自分の好きなおしゃれを、自分の好きに追求する! 峰なゆかが贈る“ゆるいファッションの参考書”
そのときはかなり病んでしまいました。
――どうやって元気を取り戻したんですか?
峰:口周りの筋肉を鍛えたら、ほうれい線が劇的に改善したんですよ。女子アナみたいに口角を上げて、つねにニヤニヤするだけのトレーニングなんですけど、それだけで顔の印象がぐっと変わりました。年を重ねるとひたすら下り坂かと思ってたら、意外と少しの対策で良くなることもあるんだな、って前向きになれたんです。
「口角を常に上げるトレーニングはかなり効きました」
――自分に合う対策をいろいろ探してみるのはよさそうですね。そういう有益なネタもたくさん詰まった『もっとオシャレな人って思われたい!』で、気に入っているエピソードはどれでしょう?
峰:男性の美容に寛容になろうという「美の追求は万物共通!?」です。自分のやりたいファッションを心置きなく楽しむためには、相手の基準も緩ませたほうがいいと思うんですよ。で、そのためにはまず、自分の基準を緩ませたほうがいい。
『もっとオシャレな人って思われたい!』より
峰:例えば、美容に興味があって、コンシーラーとか塗ってるような男性は「ナチュラルが好き」とか言わない。ファッション大好きな男性は、いわゆる婚活推奨モテ服が好きとか言わないんですよ。