「自分の顔への憎しみがピークに…」女性の整形級メイクが106万回再生、「目の大きさ違う」ナチュラルに”大化け”
――SNSでは、メイク方法のほかにも「今は令和、誰かをブスと言わなければ主張できないかわいいなんて捨てろ」「消えないほっぺのクレーターはお月様の証」など、ルッキズムに対してポジティブな考え方も提示されていますね。
「私は“かわいくなるための努力”は、完全にポジティブな理由で行われるべきだと思っています。強迫観念的な気持ちを動機とした努力は絶対にどこかで破綻するからです。今の自分も素敵だけど、もっと素敵になりたい。そういう気持ちでする努力でないと自分も他人も傷つけてしまう。だけど、誰かに容姿を悪く言われる経験は、ネガティブな動機や強迫観念を誘発してしまうんです。こんなにルッキズムが蔓延っている時代だからこそ、『容姿を悪く言われる』という経験をする人が少しでも減ってくれたらいいなと日々思っています」
――そんな綾瀬さんが自身を肯定的に受け止めるためにモットーにしていることはどんなことですか?
「とにかく自分を責めないこと! 私って本当にいい加減な人間で『これくらい勉強しよう』とか『このお菓子は食べないでおこう』とか、自分との約束をすぐ破っちゃうんです。その度に自己肯定感爆下がりで、かなりしんどい思いをしていました。