「いつも頑張らなくても大丈夫」を伝えたい。営業職の20代女性が、味の素でウェルビーイング事業を立ち上げた理由
その認識をすり合わせていくのは大変なことではあるのですが、それぞれに違う前提を持っている人々の意見を理解し、聞き入れていくことも、LaboMeの成長に必要なことだと思っています。
チームメンバーにも、味の素の研究所で働くメンバーや、後輩にあたる年次の社員、社外の方など、いろいろなバックグラウンドを持つ方がいます。当初はお互いにうまく意見が言えない時期もありましたが、実際にLaboMeを受け入れてくれた会員の方々と交流する中で、メンバーの目標も一致するようになりました。会員の方々もチームメンバーにもそれぞれの個性があるので、自分とは違う意見も、大切な目線として捉えていきたいです。
――LaboMeが考える「自分の身体と向き合う」ことの意義とはなんですか?
体調の揺らぎは、年齢とともに感じる機会が増えていくものです。完全になくすことは難しいからこそ、私たちは揺らぎと共存していく必要があります。体調変化と上手に付き合いながら、しなやかに生きていくために必要なのが「自身との向き合うこと」です。何かあった時にも自分なりの対処法があれば安心ですし、揺らぎを受け入れることができれば、体調の変化があっても不幸に感じづらくなります。