「ぴあ」調査による2016年7月16日のぴあ映画初日満足度ランキングは、AKIRA、登坂広臣、岩田剛典らが出演する総合エンタテインメントの劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE』がトップに輝いた。2位に子供たちから絶大な人気を誇るアニメーションの劇場版『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』、3位に忘れんぼうのドリーを主人公に描く大ヒットアニメの続編『ファインディング・ドリー』が入った。その他の画像1位の『HiGH&LOW THE MOVIE』は、EXILE TRIBEの面々や、窪田正孝、林遣都ら実力派俳優が競演するアクション・エンタテインメント。5つのチームが拮抗するSWORD地区を舞台に、それぞれのチームのプライドをかけた、いまだかつてない壮絶なバトルが繰り広げられる様が描かれる。出口調査では「アクションの迫力がすごい」「ダンスパフォーマンスとはまた違う動きの数々に圧倒された」などの感想が寄せられた。圧巻のアクション・シーンはもちろんのこと、仲間同士の絆や熱い友情ドラマも見どころのひとつだったようで、「登場人物ひとりひとりのキャラクター性が物語を引っ張っていた」「殴り合いや乱闘シーンも多かったが、人間ドラマも深くて見ごたえがあった」「仲間の大切さについて考えさせられた」「ラストにはもらい泣きしてしまった」などの声があがった。2位の『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z…』は、旅を続けていたサトシが、人間嫌いな幻のポケモン・ボルケニオンと出会い、絆を深めながら冒険を繰り広げる様が描かれる。子供たちからは「色んなポケモンがメガ進化したのが面白かった!」「好きなポケモンの活躍が見られてよかった」などお気に入りのキャラクターへの感想が多く寄せられた一方で、大人からは「対立しながらも友情が深まっていく様子に感動」「内容が濃くてさまざまな年代の人が楽しめる」といった声が寄せられた。(本ランキングは、7/16(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2016年07月19日「ぴあ」調査による2016年7月8日、9日のぴあ映画初日満足度ランキングは、世界的人気RPGを基にした劇場版アニメーション『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』がトップに輝いた。2位に“祈り”がもたらす奇跡を描いた人間ドラマ『祈りのちから』、3位に実話を基にした大ヒットホラーの続編『死霊館 エンフィールド事件』が入った。その他の写真1位の『KINGSGLAIVE…』は、全世界1億1000万本以上の売り上げを誇る『FINAL FANTASY』シリーズの最新作『…XV』を、フルCGで映像化したアニメーション作品。1987年の第1作発売以来、最先端の映像技術や独特の世界観、豊かなストーリー性で、世代を超えて多くの人々に愛されてきたシリーズだが、劇場に訪れた“FF”ファンからは「期待以上」「世界観がすごい」「映像がとても綺麗で実写のようだった」「人物の表情が豊か」「町の風景など作り込みが素晴らしく感動した」と好評だった。シリーズ最新作『…XV』は国王の息子、王子ノクティスの視点でゲームが展開するが、本作では国王レギスの視点からもうひとつの物語が描かれる。観客は「ゲームへつながるストーリーが面白い」「ゲームで描かれない部分が楽しめた」「仲間同士の対立のドラマもよかった」「セリフやアクションがリアル」「自分もそこにいるような気分になった」など声が聞かれ、“FF”の世界観をさらに深く味わえたようだ。ゲームファンからの満足度も高く「“FF”好き必見!」との声も聞かれた本作は、アクション・シーンも迫力満点だったようで「バトルシーンが一番よかった」「アクションもドキドキして面白かった」「アクション映画好きにもおすすめ」といった声も寄せられた。(本ランキングは、7/8(金)、9(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』公開中
2016年07月11日「ぴあ」調査による2016年7月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、氷室京介に密着したドキュメンタリー『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT” THEATER EDITION』がトップに輝いた。2位に池松壮亮と菅田将暉がダブル主演を務めた『セトウツミ』、3位に時間をさかのぼるアリスの冒険を描いた『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が入った。その他の写真1位の『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO…』は、音楽界に多くの伝説を残し、常にトップスターであり続けた氷室を捉えた作品。今年5月の東京ドーム公演を最後に、惜しまれながらもステージを降りた氷室の、次第に明らかになる聴力の問題や、2014年の横浜スタジアムでのライブ、ファンへの思いなどが映し出されていく。映画館に訪れたファンからは「普段は見られない氷室の笑顔をたくさん見ることができた」「ミステリアスなプライベートも映像で見られてよかった」「ライブシーンは本当に会場にいる気分」「行けなかったラストライブも見られてよった」などの感想が寄せられた。本作は、2010年から6年間に渡り撮影されたおよそ180時間に及ぶ密着映像と、6時間のロングインタビューを交えて描かれるが、知られざる氷室の素顔が満載で、「常にベストを尽くし自分に妥協を許さない氷室を、さらに深く知ることができた」「すべてを命懸けでこなすプロ魂が伝わった」「ブレない生き方がかっこいい」「とても志の高い素晴らしい人だと改めて感じた」といった声があがった。また、「氷室世代じゃなくても彼の曲を知っている人にはぜひ見てほしい」「自分の子供にもこんなにかっこいい大人がいるということを伝えたい」などの声も寄せられるほど、氷室の魅力や熱量がしっかりと描き出されていたようで、家族で来場したという12歳の女の子からは「人生について考えさせられた。氷室の言葉がすごくいい。熱を感じた。一生懸命な生き様にボロボロ泣いた」といったコメントが聞かれた。(本ランキングは、7/1(金)、2(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT” THEATER EDITION』公開中(C)NTV, distributed by 「POSTSCRIPT」FILM PARTNERS
2016年07月04日「ぴあ」調査による2016年6月24日、25日のぴあ映画初日満足度ランキングは、宮藤官九郎監督が長瀬智也、神木隆之介をキャストに迎えた青春コメディ『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』がトップに輝いた。2位に太田垣康男の人気漫画をアニメ化した『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』、3位に小池真理子の小説を門脇麦主演で映画化した『二重生活』が入った。その他の写真1位の『TOO YOUNG TO DIE!…』は、不慮の事故により地獄に落ちてしまった普通の高校生・大助(神木)が、ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼、キラーK(長瀬)の鬼特訓のもと、生き返るために奮闘する様を描く。『舞妓Haaaan!!!』や連続テレビ小説『あまちゃん』など数々のヒット作を手掛けてきた宮藤監督が、3年ぶりにメガホンを執ったオリジナルストーリーだが、出口調査では「さすがクドカン!」「笑えるし泣けるしクドカンワールドが全開!」「細かいところまで面白く、小ネタ満載」「観客に余韻を与える前に次々と場面が変わっていくので飽きない」「楽しい気分が残るいい映画」などの声があがった。主演の長瀬は、宮藤監督とこれまで幾度もタッグを組んでおり、今作では1時間半もかかる特殊メイクを施し、超ハイテンションで少しバカっぽいが、ギターを弾いて歌うとカッコいい赤鬼キラーKを熱演した。「クドカンと長瀬のタッグが見たくて来た」という観客も多く期待も高かったが、「現実離れした登場人物をこなすのがうまい!」「クドカンと長瀬の相性が最高」と大好評だった。本作は“地獄”というあり得ない場所を舞台に、過激なキャラクターが登場する突飛な物語だが、大助の恋心や、師弟関係、友情といった普遍的なドラマも繰り広げられており、観客からは「全体を通してコミカルだが感動させられるところもある」「クドカン独特の美学が感じられた」「楽しさも盛り込みつつも、世の中を皮肉するクドカンの演出がよい」などの感想も寄せられた。(本ランキングは、6/24(金)、25(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開中(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月27日「ぴあ」調査による2016年6月17日、18日のぴあ映画初日満足度ランキングは、惣領冬実による大ヒットコミックを映画化した『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』がトップに輝いた。2位に重病を患う少女に起きた驚くべき奇跡を実話を基に描いた『天国からの奇跡』、3位にジェームス・ブラウンに迫ったドキュメンタリー『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』が入った。その他の写真1位の『MARS…』は、藤ヶ谷太輔と窪田正孝がダブル主演を務めたラブ・ストーリー。激しい凶暴性を秘めた高校生・零(藤ヶ谷)と、零に強い執着心を抱く牧生(窪田)、過去にトラウマを抱えた零の恋人・キラ(飯豊まりえ)のスリリングな三角関係を描く。出口調査では「青春満載!」「純愛度120パーセント」「全体的に感動的。心の葛藤が沢山あり、切なく、考えさせる」「好きなのに好きって言えない切なさが痛いほど伝わった」といった声が聞かれた。映画は、零とキラの恋愛模様を描きながらも、零に特別な感情を抱いている牧生がふたりの仲を引き裂こうとする様や、牧生の強すぎる思いが残酷な愛へと変化していく様子が描かれる。零と牧生の特別な関係性を掘り下げた本作に、観客からは「思っていたよりシリアス。ドロドロした展開の中でも心の傷を見せ合うところがよかった」「ヒロインのピュアな恋と、牧生のドロドロとした愛が対比されていてよかった」「ただの恋愛映画じゃない。愛するがゆえの狂気などシリアスな面もあって、一風変わった魅力があった」などの感想が寄せられた。本作は通常の恋愛映画とはまた違った魅力を放ち、登場人物たちも一筋縄ではいかない個性を持っているが、「窪田君は難しい役だったと思うが、しっかり演じていてすごかった」「普段とは違った藤ヶ谷のスリリングな表情を見れた」など役者陣の演技も好評だった。(本ランキングは、6/17(金)、18(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『MARS(マース)~ただ、君を愛してる~』公開中
2016年06月20日月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』にも出演したリアルお坊さんが回答心の中に抱えたもやもやした気持ち。スッキリさせるために、お坊さんに相談してみてはいかがでしょうか。今回はお笑いコンビ「ドドん」で活躍しながらも、東京・四谷にある「坊主バー」でときどき働いているお坊さん芸人、石田芳道さんが回答してくれました。山下智久さん主演の月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』にも出演。正式な免許を持つ、リアルお坊さんです。彼氏いない歴=年齢の女性もお悩み相談今回のお悩み「今まで彼氏が出来たことがありません。自分に自信もなく、どうしたらいいのか分かりません」ご回答「“彼氏が出来ない”という方は、自分にとって一緒にいて楽な人や、好きな人としか会おうとしていないからです。自分の苦手な人の先に、良き人が待っているかもしれません。出会いの可能性を制限せず、未来の彼氏を見つけましょう。得意ではない上司の飲み会を避ける、タイプではない男性との遊びの場には行かないなど、場を選んでいませんか? 実際に行ってみたら、違う会社の素敵な人がいたり、素敵なご友人を連れてきたりするかもしれませんよ。しかし、自分に自信が無い、そのような場に出向く勇気がないという方もいらっしゃると思います。そのような方は、今まであなたが決断してきたことを思い返してみて下さい。学校の受験をする時、部活動に入る時、会社を選ぶ時など。全ては、わからない場所に飛び込んでいくことだったはずです。仏教の考えは、「生きていること自体が苦しいこと」。楽にどうにかしようと考えず、目をつぶって飛び込んでみて下さい。」「ちなみに、坊主バーはかなりの出会いの場ですよ(笑)。お店で出会って結婚された方もいらっしゃいます。「どんな店なのだろう?」と不安そうにしながらも、一人で来られる方が多いので話を共有できる雰囲気があるのかもしれませんね」※回答は個人の意見です。仏教の教義や宗派の見解と異なる場合があります。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)店舗情報店名:坊主バーTEL・予約:03-3353-1032住所:東京都新宿区荒木町6 AGビル2Fアクセス:東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅4番出口より徒歩3分営業時間:19:00~25:00(L.O.)定休日:月曜・日曜・祝日
2016年06月16日お坊さんに恋愛の悩みなど相談出来る四谷で、夜のお寺を楽しみませんか。「坊主バー」は、本物のお坊さんが営むユニークな社交場です。宗派に関係なく集まった個性的なお坊さんと尼さんが接客をしてくれます。悩み相談がフランクに出来るのが人気の秘密。恋愛の悩みから、ディープな死後の話まで! どんな相談も大歓迎です。1日2回の説法タイムもあるので、「ストレスをちょっとラクにするヒントが欲しい」なんて時にもピッタリ。お客さんで多いのは、仕事終わりに一人で来る女性だそう。観光で日本へやってきた外国人の来店も増えているとか。店主(もちろんお坊さん!)になぜかフィンランド映画の出演経歴があり、その映画を観たフィンランドの人がはるばる店主に会いに来ることもあるのだとか。死生観を考えるきっかけに? 棺桶に入る体験も店内では、仏壇で拝んだり、「おみくじ/恋みくじ」(100円)を引いたりと、ちょっとしたお楽しみがたくさん。「ご朱印」(300円)をいただくこともできます。ほら貝、尺八、角笛まであり(仏教にまつわるものだそう)好きに触ったり遊んだりできて、まるで大人のテーマパーク。驚きは棺桶に入る入棺体験。「死生観を考えるきっかけに」と行っているそうですが、意外にも若い女性に人気のよう。スタッフのお坊さんにリクエストすれば誰でも体験可能なので、一度試してみる価値ありかも。お店の自慢メニューはカクテル。仏教にちなんだオリジナルメニューを展開しています。グリーンのグラデーションが美しいカクテルは「沙羅双樹」(800円)。釈迦が亡くなったところにあった2本の紗羅の木に見立てたものです。艶やかなレッドのベリー系カクテル「愛欲地獄」(800円)はハブ酒入り。精力を付けて「愛の地獄」に落ちていくさまを表しているというちょっとシュールなネーミングが面白い。お店の1番人気は、フルーツリキュールの甘さが売りの「極楽浄土」(800円)。極楽浄土にある蓮の花の色をイメージした、その名の通りのカクテルです。ユニークなお坊さんたちと会話をしていたら、悩みなど忘れてしまうかもしれません。取材・文/有江さとみ(ナナネール!)店舗情報店名:坊主バーTEL・予約:03-3353-1032住所:東京都新宿区荒木町6 AGビル2Fアクセス:東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅4番出口より徒歩3分営業時間:19:00~25:00(L.O.)定休日:月曜・日曜・祝日
2016年06月15日「ぴあ」調査による2016年6月10日、11日のぴあ映画初日満足度ランキングは、未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”をめぐるミステリー『64-ロクヨン- 後編』がトップに輝いた。2位にファンキー加藤が超ポジティブな主人公を演じる映画初主演作『サブイボマスク』、3位に『ストロボ・エッジ』の廣木隆一監督と有村架純が再タッグを組んだ『夏美のホタル』が入った。その他の写真1位の『64-ロクヨン- 後編』は、県警の広報室と記者クラブとの確執や、キャリア上司との戦いが繰り広げられる中、“ロクヨン”に類似した事件の解決に奔走する広報官・三上(佐藤浩市)の姿が描かれる。本作は未解決事件を追った壮大なミステリーでありながら、行方不明の娘との関係に悩む三上や、ロクヨンで娘を失った被害者遺族・雨宮(永瀬正敏)の悲しみなど、家族を思う父親の普遍的な愛情も描かれており、出口調査では「全体を通して描かれる親子愛に感動」「キャラクターそれぞれの子を思う気持ちが交錯する様が印象的」といった声が聞かれた。事件の捜査が進む一方で、広報室と記者クラブ、警務部と刑事部など、それぞれが守るべきもののために対立を深めていくが、観客からは「組織の中で生きるキャラクターたちの誠実さや葛藤が見えてきた」「追い詰める側、追い詰められる側、両方の胸の内が描かれており、共感できて様々な角度から楽しめた」などの感想が寄せられた。また前編に続き、佐藤、永瀬を始め、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和ら豪華キャストが競演しており、観客からは「佐藤浩市の演技は迫力があり、引き込まれた」「俳優の演技の質はピカイチ」「どの俳優も素晴らしく、その場にいるような臨場感があった」など好評だった。(本ランキングは、6/10(金)、11(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『64-ロクヨン- 後編』公開中
2016年06月13日「ぴあ」調査による2016年6月1日、3日、4日のぴあ映画初日満足度ランキングは、岩田剛典と高畑充希のダブル主演で映画化した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』がトップに輝いた。2位に李朝最大の謎とも言われる史実をベースに描く歴史大作『王の運命-歴史を変えた八日間-』、3位にゴーストライター騒動で話題になった佐村河内守に迫ったドキュメンタリー『FAKE』が入った。その他の写真1位の『植物図鑑…』は、平凡なOL・さやか(高畑)と、野草に詳しい青年・樹(岩田)の恋模様を描いたドラマ。ふたりは偶然をきっかけに共同生活をおくり、樹は知らなかった野草の名前を教えたり、草花でおいしい料理を作ったりしながら、さやかに驚きと感動を与えていく。出口調査では「女の子が憧れる理想のシチュエーションがたくさん!」「花冠をプレゼントするシーンはキュンとした」「ふたりでご飯を食べる幸せそうな場面にキュンキュンした」「実際にあんなことが起きたら死んでしまうかも」「告白シーンなどは見ていて死にそうになった」など興奮のコメントが寄せられた。岩田が演じた樹は、料理上手で植物オタク、謎を秘めた王子様というキャラクターだが、「岩ちゃんと樹の役柄が合っていて、自然な演技だった」と好評。さらに岩田は、EXILEと三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとしても活躍しているが、「三代目のときの岩ちゃんとは違った姿が見られてよかった」とファンも大満足だったようだ。また原作ファンからは「原作の良いところが出ていた」「作り込まれていて、世界観が出ていた」との声が聞かれ、「もう一度見たくなる感動作」「鑑賞後はほっこりした気持ち。心に潤いを与えてくれる」「“当たり前”という大切さに気付かされる映画」といった感想も寄せられた。(本ランキングは、6/1(水)、3(金)、4(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』公開中
2016年06月06日「ぴあ」調査による2016年5月13日、14日のぴあ映画初日満足度ランキングは、パンティを被ったヒーローの活躍を描くアクション・コメディの続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』がトップに輝いた。2位に名プロデューサー・川村元気の同名小説を佐藤健主演で映画化した『世界から猫が消えたなら』、3位に困窮する宿場町を救うため立ち上がった町人の奮闘を描く時代劇『殿、利息でござる!』が入った。その他の写真1位の『HK/変態仮面…』は、2013年に公開されスマッシュヒットを記録した福田雄一監督作『HK 変態仮面』の第2弾。主演の鈴木亮平、ヒロイン役の清水富美加らに加え、ヒロインに思いを寄せる同級生役で柳楽優弥が参戦している。出口調査では「前作も観た」という観客が多く、「今回も期待を上回る良作」「特撮やCG、アクション、何より変態仮面自身がパワーアップしていて楽しめた」「戦闘シーンの腰や足首の動きのキレ、吠える声など、演技がすごくよかった」などの感想が寄せられた。物語は、主人公・色丞狂介(鈴木)が、パンティを被ることで人間の潜在能力を開花させた“変態仮面”となり、新たな悪に立ち向かっていくが、鈴木は今回、前作よりも体を一回り大きく鍛え上げたという。さらに社交ダンスにも通い、これまでにないアクションにも挑んだそうで、観客からは「変態なんだけどかっこいい!」「肉体美もアクションもよかった」「変態仮面のボディがさらに鍛え上げられていた」「どうやったらあんな体作れるんだろうと隅々まで見てしまった」と大好評だった。昨今、様々な“ヒーロー映画”がある中で、本作は“パンティを被って強くなる”という異色のヒーロー映画だが、観客は「良くも悪くもばかばかしく期待通り」「頭をからっぽにして楽しめる」「笑ってスカッとしたい人におすすめ」「悪役も昔ながらの本当にどうしようもない悪者。深く考えなくてもただただ楽しめる」「こういうヒーロー映画があってもいいと思う」とコメントしている。(本ランキングは、5/13(金)、14(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』公開中
2016年05月16日「ぴあ」調査による2016年5月6日、7日のぴあ映画初日満足度ランキングは、未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”をめぐるミステリーの前編『64-ロクヨン- 前編』がトップに輝いた。2位に豪華キャストと迫力のアクションで話題となったドラマを再構成した青春ストーリー『ROAD TO HiGH&LOW』、3位に東出昌大、窪田正孝、小松菜奈ら出演のアクション・コメディ『ヒーローマニア-生活-』が入った。その他の写真1位の『64-ロクヨン- 前編』は、主演の佐藤浩市を中心に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏ら主演級のキャストが競演する感動巨編。出口調査では「主役を張れる俳優ばかりでより迫力が増していた」「実力派俳優の演技がまるで合戦のように白熱していた」「永瀬正敏(被害者の父)の演技が寂寥感が感じられ人間味があった」「佐藤浩市の演技に迫力があり圧倒された」「記者との対立シーンも白熱の演技で素晴らしかった」と俳優陣の熱い演技が好評を集めた。物語は、昭和64年に発生した未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”を軸に、事件解決へと動き出す中で繰り広げられる広報室と記者クラブの確執や、その狭間で揺れる広報官・三上(佐藤)の姿が描かれる重厚なストーリーで、観客は「ミステリーの金字塔になるような作品。素晴らしいストーリー、演出、キャストのコラボで深い味を出している」「警察内部やひとりひとりの心情の変化に引き込まれた」「充実感のある映画」「最後まで展開がよめず緊張感があった」とコメントを寄せた。また本作は『半落ち』『クライマーズ・ハイ』など数々の傑作を生み出してきた横山秀夫の原作ミステリーを基に、『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久が監督を務めた作品だが、「小説に忠実で臨場感があった」「しっかりとした原作に役者の個性をのせた素晴らしい作品」と原作ファンも納得の出来だったようだ。(本ランキングは、5/6(金)、7(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『64-ロクヨン- 前編』公開中
2016年05月09日「ぴあ」調査による2016年4月29日、5月30日のぴあ映画初日満足度ランキングは、末次由紀の人気漫画を2部作で映画化した後編『ちはやふる -下の句-』がトップに輝いた。2位に漫画家・赤塚不二夫の人生に迫ったドキュメンタリー『マンガをはみだした男~赤塚不二夫』、3位にマーベルを代表するヒーローの禁断の戦いを描いたアクション・エンターテインメント『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が入った。その他の写真1位の『ちはやふる -下の句-』は幼い頃から“かるた”で遊んでいた千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)を中心に繰り広げられる青春群像劇。高校生になり“競技かるた部”を作った千早が、全国大会での勝利を目指し仲間たちとともに奮闘する様を描く。観客は個人戦ではなくチームで挑む姿感動したようで「ひとつのことに皆で力を発揮するのが新鮮だった」「ヒロインはもちろんほかの4人のキャラクターもはっきりしていてチームワークがよかった」「自分だけじゃない。ほかの人と繋がっている。苦しいことがあっても仲間がいることを感じた」などの感想を寄せた。“かるた”は誰もが1度はやったことがある遊びだが、本作の“競技かるた”はまるでスポーツのような迫力で描かれており、観客は「「ハイスピード撮影によりカルタが飛んでくる演出などとてもスリリング」「試合シーンは緊迫感があった」「恋愛、友情もアツいし、カルタ戦も緊迫感があった」とコメント。特に最強のクイーンと呼ばれるライバル・若宮詩暢(松岡茉優)を意識して試合に臨む千早の姿には、「全ての音を聞こうと気持ちを切り替えて集中するシーンがよかった」との声があがった。“仲間”“夢”“恋愛”など青春を彩るすべてが詰まった本作は、続編の製作も発表されており、観客は「ドキドキを感じさせる終わり方で続編がとても楽しみ」「続編が決まって嬉しい」「次も絶対観ます」と期待の声を寄せた。(本ランキングは、4/29(金)、5/30(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ちはやふる -下の句-』公開中
2016年05月02日「ぴあ」調査による2016年4月22日、23日のぴあ映画初日満足度ランキングは、ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア』がトップに輝いた。2位に高橋和希原作の大人気シリーズ初の劇場版アニメーション『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』、3位にクリエイターユニットHoneyWorksが描く長編アニメ『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』が入った。その他の写真1位の『ズートピア』は、動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に繰り広げられる冒険ファンタジー。劇場には幅広い年齢層の観客が足を運んでおり、映画を観た子供たちは「色々な動物が出てきてよかった」「ラストが意外でびっくり」、大人たちも「ハッピーエンドや勇気付ける物語など、ディズニー映画に求めるものが全部あって楽しめた」「映像も綺麗で、物語もよく練られていてよかった」と高い満足度を得たようだ。物語は、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、キツネの詐欺師ニックと協力し合い、動物誘拐事件を捜査する様が描かれる。ズートピアで警察官になるのは通常、クマやカバのように大きくてタフな動物たちで、小さいジュディは一人前の警察官として認められるために奮闘していく。観客は「やれば何でも出来るというメッセージがよかった」「努力すれば夢は叶う」「諦めないことが大切。打たれ強い主人公を見ていると元気になった」など、主人公の勇気に感動の声を寄せた。ジュディやニックのほかにも、チーターの警察官やナマケモノの免許センター職員など、ユニークなキャラクターたちが多数登場するが、「シニカルなシーンが多く子供がとても楽しんでいた」「全体的に癒されて元気をもらえた」「くだらないやり取りも面白い」「ナマケモノがおもしろい」「脇役たちも魅力的」「ニックがとにかくかっこよかった。本当にいたら恋する」と好評を集めた。(本ランキングは、4/22(金)、23(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ズートピア』公開中
2016年04月25日キッシュ&ワインバー「キッシュヨロイヅカ(Quiche Yoroizuka)」が、2016年4月21日 (木)湘南・江ノ島にオープンする。プロデュースするのは、「Toshi Yoroizuka」を展開するパティシエの鎧塚俊彦。「パティシエが創る料理(パティスリー・キュイジーヌ)をカジュアルに楽しむ」をコンセプトに、新しい食文化を届けていく。商品の特徴は、サクサクで香ばしい外側としっとりとした内側のハーモニー。そして、素材の味を活かしたトッピングがポイントだ。パティシエならではの感性を活かし、「エッグベネディクト」や「ロールキャベツ」など、ここでしか味わえない約20種類のキッシュとタルトを提供する。中でも、主力となるのは「キッシュプディング」。2016年2月に東武百貨店池袋本店にオープンした「トシスタイル」ですでに先行限定販売をスタートし、毎日完売するほどの人気ぶりだ。「キッシュヨロイヅカ」1号店となる江の島店は、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅より徒歩3分、国道134号沿いに立地。湘南の風景を眺めながら食事ができるテラス席も設け、キッシュとワインを存分に楽しめる空間を提案する。【ショップ詳細】「キッシュヨロイヅカ」オープン日:2016年4月21日 (木)住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-17-22営業時間:9:00~21:00座席数:56席(店内26席、テラス30席)敷地面積:店内37坪、外部デッキ25
2016年04月22日「ぴあ」調査による2016年4月15日、16日のぴあ映画初日満足度ランキングは、パレスチナの現状を庶民の視点から見つめた社会派ドラマ『オマールの壁』がトップに輝いた。2位に年齢や性別問わず愛されてきた人気シリーズ通算20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』、3位に国民的人気アニメのシリーズ第24作『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』が入った。その他の写真1位の『オマールの壁』は、イスラエル西岸地区に建設された分離壁をよじ登り、壁の向こう側に住む恋人に会いに行く青年を主人公に、パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を描いた作品。分離壁は、目的を“テロ対策”としながらも、実際はパレスチナ人の生活を分断し、大きな影響を与えてしまっており、出口調査ではこの現実に衝撃を受けた観客が多く「パレスチナの今の環境でしか作れない映画」「パレスチナ問題に詳しくないがこれから勉強してみたいと思った」「ショッキングな部分が多かった」「現実の問題を突きつけられ、あっという間で目を離せなかった」などの声が寄せられた。また、過酷な現実を描いた作品ながら「占領と恋愛の話が組み合わさり、心に訴えかけられた」「暗い中でも希望が持てるような内容」「人間として争うのではなく高めあうことが大切だと感じた」「見終わったあとにあたたかい気持ちになった」など、人間ドラマとして作品を高く評価する声も聞かれた。2位の『名探偵コナン…』と3位の『映画クレヨンしんちゃん…』は長寿シリーズで、毎年観ているというファンも多かったが、コナンは「思った以上の迫力」「黒の組織、公安、FBI三つ巴の戦いはスリリング」、しんちゃんは「親子愛や友情を面白おかしくもきちんと描いているのがいい」「母の愛が描かれていた」と好評。どちらの作品も、シリーズを観続けているファンが満足できる仕上がりになっているようだ。(本ランキングは、4/15(金)、16(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2016年04月18日「ぴあ」調査による2016年4月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、多部未華子主演によるコメディ・ドラマ『あやしい彼女』がトップに輝いた。2位に韓国で大ヒットを記録した『ブラインド』をリメイクしたサスペンス『見えない目撃者』、3位に室生犀星が晩年に発表した小説を二階堂ふみ主演で映画化した『蜜のあわれ』が入った。その他の写真1位の『あやしい彼女』は韓国映画『怪しい彼女』のリメイク版。倍賞美津子演じる毒舌で頑固な73歳のおばあちゃん・瀬山カツが突然、20歳に若返り、大鳥節子として再び青春を謳歌する様をコミカルに描く。幅広い年齢層の観客が劇場に足を運んでいたが、10代の観客からは「やりたいことをやりきる主人公が素晴らしい」「若いっていいなと改めて思えた」と若返ってからの節子への共感の声が多く、一方で50代から70代の観客は「若返ったシーンはうらやましかった」「おばあちゃんの方の気持ちがよくわかる」「昔の歌や貧しかった時代を思い出し、笑える部分もあった」とおばあちゃん・カツに共感したようで、「昔のことも現代のこともわかっているので面白かった」といった声も聞かれた。本作は『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』などのコメディ映画を多数手掛ける水田伸生が監督を務めており、「ところどころのギャグが笑えた」「現代的なネタも取り入れられていて面白い」といった感想も寄せられたが、一方で「家族ドラマとしても感動した」「家族のための主人公の行動が本当に素晴らしかった」「笑いと泣ける部分が組み合わさっていて面白い。飽きなかった」「あまり映画を観なくなっていたが、また観てみたいと思わせてくれる作品」と、“家族”の普遍的な感動ドラマも描かれていたようだ。魅力的なヒロイン像やストーリーのユニークさから幅広い世代の共感を得た本作だが、見た目は20歳、中身は73歳の異色ヒロインに挑んだ多部の熱演っぷりも好評で、「歌も踊りも上手で観ていて楽しかった」「昔の“お母ちゃん”といった感じで魅力があった」「白目をむいたり理想の男性像を語ったり、素晴らしい演技力」との感想が寄せられた。(本ランキングは、4/1(金)、2(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『あやしい彼女』公開中
2016年04月04日講談社は4月1日、ヒト型多脚ロボット「Paper」を発表した。Paperは、1秒に1ページの書籍スキャンが可能で、読み込んだ本を読み聞かせしてくれるほか、AIが内容を理解して日々のアドバイスを送ってくれる。価格は4万1000円。別途、読み上げや会話ができる「ワクワク基本パック」の契約が必要で、41回払いの月額4万1000円、故障した際のサポート保証「保険パック」が最長4年間で月額4649円(いずれも税別)となる。なおソフトバンクのロボット「Pepper」に似てるとの指摘もあるが、「ガチると足が4本生えてるので別物」と公式サイトで案内されている。公式サイトのバナーには、なぜか「なんでも実況ジュピター(なんJ)」でよく見られる"やきうのお兄ちゃん"っぽいキャラクターが寝そべっているが、関連性は不明だ。なお、まとめサイトのようなデザインからわかるように、この発表はエイプリルフールネタです。講談社は昨年、NAV◯Rまとめに似せたサイトでドローン宅配サービスのエイプリルフール発表を行っていました。
2016年04月01日「ぴあ」調査による2016年3月25日、26日のぴあ映画初日満足度ランキングは、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の学園ドラマ『暗殺教室~卒業編~』がトップに輝いた。2位に藤岡弘、が仮面ライダー1号として再びスクリーンに登場する『仮面ライダー1号』、3位に黒木華を主演に迎えた岩井俊二監督最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』が入った。その他の写真1位の『暗殺教室~卒業編~』は、地球の命運を握る“殺せんせー”と、彼の暗殺の命を担った中学生たちが織り成す青春ドラマ。地球破壊を宣言している殺せんせーは、超高速で動き回る、触手を持った謎の生命体。政府から命を狙われている身でありながら、落ちこぼれの3年E組の担任として生徒たちに慕われているが、出口調査では「生徒思いの殺せんせーに胸が熱くなった」「身を挺して生徒を守ろうとするところに感動」「謎の生物だけど生徒への思いなどは人間らしい」「生徒ひとりひとりを見ていてくれる。あんな先生がいたらいいと思った」など観客からも大人気だったようだ。そんな人気者の殺せんせーだが、暗殺対象者であることに変わりはない。そして山田演じる潮田渚を始め、3年E組の生徒たちは、地球を守るために担任である殺せんせーを卒業までに暗殺しなければならない。先生と生徒として彼らの絆は深まっていくが、刻一刻と卒業=暗殺のタイムリミットは迫ってくる。観客は「殺せんせーを暗殺しなくてはいけないのが悲しかった」と、暗殺者と対象者としての葛藤に心揺さぶられたようだ。卒業が迫る中、生徒たちは殺せんせーの過去や真の目的を知ることになるが、「成長した生徒たちの姿とその思いに感動」「生徒同士の絆にも心揺さぶられた」「生徒たちが一丸となって行う最後の行動に涙」など、殺せんせーの思いを受け取り、成長した生徒たちの姿は大きな感動を与えたようだ。(本ランキングは、3/25(金)、26(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『暗殺教室~卒業編~』公開中
2016年03月28日「ぴあ」調査による2016年3月11日、12日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『デジモンアドベンチャー』シリーズの続編で全6章からなる最新作の第2章『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』がトップに輝いた。2位に山田洋次監督が20年ぶりに本格的な喜劇にチャレンジした家族ドラマ『家族はつらいよ』、3位に8大ウルトラマンが壮絶バトルを繰り広げる『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』が入った。その他の写真1位の『デジモンアドベンチャー tri.…』は、1999年に放送を開始したテレビアニメ『デジモンアドベンチャー』の6年後を舞台に、“選ばれし子どもたち”の新たなる戦いを描いたアニメーション。当時からのファンが劇場に多く足を運び「昔からアニメを見ていたので大画面で観られて感無量」「過去のデジモンがさらに進化するのを観られて嬉しい」「子供の頃を思い出した」といった感想を寄せた。新シリーズでは、当時小学生だった主人公・八神太一たちは高校生になり、新たな悩みや葛藤を抱きながらも戦いを繰り広げていく。観客は懐かしさだけでなく、彼らの成長した姿にも感動したようで「登場人物も成長と共に迷いや葛藤があって、自分も一緒に成長してきたなと感じて共感できた」「大人と子供の境界線でもがくドラマが見どころ」「少年たちの心境の変化や関係性の変化に注目」などの声が上がった。もちろん、新作でもデジモンたちは大活躍する。「ゴマモンとアグモンが可愛かった」「ゴマモンとパートナーの丈が一緒に戦うシーンが印象的」「ゴマモンの優しさが良かった」「デジモンの究極進化にテンションが上がった」など、デジモンと主人公たちの交流や、バトルも高評価を集めている。(本ランキングは、3/11(金)、12(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』公開中
2016年03月14日ブルボンはこのほど、『シリアルスローバーベリーヨーグルト味』を発売した。これに伴い、従来の『スローバーチョコレートクッキー』『スローバーチョコバナナクッキー』『スローバー濃厚ココナッツミルク』の3品をリニューアルした。参考価格はいずれも108円(税込)。『シリアルスローバーベリーヨーグルト味』は、ニュージーランド産のボイセンベリー果汁と北米産のブルーベリー果汁を使用。ヨーグルト味で甘酸っぱく仕上げたクッキーの中に、6種類(小麦、コーン、オーツ麦、ライ麦、米、大麦)のシリアルパフを配合した。甘さ控えめでザクザクとした食感が特徴となっている。リニューアルした3商品は、チョコチップやココナッツを10%増量するなど、味わいと満足感をアップさせた。同シリーズのすべての製品には、ビタミンB群をはじめとした10種類のビタミン、カルシウム、鉄、食物繊維が入っており、栄養素の補給が可能。時間のない朝でも手軽に食べることができる。
2016年03月08日「ぴあ」調査による2016年2月27日のぴあ映画初日満足度ランキングは、マキノ原作の大ヒット漫画を若手キャストの共演で描いたラブ・ストーリー『黒崎くんの言いなりになんてならない』がトップに輝いた。2位に少女探偵チームの活躍を描いた劇場版アニメーション『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~』、3位にプロボクサー・辰吉丈一郎を20年に渡り追い続けたドキュメンタリー『ジョーのあした-辰吉丈一郎との20年-』が入った。その他の写真1位の『黒崎くん……』は、小松菜奈演じる地味な女子高生・由宇と、中島健人演じる黒悪魔と恐れられるドS男子・黒崎、千葉雄大演じる白王子と呼ばれる学園のスター・白河との三角関係を描いた恋愛映画。出口調査では「こんな恋愛がしたい」「ふたりからアプローチされてみたい。どっちかを選ぶのは難しいけど……」「黒崎くんなら言いなりになります!」と、ふたりの間で揺れ動くヒロインに共感を抱く観客が多く見られた。ヒロインを翻弄する黒崎と白河は、正反対の魅力を持つキャラクターだが、黒崎については「普段はいじわるなのに時々見せる優しさが良い」「普段は無口だがいざと言うとき行動で示すところが素敵」、白河については「白河くんの由宇への積極的なセリフにキュンキュンした」と、“黒崎派”“白河派”それぞれが、恋愛面でのふたりの好きなところを挙げた。その一方で「友情も大切にするふたりの関係性も良かった」といった声も寄せられ、恋愛面だけではなく、友情面でも魅力的なキャラクターだったようだ。昨年末にはスペシャルドラマも放映されており、既に多くのファンを獲得しているが、「遊園地やイルミネーションのシーン」「由宇と黒崎が一緒にピアノを弾くシーン」「耳を食べられちゃうシーン」といったドキドキの場面に、原作ファンも「終始キュンキュンしていた」と大満足。さらに「黒崎くんと白河くんがドラマ版よりも積極的で良い」「黒崎くんと白河くんのやり取りが多いのも映画版の魅力」といった感想も寄せられ、映画としても満足度の高い作品になっているようだ。(本ランキングは、2/27(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『黒崎くんの言いなりになんてならない』公開中
2016年02月29日「ぴあ」調査による2016年2月19日、20日のぴあ映画初日満足度ランキングは、男子高校生ふたりのピュアな恋模様を描いた『同級生』がトップに輝いた。2位に韓国の人気俳優、クォン・サンウ主演のコミカルな推理ミステリー『探偵なふたり』、3位に瀬戸内にある牡蠣工場で働く人々の現実を描写したドキュメンタリー『牡蠣工場』が入った。その他の写真1位の『同級生』は、中村明日美子によるボーイズラブ・コミックを基に、映画初監督となる中村章子がメガホンを執った劇場版アニメーション。秀才の佐条利人とバンドマンの草壁光が、合唱祭の練習をきっかけに少しずつ心を通わせていく様を描く。本作は既に多くのファンを獲得しているが、原作ファンからは「原作を超える仕上がり」「原作の素晴らしさに動きが加わってさらに感動的になっていた」と好評。一方で原作を知らずに訪れた観客からも「世界観と音楽が素晴らしい」「全体的に丁寧に描かれていて、女性監督ならではの繊細さがキャラクターにも表れていた」など高い満足度を集めた。本作で佐条と草壁を演じたのは、人気声優の野島健児と神谷浩史。さらに音楽はギタリストの押尾コータローが担当するなどキャスト・スタッフ共に注目の布陣だ。観客からは「キャラクターの声が合っていて感情がうまく表現されていた」「原作でも色っぽい佐条だが、声がついたことでさらに色っぽさが増していた」といった声や、「音楽と映像がマッチしていてよかった」「音楽が心に溶け込んでいくようで、何の音もない空白のシーンに音が入ってくる瞬間が綺麗で印象的」という声も寄せられ、ファンも納得の出来だったようだ。声や音楽のほかにも、「ふたりが徐々に距離を縮めていく姿はドキドキした」「ライブシーンが期待以上」「何度か描かれるキスシーンがどれも素晴らしかった」と印象的な描写も多かったようで、「涙が止まらないほど感動した」「2回目、3回目も観たい」といった声も寄せられている。(本ランキングは、2/19(金)、20(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『同級生』公開中
2016年02月22日「ぴあ」調査による2016年2月11日、12日、13日のぴあ映画初日満足度ランキングは、ダンス&ボーカルユニット、三代目J Soul Brothersに迫ったドキュメンタリー『Born in the EXILE~三代目J Soul Brothersの奇跡~』がトップに輝いた。2位にテレビ東京の旅バラエティ番組を映画化した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』、3位に田畑智子主演による家族ドラマ『鉄の子』が入った。その他の写真1位の『Born in the EXILE…』は、日本レコード大賞で2年連続で大賞に輝き、個々でも活動の幅を広げるなどますます人気を獲得している三代目J Soul Brothersに完全密着したドキュメンタリー。単独ドームツアーの舞台裏を中心に、グループとしての活動はもちろん、ドラマや映画などの個人での活動、プライベートにまで迫った貴重な映像が収められている。劇場には彼らのファンが多く足を運び、「普段のメンバーの姿が観られて嬉しかった」「オーディションの時から見てきたが、成長した姿を観ることができて感慨深い」「7人それぞれの言葉が心に響いた」など高い満足度を得られたようだ。これまで彼らの活動を見守ってきたファンでも初めて知ることが多く描かれた作品のようで、「普段は見せない姿や苦労を知ることができた」「ナオトが昔踊っていたストリートで、過去を振り返るシーンが印象的」「メンバーのファンへの思いを知ることができて良かった」などの感想が寄せられた。また「自分もダンスをやっているが、彼らの夢への姿勢が心に響いた」「夢を追いかけている人に元気を与える映画」などの感想も寄せられ、彼らの生き様がファンの心をとらえたようだ。(本ランキングは、2/11(木)、12(金)、13(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『Born in the EXILE~三代目J Soul Brothersの奇跡~』公開中
2016年02月15日「ぴあ」調査による2016年2月5日、6日のぴあ映画初日満足度ランキングは、リドリー・スコット監督、マット・デイモン主演のSF大作『オデッセイ』がトップに輝いた。2位に重松清の同名小説を小出恵介主演で映画化した人間ドラマ『十字架』、3位にしげの秀一の大ヒット漫画を3部作で映画化したアニメーションの完結編『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』が入った。その他の写真1位の『オデッセイ』は、アンディ・ウィアーのベストセラー小説『火星の人』を基に、火星にひとり取り残されてしまった主人公ワトニーが、知恵と強い意思をもって生き延びようとする姿を描いた作品。出口調査では「希望を忘れず明るくサバイバルという作風が新鮮」「科学的な描写やサバイバルの数々にワクワクした」「ひとりぼっちの主人公がユーモアを失わないでいるところがアメリカ人らしい」など、絶望的な状況にありながらも決して暗くならないストーリーが好評を集めた。“絶望的な状況”は多くのSF映画で描かれてきたが、それらに登場する主人公とは違い、ワトニーは強靭な力や特殊な魔法は使えない。あくまで彼は考え、計算し、科学的な方法で困難を乗り越えていく。観客は「宇宙で生きていくという設定が良い」「必死に考えて生きようとした姿に感動」「生きるために化学物質から水を作るところが面白い」「じゃがいもを作る上でのアイディアから生命力の強さを感じた」などの声があがった。ユーモアを忘れず、諦めず、考え抜いてサバイバルしてきたワトニーだが、彼の目的は地球への帰還だ。「先が見えない展開にドキドキした」「最後の帰還シーンは息が止まりそうだった」「救出シーンは手に汗握るほどスリリング」といった感想が寄せられ、ユーモアも緊迫感も満載の本作を、観客は最後まで楽しんだようだ。(本ランキングは、2/5(金)、6(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『オデッセイ』公開中
2016年02月08日この春、英国を代表するブランド「バーバリー」から、2016年春夏メイクアップコレクションが登場する。「バーバリー・メイクアップ」は、昨年9月に「バーバリー ビューティ ボックス」として日本での本格展開を果たした。「ブリティッシュ」「エフォートレス」「ランウェイ・インスパイヤード」をキーワードに、ブランドの拠点である英国の伝統やカントリーライフ、ランウェイで発表される「バーバリー プローサム」からインスピレーションを得て、ナチュラルで健康的なルックが特長。肌に馴染むカラーパレットと抜け感のある肌作りでエフォートレスなメイクアップをかなえるコレクションだ。今回、バーバリーの2016年春夏のランウェイにインスパイアされた新製品としてフェイスパウダーやアイカラー、リップカラーが新たにラインアップする。ベースメイクには、内側から輝く透明感のあるパールのような明るいスキントーンに整えてくれる「バーバリー ブライトグロウ ファンデーション」が登場。ホワイトピオニーエキスやホワイトウォーターリリーエキスをブレンドしたリキッドフォーミュラで、化粧崩れしにくいウェザープルーフ処方のうえ、SPF30・PA+++で紫外線をブロック。春夏の陽射しに映える肌を演出する。4月1日(金)発売予定、全6色、各6,480円。フェイス&アイメイクには、ウィメンズコレクションに使用されたレースをモチーフにデザインされた「バーバリー SS2016ランウェイ ハイライティングパレット」(3月23日発売予定、全2色(限定色) 各7,992円)と、軽くクリーミーなテクスチャーの「バーバリー アイカラー クリーム」(3月23日発売予定、3,996円)の「121 ヌードゴールド」が登場。アイカラーの「121 ヌードゴールド」は、ウィメンズショーに登場したミリタリースタイルのゴールド刺繍にインスパイアされた今シーズン限りの限定版カラーとなっている。またランウェイにインスパイアされたリップカラー「バーバリー キス シア―」(3月2日発売予定、全28色、各3,888円)も優しい色合いからビビットカラーまで、あらゆる肌色にマッチするカラーを取り揃える。バーバリー・メイクアップ 春夏の新製品は、バーバリー公式サイトおよび銀座三越、阪急うめだ本店にて順次発売となる。(text:Miwa Ogata)
2016年02月04日「ぴあ」調査による2016年1月29日、30日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『あぶない刑事』シリーズの劇場版第7弾『さらば あぶない刑事』がトップに輝いた。2位に杉作による人気漫画を風間俊介主演で映画化した『猫なんかよんでもこない。』、3位に指原莉乃が映画初監督を務めたドキュメンタリー『尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48』が入った。その他の写真1位の『さらば あぶない刑事』は、舘ひろし演じるタカと、柴田恭兵演じるユージの刑事コンビが、軽妙なトークと激しいアクションを繰り広げながら様々な犯罪を追うドラマ。1986年のテレビ放送から映画、ドラマ共に多くのファンを獲得してきた作品で、出口調査では「小さい頃から見てきた作品。ふたりの活躍を劇場で観られて嬉しい」「定番の走るシーンや、銃を撃つシーンがよかった」「ふたりの掛け合いが良い。昔を思い出した」など、昔を懐かしむ声が多く聞かれた。放送開始から30年を迎えた“あぶデカ”だが、シリーズ完結編となる今作では、ついに定年を迎えたふたりが命懸けの戦いを展開する。年齢を重ねても活躍し続けるタカとユージに、観客は「迫力がすごい」「昔よりもパワーアップしていた」「年を重ねてもバイクシーンを続けていてよかった」「川沿いを走るシーンは何十年経っても変わらない」などの感想を寄せた。また、「ラストのタカとユージのシリアスな場面に胸がジーンとした」「ふたりの最後の活躍を劇場で観られてよかった」「最後に相応しい終わり方」などシリーズ完結編として高い満足度を集めた一方で、「終わってしまうのが残念。何か別の形でも観たい」「続編を期待している」など最後を惜しむ声も寄せられた。(本ランキングは、1/29(金)、30(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『さらば あぶない刑事』公開中
2016年02月01日サイバーエージェントは1月21日、映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」を開始した。現時点で約200チャンネル、1,000番組を配信。サービスは無料で利用できる。AmebaFRESH!はインターネットを通じて、オリジナル番組や提携企業とコラボレーションしたコンテンツなどを配信する動画サービス。スポーツの試合中継や人気ペットの動画、テレビ局やインターネットメディアの公式チャンネルなど、現段階で約200チャンネルを用意しており、2016年12月末までに約1,000チャンネルまで拡大する。視聴はChrome、Safari、Firefox、Microsoft Edge、Internet Explorer 11以降などのPCブラウザや、専用のiOS・Androidアプリから行える。アプリの対応OSはiOS 8.0以降、Android 4.3以降。同社は、インターネットテレビ局「AbemaTV」をテレビ朝日と共同運営し、2月にプレオープン、4月に正式開局する。AbemaTVでは、AmebaFRESH!との連携も行っていく予定だ。
2016年01月21日サイバーエージェントのアド・テクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは1月19日、アド・テクノロジー事業の拡大と、より最適な広告配信技術の研究・開発を目的として、人工知能・機械学習を研究する「AI Lab(エーアイ ラボ)」を設立したと発表した。同ラボは、2016年2月よりアドバイザーとして東京大学の佐藤一誠氏を招聘し、広範囲な人工知能・機械学習技術の応用を進めるという。佐藤氏はデータマイニング・機械学習分野の代表的な国際カンファレンスという「KDD」「ICML」「NIPS」などに恒常的に登壇するという、AI分野の若手トップ・リサーチャーとのこと。東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程を総代として修了後、東京大学情報基盤センターを経て、現在は東京大学大学院新領域創成科学研究科において、人工知能・機械学習・データマイニング分野の研究に従事しているとのことだ。同ラボは今後、佐藤氏と共に最先端の人工知能・機械学習について研究し、その研究成果をアド・テクノロジーへと応用することで、付加価値の高い広告プロダクトの開発に努めるという。そして、企業とユーザーをOne to Oneで結び、最適なタイミングで最適な情報を届ける広告配信技術の実現を目指すとしている。
2016年01月20日「ぴあ」調査による2016年1月15日、16日のぴあ映画初日満足度ランキングは、香港の名匠ピーター・チャン監督が実話を基に描いた親子を巡るミステリアスなドラマ『最愛の子』がトップに輝いた。2位に全世界40か国で翻訳されている児童書を基にクマのパディントンの冒険を描いた『パディントン』、3位に世界で累計2100万部以上を売り上げたベストセラー小説を豪華キャストで映画化した歴史アドベンチャー『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』が入った。その他の写真1位の『最愛の子』は中国で実際に起きた誘拐事件を基に描くヒューマン・ミステリー。3歳で誘拐された息子に3年後に再会した産みの母と、誘拐犯の妻で育ての母、ふたりの母に育てられた息子のそれぞれの愛と葛藤を繊細に描く。観客は「親が子を思う気持ちは重く強いというメッセージを感じた」「親と子はDNAだけのものではないと思った」「育ての親と実の親のどちらにも感情移入して心が揺さぶられた」「どちらの親の立場になってもその気持ちは共感できるし否定もできる」など、“被害者”“加害者”といった関係性を超えた我が子を思う親の愛に共感した一方で、「本当の親との生活で、6歳ながらに幸せなフリをする子どもの姿に感情がこみ上げた」など、親を思う子の姿にも胸を打たれたようだ。年間20万人もの子どもが行方不明になっている中国の現状を背景に描かれた本作。中国では本作のヒットにより、誘拐された子を買う親も重罪とする刑法改正が実現するなど反響を呼んだ。観客は「中国では当たり前のように起きている日常が表現されている」「中国が抱える現実的な問題が映画から理解できる」「社会批判と共に親と子が抱く無力感なども描かれていてよかった」などの感想を寄せると共に、「ひとりっ子政策が根源にあるのではないか」「最後まで考えさせられた」「観客に問いかけるラストシーンが印象的」など様々な思いを巡らせたようだ。(本ランキングは、1/15(金)、16(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2016年01月18日猫の文学を楽しめる「ネコ文壇バー 月に吠える」がこのほど新宿三丁目にオープンした。○「ネコ文学」が棚に並ぶ文壇バー1号店の「プチ文壇バー 月に吠える」は、新宿ゴールデン街に位置し、出版業界の活性化と若手物書きの支援をコンセプトに2012年6月にオープンした。店内にある約300冊の本は観賞や貸し出しOKで、作家によるトークイベントや読書会などのイベントを随時開催している。金粉が浮かんだゴージャスな「印税生活」など、文壇バーならではのユニークなカクテルが用意されており、店内はカフェのような柔らかい雰囲気だ。今回オープンとなった「ネコ文壇バー 月に吠える」では、1号店のコンセプトをそのままに、店内に並べる本をネコ関連のタイトルに絞り込んでいる。作品は「吾輩は猫である(夏目漱石)」、「100万回生きたねこ(佐野洋子)」、「木更津キャッツアイ(宮藤官九郎)」、その他写真集も含め、オープン時は200冊ほどが用意されている。また今後の活動として、ネコにちなんだオリジナルメニューの開発や、ネコ関連イベントの開催なども検討していく。なお、店内に本物の猫はいない。
2016年01月14日