ビューティ情報『パーマを知って似合う髪型をみつけよう!パーマの種類と仕組みを徹底解説!』

パーマを知って似合う髪型をみつけよう!パーマの種類と仕組みを徹底解説!

2018年4月13日 17:00
 

パーマのメカニズム!

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一般的なパーマの方法は「2浴式」と呼ばれ、1剤と2剤、2種類のパーマ液を使用します。1剤を使って、水素結合、イオン結合、シスチン結合を一旦切断し(軟化させ)、髪の形状を変えた後に2剤を使いながら再結合させる、というのが基本的なパーマの仕組みです。

1剤にはアルカリ剤と還元剤が含まれています。アルカリ剤は、イオン結合を切断し、キューティクルを開いて還元剤の浸透を助けます。髪の内部に浸透した還元剤は、シスチン結合を切断します。

2剤には酸化剤が含まれています。酸化剤は、シスチン結合を再結合させます。ワインディング(髪をロッドで巻くこと)した状態でズレたシスチンが再結合するとウェーブが、真っ直ぐな状態で再結合するとストレートになります。

パーマの工程を通じてpHが弱酸性に戻るとイオン結合が、ドライヤーで乾かすとと水素結合が元に戻り、パーマスタイルが完成します。

コールドパーマとホットパーマとは?

パーマの仕組みや工程の違いに注目すると、ほとんどのパーマは大きく「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の二つに分けられます。

コールドパーマの特徴



コールドパーマとは、室温での薬剤反応を利用して形を作るパーマです。一般的にパーマというとコールドパーマを指すことが多く、普通のパーマです。このパーマは、髪が濡れているときにウェーブが強く出て、乾かすととウェーブが緩くなるという特徴があり、少し濡れた状態でムース等をつけて仕上げるのに向いています。ホットパーマに比べて取れやすい反面、髪への負担は限定できます。

・常温での薬剤反応でかけるパーマ
・濡れた状態でウェーブが強くが出る
・濡らしてからムース等でスタイリング
・ホットパーマと比べて取れやすい
・スタイルチェンジしやすい
・熱くないので根元からかけられる
・熱変性させないので負担が少ない
・施術工程が少なく時間がかからない
・縮毛矯正をかけた後はかけられない

ホットパーマの特徴

ホットパーマとは、薬剤反応に加えて加熱処理を行うことによってスタイルを形状記憶させるパーマです。60℃以上の加熱により髪のタンパク質の形が変化する「熱変性」という性質を利用しています。ドライ後にウェーブが強く出るのが特徴で、ねじって乾かすだけでコテで巻いたような仕上がりになります。縮毛矯正ストレートも同じ仕組みを利用したパーマです。持ちが良い反面、熱変性により髪へ負担が大きくなります。

・薬剤に加え60℃以上に加熱するパーマ
・乾いた状態でウェーブが強く出る
・乾かしてからオイル等でスタイリング
・形状記憶で持ちが良い
・頻繁なスタイルチェンジには向かない
・短い髪や根元からはかけられない
・熱変性により髪質が硬くなりやすい
・施術工程が多く時間がかかる
・縮毛矯正後にもかけられる

クリープパーマとは?



最近では「コールドパーマ」「ホットパーマ」という従来からの区分の他に、「クリープパーマ」という名称が良く使われています。
パーマの工程では、1剤をすすいだ後にロッド等を巻いた状態で放置する期間を「クリープ期(Creep Period)」と呼んでいます。クリープ期に時間を置くと、弱めの薬剤を使った場合や1剤を洗い流した後でも、還元剤で切断されてできたSH自身が還元剤として機能し、残っているS-S結合を次々に繋ぎ代えて不必要な歪みを解消することができます。
クリープパーマとは、このクリープ期を意識的に利用したパーマです。最近は、特に、60℃以下の低温で蒸してクリープ変形を促進させるものをクリープパーマとして定義していることも多いようです。仕上がりの特徴は、コールドパーマとホットパーマの中間に位置しています。
クリープ理論は、コールドパーマ、ホットパーマの両方と組み合わせることができ、あえて「クリープパーマ」と表示されていなくてもクリープ期を利用していることも多々あります。

パーマの種類のまとめ



ここまで「仕組み・工程の違い」「薬剤の違い」から、主要なパーマの種類をご説明しましたが、他にも「巻く道具の違い」「巻き方の違い」「スタイルの違い」などによって様々なパーマの名称がつけられています。最後に主要なカテゴリーごとにパーマの種類と内容をまとめてみます。

仕組み・工程の違い

コールドパーマ(コールド系パーマ)
常温での薬剤反応を利用して形を作る
普通のパーマ。

ホットパーマ(ホット系パーマ)
薬剤の作用に加えて、60℃以上の加熱処理により、熱変性を利用してスタイルを形状記憶させるパーマ。

加温式パーマ(ウォームパーマ)
1剤塗布後に60℃以下の加温をして薬剤の反応を早く(強く)するパーマ。コールドパーマに準じるもの。

クリープパーマ
クリープ期を意識的に利用したパーマ。コールドパーマ、ホットパーマ両方に組み合わせ可。

スチームパーマ(水パーマ)
ナノ化されたスチームを使ったパーマ。水蒸気にはキューティクルを開く作用があり、水分補給と合わせて、薬剤の髪への浸透を早めることができる。各種パーマにオプション的に利用。

薬剤の違い

パーマ(一般的なパーマ)
従来から使われている医薬部外品のパーマ剤を使ったパーマ。

コスメパーマ(コスメ系パーマ)
化粧品登録のカーリング料を使用したパーマ。

巻く道具の違い

デジタルパーマ(システムキュール、デジカール、形状記憶パーマなど)
加熱できる専用ロッドで巻くホットパーマ。大きなワンカールやボリューム感のある巻き髪が得意。熱が均一に伝わりにくい細かいウェーブは苦手。

コテパーマ(アイロンパーマ)
ロッドの代わりに、熱したコテを使うホットパーマ。内巻き・外ハネ・ストレート等が自由にミックスできる。

フィルムパーマ
指でカールを作り、フィルムパックしてアイロンでプレスするホットパーマ。立体的なカールには向かない。

低温デジタルパーマ
60℃以下の加温ロッドを使ったパーマ。クリープパーマの一種。

エアウェーブ(エアパーマ)
60℃以下の低温加熱に乾燥(ガラス化)工程を加えたパーマ。クリープパーマの一種。

ストレートパーマ
髪のクセや広がりをまっすぐに伸ばし、ボリュームをダウンさせるパーマ。一般的に「パーマを取る」「落とす」はストレートパーマをかけることを指す。

縮毛矯正ストレートパーマ
ストレートパーマの一種。主流はストレートアイロンを使用するホットパーマ。ガンコなクセ毛やウェーブヘアをストレートにする時に使われる。

パーマをする時の注意点



様々なパーマの種類をご紹介しましたが、サロンやスタイリストによって同じ原理のパーマでも名称が違ったり、反対に同じ名称でも内容が違うことも多く、さらに、次々と新しいパーマ(の名称)が作られているのが現状です。また、それぞれのパーマには、一般的な特徴やメリット・デメリットがありますが、どのパーマがベストかは、求めるスタイルだけでなく髪質や髪の状態によっても変わってきます。

美容院でパーマをオーダーする際には、実はあまりパーマの種類にこだわる必要はなく、なりたいスタイルや好きなスタイリング方法を伝えて、それに合った薬剤や工程、巻き方をプロの美容師に選んでもらうのが良いと思います。カウンセリングで出来上がりのイメージをよく話し合うことが重要です。

AGNOG GROUPでは、バリエーション豊富なパーマでご希望のスタイルを実現します。薬剤や施術方法を工夫してダメージを押さえるのはもちろん、必要に応じてトリートメントやご自宅でのケアについてもご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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