太い太ももを改善したい!専門家が教える原因と解決法
睡眠時間を増やすことによって満腹の時に分泌されるホルモン、レプチンが増加し、食べ過ぎを防げます。
また睡眠時間を十分にとることで、グレリンという食欲増進ホルモンの分泌が減少し、食欲が抑えられるのです。さらに良質な睡眠によって、眠っている間に胃腸の消化活動が行われ、基礎代謝が上がりやすくなります。
骨盤のゆがみが原因とされる方の解決法
大転子(だいてんし) を内側へ引っ込めることがポイント
骨盤のゆがみが原因とされる方の解決法には、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)の外側の出っ張り、大転子(だいてんし)を内側へ引っ込めることです。骨盤とは下腹辺りにあり、上半身と下半身をつないでいます。左右の寛骨(かんこつ)と中心の仙骨(せんこつ)が連結した状態を骨盤と呼びます。
女性の場合、妊娠、出産時に適応するために、男性と比べると骨盤が外側に開きやすいのが特徴です。妊娠や出産以外にも、長時間同じ姿勢で座っていることで骨盤が開きやすくなります。仙骨と寛骨の上の部分の骨の腸骨(ちょうこつ)の関節、仙腸関節(せんちょうかんせつ)がゆがみやすくなります。仙腸関節がゆがみ、骨盤が外側に広がることで、股関節も外方向へ引っ張られやすくなります。