別所哲也が代表を務める映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」(SSFF & ASIA 2022)がオンラインで開催中。昨日5月5日、沖縄特別プログラムのトークセッションが開催され、別所さんと照屋年之監督(ガレッジセール ゴリ)らが登壇した。今回、沖縄の施政権が日本に返還されてから50周年を迎えることを記念し、よみうりランドが開催する沖縄WEEK!!とコラボレーション。SSFF & ASIA 2022 よみうりランド開催として、沖縄がテーマとなっているショートフィルム10作品以上を特集上映した。フィナーレを飾るイベントとして最終日に行われた今回のトークセッション。指笛を鳴らしながら登壇した照屋監督は、映画製作のきっかけについて「沖縄って変なんです。ウミヘビやヤギ、ハリセンボンを食べたり沖縄の独特な文化も多く、映画にしやすいんです」と語り、「短い中で起承転結を作るのが難しいけれど、お客さまを感動させたり、びっくりするような結末にしたりと、始まってからずっと全力疾走しなくてはいけないと思う」と短編映画の魅力についても答えた。また幼少期をふり返り、「沖縄の自然と遊んでいました。うらやましがられるのは、川にグッピーが沢山いること。網ですくうとグッピー100匹!熱帯魚ブームの当時、アロワナなど肉食魚のエサにしていました」と沖縄ならではの思い出を明かしていた。この日は、俳優として出演した、沖縄県の組踊銘苅子がモチーフの短編小説を基にした『おかあの羽衣』が初上映された。手掛けた監督・平一紘も登壇し、「羽衣伝説を現代に置き換えた時に、解釈をアップデートさせなくてはいけないと思いました。おかんは家族との時間もフランスに行くこともどっちも選べるようにしたいし、夢がなくとも何もしなくても大丈夫、と思ってもらえるような結末にしました」と本作について説明。父親役のゴリさんは「実は、本当に骨折していました!すみません。あと、フランス語がすごく難しく、真面目なシーンの後に“シルブプレ”みたいなことをセリフとして言わなくてはいけないので苦労しました」と撮影をふり返っていた。なお、『おかあの羽衣』は、5月15日(日)よりオンライン会場で上映される。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」は6月7日(火)~20日(月)オンライン会場および都内複数会場にて開催。※オンライン会場は6月30日(木)まで開催中(cinemacafe.net)
2022年05月06日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF & ASIA)2022の各部門ノミネート作品および特別上映作品が発表された。今年は6月7日(火)のオープニングセレモニーを皮切りに、6月20日(月)のアワードセレモニーまでの期間、東京の複数会場で開催。本日4月28日(木)からはオンライン会場もスタートしている。今年のテーマ「Meta Cinema~超える・見つける・始まる」を体現すべく、オンライン会場オープニング作品の1つには、日本では初となるAI脚本家によるショートフィルム『少年、なにかが発芽する』が登場。同じく本日から、VR空間「DOORTM」シアターsupported by NTTでのバーチャル映画館もスタートする。映画祭では、世界126の国と地域から集まった5,720点の中から選びぬかれた約200作品がノミネート作品として発表された。アカデミー賞につながるオフィシャルコンペティションsupported by Sonyのジャパン部門には、黒木瞳、前田敦子、玉城ティナなど、監督にも挑戦した俳優たちのショートフィルム作品も含まれている。『閉塞』また、今年の映画祭の特別上映作品として、コリン・ファースがコロナ禍のエンタメ業界復興をテーマに制作参加した『閉塞』、アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞の『バスケの女王』。『ひかり探して』で注目を集めた韓国の新鋭女性監督パク・チワンによる『ハイスクールガールズ』。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーがプロデュースするロボトミーを描くアニメーション『ヴァンダル』など、日本初公開となる秀作が勢ぞろい。【4月28日(木)~先行配信】濱口竜介監督に続くのは?「今注目の日本人監督」特集ベルリン、アカデミー賞と世界の映画祭を賑わす濱口竜介監督に続くべく「今注目の日本人監督」13名によるショートフィルム特集も本日よりオンライン会場にて世界に向けて一斉配信。奥山大史、落合賢、齋藤俊道、Yuki Saito、中江和仁、中村真夕、針生悠伺、平林勇、藤井道人、真壁幸紀、松居大悟、HIKARI、籔下雷太(五十音順)のショートフィルム作品21点を配信する。【6月4日(土)~配信開始】『閉塞』【インターナショナル部門 特別上映】コリン・ファースとイタリアの名優ステファノ・アコルシが贈る、コロナ禍からのカルチャー復興へ熱いエール。ステファノ・アコルシがリハーサルの直前舞台に立つと、突然辺りは暗くなり劇場が空っぽに。扉には鍵がかかり、スタッフは何処へやら。何が起こったのか理解できないステファノの前でセットが突然変わり、今度は衣装を身につけ俳優のコリン・ファースと舞台に立っているではないか。情緒あふれる月夜の下で台詞を交わし合う二人。研ぎ澄まされた空気が二人を包むが、魔法は突然解けステファノは現実世界に戻る。『ハイスクールガールズ』【アジア インターナショナル部門 特別上映】キム・ヘス主演『ひかり探して』の新鋭パク・チワン監督による女性の生きざまを描くショートフィルム。女子高生のA、B、C、DとEはポーカーで遊んでいる。テストの点数のことで口論するSとT。Yは教育実習の先生と奇妙なひとときを過ごす。彼女たちの過ごすこの一瞬は誰もが通ってきた道なのだ。『カラスたちの夜』【アジア インターナショナル部門 特別上映】香港初のカンヌ映画祭パルム・ドール受賞、ニューヨーク大学在学中の学生による作品。18歳の主人公ションナンはいとこに誘われ、ちょっと不思議なパーティーに参加する。参加者の大半は油ぎった中年男性だが、ジェングォだけは違う雰囲気を醸し出していた。『犬島犬子』【ジャパン部門 特別上映】俳優・監督・文筆家としても知られる小川紗良が主演、HOPPY HAPPY AWARD受賞監督による特別制作作品。※リアル会場のみ岡山にある小さな島、犬島に住む星砂は、島の写真をSNSに投稿し続けている。ある日カナダで生活をしている日本人女性はるのからSNSを通じて「思い出の犬島の風景を見たい」と頼まれ、その風景を探すことになるが…。『ヴァンダル』【アニメーション部門 特別上映】『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーがプロデュース。ロボトミーが主人公となる実験的なアニメーション作品。男はロボトミー手術(前頭葉切断術)を受け、回復中だった。そんな矢先に介護者でもある最愛の妻を亡くし、精神が錯乱する。『バスケの女王』【ノンフィクション部門 特別上映】先日行われた2022年・第94回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞作品。女子選手で唯一NBAからドラフト指名を受けた選手の物語。ルシア"ルーシー"ハリス、女子バスケ初のオリンピックの試合で初ゴールを決めたプレイヤーだ。彼女は唯一、女子選手でNBAからドラフト指名を受けた選手でもある。輝かしい経歴を持つ彼女の名は、1月18日に突然この世を去ったいまも無名のままだ。『隠された歌声』【ノンフィクション部門 特別上映】『タクシー』のジャファル・パナヒ監督がスマートフォンで撮影。パナヒ監督自身が、イラン政府から歌うことを禁止された黄金の歌声を持つ女性を探す。【5月19日(木)~配信開始】『ラッキーフィッシュ』【Shibuya Diversityプログラム (ピックアップ)】人種、宗教、移民、LGBTQ…世界のDiversityを考えるドラマの数々。中華料理店でそれぞれの家族と夕食をとる、2人のアジア系アメリカ人の少女たち。2人はレストランのトイレで出会い…。【5月26日(木)~配信開始】『ベール』【Ladies for Cinema Project(ピックアップ)】世界の女性フィルムメイカーを応援するプロジェクトには、日本の同性婚を描いた作品が登場。あゆみと紗香は、交際5年の記念に結婚写真を撮ろうとしている。「LGBTQ対応可」のフォトサロンに問い合わせるが、届いた返答に落胆と怒りを隠せない。2人の幸せが満たされる場所はあるのか。VRショートフィルム『オデッセイ1.4.9』【DOORシアター上映ラインナップ(ピックアップ)】スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』にトリビュートされた作品。キューブリックの名作の裏に隠された真実を描く。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子が監督する『アクターズ・ショート・フィルム2』が、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」(SSFF & ASIA 2022)のジャパン部門にノミネートされたことが分かった。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを製作、「SSFF & ASIA」でグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す「アクターズ・ショート・フィルム」プロジェクト。第2弾となる今作は、豪華俳優陣が監督する作品に、村上虹郎、琉花、奥平大兼、伊藤沙莉ら若手俳優が集結。「SSFF & ASIA 2022」では、全5作品がジャパン部門にノミネートされる形となった。青柳監督は「5作品ともにノミネートと聞いた時も『どういうことだ!?』と正直、驚きました。たくさんの人たちに協力してもらい出来た作品なので評価していただき、ノミネートされて嬉しく思います」とノミネートされた現在の心境を明かし、千葉監督も「愛を持って作った作品が、ご覧いただいたみなさんに何かしらでも届いたということだと思うので、すごく嬉しく存じます」と喜ぶ。千葉雄大監督永山監督は「海外の方々に観て頂く機会もあると思います。どんな反応があるのか、全く見当がつきませんが、私の人生においてとても貴重な経験だと噛み締めたい」と言い、玉城監督も「五人分の作品をまるごと楽しんでもらいたいです」とコメント。玉城ティナ監督前田監督は「監督達の熱量、多種多様で素敵すぎて、感動しかありませんでした」と完成した作品を観た感想を明かし、「またみていただける機会をいただけた事が何より嬉しいです」と思いを語っている。前田敦子監督なお、ジャパン部門優秀賞およびグランプリ:ジョージ・ルーカスアワードは、6月20日(月)に行われる映画祭アワードセレモニーにて発表される。『アクターズ・ショート・フィルム』『アクターズ・ショート・フィルム2』はWOWOWオンデマンドにて配信中。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」は6月7日(火)~20日(月)オンライン会場および都内複数の会場にて開催予定。※オンライン会場は4月28日(木)から(cinemacafe.net)■関連作品:アクターズ・ショート・フィルム2 2022年4月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて公開
2022年04月28日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のプロジェクトの一貫で製作されたショートフィルム『おかあの羽衣』の予告編が公開された。「私、きらいなものが多い」。那覇までの渋滞、借金だらけの父、親友の彼氏、牛乳、そして地元の塩屋湾。美しい母は、なぜ父と結婚したんだろう。漠然とした将来への不安から逃げるように瑠璃は考えていた。そしてある日、母の過去を知る――。同映画祭では、令和3年度日本博主催・共催型プロジェクトの一つとして、沖縄県、熊本県、広島県に焦点をあて、それぞれ若手の小説家が、日本古来の昔話・民話などをモチーフにした短編小説を執筆した。『おかあの羽衣』は、作家・詩人・作詞家の高橋久美子が、沖縄を舞台に執筆した短編小説を基にしたショートフィルム。ゴリ(ガレッジセール)と尾野真千子が、主人公・瑠璃(服部樹咲)の両親役を務め、沖縄県の伝統的な組踊・銘苅子(めかるし)をモチーフに描かれるヒューマンドラマとなっており、予告編では、沖縄らしい風景が映し出されている。なお、本作のワールドプレミア上映は、よみうりランドで開催する「沖縄復帰50周年記念SSFF & ASIA 2022」トークイベント内にて行われる。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2022」は6月7日(火)~20日(月)/オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木)開催予定。(cinemacafe.net)
2022年04月15日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(略称:SSFF & ASIA)2022が、6月に都内複数会場およびオンライン会場で開催決定。今年は「Meta Cinema(メタ シネマ)~超える・見つける・始まる」をテーマにする。バーチャル映画館体験、AIが作った脚本によるショートフィルムや脳波を利用した作品分析も「メタバース元年」と呼ばれる今年、「Meta Cinema~超える・見つける・始まる」をテーマに、映画(シネマ)を超越した新たな映像表現や映画の楽しみ方を提案。コロナ禍の2020年、2021年を経てオンライン施策が発展してきた中、映画祭を通じてより立体的な形で映画・映像の未来を体感できる場、新しいエンターテインメントを見つける場を作り、作り手と見る側とが一緒に映像文化を作っていく活動をスタートさせる。バーチャル映画館の体験や、AIを駆使した脚本から作られたショートフィルム『少年、なにかが発芽する』の公開(4月28日オンライン会場にて世界配信開始)、人間の脳波を利用し作品分析する二ューロサイエンスがこれからの映像表現にどう活用できるのかを探るトークイベント、また注目のNFTの取り組みなどにも触れる。オフィシャルコンペには世界のいまと表現の多様性が集まる世界126の国と地域から5,720作品が集まった今年の映画祭の中でも、アカデミー賞ノミネート候補につながる「オフィシャルコンペティション supported by Sony」には110の国と地域から3,263作品が集まった。社会的に不安定な中ながら、コロナ禍を経て見えてきた家族や友人との関係を様々な角度から描く作品や、移民、難民たちの視点にファンタジックな魔法・夢を用いつつ現代社会を風刺する作品、現実世界で起きている悲しい出来事から希望を見出そうとする物語を創出する、フィルムメイカーたちの力強さや表現の多様性を感じる作品ばかりとなっている。スマートフォン映画作品部門には史上最年少13歳の監督も今年2年目となる「スマートフォン映画作品部門 supported by Sony’s Xperia」は、人類に警鐘をならすメッセージを1分で表現する作品から、夢と希望を与える正統派ドラマ、プライベートな空間を自由に表現する詩的作品など、様々なジャンルの映像表現でクリエイターの幅とチャレンジの機会の広がりを体現する作品が集結。スマートフォンでの撮影により映画の可能性をさらに広げる、そしてスマートフォンだからこそ成しえた作品群からは、フィルムメイカーの視点をより近くに感じられる新たなエンターテインメントの可能性を感じさせる。SSFF&ASIA代表 別所哲也よりコメントコロナ禍、私たちは多くのことを学び、体験しました。人間。それは、想像する生き物です。想像力こそ、人間たる所以です。私たちは、その創造力の森を育て、もう一つの世界を産みだしました。それがメタバース。もう一つの世界、自分が存在する時代。2022年、私達は「メタ シネマ」をテーマに、これまでのシネマ、これからのシネマを、ショートフィルムを通じて皆さんと開拓する冒険へと船出します。ぜひ!乗船を!別所哲也「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2022」は6月7日(火)~6月20日(月)、オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木)オンライン会場および都内複数の会場にて開催予定。(text:cinemacafe.net)
2022年03月24日EXILE HIROがエグゼクティブプロデューサー、SSFF&ASIA代表・別所哲也の企画・プロデュースによる、詩と音楽、映像を1つに融合したプロジェクト第4弾『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』。片寄涼太が主演・主題歌を務める「COYOTE」と、俳優・フィルムメーカー・白黒写真家などマルチに活躍する斎藤工とのコラボレーションが実現、主題歌「サクライロ」の特別写真展の開催されることになった。本作は、短篇6作それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された物語に、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバーが主演、主題歌を担当するなど、全員が参加しており、SABU、新城毅彦、山下敦弘、森義隆、真利子哲也、久保茂昭といった監督陣それぞれの個性あふれる物語となっている。その中で真利子監督による「COYOTE」の主題歌で片寄さんが歌う「サクライロ」は、2012年に斎藤さんが歌唱していた楽曲のカバー。この楽曲は、3.11の震災復興に向けたプロジェクトの一環として創り出された作品で、今回時を経て、新型コロナウイルスの感染拡大という世界的有事の中で生まれた作品「COYOTE」の主題歌として起用された。楽曲に込めた東北震災復興への想いが、10年の時を経て映像表現されるということで、「サクライロ」をテーマに片寄さんを被写体とし、斎藤さんがカメラに収めた。フラワーアーティストの尾藤裕子が協力し、震災から10年目の福島の八重桜を使ったものとなっている。今回その貴重な写真がTOHOシネマズ 仙台、ポレポレシネマズいわき小名浜にて、本作公開日の11月26日から展示されることとなり、あわせて2人からのコメントも到着した。斎藤さんは「自分の当時の音楽活動への"動機"をお伝えし、今回の写真作品プロジェクトは始まりました」と明かし、「桜の時期に片寄さんと自分がセッションした白黒写真に、フラワーアーティストの尾藤裕子さんが十年目の八重桜を施してくれました。この色褪せない作品が東北の地に戻る事、東北の方々に届く事を心から願っています」とコメント。また、片寄さんは「斎藤さんとやり取りをさせて頂き、2021年の春の僕を撮って下さることになりました。尾藤裕子さんの八重桜のコラージュがより今回の作品に深みをもたらし、時間の概念から解き放たれたような普遍的な作品になったと感じています」と手応えを噛みしめ、「見てくださる方を包み込める作品であり楽曲でありますように」と祈りを込めている。『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』は11月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project- 2021年11月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2021 CINEMA FIGHTERS project
2021年11月20日EXILE HIRO、SSFF & ASIA代表・別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を1つに融合するプロジェクトの第4弾『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』。11月18日(木)、そのプレミア上映会&Special Liveが行われ、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」、各作品の主題歌を担当したKAZUKI、伶、「DEEP SQUAD」、「iScream」が登壇し、MCには企画・プロデュースを務めた別所哲也が登壇した。本作は、短篇6作それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された物語に、「GENERATIONS」のメンバーが主演、主題歌を担当するなど全員が参加。SABU、新城毅彦、山下敦弘、森義隆、真利子哲也、久保茂昭ら、数々の名作を世に送り出してきた監督たちがメガホンをとった。「BLUE BIRD」主演の佐野玲於は、「SABU監督と組んで撮影させてもらいました。KAZUKIさんが素敵な歌を届けてくださり、骨太な作品が出来上がりました」と満足の様子。続けて「僕自身SABU監督のファンで、限られた時間での撮影でしたが、ロケーション、役者を活かす映像に仕上げてくださいました。すごく満足しています」と思いを明かす。「BLUE BIRD」主題歌担当のKAZUKIは「素敵な作品に携わることができて光栄でした」と満面の笑みを浮かべた。「言えない二人」主演の白濱亜嵐が「誰もが経験する甘酸っぱいストーリーになっています」とアピールすると、会場は大きな拍手に包まれる。「言えない二人」の主題歌担当「DEEP SQUAD」のTAKAは、「主題歌という大役をいただいたことを光栄に思うとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。作品に込めた想いがたくさんの方に届けばいいなと思っています」とコメントした。「水のない海」主演は小森隼。「主演と紹介されて、今、改めてすごく緊張しています」と早口で挨拶し、緊張の様子が手にとるように伝わってきた。主題歌を務めた「iScream」のRUIは「事務所の先輩方、そして、みなさんの前で歌唱できたことを光栄に思います」とライブの感想と感謝を述べた。「怪談 満月蛤坂」主演を務めた中務裕太は「(僕の)人生で、主演で舞台挨拶やるとは思ってなかったです。緊張していますがよろしくお願いいたします」と元気よく挨拶。主題歌担当の伶は「映画のなかで、(楽曲が)作品のいいアクセントになっています」と満足の表情で楽曲をアピールした。「COYOTE」で主演・主題歌を担当した片寄涼太は、「平日にも関わらず、ご来場ありがとうございます」と観客に向かって笑顔で感謝を伝えた。「真夜中のひとりたち」主演の関口メンディーは「主演と紹介されて実感してきました。いつものキャラを削ぎ落として、挑んだ役です」とキリッとした表情で挨拶。主題歌担当の数原龍友は会場を見渡しながら「今日は、僕“1人”のためにこんなにたくさんの方に集まっていただきありがとうございます。“僕”の作品を楽しんでいただけましたか?」とまるでワンマンステージのように語って、笑いを誘った。「GENERATIONS主演で舞台挨拶する日がくるなんて」仲良し兄弟の兄役を演じた佐野さんは髪をブルーに染めたことについて、「パンクって、見てくれのジャンルとか、音楽の歴史というよりも、若者の主張ということに重きを置いていると思います」と説明し、「兄弟愛や、一番近くにいる大切なものを失う様が描かれる中で、拳銃が登場するシーンでのやりとりなど、SABU監督らしい狂気とユーモラスの混ざった感じが落とし込まれていて、演じていてすごく楽しかったです」と作品の魅力に触れる。そして弟役の醍醐虎汰朗については「無邪気でいろいろと話しかけてくれました。撮影現場では元気をもらっていました」とふり返り、冒頭のセリフの少ないシーンに触れながら「SABU監督の頭の中でシーンが構築されている感じが絵コンテから伝わってきました」と、大好きだというSABU監督の映像作りについて語っていた。「GENERATIONS主演で舞台挨拶する日がくるなんて想像してなかった」という白濱さんは「自分が出演する以外の作品の台本も読んでいました。オムニバスですが、1本の映画を作るような気持ちでいました」と微笑む。中務さんの演技が衝撃的すぎたとふり返り、「料理人のハマり具合もすごかったし、そんな演技ができるんだ!と思いました」と興奮気味に感想を伝える。これまで演じてきた数々の作品とはタイプの違う胸キュンが味わえる本作。演じた役については「今までは派手な役柄を演じることが多かったですが、勢いだけのお芝居ではなく、繊細なお芝居にチャレンジしたいと思っていたタイミングでこの作品のお話をいただきました。役者として違う一面を見せたいという気持ちと重なり、すごくいいきっかけになったと思います」と胸を張る。劇中で坂井真紀演じるキャラクターのセリフが気になっているという白濱さんは「(恋人は)好きなものが一緒のほうがいいのか、嫌いなものが一緒のほうがいいのか。僕の中でまだ答えが見つかっていません。すごくメッセージ性のある恋愛映画になりました」と作品のおすすめポイントを伝えた。中務裕太が料理やラブシーンに挑戦中務さんは、「怪談 満月蛤坂」撮影前から「料理指導をしていただき、包丁さばきを教えていただきました。撮影場所が料亭だったので、撮影中もそこの料理長からご指導していただきました」とふり返る。撮影後から料理にハマったことを明かし「実は、僕のお父さんとおじいちゃんは料理人でした。自分の中の料理人の血が騒ぎ出した気分です」と新たな趣味ができた様子。台本で妊婦役と書いてあり「僕が妊娠するので合っていますか?」と何度も確認したという中務さん。「最初のシーンではお腹が軽かったのですが、後半は5kgくらいになっていてめちゃくちゃ重かったです。妊婦さんに優しくしようという気持ちになりました」と妊婦役の特殊メイクについて触れた。本作ではラブシーンにも挑戦。「山田真歩さんが引っ張ってくださったので、リラックスして臨むことができました」と共演者への感謝も述べていた。「作品鑑賞前後で歌い方に変化が出たのか」という質問に伶さんは、「最初は怪談話?と興味をそそられました。時を超えた愛、とても深い愛を描いていて、ショートフィルムだけど見どころがぎゅっと詰まっている作品でした。作品を観た後は、より演じる女性の心に寄り添いながら、歌詞を深く感じながらパフォーマンスできたと思います」と説明した。上映後にライブパフォーマンスがあるという通常の舞台挨拶とは違う雰囲気の上映会については「客席で観たかったです。映画を観た後に主題歌がライブで聴けるなんで、新しいしとても面白いと思いました」と目を輝かせていた。そして、片寄さんは、セリフ指導担当者と役柄のイメージを話しながら喋り方を研究したことを明かし「発音だけでなく、細かいニュアンスまで指導していただき練習しました」と準備をふり返る。東京とシカゴでの遠距離恋愛を描く本作は、東京で撮った映像をシカゴで、シカゴで撮った映像を東京で参考にしながら撮影するという特殊な方法だったことを明かし、「新型コロナのあの時間を(映画という)形に残すことができました。予想もしなかったすれ違いが起きたという人たちが実際にいたのかなと、今でも思っています」と新型コロナ禍を挟んだ撮影だからこその貴重な機会であり、作品だったことに触れた。感情の起伏が激しい役どころであり、航空会社に怒鳴りながら問い合わせをするというラストシーンには、実は台本がなかったという。「終わりは決まっていたのですが、細かい描写はありませんでした。自己チューでいい男とは言えないタイプのキャラクターなので、そんな男があのような状況に置かれたときに、どう行動するのかを想像しながら観てほしいです」とアピールしていた。『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』は11月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project- 2021年11月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2021 CINEMA FIGHTERS project
2021年11月19日ASIAジュニアカップを今年も11月~4月の日程で埼玉県北部・東部・西部の3会場にて開催します。2018年から埼玉県で開催されているこの大会は、アジア全域での事業展開を進める総合不動産カンパニー「ASIA GROUP」がスポンサードし、埼玉県を中心にサッカー、フットサル、野球のスクール運営をするリアルスポーツクラブが主催する大会で、「関東で一番子どもがときめく大会」を目指して開催しています。全国を目指して頑張っていた6年生は、秋に最後の試合が終わってしまうと中学入学まで強度のある試合は中々ありません。この大会を主催するリアルスポーツクラブは、開催意図を「目標がなくなり、どこか寂しい気持ちになってしまった子どもたちが、小学生最後まで輝いてほしいという思いで開催している」と明かします。他県の強いチームと予選から試合ができる経験はもちろん、大会の中で子どもたち同士が自然と交流できる場にもなっており、中学までサッカーの試合がなくモチベーションキープに悩む子たちに、活力を与える大会になっているとのこと。大会はU-6~U-12までが参加でき、2020年度に約3,600名の選手がプレーしています。2018年~2020年の3年間で約10,000名がプレーしてきました。未就学児や低学年は、日頃なかなか経験出来ないスポンサーがついている大会で、いつもより真剣勝負が体験できる貴重な機会となっているそうです。また、子ども達が試合の結果を見に本部に来る際にスタッフが声をかけ、他のチームとの交流をする機会を作ったり、チャンピオンシップは宿泊型にしているので自然と他チームの子と交流している機会が生まれるそう。サッカーを通じて子どもたちが交流の輪を広げる大会となっています。今年は11月~4月の予定で、埼玉県北部・東部・西部の3会場で開催されます。大会の詳細、お申し込みはこちらでご確認ください>>
2021年10月27日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以下、「SSFF & ASIA」)は、10月21日(木)より東京都写真美術館にて、10月1日(金)よりオンライン会場にて「秋の国際短編映画祭」を開催することが決定した。今回の「秋の国際短編映画祭」では、来年のオスカー候補となる可能性を秘めたオフィシャルコンペティション supported by Sony 3部門の優秀賞をはじめ、今年の映画祭で受賞した作品を一堂に鑑賞することができる。さらに、新たにアカデミー賞への推薦枠を獲得したアニメーション部門を壮行すべく、ビル・プリンプトン監督がコロナ禍を描く最新作『デミのパニック』や環境問題を描いた『雪の降らないクリスマス』、ジャック・ドゥルーアン監督による『心象風景』など、世界のアニメーション特集プログラムを上映・配信。『雪の降らないクリスマス(No Snow for Christmas)』ほかにも、満島ひかり出演の余命いくばくもない男とその妻を描く『演じる女』。千葉真一さん追悼上映として『シェイクスピア・イン・トーキョー』。松田美由紀、早乙女太一が監督を務めたダンスムービー『祈り人』などもラインアップされている。『演じる女』「SSFF & ASIA 2021 秋の国際短編映画祭」オンライン会場・バーティカルシアターアプリは10月1日(金)~31日(日)リアル会場(東京都写真美術館)は10月21日(木)~24日(日)開催。(cinemacafe.net)
2021年09月22日EXILE HIRO、SSFF&ASIA代表別所哲也、作詞家小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクトの第4弾『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』が11月26日(金)より公開される。この度、本作の本予告編、GENERATIONS from EXILE TRIBEが歌うタイトルテーマソング「昨日より赤く明日より青く」が公開された。本作は、短篇6作それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された物語に、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが主演、主題歌を担当するなど、全員が参加しており、監督それぞれの個性あふれる物語となっている。第4弾で監督を務めたのは、SABU、新城毅彦、山下敦弘、森義隆、真利子哲也、久保茂昭ら、数々の名作を世に送り出してきた監督たち。SABU「BLUE BIRD」は、ドジな兄ケンジ(佐野玲於)と、陽気な弟ジュン(醍醐虎汰朗)とのかけがえのない絆を美しい映像で描いており、新城毅彦「真夜中のひとりたち」は、大切な人を喪失した青木(関口メンディー)と里実(阿部純子)が歩く東京の一夜を、数原龍友が歌う主題歌にのせて映し出す。山下敦弘「言えない二人」は幼なじみの柊子(門脇麦)に想いを伝えられない、大学生のあゆむ(白濱亜嵐)のもどかしい気持ちを、森義隆「怪談 満月蛤坂」は美しい女の幽霊、たみ(山田真歩)に愛された若手の料理人・良介(中務裕太)の怪異を、真利子哲也「COYOTE」は、コロナ禍で急変する世界を、晴人(片寄涼太)とシカゴにいる恋人のハナ(ステファニー・パーク)を通して描く。久保茂昭「水のない海」は、他人との関わりを避けてきた青年ユキオ(小森隼)と中国人留学生ジェニ(ルナ)との心の交流を描いた物語となっている。予告編では、それぞれの物語の新たなシーンを垣間見ることができる。「COYOTE」では、晴人がさらっと「プロポーズするつもりや」とドキッとするセリフを。「言えない二人」では、「いないの?好きな人」という柊子の問いに、「いるよ」とあゆむが答える意味深なシーンが。「真夜中のひとりたち」では、青木の「ずっと好きでいつか振り向いてくれたらいいなと思ってた」という叶わぬ恋を思わせる切ないセリフが心に染みわたる。「水のない海」では、一体どんなシチュエーションなのかユキオとジェニがキス寸前に。「怪談 満月蛤坂」では、「俺ちゃうって」と言う良介に対し、「何とぼけてるがん?」と有無を言わさぬ、たみのセリフに背筋が凍る。「BLUE BIRD」では、「俺たちこんなんで幸せになれるのかな?」というジュンの問いに、「今は無理だけどバイク直して幸せ探しに行こうぜ」と言うケンジの可愛らしい兄貴ぶりに胸をわしづかみにされる。そして、これら6作品の主題歌歌詞を手掛けた小竹が、本作のタイトルでもある「昨日より赤く明日より青く」の歌詞を新たに書き下ろし、GENERATIONSが歌い上げている。このタイトルテーマソングと予告映像が重なり、少し大人になり、しかしまだまだ若い彼らの繊細な“今”を切り取った歌詞とメロディーが優しく包み込む、「それぞれの物語があなたと大切な人へ届きますように」という思いが込められた予告編となっている。さらに本作は各作品ごとに海外でも高い評価を受けている。今年10月にオンラインで開催予定の、ニュージーランドを代表する国際短編映画祭 「SHOW ME SHORTS FILM FESTIVAL 」(米国アカデミー賞公認)にSABU監督の「BLUE BIRD」が入選しており、7月にはオンラインで開催された世界最大級のロサンゼルス短編国際映画祭「LA Shorts International Film Festival」(米国アカデミー賞、英国アカデミー賞、カナダ・スクリーン・アワード公認)にて、新城監督作品「真夜中のひとりたち」と、森監督作品「怪談 満月蛤坂」の2作品が入選を果たしている。『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』11月26日(金)全国公開
2021年09月07日昨年9月に実施の米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020 のアワードセレモニーにて発表された、『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』が、11月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開されることが決定。合わせて、GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下、GENERATIONS)全員集結のポスタービジュアルが公開された。本作はEXILE HIRO、SSFF & ASIA代表・別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」の第4弾。短篇6作それぞれの主題歌からインスパイアされ生み出された物語に、GENERATIONSのメンバーが主演、主題歌を担当するなど、全員が参加しており、監督それぞれの個性あふれる物語となっている。世界中の人たちにとって激動の年となった2020年を乗り越え、GENERATIONSの“今”を切り取ったのは、SABU、新城毅彦、山下敦弘、森義隆、真利子哲也、久保茂昭ら、数々の名作を世に送り出してきた監督たち。この閉塞感に満ちた困難な時代でも、今日という一瞬一瞬を重ね、明日へと歩みを進める我々には、いつもそっと寄り添ってくれる歌がある。こんな時だからこそ、と映画と音楽の力に込められたメッセージが織りなす珠玉の短編集だ。SABU「BLUE BIRD」は、ドジな兄ケンジ(佐野玲於)と、陽気な弟ジュン(醍醐虎汰朗)とのかけがえのない絆を美しい映像で描いており、新城毅彦「真夜中のひとりたち」は、大切な人を喪失した青木(関口メンディー)と里実(阿部純子)が歩く東京の一夜を、数原龍友が歌う主題歌にのせて映し出す。山下敦弘「言えない二人」は幼馴染の柊子(門脇麦)に想いを伝えられない、大学生のあゆむ(白濱亜嵐)のもどかしい気持ちを、森義隆「怪談 満月蛤坂」は美しい女の幽霊、たみ(山田真歩)に愛された若手の料理人・良介(中務裕太)の怪異を、真利子哲也「COYOTE」は、新型コロナ禍で急変する世界を、晴人(片寄涼太)とシカゴにいる恋人のハナ(ステファニー・パーク)を通して描いた。また、久保茂昭「水のない海」は、他人との関わりを避けてきた青年ユキオ(小森隼)と中国人留学生ジェニ(ルナ)との心の交流を描いた物語となっている。撮り下ろされたポスターには、黒いズボンに白シャツをまとったGENERATIONSの姿が。そこには本作のタイトル通り、赤と青のペンキが各人各様な雰囲気であしらわれ、彼らのクールな若々しさを感じつつも、抒情感あふれるものとなっている。よく見ると、一人ひとり着用している衣装は、少しずつ異なるデザインのもの。合わせる靴や、袖のまくり方など着こなしもそれぞれの個性を尊重し、繊細な違いを出しながらも全体的に統一感のあるデザインだ。さらに、こちらのポスターを撮り下ろした際のメイキング映像も公開された。感染症対策に努めながらも和気あいあいとした雰囲気の中撮影を開始。カメラマンの要望通りに皆が少しずつポーズや表情を次々に変えていき、その様子はさすがの一言に尽きる。グループの一体感、魅力がそのまま表れた撮影となった。映像では7人揃っての撮影部分が切りとられているが、一人ずつの撮影もしており、今後ポスター以外のデザインなどで使用予定なのでお楽しみに。本ポスターは、明日8月12日(木)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか、全国の上映劇場にて順次掲出予定。また、今回の本ポスターとは別デザインのムビチケカードが、9月3日(金)より上映劇場(一部劇場を除く)および、メイジャー通販サイトにて発売予定なのでチェックしてほしい(販売劇場は後日、映画公式HPで発表)。本ポスター撮影メイキング『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』11月26日(金)より公開
2021年08月11日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2021」(SSFF&ASIA)のアワードセレモニーが6月21日(月)、都内にて行われ、齊藤工、勝地涼、松本穂香、池田エライザら豪華ゲストが登場した。なお、MCは声優の木村昴&花澤香菜が務めた。「SSFF&ASIA」はアメリカのアカデミー賞公認の映画祭。第23回目となった2021年は、幅広いジャンルの企業や団体とタッグを組み、バラエティに富んだショートフィルムをオンライン会場と5か所のリアル会場で開催した。世界約120の国と地域から集まった6000本以上の中から、この日、グランプリなど各賞が発表された。「ジョージ・ルーカス アワード」(グランプリ)には、ラファエル・マヌエル監督による『フィリピニャーナ』が受賞となった。齊藤さんは、バーティカルシアター部門のプレゼンターとして登場。スマートフォンでの動画視聴が当たり前になった今、映画業界における、バーティカル(縦型)な映像作品の可能性を見据え、設立された部門において、西山将貴監督の『スマホラー!』が最優秀賞を受賞した。齊藤さんは、縦型という撮り方について、「昭和のアナログ人間なので縦型をどう捉えるかと思ったのですが、日常は横より縦型のほうが身近な画角なんだな、と作品を拝見して気づかされました」と語る。さらに、「スマホで拝見していると、ブラックアウトになる瞬間、自分が写り込むんですね。これまで味わえなくて、ホラーという作品性も含め、非常に近い怖さがあり、スマートフォンならではの楽しみ方だと思いました」と、作品の特性にぴったりだったと評していた。12人の映像監督による、12本の短編映像を作る新プロジェクト「DIVOC-12」にて、上田慎一郎監督の『ユメミの半生』に主演した松本さん。高精細の大型のディスプレイ背景が実際のカメラの動きと連動することで、その空間の中にいるような映像を撮影できるシステムを使っての撮影は、国内初となった。バーチャルセットでの演技について、松本さんは、「毎シーン、背景の映像が変わっていくので、同じ場所だけど衣装を着替えて戻るたびに全然雰囲気が変わるので、毎回感動していました。日本で初めてのプロジェクトなので、全員が新鮮な気持ちで楽しく挑めました」と、ワクワクだったと明かした。なお、作品は今秋全国公開予定とのこと。さらに、池田さんはスマートフォン映画作品部門の審査員を務めた。「ショートフィルムですけど、時間の概念を揺るがすというか、短いからこそ、解き放たれていて本当に衝撃を受けました」と語る。新たな発見について、池田さんは「応募点数が本当に多かったのがとてもうれしい。こうした部門を設けることによって、自分も映画を撮りたいと、取り組みやすくなることが非常に喜ばしいことだと思いました。私も挑戦してみたいです」と笑顔でスマートフォンでの作品撮影に意欲を見せていた。アワードセレモニーには、そのほか、阿部純子、藤真利子、真利子哲也監督、河瀬直美監督、上田慎一郎監督、内田英治監督、國村隼、筒井真理子、篠原ともえ、松田美由紀、丸山ゴンザレス、LiLiCo(フェスティバルアンバサダー)、別所哲也(SSFF&ASIA代表)らが出席した。(cinamacafe.net)
2021年06月21日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2021」(SSFF&ASIA)のオープニングセレモニーが6月11日(金)、都内にて行われ、オープニングMCに剛力彩芽と山田孝之が登場した。セレモニーでは剛力さんが主演を務めるショートフィルムが初上映されたほか、山田さんらが企画する「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」の概要と進捗も発表された。「SSFF&ASIA」はアメリカのアカデミー賞公認の映画祭。第23回目となった2021年は、幅広いジャンルの企業や団体とタッグを組み、バラエティに富んだショートフィルムをオンライン会場で上映され、さらには5か所のリアル会場で開催。世界約120の国と地域から集まった6000本以上の中から、選りすぐりの約250作品が上映される。剛力さんの熱演に山田さん「歌っているところを見られるの、恥ずかしいですよね?」昨年スタートした剛力さんのプロジェクト内容について、「未来の映画業界を支える日本人クリエイターの活躍の場を増やしたいと思い、始動しました」と、剛力さんが経緯を説明。本プロジェクト内で、剛力さんは3名の監督作品で主演を務めており、この日は岡山天音を共演に迎えた『卵と彩子』が初上映された。劇中、出産シーンに挑戦した剛力さんは、「まだ出産の経験がないので、監督とどういう風にしていこうか、と話し合って」と、YouTubeを見たり、様々な練習をしたりして臨んだという。『卵と彩子』を剛力さんの隣で観ていたという山田さんは、劇中、歌とダンスも披露していた剛力さんに触れ、「歌っているところを見られるの、恥ずかしいですよね?僕が観ているのを見ていて、恥ずかしいんだろうなって意識しながら観てました(笑)」と、俳優同士ならではの会話を弾ませていた。著名俳優24名が監督に挑戦!「MIRRORLIAR FILMS」そして、役者を目指すすべての人に「学び」と「チャンス」を提供するために立ち上げられた「MIRRORLIAR FILMS」プロジェクトでは、メンバーである山田さん、阿部進之介、伊藤主税プロデューサーが登壇。今後発表されるショートフィルムのうち、24名もの著名俳優が監督に挑戦することでも注目を集めている。彼らにどう声がけをしたのかと、代表の別所哲也が尋ねると、山田さんは「基本的にはLINEで、10分くらいで映画を撮ってみませんか、って」と屈託なく答えた。進捗状況については、伊藤Pが「夏公開を目指して、今、製作や編集、脚本を書いているチームもあり、随時公開の準備をしている状況です。7月には、いろいろと発表できると思います。楽しみにしていてください」とメッセージを送っていた。オープニングセレモニーには、そのほか、和田正人、紺野まひる、寺脇康文、LiLiCoらも出席した。「SSFF&ASIA」は6月11日(金)~6月21日(月)まで、5会場のほか、オンライン会場にて開催中。(cinamacafe.net)
2021年06月11日俳優の山田孝之が11日、都内で行われたアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021(略称:SSFF & ASIA)」のオープニングセレモニーに出席し、女優の剛力彩芽とオープニングMCを務めた。2人はこれまでに共演したことがなく、この日が初共演となった。オープニング映像が流れ、2人はステージに板付くと、山田は「まさかのMC、大丈夫か!? ショートショート フィルムフェスティバル!」とまさかの大役にびっくりで、後ろを向くと自身の大きな肖像が映し出されており、「急に緊張してきました」。剛力も「昨年ゲストに呼んでいただいたのですが、今年はまさかの」とドキドキだった。オープニング上映作品は、山田と剛力がじゃんけんをし、その結果で決めることに。剛力が勝利したため、剛力が主演を務める短編映画『卵と彩子』が上映された。劇中に彩子演じる剛力が海で歌うシーンがあるが、剛力は「映像で歌を歌うことがないのですっごい恥ずかしかった」と照れると、山田は「わかります。歌うところ見られるのは恥ずかしい。いま剛力さん恥ずかしいんだろうなと思いながら、それを意識しながら見ていました」とニヤリと笑っていた。今年で23回目を数える同映画祭は、米国アカデミー賞で公認されているアジア最大級の国際短編映画祭。6月21日まで行われ、5ヶ所のリアル会場とあわせ、新型コロナウィルス感染状況を鑑みて、オンラインでも作品が楽しめるよう用意されている。今年は世界約120の国と地域から集まった6000本以上の中から、選りすぐりの約250作品を上映する。
2021年06月11日女優の剛力彩芽が11日、都内で行われたアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021(略称:SSFF & ASIA)」のオープニングセレモニーに出席。俳優の山田孝之とともにオープニングMCを務めた。2人はSSFF & ASIAのオープニング上映をじゃんけんで決めることに。剛力が勝利したら、若手クリエイターを支援するプロジェクトで制作された短編映画『卵と彩子』を、山田が勝利した場合は、自らが発起人を務める映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」の関連動画を流すこととなった。じゃんけんの前、山田が唐突に「ズルをします」と宣言。「え?」と戸惑う剛力だったが、いざ勝負すると剛力がグーで山田を負かした。山田は「ズルしたのに負けたなぁ…」と遠い目。オープニング上映に決まった『卵と彩子』は、剛力が主演を務める短編映画で、ほか岡山天音らが出演。剛力は「まさかこのタイミングで見ていただけるなんてありがたい」とオープニング上映を喜んだ。同作品は、学生時代から交際していた恋人と別れるも妊娠が発覚した彩子(剛力)を描く物語。剛力は出産シーンに挑戦しており「まだ経験がないので、監督とどういう風にしていこうかとお話しましたね」と回想した。また、海辺で歌唱するシーンも。剛力は歌手としてCDをリリースしているが「映像作品で歌を歌うことはないので、見てもらっているときすっごい恥ずかしかった」と照れまくっていた。今年で23回目を数える同映画祭は、米国アカデミー賞で公認されているアジア最大級の国際短編映画祭。6月21日まで行われ、5ヶ所のリアル会場とあわせ、新型コロナウィルス感染状況を鑑みてオンラインでも作品が楽しめるよう用意されている。今年は世界約120の国と地域から集まった6000本以上の中から、選りすぐりの約250作品を上映する。
2021年06月11日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」(SSFF & ASIA 2021)の今年初展開となる「スマートフォン映画作品部門 supported by Sony」の審査員を、女優・池田エライザ、映画監督・内田英治、サンダンス映画祭ショートフィルム部門シニアプログラマーのマイク・プラントが務めることが決定した。同部門は、クリエイターの表現の幅とチャレンジの機会をさらに広げ、スマートフォンならではの新しい映像クリエイティブの創出を目的としサポート。「SSFF & ASIA」の新設部門として、史上最多となる900点以上もの新しい映像表現の作品が、世界中から寄せられた。映画祭では、その中から7か国・11作品がオンライン会場から配信。ノミネート作品には、就職面接に来た女性を描くフランスのコメディ『どうぞお先に』、ホームレス生活を記録したイギリスのドキュメンタリー『私の家』、印画紙を使って写真を現像する昔ながらの撮影技術を記録したインドのドキュメンタリー『ボックスカメラ』などがラインアップされている。本部門スタートを記念し、6月12日(土)には審査員の内田監督、「いきものがかり」の水野良樹、映画祭代表の別所哲也によるオープニングトークイベント「Creators’ Junction 2021」をLIVE配信することも決定。内田監督と水野さんは、同グループの楽曲「きらきらにひかる」をテーマに、一般公募された小説を基に内田監督がスマホで全編撮影して作り上げたショートフィルム『星屑の子』が話題に。ジャンルの垣根を超えた創作活動から見える、新しい映像文化やクリエイティブの潮流について、それぞれの視点から語られる。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~21日(月)オンライン会場および都内複数会場にて開催。※オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)オープニングトークイベント「Creators’ Junction 2021」は6月12日(土)18時30分~配信。(cinemacafe.net)
2021年06月04日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2021」(略称:SSFF & ASIA 2021)における、「オフィシャルコンペティション supported by Sony」および「ノンフィクション部門」の公式審査員が決定した。「オフィシャルコンペティション supported by Sony」の審査員は、俳優の阿部純子と勝地涼、藤真利子。写真家の濱田英明。映画評論家のクリス・フジワラ。映画監督の真利子哲也の6名。インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各部門を審査し、各部門優秀賞およびグランプリ:ジョージ・ルーカスアワードを決定する審査員だ。なお、アカデミー賞公認である同映画祭では、これまではグランプリ作品1点が翌年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補となっていたが、2019年より各部門優秀賞をアカデミー賞候補として推薦できる権利を獲得している。そして、国内外のノンフィクションショートフィルムを専門に集めた「ノンフィクション部門」の審査員は、原一男監督、松田美由紀、ジャーナリストの丸山ゴンザレスの3名が決定した。各賞の発表は、6月21日(月)に明治神宮記念会館にて実施されるアワードセレモニーにて、審査員より発表&授与が行われる。また、6月8日(火)には「SNSで伝える映画の魅力」をテーマにしたオンライントークの開催も決定。別所哲也がMCを務め、映画感想TikTokクリエイターのしんのすけ、映画ライター・編集者のDIZ、ゆっこロードショー、Twitter社の森田謙太郎が参加する。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)都内複数の会場にて開催。オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)開催中。(cinemacafe.net)
2021年05月28日リアル会場に先駆けて、オンラインでの開催が始まった「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」。この度、上映されるたくさんのショートフィルムの中から、小説を基に製作された『おばあさんの皮』の予告編が公開された。同映画祭では昨年より、日本博主催・共済型プロジェクトとして、世界中から集まるショートフィルムの特性を活かし、世界の美的感覚から日本古来よりある「侘び寂び」や「粋」に代表される、日本人特有の美的感覚を探る企画を実施。その企画のひとつ、「日本各地に眠る文化や昔話のエッセンスを含む短編ストーリーを創作し、短編映画化するプロジェクト」では、福島の民話「姥皮(おっぱの皮)」から生まれた短編小説「おばあさんの皮」(大前粟生著)を原作とした短編映画を井上博貴監督が製作した。故郷の福島県三島町から上京する途中、京子は土湯温泉で「おばあさんの皮」を手渡される。「美人とかいわれるのが嫌だった」京子は、皮を被っておばあさんに変身し、気になる男性の心のうちを探ろうとする――というストーリー。予告編では、京子が「おばあさんの皮」を受け取り、おばあさんに変身する様子も描かれる。キャストには、加藤小夏、浜野謙太、金澤美穂、片桐はいり、高橋惠子が出演。なお、本編は6月21日(月)午後9時より、日本博特別サイトにて公開予定だ。また令和3年度日本博主催・共済型プロジェクトでは、「Discover Beauty/美の発見」をテーマに、女性監督の視点から「日本の美」を描くショートフィルムを集めた「Discover Beautyプログラム」を6月11日(金)から21日(月)まで「SSFF & ASIA」オンライン会場にて配信、8月8日(日)~16日(月)に開催の「SSFF & ASIA 2021 in Achi」にて上映。プログラムには、松田美由紀と早乙女太一が共同監督した『祈り人』や、函館東山の里山に棲む狐を描くアニメーション『七五郎沢の狐』、第84回アカデミー賞短編部門ノミネート作品『津波そして桜』、『無法松の一生』の知られざる数奇な運命を紐解くとともに、宮島正弘撮影監督の修復にかける思いと、コロナ禍での国境を越えた修復に密着したドキュメント『ウィール・オブ・フェイト~映画『無法松の一生』をめぐる数奇な運命~』がラインアップされている。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)都内複数の会場にて開催。オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)開催中。(cinemacafe.net)
2021年05月23日“だれでも映画が撮れる時代”がテーマの短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」の一般公募クリエイター12人がこのほど発表され、総勢36人の監督が揃った。役者を目指す全ての人に学びとチャンスを提供するため、伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之、関根佑介(Fogg)、松田一輝(KOUEN)らが2017年に発足した情報プラットフォーム「MIRRORLIAR」の新たな企画「MIRRORLIAR FILMS」。映画監督、著名人、一般クリエイター、それぞれ12人ずつ、総勢36人の映画監督による短編オムニバス映画を製作し、1stシーズンを夏に公開、全4シーズンで構成される。すでに、阿部進之介、安藤政信、紀里谷和明、齊藤工、志尊淳、三島有紀子、ムロツヨシ、山田孝之らが監督を務めることが発表されているが、今回はまた新たに、2020年から2021年2月末にかけて行われていた一般公募から、12人が決定。応募作品はジャンルも様々な419作品が寄せられ、厳選なる審査を経て選ばれた。また選定された監督の中から、Ken Shinozaki、西遼太郎、針生悠伺、村上リ子の4人は、6月11日から開幕の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2021」のイベントに参加し、作品を世界初公開するとともに、プロデューサーの伊藤さん、阿部さん、山田さん、映画祭代表の別所哲也とトークイベントに登壇することも決定。今回の監督決定に審査員を代表して伊藤プロデューサーは「想像を超える応募数でしたが、この1年の間に企画を立て、仲間を集め、映画制作にチャレンジしてくれた方々が全国に419チームもいる、この様な想像をするととても感慨深い気持ちになります。運営チームで丁寧に、そして議論を何回も重ねて選定された12作品はどの様な作品か。是非ご覧になって頂きたいです」と思いを語り、阿部さんも「36の想いの行く末を、是非とも劇場で見届けてやって下さい」とコメントしている。▼発表監督コメント・Azumi Hasegawa映像業界の第一線で活躍する方々と、素晴らしいプロジェクトに一緒に参加できて光栄です。自身の作品の上映が楽しみですが、皆さんの作品を観ることも楽しみにしています。・柴田有麿この度は「一般クリエーター部門」に選出して頂き誠にありがとうございます。選出の連絡を頂いた時、たまたま健康診断しておりまして、血圧が何回やっても、高いままで、高血圧判定をくらいました。そして、大変な方々とご一緒すると、戦々恐々としておりますが、たくさんの方々に観て頂ける機会ができたこと、嬉しく思います。5分で終わりますので、気楽に観て頂けたらと思います!・GAZEBO(柳原弘太郎)たった二人で、予算もかけずに勢いのまま作った小さな無名の映画が、日本の映画界のトップランナーの方々の監督作に混じって、全国公開される!?自分で応募しておきながら(本当に大丈夫か!?)と心配してますが、同時にものすごい興奮しています。このような機会をいただきありがとうございます。この作品は、コロナ禍を舞台に制作した作品ではありますが、多くの方が経験するであろう心境をテーマにした、エンタテインメント作品になっています。今だからこそ、必要なのはエンタテインメントだと感じています。多くの方に届きますように。・真壁勇樹次は何を表現する?次は何を演ずる?僕らのトークルームの話題が完全にそちらへシフトしていたある日、採用通知を頂いた。突然のことに驚き、震え、やっと喜んだ。今作は僕の頭の中で日々繰り広げられている壮大な空想世界のとある出来事という裏設定。それをひたすらに仲間たちと形にした。15分の壁に焦りながらも今の自分には丁度いい試練なのだと誤魔化した。そんな初監督作品。この機会に多大なる感謝を込めて次へ進み続けます。・林隆行今回、このような素敵なチャレンジの機会に参加することができ、大変嬉しく思っております。是非一度鑑賞して頂けたら幸いです。そして、また作り続けていきます。・駒谷揚去年の自粛期間中、キャストは家族、ロケ地は自宅、という半径1メートル以内にある素材のみで撮ったショートフィルムがまさかの全国上映へ!こんな家族アルバムみたいな作品を選んでいただき、本当にありがとうございます!観てくれた方々が、「なんだ、映画なんて簡単に作れるじゃん」と思ってくれたら嬉しいです。超豪華な監督さん達による作品の間に挟まれ、うちの家族の演技がどう映ってしまうのか…今から怖楽しみです!・西遼太郎私は映画を作るのが大好きです。見るのも楽しいですが、作るのはもっと楽しいです。「誰でも映画を撮れる時代」というコンセプト通り、そこら中の誰もが映画を作るようになったら、めちゃくちゃ楽しいと思います。私の映画を見た人が「こんなん自分でもできそうだわ」と映画を作るきっかけになれれば幸いです。このご時世だからこそ頭を使わずに単純に楽しめるものをお届けしたいということで、現代にアップデートされた「おとぎ話」のような映画を作りました。この説明でビビッときた方は、ぜひ劇場へ足をお運びください!・藤原知之コロナ禍ですべての仕事がなくなった時に、この映画を作りました。自分にとって初めての自主映画です。観る人のこととか何にも考えず、ただ思ったことを映画にしました。そしたらこんな多くの人に観てもらえる機会をいただきました。変な気分です。まだ映画をやっていていいんだよ、って言って貰えた気がします。勝手にそう思っときます。ありがとう。・針生悠伺この素晴らしいプロジェクトに参加できることをとても嬉しく思います。短編映画『B級文化遺産』は、7分半の時間の中に、関わってくれた人々全員の真っ直ぐな情熱がぎゅっと詰まったSF作品です。住宅街で突如始まるスリリングな非日常体験を、多くの人々に楽しんでいただければ幸いです。・村上リ子去年の暮れ、突然猛烈に「クリストファー・ノーランになりたい!」と思い、映画監督になることを決意しました。しかし、周りには映画を作る仲間もいなければ、制作資金もなし。そこで、ゼロから脚本を書き、ネットで約30名の精鋭を集め、ロケ地を血眼になって探し、気合と情熱で企画から4ヶ月で本作を完成させました。どんでん返し、洋画風のルック、音楽シーン、美術やロケ地など、15分の中にこだわりをぎゅっと詰め込みました。ぜひ楽しんでください!・村岡哲至2020年は自分にとっても大きな「変化」そして挑戦の年となりました。長い自粛生活を通して一番に感じた、家族の存在の大きさ、尊さ。家族と過ごす時間が長い今だからこそ、家族をテーマに、家を舞台にした、家族出演による作品を作りたいと思い、今回の『家族送』を制作しました。監督も初挑戦なら、出演してくれた家族も映画に初挑戦。初めてづくしの今回の作品ですが、必死に挑む家族の姿を通して、家族の愛しさや温かさを感じて頂けたら幸いです。・Ken Shinozaki映画は実に不思議な力があるとたびたび思う。映画を観て心が踊りだす気持ちは誰にでもあるだろう。だけどこれから「映画を作るぞ!」と言う気持ちはどう説明するのだろうか?まだこの世に存在しない作品を信じてくれる素敵な出会いや仲間達と横並びで一緒に映画を撮る。この快感は一つの軌跡に近いものだろう。だから「映画が観たい!」て思ってくれるあなたこそが映画作りに絶対不可欠なんだと思う。だから映画を愛する多くの人たちに映画を観る環境を整えてくれるMIRROR LIAR FILMS短編映画制作プロジェクトには心から感謝している。そしてこのプロジェクトに参加・協力・視聴する皆様これからも僕と一緒に映画を愛し続けてください。「MIRRORLIAR FILMS」1stシーズンは夏、全国にて公開予定(全4シーズン)。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)都内複数の会場にて開催。オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)開催中。(cinemacafe.net)
2021年05月21日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」(SSFF & ASIA 2021)のオンライン会場にて、世界で活躍する5人の女性フィルムメーカーの作品の配信がスタート。これに先駆け、昨年より「SSFF & ASIA」でクリエイターズ支援プロジェクトを設立した剛力彩芽と、映画祭アンバサダーのLiLiCoが、「Ladies for Cinema Project」オンライン発表会に登壇し、トークセッションを行った。2019年より開催が始まった、映画を通じ女性監督やプロデューサーなど女性映画人の想いを発信する「Ladies for Cinema Project」。本日より、望まない妊娠をしたりこれ以上子どもは欲しくないと思っている女性たちを描く、フランスの『幸せな母親』、中年女性の恋を描く台湾発の『メロディの旋律』など5作品が配信中。今回実施されたトークセッションでは、LiLiCoさんよりアカデミー賞でアジア系女性として初の監督賞受賞の快挙を果たしたクロエ・ジャオ監督のホットな話題からスタートした。また、今回の5作品の中で、剛力さんが最も印象的だったという、映画監督を志す助監督の主人公が、念願の機会を前にして様々な葛藤を抱く『SHIBUYA, TOKYO 16:30』(大富いずみ監督)についてトークが繰り広げられ、剛力さんは「はっきり言わない二人のもどかしさや、せっかく前に進めそうなのに進めないという苦しさが、今の何かを象徴していると感じました」と感想を述べる。これにLiLiCoさんからは「エンドロールが終わってもこの作品は終わっていないという感じが、何とも言えなかった。この作品は、男性のプロデューサーが弱い女性を利用しているストーリーですが、同じような経験をした方も多くいるかと思います。今は“自分の思いを言う勇気”を持った女性も多くなってきてはいますが、この作品を見て女性だけでなく、男性にも何か感じ取ってほしいです」と特徴的なシーンについて語られた。またLiLiCoさんより、日本が古代から築き上げてきた美の歴史を見つめ直すと共に、そこで活躍してきた女性クリエイター、また現代のエンパワーメントに至るまでを考える「令和3年度日本博主催・共催型プロジェクト Discover Beautyシンポジウム」についても概要説明が行われ、剛力さんは「日本人より外国人の方が日本の文化に詳しかったりして、私もまだまだ知らないことも多いです。でも、知らないということを恥じないことが大事なので、ぜひ参加して色々学びたいです!」とコメント。最後には「映画は心で楽しむものだと思っていて、今、このような状況下で心を潤してくれるのは、素晴らしい作品やエンターテインメントだと思います。是非、皆さんSSFF & ASIAで沢山の作品に触れあってください!」とLiLiCoさんが呼びかけ、イベントは幕を閉じた。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~21日(月)オンライン会場および都内複数会場にて開催。※オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)(cinemacafe.net)
2021年05月12日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF&ASIA)は、映画を通じ女性監督やプロデューサーなど女性映画人の想いを発信する「Ladies for Cinema Project(レディースフォー シネマプロジェクト)」を2019年より開催。本日5月11日(火)より「SSFF&ASIA 2021」のオンライン会場にて、世界で活躍する5人の女性フィルムメーカーの作品を配信する。配信に先駆け、昨年よりSSFF&ASIAでクリエイターズ支援プロジェクトを設立した剛力彩芽と、映画祭アンバサダーのLiLiCoがオンライントークセッションに登壇した。冒頭ではLiLiCoより、先のアカデミー賞でアジア系女性として初の監督賞受賞の快挙を果たしたクロエ・ジャオ監督のホットな話題から始まり、今回の「Ladies for Cinema Project」の5作品の中で、剛力がもっとも印象的だったと語る、大富いずみ監督の『SHIBUYA,TOKYO 16:30』についてトークを開始。「映画監督を志す助監督の主人公が、念願の機会を前にして様々な葛藤を抱く」という作品について、剛力は「はっきり言わない二人のもどかしさや、せっかく前に進めそうなのに進めないという苦しさが、今の何かを象徴していると感じました。最後には考えさせられ、苦しくなり、画面越しに何か言いたくなるような作品でした」とコメントすると、LiLiCoは「エンドロールが終わってもこの作品は終わっていないという感じが、何とも言えなかった。この作品は、男性のプロデューサーが弱い女性を利用しているストーリーですが、同じような経験をした方も多くいるかと思います。今は“自分の思いを言う勇気”を持った女性も多くなってきてはいますが、この作品を見て女性だけでなく、男性にも何か感じ取ってほしいです」と、女性監督ならではの感性で作られた特徴的なシーンについて語った。また、女優として幅広い役柄に挑戦する剛力は、 “演じる側”としての目線で「去年のSSFF&ASIAの時に打合せ段階から参加し、スタッフさんと一緒に作品を作り上げることにわくわくしました。やはりエンタテインメントは人の心を癒すものなので、自ら立ち上がって発信していき、勇気をもって一緒に立ち上がってくれる人が増える世界になったらいいなと思っています」と発言。さらに、LiLiCoから日本が古代から築き上げてきた美の歴史を見つめ直すと共にそこで活躍してきた女性クリエイター、また現代のエンパワーメントに至るまでを考える「令和3年度日本博主催・共催型プロジェクト Discover Beautyシンポジウム」についても概要説明があると、「日本人より外国人の方が日本の文化に詳しかったりして、私もまだまだ知らないことも多いです。でも、知らないということを恥じないことが大事なので、ぜひ参加して色々学びたいです!」と剛力はコメントした。最後にLiLiCoは、「映画は心で楽しむものだと思っていて、今、このような状況下で心を潤してくれるのは、素晴らしい作品やエンターテインメントだと思います。是非、皆さんSSFF&ASIAで沢山の作品に触れあってください!」と心の内をさらけ出した。「Ladies for Cinema Project」は、映画祭のオンライン会場()にて本日から無料で先行配信がスタートする。また、発表会の模様は5月12日(水)9:00より一般公開となるので、併せてチェックしてほしい。【開催概要】ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 「Ladies for Cinema Project」オンライン発表会日時: 2021年5月11日(火) 11:00~11:20登壇者: 剛力彩芽(女優)、LiLiCo(タレント・映画コメンテーター)【ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2021 概要】映画祭代表:別所 哲也フェスティバルアンバサダー:LiLiCo(映画コメンテーター)開催期間:6月11日(金)~6月21日(月)※オンライン会場は4月27日(火)~6月30日(水)上映会場:オンライン会場および都内複数会場オフィシャルサイト: 主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
2021年05月11日米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」では、2021年もIT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッドと共にCGアニメーション部門を展開。優秀賞を決定する審査員に、現在はデザイナーやアーティストとして活躍する篠原ともえ、映画監督の落合賢、デジタルハリウッド大学学長の杉山知之の3名に決定した。今回、世界73の国と地域から733点の応募があった2021年のCGアニメーション部門は、6月11日(金)よりプログラム作品の上映・配信がスタート。ノミネート28作品に加え、第93回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた『Yes-People』、デジタルフロンティアグランプリ2021「ベストCGアニメーション賞」受賞『アダーニア:アサイファイショートフィルム(Adarnia : A Sci-fi shortfilm)』が特別招待作品に。ノミネート作品の中には、宇宙やロボットといった未来が舞台になるものと共に、環境破壊が起きた地球、そこから巻き起こる人種問題やパンデミック、引きこもり、サステナビリティなど、現在の社会問題を切り取り、訴えかける作品も多く見られ、CGアニメーションだからこそ描ける世界や未来像を楽しむことができる。審査員となった篠原さんといえば、映画、ドラマ、舞台など歌手・女優活動を経て、現在はイラストレーター、テキスタイルデザイナー、衣装デザイナーとして活躍。2020年、アートディレクター・池澤樹と共にクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立し、「SHIKAKU -シカクい生地と絵から生まれた服たち-」では、サステナビリティと向き合い、廃棄となる余剰の生地を余すことなく使い切る衣装作品などを展観して話題となった。また、落合監督は『太秦ライムライト』が国内外で高く評価され、ベトナムにて外国人として初のスタジオ映画を監督し、アクション映画『サイゴン・ボディガード』、日本原作の実写化『パパとムスメの7日間』の両作が記録的大ヒット。『サイゴン・ボディガード』はクリス・プラット主演でリメイク化が決定し、落合監督も『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟と共にエクゼクティブプロデューサーとして参加し、注目を集めている。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)、都内にて開催予定。オンライン会場は6月30日(水)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月07日5人の人気俳優が製作費・製作日数など同条件で25分以内のショートフィルムを製作したWOWOW「アクターズ・ショート・フィルム」。このほど、森山未來監督、永山瑛太主演の作品『in-side-out』が、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2021」(SSFF & ASIA 2021)のオフィシャルコンペティション supported by Sony ジャパン部門にノミネートされた。『星屑の子』を世界初公開今年のSSFF & ASIAは6月11日(金)~21日(月)をメイン日程に、本日27日(火)より先行してオンライン会場がスタート。2021の各部門ノミネート作品および特別上映作品は映画祭オフィシャルサイトにて発表されている。特別上映作品には、ウィル・フェレル主演のカンヌ国際映画祭ノミネート作『デイビッド』、ベン・ウィショー 出演『ミス・フォーチュネット』、キム・ボラ監督の『リコーダーのテスト』、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の1986年のドキュメンタリー『ポートレイト/ヴェルナー・ヘルツォーク』などが世界から到着。日本作品では、國村隼主演作『願いのカクテル』、筒井真理子主演の『The Supermission』を特別上映。また、ジャパン部門には人気俳優がショート・フィルムの監督に挑戦したWOWOWのプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」から森山未來監督、永山瑛太主演による『in-side-out』のほか、照屋年之(ゴリ)監督、満島ひかり主演の『演じる女』もノミネート。また、オンライン会場では日本人監督による過去映画祭ノミネート38作品を一挙世界配信。また「いきものがかり」×内田英治監督による、全編スマートフォンで撮影されたショートフィルム『星屑の子』も世界初公開されている。『in-side-out』森山未來監督からコメント到着『in-side-out』は、森山さんと公私ともに関係が深い永山さんが主演を務め、コロナ禍でより身近になった“孤立”をある男の妄想と現実の狭間に生きる姿で描く、“閉鎖的ミュージカル”として大きな話題を集めた。森山さんは初監督作品が昨年のSSFF & ASIAで特別上映されるなど、本映画祭との縁も深い。昨年より監督としてパワーアップした森山“監督”の作品が、グランプリを獲得し、翌年の米国アカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得することができるのか、期待が高まる。なお、ジャパン部門優秀賞およびグランプリとなるジョージ・ルーカスアワードは6月21日(月)に行われる映画祭アワードセレモニーにて発表される。森山監督は、「去年にも『Delivery Health (the escort)」という作品をSSFF & ASIAさんに選んでいただいたという経緯があり、これらの作品をより多くの観客の皆さんに観てもらえることが素直に嬉しいです」と喜びをコメント。「典型的なミュージカルのイメージではなく、ある密室の中での最小人数によるモノローグやダイアローグから生まれる『言葉を飛躍した何かしらの衝動/表現』のようなものを切り取ってみたい」という意図から始まった本作について、「何かしらの理由で引き籠もらざるを得なくなった男が、ワンルームの、彼だけの世界の中で妄想を爆発させます。そんな中で生まれる、一人の存在による表現の自由とその限界を、一緒に見つめられればと思っています」とアピール。また、ショートフィルムについても「短いからこそ、作家の純度がより強く凝縮されるのだと改めて感じました」と言及し、「声をかけていただけるのであれば、また監督もやるかも」とコメントを寄せている。さらに、今回のノミネートを記念して『in-side-out』のWOWOWにてアンコール放送が決定。6月4日(金)には「特集:6/4はショートフィルムの日!」として、「アクターズ・ショート・フィルム」5作品はもちろん、『SKIN 短編』『そうして私たちはプールに金魚を、』といった話題作を特集。6月26日(土)よりアクターズ・ショート・フィルムのこれまでの歩みを記録した「アクターズ・ショート・フィルム・ドキュメンタリー」も放送する。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)、都内にて開催。オンライン会場は4月27日(火)スタート。「アクターズ・ショート・フィルム」はWOWOWオンデマンドにて配信中。森山未來監督作品「アクターズ・ショート・フィルム #5 in-side-out」は5月14日(金)22時~WOWOWプライムにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年04月27日「いきものがかり」の楽曲「きらきらにひかる」をテーマにした小説を原作にしたショートフィルム『星屑の子』が、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2021」にて、4月27日(火)より先行スタートするオンライン会場のオープニング作品として世界初公開、グローバル配信されることになった。原作となった小説は、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説投稿サイト「monogatary.com」で実施されたコンテスト「モノコン2020」にて「いきものがかり」の楽曲「きらきらにひかる」をテーマにした作品として応募され、「いきものがかり賞」を獲得した作品。『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞を受賞した内田英治監督が、ソニーのスマートフォン「Xperia」で全編撮影して映像化した。あらすじ呪われし子と呼ばれ、太陽の国を追われた少年マルタ(中村榛)。森をさまよい辿りついた星の国で神様に仕える星屑の子たちと出会う。星屑の子は美しく清廉潔白でなくてはならない。今年の御子であるセネブ(南出凌嘉)や、ベラ(菊地麻衣)や子どもたちと交流を深めるマルタ。だが、15歳になった御子は七夕になると…。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11日(金)~6月21日(月)、都内にて開催。オンライン会場は4月27日(火)スタート。『星屑の子』は日本時間4月27日(火)14時~プレミア公開。(text:cinemacafe.net)
2021年04月20日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2021」が、6月に都内複数会場およびオンライン会場での開催が決定した。今年のテーマは「CINEMADventure(シネマドベンチャー)」。「ベンチャー」精神で、人々を「アドベンチャー」へと導いていけるよう願いを込め「シネマ」「ベンチャー」「アドベンチャー」「アド」を合わせている。世界中のフィルムメイカーたちがいまどんなことを考え、「シネマ(映画)」として発信しているか――。自由な発想に基づく創意工夫を重ねて作るショートフィルムは、これまでも溢れる「ベンチャー(開拓・新しいもの)」精神で人々を「アドベンチャー(冒険・探求心)」へと導いてきた。近年では、企業や団体も「アド(広告)」の観点からブランディングのためのショートフィルムを作り始めているケースも多い。本映画祭では、世界とつながる国際短編映画祭として、フィルムメイカー、来場者、視聴者、そして映画祭をサポートする方々と一緒に「CINEMADventure」を体現することを目指す。本年は、アカデミー賞ノミネート候補にもなる「オフィシャルコンペティション supported by Sony」ほか、全10部門に世界約120の国と地域から6,000作品以上の応募があった。「スマートフォン映画作品部門 supported by Sony」には、モバイルシューティングに対するクリエイターからの高い関心が集まり、「SSFF & ASIA」の新設部門として史上最多となる900点以上もの新しい映像表現の作品が世界中から寄せられた。なお、「SSFF & ASIA 2021」においてソニー株式会社(以下、ソニー)は昨年に続きアカデミー賞短編実写部門へのノミネート候補になる「オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)」を、新しい映像文化を担うクリエイターの登竜門としてサポート。昨年、「SSFF & ASIA 2020オフィシャルコンペティション supported by Sony」で上映した『白い自転車(White Eye)』(監督:Tomer Shushan)、『プレゼント(The Present)』(監督:Farah Nabulsi)が、先日発表された第93回アカデミー賞短編実写映画部門の最終ノミネート作品に選ばれている。また、「スマートフォン映画作品部門」は、クリエイターの表現の幅とチャレンジの機会をさらに広げ、スマートフォンならではの新しい映像クリエイティブの創出を目的とし、ソニーモバイルコミュニケーションズ 株式会社(以下、ソニーモバイル)がサポート。同部門は2022年の公募についても引き続き、ソニーモバイルからのサポートが決定している。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021」は6月11(金)~6月21日(月)、都内にて開催。オンライン会場は4月27日(火)スタート。(text:cinemacafe.net)
2021年03月25日丸の内初の大型ルーフトップレストランや、カラオケやダーツが楽しめるエンタメ施設大手町駅から直結の「丸の内テラス」は、丸の内初となるルーフトップレストランや複合エンターテインメントプレイスなどが入った複合施設です。1階と最上階は飲食店をメインに、3階~7階は新しいライフスタイルに応じたプライベートクラブ「OCA TOKYO」が入るなど、仕事とプライベートをボーダーレスに楽しめる空間が広がっています。丸の内仲通りに面した「丸の内テラス」気になる飲食店は、様々な人気店を手掛ける「トランジットジェネラルオフィス」初のフラッグシップレストラン【THEUPPER】をはじめ、東京初進出のイタリアンや、人気中華料理店のカジュアル店など話題のお店がずらり! さっそく、それぞれのお店の魅力をご紹介します!1階の店舗はすべてテラス席を完備「丸の内テラス」話題の飲食店はこちら!コンテンポラリーレストラン【アッパー】エンターテインメントプレイス【MARUNOUCHI BASE】中華【ジャンピングパンダ】スペインバル【バル ポルティージョ デ エスパーニャ】イタリアン【YOTTERIA GAKU】フレンチ【ESPRIT de TAILLEVENT】コンテンポラリーレストラン【アッパー】/9階&10階丸の内初のルーフトップレストランで非日常を太陽の光が降り注ぐ明るいテラス席数多くの飲食店プロデュースを手掛けるトランジットジェネラルオフィスが初となるフラッグシップレストランをオープン。店内は2フロアに分かれており、9階ではダークカラーを基調とした落ち着いた雰囲気でコース料理を、10階では開放感のあるテラス席でアラカルト料理を提供しています。コース料理の一例8,800円~(税込)料理は、「アジアベストレストラン50」にも選ばれた【ラシーム】の高田祐介シェフをパートナーシェフとして迎え、メニューを考案。まるで旅をしているかのような構成で、見た目の鮮やかさ、そして味わいなど五感で楽しめる料理の数々です。※11月5日(木)はプレオープンとなり、2021年春にオープンを予定しています。エンターテインメントプレイス【MARUNOUCHI BASE】/1階&2階朝まで遊べる大型エンターテインメントプレイス!2階にはカラオケやダーツ、バー、卓球台などがあります2フロアに分かれた店内は、カラオケやダーツ、バー、卓球台などがあり、幅広いシーンで楽しむことができます。レトロな雰囲気漂う1階は、一人飲みでも立ち寄りやすいバーカウンターのほか、テラス席も。2階のエンタメゾーンは、テーマの異なる7つのカラオケルームがあり、パーティーや二次会など様々なニーズに対応できます。人気の『BASE牛タンバーガー』1,490円(税抜)粗挽き牛タンひき肉を贅沢につかった『BASE牛タンバーガー』は、シンプルながらも溢れでる肉汁がやみつきになる味わい。また、ランチ限定の『だし巻きベーコンバーガー』は、昆布だしのだし巻き卵とベーコンの相性が良く、ぜひ食べていただきたい一品です。そのほか、お店オリジナルのクラフトビールもあります。中華【ジャンピングパンダ】/1階井桁シェフの本格四川料理をカジュアルに奥にはオープンキッチンに沿って、カウンター席もあります【中国菜飄香 麻布十番本店】の井桁シェフがカジュアル業態をオープン。気軽に楽しめるようにとお酒にあわせた細かな料理が揃っています。ここのお店ならではの紹興酒とレモンもあわせた『ドラゴンハイボール』や『麻辣ハイボール』、『チャイナカシスハイボール』などスパイシーな料理と相性がいいお酒が楽しめます。『よだれ鶏』980円、『激辛おつまみ牛肉』580円、『スパイシーラム串』1,160円(すべて税抜)お店で使われるスパイスは30種類以上で、料理にあわせて絶妙なバランスで調合していくそうです。痺れや辛さ、香ばしさなどが調和することで、後に残らないスッキリとした刺激が楽しめます。スペインバル【バル ポルティージョ デ エスパーニャ】/1階20種類以上の本格パエリアを楽しめる人気スペインバルテーブル席や半個室のほかバーカウンターもあります5年連続ビブグルマンに選ばれた、代官山の人気スペインバルが新業態としてオープン。お酒を楽しみながら自由なスタイルで過ごしてほしいとの想いから、バル料理を中心に小さめのポーションで様々な料理を提供しています。店内は、まるで本場のスペインバルのような雰囲気!笑顔で出迎えてくれるスタッフの明るさに仕事帰りにふらっと立ち寄れば、たちまち元気がもらえるはず!『ミックスパエリア』1,800円(税抜)、『コンビナード(おまかせ前菜タパス6種盛り)』1.500円(税抜)※写真は二人前ぜひ食べていただきたいのは、魚介と肉の旨味が存分に楽しめる『ミックスパエリア』とタパスが6種盛られた『コンビナード』。スペイン料理の王道でもあるパエリアは、時間をかけてつくった濃厚な特製だしが味の決め手。口に運んだ瞬間、魚介の甘さや香りが口いっぱいに広がります。また、お米にもこだわっていて、風味や固さがもっとも活きる「はえぬき」を山形県から取り寄せ。丸の内店ならではの新しいメニューも増え、毎日食べても飽きないお店です。イタリアン【YOTTERIA GAKU】/1階大阪で人気のイタリアンが本店移転で東京進出テーブル席のほか、奥にカウンターとテラス席も関西に多くのファンを持つ人気イタリア料理店が、「丸の内テラス」に移転。店内は温かみのあるおしゃれな雰囲気で、テーブル席のほかカウンターでも楽しめます。『サツマイモのニョッキ ゴルゴンゾーラソース』1,600円、『米沢豚とフォアグラ入りテリーヌ』900円、『梅里豚のスペアリブのハニートースト』2,200円(すべて税抜)【YOTTERIA GAKU】といえば豚料理!旨味たっぷりの豚肉と季節の素材を活かしたイタリアンが楽しめます。また、前菜の『テリーヌ』やパスタ&リゾットも必見。アラカルトから記念日のフルコースまで、様々なシーンで利用可能です。フレンチ【ESPRIT de TAILLEVENT】/1階パリ【タイユヴァン】監修、世界初のカジュアルダイニング併設されたショップでは、約450種類以上のワインが取り揃えられていますフランスを代表する老舗グランメゾン【タイユヴァン パリ】が、世界初となるカジュアルダイニング業態をオープン。料理だけでなく、ワインのセレクトも世界的評価をうけており、世界各国でワイン専門店を展開しているほど。店内は、カウンターを中心とするレストランと、飲んだワインがすぐ購入できるワインショップを併設しており、ショップでは約450種類以上のワインがラインナップ。購入した商品は1本あたり1,000円(税抜)の抜栓料を支払えば、その場で料理と一緒に楽しむこともできます。『甘鯛のフリットと旬野菜白ワインソース』1,800円(税抜)料理は、パリ本店で展開するコースを日本流にアレンジ。【タイユヴァン】監修のもと、季節の新鮮な食材を使ったビストロ・ブラッスリー料理がいただけます。また、ペアリングはもちろんのこと、30種類ものグラスワインも揃っているため、好きな味わいを堪能することもできます。そんな丸の内の新たなスポットに、ぜひ足を運んでみてください!「丸の内テラス」施設情報住所:東京都千代田区丸の内1-3-4アクセス:大手町駅B1b出口直結、東京駅丸の内北口より徒歩4分営業時間(レストラン):平日・土曜11:00~28:00日曜・祝日11:00~24:00
2020年11月07日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は、「第33回東京国際映画祭」との提携企画として10月15日(木)~18日(日)の期間で「秋の映画祭」を開催する。イベントでは、先月催された「SSFF & ASIA 2020」の受賞作品を特集上映・配信。ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)、来年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補となるオフィシャルコンペティション supported by Sony、ノンフィクション部門、そして本日2日発表の、男女の別なく光る演技を見せた役者を映画祭実行委員会が選出するベストアクターアワードと、オーディエンスアワードなど、選び抜かれた作品を一早く鑑賞することができる。今年ジョージ・ルーカスアワードを受賞したのは、イギリスの作品『11月1日』。息子を殺した男の死刑執行を見届けに向かう母親。彼女は男への復讐心と、娘との関係の溝に苦しんでいる――。こちらは、ほか3作品と共に「受賞プログラム1(AWARD1)」で上映される。ほかにも恒例のトークセミナーは、『サッドティー』が第26回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品、以後、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』などを手掛けてきた恋愛群像劇の名手・今泉力哉監督を迎え、“正解のない恋の形”というテーマでトーク。さらには、日本各地のストーリーを短編小説として創作した作家を迎えてのパネルディスカッションと、特別上映として「世界の美から日本の美を考える」をテーマとした「Discover Beautyプログラム」も用意されている。オンライン会場では、斬新で型破り、エキサイティングな現代ヨーロッパ・ショートアニメーションを紹介する、ニューヨーク発の映画祭「Animated Spirits」とコラボ。世界各国のアニメーションがラインアップされている。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 -秋の映画祭-」は10月15日(木)~18日(日)東京都写真美術館及びオンライン会場にて開催。(cinemacafe.net)
2020年10月02日米アカデミー賞公認の短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2020(SSFF & ASIA 2020)」におけるオンライントークイベント「Creators’ Junction partnered with Xperia™」の収録が9月中旬に行われ、その現場に潜入!同映画祭の代表を務める俳優・別所哲也、映画監督の河瀬直美、そしてスペシャルゲストとして「King Gnu」「millennium parade」などで活躍するアーティスト、ミュージシャンの常田大希も参加し、コロナ禍におけるクリエイティブ、スマホでの映画製作の可能性などについて語り合った。「コロナ禍におけるモノづくりの変化」をトーク河瀬監督は以前から、音楽だけにとどまらない常田さんの才能に惚れ込んでいたそうで「会いたかったです。才能あるし、音楽は素晴らしいし、映像もご自身で作っていて…」とトーク冒頭から興奮気味。まず、別所さんがここ数か月のコロナ禍におけるモノづくりの変化について問うと、河瀬監督は「春先は特に厳しかったですね。何かしたいけど、できない。疑心暗鬼が蔓延してギスギスしていく中で、そこに映画や音楽で“光”を届けたいのに届けられなくて…」と苦悩を吐露。常田さんもクリエイティブにおいて「コミュニケーションで構築していく部分がある」と語り「遠隔作業でパソコン一台で全てが作れる時代ではあるんですが、よりプレイヤーの大切さが浮き彫りになった。作家が頭で作ったものに、ミュージシャンが息吹を吹き込んで化学反応を起こし、作品をより生き生きとさせていたんだということを感じました」と語る。河瀬監督が映画製作について語る「作り手は枠にハマらなくていい」この日のトークには別所さん、河瀬監督、常田さんに加えて、リモートでスペイン在住のペドロ・コランテス監督、熊本在住で14歳にして既に何本も短編映画を製作している若き監督も参加したが、コランテス監督は河瀬監督にデビュー作『萌の朱雀』がカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞するなど、高い評価を得た後の第2作目の製作に至るプロセスについて質問。河瀬監督は、デビュー2作目の難しさについて「カンヌでヴィム・ヴェンダース監督がプレゼンターだったんですが『気をつけなさい。一度、評価されると力が入っちゃうので、リセットした方がいいよ』と言われました」と明かし「周りに惑わされずに自分を見つめ、内からわき出るものに正直になって作ることが大事だと思います」とアドバイスを送っていた。14歳の映画監督からの「中学、高校の頃、何をしていたか? こういうことをやってたら映画作りに役立っていたなと感じることは?」という質問に河瀬監督は「とにかく恋をしていました」と即答し、誰かを大事に思う“情熱”の重要性を熱弁! 学校の決められた枠組みからは「結構、はみ出していました」と明かし「作り手は枠にハマらなくていい。みんながびっくりするものを作る、みんなが気づいていないものに気づくには、みんなと一緒に歩いていても、それは見つけられない。どんどん浮いていこう!」とエール。常田さんも14歳の頃には創作を始めていたそうで「結構、今では聴けないような音楽を作り出していました(笑)。視野を狭く突っ走るみたいな…(苦笑)。あの当時しかない熱量がいっぱいあったと思います。いい歳ですね」とふり返っていた。スマホによる映画製作がもたらす新たな可能性とは?SSFF&ASIAのオフィシャルコンペティション部門を支援するソニーおよびソニーモバイルコミュニケーションは、2021年度の映画祭より、スマートフォンによって撮影された作品を対象にした「スマートフォン映画作品部門」を新設する。東京オリンピック2020の公式映画監督を務める河瀬監督は、スマホによる映画製作がもたらす新たな可能性について「例えばオリンピックでも、選手がバックヤードにいる時、重いカメラを持って入っていくことはなかなかできないけど、(スマホでの撮影であれば)舞台裏を撮れる可能性があるなと感じました」と語る。別所さんも「スマホを見る楽しさだけでなく、撮る楽しさが出てきたし、クオリティも非常に高くなった」と従来の大きな機材による映画の品質に引けを取らない作品をスマホで気軽に製作することができると指摘し、河瀬監督も「小学生が映画を作って世界中に配信しちゃうかも」とスマホが映画製作の裾野を一気に広げる可能性に言及。常田さんも「僕も活動初期の頃は、遊びの一環でMVとかを携帯で作っていました」と明かし、ソニーのXperiaについて「すごくいい“おもちゃ”ですね。こんなものが自分が子どもの頃にあったら、何でもできちゃったなというくらい、すごい!」とその性能の高さに驚いた様子だった。河瀬監督は常田さんに、映画を作ることを進言し「来年、SSFFで発表すればいい!」と提案。さらに「本気で私の映画の音楽もやってほしい!」と公開オファーを送り、常田さんも「やりましょう(笑)」と前向きな姿勢を見せていた。こちらのトークの模様は9月28日(月)の20:00より、オンラインで配信される。(text:cinemacafe.net)
2020年09月28日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020」(SSFF & ASIA)のアワードセレモニーにて、ジョージ・ルーカス監督の名を冠したグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」と、来年の第93回アカデミー賞短編部門ノミネート候補となる「オフィシャルコンペティション supported by Sony」およびノンフィクション部門の優秀賞の発表が行われ、小池百合子東京都知事、 EXILE HIROや映画祭ナビゲーターの「GENERATIONS from EXILE TRIBE」、 深田晃司監督、滝田洋二郎監督らが登壇した。■レッドカーペット&アワードセレモニーに豪華ゲストが続々登場感染症対策の一環として関係者のみにて行われた、セレモニー開演前のレッドカーペットには、本映画祭代表の別所哲也とLiLiCoがにこやかに登場。さらに、オフィシャルコンペティション審査員からは、伝統的な袴姿に身を包んだ和泉元彌、真っ白なドレスにブルーのお花が爽やかなドレス姿を披露した犬山紙子、シックなブラックドレス姿の筒井真理子さん、深田監督、「CINEMA FIGHTERS project」からは、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、 EXILE HIROらが次々と姿を見せた。■グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」は母と娘の物語本映画祭の最高賞であるグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」は、チャーリー・マントン監督の『11月1日/November 1st』が受賞。本作は、「オフィシャルコンペティション supported by Sony」の優秀賞のほか2作品とノンフィクション部門優秀賞と共に、2021年4月開催予定の米国アカデミー賞短編部門にノミネート選考対象作品となる。マントン監督はスクリーン上で満面の笑みを披露。審査員の犬山さんは「母親と娘の感情がぶつかり合うところが見応えがあった。作品を見ながら一緒に傷つき、一緒に考えさせられる作品だった」と高く評価した。■アワードセレモニーでは各部門優秀作品が続々と発表!米国アカデミー賞短編部門にノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション supported by Sony」の3部門(インターナショナル/アジア インターナショナル/ジャパン)。審査員としての総評を尋ねられた深田監督は「映画は社会の象徴であったり窓であったりします。その時の感動だったり社会問題などクローズアップしていますが、今回の受賞作品はバランスよく選ばれたなと思います。家族の問題、人間関係の問題、社会問題、差別、老いと死、家族との別れなど各部門ともに非常に身近で深い内容でした」と、感想を述べた。●Cinematic Tokyo部門「Cinematic Tokyo部門」では「GENERATIONS from EXILE TRIBE」から関口さんが登場。8月28日に映画祭代表の別所さんが都知事を表敬訪問し、本部門優秀賞/東京都知事賞『グッピー』の発表を行った際の映像でふり返った後、シックな黒のドレスに身を包んだ小池都知事が登壇。都知事は「コロナによって、アーティストやパフォーマー、文化を支える多くの方々が打撃を受けてこられましたが、東京都ではそのような方々を応援したく動いております。そのような中で、東京の街の素晴らしさを世界に発信していただくような作品を作っていただき大変嬉しく思います。ぜひ多くの方に観ていただき、文化発信地・東京から、日本を元気にしていきたい」と期待を述べた。●CGアニメーション部門「CGアニメーション部門」優秀賞の発表では、ナビゲーターより数原さんが登場。リモート出演の審査員、上坂すみれ、熊坂出監督、デジタルハリウッド大学学長の杉山知之学長が「クリエーターのレベルが物凄く上がっていて、さらにCGの技術も非常に発展していますね。実写と違い、表現方法を幅広く選べるのがCGの強み。こうして世界の若手クリエーターが新しいCG表現に挑戦していることを大変嬉しく思います」と、受賞作品『宇宙の恋』監督へ称賛コメントを寄せた。●第5回ひかりTVアワードジャパン部門ノミネート監督の中からオリジナリティと可能性を感じる監督に授与される本アワード授与の場面では、ナビゲーターから小森さんが登場。「ダンスも映画も、エンタテイメントという大事な文化だと思います。日々変わる現状の中、今触れるエンタテイメントが未来に繋がっていくと思うので、子どもたちにもどんどん触れていっていただきたいですね。大変な時期ではありますが一緒に盛り上がっていきたいです」と笑顔でエール。アワードプレゼンターの小川紗良は「ワンカットずつの世界観がすごく綺麗に描かれている部分に魅力を感じました。短い時間の中で、笑いや感動、すれ違いや再会などのシーンがギュッと詰まっていて、完成度の高さをものすごく感じました。本作から、海外の架け橋となる作品をわたしも作っていきたいです」と期待を込めて語っていた。●U-25プロジェクト25歳以下の国内在住監督による、5分以下の作品に贈られる本賞の発表・授与には、ナビゲーターの佐野さんが登場。「素晴らしくて3回も見てしまいました!5分間という短い時間の中で、起承転結を上手に表現している部分に驚いたのと、何事も若いうちに挑戦し続けることが大切だと改めて感じ、刺激を受けました」と、同世代ながら映画作品を作り上げる監督を称賛した。●ノンフィクション部門オフィシャルコンペティション3部門の受賞作と共に翌年の米国アカデミー賞へノミネートとなる本優秀賞の発表と授与には、ナビゲーターの片寄さんに続き審査員の滝田監督、望月理恵が登場。「ノンフィクション、ドキュメンタリー映画は新しい世界観や文化を教えてくれる作品が多いので好きです!」と片寄さんが受賞作品の魅力を語った。■『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』監督・キャスト発表EXILE HIROさん、「SSFF & ASIA」代表・別所さん、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」第4弾の全6作品の監督・キャストも発表。監督陣はリモートで参加し、ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞したSABU監督作品に佐野さん、『午前0時、キスしに来てよ』『ひるなかの流星』などの新城毅彦監督作品に関口さんを迎え、数原さんが主題歌を務める。『天然コケッコー』で報知映画賞監督賞受賞・山下敦弘監督作に白濱さん、高崎映画祭最優秀監督賞を受賞した森義隆監督作に中務さん、ロカルノ国際映画祭で最優秀新進監督賞を受賞した真利子哲也監督作に片寄さん、そして『HiGH&LOW』シリーズを手掛けた久保茂昭監督作に小森さんが出演することが発表。EXILE HIROさんは「今回、第4弾にしてはじめて『GENERATIONS』がチームとしてシネマファイターズとコラボレーションさせていたのですが、素晴らしい監督の皆さんに囲まれて、一人ひとりの個性を引き出せていただけたのかなと思います」と、プロジェクト第4弾への手応えを覗かせた。『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』は2021年、公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project- 2021年公開予定
2020年09月28日9月27日に行われたショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2020のアワードセレモニーにて、『CINEMA FIGHTERS project』第4弾が2021年に公開されることが発表された。第4弾の監督に抜擢されたのは、『jam』のSABU、『午前0時、キスしに来てよ』の新城毅彦、『ハード・コア』の山下敦弘、『パラレルワールド・ラブストーリー』の森義隆、『宮本から君へ』の真利子哲也、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭の6名。そして、6作品にはGENERATIONS from EXILE TRIBEが全員参加することが決定。SABU監督作品に佐野玲於、新城監督作品に関口メンディー、数原龍友(主題歌)、山下監督作品に白濱亜嵐、森監督作品に中務裕太、真利子監督作品に片寄涼太、久保監督作品に小森隼が出演する。『CINEMA FIGHTERS project』は、EXILE HIRO、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)代表の別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト。『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』は、2017年の第1弾『CINEMA FIGHTERS』、2018年の第2弾『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』、2019年の第3弾『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』に続く第4弾となる。監督、GENERATIONSから寄せられたコメントは下記の通り。SABU作詞家小竹正人さんの詞を脚本、そして映像化する。詩か……なるほど、面白い……。小竹さんの詞の世界観を壊していないか気になりつつも、僕の予想を遥かに超えて凄く面白い作品に仕上がりました!佐野玲於昨年に引き続きシネマファイターズプロジェクトに参加させていただくことになりました。今回僕はSABU監督とタッグを組ませていただき作品に挑ませていただきましたが、個人的にもSABU監督の一ファンでして、監督の創る作品に参加できた事に有り難い気持ちで一杯です。今回演じる役の"生き方"を自分と照らし合わせ、落とし込んで、SABU監督の言葉も強く意識しながら、細かいコミュニケーションを取りながら撮影を行わせていただきました。ショートフィルムという限られた時間の中での作品ではありますが、ショートフィルムならではの作品の中に溢れる様々な世界観を感じ取っていただけたら嬉しいです。新城毅彦今回撮らせて頂いてまず思ったのは20分の枠の中で表現する難しさと面白さでした。ストーリーもテイストもある程度自由だったのでメジャー映画とは違う事にチャレンジ出来て、タイトなスケジュールの中ではありましたが逆に普段より凝縮してやれて、無駄を削ぎつつ隙間の空間を作るのがとても楽しかったです。メンディーって決まったら真面目なラブストーリーをやりたいと思ってたんですが、期待以上に芝居で答えてくれて、今まで見た事のないメンディーが見せられたのではと思ってます。関口メンディーこの度初めて、シネマファイターズの作品に参加させて頂きました。LDHの諸先輩方や同じグループのメンバーのこれまでの作品も観させて頂いていて、どれも見応えのあるものばかりで、少しプレッシャーもありましたが、素敵な共演者の方々やスタッフの皆さんに囲まれて、良い雰囲気でチーム一丸となって撮影をすることができました。これまで自分が演じさせて頂いてきた役柄とはまた一風変わった雰囲気も感じて頂けると嬉しいです。数原龍友ソロでの活動も少しずつ増えてきている中、同じグループのメンバーが主演を務めるショートフィルムで主題歌を担当させていただけたことをすごく光栄に思います。歌入れの前に台本を読ませていただきましたが、本を読んでいても、辛くて、切なくて、これは確かに笑うことしかできないなぁと共感できる部分もあったり。この本にどんな映像が乗るのか期待しながら、そして自分の経験を照らし合わせながら歌唱させていただきました。どん底を味わうと笑えてくる。そんな経験がある方には何か重なることがあるのでは無いでしょうか?この楽曲が今回の作品に、より華を添えられるような一曲になれば嬉しいです。山下敦弘今回の作品は柄にも無くシンプルに当たり前な恋の物語を作りました。白濱亜嵐の素直な眼差しが作品を貫き、言葉には出来ない“想い”が短い映画の中にぎゅっと詰まっていると思います。映画における必要最低限の要素で、これだけ豊かな作品になるなんて、監督である自分自身も想像出来ていませんでした。今回この短編を作ってみて、映画はやっぱり面白いな、とあらためて感じることが出来ました。このプロジェクトに参加出来てよかった。ありがとうございました。白濱亜嵐今回シネマファイターズには2度目の参加となります。前回とは全く違う内容、かつ短い撮影期間でしたが、山下監督から普段自分がドラマや映画で経験したお芝居とは違う表現を求められることもあり、それが、一人の役者として非常に良い経験をさせていただけたと感じています。長編作品とは違う良さが短編にはあり、観ている方へも答えを委ねる部分もあると思うので、皆さんそれぞれで受け取っていただき、考えていただけるきっかけとなれば嬉しいです。森義隆自分の作品が完成したのは2月でした。コロナをまたいで、まだ完成していないチームもあると聞きました。映画は時代とともにあります。コロナ前後という特別な時間をまたいで紡がれる、このオムニバスの完成が楽しみでなりません。中務裕太今回、森監督とタッグを組ませていただき、撮影に臨ませていただきました。顔合わせ初日の本読みから、監督が自分のキャラクターをすぐに理解してくださり、作品の役では普段の僕に近いキャラクターをと考えてくださっていました。台本は読み込まずに来てほしいということで緊張もありましたが、現場で監督が指導してくださり、力まず、リラックスした状態でお芝居が出来たことも良い経験となりました。新たな自分を開拓してくれた作品でもあるので、たくさんの方に観ていただきたいです!真利子哲也片寄涼太氏を主演に迎えて今までにない短編に挑戦しました。コロナの影響で紆余曲折ありましたが、小竹正人氏の歌詞にインスパイアされて、東京とシカゴを舞台にした恋人たちの物語をアメリカの脚本家と執筆しました。片寄くんはオンラインでの英語の芝居もあり、誰もなし得ていない挑戦をしてもらいましたが、うまくいくことを確信しています。何より、片寄くんがこの機会を誰よりも楽しんでもらえていることを嬉しく思います。片寄涼太昨年末に真利子哲也監督にお会いさせて頂いて、その頃の自分の葛藤や考えていることについてお話をさせて頂きました。その後、上がってきた台本のなかにいた役は、僕の心の奥の奥の深~いところに存在する人を言い当てられたような役でした。好奇心とともにその役を演じることに今からドキドキしています。主題歌も今回ソロで歌わせて頂くのですが、とても縁を感じる方の楽曲を僕なりのこだわりのアレンジでお届けできるので、そちらもどうか楽しみにしていて頂けると嬉しいです。久保茂昭これまでも小竹さんの素敵な詩の世界観をMVとして表現させて頂いていますが、今回は全く別次元の挑戦だと感じています。 歌詞から感じる『荒んだ世界でもそれぞれの心の中にある小さな小さな「愛という名の海」』を物語のテーマとして自分で原案、脚本を作らせて頂きました。GENEの中ではいつもムードーメーカーで明るい印象のある隼ですがそんな隼の愛くるしい一面も少し交えつつ一味違ったこんな隼を見てみたいと思いながら作品を作り上げていくのが楽しかったです。 素晴らしい映画監督たちの中に肩を並べさせていただくことはとても恐縮ですが新しい久保の世界観ができたと感じます。小森隼今回シネマファイターズプロジェクトに参加させて頂けることになり、そして、久保監督とタッグを組んで撮影する日が来るのがすでにとても楽しみです!久保監督とはGENERATIONSのデビュー作品から数多くのミュージックビデオを撮って頂いていて、今作でも直接、楽しみながらコミュニケーションを取らせてもらっています。その久保監督が僕にフォーカスを当てて作られる世界観がどうなるのか本当に楽しみでワクワクしています!『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』2021年劇場公開
2020年09月27日