わたなべ麻衣「生理などの体の不調は夫にいつも伝える」 “隠れ我慢”をしなくてもいい世界へ
宮城英子(以下、宮城):そこで、2021年からスタートしたのが#OneMoreChoiceプロジェクト。約20人の社内メンバーが集まり、隠れ我慢しないためにできることを話し合ったり、専門家の方と隠れ我慢の度合いやタイプがわかる“隠れ我慢チェッカー”を開発したり、企業や大学生にオリジナルで開発した研修を行っています。不調は誰にでも起こりうることですし、体調が悪いことは周囲に相談していいし、つらいときは休んだり、我慢以外の方法を考えてみませんかとお伝えしています。
わたなべ:不調って言ったところでしょうがないって諦めている人も多いですよね。私は、生理などの体の不調は夫にいつも伝えるようにしていて、言葉にすることで、ラクになることって多いですよね。
大山:私もそう思います。また、生理痛などのつらさは女性も人それぞれですし、個人の意識改革とともに、つらいときに休みやすい環境を整えることも、今後の大きな課題です。
わたなべ:痛みひとつとってもみんな種類やつらさは違うから、“自分の基準”で考えないことも大事ですよね。
そういう一歩一歩が、隠れ我慢をしなくてもいい世界に繋がっていくと素敵だなと思いました。