ビューティ情報『岸田奈美「結果的に自分も周囲もハッピーに」 中元日芽香と考える“頑張らない”不調との向き合い方』

岸田奈美「結果的に自分も周囲もハッピーに」 中元日芽香と考える“頑張らない”不調との向き合い方

頑張りすぎないことが、結果的に、自分も周囲もハッピーにしてくれると思うんです。

中元:生理でつらそうな友達や同僚への対応って難しいですよね。必要以上に「大丈夫?」と心配しすぎると相手が「迷惑をかけてしまっているかも」と余計に気にしてしまうので、あえて構いすぎないことも大事だと思っています。

岸田:そう、心配ではあるけれど他の人にはやってあげられることがあまりないんですよね。だからこそ、やっぱりつらければ休むほうがいい。それに、自分が休むことで、他の誰かも休みやすい組織になっていく。「私は組織の“休み偏差値”を上げているんだ」って考えれば、休むことへの後ろめたさも減るんじゃないかと思います。とくに男性上司には言いづらいかもしれませんが、つい頑張りすぎてしまう女性は、不調を3割増しくらいで伝えたほうが理解してもらいやすいですよ。


中元:岸田さんもそうだったと思うのですが、歳を重ねるごとに体も環境も変化していく。10代の頃は平気でも今は違うなら、それを受け入れて、今の自分を把握することも大事だと改めて感じました。

岸田奈美さん1991年、兵庫県生まれ。株式会社ミライロを経て、作家として活躍。

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