飯窪春菜、モーニング娘。卒業後、自分の体と向き合い、フェムテックにも興味が。
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「私とフェムケアの話」。女性特有の心身の悩みとどのように向き合っているの?モーニング娘。の元メンバー、飯窪春菜さんに伺いました。
アイドル卒業後、自分の体を見つめ直したという飯窪さん。現在、29歳の彼女が関心を寄せているフェムケアやフェムテックアイテムとは?
フェムケアの最適解は自分で見つけていく。
「毎月、生理が楽しみなんです」と思いがけず朗らかな笑顔からスタートした飯窪春菜さんのインタビュー。とはいえ、そう思えるようになったのはアイドルを卒業してからだったと振り返る。
「女性の体にはバイオリズムがありますが、アイドル時代は全国各地へライブツアーに回って、とてつもなく多忙でした。スケジュールはすでに決まっているものなので生理であろうがなかろうが活動にはまったく関係なくて、アドレナリンと気力でなんとか乗り切る日々。幸い、女の子だけのグループですし、スタッフさんも女性ばかりなので、生理の悩みを気兼ねなく共有できる風通しのよさがありました。私は経血量が多い方なので、衣装を経血で汚してしまうこともあったけれど、女性スタッフさんの『大丈夫、大丈夫!』と気にもとめない対応に何度も救われました。