3月末、オルネ ド フォイユが青山から目黒駅よりほど近い不動前の住宅街に移転オープンした。新しいオルネ ド フォイユは、店主、谷あきらさんの「パリでの暮らしで得た感覚」を軸に、エレガンスというフィルターを意識してセレクト。また、「お店」という固定概念を取り払い、もっと自由に、実験的な場所としてスタートした。お部屋づくりのアイディアやひらめきがきっと見つかるはず。もっと自由に、実験的に。スタイリスト石井佳苗さんが手がけた、パリジェンヌのアトリエ。スタイリングの一角に置かれたデンマークのフラワーベース。ムーニーともみさんの絵皿と吉田麻衣子さんの花器。フラワーアーティストの平井かずみさんによる店内装花。もっと自由に、実験的に、テーマに合わせてまるごと店内の雰囲気を変えていく、というコンセプトのもと、新しくスタートしたオル ネ ドフォイユ。初回のイメージは、パリジェンヌのアトリエ。スタイリングとともに並べられたフラワーベースや照明、器などは、イメージもしやすく、ディスプレイや植物の取り入れ方は、実際の部屋づくりの参考に。商品を陳列して販売するという、今までのスタイルではなく、商品とともにアイデアも提供してくれる。モロッコフェア異国情緒を感じる水草のモロッコランプ。モロッコラグは、アートとして飾っても。ヴィンテージから一点モノの手織りまで、センスのいいものだけ厳選されたモロッコラグが充実。オープンと同時に、モロッコフェアを開催。個性的な水草のランプシェードや、オブジェ、色とりどりのモロッコラグやポットなど、現地でセレクトされたアイテムが並ぶ。モロッコラグは、さまざまな民族の伝統柄や、従来のエスニックのイメージにとらわれない新鮮な色使いなど、オルネ ド フォイユにしかないラグが集結。モダンなインテリアに、センスよくプリミティブな要素を取り入れたボーホースタイルを楽しんでみては?部屋づくりの決め手は照明フランス、FORESTIER(フォレスティア)のユニークな照明。フランスの工房、Datcha.(ダッチャ)の吹きガラスによるランプ。モダンなフォルムとメタリックな質感が美しいデンマークのペンダントランプ。アスティエ・ド・ヴィラットの陶器のランプシェード。ノスタルジックな雰囲気が魅力。インダストリアルなランプシェードをブラスで仕上げることで、モダンでクラシカルな印象に店主の審美眼により集められた照明にも注目。デザイナーのバーナード・フォレスによりフランスで設立された照明ブランド、フォレスティアは、オブジェのようなフォルムが一際目を引く、存在感のあるランプ。二人のフランス人アーティストにより設立されたダッチャのガラスランプは、手吹きガラスならではの味わいと、美しい色合いが魅力。ブラスやブラックのデンマークのランプは、シンプルでモダンな印象。品よくインテリアのアクセントになってくれる。デンマークのデザインスタジオ「FRAMA」フラマの美しい照明とシェルフ。デンマークで注目されている気鋭のデザインスタジオ、FRAMA ( フラマ ) は、日本での取扱いはオルネ ド フォイユのみ。オーク材とステンレスのウォールシェルフは、素材を活かしたミニマルな構造が美しい。リビングの飾棚やキッチンの食器棚など、見せる収納で使いたい。気鋭のデザインデュオINCLUDED MIDDLEによるペンダントランプは、スワンネックと名付けられた真鍮製のポールが特徴。日本の作家、パリの陶器、ジュートのタッセルLue ( ルー ) のカトラリー、櫻井薫さんの器、MISHIM POTTERY CREATION ( ミシンポタリークリエイション ) のマグカップ。アスティエ・ド・ヴィラットの白い陶器。センスのいいシンプルなタッセル。オルネ ド フォイユのいまの気分に合うクラフトを厳選。岡山の真鍮作家によるブランド、ルーの繊細なカトラリーや、益子の陶芸作家、櫻井薫さんの灰釉の器、ミシンポタリークリエイションの美しいかいらぎのマグカップなど、その時々のバイヤーの個人的な興味や視線を率直に反映されたセレクト。アスティエ・ド・ヴィラットは、テーブルウエアだけでなく、キャンドルホルダーや香炉、花器なども充実。フランス製の美しいカーテンタッセルにも注目。ジュートのロープの両端にボールがついただけのシンプルなデザインで、中にワイヤーが通してあるので、自在に形を変えて、保つことができる。インテリアの細部までこだわることができるアイテムが見つかるのも嬉しい。訪れるたびに新しい発見!モロッコフェア中のファサード。テーマにより、ガラッと変わる可能性もあり、訪れるたびに新しい発見ができそう!エントランスのピロティは、気持ちの良い風が通る心地よい空間。Informationオルネ ド フォイユ03-6876-7832東京都品川区西五反田5-21-19Open 11:00- 19:00 ( 金土のみ )
2019年03月29日南仏を代表するデザイナー、ジャクリーヌ・モラビトがプロデュースする食材ブランド「LA PETITE EPICERIE(ラ プティット エピスリー)」を特集。「ラ プティット エピスリー」 はフランス語で「小さな食材店」のこと。普段から毎日キッチンに立つ彼女が、”モノが溢れる時代に、シンプルに、本物の価値を持つものだけ” をコンセプトに、家庭料理に合う調味料を選び抜いた。日本初となる直営店では、こだわりの調味料や食材、ライフスタイルグッズが並び、ラ プティット エピスリーの調味料を使用した料理教室も開催する。いつもの料理がより美味しくなるオリーブオイルと白バルサミコ左から 白バルサミコ¥2,000ドレッシングセット ( エクストラバージンオリーブオイル 100ml、白バルサミコ 100ml )¥3,000エクストラバージンオリーブオイル タジャスカ¥2,300フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル¥2,600上質な素材からつくられた調味料を少し加えるだけで、毎日の料理がより味わい深いものに。ラ プティット エピスリーが提案する基本アイテムは、エクストラバージンオリーブオイルと白バルサミコ。これさえあればシンプルなドレッシングからアレンジレシピまで、簡単に美味しくなる。オリーブオイルと白バルサミコに、ブレンドペッパーを加えただけの簡単ドレッシングは絶品!バルサミコの聖地、イタリアのモデナでつくられた「白バルサミコ」は、葡萄のほんのりとした甘さとすっきりとした酸味が特徴。葡萄は、白ワインの品種としても有名なトレビアーノ種を使用し、あえて熟成期間を短めにすることで、おだやかな酸味に仕上げたというこだわり。スライスした生姜に白バルサミコとハチミツ、鷹の爪を加えて漬け込めば、美味しいジンジャーシロップに。自家製のホットジンジャードリンクやジンジャーエールが楽しめる。オリーブオイルは、イタリア・リグーリア州で手摘みされたタジャスカ種オリーブを低温圧縮で搾った最高級の「エクストラバージンオリーブオイル」。独特のクセがないので、醤油やダシなど、和の調味料とも合う。種をくり抜いたアボガドにオリーブオイルを注いで、レモンを絞り、塩を加えるだけで、アボガドが絶品に!また、選び抜かれたフレーバーオリーブオイルも人気。オリーブオイルを搾る際に、フレッシュレモンをまるごと入れて一緒に絞ったという、「フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル」がイチオシ。最高級の塩、魔法のペッパー、世界各地のスパイス左から ミックススパイス アンティーブ¥1,300ミックススパイス コ サムイ¥1,300ミックススパイス マスカット¥1,300野菜のブイヨン¥1,900ブレンドペッパー5¥2,100ソルト ゲランド¥1,700フランス・ゲランド地方の高級な海の塩、「ソルト ゲランド」は、干潟での天日干しの過程で、最初にできる結晶だけを集めた“塩の花”と呼ばれる最高級品。粗さと適度な湿り気が特徴で、うまみが凝縮されているため、料理に一振りするだけで味が決まる。「ブレンドペッパー5」は、世界の胡椒の名産地から厳選した5種類を独自にブレンドした奥深く豊かな風味のペッパー。5つの胡椒の風味が絶妙に絡み合い、料理の仕上げにさっと振りかけるだけで、おいしさが断然アップ。“魔法のひとふり”と呼ばれ、リピーターが続出しているそう。タマネギとセロリを煮出して、野菜の旨みをぎゅっと凝縮した顆粒状の「野菜のブイヨン」は、煮込み料理や炒め物に、塩の代わりに使えば、野菜の旨みたっぷりでより美味しく。そのまま熱湯に溶かして野菜スープにしても。南フランス、プロヴァンスをイメージして、フェンネルやチャイブをミックスした「ミックススパイス アンティーブ」、タイやサムイ島からインスパイアされたエスニックの刺激的な風味の「ミックススパイス コ サムイ」、中東、オマーンを思わせるエキゾチックな魅惑の風味の「ミックススパイス マスカット」など、料理の絶妙なアクセントになる世界各地のスパイスも充実。選び抜かれたペースト&オイル漬け左から クルミペースト¥2,100セップペースト¥2,400バジルペースト¥2,100サンドライトマトペースト¥2,250サンドライトマト オイル漬け2,250円アンチョビ オイル漬け¥3,300アーティチョーク オイル漬け¥2,800ブラックオリーブ オイル漬け¥2,300ラ プティット エピスリーのEX.V.オリーブオイルを使用したペーストとオイル漬けは、パスタソースや、料理の味付けの主役として活躍。フランス食材ならではのセップ ( ポルチーニ )やアーティチョーク、アンチョビの瓶詰めもオススメ。イタリアントマトの旨味がぎゅっと詰まった「サンドライトマト オイル漬け」は、シンプルなサラダはもちろん、ご飯にも合うので、丼ぶりやちらし寿司など和食にもオススメ。濃厚でクルミ本来の香ばしい風味が味わえる「クルミペースト」は、バゲットに薄く塗ってもよし、料理に加えればコクが出て、より味わい深いものに。ドレッシングから和え物、ソース、デザートまで万能に使える。ラ プティット エピスリーオリジナルレシピソルト タブレット¥3,300エクストラバージンオリーブオイル タジャスカ¥2,300ブレンドペッパー5¥2,100ブレンドペッパー3¥2,100目黒本店では料理教室も開催するラ プティット エピスリー。今回は、ラプティの調味料を使った簡単レシピを伺った。塩とオリーブオイル、ブレンドペッパーを使用した、素材が引き立つシンプルで美味しい料理。ご飯にも合う和テイストのレシピ。白バルサミコのアレンジソースをご紹介。魔法のペッパーでつくるシンプルで美味しい料理ブレンドペッパーとチーズのパスタソルトタブレット・EX.V.オリーブオイル・ブレンドペッパー5・パスタ リッシオリーナ ¥1,300<材料>パスタ リッシオリーナ1人分80gソルトタブレット1リットルにつき1個EX.V.オリーブオイル 適量ブレンドペッパー5適量パルミジャーノ美味しいパスタを作るポイントは、しっかりと塩をきかせて茹でること。2リットルのお湯にソルトタブレットを2個入れて、沸騰したらパスタ リッシオリーナを入れ、約5分茹でる。茹で上がったら熱々のパスタにオリーブオイルをまわしかけ、パルミジャーノをすりおろしてふりかけ、最後にブレンドペッパ−5を かけて完成。シンプルが一番美味しい!と感じるパスタの食べ方です。ソルトタブレットの塩がきいている。シチリアの海の塩でつくられた「ソルト タブレット」は、野菜の塩茹やパスタを茹でる際に最適。見た目にもかわいいソルトタブレットが詰まった大きな瓶も素敵。オイルやスパイスと一緒にキッチンに並べておきたくなるルックスも魅力的。ブロッコリーとトリュフオイルのサラダソルトタブレット・EX.V.オリーブオイル・ブレンドペッパー3・白トリュフEX.V.オリーブオイル ¥1,900<材料>ブロッコリー1束チーズ(エダムやペコリーノ)適量白トリュフEX.V.オリーブオイル適量ソルトタブレット1個EX.V.オリーブオイル適量ブレンドペッパー3適量小房に分けたブロッコリーを、ソルト タブレット1個を入れた1リットルの湯で3分茹でる。平皿にトリュフオリーブオイルを塗り、温かいブロッコリーを並べてのせる。オリーブオイルをたっぷりとまわしかけて、チーズを削って、ブレンドペッパーをかけて完成。ご飯にも合う和のレシピをリコメンドオリーブの実たっぷりおむすびブラックオリーブオイル漬け・ソルト ゲランド<材料>温かいご飯・大葉・いりごま・おぼろ昆布ブラックオリーブオイル漬けソルト ゲランド炊き上がったご飯に、大葉、いりごま、ブラックオリーブオイル漬けを適量混ぜて、さっくり混ぜる。おむすびにしたら、おぼろ昆布で包んで、輪切りにしたブラックオリーブオイル漬けを飾って完成。上質なソルトゲランドが上品な味に。意外な組み合わせがクセになる美味しさ。ラプティスタイル 贅沢卵かけご飯白トリュフEX.V.オリーブオイル・アンチョビオイル漬け・ブレンドペッパー5<材料>炊きたてのご飯・卵黄アンチョビオイル漬けブレンドペッパー5白トリュフEX.V.オリーブオイル炊きたてのご飯に卵黄と、ラプティアンチョビをのせる。仕上げにブレンドペッパーをふり、トリュフオイルを回しかけて完成。ブレンドペッパーは、5ミックスでも3ミックスでもお好みで。おもてなしにもオススメ。白バルサミコのアレンジソースハニーマスタード白バルサミコ・フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル・ソルトゲランド・トラディショナル マスタード¥1,500<材料>トラディショナル マスタード大さじ1はちみつ大さじ1/2フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル大さじ2白バルサミコ大さじ2ソルトゲランド小さじ1/2にんにく(すりおろす)1/2片ボウルに全ての材料を入れて混ぜ合わすだけ。はちみつは、栗などの味が濃厚な蜜より、ポピュラーな蜜が向く。レモンオリーブオイルの代わりに、EX.V.オリーブオイルでもよい。野菜のドレッシングとしても、お肉やお魚のソースとしても美味しい。「トラディショナル マスタード」は、マスタードの種とリンゴ酢・水・塩のみでつくるフランスの伝統的な粒マスタード。 すっきりとした酸味が程よくきいて、もたつかない、きれいな味わい。LA PETITE EPICERIE JACQUELINE MORABITOラ プティット エピスリー ジャクリーヌモラビト 目黒本店。フランスの食材店のような店内。リネントーション各¥3,800エッグスタンド各¥2,500メッセージグラス各¥3,000ヴィンテージリネンバッグ¥23,000日本第一号店となる目黒本店では、食材の他に、エスプリの効いたテーブルウェアやインテリア小物が並ぶ。赤い刺繍のラインがさりげなく入ったものや、片方だけ赤いパイピングが施されたリネントーション。ニワトリの形が、かわいらしい陶器のエッグスタンド。AMOUR(愛)やAMITIE(友情)など、フランス語のメッセージが刻印されたシンプルなグラス。希少なヴィンテージリネン生地をふんだんに使用した大きなトートバッグなど、ここでしか手に入らないセンスのいい雑貨も魅力。Informationラ プティット エピスリー東京都目黒区鷹番1-6-903-5721-3738Open 10:00- 19:00日曜定休商品価格は、消費税別の本体価格です。
2019年03月18日古くから繊維街として知られ、近年ではアートの街としても注目を集めている馬喰町にミナ ペルホネンの新しいショップ「minä perhonen elävä 」が2月にオープンした。elävä(エラヴァ)はフィンランド語で「暮らし」を意味。日々の暮らしの中で、長く大切に愛せるものや、丁寧なものづくりをされている作り手との出会いの場所として歩みはじめた。minä perhonen elävä Ⅰスターネット東京がリノベーションして営業していた馬喰町の古いビルを引き継いだそう。エラヴァIは、器と食品の販売。2階のショップ兼ギャラリースペースでは、作家の個展を不定期に開催。エラヴァ I は、器と食品がメインの店。日常使いの食器、作家の器やアートピース、オーガニック野菜や果物、ナチュラルワイン、調味料、缶詰、乾物、焼き菓子など、こだわりのアイテムをセレクト。はじまりは、益子のセレクトショップ、スターネット東京が閉店をする際に、その場所を残したいというデザイナー皆川 明さんの思いから。スターネット東京がリノベーションを手掛けた空間の一部は設えそのままに、エラヴァIを開店した。郡司製陶所による日常使いの器。ブルーの縁どりが効いたシンプルな器は重ねた姿も美しい。上段のオブジェは、岐阜の陶芸家、吉田次郎の作品。中段は、陶芸家、小前洋子による花器。沖縄の大嶺工房、岐阜の陶芸家 吉田次朗、沖縄の陶芸家 宮城正幸など、人気作家の作品が並ぶ。缶詰、ピーナッツバター、蜂蜜、調味料など、拘りのセレクト。Ome Farmの無農薬のサツマイモ 紅はるかとぽんかん。石垣島ペンギン食堂の島こしょうと、フランスの老舗缶詰メーカー、ラ・ベル・イロワーズのオイルサーディン。福田商店の干し芋と、皆川さんのお姉様がつくっている生味噌。ともにパッケージは皆川 明デザイン。櫻井焙茶研究所によるエラヴァ オリジナルブレンドの茶葉と、陶作家 安藤雅信がミナ ペルホネンのために手掛けた花茶杯。山形 タケダワイナリーの白ワイン、サン・スフルと、オーストリアのワイナリー、グート・オッガウのオーガニックワイン。器は、作家によりつくられた毎日の暮らしに役立つ日常使いの食器と、1点で存在感のある作品などを展開。またアートピースとして、陶芸家のオブジェや花器も揃える。独特の存在感を放つ小前洋子の作品は、皆川さんも自宅に置いているそう。東京都青梅市にあるOme Farmは、西洋野菜や日本の伝統野菜を有機農法で栽培。オイルサーディンは、ブルターニュの漁港で獲れた新鮮な魚介と良質の植物オイルのみを使用し、伝統的なハンドメイドでつくられる。静岡の干し芋専門店、福田商店の紅はるかの干し芋は、皆川さんもよく召し上がっているそう。サン・スフルは、山形でつくられた無添加の辛口発泡性ワイン。グート・オッガウは、さまざまな年齢、性別の架空の人物が描かれたエチケットに注目。葡萄の樹齢や土壌の個性などを反映している。minä perhonen elävä Ⅱ真鍮製のノスタルジックなサインが目印。ヴィンテージの什器に並ぶアートピース。服と家具を線引きせずに、どちらも暮らしの一部として捉える、という皆川さんの思いから、ヴィンテージ家具とミナ ペルホネンのアーカイブコレクションを同じ空間に並べているという。エラヴァⅡは、北欧を中心に集められたヴィンテージの家具をメインに、アートピースやビンテージのテーブルウエア、書籍、ミナ ペルホネンのアーカイブコレクションが並ぶ。丁寧につくられた昔からのいいものを次世代につなぎたいという思いで集められたヴィンテージは、出会った姿のまま店頭に並べている。そのままの状態で使うもよし、希望があれば張り地のカスタマイズをはじめ、さまざまなリペアの相談にも乗ってくれるそう。アルテックのチェアが積まれたインスタレーションのようなコーナー。北欧のヴィンテージシェルフ。ミナ ペルホネン オリジナルの張り地を選んで家具をカスタマイズすることもできる。シャルロット・ペリアンのサイドチェア、フィン・ユールのチェア、アルテックのティートロリー、フィンランドのアーティストによるモビール。フィンランドのガラス作家、オイバ・トイッカによるガラス製のバード。カイ・フランクによるカルティオグラス。上段の洋書も購入可能。フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたアルテックの名作チェアは、無地のシートの他に、ミナ ペルホネンのファブリックを張ったチェアも展開。デンマークの巨匠フィン・ユールのチェアは曲線の美しさが秀逸。シャルロット・ペリアンのサイドチェアは、誕生から50年経った今でも色褪せないシンプルで力強いデザイン。皆川さんがフィンランドで出会った作家ミラ・ヴァーテラが手がけるモビールは斬新でモダン。ミラ・ヴァーテラの展示会は3月末にエラヴァⅡで開催予定。フィンランドでも入手困難と言われているイッタラのカルティオグラスやピッチャーは、ヴィンテージならではの繊細な薄さと美しい色味に惹かれる。informationmina perhonen elävä Ⅰ東京都千代田区東神田1-3-903-6825-3037Open 11:00-19:00日曜定休(展覧会開催期間は無休)minä perhonen elävä II東京都千代田区東神田1-2-11 201号室03-6825-8037Open 11:00-19:00日曜定休(展覧会開催期間は無休)
2019年02月28日