スティーヴン・キングの小説を映画化する『IT-イット-』の監督に決まっていたキャリー・ジョージ・フクナガ(『闇の列車、光の旅』)が降板した。撮影はこの夏にも始まる予定で、主役の候補には『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』のウィル・ポールターなどが挙がっていたが、監督を失ったのを受けて延期になる模様だ。フクナガ監督は、2012年にこのプロジェクトに参画し、2部構成の映画として脚本を共同執筆した。しかし、スタジオは、予算を理由にひとつの映画にまとめることに決め、2部構成を主張するフクナガ監督と衝突したらしい。『IT-イット-』は、1986年に出版された小説で、1991年にテレビ化されたが、ストーリーが長いという理由もあり映画化されたことはない。文:猿渡由紀
2015年05月26日○深刻化する日本のITエンジニア不足いまIT業界は、深刻なITエンジニア不足の問題に直面している。みずほ銀行の基幹システム統合や日本郵政のシステム開発といった大規模な案件に加え、マイナンバー制度の導入に伴うシステム構築などによりITエンジニアの需要が急増。これらは、2015年~2017年頃にかけてシステムエンジニア不足がピークを迎えることから「2015年問題」や「2020年問題」として知られているが、2020年に東京オリンピックの開催が決まったことでも、さらなる人材不足の加速が予想されている。数万人規模におよぶ人材不足が懸念される中、企業はどのように対応していくべきなのか。その解決方法として注目されているのがオフショア開発である。オフショア開発先といえば以前は中国が中心だったが、ここ数年で中国オフショア開発を取り巻く環境が大きく変化してきた。人件費の高騰や為替変動による影響でコストが増加したほか、中国特有のカントリーリスク「チャイナリスク」を避ける企業が増え始めたのである。こうした中、中国に替わる新たなオフショア開発先として注目を集めているのがベトナムだ。業界でも早くからベトナムでのオフショアを開始し、中~大規模ウェブシステムやスマートフォンアプリの開発、サイト制作サービスなどの請負開発事業を展開する、セタ・インターナショナル 執行役員 グローバル・エンジニアリング部 コンサルティング室長の吉田謙氏は「地域だけでなく、企業がオフショア開発に求めるニーズにも変化が表れ始めています」と語る。オフショア開発といえば、従来は「とにかく開発コストを抑える」ことが主眼だったが、最近ではコストメリットがあるのは当然とした上で、日本国内のITエンジニア不足を補う目的で採用する企業が増えているのだという。○日本側の体制作りと現地へ伝える仕組みも重要企業がオフショア開発を行うにあたっては、大きく3つの課題が存在する。まず大きな壁となるのが、言語の違いによるコミュニケーションの難しさだ。コミュニケーションが円滑でなければ、どうしても日本側の意図を正確に伝えづらくなってしまう。また、細かい部分でのニュアンスの違いが積み重なった結果、時として想定外のトラブルに発展することもある。また、日本文化に対する理解や商慣習の違いも重要だ。海外のITエンジニアには、当然ながら“阿吽の呼吸”や“行間を読む”といった日本特有の文化が通じない。日本国内と同じような感覚で依頼すると、開発作業自体が上手く進まなかったり、思わぬ落とし穴が待ち受ける可能性は高くなる。オフショア開発であることを念頭に置き、より細かく正確な指示を心がける必要があるのだ。さらに、要件定義や仕様に関する認識の違いも重要なファクターとなる。認識の齟齬がなくなるよう、事前に綿密な打ち合わせを行うことも必要不可欠といえるだろう。吉田氏はプロフェッショナルの立場から「オフショア開発は、現地の開発チームだけを育てていても上手くいきません。日本側の体制作りをしっかりと行うことはもちろん、それを現地の開発チームへ的確に伝えられる仕組みも必要になります」とアドバイスする。○安心・低価格・高品質なオフショア開発を実現こうした課題を解決するべく、セタ・インターナショナルのオフショア開発では、詳細設計や開発、テスト等をベトナム側のエンジニアが、要件定義などの上流工程を日本のブリッジエンジニアが担当するという方式も選択できる。セタ・インターナショナルの日本のエンジニアがこれまで培ってきた正確かつスムーズなやり取り、的確なプロジェクト管理の進め方を顧客企業の担当者が吸収し、日本のブリッジエンジニアがいなくてもベトナムと直接開発ができるようになることで、よりコストメリットを享受でき、規模の拡大にもつながる。多くは失敗に終わるといわれるオフショア開発の導入期、その成功確率を可能な限り向上させる、同社ならではの取り組みである。また、同社のオフショア開発は低価格でありながら極めて高品質な点も大きな特徴だ。セタ・インターナショナル ベトナムオフショア開発センターの社員は、ベトナム随一の技術系大学であるハノイ工科大学やハノイ国家大学出身のエリート技術者が社員全体の約半数を占めている。さらに、ベトナム人ブリッジエンジニアの多くは日本の大手IT企業やSIerでの勤務経験があり、日本語能力試験2級相当の語学力を持ち、また英語に精通しているエンジニアも少なくない。これにより、日本語から英語、英語から日本語のローカライズに柔軟に対応する体制も構築することができる。そしてもうひとつ、ベトナム現地ブリッジエンジニアや現地システムエンジニアを顧客の専任開発チームとして月額費用固定で開発する「ラボ型開発モデル」、日本人のプロジェクトマネージャーが中心となり現地のブリッジエンジニアや現地のシステムエンジニアと協力して開発を行う「受託開発モデル」と、開発方法を選択できるのも大きなポイントといえる。スピードやコスト、開発内容、契約期間といった各種用件に応じて、最適なオフショア開発環境が構築できるのである。○各業界大手も採用する納得の実力それではここで、セタ・インターナショナルがこれまでに手がけてきたオフショア開発事例を紹介しよう。●ガリバーインターナショナル中古車流通の最大手ガリバーインターナショナルは、日本で成功したビジネスモデルを海外、特にASEANへの展開を急速に進めている。同社はスピード感を求められるグローバル環境のなかで、ラボ型開発を選択した。海外展開を進めるにあたっては、社内のツールを外部ベンダーと共有し、開発スタイルを進化させることが必要だと強く感じていたが、日本のベンダーは自社のスタイルを変えることに難色を示す。セタ・インターナショナルは同社の採用するツールを共有することをすぐに快諾。結果、スピード感ある対応を実現できたとのことだ。(「SETA MAGAZINE May 2015 Vol.1より引用)●ゴルフダイジェスト・オンラインゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)といえば、ゴルフ好きなら誰もが知っている企業だ。リテールビジネス/ゴルフ場ビジネス/メディアビジネスを展開する同社では、約10年前から中国やインドでのオフショア開発にトライしていたが、現在セタ・インターナショナルに集約されている。その主な目的は、多様化するシステムの膨大な運用・保守や追加開発作業をアウトソーシングするため。運用保守では、一定規模の開発案件と比べてより細かい単位の作業が求められる。そこでGDOでは、2011年にセタ・インターナショナルのラボ型開発を採用。細かな保守作業の依頼に加え、ナレッジを蓄積できる環境の構築により、品質やスピードの向上が図れたそうだ。●ウェザーニューズウェザーニューズでは、BtoBビジネスの拡大や海外進出にあたり、開発体制の強化が求められていた。同社ではこれまで「オフショア開発=コスト削減」のイメージが強かったが、品質を重視するセタ・インターナショナルのオフショア開発を知り、開発体制の強化に有効な手段だと感じたという。こうして同社では、ラボ型開発を採用することとなった。ラボ型開発のメリットは、勤勉なエンジニアを固定できる点にある。彼らは気象・天気について積極的に学び、良いものを作り上げたいという気概が伝わってくるそうだ。また、突発的な変更などが発生した際、迅速に対応できるのも人員固定のメリットとなっている。このように、セタ・インターナショナルが展開する低価格かつ高品質なオフショア開発は、企業にとって非常に大きな力となってくれる。特に、ITエンジニア不足がより深刻化する日本において、今後そのニーズは確実に増していくだろう。
2015年05月22日日本エイサーは20日、ノートPCとしてもタブレットとしても使える10.1型デタッチャブルタイプの2in1 PC「Aspire Switch 10 E」シリーズを発表した。ムーンストーンホワイトとシャークグレイの2色を用意。6月4日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は40,000円前後から。○SW3-013-N12D/WF「SW3-013-N12D/WF」は、ノートPCとしてもタブレットとしても使える分離合体タイプの2in1 PC。店頭予想価格(税別)は55,000円前後。タブレット部分とキーボードドックで構成され、Microsoft Office Home & Business 2013が付属する。ボディカラーはムーンストーンホワイト。従来モデルからヒンジ部分を改良し、タブレット部分とキーボードドックの脱着がスムーズになった。タブレット部分の重量は630gと軽量で、約12時間のバッテリ駆動と合わせてモバイル用途に適したモデルとなっている。主な仕様は、CPUが Intel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GB MMCおよびキーボードドック内蔵の500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。ディスプレイは10点タッチ対応の10.1型光沢(グレア)IPS液晶で、解像度は1,280×800ドット。OSはWindows 8.1 with Bing 32bit。なお、キーボードドック内蔵のHDDは、接続したタブレット以外からは認識しないようになっている。インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 2.0×2(1基はキーボードドック用)、HDMI、microSDメモリーカードスロットなど。フロント/バックともに200万画素のWebカメラを搭載し、照度センサとGセンサを備える。バッテリ駆動時間は約12時間。本体サイズはW262×D180×H10.95mm(キーボードドック装着時は25.75mm)、重量は約630g(キーボードドック装着時は約1,280g)。○SW3-013-N12P/W / SW3-013-N12P/K「SW3-013-N12P/W」(ムーンストーンホワイト)とSW3-013-N12P/K(シャークグレイ)は、キーボードドックを省略したモデル。店頭予想価格(税別)は40,000円前後。OfficeソフトはKINGSOFT Office 2013(30日間体験版)に変更されている。タブレットとしての仕様は「SW3-013-N12D/WF」とほぼ共通。
2015年05月20日gloopsは5月20日、「ITエンジニアの職場環境実態調査」の結果を発表した。同調査は一都三県にてITエンジニアとして働く男女401名(実施期間:2015年4月17日~4月21日)と、同社内ITエンジニア63名(実施期間:2015年4月30日~5月12日)に対し、インターネットリサーチによって行われたもの。現在の業務や職場環境への満足度について、ITエンジニア401名では「とても満足している」「まぁ満足している」と答えた人の合計が46.6%と、「あまり満足していない」「全く満足していない」と答えた人の合計27.9%よりも18.7%高かった。また、1カ月の平均残業時間については、、残業なしが6.2%、1~20時間未満が34.7%、20~40時間未満が33.2%となり、合計74.1%の人が、1カ月の残業時間が40時間未満という結果になった。さらに、現在の業務や職場環境がより満足できるものになるためには何が重要かという問いには、「やりがいのある仕事」と「適正な給与」が53.4%で、ほかの項目を大きく引き離して同率1位となったが、同社内エンジニアへの調査では、「やりがいのある仕事」よりも、「プライベートと仕事の両立」を職場に求める人が55.6%と、職場環境以外の時間を求める人が多く、所属する業種によって、求める業務や職場環境に乖離がある傾向にあるということが分かった。一方で、ITエンジニアに求められる力については、「新しい技術への好奇心/探求心」が1位で69.1%、「コミュニケーション能力」が2位で54.1%。求められるサービスを作る技術力はもちろん、クライアントや社内など、複数メンバーで案件を進行することが比較的多いITエンジニアという職種において、円滑にプロジェクトを進めることができる対人コミュニケーション力も求められるようだ。
2015年05月20日シュナイダーエレクトリックは5月15日、同社のIT事業戦略を説明。同社代表取締役副社長 IT事業本部 バイスプレジデント 松崎耕介氏よれば、今後、小型UPS市場、データセンター市場、コンバージドインフラ市場に注力していくという。松崎氏は、昨年11月に同社に入社。今年の1月1日付けで、代表取締役 副社長 IT事業本部バイスプレジデントに就任していた。1月の就任会見でも、同氏は小型UPS市場、データセンター市場、コンバージドインフラ市場に注力していくことを表明していたが、今回はより具体的に説明した。なお、同氏は昨年の10月まで30年間、IBMに在籍していた。まず小型UPS市場について同氏は「シュナイダーはUPS市場では高いシェアがあり、これまでは家庭向けが中心だったが、今後は移動時に利用するもの、オフィス店舗向け製品もリリースしていく」と語った。オフィス向けとしては、同日、USBチャージ付雷ガードタップ「P3U3-JP」を発表、5月29日から発売する。雷から家電製品やオフィス電子機器を保護するとともに、USB充電機能を提供するのが特徴だ。価格は4,400円(税別)。主要な家電量販店や全国の販売代理店を通じて提供するほか、APCの公式オンラインショップでも販売する。同社はこれまでAPCブランドで、PC、サーバ市場にUPSを提供してきた。松崎氏は同市場について、「UPSはPCやサーバの出荷台数に大きな影響を受ける。今年はWindows Server 2003のサポート切れによって、サーバの出荷台数が増えており、それにともない弊社のUPSも売れている。ただ、今後、パソコンやサーバ出荷台数が減っていくことが予測されるため、これまでUPSが付いていなかった市場を開拓していきたい」と新たな市場を開拓する理由を説明した。同氏は新たな市場として、ネットワーク、ネットワークカメラ、3Dプリンタ、ポスレジの市場を挙げた。データセンター向け市場について同氏は、「日本ではまだPUEが2.0以上の事業者が多く、電気料金の値上がりも続いている。また、築年数が経過した古いデータセンターも多い。そのため、データセンターの柔軟な構築と最適な運用管理が必要だ」と主張。そのため、UPS、分電盤、空調、ラック、環境監視&セキュリティなどの同社のデータセンター向けトータルソリューションを提供し、データーセンターの構築・全体最適化を行っていくという。売上拡大に向けては、資本提携を含めたパートナーシップ、アライアンスを広げていくという。コンバージドインフラ(垂直統合システム)市場に対しては、同社はラックを提供しているが、静音という特徴を生かし、シスコ、NetAppと共同で行っているFlexPod事業を推進していくという。そして、同氏は2015年度の重点施策として、製造業が多く、経済が好調である九州地区の活動や、病院向けのデータセンター事業に注力するとした。専任の担当者がいない病院向けでは、電源や空調も一括で導入できるメリットにより、事業は好調だという。そのほか、買い取りではない、新しいビジネスモデルの提案も模索していくという。
2015年05月15日富士フイルムは5月13日、米医療ITシステムメーカーTeraMedicaを買収したと発表した。2001年に設立されたTeraMedicaは異なるメーカーの医用画像情報システムや各臨床部門システムに管理されている診断画像や各種動画などの診療情報を効率的に管理・保管する「Vendor Neutral Archive(VNA)」を提供している。米国の大手病院と協力して開発したというTeraMedicaのVNAは、そのシステム設計と拡張性を高く評価されており、全世界で合計300以上の病院へ導入された実績をもつ。富士フイルムは2013年から米国においてTeraMedicaと販売提携を行っており、今回の買収によってVNAの導入を加速させるとともに、富士フイルムの情報システムと組み合わせることで、今まで以上に効率的なソリューションを提案し、積極的にグローバル展開を推進していくとしている。
2015年05月13日NECパーソナルコンピュータは12日、CPUにIntel Core Mプロセッサを搭載した11.6型の2-in-1 PC「LAVIE Hybriad Standard」を発表した。発売日は5月中旬を予定し、価格はオープン。ラインナップと税別の店頭予想価格は、上位モデル「HS550/BAS」が169,800円前後、下位モデル「HS350/BAS」が154,800円前後。1,920×1,080ドットの11.6型IPS液晶を備えたタブレットに、着脱式のキーボードがセットになった2-in-1 PC。2014年秋冬モデルでは「LaVie U」であった製品名を、2015年夏モデルでは「LAVIE Hybriad Standard」に変更した。ハードウェアは従来モデルをそのまま引き継ぐ形だが、ソフトウェアでは新たに音声でPCの操作を補助する「LAVIEボイス」に対応し、音声によって音楽再生やその日の天気、電車の乗り換え案内の検索といった操作が行える。○HS550/BAS上位モデル「HS550/BAS」は、1,024段階の筆圧検知が可能な電磁誘導式デジタイザペンが付属し、「Note Anytime for NECパーソナルコンピュータ」や「Fresh Paint」「OneNote」などのペン活用アプリも搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core M-71(1.20GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)、ディスプレイが11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、光学ドライブは非搭載。OSはWindows 8.1 Update 64bit。インタフェースは共通で、USB 3.0×1、USB 2.0×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面約200万画素/背面約500万画素)、microSDカードスロット、スピーカー(7W+7W)、マイクなど。タブレットの本体サイズはW301.1×D192.5×H9.6mm、重量は約822g。キーボードとタブレットを装着した場合はW301.4×D216.7×H17.4~26.4mm、約1.382kg。バッテリ駆動時間は約8時間(JEITA 2.0)。Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。○HS350/BAS下位モデル「HS350/BAS」の主な仕様は、上位モデルとほぼ同等だが、デジタイザペンは付属せず、CPUがIntel Core M(0.80GHz)に変更となる。また、バッテリ駆動時間が約7.5時間(JEITA 2.0)で、重量が約795g(キーボード装着時は1.355kg)となる。
2015年05月12日Cajonは5月11日、ITエンジニアを育成するための1カ月間短期集中合宿型プログラム「石垣島ITブートキャンプ」を2015年6月1日より開校すると発表した。同プログラムは、沖縄県石垣島のIT事業支援センターにおいて行われる。講座は座学の聴講式授業ではなく、実際に制作作業を行いながら学ぶ実践式スタイルとなっており、受講生は24時間開校している教室をいつでも利用することが可能。卒業後は、登録企業への就職斡旋、制作業務の受託依頼などのサポートを受けることができる。期間は下記のとおり。第1期:2015年6月1日~6月28日第2期:2015年7月1日~7月28日第3期:2015年8月1日~8月28日各期定員は20人となっており、1期から3期まではフロントエンジニア育成講座が行われる。4期以降ではバックエンドのプログラミングエンジニア育成の講座も追加される予定だという。価格は、講習費のみ(滞在費含まない)で29万円、シェアハウス滞在型が35万円、ホテル滞在型が48万円となっている(すべて税抜)。
2015年05月11日ライオンはこのほど、IT企業に勤める20歳代女性を対象とした「ライフスタイル」に関する調査の結果を公表した。同調査は、IT企業(ヤフー、アイスタイル、フリークアウト)に勤める20歳代女性を対象に、今年3月にインターネットを通じて実施。59名から有効回答を得た。○新社会人女子のお手本? 若手女子社員のライフスタイルとは「職場生活の満足度」について聞いたところ、76.5%が満足していると回答した。その理由は「人間関係に恵まれている(79.5%)」が最も多く、以下、「職場環境が整っている(59%)」「仕事が自分に合っている(51.3%)」が続いた。また、将来結婚を考えている人(84.3%)に聞いたところ、9割以上が「結婚後も仕事を続けたい」と回答した。「仕事上で日頃から心掛けていること」を聞くと「コミュニケーションを大切にしている」が78.4%と最も多かった。フリーコメントによると、その秘訣は「デジタルツールに頼らない」「誰に対しても笑顔で接する」フラットコミュニケーションにあることが伺えた。「職場に限らず、日々の生活の中で充実感を得られるのはどのような時か」を聞いたところ、「友人や仲間といる時(59.1%)」に次いで「仕事に打ち込んでいる時(54.6%)」「趣味に打ち込んでいる時(54.6%)」が上位に挙げられた。「週末にしていること」を聞いた。その結果「掃除・洗濯(87.2%)」が最も多く、次いで「休息・寝だめ(74.5%)」となった。それに対し「もっとやりたいと思っていること」では「勉強(57.5%)」が最も多く挙げられた。健康のために日頃から何かしらに取り組んでいる人を対象に「健康のためにしていること」を聞いた。トップ3は「栄養のバランスを考えて食事をする」「野菜をたくさん食べる」「睡眠をしっかりとる」となった。また、「美容のためにしていること」のトップ3では、「スキンケアを怠らない」「野菜をたくさん食べる」「睡眠をしっかりとる」が入った。
2015年05月09日オープントーンは5月1日に、中小企業の業務のIT化をサポートする「IT助っ人」サービスの提供を開始した。同サービスは、「社内にIT技術者がいない」「担当者が忙しくて対応できない」といった状況の企業向けに、同社のエンジニアが1日~1週間の範囲で業務改善のためのITサービスの導入やツール作成などを実施するサービスとなっている。同サービスの料金体系は、作業工数による従量制となる。1日あたり(8時間分)の費用が45,000円で、毎月継続契約の場合は20%割引される。1週間分の工数までが作業量の上限となっている。同社に依頼が可能な作業例として、下記が挙げられている。手作業で同じような資料をたくさん作成している。ツールを作成して作業効率を向上させたい。Excelの数式や集計、マクロの機能を使用して日次・月次などいろいろな出力を自動化したい。検討中のクラウドサービスで導入シミュレーションしたいので、初期設定をお願いしたい。新しいソフトウェアを購入したので、業務フローに沿った電子マニュアルを作成したい。
2015年05月01日キヤノンITソリューションズは4月15日、ジェイビーセキュア開発のWAF製品(Web Application Firewall)「SiteGuard」の販売を開始すると発表した。SiteGuardは、アプリケーションへの攻撃や侵入方法をデータベース化した定義ファイル「トラステッド・シグネチャ」を搭載。サーバーやアプリケーションへの攻撃をに対する高水準の防御を実現している。SiteGuradではサーバーへの新しい攻撃手法に対する自動更新が可能で、システム管理者の手間をかけずに、最新の脅威に対抗できる。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどのWebアプリケーションへの攻撃は、従来型のファイアウォールやIPS/IDS製品によるネットワークやOSレベルのセキュリティ対策では脅威防御が難しいことから、WAF製品による対策を訴求していくという。
2015年04月15日○ソフトウェア管理が必要なワケ第二回、第三回では、PCに接続する外部メディアやPCの操作ログといった、どちらかと言うとハードウェア寄りのIT資産管理について説明してきた。しかし当然ながら、OSやアプリケーションなど企業内で使われているソフトウェア資産を適切に管理することもIT資産管理における重要なテーマである。そこで今回は、IT資産管理の中でもソフトウェア管理にフォーカスして解説したい。まずソフトウェア管理の基本となるのが、企業にとってリスクとなるソフトウェアの存在を発見し、その起動を制御することである。例えばファイル共有ソフトやメッセンジャーソフトなどが各社員の手で勝手に端末へインストールされてしまうと、情報漏えいリスクが増大することになる。これとは逆に、なくてはならないソフトウェアが正しくインストールされ、かつ適切に動作しているかを監視することも、ソフトウェア管理の大事な要素だ。例えばウイルス対策ソフトが許可なくアンインストールされていたり、動作を止められたりしていたとしたら、マルウェアに対して無防備な、極めて危険な状態となってしまう。実際、そうしたケースは多いと言われている。また、アプリケーションやOS自体は許可されているものだとしても、最新のセキュリティパッチが適用されていなかった場合にもやはり、脆弱性のリスクが生じてしまうことになる。ウイルス対策ソフトの定義ファイルについても同様で、最新の状態を保っておくことが欠かせない。このように、ソフトウェア管理では脆弱性を管理することも必要となるのである。さらに、コンプライアンス違反を防止するためのライセンス管理も、広義でのソフトウェア管理に含まれる。もしも企業内でライセンス違反のアプリケーションが使われていた場合には、違反金や賠償金が課されるなどして社会的信用の失墜にもつながりかねない。また、それぞれの機器に、どのようなソフトウェアがインストールされているかだけでなく、そのソフトウェアのバージョンやライセンス形態まで把握することで、無駄なソフトウェアの購入を未然に防ぎ、最適なタイミングで一括してライセンス更新を行うことも可能になる。○1台のPCには2000以上のアプリケーションが──どう管理すべきかソフトウェア管理における、ソフトウェアの種類の管理と起動制御、脆弱性の管理、それにライセンス管理は、それぞれ密接につながった関係にあるが、このうち脆弱性の管理とライセンス管理については次回以降に詳しく解説することにして、ここではソフトウェアの種類の管理と起動制御について説明することとしよう。ソフトウェア管理がハードウェアの管理と大きく異なるのが、管理対象となる”数”だ。企業のクライアントPC1台には平均して2000以上もの実行ファイル(EXEファイル)が存在していると言われている。つまり、500台のPCを使用している企業の場合、のべ100万にもおよぶ実行ファイルを管理しなければならないのである。ソフトウェアの数については、例えば、社内で使用を許可していたメールアプリケーションがバージョンアップによりチャット機能などが加わった場合に、企業によっては情報漏えい防止のため使用自体を禁止しなければならなくなる、というようなケースが発生することは想像に難くない。同じアプリケーションであっても、バージョンの変化で異なる挙動を行うケースまで想定すると、単にソフトウェア名称による管理というのは、いささか心許ないと言える。このように、ソフトウェア管理を徹底しようとした場合、従来の方法では工数が天井知らずに膨れ上がっていく可能性をはらむ。だからといって、誰がどのPCでどんなアプリケーションを使っているかすら把握できていなければ、とてもではないがアプリケーションの起動を一括して制御することなど不可能だ。そのため、実際的なソフトウェア管理を行うには、IT資産管理ツールが必須となる。IT資産管理ツールは、社内のネットワークに接続されたすべての機器のインベントリ情報を自動的に収集し、資産情報として一元管理できるが、PCにインストールされているアプリケーションについても、インベントリの収集が自動で行えるようになっている。通常、インベントリは日々更新されるため、勝手にインストールされたアプリケーションがあれば速やかに発見することが可能だ。そしてアプリケーションの制御機能によって、あらかじめ設定したアプリケーションは起動させないようにできるのである。こうした資産管理ツールの中には、クオリティソフト社の「QND Advance」のように、76000種以上を網羅した独自の「ソフトウェア辞書」を用いて、製品名、バージョン、エディション等、PCにインストールされた多種多様なソフトウェア情報の名寄せを行い、カテゴリー分けを支援するものもある。ただし、IT資産管理ツールを使って企業内のPCに存在するソフトウェアのインベントリが収集できたとしても、どのアプリケーションが危険なのかをいちいち判断して使用禁止の設定をするとなると、それなりの知識と工数が必要になる。また、管理者が危険なアプリケーションだと見抜けずに使用を許可してしまう恐れもある。そうした管理者の時間と知識を補うものとしては、先述の「QND Advance」が備える「グレイネットアプリケーション起動制御用アプリケーションDB」がある。これは、グレイネットアプリケーション(=情報流出のおそれがあるアプリケーション)をリストアップした辞書ファイルの中から、管理者が許可しないアプリケーションをまとめて指定することで、簡単に危険なアプリケーションの利用を禁止することができるものだ。辞書ファイルにはアプリケーションの種類とバージョンを含めて3000件を超える情報が収められており、クオリティソフト社により定期的に更新・提供がなされるため、常にプロの知見と最新の情報に基づいたアプリケーションコントロールが可能となる。また、同じアプリケーションであっても、社員によって、または部門によって使用可否を使い分ける運用も想定される。そのような際には、端末1台ごともしくは端末グループごとにアプリケーションの起動を制御できるIT資産管理ツールを選ぶようにしたい。今回は、ソフトウェア管理全般について、またその中でもアプリケーションの種類の管理と制御について紹介した。次回は、ソフトウェア管理における脆弱性の管理について詳しく解説する予定だ。
2015年04月13日ユニットコムは1日、会員サービス「プラチナITパスポート」の加入で月額料金が最大2カ月無料になる「プラチナITパスポート 新生活スタートキャンペーン」を開催した。同社が運営する各ショップで実施し、申込期間は2015年4月1日~同年4月30日まで。プラチナITパスポートは、プランに応じてIT機器の保守や修理サポートなど、ユニットコムが提供する各種サービスを優待条件で利用できる月額会員サービス。また、ウイルス対策サービス、電話・リモートサポート、無線LAN接続設定サービスといったサービスも利用できる。対象となるプランは、安心ベーシック、安心スタンダード、安心プラチナの基本3プラン。通常は入会月(最大1カ月)が無料となるが、キャンペーン期間中に申し込むと、さらに1カ月が無料となる(最大2カ月)。このほか、「プラチナITパスポート」やキャンペーンの詳細については、ユニットコムのWebサイトを参照してほしい。
2015年04月01日リクルートテクノロジーズは3月24日、現職のITエンジニアを対象に行われた「ITエンジニアの新生活に関するアンケート」の結果を発表した。同調査は、4月から働く新人ITエンジニアに対し、先輩エンジニアのアドバイスを伝えることにより、新生活に向けた準備の指針を示すことを目的としたもの。2015年2月12日~2月13日、全国の男女20~40代のITエンジニア444人を対象に、インターネットリサーチで行われた。「ITエンジニアを志す学生が在学中にやっておくべきこと」に対する回答の1位は「開発言語の習得」で42.8%、2位は「IT系書籍の購読」で29.1%だった。大学の専門研究や運動などよりも、業務内容に直結する項目が選ばれる傾向が見られ、「入社前にIT関連の知識を習得しておくべきだった」と感じている現職エンジニアが多いことがうかがえる。「入社前に学んでおくべき開発言語」については、Javaが42.6%で1位となった。「新人ITエンジニアに最もオススメしたい仕事アプリ」に対する回答は、1位が「スケジュール管理系アプリ」で25.9%、2位が「タスク管理系アプリ」で20.7%となり、上位2つのアプリで半数近くの票を集めた。具体的には、スケジュール管理アプリとして、タスク管理・進捗管理・情報共有を行えるITプロジェクト管理ソフト「Redmine」、タスク管理として、メモ・ファイル保存・検索を行える「Evernote」が挙げられるなど、複数の目的に応用可能な多機能アプリが薦められる傾向にあったという。
2015年03月24日森永製菓は3月17日、ゼリー飲料のブランド「ウイダーinゼリー」から、「ウイダーinゼリー マルチミネラル」を発売する。同ブランドは、食事の代用やスポーツ時の栄養補給など、さまざまな食シーンで利用できるゼリー飲料として1994年に発売した。これまではエネルギーやビタミン、プロテインが補給できる商品を展開してきた。今回発売する「ウイダーinゼリー マルチミネラル」は、ミネラル補給ができる栄養機能食品として開発。特に鉄分をゼリーで手軽に摂(と)りたいという女性の要望に応え、鉄分をはじめ、カルシウム・亜鉛・銅、マグネシウムといった5種類のミネラルを配合した。風味はグレープ味。参考小売価格は200円(税別)。また、同ブランドのその他の商品も、それぞれの栄養機能性を明確にし、訴求力を強化した新デザインにリニューアルする。
2015年03月16日上場企業の内部統制を強化するために定められた、いわゆる日本版SOX法では、内部統制の基本要素の6番目に「ITの活用(IT統制)」が盛り込まれている。昨今の事例を見ても明らかなように、情報漏えいが発生すると企業は大きなダメージを被ることになる。そのため、情報漏えい対策は企業にとって欠かかすことができない重要な課題と言えるだろう。そして、内部統制を実現すると同時に、情報漏えいを防ぐ手段として有効なものに「操作ログの管理」がある。そこで今回は、企業の情報漏えい対策において近年特に重要度が増している「操作ログの取得と管理」について解説する。○なぜ操作ログが必要なのか操作ログとは、クライアントPCの操作や挙動などの情報を記録したログのことである。これがどのように内部統制と情報漏えい防止に役立つのかといえば、理由として大きく以下の3つが挙げられる。■1.不正行為の抑止力現在、多くの企業が情報の取り扱いに対するポリシー(規則)を定めている。基本的にそれを守っていれば情報漏えいが発生することはないが、「多忙により自宅で作業する必要があるため、会社のファイルを持ち出してしまう」といったケースのように、一見、もっともらしい理由でデータを持ち出してしまう事案は起き得る。こうした際にも、黙っていればわからない、流出させなければ問題がないなどと考えがちだが、情報漏えいの多くは、このような勝手なデータ持ち出しがきっかけになることがほとんどだ。だが、もし操作ログが取得されていることを把握していれば、ファイルの持ち出しを自制することができる。このような「ユーザーの心に訴える抑止力」は、セキュリティ対策としては有効な手段なのだ。■2.操作の見える化により情報漏えいを発見また、操作ログを取得し不正行為があった場合にユーザーや管理者に通知するような仕組みを取り入れていれば、情報漏えいを最小限に防ぐことができる。万が一、情報漏えいが発生した場合でも、発見が早ければ被害が拡がる前に食い止めることもできるだろう。■3.情報漏えいが発生した場合の原因究明情報漏えい事件が発生した場合、企業は当然その原因追及が求められる。しかし、操作ログを取得していなければ、いつ、なにが、どのようにして流出してしまったかさえも調べることができず、再発防止策が立てられないことになる。当然、信用回復などは望むべくもなく、企業の存続そのものが危うくなる。日本版SOX法の「6つの基本要素」の6番目にある「ITヘの対応」では、情報システムの構築において、データ情報の更新を正確に記録することを求められている。今後、操作ログの取得と管理は、企業にとって重要かどうかに関係なく、実施しなくてはならない義務として捉えられるようになるだろう。○セキュリティインシデントが発生した際の重要な情報源操作ログは、内部からの情報漏えい対策の他に、外部からのサイバー攻撃に対しても重要な役割を担っている。それは、インシデントが発生した際の状況把握と問題箇所の特定だ。例えば、マルウェアなどに感染してしまい、外部からの侵入を許してしまった場合でも、前後の操作ログを比較分析すれば、どのような攻撃を受け、どのような被害が生じているのかを解明できる。もしこの点が明らかにならなければ、具体的な対策を検討することもできない。ただ、一般的なウイルス対策ソフトで取得されている検知ログでは、いつ、どのマルウェアに感染したかは分かるが、インシデントによって具体的に何が起こって、どのような被害が生じているかまでは分からない。巧妙化するサイバー攻撃を完全に防ぐ手段は、現状では存在しない。そのため近年では、侵入されないための対策以上に、"侵入される前提の対策"を重視する傾向が強まっている。万が一、インシデントが発生した際に、素早く状況を把握して被害を最小限に抑える対策も重要だ。そのためには操作ログの取得と管理が必要不可欠なのだ。○ログの種類では次に、具体的に操作ログにはどのようなものがあるのか説明しよう。なお、ここで取り上げている例は、クオリティソフト株式会社が提供している操作ログ取得ツール「QND ClientLog」の機能を参考にしている。これまで述べてきたように、操作ログの取得と管理は、内部統制の実現やセキュリティ対策に欠くことができない重要な要素となっている。しかし、取得したログを有効活用するためには、定期的に管理し、問題がない状況、ある状況それぞれについて常に確認する必要がある。もちろん、すべての業種や部署において前述のようなログが必要だという訳ではない。例えば、営業であればメールの送受信とWebへのアクセスログを、機密情報を扱う設計部門であれば、ファイルの操作ログや印刷ログを管理するなど、その部署の特性に合わせて、取得するログを組み合わせて運用することも重要である。ログを管理することで、万が一不正行為が行われたとしても、発見から対処まで迅速な対応を行うことができるだろう。
2015年03月12日ASUS JAPANは11日、2015春モデルとして2月13日に発表した8.9型の着脱式2-in-1 PC「ASUS TransBook T90Chi」、スタンダードデスクトップPC「K31AN」、エンターテイメント向けノートPC「N550JX」の発売日を告知した。発売日は3月13日。いずれも価格はオープン。「ASUS TransBook T90Chi」は、バッテリ内蔵キーボードドックと組み合わせてクラムシェル型ノートPCとして利用できる2-in-1 PC。32GB eMMCを搭載した「T90CHI-32G」と、64GB eMMCにMicrosoft Office Home and Business 2013を搭載した「T90CHI-64GS」の2モデルを揃え、店頭予想価格は「T90CHI-32G」が税別45,800円前後、「T90CHI-64GS」が税別59,800円前後。「K31AN」はコストパフォーマンス重視のスタンダードデスクトップPC。CPUにIntel Pentium J2900(2.41GHz)を採用し、店頭予想価格は税別44,800円前後。「N550JX」は、3,840×2,160ドット解像度の15.6型液晶を搭載するノートPC。本体に4基のスピーカーを備え、専用のサブウーファーも付属。液晶性能とオーディオ性能に優れたエンターテイメント向けモデルとなる。店頭予想価格は税別174,800円前後。「ASUS TransBook T90Chi」および「K31AN」、「N550JX」のいずれも、発表当初は3月上旬以降の発売と案内されていた。
2015年03月11日東芝は9日、12.5型の2-in-1 PC「dynabook R82」のWebオリジナルモデルを発表した。同日より直販サイト「Toshiba Direct」で受注開始。3月中旬から順次出荷を開始する。「dynabook R82」は、キーボードドックと液晶部が着脱できる、12.5型ディスプレイの2-in-1 PC。店頭モデルではデジタイザペン付きの上位モデル「dynabook R82/PGP」と、デジタイザペンを省いた下位モデル「dynabook R82/PGQ」の2機種を備え、「dynabook R82/PGQ」では、タブレット部で約699gの軽さを実現し、12型以上のWindowsタブレットとして世界最軽量をうたう。Webモデルでは、店頭モデルからCPUやメモリなどのスペックを強化。Officeの有無やストレージ容量の違いなどで計4機種をラインナップする。○dynabook R82/PG PRB82PG-NUAベースモデル「dynabook R82/PG PRB82PG-NUA」の主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y71(1.2GHz)、メモリが8GB、グラフィックスがIntel HD グラフィックス 5300(CPU内蔵)、ストレージが128GB SSD、ディスプレイが12.5型ワイド(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 Update 64bit。Officeは非搭載となる。この構成で価格は税別172,000円。○dynabook R82/PG PRB82PG-NHA上記の「dynabook R82/PG PRB82PG-NUA」に、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスが付属したモデル。価格は税別191,000円。○dynabook R82/PG PRB82PG-NBA主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y71(1.2GHz)、メモリが8GB、グラフィックスがIntel HD グラフィックス 5300(CPU内蔵)、ストレージが256GB SSD、ディスプレイが12.5型ワイド(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 Pro Update 64bit。Officeは非搭載となる。この構成で価格は税別192,000円。○dynabook R82/PG PRB82PG-NFA上記の「dynabook R82/PG PRB82PG-NBA」に、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスが付属したモデル。価格は税別211,000円。
2015年03月09日東芝は9日、2,048段階の筆圧検知に対応した12.5型の着脱式2-in-1 PC「dynabook R82」を発表した。特殊フィルムで紙に書く摩擦感を再現し、"紙に書くような書き心地"をうたう。発売は3月13日より順次。価格はオープン。税別の店頭予想価格は、デジタイザーペン付きの上位モデルが180,000円台半ば。デジタイザーペンを省いた下位モデルが150,000円台半ば。キーボードドックと液晶部が着脱できる、12.5型ディスプレイの2-in-1 PC。キーボードドックを着けた状態のまま通常ノートPCとして使用できるほか、液晶部のみをタブレットとして使う「タブレットスタイル」、液晶を外側に向けてキーボードドックに装着する「スタンドスタイル」、キーボードドックに装着しながら液晶を倒してタブレット形状で使う「拡張タブレットスタイル」などの活用が可能。プロセッサにはCore M-5Y31(900MHz)を採用する。上位モデルではワコムのファームウェアを採用し、付属の電磁誘導式ペンで2,048段階の筆圧検知にも対応する。また、特殊フィルムをディスプレイ面に貼り付けることで、紙に書く際の抵抗感も再現した。液晶解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。基板は片面に高サイズの部品を集積することで、前モデル「dynabook V714」と比べ薄型化。また、本体底面は、熱を加えると液体に変化する相変化材の熱拡散シートを採用するなどして、ファンレスでの駆動を実現した。このほかの主な仕様は、ストレージが上位モデル「dynabook R82/PGP」で256GB SSD、下位モデル「dynabook R82/PGQ」で128GB SSD。メモリは4GB、カメラは背面500万画素/前面200万画素、OSはWindows 8.1 Update 64bitなどとなる。キーボードドックの主なインタフェースはUSB 3.0×2、ミニD-Sub×1、HDMI×1。これに加え、本体部にはmicroUSB、microHDMI、microSDカードスロットなどを搭載する。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN×1、Bluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN。上位モデル「dynabook R82/PGP」の本体サイズと重量は、キーボードドック接続時がW309×D215.2×H21mmと約1.43kg。タブレットのみがW309×D199.9×H8.8mmと約730g。下位モデル「dynabook R82/PGQ」では本体サイズは同等で、重量はキーボードドック接続時が約1.399kg、タブレットのみで約699g。バッテリ駆動時間は共通で約10時間(JEITA 2.0測定法)。上位モデルには、デジタイザーペンとリザーブペンが付属。また、両機種共通で、Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスが付属する。
2015年03月09日翔泳社は2月25日、「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書 大賞2015」の技術書・ビジネス書部門の各大賞書籍を発表した。同企画は今回で第2回目の開催となる。対象書籍は技術書、ビジネス書全般で、2014年11月26日から一次投票としてWEBで投票を受け付けた。一次予選での投票数は2,100票と、第1回目よりも約3倍の票を集めたという。最終投票は2月19日に、特別ゲスト4名と、観覧席の参加者による一次投票上位6冊(各3冊)の書籍の著者、編集者、翻訳者による書籍紹介プレゼン、書籍の内容を元に投票を実施した。その結果、技術書部門大賞は「GitHub実践入門(大塚 弘記/著)」(技術評論社)に決定した。投票した人からは「エンジニア以外にGitHubを伝えるときに使えそう」「使い方だけでなく、まつわる全てに言及されているのは素晴らしい」などのコメントが寄せられている。ビジネス書部門は『「納品」をなくせばうまくいく(倉貫 義人/著)』(日本実業出版社)となった。「出版とIT業界について、うまく切り込んでいる」「情熱の伝わってくる素敵なプレゼンだった」など評価が高かった。今後は、全国主要専門書店約15店舗で「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞2015フェア」を実施する。プレゼン大会に参加した本の著者、訳者、編集者の方の直筆コメント入りのPOPも展示し、大賞やベスト10に選ばれた本を中心に展開する。
2015年02月28日ユニットコムは27日、会員サービス「プラチナITパスポート」の加入で月額料金が最大2カ月無料になる「プラチナITパスポート 新生活応援キャンペーン」を開催した。同社が運営する各ショップで実施し、申込期間は2015年3月1日~同年3月31日。プラチナITパスポートは、プランに応じてIT機器の保守や修理サポートなど、ユニットコムが提供する各種サービスを優待条件で利用できる月額会員サービス。また、ウイルス対策サービス、電話・リモートサポート、無線LAN接続設定サービスといったサービスも利用できる。通常の「プラチナITパスポート」は入会月(最大1カ月)が無料となるが、「プラチナITパスポート 新生活応援キャンペーン」期間中に申し込むと、さらに1カ月が無料となる(最大2カ月)。また、「スマホ・タブレット充電サービス」を4月30日まで60分無料で利用できる。対象のプランは、安心ベーシック、安心スタンダード、安心プラチナという基本3プランとなる。「プラチナITパスポート」やキャンペーンの詳細については、ユニットコムのWebサイトを参照してほしい。
2015年02月27日●あのLaVie Zが2-in-1になったNECパーソナルコンピュータの2015年春モデルとして、新しくラインナップに加わった「LaVie Hybrid ZERO」。従来の「LaVie Z」シリーズの後継で、最軽量にこだわったUltrabookだ。今回は360度回転するヒンジを搭載した2-in-1モデルの「LaVie Hybrid ZERO HZ750/AAB」(HZ750/AAB)の試用機が編集部から届いたので、さっそく評価していきたい。■主な仕様[製品名]LaVie Hybrid ZERO HZ750/AAB[CPU]Intel Core i7-5500U(2.40GHz)[メモリ]8GB[ストレージ]128GB SATA SSD[光学ドライブ]―[グラフィックス]Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵)[ディスプレイ]13.3型ワイド(2,560×1,440ドット)[OS]Windows 8.1 Update 64bit[店頭価格(税別)]204,800円前後○あのLaVie Zが2-in-1になった手にした瞬間、その軽さに声が漏れる。LaVie Hybrid ZEROは、13.3型で世界最軽量をうたうモバイルノートPC「LaVie Z」シリーズの後継として開発された新モデルで、その軽さは健在だ。今回用意したのは最上位モデルのHZ750/AABで、最大の特徴は360度回転するヒンジを備えていること。液晶画面を裏返すと、タブレットとして利用できる。本体重量は、約926g(実測で930g)。13.3型ワイド液晶を搭載した2-in-1ノートPCにおいて、世界最軽量を実現している。従来機であるLaVie Zのタッチ対応モデルも1kgを切る962gを実現していたが、それよりもさらに36gもの軽量化が果たされている。360度回転するヒンジが導入されていることを考えると、これは驚異的だ。軽量化のポイントは、これまで本体底面に採用されていたマグネシウムリチウム合金を、液晶カバー(天板)にも採用したことだ。マグネシウムリチウム合金は、LaVie Zのために開発された超軽量素材で、マグネシム合金と同じ剛性を持ちながら、比重が75%と軽いのが特徴。また、タッチパネルに利用している素材も、ガラスから軽量フィルム素材に変更している。これらにより世界にも類を見ない軽量な2-in-1 PCが誕生した。ヒンジの動きは実にスムーズ。どの角度でもしっかり固定される。液晶を360度回転させると、キーボードからの入力を受け付けなくなるため、タブレットモードでの操作中に誤操作してしまう心配もない。厚さは16.9mmで、タブレットスタイルでも持ちやすい。個人的には、横表示より、縦表示のほうが持ちやすかった。横で持つと、指が裏側のキーボードに触れてしまうためだ。タブレットスタイルではキー入力が無効になるが、へこむキーに指が常にあたっているのは気になる。慣れの問題かもしれないが、パームレストの部分に手をかけて縦に持つのが、一番しっくりした。液晶は2,560×1,440ピクセルのWQHD表示で、低消費電力、高精細のIGZO液晶を搭載。タッチモデルは光沢なので、場所や角度によっては映りこみもあるが、発色がよい。文字のつぶれなどは一切なく、くっきり見やすい。キーボードも使いやすい。キーピッチとキーストロークはそれぞれ18mmと1.2mmで標準的。本体背面の中央にあるゴム足のおかげでたわむことがなく、快適にタイプできる。キーボード下段のキーのみ一部横幅が狭くなっているが、支障ないだろう。●デュアルチャネル対応で性能アップ○デュアルチャネル対応で性能アップベンチマークは、Windowsエクスペリエンス インデックス(WIN SCORE SHARE)のほか、PCMark8、ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編、MAXON CINEBENCH、CrystalDiskMark 3.0を用い、各性能を計測した。HZ750/AABは、CPUに第5世代のCore i7-5500U(2.4GHz)を採用。メインメモリが4GBから8GB(LPDDR3)に増え、デュアルチャネル対応となったことで、CPUをフルに活かせるようになっている。ベンチマーク実行中はファン音もさほど気にらず、また排熱は筐体の奥の部分がほんのりあたたかくなる程度だった。Windowsエクスペリエンス インデックスCINEBENCH R15PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0CrystalDiskMark 3.0.3ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編なおストレージは128GBのSATA SSDだが、直販サイトのNECダイレクトで購入できるモデルでは、PCI Express接続の512GB SSDを選択可能だ。SATAでも不満はないが、さらなる高性能を求めるなら直販モデルを検討してもいいだろう。バッテリの駆動時間は、BBenchで測定したところ8時間42分30秒だった。カタログ値で約9時間(JEITA測定法 Ver.2.0)なので、ほぼスペック通り。クラムシェル型の下位モデル「HZ550/AAB」は駆動時間が約5.9時間と短く、バッテリの持ちを重視するなら2-in-1モデルを選ぶのが吉だ。BBench 1.01●まとめ - 快適に作業できる2-in-1 PC○まとめ - 快適に作業できる2-in-1 PCHZ750/AABの特徴をひと言で表すと「大画面で軽い」ということだ。これまでも軽量な2-in-1ノートPCは数多くあったが、液晶が10~11インチと小さいせいで、快適な作業環境が得られなかった。また12インチ以上の液晶を搭載した2-in-1ノートPCは、1kgを超えるものばかりで携帯性において難がある。この点、LaVie Hybrid ZEROは、13.3型のワイド液晶を搭載しながら、1kgを切る軽さで毎日持ち運んでも苦にならない。しかもHZ750/AABなら、2,560×1,440ピクセルという高精細な表示が可能だ。これまであえて2-in-1ノートPCを購入しなかったユーザーも、不足を感じることは少ないはず。LaVie Hybrid ZEROはモデル選びも楽しい。Core i7や高精細な表示が必要ないなら、フルHD表示対応の下位モデル「HZ650/AA」シリーズという選択肢がある。バッテリ駆動時間が約11.6時間に伸び、外出時も安心だ。もちろん、価格も安くすむ。またクラムシェルの「HZ550/AAB」はバッテリの駆動時間が短いものの、本体重量が約779gとさらに軽量だ。パフォーマンスを取るか、バッテリや軽さを取るか、自分にぴったりのモデルをじっくり選びたい。
2015年02月20日ASUS JAPANは13日、キーボード着脱式の2in1ノートPC「ASUS TransBook T100」シリーズを発表した。シャンパンゴールドカラーのハイエンドモデル「T100TAM」と、LTE対応のSIMロックフリーモデル「T100TAL」の2モデルをそろえる。どちらも20日に発売し、店頭予想価格は「T100TAM」が税別69,800円前後、「T100TAL」が税別64,800円前後。ディスプレイに10.1型HD液晶を採用したモデルで、タブレットPCとしてだけでなく、キーボードドックと組み合わせてクラムシェル型ノートPCとして利用することもできる。○ASUS TransBook T100TAMASUS TransBook T100TAMの主な仕様は、主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.59GHz)、メモリがLPDDR3-1066 4GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型WHD(1,366×768ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing 64bit。オフィスソフトとしてMicrosoft Office Home and Business 2013が付属する。タブレット本体のインタフェースは、microUSB×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(126万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間はタブレット単体で約12.1時間、タブレット + キーボードドックで約10.1時間。タブレット本体のサイズはW263×D171×H10.5mm、重量は約570g。キーボードドックは日本語87キーとタッチパッド、500GB HDDを備え、インタフェースはUSB 3.0×1。サイズはW263×D171×H10mm、重量は約520g。タブレットとキーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW263×D171×H21.4mm、重量は約1.09kg。○ASUS TransBook T100TALASUS TransBook T100TALの主な仕様は、主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735D(1.33GHz)、メモリがLPDDR3-1333 2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型WHD(1,366×768ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing 32bit。タブレット本体のインタフェースは、microUSB×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面:126万画素/背面:500万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。対応周波数は3Gが2,100(1) / 850(5) / 800(6) / 800(19)、LTEが2,100(1) / 1,500(11) / 800(18) / 800(19) / 1500(21)。SIMはmicroSIM。バッテリ駆動時間はタブレット単体で約10.7時間、タブレット + キーボードドックで約8.1時間。タブレット本体のサイズはW263×D171×H10.5mm、重量は約580g。キーボードドックは日本語87キーとタッチパッド、USB 2.0×1を備える。サイズはW263×D171×H10mm、重量は約520g。タブレットとキーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW263×D171×H21.4mm、重量は約1.1kg。
2015年02月13日ASUS JAPANは13日、キーボード着脱式の2in1ノートPC「ASUS TransBook Chi」シリーズを日本国内で販売すると発表した。12.5型モデル「T300Chi」、10.1型モデル「T100Chi」、8.9型モデル「T90Chi」をラインナップし、2月20日より順次販売を開始する。「TransBook Chi」シリーズは、2015年1月に米国ラスベガスで開催された「2015 International CES」(CES 2015)に合わせて発表された製品。タブレットPCとしてだけでなく、バッテリを内蔵したキーボードドックと組み合わせてクラムシェル型ノートPCとして利用することもできる。タブレットの天板はアルミ合金を採用するほか、液晶面にはコーニングのConcore Glassを採用する。キーボードとタブレット本体はマグネットで接続し、Bluetoothで通信を行う。○12.5型モデル「T300Chi」12.5型モデル「T300Chi」はCPUやメモリ、ディスプレイの解像度といったスペックに加えて、Officeの有無で3モデルを用意する。最上位モデル「T300CHI-5Y71」の主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y71(1.2GHz)、メモリがLPDDR3-1600 8GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)、ディスプレイが12.5型WQHD(2,560×1,440ドット)、OSがWindows 8.1 64bit。本構成での店頭予想価格は税別139,800円前後で、2月20日に発売する。スタンダードモデル「T300CHI-5Y10」の主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y10(800MHz)、メモリがLPDDR3-1600 4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)、ディスプレイが12.5型WQHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 64bit。本構成での店頭予想価格は税別99,800円前後で、3月6日に発売する。また、「T300CHI-5Y10」にOffice Home and Business Premiumプラス Office 365 サービスが付属した「T300CHI-5Y10S」も3月6日の発売で、店頭予想価格は124,800前後。タブレット本体のインタフェースは、microUSB 3.0×1、microHDMI×1、microUSB×1(充電用)、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(92万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は「T300CHI-5Y71」が約6.6時間、「T300CHI-5Y10」が約7.7時間。キーボードドックは日本語87キーとタッチパッドを備え、インタフェースはmicroUSB×1。タブレット本体のサイズはW317.8×D191.6×H7.6mm、重量は約720g。キーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW317.8×D191.6×H16.5mm、重量は約1.42kg。○10.1型モデル「T100Chi」10.1型モデル「T100Chi」は1モデルのラインナップとなる。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3775(1.46GHz)、メモリがLPDDR3-1066 2GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing 32bit。オフィスソフトとしてMicrosoft Office Home and Business 2013が付属する。本構成での店頭予想価格は税別73,800円前後で、2月20日に発売する。タブレット本体のインタフェースは、microUSB 3.0×1、microHDMI×1、microUSB×1(充電用)、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面:200万画素/背面:500万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は約8.7時間。キーボードドックは日本語87キーとタッチパッドを備え、インタフェースはmicroUSB×1。タブレット本体のサイズはW265×D174.5×H7.2mm、重量は約570g。キーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW265×D174.5×H13.2mm、重量は約1.08kg。○8.9型モデル「T90Chi」8.9型モデル「T90Chi」は、ストレージに32GB eMMCを搭載した「T90CHI-32G」と、64GB eMMCにMicrosoft Office Home and Business 2013を搭載した「T90CHI-64GS」の2モデルをそろえる。店頭予想価格は「T90CHI-32G」が税別45,800円前後、「T90CHI-64GS」が税別59,800円前後で、ともに3月上旬の発売を予定する。このほかの仕様は共通で、主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3775(1.46GHz)、メモリがLPDDR3-1066 2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが8.9型WXGA(1,280×800ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing 324bit。タブレット本体のインタフェースは、microUSB 3.0×1、microUSB×1(充電用)、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面:200万画素/背面:500万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は約9.9時間。キーボードドックは日本語87キーで、インタフェースはmicroUSB×1。タブレット本体のサイズはW241×D137×H7.5mm、重量は約400g。キーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW241×D137×H16.5mm、重量は約750g。
2015年02月13日レノボ・ジャパンは10日、着脱式の2in1 PC「ThinkPad Helix」の新モデルを日本国内で販売すると発表した。CPUに「Broadwell-Y」の開発コード名で知られる、最新の14nm製造プロセス採用プロセッサ「Core M」を採用する。11日に販売を開始する。価格は140,000円前後から。「ThinkPad Helix」は、11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイとキーボードドッグを取り外して利用できる着脱式2in1 PC。CPUに最新世代の「Core M」を採用することで、従来モデルと比較してタブレット本体の厚さが11.6mmから9.6mmへ、重量が約835gから約795gへと薄型軽量かを実現した。また、バッテリ駆動時間もタブレット本体のみで最大約16時間(JEITA ver1.0)の長時間駆動を実現した。キーボードドックは、従来の「Ultrabook Pro keyboard」に加えて、新たに「Ultrabook keyboard」を追加。バッテリを内蔵した「Ultrabook Pro keyboard」に対して、「Ultrabook keyboard」はバッテリを内蔵せず、その分軽量のキーボードドックとなっている。本体に装着した場合の駆動時間は、「Ultrabook Pro keyboard」は最大約19時間、「Ultrabook keyboard」は最大約12時間。主な仕様は、CPUがIntel Core M / Core MvPro、メモリがLPDDR3-12800 4GB / 8GB、ストレージが128GB / 256GB SATA SSD(256GB:OPAL対応)、512GB PCle x4 SSD、ディスプレイが10点マルチタッチ対応11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイ、OSがWindows 8.1 Pro 64bit。タブレット本体のインタフェースは、USB 3.0×1、Micro HDMI×1、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、カメラ(前面:200万画素/背面:500万画素)、Micro SDスロット。「Ultrabook keyboard」がUSB 2.0×1、「Ultrabook Pro keyboard」がUSB 3.0×1、Mini DisplayPort×1。本体サイズと重量は、W301.1×D192.5×H9.6mm/約795g。「Ultrabook keyboard」装着時はW301.1×D215.7×H25.4mm/約1.4kg。「Ultrabook Pro keyboard」装着時はW301.1×D213.3×H20.1mm/約1.7kg。
2015年02月10日IT資産管理について紹介する連載の第二回。今回は、特にセキュリティ面における要素について深く掘り下げて解説する。日本ネットワークセキュリティ協会 セキュリティ被害調査ワーキンググループの調査によると、2013年の情報漏洩件数は約1,300件、想定賠償額は総額1,400億円にも上る。流出の形態は、破棄された書類からであったりメールの誤送信によるものなど様々である。だが特に注意が必要なものは、USBメモリやSDカード、そしてスマートフォンなどの「外部メディア」による持ち出しである。2014年に世間を震撼させたベネッセの情報漏洩事件。約3,504万件とも言われる大規模な漏洩につながった最大の要因は、社内システムにつながった端末と外部メディアが接続できてしまったことだ。*参考:特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会による2013年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書~個人情報漏えい編~(セキュリティ被害調査ワーキンググループ)現在では、これらの接続を管理することもIT資産管理の重要な役目となっている。そこで今回は、情報漏洩対策として必須となる、外部メディアの接続管理について解説しよう○高まり続ける内部犯行による情報漏洩のリスクベネッセにおける情報漏洩事件が発覚して間もない2014年9月10日、「データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC)」から衝撃的な発表がなされた。データベース管理者1,000名にアンケート調査を実施した結果、「情報を売却するかも知れない」との回答をした人が全体の約1割にも上ったのだ。近年報告されている情報漏洩事件の多くは、端末の紛失や誤送信など人為的なミスによるもので内部犯行によるものは少ない。しかしベネッセの例を見ても明らかなように、万が一にも発生した場合は膨大な件数が流出することになり、企業の存続すら脅かしかねない事態に陥ってしまう。そしてDBSCのアンケート結果は、このような事件が今後も十二分に起こりうることを諮詢しているとも言えるのだ。*参考:データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC)~データベースのセキュリティ対策およひデータベース管理者の意識調査報告書を公開(2014年9月10日)○より身近に、より手軽になった外部メディアによって高まる情報漏洩リスクCD-ROM、USBメモリ、SDカードなど、現在では手軽に持ち運べるサイズの外部メディアは無数に存在する。さらに、近年普及が進んできたスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末やデジタルカメラなども外部メディアの1種だ。しかし通常スマートフォン等は、PC接続時にUSBメモリやSDカードと異なる外部メディアとして認識される。そのためもし社内ネットワーク内の端末に、スマートフォンが何の制限もなく接続できてしまう状態であれば、それはセキュリティの観点から見ると非常に危険な状態と言わざるを得ない。山登りに例えるなら「命綱を使わずに断崖絶壁を登るようなもの」と言える。○最低限の利便性は確保した上で接続を制限する純粋にセキュリティの効率だけを考えるのなら、USBポートを物理的に閉じてしまうなど、接続が不可能な状態にすることが望ましい。しかし、これらの外部メディアが全く使えなくなってしまうと、業務上支障がでることも多い。そこで必要になるのが「外部メディアの利用制限」である。つまり全ての外部メディアの利用を禁止にするのではなく、 特定のメディアのみ、一定期間だけなどの利用条件を決めた上で外部メディアの利用を許可し、利便性を保つ。例えば、『ヘルプデスクの部門のみ、◯日間USBメモリによるデータコピーを許可』、などだ。勿論、これらの制限を加えても、管理者権限を持つ者であればメディアの種類は関係なく、データが持ち出せてしまう可能性もある。だからこそ、日頃からしっかりと操作ログの取得・監視を行い、セキュリティポリシーに違反するような行為があった場合には即座にそれを見つけ出す状態を保たねばならない。○適切なセキュリティポリシーの運用とツールの活用により外部メディアの接続管理前述した通り、情報漏洩を防ぐためには、外部メディアの接続を制御することと、定期的な操作ログの取得が必要不可欠となる。これらは、例えば前回も登場したクオリティソフト社の「QND Advance」などのIT資産管理ツールを用いることで実現可能となる。一般的なUSBメモリやSDカードはもちろん、スマートフォンやデジタルカメラなど、PC接続時の認識が異なる外部メディアについても制御が可能だ。またデータ転送にソフトウェアが利用されるようなiTunesなどの利用についても制限を加えることができる。これら複数の機能を駆使することで、情報漏洩のリスクをかなり抑えることが可能となるだろう。しかし、どれだけ優秀なツールを採用しても、それを利用するポリシーが適切に運用されていなければ、宝の持ち腐れである。ポリシーと権限の割当が適切かどうか、またそれがしっかりと運用されているかどうかを定期的に見直し、確認する。その上で、資産管理ツールを利用することが大切だ。
2015年02月02日ユニットコムは30日、「プラチナITパスポート 新生活応援キャンペーン」を、同社が運営する各ショップで実施すると発表した。申し込み期間は2015年2月1日~同年2月28日。プラチナITパスポートは、会員型の月額サービス。プランに応じたIT機器の保守や修理サポートなど、ユニットコムが提供する各種サービスを優待条件で利用できる。また、ウィルス対策サービス、電話・リモートサポート、無線LAN接続設定サービスといったサービスも提供される。通常の「プラチナITパスポート」は入会月(最大1カ月)が無料となるが、「プラチナITパスポート 新生活応援キャンペーン」期間中に申し込むと、さらに1カ月が無料となる(最大2カ月)。対象のプランは、安心ベーシック、安心スタンダード、安心プラチナという基本3プランとなる。「プラチナITパスポート」やキャンペーンの詳細については、ユニットコムのWebサイトを参照してほしい。
2015年01月30日ルネサス エレクトロニクスは1月27日、「R-INコンソーシアム」の設立に向けて、2月17日より、コンソーシアムメンバーの募集を開始すると発表した。R-IN(Renesas’s Platform for Industry)とは、産業分野に向けて同社が提供するプラットフォームである。まずは、産業用Ethernetをサポートした「R-IN32M3」シリーズ、R-INエンジンを搭載したネットワーク処理とリアルタイムを追求したモータ制御を融合させた「RZ/T1」グループによるプラットフォームを整備するという。新コンソーシアムでは、産業分野を中心に、世界中のユーザーに対して、同プラットフォームなど競争力のあるソリューションを提案・提供する機会をコンソーシアムメンバーに提供する。また、メンバー間の自律的な協業によって創生される幅広いソリューションラインナップにより、産業オートメーション市場を牽引し、ユーザーおよびコンソーシアムメンバーのグローバルなビジネス拡大に貢献することを目指し、4月より活動を開始する計画としている。そして、これに先立ち、同コンソーシアムメンバーとして、ルネサスの製品を使用した産業分野向けのソリューションを提供してもらうとともに、他のメンバーと協業することにより、コンソーシアムから発信されるソリューションの拡大に貢献できるメンバーを募集している。なお、入会金および年会費は無料。会員の地位は、退会や除名、解散などによりメンバーがその地位を喪失しない限り、入会日より1年ごとの自動延長となる。入会方法、規約などの詳細は、2月17日に開設予定の専用Webサイトにて発表される。
2015年01月28日富士通は4日、2014年春モデルのPC新製品として、13.3型の2in1 Ultrabook「LIFEBOOK TH90/T」を発表した。発売は1月23日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別220,000円前後。TH90/Tは、画面を水平方向に180度回して、たたむとタブレット形状になる2in1 Ultrabook。クラムシェル型の「ノートPCスタイル」。画面をスイーベルさせた「バリアススタイル」、画面を180度回した状態の「シアタースタイル」、画面をフラットにたたんだ「タブレットスタイル」の4通りのスタイルで利用できる。ディスプレイの解像度はWQHD (2,560×1,440ドット)。1,024階調の筆圧感知に対応したスタイラスペンや、「Microsoft Office Home and Business Premium」が標準で付属する。キーボードについては、ストロークを前モデルの1.0mmから1.2mmに改善した。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5200U (2.20GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500、ディスプレイが13.3型ワイド液晶 (2,560×1,440ドット、タッチパネル)、ストレージが500GB SATA ハイブリッドHDD、OSがWindows 8.1 Update 64bit。無線LANはIEEE802.11acにも対応。Bluetooth 4.0、10/100/1000BASE-T対応有線LANも利用できる。サイズはW320.8×D235×H17.1~19.3mm、重量は約1.59kg。バッテリ駆動時間は約8.2時間(JEITA 2.0)/約13.5時間(JEITA 1.0)。
2015年01月20日NECパーソナルコンピュータは20日、15.6型液晶を搭載した2-in-1 PCの新シリーズ「LaVie Hybrid Advance」を2015年春モデルとして発表した。ラインナップは「HA850/AAS」と「HA750/AAS」の2モデル。価格はオープン。税別の店頭予想価格は前者が224,800円前後、後者が204,800円前後。発売時期はいずれも2月上旬。「HA850/AAS」および「HA750/AAS」は2軸ヒンジを備え、15.6型液晶を背面に360度回転させることでタブレット形状でも利用できる2-in-1 PC。2モデルとも、Broadwell(開発コード)こと第5世代Intel Coreを搭載する。タブレット形状に加え、ディスプレイと本体部分の縁で立たせる「テント」、キーボード面をスタンドとして使う「スタンド」、液晶を180度開いた状態の「フラット」の4つの利用シーンを提案する。サウンドには「Dolby Digital Plus」機能を採用し、どのモードでも音が聴こえやすい開口部をデザインした。Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスも付属する。○HA850/AAS「LaVie Hybrid Advance」シリーズの上位機種。256GB SSDの搭載や、奥行きを認識できるRealSense 3Dカメラの搭載が特徴となる。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1、最大16GB)、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイドIPS液晶(1,920×1,080ドット)。OSはWindows 8.1 Update 64bit版。光学ドライブは非搭載だが、USB接続のBDXL対応ブルーレイディスクドライブが同梱される。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。有線LANは非搭載。主なインタフェースはHDMI、USB 3.0×2(1基はパワーオフUSB充電対応)、USB 2.0×1、RealSense 3Dカメラ/約200万画素Webカメラ、マイク入力、ヘッドホン出力/ライン出力、SD/SDHC/SDXC対応SDカードスロットなど。本体サイズはW383×D256.5×H22.3mm 、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は約6.7時間(JEITA 2.0)。本体色はムーンシルバーのみ。○HA750/AAS「LaVie Hybrid Advance」シリーズの下位機種。上位の「HA850/AAS」から、RealSense 3Dカメラを省き、ストレージに約1TB HDDを搭載したモデルとなる。このほかの仕様は、本体サイズ・重量も含め、上位モデルと同じ。バッテリ駆動時間は約5.5時間(JEITA 2.0)。
2015年01月20日