「いつも頑張らなくても大丈夫」を伝えたい。営業職の20代女性が、味の素でウェルビーイング事業を立ち上げた理由
に応募・採択され、LaboMeを立ち上げました。
――プログラムに応募したきっかけは?
新卒から営業として働いていましたが、ゆくゆくはマーケターになりたいという目標を持っていました。その気持ちを当時の上司との面談で伝えたところ、仕事は目的ではなく手段だ、と教えられました。「なぜマーケターになりたいのか、誰の役に立ちたいのかも考えてみて」とアドバイスを受け、自分のキャリアについて再考しました。その結果、自分のやりたいことを実現するために、若いうちから挑戦したいと考え、入社1年目から応募できるA-STARTERSに応募しました。
――上司のアドバイスを受けて、仕事を通して誰の役に立ちたいと考えましたか?
「自分のような女性の役に立ちたい」というのが、私の答えでした。というのも、私は中高生時代から生理が重く、PMSにも苦しんでいました。私はずっと誰にも言えなかったけど、大人になってからは「実は私もずっと悩んでいたの」と、友人の方から打ち明けてくれる機会も何度かありました。
きっと私以外にも、身体のことで悩んでいる女性はいるはず。そう思うと励まされる気持ちもありましたし、そんな女性たちの役に立つ事業を始めたいと、LaboMeの構想を練りました。