ストレスは女性ホルモンに影響を与えて薄毛を招くのか、専門医に聞いてみた
まず、物理的もしくは心的に距離をとりましょう。ストレスの対象から離れることで、やっと楽になります。一方で、女性ホルモンの方のケアは早めにするといいですね」
女性ホルモンの低下が原因の抜け毛や薄毛といったトラブルを抱えた場合、頭髪治療と並行してホルモン補充療法などで対策をすることも可能だ。残念なことに女性ホルモンがヘアトラブルの原因なのか、それともストレスなどの他の要因が関係しているのかを、血液検査などをすることなく正確に見分けるのは難しいのが現状ではある。
それでも、例えば急に抜け毛が目立つようになった場合、生理不順など他の女性ホルモンに起因するような症状が出ていたら、ホルモンバランスの乱れが招いた脱毛の可能性もある。大切なのは、ストレスが原因か否かを見極めるため、ストレスによる負荷がかかったときにいつも出る心身の反応を、自分で把握しておくことなのだ。
※写真と本文は関係ありません
○記事監修: 浜中聡子(はまなか さとこ)
医学博士。北里大学医学部卒業。
AACクリニック銀座院長。米国抗加齢医学会専門医、国際アンチエイジング医学会専門医などの資格を多数取得。アンチエイジングと精神神経学の専門家で、常に丁寧な診察で患者に接する。
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