おりものの変化にサインが…知っておきたい“性感染症”の基礎知識
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、性感染症を見逃さないためにできること。性感染症=自分には関係ないことと思っていませんか?そんな思い込みから感染を見逃さないために、知っておきたい基礎知識をご紹介します。
性感染症を見逃さないためにできること。
近年は国内でも梅毒患者が増えるなど、決して他人事ではない性感染症。そのサインを見逃さないために知っておくべきこととは?元・保健室の先生で、現在は性教育講師として活動する、にじいろさんに伺った。
「anan世代の女性の多くが、自身の学生時代を振り返ると“性教育を十分に受けてこなかった”と感じるのではないでしょうか?セックスの際にコンドームをつけるのは予防の基本。そういった知識はあっても、感染したらどんな症状が出るのかを詳しく習ったという人は少ないはず。
かゆみや痛み、周辺にイボができるなどの性器の違和感や、おりものの色やニオイに変化を感じたら“自分は大丈夫”と過信せず、婦人科へ行くことをオススメします」
性感染症は性行為の経験があれば誰でもなる可能性があるもの。決して恥ずかしいことではなく、正しく治療することが何よりも大切だという。