怪獣たち家族との穏やか(!?)な日々の生活を3DSやタブレットを活用して描いています。
1982年生まれで2005年生まれの長女と2012年生まれの次女の父。介護施設で生活相談員をしながらFC2ブログで公式ブロガーとして活動しています。わんぱくな次女の話を中心に長女のお受験物語や父目線での女の子との関わり方を描いていけたらと思います。
子育てを頑張ろうとしていたはずなのに、家族とも会社でも歯車がかみあわなくなっていく…。そして心が折れてしかも病気になってしまった。でもそんな状態にサヨナラするために、復活するためにもがいた10年間。その時のお話です。
前々回から次女が鼻骨折で即入院・手術になったお話を書いています。 今回もその続きです。 まだ読まれていない方は、よければこちらもどうぞ。 家のどこに何があるのかわからず、もっと色々と把握しておく重要性を痛感しつつ、どうにか準備ができた僕。 それから車で病院に向かいましたが、道中は大渋滞。到着する頃にはあたりは真っ暗になっていました。 そしてついに次女と面会するのですが… そこにあったのは、いつもの活発過ぎて男の子と間違われるような姿ではなく。 あまりにも大人しく、そしてぐったりとしている次女でした。 そりゃあまだ手術が終わって数時間。 麻酔がきれて目が覚めたばかりなので仕方がありません。 それでも反応が見たい。 大したことのない手術だけど、元気な様子が見たい。 そう思って声をかけてみました。 だけど…。 今まで見たこともないような反応が("゚д゚) 嫁さんから聞いたのですが、次女は手術直前までは本当にいつもと変わりなく活発だったそうです。 終わったあと冷やし中華を食べることを楽しみにしつつ、向かって行ったそうな。 …さすがに麻酔をされるのはちょっと怖がっていたそうですけどね。 そして、手術は短時間で終わりまして。 麻酔も程なくきれて意識も無事に戻ってきました。 でも、ここからがちょっと大変だったそうで。 嫁さんも数年前に大手術をしているので経験したそうなのですが、麻酔が切れる時は倦怠感などで、どうしようもなくきつくだるくなることがあるそう。 次女さんもその状態になり、ちょっとした錯乱状態から泣き叫んで過呼吸になってしまいました。 (先生曰く、ここまで激しく暴れた子は久しぶりとのことでしたが(^^;) そして、楽しみにしていた冷やし中華どころか食事もできない状態だったんですよね。そんな状態から少しだけ落ち着いてようやく一息ついたところでの僕の出現。 でも、僕は… でも、僕は結局なんにもできませんでした。 家の中は何も把握できておらず、1つ1つ嫁さんに確認しないと荷物の準備すらできない。 そして、次女に対して寄り添って元気を与えることもできない。 なんにもできない、できなかった!! 親としてのあまりの自分の不甲斐なさに、涙が… 悔しい!! でも、この時となりには長女が一緒に歩いていましたから、顔が見えないよう少し先を歩いて、うつむきながらこっそり号泣しましたが。 でもね。 なげいてもしかたがないですからね。 今回はこうなってしまいましたが、今後もいつ何があるのかなんて分かりません。 ”もしも”の時の為に家の中のことはもっと把握しようと思います。 失敗は成長のチャンス。 それを教えてくれた次女に”ありがとう”と思うとともに、翌日の退院に向けて、様々な準備をがんばることを誓った夜でした。
2019年12月23日さて、前回次女が鼻骨折で即入院・手術になったお話を書きましたが、今回はその続きとなります。 10月の初めに学校で鼻を骨折してしまった次女さん。 それから手術をするか悩んでいましたが、最終的には総合病院の先生と相談して決めることに。 その結果… まさかの即入院・手術が決まってしまう!! 僕たちはこの日は手術を決めるだけで、数日後にまた病院に行くと思っていたんですよね。 その時は僕も仕事を休んで車で荷物を運び手術を見守るつもりでしたが… ここまで話が一気に進んでしまうとは思いもしませんでした。 嫁さんに至っては当日ランチをして帰るつもりでしたからね(笑) そりゃあもうラフな格好で行きましたし、何も必要な荷物は持って行っていません。 しかし。 ここで嘆いても何も始まりません。 まだお昼過ぎで僕は仕事中だったので、嫁さんとはラインでやり取りを続けました。 ここで連絡をうけた僕の頭に疑問が。 たとえ1泊の入院とはいえ、たくさんの荷物が必要になります。 うん、それは分かります。 だけど、嫁さんはそれらを全て口頭で言いたいから、とりあえず僕が帰宅してから電話をかけてこいと言うのです。 いやいやいや。 そんなのわずらわしいから文章でいいやん? ラインで必要物品を書いてくれたら、それらを探して病院に向かうから!! とか思っていたんですけどね。 それはちょっと甘すぎでした( ゚д゚) これはちょっと予想以上。 何がどこにあるのかさっぱりです。 言われたものの半分も在りかが分かりませんでした。 そして夕方、ちょっとだけ早退をして中学校まで長女を迎えに行ったのちに自宅へ。(この時点で手術は終わっています) ここで嫁さんに電話をしてモノを探しますが… もうあっちやらこっちやらバタバタでしたね。 いや~… 自分で自分が情けなくなりましたね。 家事はしているつもりではありましたが、この辺は嫁さんに甘えっぱなしだったのでしょう。 印鑑の場所すら分からなかった自分が歯がゆい…。 というか、いつ何がおきてモノを探さないといけなくなるか分かりませんからね。 日ごろからきちんと把握しておく必要性を強く感じました。 あ、そうそう。 このお話を書くにあたって嫁さんとお話をしたんですけどね。 このようなことを言われていました。 実際、今回は生理用品など子どものモノよりも自身のモノで困ったことが多かったそうです。 あと、非常に活躍したのが濡れティッシュ(除菌タイプではない)だそうで。 何かと子どもは色々とこぼしてしまいます。 とくに、今回のように手術後であればなおさら。 そんな時、普通のティッシュでもいいのですが、少ない手間でササっときれいに出来るのは濡れティッシュタイプ。 アルコール性などの除菌タイプではない方が顔や身体を拭くことも出来るのでさらに便利とのことでした。 さて、話は僕に戻って、時刻は17~18時。 辺りが暗くなるころ、ようやく僕と長女が病院に着きました。 何とか探し出したたくさんの荷物を持って…。 そしてついに次女と面会。 だが、しかし。 ここで思ってもみない展開が僕を待っていました… と、今回はここまでです。 次のお話では”手術は終わった後がたいへんだった…子どもの病院面会時の心構え”をお送りしたいと思います。 それでは、ここまで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
2019年12月06日こんにちは、もりりんパパです。 実はここ最近色々とありまして… なんと我が家の次女さん。 鼻を骨折し、入院・手術までしてしまいました( ゚д゚) やんちゃすぎる次女 鬼ごっこで大出血! それはつい1ヶ月ほど前、10月の頭におこりました。 小学校での休み時間に校庭で同級生と鬼ごっこをしていた次女。 その時につい興奮して国旗掲揚台に登ってしまったらしいのですが、そのタイミングで後ろから押されてしまい、バランスを崩した結果、鼻から地面に激突してしまったそうで。 いや…いやいやいや。 気持ちは分かるが高いところに登っちゃダメです。 そりゃ鬼ごっこだから押されるし足場が少ないから落ちますわ( ノД`) で、鼻の動脈を切ったらしくありえない程の鼻血を出して校長先生が飛んできたそうで。 そのまま保健の先生付き添いの元救急病院に運ばれて行ったそうです。 そんな連絡を受けたのが当日の昼過ぎ。 その後夕方に再度連絡を頂いたのですが… 検査の結果みごとに鼻を骨折…!! 骨折の部位が部位だけに特に治療することも出来ず、ギブスをあてて様子をみることになりました。 とくに痛みもないのか次女はいつものように元気活発に過ごしていましたね。 …いや、少しはおとなしくしてくれても良かったのですが(笑) しかし、困ったことにこれで話は終わりませんでした。 手術するかしないか…難しい決断 1週間の経過観察を経て再度受診したのですが、どうにも折れた部位の右部分(右目の下らへん)が陥没しているとのことでしてね。 幸いパッと見た程度では分からないくらいの陥没で、痛みもないのでこのまま放置するという選択肢もありました。 けれども先生曰く… 早急に手術をして陥没を引き上げる必要はない、かもしれない しかし、陥没の程度は悪化する可能性もある 後々に手術をする場合、大がかりになり大変にはなる 今から2週間くらいの間が一番負担の少ない手術で済む 手術するかどうかは保護者の方が決めて下さい …ということでした。 …えぇえええええ( ゚д゚) これはちょっと悩みましたね。 メスを入れることなく済むかもしれない。 しかし、もしかしたらもっと大変な手術になる可能性もあるわけで。 うむむむむむ。 悩んだ末に僕たちがとりあえず振り絞った結論は…。 突然の手術に! しかし試練は手術後も続いたのでした… もしも手術をする場合、今受診している病院ではなく都会にある総合病院に行くことになっていたんですよね。 なので、とりあえずそちらに受診して相談してみることにしました。 内容が内容なので、さすがに慎重になってしまいましたね(^^; そしてそれから2日後に紹介状を持って総合病院へ。 都会なので車での移動は大変とのことで、朝僕が駅まで嫁さんと次女を送り、そこから電車で病院まで向かうことになりました。 そして。 まさかの即入院&手術:(;゙゚''ω゚''): 嫁さんが総合病院の先生に相談してみたところ、「手術をした方がいいかな」という気持ちが少しでもあるならしましょう! となりまして。 そこから病室や先生の予定などを照らし合わせた結果…そのまま一気に手術をしましょう!! となったのでした。 手術じたいはおかげさまで極めて短時間で無事に終わる事ができました。 次女本人が元々手術を怖がっていなかったのも大きかったと思います。 病院はホテルみたいだと喜び、検査も点滴も難なくクリア。 術後のご飯を楽しみにすらしていたので、僕たちもそこまで構えることはありませんでした。 まぁさすがに手術室に入る直前には少しだけ固まっていましたが、嫌がって泣くこともなく進んでいきました。 しかし。 本当に大変だったのはここからでした。 荷物が足りない! 長女が病室に入れない! バタバタだった手術直後 まず急な入院になってしまいましたからね、次女の分も含めて嫁さんの荷物が殆どありません。 おまけに普段は車で移動するので車内にはある程度物を置いているものの、この時は電車での移動となったためにみごとに必要なものが何もなかったのです。 慌てて僕に電話をかけてくる嫁さん。 そして、仕事を早退して家に帰ったあと言われたものを家で必死に探す僕。 う~ん… 何がどこにあるのか全然分からない!! 普段僕は家事に色々と関与しているつもりでしたが、まだまだですね。 自分の力不足を痛感してしまいました。 そこから電話で嫁さんに場所を教えてもらいながら何とか荷物を揃えた僕。 で、時刻は16時。 長女はまだ中学校にいる時間帯でしたが、おいていくわけにはいかないので迎えに。 ホームルームが終わって部活に行くであろうタイミングで先生に電話連絡をして事情を説明し、無事に捕まえてそのまま一緒に病院へと向かったのでした。 病院に到着したのは18時前。 まさかの長女さん病室に入れない!! これもうかつでした。 実は以前他の大きな病院に身内が入院したことがあったのですが、そちらは小学生までが病室に入れないという決まりだったんですよね。 しかし今回の病院は成人するまで入室禁止だった模様。 うっかり前の病院と同じだと思い込み、看護師さんに注意されてしまったのでした。 そのため、病院に荷物を送り届け次女の様子をみたものの、すぐに帰宅しなければならない事態に。 そしてこれだけでは終わりません。 この病院では入院費に関わる身元保証人の誓約書を2名分用意しなければなりませんでしたが、提出期限は退院時まで。 退院するのは… 明日(゚Д゚;)!! それから慌てて実家に行ったりして誓約書に記入してもらったのでした。 とまぁ、ダイジェスト形式でここまで当日の流れを書きましたけどね。 他にも手術後の全身麻酔がとけた後の次女の様子に驚愕したり、翌朝退院後にハプニングがあったりと様々なことがおこりました。 ちょっと準備不足だったのは否めませんが、おかげで必要な物や心構えはかなりわかったと思います。 それを踏まえて 子どもの入院でないと本当に困ったモノや役立ったモノ 手術は終わった後がたいへんだった…子どもの病院面会時の心構え 次女の退院時にまつわる必要だった持ち物や注意点 この辺りを次回以降に書きたいなと思っています。 今回はかなり長くなってしまいましたが以上です! ここまで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
2019年11月27日どうも、もりりんパパです。 今回は… ついにやって来てしまった悲しき日のことを書かせていただきたいと思います。 これまでの記事にも書いてきましたが、我が家の子どもたちは塾に通わず家庭学習で勉強をしてきました。 (家計的に塾に通うことが難しいので、僕が講師をすることに) お受験もその流れで挑み、どうにか突破して今にいたります。 で、この日もいつものように長女からの質問が。 どれだけ夕方忙しくても、仕事が溜まっていても、この質問タイムだけはできるだけ大切にするのが僕のモットー。 この日も眠たい目をこすりつつ問題を見てみます。 だがしかし。 あれ。 あれれれれ? わからない("゚д゚) 教科書の例題を見てもわからない! 声に出して文章を読んでもいくら考えてもわからない!! 何かしらヒントがないか、スマホで調べてみてもわからない!!! この時僕は気づいてしまいました。 そして決心したのです。 あぁ、そうか。ついにこの日が来てしまったんだな、と。 引退する時なんだな、と。 いやまぁ、一気に引退となると少し大袈裟なんですけどね。 長女から主に聞かれるのが数学と英語なのですが、これが中学2年生ともなるとちょっと難しくなってきまして。 このところ薄々と感じてはいたのです、”そろそろ僕が教えられるのも限界なのではないか”と。 この日も数学だったのですが、連立方程式とか一次関数だとか… 難しいです。 親としてはいつまでも教え続けたい気持ちもあるんですけどね。 正直言うと、答えを調べてわかったふりをして教え続けることは可能だと思うんです。 でもそれって何か違うんじゃないかと。 加えて、何かと(勉強に関しては)頼られてばかりな気がするので、長女がもう少し独り立ちしやすいようにこれまでよりも更に1歩下がった方がいいのではないかと思ったんです。 これが功をなすかどうかはやってみないと分かりませんけどね(^^ まぁ… 本人からは大ブーイングでしたが(;´∀`) 彼女の勉強から一切身を引くというわけではないんですけどね。 暗記などは記憶のメカニズムを活用すれば、短時間ならどうにかなったりするのでその辺をサポートしていければ… というわけで、長女の今後の活躍を期待しつつ今回の記事を終えたいと思います! ここまで読んでいただきありがとうございました。
2019年11月14日こんにちは、もりりんパパです。 今回は”子どもの将来妄想中~! 成人化したらこうなるだろうを描いてみた”の内容です。 我が子の成人化… 長女は今現在14才、そして次女は今度7才になります。 次女はまだ10年以上ありますが、長女に至ってはあっという間に成人してしまいますね。 何だか…大人になっていく子ども達を想像すると、ちょっと心寂しいような…でもワクワクするような。 そんな不思議な感覚になってしまいますが^^; うちの怪獣ガールズは一体どのようになっていくのかな?? と、考えてみました。 長女さんは小学生時代から割とサバサバしていましたが、高学年になってから長かった髪の毛をバッサリと切ったりして、見た目も中身もかなりボーイッシュです。 というか… 元々外見は僕に似ていると10人中9人は答えるほどだったのですが、髪を短くしてなおさら…。 正面に立たれるとまるで 目の前に自分がいるようだ と錯覚してしまうほどです(笑) それを本人に言うと怒るのであまり言いませんけどね(-"-; で、そんな長女さん。 中学に入りなぜか科学に目覚めてしまいまして。 日々とても楽しく活動をしているようで、部活のある日は帰宅時間が19時を超えるのもザラです。 その分理系の知識は増しているようで僕が敵わないことも増えているのは良いことだと思うのですが… 何だかこの人はサイエンティストになったりするのではないのかな~と思ったりします。 マッド寄りな研究者ですが(゚Д゚;) 実験、楽しいらしいです。 いつも実験の課外実習(外で様々な活動もしているらしい)に関わることをスマホで調べています。 ふふ。まぁ本人が楽しいなら何よりです。 そして、長女よりも気になるのはやはりこの人。 わが家のムードメーカー。 そして限りなく自由人(ノ∀`) 自由過ぎてもはやムードメーカーという域を軽く超えている気がします(-"-;A 人を笑わせることが大好きで、相手の反応を見ながら様々な話をふっかけてくるのです。 それも2才の頃から(笑) 思いかえすと、長女に比べてお口が達者な幼児だったなぁ…。 この子はアレですね。 お笑い芸人になりそうな気が。 しかもピン芸人に。 人からいじられるのが嫌いなタイプですからね。 全てを1人でやりきってしまうような芸人になりそう…な気がします^^; う~ん、あれ?? こうやって子どもたちの将来を考えると、なぜか心配になってしまいました(笑) けれど、それをちょっと楽しみにしている自分もいたり。 不思議ですね。 うちの子たちの将来。 そう遠くない未来にその時が訪れるでしょうが、楽しみに待ちつつ見守ってあげたいと思います! 以上、我が家の将来妄想記でした。 ここまで読んでいただきありがとうございました!
2019年10月23日こんにちは、もりりんパパです。 今回は「秋の夜長の寝かしつけ、今日も背中スイッチ発動中」の内容になります! 僕の嫁さんは3人兄弟。 嫁さんが長女で、2つ下に妹、6つ下に弟がいるんですけどね。 それぞれ結婚していまして、相手とその子どもたちがいるんです。 今回登場するのは、嫁さんの弟と、嫁さんの妹の夫。 ちなみに嫁さんの妹夫婦には男の子が3人、嫁さんの弟夫婦には男の子が2人います。 その内赤ちゃんが3人だったでしょうか。 で、何かと集まることが多いのですが、とある時… 子どもたちが大泣きで夫しかいない、という状況に遭遇しまして。 どうやら女性陣は上の子を寝かしつけに寝室に行っていた様子。 残された夫たちはあたふたしていました。 で、僕は子どもたちを育ててきました。 今は中学生である長女が赤ちゃんの頃は、それこそあまり役に立てなかった記憶がありますが、次女の時はガッツリでした。 そんなこんなで寝かしつけには程よく自信があるものの、それは懐いてくれていたわが子のお話。 他の子だと話は違うと思うのですが… そんなことも言っていられないので、そのまま勢いで突き進むことにしました。 題して 夫たちの寝かしつけ大作戦!! 果たして上手くいくのでしょうか…(笑) とりあえず。 動作的にはキツイですが、正攻法の組み合わせでいきます。 はい、男ども。 赤子を抱えてそれぞれ立って下さい~。 そしてそれぞれ縦に横にと身体を動かしながら、同時に赤ちゃんの背中を優しくリズムカルにタップしつつゆっさゆさ~。 何とも奇妙な光景ですねコレ。 傍から見ると見栄えはアレですが、とにかくこの動作をひたすら続けます。 ひたすら…ひたすら…。 10分ほど続けると赤ちゃんたちがスウスウと寝息をたてだし、15分後には深い眠りについてきたように感じました。 しかしまだ油断はできないのでそこから更に5分。 20分後にはそろそろ布団に移動させても良さそうな感じが…!! でも、皆さんご存じだと思いますが…本当に気合を入れないといけないのはここからですよね。 ここでちょっとでもミスをするとこれまでの努力がパーです(^^; 赤ちゃんへの安心感を減らさないようにお腹はくっつけたまま。 でも布団に対して四つん這いにならないと下せないので、膝は布団にたてて手は下し、そうなると自然とお尻はつきあがり…(笑) これまた何とも言えないポーズになってしまいますが、静かに…そして自然に赤ちゃんを布団に寝かせてスゥっと手を隙間から抜いていきます。 慎重に…慎重に…。 そしてその結果は… 何とか任務達成! 長兄のメンツをどうにか保つ(??)ことが出来ました。 だがしかし。 安堵して出てしまった僕の声によって赤ちゃんの泣き声が… また振り出しに戻ってしまったのでした(笑) こうして夫たちの寝かしつけ大作戦は続いていくのです★ ふふ、これもまた良き思い出です。 それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
2019年10月09日さて、前回の続きです。 中学生になった長女とまたもやぶつかりそうになった2018年の夏。 …が、それはこちらが1歩下がって様子を見るという方法でどうにか回避しました。 そして時は過ぎ、その年の冬。 事件はおこるのです。 それは不謹慎ではありますが、僕にとって待ち構えていた絶好のチャンスの時でもありました。 この日は中学校の2学期・三者面談の日。 1学期の際はとくに問題がなかったので、そこまで心配せずに出席した嫁さんでしたが… 大変なことになっていました(゚Д゚;) どうやら長女さん。 2学期の途中から●●をため込んだり○○○の点数が悪くなったりとしたようで、先生からちょこちょこっと指摘が入ったそうです。 ※本人にこの件の掲載許可を得ましたが、一応彼女の名誉のために伏字にしたり内容を大幅に縮小しております(笑) で、嫁さんには散々学校からの帰りの車内で怒られたそうで。 僕としても ”ほれ見たことか!” と思う反面、前から言いたかったことを言うチャンスなので… 感情をグッと抑えつつ、この話の核心に迫ることにしました。 長女の返答は…如何に。 長女の返答は… おぉ…("゚д゚) その言葉を、待っていた。 念のため、真逆の返答があった時にも備えてはいましたけどね^^; でも、これって僕も仕事の時とかでも同じなんですけどね。 言われた仕事ってどうしてもヤル気にならないんです。 …いや、最終的にはきちんとしますよ(笑) しかし言われてから行う内容よりも、自発的に行った時の方が気持ちのノリもスピードも段違いで良いと思います。 だから夏休みの時はあえて堪えてグッと身を引きました。 この時のために。 さて、せっかく長女さんのヤル気スイッチがONになってきたのでですね。 もうこの辺で家庭学習をやめて塾に通うという選択肢もアリなのではないかなと提案してみたんです。 …勿論、経済的には非常に厳しいですが。 厳しいですが、そこをどうにかしてみたら長女にとってプラスになるかなと思ってですね。 長女としては、今以上に時間が圧迫されると困るとのことでしたが。 まぁそれならば仕方ないですね。 今まで通り家庭学習を続けさせて頂きましょう。 むろん… 猛勉強とさせて頂きますが(# ゚Д゚) ま…流石に冬休み限定にはしましたし、受験勉強時と同じく年末年始はお休みにしましたけどね。 ここからは一応本人なりにがむしゃらに勉強をこなしていたと思います。 やはり、途中でうっぷんがたまったりして僕と再度ぶつかりかけることもありましたが… どうにか乗り越えていました。 そして、冬休み明けの実力テストや3学期の学年末テストでは少しづつではありますが成績も良くなったようです。 成績が良くなるのは親としても嬉しいです。 でもね。 これは僕の主観なので正しいかどうかは分かりませんが。 別に高みを望み続けなくてもいいんです。 トップを狙って欲しいわけでもないんです。 そりゃあ、成績が良い方が将来の選択肢は拡がるかもしれません。 しかし、これは彼女の人生。 長女の実力の中から本人のなりたいものを自身で考えて目指していけばそれで良いと思っています。 しかし。 勉強は一度ついていけなくなると、そこから巻き返すのが難しいんです。 特に英語や数学は。 僕自身がそれで学生時代に苦労してしまったので、それだけは味わせたくなくて。 過保護かもしれないし、それが間違っているかもしれませんが、今回はこのような行動を取らせてもらいました。 その結果どうなるかは分かりませんけどね^^; で、ここからも勉強が進むたびに様々な難関が待ちかまえていました。 暗記に苦労したり、何でもすぐに聞こうとしたり… 色々とありますが、それはまた別のお話で。。。 ここまでご覧頂き、ありがとうございました!
2019年09月25日今回は中学受験を無事に突破した長女のその後のお話です。 お受験シリーズラストでも書きましたが…本当に大変だったのは 入学してからだった と思います。 2018年4月。 長女、中学1年生に。 背はいつの間にかママよりも10センチ近く大きくなり、制服も相まって何だかお姉さんに見えました。 ついこないだ生まれたばかりな気がするのに、ホント子どもの成長は早いなと感じましたね。 そして、入学してからまず驚いたことが…。 長女、サイエンティストになってしまいました( ゚Д゚) …いやあ。色々な部活があるものです(笑) まぁ彼女が自分から決めたことですからね。 応援することにしました。 どんな活動をしているかはイマイチ謎ですが、結構真面目に、そしてたまに大会に出たりと忙しいようです。 さて。 地元の公立学校に進学しなかったことで、大変なことも多いようです。 その一つが… 通学ですね。 学校はうちからかなり遠いので道中は公共機関での移動となります。 しかも途中は自転車にも乗らないとたどり着けないという、なかなかのハードさです。 朝6時台に起きて帰宅は19時というのがザラになりました。 これまでの小学校生活は7時起きの17時には帰宅だったので変化が大きかったですね。 この環境に慣れるまでがやはり大変だったように見えました。 そして、他には宿題なんかも。 宿題も山のように出て大変なことになるのだろうなぁ…と思っていましたがこれは違いました。 まさかの1ページのみ!? 予想外でしたね、これは。 宿題が膨大な量になると思っていましたが… しかし、これはつまり。 この部分で差が出てくるのだと思います。 とくに塾に通っていない我が家の場合、ここが顕著になってくるのではないかと。 なので自主勉強でちょっと工夫をしていこうかとお話をしたんですけどね。 案の定聞きいれてはくれませんでした(笑) そして2018年7月。 それまでの日々とは打って変わって凄まじい量の宿題が出た中学校生活初の夏休み。 トータル100ページ以上でしょうか。 ここにきて遂に小学校時代との大きな違いが出てきました。 そして、2018年8月。 事件勃発!! わが家をまた包み込もうとする不協和音。 だが、しかし! 今回はそうはさせません。 僕も色々と思うところはありましたが、ここでは1歩下がることにしました。 前年までに”長女とぶつかってからの家庭崩壊への道のり”はイヤと言う程経験しましたからね。 このタイミングで思いをぶちまけても何の解決にもつながりません。 こうして長女さんは自身の思うように過ごすようになり、僕はその姿を遠目に見守るようになりました。 (結局膨大な量の宿題は、最後の数日間、朝から晩までかけてひたすらこなし、どうにか形だけは終わらせた様子でした^^;) そこから文化祭等で忙しくしていましたね。 長女以外にも秋には次女の保育園の運動会があったり、僕の職場でも祭りのイベントがあったりでそれぞれが忙しく過ごし… 決して離ればなれになったわけではありませんが、家族4人は良い塩梅で距離感を保ちつつ生活をしていたのだと思います。 もちろん、その間僕が長女に言うべき言葉を忘れていたわけではありません。 ただ、ひたすらその時を待っていました。 そして… 2018年12月。 想像以上の出来事がおきて僕の待ちかまえていたチャンスが到来しました(;^ω^) 長くなったので今回はここまでです。 次回もまたどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
2019年09月11日今回はわが家の次女のお話です。 次女さんは今現在(2019年)小学1年生ですが、これは年長さんの時のお話になります。 この子はですね…とにかく自己主張が強くてハキハキとしていて気が強いのです。 お姉ちゃんとは性格が真逆なので、その違いが見ていて楽しかったんですよね。 そして小さい頃から恋にそこまで興味のなかった長女さん。しかし次女はその辺も長女とは真逆のようで…。 とある日のこと。 唐突にこのようなことを言ってくる次女。こういうことも、いつも言われていたので僕も慣れっこです。 しかし。 えらく現実的("゚д゚) おまけに。 …なんですと(゚Д゚;)!? こんなことまで言い出すではないですか。 いや、いても全く良いのですが。 良いんだけど、親としてやっぱり気になるし! 何か寂しいし!! …なので、聞いてみることにしてみました。 しかし、これがまた想像を超えていまして。 1人や2人の話ではない( ノД`) なんだろう、”好きになるのは何人でも問題ない”…。 でも”日本では結婚できるのは1度に1人だけ”…。 この人なんだか色々と分かっていると思いました(笑) こんな感じで驚いてしまった次女からの報告だったんですけどね。話はこれだけでは終わりませんでした。 数日後、A君を友だちと奪い合いに(笑) 聞くとどうやら三角関係らしいのです^^; 保育園児、みなさんなかなか侮れません。 しかも。 さらに数日後、話はもっとややこしく。 それもう何角関係ですか!? 次女さんは気が強いと書きましたが、実はそれ家の中だけなんですよね。外ではちょっと控えめでどちらかと言うと大人しいです。 …いや、大人しいは言い過ぎか(笑) で、この時もA君は結局友だちのために諦めまして。 でもB君に気持ちを集中させようとしたら、これまた他の子とぶつかってしまい怒っていました。 いや~、みなさん恋していますね^^; その後C君とも色々あったようですが、最終的には諦めてしまったらしいです。 恋する乙女、頑張ってます。 しばらくしてから、D君なんてのが現れましたけど(笑) この時はD君が次女のことを好いていたみたいで、保育園の親子遠足の時に親しく話しかけられているところを見かけました。 次女は…まんざらでもなさそうでしたねぇ。 因みに。 保育園を卒園し、B君・C君・D君とは違う小学校になってしまいました。 A君とは同じ小学校ですが、クラスはお隣。 今でも好きでお話したいみたいですが、すでに他にも好きな人がいるようで、日々ウキウキしながら楽しく学校に行っているようです。 おしまい。
2019年08月27日先日まで全8話にわたって長女との中学受験実録シリーズをお届けしてきました、もりりんパパです。 いつも読んでいただき本当にありがとうございます。 今回はその総括的なお話、我が家の経験から見えてきた家庭学習での親のあり方を書くことにしました。が、その前に…。 僕は前回の記事にて”特集:私がコミックライターになるまで”に参加させていただいたんですよね。 その中で自身の毒親疑惑の部分、そしてそれをブログに助けられたことについて少し触れてみました。 で、僕はブログやウーマンエキサイトさんでの連載を嫁さんや子ども・両親・親族等に伝えています。 子どもたちの成長状況を記事で伝えることも含めて。 そして、前回の話を見た長女から言われたんです。 …うん。 ですよね(-"-; その辺も含めて今回のお話を書き進めていきたいと思います。 少しダークなお話になるかと思いますが、どうかお付き合いください。 教育で毒親にならないために… 僕が長女の勉強に携わりだしたのは彼女が小学3年生の頃。 元々は嫁さんが宿題を見ることが多かったんです。 しかし、その年の夏休みに…。 ずっと様子を見ていた嫁さんがギブアップしてしまいまして。 で、ここでバトンタッチをして僕が長女の勉強を見ることになったんです。 勉強を見るにあたってその時点で気をつけたいと思ったこと、それは… ・主役(勉強をする)はあくまで長女本人 ・教える側(僕)は基本静観して必要な時のみ声かけ くらいでした。 しかし、実際は… 実際はこのような感じでした。 後に長女に尋ねると、それはもう恐ろしい親だったそうです。 自分でも今振り返ると…ありえない親だったかもしれません。 せっかく一緒に勉強に取り組んでも思い通りに動かない子ども。 時には僕は声を荒げ、物を投げてしまうことも…。 それが日々続き、自分の感情がエスカレートしていくのが分かりました。 これではいけない、それは分かっている。 でも感情が爆発すると止まらない、止められない。 勉強はきちんとして欲しい、だけど思い通りにならない。 どうすればよいのか、分からない…!! まさに負のスパイラル。 その流れを止めてくれたのは…。 他でもない、長女からのSOSとそれを重く受け止めた嫁さんの存在でした。 もちろん、嫁さんに言われてすぐに全て納得出来たわけではありません。 それでも、少しづつ自分の中に落とし込んで気をつけていくようにしました。 子どもは子ども、親は親。 長女は僕自身ではありません。 こうやって文字にしてみると当たり前のことですが、それが自分の感情がコントロール出来なくなると分からなくなり、無理強いをしていたのだと思います。 まずは親である僕の…自分の気持ちに余裕を持つこと。 それが出来ない時は一旦勉強をやめ、環境を変えて思い切ってリフレッシュすること。 長女には長女の考えがありますし、もしかしたらだらけているように見えても実は考えがあるのかもしれません。 そう気づいたのは、彼女が6年生の頃。 中学受験への取り組みをしていた時でした。 気づくのに時間がかかりすぎて、長女を中心に、家族には辛い思いをさせてしまったと思います。 今だって、正しいと思い行っている育児や教育が、実は間違っているかもしれませんが…。 最初に書いたように、長女の人生は長女が主人公。 まだ全てを彼女が決めて生きていけるわけではないので、親として時に注意し、時に一緒に笑いながら今この時をともに生きているのだとは思います。 でも、そんな中で親としての僕の感情が爆発してしまった時。 それを一方的に攻撃的にぶつけてしまうのは違います。 自分はあくまで支える側。 自分の役割をきちんと考えておかないと、家庭学習にはとくに様々なリスクが潜むと感じました。 親としての自身のコントロール。 難しいですが…それを怠るとエスカレートし、止まらなくなっていつしか”毒親”となってしまう。 大げさではなく、そう感じるようになりました。 そうならないためにも、前回の記事に書いたようにブログを書くことで自分の視点を変えて行ったり。 また、主役である子ども自身の心の声に耳を傾けて考えていく。 そう考えながら接していくことがより良い関係性を築けるのでは…そう考えながら日々家族みんなで過ごしています。 以上、前回の続きのお話でした。 ここまで読んでいただきありがとうございました。
2019年08月14日僕が育児マンガブログを描き始めたきっかけ。 それは今から3年と少し前のこと…。 当時長女は小学5年生(10才)、次女は年少さん(3才)でした。 連日のように家中に響き渡る僕の怒り声。 長女はちょうど反抗期に突入し、僕や嫁さんとぶつかることが増えてきた頃。 そして次女は”魔の2歳児”と呼ばれる時期は終わったものの、今度はお口が達者になってきてこれまた沢山のことをお話するようになった頃。 そんな両者とぶつかり、言い合いになることがしょっちゅうでした。 …次女は要領が良くこちらの言葉を上手にかわすことが多かったので、特に長女とぶつかることが多かったですね。 我が家は嫁さんの祖父・祖母(子ども達から見るとひいじいちゃん・ひいばあちゃん)と2世帯住宅で同居していますが、目の前にお2人がいようとお構いなしに怒り叫ぶ僕。 それは段々とエスカレートして、外出先でもどこでも感情が爆発することが増えていきました。 もちろん嫁さんはそれを止めてきます。 しかし、嫁さんと長女もしょっちゅう言い合いをします。 そんな嫁さんに口出しされたくない!! …という感情も爆発し、そこで夫婦喧嘩になることもしばしば。 で、そんな当時ネットでよく見かけていた言葉が”毒親”。 毒親の意味を調べてみると、”過干渉や暴言などで子どもを思い通りに支配したり、自分を優先して子どもを構わなかったりする「毒になる親」のことを言う”と出てきたんですね。 ニュアンスは多少違えどこれは当てはまるな…と思ったり、あと一歩で毒親の定義と自分の思想が一緒になるな…と思ったり。 正直このままではイカンなと思いました。 子どもに対しても、嫁さんや自分を含めた家庭に対しても。 ではどうするか、どうすればこの状況を打破することができるのか。 そんなことを日々考えていたのですが、ある日…。 ふと脳裏に沸いたこと。 それはブログを書いてみるということでした。 元々SNSには興味があり、以前にも趣味ブログは書いたことがありました。 でも今回は子どもたちを主役にしてみること、そして楽しい場面を切り取って書くことを念頭において開始することに。 いつも子どもたちから楽しい場面を見い出そうとすれば、それまではイライラしかしなかったことも違った目線で見られるのではないかと思ったのです。 そうやって自分の目線を変えていけば、もっと子どもたちを優しい目で見ることができる。 そんな予感がしたのです。 …もちろんそれからも怒ることはしましたけどね。少しは減ったのではないかと思います(^^; そして昔から絵を描くことが好きだった僕。 手元にはゲーム機の3DSとお絵かきソフトがある。 これをスマホに読み込めば、イラストブログとして世に出すこともできるのではないかと思ったのです。 (最初の頃は3DSとスマホだけでブログの更新をしていました。1年後に3DSの内部データが壊れてからはタブレットで描くようにしています) さらに、世に出すことによって嫁さんに自分の心境を伝えることができる。そして僕の親にも見せれば子どもたちの成長具合を伝えることができる…。 まさに一石二鳥、いや三鳥!? 子どもたちのおもしろい行動ややり取りに注目することで日々の過ごし方に変化も出てきたので、四鳥かもしれませんね。 こうやって僕の書く育児マンガブログ”もりりんパパと2匹の怪獣姫”はスタートしました。 1日に描くイラストの枚数は約10枚。その後の文章との編集作業と併せて完成までおよそ2~3時間。 それを毎晩行っていましたが、その作業自体がストレス発散になっていたので苦に感じることはありませんでした。 それらの作業時間は毎晩21時以降。次女を寝かせつかせながらベッドで行っていたので嫁さんの負担軽減にも繋がったのか、夫婦喧嘩も減った…ような気がします。多分(笑) 加えて、僕は地域の社会福祉協議会の活動で行われているきょうだい会(障がい者の兄弟姉妹の会)に当事者として参加しています。 その内容をブログに取り入れたり世間に発信したりしているうちに、町の広報誌の挿絵を描いたりすることも増えてきました。 気が付くと沢山の方がブログを見て下さるようになり、その分気をつけることも増えてきましたが、更新する楽しみも増えてきました。 そしてブログを開始して3年が経つ頃、ありがたいことにウーマンエキサイトさんに声をかけていただき連載を開始することになりました。 今までよりもさらに沢山の方に記事を見ていただくので”書く内容に気を付けながら更新しなくては”というプレッシャーはもちろんありますが…それ以上にこんなに嬉しいことはありませんでした。 昼間は仕事をしながら夜は趣味に没頭。 そしてそれを子どもたちを含めた家族や親族・様々な人に見てもらえる。 幸せな環境の中で生活できているなぁとシミジミと感じます。 夢は長女や次女がいつか結婚して子どもが生まれた頃、その子たちに今のブログを見せることですかね(笑) 君たちのお母さんも昔はこんなだったんだよ、って。 そう言えるくらい長く続けていけたらいいなと思います。 以上、僕もりりんパパが育児マンガブログを描き始めたきっかけのお話でした。 ここまで読んでいただきありがとうございました!
2019年07月22日およそ半年間。 ふり返って見るとあっという間でしたが、とにかく濃厚な半年間でした。 家庭の事情とはいえ、塾にほぼ通わず自宅での学習のみで受験を突破する…。 なかなか無謀な選択だったと思います。 ここまでの記事にも書いた通り、塾に行かなかった分かなりの苦労をしました。 悔しい思いも歯がゆい思いもしました。 …僕も長女も、そして嫁さんも次女も家族全員をも巻き込んで負の感情の連鎖が家中を巡った時もありました。 でも、様々な試行錯誤をしながらそれらを無事に乗り越え…受験もどうにか突破することができました。 困難を乗り越えるたびに長女は成長していっているなぁと、親ながらに思うこともしばしば。 そんな中、僕のそばを離れてひとり強く歩んでいく長女の姿を何度も目にしました。 それこそ小さな頃は気が弱く、人一倍泣き虫だった長女。 何かと目が離せなかったので、どちらかというと我が家は子どもとの距離が近い育児…過剰育児とも言える状況だったかもしれません。 しかし… そんなすぐに泣いていた長女の姿はもうありません。 12才。 もう子どもの時間よりも、大人になっていく時間の方が増えていく年ごろ。 ここまでかなり寄り添った育児・教育をしてきましたが、そろそろ距離を置きながら成長を見守る時が来たのかもしれません。 寂しくないか? と、聞かれたらそれはもちろん寂しいです。 だけど… これからは…。 これからは少しづつ、僕の支えがなくても自分で考えて行動出来るようになって行くのだと思います。 きっとこうやって子どもは親離れして独り立ちしていくんですよね。 その姿をこうやって見送るのは寂しいけれど… 寂しいけれど! 親としてしっかりと見守ろうと!! 娘がこうやって親離れをするように、僕も子離れしていかないと!!!…と。 そういった関わり方にシフトしていかないとなあと思いました。 まぁ… 危ういと思った時はいつでも表に出戻りますけどね( ̄ー ̄) 距離感を絶えず気にしながら関わっていこうと思います。 (実は中学受験はまだ序盤、本当に大変だったのは入学してからだったのです(笑)) それでは、長女さんお疲れさまでした。 そして、ここまでこの中学受験シリーズを読んで下さった皆様ありがとうございました! 次回は一旦統括を挟み、その後新シリーズのお話を掲載する予定です。 そちらのお話もまたどうぞ宜しくお願い致します!!
2019年07月10日遂に訪れてしまった中学受験の本番。 勉強自体は正月前に一通り完結させていたので気持ちの余裕はありました。 勉強方法を変更した時に決めた通り、お正月はしっかりと遊んで休息。 そして正月明けに塾で最後の復習と面接の練習を終えて本番へ。 (冬休み期間中の塾・短期集中講座は正月前後の8日間でした) 当日は嫁さんが仕事で忙しかったので僕が学校までの送り迎えをしたのですが… 長女さん、ド緊張。 後に長女は語ります。「あの時は生きている心地がしなかった」と。 まぁね、気持ちは分かります。 だってせっかく今まで勉強してきたのに、ここで失敗するとその努力が水の泡になってしまうかもしれないですもんね。 でもね。 そうじゃないんです。 中学受験を決めた最初の時に長女に伝えたように、試験の結果が全てではないと思うんです。 何か目的を持って、その目的に向かった目標を掲げて一生懸命遂行することが大切だと。 色々とありましたが、この半年間長女は一生懸命勉強をしました。 きっと今まで生きてきた12年間で1番がむしゃらに行動したのではないでしょうか。 その取り組みが大事だと思うんです。 だから… 例え試験に落ちたとしても誰も長女のことは責めません。 一生懸命頑張ったことを知っているから。 その頑張りがアナタのかけがえのない財産になると、そう思っているから。 その上で… これまでの人生で初であろうこれほどまでの緊張をほぐす手助けをちょっとだけしておきました。 せっかくだからアナタのありのままを面接に・作文に・適性検査にしっかりとぶつけておいで、と。 そう応援する気持ちで背中を押してきました。 そして、受験中の昼休み。 長女の受ける中学校では、お昼休みは体育館で親と一緒に過ごすことが許されています。 この日は九州でも雪の降る寒い1日。 体育館の中心に置かれた大きなヒーターを取り囲むように座る様々な親子たち。 午後からの練習をする親子・午前中の反省会をしている親子・ただ静かに黙々とご飯を食べる親子。 その過ごし方はそれこそ十人十色です。 僕たち親子は… このようなお話をしていました。 何だかこの時の長女はすっきりとした顔をしていた気がしますね。 そして、これまた人生で初なのですが大人用のフォーマルスーツを着て来ていたんですよね。 その姿も相まってか、何だか凄く大人になったかのようにも見えました。 そこから月日は流れ、数週間後。 いよいよ合否が発表される日。 僕は仕事中にも関わらず1日中ソワソワしていました。 結果はインターネットでは発表されず、郵送されてきます。 僕よりも一足先に帰宅する長女と嫁さんが結果を確認後、僕に連絡をしてくる手はず。 そして… 半年前に受験を考え、そこから塾に足を運び先生にヒントを貰った上で自宅学習を選んだ僕たち。 想定よりもかなり厳しい現実を知り、様々な感情が飛び交ったわが家。 一時は家庭崩壊の危機すらも訪れ大変なことになりました。 中学受験を選択したことを後悔してしまった日もありました。 もしも選ばなければもっと楽しい日々を長女に送らせてあげただろうに。 もしも選ばなければ僕はこんなに怒らずに平穏な日々を過ごせていただろうに。 でも… そこから何度か家族会議を行い、家庭はまた元の状態に戻っていきました。 1つ厳しい壁を乗り越えるたびに、絆は深まっていった… そう思います。 貴重な経験が出来たと思います。 その結果、合格という新たな道へのスタートラインという切符を手にすることが出来た長女。 よくやったなぁと思います。 しかし。 実はこの時僕は1つのけじめをつけようとしていました。 それは。 この半年間の長女との濃ゆい関わりの中で見つけた、親と子それぞれの成長の為のステップ。 寂しいけれど、その時が来たようです。 次回、長女の中学受験奮闘記編・最終回です!!
2019年06月19日塾で勉強方法を習ってから季節は移り変わり、時は12月。 家庭崩壊もどうにか乗り越え、自宅での学習(適性検査・作文)も概ねクリアすることができました。 で、夏休みに通った塾の短期集中コース。 冬休みの分(主に面接練習と模擬試験)も先生に誓った通り行く事にしたのですが、ちょっとここで問題が発生しましてね。 夏休みの時は夜の講義だったので送り迎えは全て僕が行いました。 でも冬休みは何と全て平日の昼間… その時間帯は僕も嫁さんも仕事中なのです。 自宅から塾までは少し距離があるのですが、タクシーで行かせるわけにもいかないので自転車で自力で通って貰うことにしました。 ルートを覚えないと危ないので事前に日曜日にコース確認&練習です。 だがしかし。 自転車が恐ろしく下手(;´Д`) 普段あまり自転車に乗る機会がなかったですからね。 6年生になってもヨタヨタ運転… これは先が心配。。。 と、そこで。 長女が何処かに視線を送ったと思うと、そこから一目散に移動していきました。 え、さっきまであんなにヨタヨタ運転だったのに一体どうした!? その後理由を聞く間もなく塾に到着。 とりあえずルートは確認できたし本人も多分大丈夫と言うので帰宅することにしました。 ただ、この日は朝から天気が悪くて時折パラついていたんですよね。 それがここにきて本降りになってきたので、急きょ近くのコンビニに避難することに。 そこで…。 そこで長女が口にしたのは先程の不思議な動きの真意。 そうか… そうだよね、僕もそうだったかな。 年ごろになったら段々と親とは一緒にいたくなくなるものかな。 僕も子どもの頃同じような気持ちになったことがあるから分かる気がする。 ましてやそんな姿を同級生に見られたらちょっと恥ずかしい、そう思ってしまうものかもしれませんね。 ちょっぴり寂しいけど、これも成長。 今回の受験勉強にしてもそうだけど、色々と成長したなぁと思います。 そんな姿を親として喜んであげないといけませんよね…。 まぁ内心は悲しくて仕方なかったわけだが( ノД`) そんな素振りは見せたくないので、普通の素振りをして帰宅しましたけどね。 あ、そうそう。 別の日に僕の仕事が昼で終わった日があったんですよね。 んで、送り迎えをしてあげたら喜ぶだろうなぁと思ってまだ自宅にいた長女に電話をしたのですが。 返事はまさかの『友達と一緒に行くから別にいい』との事。 …。 …むむ、友達。 …むむむ。 思わず道中のコンビニに車を停めて様子を伺ってしまったのは内緒です。 全くバカな親ですまん( ノД`) これは未だに本人には言ってないので、もうなかったことにしようと思っています(-_-;) もうこれ以降は同じようなことをしていませんけどね。 長女が親離れをすると同時に、僕も子離れを意識しなくてはいけません。 そんな感じのほろ苦い出来事も受験勉強の後期におこっていたのでした。 そして月日は更に流れ、年が明けてお正月が終わり… いよいよ運命の日が訪れてしまいました。 長女が人生で一番緊張したという日の模様は次回です! ここまで読んで頂きありがとうございました。
2019年06月12日このままでは… このままでは家庭が崩壊する。そう危機感を感じた僕。 ↓家庭崩壊真っただ中の記事はこちら・・・・ 塾で先生に話を聞き、自宅での学習を決心。 そこから日々取り組んできたけれど、日に日に家庭の雰囲気は悪くなる。。。 勿論、毎日全ての雰囲気が悪いわけではありません。 家族みんなで談笑する時だってあります。 お出かけだってします。 でも、勉強を始めてふと雰囲気が変わる時があるんです。 歯車が急に狂って、おかしな動きをし始める。 そうなると、家中が不協和音に包まれてしまって… 時には僕と長女がぶつかり合い、時には嫁さんが怒り次女が泣き… そんな日が増えていきました。 様々な要因はあるものの、最終的な原因は自分。 この空気を作り出してしまうのは親としての僕の感情コントロール。 このままではいけない、このままでは全てが壊れてしまう。 悩みました。とにかく色々と考えました。 何故僕はイライラしてしまうのか。 長女のどのような姿を見て自分の感情が乱れてしまうのか。 どうすればそうならずに振る舞うことが出来るのだろうか…。 悩んだ挙げ句にたどり着いた答え。 それは… あまりにもぶっ飛んだ内容だったので、長女からは最初大不評でしたね^^; 1日の勉強時間を限りなく減らす。 最低限の時間しか勉強する時間を与えない、今までとは正反対のやり方です。 長女の言い分は最もです。 でもね。 これは勉強量、その密度を濃ゆくするということなんです。 時間だけで考えると短くはなるのですが、それは無駄な動作の時間を徹底的に削ぎ落として短くするということ。 うちの長女さん、どうにもダラダラと長い時間勉強するクセがあるんですよね。 だけど途中で集中力は途切れてしまいます。 ↓ そうこうしていると、つい他のこと考えてしまう。 ↓ その結果、更に勉強の終わる時間は遅くなります。 ↓ 本人は疲れ果てるし、その後遊ぶ時間もなくなってイライラし始めます。 で、そうなるとそれに付き合っている僕もイライラし始めるんです。 そして…先程書いたように歯車が狂っていってしまうんですよね。 僕が思う長女の無駄な動作の時間。 それは長女にとっては無駄ではないとは思います。 ただ、今は分からないかもしれないけど、今回だけは僕の言う通りにしてみて欲しい。 そうお願いして動いてもらうことにしました。 無駄な時間とは言わずとも、遠回りして得られる物・気付けるものも沢山あると思います。 でも、今はその遠回りの道中を楽しめる時ではない、そう思ったんです。 途中まであまり納得の出来ていない長女でしたが、理由を説明し、どうにかやる気を出してくれました。 人の集中できる時間は聞くところによると60~90分。 で、実際の試験では適性検査や作文は45分らしいので、日々の勉強時間はそれに併せて1日45分間のみに限定。 その後僕が答え合わせをして解説する時間を15分間として併せて60分でおしまいということにしました。 間違えた部分は翌日に再度行い、反復して暗記。 この流れをセットにして受験直前まで行い、過去の適性検査と作文の問題を全てをこなすことで結果的に合格へと繋げることに成功しています。 そしてこれらの流れによって僕も長女も極力イライラしない(勿論それでも多少はしますが)、家庭内の雰囲気にもそこまで支障を来さないようにしました。 …実はこれ、僕が職場で上司によく言われていたことなんですよね(笑) 仕事をする時は無駄を省いて短時間集中、でも抜くところはきちんと抜け!って。 まさかこんなところで役に立つとは。 ホント僕と長女は性格が似ています。 でもそのお陰で問題解決にたどり着くのが早かったかな… あとは 勉強しない日をキチンと設ける、と。 特に楽しい時間を予め作って、それに向かって楽しくないであろう勉強を頑張るというのは長女には効果バツグンだったように思えました。 正月は受験の2週間前でしたが全く勉強をしませんでしたし(内心これで大丈夫なのかなとドキドキでしたが)。 秋には長女の希望で僕と次女とで関西方面に車中泊の旅にも出かけましたが、その旅を楽しむことでその後の勉強も乗り越えられたと後に語っていました。 家庭崩壊を救ったのは、短時間学習と娯楽の活用…だったのではないかと思います。 そして… 時は12月。 とある出来事がここでおこります。 続く。
2019年05月29日さて、塾で先生に教えて貰ったことをヒントに自宅学習を行っていくことになりました。 前回の塾でのやり取りがお盆前後。 そして今回のお話は9月頃だったと思います。 長女の受ける中学校で対策を練らないといけない内容は、筆記の適性検査・作文・面接。 面接は塾の冬季短期コース(正月前後の8日間)に全て任せるとして、自宅では適性検査と作文の練習を行っていきます。 まずは作文の特訓。 が…しかし。 これがまぁ想像をかなり超える勢いで酷い。 内容は途中で不自然にぶっ飛んで繋がりがよく分からないし、そもそも一行の中に同じ単語が入りすぎ。 つまり読んでいてクドイ、非常に読みにくいのです。 そして適性検査も… 間違いまくり(ノД`) 当時の学校での授業とは遥かにかけ離れた内容なので形式に慣れないといけないのですが …それ以前の問題でしたね。 いくら慣れていない形式とはいえ、正解率が… まさかの半分以下。 こ…これはちょっと流石にヤバいのではないでしょうか(-_-;) 勿体ないケアレスミスも多いし、とにかくとても合格をできるような次元ではないのは僕から見ても明らかでした。 こうなるとついガミガミと言ってしまうんですよね。 勉強して・確認して・結果を見てガミガミ。 やる気のない態度・怒った後の反応の悪さを見てガミガミ。 そんな日が続いていきました。 僕と長女それぞれの負の感情。 それは次第に家全体を包み込むようになり、そして… 遂に嫁さんが口を開きました。 しかし、それに対して僕が反論し空気は益々悪くなるばかり。 この時は家中がピリピリとしていましたね。 夕食時に主に勉強を見ていたので食事がとにかく不味く… 自宅学習ではこんな事に苦戦していました。 とにかく言えることは… 舐めてた、自宅学習!! やはり塾は凄いです。 整った環境・教える側の整った意識と精神力・学ぶ側のやる気を引き出す力。 高いお金がかかるだけのことはあります。 でも我が家の状況を考えて家での学習を選んだのは僕。 このままではいけないのです。 このままでは… 確実に家庭は崩壊してしまう。 この時の僕は相当気持ち的にきつかったですが、きっと長女はそれ以上だったでしょう。 そして嫁さんも次女も。 この負の連鎖、不協和音のスパイラルを断ち切らねば…!! 父、ここからちょっともがきます。 つづく。
2019年05月22日さて、前回の記事後半で塾の先生から聞いた衝撃の言葉、”塾に通う必要はありませんよ”。 その言葉から今後の活路をある程度想定することは出来ました。 …が、まだまだ分からない点は沢山あります。 せっかく色々と教えてくれているので、この際徹底的に聞いてしまいましょう。 事前の調べで分かってはいましたが、長女の受験する中学校には筆記の適性検査の他にもあと2つ受けなければならない項目がありました。 それは、作文と面接です。 まずは作文。 ・例題に対して問いが2つあります。 ・自分の体験談を交えて指定された文字数で必ず答えます。 ・文章の組み立てよりも誤字脱字に気を付け、文字数を守り自分の中の人間性が読む人にきちんと伝わるように配慮します。 …結構難しいですね。 特に文字数と誤字脱字は絶対的に守らないといけない項目だと言っていました。 (※うちの学校の場合です。) そして面接。 【面接】 ・事前に提出する願書の中から中心に出題されます。 ・何故本校を選んだのか、理由を明確に答えます。 ・極力ポジティブに。面接官にこちらの将来像を伝えると共に、その将来像が志望校の理念と合致するようにきちんと整理して答えます。 …。 …むむむ。 …参りましたねこれは。 面接に関しては自宅ではちょっと厳しいです。 僕も受けたことはありますが、あの独特の緊張感を自宅で再現するのは僕には不可能です(-"-; 絶対に僕も長女も笑っちゃう。 だが、しかし…!! 名案、それとも迷案? とにかく… ここが一番のタイミングと思い、先生に全てを話します。 こちらの事情を包み隠さず、全て。 何をどう切り詰めても通常の授業までの出費は我が家には無理。 しかし、塾側もこの夏休みと冬休みの短期集中コースから通常コースに繋げていきたいのが現実。 ここで両者引かずの攻防戦を繰り広げてしまいましたけどね。 どうにもならない物はどうにもならんのです。 最終的に主任の先生も来て3人で話をしましたが、僕の無理難題な提案に折れてくれました。 …流石に誓約書までは書きませんでしたけどね(笑) しかし、ここまで無理難題に付き合ってくれたこと。 加えて今後の自宅学習のヒントまでも教えてくれたので、これ以降の模擬や説明会は全てこちらの塾で受けようとは心に誓っていました。 ありがとう、塾の先生。 という訳で、適性検査に加えて作文は自宅学習で。 面接は冬期の短期講習で練習することに。 しかし… この自宅学習が想像を超えるものとなりました。 そして、我が家は崩壊の危機を迎えるのです。 つづく。
2019年05月05日さて、塾での面談当日になりました。 僕が塾に足を踏み入れるのは高校生の頃以来。 昔は当たり前に通っていたのに、今回は親としてその場所に足を踏み入れる。 何だか不思議な感じですね。 長女は少し緊張気味。 僕も初対面の方とお話をするのは割と苦手なので緊張しますが…親がしっかりとしないとですからね、思い切って塾のドアを開きます。 建物内に入ると教室に通され、担当の先生と僕はお話をすることに。 その間に長女は実際の試験(ここでは適性検査と言います)の過去問を解くことになりました。 ところが… 長女の顔、曇る(;・∀・) 僕も横から問題を見ましたが、予想を遥かに超える難しさ。 普段から長女の宿題の確認をしているので、今の6年生がおよそどのような勉強をしているのかは把握していたんですけどね。 日常の小学校生活ではまず見ないような問題がズラリ。 でまぁ、なんでそのような問題なのかというと… 受験の際に受ける適正検査では、日頃の勉強を更に応用して発展させたような問題になるらしいのです。 通常学校では国語・算数・理科・社会とそれぞれ分かれて授業が行われ、テストも教科ごとに出題されます。 しかしこの学校の適性テストでは教科の垣根を超えて、複数の教科が交わったかのような問題が出題されるとの事。 (しかもこの方式は近い未来に高校試験でも活用されるようになるそうで、それにもビックリ。) 1つの問いが1つの教科にとらわれていない… 初見では結構焦りますね、これは。 ただ、先生がここで気になる一言を。 この問題を、スラスラ…!? ………。 こういうお話しを待っていた…!! 前回の記事にも書きましたが、塾って想像以上にお高いです。 我が家には正直厳しすぎる金額!! しかし、先生のこの発言に今後の活路を見いだせた気がしました。 そして僕はこの後先生にあれこれと聞きだすのですが。。。 最終的に主任クラスの先生も出てきて討論をする展開になってしまいました(;^ω^) …決して誰かが悲しんだり悔んだりするような内容にはなっていませんけどね。 中々前代未聞だったようですが(笑) その模様は次回です!!
2019年04月23日今からおよそ2年前。 わが家は大きな決断をしようとしていました。 あの決断が結果的に良かったのかどうか、それは今でも分かりません。 あの時我が家はぶつかり合い…そして絆を深めました。 今回のお話は2017年春、小学6年生の長女が中学受験に挑む物語です。 複数回に分けて書きます。 宜しければ最後までお付き合い下さい。 お受験は突然に ~長女の中学受験奮闘記1~ 2017年5月。 嫁さんの一言でそれは突然始まりました。 どうにも長女は5年生の後半位から勉強のコツを掴んだらしく、テストで程良い結果を残すようになったんですよね。 まぁ本当に程良くなのですが。 で、長女の将来の夢もぼんやりとですが本人の頭に浮かんでいる様子なので、じゃあせっかくだからとある中学校の受験をしてみる?という話に。 嫁さんからこの話をされる前に、僕の頭の中にも一応”中学受験”の文字はあったんです。 でもいざ真剣に考えてみると…ちょっと戸惑ってしまいますよね。 まぁでも1番大切なのは本人の意思ですからね。 このような長女の人生において大切なポイントとなりかねない出来事を親だけで決める訳にはいかないというのが僕たちの考え。 中学受験がどのような事か・その学校は通常とはどう違うのか・仮に合格出来たらどういった事になるのか… そういった話を1つずつ丁寧に説明し、長女にゆっくりと考えてもらう事にしました。 長女の返答は… 割と即答でした(;゚Д゚) もしも合格した場合、今の同級生とは殆ど離れ離れになること。 宿題も増えて勉強量が跳ね上がる説明なんかもしたんですけどね。 仲の良い友達とは学校が違っても別に遊べるし、勉強もどうせしないといけないから問題ないそうです。 この潔さはホント凄い… 長女さんこういう部分はポジティブなんですよね。 ※因みに宿題量の件で中学1年生の間に色々なことがありましたが、それはまたいずれ…(笑) このような感じで受験はあっさりと確定。 数日後小学校の担任にその旨を説明し、中学校の説明会に参加したりして書類関係の準備を済ませました。 そして月日が流れ、時は夏休み前。 受験に臨む前に塾に行かせようと考えていたのですが… これまた塾代がたっかい!! 夏休み期間中のお受験対策短期プラン、4日間で1万円を超え。 その後の通常のプランは高すぎて目をそむけてしまったので値段を覚えていません^^; これは共働きでどうにか頑張っている我が家の財力では簡単に出せる額ではないのです。 当時スイミングにも通っていたので、それと併用して塾にも行くなんて到底ムリ… …ムリ? いや、あった。 これを奇策と言うのか、それとも裏技と言うのか。 どちらか分かりませんが、我が家に出来る唯一の方法がありました。 それを実現するべく、ここから塾に関しては全て僕が引き受けることになります。 そしてここから…僕と長女の、そして我が家の濃ゆい濃ゆい半年間が始まっていくのでした。 つづく。
2019年04月10日今回は先日の次女とのやり取りのお話です。 不意に次女さんからこんなことを言われましてね。 いや、唐突過ぎて。 えっ…目は格好いいんですか。 そうなんですか、ありがとう。 …目は(;´・ω・)? すると、妥協してくれた感じでこう言ってくれまして。 はい、気を使ってくれてありがとう。 …近くを歩いていた長女曰く『そんなことはない』そうです。 えぇ、知ってます。 で、話は続きます。 結局のところ次女は僕に何が言いたいのかと言うと おっさんになっている僕が不満だそうで。 何か最近やたら娘達からおっさん呼ばわりされるんですよね。 まぁおっさんなのですけれども。 ですけれどもいざ面と向かって言われると多少は傷つきます(笑) と言うか。 何をもっておっさんなんだ。 おっさんでもいいんだけども。 その理由を聞かせて頂きましょう。 それではここからは一気に参ります。 次女の言う”おっさんな部分”はどうやらとび出てきたお腹のことのようで(-"-;A んで。 お腹が痩せればおっさんではなくなるとアドバイスを頂いたのですが… そこはむしろ君の方がとび出てますから!! それを言うと怒りだすので言いませんけどね(笑) 次女はお口が達者なので僕はいつもタジタジです。 そんな娘に翻弄される父のお話でした^^;
2019年03月29日はじめまして、“もりりんパパと2匹の怪獣姫(もしくは5匹の怪獣たち)”の育児マンガブログを書いているもりりんパパです。 これからウーマンエキサイトさんにて連載させて頂くことになりました。 いつもはパパ目線での育児を面白おかしく書いていますが… とりあえず簡単な自己紹介をさせて頂きますね。 まずは4月から中学2年生になる長女。 思春期ということで多感であり難しい年ごろですが、天然でちょっとおっちょこちょいの憎めない子です。 そして今度小学1年生になる次女。 男の子にも負けないパワフルさをもつ我が家のムードメーカーです。 我が家はこの子を中心に回っていると言っても過言ではありません(笑) そしてしっかりものの嫁さんと次女より1つお姉ちゃんのぷりん、僕の5人で生活しています。 あと、極まれに出てきますが我が家は嫁さん祖父祖母との2世帯住宅です。 自宅の1階に住んでいて、よく次女が暴れに…じゃない遊びに行っています。 こんな感じのもりりん家、これからどうぞ宜しくお願いしますね! さて、先日嫁さんのとある発言で我が家は騒ぎになりました。 どんな発言をしたかと言うと… 次女はもうすぐ小学生になるからチューをするのをそろそろやめなさいと言うんですね。 まぁ…これは色々なご家庭で時期はバラバラだとは思います。 うちは長女の時も同じころにやめたっけなぁ。 だがしかし。 パパ…というかチューが大好きな次女はこれでは引きません。 何と髪の毛ならばチューにはならないからチューしても良いと言い出すではないですか。 そんな無茶な… …。 いや、確かにそうかもしれない。 そうね、なんだか次女の言う通りな気がしてきた。 まさにミイラ取りがミイラになるパターン。 そして次女に影響される父。 情けない(笑) でもこれが楽しいんですよね。 そんな訳でバタバタキャッキャと次女と暴れていると… 長女に怒られました(笑) ぐぬ…思春期娘はこういうことにとにかく敏感です。 難しいところですね全く。 そして次女はちゃっかりその場から離れており、僕1人だけが説教をされてしまうのでした。 女の子に囲まれたパパの戦いはまだまだ続きます。 それではまた次回! ここまで読んで頂きありがとうございました。
2019年03月26日