連載 植物のおまもり
理想はケア要らずの体! フィトテラピー流、食事の流儀【植物のおまもり Vol.2】
疲労回復や風邪予防などに「古式 梅肉エキス」
もっとも頻繁に、長くお世話になっているのはなんといっても梅干し。自然療法においては疲労回復や胃腸の不具合、引き始めの風邪の対処にと “薬” のように重宝する存在で、甘いものを食べたあとにひとつ食べておくと、頭と体が重くなるのを防いでくれます。
青梅をじっくり煮詰めた「古式 梅肉エキス」(90g ¥3,942~)は、その強力版。とんでもない酸っぱさで、大豆粒ほどの量をなめただけで全身の細胞に喝が入ります。
どちらも昔ながらの製法で、きちんと作られたものを選ぶこともポイントです。
胃もたれには、グラス一杯の「ホットレモン」
揚げもので胃がもたれた時、吐き気がする時にテキメンなのは、フレッシュなレモン半分を絞り、お湯を注いだカップ一杯のホットレモン。レモンには油脂を分解する胆汁の生成を促し、毒素を排出する作用があると言われていて、飲むと胃の不快感がすっとやわらぎ、楽になります。疲れた時や、目覚めがすっきりしない時にもおすすめ。
食べ過ぎには、ペパーミントの煎じ薬を
そして食べすぎてしまった時、無性に飲みたくなるのが消化をサポートしてくれるペパーミントの煎じ薬です。水から火にかけ、沸騰したら火を弱めて5分ほど浸出。カップ2杯くらい飲むと、胃の中を洗い流してくれたかのようにすっきりしてきます。
私が常備しているのはパリのハーブ専門薬局のものと、「JOE’S TEA」のPROPER PEPPER MINT(15袋 ¥2,000)の2種類。
■「植物のおまもり」を備えつつ、理想はケア要らずの体
こうしたこまめなケアと、自然に寄り添った食事を続けていると自然の移ろいへの感受性が高まって、自分の体が欲すること、 “体の本当の声” が聞こえるようになっていきます。
そうなればケアはより適切になり、植物の効果実感は増し、元気ときれいのアベレージが底上げされる。そう、目指すは植物のおまもりを備えつつも、ケア要らずの体。それが私の考える、フィトテラピー流 食事の流儀です。
・古式 梅肉エキス(梅丹本舗) tel. 0120-89-2468 http://www.meitanhonpo.jp
・JOE’S TEA http://shopping.geocities.jp/joesteacompany/
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