村田製作所は3月11日、従来は設置が困難であったセット機器内部などの狭小なスペースでも、超音波による測距、位置検知を可能にするSMD(表面実装)タイプ超音波センサ「MA40H1S-R」を開発したと発表した。電子機器の小型化、高密度実装化により、部品の小型化、表面実装化の要求が高まっているが、超音波センサは、セラミック素子の振動によって超音波を受発信するという構造からある程度の大きさが必要であり、小型化や表面実装化が難しいという課題があった。そこで今回同社は、超音波を受発信するセラミック素子の構造などを工夫し、独自の構造設計とすることで、世界で初めて表面実装タイプを開発することに成功したという。同製品は、5.2mm×5.2mmの小型パッケージかつ厚さ1.15mmの超低背ながら、100dBの音圧を実現(40kHz)している。また、主な用途としては、ポータブル機器での測距、位置検知、3次元ジェスチャー検知、セット内での狭小スペースセット内での超音波による測距、位置検知などを想定しているとする。なおサンプル価格は300円で、ハクイ村田製作所にて2014年夏より月産10万個規模で量産が開始される予定だという。
2014年03月11日島津製作所は3月5日、新たに開発したトラップ濃縮カラムを用いた自動精製粉末化技術により、未精製の有機合成品や天然物などから目的化合物を精製、高純度な粉末として回収できる自動精製粉末化システム「Crude2Pure(C2P)」を開発、販売を開始したことを明らかにした。有機合成分野、特に創薬探索部門では、合成した目的化合物の精製に分取液体クロマトグラフ(LC)システムが用いられているが、得られた目的化合物の分画液を粉末化するにあたり、従来の蒸発乾固では、複数の工程をそれぞれ異なる装置で行なわなければならず操作が煩雑であること、ならびに逆相分取LCシステムを用いた場合、水の比率が高い分画液中の目的化合物の粉末化には長時間を要すること、そして分取LCシステムで使用した移動相由来成分による粉末化の阻害や目的化合物の純度低下を招くといった問題があった。同システムは、そうした複雑な操作なしで自動生成粉末化を実現することを目指して開発されたもので、シンプルなインタフェースの専用ソフトウェア「Open Solution Crude2Pure」を用いることで、トラップ濃縮および粉末化操作をそれぞれ3ステップで設定でき、かつシステム稼働状況の確認を容易に行うことができる。また、同ソフトは、複数の分析者がC2Pシステムを共同機器として使用するオープンアクセス環境に対応しているため、ほかの分析者が使用中の場合でも、システムの動作を止めずに新たな試料をC2Pシステムにセットすることができ、順次、自動で粉末化処理を行うことが可能なほか、ラボから離れた場所にいる分析者に粉末化作業の終了を知らせるE-Mail機能も備えている。また、独自技術により目的化合物を高い回収率で粉末化できるほか、精製・粉末化工程は自動化されているため、従来の蒸発乾固では8時間以上を費やしていた作業でも、半分以下の3~4時間程度に短縮することが可能だという。さらに、逆相分取LCシステムで分画した試料中には目的化合物以外に移動相に由来する成分が含まれるため、目的化合物の純度が低下するといった課題があったが、同システムでは、新たに開発したトラッピングカラム「Shim-pack C2P-H」により、カラム内で目的化合物を強力に保持することができるため、移動相由来成分除去を容易に行うことができ、試料を高純度に精製することができる。加えて、移動相由来成分の洗浄・除去後にアンモニア水などをカラムへ送液することで、目的化合物をフリーベース(遊離塩基)として回収することが可能。これにより、医薬品候補の薬効スクリーニングや薬物動態試験など、新薬の探索研究のクオリティを改善することが可能になると同社では説明している。なお同システムの価格は2270万円(税別)から、となっている。
2014年03月06日岡村製作所は、モバイルPCサポートユニット「Shift」の販売を2月中旬から開始すると発表した。Shiftは、ノートPCで作業をする際の身体的負担を減らす新発想のチェアとテーブルをセットにした製品。慶應義塾大学の山崎 信寿名誉教授の研究結果をもとに設計されており、作業時の姿勢を改善することで、首 / 手 / 腰 / 脚の負担を軽減するという。ノートPCを使う際は、首が前に出て猫背になったり、浅く腰掛けてからだが大きく後傾したりすることが多いが、これらの態勢は体に負担がかかる。Shiftはこのような姿勢を防ぎ、体重が適度に分散した負担のない姿勢で作業できるようになっている。同社によると、Shiftは従来製品と比較して接触面積が背もたれで平均11%、座面で平均8%増加したという。また筋肉にかかる負担も、首が25%、肩が9%、腰が26%とそれぞれ減少し、足のむくみも改善したとのこと。価格はチェアが8万5000円で、テーブルが6万5000円から(いずれも税別)。
2014年02月10日*画像はニュースリリースより冬場にうれしいホット青汁「本搾り青汁 リッチココア」ファンケルは、女性の健康と美容に欠かせない栄養素を含むカカオや大豆を組み合わせた、冬におすすめのホット青汁「本搾り青汁 リッチココア」(1箱5袋入りと、徳用3箱:5袋入り×3箱の2種)を、2014年1月17日(金)より、通信販売、直営店舗、一般流通(コンビニエンスストア、ドラッグストアを除く、量販店などの一部店舗)にて、数量限定で発売する。同製品は、「青汁」をあたたかくして飲みたいというニーズに応え、体の冷え対策や美肌、リラックス効果が期待でき、女性から支持の高い「ココア」と、イソフラボンを含む「豆乳パウダー」を「青汁」と組み合わせることで、カカオのリッチ感と大豆のマイルドさを加えた大人の女性のための「ココア味の青汁」。「ケール×ココア×大豆」の組み合わせで健康と美容にもアプローチ「本搾り青汁 リッチココア」は、1 杯で1 食分の緑黄色野菜量を摂ることができ、また、ミネラルの吸収を促進し、体内の保留率を高める洋野菜チコリ由来のファンケル独自成分「植物性ツイントース」を配合。「ココア」は、おいしさの追求と研究を重ね、「青汁」と「ココアパウダー」を絶妙に配合したファンケルオリジナルブレンドにより、コクがありおいしい大人の味を実現した。さらに、「豆乳パウダー」を配合することでまろやかな味わいに。健康と美容にもアプローチできる「ホットドリンク」として、おやつや仕事・家事の合間に手軽にたのしむことができる。【参考リンク】▼ファンケルニュースリリース
2014年01月10日米PTCは12月11日(現地時間)、日立製作所 交通システムが同社のPLMソフトウェア「PTC Winchill」を軸とするPTC製品開発ソリューションを導入したと発表した。日立製作所 交通システムは、英国の都市間高速鉄道計画「Intercity Express Programme(IEP)」において600の車両の製造および20年以上の保守事業を受注し、現地生産するための拠点を建設することが以前から決定している。それに伴い、生産プロセスの自動化・省力化などの新しい生産体系の導入する必要があったほか、マルチCAD環境でもCADデータを柔軟に管理できるシステムや設計BOM(部品表)の管理機能も必要だったという。そこで、鉄道車両、運行管理、信号システム、鉄道設備の設計、製造、保守サービスといった分野でPTC製品開発ソリューションを採用。これにより、製造部門では従来より精細な開発計画が立てられるようになったほか、部品の発注から車両完成までの生産リードタイムをこれまでより20%短縮できるようになったとする。また、BOM情報の精度が向上したことで製造現場における作業量の可視化が実現できたという。今回の成果を受け、日立製作所 交通システム 笠戸事業所 業務改革推進室 主任技師 角廣崇氏は「製品開発プラットフォームの中心として導入したソリューションによって、各種CADデータを単一のリポジトリに保存管理でき、作業フローの改善や業務プロセスを自動化できた」とコメントしている。
2013年12月12日秋のはじまりに綺麗になるために効果を発揮してくれるおススメ青身魚とその食べ方をご紹介します。青身魚は不飽和脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)に加え、カルシウム、ビタミン類、亜鉛などが豊富です。血液をサラサラにすることができるために、女子を体の中から綺麗にしてくれます。伝統的な東洋医学をベースに、・元気がないタイプの人・血流が悪いタイプの人・血液が汚れているタイプの人・血管が老化気味のタイプの人この4種類の見分け方もご紹介しますので、自分の体質に合わせて薬膳的効能でチョイスしましょう。■1.戻り鰹(カツオ)「貧血気味で慢性的に疲れを感じている」「夜もぐっすり眠れない」などのお疲れタイプには、元気をアップさせることができる戻り鰹がおススメです。体力を回復させ、ストレス耐性が強く、免疫力の高い体にすることができるのが、大きな海を泳いで戻ってきたカツオのパワーです。ぜひお刺身で食べてください。※有効成分イノシン酸、DHA、トリプトファン、ナイアシン、ビタミンA・B1・B2・ビタミンD、メチオニン、ヨウ素、セレンなど■2.秋刀魚(サンマ)「胃腸虚弱で食欲不振」「生理痛が重い」「お腹や腰に痛みがある」など、血流に問題があるタイプには、血行を良くする秋刀魚がおススメです。PMS(月経前症候群)予防として血液をサラサラにしてくれる他、サンマの苦みには精神を落ち着かせる効果も。ぜひ塩焼きで食べてください。※有効成分多雨林、DHA、EPA、ビタミンE、ナイアシン、カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12など■3.鯖(サバ)「血液検査で問題がある」「婦人科系にもトラブルがある」「目の下のクマが慢性的にある」などの症状がある人は、血液ドロドロタイプ。このタイプの人には、鯖がおすすめ。食べることで体を温めて血行を改善してくれます。また、血液を綺麗にして体内年齢の老化をくい止め、冷えや痛みを防いでくれる効果も。ぜひ、同じく体を温める効果のある生姜を加えて、生姜煮にして食べてください。※有効成分タウリン、コエンザイムQ10、DHA、EPA、アラキドン酸、コラーゲン、ヒスチジン、ナイアシン、ビタミンB2、B12、B6、ヨウ酸など■4.かたくちいわし(アンチョビ)「最近老化が気になる」「美肌になりたい」「ダイエットしたい」など、エイジングケアに興味があるタイプにはアンチョビがおススメです。高血圧、骨粗鬆症、動脈硬化、血中脂質低下などにも良いと言われていて、血管をサポートすることで血液をどんどん流し、体の中から若返る効果があります。ぜひ、同じく動脈硬化や中性脂肪を低下させる働きがあるオリーブオイルと合わせてパスタなどにしてください。※有効成分イワシペプチド、タウリン、EPA、DHA、コエンザイムQ10、カルシウム鉄分、亜鉛、銅、マグネシウム、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB2B6B12ビタミンE■おわりにいかがでしたか?秋のはじまりは「美」養生のはじまりです。まずは、旬の青身魚をいただくことで気・血を補い、血流を改善し、体の中から元気になることで、晩秋からはじまる冷えと乾燥から身を守る丈夫な体を作ることができますよ。ぜひ試してみてください。(マダム晴子/ハウコレ)
2013年10月05日前回に続き、新生東京駅の「KITTE」でおすすめの手みやげを紹介します。今回は東京初進出の「向山製作所」がプロデュースする絶品プリン!向山製作所は福島県にある電子部品会社。なんと事業多角化の一環でスイーツ事業に参入(乱入? )したという変わり種です。技術屋さんならではの探究心なのか気質なのか、プロデュースした生キャラメルの完成度があまりにも高く、あれよあれよという間に話題となりました。まるでドラマのようなストーリーですよね。そしてついに今年、満を持してKITTEに出店。華々しく東京デビューを果たしたという注目のお店です。オンラインショップでは、シックな包装の生キャラメル詰め合わせなどがメインのようですが、KITTEで大人気なのはプリン。新鮮な卵・牛乳を使って作られたプリンは、甘すぎず、どこかほっとする優しい味。そして、最大のポイントはプリンに自慢の生キャラメルソースをとろ~りかけていただくところ! ソースは全6種で、クラシック、紅茶、抹茶、マンゴー、黒糖、黒ゴマからお好きなものを選べます。今回は東京限定の生キャラメルソースプリンの4個セット(1,776円/税込)を購入。こちらはノーマルプリン×2本、抹茶プリンとほうじ茶プリン×各1本、計4本の組み合わせ。抹茶とほうじ茶は東京限定で、クラシックの生キャラメルがつきます。ノーマルプリンにはお好みでソースが選べます。私は今回クラシック、黒ゴマを選びました。かける量を調節できるので、あっさりしたプリンを自分好みにアレンジできます。また、ソースだけ交換して食べられるので、色んな味を試せるのも楽しい!ソースで全く異なった味を楽しめるので、たくさん種類を買って選んでもらってもいいですね。ケーキのように「どれにしようかな~」という楽しみもあり、見た目にもカラフル。プリンならお子さんからお年寄りまで口当たりもよく、夏の手みやげにもピッタリですよ!ちなみに生キャラメルは、可愛い保冷袋に入った「向山アソート」(1,050円/税込)がオススメ。人気の4種(ノースミルク、カラメル、紅茶、抹茶)が計12粒入った詰め合わせで、こちらも東京限定品です。これから夏休みにかけて、帰省や上京で東京駅をご利用になる方はぜひチェックしてみてくださいね!お問い合わせ:向山製作所 KITTE GRANCHE店 公式HP(オンラインショップあり) tel.03-6256-0801
2013年08月15日(ニュースリリースより)青魚の栄養成分を用いた栄養・補助食品株式会社ノエビアの「ノエビア・DHA・アンド・EPA 」を2013年7月5日に発売する。全国の店舗や通信販売で購入できる。青魚の豊富に含まれている栄養成分「DHA」と「EPA」と、親和性のある紅麹(べにこうじ)を調合した、効率的な仕事や勉強を希望する方や、健康や生活習慣に注意している方に適している商品だ。パッケージは、海の背の青い魚を意味する青魚をイメージさせるようなブルー系で、シンプルだが主要の栄養分が一目で理解できるようなデザインとなっている。健康によいDHAとEPAの働きサバやサンマ、またマグロやイワシなどの青魚に豊富に保有されているDHAは、高血圧や視力の低下を制御し、動脈硬化を防ぐ働きを持つ。また高齢者の痴呆(ちほう)症の予防やアトピーの改善にも効果がある。さらに学ぶ記憶力や能力を発達させる働きもあるので、勉学に励む方にも適している。また、EPAは血小板の凝縮を制御する働きがあるので、血液をサラサラにしてくれる。また動脈硬化やアトピー、アレルギーや炎症を制御する働きがある。ガンの予防や中性脂肪を減らす働きも持つ。さらにヒアルロン酸と一緒に、表皮の角質の層を結合させる働きもあるので、肌のトラブルも改善して美しい肌へと導いてくれる。【参考リンク】▼ 株式会社ノエビア元の記事を読む
2013年07月05日(ニュースリリースより)1日1杯で必要な栄養分を摂取できる、飲みやすい青汁と100%果汁のセット株式会社ファンケルの「本搾り青汁と充実果汁セット」を6月20日、数量を限定して通信販売する。果実と緑黄色野菜について、この製品の青汁と100%果汁を一緒に、一日一杯の量を飲むだけで、必要とされる摂取量を体内に取り入れることができる。国内産果実・100%果汁が15袋、本搾り青汁・プレミアム冷凍が15袋の、合計30袋入っている。本搾り青汁のパッケージは、自然の野菜をイメージさせるグリーン系で、国内産果実・100%果汁のパッケージは、フレッシュさを感じさせる、イエロー系の明るいデザインだ。健康を守る果汁と青汁に含まれている栄養の成分と効果青汁の主要な栄養の成分は、夏の汗と一緒に失われやすいマグネシウムやカルシウムを補給してくれる「ミネラル」。またメラニンの付着と形成を制御させる働きで、美白の効果を持つとともに、抗酸化の作用によって、紫外線からのダメージを防ぐことを助成してくれる「ビタミンC」。その他「糖脂質」などの栄養の成分を持つ。果実・100%果汁の主要な栄養分は「ビタミンC」や、暑い時期の夏バテ、また疲労の回復を助成してくれる「クエン酸」、さらに血液の循環をよくして、肩こりや冷え症などを改善し、ビタミンCの減少を制御して、紫外線からの保護を補助してくれる「ヘスぺリジン」の栄養の成分が含まれている。日向夏(ヒュウガナツ)やリンゴ、ユズ、夏みかんなどから作られた国内産果実・100%果汁は、フレッシュな香りとともに、この青汁と混ぜて飲みやすいようにブレンドされている。この「本搾り青汁と充実果汁セット」は、青汁が苦手な方にも、果実・100%果汁と一緒に飲む楽しさを味わいながら、健康な体を維持してくれる、強い味方になってくれるだろう。【参考リンク】▼株式会社ファンケル元の記事を読む
2013年06月13日三陽商会と米ブランドCreatures of the wind(クリーチャーズ・オブ・ザ・ウィンド)および、そのパターン製作を手掛けるデザイン会社「大丸製作所2」が共同で作り上げたコートによるカプセル・コレクションが、2013年秋冬シーズンのニューヨーク コレクションにて発表された。同コレクションは今秋から、東京、ニューヨークをはじめとする世界の主要都市で発売される。今回発表されたカプセル・コレクションは、三陽商会の自社工場である「岩手サンヨーソーイング」にて生産した7種類のコートで構成されており、クリーチャー ズ・オブ・ザ・ウィンドのデザイナーであるシェーン・ガビエとクリストファー・ピーターズが、1960年代の三陽商会のデザインアーカイブから得たインスピレーションを得て制作された。コートの内側には、 「CREATURES OF THE WIND + Sanyo」と書かれた自身のデザインによる織りネームが付けられている。このカプセル・コレクションは、2013年秋より、東京、ニューヨークをはじめとする世界の主要都市で発売が開始され、日本国内においては新たな販路での発売も計画している。元の記事を読む
2013年02月17日JR東日本新潟支社は13日、国内の鉄道会社の中で唯一本格的に電車の生産を行っている新津車両製作所の一般公開を実施する。同車両所では、これまで3,900両以上(今年9月末現在)の電車を東京圏へ送り出しており、現在は宇都宮線・高崎線を走る最新鋭電車E233系を生産している。今回の一般公開では、電車組立ラインや部品生産ラインの見学などE233系の製造工程が間近に見られるほか、完成したばかりのE233系に乗車もできる。長さ20mの車体を2台のクレーンで吊り上げて移動する実演も行う。今年の目玉として、東京ディズニーリゾートで開催されているディズニーハロウィーンのデコレーションに包まれた「ドリームクルーザー」を展示。当日、先着順にて車内での記念撮影(ただしカメラ持参)も受け付ける。新津車両製作所の一般公開は10月13日10:00~15:30(入場は15:00まで)開催。入場無料、雨天決行。当日はJR新津駅西口から無料シャトルバスが運行される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日「ユニークで使いやすい商品」を信条に純日本製の商品を企画、製造、販売している福島製作所は、同社が運営するプロダクトレーベル「UNUS PRODUCT SERVICE」で発売中のキャップ式スタイラス「SMART-CAP」に、新色スノーホワイトシリーズを追加。9月25日から販売を開始した。価格は1,900円。同商品は、携帯情報端末(iPad、iPhone、iPod touch、Tablet PCなど)に使えるキャップ式のスタイラス(先の尖った棒状の筆記具)で、市販の筆記具のキャップを置きかえて使用する。日本人独特の書き方である止めはねなどを考慮するとともに、筆圧に対応した設計になっているという。同シリーズは、国内総合塗装メーカーとのコラボレーション商品で、熟練した日本の塗装職人による4層構造の特殊塗装を行うことにより、発色が良く導電性・耐久性に優れた構造になっているという。また、最小サイズの5ミリ径のゴムペン先と、より感度の良いペン先を開発。材質は軽くて丈夫なアルミニウムを使っており、手に持ったときのバランス感は市販の筆記具とほぼ変わらない。キャップを外せば通常の筆記具として使用することができる。なお、現在Amazon.co.jpにて、初回特別価格1,600円で販売をしている(10月5日まで)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日オフィス家具メーカーである岡村製作所は、同社の学習イス「Techno Kids Chair Stella」と、スタディデスク「K-model」の2製品が、キッズデザイン協議会が主催する「第6回キッズデザイン賞」を受賞したと発表した。学習イス「Techno Kids Chair Stella」は、子どもの成長に合わせ座面の高さや奥行きだけでなく、足元の「フットステップ」の高さを調整することができる。成長にあわせて正しい姿勢で座ることができ、安定した座り心地を実現する機能性と、スタイリッシュなデザインで、長時間落ち着いて学習するための環境を実現しているという。また、スタディデスク「K-model」は、「陰山メソッド」や「百ます計算」で知られる立命館大学の陰山英男教授と共同で開発。陰山教授が考える、学習机に必要な要素「集中できる」、「整理しやすい」、「継続できる」という3つの要素を具現化している。デスクをより使いやすくする、ワゴンやシェルフの周辺家具も充実。収納量を増やすために横置きの上棚が設置できたり、パソコンなどの情報機器に対応するなど、大人になっても長く使い続けられる配慮が施されている。なお、今回はいずれも、子どものさまざまな知識の取得や学びを支援する製品・施設・サービス・研究などを評価する「子どもの未来デザイン リテラシー部門」での受賞となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日日本庭園とお料理をゆったりと愉しめる大人の空間として、八芳園 白金料庭「槐樹(えんじゅ)」が9月1日リニューアルオープンした。毎月足を運びたくなる暦月の料理と庭園を存分に味わうことのできる「料庭」がコンセプト。カウンター11席、個室4室(18席)を含む61席とそれぞれのオトナのシーンで選べるしつらえは魅力的。土や木、和紙・伝統柄モチーフの格子 ほっと落ち着ける上質な空間は和の達人四名の知が結集。空間デザイナー:橋本夕紀夫氏の監修左官職人:久住有生氏による土壁着物デザイナー:斎藤上太郎氏による槐樹の花モチーフの壁画照明デザイナー:武石正宣氏により照明五感で味わう季節のお料理は期待度急上昇間違いなし! 早速チェックして。お問い合わせ:八芳園 公式サイト 槐樹公式サイト オープニングパーティーの様子はこちら (ミルフィーユ)
2012年09月06日岡村製作所は8月31日、セレクト型デスクシリーズ「Raum(ラウム)」を発売した。「Raum」は、曲線を活かした柔らかく優しいフォルムが特徴の学習机。別売のカラー前板セット(8,400円)を追加すれば、デスクとワゴンの引き出し前板を好みのカラーに交換できる。前板のカラーはパールブルー・パールピンク・ネイビーブルーの3色。デスク周りを子どものお気に入りの空間にすることで、心地よく楽しい学習環境を作り出し、自らデスクに向かう力を育てるという。また、成長とともに変化する嗜好に柔軟に対応できるよう、高学年時には前板を外してシンプルなデスクに戻せる。デスクの奥行きは580mmで、リビング・ダイニングでも使いやすいサイズ。デスク天板に上棚を設置せず、代わりに可動の仕切り板を使うことで、教科書や辞書の整理が可能とのこと。LEDタイプが9万7,440円。蛍光灯タイプが8万4,000円。オプションとしてサイドシェルフ(2万1,000円)、スタッキングシェルフ(2万1,000円)も設定する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日日立製作所は25日、英国運輸省の都市間高速鉄道計画(IEP)について、同社が出資するアジリティ・トレインズ社を通じ、正式契約を締結したと発表した。アジリティ・トレインズ社は2009年2月、同計画に関する優先交渉権を獲得し、正式契約に向けた交渉を実施。一時は契約交渉が凍結されたものの、昨年3月より契約交渉を再開。最終契約締結に至った。この契約にもとづき、アジリティ・トレインズ社は約30年にわたり、イギリスの主要路線である「East Coast Main Line」「Great Western Main Line」を走行する車両のリース事業を展開する。日立はアジリティ・トレインズ社のリース事業向けに計596両の車両を製造し、27年半にわたる保守事業について一括受注する。また、IEPを含め今後のイギリスおよびヨーロッパにおける鉄道システム事業強化に向け、イングランド北東のダーラム州ニュートン・エイクリフを第1候補に、新たな鉄道車両の生産拠点を設立する予定とのこと。日立製作所執行約社長、中西宏明氏は、「本件は日立が社会イノベーション事業を通じてグローバルな成長をめざす上で、非常に大きな一歩。高信頼・低環境負荷かつ快適な旅客サービスの提供と、世界トップクラスの生産設備を備えた新拠点の設立を通じて、日英両国の良好な互恵関係構築に貢献すべく努力して参ります」とコメントしている。この件については国土交通省からも発表があり、IEP(老朽化した主要既存路線向けの高速鉄道車両の更新プロジェクト)が「英国鉄道史上最大規模」(約45億ポンド、日本円で約5,400億円)のプロジェクトであり、イギリスの社会経済にとって大きな意義を有するものであることを強調。羽田雄一郎国土交通大臣は、「鉄道発祥の地で我が国の鉄道技術が貢献できるのは大変喜ばしいこと」「国土交通省では、総理のリーダーシップの下、トップセールス、公的金融支援等、様々な形で積極的な支援を行ってきたところであり、本プロジェクトを契機に、日英関係のさらなる発展を期待しています」とコメントした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日「青ガエル」の撮影会があるそうです。「梅雨の時期だからねぇ~」……って、そういうことじゃなくて(笑)。「青ガエル」こと元東急5000系の撮影会が、今月24日に長野県松本市のアルピコ交通(旧松本電気鉄道)上高地線新村車両所で開催されるのです。この車両は1986年に東急電鉄より譲渡され、2000年の廃車後、保管されていました。昨年には松本電鉄カラーから東急グリーンに塗り直され、東急時代の姿が蘇っています。ワンマン運転用に取り付けられていたサイドミラーなども撤去し、できるだけ東急時代の姿に戻したそうです。当連載でも、旧5000系の東急時代の姿を蘇らせてみたいと思います。同車両は1980年、東横線からの引退、そして目蒲線(当時)への転属という節目を迎えていました。東急初の新性能電車としてデビューした旧5000系。1954(昭和29)年に東急車輛で製造され、画期的技術を取り入れた革新的車両でした。おにぎりのように下ぶくれした丸みを持った車体は、航空機技術を応用した「モノコック構造」(張殻構造)によるもので、当時の超軽量車体を実現させました。外板と骨組みが一体となって荷重を負担する構造により、車体だけの重量を比較した場合、旧型車両より30%以上もの軽量化に成功したのです。さらに台車や駆動装置、制御装置にも新機軸を取り入れ、騒音、電力使用、軌道保守などの低減を実現させた車両でした。旧5000系は東急の最重要路線、東横線に投入されます。その斬新なスタイルは、吊掛け式の旧型車両のみで運行されていた東横線のイメージアップに貢献し、全国的にその名が知られるようになりました。当初は3両編成での運転でしたが、輸送力増強に合わせて4両、5両、6両と増加。1959年までの5年間に計105両が製造されました。東横線のスターとして活躍した旧5000系でしたが、その後、7000系や8000系が東横線の主役になると脇役に転じ、活躍の場は徐々に当時の田園都市線(現在の大井町線大井町~二子玉川間と、田園都市線二子玉川駅以遠)へ移っていきました。1977年、旧5000系の長野電鉄への譲渡が始まりました。すると、同車両の特徴である「車体長18m」「超軽量で軌道負担が少ない」「1~2両編成で走行可能」などが他の地方ローカル私鉄にも注目され、旧型車両置換えの”救世主”として、次々と譲渡されることになりました。1986年までに、北は福島交通から、南は熊本電気鉄道まで、譲渡された会社は計6社、譲渡された車両数は全105両中、約70両(部品取り用も含む)にもおよびました。いかに人気だったかがうかがえます。譲渡された旧5000系は、それぞれの路線で車両の近代化を進めることになりました。東急線内での車両数を減らしていった旧5000系は、1980年3月のさよなら運転をもって、ついに東横線から引退。その直後の同年4月より、目蒲線転属へ向けた乗務員習熟用の試運転が開始されました。試運転列車はくしくも初登場時と同じ3両編成に組み替えられ、東横線でさよなら運転の先頭に立ったデハ5025・5026がここでも先頭車に充当されました。約2~3週間の試運転を経て、目蒲線での営業運転が始まったように記憶しています。目蒲線での試運転は、朝ラッシュがひと段落ついた午前10時すぎに奥沢検車区を出庫し、目黒~蒲田間を数往復した後、夕方のラッシュ前に戻るというスケジュールでした。その出庫の様子です。1980年以降、大井町線(1979年に田園都市線より分離)と目蒲線で活躍した旧5000系も、その後は譲渡と廃車が進み、1986年6月に目蒲線での運用が終了。7月に行われたさよなら運転を最後に全車引退しました。東急線上から姿を消した旧5000系ですが、譲渡先の熊本電気鉄道では、両運転台化改造された2両がいまも活躍中です。車齢なんと55年! 四捨五入すると還暦という電車がいまも現役というのは驚きです。一方、都心の渋谷駅ハチ公口には、車体の一部をカットし、台車・床下機器を取り外したデハ5001が展示され、ハチ公に負けず劣らずの”渋谷のシンボル”と化しています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月17日富士重工業は16日、トヨタ自動車との共同開発車「SUBARU BRZ」と「トヨタ 86」の本格量産を開始し、群馬製作所本工場(群馬・太田市)にてトヨタ自動車社長の豊田章男氏をはじめ関係者を迎えたラインオフ式を行ったと発表した。同社とトヨタ自動車は、2005年10月に業務提携の基本合意を行い、2008年4月に発表した開発・生産における協力関係のさらなる発展拡大の中で、FRスポーツカーの共同開発をスタート。以降、約4年間の開発期間を経て本日の本格量産開始に至ったとのこと。企画とデザインは主にトヨタ自動車が、開発と生産は主に同社が担当した共同開発車の完成は、アライアンスの大きな成果のひとつになるとしている。ラインオフ式典でトヨタ自動車社長の豊田氏は「SUBARU BRZとトヨタ 86は、富士重工業とトヨタでなければ実現しなかったクルマであり、”もっといいクルマをつくる”ために始めた提携が、確実に実を結んだことを本当に嬉しく思っています」とコメント。富士重工業社長の吉永氏は「このクルマは同社の企業戦略において2つの特別な意味を持っています。1つ目はトヨタとのアライアンスの進展であり、2つ目は”選択と集中”戦略の進展です」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日JR東日本は6日、東急車輛製造(以下、東急車輛)の鉄道車両製造事業などを承継した鉄道車両新会社の商号を、「株式会社 総合車両製作所」(英語名「Japan Transport Engineering Company」)、略称「J-TREC」(ジェイトレック)とすることを発表した。東急車輛は東京急行電鉄の完全子会社で、鉄道車両製造事業のほか、立体駐車装置事業や特装自動車事業も展開してきた。しかし今年4月1日付で会社分割(吸収分割)を行い、鉄道車両製造事業などは新たに設立された鉄道車両新会社へ承継されることに。さらに4月2日付をもって、新会社の全株式がJR東日本に譲渡される(詳細は本誌既報の通り)。このほど新たな商号が決定したことで、鉄道車両メーカーとして長年にわたり親しまれた東急車輛の名は消滅することになる。新会社・総合車両製作所の本店所在地は、現在の東急車輛本社・横浜製作所と同じ横浜市金沢区大川。鉄道車両をはじめ、鉄道用品(分岐器など)やコンテナなどの製造・修理・販売がおもな事業内容となる。資本金は1億円で、JR東日本の100%子会社に。代表取締役社長には、現東日本旅客鉄道(JR東日本)常務取締役鉄道事業本部副本部長、宮下直人氏が就任する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月07日青汁のイメージを根底から覆す、マンゴー味の新感覚青汁「美感(びかん)青汁」が、株式会社アスリート・ギフトから2月15日に発売された。ジェルタイプで、そのまま飲める手軽さと、希望小売価格90円(1包あたり)という安さが魅力。さらにコラーゲン、コエンザイムQ10、プラセンタ、ヒアルロン酸、セラミドなど数種類の美容成分も配合。なお、アスリート・ギフトは、同製品の発売にあたって、23歳~51歳の女性106名を対象とした「青汁」に関する意識調査および同製品のモニター調査を行った。健康に良いと言われて飲んではみたものの、おいしくなかったり飲むのが面倒臭かったりといった理由から、飲む習慣が定着している人はあまり居ないようだ。約9割の人が「飲んだことがある」と回答しているにも関わらず、「飲み続けている」人はたったの2割。美容の専門家も注目しているという新しいタイプの青汁に期待がかかる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月02日最近、野菜不足が気になるので青汁を飲み始めました。いつもお水や牛乳に溶かして飲んでいるのですが、青汁って青臭くておいしくないんですよね。もっとおいしく飲めれば長く続けられそうなのですが……。ということで、青汁のおいしい飲み方を研究すべく、いろいろな飲み方を試してみました。※使用したのは、粉末タイプの青汁です。■スープパスタ(きのこクリーム)×青汁白いクリーミーなスープが、面影もないぐらい緑色に。容器を口元に近づけた途端、むあっと青汁の香りが攻めてきます。ですが食べてみると、濃厚なスープの風味で青汁の臭みは少し抑えられています。慣れてくると意外とイケます。だけど、大好きなスープパスタが青汁に支配されてしまった感が悔しかったので、「はじめからこういう食べ物なんだ」と自分に言い聞かせながらいただきました。■黒酢ダイエットドリンク(りんご味)×青汁青汁の臭みをあまり感じず、飲みやすかったです。しかも、酢と青汁のダブルの威力で「体に優しいことをしている感」も倍増。すごくいい気分。少々乱れたここ数日の食生活も、これで解消されたような気にさえなりました。■ホットケーキ×青汁ホットケーキミックスに青汁の粉末を混ぜ、焼き上げました。口に入れた瞬間の青汁の香りが、「よもぎ蒸しパン」に似た雰囲気がないこともないような。普通のホットケーキとは別の食べ物になってしまいましたが、これはこれでおいしいです。青汁を飲むためのバリエーションの一つとしては良いかもしれません。少々手間がかかることが難点。■きな粉もち×青汁きな粉に青汁粉末を混ぜ、もちにからめてみました。おいしく食べられたのですが、青汁の風味を抑えるためにきな粉の量を多めにしてしまったのが運のつき。もちを食べ終わった後にも、大量のきな粉と青汁粉末が残ってしまいました。残さず摂取するために、残った粉末だけをスプーンですくって食べて、ゴホゴホとムセるハメに。きな粉の量に注意する必要がありそうです。■野菜ジュース×青汁グレープフルーツジュース×青汁牛乳や水に溶かすより臭みもなく、ゴクゴクと飲み干すことができました。一気に飲み干すことができるので、青汁の味にさらされる時間も一瞬で済みます。「おいしい」と言えるほどではありませんが、手軽で良いです。いろいろ試した結果、ジュースに混ぜて飲むのが手軽で一番続けやすいと思いました。無難な結果ですみません。しかしバリエーションの一つとして、今回試した飲み方もこれから取り入れていこうと思います。みなさんも青汁を飲む際には、試してみてくださいね。そして、ほかにもおいしい飲み方をご存じの方がいましたらぜひ、コブス横丁までご一報をくださいませ!(桜まゆみ/プレスラボ)【関連リンク】困った、牛乳がない!代用品で作る“ミルクぽいティー"飲み比べ青汁をミルクティーに加えてみたらどうなのでしょうか。日本茶インストラクターに聞く、安いお茶をおいしく飲む方法工夫次第で、おいしくなるものですね。時代はエコ!食べ終わったフリスクケースの有効な使い方青汁粉末を隠し持っておくのもいいかもしれない。
2010年02月22日