Lenovoは3日、米国ラスベガスで開催される2016 International CES(CES 2016)で公開する新製品として、14型2in1ノートPC「ThinkPad X1 Yoga」を発表した。フルHDあるいはWQHD解像度のIPS液晶のほか、WQHD解像度の有機ELディスプレイが選択可能で、IPS液晶搭載モデルは1月発売で価格は1,449ドルから、有機ELディスプレイ搭載モデルは4月発売予定で、価格は後日発表するという。特殊なヒンジにより、ディスプレイが360度回転する2in1ノートPC。素材にカーボンを採用することで既存の14型モデル「ThinkPad YOGA 460」から薄型軽量化を実現。「X1」のブランド名が冠した。Yogaシリーズでは「ラップトップ」「スタンド」「テント」「タブレット」の4モードで利用可能で、有機ELディスプレイ搭載モデルやフルHDのIPS液晶搭載モデルではタッチ操作に対応する。また、スタイラスペンによるペン入力もサポートする。主な仕様は、CPUが第6世代Intel Core i7 vPro、メモリが最大16GB、ストレージが最大1TB PCIe NVMe SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイが14型フルHD(1,920×1,080ドット)もしくはWQHD(2,560×1,440ドット)IPS液晶 / 14型WQHD(2,560×1,440ドット)有機EL、OSがWindows 10 Pro 64bit。通信機能はWi-Fi、Bluetooth 4.1、WiGig、4G+LTE。インタフェースはUSB 3.0×3、OneLink、HDMI×1、miniDisplayPort×1、microSD、Webカメラなど。バッテリ駆動時間は最大11時間。本体サイズはIPS液晶モデルがW333×D229×H16.8mm、有機EL搭載モデルがW333×D229×H17mm。重量はいずれも1.27kgから。
2016年01月04日ローソンとシグマクシスは、ローソン事業のデジタル化推進および次世代システムの構築と運用を目的としたIT戦略子会社「ローソンデジタルイノベーション」を共同で設立することに合意し、2016年1月15日に新会社を設立、同年2月1日に事業を開始する予定であることを発表した。新会社では、シグマクシスの持つプロジェクトマネジメントのノウハウやデジタルテクノロジーへの知見を活かし、ローソンの次世代システムを構築していくとしている。次世代システムでは、原材料調達、物流、製造、販売のプロセス最適化による高品質でリーズナブルな商品の開発や、CRMのさらなる強化による店頭での最適な品ぞろえを可能にするという。ローソンは、この次世代システムを活用し、消費増税やインバウンド需要の増加、高齢化、人手不足などの社会環境の変化にスピーディーに対応した次世代のコンビニエンスストアを作り、便利なだけでなく利用者にとって必要不可欠な存在となる新たな小売業モデルの実現を目指すとしている。両社は、今回の新会社設立によって、アウトソース型のシステム開発から企業主導型のシステム開発体制に移行する構えだ。
2015年12月28日ラックは12月24日、中高生のIT技術者を支援する「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム"すごうで"」について、本2016年度の募集を開始した。選考により、最も優れた個人またはグループには、年間100万円相当の活動支援を実施する。2013年度にスタートした"すごうで"は、ITを活用して実現させたい夢がある「エンジニアの卵」を発掘し、そのチャレンジを資金と技術の両面から支援することで、多様化・高度化するIT社会において次世代を担う人材に成長してもらうことを狙ったもの。"すごうで"の応募の対象は、ITを活用した取り組みであれば内容は問わず、ソフトウェア開発からハードウェア開発、イベント企画などいかなる企画であってもよいとしている。応募資格は「(1)IT(システム構築技術、プログラミング技術、ハッキング技術、アルゴリズム、ITを活用した卓越したアイディアなど)を有する、応募時点で中学校、高等学校、中等教育学校、高等専門学校、特別支援学校に在学する人」「(1)に該当する人が過半数を占めるグループ(セキュリティ技術競技大会、プログラミング競技大会、ハッカソンの参加チームや、ソフトウェア共同開発者チームなど)」など。応募の中から最も優秀と認められる1件(個人またはグループ)を選定し、提出された活動計画に沿って、2016年4月1日から2017年1月31日までに、総額100万円相当を上限とする支援する。応募にあたっては、所定の応募申込書を、2016年2月29日(当日消印有効)までに、ラック「すごうで事務局」宛てに提出する必要がある。
2015年12月25日インバースネットはこのほど、FRONTIERブランドより、着脱式キーボードが付属した10.1型2in1 PC「FRT102(D)」を発売した。価格は税別29,800円。ディスプレイにマルチタッチに対応した10.1型(1,280×800ドット)IPS液晶を搭載。付属のキーボードはタブレットカバーとしても利用可能で、本体とタブレットを合わせた重量は約931g。キーボードは78キーの日本語配列で、キーピッチは約16.5mm、キーストロークは約5.9mm。キーボード下部にはタッチパッドも備える。また、OSはWindows 10 Home 32bit。オフィス系ソフトウェアとしてMicrosoft Office Mobileを搭載するが、文書ファイルの閲覧のみが可能で、編集を行うにはOffice 365サービスのライセンスを別途用意する必要がある。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、ストレージが32GB、グラフィックスがIntel HD Graphics、ディスプレイが10.1型(1,280×800ドット)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 32bit。通信機能はIEEE802.11b/g/n、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 2.0×2、MicroUSB 2.0×1、microHDMI×1、カメラ(前面200万画素、背面500万画素)、microSDカードスロット、オーディオポートなど。本体サイズと重量は、約W260×D160×H9.8mm/約595g。キーボードのサイズと重量は、約W259.8×D175.8×H16.3mm、重量は約336g。
2015年12月22日リクルートテクノロジーズは12月17日、ITエンジニア530名を対象に実施した「2015年にもっとも注目したITワード」など、ITに関するアンケートの調査結果を発表した。アンケートは、インターネットリサーチによる、全国の20~40代のITエンジニアを対象に、12月4日~6日の期間で実施されたもの。調査結果によると、「2015年にもっとも注目したITワード」は、1位が「マイナンバー」、2位が「ドローン」、3位が「Windows10」となった。2015年に新しく登場、または浸透し、ニュースでも取り上げられることの多かったITワードが上位を占めている。一方、10位「サイバー攻撃」、14位「情報漏洩」、21位「セキュリティ」、22位「標的型攻撃」、23位「アノニマス」など、情報セキュリティに関連するワードも多数ランクイン。続いて、「2016年に世間で流行すると思うITワード」については、1位「マイナンバー」および「自動運転」、3位「ドローン」、4位「iPhone 7」、5位「AI(人工知能)」という結果となった。「マイナンバー」、「ドローン」が2015年に引き続き高い注目を集める一方、1位「自動運転」、5位「AI(人工知能)」、21位「ディープラーニング」、22位「機械学習」など、これまでヒトが担ってきた領域の一部を代替し得る技術が数多くランクインしており、同社では、多くのITエンジニアが、テクノロジーによる産業の変化に期待していることがうかがえるとしている。
2015年12月19日IDC Japanは12月18日、2015年の国内IT市場予測、および2015年~2019年における国内ITの産業分野別市場規模予測について発表した。2015年は金融機関などの大型案件とPC更新需要でIT支出を伸ばした2014年の反動を受け、全体で14兆7,837億円と前年比0.1%の成長に落ち着く予測となるが、産業分野別では、通信/メディアおよび消費者を除いたすべての分野でプラス成長を見込んでいる。特に銀行、製造業、小売業、運輸業、サービス業が堅調なIT支出を維持することが見込まれ、国内IT市場の2016年の前年比成長率を2.7%、2017年を2.0%と予測。産業分野別では、金融セクターにおける大手都市銀行や、ゆうちょ銀行での大型案件、地方銀行の再編によるシステム統合などの案件、大手金融機関を中心にFinTechやコグニティブなどITによるビジネス/サービス革新を進める動きが国内IT投資をけん引するとしている。また、製造業では基幹システムの刷新を終えた企業がグローバルサプライチェーンの最適化や、生産ラインの自動化、設計/開発領域でのデジタル化、標準化を見据えた環境整備へ進む動きが見られるという。小売業ではチャネル推進が加速し、それを実現するプラットフォーム構築やデジタルマーケティング領域での投資が後押しするとみている。さらに、ユーザー企業調査結果からは第3のプラットフォーム、IoTといったイノベーションアクセラレーターの取り組みが経営層からIT部門に出される指示に含まれていたという。一方、IT部門の課題にはビッグデータなど「新たなIT戦略を検討する人材の不足」や「ITを活用する事業に関する知識不足」が上位に挙がり、IT部門に経営層から課せられたミッションと、それを実行するためのIT部門の体制にギャップがあることが判明。IDC Japan ITスペンディングマーケットアナリストの岩本 直子氏は「ITベンダーはIT部門の役割が変化していく中、IT部門の課題解決の支援を踏まえた提案をし、IT部門のミッション達成に向けて伴走する役割を担うべきである」と分析している。
2015年12月18日テックウインドは16日、ASUSTek Computer製となる10.1型デタッチャブル2in1 PC「ASUS R104TAF-W10」(ASUS TransBook R104TAF)の出荷を開始した。国内ではテックウインドのみが取り扱う専売限定モデルとなり、価格はオープン、店頭予想価格は44,800円(税込)。12月16日の時点では、通販サイト「NTT-X Store」で購入できる。ASUS R104TAF-W10は、OSにWindows 10 Home 32bit版をプリインストールした10.1型タブレット部分と、キーボードドック部分が分離合体するデタッチャブルタイプの2in1 PCだ。本体サイズ/重量は、タブレットのみがW263mm×D171mm×H10.5mm/約580g、タブレット+キーボードドックがW263mm×D171mm×H25.6mm/約1.18kgとなる。バッテリ駆動時間はタブレットのみで約7.9時間、タブレット+キーボードドックで約7.3時間。そのほか主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB、ストレージが32GB eMMC、およびキーボードドック部分に500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。10.1型の液晶ディスプレイはグレア(光沢)タイプで、解像度は1,366×768ドット、10点マルチタッチに対応する。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、センサー類は電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープを搭載。インタフェース類は、126万画素Webカメラ、microUSB、microHDMI、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、マイク/ヘッドホンコンボジャックなど。
2015年12月16日レノボ・ジャパンは25日、薄型軽量の12.5型2-in-1 PC「ThinkPad YOGA 260」の国内販売を発表した。27日に発売し、価格は税別156,000円から。特殊なヒンジにより、ディスプレイ360度開くことが可能で、シーンに合わせて「ラップトップ」「スタンド」「テント」「タブレット」の4モードで利用できる。既存モデルから約16mmの薄型化と約15%の軽量化を実現した。CPUに第6世代Intel Coreプロセッサを採用するほか、ディスプレイにはマルチタッチ対応の12.5型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、または12.5型HD(1,366×768ドット)を搭載する。付属するThinkPad Pen Pro-2は、2048段階の筆圧検知に対応。本体に収納することが可能で、収納時には自動的に充電される。このほかの仕様は、メモリが最大16GB DDR4、ストレージが最大512GB SSD(NVMe対応PCIe SSD)、グラフィックスが内蔵GPU、OSがWindows 10 Pro 64bit。インタフェースは、OneLink、USB 3.0×2(うち1基がPowerd USB)、HDMI×1、Mini DisplayPort×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、microSDカードスロットなど。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズはW309.9×D220×H17.8~18.2mm。重量は約1.36kg。
2015年11月25日IDC Japanは11月25日、国内ITインフラストラクチャサービス市場予測を発表した。2014年の国内ITインフラストラクチャサービス市場規模は2兆4,035億円、2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は2.1%と予測している。同社は国内ITサービス市場におけるITインフラストラクチャに関わる領域の影響を定量的に捉えるため、国内ITインフラストラクチャサービス市場として切り出している。2014年の実績と2015年~2019年の市場予測を分野別(ITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション、ITインフラストラクチャアウトソーシング、ITインフラストラクチャサポートサービス、ITインフラストラクチャセキュリティサービス)にまとめている。2014年のITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション市場では、景気回復に伴う企業や政府/自治体のシステム構築需要を背景に前年比成長率は6.9%に達したが、2015年以降はその反動に加え、クラウド移行に関する需要の一巡、非クラウドのインフラ構築案件の減少などにより成長率は低下し、2014年~2019年のCAGRは1.9%に落ち着くと予測している。また、ITインフラストラクチャアウトソーシング市場においては、データセンターを利用したプライベートクラウドやハイブリッドクラウドなどの需要拡大により、成長率は徐々に下降しつつも堅調な成長を続ける傾向があるという。2014年~2019年のCAGRは4.0%で推移すると予測。さらに、ITインフラストラクチャサポートサービス市場は、最大のセグメントであるソフトウェアサポート&保守が安定した成長が見込まれているが、ハードウェアサポート&保守の長期的な縮小の影響により、市場全体では2014年~2019年のCAGRはマイナス1.2%に留まると予測している。一方、最も注目されるのはITインフラストラクチャセキュリティサービス市場という。市場規模は、そのほかの市場と比べると大きくないものの、成長率で見ると2015年以降、国内ITインフラストラクチャサービス市場の中で唯一上昇するとみている。2014年~2019年のCAGRは5.9%に達すると予測。ITインフラストラクチャは第3のプラットフォームの動向の影響を受けているほか、セキュリティもそれと並ぶ重要なテーマとなっているという。同社ITサービスシニアマーケットアナリストの吉井誠一郎氏は「ITサービスベンダーは、まずは情報セキュリティ対策向けサービスとその体制を最優先で充実させる必要がある。そして、高い技術力で第3のプラットフォームおよびセキュリティを支える海外のテクノロジーベンチャー企業にも積極的にアプローチすべきである」と述べている。
2015年11月25日日本エイサーは25日、Windows 10を搭載した10.1型の2-in-1 PC「Aspire Switch 10 E」シリーズを発表した。12月11日から発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別65,000円前後。カラーはムーンストーンホワイト、コーラルレッド、ピーコックブルー、シャークグレイの4色。「Aspire Switch 10 E」シリーズの新モデルで、OSにWindows 10 Home 64bitを、プロセッサにCherry Trailの開発コード名で知られるIntel Atom x5-Z8300(1.44GHz)を採用したマグネット着脱型の2-in-1 PC。新色としてピーコックブルーとコーラルレッドを追加。本体となるディスプレイ部の重量は約630gで、携帯性も高いとする。主な仕様は、メモリが2GB、ストレージが64 eMMC+500GB HDD(キーボードドック内蔵)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型ワイド液晶(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応)、カメラ機能が約200万画素など。主なインタフェースは、microUSB 2.0×1、USB 3.0×1(キーボードドック)、microHDMI(HDCP対応)×1、microSDカードスロットなど。通信機能はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。OfficeとしてMicrosoft Office Mobile プラス Office365サービスが付属する。本体サイズはW262×D180×H10.95(本体のみ)/H25.75mm(キーボードドック接続時)、重量は約630g(本体のみ)/1,280g(キーボードドック接続時)。バッテリ駆動時間は約12時間。
2015年11月25日ASUS JAPANは12日、キーボード着脱式の2in1ノートPC「ASUS TransBook T100TAM」のWindows 10搭載モデル(T100TAM-32E5H)を発表した。14日に発売し、店頭予想価格は税別54,800円前後。「ASUS TransBook T100TAM」は、ディスプレイに10.1型HD液晶を採用したモデルで、タブレットPCとしてだけでなく、キーボードドックと組み合わせてクラムシェル型ノートPCとして利用することもできる。本体には32GBのeMMC、キーボードドックには500GB HDDを搭載。大容量ファイルの保存にも対応する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.59GHz)、メモリがLPDDR3-1066 4GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型WHD(1,366×768ドット)、OSがWindows 10 Home 64bit。オフィスソフトとしてMicrosoft Office Mobileが付属する。タブレット本体のインタフェースは、microUSB×1、microHDMI×1、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(126万画素)、microSDリーダ、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間はタブレット単体で約12.1時間、タブレット + キーボードドックで約10.1時間。タブレット本体のサイズはW263×D171×H10.5mm、重量は約570g。キーボードドックは日本語87キーとタッチパッド、500GB HDDを備え、インタフェースはUSB 3.0×1。サイズはW263×D171×H13.95mm、重量は約600g。タブレットとキーボードドックと組み合わせた場合、サイズはW263×D171×H25.6mm、重量は約1.17kg。
2015年11月12日日本オラクルは10月28日、セブン&アイ・ホールディングスが、同社のオムニチャネルのIT基盤として、オラクルのエンジニアド・システムをはじめとする製品群を包括的に導入し、稼働開始したと発表した。セブン&アイ・ホールディングスは、セブン-イレブンをはじめとする国内1万9,000以上の店舗とインターネット販売を融合させるオムニチャネルの構築を、経営戦略の柱として推進しており、2015年11月1日には、グループ横断型の新通販サイト「omni7(オムニセブン)」を開設し、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂、そごう・西武などグループ企業の商品約180万品目を販売する予定だという。また、セブン-イレブンの店頭に専用の注文端末を設置し、店舗での受け取りも可能とすることで、ネットと実店舗を融合させた、いつでもどこでも買い物を楽しめる環境を提供する。今回稼働を開始した、新オムニチャネル統合基盤では、複数事業にまたがるECサイトを統合し、顧客にシームレスなオンラインショッピング環境を提供するもので、7社9事業のコンタクトセンターを、カスタマー・サービス業務を支援する「Oracle Service Cloud」を活用して統合している。ネットと実店舗との連携においては、全国に拡がるコンビニエンス・ストアに6,000台の店舗端末を設置してグループ各社の商品の発注・受け取りを可能にしており、今後は、他事業会社の実店舗とECサイトとの連携を拡張し、ネットと実店舗の融合を一層強化していくという。
2015年10月29日レノボ・ジャパンは27日、11.6型2-in-1ノートPC「YOGA 300」を発表した。11月上旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別86,800円前後。ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「Yoga」シリーズのエントリーモデル。CPUにIntel Celeron N3050、ディスプレイに11.6型HD(1,366×768ドット)液晶を搭載し、価格を抑え、コストパフォーマンスを高めている。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.6GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがなし、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイがタッチ対応11.6型HD(1,366×768)液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×2(うちPowered USBが1基)、HDMI×1、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p)、4-in-1カードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大4.9時間。本体サイズはW299×D209×H21.8mm、重量は1.39kg。カラーはエボニーブラックとチョークホワイトの2色。
2015年10月27日レノボ・ジャパンは27日、ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「Yoga」シリーズの新モデル「YOGA 900」を日本国内で発売すると発表した。12月上旬の発売を予定し、店頭予想価格は187,800円から。13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶を搭載したハイエンドモデル。同社が「Watchband hinge」と呼ぶヒンジを改良。使っている部品は既存モデルと同様だが、トルクなどを調節することで、ディスプレイがよりなめらかに開くようになった。CPUに"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサを搭載。既存モデルで採用していたCore mプロセッサからパフォーマンスを大きく強化する一方で、バッテリの容量を増やすことで約9.5時間の駆動時間を実現したという。また、キーボードに6列配列を再び採用。ファンクションキーを備えることで使い勝手が向上した。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6200U、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが256GB SSD、光学ドライブがなし、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイがタッチ対応13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×2(うちPowered USBが1基)、USB 2.0×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Webカメラ(720p)、4-in-1カードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大9.5時間。本体サイズはW324×D225×H14.9mm、重量は1.29kg。カラーはクレメンタインオレンジ、プラチナシルバー、シャンパンゴールドの3色。上位モデルは、スタンダードモデルからCPUをIntel Core i7-6500U(1.6GHz)、メモリを8GB、ストレージを512GB SSDに強化している。
2015年10月27日ASUS JAPANは21日、タブレットとキーボードドックが分離合体するデタッチャブルタイプの10.1型モバイル2in1 PC「ASUS TransBook T100HA」を発表した。10月23日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は64,800円(税別)。今回の新製品は、9月に発表・発売されたT100HAのスペックを強化したモデル。メモリを2GBから4GB(LPDDR3-1600)に、ストレージを64GBから128GB(eMMC)へと増やしている。9月のモデルは本体カラーが4色だったが、新モデルはメタルグレーのみとなった。タブレットとキーボードドックはマグネットひんじで固定され、引っ張ったりくっつけたりと、着脱が容易。タブレット側にはUSB 3.1 Type-Cポートを備えており、キーボードでは1.5mmのストロークを確保した。オフィススイートとしてMicrosoft Office Mobileをプリインストールし、1TBのクラウドストレージ(Microsoft OneDrive)が使えるOffice 365サービスも付属している。主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8500(1.44GHz)、メモリがLPDDR3-1600 4GB、ストレージが128GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit版。10.1型の液晶ディスプレイはIPS方式で、解像度は1,280×800ドット。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0で、内蔵のセンサー類は電子コンパス、ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気センサーだ。インタフェース類は、500万画素アウトカメラと192万画素インカメラ、microHDMI(タイプD)出力、microUSB、USB 3.1 Type-C、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャックなど。バッテリ駆動時間はタブレットのみで約11.3時間、タブレット+キーボードドックで約11時間。本体サイズ/重量は、タブレットがW285×D175×H8.45mm/約580g、タブレット+キーボードドックがW285×D175×H19.45mm/約1.08kg。
2015年10月21日米Lenovoは19日(現地時間)、ディスプレイが360度開くことでノートPCやタブレットPCとして利用できる2-in-1 ノートPC「Yoga」シリーズの新モデル「YOGA 900」を発表した。米国ではすでに販売を開始しており、価格は1,199ドルから。13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶を搭載したプレミアムモデル。CPUに"Skylake"こと第6世代Intel Coreプロセッサを搭載。電力効率の改善に加え、エネルギー密度の高いバッテリを採用することで、最大9時間の駆動時間を実現した。同社が「watchband hinge」と呼ぶヒンジも改良し、ディスプレイの開閉がよりなめらかになったという。このほか、Dolby DS 1.0 Home Theater対応のJBL製スピーカーを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6500U(2.5GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)、ディスプレイがマルチタッチ対応13.3型QHD+(3,200×1,800)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。インタフェースは、USB 3.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-C×1(with Video-out)、USB 2.0×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、4-in-1カードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は最大9時間。本体サイズはW324×D225×H14.9mm、重量は1.3kg。
2015年10月21日サードウェーブデジノスは16日、キーボードが着脱可能でノートPCやタブレットとして使える11.6型2in1 PC「Diginnos DG-D11IW」を発表した。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、価格は税別69,000円。11.6型フルHDディスプレイ搭載のタブレット部分と、着脱可能なキーボード一体型ケースを備えた2in1 PC。タブレット本体側の背面にスタンド備え、キーボードがなくても自立する。CPUには"Broadwell-Y"ことIntel Core M-5Y10cを搭載。低消費電力を生かし、長時間駆動7を実現したという。主な仕様は、CPUがIntel Core M-5Y10c(2コア/800MHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5300(CPU内蔵)、OSがWindows 10 Home。インタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×1、microUSB×1、miniHDMI×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 + HS、microSDカードスロット、ヘッドホン出力など。カメラは前面が200万画素、背面が500万画素。このほか、加速度センサやGPSを備える。本体サイズと重量はタブレット部分がW300×D192×H13mm/約900g。キーボード部分がW300×D192×H10mm/450g。
2015年10月16日日本HPは15日、法人向けのビジネス2-in-1タブレット「HP x2 210 G2」を発表した。販売は同社のオンラインストア「HP Directplus」限定で、発売日は11月中旬。直販価格は税別64,000円から。HP x2 210 G2は、キーボードから液晶ディスプレイを取り外せるデタッチャブルタイプの2-in-1ビジネスタブレット。タブレットはタッチ操作で使えるほか、キーボードに接続してクラムシェル型ノートPCのようにしたり、液晶ディスプレイを通常とは反対の向きにセットして画面を相手側に見せたりと、合計5種類のスタイルで利用できる。別売りのデジタイザーペンを使ったペン入力にも対応する。ラインナップとしては、ストレージとメモリ容量の異なる2モデルを用意。上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom x5 Z8300(1.44GHz)、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが64GBフラッシュメモリ(eMMC)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1ワイド(1,280×800ドット、10点マルチタッチ対応、IPS)。OSにはWindows 10 Pro 64bitを搭載する。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac(1×1 MIMO)、Bluetooth 4.2に対応。主なインタフェースは、USB 3.0×1、USB type-C 2.0(充電兼用)、MicroHDMI×1、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、キーボード接続用ドッキングコネクタなど。720p(1,280×720ドット)のカメラ機能を搭載しているほか、サウンドエンジンとしてB&O Playに対応し、内蔵のステレオマイクはノイズキャンセル機能を備える。本体サイズはタブレット時でW264×D173×H9.65mm、キーボード装着時でW264×D182.6×H19.84mm。重量はタブレット時で約598g、キーボード装着時で約1139g。バッテリ駆動時間は後日公開の予定。一方、下位モデルはメモリがLPDDR3 2GB、ストレージが32GBフラッシュメモリ(eMMC)となる以外は、上位モデルと同じ構成。
2015年10月15日IDC Japanは10月13日、国内ITサービス市場予測を発表した。同社の調査によると、国内ITサービス市場は金融機関や公共セクターにおける積極的なシステム構築投資に寄り、2014年には前年比3.9%増と、世界金融危機前の2007年に達成した成長率と並ぶ高い成長率で推移。2015年に入っても好調な市場環境は続き、同年の国内ITサービス市場の前年比成長率は2.7%に達すると同社は予測している。また、金融、公共によるシステム構築需要も継続し、SI(システムインテグレーション)、ITコンサルティングなどから構成されるプロジェクトベース市場の成長率は、2014年に引き続き2015年もITアウトソーシング市場の成長率を上回る見込み。同社は、2016年以降も国内ITサービス市場は堅調に拡大が続くと予測しているが、成長率は2015年までほどではなく、2014年から2019年にかけての年間平均成長率は1.9%と予測。成長率だけでなく、提供するサービス内容も同様に変化し、これまで市場成長をけん引してきたクライアント/サーバーシステムなどを中心とした「第2のプラットフォーム」に関わるシステム構築から、今後はクラウド、モビリティ、ソーシャル技術、ビッグデータ/アナリティクス、IoT(Internet of Things)などの、「第3のプラットフォーム」に関わるITサービス支出が急激に拡大していくと考えを示している。この「第2」から「第3」へのシフトはサービス内容だけでなく、競争環境や顧客との関係性も変えていき、このシフトに対応できないITベンダーは淘汰される可能性もあると分析している。
2015年10月14日マイナビは10月8日、同社が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」においてIT技術職の正社員および契約社員を対象に実施した「ITエンジニアの転職意識調査」の結果を発表した。同調査は、転職意向があり、IT技術職(エンジニア・プログラマーなど)に従事している全国の25歳・30歳・35歳の正社員および契約社員500人(25歳:100人、30歳:200人、35歳:200人1)を対象として、2015年8月20日~24日にインターネット調査によって行われたもの。対象者に「現在、仕事上で抱いている不満」について聞いたところ、「給与が低い」が45.2%で最多となった。特に、「テクニカルサポート・監視・運用・保守」は、57.8%が「給与が低い」と回答し、他職種と比較して高い結果となった。「システム開発(汎用機系)」は、「新しい技術がどんどん出てくるので勉強が大変(29.5%)」、「仕事が不規則で残業が多い(27.9%)」が高く、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「突発的なトラブル対応が発生する(32.7%)」が目立った。「関わりたいプロジェクトの条件」については、「技術者を軽視しない環境である」が39.0%で最多となった。次いで、「世の中に役立つものを開発できる(36.2%)」、「最先端の技術を学ぶチャンスがある(33.8%)」が続いた。「技術者を軽視しない環境である」の職種別の回答では、「プログラマー(WEB・オープン・モバイル系)」が50.7%、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」が50.0%で高い割合となり、これらの職種はともに現場志向が強く、技術に専念できる環境を重視する傾向が表れる結果となった。「今後のキャリアプラン」については、「安定した環境で働きたい(38.8%)」と「仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい(37.8%)」が約4割となり、ほかの項目を10pt以上上回った。特に女性は「安定した環境で働きたい」が半数を超えた(52.3%)。職種別の回答では、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「安定した環境で働きたい(57.7%)」、「技術スペシャリストとして現場で活躍し続けたい(34.6%)」が高く、専門分野でじっくりと開発スキルを磨いていけるキャリアを希望していることが推察できる。一方、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は「いずれは独立したい(25.9%)」、「海外で活躍したい(25.9%)」が他職種より高く、職種によりキャリアプランに差異が表れる結果となった。
2015年10月08日デルは6日、主に個人向けとなる2in1 PCとして、11.6型「New Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1」、13.3型「New Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1」、15.6型「New Inspiron 15 7000シリーズ 2-in-1」の3モデルを発表した。同日から順次発売する。価格(税別)は69,980円から。各モデルとも360度の回転ヒンジを採用し、クラムシェルスタイルやタブレットスタイルのほか、タブレット状態から画面を立てて使用するスタンドモード、ヒンジを上部に持ってきて自立するテントモードに変形する。○New Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-111.6型「New Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1」の価格は69,980円(税別)。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.30GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。ディスプレイはタッチ対応の11.6型IPS液晶で、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 10 Home 64bit。インタフェースはIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1、メディアカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は最長11時間。本体サイズはW300×D201×H19mm、重量は約1.41kg。○New Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-113.3型の「New Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1」には、ベーシック、プレミアム、プラチナの3モデルがある。税別価格はベーシックが76,980円、プレミアムが89,980円(発売記念価格)、プラチナが134,980円。全モデルにスタイラスペンが付属する。ベーシックモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.30GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。ディスプレイはタッチ対応の13.3型IPS液晶で、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 10 Home 64bit。インタフェースはIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0など。本体サイズはW330×D222×H19mm、重量は約1.67kg。プレミアムモデルは、CPUがIntel Core i5-6200U(2.80GHz)であること以外、ベーシックとほぼ共通。プラチナモデルは、CPUがIntel Core i7-6500U(3.10GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが256GB SSD、液晶解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)である以外は、ベーシックとほぼ共通。○New Inspiron 15 7000シリーズ 2-in-115.6型「New Inspiron 15 7000シリーズ 2-in-1」の価格は89,980円(税別)。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6200U(2.80GHz)、メモリがDDR3L-1600 8GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。ディスプレイはタッチ対応の15.6型IPS液晶で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。OSはWindows 10 Home 64bit。インタフェースはIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、メディアカードリーダー、720p Webカメラなど。本体サイズはW382×D253×H20mm、重量は約2.17kg。
2015年10月06日リクルートテクノロジーズは10月1日、ITエンジニアを対象に「IoT(Internet of Things)」に関するインターネット調査を実施し、その結果を発表した。3117人のITエンジニアを対象に、IoTを知っているか事前にアンケートを実施。そこで「IoTを知っている」と回答した528人を対象に8月12日、13日に今回の調査を実施した。調査結果によると、「IoTによって生活が変わっていくと思うか」は、対象者の71.2%が「変わっていくと思う」と回答。「変わっていかないと思う」の13.1%を大きく上回った。今度は「変わっていくと思う」と回答した人に絞り込み、「一般生活者が変化を実感するのは何年後になりそうか」と聞くと、68.7%が「5年以内」と回答した。「IoTによって大きく変化すると思う産業」では、「情報通信業」が37.0%で1位、「農業・林業」が35.9%で2位、「医療、福祉」が24.5%で3位となった。「どのように生活が変化すると思うか」では、「情報通信業」でデータの収集や管理、「農業・林業」と「医療・福祉」で自動化や遠隔操作などの意見があった。全体を通じて作業の効率化や、新しい体験の実現を予想する意見が多かった。「IoT で実現したい・解決したいこと」では、医療格差や第一次産業の人手不足、育児・教育など、社会課題に関連した意見が多数あった。それ以外にも、新しいサービス体験など、日々の生活に関連した意見が挙げられている。「IoTの普及に向けて、課題に感じること」では、「セキュリティ対策」が 76.1%と最も高かった。「ネットワーク環境の整備」が47.9%で2位、「規格の統一」が44.7%で3位と続き、「インフラ整備」にも課題を感じるITエンジニアが多いことがうかがえる結果となった。また、設問の選択肢以外での課題と感じる要素では、「利用者のリテラシー強化」や「法整備」などの回答があった。
2015年10月02日ASUSは1日、Chrome OSを搭載した10.1型2-in-1 PC「ASUS Chromebook Flip C100PA」を発表した。個人向けに3日から、法人向けに10月中旬以降販売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別39,800円前後。「ASUS Chromebook Flip C100PA」は、10.1型ディスプレイが360度回転する2-in-1 PC。本体サイズはB5用紙サイズとほぼ同等、重量約890gという軽さが特徴。液晶解像度は1,280×800ドットで10点マルチタッチ対応。画面には高強度のGorilla Glassを採用する。キーボードは78キー日本語キーボードを搭載。個人向けモデル「C100PA-RK3288」の主な仕様は、CPUがRockchip RK3288C(1.8GHz/クアッドコア)、メモリが2GB、ストレージは16GB eMMC、カメラが92万画素など。インタフェースはmicroHDMI×1、USB 2.0×2、microSDカードスロットなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体サイズはW262.8×D182.4×H15.6mm、重量は約890g。バッテリ駆動時間は約9時間。なお、法人向けモデル「C100PA-FS0002」はほぼ同等の仕様だが、メモリが2GBとなる。
2015年10月01日東芝は3日(米国時間)、Windows 10を搭載した4K解像度の12.5型2-in-1 PC「Satellite Radius 12」を欧州向けに発表した。Ultra HD(3,840×2,160ドット程度)となる4K解像度の12.5型ディスプレイを搭載した2-in-1 PC。360度回転ヒンジを備え、クラムシェル形状のほか、ディスプレイを回転させタブレットとしても使用できる。OSにはWindows 10を搭載し、同OSの生体認証ログイン「Windows Hello」にも対応。また、パーソナルアシスタント機能「Cortana」用のボタンも備える。スピーカーはharman/kardon製で、DTSサウンドを搭載する。「Satellite Radius 12」は、米国および欧州で、2015年Q4期に発売予定。価格などの情報は、直販サイトtoshiba.com.で発表されるとのこと。
2015年09月04日Lenovoは2日、CPUに第6世代Intel Core mプロセッサを搭載した12型2in1タブレット「Lenovo MIIX 700」を発表した。海外では11月の発売を予定し、価格は699ドルから。画面解像度が2,160×1,440ドットの12型ディスプレイを搭載した2in1タブレット。背面に、「デュアルウオッチバンドヒンジ」によるスタンドを備え、自立した状態で利用できるほか、キーボードフォリオと組み合わせることでノートPCのように使うこともできる。主な仕様は、CPUが第6世代Intel Core m7プロセッサ、メモリが最大8GB LPDDR3L、ストレージが最大256GB SSD、ディスプレイが12型フルHD+(2,160×1,440ドット)液晶、OSがWindows 10 Home、もしくはWindows 10 Pro。インタフェースは、USB 3.0×1、USB 2.0×1、Micro HDMI×1、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDスロット、音声入出力など。カメラは前面と背面いずれも500万画素で、背面はAFに対応するほかフラッシュを備える。また、オプションとして3G/LTE対応のほか、背面にIntel Realsense 3Dカメラの搭載も可能となっている。バッテリ駆動時間は最大9時間。本体サイズはW292×D210×H8.95mm、重量は780g。
2015年09月02日ユニットコムは9月1日より、会員サービス「プラチナITパスポート」に加入すると、同サービスの月額料金が最大2カ月無料になる「プラチナITパスポート お客様感謝キャンペーン」を開催する。同社が運営する各ショップで実施し、申込期間は2015年9月1日~同年10月31日まで。プラチナITパスポートは、IT機器の保守や修理サポートなどを提供する、月額480円(税込)からのサービス。ウイルス対策サービス、電話・リモートサポート、無線LAN接続設定など、ユニットコムが提供する各種サービスを優待価格で利用できる。対象プランは、安心ベーシック、安心スタンダード、安心プラチナの基本3プラン。通常は入会月(最大1カ月)が無料となるが、キャンペーン期間中に申し込むと、さらに1カ月間が無料で利用できる(最大2カ月)。「プラチナITパスポート」やキャンペーンの詳細については、ユニットコムのWebサイトを参照のこと。
2015年08月31日エプソンダイレクトは28日、同社の10.1型タブレット「Endeavor TN20E」および、11.6型2in1 PC「Endeavor TN30E」のBTOオプションにWindows 10を追加すると発表した。29日17時から受注を開始し、Windows 10搭載モデルのうち「Endeavor TN20E」は8月6日、「Endeavor TN30E」は8月4日に出荷を開始する。Windows 10はMicrosoftが7月29日に提供を開始する新OS。「Endeavor TN20E」と「Endeavor TN30E」の場合、Windows 10を搭載すると、Windows 8.1搭載時に選択可能なBTOオプションの一部が固定の仕様となるという。Windows 10を搭載したEndeavor TN20Eの主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリが2GB、グラフィックスがIntel HD Graphics、ディスプレイが10.1型液晶(1,280×800ドット)、ストレージが64GB eMMC + 500GB(キーボードドック)、OSがWindows 10 Home 64bit。本構成の価格は税別49,000円。Windows 10を搭載したEndeavor TN30Eの主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2940(1.83GHz)、メモリが4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics、ディスプレイが11.6型液晶(1,920×1,080ドット)、ストレージが64GB eMMC、OSがWindows 10 Home 64bit。本構成の価格は税別65,500円。○既存モデルに対するWindows 10の搭載予定時期も公開また、エプソンダイレクトでは既存モデルのBTOメニューにおける、Windows 10の追加時期を公開した。対象モデルとBTOメニューへの追加時期は以下の通り。Endeavor Sシリーズ AY330S : 2015年8月下旬Endeavor Pro8100/NJ5970E : 2015年9月下旬Endeavor Sシリーズ NY2400S : 2015年9月下旬Endeavor AT992E/ST11E/NJ3900E : 2015年10月下旬Endeavor S シリーズ TB01S : 2015年10月下旬Endeavor ST170E : 2015年11月下旬Endeavor PT110E : 2015年12月下旬
2015年07月28日日本ヒューレット・パッカードは8日、タブレット部とキーボード部が分離合体するデタッチャブルタイプの10.1型2-in-1 PC「HP Pavilion x2 10-n000」シリーズを発表した。直販サイト「HP Directplus」モデルと量販店モデルの2種に、それぞれサンセットレッドとブリザードホワイトの2色を用意。8月下旬の発売予定で、価格(税別)は49,800円前後から。○「HP Directplus」モデルキーボード部とタブレット部が分離・合体できる10.1型ハイブリッドPC。「HP Directplus」で販売される直販モデルの価格は49,800円(税別)。タブレット単独やクラムシェルスタイルのほか、タブレット部とキーボード部を反対向きに取り付けるスタンドモード、両者を背中合わせにたたんで使うタブレットモード、キーボード部をスタンドとして立てて使うテントモードなど、多様な使い方ができる。ドッキング部はマグネットヒンジと2カ所のドッキングポートで固定されるので、ラッチレスでも安定感ある。キーボードはドッキングコネクタによる物理的な接続となるため、Bluetoothなどのワイヤレス接続より反応性に優れるとしている。キーボード部はノートPCモードで使用したときに軽く傾斜するほか、1.5mmのキーストロークを確保した。タブレット部の両サイドには、Bang&Olufsen製デュアルスピーカーを搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3736F(1.33GHz)、メモリがDDR3L-1333 2GB(オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが64GB eMMC。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 32bit。10.1型の液晶ディスプレイは、タッチ対応のIPS方式、解像度は1,280×800ドット。センサー類として、加速度、ジャイロスコープ、デジタルコンパス、周辺光を内蔵してる。バッテリ駆動時間は約10時間45分。主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 2.0×2(内1基はType-C)、microHDMI×1、microSDメモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、約92万画素Webカメラなど。本体サイズ/重量は、タブレット部が約W265×D175×H10mm/約600g、キーボード部とのドッキング時が約W265×D183×H16.7~20.0mm/約1.19kg。○量販店モデル量販店モデルは、上記「HP Directplus」モデルにオフィスソフトのMicrosoft Office Home and Business 2013を追加モデル。その他の仕様はほぼ共通。店頭予想価格(税別)は65,000円前後。
2015年07月08日リクルートテクノロジーズは6月25日、ITエンジニア510名を対象に実施したアンケートの結果を発表した。同調査は、2015年6月6日~6月15日に全国20~40代のITエンジニアを対象にインターネットリサーチで行われたもの。調査結果によると「現在最も気になるネット業界のワード」の第1位は「ウェアラブル端末」で17.8%、次いで「ビッグデータ」が12.2%で第2位となった。「ウェアラブル端末」を選んだ理由として、「Apple Watch が発売されて、この分野も今後大きく躍進しそうだから」「現在健康という側面が重視されているが、ほかにも開発の余地がありそうで面白そうな分野だと思うので」などという意見が挙がっている。また、第4位「IoT」は前回のアンケートから5.6%伸長する結果となった。理由について比較したところ、前回は「IoTによって実現できる世界がおもしろいから」など、概念自体に注目する声が多かった一方、今回は「ここ数年のうちに、IoTですべてのモノがネットに繋がると思うため」などといった近い将来の普及を前提とするコメントが目立った。
2015年06月25日米Hewlett-Packardは18日(日本時間)、デタッチャブルタイプの10.1型2-in-1ノートPC「HP Pavilion x2」を発表した。サンセットレッドとブリザードホワイトの2色をラインナップ。日本での発売や価格は未定。HP Pavilion x2は、タブレット部分とキーボードドック部分が分離合体するデタッチャブルタイプの2-in-1ノートPC。クラムシェルスタイルのほか、テントモード、スタンドモード、タブレットモードという計4通りの使い方に対応する。主な仕様は、CPU(SoC)がIntel Atom Z3736F(1.33GHz)、メモリがDDR3L-1600 2GB、ストレージが32GBまたは64GBのeMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。10.1型の液晶ディスプレイは、解像度が1,280×800ドット。バッテリ駆動時間は約12時間。OSはWindows 8.1。インタフェース類は、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth、microSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、USB 2.0×1、USB 2.0 Type-C×1、MicroHDMI 1.4、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャック、HD Webカメラなど。センサー類は、加速度、デジタルコンパス、周辺光、ジャイロを搭載する。本体サイズはW264×D173×H16.75mm、重量はタブレットとキーボードドックとも598g(合体時は1.196kg)。
2015年06月18日