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▼デリケートゾーン専用コスメで 「洗う」編 の続き、今回は「潤す」編です。デリケートゾーンのお悩みの中で多いのは、においや黒ずみ。その原因は、乾燥や蒸れにあります。汚れはしっかりとデリケートゾーン専用コスメで取り除き、その後に専用コスメで保湿することで、こういった悩みにアプローチすることができます。大切なデリケートゾーンをケアする習慣をつけるために、“全身を「潤す」” をキーワードに、愉しみながら保湿ケアをしていきましょう!【目次】・専用アイテムで保湿する4つのメリット・日本女性のために開発「トレスマリア」・フィトテラピーでケア「アンティーム」・発酵ホエイを含む「ビオトゥルム」・天然由来成分100%「ピュビケア オーガニック」■デリケートゾーン専用コスメで保湿するべき「4つのメリット」「デリケートゾーンを保湿する」と言っても、ピンとこない方も多いかもしれません。でも、この部分だって「肌」なんです。乾燥すると下着の擦れの原因にもなりますし、かゆみの原因や黒ずみも悪化してしまうこともあるので、顔同様に “潤い” が必要。保湿する際は、マッサージをするようになじませることで、硬くなりやすいデリケートゾーンを柔らかく保つことができます。【メリット その1】下着の擦れなどが起きにくくなる肌の乾燥が進むと、ありがちなのが下着の擦れ。デリケートな部分が気になって、イライラしてしまう…そんな時はありませんか? 乾燥を避けるために、顔同様しっかりと保湿しましょう。【メリット その2】かゆみが少なくなるボディの他の部分と同じで、乾燥によるかゆみはデリケートゾーン部分も同じ。保湿して、潤すことでかゆみの悩みは軽減されます。【メリット その3】ふっくら透明感のある肌にデリケートゾーンをしっかり保湿ケアすることで、ふっくら透明感のある肌に整ってきます。肌が潤うので、黒ずみが気になる人にもおすすめです。特に脱毛されている方は保湿ケアも念入りに。【メリット その4】触ったり、見ることで自分の状態を把握できる普段、ご自身のデリケートゾーンをちゃんと見ていますか? 触っていますか? 実は「じっくりと見たことがない」という女性が大多数なのだそう。においや乾燥状態など、大切な部分だからこそ日常的にしっかり確認して健やかな状態かどうかを自分で把握することが大切。■自分のお気に入りのデリケートゾーンコスメで保湿しよう!膣の周りをくるくると、マッサージするようになじませるのがポイント。マッサージ効果で血行促進し、こわばった部分も柔らかく保つことができます。大切なデリケートゾーンの部分を触っているだけで「自分のことを大切にしている」気分になれるという点も、この保湿の大きな意味です!デリケートゾーンのオススメ保湿アイテムをご紹介していきましょう。▼日本人女性のために研究&開発「トレスマリア」トレスマリア ミルク 100ml 5,000円(税抜)洗う、潤す、見る、の3ステップを提唱する日本発のラグジュアリーデリケートゾーンコスメブランド「トレスマリア」。日本人の肌質や脱毛状況を考慮して開発されたのが、毛がある中でも保湿しやすい低刺激で弱酸性の保湿ミルク。国産の芍薬、乳酸菌、セラミド、シアバター、蜂蜜など女性に優しい成分をたっぷりと配合しています。日本人女性のために生まれたデリケートゾーンケアブランド「トレスマリア」。泡立たないリッチなジェルタイプの専用洗浄料も。右:トレスマリア ソープ 180g 3,800円(税抜)お問い合わせ:バルドゥッチ ▼フィトテラピー(植物療法)をベースにした保湿ケア「アンティーム」アンティーム ホワイトクリーム 100g 2,600円(税抜)日本人女性のデリケートゾーンに合わせ、トウキ根エキス、ドクダミエキスなど和漢植物エキスを配合。デリケートゾーンはもちろん、Vラインやワキ、乳首などの黒ずみを明るく導く保湿ホワイトクリーム。女性のからだと環境に配慮したやさしい処方で、皮膚に栄養と柔軟性、潤いを与えます。植物のもつ恵みを最大限に活かす処方の「アンティーム」シリーズ。クリームのほか、デリケートゾーン用保湿・潤滑ジェルローションも。 左:アンティーム ローズローション 100g 3,000円(税抜)お問い合わせ:サンルイ・インターナッショナル ▼発酵ホエイを含むクリーム「ビオトゥルム」ビオトゥルム フェミニンクリーム 75ml 3,700円(税抜)ドイツ発、ph3~4の天然の乳酸を発酵ホエイを主成分とするデリケートゾーンシリーズのクリーム。ホホバオイルやカモミールエキス、ラベンダーなど、植物成分が、デリケートゾーンに潤いを与えつつ、自然な状態に整え、カサつきのない心地よい肌へ導いてくれます。みずみずしい感触。お問い合わせ:おもちゃ箱 ▼天然由来成分100%「ピュビケア オーガニック」ピュビケア オーガニック フェミニン マッサージ ミルク 125ml 2,300円(税抜)日本初のデリケートゾーン専門サロン、ピュビケアサロン白金台と共同開発したデリケートゾーン専門ブランド。ビタミンA、C、Eやミネラルを豊富に含むオーガニック蜂蜜や、保湿力が高いオーガニック植物を配合。マッサージすることで血行を促進させ、巡りの良い体へと導きます。 同シリーズには、携帯に便利なウェットシートも。外出時にさっとひと拭き、清潔習慣を。右:ピュビケア オーガニック フェミニン コットン シート 全2種 各5枚入り 500円(税抜)/各20枚入り 1,500円(税抜)お問い合わせ:たかくら新産業 乾燥は、顔の肌と同様、デリケートゾーンに関しても大敵だということはお分りいただけたと思います。どうしても「洗う」ことだけを重要視しがちですが、次のステップである「潤す」ことも大切です。「洗う」と「保湿する」はワンセット。これを念頭に置いて、ケアを始めてみてくださいね。
2020年04月03日2019年もスタートし、社会人の方も学生さんも主婦の方も通常通りの生活がスタートしているかと思います。お正月があけてから、何だかやる気がでない、身体がだるい、寝ても寝たりない、寝つきが悪いなど心身の不調を感じていませんか? このような症状を最近では「正月病」と言うらしいです。 アロマを使った良質な睡眠&モチベーションコントロールで正月病を撃退! 年末年始ではついつい「正月だし、、」「年末年始だから、、」と言って夜更かしをしてみたり、だらだらと食事をしたりと全体的に生活リズムが狂います。そしてなんといっても、この寒さのせいで外にでるのが億劫になり活動量が減ったり、寒暖差でより体力の消耗もしやすく倦怠感になりやすいです。 生活の乱れがひどくなると自律神経のバランスも乱れてくるので、質の良い睡眠が取りづらくなり体力の回復がしづらくなってしまいます。アロマの力を借りて質の良い睡眠を取り、適量な運動と食事でモチベーションUP!“正月病”を撃退しましょう! 質の良い睡眠をとるアロマブレンド 良質な睡眠レシピ・真正ラベンダー‥2滴・ベルガモット‥1滴・クラリセージ‥1滴※滴数はご使用方法によって異なります。 ベッドに入る10〜15分前からディヒューザーのスイッチをONディヒューザーがない方はハンカチに精油を2〜3滴落として枕元に置いておくのもオススメです。質の良い睡眠を取るには身体をあたためることも大事です。バスオイルとして使用し、心身ともにケアをしてみてください。※精油を入れすぎると刺激になる可能性がありますので、滴数にはご注意下さい。 寝る寸前までスマートフォンを操作していると交感神経が活性化していまい質の良い睡眠が取りづらくなってしまいます。寝る1〜2時間前にはスマートフォンやパソコンのいじるのは控えて、休ませてあげて下さいね。 モチベ―ジョンをコントロールするアロマブレンド 仕事や勉強を頑張りたい!集中力ブレンドレシピ・レモン‥1滴・ペパーミント‥1滴・ローズマリー‥1滴 オススメの使い方マグカップなどの器に熱湯を注いで、その中に精油を落とします。上がってくる湯気に鼻を近づけて、香りも意識しながらゆっくり深呼吸をして下さい。 気分を上げたい!休日におすすめブレンドレシピイランイラン エクストラ‥1滴グレープフルーツ‥1滴 オススメの使い方ディヒューザーかアロマランプで部屋に香りを広げてお楽しみ下さい。気分も明るく、心落ち着かせてくれます。 日光に浴びるのもとても大事です!寒くて休日は外に出るのが億劫になりやすいですが、少し無理をしても早起きをして熱めのシャワーを浴びて準備をしながら気分が上がる香りでテンションを上げてみるのはいかがですか? いかがでしたか?精油を取り入れることによって気分も意識もまた変わってきますよねぜひ素敵な一年になるよう気持ちが良いスタートにしましょう! 【クレジット】reMio(レミオジャパン)オーガニックエッセンシャルオイル
2019年01月19日植物の力で元気に、きれいになるための手軽なケアとアイテムをお伝えしてきた「植物のおまもり」。最終回は痛みやコリ、吹き出物など、日常のちょっとしたトラブルに対処する植物の処方せんをご紹介します。■体のチューニングは食事や歯磨きと同じ。当たり前の習慣に私たちを取り巻く環境は常にめまぐるしく変化していて、どんなに気を配って暮らしていても好不調の波はつきもの。「いつも、どんな時も絶好調!」なんてことはあり得ません。大切なのは、痛みやコリ、吹き出物などの症状が、体の中になんらかの変調が起こっているシグナルなのだと心得ること。そして、症状に気づいていながら我慢したり、市販薬で抑え込むだけで済まさないこと。今の時代、細やかなケアなしに都会で健やかに生きていくのは難しい。「毎日の食事や歯磨きと同じレベル」「むしろそれが真っ先にすべき仕事」、模索と失敗をたくさん重ねてそう考えるようになったら、体を整えるために日々何かすることが当たり前になり、元気とキレイのアベレージが上がり、安定しました。気にすることが当たり前になれば、違和感に気づきやすく、気づいてすぐに対応すれば、ケアもかんたん。でも、症状がひどくなるとセルフケアでは済まなくなって、誰かの手や特別なアイテムが必要になり、お金も時間もかかってしまいます。■身近な植物を飲むだけ、塗るだけのかんたんケアお金と時間は好きなこと、楽しいこと、心地いいことに最大限使いたい。だからなるべく特別なものを使わずに、最小限の手間と投資で最大限の効果を得る。そのために私が備え、よく使っている植物のおまもりと使い方はこんな感じです。・のどの痛み常温の水にティートリーの精油を一滴垂らしてうがいする。優れた抗菌・抗ウィルス作用を発揮し、のどを守ります。・口内炎、口唇ヘルペス/虫刺されティートリーの精油を直塗りする(※事前にパッチテストで確認を)。抗菌・消炎・鎮痛作用で痛みや腫れを鎮め、治りを早めます。・吹き出物/やけど、日焼け、切り傷患部を清潔にしてから、ラベンダーの精油を直塗りする(※事前にパッチテストで確認を)。消炎作用が赤みを鎮め、皮膚組織再生作用が治りを早めます。・胃の痛みペパーミントのティザンヌ(煎じ薬)を飲む。胃酸の分泌胃部を触って冷えていたり、硬さを感じるときはオイルかクリームにマジョラムとオレンジの精油を一滴垂らし、胃部を温めるようになじませる。ペパーミントは胃の緊張をゆるめ、痛みの元である炎症をやわらげてくれます。マジョラムは温める作用で胃の緊張を、オレンジはストレスによる心の緊張をやわらげます。下腹部を時計回りにマッサージすれば、便秘対策にも。・胃もたれ、吐き気ペパーミントのティザンヌか、レモン半分を絞ったお湯を飲む。どちらも食後なら消化を助け、空腹時は胃酸の働きを抑えてくれます。・頭痛こめかみにラベンダーの精油をすり込む。ペパーミントの精油を一滴垂らしたオイルでも。痛みの元である血管の収縮を、筋肉の緊張を解くことでゆるめ、痛みをやわらげます。・肩こりウインターグリーンとジュニパーの精油を3滴ずつオイルに垂らし、首から肩の強張りかけて温めながらなじませる。ウインターグリーンは天然の湿布薬で、こりをほぐし、痛みをやわらげます。ウィンターグリーンだけでも効果あり。・PMSの頭痛・腰痛・気分の落ち込み、生理痛夕食後に月見草のオイルカプセルを飲む。月見草はストレスや脂質のバランスの悪さが元で、体内での生成量が減ってしまうγ-リノレン酸を含む希少な植物。ホルモンバランスに大きく関わることで、さまざまな症状に働きかけます。・生理痛/便秘・下痢お風呂で体を温めたあと、マジョラムとオレンジ、ラベンダーの精油を2滴ずつ垂らしたオイルを下腹部に塗り、手のひらで軽く圧をかけ、温めながら浸透させる。生理痛は骨盤内のさまざまな循環の滞りが元となるケースが多いので、マジョラムで温め、オレンジとラベンダーでゆるめて循環をスムーズに。ひどく痛む場合は子宮内膜症など、病気のシグナルである可能性があるので、セルフケアで済ませず必ずクリニックで検査しましょう。・イライラユズかオレンジの精油を1滴オイルに垂らし、両手のひらで温める。鼻を覆ってゆっくりと何度か深呼吸。下腹部を凹ませて息をしっかり吐き切るのがポイント。副交感神経が優位になり、ふんわりやさしい気持ちになります。植物だけに頼らない。その心意気がいちばんの薬どれも長く使い続けられ、手に入りやすいものばかり。多くの人が効果を実感してきたものですが、体調や体質、相性によって反応に差がありますので、体の様子を伺いながら加減してみてくださいね。また、ふだんの食事や睡眠、腸内環境が乱れていると、効果が出にくいことも覚えておきましょう。植物は頼もしいおまもりで、限りある資源でもあります。決して頼りすぎず、自らできることも見直して。そうすれば、必要なとき、きっと惜しみなく力になってくれますから。問い合わせ:・モンサンミッシェル
2016年09月26日今年は思いのほか梅雨が長引きましたが、ようやく本格的な暑さが始まりましたね。今回は寝苦しさから質が下がりやすくなる睡眠にフォーカス。心地よく眠りに誘う、植物のおまもりをご紹介します。■自分流の“眠りへのスイッチ”を備えておくみなさんもご存じの通り、睡眠は元気ときれいの要のひとつ。けれど実際のところ、日本人の5人にひとりは何かしらの睡眠トラブルを抱えている、といわれるほどその質をキープするのが難しくなっています。理由は様々いわれていますが、大きな要因はテレビやパソコン、スマホ、コンビニや自販機など、夜になっても強い光が目に入る環境によって、本来備わった体のリズムが乱れてしまうこと。さらに、夏は温度や湿度というストレスが加わるうえ、ほかの季節より日中体力を消耗しますから、心身を休息させて英気を養う睡眠への配慮がますます必要になるのです。本来は夕方以降、強い光を避けて過ごしたいところですが、なかなかそうはいきません。「ベッドに入る直前まで、やることがいっぱい!」という方もいらっしゃるでしょう。そんな中で睡眠の質をキープするには、脳と体を「睡眠モード」にスイッチする術をもっているかどうかがカギとなります。「睡眠モード」というのは、身体機能を調整する自律神経を、活動のための交感神経から休息のための副交感神経へ切り替えること。五感が開き、心と体がふわっとゆるむ。そんな状態へと心地よく自然に誘ってくれる、植物のおまもりはこの3つです。■お休み前のお茶にリンデンのティザンヌをひとつ目は、甘くやさしい香りがすばらしいリラックス効果をもたらしてくれる、リンデンのティザンヌ(煎じ薬)。緊張と不安を取り除き、睡眠を助けてくれるといわれるハーブで、子どもの興奮を鎮めるのにも効果的です。とてもおいしく飲みやすいので、お休み前のお茶としてぴったり。■ラベンダーのエッセンシャルオイルをバスタイムに日常の随所で活躍してくれるラベンダーのエッセンシャルオイルは、睡眠モードへと誘う鎮静作用も抜群。ただし上手に生かすにはコツがあって、香りを嗅ぐと一度覚醒し、30分後くらいに急転直下で鎮静するという特徴をもっているので、睡眠のために使うなら夜のバスタイムがおすすめです。浴槽にお湯を溜め始めるときに入れ、ドアと窓を閉めておくとバスルーム全体が香りで満たされ、アロマの効果が一層アップ。■呼吸が自然に深くなる「THREE」の夜用美容液深くゆっくりとした呼吸は副交感神経優位のバロメーターで、いちばん手軽で重要な睡眠モードへのスイッチ。瞑想やストレッチのように意図的に行うのも効果的ですが、香りで自然とそう仕向けてくれるのが「THREE」の夜用美容液、「コンディショニング SQ オイル」です。睡眠中の肌をサポートするために作られたオイルで、フランキンセンスにサンダルウッド、ネロリやマンダリンをブレンドした香りはうっとりするほど芳しく、ゆっくりと肌になじませる手の感触とともに心と体をゆるめてくれます。■睡眠の質は目覚めのすっきり感をものさしに植物のおまもりに加え、夏は部屋の温湿度の調整も大切。眠りにつく30分前くらいから、ベッドルームのエアコンをドライにしておきましょう。眠るときはエアコンをオフにしておきたいところですが、寝ている間に汗をかきすぎては体力を消耗してしまいますから、暑さが厳しい夜はごく弱めの冷房を。寝具の素材をさらりとしたリネンにするのも効果的です。朝日を浴びて体内時計をリセットする、朝食に睡眠ホルモンの材料となるたんぱく質を摂取する、日中はなるべく活動的に過ごす。そんな習慣も心がけつつ、「すっきりと爽快な目覚め」を目安に、良質な睡眠を無理なくキープしていきましょう。問い合わせ:・モンサンミッシェル ・THREE
2016年08月08日「フィトテラピー」というと、カモミールやペパーミント、ヨモギやスギナといった、いわゆる“ハーブ”を思い浮かべますよね。でも、その“ハーブ”とカテゴライズされた中には野菜やフルーツといった、私たちが“食品”“嗜好品”と認識しているものが、実はたくさん含まれています。紅茶や緑茶に代表される「チャ」も、そのひとつ。だからそれぞれの成分を知り、特性を生かして飲み分ければ、ふだん使いのお茶も立派なフィトテラピー。キレイと元気をつくる、頼もしい味方になってくれるんです。■1日に何度も飲むからこそ、選び方と飲み方を意識して目覚めの一杯に始まって、仕事の合間や食事の後、友だちとのおしゃべりに…。気づけば1日に何度も飲んでいるお茶。とくにちょっと疲れた時に飲む一杯のお茶がもたらす、くつろぎとリフレッシュの効果は抜群ですよね。みなさんはふだん、何を選び、どんなふうに飲み分けていますか?私が常備しているのは三年番茶にほうじ茶、煎茶、白茶、それから紅茶はストレートと3種類のフレーバーティ。「大好き!」と感じるもの、自分の心身と相性のいいものだけを備え、成分やもたらす効果を意識して飲み分けています。その中から、とくにおすすめの3つをご紹介いたしますね。▼いつでも、誰でも安心して飲める「三年番茶」真っ先におすすめしたいのは「三年番茶」。晩秋から冬にかけての、より成熟した葉と茎を刈り取り、半年から1年寝かせ薪火でていねいに焙じてつくられるこのお茶は、カフェインやタンニンがほとんど抜けているので体への作用がとても穏やか、そしてやさしくまろやかな風味が特徴です。他のお茶と違い、濃く出しても苦みや渋みを感じないので、あえて5〜10分煮出して飲むことも。体を温め、胃腸の働きと新陳代謝をよくする作用があるので、自然療法ではちょっとした不調の手当てにもよく使われます。梅干しひと粒とすりおろした生姜少々を加えれば、風邪のひき始めや腹痛のケアに。醤油を1、2滴垂らせば疲労回復に。目が疲れてしょぼしょぼする時は、番茶に塩ひとつまみを入れてコットンに浸し、温めながら洗うとさっぱり。目薬よりも安心です。時間帯も食事の和洋も問わず、妊娠中の方も小さな子どもも安心して飲めますから、まさにふだん使いにぴったり。旅行にも携帯するほど、頼りにしています。有機、もしくは無農薬のものを選ぶのが鉄則で、我が家の定番は「川上さんの三年番茶 薪火寒茶」。▼幸福感とキレイをもたらすお茶の宝石「ホワイトティー」気品あふれる香りと味わいで、気分がやわらかに華やぐホワイトティー(白茶)は、ご褒美の一杯。かつて皇帝だけが飲むことを許されていたという希少な中国茶で、その量は世界のお茶生産量のわずか0.1%未満!豊富なビタミンとミネラルに加え、緑茶の3倍以上ともいわれる抗酸化物質が含まれていて、その美容・健康効果に医学界と美容界が高い期待を寄せています。ヨーロッパでは、モデルや女優たちの間で人気急上昇中なのだとか。ストレートでももちろんおいしいのですが、「No.57」のフレーバーホワイトティー、「Kiss Tea」がとくにおすすめ。ほんのり甘いピーチと華やかなローズ、すっきりとしたペパーミントをブレンドした「Kiss Tea」は、どんなに慌ただしく、気持ちがささくれだっているときも、一瞬で幸せ気分になれる魔法のようなお茶。可愛らしく便利な個包装のパッケージもあるので、会社勤めしている方はぜひオフィスに常備してみて。日常の贅沢な一杯が、心と体の快さをキープするのに役立ってくれるはずですから。▼すっきり爽やか、午後の暑さ疲れを洗い流す「煎茶」3つ目は、蒸し暑くなるこれからの時季、とくにおいしく感じられる煎茶。澄んだグリーンが目に美しく、清々しい味わいは体の中を吹き抜ける涼風のよう。暑さ疲れした午後に飲むと、体も気分もしゃっきりします。緑茶の有効成分としてはカテキンやサポニン、カフェインなどが知られていますが、青葉の香りをもつ「青葉アルコール」、甘み成分のテアニン、豊富なビタミンCも含まれていて、リラックスと疲労回復にテキメン。おすすめの飲み方は常温の水出しで、そうすると渋み・苦味成分のカテキンとカフェインより、甘み成分のテアニンが多く抽出されるので、まるで甘露のように甘くまろやか。穏やかに体に染み渡ります。とくに無農薬栽培のものは格別で、産地ごとの個性の違いにも驚かされます。そんな緑茶の本当のおいしさと楽しみを知りたい方は、ぜひ「サウダージティー」の煎茶の詰め合わせを。■身近で日常的なものほどキレイと元気の底力になるフィトテラピーの一番の魅力は、日常に根付いた知恵であり、ツールであること。だから誰もがおいしく感じ、効果を感じてきたからこそ身近に根付いているお茶は、まさにフィトテラピーそのものです。ぜひ、キレイと元気の底上げのために、毎日飲むお茶への意識をほんの少し変えてみてください。問い合わせ:・オーサワジャパン ・No.57/アジアントロッター ・サウダージティー
2016年05月23日ふと気づいたら無理に笑顔を作っていたり、鏡や電車の窓に映った顔が沈んでいて、そのことでさらに気分が落ちてしまったり。体は元気なはずなのに、家族も仕事も順調なのに、なぜだか心の中がもやもやする。とくに5月から6月はそういう兆候が起こりやすく、心配になる方も多いのではないでしょうか。表情を曇らせ、光を翳らせる心の沈みを無理なくもち上げ、まわりに心地よさをもたらす “雰囲気美人”になる。今回はそんな「植物のおまもり」をご紹介いたします。■心と体の「浮き沈み」は、感性が豊かな証もともと私たちの体は、2種類の女性ホルモンが約2週間ごとに入れ替わるリズムで営まれています。新しい命を宿すため積極的に外へ向かう卵胞期と、宿った命を守り育むために静かに過ごす黄体期。それが心身の “浮き沈み” となるわけですが、命を産み育てる性である女性にとってそれはとても自然なこと。体の内に大きなリズムをもっているがゆえに、外の環境の変化にも敏感で、季節や天気、月の満ち欠け、目に映るものや味わうもの、肌に触れるもので心と体は繊細に揺らぎます。けれど裏を返せば、それは女性が感性豊かであることの証。だから例えば「今日はひとりで静かに過ごしたい」「やる気が起こらない」そんな日があってもよくて、逆に無理に元気を装うとひずみが生まれ、気づかないうちに心と体がバラバラになり、つらい気持ちを抱えることにもなりかねません。前向きな女性ほどがんばり過ぎて、そういう状況も気持ちを奮い立たせてなんとかしようと思いがちだけれど、そんな時はとにかく自分を心地よくしてあげて。・大好きなおいしいものを食べる・いい香りのお風呂に浸かる・ふわふわのオーガニックコットンにくるまれる・お気に入りのアーティストの作品集を眺めるなど。そこにプラスして、「植物のおまもり」があるとより安心です。今回もおすすめの5アイテムをご紹介いたします。 ▼手軽で即効性が高いのは、“上質” のアロマコスメひとつめは、日本人なら誰もが心和む柚子の香りが特長の、「eau de NIPPON」雪のローションです。柚子の芳香成分には落ち込んだ気持ちをもち上げてリフレッシュする作用があって、気持ちを穏やかに安定させてくれます。低温で抽出したエキスと精油、種子油がたっぷり含まれていて、みずみずしい使用感も快く、精油を香らせるだけよりもおすすめ。日中のダメージが気になるこれからの季節に使ってほしい秀作です。もうひとつ、やさしい気持ちになりたい時には「ナリン」のセンシュアルオイルを。イランイランにダマスクローズ、パチョリ、オレンジなど女性の心身のバランスに働きかけ、美しさを引き出す7種類のエッセンシャルオイルがブレンドされた、肌に直接つけられるアロマオイルです。手首や首筋にさするようになじませると、体温で香りが心地よく立ち上り、不安やイライラ、強張った表情までやわらげてくれます。会社員時代、職場の雰囲気が悪い時にこっそり香らせたものでした(笑) ▼メリッサ は植物性の穏やかな “トランキライザー”どの女性も備えておくと安心なのがメリッサのティザンヌ(ハーブティー)。メリッサはフランス語でレモンバームのことで、興奮状態を鎮め、かつ気分を高揚させる作用があるとされ、フィトテラピーにおいて「穏やかな植物性のトランキライザー(精神安定剤)」とも呼ばれています。女性ホルモン様作用も備えているので、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)など生理にまつわるトラブル全般の緩和にも期待大。また、消化器系と相性がよく、ストレス性の胃腸トラブルにも力を発揮してくれます。おすすめはパリのハーブ専門薬局を目指したコスメキッチンの「コスメキッチン エルボリステリア」のもの。▼良質な “植物サプリ” で、心を整える栄養素を補給最後のご紹介アイテムは、良質の “植物サプリ” 2点。心への影響が大きく、ふだんの食生活で十分な量を摂りにくい「γリノレン酸」と「微量ミネラル」、バランスのいい摂取が不可欠で、ハッピーホルモンの材料にもなる「必須アミノ酸」を補給してくれるものを選んでいます。私は生理予定日の一週間前から、γリノレン酸を含むイブニングプリムローズ(月見草)のオイルカプセルを摂ってPMSと生理痛を予防。また、「ナチュラルコスモ フィト」のAFAブルーグリーンアルジー イージータブレットを、食事のコントロールがしにくい時のレスキューとして常備しています。AFAブルーグリーンアルジーは、植物と動物すべての祖先といわれるバクテリアの一種で、人体に必要な20種類のアミノ酸すべてと、豊富な微量栄養素を含む注目のスーパーフード。今年の4月に発売されたばかりのこのタブレットは、基剤にとうもろこしタンパクを使うなど安全性にもとことん配慮したこだわり派で、北欧テイストのデザインもかわいく気に入っています。■ “雰囲気美人” は無理せず自然に、心地よくいつもいつも上機嫌でいるのは難しいし不自然だけれど、無理をしないで心地よくいられたらそれが一番ハッピーですよね。ストレスフルな社会で毎日がんばっているのだから、もっともっと植物の助けを借りましょう。自分もまわりも快い気分に満たされる、そんな “雰囲気美人” が日本中に増えますように。問い合わせ:・ネオナチュラル(eau de NIPPON) ・ナリン ・コスメキッチン ・ナチュラルコスモ
2016年05月09日植物の力は、私たちの元気ときれいにとってなくてはならない存在。その穏やかで頼もしい働きかけに、 “困った時のレスキュー” としてついつい頼ってしまいがちだけれど、その力を知れば知るほど思い至ることがあります。植物は決して魔法のような万能薬ではなくて、ふだんの体作りこそが元気ときれいの土台であり、そのことを大切にしている体にこそ、植物は最大限の力を貸してくれるのだと。前回の「呼吸による十分な酸素の補給」に続いて、今回は細胞を元気にする両輪のもう一方となる食事について、そして日々の食生活をサポートしてくれる「植物のおまもり」をご紹介いたします。■長く食べ継がれてきた「旬の食材」を選ぶ溢れかえる世界中の食べものに、新作が続々登場する美容・健康食品、多種多様なダイエット法や食事法。意識の高い人ほど惑い、「あれもこれも食べなくちゃ」「あれはダメ、これもダメ」と窮屈になったり、失敗したり続かなかったりすることが多いのではないでしょうか。私自身、自然食を徹底していた母のもとで育ったものの、反動でジャンクフードを食べすぎて、体調を崩したことがあります。女性誌の美容担当になってからは「これは!」と思う食事法や美容・健康食品を積極的に試し、失敗や行き詰まりをくり返しながら“自分にとっての正解”を探しました。 同時に仕事を通して植物や自然の力を学び、心身の揺らぎに悩まされなくなった今、私の中で確かな指針はたったひとつ。“自分の住まう風土で長く食べ継がれてきたものを選び、食べ方に倣う” という、とても当たり前のことでした。食事は体を作るとともに、体と外の環境を調和させるもの。そして、長く食べ継がれてきたものは体に消化・解毒システムが備わるため、内臓に過度な負担がかかることなく、効率よく栄養を摂取できます。すると体調を一定に保つホメオスタシスが安定し、免疫力が高まって、元気ときれいをキープしやすくなっていきます。それを踏まえ、私の食事の柱はこの2つ。1)お米と味噌、出汁をベースに “旬の食材” をなるべく丸ごと、シンプルにいただく2)食べたいものは我慢せず、“毒消し” で相殺する1)の食べ方はアミノ酸のバランスがよく、旬の食材は栄養価とおいしさに優れているので、続けていると心身が落ち着いてきます。自分の体が喜ぶ食べもの、食べ方、食べる量が自然とわかるようになりましたし、本物の調味料でシンプルに味付けした料理は滋味深く、ひと口ずつ丁寧に噛み締めて味わうから唾液で消化が促進され、胃腸がとても楽になりました。■食材のマイナス面を打ち消す「植物のおまもり」2)の “毒消し” というのは、ある食材のマイナス面を打ち消す食べ方で、これも昔から利用されてきた “植物の知恵” 。お寿司のわさび、お刺身の薬味などがわかりやすいでしょう。私は甘いものが大好きで、時々脂っこいものを食べすぎたり、お酒を飲みすぎることがありまして(同様の方、きっといらっしゃいますよね)、そのダメージが次の日に残らないよう、常備しているものがいくつかあります。次ページで、その3つをご紹介します。 疲労回復や風邪予防などに「古式 梅肉エキス」もっとも頻繁に、長くお世話になっているのはなんといっても梅干し。自然療法においては疲労回復や胃腸の不具合、引き始めの風邪の対処にと “薬” のように重宝する存在で、甘いものを食べたあとにひとつ食べておくと、頭と体が重くなるのを防いでくれます。青梅をじっくり煮詰めた「古式 梅肉エキス」(90g ¥3,942~)は、その強力版。とんでもない酸っぱさで、大豆粒ほどの量をなめただけで全身の細胞に喝が入ります。どちらも昔ながらの製法で、きちんと作られたものを選ぶこともポイントです。胃もたれには、グラス一杯の「ホットレモン」揚げもので胃がもたれた時、吐き気がする時にテキメンなのは、フレッシュなレモン半分を絞り、お湯を注いだカップ一杯のホットレモン。レモンには油脂を分解する胆汁の生成を促し、毒素を排出する作用があると言われていて、飲むと胃の不快感がすっとやわらぎ、楽になります。疲れた時や、目覚めがすっきりしない時にもおすすめ。食べ過ぎには、ペパーミントの煎じ薬をそして食べすぎてしまった時、無性に飲みたくなるのが消化をサポートしてくれるペパーミントの煎じ薬です。水から火にかけ、沸騰したら火を弱めて5分ほど浸出。カップ2杯くらい飲むと、胃の中を洗い流してくれたかのようにすっきりしてきます。私が常備しているのはパリのハーブ専門薬局のものと、「JOE’S TEA」のPROPER PEPPER MINT(15袋 ¥2,000)の2種類。■「植物のおまもり」を備えつつ、理想はケア要らずの体こうしたこまめなケアと、自然に寄り添った食事を続けていると自然の移ろいへの感受性が高まって、自分の体が欲すること、 “体の本当の声” が聞こえるようになっていきます。そうなればケアはより適切になり、植物の効果実感は増し、元気ときれいのアベレージが底上げされる。そう、目指すは植物のおまもりを備えつつも、ケア要らずの体。それが私の考える、フィトテラピー流 食事の流儀です。・古式 梅肉エキス(梅丹本舗) tel. 0120-89-2468 ・JOE’S TEA
2016年04月18日女性が健やかに、美しくあることは家族と社会を明るく照らす、温かい光のようなもの。だからいつも労わり、丁寧に磨いてキラキラと輝いていたいのだけど、家事に仕事に周囲とのお付き合いにと忙しく、自分のケアに手が回らないことも多いですよね。まわりを照らす光のような美しさは、内から溢れる生命力を抜きにしては語れません。そして、ストレスに満ちた社会でそれを保つには、内から外から支えてくれる植物の力が欠かせないことを、日々実感しています。植物には人にとって有用な、解明しきれないほどの成分が含まれていて、薬草を用いた治療は長く医療の中心でした。今ある症状には瞬時に、根本の要因には包括的に働きかける植物の力は、性質的に揺らぎやすい女性にとって、心地よく頼もしいおまもりのような存在。私たちの体に備わった生命力が息を吹き返す「植物のおまもり」と、その力を余さず受け取り、心と体がどんどん楽になっていく「元気ときれいのための基本の知恵」を、このコラムを通してお伝えできればと思います。■「呼吸」することは、細胞を元気にすること第一回は、体の根本である細胞を元気にし、ケアの効果ときれいのレベルをぐんと高める「呼吸」について。ご存じのように私たちの体は、ひとつひとつの細胞が栄養と酸素を材料にエネルギーを作ることで成り立っています。細胞に十分な栄養と酸素が行き届いていれば体は滞りなく機能するのですが、酸素が不足すると細胞の力が衰え、あらゆる機能が低下して胃腸や自律神経、ホルモンのアンバランスなどへと繋がっていき、きれいと元気に影が射します。そして、酸素不足のままではどんなケアをしても、本来の効果が得られないのです。現代社会は様々な要因で呼吸が浅くなりやすくて、私たちは気づかないうちに酸欠が常態になっている可能性があります。だから、きれいと元気を保つためには何よりもまず、鼻からの深い呼吸でたっぷりの酸素を取り込むことが重要なのですが、わかっていても常にコントロールするのは難しいもの。■心地いい香りが自然と呼吸を深くするそんな時こそ、植物の出番です。脳は「心地いい」と感じると、それを積極的に取り込もうと体を機能させますから、シチュエーションや時間帯に脳が喜ぶアロマを利用し、 “体が自然と呼吸したくなる” 環境を作ってあげればいいのです。例えば、私が実践しているのはこんなこと。 ■朝の頭をすっきり・クリアに 「ユーカリ」朝は頭をすっきりとクリアにしてくれるユーカリのエッセンシャルオイルをオーガニックコットンのマスクに1、2滴垂らし、香りが消えるまで芳香浴。電車やオフィスでもまわりに気づかれずにできますし、オーガニックコットンの温もりによるリラックス効果と相まって、自然と呼吸に集中できます。打ち合わせや会議の前、風邪を引きそうな時にも重宝。私が使っているのはパリのエルボリストリー(ハーブ専門薬局)のものですが、日本で買うなら「フィトサンアローム」や「パーフェクトポーション」がおすすめです。■午後の眠気には「カレンドラ マッサージオイル」ランチの後、14時から16時までの眠くなりやすい時間帯には、穏やかなリフレッシュ効果をもたらすレモンと、ストレスをやわらげ呼吸器系をサポートしてくれるリツェアクベバを配合した 「ヴェレダ」の「カレンドラ マッサージオイル」(100ml ¥2,600/2016年4月27日発売)。500円玉大くらいを手にとって、顔の前で両手をこすりあわせながら甘酸っぱい香りを楽しみ、そのあと首筋とデコルテにゆっくりとさするようになじませます。体温でやわらかに立ち上る香りが続き、気持ちを明るく、肌をなめらかに整えてくれる一石二鳥の方法。■夜、リラックスモードへの切り替えにそして夜、家に帰ってリラックスモードにスイッチを切り替えたい時に使うのは、鎮静と浄化作用を兼ね備えたアロマスプレーです。その日の気分や体調によって2種類を使い分けていて、ひとつは樹齢250年以上(!)の青森ヒバから抽出した蒸留水と精油から作られた「Cul de sac - JAPON」のルームスプレー(100ml ¥2,600)。まるで森の中にいるかのように空気と心を浄化してくれ、深い深い落ち着きをもたらしてくれます。もうひとつは、フィトテラピー(植物療法)とナチュロパシー(自然療法)を学んだ女性が立ち上げたブランド、「ソテディ」のアロマスプレー「ピュリファイミスト」(8ml ¥2,700)。マグノリアやミモザ、ベチパーなどをブレンドした奥行きのあるフローラル系、うっとりするほど美しい香りです。どちらも自分のまわりにシュッとするのはもちろん、ピロースプレーとして使うのもおすすめで、心地よく眠りにつけ、寝ている間も深い呼吸を期待できます。こんなふうに、「しなくちゃ」ではなく「心地いいからしたくなる」と思うアイテムを選ぶのも、ケアを続け、効果を得るために大切なこと。私のケースをヒントにしていただきつつ、自分の呼吸が自然に深まる香りを、ぜひ見つけてみてくださいね。 ・ヴェレダ/ヴェレダ・ジャパン tel.0120-070601 ・Cul de sac - JAPON/Cul de Sac tel.03-6412-8083 ・ソテディ/ナチュロパシー・ジャポン tel.03-6447-7272
2016年04月04日