確かに、アルコールのカロリーは、エネルギーとして優先的に燃焼されます。しかし、「エンプティカロリー」というのは、「栄養がほとんどない」という意味であって、いくら飲んでも太らないというわけではないのです。
お酒には、糖質が含まれるものが多くあります。特に、ビールや梅酒、また甘いジュースやシロップが使われているカクテル類には注意が必要です。ダイエット中におすすめのお酒は、焼酎、ウォッカ、ジンなどの蒸留酒。甘いサワーではなく、お湯割りやお茶割りを選べばさらに安心です。
■03. ビールは危険!? 高カロリーになる飲み方に注意一般的には、アルコール度数の高いものほどカロリーが高いといわれています。100mlあたりのカロリーで比べてみると、ウイスキー237kcal、清酒103kcal、に対してビールは40kcal。
「『ビール腹』なんて言うけれど、実はビールは低カロリー!?」と思ってしまいますね。
でも、ここで注意しなければいけないのが、飲み方と量。水割りなどで飲むお酒や少しずつたしなむお酒と、ジョッキでグイグイ飲めるビールとでは、なかなか正しく比較はしにくいものです。
生ビールの中ジョッキ1杯のカロリーは約200kcal。5杯飲めばそれだけで1,000kcalになってしまいます。
ビールは乾杯の1杯だけにとどめておいて、2杯目からは焼酎のウーロン割りなどを飲むのが、ダイエット中の賢い飲み方といえそうです。
■04. おつまみを変えれば太らない!お酒には、食欲を増進させる効果があります。さらに、アルコールには満腹中枢を麻痺させる働きもあるそう。
居酒屋メニューには高カロリーのものも多く、これらのおつまみをついつい食べ過ぎてしまうことが、飲み会で太る一番の原因となります。