メンター・グラフィックス・ジャパンは12月5日、都内で、自動車をはじめとする輸送機器の設計開発にまつわる課題に応えるソリューションを提案するテクニカルフォーラム「Integrated Electrical Solutions Forum(IESF) 2014 Japan」を開催した。今回の開催テーマは「コネクテッドエンジニアリング」で、エレクトロニクス化の進展が進み、電気、メカ、電子部品、熱、組み込みソフトウェアなどの複数ドメインを含む車両システム開発が求められるようになっている現状を踏まえ、先端技術を用いた開発支援ツールやフローによるコストと質の最適化に向けた機能、ソフトウェア、ECU、電気アーキテクチャ評価、AUTOSAR、Linuxベースの車載アプリケーション開発、熱解析、電磁界解析などの幅広いソリューションの紹介をパートナー企業も含め提案が行われた。午前中に開催されたジェネラルセッションでは、同社代表取締役社長のグレッグ・A・ヘルトン氏がオープニングの挨拶を行い、「ECUの数は車種のシリーズ全体で140個、のべ4km以上のハーネスが用いられ、ソフトウェアのコードも数千万行を超すようになってきた結果、従来のような開発が間に合わなくなってきた。半導体が手書きで回路を設計していた時代から、ソフトを活用するようになったように、自動車の設計手法も大きく変わりつつある。メンターは15年ほど昔から、そうした技術の実現に向けた取り組みを進めてきており、一通りすべての開発をシミュレーションすることを可能としている」と述べ、現在の自動車開発では半導体デバイスからモジュール、ソフトウェア、シミュレーションまで幅広く意識する必要性と、それをメンターが支援していくことを強調した。また、基調講演として、米国本社Mentor GraphicsのIntegrated Electrical Systems Division,Product Marketing DirectorのNigel Hughes氏が登壇し、「デジタル継続性の重要性とコネクテッドエンジニアリングの実現に向けて」と題し、カーエレクトロニクスに関する技術トレンドの説明を行った。自動車は安全機能の向上や燃費向上などを目的にメカトロニクスの塊からエレクトロニクスの塊へと徐々にその姿を変えてきている。そうしたエレクトロニクス化に拍車をかける要因の1つが「運転支援」だという。「駐車支援やナイトビジョンなど、さまざまなシーンでドライバを支援する機能が車両に搭載され始めているが、ドライバは新たな車に乗り換える際、前のもの以上にお金を払いたくないと思っており、自動車メーカーは従来と同じコストでよりよい性能を提供する必要があり、エレクトロニクス化は差別化要因として重要な位置を占める」とする。また、中でも重要度を増しているのはコネクティビティであり、車車間や車道間通信を実現する組み込みソフトの重要性が増してきている一方で、ネットワークに接続するうえで欠かせないセキュリティの問題が浮上してきたとするほか、「ハッキングして自動車を盗むといったことが簡単になってきた。それを阻止する経験を積む必要がある」と、そうしたこれまで考えられなかった部分まで対応する必要性が出てきたことを強調する。さらに、車両の軽量化などを図ることを目的に、数年後には実用化される見込みの48Vシステムとレガシーの12Vシステムを組み合わせた際にどのような障害が発生するか不透明であり、こうした課題を解明していく必要も出てきているとし、「さまざま情報の共有をすべてのレイヤで行う必要性と、それを確実に理解していく必要性がでてきた」と、設計と統合が重要な意味を持つようになるとした。加えて、ネットワークに接続することで生じる新たな課題も見えてきたという。「自動車がスマートフォン的な状態になってくる。つまりコンシューマ化であり、新機能を早く搭載することが求められるようになってくる。極端な話を言えば、AndroidやiOSで実現される経験を車内で実現することが求められる。しかし、自動車の寿命はスマートフォンの10倍以上長く、その複雑さは1000倍以上。ソフトウェアの搭載量は複雑怪奇となっている」とするが、その一方で、そうした機能は適切なタイミングで適切なコストで提供することで競争力を確保できる、とするが、その反面、リコールの数も増えており、中でも電装システムと車外照明が伸びていることを指摘した。こうしたさまざまな課題に対し、「仮想化による統合が必要」とし、メンターの責任としては「すべてのエンジニアリング領域をコネクトすることがあり、それを実現していくことで、今後の業界の課題である品質の向上やコストの最小化、市場先端技術の提供の実現を図っていきたい」とした。
2014年12月12日日本IBMは12月9日、地域のリーダーに向けたイベント「IBM リーダース・フォーラム 2014 中部」を、名古屋市内のホテルで開催した。このイベントは、テクノロジーの活用を通じて、地域経済の活性化と持続的な成長に向けた取り組みについて、知見を共有することを目的にしており、今回で5回目となる。○「テクノロジーで成長の機会を」基調講演では、日本IBM 取締役副社長執行役員の下野雅承氏が、「テクノロジーで成長の機会を」と題して講演を行い、「データ」、「クラウド」、「エンゲージメント」の3つが、いまのITの大きな流れだと指摘した。データについて同氏は、「データにはこれまで慣れ親しんできたので、いまさらデータと言われても、違和感があるかもしれない。ここでいうデータとはビッグデータのことだ。現在では、620万ギガバイトのデータが毎日生成され、これはDVD 150万枚分に相当する。そして、2015年には1兆個のモノや機器がインターネットに接続され、世界中でデータが生成されるIoTの時代が来る。データは第3の天然資源ともいわれ、今後は、これらのデータから、いかに意味のあるデータを取り出すかが今後のITの課題だ」と述べた。そして、クラウドについて同氏は、「2014年にリリースされたソフトウェアの91%がクラウドを前提にしている。クラウドは、製品ビジネスからサービスビジネスへの変化の象徴だ」と語り、エンゲージメントについては、「今後、企業、政府、コミュニティ、個人がより密接につながりを作っていく。世の中はメールからソーシャルに変わり、企業と個人が強いつながりを持つようになっている。そのため、ソーシャルが企業システムと密接に連携しており、一体となって社会に影響を及ぼすようになっている。情報システムは変わりつつある」と、最近の企業ITを取り巻く環境の変化を解説した。○JR東海やブラザーが注力する事業や課題は?続いてイベントでは、東海旅客鉄道(JR東海) 代表取締役社長 柘植康英氏、ブラザー工業 代表取締役社長 小池利和氏、日本IBM 取締役専務執行役員 エンタープライズ事業本部長 薮下真平氏によるパネルディスカッションが行われた。モデレータを務めたのは、経済産業省 中部経済産業局長 井内摂男氏だ。パネルディスカッションの1つ目のテーマは、それぞれの企業が注力する事業や課題についてだ。これについてJR東海の柘植氏が挙げたのは、リニア新幹線、海外展開、名古屋駅前の再開発の1つであるJRゲートタワー、日本の人口構成の変化への対応の4つだ。同氏によると、リニア新幹線は、単なる移動時間の短縮だけでなく、開通から50年を経て劣化しつつある新幹線とリニアで、地震など災害に備え、輸送経路を2重化する意味もあるという。また、リニア新幹線の開通で、新幹線が停車する駅が増え、それらの地域の活性化にもつながると指摘した。新幹線の海外展開では、現在、米国でニューヨーク-ワシントン間と、テキサス州での話が進みつつあるという。2017年オープンの名古屋駅前のJRゲートタワーについては、「リニアが開通すればポテンシャルの高いオフィスになる」と述べたほか、今後、女性と高齢者の人口比率が高まることに対しては、「これらに対応するため、検査、監視、販売のあり方を加速度を上げて研究しなければならい」と述べた。ブラザーの小池氏は同社の課題について、「ブラザーはミシンで創業した会社だが、最近は売り上げの6割は電子機器が占める。また、8割は海外でグローバルな競争の環境下に置かれている。今後、スマートデバイスが普及すると、プリンタ事業も安閑としていられないため、新たなサービス、商品を開発していかなければならず、ソリューションビジネスに舵取りをしようと思っている」と述べた。また、企業を取り巻くIT環境の変化について、日本IBMの薮下氏は、「使い手と作り手の変化が起こっており、その象徴がアプリだ。これまではアプリケーションはコンピュータ用語だったが、今では一般用語になっている。ネットワークも、かつてはコンピュータとコンピュータをつなぐものだったが、最近では誰もが利用している。これまでコンピュータは省力化するために利用してきたが、今後は人の力の増力化に取り組んでいきたい」と語った。○今後どのような価値を提供するのか?2つ目のテーマは、今後、どのような新しい価値を提供していくかについてだ。これについて、JR東海の柘植氏は、「リニア新幹線の開通により、東京、大阪、名古屋が巨大な1つの都市になる。ストロー現象によって、大都市東京に飲み込まれてしまうのではという懸念もあるが、距離が離れているので、そのようなことにはならない。逆に、人、金、ものを首都圏から持ってこようと思っている。東京は過密になり、災害に対する脆弱性もあるので、機能の一部を名古屋や大阪に移すことで、バックアップにもなる。また、リニア技術は日本固有のもので裾野が広く、汎用性が期待できる」と述べた。ブラザーの小池氏は、「ブラザーは、いろんな事業にチャレンジしており、プリンタでもWi-Fiの追加、クラウド活用、カスタマイズ化なども行ってきた、ブラザーはこれまで培った製造業のノウハウを生かした開発を行っており、最近では新規事業として、ウェアラブルディプレイ、Web会議、スキャナのハードやソリューションにも積極的に取り組んでいる。今後は、お客さまの声を聞いて、お客様の価値を高めていく」と語った。○新しいビジネスにおける課題3つ目のテーマは、新しいビジネスにおける課題についてだ。課題としてJR東海の柘植氏はリニアの工事を挙げ、「南アルプスの25kmのトンネルや都市部の地下化など、86%が地面の中の工事だ。これらを、どう円滑に進めていくかや、水、騒音など環境にも配慮し、きちんと丁寧に対応する必要がある」と述べたほか、経営面でも、「5.5兆円という工事費も、金利や物価の変化に対応しながら、経営体力を強め、工事費用自体を下げていくことも必要だ。技術は山梨の実験線で研究をやっているので、ほぼ完成している。今後はコストダウンための実験をしていく」と語った。ブラザーの小池氏は課題として海外事業を挙げ、「海外に工場もあり、従業員の8割が海外だ。これらの人材とコミュニケーションをとり、ノウハウの共有などをいかに図っていくかが課題だ。また、グローバルからのさまざまな情報をいかに的確、迅速に製品に反映していくかも重要だ」と語った。これらの課題に対してITがいかに貢献できるかについて、日本IBMの薮下氏は、「情報を活用することで、社員の平均値や技術力を上げていくことができる。Watsonはそれを具現化するものだ。過去のデータから未来が見えるようにしていきたい」と述べた。○ITでは人が重要そして最後のテーマは、ITがいかに事業に貢献できるかについてだ。これについてJR東海の柘植氏は、「鉄道の世界はITがないと成り立たない事業だ。安全性や正確性、1時間に18本の新幹線を東京から出発させることは、ITがあるからできる。ただ、これは人とITがあいまって担保できることだ」と、ITにおける人の重要性を指摘。ブラザーの小池氏も、「ITの活用ですべてが解決されるわけでない、人がITに使われてはならない。ITの価値は、人のオーナーシップによって決まるのがポイントだ。これまでのノウハウがシステムに組み込まれることに意味がある。人がどうやってITを使いこなすかがキーになる」と同調した。さらにIBMの薮下氏も、「情報を活用し、判断するのは人だ。世界が驚愕するダイヤで新幹線を運営できているのは、JR東海の人と技術があってこそだ。IBMでは、今後、世界の成功事例を紹介することで、企業のお手伝いできると思っている」と締めくくった。
2014年12月10日パルコは、アンティークな博物画やボタニカルアートを展示する「19世紀までの博物画・ボタニカルアート展 ビューティフルからグロテスク~一瞬のはかない美の記憶~」を開催する。開催期間は12月16日~12月25日 10:00~21:00。会場は東京都・渋谷パルコ パート1 B1階のギャラリーX。入場無料。同展では、16世紀のヨーロッパで当時の科学者らが発見し200年以上経過した現代でも美しい芸術として愛される「博物学」や、古代エジプトや中国などで薬草を見分けるために生まれたという「ボタニカルアート(植物細密画図譜)」をテーマとした書物や図版が展示・販売されるもの。「博物学」からは、残酷でグロテスクな死体解剖書や未公開のタブー図譜をはじめ、ゴスロリブームの元祖とも言われる「死の舞踏 - ダンス・オブ・デス」、ゲオルク・ヴォルフガング・クノールによる「自然界からの逸品の蒐集室 - Deliciae naturae selectae oder auserlesnes naturalien cabinet」、版画家クノールの「Kunstkammer(驚異の部屋)」から鳥、動物、魚、ウニ、貝、蟹、サンゴなどの生物90図などを展示。一方、「ボタニカルアート」からは、ロバート・ジョン・ソーントンの銅版画「フローラの神殿」やアールデコ期オリジナルデッサン画による手彩色細密画、19世紀の水彩画ボタニカルアートのオリジナル作品の逸品など、美しい未公開植物図譜が展開されるということだ。
2014年11月20日『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の日本公開を記念して行われた“20世紀アクションヒーロー総選挙”の投票結果が発表になり、“21世紀特別枠”としてノミネーションされていた『トランスポーター』のフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)が1位を獲得した。解禁された映像総選挙は、SNSを通じて投票を募り「伝説のアクションヒーローNo.1は誰か?」を決めるもので、エクスペンダブルズのメンバーをはじめ、ジャッキー・チェンや勝新太郎など38のヒーローがノミネートされていた。投票は今月8日まで実施されたが、『トランスポーター』のフランク・マーティンが、2位のアーノルド・シュワルツェネッガー演じる『コマンドー』のジョン・メイトリックスに大きく差をつけて1位を獲得。続いてブルース・ウィリスが演じた『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーンが3位に、シルベスター・スタローン演じる『ランボー』シリーズのジョン・ランボーが4位に、ジャッキー・チェンの『プロジェクトA』のドラゴンが5位に入った。このほど“最強の英雄”の座に輝いたステイサムは、『エクスペンダブルズ3』でも傭兵軍団の若頭として危険なカースタントも自らこなしたが、撮影にはトラブルがつきもので、ステイサムが運転する大型トラックが海に沈没し、彼が死にかける事故が発生したという。そこで、彼の総選挙1位を記念(?)して、撮影中に起こった衝撃の大事故シーンの映像が解禁になった。ステイサムの運転する車が海へとまっさかさまに落ちていく決定的瞬間や、その直後の混乱ぶり、そして彼がいかにして生還したのかが共演者たちの証言と共に記録されている。『エクスペンダブルズ3…』は、悪に染まってしまったかつての仲間、ストーンバンクスの捕獲作戦を命じられたエクスペンダブルズが、彼らの弱点を知りつくしたシリーズ最強の敵ストーンバンクスに立ち向かう姿を描いたアクション大作。スタローンをはじめ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、アントニオ・バンデラスらが出演している。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』公開中
2014年11月18日世界文化遺産でもある和食は、世界的にもますます注目を集めていますね。さらに11月は農水省が推奨する「和食月間」、15日は「こんぶの日」、24日は「和食の日」です。11月は和食を食べるのにぴったりの月のよう。11月6日に行われた「和食フォーラム」の内容について知り、おいしく和食を食べるきっかけにしてみては?「和食フォーラム」の第一部は、「世界に誇る和食文化~和食で栄養バランス~」と題して行われました。医学博士で管理栄養士の本多京子先生からは、日本古来の一汁三菜の食事のよさ、中でも副菜で野菜を摂ることの大切についてのお話が。特に20~39歳の女性は食物繊維が不足しているので、食物繊維が豊富な煮豆などを食べるのがオススメだそう。早稲田大学ナノ理工学研究機構規範科学総合研究所ヘルスフード研究部門研究員で農学博士の矢澤一良先生からは、昆布についてのお話がありました。昆布にはミネラル類や食物繊維が豊富で肥満予防効果もあると聞くと、気になりますよね。脂肪や糖質の吸収を抑制したり、便秘の改善にも役立つそうだから、ダイエットや便秘に悩む人は、ぜひ積極的に昆布を食べたいもの。二部は、タレントの眞鍋かをりさんと、ふじっ子ちゃんとしてTV-CMでも活躍中の田牧そらちゃんも迎え、「一菜プラス! 子ども達に教える和食と栄養の話」と題して行われました。二部の話題は、和食の基本である出汁。眞鍋さんは和食への関心もかなり高いようですが、本格的に出汁をひいたことはないので、やってみたいとコメント。忙しい現代社会では、手間をかけて出汁をひいたり、一汁三菜をそろえるのは大変です。そこで本多先生からは、フジッコの「純とろ」があれば、出汁がなくても温かい汁ものが簡単に作れるアイデアが披露されました。そうすることで食物繊維もとれて、ダイエット効果も期待できるというから見逃せませんね。これからの季節、温かい汁物があるとほっと一息つけますよね。眞鍋さんも、「純とろ」は保存も利くので助かりますと、活用しているようでした。そして時間がなくて三菜をそろえるのが難しい人へ、ふじっ子ちゃんから、「一菜プラス!」のコメントが。フジッコの「一菜プラス」を活用すれば、副菜を簡単に用意することができるので、ぜひそちらも活用してみて。三部は、「親から子、子から孫へ受け継ぐ郷土料理と伝統行事」と題して、そろそろシーズンが近いお節料理などの行事食、そしてそれぞれの地方に残る郷土食についてのお話が続きました。ご当地ふじっ子ちゃんが各地方から7人登場、それぞれの方言を交えながら郷土料理を紹介、かわいい姿を見せました。その後は、フジッコの「おかず畑」や「純とろ」を使った一汁三菜のお料理が、フジッコが食育をサポートするために作ったお弁当箱「おべんとう丸くん」で供され、美味しくいただくことに。「純とろ」を使った汁ものは本当に簡単で美味しいので、ぜひ食卓に取り入れたいと思いました。和食の基本である一汁三菜や出汁、それを食生活に簡単に取り入れるための工夫など、とても勉強になる「和食フォーラム」でした。ダイエットにもいいという食物繊維を積極的に食事に取り入れるためにも、フジッコの昆布や豆製品を、仕事やプライベートに忙しい女性はぜひぜひ活用してみては?・フジッコ 公式サイト
2014年11月13日日本ファッション・ウィーク推進機構は都内で会見し、11月5日と6日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催する「JFW ジャパン・クリエーション2015(JFW JAPAN CREATION 2015以下 JFW-JC)と「プレミアム・テキスタイル・ジャパン2015秋冬(Premium Textile Japan 2015A/W以下PTJ)」の開催概要を発表した。全国の産地・企業が集結する国内唯一の繊維見本市「JFW-JC」には韓国、台湾、中国、タイなど海外からテキスタイルゾーンに出展する41社を含む269社が出展。付加価値の高い素材を作り出すテキスタイルメーカーとアパレル・リテール企業のバイヤーやデザイナーブランドのデザイナーのビジネスマッチングの場を提供するテキスタイル・ビジネス商談会「PTJ」には68社が出展。最新のテキスタイル、関連製品、服飾資材などを紹介する。昨年は併催による相乗効果などで両展あわせて約2万人が来場した「JFW-JC」と「PTJ」。今回の「JFW-JC」では、トレンド&インデックス・コーナーを「PTJ」来場者も自由に入ることができる会場入り口に設置。トレンドコーナーでは来年のトレンド素材576点(「JFW-JC」294点、「PTJ」282点)、JFW-JCインデックス・コーナーでは国内と海外の175点を紹介する。日本のテキスタイルやファッション、マーケットの最新情報などを紹介するセミナー「Forum」では「これが日本のワザとクオリティー」(5日14時から 辻洋装店社長 辻庸介、オンワード樫山品質管理部部長 山下隆)、「“定点観測”34年で見えたトレンド変化」(5日16時から パルコ「WEBアクロス」編集部編集長 高野公三子)、「エコを加味した機能素材のトレンド」(6日11時から 台湾テキスタイル連合会事務局次長 楊暁琴)「MilanoUnicaで得た日本の実力」(6日時から カイハラ会長 貝原良治、日本繊維輸出組合研究員武藤和芳)の4本のセミナーを開催する。その他、テキスタイルへの知識とクリエイティブな発想力を持つ人材発掘を目的とした産学連携事業「フォーラムプレゼンテーション」やメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京でランウェイショーを行った東京レザーピッグスキン2015の展示なども実施する。尚、「JFW-JC」は入場料当日2,000円、事前登録・学生割引1,000円で一般や学生も入場することが出来る。一方、バイヤー及び招待者限定の「PTJ」では、出展ゾーニング別に各社の一押し素材をインデックスとして編集・展示するPTJインデックスコーナーを設置。テキスタイル181点、服飾資材65点の計246点を展示する。また、JFW招待バイヤーと参加企業が個別専用商談室で商談を行うビジネスマッチング・プログラムには日本素材の比率の高い大手アパレル・リテール企業4社とJFW参加4ブランド、「PTJ」出展企業20社が参加。41件のマッチングを行う。参加する大手アパレル・リテール企業とブランドはサンエー・インターナショナル「ジル スチュアート」、東京スタイル「ナチュラルビューティー」、レナウン「チャージ」、イタリー「Pink Champagne」、「マメ(mame)」黒河内真衣子、「レスザン(lessthan*)」「ミドラ(MIDDLA)」の安藤大春、「シセ(Sise)」松井征心、「ヤストシエズミ(Yasutoshi Ezumi)」江角泰俊。川島朗JFWテキスタイル事業事務局長は「両展をあわせ約2万人が来場するなど展開面積あたりでは世界一の展示会と言える。内容はこれまでと大きくは変わらないが、運営部分ではJFW-JCの受付を1カ所から2カ所に増やすとともに団体受付を設置したほか、誘導人員も増やし、さらに試験的に過去3年間の来場者名簿をもとにパスを郵送するなど、よりスムーズに入場することが出来るようにしている」と話す。
2014年11月04日東京国際フォーラムのランチ屋台村を運営するネオ屋台村とカルビーは11月7日、共同で朝限定の屋台"朝食屋台村"を東京国際フォーラムにオープンさせる。12月10日までの毎週水曜日と金曜日に販売を行う。同企画は、忙しいビジネスパーソンの朝食を支援するものとして、両者が立ち上げたプロジェクト。屋台村では、カルビーのシリアル「フルグラ」を無料で提供する「フルグラダイナー」のほか、スープやコーヒーを販売する屋台「TIKI COFFEE」も出店する。また、スープを各日先着20名に無料で提供する「スープ屋台」も登場する。水曜日には「Comida 沖縄」がミネストローネを、金曜日には「SHAKE70s」がキノコのクラムチャウダーを無料でふるまう。なお、先着20名は無料だが、それ以降は有料(ミネストローネ300円、キノコのクラムチャウダー400円)で販売する。実施期間は、11月7日~12月10日の毎週水・金曜日(計10日間)。週の折り返しの水曜日と1週間の疲れがピークになる金曜日に実施することで、積極的に朝食を摂(と)ろうとする"朝食運動"の輪が広がることを狙っているという。時間は7:30~9:30。※価格は税込
2014年10月28日金沢21世紀美術館は開館10周年を記念し、“建築”をテーマとした二つの展覧会「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」「3.11以後の建築」を開催する。「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」は、日本建築について戦後から現在までにおける一連の流れを追ったもの。復興期に始まり、高度経済成長に伴うメタボリズム運動を経て、バブル崩壊と阪神淡路大震災以降には社会や自然との関係性に迫るようになった日本建築。その中で重要な役割を果たしてきた約80人の建築家にスポットを当てて、図面や模型など250点を超える資料が出展される。なお、今回の展示はポンピドゥー・センター パリ国立近代美術館との共同主催となっており、副館長のフレデリック・ミゲルーの下で会場を六つのセクションに区分。それぞれ「絶えざる破壊と再生、陰翳あるいは闇」「都市と国土のヴィジョン」「新しい日本建築」「メタボリズム、万博、新たなヴィジョン」「消去の建築」「消失から物語へ」についての展示が行われ、各コンセプトに対応した色のコードを用いて戦後建築史を刺激的に読み解いている。11月1日にはミゲルーによる講演会も開催予定だ。一方、「3.11以後の建築」は東日本大震災によって激変した社会の意識やシステムに対応し、新たな取り組みを始めた30人の建築家を紹介するもの。「みんなの家」「災害後に活動する」「エネルギーを考える」「使い手とつくる」「地域資源を見直す」「住まいをひらく」「建築家の役割を広げる」の七つのテーマで展示を行う。同展ではゲストキュレーターとして、建築批評家の五十嵐太郎、コミュニティーデザイナーの山崎亮を招聘。2日には両者の対談が行われる。なお、展示会に先駆けて、金沢市内では様々なプロジェクトが催された。日建設計ボランティア部では、金沢市沿岸部の大野地区で津波時の避難経路を示す“逃げ道地図”を作成。さらに、高度経済成長期に金沢に建てられたビルの魅力を探る「金沢まちビル調査」も開催されており、これらの結果は展示会にて発表される予定。他にも、市民ギャラリーの利用団体と建築家のコラボレーションにより、展示空間のデザインも行われた。【イベント情報】ジャパン・アーキテクツ 1945-20103.11以後の建築会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1会期:ジャパン・アーキテクツ 1945-2010/11月1日から3月15日3.11以後の建築/11月1日から5月10日時間:10:00から18:00(金・土曜日は20:00まで)入場料:一般1,000円大学生800円小中高生400円65歳以上800円(共通観覧券は一般1,700円大学生1,400円小中高生700円65歳以上1,400円)休館日:月曜日(11月3日、11月24日、1月12日は開館翌日閉館)、12月29日から1月1日
2014年10月28日ウイングアーク1stでは、10月10日の大阪を皮切りに、国内の主要4都市で帳票&BIカンファレンス「ウイングアークフォーラム 2014」を開催する。本記事では、ANAインターコンチネンタル東京で10月30日に開催する東京会場の中から、注目のセッションを紹介しよう。○今年で記念すべき10回目を迎える「ニッポン最大級の帳票&BIカンファレンス」「ウイングアークフォーラム」は、2004年に同社が創業した当時から毎年開催しており、今年で記念すべき10回目を迎える全国3,000名規模のイベントだ。今年は「帳票と情報活用でビジネスが変わる。」 をテーマに、市場動向や帳票&BI製品に関する新しい事例の紹介、さらには帳票系の新しいソリューションなども発表されるという。また、クラウドビジネスへの本格的な参入に向け、東京会場では主軸である「帳票/BIトラック」に加えて「クラウドトラック」も用意されている。このクラウドトラックの前半は、企業競争力を高め売上に直結するマーケティングデータの活用シナリオなどをメインに、「データドリブンマーケティング:実践編」と「活用編」に分けて紹介する。[実践編]では「Webログ×CRMデータの分析で行うOne to Oneマーケティング ~ピーチ・ジョンによるプライベートDMP活用の取り組み~」と題して、ピーチ・ジョン 販売本部 通販部 部長の安住祐一氏、ブレインパッド 取締役の安田誠氏、ウイングアーク1st 営業本部 ソリューションビジネス推進部 部長の中土井利行氏が登壇する。スマートフォンの普及を背景に、Facebook広告の活用やクロスタッチポイントのメディア戦略など常にアグレッシブなマーケティング活動を行うピーチ・ジョン。データ分析のパイオニアとして知られるブレインパッドの支援を受け、データの蓄積から分析、新たな施策の取り組みまでをワンストップで実現する取り組みを始めている。売上全体の65%が通販事業で、その中でも約8割をECサイトが占めるという同社ならではのWeb施策に加え、データ活用における直面する課題や解決方法、さらにはキャンペーンを用いた最新の実証実験結果なども紹介する予定だ。[活用編]では、ウイングアーク1stの中土井氏が「企業競争力を高めるデータエクスチェンジ、第三者データ活用プラットフォームでデータ活用の新しいステージへ」と題した講演を実施する。企業のデータ活用はここ数年で活発化しており、経済産業省や総務省など政府主導での取り組みに加え、民間レベルでも「データエクスチェンジ・コンソーシアム」をはじめオープンデータの相互活用に向けた動きが目立っている。こうしたデータエクスチェンジやオープンデータの活用シナリオなどを、リーディングカンパニーならではの視点で解説する。さらに、同社が今後リリースを予定している新サービスのアウトライン紹介も含めた内容になるそうだ。○インサイドセールスに改革をもたらす新ダッシュボードも登場クラウドトラックの後半は、BI分野における活用方法や業務効率化に役立つウイングアーク1stの新しいダッシュボードに加え、同社のBIツール「MotionBoard」などを実際に使っている企業が、その経験に基づく利便性やメリットについて紹介していく。従来のBIは、バックオフィスで仮説・検証に使われるケースが多かった。しかし近年、営業のフィールドセールスに加えて、電話やメールを用いたインサイドセールスにも活用され始めている。こうした状況を受け、「次世代ビジネスマンの情報活用術とアスクルに学ぶ業務改革の条件」と題したセッションでまず注目したいのが、新たに提供されるインサイドセールス向けのダッシュボードだ。インサイドセールスには、ほかの業務のようにマネジメント手法やツールなどが存在せず、結果として個人に依存している傾向がある。また、システム的にマーケティングとセールスが分断されている企業も多く、業務効率化の障壁となっている。そこで同社では、インサイドセールスにおいて目的とアクションが一連の流れでつながるダッシュボードを提供。マーケティングとセールス間の連携もスムーズに行えるという。さらに、顧客獲得後に必要となるコールセンターのダッシュボード活用事例として、アスクル e-プラットフォーム本部 インフォメーションテクノロジー コラボレーションシステム マネージャーの大平憲一氏が登壇。同社では、SalesforceとMotionBoardの連携で革新的なコールセンターの仕組みを構築しており、クラウドサービス採用のポイントから業務改革に至るまでの経緯、実際の活用事例までを紹介していく。そのほか、エバーノート ビジネスアカウント マネージャーの積田英明氏と、セールスフォース・ドットコム アライアンス本部 ISVアライアンス部 ディレクターの遠藤哲氏が登壇する「次世代ワークスタイル! Evernote と Salesforce のコラボが生み出す営業スタイルの革新」も注目したい。こちらのセッションでは、EvernoteとSalesforceの連携で生産性向上を実現する「Evernote Business for Salesforce」のライブデモなどを行う予定だ。最新の導入事例から新しいサービスのお披露目まで、今後のビジネスに役立つ情報が凝縮された「ウイングアークフォーラム 2014」。いずれのセッションも決して期待を裏切らない内容となっているので、帳票/BI/クラウド分野に携わっている方はぜひ参加していただきたい。なお、本フォーラムへの参加は事前登録制(先着順)となっているため、セッションによっては既に満席となり申し込みできない可能性がある。最新状況については、フォーラムの公式Webサイトを確認してもらいたい。
2014年10月14日人気アクションスターが集結したシリーズ最新作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の公開を記念して、“20世紀アクションヒーロー総選挙”が開催されることが決定した。SNSを通じて投票を募り「伝説のアクションヒーローNo.1は誰か?」を決める映画ファン必見のイベントだ。その他の写真『ロッキー』『ランボー』のシルベスター・スタローン、『ターミネーター』のアーノルド・シュワルツェネッガー、『マッド・マックス』のメル・ギブソン、『インディ・ジョーンズ』のハリソン・フォードら映画史に名を残すアクション俳優が顔をあわせて大暴れする『エクスペンダブルズ3…』の公開を記念して、映画ファンの熱い想いを引き受けて、スクリーンで暴れまくってきたヒーローの中から“最強の座”を決定することになった。総選挙では、公式サイトに先にあげたタイトルのほか、『ダイ・ハード』のジョン・マクレーン、ロボコップ、『エイリアン』のリプリーなど38人の候補を掲載。ファンは、TwitterかFacebookを通じて、熱い一票を“最強ヒーロー”に投じる。参加者には、『エクスペンダブルズ3…』グッズやアクション・フィギュアなど豪華商品が抽選でプレゼントされることになっており、総投票数に応じて賞品がグレードアップする。投票はすでに始まっており、11月8日(土)まで実施。同サイトで後日、結果が発表される。『エクスペンダブルズ3…』は、悪に染まってしまったかつての仲間、ストーンバンクスの捕獲作戦を命じられたエクスペンダブルズが、彼らの弱点を知りつくしたシリーズ最強の敵ストーンバンクスに立ち向かう姿を描いたアクション大作。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』11月1日(土)全国ロードショー
2014年10月03日『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のその後の物語を描く映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のポスター画像が公開された。進化した猿を率いるシーザーの表情に迫ったデザインだが、その表情は怒りに満ちているようにも、苦悩しているようにも見える。ポスターにデザインされた“心も、進化した”というコピーは何を意味しているのだろうか?その他の写真『…創世記(ジェネシス)』では、シーザーという一匹の猿が突然変異的な進化を遂げ、彼の先導によって猿たちが進化し、人間に反旗を翻すまでが描かれたが、最新作はその10年後が舞台となる。生き残った人間たちは深い森に逃げ込み、独自のコミュニティを作り上げていた。彼らは知能を持った猿たちに襲われる恐怖と戦いながら、人類がかつて謳歌していた暮らしを取り戻すべく、猿たちを率いるシーザーと交渉することを希望する。一方、シーザーも平和を望んでいるが、人間と共存するべきか、彼らと対立して戦いを続けるべきか迷う。シーザーはどちらの道を選ぶのか? 地球を新たに支配するのは人間と猿のどちらなのか? 新作は緊迫感あふれるスペクタクルを描きながら同時に、キャラクターの“葛藤”も描かれるという。名優アンディ・サーキスが前作に引き続いてシーザー役を演じ、スタッフはサーキスの身体や表情の動きを読み取ってCGに生命を吹き込む“パフォーマンス・キャプチャー”の技術を用いることで、シーザーの表情の変化を細やかに描き出していく。ポスターに登場するシーザーの“進化した心”が最後に下す判断が気になるところだ。『猿の惑星:新世紀(ライジング)』9月、全国ロードショー
2014年04月25日東京国際フォーラムでは2013年1月27日まで、「SPACE BALL」が開催されている。同イベントは、宇宙旅行を体感できる世界初の移動式全天球シアター。最先端の技術を駆使して、前後左右、上下と、全身を星空と映像、立体音響で包みこみ、意識が変化するような新しい体験が得られるという。企画プロデュースは、プラネタリウム・クリエーター大平貴之氏。氏が開発したプラネタリウム「MEGASTAR」の最新機と超高解像度映像とで、壮大な宇宙空間を演出している。会場は、東京国際フォーラム ガラス棟地下一階ロビーギャラリー。開催日時は、2013年1月27日までで、1月1日は休演となる。時間は10時~22時。10分プログラムの各回定員30名・完全入替制で、毎日36回上映される。料金は、前売り券:一般1,500円、小学生500円、当日券:一般1,800円小学生600円。その他、詳細は公式サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日全世界で繰り返し上演され人気を博してきた傑作ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』の21世紀版公演の模様を完全収録した映像が、12月15日(土)から順次、映画館で上映されることが決定した。日本未公開のパフォーマンスも。シルク・ドゥ・ソレイユ“新作”が公開本作は、『エビータ』や『美女と野獣』『ライオンキング』などを手がけてきた作詞家ティム・ライスと、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーがタッグを組んだミュージカルで、イエス・キリストを裏切ったことで知られるイスカリオテのユダの目を通して、イエスが磔刑に処されるまでの7日間を描いている。本作の初演は1971年。“ロック・オペラ”と称されるほど刺激的な楽曲とダイナミックな演出が人気を博し、ブロードウェイでのロングラン公演、全世界42か国でのプロ劇団による上演など通して、現在も“傑作ミュージカル”として愛され続けている。そんな傑作を、巨大なアリーナ会場で上演するために新スタッフが集結。『レ・ミゼラブル』『オペラ座の怪人』25周年公演を手がけたローレンス・コナーが演出を手がけ、元スパイス・ガールズのメラニー・Cもキャストに名を連ねている。本作を生み出したウェバーは「UKのアリーナで『ジーザス・クライスト=スーパースター』が公演されることを42年間待ちわびたよ。当初考案されていた通り、遂にアリーナ・ロック・オペラとして公演されるなんて素晴らしい」と言い、さらにこの舞台が映像化されることについて「興奮しているよ。この素晴らしい舞台を記録して、世界と共有することができるんだからね!」とコメントしている。本映像はブルーレイ/DVDの発売が予定されているが、映画館の大スクリーン&大音響で上映されるのは全世界でも極めて限られた劇場だけになる模様。新生した傑作ミュージカルを良環境で体験できる貴重な機会となりそうだ。『ジーザス・クライスト・スーパースター』12月15日(土)から12月20日(木) TOHOシネマズ スカラ座にて期間限定ロードショー
2012年10月26日ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは「21世紀のシンデレラ募集キャンペーン」により選ばれたグランプリ受賞者に、クリスチャン・ルブタンとコラボレーションしたシンデレラシューズを2012年10月22日(月)に贈呈した。ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは「シンデレラダイヤモンド・コレクション」ブルーレイの発売を記念して「21世紀のシンデレラ募集キャンペーン」を開催し、”夢を追い続けるために努力している”女性を一般公募した。1000通近い応募者の中から選ばれた「21世紀のシンデレラ」が本日、22日(月)表参道ヒルズで行われたイベントにて発表された。見事グランプリを受賞した大学生の南早紀さんは幼少時代からバレリーナを夢見て日々レッスンを行っている。「年齢的にあと2年程で夢を叶えることが出来るか決まってしまうため、最後の最後まで諦めずに努力を惜しまず頑張りたい」と語った。発表イベントには、ゲストとしてモデル界で夢を叶えたシンデレラストーリーの持ち主であるモデル冨永愛が、ルブタンのハードなロングブーツをポイントに、ドラマティックなコーディネートに身を包み登場。自らの経験を元に、夢を叶えるために一番大切だったことは「諦めずに目標に向かって走り続けたこと、そしてどんなに辛い時でもモデルであることを好きでいること」と、全国の夢見る少女に向けてメッセージを送った。イベント中盤では「21世紀のシンデレラ」に、シューズ・デザイナー、クリスチャン・ルブタンとの夢のコラボレーションにて実現した、世界に20足しかないシンデレラ・シューズが贈呈された。この貴重なシンデレラ・シューズは、「軽さと美しさと透明感」をポイントに、繊細なレースとスワロフスキーのクリスタルがあしらわれ、つま先とヒール部分には夢に向かって飛び立つ自由さを表現した蝶が添えられたデザインとなっている。キラキラ輝くシンデレラシューズを初めて見たという冨永は、「細かいところまで繊細に作られ、夢がのせられている。人目見るだけで惚れてしまう」とその感動を伝えた。「シンデレラダイヤモンド・コレクション」は、ルブタン本人が演じる特典映像を収録し、2012年10月24日(水)より発売する。(C)FashionLatte元の記事を読む
2012年10月22日1950年公開のディズニーの名作アニメーション映画『シンデレラ』が初めてブルーレイ化されることを記念して、“21世紀のシンデレラ”を募るキャンペーンが公式サイトで本日から実施されている。その他の写真本企画は、映画の物語にちなんで“夢を追い続けている現代の女性”を一般公募し、厳正な審査によって“現代のシンデレラ”を決定するもの。応募資格は、18歳以上の日本在住の女性で、10月後半に都内で行われる発表イベントに参加できる人。グランプリに選ばれた女性には、世界的なシューズ・デザイナーであるクリスチャン・ルブタンが手がけた世界に20足しかない貴重な“シンデレラ・シューズ”が贈られる。エントリーは9月17日(月)23時59分まで応募サイトで受け付ける。映画『シンデレラ』は、昔から知られるシンデレラの物語を、ファンタジックなストーリーと美しい映像、華麗な音楽、魅力的なキャラクターを用いて描き、日本だけでも6回も劇場公開され、現在も“ディズニー・クラシック”として多くのファンを魅了している。待望となるブルーレイ版では、これまで以上に美しい映像と音響を楽しめるだけでなく、未公開シーンやメイキング映像を多数収録。前述のデザイナー、ルブタンが本作からインスピレーションを受け“シンデレラ・シューズ”を生み出すまでを記録した『夢をかなえる魔法の靴』も収録されている。『シンデレラ ダイヤモンド・コレクション』3990円(税込)ブルーレイ1枚、DVD1枚『シンデレラ 3-Movie Collection』6090円(税込)ブルーレイ2枚組10月24日(水)発売発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2012年08月22日肩ひもにカップ、レース装飾も!オーストリアのインスブルック大学が、現地時間19日までに同国の城から15世紀のものとみられるブラジャーが発見されたと発表した。ブラジャーの考案は、これまで1800年代と考えられてきたとされており、大幅にその概念を覆す発見となったようだ。発見されたブラジャーは、オーストリア西部のチロル州にある城で2008年に発見されていた、大量の布のなかから見つかったものだという。リネン製で、現在のブラジャーとほぼ同じような形状をしており、肩ひも、2つのカップがあることがうかがえる。復元されている図によれば、胴部分もあったようだ。複数発見されたこれらブラジャーのなかには、一部レースの装飾が施されたものまであったとされている。(大学公式サイトNewsより参考画像)15世紀から続く女性美に驚き!スイスの大学でその繊維を抽出し、放射性炭素年代測定法によって、製作時期を割り出したところ、1440年から85年頃のものであることが判明したそうだ。ともに発見されたなかには、同じくリネン製の男性用下着もあったと伝えられている。さすがに長い年月を経て、一部にやぶれや崩れは見られるものの、公開された写真を見ると、本当にこれが15世紀からあったブラジャーなのかと思うほど、現代のものとそっくり。当時から、より美しく、魅力的に見せたいと願う女性たちの思いがいかに強いものであったか、そして、それに対し工夫を重ねていたデザイナーや縫製家などの技術力・アイデアがいかに先進的で優れたものであったかがうかがわれる。まさに世紀の“美”の発見だ。元の記事を読む
2012年07月22日楽天トラベルは9日、観光業界関係者向けに’Welcom!Japan戦略’と題した「楽天トラベルサマーフォーラム2012」を都内で開催した。フォーラムでは、楽天トラベル代表取締役副会長の山田氏が講演を行った。同社は、観光庁が2019年時の目標として定めた「訪日外国人旅行者数2,500万人」の数字を受け、今後は外国人観光客のために外国語のサイトに力を入れるという。今回発表された外国人向けのサイトリニューアル内容は、検索機能の向上とコンテンツの充実。画像の精度を上げることによって、観光地の魅力をより伝えやすくし、施設の情報ページも文字がより見やすくなるよう改善。また、エリアの専任スタッフを配置し、自治体と連携することによって、さらに詳しい日本の観光情報を観光客に提供できるようにしたという。また、同社は台北や香港、バンコクなど、アジアを中心に海外8カ国19拠点に支社を展開。山田氏は、「今後楽天トラベルをさらに成長させるためには、国際展開が必須であり、全力で臨んでゆきたい」と語った。また、楽天トラベル代表取締役社長の岡武公士氏は、楽天トラベルの企画展開について発表を行った。楽天トラベルは今年10周年を迎え、さまざまなキャンペーンを行っている。新規で立ち上げられる企画としては、同社サイトで紹介される旅館やホテルの朝ごはんの中で食べたいものを投票する「朝ごはんフェスティバル頂上決戦イベント」や、旅先で体験した恋愛話を募集する「恋旅ストーリー」などがある。現在展開している企画としては、夏の旅行予約で楽天スーパーポイントが26倍になる「Golden 7 days」や、同社が紹介する施設を予約した会員へ、通常ポイントとは別に「+9%」の楽天スーパーポイントをプレゼントする「10倍保証得旅キャンペーン」、夏限定の特別イベント情報を提供する「夏休み特集」などがある。同氏は、「好評を博した企画は、どんどん拡大してゆき、より多くの方にすてきな旅行を楽しんでほしい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日2007年にスタートし、親子で楽しめる参加・体験型イベントとして昨年は11万人が訪れた「丸の内キッズフェスタ」。今年は「丸の内キッズジャンボリー2012」と名前を変えてパワーアップし、2012年8月14日(火)・15(水)・16日(木)の3日間開催。子どもたちの好奇心を刺激するワークショップや体験講座が勢ぞろい。家族みんなで楽しめるイベントだ。今回の目玉ともいえるのが、新登場のオリジナルのコンテンツ「TIFワンダーキャンパス」。“学校では学べないことが学べる、どこにもない学校”がコンセプト。生物学者の福岡伸一さんが校長を務め、昆虫や恐竜、宇宙などに関する特別講義をおこなうほか、自由に入れる福岡ハカセの校長室や図書室も併設。オリンピックイヤーの今年はスポーツ関連のプログラムも充実。「パワーオブスポーツ」のコーナーでは、トランポリンやブラインドサッカーのデモンストレーションを見たり、一流のコーチから直接レッスンを受けられるサッカーや体操の体験プログラムもある。「帝国ホテルの親子テーブルマナー教室」や「本物の犬とふれあえる!どうぶつのお医者さん体験」、「パティシエになろう!親子でクッキー作り体験」など、ユニークなワークショップがそろう「ワンダークラブ」は毎年子どもたちに大好評。東京国際フォーラム(TIF)とTOKYO FMのコラボによる「TIFワンダーステージ」には音楽・演劇など、さまざまな分野で活躍するアーティストたちが登場。子どもたちによる元気いっぱいのステージもある。「わくわくブース」や「どきどきスクエア」には企業や団体、NPO法人の展示・体験型ブースが集合。さまざまな情報が発信され、子どもも大人も楽しめる空間だ。地上広場の「キッズタウン」には ユニークな料理がケータリングカーでお目見え。ミニ消防車や警視庁の騎馬隊に乗ったり、消火に挑戦するなど貴重な体験もできる。参加方法はプログラムによってことなり、自由参加や当日整理券配布、事前申込など。事前申込が必要なプログラムの申込受付は7月13日(金)~26日(木)まで。公式サイト()の各プログラムページ、またはハガキにて申し込む(宛先 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム 丸の内ジャンボリー事務局「参加者募集係」)。丸の内キッズジャンボリー2012日時:2012年8月14日(火)・15(水)・16日(木) 10:00~17:00会場: 東京国際フォーラム対象: 幼児、小学生、中学生及び保護者入場:入場無料※プログラムにより材料費等の実費を負担いただく場合があります※事前申込あるいは当日入場整理券が必要なプログラムもあります問い合わせ:丸の内キッズジャンボリー事務局 03-5221-9630(平日10:00~17:00)公式サイト: (写真提供:東京国際フォーラム)取材/古屋江美子
2012年07月11日カレーが持つ機能を科学的に捉える「カレー再発見フォーラム」は、脳科学者茂木健一郎氏を講師として招き、「意欲維持・ストレス抑制に対するカレーの機能性」と題した講演を19日都内で行った。厚生労働省が平成19年に行った労働者健康状況調査によると、日本で働く男性労働者の59.2%が「仕事でのストレスがある」と回答している。このような背景から、茂木氏はストレスマネジメントの重要性を説き、脳科学の研究員の協力のもと、カレーを食べることによってストレスを軽減できるかを調べた実験を行った。実験に参加した被験者は、20代から50代の男性20名。被験者をストレスフルな環境下に置くため、モニターに表示される言葉が、動物かどうかを即座に判断するという無意味で単調な実験を行った。また、ストレスの度合いは、人間がストレスを感じた際分泌される唾液中のアミラーゼの量を計測した。さらに、研究チームは、フェヌグリーク・クローブ・ナツメグ・コリアンダー・ターメリック・クミンなどのカレーに用いられるスパイスのストレス軽減機能を立証すべく、スパイスがたっぷり入ったカレーを食べるグループと、スパイスを抜いたカレーを食べるグループに被験者を分けて実験を行った。実験の結果、スパイスなしのカレーを食べたグループから検出されたアミラーゼの量が、カレー群の被験者のものよりも多いことが判明した。つまり、スパイス入りのカレーを食べた人のストレスが軽減していることが分かった。また、唾液中のアミラーゼの量を調べる他に、安全で正確に脳波を測ることができるEEG(Electroencephalogram)という計測方法を用いて、スパイス入りカレーを食べた被験者の脳波を調べたところ、マイナスの数値が検出された。数値がマイナスということは、やる気を維持できているということを意味する。そして、カレーには疲労を抑える効果があることも判明した。ストレスを感じている被験者にカレーの香りを嗅いでもらい、脳波を測定したところ、事象関連電位(ERP)と呼ばれる成分の振幅が大きくなることがわかった。これは疲労が抑えられているということを意味している。今回の実験により、カレーには(1)ストレス軽減、(2)やる気維持、(3)疲労抑制の3つの効果があることが判明した。茂木氏は、「カレーを食べることでストレスを減らし、ポジティブな気分でおいしく夏を乗り切ってほしい」と語った。また、講演にはマーケティング会社インフィニティの代表取締役を務める牛窪恵氏も出席した。2011年に行ったパナソニックの調査によると、カレーはお袋の味として4位に、家庭の味として1位にランクインするなど、国民食として根強い人気を誇っているという。また、「異性にどんな手料理を作ってもらったら結婚対象として意識する?」という問いに対してもカレーが1位に輝いた(2009年オリコンモニター調べ)。牛窪氏は、「婚活は胃袋から始めるべき」と語り、「カレーで恋愛成就を目指そう」と会場へエールを送った。講演の最後には今回の実験の協力会社であるハウス食品の提供により、カレーの試食会が行われた。会場で人気だったのは、野菜たっぷりの夏カレー。具材のナスを一度素揚げするなど、ひと手間かけることによってより美味しく仕上がっている。ストレスや疲労の抑制効果のあるスパイスたっぷりのカレーを食べて、今年の夏を乗り切っているのはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日両国の人材育成と相互理解のために損害保険ジャパンと、その中国現地法人である日本財産保険有限公司が、9月11日に「第1回復旦・早稲田 東アジア地域協力フォーラム」を開催した。早稲田大学と上海の復旦大学との共催。これは損保ジャパンが2009年4月より、早稲田大学にて同社による寄附講座「アジアにおける持続可能な発展とリスクマネジメント」を開いていることを活かし、人材育成に努めると共に、今回のフォーラムの開催に至ったというもの。※画像はイメージテーマは「非伝統的安全保障」このフォーラムでは「非伝統的安全保障と持続可能な発展」がテーマとして掲げられた。同社によれば「非伝統的安全保障」とは「人間の安全保障」の中国的表現。環境問題、貧困、紛争など国境を超えた様々な問題が山積するなか、国家を中心とする安全保障の考えかたを拡大して「人間の安全保障」とするという。フォーラムの基調講演では、損保ジャパン理事の関正雄氏が「非伝統的安全保障と持続可能な発展」について諸問題を提起。他にも「持続可能な企業経営」をテーマにした事例発表や、感染症リスクマネジメント、中国のエネルギー・環境問題を巡る安全保障などについて有識者らがディスカッションを行った。開催を終えて全体の総括としては、まずこうした本格的な意見交換が行われたことが意義のあることと評価。両国の様々な課題に率直な討議を行い、共通認識を増やすと共に、こうした取り組みを継続する重要性が確認された。以下は10月19日に出された損保ジャパンの発表。損保ジャパングループは、アジア地域での事業展開を主体とする企業グループとして、引き続き、リスクマネジメントや気候変動に関する知見などを活かし、アジアの持続可能な発展のための人材育成に力を入れていきます。
2010年10月23日21世紀フォーラムが8日閉幕した。フォーラムに参加した専門家からは、急速な工業化と都市化が進む中、中国の労災保険の基礎を固めるため、労災保険調整基金を設立し全国の労働者をカバーできる国家レベルの労災救援体制を作ることが提案された。労働者の権益を確保し、労災保険の水準を上げていく全国政協委員・社会と法制委員会の王副主任は、この提案に対し次のように述べている。「1つめに、労災保険の法律系を整えること。2つめに、関係各機関の協力体系を強め、資源と管理の整理統合を行い、出来るだけ早く労災保険を県・市レベルから省レベルで計画できるようにすること。3つめに、労災保険調整基金を設立し、労働者へ国家レベルで労災救援ができる体制を作ること。4つめに、労働者の権益を確保できるよう待遇水準を上げること。5つめに、現在多様化する労災保険制度を統一された医療制度を受けられるよう、徐々に進めていくことだ。」
2010年09月16日