3ステップで“ふくらはぎ”をほぐしてデトックス! 寝る前に仕込めば疲労回復&肌の調子UP
疲れの原因・老廃物を溜め込んだ夏の体は、第二の心臓ともいわれるふくらはぎを揉みほぐしてケアを。コツは筋肉の「端」を刺激して張った筋肉を効率的にほぐすこと。眠る前に行えばデトックス効果がさらにアップ!ふくらはぎの深部リンパマッサージをご紹介します。
老廃物を流すカギは、筋肉の「端」にあり。
「夏のだるさや疲れの一因となるのは筋肉に溜まった老廃物。通常は筋肉の柔軟な収縮・拡張で押し出され、リンパ管に吸収されますが、夏は運動量が減って筋肉が硬く張りやすいうえ、冷房によって血液もリンパの流れも滞りがち。老廃物が溜まりやすいのです」
と、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の夜久ルミ子さん。解消には、下半身を中心にこの「張り筋」をほぐすことが重要という。
「特に、第二の心臓といわれるふくらはぎは重点的に。このとき、筋肉の始まりと終わりを刺激することがカギ。動きの悪い筋肉は、両端が引っ張られたゴムのように硬くなっています。この緊張している端と端をほぐすことで筋肉全体がゆるむ。すると老廃物が排出され、体の深部にあるリンパ管へと流れ込むようになります」
筋肉の末端は、正確に把握しなくても大丈夫。骨のきわに沿って行えば狙いたい部分を刺激できる。