わが家は小4、小2、2歳の年の差きょうだいです。今回は、先日起こってしまったヒヤリハットをご紹介します。年の差育児で、つい上の子に下の子を任せがちになっていた私。しかし今回、その油断が思わぬ事故に繋がってしまうこともあると、大反省させられる事態が起こったのです……。 浴槽に行った次女があわや転落休日の朝、私はいつものように洗濯物を干していました。小学生の上の子2人が上履きを洗おうとお風呂場へ行った際に、2歳の次女も一緒にお風呂場へ向かいました。私は「気をつけてね」と言ってそのまま洗濯物を干していたのですが、しばらくすると次女の泣き声がしたのです。 慌ててリビングに戻ると、お風呂場にいたはずの上の子2人がリビングに戻ってきていたのです。一気に血の気が引き、私がお風呂場へ行くと、そこには頭から浴槽に落ちそうになっていた次女の姿がありました。 浴槽の中には段差があり、かろうじて手は届く状態でした。しかし、頭の重さで態勢を起こすことができなかったのです。お湯は半分ほど残っていて、慌てて次女を抱えると、髪の毛が濡れていました。大声で泣く次女をなだめた私は、しばらく動悸が止まりませんでした。 この事故は、小2の息子が普段は閉めているお風呂のフタを開けて上履きを洗っていたことと、上の子たちが上履きを洗い終わるとそのままリビングに戻ってきていたこと、そして何より、私が一緒についていなかったことが原因でした。 今回は幸いにも浴槽の段差があったこと、本人が泣いてアピールしたことで助かりました。このどちらかが欠けていても浴槽に落ちて、最悪の場合は溺れていたと思うと、今でも胸が締め付けられる思いです。以降、何をするにしても「もしも」を想定すること、「誰かが見てくれる」という考えは持たないことを家族で共有し、安全対策を徹底するようにしています。 ※お風呂場には小さい子どもにとって危険がいっぱいです。浴槽に転落した場合、ほんの少しの水でもおぼれてしまったりやけどをおったりする危険性もあります。お風呂場の扉が簡単に開かないようにするなど、安全対策をおこなっておきましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。 美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2023年05月01日みなさんは、義実家との関係は良好ですか?今回は「孫差別をする義母」のエピソードを紹介します。孫の扱いに差が…5歳の娘がいる主人公は、最近義母のことで頭を悩ませています。義実家に遊びにいくと娘にはそっけなく挨拶するのですが、義姉家族が遊びに来ると…。義姉の娘にはデレデレ!?出典:愛カツ義姉の娘にはデレデレで、孫差別が激しいのです。主人公の娘にはなにも買ってくれないのに対し、義姉の娘にはおこづかいやおもちゃをたくさん買ってあげているようで、その扱いの差に主人公はモヤっとします。「私にはおもちゃ買ってくれない」娘も幼いながらにその状況を理解し始め、おもちゃを買ってくれないことに落ち込んでいるのでした…。孫は平等…どんな理由で孫差別しているのかわかりませんが、なぜ扱いに差をつけるのでしょうか…。娘も気づき始めているようなので、早く解決するといいですね。できることなら義実家ともいい関係を築いていきたいものです。作画:しのささむつ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年04月29日女の子を育てる時の楽しみといえば、ヘアアレンジです。長く伸ばした髪をどう結ぶのか。「せっかくだからアレコレ楽しんでみたい!」というママも多いのではないでしょうか。一方で、子供には子供ならではの「こだわり」があるようで…。Instagram上に投稿された、まきこんぶ(makikonbu33333333333)さんの、娘さんとのエピソード漫画を紹介します。普段の「一つ結び」ではなく「二つ結び」を提案したまきこんぶさんに対して、娘のこはさんはあっさりと「いや」。「かわいい」=「赤ちゃんっぽい」というイメージを抱いているのかもしれませんね。ママが提案した「ハーフアップ+くるりんぱ」のコラボ技には、「ずっとこの髪型がいい」とのこと。お気に召して何よりです…!「大人っぽく見える」という保育士さんの言葉に、思わず「んふん」と返すこはさん。もじもじしつつも精一杯「お姉さん」する様子が、とてもかわいらしいです。そんなまきこんぶさん親子に対して、Instagram上では、「わたしも今度娘ちゃんにハーフアップしてみます」「この年頃の女の子ってこうよね」「お姉さんに憧れるこはさん、かわいいです」「うちの長女はまさにこんな感じで一時期三つ編みにめちゃくちゃハマって毎朝三つ編みさせられました」といった声が寄せられています。現在5歳のこはさん。保育園でも「お姉さん」のお年頃ですから、大人っぽい雰囲気に憧れるのかもしれませんね。娘からOKをもらえるヘアアレンジ法を身に付けるのも、この年頃の娘を持つママたちの、必須課題といえそうです…![文・構成/grape編集部]
2023年04月28日私には、現在13歳の娘と3歳の息子がいます。年の差、10歳。10年間ママである私をずっと独り占めしてきた娘の赤ちゃん返り。弟の誕生で娘にどのような変化があったのか。妊娠中から、産後の様子までを詳しくお話しします。娘に妊娠を伝えたときの反応は?わが家はステップファミリーで、娘が8歳のときに今の夫と再婚しました。そして、娘が9歳のときに息子を妊娠。娘に妊娠を伝えると「私、サンタさんに弟が欲しいってお願いしてたの……本当にきてくれたんだ!」と大喜び。 ですが、それと同時に「やっぱりお姉ちゃんになりたくない。ママを取られたくない」と急に泣き出すようになったりと、少し情緒不安定になってしまい、「赤ちゃんが生まれても◯◯のこと大好きなのは変わりないよ」と、抱きしめながら娘に伝えていました。 いざ息子が誕生! 娘の様子は…そして息子が誕生し、娘も積極的に抱っこしたりと息子をとてもかわいがっていました。それでも、約10年間ママを独り占めしていた娘にとって、突然のライバルの誕生にとても複雑な気持ちだったと思います。「◯◯(息子)が泣いても抱っこしないで」と言ったり、ごはんを食べさせてほしいと甘えたりすることもありました。 その都度、娘の気持ちを受け止め、息子が泣いていても娘を優先して対応するようにし、1日に何度も娘を抱っこして「ママは○○(娘)のことが大好き」「ママは○○(娘)のこと愛してるよ」「○○(娘)は、今まで通りママにたくさん甘えていいんだよ。お姉ちゃんだからって無理しなくていいの。○○(娘)は○○なんだから」と伝えました。 月に一度は3人で「映画デー」小学4年生の子どもと赤ちゃんでは、もちろん赤ちゃんのほうが手がかかるので、娘がママやパパを独り占めできる時間を積極的に作るようにしました。夫が休みの日には私と娘で買い物に行ったり、カフェに行ったりしてじっくり娘と関わるようにしたのです。 その他にも、月に一度「映画デー」という日を設定し、夜に息子を寝かせたあとに私と夫、娘の3人でレンタルしてきたDVDを観て、映画館ごっこをする日を作りました。日によってはお菓子やジュースを買い、飲んだり食べたりしながら3人だけの時間を楽しみます。この「映画デー」は、頻度は2~3カ月に一度と頻度は少なくなりましたが、息子が生まれてから3年半経った今でも続いています。 娘の赤ちゃん返りは、安定したりまた不安定になったりしながら1年近くは続きました。正直、いつ終わるかわからない娘の赤ちゃん返りと息子の育児でヘトヘトになりましたが、大変な時期にこそ娘とじっくり向き合う時間を作ることで、今も良い関係を続けていけているのかな、と思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな13歳女の子と3歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2023年04月05日1歳3カ月差の兄妹を育てている私。行政の子育てイベントや児童館、プレイルームといった場所へよく遊びに行き、ママ友ができました。同世代の子どもを育てる心強いママ友が増えることがうれしい一方、もとから忘れっぽい私はママ友を覚えきれない状態に。そんな私が実践している、ママ友の名前管理術と名前を忘れたときの対処法をお伝えします。 どんどん増えるママ友長男を出産して、その1年3カ月後に長女を出産しました。子どもを連れて行政でおこなっている子育てイベントや地域の児童館、家の近くのプレイルームによく出かけています。そこで同世代の子どもを持つママ同士、育児の悩みや情報交換ができる友だちがたくさんできました。 ママ友ができることがうれしいと思いつつ、「この人はお兄ちゃんのお友だちのママだっけ? 娘のお友だち……?」「どこで会った人で、子どもの名前はなんだっけ?」と、忘れっぽい私は混乱してしまうことが多々ありました。しかし名前を間違えるのは失礼だと思い、それだけは回避しようと決めたのです。 LINEを交換したら、すぐに表示名を変更LINEで連絡先を交換したら、最初に「〇〇△△(名字と息子や娘の名前)の母の、▢▢(自分の名前)です。よろしくお願いします」と、自分と子どもの名前を書いたメッセージを送るようにしています。そうすると、大半の人がママと子どもの名前を返信してくれます。名前が送られてきたら、すぐにLINEの「表示名」を変更! もとからママが設定している名前に「〇〇ちゃんママ」というふうに、子どもの名前を追記するのです。 そうすることで、ママと子どもの名前をダブルで目にするので、覚えやすくなるのです。また、どこかで会ったときに、ママの名前か子どもの名前、片方はわかるけど、どちらかだけ思い出せない……!というときも、LINEを交換していればスマホを見るだけでどちらの名前もすぐにわかります。ささっと確認すれば良いので、聞き直すことがなく済んでいます。 名前を忘れてしまったら…!もしもママも子どもの名前も忘れてしまい、LINEも確認できない……! ピンチ……!! というときは、気づかないふりをせず自ら話しかけに行きます。そして、「こんにちは! お久しぶりです、〇〇(息子や娘の名前)です~」とあいさつ。そうすると、「〇〇(子どもの名前)です~」と返してくれるママがほとんどなので、子どもの名前をゲット! ママの名前は呼ばないか、タイミングを見てLINEで確認するようにしています。 全員のママの名前まで覚えるのはハードルが高いですが、子どもの名前がわかれば会話をするときも困ることはほとんどありません。この「自分から子どもの名前を名乗る方式」にしてから、会ったのに変に気が付かないふりをして相手から話しかけられて名前がわからなくて焦る、ということもなくなりました。 ママ自身や子どもの名前を間違ってしまうことは失礼だと思うので、私なりに工夫して実践しています。私にとってママ友は、楽しく、そして大変な子育て期をともに戦う戦友です。これからも気の合うママ友を増やして、楽しく子育てをしていきたいと思っています。 作画/大福監修/助産師 松田玲子著者:森まり子1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。
2023年03月31日長男が5歳のときに、次男が生まれました。5歳差兄弟を育てるにあたり、一番心配だったのは長男のことです。5年間ひとりっ子だったこともあってか、自分の世界に入り込んで遊ぶのが好きな長男。赤ちゃんが新しく家族に加わり、長男が長男らしく楽しく過ごせるのかが、私の一番の気がかりでした。そこで、私は「上の子優先」を頭の片隅において、長男の環境を守ることにしたのですが……。没頭して遊ぶ長男を弟から守りたい!長男は好きなことに没頭するタイプです。私は「もし次男が長男の遊びを邪魔するようになったら、長男は嫌がるだろうな」と想像し、なるべく長男が集中して遊べる環境を守ってあげたいと思っていました。 育児本などで見かけた「上の子優先」の考え方も頭の片隅にあったのだと思います。次男は生後6カ月ごろにはハイハイを覚え、自分で好きに動けるように。すると、次男は楽しそうに遊んでいる長男の元にどんどん寄っていくようになりました。 嫌がる長男とお構いなしに突入する次男!集中して楽しく遊んでいた長男からすると、お構いなしに突入してくる弟は世界を破壊していく怪獣のように感じたのでしょう。慌てるやら、怒るやら、悲しむやらでプチパニックに。次男には説明してもまだわかるわけもなく、長男のパニックが起きる日々でした。 遊ぶエリアを分けたり、ベビーゲートを活用したり、次男専用のおもちゃを与えたりと私なりに工夫をしましたが、やはり長男の遊びを守るにも限界があると感じるように。 長男を守るのも限界! 方針変更!次男の成長と共に、私は兄弟で仲良く遊んでほしいと思い始めました。そこで最初の方針を変更! 一緒に遊べるように2人に遊び方を教えていくことに。長男には次男が喜ぶ遊び方を教え、次男には長男が嫌がることなどを根気強く伝えました。 長男には次男への絵本の読み聞かせもお願いしてみました。すると、一緒に遊ぶ楽しさやルールもわかってきたのか、少しずつ2人で楽しそうに過ごす時間が増えていったのです。 7歳になった長男は今でも黙々と遊ぶのは好きですが、次男と過ごすことでコミュニケーションの方法をたくさん学んでいるように感じます。最初は長男の世界を守ることを重視しましたが、兄弟仲良く過ごす方法を一緒に考えることも大事だったのではと今では思います。たくさん遊んでケンカして、楽しそうな兄弟と共に母も成長したいと思う毎日です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:ときのせともこ7歳と2歳になる5歳差の男の子兄弟のママ。結婚前は、生命保険会社で営業職を3年経験。趣味は子ども服を手作りすることやアルバム作り。年の差兄弟が一緒に楽しく過ごせる遊びを研究中。
2023年03月28日私は4人の子どものうち、3人目と4人目を11カ月差で出産しました。1人目と2人目は5歳差、2人目と3人目は6歳差と、上の子たちはそれぞれ歳が離れていたので、今回初めて年子を経験することに。11カ月差の兄弟を産んで、実際に感じたことをご紹介したいと思います。妊娠初期と後期がきつかった!私は妊娠初期に眠気が強く現れるタイプなのですが、ちょうどその時期に3人目である次男は、授乳間隔がまだ3時間おき。なおかつ夜泣きが始まりだしたことなどもあり、体力的にも精神的にもつらかったです。また、つわりのピーク中に離乳食作りをしなくてはならず、お粥のにおいが非常につらかったです。 妊娠後期になると大きいおなかで、まだ歩けない体重10kg弱の次男を抱っこしなければならず、腰痛が悪化しました。それに加えておなかの赤ちゃんが下がり始めてしまい、自宅安静を指示されてしまったのです。しかし、1歳前の子がいては安静にしていることも難しく、妊娠後期もかなり苦労しました。 産後は同時に泣き出しカオス状態に…4人目である三男が生まれたとき、次男はまだ生後11カ月。どちらかが泣くともう一方も泣き出してしまい、夫が仕事でいないときなど、ひとりで2人をあやすのはひと苦労。三男はまだ新生児のため、2人を同時に抱っこすることもできず、まずは次男、次に三男と、代わる代わる抱っこをしたりあやしたり……。 2人の泣き声が部屋に響き、家の中はまさにカオス状態でした。また三男と次男の授乳時間が重なると、2人の泣き声に急かされながら、育児用ミルクを2本調乳しなければならず、地獄のような産後を経験しました。 弟に興味を持つ兄と、兄が怖い弟次男が1歳を過ぎたころ、弟である三男に興味を持つように。生後2カ月の三男に近づきしばらく見つめたあと、三男の口や鼻の穴に指を入れようとしたり、突然叩いたりといった行動をとるようになりました。 三男はその都度大泣きし、次第に次男が視界に入るだけで泣いてしまうようになってしまいました……。常に2人の行動から目が離せず、神経をすり減らしていました。 次男にお兄ちゃんの気持ちが芽生え始めた?次男が1歳3カ月になり、三男が生後4カ月になったころ、次男が三男をかわいがるようになりました。頭をなでたり、抱きしめてみたり、時には顔にチュッとするようなしぐさをしたり。そして三男が泣き出すと、いないいないばぁをしてあやそうとしたり、おしゃぶりを持って行ったりと、お世話をしようとするようになりました。 そのころから三男も次男に心を開き始めたのか、次男を見ても泣かなくなりました。次男はまだ1歳3カ月なのに、もう立派なお兄ちゃんなんだなぁと感心してしまいました。歳が近い兄弟だからこそ、こういった経験もできたのだと思います。 3人目まではそれぞれ歳が離れていたので、同時に手が掛かることの大変さを経験していませんでした。今回11カ月差での妊娠、育児を経験し、年子の大変さを痛感しました。でもそれと同時に、歳が近い兄弟ならではの成長を見られ、年子っていいなあと感じています。これからも下の子2人の成長を、家族みんなで楽しみながら見守っていこうと思います。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2023年03月25日夫の仕事は毎日のように残業があり、出張も多く激務です。わが家には5歳の息子と0歳の娘がいて、私はワンオペ育児をしています。夫の仕事が忙しいことは理解しているので、夫が休みの日も含め、私がワンオペ育児になることは仕方がないことだと思っています。しかし夫が、自分はしっかり育児をしている「イクメン」だと思っていたことが、夫のある発言で判明したのです! ほとんど育児に参加しない夫夫は休みの日の前日に遅くまで仕事をしていることが多いため、休みの日は昼前に起きてきて、午後からも気づいたら横になって昼寝をしています。育児は私がどうしても手が離せないときに、私からお願いをすればしてくれる、といった状況。 例えば、娘のおむつ替え。普段からやり慣れていないからか、おむつがズレていて、後から漏れてしまうことも頻繁にあります。その後の処理をするのは決まって私。実は第1子である息子が赤ちゃんのときからその調子で、夫はおむつ替えを数回しかしたことがないのです。 会社の後輩の話を聞いた夫は…そんな夫がある日、「この前3人目の子どもが生まれた後輩(男性)、おむつ替えを1度もしたことないらしいよ! ありえないよね!」と、後輩のことを何もしていないパパだと嬉々として話し始めました。自分のことを棚に上げている夫の様子に驚いた私。そして「いや、パパも同じようなもんだよ。パパだってそんなにやったことないじゃん……」と、つい正直に言ってしまったのです。 しかし、私の発言に夫はもっと驚いていました。続けて、「俺はおむつ替えしたことあるから! 後輩は抱っこもあまりしないし、子どもと遊ぶこともそんなにないらしいよ! 俺は抱っこもするし、子どもと遊ぶじゃん」と言うのです。私からすれば、夫はおむつ替えだけでなく、抱っこも遊びも積極的にしているわけではありません。 人と比べず自分自身を見つめなおして!夫は後輩と自分を比べて「俺はイクメンだな」と言うので、私は「人と比べて自分はできている、という考え方は違うのでは?」と伝えました。また実際、私が普段どれだけの育児をしているのか具体的に伝え、私は夫のことをイクメンだと思っていないことも伝えました。すると夫は「たしかにイクメンではないか……」とつぶやき、理解してくれたようでした。 そもそも私は、ワンオペ育児に不満を感じていたわけではありません。夫にはもっと育児に参加してほしいのですが、仕事が忙しいからできてなくても仕方ないと納得していたのです。しかし夫が「俺は十分に育児に参加している。自分より育児をしていないパパはたくさんいるのだから」と安心しているのであれば、それは不満に思います。 家庭環境は人それぞれで、親子の関わり方や考え方もさまざまだと思います。私は夫に、他の家庭と比べずに「自分自身の子どもとの関わり方はどうなのか?」を考えてほしいのです。また、私も「ワンオペ育児は仕方ない」と思って、何でも自分だけでおこなってしまっていたことが、夫をこのように勘違いさせてしまった一因だったと反省しています。これからは夫に任せられる育児は少しずつ任せて、“一緒に”子育てをしていきたいと思います。 作画/キヨ著者:海原えめ5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2023年03月25日70歳にして初孫に会えた母。張り切って娘を世話してくれるものの、母の時代からは育児方法もだいぶ変わっています。頑なに自分が正しいと信じて疑わない母と攻防戦を繰り広げながらも、母の「常識でしょ」には、もううんざり。時代が違うことをあらためて感じる出来事がありました。 70歳の母は、積極的に育児を手伝ってくれるけれど… 私は35歳のときに娘を出産。70歳にして初孫に会えた母は、張り切って娘の世話をしてくれました。ところが生後10日目の沐浴が終わったその日、事件は起こったのです……。風呂上がりに「湯冷まし(沸騰させたお湯を冷ましたもの)は準備しなくていいの?」 という母。助産師さんに「母乳か育児用ミルクだけで良い」と言われたことを伝えましたが、まったく信用しません。母の時代からは育児方法も変わってきており、私は助産師さんに習った育児方法で育てたいと思っていました。 一方、「常識でしょ」が口癖で、自分が正しいと豪語する母。湯冷ましは飲ませないでいいというネットの記事を見せましたが、聞く耳を持ちませんでした。自分の意見が正しいことを証明するため、母は保育士の友人に電話で相談。案の定、今は必要ないことを説明されたようで、私は思わずガッツポーズ。ところが「でも、飲んだらダメってことじゃないわよね?」 と続ける母にがっかりしてしまいました……。 それ以降、母が湯冷ましについて聞いてくることはなくなりましたが、ホッとしたのもつかの間。今度は生後2カ月になった娘に「そろそろ果汁を飲ませたら?」と言ってくるようになったのです。どうも母の時代は、生後2カ月で薄めた果汁などを飲ませるのが推奨されていたとのこと。まだまだ育児方法の攻防は続きそうですが、私なりの子育てをしていこうと思っています。 作画/Pappayappa著者:藤田わか奈もうすぐ2歳になるやんちゃな娘を育てるママ。介護が必要になってきた両親の面倒と、子育てに奮闘中。
2023年03月24日16歳で母になった少女の出産までの道のりを描いた「助産師が見た、奇跡の出産物語」。現役助産師が命の現場で見たリアルとは――。16歳の紗季さんは、別の高校に通う彼氏と交際中に妊娠していることが判明。病院で出会った助産師や患者さんと心を通わせながら、時に戸惑いながら母になっていく姿を追います。16歳の紗季さんと哲くんの間には小さな命が宿っていました。双方の両親と話し合いを重ねた結果、2人は出産を決断。それから数カ月が経ち、紗季さんのお腹のふくらみがわかるようになってきたころのこと。病院でとある助産師さん出会いました。その助産師さんは、紗季さんの出産を応援してくれています。しかし「若いゆえのリスクもある」と言い、大人と子どもの体の違いや、出産〜育児までの現実を話しはじめました。それを知った紗季さんの反応は……!? え!育児ってこんなに大変なの!? 体の違いや育児の大変さとおもしろさ、授乳や離乳食のこと……1人の人間を育てるためのやるべきことを丁寧に伝える助産師さん。赤ちゃんは1日に何回もおしっこやうんちをするため、最低でも1日10回は替えるようにとスムーズにおむつの取り替え方を伝え、新米ママさんやパパさんがつまづきやすい沐浴のことについても説明。中でも子どもの病気は心配で眠れなくなってしまうと、助産師さんは言います。 それから、とあるママさんのスケジュール表を見せてくれました。そこには息つく暇もないほどビッシリと予定が書き込まれていたのです。これを見た紗季さんは、お母さんたちの偉大さに気づき、「これを知らなかったら、産んでからのイメージとギャップを感じてたかも」と助産師さんに言います。助産師さんは「ギャップを感じたときは相談する人と場所があるといいね」と笑顔で伝えました。 イメージしているものと実際に起こるもののギャップを埋めておくだけでも、育児との向き合い方は変わってくるもの。他人の目を気にせず、紗季さんがしっかり前を向いて進むことができて本当によかったですね。 このお話はベビーカレンダーでは最終回となります。続編は以下のリンクからお読みいただけますので、ぜひご覧ください! 作画/ふらみんこ著者:マンガ家・イラストレーター おたんこ助産師現役助産師、イラストレーター。日々出会う妊娠・出産・育児にまつわるエピソードをゆるい絵でわかりやすく漫画にしています。
2023年03月24日こんにちは。9歳の双子と、5歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。先日、5歳の娘が、風邪を引いてしまいました。おなかにくる風邪のようで、食べると吐いてしまいます。■1歳のときは大変だったもう5歳の娘は、こう言えば、ごはんを少しずつ食べたり、食べないようにしたりと調節できます。嘔吐用の容器に向かって吐くこともできます。でも1歳のときはそこらじゅうあたり構わずに吐いたり、食べたら吐くというのに、空腹と胃のむかつきの違いがわからないのか、吐いては食べ、吐いては食べを繰り返していました。そのさまは、カオス…! ■娘の成長を感じるそれでも食べさせなければ、激昂していたなぁ…と、遠い過去を思い返し、思わぬところで娘の成長を感じるのでした。
2023年03月20日【11歳差の方とお付き合いした話 第1話】おしゃれと美容が大好きな藤まるさん。本業の傍ら、インスタグラムでエッセー漫画を発信しています。そんな彼女には11歳はなれた年上の彼氏がいます。しかも職場恋愛! これまで年の差恋愛未経験だった藤まるさん。どのようにして彼と付き合うことになったのでしょうか。2人の胸キュンなれそめエピソードです♪【あらすじ】社会人1年目の藤まるさんが就職した会社はアットホームで、部署を越えて社員同士の交流がありました。11歳年上の男性先輩社員「柄(がら)さん」とは元々違う部署でしたが、藤まるさんが3年目を迎えた年に柄さんのいる部署に異動が決まり……? 彼は職場の「いち先輩」でしかないけれど… 社会人1年目の藤まるさん。アットホームな職場でやさしい先輩に囲まれ、大変ながらも充実した社会人生活を送っていました。そして3年目になったとき、職場異動が決まり少数精鋭の部署に異動となりました。そこは、いつも藤まるさんをかわいがってくれる女性の先輩と11歳年上の男性の先輩がいる部署です。 男性社員の「柄(がら)さん」とは、これまでのあいさつ程度の交流はありましたが、一緒に仕事をするのは初めて。そんな柄さんと、会社帰りに本屋さんでバッタリ出会います。他愛ない世間話をしていたとき、彼がふと彼女とのエピソードを話しました。 それは彼女と一緒に本屋さんに行ったとき、結婚情報誌を見つめている姿を見て「結婚は考えてないな」と気づいてしまった、という内容です。彼女との別れを想像させるようなひとことに、藤まるさんはなんともいえない気持ちになるのでした。 そして実際に彼女と破局した柄さん。この発言に特別な意味はなかったはずですが、職場の先輩のプライベートな本音を聞いてしまうと、なんとなく意識してしまいそうですね。 藤まるさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 藤まる美容・おしゃれマニアの20代!大学デビューで美容好きに覚醒。その後、美容関係に就職。現在はイラストレーターとしても活動しています。Instagramで美容やおしゃれに関するTIPSマンガを掲載中です!
2023年03月16日私の1人目、2人目の兄妹達の関係性に関する体験談です。遊んでいるとき、3歳の長男が1歳の長女に対する行動で私が悩まされている話をご紹介します。 2歳差兄妹育児の壁とは… 3歳の息子がまだまだ赤ちゃん返りが抜けず、寂しい気持ちもあって妹を泣かせてしまう、注意するといじけてしまう……の繰り返しですが、いつか成長して頼もしいお兄ちゃんになってくれることを信じています。 著者:シュー子3歳、1歳の二児の母。専業主婦(潜在介護士)。育児の合間に妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に作画中。
2023年03月13日俳優の高橋文哉が主演を務める、映画『交換ウソ日記』(7月7日公開)の特別映像が11日に公開された。同作は櫻いいよによる同名青春小説の実写化作。高校2年生の希美(桜田ひより)は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」と書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山(高橋文哉)。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。この度、主演の高橋が3月12日に22歳の誕生日を迎えることを記念して、撮影現場からいち早く届いたメイキングムービーが公開された。制服姿の高橋と桜田が真剣に交換日記を書く表情や、これからの展開に想像が膨らむような2人の向き合うシーンなど、青春映画の爽やかな雰囲気が溢れる映像となっている。和気あいあいとした撮影現場の様子やラストにはカメラに向かってピースサインをする高橋の姿も捉えた。映像内で桜田は「みんなと一緒に『交換ウソ日記』を作っていけたら良いなと思います」とコメント。高橋も「最高の青春映画をお届けできるように努めたいと思います」と気合十分な様子を見せている。
2023年03月12日【前編】ラップ極上!寝たきり解消!祖母と孫、年の差51歳のラップユニット・赤ちゃん婆ちゃんより続く波乱の人生を送ってきた72歳の祖母・でこ八。ダブルの重病で一時は寝たきりに。21歳の孫・玄武とラップでステージに立ってからは、病気を忘れてノリノリ、ラップざんまいーー。滋賀県大津市在住の赤ちゃん婆ちゃんは、今年で結成5年目のラップユニット。2人の人生が投影されたリリックと、和のテイストも感じさせる楽曲にラップ界も注目。『金くれよ』『天国と地獄』といった人気曲のYouTubeなどでの再生回数は29万回を超え、大衆演劇風に言えば「目下絶賛売出し中」のご両人なのだ。終演後、私服に着替えたでこ八のいでたちに、また驚かされる。蛍光色イエローのアグの厚底スニーカーに、これも孫とお揃いのスエットの胸には“extender”の文字が。「エクステンダーには“広がっていく“という意味もあるらしいね。赤ちゃん婆ちゃんも、これからが世界を広げていく正念場や!」実は、でこ八は難病指定のシェーグレン症候群と末梢神経症候群という2つの重病を、同時に患っていると診断されている。「シェーグレン症候群は、自分の細胞で自分の細胞を攻撃してしまう免疫性の疾患やと。症状は口の中のひび割れや、全身の痛みで、一時は寝たきりにもなったり。もうスーパーにも迷惑をかけたくないから、14年勤めたけど、仕方なしに辞めました」がんに続いて難病まで患い、人生で初めて弱気になり、また、隠居生活を余儀なくされていた70代手前のでこ八だったが、そこに生涯最大の転機をもたらしたのが、当時15歳の孫だったという。中3になっていた玄武が、地元の駅近辺で行われているサイファー(ストリートで輪になりラップを競い合う)に参加しているのは知っていた。年上のラッパーばかりの中に入っていくことに尻込みしていた孫に相談を受けたとき、「行くしかないやろッ」と、けしかけたのが、当のでこ八だったのだ。「玄武は引っ込み思案な印象で、気持ちを外に出すコやないと思ってましたから、興味あることができたのなら、これはもう、迷わず行け、と言いました」その2カ月後、玄武が滋賀・彦根のクラブで初ライブをやるというので、でこ八も興味半分で応援に行ったという。そしたら、「まず驚いたのは、若いコたちが、やんちゃな格好に反して、みんな礼儀正しかったこと。またラップそのものも、10代20代なりに、生きざまや悩みを音楽に乗せて吐き出していて、おもしろいなと思ったんです」その瞬時、閃いた。「音楽は嫌いじゃない、しゃべるのはもっと嫌いじゃない(笑)。わたしも、ラップで、自分の年齢なりに世の中の人にメッセージを発信するのはありやな、と」その思いを、率直に孫に相談したら、意外なことに二つ返事で同意したばかりか、「おばあちゃん、どうせやるなら、一緒にやろう」そう言ってくれ、家族も後押ししてくれた。■イギリスの通信社からもオファーを受け「これからは英語も覚えなあかんな」〈♪1568ないのさ関係……絶対吐きたくねぇのは弱音甘えてばっかじゃ高くは飛ばねえ自分らしく持つ誇り……金金金金金くれよ〉『金くれよ』も、赤ちゃん婆ちゃんの人気曲の一つ。元となるリリックを書いたのはでこ八だ。「わたしの詞に、玄武が韻を踏ますなど手直ししてくれます。テーマ?もう、感じたことを、そのまんま」この曲作りにも、あるきっかけとなる実体験があったという。「若いラッパーのコたちは、もう大会に出るだけで満足して、ギャラをもらってないことも多かった。でも、それはナンセンス。わたしは10代のころ漫才をやっていたんですが、どんな小さな舞台でも、呼ばれたらギャラをいただいてた。それが明日の頑張りにつながった。だから、主催者の方には、少額でも、きちんと報酬を出してあげてほしいと、そんな年寄りの気持ちをリリックにしたんよ」いつも前向きなでこ八だが、最初にバトルに出たときは、少しためらったと打ち明けた。「バトルとなると、罵り合いみたいで、正直、イヤやったんです。でも、プロデューサーさんから、『おばあさん、勝ち負けは関係なく盛り上げるためにお願いします』と頼まれて、じゃ1回だけ、と。いざ出ると、このわたしが頭が真っ白になっとる(笑)。漫才の舞台では、一度もアガったこともなかったのに。その緊張感がまたよくて、ハマったんやね」そしてバトル出場を通じて、祖母として、一つの発見があった。「この孫の玄武がね、ふだんは物静かなコなんやけど、いったんステージに立つと、ラップのリズム感もバツグンやし、ようしゃべる。いちばん驚いたのは、わたしの分のリリックまで覚えてて、フォローしてくれた。また、折にふれて『薬は飲んだか』と聞いてくれる。ああ、このコは案外に頼もしいとこあるんやと、ばあちゃんとしては素直にうれしかった」そしてラップをしていると、いつしか痛みも消えていたという。赤ちゃん婆ちゃんは快進撃を続ける。イギリスの通信社からもオファーを受け、いよいよ今年は世界デビューか。「これからは英語も覚えなあかんな。日本語のラップでも苦労してんのに(笑)。英語になったら、わたし、なんと自己紹介しましょうか」隣から玄武が、「ジャパニーズ・クレイジー・グランドマザー、かなぁ」すかさず、でこ八、「いや、そこは、クレイジーやなしに、グレートにしといてや!!」■コロナ禍もひと息つき、3月から路上ライブを。「日本全国をヒッチハイクで回ろうや!」「最初のバトル出演のとき、祖母は、僕に『任せる』と言ったのに、いざ音楽が始まったら、もう8小節も何も関係なくしゃべり続ける(笑)。バトルに強いでこ八誕生、の瞬間でした」玄武は高校卒業後、音楽専門学校のエンジニアコースに通学中。「ラップは続けながら、将来は学校で学んだ裏方の技術も生かして音楽スタジオもやってみたい。ただ、今は、赤ちゃん婆ちゃんに全力投球。祖母も、始めるときに、『やるなら、ガッツリやっていこう』と言ってくれたので」実際、でこ八は、孫とのコンビに、後半の人生を懸けている。「実は、こないだもシニアのイベントに呼ばれて、『1人で来て、老後を元気に過ごす秘訣を話してください』と言うから、きっぱり断りました。そやかて、わたし1人の仕事が増えたら、赤ちゃん婆ちゃんがしぼむでしょう。それでは、せっかく孫と始めた意味がないんですわ」対して、玄武も。「僕は、ユニットを組むまで、祖母が昔、漫才師だったことも知りませんでした。取材などで話すのを初めて聞いて、だから、あのトーク力なんだと。これまでの人生の積み重ねが、今のでこ八を作ったんだと知るんです」コロナ禍もひと息つき、この3月から、2人は新たなチャレンジを計画中。「路上ライブをやろうかと。まずは地元で」玄武の言葉に、でこ八が、「なんで地元?どうせやるなら、関西にこだわらず日本全国回ろうや。ヒッチハイクでもなんでもするくらいの根性がないとあかん」さすが漫才師時代に路上も体験しているでこ八と感心していると、玄武から思いがけないツッコミが、「ええっ、取材と思ってかっこいいこと言ってる(笑)。最初は、『なんで、70過ぎて路上やねん』って文句ダラダラだったくせに」「いや、玄武、それ言う?ばあちゃんの本心は、最初からヒッチハイクやん(笑)」ケ・セラ・セラの精神と、肉親ならではの絶妙の間合いでラップ界に殴り込みをかける、赤ちゃん婆ちゃんの今後に、乞うご期待。
2023年03月12日2人目の子が生まれたのは、上の子が2歳になったばかりのころでした。今までは上の子のことを何でも手助けしてあげていたのに、それができなくなる……。2人の母になったばかりで余裕のなかった私自身の失敗、そして後悔のお話です。2歳差育児、だんだん体力が削られていく1人目の子である娘が2歳になってすぐ、2人目の子である息子が生まれました。里帰りが終わり、自宅に帰ってからはもう毎日がバタバタ! まだまだ手助けが必要な娘と、首の座らない息子のお世話であっという間に時間が過ぎていきました。 上の子優先と思っていても、どうしても赤ちゃんのお世話に時間をかけることが多く、なかなかうまくリズムが作れずもどかしかったです。私自身が寝不足なのもあり、ささいなことでイライラしてしまうことが増えていきました。 こんなことがしたいわけではないのに…今までママが手伝ってくれていた着替えや食事をいきなり自分でやらなくてはいけなくなった娘は、どうしたら良いかわからず泣いてしまうことが増えました。まだじょうずに話すことができないので、伝わらないことも多かったです。 私も自分の思い通りにスケジュールが進まないことにストレスを感じ、娘に怒ってしまうようになりました。思わず手が出そうになってしまったことも……。夜、寝かしつけた後に娘の寝顔を見て、余計に申し訳なさや自分の不甲斐なさを感じました。 娘と一緒にお世話をしてみたら…このままでは娘にとっても私にとっても精神的に良くないと思い、夫と相談してワンオペである平日は最低限の家事しかしないことに決めました。食事も冷凍食品やお惣菜を利用し、おもちゃも危なくない程度の片付けしかしませんでした。 また、息子のお世話をするときは娘に声をかけ、ぬいぐるみのおむつ替えをしてもらったり授乳のまねをしてみたりと、一緒にお世話をするということを心がけたのです。そのおかげか家族みんなに心の余裕ができ、娘も弟のことをかわいがってくれるようになりました。 出産で環境が変わり、娘も私も余裕をなくしてしまったことは、今思い返してもとても苦しい時期でした。娘に対しては今も罪悪感が残っています。出産前に想定していなかった私の甘さですが、大変な時期は抱え込み過ぎず、人や物に頼って過ごしていくべきだと感じた出来事になりました。今では子どもに片付けを手伝ってもらったり、掃除を1日さぼってみたりと、適当さも身についてしまいましたが、それでいいんだと思うようになりました。 著者:高山ななみ9歳、7歳、4歳、2歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。
2023年03月11日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終わり、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女が親の気を引くために使う「死にたい」という言葉は、本心じゃないとわかっていながらもとんがりめがねさんの心を攻撃し続けます。もう聞きたくないと、暗い洗面所でひとり泣き続けるとんがりめがねさん。やってきた2歳の次女の慰めが染みわたり、あることに気がつきます。 思い返せば、最近長女に笑いかけていなかったも…長女の「死にたい」という言葉を聞くのにも限界を感じ、ひとりで洗面所で泣いていると、2歳の次女が頭を撫でてくれました。 次女のやさしいほほ笑みは「私を温かい気持ちにしてくれる」と思ったのと同時に、最近5歳の長女に「私がほほ笑みかけたのはいつだろう」と、我に返ったのです。 長女と次女に優劣をつけないようにしていた、とんがりめがねさんですが、無意識のうちに姉妹間での不公平を強いていたことに気がつきました。 1番共感してほしい母に共感してもらえず、目を見てやさしく話したり、笑顔で対応されたりすることもなく、早く成長することを求められ続けた長女の気持ちを思い、心が痛んだとんがりめがねさんでした。 上の子には成長を求め、下の子には幼くあれと思ってしまう気持ちは、とんがりめがねさんだけではなく、祖父母や近隣で成長を見守っている人でも思ってしまうこともあるのではないでしょうか。 大人の何気ない一言ほど子どもに深く突き刺さるもの。 自分たちの子どもでもそうでなくても、子どもにかける言葉には気をつけたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年03月06日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第5話です。【前回までのあらすじ】看護師として働くハルさん。周囲では妊活を始めていて……。そんな中、同僚は年齢を理由に妊活をやめてしまいました。ハルさんも40歳という年齢を考え、結婚や妊活を諦め出し……。大きな転機が訪れ……将来についても話し合い……妊娠に備えて……!彼氏ができたハルさん。するとハルさんは、ブライダルチェックをしようと病院へ向かいます。しかし、ブライダルチェックで婦人科の内診台に尻込みしてしまい……?
2023年03月02日Instagramで2017年生まれのつむちゃんと2019年生まれのいとちゃんの育児日記や日常を描いている芸子さんのマンガを紹介します!とある日、つむちゃんがぷーっとおならをしたようで……?育児エピソード3選!まさかの冤罪 まさか冤罪をかけられているとも知らず、無邪気にキャッキャッと笑っているつむちゃん。いじらしいですね(笑)。 うそでしょ…? テーブルの上の絵本をふり落として…… からの、踏みつけ&この表情!! 芸子さんを突然襲ったアクシデント、怖かったことでしょう。 ぎゅーしよう♡ かわいいを通り越して、天使!! たまらないですねぇ~♡ 芸子さんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 芸子2017年、2019年生まれの姉妹ママ、芸子さん。Instagramでほっこり可愛い育児エピソードやあるあるネタを更新中!
2023年02月25日5歳の長女と2歳の次男、3歳の年齢差がある2人はとっても仲良しです。時にはケンカもするけれど、長女は弟の面倒をよく見るし、次男は姉にすっかり甘えています。今回は、弟大好きな長女が起こした、ちょっと笑えるエピソードをご紹介します。弟の面倒をよく見てくれる姉弟である次男を誰よりも心配してくれる長女。例えば、次男が転んで泣いたらすぐに「大丈夫?」と声をかけ、次男が私を探して泣いていたら「ママは2階にいるよ。大丈夫だよ」と言って次男を安心させてくれます。出かけるときは次男に靴下を履かせてくれたり、食事のときは次男のコップにお茶を注いでくれたりと、次男のお世話をよくしてくれるのです。 母親である私から見ても、頼りがいのあるやさしいお姉ちゃん。そして次男は長女のことが大好き。5歳年上の長男よりも、3歳差の長女にとても甘えているな、という様子が見て取れます。 ケンカはちょっぴり激しめ!?やさしい長女と、甘えん坊な次男、2人はとっても仲良しですが、もちろんケンカをすることも。ケンカの原因のほとんどが次男。長女が集中して遊んでいるところに、次男がちょっかいを出す……という構図です。 やめてと言ってもちょっかいを出してくる次男に、長女は怒って「あっちに行って!」と次男を追いやろうとしますが、次男も負けじと食い下がります。ギャーギャーと言い争った結果、最終的にお互い手が出てしまい私が止めに入る、というのが毎度のパターンでした。 「弟は私が守る!」思わず笑った姉の行動ある日、長女と次男を連れて、スーパーで買い物をしていたときのこと。私たちに見ず知らずのおばあさんが話しかけてきました。その瞬間、長女が次男を自分の背中にサッと隠したのです。おそらく、「知らない人から弟を守らなきゃ!」と思っての行動だと思います。 そんな長女の様子を見たおばあさんは、「弟を守ってるの? お姉ちゃんえらいねぇ」と褒めてくれたのですが、長女は頑なにおばあさんから次男を隠し続けました。おばあさんは次男のことを見て「かわいいねぇ」と話しかけてくれただけなのですが、私は長女のこの行動に思わず笑ってしまいました。 「〇〇(弟)は、ねぇねのことが大好きだからね!」が長女の口癖です。この言葉を言うときは必ずニヤリと笑うので、弟に好かれていることがとてもうれしいのだと思います。これからも姉と弟で仲良く、そして助け合いながら過ごしていってくれればいいなと願うばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2023年02月19日仲良しの場合と、気持ちが分かり合えずにケンカをしてしまう事もある歳の差兄妹。Instagramで育児漫画を投稿するぷっぷ(puppu1026)さんも、12歳のお兄ちゃんと5歳の妹という歳の差兄妹を育てています。7歳差というと、子供にとっては大きな差。下の子が生まれたときに、上の子はもう小学生。妹がようやく小学校に入学にしたと思えば、お兄ちゃんは中学生になってしまいます。そんな兄妹が、いつものように会話をしていた時のこと。少し揉めながら真剣そうに話していたので、ぷっぷさんが耳をかたむけてみると…。なんと尊い会話なのでしょう…。。「ずっと一緒にいれないの?」という妹ちゃんの想いもかわいらしいですが、お兄ちゃんの「俺との時間を大切にして欲しいの」という愛のある言葉はまさに涙ものです。このひと言から、いつも妹を大切に思っていること、お兄ちゃんもまだまだ素直で子供らしい部分があるということが分かりますね。投稿のコメント欄も感動の嵐。「なんて素敵なお兄ちゃん」「すごいしっかりしてるね」「うちも同じだからわかる。だから2人が仲良く遊んでる姿は尊いですよね」「なんという会話!リアルに泣いちゃう」「一緒にいても離れていてもずっと仲良しだといいね」ぷっぷさんも「母がたえられない」と涙しているように、「親こそ今の時間を大事にしないと、お兄ちゃんに気付かされました」という声もありました。これから2人が大人になっても、この時の想いを忘れないまま、素敵な歳の差兄妹で居続けて欲しいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月18日3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。5歳の長女が2歳の次女が生まれなければよかったのにとつぶやいた夜から数日後、いつもの姉妹ゲンカをしていると思っていたとんがりめがねさん。しかし、長女は「怒られたくないからしみたい!(死にたい)」 と自分の命を盾にするような言葉を言い出します。その日はなんとか「死」 という言葉を使うことが悪いことだと長女は理解してくれたようでしたが……? 長女からの言葉の攻撃は、終わらず…長女が「死にたい」と口にしたことに衝撃は受けましたが、動揺する気持ちを落ち着けて、「命を大切にしてほしいから言わないで」と伝えました。 そして、号泣する長女を私は気が済むまで抱っこすることで丸く収まりましたが、次の日からも長女は簡単に「死」を口にし……。 ドラマのように熱く語って抱きしめて、ハッピーエンドを迎えるということはないのが現実。次の日からも、長女は気を引きたいように「死」 という言葉を何度も口にします。長女は保育園では評判も良く、落ち着いているようだし、休日でも行きたがるほどに精神的にも安定しているよう。そのため、とんがりめがねさんは長女の問題行動の解決への糸口が見つけきれず、軽く返すようにし始めました。それでも毎日何度も面と向かって叫び続けられると、本心ではないとわかっていても、心の壁を突破してきた言葉の矢が胸に突き刺さります。もう聞きたくないと思うと力も抜け、なにもかもが嫌になり立ち上がることもできずに、ひとり暗い洗面所であふれ出る涙をそのままにうずくまってしまうとんがりめがねさん。「どおしたん?よしよしだいじょぶよ」母を探しに来た次女の言葉と素直なやさしさに、とんがりめがねさんは思わず次女を抱きしめて泣き叫んびました。 何度もつらい言葉を投げ続けられると、心も疲弊してしまいますよね。そんなときにあらわれた次女の素直なやさしさに、とんがりめがねさんはどれだけ救われたことでしょうか。いまは伝わらなくて苦しい日々かもしれませんが、伝え続けることでいつの日か長女に、とんがりめがねさんの気持ちが伝わっていけばいいなと願うばかりですね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月17日私自身は兄、夫は妹と、夫婦ともに年の近い兄妹と育ったことから「将来子どもを持つのであれば2,3歳差くらいで2人は欲しいね」と話していました。しかし当初の希望とは裏腹に実際は7歳差の姉弟に。私たち夫婦が思い描いていた状況とは違ってしまいました。結果的に7歳差の姉弟となった体験談を紹介します。 長女2歳の誕生日翌週に夫が転勤に「海外転勤になるかもしれない」。夫が言い出したのは娘が1歳半のころでした。この時点ではまだ異動は確定ではなく、あくまで可能性があるというレベルでした。しかし、あれよあれよという間に正式に決まり、娘の2歳の誕生日翌週に夫はイギリスに赴任していきました。 私たち家族は2カ月以内に合流することに。引越しの準備に新生活の立ち上げと目の回るような忙しさで夫婦ともに余裕がなく、2人目を考える余地は赴任後1年近くまったくありませんでした。 ひとりっ子の覚悟をする生活に余裕を取り戻したころ、夫婦で2人目について話し合いました。夫は楽観的でしたが、私は現地での妊娠・出産に前向きになれず「第2子は帰国後に考える」という結論に……。 流産や切迫早産を経験してきたこともあり、「妊娠」というリスクを外国でとりたくないのと、現地の幼稚園に通い始めていた娘の生活を全力でサポートしてあげたい、そういったことが理由でした。一方で、夫の任期が明確でないなか妊娠を先送りにするリスクを考え、このまま娘がひとりっ子になることも覚悟しました。 7歳差姉弟でよかったこと帰国後、娘の小学校入学準備に追われるある日、妊娠に気づきました。正直に言えば「今からまた赤ちゃんを育てるの!?」と喜びよりも戸惑いのほうが大きく、それはこれまで常に家族の中心として扱われて育ってきた娘も同じだったようです。 そんな娘も今では「ひとりっ子時代もお姉ちゃん時代も満喫できてよかった」と言っています。私自身は娘と息子、それぞれの良くも悪くもまったく重ならない成長ぶりをじっくり味わえる年の差姉弟も悪くないなと感じているところです。 私も夫も年の近い兄妹と育ったため、7歳も年の離れた子どもたちがどのようにお互いを受け容れ、育つのかは想像もできませんでした。しかし泣きながら喧嘩をしていたかと思えば、次の瞬間は一緒に笑いころげている2人の姿を見るにつけ、年の差があったとしても姉弟は姉弟なのだなと実感しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/しおみなおこ著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこ
2023年02月15日私は3歳半と1歳半の男の子を育てています。「2歳差育児は大変だから、少なくても歳の差は3歳空けたほうがいいよ」と友だちに言われていた私。しかし、高齢出産で長男を産んだ私は、2人目もできるだけ早く欲しかったのです。そして、長男を産んだ2年後に次男が誕生しました。2歳差育児は確かに毎日恐ろしいほど大変です。しかし、最近ある変化が出てきました。それは……。 確かに超多忙の2歳差育児「2歳差育児は毎日の記憶をなくすくらい忙しいよ」と姉や友だちの言葉を、今身にしみて感じている私。次男が生まれてから子どもたちに振り回されているかのようにお世話に必死で、自分のケアや夫の身の回りのことは後回しになっているほど大忙しの毎日です。 子ども中心の生活は、2人のおむつ交換に食事介助、食事の準備に家事や後片付けで「これ、いつになったらラクになるんだろう」と言うのが私の口癖になっていました。 長男のトイトレが終わったころに起こった変化そんな中、いっぱいいっぱいだった私に、ほんの少し心の余裕ができるようになりました。長男のトイトレが終わった3歳4カ月ごろ、長男が次男と同じレベルで次男と遊んでくれるようになったのです。 以前までは個々で遊ぶことが多かった2人が、一緒に笑って同じおもちゃで遊ぶようになりました。私はそんな2人を見守ることが増え、その間に家事を済ませることができるようになったのです。また、イヤイヤ期に入って食事拒否をする次男の食事介助は、長男が手伝ってくれます。すると次男は喜んで食べてくれるので、とても助かっています。 悪いことばかりではない2歳差育児同じ2歳差の男の子を育ててきた姉は「2歳差は大変だけど、ある時期から2人で勝手に遊んでくれるようになるし、歳が近いからなんでも同時進行で学校の行事ごとも一気に終わるよ」と言っていたことを私は思い出しました。 歳が近いため、友だち感覚でいつも一緒にいた甥っ子たちを見てきた私。手のかかる乳幼児期でも、2人一緒に子育てできることは、悪いことばかりではないと思えるようになったのです。 次男を出産してから怒涛のように時間が過ぎて、毎日追われるかのように子育てに必死だった私。しかし、子どもたちの成長する姿を見ると、「今まで大変だったけど、子どもの成長とともに2歳差育児だからこそ良いことがある」と思えるようになりました。これからも子どもの成長を楽しみながら子育てできればいいなと思っています。 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年02月14日わが家に娘が誕生したのは、息子が2歳5カ月のとき。私は2人育児が始まることに少し不安がありました。それでも、息子はよく寝る穏やかな赤ちゃんでしたし、2人目の育児はラクだとよく聞いていたので、きっとなんとかなると考えていました。しかし2人育児が始まると、おなかの底から声を張り上げ泣き続ける娘と、イヤイヤ期の息子を相手にする毎日。「なんとかなる」という考えは甘かったと、すぐに思い知らされたのです……。よく眠ってくれた生後2週間出産後の分娩室で、家族に見守られながら過ごす、赤ちゃんとの触れ合いの時間。そのときから、娘はずっと大声で泣いていました。助産師さんに「ずっと泣いてるね! 気が強そう!」と言われたのを覚えています。 しかし、家に帰ってからは本当によく寝てくれました。授乳のとき以外はほとんど寝ていて、毎日静かで、赤ちゃんがいることを忘れてしまうほど。息子はパパっ子で赤ちゃん返りもなく、楽しい2人育児がスタートしたと思っていました。 大音量で泣く娘とイヤイヤ期の息子そんな眠り姫のようだった娘が、生後2週間を過ぎたころから、よく泣くようになりました。その声は近所中に聞こえる大音量! 夕飯前の黄昏泣きで声量が上がる娘に、イヤイヤ期真っただ中の息子が耐えられるはずがありません。 イライラした息子がおもちゃを投げ、夕飯が始まるころには2人とも大号泣! 大泣きのピークの時間帯に帰宅していた夫が、「何から手をつけたらいい!?」と言いながら、リビングまで走ってくる日々が数カ月続きました。 兄妹のやりとりにほっこりな日々気がつけばてんやわんやの日々は過ぎ、今では娘が1歳半になり、息子はもうすぐ4歳。娘は言葉がわかるようになり、息子はイヤイヤ期が落ち着き、良いお兄ちゃんっぷりを見せるようになってきました。 とはいえ、おもちゃの取り合いでケンカをする毎日。そんな中でも時々、息子が娘に絵本を読んであげたり、2人で追いかけっこをしたりする姿を見ると、かわいくてたまりません。慌ただしくも、1年前の私には想像ができない幸せな瞬間です。 今思えば、てんやわんやだった日々がいつごろ落ち着き始めたのか覚えていないくらい、毎日必死でした。最近の娘はイヤイヤ期が始まる時期で、0歳のころとはまた違う大変さがあります。これからも年齢に応じて悩みは尽きないでしょう。しかし、大変な日々もきっと乗り越えられると信じて、私も子どもたちと成長していきたいと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:境まいこおちゃめな3歳男児と声が大きい1歳女児を育てるナースママ。ライターとしてさまざまなジャンルの記事を執筆している。
2023年02月14日私には8歳・5歳・3歳・1歳の子どもがいます。子どもたちには「自分は愛されているんだ」と思っていてほしいですし、「幼少期の愛着形成は重要」と育児書などでも言われているので、なんとか子どもたちとの時間を確保したい!と思ってきました。しかし、下の2人にまだ手がかかって、なかなか上の2人との時間がとれません。自己嫌悪に陥ることもありましたが、私が忙しい中で上の子たちとの時間を確保して愛を伝えている方法をご紹介します。 下の子が寝ているときだけの遊び1歳と3歳の子がいると、細かいおもちゃは誤飲が心配です。カードゲームはカードを折られたりよだれで汚されたりすることもありますし、ボードゲームは下の子たちがルールを理解しないでぐちゃぐちゃにして喧嘩になるので、結局上の子たちはテレビゲームで遊ぶことが増えました。 でも、下の子たちが寝てくれれば邪魔されることなく遊べる!というわけで、下の子たちの昼寝や夜の寝かしつけがうまくいったときは、ここぞとばかりにルールのあるゲームや細かいおもちゃなどを楽しむようにしています。 私は現在子育てサークルやお茶会などでいろいろなママさんと話すことがありますが、仕事をしていたり自分の体調が悪かったりして子どもとの時間がつくれないと、かつての私と同じように悩む方もいらっしゃいました。大切なのは時間がどれだけかけられたかよりも、「どれだけ子どもに愛が伝わっているか」だと信じて、これからも子育てしていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2023年02月03日発達グレーの長男の睡眠リズムに悩む発達グレーの長男は、赤ちゃんのときから過敏な子どもでした。大きくなってからも過敏さ、繊細さは残っています。成人した今も「触感が混ざったものは食べられない」「においや味に敏感すぎて食べられない食材が多い」ため、偏食などは相変わらずです。長男は、生後数ヶ月は1時間弱おきに授乳が必要でした。ひどいときは、20分間授乳し、ようやくうとうとしたと思って寝かせたら20分後に目を覚ますのです。ようやく寝かしつけたと思ったらすぐに目を覚ます、授乳するの繰り返しで、母である私はろくに横になって眠ることもできず、万年睡眠不足でした。Upload By ユーザー体験談1歳を過ぎ、保育園に行くようになってからも長男は寝つきが悪く、寝てもすぐ起きてしまいます。1歳半ごろは特に夜泣きがひどくなり、添い乳での寝かしつけすら通用しなくなってしまいました。真夜中に屋外を1時間ほど散歩して寝かしつけては、家に戻って布団に下したとたんに泣いて、再び外へ…。夫と交代で抱っこでの真夜中散歩をする毎日を送っていました。仕事にもすでに復帰していたこともあり、1時間交替でしか寝られない毎日に、心身とも限界に。どうしたら寝てくれるのか悩んでいました。3ヶ月ほどそんな毎日が続いていましたが、あるとき長男が40度の高熱を出してしまい…さすがにそんな中真冬の屋外の散歩はできず。長男は外に行きたいと玄関を指さして大泣きはしていましたが、高熱でぐったりしていたこともあり、1週間ほどの攻防の末、添い乳で再び寝られるようになりました。「断乳したら朝まで起きない?」試みたけれど…保育園に入ってからも、離乳食が終わってからも、授乳は続けていました。「断乳して寝かしつけの手段を失ったら、寝かしつけがもっと大変になるかもしれない」とも、「もしかしたら卒乳をしたらもっと寝てくれるのではないか?」とも思い、なかなか決意できませんでした。ですがとうとう、2歳になる前に、断乳を試みました。しかし、一晩中泣き続けること数日…当時マンションに住んでいたこともあり、夜中にあまりに泣くと近所迷惑になってしまうのではとも不安になり、断乳を諦めました。結局、長男が卒乳をしたのは3歳になってからでした。保育園で3歳のお誕生会をしてもらった日の夜、仕事から家に帰ると、突然「おっぱいばいばーい」と言われたのです。「3歳になったらお兄ちゃんだから、おっぱいバイバイしようね」と1か月ほど毎日言い聞かせていたからかもしれません。自分で決めたからか、その日からはパタッと飲まなくなったのです。心配していた夜間の覚醒ですが、夜中に目が覚めても「母の上に乗っかっているうちに寝られる」ことが分かったため、その方法で数年間対処。私は20キロ弱の子どもがおなかの上に乗ったまま寝ているので、毎晩悪夢にうなされていた記憶があります…。Upload By ユーザー体験談下の子の睡眠障害は長男の比じゃなかった数年後、下の子どもが生まれました。下の子には、重度の知的障害と、脳波異常に伴うひどい睡眠障害がありました。上の息子のときにあんなに悩んでいた寝つきの悪さと断乳ですが…下の子はその比ではありませんでした(涙)下の子はとにかく寝ないし、少しでも物音がすれば起きてしまう。夜間の睡眠は最長5時間で、入眠から5時間たったらすっかり起きてしまう。もちろんその間も数回目を覚ます。「とにかく寝てほしい」と、背に腹は変えられず…なんと8歳近くまで添い乳をして寝かしつけをしていました(なんと、添い乳している側の乳房からはずっと母乳が出てました)。しかし下の子の精神年齢も上がってきた7歳ごろ(2歳児くらいの精神年齢になったころ)、突然添い乳を拒否するように。さすがに「寝かそうと思って添い乳してるんでしょ」と気づいたのかもしれません…。虫歯も不安だったので、下の子のほうから拒否してくれたのも、いいきっかけだったと今は思います。しかし、添い乳という手段を失った私は、そのあとも数年間、娘の細切れ睡眠に悩まされることになります。夜中に起きても、もう添い乳することはできず、再入眠させるまでに母である私はすっかり目が覚めてしまう。目が覚めた下の子は、再入眠できないと部屋から出て行ってしまう危険もあるので、目が離せなかったからです。ときには、おなかが減っていたのか、私がウトウトしている間にキッチンに一人で行ってしまい、包丁を取り出して野菜を切ろうとして、手をザクっと切ってしまったことも(反省)おかげで、母である私の身体はボロボロに。私は今、複数の持病(難病)をかかえていますが、20年近く夜ちゃんと寝られなかったこともその要因の一つになっているんだろうなぁと感じています。Upload By ユーザー体験談とうとう睡眠のリズムを整える薬を服用することに先日とうとう、下の子の主治医に、睡眠のリズムを整える薬(※)を処方してもらいました。今まで、「母である自分が頑張れば服薬なしでも寝かせられるんだから」と思っていたのですが、学校での宿泊学習(2泊!)を前に、(母以外では一切寝かしつけることができず、ショートステイに預けたときも一睡もせずふらふらになって帰ってきました)睡眠不足でてんかん発作を誘発したら困ると考えて、主治医に相談をしたのです。(※)睡眠薬や睡眠導入剤ではありません服薬を始めてびっくり…決まった時間に就寝し、7時間連続で朝までぐっすり眠れるようになったのです。最近荒れ気味で、放課後等デイサービスなどからも「荒れていて大変」と相談をされていた日中の様子も、急に穏やかに…。思春期だから荒れているのかな?と考えていたのですが、睡眠不足だからだったようです。下の子も、眠れずつらかったんだ…と今更ながらに気づきました。Upload By ユーザー体験談懸念だった宿泊学習でも、昨年度(1泊でした)はほぼ寝られずに帰ってきたのですが、服薬した今年度はなんと2泊とも5時間以上連続睡眠できたそう!母である私以外の人が寝かしつけ、ここまで連続睡眠できたのは快挙です。(6時半起床予定でしたが、6時に目が覚めたようで、先生の枕もとで座敷童のようにジーっと座って待っていたそうです…!先生が観念して起きると歓喜していたとか)長男のときから数えれば、熟睡することなどできなかった今までの20年間。私もつらかったけれど、きっと子どもたちもつらかったのです。「子どもが夜寝ない」ということは、じわじわと家庭生活、そして本人だけでなく家族の健康にも影響を及ぼしていました。もっと早く主治医に相談していればよかったなぁと、今は思っています。イラスト/吉田いらこエピソード参考/あき(監修:鈴木先生より)眠れないお子さんには、「魔法の薬だよ」と言って抗ヒスタミン剤を出すことがよくあります。風邪薬の一種で眠気の副作用があります。市販の風邪薬で「眠気が出るので車の運転はお控えください」と書かれているのをよく見かけると思いますが、その中に抗ヒスタミン剤が実は入っているのです。早く寝かして風邪を治そうという考えもありますが、もう一つの副作用として食欲増多があります。風邪で食事がとれなくなっても食欲を増多させて栄養を取ろうとする効果もあるのです。一般的には生後4ヶ月を過ぎるとメラトニンという睡魔のホルモンが松果体から分泌されるのでサーカディアンリズム(睡眠覚醒リズム)が確立し、夜間もまとめて眠れるようになります。しかし、神経発達症(発達障がい)など過敏性のあるお子さんは夜泣きもあり、なかなか寝ない子が多いのです。最近は5歳からメラトニンを補充するお薬も処方可能になり、調節がしやすくなりましたが、5歳未満のお子さんには先ほど紹介した抗ヒスタミン剤を用いる小児科医が多いです。大変なときは薬に頼ってもいいと思います。
2023年01月29日4歳になると、イヤイヤ期も収まり親の言うことをよく聞いてくれるようになると聞いていました。「天使の4歳」とも言われますし、4歳ってそんなにおりこうさんになるんだなぁと待ち遠しく思う時期もありました。しかし実際に4歳になった長男は…確かに親の言うことをよくわかっており、いろんなことを理解しおりこうさんにはなっていましたが、それに加え、自己主張も強くなってきました。「こうしようね」と言われても、「自分は本当はこうしたいのに」という気持ちがあり、2歳の頃のイヤイヤ期の拒絶とは違い、飲み込みつつも「余計な一言」を言ってくるようになったのです。「めんどくさいなー」「うるさいなー」「やりたくないのにー」等々。まるで思春期のような言い草に笑ってしまいそうになることもあるのですが、グッと我慢しています。先日も、お風呂から出て服を着ずにおもちゃで遊んでいた息子に注意をすると、と言ってきた息子。邪魔してくる「いじわる」なママだと感じたようです。4歳になると自分のやりたいことも明確になってきて、口も達者になってくるので困り物です。いつも一生懸命言い聞かせようと何度も繰り返し伝えたりしているのですが、その日は「どうして服を着て欲しいのか」という理由を丁寧に説明してみることにしました。2歳のイヤイヤ期の頃は、大人の言うことを全て理解するのも難しいだろうと思い、なるべくご機嫌に、なるべく簡単に伝えることを意識していました。しかし4歳になり、「どうしてそうしなければならないのか」という理由を考え、「行動することでどうなるのか」を伝え、考えてもらうことにしたのです。すると、ママがいじわるで言ってるわけではないことが伝わり、いつもよりスムーズに服を着てくれました。私も「まだ4歳だし…」と勝手なステレオタイプで子供騙しのような対応になっていたこともあったかもしれない、と反省。大人が思っているよりも、子どもはいろんなことを理解しているのだなと感じた出来事でした。
2023年01月17日2歳差姉妹の母・塩りさんがゆる〜く描く育児絵日記。2017年6月生まれの長女・はーちゃんと、2019年12月生まれの次女・ふくちゃん、そして旦那さん、家族4人のほっこり笑える日常をお届けします! たくさんの愛情に包まれて育っているはーちゃん&ふくちゃん。2人からママへの愛情表現がかわいすぎて、ママは元気200倍!?ひらがなをつなげると…お風呂の壁に貼った、あいうえお表。 ひらがなを自然に読むことができるようになってきたはーちゃんは、ママにあるメッセージを伝えます。 はーちゃんが指さしたひらがなをつなげると、『ママだいすき』。こ、これは尊すぎる……!「あいうえお表を買って本当によかった」と塩りさん。 これだけでも十分尊いのに、まだまだかわいさが溢れます! 塩りさんが疲れて元気が出なかった日のこと…… ママの様子に気づいたのか、はーちゃんがハートをくれました♡ その2人の様子を見たふくちゃんもマネをして、マル(ハートのつもり♡)をくれるだなんて……! SNSのコメント欄では、「おばちゃんも元気になったー!」「は~もぅ、私まで元気もらえました」「びっくりするぐらい癒やされました、今日もお仕事頑張ります」と癒やし効果バツグン! 子どもたちからの無償の愛、本当に癒やされます……。コメント欄には他にも、「子どもはあっという間に育ちます。今を大切に♡」という先輩ママからのコメントもありました。子どもたちから受け取る愛情、そのときのうれしかった気持ち、ずっとずっと大切にしていきたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 塩り2歳差姉妹の母。2017年6月生まれの長女・はーちゃんと、2019年12月生まれの次女・ふくちゃんと夫の4人家族です。育児絵日記や家族のゆるい日常をTwitter中心に更新しています。
2023年01月17日私には現在7歳と3歳の息子がいます。4歳差ということで、下の子を出産する前は周囲から「ひとりっ子みたいな感じになるよ」と言われていました。しかし、実際に下の子を産んでみると、まったくそんなことはなかったのです。お互いを大好きでしょうがない、わが家の息子たちの兄弟愛をご紹介します。 おなかの中の弟にひたすら話しかける兄下の息子を妊娠したのは、上の息子が2歳8カ月のとき。妊娠しているときから上の息子はずっとおなかに話しかけてくれていました。時には「いないいないばあ」をしたり、歌を歌ったりしてくれることも。上の息子は、弟が生まれてくるのを本当に楽しみにしていました。 兄弟で仲良くしてほしいと私は思っていたので、上の息子には「赤ちゃんはお兄ちゃんが大好きだから、早く会いたいって言ってるよ」と毎日のように伝えていました。そして下の子を出産したのが上の子が3歳5カ月、幼稚園に入園したばかりのころです。 弟が泣いたらすぐに変顔上の息子はもともとお茶目なところがあり、変顔をしたりわざとボケたりして、人を笑わせることが大好き。そんな性格もあり、下の息子が泣いたらすぐに駆け寄って変顔をしてくれました。それで下の息子が泣き止むわけではありませんでしたが、そんな上の子の姿に私はとても温かい気持ちになったのを今でも覚えています。 また、下の息子が生後6カ月になるころには、上の息子が離乳食を食べさせたり、おむつを替えてくれたりすることも。とにかく弟のお世話が大好きな兄へと成長してくれました。 どこへ行くにも手を繋ぐ2人下の息子が1歳になって歩き始めたころ、散歩やおでかけのときには、常に上の息子と手を繋いで歩くように。下の息子はまだ言葉を話せないものの、自ら兄に手を差し伸べることが多くなりました。 それに応えてもらえないときは、兄が手を繋いでくれるまで泣き続けることも。上の息子もそんな弟を見て、「しょうがないなあ」と言いつつうれしそうに手を繋いであげていました。そんな姿を見るたびに、私は息子たちに「2人は大好き同士なんだね」と伝えるようにしてきました。 常にお互いを想うように上の息子は4歳のときから体操教室に通っているのですが、そこでは通うたびにスタンプを押してもらい、30個貯まるとちょっとしたおもちゃがもらえるという決まりがありました。スタンプを30個貯めるには約半年間かかるのですが、実際にスタンプが貯まったとき、上の息子が選んだおもちゃは下の子が喜ぶようなおもちゃだったのです。 反対に、下の息子と散歩に行くと、どんぐりや大きな落ち葉を見つけては「にーに(兄)にあげる!」とたくさん持ち帰って、幼稚園から帰宅した上の息子に、うれしそうに渡していました。 息子たちは現在小学生と幼稚園児でお互いの環境は違いますが、相変わらずお互いのことが大好きです。上の息子は、学校の図書室で幼児向けの絵本を借りてきたり、下の息子は幼稚園で兄の好きな虫を捕まえてきたり。「ひとりっ子みたいになる」と言われて私は心配していましたが、実際にはまったくそんなこともなく息子たちは兄弟愛に溢れています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年01月12日