いますぐできる簡単予防法も! 眼科医が“近視・白内障・結膜炎”の原因&対策を伝授
現代人に多い“今どき”アイダメージをピックアップ。その原因や対策を専門家に教えてもらいました。ここでは“近視”“白内障”“結膜炎”に注目します!
【近視】ピントが合わず遠くがぼやける。
狭い空間での仕事や作業
アウトドア活動の減少
モノを見る時、眼球の水晶体の厚さが調節され、ピントが網膜に合った時によく見えると感じる。近くのものを見る時はピントが合うが、遠くのものは合わずにぼやけて見えるのが近視。
「本来透明な水晶体が、加齢に伴って濁って屈折率が変わることも、近視の進行に関係します。そのようにして衰える以外にも、狭い空間で作業したり、外出が少ないと若い人にもリスクがあるそう。近視が強いとメガネやコンタクトレンズを使うこととなり、使っていない人と比べると、ドライアイになるリスクは約5倍も増えます」(眼科医・綾木雅彦さん)
近年、太陽の光に含まれるバイオレットライトが近視の進行を抑えられることがわかってきたそう。
「コロナ禍で外出を控え太陽を浴びる機会が減ったことで、近視が増えたという報告が世界中から届いています」
予防METHOD1
【20‐20‐20法】遠くを見てガチガチの毛様体筋をほぐす!
近くを見続けると目のピントを調節する筋肉の毛様体筋が緊張して張り詰めた状態に。