『MAKE A BOOM #7 -evergreen-』が、6月30日(日) に東京・LIQUIDROOMで開催されることが決定した。『MAKE A BOOM』は、今後の音楽シーンでブームを巻き起こすであろうアーティストの楽曲を、毎月厳選して届ける日本唯一のプレイリスト「BOOM BOOM BOOM」によるプレイリスト連動型イベント。第7弾となる今回はIvy to Fraudulent Game、カネヨリマサル、kobore、パーカーズ、プッシュプルポットが出演する。さらに、各バンドのフロントマンが出演する弾き語りステージも実施される。また、出演者によるコメント動画が公開となった。チケットは1次先行を5月8日(水) まで受付中。『MAKE A BOOM #7 -evergreen-』出演者によるコメント動画<イベント情報>『MAKE A BOOM #7 -evergreen-』6月30日(日) 東京・LIQUIDROOM開場14:30 / 開演15:30出演:Ivy to Fraudulent Game / カネヨリマサル / kobore / パーカーズ / プッシュプルポット弾き語りステージ出演:寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game) / ちとせみな(カネヨリマサル) / 佐藤赳(kobore) / 豊田賢一郎(パーカーズ) / 山口大貴(プッシュプルポット)オフィシャル1次先行(抽選):5月8日(水) 23:59までイベント公式サイト:
2024年05月02日株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(本社:東京都港区、代表取締役:大竹 健)は、著作権者に許諾を得たファンアート(二次創作)のグッズをオンデマンドで販売・購入できるオンラインストア『MashRoom Cafe(マッシュルームカフェ)』において、今年デビュー25周年を迎えたBOOM BOOM SATELLITESの【25周年バンドロゴ】のファンアート、そして8月23日(水)に新曲「LOTUS」を発表するTHE SPELLBOUNDのミュージックビデオのファンアートを8月22日(火)より募集し、随時販売を開始いたします。BOOM BOOM SATELLITESTHE SPELLBOUND■BOOM BOOM SATELLITES ファンアート企画デビュー25周年を記念して【25周年バンドロゴ】のファンアートを募集。彼らの楽曲タイトル(文字)をロゴ内に組み合わせもOKです。※代表曲(下記以外のBOOM BOOM SATELLITES楽曲も可)『KICK IT OUT』『LAY YOUR HANDS ON ME』『BROKEN MIRROR』『EASY ACTION』『BACK ON MY FEET』『Dive For You』詳細は下記『MashRoom Cafe』内募集ページよりご確認ください。募集ページ: ■THE SPELLBOUND ファンアート企画THE SPELLBOUNDがこれまでに発表したミュージックビデオのファンアートを募集。8月23日リリースの新曲『LOTUS』も対象となります。・対象となるミュージックビデオ『はじまり』『なにもかも』『名前を呼んで』『A DANCER ON THE PAINTED DESERT』『FLOWER』『すべてがそこにありますように。』『LOTUS』*8月23日発表新曲詳細は下記『MashRoom Cafe』内募集ページよりご確認ください。募集ページ: ■BOOM BOOM SATELLITESとは1997年ヨーロッパでデビューした中野雅之、川島道行からなるロックバンド。エレクトロニックとロックの要素を取り入れながら新しい未知の音楽を創造し続ける日本屈指のクリエイター。ヨーロッパでリリースされた12インチシングルを契機に、UK音楽誌「Melody Maker」をはじめ多くのメディアに大絶賛される。ヨーロッパ大型ロックフェスティバル出演や欧米ツアーを経てライブバンドとしても評価を高め、国内フェスティバルではヘッドライナーを務める。2004年の話題となった映画『APPLESEED』の音楽を担当し、進化を続けリュック・ベッソン監督の映画「YAMAKASI」やアカデミー賞受賞作品「The Dark Knight」にもメイン・シーンで楽曲が起用されるなどデビューから現在に至るまで映像クリエイターやアーティストから数々のオファーを受ける。2016年6月にBOOM BOOM SATELLITESとして最後の音源となる「LAY YOUR HANDS ON ME」を発表。同年10月に川島道行が逝去し、活動停止となる。翌年2017年6月に川島不在の中、ラストライブを敢行。“奇跡のラストセッション”を実現させ、BOOM BOOM SATELLITES20年間の活動に幕を下ろした。公式サイト: ■THE SPELLBOUNDとはBOOM BOOM SATELLITESの中野雅之とTHE NOVEMBERSの小林祐介によって結成されたロックバンド。2019年に行われた中野のヴォーカリスト募集オーディションを経て、2021年1月に配信シングル「はじまり」を皮切りに5カ月連続で新曲を発表し、2022年2月に1stフルアルバム「THE SPELLBOUND」をリリース。その後、2022年10月からスタートしたTVアニメ『ゴールデンカムイ』第四期EDテーマに「すべてがそこにありますように。」が起用される。始動1年目からFUJI ROCK FESTIVAL、SONIC MANIA、JOIN ALIVE、ARABAKI ROCK FES等様々なロックフェス出演を果たし2022年に1stツアーを敢行。ライブバンドとして唯一無二の存在感を知らしめる。現在は東京リキッドルームにて自主企画イベント『BIGLOVE』を開催、2023年9月より全国ツアーが決定している。公式サイト: ■MashRoom Cafeとはファンアート(二次創作)のグッズをどなたでも販売・購入できるオンラインストアです。グッズが購入されると投稿者に一定の報酬が支払われます。オンデマンドなので在庫のリスクはありません。また本ストアではオリジナルアートの販売・購入も可能となっています。オンラインストアの詳細については以下、公式サイト・公式SNSよりご確認ください。MashRoom Cafe公式サイト: 公式X(旧:Twitter) : 公式Instagram : MashRoom Cafe ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月22日アイドルグループ・Snow Manが出演する、PUMAのキャンペーン「9 PEOPLE,9 COLORS.」が17日からスタートし、新ビジュアルと新WEBムービーが公開された。新ビジュアルは、Snow Manの9人がCOURT STYLEスニーカーをそれぞれの個性が光るスタイリングで履きこなして登場。「それぞれ違った個性を持っていい。自分の個性を大事にしよう!」というメッセージが込められており、スタッフと相談しながら工夫して撮影に臨んだポージングは必見だ。WEBムービーでは、タイアップ楽曲「BOOM BOOM LIGHT」に合わせてダンスを披露。ダンスシーンの撮影でも、短時間での振り入れにもかかわらず、あっという間に振り付けをマスターして見せた9人。向井康二は、毎テイク、カットが掛かった後にも振り付け以外のオリジナルダンスを踊り続けるなど、現場の空気を和ませていた。
2022年11月17日『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが、「Variety」誌の「Actors on Actors」で『tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!』のアンドリュー・ガーフィールドと対談。自身が白雪姫を演じる実写版『白雪姫』の話題になると、「こんなことが起こるなんて絶対にないと思っていた」と驚いたと告白。「ラテン系の白雪姫なんて、普通は見たことがないでしょう。スペイン語圏の国々で白雪姫は重要なキャラクターではあるのですが。ブランカ・ニエヴェス(スペイン語で白雪姫)は、ディズニー・アニメであろうと、グリム童話であろうと、またはすべての白雪姫の物語において、巨大なアイコンなのです」とスペイン語圏における白雪姫の存在について説明した。「(私が白雪姫を演じると)発表があったとき、ツイッターでは何日間もトレンド入りして大ごとになりました。なぜなら、すべての人が怒っていたからです」とたくさんの人から批判があったことにも触れた。するとアンドリューが「あぁ…。教育が必要で、私たちが愛情をもって意識してもらうよう促す必要がある人たち」とレイチェルを批判している人たちのことを察した。レイチェルは「彼らを正しい方向へ向くよう愛する必要がありますね。結局のところ、私にはすごくワクワクできる仕事があります。ラティーナのプリンセスになるんです」と結論付けた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年02月01日ライバーサポート事務所boomは、4月15日の京セラドームで開催されるオリックス・バファローズのLINE LIVE協賛試合でのファーストピッチ(※)や球場ビジョンに出演できるイベントを開催します。入賞したライバーは、試合開始前に行われるファーストピッチの投球権利や、選手や監督への花束贈呈、球場ビジョンに放映されるLINE LIVEのCMなどに出演ができます。※ファーストピッチは、試合開始前に行う始球式のセレモニーとなりますプロ野球公式戦始球式オーディション!~オリックス・バファローズ~イベントサイトURL: 【イベント概要】日本中から注目を集めるビッグチャンス到来2021年、25年ぶりにリーグ優勝したオリックス・バファローズオリックス・バファローズ公式戦にてLINE LIVEの協賛試合が2022年4月15日(金)に京セラドーム大阪にて行われる事となりました!決勝で応援アイテムランキング1位の方は、協賛試合の始球式で投球ができます!さらに!始球式者はオリックス・バファローズ公式HP&SNSで名前が事前告知されたり、選手への記念品贈呈や憧れの選手たちと記念撮影の可能性も!球場ビジョンでのCM放映やコンコースモニターでの広告掲載等、豪華特典満載。2位~3位の方にも特典をご用意しております!▼「オリックス・バファローズ」公式HP ▼公式Twitter ▼公式Instagram ■イベント名プロ野球公式戦始球式オーディション!~オリックス・バファローズ~■受賞者特典応援アイテムランキング 1位・協賛試合の始球式で投球ができます!・投球時は名前がアナウンスされます・オリックス・バファローズ公式HP&SNSで名前を事前告知!・試合前にチーム代表選手への記念品贈呈(花束)・チーム勝利時に限り、ヒーローに選ばれた選手と試合終了後に記念撮影!(負けた場合はマスコットとの撮影になります)・※コロナの影響で実施できない場合がございます。・球場ビジョン(大型ビジョン+サイドビジョン)にてCM放映!・試合前30秒、試合中30秒の枠でCM動画を放映(計4回)・コンコースモニターにて広告掲載!・試合前・試合中に3・5Fのコンコースにあるモニターで広告(静止画)を掲載・特別観覧室(ビスタルーム)に4名まで呼べちゃう!応援アイテムランキング 2位・試合前にチーム代表選手への記念品贈呈(花束)・球場ビジョン(大型ビジョン+サイドビジョン)にてCM放映!・試合前30秒、試合中30秒の枠でCM動画を放映(計4回)・コンコースモニターにて広告掲載!・試合前・試合中に3・5Fのコンコースにあるモニターで広告(静止画)を掲載・特別観覧室(ビスタルーム)に3名まで呼べちゃう!応援アイテムランキング 3位・球場ビジョン(大型ビジョン+サイドビジョン)にてCM放映!・試合前30秒、試合中30秒の枠でCM動画を放映(計4回)・コンコースモニターにて広告掲載!・試合前・試合中に3・5Fのコンコースにあるモニターで広告(静止画)を掲載・特別観覧室(ビスタルーム)に3名まで呼べちゃう!■イベント開催期間開催日程予選:1/22~1/24決勝:1/25~1/31・その他詳細は、イベントサイトにてご覧ください。 ■boomとはboomとは株式会社For A-careerが運営するライバーサポート事務所です。毎月20以上のモデルオーディションを開催しライバーの夢の実現をサポート。オーディションを通じて熱量高く応援してくれるファンに出会える機会を提供しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月25日名作ミュージカル『RENT/レント』の生みの親である実在した作曲家、ジョナサン・ラーソンの自伝的物語の映画化『tick, tick...BOOM!(チック、チック…ブーン!)』(本作にはミュージカル界の重要人物として、先日91歳で逝去したスティーブン・ソンドハイムが登場する)や、ブロードウェイ・ミュージカルと同じくベン・プラット主演で映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』、現代のミュージカル界をけん引する存在であるリン=マニュエル・ミランダが楽曲を担当、全てが新曲となる『ミラベルと魔法だらけの家』など注目作が続々と公開された。数多くの名作が存在し、今なおその形式をアップデートし続けているミュージカル映画。登場人物たちが歌い上げる感情豊かな楽曲の数々は、私たちの心を揺さぶり、魅了する。今回は、シネマカフェと一緒に様々なジャンルの映画やドラマを応援するシネマカフェ公式アンバサダー「シネマカフェフレンド」に、おすすめのミュージカル映画や舞台・楽曲を紹介してもらった。『ザ・プロム』(2020)【ストーリー】ニューヨークの人気舞台俳優ディーディーとバリーは、新作ミュージカルが大コケし役者生命の危機に面していた。ひょんなことから、インディアナ州の田舎町で恋人同士の女子高校生エマとアリッサが、同性カップルでプロムに参加することを問題視しプロムが中止になってしまったという事実を知ったディーディーらは、この機会に乗じて自らのイメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジーらと共に計画を練るが――。監督:ライアン・マーフィー出演:メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、ジョー・エレン・ペルマン、アリアナ・デボース、ジェームズ・コーデン、キーガン=マイケル・キー、アンドリュー・ラネルズ、ケリー・ワシントンNetflixにて配信中。ERIさん推しポイントメリル・ストリープが落ち目の女優役で瀬戸際な設定もユーモアがあるし、この錚々たる顔ぶれで歌って踊って名優たちのうまさも見せつけられる。だけど物語の主人公はティーンたちで、先輩たちが若者たちの背中をグッと押してくれるところにカタルシスが。■好きなミュージカル楽曲「ビリー・エリオット」より/Expressing Yourself「ビリー・エリオット」はリピートで観に行くぐらい大好きなミュージカルです。エルトン・ジョンが作曲した全ての楽曲どれも素晴らしいですが中盤の親友のマイケルとビリーが二人で「自分らしく表現しようよ!」って歌って踊るシーンは可愛くて大好きです。『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』(2007)【ストーリー】1970年代、ボンベイ。脇役俳優の青年・オームは、若き大人気女優・シャンティに恋をする。そして、ある人物の仕掛けた罠から彼女を守ろうとして、命を落としてしまうのだった。それから30年、インド映画界の頂点にひとりの大スターが君臨していた。その名はオーム。生まれ変わりの神秘とスリリングな復讐劇が繰り広げられる――。監督:ファラー・カーン出演:シャー・ルク・カーン、ディーピカー・パードゥコーンNetflixにて配信中。まっくるさん推しポイント脇役俳優の主人公が憧れのスターと出会うものの、彼女を疎ましく思う男の手で、共に命を落としてから30年後。スターとして生まれ変わった主人公が過去の記憶に追われる事となる物語。コメディテイストで家族愛や社会構造を描いた、シャー・ルク・カーンとディーピカー・パードゥコーン主演のボリウッド映画です。全部の楽曲が最高です。■ 好きなミュージカル俳優や楽曲、シーン「ハミルトン」より/Satisfied「ハミルトン」の楽曲はどの楽曲も格好いいですが、Renée Elise Goldsberry(レネイ・エリース・ゴールズベリー)さんの“Satisfied”パフォーマンスが本当に好きです。妹イライザをハミルトンの元に送り出すアンジェリカの心中を歌い上げる楽曲。レネイさんの伸び伸びとした歌声、何度聞いても鳥肌が立ちます。レネイさんの事は、全く歌要素のない「オルタード・カーボン」シリーズで認識し、ブロードウェイ俳優さんとしての活動を見た時に衝撃を受けました。今ではすっかりファンです。『SING/シング』(2016)【ストーリー】動物だけが暮らすどこか人間世界と似た場所。取り壊し寸前の劇場支配人バスターは、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補は6名。極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ、25匹の子ブタ達の育児に追われる主婦のロジータ、貪欲で高慢な自己チューのマイク、常にパーティー気分の陽気なグンター。人生を変えるチャンスを掴むため、彼らはオーディションに参加する…。監督:ガース・ジェニングス出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エジャートンNetflix、Hulu、dTV、U-NEXT、ABEMA、Amazonプライム・ビデオにて配信中。さめにゃんさん推しポイント個々のキャラクターが可愛くて、個性って素敵だなって改めて思えました。ノリノリ♪12月公開の続編も楽しみ!『オペラ座の怪人』(2004)【ストーリー】19世紀のパリ・オペラ座では、連日華やかなショーが繰り広げられる一方、怪人ファントムによる事件が連発していた。クリスティーヌは、謎の師「音楽の天使」からレッスンを受け、やがてオペラ座のプリマへと成長する。「音楽の天使」ファントムはクリスティーヌを地下洞窟へ案内し、自分と共に生きるよう願い出た。しかし、クリスティーヌがファントムの素顔を知ったことから、運命は悲劇へと向かい始める…。監督:ジョエル・シュマッカー出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソンTSUTAYA DISCASにてレンタル可能。anzuさん推しポイントとびっきり涙脆いわけでもないのですが、何度鑑賞しても音楽が美しすぎて必ず涙を流します。名曲ばかりで優劣がつけられないくらいどの曲もお気に入りなのですが…"think of me"の曲に合わせて、脇役の踊り子から舞台の主役に移り変わるシーンが凄く好きです。あと"masquerade"のシーンは、煌びやかな仮面と衣装に圧倒されます!今年、劇団四季で鑑賞したのですが、生の歌声を聴いて号泣でした…笑メリー・ポピンズ(1964)【ストーリー】ある日、傘をさしながら風に乗ってやって来た家庭教師メリー(ジュリー・アンドリュース)。彼女がパチッと指をならすと、子供たち共々みるみる縮んで小さくなっていった。そして彼女たちは絵の中へと冒険に出掛けるが…。監督:ロバート・スティーヴンソンキャスト:ジュリー・アンドリュースDisney+にて配信中。さぱいさん推しポイント最近エミリー・ブラント主演でリメイクもされましたが、ジュリー・アンドリュースのオリジナルは子どもの頃にVHSが擦り切れるほど観て、大人になっても元気がない時は観るようにしているので何回観たか数え切れません!楽曲の素晴らしさもさることながら、大人になると忘れてしまう『魔法の力』を信じたくなる作品です。劇中曲で有名な曲はたくさんありますが、“A Spoonful of Sugar”は元気がない時におすすめなので、映画は見ずともぜひ皆様聴いてみてください。(text:cinemacafe.net)
2021年11月30日映画と音楽は、切っても切り離せない間柄。素晴らしい物語と素敵な曲が出会えば、テーマ音楽を聴くだけで映画の一場面が心に映し出され、いつでもどこでも作品世界へとトリップできる。そんな関係を、最大限に活かしているのがミュージカルだ。登場人物たちは、ほとばしる心情を曲に乗せて歌い上げる。私たちの心へと届くのは、抑えきれない喜びが、言いようのない怒りが、こらえきれない悲しみ、こみ上げてくる喜び。音楽という極めて原始的な表現手法だからこそ、その喜怒哀楽はパワフルにまっすぐ心に響いてくるのだ。この秋、エモーショナルな良作が目白押し。さあ、素晴らしきミュージカルの世界へご一緒に。リン=マニュエル・ミランダ初監督のミュージカル映画『tick, tick...BOOM!』『tick, tick...BOOM!(チック、チック…ブーン!)』は、数々の賞に輝き、今もなお熱狂的な支持を集める名作ミュージカル『RENT/レント』の生みの親である実在した作曲家、ジョナサン・ラーソンの自伝的物語の映画化だ。1990 年のニューヨーク―で、食堂のウェイターとして働きながら、ミュージカル作家を夢見ているジョナサンは、もうすぐ30歳。オリジナルのロック・ミュージカルは、もう8年もの間、書いては直し、書いては直しを繰り返している。この作品には価値があるのか、本当に完成するのか、単に時間を無駄にしているだけではないかという焦りと恐れが、時計の秒針の音を表現した“チック、チック”というタイトルで表現されている。夢を追い続けるには、志半ばで亡くなる仲間を涙で見送りながら、別の道を選ぶ者たちを横目で見つつ、周囲からのプレッシャーをよそに、自分を信じ続けるしかない。果たしてジョナサンは夢を掴むことができるのだろうか。実際のジョナサンは、残念ながら『RENT/レント』のオフ・ブロードウェイ・プレビュー公演初日の1996年1月25日未明に35歳の若さで突然亡くなった。死後、『RENT/レント』で、ピューリッツァー賞、トニー賞など名だたる賞を受賞し、伝説的存在になっている。主演は、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『わたしを離さないで』『ハクソー・リッジ』で実力は証明済みのアンドリュー・ガーフィールド。本作では情感豊かな歌唱力で、夢と挫折、絶望と希望を抱える若者の心情を痛いほど歌い上げている。さらにはジョナサン・ラーソン本人にそっくりな点も必見だ。 監督のリン=マニュエル・ミランダにもぜひ注目を。作曲・作詞・出演した傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』『ハミルトン』でピューリッツァー賞、グラミー賞、トミー賞などを受賞している“ミュージカル界が誇る天才”だ。本作では満を持して長編映画の初監督を務める。天才が、天才の物語をどう描くかも大きな見所だ。Netflixにて11月12日(金)より一部劇場にて公開、11月19日(金)よりNetflixにて配信。心震わす感涙ミュージカルを映画化『ディア・エヴァン・ハンセン』『ディア・エヴァン・ハンセン』はトニー賞、グラミー賞、エミー賞とエンタメ界の権威有る賞を軒並み受賞している話題のブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもの。主人公は、友達がおらず家族にも心を開けずにいる孤独な高校生エヴァン・ハンセン。ある日、自分に宛てた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、やはり孤独を抱えた同級生コナーに、小競り合いのなかうっかり持ち帰られてしまう。後日、コナーは自ら命を絶ったことを知らされ衝撃を受ける。一方、手紙を見つけたコナーの両親は、息子とエヴァンが親友だったと勘違いしてしまう。何とか誤解を解こうとするものの、エヴァンが骨折の治療のために腕に付けているギプスには、コナーが以前書いたサインが残っていた。それを見たコナーの両親は、息子達は仲が良かったのだと確信。彼らの悲しみを知ったエヴァンは、もはや真実を告げることを諦め、自分たちは親友だったと「優しい嘘」をつく。そして、架空の思い出話を作り上げていく。やがてその「物語」が人々の感動を呼び、エヴァンの思いやりがSNSを通じて世界に広がっていったとき、孤独だった彼の人生は大きく変わってくのだった。孤独、自殺といったシリアスな社会的テーマを取り上げつつ、主人公が本当の自分に気づき自信を手にするまでを描き、人々に勇気を与えてきた本作。主人公のエヴァンを演じるのはブロードウェイ版で初代主役を演じ、トニー賞で主演男優賞に輝いたベン・プラットだ。透明感のある歌声で、若者ならではの不安や戸惑いが、希望と喜びへと姿を変えていく過程を見事に体現している。エヴァンを支えるシングルマザーのハイディをオスカー俳優ジュリアン・ムーアが、コナーの母親シンシアをエイミー・アダムスが熱演。豪華俳優陣の競演も楽しめる。製作には『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームが集結。寂しさを抱える人々に向けた本作のテーマソング「You Will Be Found」はもちろん、映画版のために書き下ろされた楽曲も必聴だ。11月26日(金)より全国にて公開。ディズニー・アニメーション・スタジオが贈る、新作オリジナル・ミュージカル『ミラベルと魔法だらけの家』『ミラベルと魔法だらけの家』は、ディズニー・アニメーション・スタジオが大ヒット作『モアナと伝説の海』以来、4年振りに放つ新作オリジナル・ミュージカルだ。南米コロンビアの奥地に暮らすミラベルは、魔法の力を持つ不思議な家に住んでいる。彼女の家族であるマドリガル家では、生まれた子供たちは一人一人が違った“魔法の才能(ギフト)”を家からプレゼントされていた。例えば、母のフリエッタは癒しの魔法を、姉のルイーサとイザベラはそれぞれが驚異的なパワーと花を咲かせる能力を持っている。いとこのアントニオは動物とコミュニケーションを取る力を贈られ、いつも沢山の動物に囲まれていた。ところが、ミラベルだけは“ギフト”をもらえずに大人に。楽しく暮らしながらも、なぜ自分だけが特別じゃないのかと考えることもしばしばだ。だが、世界から魔法が失われ始めた時、すべては一変。家の知られざる秘密が明らかになっていき、ミラベルだけが魔法を使えない理由が明かされていく。魔法が使えないからこそ、どんなこともできると気づくミラベルは、奇跡を起こす方法は魔法だけではないのだと、家族の危機を救うべく立ち上がるのだった。ヒロインのミラベルを誕生させたのは、アカデミー賞長編アニメーション賞はじめ数々の賞に輝く、バイロン・ハワードとジャレド・ブッシュの黄金コンビ。日本のみならず世界中で大ヒットした『ズートピア』以来、再びタッグを組んでいる。楽しい魔法の数々、南米ならではのカラフルな色使いなど、前作同様に目に楽しい要素が満載だ。もちろん、音楽にも抜かりはない。ブロードウェイ・ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』や『ハミルトン』でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞しているリン=マニュエル・ミランダが楽曲を担当。何とすべてが新曲という豪華さだ。ディズニーの新ヒロイン、そして名作ミュージカルの誕生は見逃せない。11月26日(金)より全国にて公開。舞台でミュージカルを観ているかのような臨場感!『Everybody’s Talking About Jamie ~ジェイミー~』『Everybody’s Talking About Jamie ~ジェイミー~』は、実際に起きたストーリーに、歌と踊りを加えた感動のミュージカル。BBCのドキュメンタリーで紹介された実話を原作に、2017年に舞台版の初演を迎え、2021年に映像作品としてリリースされた。英国シェフィールドに暮らすジェイミーはドラァグクイーンに憧れるゲイの高校生。両親は離婚していて、一番の理解者である母と暮らしている。学校では、イスラム教徒の秀才女子プリティと仲良しだ。頭が固く何かと目の敵にしてくる教師と、ゲイであることをからかう同級生には悩まされているけれど、そこそこ幸せに暮らしている。卒業を目前にした16歳の誕生日に、母親から真っ赤なラメのハイヒールをプレゼントされたことで、ジェイミーはプロムにドラァグクイーンとして出席することを思いつく。勇気を出して地元の専門店“ハウス・オブ・ロコ”を訪ねると、そこには伝説のクイーン“ロコ・シャネル”だったヒューゴが。師匠となったヒューゴから、かつてクイーンたちが偏見と闘う戦士だったことを知らされるジェイミー。ドラァグクイーンとして舞台に立つことは単なるショーではない、革命なのだと悟った彼は、先輩達から受け継いだ情熱を胸に、プロムを目指すのだった。ショービズ界への憧れを抱くジェイミーの物語だけに、学食がクラブへと転換するなど、華やかな白昼夢のシーンが多く展開する本作。主人公が夢見る世界が頻繁に現実世界と入り交じり、終始エンターテイニング。舞台でミュージカルを観ているかのような臨場感を体感できるのも魅力のひとつだ。個人的には、ジェイミーの師匠となるヒューゴが、ドラァグクイーンたちを始めとするLGBTQの戦士たちの人生「This Was Me」を歌って聴かせる場面に心を激しく揺さぶられた。情熱のトーチを受け取ったジェイミーを演じる新人マックス・ハーウッドと、ヒューゴを演じる名優リチャード・E・グラントとの、世代を超えた絆を感じさせる共演も見物だ。AmazonPrimeVideoにて配信中。(text:June Makiguchi)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-ミラベルと魔法だらけの家 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年11月05日スペースシャワーTVのプレイリスト企画「BOOM BOOM BOOM」による『BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3』が、10月11日にuP!!!で無料生配信されることが決定した。「BOOM BOOM BOOM」は“何曲しってる?次のブームをつくるオト”をキャッチコピーに、日本の主要音楽ストリーミングサービス12社(Apple Music、Amazon Music、AWA、うたパス、KKBOX、Spotify、SMART USEN、dヒッツ、YouTube Music、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic)で今後の音楽シーンでの活躍が期待されるアーティストの楽曲を配信している。この「BOOM BOOM BOOM」が主催する3回目のイベントとなる『BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3』は、ゲストアーティストとしてフレデリック、yamaのほか、各ストリーミングサービスでの再生数やカラオケDAMでの歌唱ポイントで競い合う新人応援企画「STARTERS MATCH」にて1位を獲得した上野大樹をはじめ、2位mihoro*、3位さんひが出演する。司会は「BOOM BOOM BOOM」レギュラー番組のVJ・小関裕太が務める。<配信情報>『BOOM BOOM BOOM LIVE vol.3』10月11日(月) OPEN 18:00 / START 18:30【GUEST ARTIST】フレデリックyama【BOOM BOOM BOOM ARTIST】上野大樹mihoro*さんひ【MC】小関裕太※公演詳細、視聴方法は BOOM BOOM BOOMオフィシャルサイト() をご確認ください。<番組情報>レギュラー番組「BOOM BOOM BOOM ch.」(読み:ブンブンブンチャンネル)配信URL:「BOOM BOOM BOOM ch.」番組プレイリスト:関連リンク「BOOM BOOM BOOM」プレイリスト:「BOOM BOOM BOOM」オフィシャルHP:「BOOM BOOM BOOM」Twitter:「BOOM BOOM BOOM」Instagram:
2021年10月01日スペースシャワーTVによるプレイリスト企画「BOOM BOOM BOOM」が開催するイベント『BOOM BOOM BOOM LIVE vol.2』が、4月2日(火)18:30(オープンは18:00)より無料生配信される。「BOOM BOOM BOOM」のキャッチコピーは“何曲しってる?次のブームをつくるオト”。今後の音楽シーンでの活躍が期待されるアーティストの楽曲を厳選し、日本の主要音楽ストリーミングサービス12社(Apple Music、Amazon Music、AWA、うたパス、KKBOX、Spotify、SMART USEN、d ヒッツ、YouTube Music、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic)で配信している。またYouTubeとスペースシャワーTVでは、同プレイリストでレコメンドしたアーティストや楽曲を司会の小関裕太が紹介するレギュラー番組「BOOM BOOM BOOM ch.」が配信・放送されている。この「BOOM BOOM BOOM」が主催する2回目のイベントとなる『BOOM BOOM BOOM LIVE vol.2』は、同プレイリストにおける新人アーティスト応援企画「STARTERS MATCH」から選ばれた上位3組のKALMA、マルシィ、the shes goneに加え、ゲストアーティストとしてCreepy NutsとDISH//の2組が出演。司会は「BOOM BOOM BOOM ch.」でもVJを務める小関裕太が担当する。配信はuP!!!にて、au IDをお持ちの方(登録無料)なら誰でも視聴することができる。<配信情報>『BOOM BOOM BOOM LIVE vol.2』4月27日(火) OPEN 18:00 / START 18:30【GUEST ARTIST】Creepy NutsDISH//【BOOM BOOM BOOM ARTIST】KALMAマルシィthe shes gone<MC>小関裕太配信URL:()※視聴にはau IDの登録が必要です。※au IDをお持ちでない方は、下記よりau IDの新規登録(無料)のうえ新規登録いただきましたau IDにて視聴ボタンからご視聴ください。au ID新規登録はこちら:※au以外をご利用の方でも、無料でご登録いただけます。<番組情報>レギュラー番組「BOOM BOOM BOOM ch.」(読み:ブンブンブンチャンネル)配信URL:「BOOM BOOM BOOM ch.」番組プレイリスト:関連リンク「BOOM BOOM BOOM」プレイリスト:「BOOM BOOM BOOM」オフィシャルHP:「BOOM BOOM BOOM」Twitter:「BOOM BOOM BOOM」Instagram:
2021年04月24日ワタリウム美術館にあるオン・サンデーズ地下書店では、カセットテープとビンテージ・ラジカセをテーマにしたポップアップ「Boom & Tapes カセットテープ音楽とビンテージ・ラジカセ」を3月15日から5月13日まで開催している。カセットテープのラインアップは、DJのKINKAによる新録ミックスや、県道61の奥地にいるek-sportsHIP-HOP集団CONB(R61boys)の初作品となる1stBEATカセットテープ、タイと日本の世界をつなぐキーマンとして存在感を放つmAsa niwayama、奥原宿のbar bonobo店主SEIによるミックステープなどがそろい、音源の他ジャケットデザインなどZINのように楽しむことができる。また、ソニー(SONY)のウォークマン(WALKMAN)か重低音ゲットー・ブラスターまで70〜80年代のヴィンテージ・ラジカセも展示販売している。【イベント情報】Boom & Tapes カセットテープ音楽とビンテージ・ラジカセ会期:3月15日〜5月13日会場:オン・サンデーズ地下書店(ワタリウム美術館B1)住所:東京都渋谷区神宮前3ー7ー6
2018年03月17日先日、バンド活動に終止符を打つことを発表したBOOM BOOM SATELLITES。その理由は、メンバー川島道行さんの5度目の脳腫瘍発症のために、バンド活動が不可能になったこと。最新作『LAY YOUR HANDS ON ME』が彼らのキャリア最後の作品になる。メンバーの中野雅之さんに、活動終了に至るまでのお話を聞きました。「昨年の夏、川島君に4度目の脳腫瘍再発が発覚し、予定していたツアーをキャンセルしました。もう次の作品はないかもしれない、という可能性が高い中で作り始めたのがこのシングルでしたが、今まで一貫してやってきたように志の高いプロダクツを作るという意識で制作しました。ただ一つ心残りはフルアルバムを作れなかったことだけど、4曲、22分のこの作品は、きちんとストーリーを持ち、一曲一曲にメッセージ性があります。このバンドの生涯を描き切ったような壮大で美しい作品になり、僕らとしては、ラスト“アルバム”を作れたと思っています」これまで川島さんは度重なる脳腫瘍の再発に対して幾度も手術を受け、病魔と壮絶な闘いを続けては復活してきた。今回はそれが叶わず療養することになったが、『LAY YOUR HANDS ON ME』に記した歌詞は、バンド史上最高にポジティブなメッセージ。美しいメロディと躍動感のあるサウンド、川島さんのボーカルに心打たれる曲だ。「相談したわけではないけど、希望があるものを作ろうと思いました。川島君はだいぶ体力や記憶力が落ちていたので、歌詞を書いているときもずいぶん頑張ってくれたんです。きっと必死だったと思う。ただ、そう言うと制作現場は大変そうに感じられるかもしれないんですが、僕らの純粋な、人間性そのものを出しながらでき上がっていきました。今の川島君のリアリティを伝えられるものにもなったと思っています」バンド最後の作品、メンバーの一人がこれを最後に療養生活へ…となるとセンチメンタルな感傷に左右されそうだが、中野さんは曲の完成まで冷静だったという。「今までも、ボーカルを入れた後は僕ひとりの作業だったんですが、前作までは川島君とプロセスを共有することができました。しかし今回は全くの孤独な作業。最後の作品、という無意識のプレッシャーもあったと思うんですが、その感情で台無しにすることは絶対にしたくないと考えていました。初めて川島君と一緒にレコーディングした18歳のときに、川島君の声を聴いて“憂いがあって魂を感じる声だ”と感動したんですが、この作品も素晴らしかった。特に最近は、憂いに優しさが加わったように感じます。心が動く声、というのかな。その魅力は、様々な編集や効果を加えても、全く消えずに残るほど力強いものです。完成した4曲を聴いてもらったとき、どれくらい川島君が受け止めてくれたか分からないけど、たぶん喜んでくれていたと思います」“まだ立ち止まらない前に進むんだ”と歌う「LAY YOUR HANDS ON ME」。何よりもメンバー2人のために、そして支えてくれたファンのために作られた、壮大で美しい曲になった。「スポーツ選手の引退試合のようでもありつつ、少し違うかなとも思う。引退試合は優勝しなくてもいいけど、僕らは過去最高の飛距離を出そうとしていました。アーティストとして最後まで諦めたものは何もないし、やりたいことが全てできて、今、とても誇らしい気持ちです。自信を持って世に送り出せる作品になりました。ラッキーというとおかしいけど、覚悟を持って幕引きできたのは幸運だったと思うんです。アーティストとしてどういう終わり方をするか、というのはなかなか難しい問題ですが、僕らは自分の意志でアーティストとしての姿勢と音楽性に終止符を打つことができた。それは良いことだったと思うし、『LAY YOUR HANDS ON ME』が僕らの最後の作品です!と言って歩きたいほどの気持ちになっています」◇ブンブンサテライツ左・中野雅之(prog.&bass)、右・川島道行(V&G )からなるロックユニット。海外での人気も高く欧州のフェスでも活躍。昨年リリースのアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』が現在もヒット中。◇『LAY YOUR HANDS ON ME』【初回生産限定盤CD+Blu-ray】¥3,657TVアニメ『キズナイーバー』OPテーマ。特典はハイレゾ音源とMP3音源データ各4曲収録、PHOTO BOOKなど。【通常盤CD】¥1,389(Sony Music Records)※『anan』2016年6月29日号より。写真・平間 至文・北條尚子
2016年06月28日ライカカメラジャパンは12月10日、国内のミュージシャン10組とコラボレーションしたコンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX "RSJ Edition"」の第5弾として、BOOM BOOM SATELLITESと今井寿氏の刻印入りモデルを発表した。BOOM BOOM SATELLITESモデルをライカ銀座店にて、今井寿氏モデルを代官山 北村写真機店にて、12月20日に販売開始する。価格は税込226,800円。ライカD-LUX "RSJ Edition"は、雑誌「ローリングストーン」が、2015年7月10日発売号で創刊から100号を迎えたことを記念し、計10組のミュージシャンとコラボレーションした国内限定の特別モデル。ミュージシャンごとに各20台、合計200台限定で販売する。今回、最後となる第5弾はBOOM BOOM SATELLITES、今井寿氏とコラボレーション。カメラのトップカバーには各ミュージシャンのロゴなどグラフィックが刻印されている。コンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX」をベースとし、外装にはメタリックなワインレッドに、赤のモチーフをプリントしたレザーを採用。各ミュージシャンがライカD-LUX "RSJ Edition"を用いて撮影した、直筆サイン入りのオリジナルプリントもプレゼントされる。ライカ D-LUXは、大口径ズームレンズ「ライカ DC バリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」を搭載したコンパクトデジタルカメラ。焦点距離は24-75mm(35mm判換算)をカバーしている。
2015年12月11日10月11日、東京・渋谷公会堂でTHE BOOMのラスト・ツアー「MOOBMENT CLUB TOUR 2014~25PEACETIME BOOM」が行なわれた。ドラム・セットの上に組まれた舞台に、宮沢和史(vo)、小林孝至(g)、山川浩正(b)、栃木孝夫(ds)のシルエットが現れ、大歓声に迎えられてライブがスタート。サビでは一緒に歌うよう促し、歌詞の要所を”渋谷”に変えて歌う宮沢。最初のMCで「ここにはたくさんの思い出がありまして」と切り出すと、歩行者天国からライブを始め、目標だった渋谷公会堂を「ホームグラウンドみたいな感じ」と表現して「いろいろ思うことはあるんでしょうけど、今までで一番いいコンサートになるように一生懸命演奏します」と宣言。「何ヶ月も前からこの日のために曲を選んでいたんですけど、気がついたら自分が作ってきた何百曲のうちのほとんどの曲を歌えない」と語り、最後のツアーで歌う曲を選ぶことに苦慮した心情を吐露した。1時間ほど経ったところで5分の休憩。バンドの歴史を振り返るアーカイブの写真が映し出される。『僕にできるすべて』で再開したステージは、新旧取り混ぜた名曲が惜しげもなく繰り出される。「僕らこのバンドで何を歌いたかったのかと振り返ってみたんですけど、この美しい島に生まれて、ここで人を愛して、ちょっとでも未来が明るくなるような歌が書けたらと思ってやってきた気がする」と語った宮沢が「これを歌うためにここまでたくさんの歌を作ってきたのかな」と、一番新しい曲『世界でいちばん美しい島』を披露した。『シンカヌチャー』では琉球國祭り太鼓のメンバーが凛々しい太鼓のパフォーマンスで彩りを添えた。「THE BOOMにとって沖縄というところは第二の故郷かもしれません」と前置きしてTHE BOOMを世界に知らしめた『島唄』で本編は終了した。アンコールで初期の名曲『不思議なパワー』を演奏した際は客電をつけて、ファンとのコール&レスポンスをその目に焼き付けている様子。最後に『中央線』を歌い切り、4人は何度も「ありがとう」を繰り返した。THE BOOMの雄姿を直接体感できる機会は残念だが残り僅かだ。絶対に見逃さないで欲しい。取材・文/浅野保志(ぴあ)
2014年10月14日先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」で、沖縄・読谷村(よみたんそん)の地域発信型映画として、さらに「THE BOOM」の「島唄」発売20周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『THE BOOM 島唄のものがたり』。この記念すべき年を迎え、「THE BOOM」のメンバーである宮沢和史が改めて、「島唄」と共に歩んだ20年間をふり返りながら、その胸の内を明かしてくれた。1992年に発売されたアルバム「思春期」の1曲として発表されたこの曲。本作では、「BIGIN」などミュージシャンを始め、沖縄民謡や役者など様々な人から「島唄」が辿ってきた20年間の歴史が語られる。誰もが知るこの大ヒット曲だが、「『ただヒットして、よかった!』というものじゃなかった」と宮沢さんはこれまでをふり返る。そもそも“島唄”とは、沖縄に古くから伝わる民謡を指す言葉。山梨で生まれ育った宮沢さんが、その沖縄の伝統の名を冠した楽曲を発表する前には、当然葛藤を抱いたという。そして、「大和人(やまとんちゅ/内地の人間)が“島唄”なんて大層なタイトルでよくやるなぁって思いました」、「沖縄を代表する歌として勘違いされて広まってしまった」と、これまで沖縄民謡(=島唄)を歌い続けてきた人々からは厳しい言葉も。しかし、宮沢さんは「もっともっと厳しいご批判やお声があると覚悟していました」と苦笑する。通常、自伝的な作品にこんなにも批判的なコメントは省きたいと思うはず。なぜ入れたのだろうか?「このドキュメンタリー映画を作るにあたって、僕がただずっと一人で語るなんて無意味だと思ったんです。物事にはいろんな見方があっていいと思うし、何よりも今回は“『島唄』の20年の歴史を追った”ものではあるけれど、それと同時に“『島唄』が20年という時間を経て、沖縄にどんな影響を与えたのか”を僕自身が知りたかった。だから、いろんな人に語ってもらった言葉はそのまま伝えるべきだと思いました。いろんな意見があって、初めて見えてくるものがあると思うんです」。宮沢さんの口からは否定的な言葉はでてこない。静かに語るその声には、どんな言葉も受け止めるという覚悟と、とてつもない沖縄への愛が感じられる。「ひと言で言ってしまうと、僕は沖縄民謡に恋しちゃったんです。素晴らしい琉球音階に乗せて、沖縄の海についてだったり、過去に起こった戦争、そして人々の温かさが作り上げた沖縄の歴史が全部詰まってるんです。恋をしたのは、デビューしてすぐの頃。恋しちゃったら、その人のどんなことでも知りたくなるじゃないですか。それと一緒で沖縄に関係のある資料館に行ったり、本をたくさん読みました。行き過ぎて、沖縄に生息する害虫に関する本まで買っちゃいましたね(笑)」と恋人の話をするかのように、嬉しそうにふり返る。そんな宮沢さんは、愛すべき沖縄のために、三味線の柄の部分に使われる“くるち”という木が現在、輸入品に頼って製造されていることに心を痛め、将来、沖縄で作られる三味線の全てを沖縄産の材料にすることを目指して、くるちの木を子どもたちと共に植林する「くるちの社100年プロジェクト」を行っている。「大和人」や「内地の人」という言葉で語られる宮沢さんが、未来の沖縄文化の一端となっていくという、まさに恋人…いや、長年連れ添った妻に対する恩返しのようなプロジェクトなのでは?と聞いてみると、意外な答えが。「どうだろう。僕自身は沖縄の文化の一端を担おうとか、そこまで難しいことは全然考えてなくて。100年後なんて僕は生きてないし、僕の名前なんて残ってなくてもいいと思うんです。でも、100年後の子どもたちが、沖縄で作られた三味線を誇りをもって奏でてくれたら嬉しいなって、ただそれだけなんです。そんな世界って幸せじゃないですか(笑)」。そう照れながら理想の未来を語る宮沢さん。温かい人柄とのんびりした雰囲気、しかしその裏ではあった戦争により幾度となく平和が脅かされて生きた沖縄。願わくば100年後には、さらに笑顔があふれる島になっていてほしい。「THE BOOM」ニューシングル/「島唄」発売中価格:1,000円(税込)発売元:よしもとアール・アンド・シー(text:cinemacafe.net)■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2013年03月29日