連載記事: “眠れない” ママたちへ

赤ちゃんがストンと眠る「入眠儀式」【 “眠れない” ママたちへ Vol.7】


就寝30分前から、整った環境で行う

入眠儀式は、赤ちゃんがいつ眠っても良いように就寝環境をきちんと整えたうえで、就寝30分くらい前から行いましょう。

毎日決まった順番、決まった手順を踏んで「いつも通りの行動パターン」を淡々と繰り返すことで、体に「無条件反応」が起こるようになり、赤ちゃん自身も「ねんねの時間がきた」と感じて入眠が促進されるようになるのです。

「無条件反応」とは体に刻まれた習慣で、有名なところでは「パブロフの犬」の現象があります。犬にエサを与えるときにベルを鳴らすことを続けると、ベルの音を聞いただけで犬はよだれを流すようになるというものです。


おやすみの挨拶ツアーをする

言葉が話せる子なら「おやすみ」という言葉を入眠儀式のツールとして活用するのはとてもおすすめです。

ぬいぐるみと一緒に眠る女の子

(c) JenkoAtaman - Fotolia.com



家族だけでなく、大好きなぬいぐるみやおもちゃ、宝物など、大切にしているすべてのものに「おやすみなさい」という言葉をかけます。ママはそれに対して「おやすみなさい」と一つひとつ返してあげましょう。

また、ママと一緒に「あくびごっこ」をするのも効果的です。本当にあくびが出なくても、あくびをするフリだけで実際に眠気が強まり、入眠がスムーズになるので、ぜひ試してみてくださいね。

入眠儀式は毎日継続することが大切なポイントですが、赤ちゃんが眠そうにしていたらそのタイミングを逃さないようにするほうを優先し、無理に入眠儀式は行わなくても大丈夫です。

赤ちゃんが眠ったあとは、ママも自分なりの入眠儀式を行い、スムーズな眠りを得られるようにしましょう。


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