【ケトン体ダイエット】専門家が教えるメリットデメリットや注意点
その上、小腸を疲れさせるためスムーズなお通じを阻害する恐れがあります。
ケトン体ダイエットを行う際の注意点
はじめから炭水化物を完全に抜かないように
開始時から完全に炭水化物を抜かないようにしましょう。急に大幅な糖質制限をすることで、ケトン体が作られ過ぎて血液が酸性になる危険な状態を招いてしまいます。その結果、脱水症状や目眩、低血圧などにつながります。
糖質の量は徐々に減らすようにする
糖質の量は徐々に減らすようにしましょう。
ケトン体が使われる時は、体内に糖が欠乏しているときです。一気に糖質の量を減らすと脂肪代謝に関わる肝臓へ大きな負担がかかり、解毒作用が低下するほか、体臭や口臭がきつくなる原因にもなります。
ケトン体ダイエットの正しい方法を知って実践しよう
これまで食べる量などでダイエットを行っていた人は、しっかり食べてもOKのケトン体ダイエットを試してみましょう。ただし、適切な方法を把握しておくことが大切。いきなり炭水化物を完全に抜いてしまったり、糖質を一気に減らしてしまうのは、体にも負担がかかるなど良い効果は期待できません。正しい方法でチャレンジし、健やかな体でダイエットできるよう心がけてみましょう。
内藤 絢
睡眠専門家、ヨガインストラクター