ソニービジネスソリューションは3月7日、広域撮影用カメラ映像を用いた群衆監視において、映像内の個人認証を可能にする「低解像度対応顔認証ソリューション」を発売することを発表した。発売開始時期は今年の8月、価格は400万円~(税別)を予定している。同ソリューションは、人の目と目の間の距離が従来の約半分程度の低解像度映像でも個人認証を実現でき(従来は70pixから100pix程度の解像度が必要)、顔認証ソリューション専用のカメラではなく、通常設置されている広域撮影用の監視カメラ映像を用いて個人認証を行うことができるというもの。1台の顔認証サーバで複数台のカメラに対応できることから、監視対象エリアの中から検知したい人物の候補者をピックアップするような使い方も可能としている。なお、同ソリューションは、日本電気(NEC)の顔認証ソリューションをベースに、ソニービジネスソリューションがスタジアムなどで実施してきた実証実験にもとづいて得たノウハウをふまえ、開発したものだという。同社は今後、スタジアムや競技場におけるテロ対策、不審者対策やフーリガン対策のほか、コンサートホール、イベントホールなど各種施設での注意人物対策などさまざまなシーンに向けて同ソリューションを提案していくとしている。
2016年03月07日NTTドコモは7日、同社提供のサービスサイトにおいて、iPhoneやiPadに搭載された指紋認証システム「Touch ID」を使ったオンライン認証に9日より対応すると発表した。対応端末はiOS 9.0以降を搭載したiPhone/iPad。オンライン認証に対応することで、「dデリバリー」や「dショッピング」などのサービスを利用する際、Touch IDを使ってdアカウントへのログインが可能となる。また、「ドコモオンライン手続き」などで、契約内容や利用状況を確認する際にも、ネットワーク暗証番号の代わりにTouch IDによる本人確認ができるようになる。3月下旬からは、「ドコモ ケータイ払い」や「dケータイ払いプラス」、「spモードコンテンツ決済」において、spモードパスワードなどの代わりにTouch IDを使った決済にも対応するという。Touch IDを使ったオンライン認証を利用するには、専用の無料アプリ「dアカウント設定アプリ」により事前設定を行う必要がある。
2016年03月07日音声認識ソフトウェア大手のNuance Communicationsが自社の音声認識技術を活かすためのノイズ抑制ソフトウェア技術を次々と開発している。最大の応用はクルマである。ハンズフリーで通話したり、クルマそのものと話をしたりできるようにするためだ。音声がクリアであればあるほど認識率は上がり、通話やクルマとの会話がスムーズになる。1990年代後半、Bluetoothのヘッドセットを耳にかけ、車内で通話することが欧州を中心に広まっていた。運転中に電話を持って通話することに対して欧州では厳しく罰せられたためだ。おかげでBluetoothチップやモジュールが爆発的に売れ、欧州はBluetooth先進国となった。運転中の電話に関して次に厳しい米国でも2000年代に入りBluetoothが普及していった。欧米は飲酒運転並みに電話を持った運転に対しては厳しかったが、日本はずっと緩い。今でも電話やスマートフォンを持ちながら運転しているドライバーを時々見かけることがあるが、交通警察の取り締まりは極めて甘い。だからBluetoothが流行らなかった。最近スマホのおかげでBluetoothが普及してきたが、運転に関しては相変わらず取り締まりが緩い。欧米ではBluetoothヘッドセットから、ハンズフリーへと進化している。そのカギとなる技術は音声認識。ただ、クルマの中ではエンジン音だけではなく、回転しているタイヤの音、道路の凹凸によるノイズ、風切り音などさまざまなノイズが生じる。このためドライバーの声はマイクで拾うことが以外と難しい。クリアな声や音だと認識するが、ノイズが混じってしまうと人間でさえも聞き取りにくいのに、ましてや機械ではなおさら認識できない。そこで、Nuanceはクルマで走行中のあらゆるノイズに対処する技術の開発を行ってきた。同社はこのほど、クルマの中で音をハンズフリーで認識するためのノイズ抑制技術を3種類ほど披露した。1つは、ノイズ抑制のアルゴリズムを駆使してマイク1個でノイズを削減する技術であり、これを基本とする。さらに同乗者が話をしていてもドライバーだけの音声を拾えるようにした2マイクの技術、そしてバンのような大型のクルマではドライバーや助手席の声が最後部では聞こえにくいといった問題を解決する2マイクの技術だ。音声認識ソフトウェアをコアとするビジネスを行ってきたNuanceは、ノイズ抑制に関してもやはりソフトウェアで行っている。スマホなどでは2個のマイクで音を拾い、一方の音の位相を180度反転させることで雑音を打ち消し合う方法があるが、クルマの中ではさまざまなノイズがあるため、あまり有効ではなさそうだ。Nuanceの技術「SSE(Speech Signal Enhancement)」はマイク1個だけで対応し、アルゴリズムを考案してノイズを削減する。だからハードウェアとしてのマイクは1個で十分。しかもある程度の音量なら音楽がかかっていても、あるいはたくさんの人が乗って話をしていても、ノイズを押さえられるという優れモノだ。クルマの中での人間の音は、車内の壁に反射して時間的に少しずれてマイクに入る訳だが、あらかじめどのような反射モードが跳ね返ってくるのかを求めておき、その反響音パターンを打ち消すようなアルゴリズムや、音声ガイダンスと音楽が重なる場合を想定してそのパターンを抑制し、ドライバーの声だけを強調するようなアルゴリズムを使っているようだ。さらには、定常的に大きな騒音を抑制すると共に、突出したような非定常的な騒音、クルマでの風切り音、凹凸のある道を想定した非定常ノイズなど、いろいろな場面でのノイズを抑制するアルゴリズムを使っている。マイク1個で携帯電話を置き、ハンズフリーで通話する場合は図1のような回路ブロックで動作する。ドライバー席とその隣の助手席のそれぞれにマイクを置き、2本のマイクを使う場合も同じようにアルゴリズムでノイズを抑える手法を使う。マイクにはある程度指向性があるため、助手席のマイクはそのすぐ前方上に設置し音声を拾い、同様にドライバーの音声も拾う。マイクの設置場所に制約があり、マイクを並べて設置しなければならない場合には、音源を分離するためのビームフォーミングを行い、ドライバーのマイクと助手席のマイクを実質的に分離する。実際のノイズ抑制波形を図2に示す。ここではノイズを抑制しない場合、次は定常的なノイズを抑制した場合、そして定常ノイズと非定常ノイズを抑制した場合を示している。ノイズ波形がそれぞれの段階で減少していることがわかる。同社のノイズ抑制アルゴリズムはさまざまな音の特性を測定し、そのパターンを学習するというその手法をアルゴリズムにする。同社は自動車産業に特化している訳ではないが、自動車産業を通して実績が蓄えられてきたとする。助手席の人が話をしていてもドライバーの声をしっかりとらえるという「PIC(Passenger Interference Cancellation)技術」も開発している。従来なら、音声コマンドを発する時は同乗者に対して静かにするように注意をしなければならなかったが、この技術を使えば、その必要はなくなる。図3のように、これまでの技術と同様に、まず反響音を抑制したのち、PIC処理を行う。PIC処理では、ドライバーのマイクはドライバーの声を捉えると同時に、マイクに指向性があるため、小さな声の助手席の声で、助手席のマイクを通った声を打ち消し合う。このPIC技術を使えば、例えば4人乗りでは4つのマイクを用いて、4名それぞれの声だけを認識することもできる。その場合、音楽をかけていても構わない。ただし、どの人の音を拾うべきか、システムが判断できるようにするため、あるコマンドを言う。iPhoneで「Hey, Siri」と叫んでから音声入力する場合と同じである。デモでは「Hello Tetra」という言葉を発したが、このコマンドワードは自由に設定できる。Nuanceは、さらに車内の声をより聴きやすくするため、ドライバーと助手席に2つのマイクを置き、それぞれの声を発する時に音を拾いそれをバンなど大型車の後部座席にいる人の傍のスピーカーから流すことも行っている。「ICC(In-Car Communication)」と呼ぶ、この増幅技術は、前方席と後部座席では聴覚的に-5~-15dBの音の差が生じることからスピーカーを通して声をかけるもの。ICCを使えば、前方にいる人がわざわざ後ろを振り向かなくても音を伝えることができる。この機能は、2014年末にメルセデスのマイバッハSクラスに搭載された(図4)。Nuanceの音声認識技術「Dragon Drive」は、音声認識エンジンを搭載しコンテンツ配信も行うソリューションであり、これからのクルマに搭載されていくだろうが、実際に搭載されるのには時間がかかる。音声認識技術を活用するために必要なノイズ抑制技術SSEは、AudiやBMW、MINI、Chrysler、トヨタ自動車、日産自動車、スズキ自動車なども採用を検討しているという。
2016年03月02日旭硝子は2月23日、スマートフォンのセキュリティ強化のために用いられる指紋認証センサの搭載を可能にしたカバーガラスの販売を開始したと発表した。同カバーガラスでは、指紋認証センサを搭載する部分を特殊加工して薄くしつつも、ガラスの強度と、高い平坦度と、指紋認証機能の安定動作を実現している。同社はすでに、スマートフォンメーカー、ICメーカー、組み立て加工メーカーにガラスを提供。実用化に向けた技術検討を進めているとしている。なお、2月22日からスペイン・バルセロナで開催されているモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2016」(MWC 2016)において、韓国の指紋認証モジュールメーカー CrucialTecが、同社製品を用いたカバーガラス一体型指紋認証センサの展示を行っている。
2016年02月23日日立システムズは2月18日、新技術「テンプレート公開型生体認証基盤(PBI)」を活用したクラウド型の「SHIELD PBI指静脈認証サービス」を同日から販売開始すると発表した。PBI(Public Biometrics Infrastructure)は、日立製作所が開発した、PKIと生体認証の仕組みを組み合わせた認証基盤技術で、「SHIELD PBI指静脈認証サービス」では、認証の鍵として、電子証明書などの代わりに生体情報を利用する。登録時に、クライアントはセンサーから読み取った指静脈情報(生体情報)を一方向性変換することでPBI公開鍵を生成し、認証サーバに登録。認証時には、再びセンサーから読み取った指静脈情報から秘密鍵を生成し、認証サーバから送信されるチャレンジコード(乱数)に対する電子署名データを生成する。この電子署名データを認証サーバに送信し、認証サーバは署名検証することで本人認証を行う。従来のPKIによる認証システムでは、ICカードなどに電子証明書を鍵情報として格納していたため、これを厳重に管理する必要があったが、PBIを用いたシステムでは、指静脈情報そのものが秘密鍵となるため、ユーザー側で保存する必要がない。また、システムに登録するデータ(公開鍵)から指静脈情報を復元することはできないため、生体情報の漏えいや偽造を防ぐという。価格は、初期費用が個別見積で、経常費が年額7,000円/ID。同社は、日立製作所や日立グループ各社、パートナー商品・サービスとの連携モデルを中心に、政府機関、金融機関、宅配業、レジャー産業などの業種や、電子決済、教育機関、検定試験など高い本人認証を必要とされる分野、FinTech(フィンテック)などの分野に向けて、クラウド型の「SHIELD PBI指静脈認証サービス」を拡販し、2018年度末までに累計30億円の売上を目指すという。
2016年02月18日歌手のアデルが、15日にロサンゼルスで行われたグラミー賞授賞式でのパフォーマンス中に、音声トラブルに見舞われた。『オール・アイ・アスク』を披露するためにステージに立ったアデルだったが、数秒間に渡って音声が流れず、その後はボリュームが安定していなかったほか、バックバンドの一部にはアデルが歌っている音程ではないキーで演奏しているミュージシャンもいたようだった。そのトラブルはテレビの視聴者にも明らかで、ソーシャルネットワーク上には苦情が殺到した。そんな苦境の中でも、アデルはパフォーマンスを止めず最後まで歌い切り、その後ツイッターで、ピアノのマイクが弦の間に落ちてしまったことが原因だったと説明。そんな不運に見舞われたアデルは、式典後はハンバーガーで元気を出したそうだ。このトラブルに対して放送局のCBS側は「5から8秒間に渡ってどうしようもできない技術的問題が発生しました」とコメントしている。同式典ではほかにもジャスティン・ビーバーやザ・ウィークエンド、デヴィッド・ボウイのトリビュートを行ったレディー・ガガとナイル・ロジャースなどがステージに立った。(C)BANG Media International
2016年02月17日NTTドコモは15日、同社提供の音声アシスタントサービス「しゃべってコンシェル」において、X JAPANのギタリストhideさんをモチーフにした「hide」の体験版を無料でプレゼントするキャンペーンを開始した。同キャンペーンは25日までの期間限定となる。hideさんは、1998年に亡くなっているため、新たに音声を収録することは不可能だったが、ドコモでは生前の声を収集し、通常の合成音声のように滑らかな発話を実現した。天気や乗換案内といった情報検索から、「今何しているの?」といった雑談まで端末に話しかけることで、会話のように楽しむことができるという。なお、無料で配信されるのは体験版となり回答できる内容に制限がある。ドコモは、キャンペーン終了後、「しゃべってdキャラとり放題」において3月11日からフル機能版の有料販売を行うとしている。
2016年02月16日米国の第三者安全科学機関であるULは2月15日、セルフバランス・スクーター(ホバーボードと呼ばれる)の構造評価、試験ならびにUL認証の受け付けを開始ししたと発表した。今回受け付けを開始した試験・認証は評価アウトライン「UL2272」を用いて行われ、セルフバランス・スクーターに搭載される電池ならびにその充電装置を含む動力伝達装置が適用範囲となる。同社は「ULは、これまで長きにわたって、バッテリーセル、モジュール、パック、そして、それらに用いるバッテリー充電器や電源を単独部品として試験・評価・認証するサービスを提供してきました。この度、科学・調査・技術分野のエキスパートからなるチームが、1つのシステムとしてセルフバランス・スクーターの電気ならびに火災安全を試験・評価するための適切な要求事項と評価方法を開発しました。最近の報道に見られるように、これらのサービスに対するニーズは高まっています。UL 2272によってメーカーや流通業者の方々に試験・認証サービスを提供できることをうれしく思います」とコメントしている。
2016年02月15日セイコーエプソンは2月10日、ムダ印刷の削減や業務効率化、さらに情報漏えい対策を可能とする認証印刷オプション「Epson Print Admin(エプソン プリント アドミン)」を2016年3月上旬より提供を開始すると発表した。同オプションは、FeliCa、MIFAREなどのICカードで認証印刷でき、不要印刷の削減や印刷量・カラーの使用を制限することで、印刷コストを削減し、プリンタの効率的な利用を可能にするという。また、利用費用を部門別に集計することも可能となり、業務効率化にも寄与。個人や部門ごとのプリンタの利用制限や、どの文書を誰が印刷したかを把握することも可能だという。スキャンして自分宛てに送信、利用履歴を定期的にレポートすることも可能。さらに、機器管理ソフトウェア「Epson Device Admin(エプソン デバイス アドミン)」が2月下旬より無償提供される。これは、ネットワークに接続されたデバイスの監視・設定が可能なソフトウェアで、本社・支社など広範囲なオフィス環境に設置されたプリンタ・スキャナの状態を監視し、離れた場所でもリアルタイムな状態把握ができるというもの。さらに印刷枚数レポートを活用することで、プリンタの稼働状況を把握し、不活性機器の有効活用など印刷環境のマネジメント支援も行えるようになっている。
2016年02月12日Windows 10へのサインインやWindowsストアからのダウンロードなどに欠かせないMicrosoftアカウントは、2013年4月から2段階認証オプションを追加した。今回は、iPhone、Android端末、Windows Phone(Windows Mobile)端末の「認証アプリ」を用いた2段階認証を紹介する。○iPhoneなどで2段階認証を行う前回述べたように、Microsoftアカウントの2段階認証には認証アプリが使える。お使いのスマートフォンによって選択肢が異なり、iPhoneの場合は「Google Authenticator」、Android端末は「Microsoftアカウント」、Windows 10 Mobileの場合は「Authenticator」という認証アプリだ。それぞれ一長一短があるため、順番に説明しよう。Google Authenticatorは「認証アプリの設定」で表示されたバーコードをiOSデバイスでスキャンするか、秘密鍵を手動で入力し、一定時間ごとに更新されるランダムな数字をセキュリティコードとして入力する。ポイントは複数アカウントをサポートしている点。もちろんGoogle製のため、Googleアカウントをサポートしているので、各IDを1箇所からまとめて管理する際に便利だ。○Androidで2段階認証を行うAndroid用のMicrosoftアカウントアプリは手順が少々異なり、アプリ側で一連のセットアップを行う。認証方法は、2段階認証が必要なときは自動的にアプリが起動し、ユーザーは許可・禁止の操作を行うだけでよい。セキュリティコード入力に比べるとスムーズで便利なのだが、この方法を用いているのは本アプリのみだ。○Windows 10 Mobileで2段階認証を行うAuthenticatorはモバイルデバイス用アプリだが、Windows 10 Mobileでも問題なく動作する。ただし、一部のメッセージが中国語のままなど気になる点は多い(2016年2月5日時点)。有効化の手順はGoogle Authenticatorと同じく、アプリ側でバーコードを撮影して、表示されたセキュリティコードをWebページ上で入力する。なお、2段階認証を無効化する場合はMicrosoftアカウントのセキュリティの設定ページで、「2段階認証の無効化」→「はい」と順にボタンをクリック/タップすればよい。阿久津良和(Cactus)
2016年02月06日Windows 10へのサインインやWindowsストアからのダウンロードなどに欠かせないMicrosoftアカウントは、2013年4月から2段階認証オプションを追加した。アプリケーションやコンテンツを購入するためにクレジットカードを登録している場合、本オプションは有効にすべきだ。○2段階認証の必要性とはMicrosoftは、Windows 8からMicrosoftアカウントの使用を推奨してきた。ローカルアカウントを使い続けるユーザーも多いのだが、Windows 10 Mobileデバイスの登場や、ユニバーサルWindowsアプリの連係を考えると、Microsoftアカウントを使ったほうが便利である。とはいえ、Microsoftアカウントには、個人情報やクレジットカード情報などを紐付けできるため、そのまま使うのは非常に危険だ(GoogleアカウントやApple IDなども同様の危険をはらんでいる)。我々が自衛する方法として、Microsoftは、2013年4月から2段階認証オプションを提供した。なお、以前からオプションは提供されていたが、2013年4月からアカウント全体の保護を可能にしている。2段階認証の概要は日本マイクロソフトのWebページをご覧いただくとして、今回は2段階認証の有効化や、その効果を見ていく。○2段階認証を有効にするまずは、Microsoftアカウントのセキュリティの設定ページにアクセス。ここで「2段階認証をセットアップして有効化」を選択する。たったこれだけで、2段階認証は有効になる。お使いのPCは「信頼済みデバイス(Microsoftアカウントに紐付けされたデバイス)」のため、特別な操作は必要ない。ポイントは、それ以外からサインインする際に求められるセキュリティコードだ。Microsoftアカウントアカウントの安全性確保として、他のメールアドレスや電話番号(SMS)に届いたセキュリティコードを入力するか、スマートフォンのアプリケーションを使ってサインインを実行する仕組みである。一見すると面倒に感じるが、届いた数字をテキストボックスに入力するだけで、仮に自分のMicrosoftアカウント情報が漏洩したときでも、他者のサインインを防げるのは大きい。以上の手順によって、Windows 10と一緒に使用するMicrosoftアカウントの保護が可能になる。次回は、メールやSMSよりも便利なスマートフォンのアプリケーションを紹介しよう。阿久津良和(Cactus)
2016年02月05日リンクスインターナショナルは2日、80PLUS BRONZE認証を取得したENERMAX製電源ユニット「ENERMAX TRIATHLOR ECOシリーズ」に、800Wモデル「ETL800EWT-M」と1000Wモデル「ETL1000EWT-M」を追加した。5日に発売し、店頭予想価格は800Wモデルが税別13,980円前後、1000Wモデルが税別15,980円前後。ErP(Energy-related Products) Lot 6 2013をサポート。電力管理機能を新たに追加することで、スタンバイモード時の待機電力を0.5W以下に抑えるという。冷却には135mm静音ハイドロリックベアリングファンを採用。ファンの回転数を動的に変化させることで、ノイズを抑えて製音声を高める。800Wモデル「ETL800EWT-M」の各DC出力は、+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12が65A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×4、FDD電源コネクタ×1。1000Wモデル「ETL1000EWT-M」の各DC出力は、+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12が83A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDD電源コネクタ×1。本体サイズはW150×H86×D165mm、重量は約2.5kg。
2016年02月02日ファーウェイ・ジャパンは28日、1,300万画素のカメラや指紋認証センサーを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「HUAWEI GR5」を発表した。発売日は2月12日で、市場想定売価は税別34,800円。「HUAWEI GR5」は、5.5インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。メインカメラは1,300万画素で、開口部F2.0のレンズに反射および指紋防止コーティングが施されている。機能面では、食べ物に特化した撮影モードを備えるほか、スローモーション撮影、コマ抜きの動画撮影も可能だ。500万画素のインカメラでは、撮影時に登録した人物の顔を検出して自動補正する「パーフェクトセルフィーモード」を利用できる。本体背面には、どのような角度でも0.5秒で認識されるという指紋認証センサーを搭載。同センサーは物理ボタンとしても使え、電話の応答やシャッター操作なども行える。主な仕様は以下の通り。OS: Android 5.1CPU: Qualcomm MSM8939(オクタコア、1.5GHz+1.2GHz)内蔵メモリ: 2GBストレージ: 16GB外部ストレージ: microSDXC(最大128GB)サイズ: W76.3×H151.3×D8.15mm重量: 約158gディスプレイ: 5.5インチIPSディスプレイ解像度: 1,920×1,080ピクセルメインカメラ: 1,300万画素サブカメラ: 500万画素バッテリー容量: 3,000mAhWi-Fi: IEEE802.11b/g/nBluetooth: 4.1最大通信速度: 下り最大150Mbps/上り最大50MbpsFDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B19TDD-LTE: B40W-CDMA: B1/B5/B6/B8/B19SIM: microカラーバリエーション: ゴールド、シルバー、グレー
2016年01月28日シマンテックは1月12日、音声通話ベースの2段階認証(2FA)システムを傍受するAndroidマルウェアがあることをセキュリティブログで明かした。同社は発見したマルウェアを「Android.Bankosy」と呼んでいる。Android.Bankosyは以前からあったが、バージョンアップされて2段階認証を傍受する機能が追加された。音声ベースの2段階認証とは、一般的なワンタイムパスワードの送信方法が異なる。一般的には、電話番号を利用したショートメッセージサービス(SMS)で送信する。一部の金融機関などでは、セキュリティを高めるために音声通話による送信を採用している。攻撃者は、Android.Bankosyをデバイスの侵入させ、まずバックドアを開いてシステム固有情報のリストを収集する。次にコマンド&コントロール(C&C)サーバーに送信してデバイスの情報を登録する。攻撃者は、C&Cサーバー経由でコマンドを送信し、Android.Bankosyが実行する。Android.Bankosyには「call_forwarding」という特殊なコマンドを実行する機能を備え、C&Cサーバーからコマンドを受け取ると、ペイロードを実行して通話を転送する。アジア太平洋地域の多くの電話会社には、通話を無条件で転送するための発信番号を用意している。Android.Bankosyは、C&Cサーバーから受け取った発信番号を使ってこのコマンドを発行すれば、デバイスから無条件で通話を転送できる。攻撃者は、2段階認証のパスワードを盗み出すことに成功することで、感染後の初期段階で盗みだした資格情報と組み合わせて、ユーザーになりすましてサービスにログインできる恐れがある。シマンテックでは、ソフトウェアは最新の状態に保ち、見たことのないサイトからアプリをダウンロードすることは避けるなど、十分なセキュリティ対策をするように呼び掛けている。
2016年01月14日大垣共立銀行は7日、「手のひら認証ATM"ピピット"」での「国債購入(個人向け国債の購入取引)」の取り扱いを開始した。○カードや通帳がなくても"手のひら"だけで取引できるATMサービス手のひら認証ATM"ピピット"はカードや通帳がなくても"手のひら"だけで取引できるATMサービス。東日本大震災を教訓に「災害時には身体ひとつで避難していただきたい」との思いから、2012年9月に全国で初めて導入した。導入後には取扱業務を拡大し、震災対策定期預金"手のひら定期"(震災時に自動で普通預金に切り替わる定期預金。2013年7月取扱開始)や災害復興支援ローン"手のひらローン『ゼロplus+』"」(自然災害などにより甚大な被害が発生した際に手のひらだけで手続きでき、当初1年間は「金利0%・返済不要」で利用できるローン。2015年10月取扱開始)の取り扱いも開始するなど、手のひら認証サービスの拡充に努めてきたという。大垣共立銀行によると「現在"ピピット"の利用に必要となる生体情報(手のひら静脈情報)の登録者数は35万人を超えている」としている。OKB大垣共立銀行はこれからも、より多くの方に災害時の"安心・安全"と平時の"利便性"を届けるため、手のひら認証サービスの拡充と"ピピット"の普及に努めていくとしている。○手のひら認証ATM"ピピット"での国債購入取引の概要利用できる顧客/OKB大垣共立銀行に「証券口座」があり、「手のひら認証登録(手のひら静脈情報の登録)」をした人。証券口座契約またはその指定預金口座のある取引店の普通預金口座もしくは貯蓄預金口座が支払口座となる。なお、支払口座をピピットの利用口座として登録する必要がある取扱時間/9:00~21:00(該当ATM稼働時間内)。15時以降の取引は翌平日の取り扱いとなる。購入対象債券の募集最終日は15時までの取扱いとなるピピット設置場所/店舗内・店舗外キャッシュコーナー。移動店舗(スーパーひだ1号)。ドライブスルーATM(羽島支店・ドライブスルーながくて出張所・藤沢支店)
2016年01月08日Volvo Cars(ボルボ)はこのほど、Microsoftとの共同開発により、ウェアラブルデバイスを利用した音声コントロール機能を提供すると発表した。同機能では、ウェアラブル音声認識デバイス「Microsoft Band 2」を通じて、ナビゲーションの設定、ヒーターの始動、ドアのロック、ライトの点滅、クラクションを鳴らすなどをクルマに指示することができるようになる。Volvo on Callの顧客を対象に、今春よりサービス提供を開始する予定。なお、Volvo on Callの日本導入時期は未定となっている。ボルボは「最も身近でわくわくするような方法で最新テクノロジーを使うことによって、カーライフをできるだけシンプルかつ便利にすることを目指しています。音声コントロールは、デジタルアシスタンス機能の可能性の始まりに過ぎません」とコメントしている。
2016年01月07日イオン銀行はこのたび、2月15日より店頭手続きやATM利用の際に、来店した人が顧客本人であることを「指紋生体情報」のみで認証する邦銀初という「指紋認証システム」による銀行取引の実証実験を開始すると発表した。○「手ぶら」で来店し窓口やATMに設置された専用端末に指でタッチするだけこれまでも、ATM取引時に指や手のひらの静脈などの生体情報を本人認証のために利用する事例はあったが、その利用に際しては生体情報のほかにICキャッシュカードの挿入や暗証番号の入力などが必要であり、生体情報はセキュリティの補完手段という位置付けだった。このたび、イオン銀行が実証実験を行う「指紋認証システム」は、指紋を登録すれば、キャッシュカードや暗証番号・印鑑・本人確認書類などを一切持参することなく「手ぶら」で来店し、店頭窓口やATMに設置された専用端末に指でタッチするだけで銀行取引を行うことができるもの。指紋は「終生不変」「万人不同」とされ、誰でも簡単に登録できる複製不可能なものであり、なりすましの防止など銀行取引上の安全面でも優れたものとなるという。加えて、災害時の緊急避難の際にキャッシュカードを持ち出すことができない場合でも銀行取引が可能であり、社会的な意義も高いものとなるとしている。イオン銀行によると「このたびの実証実験は東京都千代田区の同行の神田店で一定期間実施した後、その結果を検証したうえで実施範囲を拡大し、対応店舗・ATMを拡大するとともに、ネットバンキングなど他のチャネルで活用することも展望しています。さらに、この指紋認証システムは、普及し一般化すれば、クレジットカードや電子マネーによる買い物の際のカード提示が不要となるだけでなく、カードの発行そのものを不要とできる可能性があるなど、顧客の利便性の向上や銀行のコスト削減に資する将来性のあるもの」としている。このシステムは、Liquid(リキッド)が開発した大規模高速化認証システムを使用する。また、この大規模高速化認証システムを導入した専用サーバーは、高度なセキュリティ施策を施し、厳重に管理されたイオン銀行のデータセンター内に設置するとともに、指紋の画像を暗号化により復元不可能な状態で保有することでセキュリティを確保するとしている。○指紋認証システムの概要(予定)利用できる人:イオン銀行に普通預金口座を持っている18歳以上の口座名義本人、指紋を認証機器に登録できる人利用可能な取引:店頭窓口で行う本人確認が必要な取引(氏名変更、住所変更など)、指紋認証機器が装備されたATMでの入金・出金・振込・残高照会イオン銀行はこれからも、顧客の幅広い金融ニーズに応えるべく、安全・安心、便利でお得なサービスの充実に努めていくとしている。
2016年01月05日電通国際情報サービス(ISID)は12月25日、生体認証サービスに特化したLiquidが行う第三者割当増資を引き受け、同社株式を取得したと発表した。ISIDは、日本の金融サービス市場活性化への貢献および金融ソリューション事業の領域拡大を目的に、FinTech分野の有望なスタートアップ企業へ出資している。Liquidは、生体認証にフォーカスした画像解析技術と、機械学習を利用したビッグデータ解析技術を持つ。これまでの生体認証を活用した本人確認における問題点であった「認証スピード」を短縮できる独自の認証アルゴリズムや、ユーザー登録数が増えても処理速度が落ちない仕組みを開発した。生体認証の領域では、指紋から静脈、顔認証へと広げ、対象サービスも本人認証・決済からマーケティング支援へと拡大。同社の技術は、金融、医療、行政などさまざまな分野での適用が期待できるもので、特に金融関連では、生体認証だけで決済などの金融サービスの提供が可能となり、利用者の利便性を高めることができるという。ISIDは、このような技術活用の拡大の可能性を高く評価し、今回の出資を決定したという。今後、Liquidのソリューションのマーケティングを支援するほか、ISIDが現在進めている、ASEANを中心とする新興国市場の開拓においてもLiquidの技術を展開していくことを検討している。同社のFinTechスタートアップ企業への出資は2例目で、住宅ローン領域に特化したサービスを提供するMFSへの出資がすでに行われている。
2015年12月28日ドスパラは18日、HDMI信号から音声信号のみを分離して出力する「HDMI音声分離器」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は3,999円(税込)。HDMI音声分離器は、入力したHDMI信号から音声信号だけを取り出す音声分離器。分離した音声信号は、光デジタル出力かアナログ出力に変換できる。光デジタル出力は5.1chサラウンドに対応。映像信号をパススルーで出力するHDMI出力ポートも備えている。HDMI 1.4に対応し、電源はUSBバスパワー。インタフェースは光デジタル出力が角形、アナログ出力が3.5mmステレオミニジャック。本体サイズはW62×D55×H20mm、重量は36g。
2015年12月21日ZTEジャパンは、3種類の生体認証システムを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「AXON mini」を25日に発売する。価格は税別39,800円。「AXON mini」は、5.2インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。金属製で、手でホールドしやすい曲線のボディが特徴だ。最薄部で0.85mmという狭額縁設計により画面占有率約76%を実現した。機能面では指紋、声紋、眼(静脈)による生体認証システムを備えている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはQualcomm Snapdragon 615(オクタコア、1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(最大128GB)。サイズ/重量は、幅70×厚さ7.9×高さ143.5mm/132g。バッテリー容量は2,800mAh。ディスプレイ解像度は1,080×1,920ピクセル。背面には1,300万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19)、HSPA/WCDMA(B1/B6/B19)、GSM(1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1などに対応する。カラーバリエーションはイオンゴールド、クロームシルバーの2色。
2015年12月21日ソフトバンクは12月18日、音声を文字に変換して、聴覚障がい者と健聴者との円滑なコミュニケーションを支援するアプリ「こえ文字トーク」をApp StoreとGoogle Playで提供開始した。「こえ文字トーク」の「1対1でトーク」機能では、スマートフォンに発話すると、その内容が文字で表示される。聴覚障がい者が外出先で道を尋ねる場合や病院などでスタッフの声が聞き取りにくい場合に、会話や聞き取りのサポートとしての利用が想定されている。一方の「グループでトーク」機能は、複数のスマートフォンにアプリをインストールし、それぞれの端末で「グループでトーク」機能を起動することで、参加者全員の発話内容が文字で表示される。家族や友人同士の会話など、聴覚障がい者を含めて最大8人が会話できる。また、スマートフォンにイヤホンを装着した状態で「音量を増幅」ボタンを押すと、周囲の音声が増幅される。さらに、高音・中音・低音の音域ごとに、強弱や左右の耳から聞こえる音量バランスを調整できる。この「音量を増幅」機能では、軽度の聞き取りにくさを感じている高齢者などの利用も想定しているという。なお、同アプリにはヤフーが開発した音声認識エンジン「YJVOICE(ワイジェイボイス)」が活用されている。
2015年12月21日●やはり音声入力は便利だった洋画大好きライターが「Fire TV Stick」(音声認識リモコン付属)を使ってみた【前編】前編では「Fire TV Stick」のセットアップまでをお届けしたが、後編ではリモコンの音声認識機能を中心に、「Fire TV Stick」の実際の操作性や使い勝手をみていこう。設定だけで結構長くなってしまったが、ここからが本番だ。起動したら、まずは基本的な使い方を解説してくれるお兄さんがアニメで現れるが、これは「設定」から再度見ることができるので、聞き流しても飛ばしてしまってもかまわない。あとはリモコンで見たいモノ、遊びたいモノをサクサク選ぶだけ。筆者は動画配信サービスを楽しむためにFire TV Stickを購入したわけだが(前編参照)、Fire TV Stick自体は、Amazonが提供するゲームアプリや音楽コンテンツなどにも対応している(これには11月18日にサービスが開始されたばかりの「Amazon Prime Music」も含まれる)が、ひとまず今回は、動画配信サービスをメインに紹介していく。セットアップが終了したFire TV Stickの画面は、縦スクロールで「ホーム」や「映画」、「設定」といった項目、横スクロールで各項目内のコンテンツが表示される。「ホーム」画面では、最近楽しんだコンテンツや、それらから導き出された「関連作」、アプリやゲームの「注目タイトル」など、使用中のアカウントユーザーに向けてカスタマイズされたコンテンツや、Amazonによるオススメ作品などがずらりと並ぶ。このほか、用意されている項目は、Amazonビデオで配信されている映画やTV番組などの映像作品が選択できる「映画」「TV番組」、プライム会員向け動画を無料再生できる「プライム・ビデオ」、対応アプリをダウンロードして遊ぶ「ゲーム」や「アプリ」、音楽が聴取できる「ミュージック」、Amazon Cloud Drive内の写真が表示できる「写真」など。好きなモノを自由に選ぶことができる。映像コンテンツに関しては、そのまま購入やレンタルも可能だ。●「スター・ウォーズ」も一発変換だが、これだけコンテンツが多いとお目当てのタイトルを探すのも一苦労。そこで活躍するのが「検索」だ。検索モードでは、リモコンのカーソルキーでひらがなやアルファベット入力していく。推測変換も搭載されているので、非常に入力しやすい。検索結果は一覧表示されるため、似たようなタイトルがあっても、本当に自分が探しているものをすぐに見つけることができるだろう。さらに、今回は音声認識搭載リモコン版を購入したので、音声検索を試してみた。リモコン上部のマイクボタンを押しながら、さらにその上にあるマイクに向かって検索したい文字列を声に出して入力するのだ。結果は、「こめでぃー」→「コメディー」正解。「ぱーそんおぶいんたれすと」→「パーソン・オブ・インタレスト」正解。「びっぐばんんせおりー」→「ビッグバンセオリー」正解。「さる」→「プロゴルファー猿」、「猿の惑星」、「まんが猿飛佐助」その他多数、と正解。18日に最新作が封切りされた、あの「すたーうぉーず」も、「スター・ウォーズ」と一発で表示(筆者は大ファンだ)。音声認識の精度はかなり高く、普通に発声すればほとんど認識してくれた。「アニメ」、「アメリカドラマ」、「イギリスドラマ」といったカテゴリ、加えて「感動」、「コメディ」、「ゾンビ」といったジャンルでの検索も可能。こうした映像作品だけでなく、「パックマン」、「ソリティア」などアプリも同時に横断検索してくれる。この音声入力は、リモコン上部に備わったマイクに口を近づけるといった動作は必要なく、普通に操作している状態の距離で一般的な会話を行なう程度の声量で十分認識してくれた。さらに、ささやき声で音声検索した場合でも、周囲が静かならばマイクまで10cmほどの距離であれば認識してくれた。これならば家族が寝静まった夜中にこっそり色々楽しむのも便利である(この場合はリモコン検索を使えという話もあるが)。リモコン以外にも、別売でゲーム用コントローラーもラインナップしている。ゲームを楽しむことも重視したいのであれば、そういったオプション装備も揃えるといい。●リモコン操作は快適、他社アプリ操作にも対応見たいタイトルにたどり着いたら、あとは視聴するだけだ。リモコンによる再生/停止、早送り、巻き戻しなどのレスポンスは良好で、ストリーミングサービスとは思えないほど。また、早送り/巻き戻しボタンは、一回だけ押すと10秒早送り/巻き戻しになる機能を持っているのも、一瞬セリフを聞き逃した時や、途中から再開する際どこまで見たか確認する時など、非常に便利。おかげで映画&ドラマ天国すぎて、チェックと称した視聴行為に時間を費やしこの原稿を書くのが遅れまくる始末である。特に再生機能では、ユーザーが選択する動画を予測し、映像の一部を事前にキャッシュしておくAmazonビデオ独自の機能「ASAP」によって、再生ボタンを押すのとほぼ同時に映像が開始されるのが快適だった。さらに注目したいのは、Fire TV Stickで使える「アプリ」で、HuluやNetflix、ニコニコ動画、Gyao、U-NEXT、MLB.TV、YouTubeなど、他社動画配信サービスが充実していることだ。これらアプリをインストールすると、わざわざPCやタブレット、スマホなどに移動しなくても、Fire TV Stick一本で各社が配信している動画を楽しめるわけである。ただし、Amazonビデオ以外ではASAP機能は働かないので、回線速度によっては微妙な待ち時間が生じる。とはいえこれはFire TV Stick以外の再生環境においても同様なので、気にすることはないだろう。○Fire TV StickならではのUIと操作感が◎Amazonビデオを含む動画配信系サービスをテレビで楽しむには、ノートPCやデスクトップPCを接続するというのが、数年前までの一般的な方法であった。今ならIntelやドスパラ、マウスコンピューターなどによるスティック型PCがあるが、このFire TV Stickでは、PCでは味わえないリモコン操作と、シンプルな独自UIで、手軽に動画配信サービスをリビングの大画面で楽しむことができるようになる。特に音声検索の精度は非常に高い。通常版との価格差も1,500円程度なので、もし購入を検討している人には、音声認識リモコン版を強くおすすめしたい。ちょっと惜しいなと思ったのは、Fire TV Stickの検索機能が、Amazonのコンテンツのみになってしまっていることだ。例えば、筆者が登録しているHulu、Netflix、ニコニコ動画のアプリをインストールしておけば、全サービスから検索結果を表示してくれると非常にうれしいのだが、さすがにシステムや権利などの問題があると思われ、難しいのだろう。とはいえ、いつか実現することを期待したい。全体としては操作や検索方法も洗練されていて、接続さえ完了すれば誰でもすぐに使えるだろう、という印象だ。動画配信サービスに加入している、興味があるという人ならば、持っていて損はないアイテムではなかろうか。
2015年12月21日ソフトバンクは18日、音声を文字に変換してチャットできるアプリ「こえ文字トーク」の提供を開始した。App Store、Google Playよりダウンロードでき価格は無料(アプリ内課金あり)。ソフトバンクユーザー以外でも利用可能。「こえ文字トーク」は、スマートフォンに向かって発話すると、その内容がテキスト化されて表示されるアプリ。ソフトバンクは、聴覚に障がいのあるユーザーと健聴者との円滑なコミュニケーションを支援する目的で開発したとしている。2者間で利用できる「1対1でトーク」、複数のスマートフォンで同アプリを起動することで最大8人と同時チャットができる「グループでトーク」機能を備える。なお、「グループでトーク」は、Bluetooth接続したiPhone同士もしくは、Wi-Fi接続したAndroid端末同士でなければ使えない。そのほか、有料オプションとしてスマートフォンに接続したイヤフォンにより周囲の音声を拾う「音量を増幅」機能も用意されている。価格はiOS版が334円、Android版が300円。
2015年12月18日NTTデータは12月8日、個人番号カード(マイナンバーカード)の公的個人認証サービスを活用した本人確認ソリューション事業を開始した。本ソリューションは、個人番号カードのICチップを端末で読み取り、中に格納されている公的個人認証アプリケーションを利活用して、オンラインでの確実な本人確認を可能とするソリューション。民間企業における本人確認業務に必要とされる「確実な本人確認」や「証跡データの保管」などの機能を備えたシステム開発を、顧客企業などの既存システム向けに提供される。当該システム開発に加え、2016年度上期をめどに本人確認サービス「BizPICOR」としてクラウドサービスでの提供も予定されている。オンラインでの確実な本人確認により、本人確認業務に費やす工程や期間が短縮できるため、オペレーションとコストの改善が期待できることが本ソリューション導入のメリットとなっている。また、従来の本人確認業務に伴っていた書類紛失リスクなどを、公的機関が保証する電子証明書の活用によって低減することで、コンプライアンスの強化にもつながる。さらに、署名検証者としての総務大臣認定およびシステム審査に対応可能なソリューションとして提供されるため、署名検証者に求められる申請手続きにかかる対応が減り、コストや開発期間の削減も期待できる。本ソリューションが提供する、企業の本人確認に必要な機能は「署名用電子証明書を利用した確実な本人確認機能」「利用者証明用電子証明書を利用したセキュアな利用者認証機能」「証跡データ保管機能」「証明書失効通知管理機能(オプション)」の4つ。今後同社は、本人確認だけでなく、公的サービス利用時の資格確認やインターネット上でのログインにおけるセキュア認証といった利用者の認証を必要とするさまざまなサービスへの展開を図り、また、政府で検討されている「ワンカード化」を見据えて、多岐にわたる利用シーンでの本人確認に利用できるよう、追加機能の開発や、技術検証を通じた幅広い分野への展開を推進していく構えだ。さらには、将来的な個人番号カードの読み取り端末の普及に合わせて、スマートフォン・タブレットといった生活者に身近な携帯端末への対応も順次実施することにより、さまざまな利用シーンにおける本人確認に利用できるよう本ソリューションの展開を進めていくとしている。
2015年12月09日リンクスインターナショナルはこのほど、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「RMxシリーズ」の取り扱い開始を発表した。1000Wモデル「RM1000x」、850Wモデル「RM850x」、750Wモデル「RM750x」、650Wモデル「RM650x」、550Wモデル「RM550x」の5モデルを用意する。店頭予想価格は1000Wモデル「RM1000x」が税別25,550円、850Wモデル「RM850x」が税別21,750円、750Wモデル「RM750x」が税別19,130円、650Wモデル「RM650x」が税別17,520円、550Wモデル「RM550x」が税別15,100円。このうち、「RM850x」「RM750x」「RM650x」は12月12日に発売、「RM1000x」「RM550x」が19日に発売する。液体コンデンサと固体コンデンサに日本メーカー製105度コンデンサを採用。50度の環境下での定格出力を可能にするサーバグレードの品質設計に加え、各種保護回路機能と安全認証を取得し、7年間の長期保証を実現したという。冷却には135mmのライフルベアリングファンを搭載し、負荷が40%以下の場合はファンの動作を止めるセミファンレス機能「Zero RPM Fan Mode」を備える。また、ケーブルは取り回しのしやすいフルモジュラー式で、ATX 24(20+4)ピンケーブル、EPS/ATX12V 8(4+4)ピンケーブル、PCIe 8(6+2)ピンケーブルには、リップルノイズを抑制するコンデンサを搭載する。1000Wモデル「RM1000x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が83.3A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×11、ペリフェラルコネクタ×12、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。850Wモデル「RM850x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が70.8A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×10、ペリフェラルコネクタ×8、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。750Wモデル「RM750x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が62.5A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラルコネクタ×8、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。650Wモデル「RM650x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が54A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラルコネクタ×4、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。550Wモデル「RM550x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が45.8A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。本体サイズと重量は、「RM1000x」「RM850x」「RM750x」がW150×D180×H86mm/約1.9kg。「RM650x」「RM750x」がW150×D160×H86mm/約1.6kg。
2015年12月05日ラトックシステムは2日、スワイプ型USB指紋認証システムセット「SREX-FSU3」を発表した。2016年3月中旬の発売予定で、価格は19,224円(税込)。PCのUSBポートに接続して使用する指紋認証センサー。Windows用指紋認証ソフト「OmniPass」とセットになっている。ユーザー認証を指紋認証に置き換えられるので、パスワードの使い回しやなりすましを防止できる。複数ユーザーの指紋登録も可能だ。Windows 10で使用する場合は、OS標準のドライバで動作。生体認証機能「Windows Hello」を利用し、指紋認証によるWindowsログオンが行える。そのほかのOSを使用する場合は、同梱ドライバのインストールが必要。センサー部には、指をスライドさせて指紋の読み取るスワイプ式を採用した。センサーはRF方式で、真皮3-Dセンシングによって表皮の内側にある真皮の凹凸を立体的に読み取るため、高精度な認証が可能。また、電波による非接触検出のため、湿った指でも認識しやすくなっている。ICチップはセンシング部分と分離して実装され、指の接触による衝撃や静電気に強く耐久性にも優れる。本製品のユーザーを対象に、自作アプリケーションに指紋の登録 / 認証 / 削除の処理を組み込める開発キット「SREX-SDK3」も提供の予定。本体サイズはW46×D64.5×H13mm、重量は約40g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Windows Server 2008 R2 / 2012 / 2012 R2。
2015年12月02日セブン銀行は12月1日、音声ガイダンスサービスの認知度向上キャンペーンを開始した。期間は2016年1月15日まで。○音声ガイダンスサービスは21,000台を超える全てのセブン銀行ATMで利用できる音声ガイダンスサービスは、視覚障がいがある顧客がATMのインターホンから流れる音声案内に従って、引出し、預入れ、残高照会をすることができるサービスで、21,000台を超える全てのセブン銀行ATMで利用できる。銀行をはじめとする預貯金取扱金融機関および証券会社の約540社の取引きが、音声ガイダンスサービスに対応している。セブン銀行は、今年で6回目となる同キャンペーンを通じて、視覚障がいがある顧客に音声ガイダンスサービスを知ってもらい、社会インフラとしての使命を果たしていきたいと考えている。セブン銀行によると「毎年実施しているキャンペーンだが、年を重ねるごとに音声ガイダンスサービスでのATM利用件数が増えている。この機会にぜひ利用してもらいたい」としている。○「音声ガイダンスサービス 知って!広めて!キャンペーン」の内容【まず知って!】クリック募金12月1日から2016年1月15日までの期間中、セブン銀行のウェブサイトに音声ガイダンスサービスキャンペーンページを特設する。ページ内の「クリック募金に協力するボタン」1 クリックにつき、セブン銀行がラジオ・チャリティ・ミュージックソンに1円の寄付を行う。1人が1日にクリックできる回数は1回。クリック募金は、日本最大のクリック募金サイト(www.dff.jp)を通じて行うラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、ニッポン放送ほかラジオ局11局において、共同で実施されているチャリティ・キャンペーン。目の不自由な人が安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置する募金を募るチャリティ・キャンペーンで、1975年より毎年クリスマスの24時間生放送を中心に実施されている。これまで42億7,601万5,831円の浄財が寄せられ、3,017基の「音の出る信号機」を設置したほか、「声の図書」「立体コピー」など多数の視覚障がい者(児)用教育機器を贈っている。【そして体験して!】ATM利用件数に応じてセブン銀行より寄付12月1日から2016年1月15日までの期間中、音声ガイダンスサービスでのATM利用件数に応じて、セブン銀行が1件あたり100円をラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付する【さらにセブン銀行口座を持っている人へ】インターネットバンキングを使った募金セブン銀行口座を持っている顧客がインターネットバンキングを利用してラジオ・チャリティ・ミュージックソンに寄付する場合、その振込手数料を無料にする○音声ガイダンスサービスについて(2007年11月よりサービス開始)利用できる取引き(各金融機関の取引きメニューに準じる):引出し、預入れ、残高照会対応の主なポイント(1)取引きに関する操作を全てインターホンに集中:タッチパネルを使わず、インターホンのみで取引が完結する。取引中に不具合が発生した場合は、コールセンターに自動的に接続し、オペレータより状況を説明する。第三者によるいたずら防止のため、「インターホンでの取引き」を選択した時点で、テンキーやタッチパネルでの操作ができなくなる(2)通常以上にプライバシーに配慮:「紙幣をお取りください」など、通常はATMスピーカーから流れる案内は、インターホンのみで流れる。金額は画面に表示されない(3)親切でわかりやすい案内の実施:操作に不慣れな人でも、一人で操作でるよう操作方法を詳細に案内。カード挿入時に「利用金融機関名」を、取引終了時に「手数料」を音声で案内する。提携金融機関を含め操作フローを統一している
2015年12月01日メディアシークは11月24日、バーコード認証や電子チケットにより大規模イベントでの来場者管理を実現するイベント主催者向けワンストップソリューションサービス「GatePass」を発表した。「GatePass」は、各種イベントの規模や内容に応じ、チケットの発行からイベント当日のシステムサポートを含めたサービスをワンストップで提供する。同サービスには、同社がこれまで、幕張メッセなど各種イベント会場で累計1800万枚を超えるチケットの入退場管理に携わってきたノウハウが活用されている。不正防止IDや電子チケットの活用により、幕張メッセやさいたまスーパーアリーナなどの大規模会場においてもスムーズかつ正確なチケット認証と来場者管理を実現する。具体的には、チケットごとに入場可能な時間帯の制限、来場者状況の集計、iPad端末を利用した「抽選アプリ」を用いた当日の来場者向けイベントの管理も可能。シリアルIDを使った偽造防止の仕組みにより、非正規チケットによるトラブルも防止する。主な導入会場は、幕張メッセやさいたまスーパーアリーナ、東京ビックサイトなど。
2015年11月24日セブン銀行は16日、セブン銀行口座のインターネットバンキングサービスをより安心して利用してもらうため、「スマートフォン認証」(2経路認証)を導入した。○第三者のなりすましなどによる不正振込みのリスクを極小化「スマートフォン認証」とは、顧客がパソコンまたはスマートフォンからインターネットバンキングで「対象となるお取引」をする際に、スマートフォンの専用アプリから承認操作をする認証方法のこと。インターネットバンキング(第1経路)で取引きの登録を行い、スマートフォンの専用アプリ(第2経路)で承認することで、第三者のなりすましなどによって顧客の預金が他の口座へ不正に振込みされるリスクを極小化できるという。セブン銀行によると、「2経路認証にしたことでセキュリティが強化された。ただ、セキュリティを強化すると、暗証番号の入力が必要になったりなどお客様の手続きが増えてしまう傾向にあるが、スマートフォンの専用アプリによる承認は、ボタンをワンプッシュするだけの操作のため、手間がかからない」としている。○「スマートフォン認証」サービスの概要対象となる取引:(1)新しい振込先への振込、(2)自動振込の新規設定、(3)自動振込条件の変更(再開)、(4)ネット決済サービスサービス使用料:無料専用アプリ:「VIP Access」提供元はシマンテックセブン銀行口座を持っている顧客で、スマートフォン認証の登録手続きをした人が利用できる。振込みの流れ登録方法セブン銀行は、これからも顧客に便利で安心して利用してもらえるサービスを提供していくとしている。
2015年11月17日楽天銀行は12日、指紋認証によるログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ(for Android)」に導入した。○iPhoneに続いてAndroidのスマホでも指紋認証によるログイン機能を導入指紋認証によるログイン機能は、6月30日にスマートフォン向け「楽天銀行アプリ(for iPhone)」に導入済みだが、Androidスマートフォンを使っている顧客にもより簡単・便利にスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へログインできるよう、このたびスマートフォン向け「楽天銀行アプリ(for Android)」にも同機能を導入した。楽天銀行によると「この指紋認証によるログイン機能を使えば、Androidスマートフォンに登録済みの指紋を認証するだけで、スマートフォン向け『楽天銀行アプリ(for Android)』へログインが可能。これまでのようにログインパスワードを入力する必要がないため、簡単・便利にログインできる」としている。楽天銀行は今後も顧客の利便性向上を目指し、さらなるサービスや機能の拡充に努めていくとしている。
2015年11月16日