。「弟から漫画を借りたり、アニメの情報交換をすることも。自立した強い女性に憧れていて、『ONE PIECE』のビビが好き」。今行きたいのは海外。「海外に行ったことがなくて…。初めては、友達と韓国か台湾に行きたいです」お風呂上がりにYouTubeを見ながら…。ストレッチを続けたら体が柔らかくなって、身長も伸びた気がする(笑)。スケッチブックと色鉛筆を買いました。チャリティ企画で絵を描くので、模写して練習中。上手になりたい~!『ONE PIECE』は何度も読んでいます。物語が長いので、「頂上戦争編」の57巻や59巻をよく読み返しています。なかた・せいな2000年生まれ。「第5回Sho‐Comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得し、デビュー。4月9日に公開の映画『街の上で』では、城定イハ役で出演。※『anan』2021年4月7日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年04月06日自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が昨年新設した映画賞「大島渚賞」の第2回記念イベントが3月20日、都内で開催された。今年は審査員長である坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)らが選考を進めてきたが、「該当者なし」という結果に。イベントに出席した黒沢監督は「面白いテーマを見つけてくる能力はあるなと思うが、でもその先が……。もったいない」と審査を振り返った。映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若き才能に授与される「大島渚賞」。第1回は、『セノーテ』『鉱 ARAGANE』が各国で高く評価されている小田香監督が受賞した。今回は該当者がいなかったため、当初予定されていた授賞式の代わりに、記念イベントという形で式典を実施。なお、審査員長の坂本は療養を理由にイベントを欠席した。黒沢監督は、かつて坂本が学生に向けて発した「誰かを傷つけるのが怖いなら、作品を作るな」という言葉を引き合いに、「せっかく興味深いテーマをつかみながら、実にうまくまとまっていたり、なぜか感動的だったり。でも、感動させるテーマじゃなかったよねと……。最終的に誰も傷つけず終わった作品が結構あった」と総評を述べた。その上で「特に新人監督に送る映画賞はいつも議題になるんですが……」と前置きし、「作品の完成度で選ぶべきなのか、それとも作家の個性や独特な文体というか、『次回作が見たいな』と思える人に賞をあげるべきか」と経験談を披露。「そのどちらも吹き飛ばす、問答無用にこれだよねっていえる作品、監督が残念ながら見当たらなかった」と該当者なしの理由を説明した。また、坂本、黒沢監督両名でそれぞれ異なる「強いて言えばこれ」といえる1作品があったとも明かし、「双方の特別メンションという案もあったが、これについては、ぴあさんの英断でなくなった」。この件について、荒木氏は「お二人の気持ちをくんだ。まだ、大島渚賞は開拓中であり、その道がおかしくなってしまうので」と話していた。イベントには、大島監督の子息で昨年公開された監督作『なぜ君は総理大臣になれないのか 』や、プロデュース作『ぼけますから、よろしくお願いします。』など話題作を手掛ける大島新監督が来場。また、坂本と黒沢監督がともに“ベストワン”と激賞する『日本春歌考』(1967年製作)の特別上映が行われた。取材・文・写真=内田涼
2021年03月20日香取慎吾演じる刑事がSNSでの誹謗中傷による犯罪に立ち向かう新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の6話が3月1日オンエア。犯人の少年を演じる楽駆に注目する声と、“アノニマス”の正体を考察する声がSNSにあふれている。社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、警視庁が試験的に新設した「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」が設立され、そこに2年前相棒の暴走を食い止められず、捜査一課を外された香取さん演じる万丞渉が配属。匿名を意味する言葉“アノニマス”を名乗る謎の存在と対峙していく…という本作。香取さんはじめ指対で万丞の相棒となる碓氷咲良役で関水渚。特定が得意な指対メンバー・菅沼凛々子役でMEGUMI。デジタル担当の四宮純一役で清水尋也。温厚な人柄の指対室室長・越谷真二郎役で勝村政信、2年前の事件のことで万丞と対立する捜査一課の羽鳥賢三役で山本耕史。捜査一課時代の万丞の相棒・倉木セナ役にはシム・ウンギョンといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では指対の誰かがアノニマスが繋がっているとの噂が警察内部で広まり、特に万丞が疑われるなか、指対に匿名の中傷で悩む専門学生・末松香(川島鈴遥)がやって来る。香には高校時代からの恋人、椚総一郎(田中偉登)がいたが、有名大学の野球部で注目される総一郎への中傷や脅迫めいた内容ばかりが送られてくるという。時を同じくして総一郎が拉致されたことがわかり、監禁場所で犯人による生配信が始まる。犯人は総一郎の「全てを奪う」ため、4時間以内に監禁場所を特定できなければ“私刑執行”すると警察に宣言。捜査一課に指揮権が移るなか、香はSNSに情報を呼びかける投稿をしそれが拡散され続々情報が集まっていく。香の証言とSNS書き込みなどから犯人が総一郎と高校の野球部で一緒だったが暴力事件を起こし、その後事故死した荒井の弟、翔太(楽駆)だと判明。さらに拉致の瞬間を捉えた画像を四宮が指対のアカウントで投稿。ネットの情報に踊らされるなと激怒する万丞と、緊急だからネットの善意の力を借りようという四宮は対立する…というストーリーが展開。実は香は荒井の恋人で、香は総一郎から性的暴行を受けており、暴力事件もそれを知った荒井が総一郎を殴ったのが真相で、香は翔太と結託し、拉致事件を起こして総一郎に復讐しようとしていた。香は復讐を遂げた後自らもビルの屋上から飛び降りようとするが、すんでのところで万丞が止める。そして香は“アノニマス”から総一郎に復讐するよう促されたことを告白する…というラストだった。視聴者からは翔太役の楽駆さんに「犯人役の楽駆くん、よかったよ」「楽駆の新しい顔が見られた」などといった声や、「夢中さ、きみに。」で演じた役柄と比較して「楽駆くんは江間くんしか知らなかったので振り幅にビビり散らかしてる」といった反応など様々な声が送られる。また指対に“内通者”がいると言われるアノニマスの正体に関する考察も。SNSでは「正体はズバリ闇堕ちした相棒」「既に登場してるキャストなら実は倉木?」「ここまでくると倉木セナが怪しく見えてくる」など“倉木説”を唱える視聴者が多数。一方で「指対の誰かならヒロインさんだといいな」と“咲良説”を挙げる声もあり、“アノニマスは誰か”も見どころになっている模様だ。(笠緒)
2021年03月02日香取慎吾主演で描く、SNSでの誹謗中傷をテーマにした「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の第5話が2月22日放送。明かされた咲良の“過去”、万丞との共通点に「切ない」などといった反応が寄せられている。香取さん5年ぶりの民放ドラマ出演作にして、33年ぶりのテレビ東京ドラマ出演となる本作は、警視庁が試験的に新設したキーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)専門の対策室「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」を舞台にした物語が展開。過去に相棒を“暴走”させ瀕死の重傷を負わせてしまったことで、捜査一課から外れ指対にやってきた一匹狼の刑事・万丞渉に香取さん。指対で万丞の相棒となる碓氷咲良に関水渚。指対の“特定担当”菅沼凛々子にMEGUMI。デジタル担当・四宮純一に清水尋也。指対室室長・越谷真二郎に勝村政信。万丞に“見殺し”にされたという以前の相棒・倉木セナにシム・ウンギョン。倉木のことで万丞に憎しみを抱く捜査一課の刑事・羽鳥賢三に山本耕史といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。5話では指対に人気の動画配信者・さわてぃ(橋本淳)から依頼が。さわてぃに対するSNSでの誹謗中傷が1か月ほど前から突然増加。発信元を調べ、その相手にDMを送ると「死んで詫びろ」と強い口調の返信があり怖くなったという。さわてぃが心当たりのある人物として挙げたのは星野秀一(萩原利久)。さわてぃによれば自身のオンラインサロンで星野の暴言がひどくなったため強制退会させたという。調べを進めると星野が現実世界だけでなく、ネットの世界でも居場所を失ってしまった存在だということが判明。周囲と上手く折り合いをつけて生きればいいと話す菅沼に対し、咲良は「ちょっとしたことがきっかけで社会と接点なくしちゃう人っていると思う」と星野に肩入れする。さらに調べを進めるとさわてぃがネット上で星野をいじめていた可能性があることがわかる。星野の方が被害者だと憤る咲良は“暴走”、さわてぃに星野への謝罪を求め、それをさわてぃが動画で話したことでネットが炎上。星野はさらに追い込まれていく…という展開に。「星野に入れ込み過ぎだ」と咲良の単独行動を咎める万丞に、咲良は3年前、高校時代からの友人が自ら命を絶ったことを告白。その友人は元々人付き合いが苦手で職場でも孤立。彼女から助けを求められたにも関わらず、自分に言い訳して結果的に無視したことが彼女の死につながったと後悔の念を口にする咲良に、自らも倉木を救えなかった過去を明かし「俺もお前と同じだよ。二度と同じ思いをしたくない」と応える万丞…2人のやり取りに「咲良ちゃん、真っ直ぐなところ好きだけど心配だわぁ」「咲良の過去を聞いている時の万丞さんの横顔が切ない」「万丞さんも咲良も抱えている苦しみを少しでも話せて良かった」などの声が。その後、さわてぃが生配信しているところに星野が現れ、刃物を突きつけるが、羽鳥らが阻止。すると星野は自らの腹を刺す…という展開に。一命をとりとめた星野の病室から出てきた咲良を万丞が待つラストには「病室の外で咲良を待ってる万丞さん、柔らかい表情で咲良もニッコリ」「お互い 自分の気持ちをうちあけた事で 絆が深まった回だったと思う」といった反応も多数寄せられていた。(笠緒)
2021年02月23日巨匠大島渚監督の全貌、というべき、500ページを超す資料集が4月に出版される。書名は『大島渚全映画秘蔵資料集成』(国書刊行会刊)。編著者は『大島渚のすべて』(キネマ旬報社)という監督研究書もあり、大島監督とも30年以上の交流があった映画評論家・映画監督の樋口尚文さん。大島家、大島渚プロダクション全面協力のもと、大島監督の書斎から保管庫、大島プロが管理している資料庫まで膨大な量の資料を調査し、整理、分析を加えた。手がけた作品の企画から上映に至るまでに書きとめられたノート、集められた資料、図版を、作品ごとに掲載。映画の製作過程およびその人物像について時代背景を含め詳細に解説しているほか、監督本人の貴重な証言を時系列で並行して配し、その軌跡を浮き彫りにした。大島監督の学生時代の数学のノートに始まり、助監督時代の日記、監督デビュー後のさまざまな企画メモ、撮影プランの紙片、はては製作中の契約書、領収書までを精査するなか、『愛のコリーダ』編集時のフランスの現像所から大島監督が持ち帰った幻のフィルム、『戦場のメリークリスマス』の巨大なアートのごときセットの建造過程や『マックス、モン・アムール』のマックスのボディ・スーツの制作工程にまつわる貴重資料などを続々と発掘。企画されたが、映画化にはいたらなかった東映やくざ映画『日本の黒幕』の制作メモ、早川雪洲とルドルフ・ヴァレンチノの確執を描く『ハリウッド・ゼン』の複数のシナリオ、テオ・アンゲロプロスが大島渚を撮ったカンヌ映画祭用の幻のフィルムなど、映画ファンなら目がくらむような垂涎の資料を濃厚な解説とともに収録している。この本の刊行にあわせ、4/3(土)から4/23(金)まで、シネマヴェーラ渋谷で「オーシマ、モン・アムール」と題し、大規模な大島渚回顧上映を開催。さらに、4/16(金)から新宿・武蔵野館他で『戦場のメリークリスマス 4K修復版』と『愛のコリーダ 修復版』の2本をリバイバル公開する。4月、大島渚にスポットがあたる!【編著者・樋口尚文さんのコメント】昨秋、長年着手せねばと思っていた故・大島渚監督が遺した膨大な資料の精査についに踏み切り、小山明子さん、大島渚プロダクションの大島新監督の全面的なご協力を得て、藤沢の大島邸の書斎、保管庫から大島プロの保管庫、さらに関係各所に通い詰めて、資料の分類と撮影を続けましたが、これだけでまるまる三か月を要し、さらにそのアーカイヴの分析・執筆作業が数か月を経てまだ続行中です。大島監督が遺した資料のボリュームは圧倒的で、私がぜひ知りたいと望んだ異色作の創造工程をつまびらかにする数々の手がかりや実に珍しく興味深い写真の数々など驚いた「発掘物」は枚挙にいとまがありません。本書はこの恐るべき質と量の資料群を念入りに蒐集保管していた大島監督ご自身の「アーカイヴ熱」を再現することにも留意しながら、この「映画」と「知」の巨人の足跡をいきいきと記録したいと考えています。『大島渚全映画秘蔵資料集成』監修:大島渚プロダクション編著:樋口尚文(国書刊行会)B5判 / 総500頁 / 予価 8,800 円+税 / 2021年4月刊行予定『大島渚全映画秘蔵資料集成』刊行記念大島渚監督作品特集上映「オーシマ、モン・アムール」4月3日(土)〜23日(金)(c)大島渚プロダクション(c)大島渚プロダクション
2021年02月18日香取慎吾が主演し、関水渚らも出演する新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」の4話が2月15日放送。シム・ウンギョン演じる倉木の“現在”に視聴者から様々な憶測が上がり、羽鳥との関係性についても考察が及んでいる。ネットの誹謗中傷が人の命を奪う現代…社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人対策のため新設された「警視庁指殺人対策室」=通称「指対(ゆびたい)」に配属された主人公たちの活躍を描く本作。元捜査一課だが2年前“相棒の暴走”によって第一線から外され、指対に異動した万丞渉を香取さんが演じるほか、指対で万丞とバディを組むことになる碓氷咲良に関水渚。指対のメンバーで特定が得意な菅沼凛々子にMEGUMI。同じく指対でデジタル担当をしている四宮純一に清水尋也。温厚な人柄の指対室室長・越谷真二郎に勝村政信。万丞と対立する捜査一課の羽鳥賢三に山本耕史。万丞のかつての相棒・倉木セナにシム・ウンギョンといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。指対に税理士の夫・清二(小松和重)に連れ添われ元アイドルの真壁澪(田中美里)が指対に現れる。W不倫が報じられ批判が殺到、ネットが炎上したという。当初は不倫を否定していた澪だが、実際は相手の男性とマッチングアプリで知り合い繰り返し会っていたという。澪に話を聞くなかで四宮が調べた柳田という名前を出した途端、澪は激しく動揺、倒れてしまう。清二によれば柳田は澪に激しいストーカー行為を繰り返し、挙句の果てに実刑にまでなっていた。清二は今回も柳田が犯人だといい、早く捕まえてくれと話す。一方、マッチングアプリを退会していた澪の不倫相手が再びアカウントを復活させ、澪に接触。万丞と咲良は柳田から話を聞こうとして逃げられてしまう。その後SNSに柳田と思われるアカウントから“明日の収録場所に行く”という投稿がなされ、万丞らは収録に同行するのだが清二が刺され…というのが今回の物語。今回、2年前にガセネタを掴んだ倉木が暴走、追っていた相手を死なせ、自らも瀕死の重傷を負い、万丞は相棒の暴走を止められなかったことを深く後悔し、一線を退いていたことが明かされた。ラストでは車椅子の倉木を見舞い「今日は冷えるな」と声をかける場面もあり、これまでの描写から倉木が亡くなったと思っていた視聴者からは「倉木刑事の生存確認で、私のテンションは爆上がり」「そういえば“死んだ”って言葉は出てない」などの声が続々。万丞に対し無反応の倉木にも「記憶なくしてるのかな」「最終回に万丞さんと倉木さんが会話できるようにならないかな」という感想が送られるなか、「羽鳥さんと倉木さんにも何か、深い関係があったんじゃないかな」と、羽鳥が万丞に強い憎しみを抱く理由について考察する視聴者も現れている。(笠緒)
2021年02月16日SNSでの誹謗中傷をテーマにした新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」が来年1月放送。この度、主演の香取慎吾に加え、レギュラーキャストとして関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信の出演が決定した。“匿名”を意味する言葉“アノニマス”。社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、主人公らクセの強い“指対”メンバーたちはどう立ち向かうのか。本作は、アノニマスと闘う人々を描く物語。今回出演が明らかになった4人が演じるのは、ワケあり捜査官・万丞渉(香取さん)が所属する、SNSトラブル専門の対策室「警視庁指殺人対策室」通称“指対”のメンバー。ここにいるのは、いずれも出世コースからはずれたクセモノたちばかりだ。「4分間のマリーゴールド」や「知らなくていいコト」への出演が記憶に新しい関水さんが演じるのは、万丞の相棒であり本作のヒロイン・碓氷咲良。捜査にとても前のめりで、相談者に感情移入しがちな面も。MEGUMIさんは、万丞も一目置くほど仕事がデキる、クールで勝気な“特定”が得意な鬼女、菅沼凛々子を演じる。また、『ソロモンの偽証』、『ちはやふる』シリーズなどに出演する清水さんは、インターネット知識に長けた優秀な巡査長、デジタル担当の四宮純一役。勝村さんは、万丞の上司となる指対室の室長・越谷真二郎役に決定。なお、12月14日(月)夜22時から放送の「共演NG」終了後の次作予告にて、「アノニマス」のSPOTが地上波初公開される。■キャストコメント関水渚以前からテレ東さんのドラマもバラエティも大好きで一視聴者として楽しませてもらっていたので、ついにテレ東さんの作品に出演させていただけると聞いてとっても嬉しかったです。そして、SNSを通して起きた事件を扱うということで今までにない新感覚のドラマになりそうだなと、ワクワクしています!まだ撮影前ですが、真っ直ぐで熱くなりやすくて、でもちょっぴり抜けてる咲楽の人間としての可愛らしさにとても惹かれています。咲楽の心の動きを思いっきりよく、繊細に丁寧に演じられたらと思っています。また、トップスターで、憧れの存在の香取さんと共演させていただくということは、今でも夢のようです。香取さん演じる万丞の大きな背中を追いかけて、全力で咲良を走り抜きたいと思います!SNS時代の今、本当に大切なことを改めて共有できるドラマだと思います。特にSNSを使ったことがある全ての方に、ドラマの中だけの話だと思わず、ぜひご覧いただきたいです。MEGUMI香取さんとドラマで共演させていただくのは、過去にSPドラマで一回共演させていただいて以来です。とてもご無沙汰しているんですが香取さんは幅広い世代にとってのスターであり多才な方。アートも映画も拝見させていただき、なんでもできる方という印象があるので、香取さんとがっつり濃厚な撮影ができるということは光栄で楽しみにしていました。今回演じる凛々子という役は私の中には全くない感覚なんですが、分からないことを突き詰めて、突き詰めて、突き詰めて、分かっていく快感を抱いているんだと思います。また、凛々子が“鬼女”をやっているのは、自分の生活環境の中で今の時代を強く生きていくためなのだろう思っています。SNSというこの時代だからこそ生まれた形で、今しか描け無いテーマだと思います。2020年はSNSがきっかけで起きた悲しい事件やニュースがたくさんあって、私自身もこのテーマについて考えていたのでこんなストレートにこのスピード感でこうしたドラマ作品を描いたのはすごいことだなと思いますし、意味のあることだなと思います。自覚がなくてもSNSに依存していたり、SNS上でつながっている人が多いなかでの人とのつながりだったり、気が付いていないけど人を傷つけていたり…。SNSとの付き合い方を自分に置き換えてこのテーマを考えていただいたらと思います。清水尋也四宮純一を演じます、清水尋也です。素晴らしいキャスト,スタッフの皆さんと共に、一つの作品へと臨める事を光栄に思います。香取さんをはじめ、大先輩方との共演は身の引き締まる思いです。この作品を通じて様々な事を学び吸収し、人として、役者としてまた一つ成長していきたいと思っています。"アノニマス"という作品に込められたメッセージや、四宮純一という人間を、芝居を通じて皆様にお届け出来るよう精一杯演じさせて頂きます。昨今、社会的に問題視されているSNS上での誹謗中傷。SNSと共に育ってきた世代の人間として、目の前の現実から目を背ける事なく、誠実に向き合っていきたいと思います。宜しくお願い致します。勝村政信撮影は本当に楽しみです。昔SMAP×SMAP で共演した時に上から泥の中に落ちるコントがあって、香取くんと二人きりになった時に香取くんから小声で「落として!落として!」っていわれて香取くんが泥んこになったことを思い出しました(笑)。俳優を始めた頃に東映の刑事ものなどは演じさせていただきましたが、その頃の刑事ものと最近の刑事ものは犯罪の種類が違うので、まるで別物になっていると感じます。昔は拳銃を打つシーンが多かったですが最近はネット犯罪や詐欺などの事件を扱うことが多くなりそういう役に対応をしないといけないんだなと思っています。昔の刑事ドラマのように勧善懲悪で犯人を叩きのめして最終的にみなさんの溜飲が下がる、スカッとする、というストーリーが多かったですが、今は犯人を捕まえても被害者の思いに焦点があたり釈然としないストーリーの作品も出てきた。今は現実がそうなっている。アノニマスの第1話でも被害者に焦点が当たる。ドラマの水準が上がり、市井にあってきた、夢物語ではなくリアリティを描くようになってきたと思っています。(ドラマを通じて伝えたいのは)「希望」です。亡くなった命は戻ってこないですが、これからすこしでも悲しい思いをする人たちが減っていくよう、僕らも頑張っていかないとと思っています。「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」は2021年1月、毎週月曜日22時~テレビ東京系にて放送予定、Paraviにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年12月12日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が7日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。イベントではファンからの質問にキャストが答えるコーナーも。今後のゲストの希望について聞かれると、江口が「ハリウッドスターとか。モーガン・フリーマン」と答え、キャスト陣は「渋い!」と爆笑する。小日向は「レディー・ガガとか? 親日だから出てくれるかもしれない」と期待し、東出・関水は「(レオナルド・)ディカプリオ」と豪華な希望に。長澤が「ロバート・デ・ニーロじゃない?」と小手に振ると、小手は「ぼくがちょっと被っちゃうかな」とボケていた。また江口演じる赤星が、長澤演じるダー子に惚れてるのか? という質問には、江口が「愛しすぎて憎むことはある。憎しみからの愛情、曲がった恋愛感情を持っている感じじゃないですかね」と分析。その様子に小日向は「今日、饒舌だなあ。飲んできてるんじゃない?」と疑念を向け、小手が「盛り上げようと頑張ってくださってるのに!」とたしなめる。一方長澤も、「(愛情は)感じてると思いますよ。ダー子の方もすごく愛情を注いでると思いますしね。こっちからアピールした、みたいなところはあるかもしれないですね」とニヤリ。江口は「切っても切れない」と2人の縁を表しつつ、次回作での赤星の被害額について「興行収入は超えたいですね」と希望し、長澤からも「饒舌だなあ、今日」とつっこまれていた。
2020年09月07日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が7日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。前作『ロマンス編』の29.7億という興行収入を超え、動員247万人、興収33.5億を突破という大ヒットに。長澤は「ありがとうございます。驚きですね。本当にたくさんの方に映画館の方に行ってもらえたんだなと言うのを感じられて、すごく嬉しいですし、士気が上がりますね」と喜び、江口は「この時期だからこそコメディで力をもらおうとしているんじゃないか」と分析。小手は「『ロマンス編』の赤星(江口)の被害額超えますね。30億円」と指摘し、江口は「よく覚えてますね。超えてますよ」と感心していた。舞台挨拶は無観客で行われたが、リモートで他スクリーンに中継され、キャスト陣からは観客の様子も見れる状態に。キャストが何回観たのか尋ねると「10回観た」という観客もいたため、小日向が「東宝の社員じゃない!?」とつっこむと、長澤は「夢見させてよ!」と苦笑していた。
2020年09月07日グラビアアイドルの森脇芹渚(もりわき せりな)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『I DREAM』(発売中 4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)の発売記念イベントを行った。2017年12月に1stDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを果たした森脇は、童顔に似つかわしくない天然のIカップバストが魅力の25歳。Jカップ寄りのIカップバストはもちろん、上からB93・W62・H86という日本人離れしたダイナマイトボディーを誇る。そんな彼女が約2年ぶりとなるグラビアDVDをリリース。さらに迫力が増したIカップバストとド迫力ボディーを披露している。Iカップバストを小さな水着で隠しながらも下乳や横乳、さらには深い谷間を見せつけて報道陣を悩殺した森脇。「今回のDVDはオムニバス形式となっていて、個人的には初めて着たナースのコスプレがすごく楽しかったです。意外と身体のラインが出ていてエロいと思いました(笑)」と満足げで、ナース以外の設定については「家庭教師の先生を演じた時は、視聴者の方を教える感じとなっています。私服の下はニップレスブラ。これは私が着たいとお願いして実現しました。胸の張りがイイ感じで、自分の中では最高の出来栄えです」と自信を見せた。気になるセクシーなシーンは「夜のベッドのシーンはドキッとすると思います。黒のY字形水着を着たんですが、動くと危なかったですね(笑)。誘惑を擬似的にした感じで、頑張って誘惑しました(笑)」とアピールした。この日は報道陣が撮影する度に揺らすなど、存在感が一際目立った93cmのJカップバスト。大きくなった理由を問うと「思い当たる節がないんですよ」としつつ、「小学校5年生の頃から大きくなったんですが、中学2年生の頃にバドミントン部に入っていて、ブラジャーをつけずにバドミントンをしていました。それとその頃に抹茶の豆乳が好きでよく飲んでいたんですが、それが理由かもしれません。おばあちゃんはEカップだしお母さんはBもなかったので遺伝ではないと思うんですけど」と明かしていた。
2020年09月02日関ジャニ∞が毎回様々なアーティストをゲストに迎え、一夜限りのジャムセッションやトークを繰り広げるテレビ朝日の音楽バラエティー番組「関ジャム完全燃SHOW」(毎週日曜夜11時から放送)が、9月6日(日)の放送にてエレファントカシマシの宮本浩次を特集することが発表された。エレファントカシマシとしてデビューし、現在ではソロとしても活躍するボーカリストである宮本浩次。9月6日の放送では「エレファントカシマシ宮本浩次の音楽的スゴさのヒミツ!!」と題し、椎名林檎、横山健、あいみょんなど...数多くのアーティストから支持される理由を解説する。スタジオゲストとしてその秘密を紐解くのは、宮本浩次とのコラボシングルを手がけた、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、エレファントカシマシのトリビュートアルバムに参加した10-FEETのボーカルTAKUMA、自身のアルバムで宮本浩次の楽曲をカバーしている家入レオの3人。宮本本人も出演し、「冒頭から一気に心を掴む曲...意識して作ってる?」「あの独特な歌い方はどうやって生まれた?」「影響を受けたアーティストは? 」など、プロならではの疑問に真摯に答えつつも、宮本ワールド炸裂でスタジオは大盛り上がり。さらにエレファントカシマシの代表曲の一つ『悲しみの果て』が、宮本浩次&村上信五のツインボーカル、ギター安田章大、ベース丸山隆平でのジャムセッションで披露される。『関ジャム完全燃SHOW』番組HP放送日時:2020年9月6日(日) 23:00~23:55(※一部地域を除く)宮本浩次 リリース情報「P.S. I love you」NHK ドラマ10「ディア・ペイシェント~絆のカルテ~」主題歌2020年9月16日(水)発売初回限定盤(CD+DVD): UMCK-7072 税抜2,900円通常盤(CD) :UMCK-5693 税抜1,100円【CD】※初回限定盤・通常盤共通1. P.S. I love you2. 木綿のハンカチーフ3. P.S. I love you(Instrumental)4. 木綿のハンカチーフ(Instrumental)【初回限定盤DVD 収録内容】自身の誕生日である2020/6/12 に行われた『2020 612 宮本浩次バースデイコンサートat 作業場「宮本、独歩。」ひきがたり』を完全収録1. 夜明けのうた2. 冬の花3. 孤独な旅人4. 悲しみの果て5. 解き放て、我らが新時代6. going my way7. きみに会いたい-Dance with you-8. 獣ゆく細道9. 俺たちの明日10. 赤いスイートピー11. 珍奇男12. デーデ13. 明日以外すべて燃やせ14. 旅に出ようぜbaby15. 昇る太陽16. ハレルヤ17. 月夜の散歩18. Fight! Fight! Fight!19. 赤い薔薇20. 今宵の月のように21. Do you remember?宮本浩次 関連リンクofficial web site()Instagram()Twitter()YouTube()
2020年08月30日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(7月23日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が13日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世(リモート)、関水渚、ジャッキーちゃん、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。イベントでは、「何が本当で何が嘘かわからない話」をテーマに、本当かどうかわからない話の真偽を判定する、というトークが繰り広げられた。「あの国際的大スターが出演しているのは本当か嘘か?」というテーマでは、前作・今作に登場している「国際的なスター」として、ジャッキー・チェンのそっくりさんであるジャッキーちゃんが登壇し、キャスト陣は笑いが止まらない様子で、長澤も顔を覆って笑いを堪える。ジャッキーちゃんは「今度は僕もこういう映画撮りたいから、ぜひ皆さん出演してください。タイトルは『コンフィデンスマン ジャッキー」と提案する。フライトの時間が迫っているということで一瞬で去ったが、小手は「あの人都内在住ですよ」と暴露する。長澤は「(真偽の)結果は本当ってことで。ありがたいです、本当に」と神妙な顔つきとなり、終始「本物のジャッキー・チェン」という体のまま話が進んだ。また、去ったという体のジャッキーちゃんはイベント最後のフォトセッションにも登場した。
2020年08月13日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(7月23日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が13日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世(リモート)、関水渚、ジャッキーちゃん、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。現在、観客動員170万人・興行収入23億円突破と、前作(29.7億円)を上回る勢いのヒットとなっている同作。「何が本当で何が嘘かわからない話」をテーマに、本当かどうかわからない話をするというトークを行なったが、長澤が「映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』製作決定!」と話すと、キャスト陣も驚きで逆にリアクションを取れずに困惑してしまう。さらにリモートで小日向が登場し、「英雄編って何? どういうこと?」と疑問を示しつつ、「みなさんが応援してくださるおかげで、コンフィデンスマンチームは、しばらく不滅です」と宣言する。長澤が改めてくす玉を割ると「コンフィデンスマンJP 第3弾 製作決定!」という文字が出てきて、東出は「あ、やるんだ!? 本当に驚くと人ってこういう状態になるんですね」としみじみ。小手は「何よりシリーズが続くこと自体が本当に嬉しいですから、本当に出れなくてもいいです」と謙虚に心境を表す。関水は「出たいです〜! お願いしまーす!」と大声で製作陣にアピールした。海外に行きたくないという小日向は「とにかくやっぱり第3弾が嬉しいですよね。同じシリーズ3本目は経験がないので、それ自体が光栄。僕は僕だけ国内で参加しても文句言いませんから」「CGとかワイヤーとかならスタジオで撮影できる」と、国内での撮影をアピールする。このサプライズ発表という形に、長澤は「『聞きたいですか?』と聞かれて、『聞かなくていいです』と言った」と、実は本人も"何を発表するのか"はステージ上で知ったようで、「2本立ての映画にしたい。英雄編と、五十嵐編、みたいな。そういうのもちょっと面白そう」と希望していた。現在撮影地、撮影時期、公開日は未定となっているものの、『プリンセス編』の登場人物がキーパーソンになり、伏線はすでに始まっているとの情報も。しかし「本当に第3弾は製作されるのか、このタイトルは正しいのか、これもダー子が仕掛ける壮大な"詐欺"ではないのか」と製作サイドの謎を煽るようなコメントも到着した。
2020年08月13日関ジャニ∞初となるLINEスタンプ「関ジャニ∞ スマイルアップスタンプ」が、25日に発売された。本企画は、ジャニーズグループの社会貢献活動「Johnny’s Smile Up ! Project」の一環として制作されたドネーション(寄付)スタンプ。新型コロナウイルス感染拡大を受け、メンバーが「医療従事者の皆さんへの支援、ファンの皆さんを笑顔にすることができないか?」と考えて実現した。イラストはメンバー自らが考案した40点で、その制作過程は公式YouTubeチャンネル「Johnny’s official」で公開。日常で使いやすい言葉に加え、「STAY SAFE」「Wash your Hands」など、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした言葉もスタンプになっている。関ジャニ∞メンバーは、「この度、『Smile Up! Project』の一環としまして、関ジャニ∞オリジナルスタンプを作成しました!」とあらためて報告し、「メンバーそれぞれのオリジナリティーあふれるメッセージスタンプなので、楽しんでいただけると思います」と自信作に仕上がった様子。「普段よく使えるモノから、これどこで使うねん! みたいなモノまで幅広く作ってみました」とアピールし、「みんなで、一生懸命考えたので、もし良ければこの機会に皆さんも使ってみてください!」と呼び掛けている。1セットあたり250円(税込)、または100コイン(Android端末・iOS端末のみ)。なお、本ドネーションスタンプの売上(アプリマーケット運営会社Apple・Googleや決済代行会社への各種決済手数料を差し引いた金額が対象)は、「Smile Up! Project」を通じ、医療従事者への支援に充てられる。
2020年06月25日アイドルグループの『関ジャニ∞』が、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネルで歌唱動画を公開。社会貢献・支援活動を行う『Johnny’s Smile Up ! Project』の一環として、多くの人を歌で励ましました。その中で、メンバーの安田章大さんは自身が2017年2月に患った、脳腫瘍の1つである『髄膜腫(ずいまくしゅ)』の後遺症について明かし、日々の葛藤を明かしました。安田章大「全然強くなれない自分がいる」動画では、メンバー5人でスポーツ番組『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)の2014年のテーマソングとなった『オモイダマ』を熱唱。歌唱前に、安田さんはこのようにコメントを残しました。関ジャニ∞のファンのみなさんが僕に教えてくれた言葉なんですけど、弱っている時は強がらなくていいよって、しんどい時はしんどくていいよって教えてくれたんです。だから今はみなさんもしんどい時はしんどいでいいと思います。だってしんどいですもんね。まあそれはちゃんとつらいはつらいで受け止めて、つらいをしっかり感じたのちにまた新しく明るい未来に向かって一歩、半歩でもいいですからゆっくり歩んでもらえたらなと思います。Johnny’s officialーより引用また、メンバーから歌唱動画の前後に、1人でメッセージを発信する機会を貰ったという安田さん。歌唱後には、頭の手術跡を見せながら病気の後遺症について明かしました。今もその後遺症が正直残っているんですよね。日々葛藤しています。全然強くなれない自分がいるし、けど仕方がないことなんでね。このメガネもそうで、この色付きのメガネをつけないとステージとかテレビには、日常生活も無理なんで。けど、それでも芸能界に身を置こうと思えたのは、やっぱりすごく大切な仲間と、大切なスタッフさんとか、大切な応援してくださってるファンのみなさんとかもういっぱいです。いろんな人たちが支えてくれているからです。だから覚悟を持って今、僕は皆さんの目の前に立っています。こうやって関ジャニ∞から生きる力を受け取ってもらいたいなと思って届けています。Johnny’s officialーより引用テレビ番組に出演する際や、コンサートでも色付きのメガネが手放せず、日常生活もままならないと吐露した安田さん。それでも、さまざまな人の支えがあって、活動を続けられているといいます。最後は前向きなメッセージで動画を締めくくりました。関ジャニ∞もみんなで必死に闘っています。みなさんもなんとかしんどい思いをしていると思いますが、生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか。一緒にこの先も旅をしませんか。頑張りましょう。頑張るというか楽しんでいきましょう、笑っていきましょう。小さな幸せを見つけて歩みましょう。Johnny’s officialーより引用動画には、同じく病気で闘っている人からもコメントが寄せられていました。・長年病気と闘っています。「生き抜いて未来を勝ち取ってやりませんか」という言葉にとても励まされました。・しんどい時は、しんどいでいいのかと気付かされました。ありがとうございます。・医療従事者です。毎日つらいですが、『オモイダマ』で元気付けられました。・私も髄膜腫の後遺症に葛藤しています。病気を受け入れられない時もあるけど、安田君に生きる力をもらいました。安田さんの言葉に、病気と闘っている人だけでなく多くの人が励まし、勇気づけられたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日5月3日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」(テレビ朝日系)で、ジャニーズにおける「トンチキ楽曲」の特集が組まれた。Twitterでは「トンチキ」がトレンド入りするほどの反響を呼び、その魅力が熱く語られている。トンチキ楽曲とはどこか滑稽でユーモラスなものを指し、18年に大ブームとなったDA PUMP「U.S.A.」で一気に認知が広まった言葉だ。「関ジャム」では案内役である音楽プロデューサーのヒャダイン(39)がその魅力を語った。まず「これぞジャニーズ伝統のトンチキ歌詞」としてSexy Zone「Sexy Summerに雪が降る」が紹介された。同曲はクリスマスソングにも関わらず夏の要素が盛り込まれているため、思わず関ジャニメンバーも驚きの様子。さらにドバイを“ドゥバィ”と歌うSexy Zone「バィバィDuバィ~See you again~」や日本語の歌詞を逆から読んで歌うNEWS「チュムチュム」が紹介された。密かに人気のあるトンチキ楽曲。Twitterでは、その魅力を語る声がこう上がっている。《こういうトンチキ感がジャニーズの好きなところ。とんでもない衣装が妙に似合ってしまうジャニーズとかも最高。不思議な魅力があるんだよなぁ》《チュムチュムがトンチキ歌詞だけど素晴らしいのはNEWSが本気で楽しんでいるからだよね 本人たちが本気で歌い上げるから不思議な魅力に惹きつけられるんだよなぁ》《サッパリ意味はわからないけど説得力があるのがトンチキ曲の魅力》《やっぱりどこか現実離れしてるトンチキさがジャニーズの魅力なんでしょうね…夢を見させてくれますもんね》またHello!Projectにもトンチキな楽曲が多いため、《トンチキ歌詞ならハロプロだって負けてませんよ笑》《是非トンチキ特集やる場合はハロプロも..》《ハロプロもなかなかなトンチキあるからそれで2週くらいできそう》とファンからの要望も上がっている。放送終了後、ヒャダインはTwitterに《トンチキは本当に素晴らしいですね。未公開分はまた放送してくれるらしいのでお楽しみにして下さいませ》と投稿している。トンチキの輪がどんどん広がっていきそうだ。
2020年05月04日アイドルグループ・関ジャニ∞が24日、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルで、動画「Smile Up ! Project~For Heroes~関ジャニ∞」を公開。同グループの楽曲「ひびき」を熱唱し、医療従事者にエールを送った。同曲は、災害派遣医療チーム(DMAT)の奮闘を描いた大倉忠義主演のTBS系ドラマ『Dr.DMAT』の主題歌。大倉は「今、最前線で頑張っていらっしゃる医療従事者の方たちに、関ジャニ∞僕たちなりに何かエールを送ることができないかなということで、DMATは災害医療派遣チームですけど、命をつなぐという意味では一緒なのかなと思いまして」と説明した。そして、「『手をつないで歩いていけたらいいな』というメッセージが込められた曲です。この環境なのであまり歌声の音質良くないかもしれないですが、一生懸命歌います」とメッセージ。その後、5人がそれぞれの自宅と思われる場所で歌唱し、最後には「いま最前線で働く方々のために僕たちにできること一緒に#StayHome しようともに手を取り合って乗り越えていこう みんなの笑顔のために医療現場を支える“HERO”に心からの感謝を込めて…」というテロップも表示された。
2020年04月24日フィルメランジェ(FilMelange)と履物専門店・履物 関づかのコラボレーションによるルームシューズが登場。2020年4月26日(日)より、京都・履物 関づかにて発売される。追って、フィルメランジェ直営店でも発売予定だ。フィルメランジェとタッグを組む履物 関づかは、4月26日(日)、京都で新たにオープンする履物専門店。京都祇園の老舗履物匠で修業を積んだ店主・関塚真司が手掛ける上質な“履物”を提供していく。なお、店内には同じく関塚がディレクションするセレクトショップ「岩倉 AA」も併設する。今回のルームシューズは、そんな履物 関づかがフィルメランジェの服作りの過程で出る“落ち布”を素材にして制作したもの。フィルメランジェがこだわって選定した上質な生地を再利用し、鮮やかなビジュアルの布草履に仕上げた。“落ち布”が素材の為、2つとして同じデザインが無い点もポイントだ。蒸れにくく、足先に力が入りやすいデザインはデイリーユースにぴったり。また、手洗いすることが出来るほか、コンパクトにまとめることで自宅だけでなく旅行先などでも使用することが可能だ。【詳細】履物 関づか×フィルメランジェ発売日:2020年4月26日(日)販売店舗:履物 関づか※追って、フィルメランジェ直営店でも発売予定。価格:15,000円+税サイズ:1(22cm~25cm)、2(24cm~27cm)<店舗情報>履物 関づか・岩倉 AAオープン日:4月26日(日)営業時間:13:00~18:00住所:京都府京都市左京区岩倉花園町642-19TEL:090-7289-8233定休日:水曜
2020年04月23日自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が新たに設立した映画賞「大島渚賞」の記念上映会が3月20日、東京・千代田区の丸ビルホールで行われ、同賞第1回受賞者である小田香監督の最新作『セノーテ』が上映された。『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』で名高いハンガリーの巨匠タル・ベーラが指揮した若手映画作家育成プログラムに参加した“愛弟子”である小田監督が、最新作の題材に選んだのはメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉。現世と黄泉を結ぶと信じられていたセノーテでは、かつて雨乞いの儀式のために人々が生贄として捧げられていた。小田監督が自らダイビングを学び、セノーテをめぐる歴史と記憶が交差する神秘の水源を撮影した。上映後には小田監督、「大島渚賞」の審査員長を務める音楽家の坂本龍一、審査にあたった黒沢清監督が、荒木啓子(PFFディレクター)の進行でトークショーを実施。坂本は初長編作品『鉱 ARAGANE』で炭鉱に、本作で泉に“潜る”小田監督の作風に興味を示し、「次は空には?」と話題を振ると、小田監督は「お金次第ですが、宇宙から地球を撮りたい」と構想を語った。サウンドデザインに対しても賛辞を送る坂本は「色彩や光と影に加えて、音に対する感覚も非常に鋭いし、挑戦も見受けられる。こういう、すべてを持っている人はなかなかいない」。黒沢監督は「ジャンルとしては、ドキュメンタリーなのか?」と質問をぶつけ、小田監督は「感じたことに忠実というか、体験に沿って撮っている意味ではドキュメンタリーだと思います」と説明した。また、小田監督は今回の受賞を機に、大島監督の作品群をほぼ見直したといい「戦中戦後の大きな問題に対し、怒りを描いていると同時に『これは国民1人1人、君の問題だよ』とおっしゃっているように感じた」と背筋を伸ばしていた。「大島渚賞」は高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する賞で、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。この日の記念上映会では『セノーテ』に加えて、大島監督の代表作であり“松竹ヌーヴェルヴァーグ”の言葉を生んだ『青春残酷物語』(1960年)デジタル修復版が英語字幕付きで上映された。
2020年03月20日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が新たに設立した映画賞「大島渚賞」の授賞式が、本日3月19日に都内で行われ、栄えある第1回目の受賞者となった小田香監督がトロフィーを受け取った。2011年に米ホリンズ大学の教養学部映画コースを修了した小田監督は、13年に『ニーチェの馬』『サタンタンゴ』で名高いハンガリーの巨匠タル・ベーラが指揮した若手映画作家育成プログラム「film.factory」に第1期生として参加。15年にベーラ監督監修のもと、ボスニアの炭鉱を捉えた初長編作品『鉱 ARAGANE』を完成させ、大反響を呼んだ。最新作『セノーテ』はメキシコ・ユカタン半島の北部に点在し、セノーテと呼ばれる洞窟内の泉に迫り、山形国際ドキュメンタリー映画祭2019、ロッテルダム国際映画祭2020への正式出品を経て、この6月から劇場公開される予定だ。小田監督は、大島監督の座右の銘でもある、ハンセン病と闘った詩人・明石海人の言葉に触れて「映画とともに生きる上で、困難に立ち向かうことも多々あると思いますが、かつて不条理の中で、それでも光を見出そうと己を燃やし、生きるために表現せざるを得なかった人々が確かにいたことを、瞬間瞬間思い出したいです」と真摯に語り、「命を、人生をかけて、今自分は生きて表現できているのか。常に問いかけ、映画の道を歩んでいく所存です」と決意を新たにしていた。授賞式には小田監督をはじめ、審査員長で、かつて大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じた坂本龍一氏、審査員の黒沢清監督と荒木啓子(PFFディレクター)、矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、大島監督の妻で女優の小山明子が出席した。ニューヨークから駆けつけた坂本は「すばらしい監督の名前を冠した賞にふさわしいのは、小田香しかいないと僕から推薦させていただいた。先進的な思想家でもあった大島監督の思想に、(小田監督の作品は)通底するものがある」と輝く才能を絶賛。黒沢監督は「重たい賞ですが、背負ってさらにすばらしい作品を生み出してください」とエールを送った。また、授賞式にはベーラ監督から「あなたがこれまで作ってきた映画に、あなたの誠実さと強さに、心から感謝したいと思います。そして、ゴー・ア・ヘッド!わが道を行きなさい」と祝福のメッセージが届いた。「大島渚賞」は高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する賞で、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。取材・文・写真=内田涼
2020年03月19日1977年から40年以上にわたり、国内外に自主映画を紹介してきた“ぴあフィルムフェスティバル(PFF)”が、新たなる映画賞“大島渚賞”を創設。その第1回目の受賞者に、巨匠タル・ベーラの愛弟子である小田香監督が選ばれた。この大島渚賞は、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。対象は、劇場公開作品を持つ監督だ。かつて、大島監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰する。“第1回大島渚賞”は、審査員長である坂本龍一(音楽家)、審査員の黒沢清(映画監督)、荒木啓子(PFFディレクター)の討議により、ハンガリーの巨匠タル・ベーラの愛弟子であり、独自の映画言語で『鉱 ARAGANE』『セノーテ』など、次々に新たな作品を生み出している小田監督に。授賞式は、3月19日(木)に東京・丸ビルホールで行われる。また、翌3月20日(金)には、同ホールにて記念上映会が実施されることになっている。この“大島渚賞”記念上映会では、受賞監督作品と大島監督作品を上映。6月に劇場公開を控える小田監督最新作『セノーテ』をいち早く紹介し、上映後には、小田監督、坂本、黒沢監督によるトークも行われる。さらに、大ヒットを記録し、社会現象ともなった大島監督による28歳のときのオリジナル作品『青春残酷物語』が上映会のラストを飾る。■第1回大島渚賞タイムテーブル(※予定)13:30『セノーテ』上映14:50 上映後トーク(小田香監督×坂本龍一×黒沢清)15:50『青春残酷物語 デジタル修復版』
2020年02月17日“笑顔で人々を幸せにする”をコンセプトに吉本興業が主催した女性タレント発掘オーディション「美笑女グランプリ」で、初代グランプリに輝いた高野渚。大阪在住でお笑い好きだという彼女は、まぶしい笑顔が実にチャーミングな高校2年生だ。すでに、優勝特典である品川ヒロシ監督によるWOWOWの連続ドラマ出演が決定しているほか、24日にスタートした岡田結実主演のテレビ朝日系ドラマ『女子高生の無駄づかい』(毎週金曜23:15~)にも出演。早くも女優としてスタートを切った高野にインタビューし、令和を担う原石の素顔に迫った。○■吉本主催の「美笑女グランプリ」を受けた理由――2歳でモデルをした経験もあるそうですが、女優を目指したいと思ったのは、いつ頃からですか?小学校の低学年くらいからだと思います。映画やドラマを観るのが大好きで、いつかは自分も女優になりたいと思っていました。――今回、「美笑女グランプリ」に応募しようと思ったきっかけを教えてください。「美笑女グランプリ」のコンセプトを聞いて、自分の笑顔で誰かを幸せにできたらいいなと思って応募しました。いつも笑顔でいたほうが楽しいと、自分自身も思っているので。――大阪人は、お笑いのDNAが備わっていると思いますが、やはり吉本興業に対しても特別な思いがあったのでしょうか?やはり家族全員が、お笑い好きです。吉本は当然ながらお笑いのイメージが強いので、オーディションを受けた時も「芸人を目指してるの?」と聞かれましたが、私自身は女優志望です。何かオーディションを受けたいと思った時、ちょうど見つけたのが「美笑女グランプリ」だったので、タイミングも良かったかなと思います。――2019年は、いろいろなことがあった吉本興業ですが、不安に思ったことはなかったですか?ちょうど、いろいろな騒ぎがあった頃にオーディションを受けましたが、私自身はそんなに気にしてなかったです。そこはやっぱり、大阪出身という点が大きかったと思います。――オーディションは緊張しましたか?実は、全然緊張しないタイプなんです。とはいえ、ほどよい緊張感は感じていました。○■目標とする女優は二階堂ふみや杉咲花――吉本所属だからこそやってみたいことはありますか?バラエティ番組などで、芸人さんと絡める機会をいただけたらうれしいです。私自身は芸人を目指したいわけではないのですが、芸人さんと一緒に仕事がしたいです。――ちなみに、ご自身はボケとツッコミでいうと、どちらのタイプですか?友だちからは、よくツッコまれます(笑)。また、どちらかというと、自分が話すというよりは、聞き手に回るほうが多いです。――憧れの女優さんはいますか?二階堂ふみさんや杉咲花さんのような、自然体の演技が素敵な女優さんを目指したいです。また、いつか共演してみたいのは石原さとみさんです。かわいさもカッコ良さも両方見せることができる女優さんだし、たくさんの人から愛されている方だなと思います。――女優としてどういう作品に出演してみたいですか?普段、少女漫画をよく読むので、いつか人気コミックの実写映画に出てみたいです。いつも、漫画の映画化作品を観に行く時は、漫画のとおりになっているのかな? と気になりますが、観るととても面白いと感激します。――品川ヒロシ監督のWOWOW連続ドラマも楽しみですね。まだ、監督とはあまりお話ができていないのですが、演技を頑張って、どんどんステップアップしていきたいです。○■記憶力に自信「台本も何回か読んだら」――得意なことや、ご自身の武器についても教えてください。記憶力はいいほうだと思います。テスト勉強も、一夜漬けでバーッと覚えられるタイプだったので、台本も何回か読んだら頭に入る感じです。また、クラシックバレエを3歳から中1くらいまでやっていて、バスケットボールも小学校の3年間やっていました。あとは、寝起きもいいです(笑)。そして、嫌なことがあってもポジティブに捉え、あまり落ち込まないようにしています。ずっと凹んでいてもしょうがないので、常に前向きに頑張っていこうと思っています。――2020年の目標を聞かせてください。いま高校生なので、高校サッカー選手権の応援マネージャーをやってみたいです。それは高校生にしかできないことで、ラストチャンスになるので、もっと頑張ってトライしたいです。■プロフィール高野渚(たかの・なぎさ)2002年4月15日生まれ、大阪府出身。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、クラシックバレエ。特技は、どんなに朝早くても目覚ましが鳴るすぐに起きられること、どこでも寝られること。スポーツ経験はバスケットボール(3年)。楽器経験はピアノ(2年)、習い事は英会話、体操。
2020年01月26日映画『カイジ ファイナルゲーム』(1月10日公開)の公開初日舞台挨拶が10日に都内で行われ、藤原竜也、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎、佐藤東弥監督が登場した。同作は福本伸行による、シリーズ累計発行部数2100万部を超える大ヒットコミック『カイジ』を実写化。過去に藤原主演で公開した『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年、22.5億円)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11年、16.1億円)は共に大ヒットを記録し、シリーズ最終章として9年ぶりの公開となる。キャスト陣が登場すると、全身輝くスーツで現れた新田に会場は釘付け。藤原も「若干、隣にスターがいますけど……」と紹介する。同作について、藤原は「多くの芸人さんにもネタを提供することができて、街を歩いてても『あの台詞を言ってくれ』とか、『本当にあんな風にビール飲むんですか』とか色々聞かれて、僕にとっては非常に楽しい、明るい、宝物のような役をいただいて、本当にみんなに愛されるキャラクターにしていただいて、感謝だあなと思っています」としみじみ。「ファイナル」と銘打っているが、「皆さんの応援次第で続けさせていただけるんじゃないでしょうか。こういうことは言っちゃいけないんですよ。でも、『帰ってきたカイジ』みたいな」と期待を寄せた。今回初共演となった福士は「藤原竜也さんと共演することが、本当にずっと夢で、何かで共演できないかなと思ってた」と告白し、「本当に?」と疑う藤原にも「マネージャーさんに確認とったらわかると思う」とガチ返事。「マネージャーさんにずっと言っていて、そしたら『カイジ』を9年ぶりにやると聞いて、絶対出たいと二つ返事で了承しました。藤原さんがどうカイジを作っていくか、目の前で見れたのは、財産になりました」と感謝した。新田も負けじと「僕は本当に小さい頃から見ていて大好きな作品だったので、『どんな役でもいいので参加したいです』ということを言った覚えがあります」と告白。撮影中は「藤原さんの目の前で、劇中のセリフを藤原さんぽく言ってみました」と明かし、撮影中の思い出としても「カイジを代表する竜也さんの言い方のシーンでご一緒できたのが嬉しかったです。『ここが帝愛ランドか!!』というのを聞けてすっごい嬉しかったです」と、若干モノマネを交えつつ喜びを表す。「もうちょっと、ちゃんとやってもらっていいですか」という藤原に、気合を入れ直し「ここが帝愛ランドか!!」と言った新田だが、思わぬ高クオリティに客席も騒然。藤原は「え、似てました!?」ととぼけ、「僕もやってみましょう」と同じセリフを言うも、笑いが堪えきれず崩れ落ちてしまい、福士からも「(モノマネに)寄せに行ってますよね」とつっこまれていた。ずっとモノマネをしていた新田に「うるさいよ!」と言っていたという藤原だが、新たがモノマネをしすぎて本番でセリフが抜けることがあったことを指摘。「集中しとけばいいのに、俺のモノマネばっかりやるから!」と苦笑する藤原に、新田は「特徴をとらえたくて……」と弁解していた。イベントではさらに、それぞれ2020年の抱負を掛け軸で披露した。
2020年01月10日2020年、新しい時代の到来を象徴するような“次に来る”俳優・女優はいったい誰か?これまで山崎賢人、横浜流星、中村倫也、山田裕貴、杉咲花、永野芽郁、桜井日奈子、清原果耶らのブレイクをいち早く予見してきたシネマカフェが、フレッシュなネクストブレイク候補たちを厳選。特に、あの「3年A組」の“卒業生”が大きな飛躍を遂げそうだ。森七菜、朝ドラ&岩井俊二監督作まで誰もが認める2020年のトップランナー新海誠監督の観客動員1,000万人超えの大ヒット作『天気の子』でヒロイン・天野陽菜の声優に起用され、社会現象となった「3年A組―今から皆さんは、人質です―」ではフェイク動画の解析を行った電脳部所属の堀部瑠奈役で注目を集めた森七菜(もり なな)は、現在公開中および待機している作品が話題作ばかり。窪田正孝主演の今年前期NHK連続テレビ小説「エール」では、窪田さんの妻・音(二階堂ふみ)の妹で、小説家を夢見る・関内梅役というブレイクポジションに抜擢。若手女優の登竜門といわれる「全国高等学校サッカー選手権大会」応援マネージャーもつとめている。2001年8月31日、大阪生まれの大分育ち。2016年に大分でスカウトされ、行定勲監督が手掛けたWebCMでデビューする。園子温監督のAmazon Prime Videoオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」(’17)ほか、櫻井翔主演「先に生まれただけの僕」(’17)や、神木隆之介主演「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(ともに’18)で生徒役を演じ、熊澤尚人監督の実写映画『心が叫びたがってるんだ。』(’17)にも出演した。新垣結衣主演、野木亜紀子脚本の「獣になれない私たち」の回想シーンで、田中美佐子演じる花井千春(田中圭の母役)の少女時代を透明感たっぷりに演じたことで知った人もいるかもしれない。2019年には、『東京喰種 トーキョーグール【S】 』でトーカ(山本舞香)のクラスメイト・小坂依子を演じ、玉城ティナの再現度が話題の『地獄少女』では親友・遥(仁村紗和)のために禁断の決断をする市川美保というキーパーソンに。オーディションから起用された『最初の晩餐』では、戸田恵梨香の少女時代、なんと小学生から高校生までを違和感を感じさせずに演じていた。一転、「ティファニー(TIFFANY)」と「ゼクシィ」のコラボによるショートフィルム「TIFFANY BLUE」では仲野太賀と共演し、学生役を卒業してちょっぴり大人っぽく、カフェで働く女性に。本動画は脚本を川村元気、監督を米津玄師「Lemon」MVでも知られる山田智和が担当している。そして、岩井俊二監督の4年ぶりの新作『ラストレター』では、松たか子の娘と少女時代との二役、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役としてスクリーンで躍動する。同作では、主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューも決定。岩井監督が演出したMVが公開され、そのアートワークは『最初の晩餐』の“父”永瀬正敏が手掛けていることでも話題に。「森七菜さんはもう既に“表現者の女神”に愛されているんだと思う。少しの期間だったけれど、僕はもう何度も彼女に驚かされた」と永瀬さんも大絶賛だ。「エール」では、連続テレビ小説初出演に、「夢だった連続テレビ小説に出演させていただけること、憧れの二階堂ふみさんとお芝居させていただけること、本当に嬉しい気持ちでいっぱい」とコメントしている森さん。親友ポジションや文学少女から、心に影を持つ少女まで演じられる演技力とナチュラルな存在感は、まさしく“2020年の顔”となりそうな予感。なお、そんな森さんと『最初の晩餐』『地獄少女』と共演が続いた新星・楽駆(らいく)も、独特の飄々とした存在感を持っており、彼もまた注目を集めそうだ。神尾楓珠「左ききのエレン」でも好演!作品ごとに成長が加速する「3年A組」の生徒役には子役から活躍していたり、すでに人気のある若手俳優たちも出演していたが、グンと知名度を上げたのが神尾楓珠(かみお ふうじゅ)だろう。ヒットドラマ「アンナチュラル」随一の神回といわれる、第7話「殺人遊戯」の男子生徒役でも知られている。1999年1月21日生まれ、東京都出身。2015年、24時間テレビ内のドラマ「母さん、俺は大丈夫」で俳優デビュー。2017年に映画『兄に愛されすぎて困ってます』で剣道部の鈴木くんを演じ、「シグナル 長期未解決事件捜査班」や深夜ドラマ「恋のツキ」(ともに’18)、映画『うちの執事が言うことには』(’19)などに出演してきた。講談社「ViVi」による「国宝級NEXTイケメンランキング2019下半期」では「なにわ男子」道枝駿佑に続く第2位にランクイン、ブレイク候補として注目されている。上白石萌歌演じる景山澪奈に関係する水泳部のマネージャー・真壁翔役を演じた「3年A組」の後は、「都立水商!~令和~」で初めてともいえるクラス一のお調子者役に挑戦。「HiGH&LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした『HiGH&LOW THE WORST』の「鬼邪高校・全日制」の中越大役では、かつてないワイルドな一面も披露した。「3A」仲間の鈴木仁、若林時英とはユニバーサルスタジオジャパンの“青春”動画「青春は一瞬で、無限大だ。」でも共演しており、素のような弾けた笑顔も印象的。先日、佐野勇斗主演の「里見八犬伝」にて初めての舞台出演を終えたばかりで、1月21日(火)には多忙な1年となった20歳の神尾さんをとらえたファースト写真集「Continue」が発売される。MBS/TBS系ドラマイズム「左ききのエレン」では、池田エライザとW主演を果たした。池田さんが演じたのが、ザ・サウスポーと呼ばれる天才のエレン。神尾さんが演じたのは、広告代理店に勤務するデザイナー・朝倉光一。エレンとは違い、“天才”になれなかった人代表であり、苛立ちや葛藤を抱え、あるきっかけから“闇落ち”して氷のようなハートの持ち主になってしまう光一を神尾さんは好演。制服姿の高校時代や大学時代のフラッシュバックを挟みながら、いまの若い働き世代を見事に演じ切った。作品ごとに成長を感じさせる神尾さんは、『サラバ静寂』『黒い暴動』の宇賀那健一監督の『転がるビー玉』など話題作が待機する。吉川愛、演技力は実証済み!今年はさらなる飛躍へ映画『転がるビー玉』は、女性ファッション誌「NYLON JAPAN」創刊15周年プロジェクト。今作で、『カメラを止めるな!』と同じワークショップから生まれた『お嬢ちゃん』で主演をつとめ、ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞を受賞した『37セカンズ』にも出演する萩原みのり、「左ききのエレン」にも出演し、女優活動を邁進する元「欅坂46」の今泉佑唯とともに、主演の一角を担うのが吉川愛(よしかわ あい)だ。先の月9「シャーロック」や、「ボイス 110緊急指令室」「緊急取調室」第3シーズン、山下智久と『映画クロサギ』(’08)以来の共演となった「インハンド」など、記憶に残るゲスト出演ほか、横浜流星が大ブレイクするきっかけとなった「初めて恋をした日に読む話」の“エトミカ”江藤美香役でもお馴染み。1999年10月28日生まれ、東京都出身。5歳のころから子役(別名義)として活動し、映画『さくらん』(’07)、「メイちゃんの執事」「ハガネの女」(’10)、「リーガル・ハイ」(’12)、「あまちゃん」(’13)、映画『ルームメイト』「夜行観覧車」(’13)などに出演。『映画ひみつのアッコちゃん』(’12)では綾瀬はるか演じるアッコちゃんの少女時代を演じた。その後、一時俳優業から退いていたが、2017年のドラマ「愛してたって、秘密はある」で復帰。佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜さんの主演作『虹色デイズ』(’18)で恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower)とヒロインを演じ、若手俳優がしのぎを削った『十二人の死にたい子どもたち』(’19)の金髪ギャル役でも異彩を放った。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の終盤にも登場したほか、「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」に新キャストで出演。上白石萌音と佐藤健が共演する新火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」にて、上白石さん演じる新人ナースの同期でライバルとなる役柄を演じる。さらに、オーディションになかなか受からないモデル・愛を演じる『転がるビー玉』は、新しくなった「渋谷パルコ」の「ホワイトシネクイント」にて1月31日より先行公開、2月7日より全国順次公開がスタート、映画初主演・工藤遥や伊藤健太郎、鈴木仁らと共演する『のぼる小寺さん』も控えている。初めての「ファンイベント」も2月に開催されることが決まっており、ついに彼女の時代が来た、のかもしれない。「4マリ」関水渚、『カイジ』完結編&『コンフィデンスマンJP』に大抜擢『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石井裕也監督が安藤ゆきの人気少女漫画を映画化した『町田くんの世界』で、細田佳央太と共に1,000人を超えるオーディションから選ばれたのが関水渚(せきみず なぎさ)。「4分間のマリーゴールド」で、主人公みこと(福士蒼汰)の同僚の消防士で救急救命士を目指して勉強中の阿部志乃役を演じたばかりだ。1998年6月5日生まれ、神奈川県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストとなり、2017年に「アクエリアス」のCMでデビュー。『町田くんの世界』が初めて参加した映画のオーディションであり、もちろん初めてのお芝居に初めての映画となった。初々しくも、スクリーンで観る者をとらえて離さない華やかな存在感があり、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、仲野太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市ら日本映画界を引っ張る先輩たちとの共演によって、確かな“何か”を掴んだことは間違いない。吉高由里子主演の水曜ドラマ「知らなくていいコト」に後輩役でレギュラー出演が決定。原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーで描かれる藤原竜也主演『カイジ ファイナルゲーム』(1月10日公開)ではヒロインを務め、福士さんや新田真剣佑、山崎育三郎、瀬戸利樹、吉田鋼太郎らと大暴れしてくれそう。さらに、マレーシアにある“伝説の島”ランカウイ島を舞台にした『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(5月1日公開)では、ダー子(長澤まさみ)の“子猫”としてチームに新加入するらしいが、解禁画像では“プリンセス風”!?こちらも期待が高まる。また、大抜擢といえば、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」により、第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットにて「アジアコンテンツアワード」最優秀新人賞に選ばれた森田望智(もりた みさと)にも注目。下積みが長かった彼女だが、天海祐希主演の日本テレビ系土曜ドラマ「トップナイフ」で脳外科の看護師に、4月にはNHK BSプレミアムのスペシャルドラマ「柳生一族の陰謀」で時代劇に初挑戦するなど、次々と作品が決まっている。鈴鹿央士、鮮烈なデビューで新人賞総ナメか!?デビューのきっかけが、広瀬すずのスカウトだったというシンデレラボーイが鈴鹿央士(すずか おうじ)だ。映像化困難といわれた恩田陸の小説を『愚行録』の石川慶が監督・脚本を手掛けて映画化した『蜜蜂と遠雷』で、突如として現れた天才少年・風間塵は、まさにそんな鈴鹿さんそのもの。100人以上のオーディションから選ばれた新星は、役柄同様、圧倒的ピュアネスと神秘性を放っている。2000年1月11日生まれ、岡山県出身。広瀬さんが『先生!、、、好きになってもいいですか?』(’17)の撮影中、エキストラとして参加していた当時高校2年生の彼に目をとめたのが始まり。その後、「メンズノンノモデルオーディション」で優勝し、2019年にモデル活動をスタート。合わせて、『蜜蜂と遠雷』『決算!忠臣蔵』、広瀬さんがヒロイン・なつを演じたNHK連続テレビ小説「なつぞら」にも「マコプロ」の制作進行・町田役でドラマ初出演を果たし、「おっさんずラブ -in the sky-」の整備士・“ミッチー”道端寛太役を演じるという、新人離れした活躍ぶり。岡村隆史演じる勘定方・矢頭長助の息子役にオーディションから起用された『決算!忠臣蔵』が最も撮影が早かったそうで、中村義洋監督のもと、堤真一や濱田岳、妻夫木聡ら錚々たる面々もそろった初映画は「現場にいるだけで幸せで、本当に参加できてよかった」(シネマカフェインタビューより)と語るほど大きな糧になったようだ。そして『蜜蜂と遠雷』では第44回報知映画賞作品賞とともに新人賞、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞も受賞している。「なつぞら」や「おっさんずラブ」では新人役でワタワタしていたが、実際の彼は腰が据わったマイペースなところがあるらしい。次はどんな役柄を演じてくれるのか、楽しみだ。寛 一 郎、「グランメゾン東京」で注目度上昇中木村拓哉主演の日曜劇場「グランメゾン東京」の芹田公一役で「存在感ある」と話題を呼んだばかりの寛 一 郎(かんいちろう)。ゴールデンタイムの連続ドラマにレギュラー出演したのは同作が初めてとなり、幅広い層から注目を集めた。1998年8月16日生まれ、東京都出身。名優・佐藤浩市を父に、故・三國連太郎を祖父に持つ三世俳優なのは、もはや説明不要か。2017年、アニメも大ヒットした『心が叫びたがってるんだ。』で野球部の元エース・大樹役、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では主人公の幼なじみ・幸平役に抜擢されてスクリーンデビュー。翌年、第27回日本映画批評家大賞新人賞に選ばれている。実際の初演技の場となったのは、クラウドファンディングにより配給・宣伝費が集められ、2018年に公開された『菊とギロチン』だ。『楽園』『64―ロクヨン―』の瀬々敬久監督が構想30年、関東大震災直後の“女相撲”の力士たちと実在したアナーキスト集団「ギロチン社」の交流を描いた意欲作で、新人ながらアナーキストの青年役を演じて存在感を発揮し、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に選出、第28回日本映画批評家大賞にて助演男優賞を受賞するなど、映画通や批評家から支持された。さらに2019年は、門脇麦、成田凌、玉城ティナ、村上虹郎らと新進気鋭の二宮健監督『チワワちゃん』に出演して青春群像劇の中でも輝きを見せ、『下忍 赤い影』『下忍 青い影』では「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の結木滉星とそれぞれ主人公を演じ、時代劇とアクションにも初挑戦したばかり。『雪子さんの足音』では父・佐藤さんが友情出演も果たしていた。「グランメゾン東京」での先輩に影響を受けながら着実に成長していく、真っ直ぐでハートの熱い青年の姿は、発展途上の寛 一 郎さんとも重なり、今後の活躍にますます期待がかかる。なお、先クールのドラマでは、「俺の話は長い」で生田斗真演じる満を何度も唸らせていた高平陸役の水沢林太郎(みずさわ りんたろう)も、真逆のキャラを演じた「ブラック校則」と掛け持ちしながら両作品で光っていた。11月に「メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリを獲得し、新メンノンモデルとなったばかりの、2003年生まれの16歳。彼もまた新世代の旗手となり得るかもしれない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会転がるビー玉 2020年1月31日より渋谷パルコ ホワイトシネクイントにて先行公開、2020年2月7日より全国にて順次公開カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会下忍 赤い影 2019年10月4日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開(C)2019「下忍」製作委員会下忍 青い影 2019年11月15日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開(C)2019「下忍」製作委員会
2020年01月01日シリーズ第3弾となる完結編『カイジ ファイナルゲーム』の完成披露試写会が12月16日(月)、都内で行われ、主演の藤原竜也、シリーズ初参戦の福士蒼汰、関水渚、吉田鋼太郎、過去2作も手がけた佐藤東弥監督、原作者の福本伸行氏が出席した。藤原竜也、カイジ芸人は黙認「床がキンキンに冷えてやがるぜ」言ったことない!9年ぶりの新作は、福本氏自らの脚本によるオリジナルストーリーで描かれ、再び底辺に落ちたカイジらが「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」という4つの新しいゲームに挑戦。2020年・東京オリンピックの終了を機に、急激に景気が失速した時代を生き抜こうとする。藤原さんは「もう9年ですからね、早いものだなと…」としみじみ。劇中のゲームについて「ざわざわしっぱなし。福士くんと1日中ジャンケンしている日もあった」と舞台裏を語り、「期待以上のものに仕上げていただいた。福本先生と佐藤監督に感謝しかないですね」と映画の出来栄えに満足そうな表情。ただ、近年急増する“カイジ芸人”のモノマネについて「すっごく盛っている。床がキンキンに冷えてやがるぜ、なんて言ったことない(笑)!」と訴え、「公認?黙認している」と苦笑いを浮かべていた。福士蒼汰「カイジはいまの日本に必要な男」吉田さんは「竜也とは舞台で何度も共演しているが、(実写の)映像作品はこれが初めて」と大喜び。「藤原竜也は、現場を藤原ペースにもっていく自己アピールがすごい」と明かし、さらに「僕と竜也が最終的に、結ばれる」と笑いを誘うと、藤原さんは「それ違う“あれ”じゃないですか?」とあきれ顔。福士さんからは「それ“なんとかずラブ”ですよね」とツッコミに入った。また、福士さんと吉田さんは映画『ちょっと今から仕事やめてくる』に出演しているが、共演シーンはゼロで、今回も共演はわずか1シーン。「蒼汰とは、いつも悲しい運命で」(吉田さん)、「前回がゼロで、今回は1なので、次回は2シーン共演できれば」(福士さん)と再共演に意欲を燃やす場面も。福士さんは「熱い男たちがバトルした結果が時代を変える。カイジはいまの日本に必要な男」と話していた。『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
2019年12月16日「新しい映画の才能の発見と育成」を目的に、1977年から続く自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が12月4日、新たな映画賞「大島渚賞」の設立を発表し、都内で会見を実施。大島監督の妻で女優の小山明子が出席し「ふさわしい人にとって(賞が)活きれば、大島もさぞかし喜んでくれるだろう」と期待を寄せていた。生前の大島監督は1979年からPFFの審査員を務めており、小山は「大島は若い才能が大好きでした。審査する日はたいてい遅く帰ってきて(笑)。若い人たちから刺激をもらっていた」と回想。大島作品について「同じものは作らない信念があり、すごくチャレンジャー。常にワクワクしたいという好奇心、冒険心をもっていた」としみじみ語り、同様に自由に発想する若い映画人を後押しする賞の設立に、感無量の面持ちだった。会見には矢内廣(一般社団法人PFF 理事長、ぴあ株式会社 代表取締役社長)、荒木啓子(PFFディレクター)が同席した。賞設立の経緯について矢内氏は「小山さんからPFFで大島渚賞を作ってほしいと申し出をいただいた。あまりのビッグネームなので、当初はPFFがふさわしいのかと思ったが、『大島の遺志と受け止めてください』と言っていただいた」と説明。また、PFFの審査にあたる大島監督の姿を「新しい才能を発見できる期待をもって、ワクワクしながら審査してくださった」と振り返った。高い志で世界に挑戦した大島監督のように、新しい道を切り拓こうとしている若い映画監督を顕彰する同賞は、すでに商業デビューを果たした若手監督を対象とする、まったく新しい映画賞。日本在住の映画監督(劇場公開作3本程度)、原則として前年に発表された作品がある監督を選考対象とし、毎年5監督を選出。その中から審査員が受賞者1名を決定する。審査員長を世界的アーティストで大島監督の『戦場のメリークリスマス』(1983年)でヨノイ大尉を演じ、初めての映画音楽も手がけた坂本龍一氏が務めるほか、黒沢清監督と荒木氏が審査にあたる。第1回の受賞者は2020年2月発表を予定しており、荒木氏は「映画が難しい状況のなかで、自主映画からその先を目指し、格闘している監督を対象にしている。勇気をもらえるような賞にしたいし、(賞として)育てていきたい」と抱負を語った。取材・文・写真=内田 涼
2019年12月04日