放送後、社内に変化が? テレ東Pが明かす『生理CAMP2020』制作秘話
「仕事柄、生放送の時は、5時間トイレに行けないことも当たり前。そんな時は、夜用ナプキン&タンポンでしのいだり…。またPMSで気分の落ち込みや眠気もあり、仕事のパフォーマンスに影響すると感じることも度々。今はピルを服用し、生理の回数が3分の1になり、ラクになりました」
やるべきタスクがたくさんある中で毎日を快適に過ごすには、まず自分の状態に目を向けることが大事だと工藤さんは語る。
「生理の症状は人それぞれ。個人差が大きいので周囲の事例が自分にも当てはまるとは限らないんですよね。私自身、毎月くる謎の眠気や気分の落ち込みがPMSだと気づけたのも、自分の体に目を向け、知識をつけたからこそ。今後も女性の健康問題に関する番組を制作していく予定なので、自分の体を考えるきっかけにしてもらえたらうれしいですね」
くどう・りさテレビ東京制作局クリエイティブ制作チームプロデューサー。
2003年にテレビ東京に入社。ドラマやバラエティなど幅広いジャンルの番組を手掛ける。『テレ東フェムテック委員会』『生理CAMP』がYouTubeで期間限定配信中。
※『anan』2023年3月1日号より。写真・瀬津貴裕(biswa.)取材、文・音部美穂
(by anan編集部)
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